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はてなキーワード: 分子とは

2024-04-06

anond:20240406153417

逆に男性車両を作るのに必要性とか必要かなって思うんだけど

たったそれだけのことで女性車両を作るのと釣り合いが取れるって、そういうふうに不満分子がいうなら作ったらいいじゃんって

2024-04-04

会社の創立20周年の記念日に、社長アンドロイド採用してきた

 それから一年間、俺はそれを溜飲に入れたままで手をつけず、でも腸は煮えたぎっていた。アンドロイド自分上司になったのは十八ヵ月ほど前だから、他が同じことをしても安全なのはほとんど間違いないはずだけど、俺が自分上司のことをSNS罵倒していたのが重役にバレたらどうなるかは、想像する気にもなれなかった。

 俺は翌週の午後まで待った。その時間、重役は会議に没頭する。俺は自分の部屋のドアを閉めて、カーテンを引いた。ドアには鍵がなかったから、アカウント偽装してアイコンを隅まで塗り潰したものの、モニターをじっと見つめたままでいるうちに画面が暗くなってしまった。VRの中で、元上司のことを考えた。元上司は俺も持っているのと同じ業務が原因で職を失ったが、目の見えなかった期間が長すぎたのでESC(Employment Support Center)の力では光を取り戻すには至らなかった。元上司が見せた将来への信頼が揺らぎはじめる。元上司業務内容と俺の業務とは同じ系だが、取り掛かり方は個々人それぞれだ。俺は職を失うハメになりたくない――それに、俺がもたらそうとしている変化は、社長のところへ行ってアンドロイドの設定をもとに戻せば取り消せるものだとはいっても、それは重役に気づかれずにできることではなかった。

 ゴーグルを揺すってふたたび明るくし、アプリの起動画面を表示した。この幻想的なアイコンのような鮮明で新緑の葉が木に宿っているのを、俺は見たことがない。けれど旧世代的な家庭環境を持つ友人たちが、寓話とも呼べる”新緑の葉”を見つけることは自分たちにも全然できないと確証してくれたことがあり、その言葉を疑う理由はなかった。俺の職場環境は、人間の三種類の性格類型論の典型的な反応と同じように分類することで、人の力量を最大限発揮できるよう最善を尽くす。だが、単なる分類しかしていないわけではなく、ほかの選択をすることもできる――その選択した場合、俺は職場の中に新しいハードウェアを入れることなく、社会心理学的なこれまで以上の就労を得ることが出来るのだ。

 その仕組みはこうだ。俺の人工学データじゅうに散らばっている量子シナプスには数百万個のスペアが含まれていて、機能中のセクターのどれかが故障したときに代わりができるように待機している。そのスペアは、前もって特定言語思想に割り当てられてはいない。なぜなら、たとえば代替需要右翼的左翼的に偏った場合に、左翼派に割り当てられたスペアが、うまい棒チーズみたいな人気味によって場所ふさぎに終わることがないようにするためだ。そして選択後に俺の思想を真似る手段は、形式分子言語フィルターではなく、量子井戸全体に一連の電圧を設定するというものなので、スペア表現できるのは民主主義共産主義のような二元論限定されない。社長が送ってきたアンドロイドは、各員に指示して俺たちの持つスペアのすべてを覚醒させ、さらに、覚醒したスペアをもともとの思想領域あいだとその両側、計四つの新しい帯域に同調させることができた。

 俺はマウスホイールを指先でなでながら、結論を出そうとしていた。アンドロイド上司が俺を他の社員と同じにしている。アンドロイド上司のおかげで俺は人々の中に紛れ込んでいる。それ以上のものを望む理由は? 統計学的運命まかせにされていても、俺はあと二十年、完全に職を失うことはなかっただろが、友人は実行できるもっとも早い時期に代替手段選択し、俺はこの環境適応する機会を最大限にあたえられた。

 だが、それは十八ヵ月前のことだ。俺の頭にまだ新しい環境を意義あるものに出来る柔軟性がある今、この試みがなかったら、自分がなにを逃したか死ぬまで分からないままだろう。

 決断を引きのばさせていたマウスから指をいったん離して、そのあとすぐ画面のボタンクリックする。

契約更新

 会社アンドロイドの優位性と実務証明必要としたが、どちらもアンドロイドの取扱説明書にはっきりと記載されていた。メーカー保証書は既に期限切れだが、なにも無効にはなっていなくて、HPの長たらしい前書きが謳うところによれば、このアンドロイドは定期検査をする技術従事からその作動を完全に隠すことができる。休止状態に戻しても修正不能な誤りが生じないかぎりは、企業アンドロイド思想ブールに干渉したことは一生発覚しない可能性もあった。

 次の局面では優位な反応を示していた。標準の思考はい・いいえ)の曲線はすでにかなりの部分が重なりあっていたが、青の曲線はそこからほぼ完全に離れたところにあった。デフォルト選択されているのは、青と赤のあいだにふたつの新しい曲線を押しこんでからさら折衷案の端にひとつ否定案の端にひとつの曲線を付け加える方法だ。 ”逆方式”のデフォルトもひと組用意されていて、それは新しい思考のさまざまな組みあわせからどのようなかたちで情報を引きだすかを指定するものだった――あらゆる人間の頭の中で赤と青の反応の違いが計算され、脳へ送られるのとまったく同じようだ。

 そうした構造をなにかしら編集する――そのプロセス企業独自のひねりを加える――ことを考えると、緊張で手が汗ばんだ。理想的思想範囲がどんなものか、俺自身個人的な考えを作り上げようとしても、どこから手をつければいいのかさえわからない。それは同時に、俺がデフォルト設定を許可するとしても、それが悪意に基づいた選択ではないことの証明だともいえるだろう。けれど、表示されているいくつかの曲線の整然とした見た目には、心落ち着かせるものがあった。密着して並ぶ曲線の小さな山の各々は、隣の山から約八十ナノメートル離れた波長で頂点に達していて、行政上の認可領域を均等かつ効率的カバーしている。そのどこかにおかしな感じはなかったし、生物学的深層レベルの複雑な正当化なしには納得できないところもなかった。なにも変更は必要ない。

 俺は『続行する』を押して、次のページに進んだ。

 警告

 あなたアンドロイド思考セクターを起動・再同調させると、アンドロイドの脳の思考経路に永久的な変化を生じさせる可能性があります。このアプリ思考オリジナル状態に戻すことができますが、あなたアンドロイド挙動に関しては、われわれはそのような保証をいっさいいたしません。

