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はてなキーワード: 感情移入とは

2014-04-30

村上英語学習

村上春樹英語で読む。私はこれでTOEIC900点を突破しました。

小説を読むうえで大きなストレスとなることの一つに、著者が描く情景、主人公の心情、時代風景などがピンとこない、ということがあります外国小説場合は、たとえ日本語翻訳したものを読むときであっても、日本人である我々は感情移入ができず、結果として、なかなかサクサクと読み進むことができません。英語で読む場合は、これが「英語という言葉がわからない」「書かれてある内容自体がピンとこない」の二重のストレスになってしまい、英語上達のためのポイントである多読」の障害となってしまます対処法は簡単です。日本人の著者が書いたもの英語で読むこと。そして自分が好きなものを読むことです。

私は昔から村上春樹が好きで、ノルウェイの森特に、これまでにたぶん10回以上読み直しています。話の流れはほぼ完ぺきに頭に入っているので、Vintage版のノルウェイの森は簡単に読み終えることができました。これは、いままで、いろいろな英語小説ポール・オースターからハリー・ポッターに至るまで)にトライし断念してきた私にとって大きな自信になりました。

次に、今まで日本語でも読んだことがなかった、海辺のカフカを試してみました。これも多少は日数はかかりましたが、楽しみながら英語で読み終えることができました。同じようにして、これまでに長編短編を何冊か読んでいます

村上春樹小説の主要なものほとんど英訳されていて、Amazonなどで手軽に手に入ります村上春樹がかなり好きな人であっても、読んでいない作品というのはあるかと思うのですが、そうしたものであっても英訳で読むことができます自分が初めて読む小説が、それが英語で書かれているのにもかかわらず情景がすんなりと理解できる、というのはすばらしい快感です。それは、ちょうど、海外作家の本を英語で読んだ際の、自分理解できているのかどうかに確信が持てないもどかしさの対極にあります

村上春樹が好きでない人は、自分の好きな日本人作家を読めばいいと思います吉本ばなな村上龍英訳が多く出ているのでいいと思います三島由紀夫安部公房井上靖が好きなので英語で読んでみましたが、これらは私にはダメでした。時代が違う作家の文章は、英語になってしまうと、一発でピンとくる感じがなくなってしまます小説ではありませんが、最近アニメ日本映画英語吹き替えプラス英語字幕で観るという方法はよいかもしれません。

2014-04-29

セックス依存症者の手記

去年あたり、セックス依存症買春がやめられない)のことで何度か日記を書いた増田です。

あれからも結局、ネット性犯罪ニュースアダルトコンテンツを異常な長時間探したり、見続けたりっていうのは止められなかったです。

アダルトコンテンツ性犯罪痴漢レイプ)や調教、輪姦・乱交など背徳的だったり、女性を支配するようなものばかり見てました。

後は素人もの。地味目の女の子お金のためにAVちゃうって(設定の)やつ。

好みの女優が出てることも大事ですが、単に美人女優セックスを楽しむってだけの内容はそこまで興味なかったです。

(↑俺自身の嗜好は別にしても、AV業界全体的に美人がやるだけでは売れなくなってきてるでしょうね。より美人がよりハードな内容をより安いギャラでやらされる感じになってきてます

 

二次元創作系では寝取られが好みかな。「NTRヒロイン彼氏感情移入しちゃって鬱になるから抜けない」って意見をわりかし聞くんですが、自分場合は好きな彼氏がいるのに、罪悪感を覚えながら、自分を性欲処理用としか思ってない男から離れられないヒロインの姿に興奮します。

セックスに囚われてしまったヒロイン嘲笑うような気持ちで眺めたりするんですが、それって多分、セックスに囚われている自分の姿をなにがしか投影してるのかも知れないですね。

 

