はてなキーワード: 両刀とは
655 :風と木の名無しさん:2009/04/18(土) 12:15:25 ID:NdBGNMk3O
652
自重できない腐女子達がゲイのための板やスレまたはコミュニティー等を土足で上がり込んでメチャクチャにしたからだよ
656 :風と木の名無しさん:2009/04/18(土) 16:06:12 ID:Mfh3vc5b0
ちょ、ゲイにとってBLって『未開のマヌケなクロンボ土人』レベルに酷かったの!?
著作権はね・・・つか手ブロとか、つべニコ動での腐全開はどうなのと思う。
色んな人が見に来るのなぁ。
そうそう、なんでわざわざゲイコミュニティーに参入したがるのか分からない。
私も人ん家に勝手に上がりこんで騒ぐようなのは止めるべきだと思う。
つーかほんと何したいんだろう・・・・。
657 :風と木の名無しさん:2009/04/19(日) 23:47:01 ID:5lzSvREq0
なんて言うんだろうね、本当は萌えてる自分に萌えてるだけの人っているんだよね。
BLが好きなんじゃなくて、BLのコミュニティだと自分が構ってもらえるから
そんな風に構って貰えることそのものが嬉しい、構って貰える自分はここではいる子なんだってメンヘラ気味の。
より困難なところに布教する自分に陶酔したり、叩きと言う形でも大勢に自分を相手して貰えると思ってるんだよ。
迷惑な話だけどね。
658 :風と木の名無しさん:2009/04/21(火) 23:41:36 ID:AuVQT59r0
つっか801に影響された思慮とモラルの無い精神的に未成熟な女子が、
勝手な自分の思い込みと妄想を直接ゲイのところへ持ち込んで嫌がられ
まくってるってことでしょ?
もちろん801板の住民もやってると思うよ。
迷惑かけてる連中がいるというのを否定するつもりも擁護するつもりもない。
リアルに興味もないし、リアルの人を刺激しないように気を使ってる腐女
今、801が間接、直接に感心ない人に迷惑を与えるってことに無自覚な
人が増え過ぎてると思う。斜陽の出版業界が消費の釣り堀になると見て
煽ってるのに安易に乗っかっちゃってる人多いし。
SFで宇宙人を想像して楽しんでるぶんには問題ないとしても、宇宙人の実
在を信じて他人にあなた宇宙人なの?とか言い出すと痛い迷惑な人になる
というのと同じだと思う。
659 :風と木の名無しさん:2009/04/22(水) 01:19:33 ID:BWjaYdQD0
660 :風と木の名無しさん:2009/04/22(水) 09:40:00 ID:TTgqc7sp0
日本ではまだゲイなんて宇宙人か空想上の生物か色物扱いで済ましてるが
欧米の大都市圏で今も進んでいるようにゲイリベレーションが進めば
隣の席の子がゲイだったりするのが当たり前の光景になってくるから
そんな勝手な妄想ができる余地が無くなって801は衰退せざるを得ないな
661 :風と木の名無しさん:2009/04/22(水) 23:30:09 ID:KCi3D2or0
そういう設定の未来が来たら
ただBLがより普通のエロ本とか少女漫画に近づくだけなんじゃないかな
662 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 04:51:59 ID:iQEzcw+v0
欧米だと小学生くらいから学校で同性愛について教えてるからね。
明かすとか明かさないとか言う問題じゃなくて、完全に日常の一部になってるってことでしょ。
妄想なんだけど、もしかしたら本当かも・・・って想像が入り込む余地がないほど。
663 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 12:27:19 ID:JfmwXj480
661
恋愛話したり下ネタ言ったり婚活したり色目使ったり告白したりセクハラしたり
そしてそんな話に乗ってこない人の事を陰で「あの人ホモなんじゃ?」って笑ったり
勝手な妄想を膨らませて少女漫画の主人公に仕立て上げたりするわけで
664 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 13:25:22 ID:bt7H+sv20
なんかよそ板で迷惑かけるのもわかるわ
665 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 19:32:55 ID:BbxBBFo+0
662
向こうは宗教がある分大変かもね
あと、身近にあるからやらないって物じゃないよこういうのは
663
そういうのって話せる範囲内って言わない?
妄想とか想像とかが漫画になったりアニメになったりAVになったり小説になったりでしょ
現実とは別だし、二次元で楽しむ時は三次の人たちがどうとかもう関係ないのよ
666 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 21:07:04 ID:vtFTCfu10
ゲイが自分たちに関心を持ってくれる腐女子を嫌ってるとも一概には言えないとオモ・・・
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1240454774/
667 :風と木の名無しさん:2009/04/23(木) 23:33:52 ID:JfmwXj480
665
男にとっては何でもない言葉が女にとってはセクハラだったりするじゃん
自分たちが何でもないと思ってる言動が、ゲイにどう思われるか想像できない?
668 :風と木の名無しさん:2009/04/24(金) 01:08:19 ID:bIn0uKNg0
667
同性愛者に好かれようと思って描いてるわけじゃないよ
厳密に言えば、ゲイを妄想してBL描いてるんじゃないというか・・・
女から見てキモッ!な漫画があるように、男から見てキモッ!な漫画があって
それぞれに需要があればアンチが存在してて、どこもアンチはスルー
669 :風と木の名無しさん:2009/04/24(金) 04:56:35 ID:rYmb28810
でもワラタw
670 :風と木の名無しさん:2009/04/24(金) 07:34:39 ID:MfYoJWnbO
668
アンチの為だけに存在し、アンチ以外書き込みを禁じられた場で妄想を垂れ流して
あろうことかアンチに成り済ましまでして、バレたら周りを口汚く罵り
持って生まれた性質を誹謗中傷する様な真似までしてアンチはスルー?
671 :風と木の名無しさん:2009/04/24(金) 11:05:24 ID:uiRWuU0p0
他の板でバレて逆ギレして「俺は男だが」ってやって
叩かれて追い出されて「腐女子のレッテルを貼ってくるやつがうざい!」って愚痴って
そういうことしてる人の集まりか
672 :風と木の名無しさん:2009/04/25(土) 02:25:14 ID:Z3Lz8lBz0
670
BL本の話をしてるつもりだったんだけど、違ったの?