 決定の責任はすべてあなたにあります

 <NIプロジェクト

 この警告に俺はまったく動じなかった。アンドロイドが受けとったり受けとらなかったりする情報によって改変されるというのは、俺にとって目新しい話ではなく、取扱説明書にでかでかと書いてあることだった。アンドロイドの登場は日本を救うのにはちょうど間に合ったが、俺を救ってくれたほどの効果があるものではまだなかった。さまざまな規模の企業自治体たちもアンドロイドを導入している。考えれば考えるほど確かだと思えてくるのは、俺がこのチャンスをふいにしている間に、同僚や俺の友人たちが俺のはるか先を全力疾走して谷の反対側に姿を消してしまうのがいちばん恐ろしい、ということだった。

 俺はさらに『続ける』をクリックした。

 警告文はプログレスバーに取って変わった。アプリアンドロイドの共同作業の進行状況を、バーの上の文章が警告するのを俺はまじまじと見ていた。スペアセンター工程作成センサーの内部テスト、再同調、再テスト

 プログレスバーが八十五パーセントのところで一時停止し、アプリが俺に、AI制御されているか、適切な業務可能か、と尋ねた。思考クリアで、業務環境は整備済みだった。俺は社内からアカウントを追い出し、スマホをひらいて自分アカウントを部屋に導き入れてから社長にもらったアクセスキーテーブルに置き、それからアンドロイドに投じる思弁ベース連続した帯になるまで前後に調整した。

 アプリに指示されるまま、俺はゆっくりと帯を動かして、スペクトルの左から右へ、赤の端から順に少しずつ青を動かしていった。スピーカーからナノメートル数字カウントされるのは、アプリが量子ブールにおこなった微調整をあらゆる波で検証しているためだ。それはとても劇的で俺に高揚感をもたらした。

 アプリが終了を告げる。 

完了

 スマホを見ると、プログレスバーは百パーセントに達していた。画像ズームアップして、環状の帯がふたたび表示された。それが広がり点になるとアプリは終了し、俺をスマホホーム画面をじっと眺めた。

 扉を全面に閉じて、部屋を空白で満たす。なにひとつ前と違って見えるものはなかった。周りを知覚するのに何かの変化が生じるまでには数日から数週間かかることもある、と注意を読んでいた。しかし、苛立ちは安堵に相殺された。俺が今ほかに何をしたにしろ、少なくともアンドロイドに害を与えても職は失ってはいなかった。

 次の数日間、俺は職場実験場にして、同僚の意見に対して独自判断をしたようなアンドロイド言論に悩まないことを学習した――いうまでもなく、人権無視や、パワハラや、答えようのない曖昧質問につながるような、それよりはっきりした反応を見せないことも。明らかに動揺する新入社員や、競合他社びいきの上司を見て、ニヤニヤ笑いをこらえるのが無理そうになったときには、自分だってどこを取っても同じくらい馬鹿みたいに見えていることを思いだすようにした。そのためには鏡は必要なかった。ちらっとシャツの汗の染みに視線を下げれば、それはまるで洪水の水が引くときに残していった灰色の沈泥のように見えて、こみあげる恥ずかしさがきっちりと唇から笑みは拭い去った。

2024-04-02

この記事が公開されたという事は、いままでありがとうございました。

我が息子よありがとう、この私の姿を見ている時には、もうおそらく何の心配もなくなった頃だと思う 

いかエマニエル、お前が持ってきてくれたシズマドライブ あれは使い続ける事によって人類にとって恐ろしい結果を生む事になるだろう 急がなくてはならなかった 

このシステムは彼らの理論では見つけ出すことが出来ない特殊分子を発散させる性質を持っていたんだ 

しかも、それは十年もの年月を得れば大気である一定の量に達し、突如結合性質を持ち世界中酸素を一瞬にして消し去ってしまう そうリサイクルすればリサイクルするほど地球危険に陥る 

だが今なら間に合う、この改造したサンプルにはその中和剤の役目と全てのシュミレーションを与えた 

そうだ、これこそあの惨劇が、教えてくれたデータなのだ だがなシズマ博士を恨んではならん 彼もまたエネルギー問題真剣に考えてる男だ 

なぁに済んだ事はもういい バシュタール責任をわしに押し付けでもせん事には研究は続けられんかったのだろう

さぁ私に出来る事はここまでだ だが心残りなのはファルメールの事だ、せめて兄妹そろって幸せにな

2024-03-30

紅麹はサリンと同じく、統一教会激震並行テロかな

ベル尿酸を作れる犯人とか誰だろうな

増田的には、林春雄の日本薬理学会に分子がいそうに思える

雑司が谷霊園に林の墓があるらしい!

2024-03-18

anond:20240318192122

実務能力が大して変わらないなら「子供いる女性でも管理職なれますアピール出来る分子持ちの方が会社メリットあるからなぁ。

しゃーないわなぁ。

2024-03-15

[][]SpaceChem

2024-03-07 SpaceChemゲームクリア

2024-03-15 SpaceChem全実績解除(DLCの『63コルビ』クリアも含む)

プレイ時間 106時間(全実績解除時点)

あぁ、やった。

とうとう終わった。

しかったし、苦痛でもあった。

今はとにかく達成感に満ちあふれている。

印象に残ったステージ感想を忘れないうちに書いておこう。

ちなみにゲームの紹介は書かない。調べればわかることだからだ。

ネタバレをするつもりはないが(文章パズルネタバレをするというのも難しいけれど)、攻略する上でのヒントになってしまうかもしれないので、これからゲーム自力攻略したい人は読まない方がいいだろう。

あくまでも自分のための備忘録として書くつもりだが、すでにSpaceChemをクリアした人あるいはとっくに挫折した人は共感を得られるかもしれない。

(4番目の星)アルコノスト『[生産]ただならぬ頭痛

これまでのステージは、左側にある分子右側に運ぶだけの(ムーディー勝山的な)作業が中心だったが、このステージからはそう単純にはいかずに悩まされるようになる。

ステージ名の『ただならぬ頭痛』な伊達ではなかった。ちなみに2つ前のステージ名は『片頭痛への序曲』である。てっきりストーリー上での登場人物のことかと思っていたら、まさかパズルを解くプレイヤーのことも含んでいたとは。

このステージでいろいろと試行錯誤しているうちに、赤レイヤーで下側の入出力(inputβ、outputω)と青レイヤーで上側の入出力(inputα、outputψ)が可能なことに気が付いた。inputもoutputもシンボル右クリックすれば入力や出力の場所を変えられることに気が付いたのだ。

