はてなキーワード: 次男とは
俺の中の燃え尽きたと思われた熱情を呼び覚まして、涙と共に、俺の中にまた何かを灯した。ありがとう!ながやす巧!ありがとう!浅田次郎!
ながやす巧は、20年かけてコミック化したんだ。コミックが売れなくて、貯金がなくなってもコミック化を諦めなかったんだよ!(あとがきからの受け売り)
20年の間、連載誌を替えながら、転々として話を紡いできたんだよ!きっと、その中には、人に言えぬような屈辱と、そしてそれを助ける周りからの助けもあった筈だ!その歩みが!その熱情が!その執念が!俺には、最後に石を割って故郷に花を咲かせた吉村貫一郎の生き様と重ならないでいられようか!?
(追記)
実はかなり以前に、原作浅田次郎の小説版「壬生義士伝」を買っていて、恥ずかしながら小説版の方は途中で脱落していたので、改めて少しずつ読み比べている。
当時小説版を読み進めていた時にも思ったのだが、小説版とコミック版とで、登場人物の語り口が一致している。これは、ながやす巧が原作に対して寄せているリスペクトによるものだと思う。浅田次郎があとがきで「劇画版では原作から一語一句変更されていない」と書いているが、これはウソで(笑)それなりに落とされてしまっている表現もある。一方で、コミック化にあたって、追加されている表現もあり、それが読み手に感動を与える効果を生み出している。
最終巻で、次男が記者に対して握り飯を勧めるシーンがある。ここは、小説版では、「おや、お口に合いませんでしたかな」という表現もが入るのみだが、コミック版では、父貫一郎が死に際して握り飯を与えられ、それを口にすることなくこの世を去っていったシーンが記者の回想として描かれている。このくだりの表現は、コミック作者としてのさだやす巧が浅田次郎の世界を魂のレベルで深く理解し、それをコミックだからこそ可能な形として描き出すという、異次元のイタコ芸ともいえる凄味のある場面と言えるとおもう。
「拷問」を告発した警察官の夫は逮捕され、異常者扱い――105歳が語る「冤罪」の長い苦しみ
県警は拷問を告発した山崎刑事を偽証罪で逮捕し、検察は精神鑑定で「妄想性痴呆症」の結果が出たことにより山崎刑事を不起訴処分にして、警察は山崎刑事を懲戒免職処分にした
なお、山崎刑事の自宅は1961年3月14日昼、不審火で焼失。二俣事件関連の書類も全て燃えた。小6の次女と小3の次男は「長靴の男が入るのを目撃した直後に火が出た」と証言したが、警察は次男を補導して犯人扱いし尋問した。火をつけたことが立証されなかったため次男の身柄は解放されたが、この不審火については未解決となった。山崎兵八は運転免許があるので、警察を辞めてもトラック運転手で生計を立てるつもりだったが、精神障害と診断されたために免許を剥奪された。
「所謂変質状態ノ基礎状態テアル生来性神経衰弱症」「表面柔和ニ見イナカラ内心即チ無意識界ニハ残忍性『サディスムス』的傾向ヲ包蔵シテ居リ両極性相反性ナル性格的傾向ヲ顕著ニ示ス」と鑑定した
1952年 5月31日 控訴審終了。Nに懲役15年の有罪判決。
1981年 4月27日 青森地裁弘前支部で一審終了。Nが部分勝訴。
足利事件菅家さんが刑事補償請求 再審無罪で8千万円 - 47NEWS(よんななニュース)
福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 : 少年犯罪データベースドア
犯行動機の構成と成員カテゴリー化実践 : いわゆる「足利事件」における精神鑑定をめぐって 大貫挙学 東洋大学非常勤講師 松木洋人 慶應義塾大学大学院
松木 洋人
大貫 挙学
A Hearing Like No Other: US President's Son Embroiled in Tax Evasion Scandal Involving Millions, Sex Workers, Drugs
It was a hearing that could have been a captivating Hollywood movie. At its center was the son of a US President who had evaded paying taxes for several years while battling drug addiction. He also broke the law by owning a gun as a drug addict and frequently filmed himself having sex with sex workers, posting the content on the porn site Pornhub. This happened while he made millions of dollars worldwide, relying solely on his father’s name.