さて、俺にとっては一番の問題である買春円光)も、貯金が減らない程度には続けてました。

変なもんで長時間バス移動をしてるとき、車の振動が股間に刺激を与えるのと暇つぶし出会い系を見てしまうことで、円光につながってしまうことが多いですね。

未成年じゃなければ円光だって違法じゃないし、男はみんなスケベなもん。合法風俗より素人の方が興奮するし」なんて己を正当化しながら。

でも、やっぱり自分は異常でした。ここ数日は自分でも性的衝動が抑えきれないくらい高まっています。普段はそこまでにはならないのに、今日仕事中に何度も強迫的なセックスイメージに取りつかれ、作業する手が止まってしまいました。

同僚からは「元気がないね」と心配されました。外から見てもわかるほど憔悴してたんでしょう。

かろうじて耐えている堤防が決壊すればGWだけで、数か月分の生活費を使い切ってしまうでしょう。

もう自分だけでは無力だと思ったので、自助グループに参加してみることを決意しました。

ただし、まだミーティングの日程はわかりません。

しかし、自助グループに参加するとなるとセックス断ち(自慰も含む)が待っていますアルコール依存症患者が断酒するのと同じで、それと「上手く付き合っていく」という選択肢はないようです。

 

そういう事実が待ち受けているとなると、「よーし、これで最後なんだったら、報酬10万(相場は1.5~2万)でやりたい放題させてくれる子を募集して、思い残すことはなくセックス断ち生活に入ろう」なんて思いが脳裏に走ります

というか、先ほど「10万ならどれくらい女が釣れるのかな?」なんて実験感覚出会い系に書き込んできたところです。何人かからエントリーが来ましたが、そのうち一人を明日会う約束しました。顔入りの上半身ヌード写メも送ってもらいました。「これをバラまくって言ったらタダでやらせてくれるかなー」なんて思いながらも、そこまで悪人にはなれない俺です。

明日10万円引き出してないといいなあ……

 

ちなみに自分場合出会い系で金を介在させないと女性コミュニケーションができません。なのでセックス依存症とは言っても買春ばかりなのですが、「セックス依存症」で増田検索すると、セフレが数人いたり、ナンパでいつも違う女を抱いてたり、特定彼女だけどやってることは変態セックスだったりというのがヒットしますね。

ほんとに依存症なのか、お盛んなだけなのかはわかりませんが、正直嫉妬します。俺は金銭か、さもなくば暴力でないと女性に言うこと聞かせられないのに。稼ぎだってワーキングプアの類なのに。

当事者は果てしなく辛く、傷ついているのかもしれませんが、俺だって女を口説く能力があれば、あんなセックス、こんなセックスしてみたい、と思うのです。

 

ああ、早く心に平安が訪れてほしい。お休みなさい。

2014-04-23

http://anond.hatelabo.jp/20140422183034

これ、読む人が

・相手女性

増田

どちらに感情移入して読むかでリア充非リア充かがわかるね

自分は当然増田側で切なくなった

2014-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20140415205414

あれはコスプレプレイの一種だと解釈してた。「こういう可愛い、またはセクシーな下着を履いている相手とする、またはそういうシチュエーションでする」という一種のコスプレ意味合い基本的に着衣プレイってのは、シチュエーションを楽しんだり、シチュエーションで興奮したりするものだろう。それは、女は(男もだが)裸にしてしまったら皆同じだから。相手のことを詳しく知らない場合、最もてっとり早く感情移入できる方法は、相手の身につけているもの制服)で、相手の背景を説明したり判断したりすることだ。だからページに限りのあるエロ漫画や、時間制限のあるエロ動画では、「記号として」着衣プレイが好まれる。感情移入できないもの消費者に響くわけないし。