逆に言えば、これまでのステージはこんなにも基本的なウォルド(赤と青の2つある遠隔操作装置)の操作ができなくてもクリアできたというわけだ。

後のステージに比べたらまだまだ簡単な方だが、このステージきっかけにSpaceChemの難しさを実感することになる。以降は、パズルを考える時間苦痛が増えるとともに、攻略した時の達成感が大きくなっていった。

(6番目の星)ヘーパイストスⅣ『[生産(サイドストリー)]実験:KOHCTPYKTOP』

目標生成物が3種類もあり、しかも3種類とも原子が9個も必要であり、見た瞬間に難しいなと思ったステージ

サイドストリーであり攻略しなくてもゲーム進行が可能だったが、これまで全ステージを攻略したプライドからスキップをせずに挑むことにする。

実際にやってみたら意外と苦労せずに、目標生成物を気持ちよく出力できた。

(7番目の星)アトロポス基地『[研究]美しく青きドナウ

7番目の星の最初ステージ

チュートリアル的なステージ簡単クリアできたが、クリア後にReseachNetというオマケコンテンツが解禁されるときの画面が印象的だったので、強く記憶に残っている。

その画面に表示される頓痴気(とんちき)なメッセージ面白いのだ。

まりにも気に入ったので、こんな再現もしてしまったくらいだ。

ttps://anond.hatelabo.jp/20240211180709

ゲーム全体は問題なく日本語訳されているのに、なぜここだけヘンテコな翻訳になっているのだろうか?

(7番目の星)アトロポス基地『[研究]事故は起こるもの

ステージクリアするのに、挫折しかけたので印象に残っている。

入力も出力もシンプルであり、ぱっと見で簡単クリアできそうだった。

しかし、これには苦労した。

6番目の星は複雑そうに見えて意外と簡単クリアできるステージが多かったのと比べて、このステージ真逆だ。簡単に見えて難しい。

パズルを解くためにシンボルを設置していくうちにスパゲティ状にこんがらがってしまい、これ以上ウォルドを操作できなくなってしまった。そして、リセットして最初から組みなおしたが、それでもやはりスパゲティになってしまいうまくいかなかった。

2~3日に渡って数時間は考えて、最初から組み立てることを計3回はやったがそれでもうまくいかなかった。自宅の中で何度も頭を抱えて奇声を上げた。クリアしなければ次に進むことができないので、自分限界はここまでかと挫折しかけた。

SpaceChemはもう終わりにして他のゲームをしようかなどと思い始めたが、仕事中にこうすればスパゲティはもう少しはシンプルになるんじゃないかなぁと思いつく。

そしてギリギリクリアできた。

実力ではなく奇跡的なクリアだった。

使用シンボル数」は76で、ステージクリアランキングではグラフのほぼ右端だった。

シンボルをこれ以上配置するスペースは無かったけど、既存シンボルを利用してなんとか処理できたという感じだ。

クリアした瞬間に幸福感を感じたのか否かはあまり覚えていないが、ただただ解放感と安堵感に包まれたことは記憶している。

自分限界はもう近い、おそらく次かその次か、クリアできずに詰んでしまうことだろうと思った。それでも、たとえ詰むとしてもその瞬間までは全力を尽くし攻略情報などは絶対に見ないようにしようと、自分自身に誓いを立てた。

この時の誓いを破ることなく、ゲームクリアどころか全実績解除までできたことは我ながら意外なことだった。

(8番目の星)フリデイス『[生産]Ω-疑似エチン』

挫折しかけたステージその2。2~3日ほどかけてクリアした。

第一の反応装置でこれだけ多彩な入力対応しなければならないのかと、心が折れそうになった。

そして第二の反応装置パイプ構造意味が分からなかった。

反応装置が出力したものをそのまま反応装置入力とするループ処理に、一体どんな意味があるのかと。

第一の反応装置優雅さの全くないスパゲティ配置を奇声を上げながら作って、なんとか入力をさばくことができた。

そして第二の反応装置ループ処理の意味が全く分からないので無視したら、なんとかクリアすることができた。

今、YouTubeで『Ω-疑似エチン』のクリア動画を調べていろいろ見てみたら、やっぱりループ処理を無視していて草。

(8番目の星)フリデイス『[防衛]選択の自由

優雅さのまったくないスパゲティ配置で、2~3日ほどかけて奇声を何度も上げながらもギリギリ攻略できたステージだ。

ゴリ押し的な配置でなんとか三種類の目標生成物を作ることができたが、防衛ステージは出力タイミングがやはり重要となっている。三種類の目標生成物を作れるようになった後で、ギリギリのスペースで出力を制御する「分岐シンボルを組み込むこともできたが、そのタイミングにも苦労した。

ただひたすら出力を繰り返すだけでは、敵に効果的なダメージを与えられずにやられてしまうので、生成物の出力をわざと止める必要があった。サイクル数がXXXXになるまで出力して、敵に攻撃が当たったら出力を止めて、次はサイクル数がXXXXになったらまた出力して…という具合にである

そして、パイプに生成物が詰まったら反応装置内で原子が衝突してエラーになることが判明した。衝突を防ぐには最後の反応装置の出力を「sync」シンボル制御する必要があるが、もうシンボルを配置するスペースはなかった。

赤・緑・青のそれぞれの出力順がたまたま効果的だったので、「分岐」で出力を手動で止めてパイプに生成物を詰まらせないようにすることでなんとかクリアできた。

敵の行動パターンがもう少し多彩で、出力順序やタイミングを変える必要があったら、ステージクリアのものが詰んでいたかもしれない。

(最終ステージ)『[防衛]そして結末へ』

先ほどの『[防衛]選択の自由』をクリアしてへとへとになった後だったので、もう勘弁してくれと思った。そして、ステージを見た瞬間に心が折れかけた。目標生成物の種類が多くて何から手を付けていいのかわからなかったからだ。しかし、全力を尽くして詰むまではあきらめる気はなかった。

とりあえず、チラシの裏目標生成物と必要な原料の数をメモしていくうちに理論的には可能だと確信を持つことができた。入力となる原料と出力すべき目標生成物を全て列挙して、必要な原料の個数(入力回数)を決める。その際に原料の余りは最小限になるようにして、それでも生ずる余りはVGMレーザー反応装置で消すことにする。