散々既出だけどさ、そういう人はこのスレでも痛い人扱いじゃない
そいつらを弁護するつもりはないよ
673 :風と木の名無しさん:2009/04/25(土) 19:47:47 ID:nuV+hwh70
↑
つか腐女子に都合が悪いスレは、ヒマにあかせてスレ違い雑談で潰しちゃえ、
をあちこちの板でやってるのも、痛いと見られてる行動のひとつなんだけどね。
674 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 03:23:57 ID:9nukLmVl0
目立つ一部の現象を全体に当てはめて考えるのは変じゃない?
637にしてみれば腐全体が痛いって事だろうけど
だから誰かが全体の、もしくは全体が特定の誰かのケツを持つことは出来ないでしょ
それにしても不毛だわ・・・
明確な到達点がないってのは疲れる
675 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 04:40:42 ID:7+TI0O7yO
674
あんま言いたくないけどね
腐女子のそれは他と訳が違うのよ
馬鹿が一部どころじゃない
あんた含め余裕で半分以上だと思う
腐女子はその馬鹿な人間の割合が余りに高すぎる(厄介なことに当人達は自覚なし)から叩かれてるんだよ
そこをまず自覚すべき
676 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 09:19:23 ID:ogxY3r3M0
女に全然興味がなくて男に萌えてる男だけど、BLは普通に大好きで毎日好きなジャンルのサイトめぐりして楽しんでる
腐女子の独特なノリが上手く習得できないし、厳重な空気読め体制が苦手だから普段はコミュニティには参加しないROM専だけどね
他板で見かける主な腐女子臭がするレスっていうと、やたらと 文章中にネタを織り交ぜようとしてる やつとか、これは本当多い
ほかには、固有名詞を用いるときにわざわざ改変したり当て字を使ったり、意味もなく 「~じゃよ」 「~ござる」 みたいな語尾を用いたり
「流れ豚切って~」みたいに予防線張ったりして浮かないように叩かれないように空気読むことに必死になってることで逆に…… なやつとかかな
あと腐女子が日常的に使うけど男はあまり使わないと思われるであろう主なフレーズを挙げてみると
「~だよー」 「~んだ(例:~と思うんだ)」 あたりよく見かけるね、「~だが」 「~だろ」 「~しようぜ」 あたりなら男もよく使うから問題ないか
それと腐女子含めた女は「KY」って単語を当たり前のように使うけど、男がそれ見ると「KY(笑)」って小ばかにしちゃうかも、ていうかたぶんする
男と女って実際に脳の構造が違うんだから、思考回路だって違ったって何もおかしくはないんだよね、しょうがない
といっても大抵の板には腐女子がある程度の割合でいるわけで、大して取り立てられることもなくスレは進行するんじゃないかな
最後に、このレスを見て「空気読めてねーなコイツ」とか思っちゃった人ほど、男の多い板で「浮いてる」かもしれないから注意したほうがいいかもね
もちろんこの内容は男の多い板の場合についてのことであって、腐女子でない女の多い板の場合についてのことは知らない
677 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 10:34:14 ID:omVAf669O
アニヲタやジャニヲタと同じくらい腐女子には痛い人が多いと感じる。
私の勝手な推測ですがそういう人は801板でも電波放って浮いてしまってる方々なのではないかと。
たぶんどこに行っても浮いちゃう人達なうえに聞く耳持たないので手の施しようがない。
678 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 10:49:54 ID:qjGd0ihDO
675
痛くない人は目立たずひっそり萌えてる人だから他所から見てもわからないんじゃないか?
その見えないのをどうやってカウントしてどうやって割合を見積もってるのか謎。
679 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 15:19:14 ID:LVG1hdAt0
675
とりあえず彼を救ってきてくれ
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-category-56.html
680 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 18:12:23 ID:7+TI0O7yO
678
事実がどうであろうとみんながそう感じてるんだから理屈並べても意味ないよ
それに腐女子になるような思考回路の人間にはある程度の共通点や傾向があるだろ
679
そこがもうね
開き直ってる腐ってどこにいっても嫌われる
俺はここの住人だからね
直して欲しいから言ってる
681 :風と木の名無しさん:2009/04/26(日) 20:56:18 ID:zTLhZKX1O
正直どっちも同じだと思う。
空気読めない奴やガキが暴れて他所に迷惑かけ、全体が悪く見られる原因になってる。
もうこれはどうしようもない気がする。
682 :風と木の名無しさん:2009/04/27(月) 00:18:20 ID:OjtTnEoM0
680
で、彼は救えたの?
683 :風と木の名無しさん:2009/04/27(月) 01:57:47 ID:Ujr4sAQmO
682
801の
住人っていってもいくつか特定のスレに書き込むかROMってるだけだけどね
681
・どっちもどっちにしたがる
・自重できないバカのせいで(私は違うわよ)と自分を棚にあげるのが大好き
その空気読めない奴ってのが腐女子に余りに多いから嫌われるんだって
まぁ俺もこの板的には空気読めないガキに分類されるんだけど
そこはさーせん
684 :風と木の名無しさん:2009/04/27(月) 09:28:42 ID:KpmqTGzW0
801って、それが存在してるだけで本物の同性愛の人からすれば迷惑だと思うよ
ガイジンさんがつくったわけのわからない日本を描いた映画みたいなもんでしょ
あちらさんから見れば
それをわかった上で、ひっそりと萌えて楽しむというスタンスが昔の腐女子にはあったし、
迷惑かけないようにいろいろネット初心者へマナーを教えるサイトがあったりしたんだけどね・・・
あんまりおおっぴらにやるものでも誉められるものでもないっていう意識が今でもあるから、
最近の若い人のやってることも言ってることもついていけないものは感じる
685 :風と木の名無しさん:2009/04/27(月) 10:44:10 ID:M2DYE7Ih0
必死に「アタシは違う!アタシは違う!」って喚いてる人のどこが