もともと麻薬中毒者で脱税の過去があり、Pornhubにアカウントを自ら開設し、セックスワーカーとのセックスの写真を投稿してたんだw
岸田息子を余裕で超えるモンスターだな。
忖度しすぎじゃね?w
自分が幼稚園児になり始める辺りの頃、幼稚園の門前で強烈に泣き叫ぶほど入門拒否拒絶して、無理矢理幼稚園に入れられてた記憶があるから、[^1]慣習的に教育施設に通う事になってた。多分渋々行ってる[^2] [^3]。
(親か誰かか何かに)迷惑をかけないために学校を行ってた可能性が浮かんだ。[^4]
それから考えられるであろうのは、 自分が好まない場・環境という地味に不快に耐えて学校に行き終わったら解放され好きな事していい。つまり「義務?ノルマをこなしたんだから自分の権利がある」的な。
[^5]自分は、はたして小中学校に通っていた間や授業中は、意義のある学習勉強になってたのだろうか?。
書いてて1時間ぐらい経ってた。
[^1]: なぜそれから通えていたのかよくわからないが気付いたら、それ以降からか
[^2]: 思い出してみると、小2の始めまで、登校した日の7割以上が朝遅刻してたと思う。自分でも遅刻がちょっと惨めに感じるぐらいなぜか遅刻してしまう。小1の女性の担任の先生に残暑見舞いか年賀状かのハガキで「学校に遅刻しないように」と書かれてしまうぐらい。
[^3]: 小2の時に、算数の教科書を見たか授業かで、時計の読み方を知った以降、なぜかそれ以降なにか意識が変わって、目立って遅刻した覚えがない。ちなみに発達障害でもない。教科書にはアナログ時計が載ってた覚えがあるし家もアナログ時計だった。
[^4]: 別な話として、自分が幼稚園児の時に次男の小学校不登校な様子を見て「(幼稚園に)行けてる自分は偉い?」というような事を母親に聞いた事が一度あると思う。それが関係ある話か不明だが。
[^5]: 高2で不登校退学にずっとなってる
今夏のボーナスで準富裕層(金融資産5000万円以上)になった。
正確には結婚前からの個人の貯金が3000万円と家庭の資産4000万円を仮に2等分した2000万円を足した額が5000万円になったということ。
2011年4月に修士卒でメーカーに入社(24歳)。奨学金含め借金はゼロ(学費+生活費を出してくれた親には大変感謝)だが貯金もほぼゼロ。
30歳までに1000万円貯めることを決意。
持ち株会が5%の奨励金がついてお得なので入社後すぐに開始。さらに1年目の冬のボーナスを突っ込んで数十万円から株取引を開始。
最初は個別株で勝ったり負けたりしていたが、そのうち取引が面倒になってきたので、株主優待が良さそうな銘柄を買って放置することになった。
リーマンショックの影響がまだ残っていて日経平均が10000円を切っていたところから始められたのは今思えばかなりラッキーだった。
例えばビックカメラや松屋などのこの時に買って放置している銘柄は今ではすべて2倍以上の価値になっている。
めぼしい銘柄が無くなったところで投資信託(emaxis-slimなど)にも投資を開始。
持ち株会も含めて年間100~150万円を投資に回しながら5年半が経過した2016年12月に30歳で1000万円に到達。
リーマンショックから脱して全世界で株価が上り調子だったことに加えて、日本ではアベノミクスで市場にお金が投入されていった時期と重なったこともあり、30歳までに1000万円という目標を何とか達成できた。
今後の目標を35までに3000万円、40歳までに5000万円と設定した。
2017年に結婚、2018年に娘が生まれる。結婚してからはお互いの給料は小遣い3万円とボーナスの半分を除いてすべて家計口座に投入し、家計口座から別途投資を開始。
二人とも給与は安定しているため20%貯金+80%投資で回す。コロナショックでは数百万円の含み損の時もあったが、淡々と買い増しを続ける。
お互い金遣いが荒い方ではないし、共通の趣味の旅行も子供が小さかったのとコロナで制限があったため特に厳しい節約をしたつもりは無いが敢えて多く使うということもなかった。
2021年1月(34歳)に個人2200万円+家庭1600万円(÷2)で3000万円を達成。内訳は個人が貯金100万円+投資入金1600万円+投資利益500万円、家庭が貯金500万円+投資入金1000万円+利益100万円。
最初に書いた通り、2023年6月(36歳)に個人3100万円+家庭4000万円(÷2)で5000万円を達成。内訳は個人が貯金100万円+投資入金1800万円+利益1200万円、家庭が貯金800万円+投資入金2000万円+利益1200万円。
コロナで全世界的に金が市場に投入された結果、インデックスを淡々と買っているだけなのにすごい勢いで含み益が増えていった。