これがもし、全10巻のエロ漫画で、9巻までずっと相手との関係性を事細かに描写してるのなら、最後10巻目でエッチしたとしても、着衣プレイにはならないと思うよ。

あとは、既に増田に書かれているリアルマイナス点も気にならないほど激しく、気持ち良くプレイしていますよっていう、これも感情移入させるための「記号」だよね。

から「アレを実際にやったらどうこう」なんて考えは、ナンセンスだと分かったうえで読めばいいと思う。

ドラマ映画を見て、「そんなにテンポよく物語が進むなんておかしいよ!自分リアルな体験では…」と言いだすのと同じだと思う。

ちなに自分は、セクシー下着よりも、小さなリボンなどのワンポイントのついた可愛い下着が好きです。(子供っぽい可愛さはダメ

2014-04-10

マッサージモノの動画について

男性マッサージ師、女性マッサージを受ける側。っていうタイプAVに関しての話なんですけど。

まあ最初は、太ももとか脇とかその辺の性感帯といえば性感帯だけどマッサージするのもおかしくないぐらいのことから始めて、

徐々に女がその刺激に感じだしつつも、マッサージ師が「くすぐったいかもしれませんが」みたいなこと言ってお茶を濁し、更に

「皆さんやられてることですからね」みたいなセリフ安心させる、みたいなことがお決まりパターンなんですけど。

そっから段々と女性ギリギリを攻めていって、あれ?おかしいな?ってなりつつも「リンパの流れを良くしてますからね」みたいなことで納得させつつ、

そうなってくると女も感じちゃってだんだんラムラしてきちゃって、結果性的な愛撫を受け入れていく、みたいなとこまでが導入部なんですけどね。

まあ多少リアリティに欠けるという意見もあるかもしれませんが、心情の動きはわかるし感情移入できますから、私はよしとしているわけです。

で、そのまま「陰核亀頭リンパ節を刺激していきますから」とかなんとか言いながらいわゆるクリトリスを責めたり、手マンをしたりしながら

最終的に本番まで持って行ってフィニッシュと。私自身、そういったAVは好きなんですけどね。

ですけどね、あの、たまにあるんですけど。

女がマッサージ師にフェラをするって展開。あれは一体なんなんですか?

だって、それはおかしくないですか? フェラはしなくないですか?

考えてみてほしいんですけど、男性の皆さんは女性の身になって考えてみてほしいんですけど、

マッサージ気持ちよくなって、ムラムラしてきたとして、もっと気持ちよくなりたいなあと思ったとしまして、フェラはしなくないですか?

手マンとか挿入は許したとして、フェラはしないですよね?

女性の皆さんは普通にそのまま考えてほしいんですけど、しませんよね? だってフェラって自分気持ちよくないじゃないですか

マッサージされてムラムラしているあなたは、「自分気持ちよくなること」を求めているのであって、

そのマッサージ師との繋がりを求めているわけではないのです。そうなってくると、自分気持ちよくない、

奉仕活動であるところの口淫は行うはずがないのです。そうですよね? なにか見落としていますかね?

そこで一気に感情移入できなくなって今まで蓄積してきた信頼とかがすべて崩壊するんですけど。

それとも、女性にはなにかそういった、男には理解できない感情というのがあるのでしょうか?