目立たずひっそりなのか
686 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 10:45:14 ID:y4yxfAzE0
でも、念のために男口調にしておく。
833 ゲーム好き名無しさん sage New! 2009/04/27(月) 15:32:12 ID:76nPaXHAO
817
マザーはシナリオ書いてる糸井自身が腐男子だから腐を呼び寄せちゃうのは仕方ないw
3の双子はともかく2のトニーなんか幼なじみのジェフに惚れてる
687 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 13:42:42 ID:weLIHp8FO
信じられない
688 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 15:25:55 ID:y4yxfAzE0
信じられなくても実際にあることですから
でなきゃこんなスレ立たん
689 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 15:35:14 ID:+n0NchiDO
いくらでもあるよ。
みんなスルーしてるとどんどんレスして、叩かれると俺は男とか言って荒れる。
690 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 18:37:19 ID:QLz7wyG40
意外ほんとに男だったりしてね
信じてもらえなくてカワイソス(´・ω・)
691 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 20:25:40 ID:Aa/QYbyQ0
よしんば男だとしても腐女子に間違われるような書き込みをしてる時点でキモいわなw
693 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 22:52:32 ID:3wq2DQbXO
ていうかあちこちで暴れまわる腐女子のせいで普通の奴まで疑われるんだけどね
694 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 23:03:46 ID:aREi4uK/0
何でもない同士をさも恋愛関係があるかのように妄想する腐の頭ってどうなってんだ
2次元だけでやってるのはともかくとして職場でまでやるなキメェんだよ
695 :風と木の名無しさん:2009/04/28(火) 23:19:57 ID:+qoFG6zc0
696 :風と木の名無しさん:2009/04/29(水) 01:55:04 ID:HdOK0SzPO
種とかリボーンの話題出しただけで腐認定されてるのは見た事ある
697 :風と木の名無しさん:2009/04/29(水) 02:57:00 ID:wQnVp09c0
あれまだ続いてるんだなぁ
https://dic.pixiv.net/a/%E7%89%87%E6%A1%90%E5%AE%89%E5%8D%81%E9%83%8E
いい気になっている奴を絶望させて殺すのが大好きな男。「ムカついた」という、たったそれだけの理由であっさりと人を殺す。少年誌では忌避される性犯罪者でもあり、作中描写によれば両刀使いである様子。
とにかく偉そうに発言してたり自分の間違いを指摘されるとカーッとなる。
何が正しいかは興味なくてとにかく態度が気に入らなければどんなこじつけでもしてとにかくなんか嫌味言おう。
なんでもいいからけなしておこうという「その場の行き当たりばったりの衝動的発言」が目立つ。
ふっと湧いたイラっという感情を後先考えずに表に出しちゃうのが我慢できないんだろうな。
しかも、そういう感情をみんなで書きあって、さらにスターが後押しするから、ひたすら醜い感情が増幅される。
これ発達障害の特徴でもあるんだけれど、はてブをやってるとこれと同じ状態に陥りやすいんじゃないだろうか。
今日も弁護士ドットコムの件で間違いを指摘されたら顔真っ赤にして話題を逸らして元増田叩きまくってるブックマークコメント欄をみてうわあ・・・・ってなった。
たとえば被告を弁護するにしても、特に情状酌量につがなるような材料もなく、弁護しようとすれば何かでっちあげるしかなくて偽証罪を回避できず、さもなくば検事の言いなりになるしかないというように両刀論法的に詰んでいる場面でも、弁護の怠慢とかいうことで責任を問われてしまうのだろうか?
現実的にはありえないかもしれないが、原理的にはありえることだと思うのだが、そういうときの免責規定は法律の中にないのだろうか?
原理的にといえば(数理)論理学的には、論理的に反論できない論は存在しないという話もあるらしいが、もしそういう規定がないとすればこの事実を知っていてのことだろうか?つまりどんな難局でも検事の主張を打ち崩し少しでも弁護する隙があるということが原理的に保証されているということは周知の事実なのだろうか?それとも単に現実的にありえなそうだから考慮しなかっただけだろうか?それは完璧主義というイメージがある司法としてらしくない気がするが…。
そもそも「原理的に反論可能」であっても「知能的に反論可能」なのかは別の話だと思うし、やはり現実に即せばそういう規定があって当然な気がするのだけども…。
はじめに。
自カプは長寿ジャンルのマイナーカプだ。ジャンルだけなら時たまオンリーが開かれるぐらいの規模だが、自カプはPixivに三桁には程遠い二桁しか作品がない。そのうちの半分は私が書いた話だ。
ブクマは天井でも三十に届かず、一桁がデフォ。ブクマしてくれる人はいつも同じ顔ぶれで、コンスタントに活動している字書きは私ともう1人だけ。絵描きも似たようなものだ。
神字書きことAさんは普段は別ジャンルをメインに活動している。自カプを書く頻度は半年〜年に一作程度だが、作品を上げると天井に近いブクマがつく。
Aさんが最初に自カプを書いてくれたときは、純粋に自カプの作品が増えていることが嬉しかった。他の人が書いた話は滅多に読めないので、一行一行を噛み締めるように読んだ。
Aさんの文章は作中の情景が鮮やかに浮かんだ。読んだ後の余韻は翌朝になっても醒めなかった。とにかく言葉の運びのひとつひとつが美しく、私は何度もAさんの作品を読み返した。
Aさんの作品は簡単に二桁ブクマがついた。いつも私にブクマをくれる人とは違う人たちの名前が並んでいた。Aさんの作品は自カプは好きだが読む専の別カプの書き手にRTされて絶賛されていた。普段、私の書いたものには何の反応もくれない人が、Aさんの作品のことはあれこれと褒めていた。
なんだか釈然としない気持ちだったが、Aさんはそれからしばらく自カプを書かなかったので、私はAさんのことは別ジャンルの神が一瞬の気まぐれを起こしたのだろうと思っていた。