40歳で5000万円の計画だったが3年近く前倒しで達成できた。仮にこれから年率3%+貯金で増えるなら、10年後の47歳で個人5000万円+家庭10000万円になる計算である。
自分は次男だし妻の方も男手はあるので親の遺産は期待しないがマイナスになる事も恐らくない。
今後のインフレがどうなるかは不明だし、未来は何が起きるかわからないものの、50歳で家庭に1億円と個人で数千万が手元にある可能性は十分高いと考えられる。
今の職場に不満は無いがめちゃくちゃ楽しい天職というわけではないし使いきれないほど金を貯めたいとも思わないので、50歳くらいでリタイアしてもう一度大学にでも行こうかと考え中。最初は理学部だったので、今度は文学部か法学部かな。
三つ子の次男を死なせて実刑判決を受けた母に、執行猶予を求める署名が2万を突破。当事者が語る共感の理由
誰かに助けを求める気力さえ持てない、逃げ場がない過労死寸前みたいな状況に置かれた気持ちが、私にはよく分かります。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c935e7de4b01b140d35d7c1
東京大学を卒業後、2005年から14年間毎日新聞社の記者として警察やスポーツ、ジェンダーや教育などの問題を中心に取材。2019年1月にハフポスト日本版に入社、「#ジェンダーギャップと政治」「#表現のこれから」、男性育休などのキャンペーン報道に携わる。2021年1月より特集「SDGs で世界をリ・デザインする」やライブ番組「ハフライブ」を担当。
結局自分は第三者なので、べつに広末氏がだれと不倫でも浮気でもするのは勝手にしていればいいと思っている。キャンドル氏がサレて憤るのも分かる気もする。鳥羽氏逃げ回ってて草、謝れる大人になれよ子供か?
確かに広末は人を魅了する才能がある、きっと異性(同性にもありうるが)に「この人は自分が守ってあげなければいけない」、と思わせる才能も持っている。その結果の男性遍歴だろうし、結婚歴だろう。これはもう開花してしまった才能なので、今更枯らすことも摘むこともおそらく難しいし、そうしたいというならば本人の努力次第。
でも結局一番つらく苦しい思いをしているのは子供だ。育児放棄はしていない、いい母親だった。とキャンドル氏は言っていたが、両親がいない間が少なくともあったはずで、その間はご長男が見ていたのだろうは想像に容易い。まあでもそんなこと実際の家族にしか分からないことなので、これは割愛。
例の会見の記事を見て思ったのは、末っ子長女はわけが分からなくて泣いている……これはしょうがないこと。長男次男が「大変だろうから母さんについていくよ」、と言ったのが気になった。一緒に様々な意見を見ていたので、経済的な理由で付いていくのでは、という憶測になるほどと思った。ATM。
父親も大変だろうにな……が第一だった。その次に湧いてきた憶測は、広末が息子たちを彼氏化しているのではないかということ。上記でも述べた通り「この人は自分が守ってあげなければいけない」という観念を、子供たちに植え付けてしまったのではないか。そうなると面倒くさい、すこぶるだるい。
ある親が保護者会に出た時、担任教師から「息子さんを彼氏と思わないでください」と言われた。というツイートをはるか昔に読んだのを思い出した(詳しくはパブサしてね)。
この先子供たちも恋愛を経験し、結婚もするだろう。でもそこに辿り着くまでに、パートナーになる人の前には「広末涼子」がそびえ立つ。しかも母親の面をした熟練彼女。どんなに付き合って一緒の時間を過ごしたとしても、広末の子供たちはパートナーよりも広末涼子を選ばれ、広末涼子と比較対照される。つらい。結婚出来ても「おふくろ」と書いてかのじょとるびがつく女が最優先になりうる可能性が高い。しんどい。
娘は分からん、母親に似るかもしれないし、母親を反面教師に出来るかもしれない。これも本人次第。
この先子供たちがいじめの対象にならないといいなと思う。親のやらかしは子供に降りかかるし、子供のやらかしは親に来る。不倫は文化なんて令和の時代に通用しないよ。
子どもって自分を育て直すためのものでも、成長させるためのものでもないですし、
そもそも健全な精神とまともな社会性を持っている人が人間の親になるってガチの奇跡なんですよ
フィクションに出てくるような見るからにDQN及び人でなし以外も、
『次女は愛してるけど、長女は愛していない』『長男は愛してるけど、次男は愛していない』と平然とやってるのは
割とどこでも見る光景
そもそも子どもを無条件に可愛いとか言っている人って、成熟している人、わざわざ職業に子どもと関わるを選ぶレベルの人よりも、
圧倒的にメンヘラが多いです
フツーに考えて欲しいんだけど、幼い兄弟姉妹や身内の子どもの面倒をみたり、外で子どもが困って助けるの見たら助けるのは、
外見や振る舞いが可愛い(自分に都合が良い)じゃ別に無いよね?