ラムラさせてくれた男性に、なにかしらの奉仕をしたいとか。そんなのって痴女だけだと思っているのですが。

2014-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20140329115959

ベンチャー云々は俺がそうだから推してみた笑

4大商社メガバンの内定辞退して俺、未上場ベンチャーいったから。

やっぱ同じような大学キャリアパスのヤツは

仕事に夢持ってるし、わりと古い考えに縛られてないし。

仕事に打ち込んでる奥さんの方がいいって男、ホントたくさんいるよ。

俺自身の母親積極的仕事してたっていうのもあるかもな。

もっと女性キャリア進出が進んでない時代母親から、少しでも高度な仕事にって頑張ってるのを子供ながらに尊敬してた。

家事はその辺の人より下手だったかもしれないけどね笑

ぜんぜん、どうでも良かった。

あと、彼女仕事をこれからも頑張ってほしいなっておもうのは、子供の為にお母さんは仕事を諦めたってことにしたくないんだよね。

それって絶対子供は感じ取るから

俺、子供ながらに、母親仕事で疲れてっから風呂掃除は俺がしとくか、とか冷凍食品でメシ食っとくかっておもってたもん。

そんで全然不満なかったし、むしろ誇らしかったよ。母親が。

父親は割と年収ある人なので、母親の稼ぎなんか3分の1ぐらい(正社員だけどさ)。

から、働かなくても正直全然困らない家庭だったんだけど、母親はがんばってた。

それを見て、「働く喜び」とか「苦労する価値」のような、お金じゃない仕事意味を学んだ気がする。

ごめん、長文になった。なんか感情移入してしまった。

色々と大変な事も多いと思いますが、周りを気にせず、「合う人がいればそれでいいだけのこと」なので、がんばってください。

2014-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20140328122734

「愛されたい」=「性的視線を浴びたい」か?

女性的な「愛されたい」って、性的魅力とバーター自分短所を許してほしいってことだと思ってる。

性的視線を浴びたい」は、性的価値を他人に認めてほしいってことなので、イコールではないね。確かに飛躍してた。

 

体を鍛えたり格好をつけたりのいわゆる『モテ』を追求

キョロ充リア充エリートはこういう"まっとうな"道をたどるよね。

 

女装をしたり、美少女感情移入したり

自分男性として性的に魅力的な人間になることを完全に諦めてたらそうなるんじゃないかな。

生まれつきの顔がキモメン過ぎて、何をしても無駄と思ってたりとか。

実際にキモメンかどうかよりも、自分自分キモメンと思っているかどうかが重要なんじゃないかな。

あるいはただ怠惰なだけだったりとか。

http://anond.hatelabo.jp/20140328120544

「愛されたい」=「性的視線を浴びたい」か?

そこ飛躍してない?

そもそも「性的視線を浴びる」って言い方がいまいち筋が悪そうというか

性的対象として見られたい」ということなら、

体を鍛えたり格好をつけたりのいわゆる『モテ』を追求する方向があるし

女装をしたり、美少女感情移入したり、というケースに一足飛びにつながるかどうか。

2014-02-25

スポーツストーリーは相性がいいんだよ

http://anond.hatelabo.jp/20140225140142

日本て何だろう”なんて、深遠なテーマではないと思うけどな。

感動を生むには、つまり、人の心を動かすには物語必要であって、

その物語もなんでも良いわけではなく、困難な状況を克服するストーリーでなければならない。

これは散々言われてるし、広告コピーライティング世界ではまあ常識ではある。

スポーツはこのストーリーが非常に成り立ちやすい。

アスリート達はメディアに「やれ」と言われなくても、自分を追い込み努力して涙を流す。もちろん、自分のためにだよ!

アスリート達が自分のために行った努力を、効果音映像を使って盛り上げ、ストーリーを完成させて視聴者や読者にお伝えするのが、メディアお仕事

クソ仕事だよね。

困難→克服の流れを得たストーリーはおのずと「感動」を生みやすいし、実際に心を動かされる人も多いわけだよね。

ただ感情移入することが得意でないタイプの私や増田のような人間にとっては、

感動感動と煽るテレビ放送や、SNSにあふれる「泣いた!」「すばらしい!」というような一般人賞賛コメントは、うざいことこの上ないわけだ。

さらに言うとさ、物語主人公は、美しいほうがいいだろ?

銀の人はそこそこ美しかったがBBAだから、銅の人はサワニキ似だから扱いのレベルが落ちるわけだ。

ほんと、薄っぺらい上に差別的っていうクソ仕事だよ。

浅田さんは容姿に恵まれまくっているというほどではないけれど、ローティーンの頃から全国的によく知られている。

愛らしい天才少女ジャンプを決める姿が、多くの人の記憶に残っているから身近に感じやすく、気色の悪い中年女性ファンが生まれることになるんだと思う。

成長しても昔から知ってる子、近所の子じゃないけど、よく知ってる子…

うーん、この感覚は何に例えたらいいんだろう。

あ、エナリだ!