だが、Aさんは間を開けて二作目を投稿した。私は怖々と二作目を読み、うちひしがれた。相変わらず私には絶対に書けない発想の話だったし文章も相変わらず美しかった。自カプ二人のやりとりは原作に出てきてもおかしくない自然さだったし、サブキャラも魅力的に描かれていて、他キャラファンが読んでも楽しめそうな話だった。投稿後、数日して、やはり誰かがTwitterで話題に上げて「理想の〇〇だった。皆読んで欲しい」と言った。二作目にも二桁ブクマがついた。一作目はその頃にはカプタグの天井になっていた。
Aさんの書く話は短い。一作目は5000字程度だったし、二作目も3000字を少し超えるぐらいだった。しかし、私が書いた1万字よりAさんの書いた3000字の方がずっとずっと求められていたし、私の全作品を合わせたブクマ数とAさんの二、三作が等価だった。
AさんのTwitterは当然ながらメインにしている別ジャンルの話ばかりで、自カプの話は滅多にしなかった。新規の燃料があった時もそうだ。多分燃料があったことにも気づいていないんだろう。
Aさんはメインで活動している別ジャンルでも人気があり、作品を上げれば、引用RTやリプライで、必ず何かしらのレスポンスを貰っていたし、相互らしきフォロワーと楽しそうにやりとりをしていた。
Aさんは絵や漫画も描けた。小説を書いていると息抜きに絵が描きたくなるタイプの両刀らしい。私はAさんが自カプを描かないように祈っていたが、気まぐれにAさんが「自カプの話」と上げた漫画は界隈の誰かの目に留まり、RTからそこそこのいいねと「自カプいいよね」という反応を引き出していた。私以外のもう1人の字書きは「あの方、絵も描けるの!?」と心酔していた。
Aさんの画力は低くはなかったが神レベルではなかった。それでも、小説と同じく着眼点が独創的だったし、モノローグや台詞の言葉選び、コマ割りのセンスが良かった。どことなく違和感があるパースがあやしい背景の小物ひとつにも、Aさんの自カプ解釈が詰まっていた。
自カプはマイナーだから、ブクマが少なくても、反応がなくても仕方がないと思ってきたけれど、単に私が下手だから見向きもされなかっただけなのだとAさんを見ていると気付かされた。書くのがどんどん苦しくなった。私がどんなに時間をかけても、Aさんの片手間の自カプ愛に敵わないのが嫌だった。そう思いながら私はAさんの書(描)いた自カプを繰り返し読んだ。何を食べたらこんな自カプが書けるのだろうと考えながら読んだ。何もわからなかったが。
Aさんが好きだと言った作品は機会があればチェックした。本も読んだし映画も見た。別ジャンルのAさんの本も通販で買った。私はAさんのメインジャンルをよく知らないが、キャラクターの紹介が丁寧で、原作がわからなくても最後まで読みきれてしまった。
ある日、Aさんのメインジャンルと自ジャンルのイベントが同日同会場で開催された。私は自ジャンルでサークル参加していた。
一般で来ていたAさんはメインジャンルの買い物が終わったらしく、昼過ぎに「〇〇(自ジャンルオンリー)にも行ってこよ」と呟いたが、私のサークルに人が来ることはなかった。
イベント終了後、逆カプサークルが「既刊全部買ってくれた人がいたから話しかけちゃった〜」と嬉しそうにTwitterで呟いていた。なんの根拠もないが、もしかしたらAさんかもしれないと思った。Aさんかどうか確証もないのに、私の自カプ本より逆カプ本の方を手にとった、少なくとも私の本には興味がなかったAさんのことを恨んだ。
Aさんに対する私の感情が完全に逆恨みなことは自分でもよく分かっている。Aさんは純粋に自カプが好きだから、メインジャンルの合間に時間をとって何度も作品を上げているのだろうし、ただ淡々と神作品を上げる閲覧者からすればありがたい書き手だ。
それでも、私が毎日自カプについて考えていても生み出せない話を、Aさんがさらっと思いついて書き上げ、さもカプの代表作のようにブクマを取るのが許せないでいる私は、Aさんの神作品を押し流すように自カプタグを増やす。ブクマは一桁しかつかなくても。
数ヶ月前に二次創作用のツイッターで興味深い経験をしたから、ここに綴っておこうかと思う。
生きづらくなかろうか…と、感じた話で、おそらく私の二次創作への熱量なんてそんなもんで、相手にしたらとてもとても大事なことだったのかもしれない。
あるフォロワーさん(Aとする)からDMをいただいたことがはじまりだ。
ちなみに、私の二次創作垢は、ジャンルごった煮だ。そこを分かって繋がってる方々ばかり。
始まりのDMについては、私も改善できることだから、そうしようくらいで話が終わったが、以前から気になっていて繋がっていようか悩んでいたことがあるということから、Aの生きづらさや拗れさせてしまっている部分が見えてしまった。
・Aの作品に対して反応が少ないのはなぜか。Aが嫌いなのか。(TLを見逃したという理由は受け付けられない)
・嫌いな作品でもマイナージャンルにいるなら、推しカプの作品には反応をすべきだ。(自分はそうしているからみんなもすべき)
・Aは、大手にいた頃にパクリを疑われないためにと他と違った作品を書くためにと特殊設定を書くようにしているから、作風は変えられない。
以前から、自身の作品へのいいねやブクマがないことへの不安や反応がないことへの疑問を投げかける呟きはあったが、こんなにも悩んでいたのか…と初めて知った。
と、同時に、私にはこんなにも自分の二次創作へ熱量をもっていないなぁと感心した。
正直、ツイッターでのいいねやRTは、見逃した、流れたが理由だ。ジャンルごった煮のため、200も繋がりがあれば、TLは流れるし、支部にあげているならツイッターのホームにわざわざ見に行ってまで、新しい作品を確認には行かない。
Aのマイルールについては、私はずーっとツイッターにいられるわけじゃないから、見てあげられない、ごめんね…な状態だ。
私は、アラサーの腐女子だが、Aはアラフィフのサイト全盛期からの腐女子。
たぶん、ツイッターの流れとサイトの流れに付いて来られなかったのかもしれない…。
情報交流ツールとして流し見する私と反応をもらうためのツールとして使っているAと。
兎にも角にも、Aは、反応が欲しかったのだなぁと思う。
そして、他と差をつけるために推しカプの名前だけしか合っていない設定でも、書かなくちゃならないくらい、二次創作から離れられず、生き甲斐なんだなぁとも。
それに拍車をかけるように、マイナー界隈なのに、なぜか「文章も絵もできる両刀はすごい!」という風潮がでてきたのもあるだろう。
Aは、文章だけでやってきたが、その風潮にのり、自分の二次創作も!と思ったようだ。方や、私は、絵は表現方法じゃないから描かない。二次小説を気まぐれにアップする。時たま、有難いことにたくさんの人に見ていただける時もある。(ジャンル次第だけど)
ジャンルもごった煮で、思い立った時にふらっと二次創作を投下して、同人誌の原稿にも追われず(数年前に社会勉強でサークル参加して満足した)、好きかって喋って、TLにいないことが数日あったりするような私へ、