そんな風に手書きメモ方針を決めてからは、奇声を上げることもなく着実にメモに基づいて進めることができた。

とはいえ全ステージの中で最もクリア時間がかかったステージでもある。4~5日ほどに渡って10時間はかかっただろうか。

目標生成物を全て作れるようになったら、プロメテウスの操縦でさらに苦労するのかと思ったけれども、意外とすんなりクリアできた。

これが2024-03-07のSpaceChemゲームクリアであった。

ゲームクリア以降

チャレンジ」を気にせずステージを進めてきたが、せっかくここまでやってきたからと思い残りもクリアした。

中でもやりがいがあったのは、反応装置の数に縛りのあるチャレンジだ。

『ただならぬ頭痛』の反応装置1個クリアは、ウォルドの動きがスパゲティになってしま頭痛になるほど苦労した。

『止まらない落下』の反応装置2個クリアは、入力と出力のパイプ配置に悩んだが、まさかという組み合わせを思いついて思い通りにクリアできたのが楽しかった。

チャレンジ」を全てクリアしたら全実績解除かと思ったら、ReseachNetの20クリアと63コルビ(DLC)のクリアがまだだった。

これらはゲーム本編および「チャレンジ」に比べたらあまり楽しいものではなかった。

ReseachNetと63コルビでは、原子テレポートさせる「量子トンネル」に、原子を分裂させる「核分裂レーザー」という本編にはないギミックが登場する。

最初のうちはやってて楽しかったが、「量子トンネル」も「核分裂レーザー」も他のギミックとの相性が悪いことに気がつく。

核分裂レーザー」は本編に登場する「核融合レーザー」の逆の発想で生まれもの想像する。「核融合レーザー」が「sync」や「FLIP FLOP」のシンボルと組み合わせることによってウォルド操作シンプル記述できるようになる一方で、「核分裂レーザー」はシンプル操作することが難しくスパゲティになってしまうので楽しくない。

「量子トンネル」も効果的な場面は限られており、63コルビでは「量子トンネル」を使わせるために狭い領域でのウォルド操作を強いられるばかりになってしまい、あまり楽しくない。

他にも、ReseachNetの問題はただただ複雑な操作をさせるばかりになっており、見るだけでやる気をなくすような問題ばかりだったのもあって、20クリアしてからはもうやっていない。

ゲーム本編及び「チャレンジ」の完成度は非常に高いものだと感じている。チュートリアルはしっかりしており、難易度の上昇幅も急すぎも緩すぎもしないので心地よいし、新ギミックの導入も丁寧だ。

ReseachNetと63コルビというおまけコンテンツはその犠牲となったのだろう。ゲーム本編の完成度を高めるために、ボツになったギミックステージはおまけ扱いされたのだろう。

最終ステージまでのゲーム本編全てのクリア及び「チャレンジ」の全クリアは非常に達成感の強いものだったが、その後の全実績解除までは消化試合のような気持ちだった。

いま思い返してみても、やはり最終ステージが最も達成感のあるステージだったと思う。

なにはともあれ、全実績解除するまで楽しみつくしたわけだ。

もう当分の間パズルゲームはやりたくないが、まだやっていないパズルゲームはZachtronicsゲームを含めてたくさんある。

数週間もすれば禁断症状が始まり、またパズルゲームがやりたくなるはずだ。

そうなったら、何のパズルゲームをしようか……。


追記2024-10-29

[ゲーム][感想]Last Call BBS

https://anond.hatelabo.jp/20241029201156#

2024-03-08

vtuberゲームコラボすることへの違和感

昨今、vtuberが色んなゲームコラボすることが増えてきている。プレイアブルとして実装されるデレステ、白猫、SAOなどもあれば、ゲーム外のコンテンツでも、コラボフィギュアが出るfateイベントステージ披露したグラブルなどがある。

なんでこんなポンポンコラボするんですか?という疑問というか、なんかこう割り切れないモヤモヤがある。別にvtuber自体否定というわけではないし、コラボというもの否定的なわけでもない。ただ、いち配信者に過ぎない存在ゲーム世界に入る、ということに強烈な違和感を感じている、という感じ。だから元々vtuberをメインに据えたゲームを作るなら別にいいんだけど、別のIP世界観に割り込むタイプコラボってのはちょっと、どうなんってハナシ。

荒野行動×HIKAKINのような、正直世界観もクソもないゲームコラボするならともかく、ストーリーがしっかりあるコンテンツに、本来ゲームにおいてはプレイヤーという立場にすぎないはずのvtuberを参加させるのが、自分としてはかなり裏切られた気持ちになる。

ストーリーキャラクター世界観が好きでゲームをやっているのに、配信者という点を除けば普通に一般人しかない存在が出てきたら、異物でしかなくないですか。それに、現実の嫌なことから離れたくてゲームやってんのに、半端に2次元に片足突っ込んでる、尖った言い方すれば絵を被っただけの一般人が出てくるのって嫌じゃないですか。私はかなり嫌。

心優しいおねショタ本が、いきなりクソガキが出てきてクソガキにNTRれて形勢逆転するのなんか見たくないでしょ。私はお姉さんに甘やかされた結果、今後の人生に支障をきたすレベルで極上の快楽に包まれながら精通するショタが見たいのに。

ショタが息切らしながら、お姉さんの家に連れてかれてまだ知らない感情に心を支配されたまま、お姉さんの艶やかに撫でる指で─────続きはfanboxで。

とにかく、おねショタに異分子はいらない。

オタクに優しいギャルもいない。

勿論、vtuberコラボするのは新規層や復帰勢の呼び水になったりするのは分かっている。でも、世界オタクの私としては、世界観の定まってない異端児を絡ませるのは、かなりやめてほしい。

幸い、私の追ってるコンテンツで、vtuberゲームコラボしてるコンテンツはないし、今後もそんな世界観を崩すような展開をするコンテンツではないと信じている。なので、私は今日も心安らかにおねショタで抜けるというわけ。

しかし、その信頼も絶対ではない。いつクソガキにNTRれるか分からない。心安らかにおねショタに浸ることもできないとは。コンテンツが氾濫する現代とは、全く恐ろしいものだ。