2014-02-24

8bit年代ゾルゲ市蔵 感想

http://www.j-comi.jp/book/comic/45521

何の予備知識もなくただのレトロゲー漫画だと思って読んで深い感銘をうけたので感想を書く。(※ネタバレ含む)

1979年からゲームにまつわる著者の少年時代エピソードを細かい小ネタ解説を交えて

進んでいく前半パートは気楽に楽しく読めた。

かい文字が多く読みにくい部分はあるものの、スペースインベーダーを模したおもちゃの詳細な解説は読み応えがあるし、

近所のゲームコーナーのヒーローおじさんやお金持ちの男の子などしんみりさせるエピソードなどは

自分より一回り上の世代ではあるが共感ノスタルジーを感じた。

旧友が岡山弁丸出しでMZ-700ゲーム内容を語るシーンなどのギャグセンスは秀逸であり一気に登場人物に

感情移入してしまうが、その後急に内輪ノリでお友達ゼビウスについて語りだしてしまうのは突き放された印象でちょっと興ざめ。

レトロゲーム史の記録にこだわらず少年時代ノスタルジー漫画として割り切ったほうが、読ませる筆力がありそうである

そのあたりから徐々に自伝的色合いを増し、第10から話が急展開してゲームからアニメ主人公の興味が移ってしまう。

ここから藤子不二雄Aまんが道」並みの怒涛の展開である

3年間アニメ制作情熱を燃やし尽くした筆者を待っていたのは、「まんが道」における「連続原稿落とし事件」並みの絶望であった。

努力はした、けれども能力が足りなかった。でもみんなで頑張ったんだからよかったじゃないか。

そんな自己欺瞞を「オネアミスの翼」に粉々に打ち砕かれるシーンには胸を打たれる。

「どれだけ熱意があっても、どれだけ精魂を傾けても、クズクズだ。ぼくはこの時はじめてそれを学んだ」

この後、この挫折をバネに著者がゲーム業界成功していれば、ゲーム版まんが道」といってもいい希望に満ちた素晴らしい物語になっただろう。

だがその後モノローグはこう続く

「そして、それは最初であって決して最後ではないことをぼくはこの後何度も思い知らされることになる」

アニメフェスティバル手塚治虫に会って、一生かかっても恩返ししたかったのだというエピソードのあと、

現在の著者近況に戻って物語は終わる。希望はなかった。ただ傍観者としてゲーム業界進歩を眺めているというようなラストだった。

おそらくこれはまだ続きを書くつもりなのだと思う。

気になったので著者のその後について調べてみた。

大学在学中に漫画家デビューしたものの売れずその後セガ入社現在フリーライターとのことである

セガで関わったゲーム

セガガガ2001年セガ) - 原案美術設計プロデュース

ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハート秘密-(2003年セガ) - ディレクションシナリオ・背景グラフィック

ガンスタースーパーヒーローズ2005年セガ) - ディレクションシナリオ・背景グラフィック

ブラック・ジャック 火の鳥編(2006年セガ) - ディレクションシナリオ

サンダーフォースVI2008年セガ) - 企画原案美術設計プロデュース

セガガガセガファンには有名な内輪ネタゲーであり、この人はやはり内輪ネタ本領を発揮するタイプなのかと思われる。

クソゲーとも言われているようだが情熱だけで独善的に突っ走る著者の性格がまだうまく作用したケースなのではないだろうか。

ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハート秘密-は、火の鳥アトム編を補完するGBAの名作として手塚ファンに語り継がれている。