子どもの外見や振る舞いが可愛くない(自分に都合が良くない)と庇護しない・愛さないとかモロに毒親思考
あと自分に都合がいいものしか要らないって人の思考は似通っていて、かつてはペットの殺処分数と人間に堕胎数は同じくらいの数だったよ
今はどっちも減ってるけどね(なお、堕胎数の方が多いのは変わらず)
これもお送りしますね。増田の風俗嬢・アプリの立ちんぼメンタルのそれらしさはズバ抜けている
https://anond.hatelabo.jp/20200304103252
引きこもり男性のような、あからさまに態度がヤバくて入り口で拒否されるパターンではなく、
数か月した頃に「こいつ、うまく言えないけど、なんかイラつくな…」みたいになるから言語化・可視化しづらく厄介というか。
こういう子は、最初はみんな愛想よくしてくれたのに、数か月するとみんな冷たくなるという経験を何度も味わっている。
そのせいで、子供を欲しがるんだよね。子供は母親から逃げていかないから。
同世代からするとイラッとくるような人でも、子供はママしか頼れないし、ママ、ママとなつく。
だから可愛い。大人はすぐ冷たくなって離れていくけど、子供は長い期間を母親に執着するから、母親が子供に依存してしまう。
そうして、子供を作ったはいいけど夫がイラついて離婚されて…、養育費は払われず…、世代をまたいで連鎖してしまう…。
女性の弱者は初対面で好意的に接してもらえた成功体験があるのか、男性よりも孤独への耐性がなくて我慢できないのか、
人懐っこい態度や、縋りつくような態度をとることが多い。(媚びや縋りつきと同時に不快な言動もある…)
モラルがある男女からは「居心地悪そうな苦笑い」と「そっと距離置き」、
モラルない女性からは「イジメ」、モラルない男性からは「ヤリ捨て」「孕ませ捨て」をされる。
そして「悲しい」という気持ちでいっぱいになってしまって、食べ物・アイドルやアニメなどの力で悲しみを乗り越えて……
……同じことを繰り返す。
anond:20230607115912 anond:20230609192411 anond:20230609222500 anond:20230610092757 anond:20230610050712 anond:20230610121215
同県内の比較的離れた地域から知人伝で来た案件。概況は以下の通り
流石にもう来ないと思うけど、また見合いオファーが来たら「息子はゲイだ」とか「無精子症で婚約破棄になった」とかガチのウソをつかなければならなくなる。
いくら「大人全員で子ども全員を育てる」といっても、「子どもが別にどう育ってもいい」なんてことはない。
長男は跡取りで、次男以下は独立を目指し、長女以下は嫁いでいたわけだ。
つまり親も周囲の大人も、子どもをどう育てるのかわかりやすかった。
例えば農家なら、長男は農業を学び、次男以下は独立するための何かを学び、長女以下は花嫁修業を学ぶ。
親も周囲の大人も、そうなることを期待するし、そうなるように躾をする。
「立派な農家になれよ」「家を出るなら手に職を付けないとな」「良いお嫁さんになるんだぞ」
という感じで、誰もが納得していた。
長男の才能は優しいところではないかと思う。おもちゃを貸したり順番を守ったりは苦手ではあるが、悪意があってやってることではない。必要以上に追撃しないし、嫌なことがあっても八つ当たりもしない。
その点、次男なんてひどい。
妻に叱られたり、iPadがうまく操作できなかったりすると、床にモノを投げつけたり、床や家具を殴って当たり散らすのだが、ときに長男やパパ(自分)を殴りにいく。
不意に理不尽な頭突きや体当たりを食らっても、長男は基本的に無視である。力加減によっては
「わけわかんねぇよ、なにすんだよぉ」
と困惑こそすれど、反撃しない。
極めて温厚。社会性は欠如してるけど、寝言でさえケラケラ笑う。
妻と次男は、嫌なことが積み重なると、最後に起きた嫌なことに怒りがのる。
裏ドラが乗るような感じだ。
さらに
「ワタシが怒ってるということはお前が悪い。お前が悪いからワタシは怒ってる」