少なからず気に食わないことがあったのだろう。
いろいろしてるのに、なぜこんな奴に…そう思ったのかもしれない。
ただ……ここでやはり、Aが気持ちをぶつけた先が私だったことが、ほんとうに申し訳ないなと思った。
こんなに自分の作品を見て欲しい、サークル活動もして、絵も文も両刀になろうとするAの気持ちを想像することはできるが、理解は難しい。
これが、私のようなものではなく、同じくらい二次創作に熱量を注ぐ誰かだったら、もっとAも救われたんじゃないかと思う。
ツイッターという架空の世界で作り上げた、顔も知らない私というキャラクターに嫉妬して、ぶつけて、なのに、私には興味深い経験をしたと思われて…この食い違いがごめんねだ。
Aの生き甲斐は、二次創作であり、承認欲求を満たしてくれる誰かの存在を感じることだったのかもしれない。
だけど、私みたいな、熱量が違う相手に嘆いても、私はAの思う存在にはなれない。
だって、二次創作は他人のふんどし借りて楽しませていただいているものだ。
そんなに苦しくなってまでやらなくてもいいんじゃないかと、Aが可哀想になってきた。
改善できない旨を伝えても、Aからは、「フォローは外しません」ときた。
私のたった一つのいいねとRTでは、マイナー界隈は救えないし、狭いコミュニティの見せ合いっこなのに。
私はあまり気にしないから、そのままにしていたら、Aは二次創作作品を電子書籍化して販売をするまでに至ってしまった。
(これにも議論はあるようだが、私は電子書籍化はしてはいけないと思っている。たとえマイナーでも界隈に無用な火種は持ち込むのはどうかなと…
まぁ、正直なとこ怖くなった。公式から万が一にも目をつけられたらと)
そして、ついにブロ解をしたが、数時間後にAからフォローが来てしまった。
どうも、Aはマゾヒストなのかな?と、私のことにばかり囚われていないか?と。
最終手段は、私が消えてあげることだ。
大した熱量もなく二次創作をしている私にこれ以上、囚われていては可哀想だ。
その後のことは、特に情報ツールとしてしか使ってないアカウントに思い入れはなかったため、削除してしまっから、Aがどうなったか分からないけれど、二次創作を続けているんじゃないかと思う。
私は、変わらず二次創作を気まぐれに思いたったら、投下して、好きなことして過ごしている。
ただ、Aはどうしてあんなにも顔も知らない私に執着してしまったんだろう。
二次創作をほんとうに楽しんでいるんだろうか。
生きづらくないかなぁ…と今も思い出す。
最近、同人女シリーズという漫画が話題になっていて(やっぱり私には理解が完全じゃない部分もあったけど)、ふと数ヶ月前の経験を思い出して綴ってみた。なんの関係もないもな。
備忘録かもしれない。
よくわかるといいたいけど、俺はチンコもマンコもなめられる立場だから、「お前、きっちり理解してるのか」って言えると怪しいわけよ。
でも、あの元増田に、「オレンジイズニューブラックでちんちんボロンが無修正でうつって興奮した」とか、
「GLOWで男娼のちんこがブラブラしててテンション上がった」とか言ったところで理解されるとは思えないんだよな。
あと、中央線で両乳首を責めながら、さすってもらったって痴漢の話を嘘だと思いながら耽ってしまうとか絶対理解できないと思う。
そこに腹立つというのはすごくわかる。
ただ、変に諭すように言うのもあれだが、俺も実は経験があってさ、
ジェンダーが不安定な奴っていうのは、対外、自分の身体に理解があるって示したがるのよ。
高校生くらいの頃かな?中学生の時に男を好きになって、それが、ああそうなんだって、実感を持ち始めたとき、
俺はすごく痛々しい奴だった。
世間でいう一般的なイメージのゲイになろうとしたんだよ。実際には両刀のくせに。
悲惨なセックスをしようと、適当な男を見つけてはセックスした。
いや、もう不細工ばかりだったよ。俺自身が不細工だったからさ。
ハッキリ言って、今考えると惨めだった。
でも違かったんだな。そもそも、俺は男とのセックスも女とのセックスも考えるって時点で、バイだったわけだ。
そういうのがわかったのは本当にここ最近のことだ。
12年間かかった。自分のセックスを、ジェンダーを見つめるのに。
14の時に男が好きになって
18の時に50のチンコ吸って
そうやって、26になってやっと自分の性っていうのがわかるようになった。
だから、ああいう、「ロリコンだけどロリコン映画教えて」ってエスプリも理解できな元増田の無邪気さっていうのも理解できるんだよな。
なんというか、俺は特別になったぞっていう気分ていうか。
もちろん、今、俺の目の前にいたら殴って説教してって思うけど、実際は拳を収めてゆっくり話してやるんだと思うんだよ。
これまでの気持ちを、自分すら理解できない性の在り方ってやつを。
なんでこんなこと書いてるんだろうな。
若しくは、ただ同性愛の人権が腐女子の消費に負けるってのが嫌なだけかな?
わからないんだけど。
ただただ、心にひびが入ってるのはわかるんだよ。
あのツリーのどの文章を読むたびに全身が砕けそうな気持になるから。
俺はさ、つらいんだよ。
やっぱり、楽だからって向き合わないのは無しだよな。
経血量が1日目と2日目に多い方で2日目はよくナプキンが耐えきれず事故起こすかアホみたいにトイレ行って替える羽目になってた
めちゃくちゃ蒸れるし座ってると違和感あるしでストレスだったんだが何となくでタンポンにしようかと思った
ぶっちゃけ指一本入れただけで痛え!てなる身体だからタンポン入るのか不安だったけど意外と入る
生理中はこんな感じ
1日目〜2日目
3日目
8時間以上の連続使用はダメらしいので私は勤務中にタンポン、プライベートでナプキンという使い分けをしている
タンポンのここがいい
・蒸れない、におわない
ガチで。前述の通り私は多い方なのでタンポン+ナプキンの両刀使いだけど全然汚れないしストレスがない。
・あのどろっと出てくる感がない
立っても出血を意識しなくていいのが最高。中で直接吸うから外に漏れることがない。最高。
4日目とかに出てくる血は腟内に残ってるだけのやつらしい。タンポンは直接中で吸ってしまうから結果的にその残りカスも少なくなる=生理が短くなる…みたいな
でまあタンポン実際どうなのって不安に思ってたとこも挙げとく(あくまで個人の感想)
・入るのか?
入る入る。私はアプリケーター付きしか使わないけど入る。初めての時は2日目とかの多い日にやるといい(濡れてて入れやすいから)。丸いプラスチックなので意外とトゥルンと入る。指一本でやべえと思ってた私がいけるからいける。
・抜く時大丈夫?
いつもトイレでフンヌォォォォァァァァァアアて気合い入れて抜いてる。多い方なのでバチクソ吸って膨らんでしまってるんだなこれが。でも痛くはない。排尿の時は紐を後ろの方にしまって、前屈みになって濡らさないようにしてる。
・ゴミの処理どうしてる?