この実績を持って手塚治虫への恩返し云々というエピソードにつながってくるのだろう。

どの程度関わったのかはわからないが、これが現在のところ著者のゲーム業界におけるハイライトと言えそうである

そして最新のキャリアがあの伝説クソゲーシリーズファンから存在を抹消されているサンダーフォースVIであったことを知って

とてもフクザツな気分になった。情熱だけで独善的に突っ走った結果手に負えなくなり、誰も喜ばない作品が出来上がって

「仕方なかったのだ、これはこれでよかったのだ」と自己欺瞞するしかなくなるという高校時代エピソードとぴったり重なる。

ちょうどこのゲームリリースしたあとにこのパート執筆していたというのだから著者自身それを痛感していたことだろう。

思うにゾルゲ市蔵氏は才能豊かな人である。絵も上手いし、曲がりなりにも高校生で二十数分というアニメを完成させている。

自伝をこれだけ客観的で読み応えのある物語に仕上げる才能は相当なものである

センスが無いのか、悪趣味なのか、思い込みが激しいのか、高校時代エピソードサンダーフォースⅥに関しては

情熱を発揮する初期の段階で方向性を間違えていたと思えてならない。

そのようなタイプ大勢スタッフを引っ張ってプロデュースしていくゲーム制作仕事が向いていないのでは、とも思える。

もっとも、このマンガ絶版になったうえJコミ無料公開してもそんなに閲覧数が伸びていないので、

漫画家のほうが向いているとも一概にはいえないのであるが、なんとか自分の才能を活かせる表現形態を見つけて欲しい。

サンダーフォースⅥを遊んだユーザーから罵倒メールが届いて「トホホ・・・」で終わっていくのはあまりにも哀しい。

二度の大きな挫折を味わった著者であるが、そのまま終わらせるつもりはないようなので、次なる活動と続編に期待したい。

2014-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20130829181150

批評家ワナビーって自分のことかよw

あと長ったらしく書いてるけど「新しいものが好き、新しけりゃなんでもいい、これは古い、だから嫌い」って書けばいいだけじゃない?

まあ〜〜〜〜〜だ そっちの方が 潔くて「個人主義」を考えてる気がするわ

自分の「好み」を言ってるだけやからな。

あとシンプルだしな。

コイツのはただの意見押し付け+統一主義やんけ。 あげくの果てには「お前らも見なくていい」だからな。 これはカス認定。

しっかし「新しけりゃなんでもいい」のかよw ダサすぎ

ぐーぐるぐらすってガッチャマンクラウズ放送時より半年後の2014年はじめでも未だ広まってないし広まるかどうかもわからないしせめて広まる気配ぐらいあればいいけどそれも未だ見えてないし

そんなあやふや立ち位置機器2013年半ばに出してもガッチャマンクラウズテーマひとつである「個々人の心・思考」ってのは表現できねーんじゃねーか?

そんなあやふや現実味のない機器感情移入できねーよ ひっこめカス

まー新しけりゃなんでもいいってやつは、んなペラい考えしか出ねーんだろーけどw もう一度言おう()ダサすぎ。 統一主義害悪

2014-02-15

アイマス劇場感想 可奈かわいい

アイマス劇場を見た。

CMである程度シリアスな内容になることは分かっていたので、

その覚悟を踏まえた上で劇場に向かった人は多いと思うんですが、とてもよかった。

私はアニマスから入ってモバマスグリマスを軽く触って、フレデリカとまゆのPになり、歩とエレナのPとなり…

アイマスSPで響はかわいいなあ!シャイニーフェスタはこの値段でこのゲーム内容はキツイ…でもアニメ新作可愛かった…ニコニコでメドレーを聴き、音楽が良いなあとベストCD周りから買い集め…と、ライトな女Pなんですが、あまりにも感動して感想をどこかに書きたいと思ったんですが、ブログも何も持ってないのでここをお借りします。

アイマス劇場はある程度、きっと製作側も賛否の分かれるのはわかってて、プロモーションでもその辺りを事前に周知させたり、かなり気を遣っていたように感じます。それでもなおあの内容にしたと思うので、ああゆう、直球にテーマ真摯に取り組む作品は、私にはとても面白かった。