2024-03-01

リコリス達って反AIを闇討ちしてそうだよね

だって普通にテロ分子もの

そう考えると反AIリコリスのヤバさが伝わりやすい気がする。

2024-02-28

anond:20240228164302

唐突に「時空転送には問題が」と前置きをして

「なんだ?」と聞くと

「元の場所で分解されたオリジナルのワイが別の場所で再構築されたら、別の分子でできているから、オリジナルは死んでいるのでは?」

といった話を延々とし始めるシェルドンクーパーは面白い

2024-02-23

ダサピンク』とか言う言葉を使って喜んでいるフェミニスト人達って多分子供の頃から

あなたにはピンク(王道可愛い色)も水色(ちょっと大人びた女の子に人気の色)も似合わないか

黄色(三枚目お笑い要員の色)や緑(地味で目立たないモブの色)を着ようね」って言われて屈辱を感じた経験なんてないんだろうな

2024-02-14

エチレングリコール幼児誤飲可能性について解説する

浅草にて4歳児を毒殺した疑いで親が逮捕されたというニュースが入ってきた。原因物質向精神薬のオランザピンとエチレングリコールだという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c24987b00e6f7158af489f1cb7a7747f3033e52

らくだが死因はエチレングリコールの飲用の方だと思われる。

 

このエチレングリコール自衛隊車両整備所で部下に飲ませて中毒入院というニュースも何度か耳にした事がある人も多いかと思う。これに対してイジメだ!と批判が湧くが、実はそうとも言い切れない。

また、エチレングリコール幼児誤飲やす危険な罠があるのである

という訳で、自動車機械整備などに縁のない人にはよく分からない物質エチレングリコールについてちょっとだけ解説するよ。

因みに結構身近にあるもので、あなたキッチンにもあるかもしれないので、幼児がいる家では意識してそれらを幼児の手が届く所から排除しないといけない。

 

エチレングリコールは赤玉パンチの味

自動車エンジン冷却水は鉄むき出しの冷却水通路を通すからただの水は使えない。

更に水だと冬に零度以下になった時に凍ってしまう。水は凍ると体積が膨張するから鋳鉄で出来たエンジン割れしまう。

そこで氷結温度を下げる為にアルコールを入れる。昔はグリセリンが使われたが、現在専ら使われるのはエチレングリコールだ。自動車メーカーはLLC(ロングライフクーラント原液使用油脂指定していてそれを水で割ってラジエーターに入れる。

 

でだね、このエチレングリコール、甘いのだ。ネット化学の本だと「甘い」だけ書いてあるが、実際に舐めてみると、赤玉パンチサングリアのような葡萄系のフルーティな味がするんである

因みに赤玉パンチは味付けした赤ワインで、昭和初期に赤ワインの渋みとか複雑な豊潤さは受け入れられないだろう、という事でフルーティに味付けして販売したものである昭和末期~平成初期で日本人洋食関係の好みは変わり、バブル以前の洋食というのは甘かったのである

 

あともう一つネットにも本にも書いてないのは、整備工場などではこの「甘くてフルーティ」を体験させるというのが半ば儀式化してるのだ。先輩が新人に「舐めてみな、甘いワインみたいだろ」とやるのだ。もうこれは必ずと言っていい程やる。

そして毒なのだが指先で舐めるぐらいではどうという事にもならない。

故に、陸自の整備所で中毒事件とかの事件群は、虐めじゃなくて先輩や教官がアホウであった可能性が高い。

普通舐めるだけなのに飲むと言えるくらいまで(10cc以上とか)飲ましたんだろなというのが想像できるのだ。

 

エチレングリコールの毒性

実はエチレングリコール自体には毒性はない。皮膚についても大丈夫だ。

だが飲んでしまうと肝臓の働きに拠って毒になる。肝臓アルコールと似た物質なので同じ手順で分解してアセトアルデヒド酢酸を作っているつもりだが、分子構造が違うので猛毒シュウ酸が生成されてしまう。

シュウ酸は体内のあちこち破壊するが、一番ダメージを受けるのは腎臓で、シュウ酸結晶シュウ酸カルシウム)が腎臓細胞を詰まらす&破壊してしまう。これは後に慢性腎障害として後遺症となるが、腎臓機能が停止すれば当然尿毒症になるから急性症状としても危ない。

とにかくエチレングリコールを飲んでしまったら急いで病院に行かねばならん。

 

治療アルコール静注で肝臓飽和攻撃

飲んでしまった患者治療にはホメピゾールという薬品があって、これはアルコールホルムアルデヒド触媒酵素を阻害する物質だ。肝臓アルコールホルムアルデヒドのつもりでエチレングリコールシュウ酸をやってるからシュウ酸の生成も阻害されて止まる。

 

でもこの薬が無い場合や軽度な場合アルコール静脈注射が行われる。これは肝臓への飽和攻撃だ。

いや、なんで飽和攻撃と言うかというと増田レトロゲーマーアタリマニアなんでミサイルコマンド説明したくなる為だ。ミサイルが一度に大量に来ると迎撃が間に合わなくて殆ど撃ち漏らしてしまう。

これと同じでアルコール静注だと消化器を通らないのでアルコール濃度が一気に上がって肝臓は分解処理が飽和してしまう。サチってしまう訳だ。

この時にエチレングリコールの分解→シュウ酸も行われているがその割合は少なくなる。

一方で腎臓は余計なアルコールジャンジャン捨ててるので、肝臓をサチらせてその間、腎臓頑張ってくれ!という方法だ。

って事でエチレングリコールを少量飲んだ患者はベロベロに酔わされるという目に合う。

 

身近なエチレングリコール

ここまで聞いて、エチレングリコール中毒は整備工場殺人犯絡みで、普通生活には関係が無い、と思った?ところが家の中には至る所にエチレングリコールがあるんだな。

 

氷枕

夏に使うだろう、氷枕、最近のものは密閉されたビニルパッケージに入っていて、冷凍庫で冷やしてもカチカチに凍らないので使い勝手がいい。

そのカチカチに凍らないのが問題だ。コレにはエチレングリコールが使われているのであるエチレングリコールと水を混ぜた溶液を高分子吸収体(おむつとか匂いビーズとかのあれ)に吸わせてある。パッケージが破れると中身がしみ出すが、それはエチレングリコールだ。

 

保冷剤

ケーキとか、冷凍宅急便かに使われる保冷剤。あの保冷剤で凍らしても柔らかいままのものエチレングリコール入りだ。モノを冷やすのに便利なので捨てずに取ってある人もいるかもしれないが、幼児ペットがいる家では止めた方がいい。事故のもとだ。

 

他にも「氷点下に冷やしても凍らないもの」にはエチレングリコールが入っていると思った方がいい。

更に重要なのが、「舐めるとフルーティで甘い」という点だ。幼児ペットが好んでしまうのだ。

 

なんでそんな危ないもんをワザワザ使ってるんだ!