という循環論法も成立してる。
も妻と次男のなかでは真だ。
これら、全部無茶苦茶な論理ではあるが、根本的には、「お気持ちは察されるべきだ」がある。
人の世の悩みの8割は、そういうものな気がする。
「愛されるべきなのに愛されない」
などなどの「~べき」論が脳内にあり、それが満たされない矛盾が、怒りとか哀しみとかに転嫁され噴出する。
長男は共感力が弱いので、「共感しあって当たり前」がない。素直に喜び、素直に甘え、素直に怒る。
猫が獲物咥えて自慢しにきて「ほらみて!」とする感じ。無視されると「もっかいやるからほらみろ!」と次は力に訴えてくるけれど、怒りの対象は見てくれなかったという事象に向いていて、気持ちを察してもらえなかったことには向いてない。
そんなんじゃないと思う。
とりあえず小学生入学時点じゃ支援級とかなんじゃないだろうか。
喋りだせば早いんじゃないかとか、オムツは自然に取れるんじゃないかと思ってもいるのだけど、裏切られ続けて今に至ってる。
英単語や英文を覚えてタイプしたりするけど、将来の英語の成績とはつながらないだろう。語学って、そういうものじゃない。
早く数字を理解してるからって、数学に必要な才能もそういうのではないと思う。記憶力がいいし法則の理解は早いから、そこそこの秀才にはなれるかもと心の中で期待してるのは否定しない。
知育コンテンツが好きで勝手に覚えるということは、算数が苦行には感じないのだろうし、勉強が好きな子になればワンチャンってくらい。
でも、どうしても吐き出したくてもう一度載せる。何通か書いたものをまとめて載せる。追記の項に書いたけど、吐き出したいだけで、それ以上の意味はない。
思うままに書いたエントリを縦につなげただけなので、論理構成は無茶苦茶。
長男が発達障害だ。療育手帳は上から3番目の等級。これは、身体障害で言うと指の欠損とか嚥下障害とかと同じくらいの重さ。ただ、どこがどうと言うと、説明が難しい。
多動でもなければ注意欠陥でもない。ステレオタイプな目を合わせないような自閉症ではない。むしろかなり人懐こい。
知恵も遅れてなさそうだし、人と目を合わせられないとかでもない。
説明しやすい違いというと、喋らないことだけだ。5歳が近づいてなお、意味のある単語は喋らない。イーッ!アーッ!ばかりだ。手帳はほとんどそれで貰えたに近い。しかし、言葉を喋らないことは、育てにくさの一端でしかなく、本質じゃない。
彼の場合、ただただ、コミュニケーションに対する考え方が、行動が定型児とは違うのだ。無敵の人なのだ。
みな「うちの子もそうよ」みたいな話をする。そりゃ、どの子だって、自分の世界に入って周りの音が聞こえないことってあるだろうさ。我を通したいがためにスーパーで寝転がって駄々をこねるということもあるだろうさ。でも、頻度と質が違うんだ。
彼は楽しさを共有しようとする意思がある。テレビをみて、今のみたか?というふうに視線を送ってくる。無視していると、髪を掴んで強制的に鑑賞させられる。
その一方で、他者からの働きかけには興味がない。まず名前を読んでも反応がない。問いかけに対する反応もない。聞こえてないわけでも理解してないわけでもない。なぜなら、自分の利害と一致するような言葉はちゃんと拾うのだ。「買ってあげるから(スーパーの)カゴに入れて」とか、「児童館行くからおいで」という言葉にはちゃんと反応する。
そんななので、口頭試問という手段が使えないので、知能を測ることは難しいんだけど、親バカだがむしろ賢い。ひらがな、カタカナ、アルファベットは2歳くらいから読めてる様子。3歳になるとPCのキーボードでタイピングするようになった。数字は100くらいまで理解し、足し算のような演算記号も理解してる様子。機械の仕組み、道順、人の顔もすぐ覚える。
知能が測れないというのは地味に厄介だ。
何ができて、何ができない、何を知ってて、何を知らないのかが親にわからない。
ある日突然できている。いきなり意味のある文章をタイピングしたり、いきなりそれとわかる絵を描いたり、いきなり1人で着替えてる(もう一度してと言ってもしてくれないし、再現されることはまずない。いまだに手で食べ、オムツで、着替えは人任せだ)。