ポーチにサニタリー用ポリ袋入れて、袋に入れて汚物入れに。私はそうしてる。
・入れてる時違和感ない?
ない。説明書にも書いてあるんだけど奥の方が無感覚ゾーンとかいう場所らしく、上手く奥の方に入れられたら違和感皆無で過ごせる。
・手汚れない?
まあ上手くいかなかったら汚れるけど…パイパンにしとけばいいよ
・コスト高くない?
そんなに変わらんと思う。あまりコスパ重視しない人間なのでそこらへんガバガバ
こんな感じ
私は基本デスクワークなんだけど立ち仕事とか制服が決まってて漏れたら誰よりも問題のある人とかはタンポンおすすめ
と言ってもやっぱり相性はあるので2日目とかの多い日に試してみることをおすすめする
マツコデラックスや美輪明宏はテレビにばんばん出ることが許されてる
反対に、同性婚という概念すらなく現代よりずっと性的な道徳観がきびしかったはずの江戸時代には
ゲイカップルが主人公の『東海道中膝栗毛』みたいな作品が平然と人気を博してた
ある意味では、禁忌なんて概念自体が近代のフィクションじゃねえの
きっと18~19世紀には「平民と貴族が自由に結婚できるようになったら悲劇の恋愛ドラマが死滅しちゃう、そんなのヤダヤダ」なんて本気で右往左往してた奴がいたんだろうなあ
ほかにも「白人と黒人の結婚が自由になったら」とか、「ドイツ人とユダヤ人の結婚が自由になったら」とか「特殊部落出身者も平民扱いになったら」とか、いくらでも挙げられる
この手の話は、歴史上何度となくくり返されてきた道さ
よし、今後はひとつ「エンタメとしてのゲイ好きが悪い権力に弾圧される悲劇的世界」が舞台のフィクション設定つくって、それで禁忌感にゾクゾクしようぜ♪
自分はiPhoneユーザーだ。また、今まで雇われのiOSアプリ開発者として仕事してきた。個人的にもアプリを作っていて、ストア上にいくつかアプリもある。その内の1つをアップデートしようと先日Appleにその更新版を送ったのだが、今日審査で却下された。
却下理由は「4. 2 Design: Minimum Functionality」、つまりクソアプリなのでストアに公開出来ないということだ。
便利だと思って開発し、実際便利に使っていて、2年以上このアプリをマメにメンテしてきて、アプリ特有の機能もあり、ユーザーも結構ついてきた今コレを言われるのかと愕然とした。
最近Appleはソフト面に注力してきたと言うが、こういう意味だったのだろうか。
とりあえず、なぜこのアプリに価値があるかの説明をAppleに送り、今その返事待ちだ。しかし以下のような話があるので、これから承認までは長い道のりとなる可能性は高いだろう。
正直言って、この件でAppleの今後に失望してしまった。自分はここ5年はiOSアプリ開発者として金を稼いできた。頭を悩ますような却下も何度だってあったし、頭を悩ませている人も多く見てきた。もちろん審査のことやそのメリット・デメリットを承知で今までiOSアプリを開発してきた。しかし今回、今まで問題ないとされていたのに突然ダメと言われてしまい、そしてそれにぶち当たったのが自分だった事が大きなショックとなっている。もう怖くて何も作れなくなってしまうなと、分かっていたハズなのにやるせなさがこみ上げてくる。
そんなこんなで、今後自分はiPhoneから離れAndroidに移るだろう。主な理由は開発者としての精神的安定の為。Androidとの両刀はしない。自分がアプリを作らないプラットフォームを使い続けるのは苦痛なので。iOSで何が出来るのかを逐次追う程度に留まるだろう。
Androidについてはセキュリティ面での懸念は若干あるがそれでも若干だし、その他の機能面で不満は無い。そうなってくると今自分がiOSに固執しているのは単純に慣れと、職歴の為くらいだ。それらコンフォートゾーンから抜け出すのは正直つらいものがあるが、長い目で見れば幸せになれるだろう。むしろ手遅れになる前にやった方が良い。
先日、加古川の肥料メーカー多木化学がバカマツタケ(Tricholoma bakamatsutake)の完全人工栽培成功を発表した。それを森林ジャーナリストの田中淳夫氏がyahoo!ニュースで取り上げた記事は、多数のブクマを集め話題をさらった。
ただ記事の内容には不正確な情報や、やや解説が不十分と感じる点があったので補足したいと思う。なお増田は単なるきのこ愛好家に過ぎず本稿は信憑性に乏しいが、ブクマカのきのこへの興味と深い理解の一助となれば幸いだ。
冗長になってしまったので、概要だけ知りたい方や長文が苦手な方は、先に下部の【まとめ】を読まれることを推奨する。
バカマツタケはマツタケの近縁種。名前が名前だけに、マツタケより劣るように思いがちだが、実は姿もよく似ているうえに味と香りはこちらの方が美味しくて強いと言われるキノコである。
マツタケよりも香りが強いというのは一般に言われるが、マツタケよりも美味しいという話は聞いたことがない。野生下ではマツタケよりも相当に貧弱で、発生時期が早く暖かいこと、一般に湿度の高い広葉樹林に生えることから、マツタケよりも柔く品質の劣化がはやい(一般的にきのこは寒冷地・痩せ地に生えるほど日持ちが良く高品質なものを得やすい)ことが関係すると思われる。近縁で姿がよく似ているというのは本当で、素人目には見分けがつかない。増田にも発生場所の情報なしに個体だけで同定できる自信はない。
バカマツタケをサマツと呼ぶ地域は確かにあるらしい。しかし必ずしもサマツ=バカマツタケではない。きのこの地方名は極めて多様で曖昧な世界だ。その証拠に「サマツ」といっても梅雨時期に少量発生するマツタケを指すこともあれば、モミタケやオオモミタケ等を指す地域もあるようだ。
マツタケの人工栽培がなかなか成功しない中、バカマツタケの方が環境に適応しやすいから栽培もしやすいのではないかと注目する研究者はいた。実は昨年には奈良県森林技術センターが、人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて発生させることに成功している。