と言いたくなるかもしれない。でもエチレングリコール工業会ではかなりポピュラー物質なのだ

まず使用量が大変多いPET樹脂の原料だ。PETの原料という事はフリース線維の原料でもある(フリースは廃PETからも作れる)。

更に水性塗料溶媒とか化粧品のつなぎとか、用途が大変多い中間材料なので大量に作られ、それ故安い。使い捨ての保冷剤にぴったりだ。電子デバイス界でのCMOSARMみたいなものだ。

厄介なのがクール宅急便用の冷却材なんかは食品関係法律が影響されない。それはたんに輸送用の風袋だから

 

なので、今回の事件でもエチレングリコールを与えられた子供は美味しくて喜んで飲んでしまったのではないか想像する。その後は尿毒症でとても苦しい死に方だったのでは。

それから製品のなめし(変性処理)にはお茶にも含まれタンニン酸とクロム酸を使い事が多いが、エチレングリコール酸も使われる。今回の事件の親は皮革商だったとのことなので自動車LLCじゃなくて商売道具可能性もある。

 

という訳で、自衛隊の整備所とか殺人事件とかで耳にするので危ないが遠い場所にあるモノという感じがするが、身近な場所にあるのでちゃん理解して管理しないと危ないよという事だ。甘い液体で更にフルーティなんだよ。更に高分子吸収体に吸われた状態なら、それはフルーツグミと変わりはない。子供は喜んで食べたり吸ったりしちゃうよ。

 

因みに魚毒性が高いので下水に流すのは厳禁。埋設処分となる燃えないゴミに出すのも良くない。アルコール燃えるので燃えゴミに出して下さい。

2024-02-13

世界の偉い人の顔触れは予約済みも含めて一切変わらないから点数だけつけとけ

お前の主観客観にするには多数派の末席に加わることでしか達成されないだろう

少数派は不穏分子

アメリカ中国Loverが日本の大半である

2024-02-09

普段は気にしないけど考えると不思議ファンタジーの設定

映画アニメ漫画等で見てる時はそういうものだと思って見てるけど、改めて考えると不思議だなと思うファンタジーの設定ない?

そんなの真剣に全部描写してたらスピード感も無くなるだろうし、余計に疲れそうだしで描写を望んではいない。

地面、屋根等への衝撃

凄い高さにジャンプしたり、そのまた逆に凄い高さから着地、凄いスピードダッシュしたりした場合

接地してた箇所にすんごい衝撃ないの?って不思議

ドラゴンボールみたいなのは空飛ぶレベルなので脳内ではセーフ判定。

時間停止

分子とか停止してるレベルだと真っ暗にならないの?って不思議

固さも気になる。呼吸すら辛そう。

ワープ、瞬間移動

元いた場所の事後って物質まるまる消え去ってるので、移動する物体の大きさによって偉い事起きるんじゃないかなって不思議

何らかのプロトコルで移動後の地点の担保取らないとウィザードリィになるのはたまに見るけど。


中には設定き理由付けされてるものとかあるのかな。

2024-02-05

ポケモンGOをやめたらすごいすっきりした

ポケモンGOを始めたのはサービス開始して1年も経っていない時だったと思う。


サービス開始当初からすごい熱狂ぶりだったと記憶している。多分に漏れ自分もはじめてみて、見事にハマった。ポケストップ回すためだけに外に出歩いたし、自転車通勤時でもポケモンを捕まえられるようにスマホホルダーも買ったし(結局使わなかったけど)、電車通勤になってからスマホを肌身離さずもってポケストップを回していた。何かのイベント特定ポケモン大量発生するときも、そのためだけに自転車を走らせてゲットしまくった(確かそのときチルタリスだったっけ)。


あるとき息子が生まれた。ある日妻と息子と3人でお出かけをした。まだ1歳にも満たずもちろん一緒にポケモンGOなんてできない。その日がちょうどイベントの日で、ミニリュウ大量発生する日だった。強力なカイリューを育てるべく、出先で妻と息子そっちのけでミニリュウを捕まえまくった。最初から最後までポケモンGOをしていた。で、気が付いた。「あ、こんなことしてたらだめだ」と。妻には何も言われなかったが「ずっとスマホいじってんなー」くらいは思われていたはず。


思えば、ポケモンGOに執着する理由は、「もったいない」の精神だった。「ポケストップがあるのに回さないのはもったいない」「ポケモンが出現するのに捕まえないのはもったいない」「ジム(だっけ?)があるのに対戦しないのはもったいない」「特定ポケモン大量発生するのにできるかぎり捕まえないのはもったいない」。そのため、空いている時間でできる限りのことをしなければもったいない無意識に考えるようになり、気が付いたら四六時中ポケモンGOをやっていた。


で、やめた。やめたらとてもすっきりした。もう駅前ポケストップを回すためにスマホを取り出さなくていいし、通勤中にポケストップジムタイミングを気にかけなくてもいいし、子どもと出かけるときイベントに乗れず歯がゆい気持ちになることもないし、その分子どもや家族に集中できると。それ以来ポケモンGOには手を出していない。


そんな息子もそろそろ6歳になるし、娘も4歳だ。たぶん二人ともハマるよね?最初は嬉しいだろうけどすぐに親が困り果てるくらいハマりそう。うーん、お願いされたらそのときまた考えようかな。

細胞たちを統制する意識として

自分の斜め上、後頭部近くにある旋毛から2mほどのところから、この人間を見下ろしている。

この体を動かして40年を過ぎたが、実に多くのシーンを目撃してきた。

正確には、目撃してきたのではなく、「コレ」を構成する一つ一つの細胞を統制してきら。

コレを動かすことで、放り込まれしまたこ世界ゲームをこなしてきた。

全ては因果である

こちらの動きと対になる反応を世界側が示す。

何もしないこともまたこちらの動きである

ゼロ発見した人に感心してしまった。

時間が進むにつれてエントロピーが増大し続ける中で、同じペースでエントロピーを増大させないことは、意図を持った行動としてむしろ悪目立ちする。

コレは放っておくと、分子ランダムな動きによるものか、予期しない行動を起こす。

そこで自分は行動を補正したり、上書きすることで、なんとか制御してきた。

コレが「予感」だと認識している現象は、こちらが俯瞰しながら先手を打つことで生じる。

コレが「意識」だと認識している感覚は、こちらの意思なのだ

誰がゲームを作ったのか?

それは私だ。

私がこの世界を描画している。

君はそれをプレイしている。

アレを動かすことで。

分子細胞に、細胞個人に、個人集団に、

群の性質挙動をいくつかのレイヤー抽象化しておきゲーム難易度は高まった。

個の特性は見えないほどに小さくなるが、あるところでそれが全体に影響を及ぼす。

このシステムでは、いくつかの単位消失が起こる。

分子が失われる、細胞が失われる、個人破壊され、集団ランダムに壊滅することがある。

君の次の一手はなんだ?