しかし、嬉しい驚きばかりじゃない。むしろ、それが一番困るところだ。
1歳で1人で外に出た。3歳くらいのとき1人でスーパーから消え近くの踏切にでた。やはり3歳で包丁で野菜を切ってたこともある。
目を離した親が悪いというけれど、本当に、「ある日突然なにかができてる」なのだ。
そして、これが特徴だけど、どんなに怒鳴っても、ほとんど響かない。嫌われることへの恐怖心というものが皆無だ。すごい剣幕に、近くにいた次男はギャン泣きなのだが、当の長男はというと、なんか耳元でうるさいなくらいの顔しかしない。
拳や足による制裁が加わっても、なにか面白いものを見つけると、次の瞬間に天使の笑顔である。憎しみや怒りに対して笑顔をぶつけられるチートスキル。明らかに不機嫌がおさまらず噴火寸前触るな危険な妻にも、キャッキャ寄っていく。価値判断が自分が楽しいかどうか、自分がしたいかどうかだけで、他者評価を一切気にしない。つまり、無敵の人なのだ。
袋詰めの一瞬の隙をついて、消えた。まさかの店外に出ていて、近所の踏切で確保された。何人かの大人に囲まれ詰問されていたが、喋れない。警官が駆けつけたところで、パニックになった妻が到着。地獄絵図だったそうな。
本人的には「俺は一回くれば道くらい覚えてるからさ、1人で踏切にくらい行けるし、車道や踏切の中で止まるほどバカじゃないよ」
って喋れたらそう言ってるだろう。
自分は、彼のことを95%くらい信じてる。口頭試問できないが、かなり賢い。たぶん信号を理解してるし、車道や踏切というものをたぶん理解してる。でも5%くらいは信頼できない。5%、つまり20回に1回はなにかある、そのくらいの信頼度だ。そういう意味でも、親は子供の「はじめて」の側にいたい。何度かの練習で失敗を繰り返し、99.99%成功、万が一くらいの危険度になってようやく1人でやらせたい。だが、彼の初めては、常に突然だ。気がついたらなにかしてる。無敵の人だからだ。幸いに事故はないのだけど、大人がすり減る。
こだわりの強さの話をしよう。
こだわりとわがままは違う。
我が家の場合、定型っぽい次男のイヤイヤ期のほうがよっぽど理不尽だった。
例えば、次男が牛乳のお代わりを要求するのに対し断ったとする。イヤイヤ泣く。渋々お代わりを与えても、「欲しかったのはさっきの瞬間で、今じゃない!あの時の俺の気持ちをどうしてくれる!」みたいな泣きがはじまる。
発達っ子の長男は、こだわりは絶対に譲らない。どんなに拒否されても、コンコンと要求を取り下げない。激しく叫んだり暴れたりしても、パニックではなく、伝えるためにそうしてるだけだ。30分でも1時間でもやめない。ちゃんと要求さえ通れば、それきりだ。要求を飲んでくれたことへの感謝もなければ、要求をしぶられたことへの恨みもない。
他のことに気を逸らすことが非常に困難で、まず無理だ。いわゆる子供騙しが通用しない。
本当に、無敵なのだ。
この子の母、自分の妻は、長男と180度違う。妻の性格はちびまる子ちゃんみたいと言えばいいだろうか。おだてられたら調子に乗り、怒られたら凹む。他人の成功を妬んだり、目の前の餌に釣られたり、ふと冷静になって後悔したり、劣等感にさいなまれたり、仏様に憐れまれそうな典型である。
妻は憐れな衆生の1人、お気持ちファーストなので、妻が長男を叱る時、響かないのはストレスらしい。凹ませるのが目的じゃないって正論を言っても、理性ではわかっても行動をアップデートできない。反省の色が云々は裁判官でも言っちゃうので、怒られてすぐヘラヘラされて正気でいるのは、解脱が遠そうな性格の妻には無理のようだ。
妻と衝突した時、次男は判断が気持ちできまる。こんな気持ちにさせられたという自分の気持ちがファースト、相手が怒ってるどうしようという相手の気持ちがセカンド、それを天秤にかける感じ。多くの場合、なぜ怒られたかすら理解してない。