『人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて』という表現は正確ではない。菌に感染した苗木を人工的に作り出し植樹することで自然下で発生させた、とするのが正しい。既に自然化で定着している樹木に植菌を施すのと、無菌状態の苗木に植菌するのとでは似て非なる技術だ。(ところで同様の研究はマツタケでも行われており、無菌培養の松苗木の感染には成功しているものの、植樹後のマツタケ発生については再現性に乏しい。理由としては自然環境化においてマツタケ菌が他の害菌に負けてしまうこと、マツタケの発生にはまとまった菌糸量とそれを支える大きさの松が必要なことが挙げられる。例えば自然下でマツタケが生えるためには一般に20年生程度の松が必要とされる。)補足になるが、奈良県森林技術センターのバカマツタケ栽培研究は農水省の委託事業で、2015年より森林総合研究所(国立)との協働で進めている。要するに国策が3年の歳月を経て文字通り実を結んだかたちだ。今年の2月頃に、はてブでも話題にのぼった。しかし本件とは全く関係のない別個の案件であり、おそらく情報の共有などもされていなかっただろう。奈良県森林技術センターが松の苗木を利用するのに対し、多木化学は菌床を用いた完全人工栽培に取り組んだ。研究テーマもアプローチも全く異なり、時期も多木化学のほうが先行している。
これがバカマツタケ栽培の第1号で、今年も継続発生させて実用化に一歩近づけた。ところが多木化学は(中略)木クズなどによる人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結させたのだ。これは画期的なことで、キノコ栽培の常識を覆す大発明かもしれない。
菌根菌(樹木との共生関係を結ぶ集団)とされるバカマツタケで『人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結』、つまり”完全人工栽培"に成功したというのは実に画期的なことである。この成果は偉業と言っても差し支えないものであると思う。三重大学の菌学者、白水先生も、
「原基から子実体への形態変化を促すための各種シグナルを試し続けました」
さらっと書いているけど,ここにどれほどの試行錯誤があったことだろう…— 白水 貴 (@Takashirouzu) 2018年10月5日
とその成果を讃えている。
しかし本文にある『キノコ栽培の常識を覆す大発明』というのは誇張にあたる可能性が極めて高い。なぜなら「菌根菌の完全人工栽培に成功」という点においては既に先行研究があり、実はとうに商品化もされているのだから。例えばホンシメジの人工栽培がこれにあたる。
とくにマツタケ類は、植物との共生が必須と考えられてきた。これまでマツタケ菌糸の培養に成功した例はいくつかある(私もその度取材に行って、いよいよマツタケ栽培に成功か、と期待していたのだが……)が、子実体(傘のある姿のキノコ)を出すことに成功していなかった。だが多木化学は、とうとう菌糸から子実体を出させるシグナルを見つけたのである。この研究成果は、これまでの定説を破るものであり、学術上も大きな成果だろう。
繰り返しになるが、多木化学の成果が学術上も大きな意味を持つ可能性は高い。しかし、その成果がどのレベルかという点については当該記事では説明不十分なので、詳しく補足する必要がある。一般にきのこの栽培はざっくり以下の工程をたどる。
b. 菌糸の培養
c. 原基形成
d. 原基の成長肥大
ごく簡単に一連の流れを説明する。はじめに野生のきのこをたくさん採ってきて、それらの中から有望そうな株の組織(胞子ではない)を切り取って培養する。具体的には寒天培地というデンプンなどの栄養素を添加し固めたものを使う。きのこは組織を切り取り培地に置くだけで(コンタミを防ぐ必要はあるものの)、比較的容易にクローンである「菌糸体」を得ることができる。無事目的の菌糸体が得られたら、それらを培養して増やす必要がある。従来は木くずの他に、米ぬか、フスマなどを添加し水を加え固めたもの(=菌床)を用いる。菌糸体は、適切な温度、水分、光などある条件が重なると原基(きのこの基)を形成する。原基は一般に、低温、水分供給、切断などの刺激により成長をはじめ、十分な菌糸体の量と栄養供給を伴って肥大し、きのこの発生に至る。
ここで問題になるのは、b. 菌糸の培養、c. 原基形成、d. 原基の成長肥大という三つの工程それぞれに、全く違ったメカニズムが存在することである。マツタケを例にとると、これまで少なくとも半世紀以上もの研究蓄積(野外での観察研究の記録を遡ると実に70年以上)がある中で、c,dについては再現性に乏しく、bについてもまともな成果はあがっていない。マツタケ栽培の難しさにして最大の課題は実はここ《b. 菌糸の培養》にある。とにかく菌糸の成長が遅い上に、どのようなメカニズムで菌糸が栄養素を取り入れ増殖するのかということがほとんど未解明なままなのである。
理由は当該記事にあるとおり、マツタケが樹木と共生関係を結ぶ「菌根菌」であることが大きい。マツタケ菌糸の生育には生きている樹木が必要で、実験室での再現はほとんど不可能といっていい。それではなぜバカマツタケは完全人工栽培は可能だったのか。
マツタケなどの樹木と共生する菌根菌に対し、シイタケ、ナメコなど、倒木や落ち葉などを分解し、栄養源とする菌類は「腐生菌」と呼ばれる。腐生菌の多くは菌床による栽培が可能で、多くが一般に出回っているのは既知のとおりである。実は菌根菌は、腐生菌が進化の過程で樹木と共生する力を獲得し、腐生的な能力を失った集団だと考えられている。ところが菌根菌の中には、完全に腐生的な能力を失っておらず、腐生と共生、いわば両刀使いが存在するのである。その代表がホンシメジである。ホンシメジは「香り松茸、味しめじ」と言われるように、我が国における代表的な食用菌である。菌根菌とされるホンシメジの栽培は、マツタケ同様に長らく不可能と考えられてきた。しかし系統により極めて強力な腐生的な能力を備えるものが発見された(研究により、これまで同種と考えられてきた本種が実は様々な系統もしくは別種に分けられることがわかってきた)。1999年にタカラバイオなどにより菌床による完全人工栽培法が確立され、その後商品化もされており、少量ながら現在も一般に流通している。
多木化学のバカマツタケ栽培は菌床を用いた完全栽培なので、上記のホンシメジ栽培の成功と同様である。つまり、本件はバカマツタケの中から腐生的な能力を持つ系統を選定し、培養から子実体を発生させるまで成功したということだ。リリースにあるとおり、今後は栽培の安定化と供給体制の構築が図られ、数年後にバカマツタケが食卓に並ぶことの実現性は極めて高い。それではマツタケ栽培への応用についてはどうか。
勘の良い方には察しがつくと思うが、前述のc〜eの工程については応用が効く可能性が高い。他のきのこ栽培でも成功しているように、十分な菌糸体と栄養を確保することさえできれば、原基形成〜子実体に至るまで管理が可能なことを初めてマツタケ類においても示したことは大きい。ただし、最大の課題である《b. 菌糸の培養》については、ほとんど応用が効かない可能性が高い。なぜならマツタケにおいては既に膨大な先行研究があり、当然ホンシメジやバカマツタケ同様に”両刀使い”が存在する可能性も、その系統選びも、菌糸培養を促進する成分や菌糸の栄養源についても、少なくともバカマツタケよりは遥かに詳しく調べられているからである。それをもってしてもまともな菌糸培養に至っていないのが現状なのだ。