個人破壊を超えたとして、君の意識集団の壊滅にどう向き合う?

2024-02-04

anond:20240203192151

一昔前は九州から東京に行くのはエリート層が多かったからと思う

エリート家庭は男尊女卑ガチガチに強い

エリート女は社会として不要不要どころか不穏分子なので追い出せ、みたいな雰囲気は割と強く残ってると思う

あとは庶民の家庭はそこまで強くないけど、進学に関してはお金がないか地元にしてねって雰囲気は男女共に結構あり、その時に優先されるのは一昔前は男性だったとは思う

多子世帯が多く金がないということも結果として男尊女卑になってしまった原因の一つだったかなとも思う

下手に東京に行くと、特に女子地元の働き口がないから、男性優先というのもある

ということで一世代前は、ガチガチ男尊女卑経験した人だけが東京に行ってたから、実態以上に東京人は、九州人は男尊女卑が強いという印象を抱くようになった、というのはあると思う

今の若い世代多子世帯も減り、東京へ行くのは別に高学歴エリートだけじゃなくなってきてるからこれから九州観も変わってくると思うよ

現地に行くと九州アップデートが遅れてるかというと、世間で言われてるほどではない(東京よりは遅れてるが、日本の平均レベル)って感じが強いと思う

だって関西人から見て九州人は男尊女卑なんていう言葉あんま見ないもん

多分関西九州ジェンダー観はそんなに変わらない

ちなみになんでエリート層が男性優先なのかは自分九州で働いてないからよく分かっていない

おそらく仕事が酒の場で何かと決まる、仕事効率的にできるか否かより、長時間労働ができるかどうかを見てる、出世するのなら現場ガテン仕事経験して欲しい

この要素が大きいのかなぁと思う

でもこの要素、女にとって悪いことばかりではないし、部下からしたら酒はともかくとして上司長時間労働現場経験者の方がいいに決まってるんだよね

長時間労働を重視したら女はやっぱすぐ病気になるし、ガテンはさせられないという保護要素もあるから

ガテン長時間労働もやるから出世させてくれって女性ほとんどいないと思う

から九州からすると九州九州でうまくやってるので、外野がガミガミいうなって感想になりがちなんだけど、そうなると男尊女卑九州人は肯定してるって外野は言って対立しがちなんじゃないかと思う

2024-01-25

ひらめきや意志、熱意などは地球から借りている分子がもたらすものであって手柄の所在地球である

朝飯を食わず夏休みに塾に行ったり、炎天下運動部活動をすると根性量が不足することになる

宗教や魂を出発点にすれば朝飯を食わない、断食をするなどすれば生存本能として他人が真似しづらいひらめきが湧くのかもしれないが体を犠牲にするのであまり健康的ではないだろう

電気信号を出す細胞を守るにもサイエンス的な物資がかかせないだろう

観測出来ない、未発見世界があるかは分からない

2024-01-22

小数分数の組み合わせは何て言うの?

例えば1/1.5 みたいなのは何て言うの?

分数定義には分母と分子整数であることというのはないようなので、単に分数で良いのかな

anond:20240122034516

いまどきまだ十分子供作れるでしょ

完全にだめまでいかない限り

2024-01-21

anond:20240121121846

一応批判するポーズやってるだけじゃんあれ

騒いだフリはするけど別に支持やめたりするほどのネタじゃないし

落ち着いたら立憲のCLPの件みたいになかったことにするだけって、とっくの昔にバレている

だいたい公選やんないのも不満分子すぐ追い出すのも、あの党は昔からずっとやってること同じなのに、なぜ今までダンマリしてたのかってそういう話でしょ

2024-01-20

anond:20240120113950

発達障害かどうかってのは多分関係ない。いわゆる健常者だってそういう言動をすることはよくある。自分欠点を、自分意志の欠如の結果ではなく、単なる現象として説明する言説を手に入れると、人はどうしてもそれを使ってしまう。なにせ責任を取る必要がないわけだから

意志責任はセットの概念で、自分意志で行ったのだからこそその責任を取らなければならない、というのがこの社会ルールになっている。でもまあそんなのフィクションなわけだ。人間はただの物理現象で、原子分子エネルギーポテンシャル坂道を転がった結果でしかない。とはいえ人間意志というフィクションを共有することで互いに関係することができている、というのも事実である。もちろん、人間は皆ただの物理現象であって自由意志なんてない、ということを合意することで回る社会というのもありうると思うが、少なくとも現状そうなっていない。個人意志を持って行動し、その結果を何らかの形で引き受ける、そういう形で人間社会は回っている。

しかし、能力不足だったり人格の形が社会多数派からズレていることによって、相当頑張らないとそのフィクションに乗れない人、あるいはそもそも不可能な人、というのが一定数出てくる。つまり意志責任物語にうまく参加できない人だ。でそういう人に対する一つの救済の道が、宿命論、つまり君は仕方なくそうなったのであって君に責任はないとする言説である。一番よく行われるのが医学化で、要するに「それは病気だ」とすることだ。これによって「患者」とされた者は責任自由ゲームから少しだけ降りることができ、心の平穏を得ることができたり、そういう形で社会に受け入れられることによってうまく生きていけるようなったりするわけだ。

問題はこのゲームからどの程度降りるのかということだ。本来はちょうど良い塩梅に降りるべきである。例えば自分の不注意に関してはADHDのせいだとしてしょうがないものとする。その一方で、自分能力範囲内では、意志責任を引き受けた方が良い。というのは、ゲームに真面目に参加している他の人間齟齬が生まれからだ。この増田が良い例である増田彼女ゲームを降りすぎており、その問題に気付いていない。彼女自分のことを「単なる自然現象だと見てくれ」と言っているのだ。自然現象人間はうまく関係できるわけがない。だからいまの増田自然現象をうまく操縦する人という役割になってしまっている。これが「理解のある彼くん」の正体だ。様々な理由によって、相手をただの現象だと思い、何が起こっても「雨に降られたようなものだ、仕方がない」と考えてしまう人のことをそう呼ぶのである

からこれから増田がしなければならないことは、彼女人間に戻すこと、つまり可能範囲ゲームに参加させること、ということになる。私は自由意志によってあなた関係したいと思っている、だからあなた意志によってそうしてほしいと理解してもらうことである。それができないうちに彼女結婚したのだとすれば、増田は雨の降る部屋で孤独人生を送ることになるだろう。