対して、長男は、「かくあるべし!」っという戒律じみた強い信念と、好奇心が行動規範。話が聞こえてないわけではない。そもそも悪いと思ってないとこはなにを言われても取り合わないが、失敗(はしゃいで走って牛乳をこぼしたとか)を咎められると、バツが悪そうな顔をする。言葉は通じてるのだ(自分でタオルを持ってきて拭きはじめるが、拭き終える前に別のことを始めるのだが)。
どっちかっていえば、長男が人類のあるべき姿で、定型の定型たらしめる妻と次男の人間臭さこそ、現世の生きづらさな気がするのだ。長男はこだわりや好奇心の邪魔をされなければ、妻や次男に八つ当たりや理不尽な攻撃をされてさえ、「やれやれだぜ」くらいの顔しかしない。
でも、悟るのは成人してからにしてもらわないと困る。お釈迦さまだって結婚や育児が一段落してから出家したように、まずは社会通念に従ってくれないと、この世で生きられない。
社会のルールとか、貨幣制度というのは、幻想を共有することだ。長男はその能力が著しく低い。「僕が鬼で君が隠れる。見つかったら負け」こういうのはたぶん長男は理解しない。というか理解する必要性を感じない。鬼とか負けというのは、幻想だから。
理解するとしても、アルゴリズム体操のように、そういうアルゴリズムとして理解して、前後の文脈や場の空気からの理解じゃない。
長男はよく星のカービィ(WiiUのバーチャルコンソール)をしてるのだけど、ライフがゼロになるとか穴に落ちたら残機が減るというのは理解する。なぜなら、幻想じゃなく仕様だから。ゲーム機の充電、ゲームを起動、多彩なアクション、テレビゲームのルールこういうのは得意。
社会のルールは理解しないくせに、長男独自の数多のマイルールに縛られてる。多くの人がキッチンスポンジのほうが便器より汚いといわれても便器を舐められないように、長男としては譲れないポイントがそこらじゅうにある。親は全てに付き合わされる。例えば、妻がどんなに怒り心頭してても、次男が頭から流血してても、散歩のルーチンは譲らない。
それに加えて、子供の好奇心と目覚めた知能をフル活用した想定外の行動を起こす。無敵の人だから叱ることが抑止力にならない。
よく発達障害について、こだわりが強いとか、注意散漫とか、他人の気持ちを理解するのが下手とか、そういう説明がある。
言葉としてはあってるけど、ちょっとズレてる。そんなもんじゃなくて、生物として、もっと基本的なところでなにか違う。
天才も多いと言われるけど、たぶんそれも違う。認知や学習の方法が全く違うから、定型の知能と長男の知能の優劣はつけられない。
たぶん、長男は学業優秀に育てば、国語のテストで満点を取れるようになったりはするだろう。でもそれは文章は理解できるというだけだ。心がわからないというのではない。小説や映画に感動できるようになっても、この子が物語から感じる感動の質は、定型の人のそれとはおそらく違うと思う。寄生獣という漫画で、犬を看取った直後に、その犬をゴミ箱に捨てるシーンがある。ヒロインが「あなた普通じゃないわ」と言うが、主人公は「死んだら肉だ」と噛み合わない。この子は将来、そういう違和感を周囲に与え続ける。
どこまでいっても彼は異星人だが、寄生獣のミギーのように愛される存在になってもらいたいと親としては思ってる。
定型児は、音声の模倣から入る。最初は原始的なオウム返しだけ。そこから、過去の経験、前後の文脈から、それらしい語をつないで出力するようになる。
GPTのモデルと同じ。次にくる語を確率的に予測してつなぐだけ。「吾輩は」の後には「猫である」がくる。そこに理由などなく、確率論、経験則で。でも、それを高度に行えるようになると、知能と呼べるような振る舞いになる。
定型児の知能の獲得はコレに似てると思う。
ヒトは噂話をするために言語をさせたという説がバカバカしいが一番有力らしい。
サルの毛繕いのような、コミュニケーションをとりたがる本能があって、その延長に噂話、言葉と言葉をつなぐことによって、知能と呼べるようなものが生まれたと考えると、なるほどと思う。
定型児は、自分の言葉や行動が、前後の文脈や周囲の空気の中にから紡がれ、その言葉や行動が他人にも自分自身にも影響することを意識する。