つまるところ、多木化学による本研究の主な成果は以下の二点にまとめられる。
繰り返すがこれらが偉大な成果であことに疑いの余地はない。一方でマツタケや他の菌根菌の人工栽培を実現するには、それぞれの種類において腐生菌的能力をもつ系統の発掘と培養法の確立が必須となる。その意味において本研究の応用範囲は限定的となる。田中淳夫氏は今回の研究結果により、さも菌根菌の栄養吸収のメカニズムが明らかにされ、あらゆる菌根菌の人工栽培が可能になるかのような書き方をしているが(あるいは本当にそう思っているのかもしれない)、残念ながらそうではないことはここまで読んでくださった聡明なブクマカ殿にはご理解いただけたかと思う。
菌床栽培なら、植物と共生させないので培養期間が短く、室内の環境を調整することで季節を問わず生産できる。また室内栽培だから虫の被害にあわず収穫時も混入の心配がない、収穫も簡単……などのメリットがある。
逆にデメリットを挙げるとすれば、野生のものとは全く異なる味わいと食感になることである。つまるところ、野生の品と菌床栽培のものとでは全く別物と考えるべきである。養殖ブリと天然ブリの味わいが全く異なるように(それでも近年の養殖技術の進化は素晴らしく、季節によっては天然物を凌駕するものさえある)、それぞれの美味しさと楽しみ方があると増田は考える。今回の成果によりバカマツタケが普通に食べられるようになったら嬉しいし、美味しければ普及すると思う。ただし、仮にマツタケの完全人工栽培が確立されたところで、天然松茸の価値そのものは今後も揺るぎのないものである(消費者がどう捉えるかはさておき)。
菌根菌のキノコの中には、マツタケ類だけでなく、トリュフやポルチーニ、ホンシメジ、タマゴタケなど高級キノコが多い。今回の成功が、これらの人工栽培技術にもつながるかもしれない。
トリュフやポルチーニは、日本におけるマツタケ同様にヨーロッパで盛んに研究がなされているが、今のところ菌床での栽培に成功したという話は聞かない。ホンシメジは前述のとおり既に栽培法が確立されており既に商品化もされている。
これらの菌根菌の人工栽培を可能にするには、ひとえに”両刀使い”の系統を発見と、それらの培養方法の確立である。ちなみに本家マツタケにも、実は”両刀使い”の存在が示唆されており、引き続き研究が進められている。また、マツタケ類は世界中に似たような種が多数存在しており、マツタケ(Tricholoma matsutake)の中にも、例えば中国の山奥には広葉樹と共生する系統があり、更にはそれらが日本のナラやカシと共生関係を結ぶことがわかっていたりもする。種の中にも多様性があり、それらをしらみつぶしに調べていけば、そのうち栽培可能なものに出くわさないとも限らない。その点はトリュフだろうがポルチーニだろうが同様である。ただし、その研究がどれほど途方もなく根気のいる仕事なのは間違いない(ちなみにトリュフもポルチーニも国産種が知られており、積極的に狙うマニアが相当数いる)。ところで、遺伝子組み換え技術により、これらの菌根菌に腐生菌的能力を付加することも可能とする研究者もおり、そのうち遺伝子組み換えマツタケの完全人工栽培が実験レベルで成功する日も来るかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20181006-00099530/
http://fs.magicalir.net/tdnet/2018/4025/20181003413938.pdf
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame04-3.html
https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/bulletin/424/documents/424-1.pdf
http://www.jsmrs.jp/journal/No31_2/No31_2_167.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjom/50/2/50_jjom.H20-07/_pdf/-char/ja
見た目 味も 香りも 同等以上なら 偉業
あくまで野生産同士の比較なら、やや下位互換という感じではないでしょうかね。栽培バカマツタケは食べてないのでわかりませんが、うまくすればそこそこ美味しいものができる可能性はあるかなと。ただ、マツタケって単体で食ってそんなにうまいものじゃないと思うので、一般家庭での調理には手を焼く気がします。炊き込みご飯するにも炊飯器臭くなるしね。料亭とかでマツタケの代用品として普及する可能性はあるかもしれない。<
なんなんだろうか、キズナアイの宣材画像や衣装、構図が性的かどうか、って議論がされるときに、「オタクは、キズナアイで興奮してるくせにしてないと嘘をついてる」といったようなことを言い出す人が出始めた。
「童貞をこじらせたミソジニー≒オタクども」はあのキズナアイの宣材画像をみたら興奮するんだそうだ。
全然関係ない話なんだけど、おれはいわゆる両刀だ。同性の友達にたいして、性的に好きでなく人として好きだという話をしているわけだが・・・。ごめん大嘘、両刀であることは、はなしてない。
何十年もかかって分かったんだけど、「あふれんばかりの性欲と加害性をもっている」男性で「誰彼構わずセックスする倫理観の外れた」バイセクシャルで「異常な性欲を内に秘めてる」オタクでも、
性的に興奮する対象とそうでない対象っていうのはいる。しかしそれだって状況や主観からの構図によって変わる。
キズナアイのことを性的に感じる時があるだろう。だけれどそれはキズナアイが単にアニメ画で、あの声で、あの肉体を持っていて、あの衣装だからでなくて、シチュエーションや場所やそのひとの思想なんかが絡んではじめて生まれるものだ。
逆に言えばNHKやyoutubeのキズナアイに興奮しないが、エロMMDだったら興奮するひともいるかもしれないし、まったくキズナアイに興奮しない人だっている。
これはわざわざいわなくとも当たり前だが、同性にしか興奮しない人も、そういう興奮をいだいたことのない人だっているのだから、
「男性でオタクなやつは」みたいな雑なくくりで性的目線で見ているかどうかなんて判別できるわけがない。
あの手の議論に触れるのは避けてるしするつもりはないけど、「特定の属性にいる人はあれに性的興奮を覚える」なんて言うのはちょっとどうなの?