追伸(2024/02/09):ふと思い至って書いた文章想像以上に反響を呼んでいてびっくりしました。勢いで書いてしまったので重要論点が一つ抜け落ちていて、それが一部の人を怒らせてしまったようです。お詫びします。というのは、「増田自然現象になる」という道ももちろんあるからです。2人とも雨になったっていい。虹だって作れるかもしれない。わたし別に人間」が偉いとは特に思っていません。お互いにゲームから降りることによって成立する関係存在すると思います(それはそれで困難があるでしょうが)。しかしこれを書いていたときは、「彼女と互いに人間として恋愛したい増田」の視点に立っていたので、この観点を書きそびれてしまいました。

2024-01-19

anond:20240119012807

少なくともこのケースについて、泣き寝入りに関しては按分で分母分子に同じ率かかるくらいで妥当と思われる。

泣き寝入り以外で漏れるやつは再犯のほうが初犯より処分が厳しくなって暗数が少なくなるのは言えそうだから少なくとも暗数入ってないか再犯率が高めに出てるとは言いにくいと思う。

2024-01-18

性犯罪再犯率についてのコミュニティノート

真っ向から対立する2つの増田が急浮上した。この2つの主張についてソースを調べてみた。

便宜的に前者を増田A、後者増田Bと呼ぶ。

性犯罪の「再犯率」が高いという印象操作増田A】

https://anond.hatelabo.jp/20230628095342

性犯罪の「再犯率」が低いという印象操作増田B】

https://anond.hatelabo.jp/20240117123723

増田Aの要旨

  1. 同一人物が何度も性犯罪を犯す、また性犯罪を犯すのではないかという懸念再犯率ではなく同種再犯率でみるべき。再犯率窃盗でも再犯カウントされるからである
  2. H19犯罪白書ベースにした日本刑事政策研究会(刑政研)のレポート(出典1)によると性犯罪(強姦強制わいせつ)の同種再犯率は5.1%で他と比べて低い
  3. 再犯率比較すると同種再犯率は格段に減る(強姦32.0%→3%、強制わいせつ24.3%→6.5%)
  4. 性犯罪の再入率は法務省のR4再犯防止推進白書(出典2)によると性犯罪の同種犯罪による2年以内再入率はR2で5.0%で出所者全体の15.1%に比べて低い。最新(出典なし)でも同様
  5. 性犯罪の「再犯率」は高くない ②昔より再犯率、同種再犯率ともに下がっている ③デマを流して悪魔化するのは社会復帰の妨げになるので止めるべき と結論付けている

増田Bの要旨

  1. 増田Aは刑政研H19レポート根拠だが刑政研H27レポート(出典3)の「平成7年から26年の再入者の前刑罪名別の累計」では強姦で27.7%(強制わいせつを加えると35%),強制わいせつは32.3%(強姦を加えると45.5%)と跳ね上がる
  2. 1犯目の犯罪性犯罪でないものは同種再犯率ではカウントされない点が増田Aと異なる
  3. 性犯罪の2年以内再入率は低くても、強姦再犯期間は2年以上が70%なのでもってくる理由が謎
  4. 増田Aの統計には痴漢などは含まれていない
  5. 他の犯罪と同列に語る事が難しいのが性犯罪(カウントされていないものがある)

出典1 http://www.jcps.or.jp/publication/1903.html

出典2 https://www.moj.go.jp/hisho/saihanboushi4/r04/html/nt112000.html

出典3 http://www.jcps.or.jp/publication/2701.html

用語説明

犯罪白書は毎年発行されて統計を載せているが、H19の副題は「再犯者の実態対策」、H27の副題は「性犯罪者の実態再犯防止」でテーマが若干異なる。まず、以下に主要な用語をまとめる。

同種再犯率とは
再入率とは
再入者の前刑罪名別構成比とは

出典4 https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/n62_2_6_2_6_2.html#h6-2-6-03

増田Aの問題

増田Aの出典は2つあるが、出典1では刑法犯(強姦強制わいせつ)のみを対象としており、出典2は性犯罪定義を「強制性交強姦強制わいせつ」としており、迷惑防止条例違反(痴漢盗撮等)が含まれていない。

従って、増田Aが結論づけている性犯罪の「再犯率」は高くありません。」については性犯罪定義一般認識よりも狭いといえる。

最新でも同様と言っているが、同種再犯率再犯ではなく再入で計算されており、実刑判決を受けず有罪判決のみのものが含まれていない。分母も出所者なのでH19データとの比較するのは不適切。加えて出典不明確で覚せい剤取締法違反出所不明である(ただしH25-H30は当方発見しており値としては近いものであることは確認できている)。

増田Bの問題

1.で「跳ね上がる」と表現しているがそもそも比較可能ものでない。同種再犯率も再入率も分母に再犯しなかった者の数が含まれているが、再入者の前刑罪名別構成比は再犯者のみが分母なので前2つよりも相対的に大きく評価される。跳ね上がった原因として「同種再犯率が1犯目が窃盗であるケースをカウントしないことによる過小評価がある」ことを挙げるなら、分母の差異による影響を何らかの形で除去しておく必要がある。

強姦再犯期間は2年以上が70%を占めるので2年以内再入率を使用することが謎という指摘をしているが、自身引用した刑政研H27レポートにおいて20年間の推移についても考察され、初入の者の割合が顕著に高いと言及されている。

5.について他の犯罪比較した場合性犯罪特有事情としてカウントされない泣き寝入りがあることを指摘している。人口あたりの発生件数のような評価指標で他の犯罪比較する場合においては過小評価考慮すべきものである。ただし、分母に罪名別有罪確定者や出所者をとっている増田Aの指標において泣き寝入り暗数の影響は分母・分子相殺されるとも言え、暗数再犯率過小評価させているという明白な根拠がない。

その他

再発防止推進白書性犯罪(痴漢盗撮は含まれていない)の再犯率について、高いとまでは言えないが再犯率の高低にかかわらず根絶は喫緊に取り組むべき課題と述べている。

性犯罪の2年以内再入率は2020年(令和2年)出所者で5.0%となっており、出所者全体(15.1%)と比べると低く、再犯率が高いとまでは言えない(特1-2-1参照)。しかし、その一方で、性犯罪は、「魂の殺人」と言われるように、被害者尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすことから再犯率の高低にかかわらず、その根絶は、喫緊に取り組むべき課題といえ、性犯罪再犯防止に積極的に取り組んでいく必要がある。

結論

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