知恵がつくから意識するのかと思ったが、GPTの仕組みを聞くと、意識することそのものが知恵の本質のように思う。
少し別の話。
長男の前で、ぬいぐるみを手に持ってぬいぐるみが喋ってるふうにして喋ると、怒る。
定型児にはごっこ遊びでも、彼にとっては「嘘」なのだ。やめろ気持ち悪いと感じてる様子。
ホモサピエンス全史がいうところの、「妄想を信じる力」が抽象的な概念の獲得なら、長男の知能は頭打ちしそうなんだけど、むしろ数字や文字は幼い時から好きだった。
どういうふうに育つのか、親としても興味はある。
ここ2週間くらいで、ようやく強く呼べば名前に振り向くようになった。
今までは、用があるときは長男から働きかけてくるが、こちらが何を言っても無視だったものが、進歩だ。
遊びに行った先でもう帰るよって言っても、抑えつけて車に放り込んで車が動き出すまで聞かなかったものが、すんなり諦めるようになった。
彼なりに、成長してる。
この駄文は、発達障害育児エントリに触発され沸き上がった心の叫びでしかないので、何が言いたいかわからんという感想はごもっとも。
目を離さない以外できることがない。
あと、言わせて欲しい。
座って待ってられるようになって食べられる食材が増えたら子連れで外食に行けるようになりたい。
列に並んで待てるようになったらテーマパークに行きたい。
「昼ご飯、作りたくない」
滋賀県に住む70代の男性は、妻の言葉に驚いた。60歳で定年を迎えた後、雇用延長で66歳まで働き、退職してから間もないころだった。
専業主婦の妻は、昼ご飯を前夜の残り物やパンで済ませることが多かったという。
妻は思ったことは素直に口にする人だ。3食分を作るのは、めんどくさいのだろう。好みではないメニューでも文句を言うことはなかったが、「しょうがない」。そう思った。
妻は、続けて言った。
「週に3日は外に出てほしい」
定年後の生活、イメージしていますか。 思い描いていた「リタイア後」の暮らし、過ごせていますか。 仕事に身をささげた日々が終わって、ほっとする暇もなくやってくる「クライシス」とは。記事後半で、「充実した定年後ライフへのヒント」も紹介しています。
こちらは、「きつい話だ」と思った。でも、けんかをしても仕方がない。できるだけ外に出るようにした。
コンビニで昼食用のおにぎりを2個買い、電車で京都へ。京都御苑や植物園、寺や公園のベンチで昼食をとった。電車賃がかかるから、昼食代は節約せざるを得なかった。
現役時代は昼ご飯を1人で食べることがよくあった。寂しさは感じなかった。
でも、同世代の高齢者が孫を連れて一緒に食事をしている姿を見ると、うらやましく思うこともあった。孫は2人いるものの、いま食べている自分は1人だ。
思い描いた「退職後」とは違った。
「週3日のノルマ」はきつかった。
地域活動や仕事を探しても、趣味に合わなかったり、場所が遠かったり。活動が月1、2回と少ないものもあった。最低週1回は活動しないと予定は埋まらない。
知人がいない場所に1人で足を運ぶのは面倒だ。体力の衰えを感じることもあり、次第に探す気持ちさえ起きなくなった。
そのうち、お金があまりかからず、外で時間をつぶすことができる方法を見つけた。
最寄りのJRの駅から電車に乗り、琵琶湖を一周ぐるりと回って、最寄りの手前の駅で降りる。鉄道ファンに親しまれる「大回り」という乗り方だ。
コンビニで買ったおにぎりとお茶、小説などを持参し、3時間以上かけて回った。料金は1駅分だけ。時間つぶしにもってこいだった。
「何をして過ごせばいいか、わからなかった。電車はちょうどいい書斎だった」
福井県でサラリーマンの家庭に次男として生まれ育った。大阪の大学を卒業後、京都の機械メーカーに入り、設計や開発、企画に携わった。20代で結婚し、娘が2人いる。
長いサラリーマン生活で、いま暮らす街をよく知らないままだった。退職前は、県外での単身赴任が10年以上続いた。
一人暮らしを心配し、妻は時折単身赴任先の家に来て掃除などをしてくれた。けんかをすることもなかった。
ただ、思えば、単身赴任の間…