はてなキーワード: 好色一代男とは
マツコデラックスや美輪明宏はテレビにばんばん出ることが許されてる
反対に、同性婚という概念すらなく現代よりずっと性的な道徳観がきびしかったはずの江戸時代には
ゲイカップルが主人公の『東海道中膝栗毛』みたいな作品が平然と人気を博してた
ある意味では、禁忌なんて概念自体が近代のフィクションじゃねえの
きっと18~19世紀には「平民と貴族が自由に結婚できるようになったら悲劇の恋愛ドラマが死滅しちゃう、そんなのヤダヤダ」なんて本気で右往左往してた奴がいたんだろうなあ
ほかにも「白人と黒人の結婚が自由になったら」とか、「ドイツ人とユダヤ人の結婚が自由になったら」とか「特殊部落出身者も平民扱いになったら」とか、いくらでも挙げられる
この手の話は、歴史上何度となくくり返されてきた道さ
よし、今後はひとつ「エンタメとしてのゲイ好きが悪い権力に弾圧される悲劇的世界」が舞台のフィクション設定つくって、それで禁忌感にゾクゾクしようぜ♪
マンガとかアニメで描かれるゲイってのは、だいたい保毛尾田保毛男みたく
1.異常である
2.キモい
3.常に見境なく他の男のケツ穴をねらう性獣
みたく書かれるじゃん
例えば「斉木楠雄のΨ難」で灰呂 が「コッチ系なんじゃね」と疑惑をかけられた回みたいに。
こないだの「ドラえもん」の女言葉でのび太に迫るジャイアンを見たスネ夫みたいに。
ゲイをメインにしているBLマンガとかでもだいたい1.2.3の一つはだいたい入っている。
「俺はゲイじゃないのに・・・」みたく頑なにゲイであることを否定したがる人物が出るのも
なぜかLGBTフレンドリー作品みたく言われている「おっさんずラブ」もそうだった。
ゲイの上司は部下の主人公を盗撮しセクハラ、後輩は無理やりキスし「巨根じゃだめですか」と迫ってくるという、
あ、「好色一代男」とか三島由紀夫の「仮面の告白」とか古いのではなくてね。
個人的には木原敏江の「真理と慎吾」くらいしか知らん。これもだいぶ古いけどね。