話が逸れますが、

アイマス劇場の2週後に公開が始まったタイバニ劇場ヒーローの今後やヒーロー正義とはというテーマを描いているので、

アイマス劇場を見た直後なので、深くテーマについて行き着く描写を期待したんですが、こちらは劇場ではその答えはぼかしつつ、続編までお預けな印象を受けました。

ただ、こちらは好みの問題かな。バーナビーやおじさんはじめ、キャラ個別のストーリーや、アクションはさすがサンライズ!という密度で楽しかったし。

イサンエピソードは、直球過ぎるくらいかもですが、ここまで踏み込んでくれた!という重さがグッと来ます。そうそう、こう言うの、見たいよね。(好みの問題です)

ただ、新キャラライアンは、アイマス劇場でのグリマス勢と違い、予想外に当たり障り無いキャラ付けだったので拍子抜けした。

女性ファンは、関係性を途中で崩されるのを嫌う節があるだろうし、こうならざるを得なかっただろうという気もする。

脚本も、タイ・バニの関係を壊す事になりそうなエピソードは、かなり気を遣ってライアンへのヘイトを生みそうな描写は回避しているように感じた。

逆にそれが私には、食い足りない、ライアンもっと活かされるべきだったと、思ってしまう程度には良いキャラだと思えたので…ラストバニーちゃんにメール送るとか余地があっても…(…すいません)

きっと2期のラスボスとかで駆けつけてくれるんだよね?もっとお話に絡んで欲しい!と勝手妄想しつつ。

見に行った上映回は女性ファンだらけだったので、こんなに女性向けの作品だったのか!と驚きました

話を戻します。

私はアニマスから入っているので、

春香さんがアニマスラストではちょっと納得いかない立ち直り方をしているかなと思って、13話の「自分RESTRT」が最高潮で、2クール目は少し評価が迷う…と思っていたんですが、劇場では「もう春香さんはこうでしかあり得ない」と思えるくらいリーダー然とした存在感説得力があった。春香さん強い。

リボンのシルエット強い。

薄く影にいつつ春香を見守る千早も、静かながら存在感は強く、2人の友情うつくしい…はるちは…いいなあ……ハッ…!?

美希は、とにかく動くだけで愛らしい。2回目を見た際は美希に注目して見たんですが、Pが渡米する周りなどが、すこし美希らしくない…いやこれは成長なのだろうか…。と、少し大人しかったのが多少残念か。でも洗面所のシーンの、みきはるよかった。美希の金髪はフワフワしてそうで、揺れるだけでかわいい

あとは響好きなので、響が前半はとにかくいっぱいしゃべってて、意外と胸があるアピールもきちんと出来てて、よかったなあ!響は自分かわいいなあ!アニマス16話は辛かった!

きっと後半で出番が少ないから、今のうちに出番多いんだろうけども!と、勘ぐりしつつ!当たった!ホントに!でも可愛かった!チャイナ

貴音、やよいは同じくらい見せ場がギリギリな感じだったので、これで喜ばなければ……


予想外に存在感があったのは、伊織もですが、やはりあずささんか。

確かにアニマス当番回でもあずさらしいキャラ描写は「道に迷っておっとり」、以外の部分が弱すぎたので、劇場ではパワーアップ…!なんだけども、アニマスしか知らないと、こんなキャラだったっけ?感が若干する。いや、すごく良い立ち回りなんですが。

単品ではちょっと動かしづらいキャラでも、キャラとの絡みで迷惑を掛ける(けど亜美真美カバー)お姉さんポジション(道に迷う所以外は年長者らしく、しっかりしてて場をうまく納める)というのを活かすと、見え方がかなり変わると思った。

律子…さんは、とにかく、可愛かった。アイドルじゃなくても一生懸命彼女かわいいかわいい………(涙)

まだ律子については、整理し切れてないので、保留。次見に行くとき律子に思いを馳せながら見たい。

Pは、女性目線からかもしれませんが、いやーずるい!ずるすぎる!きちんとこまめに仕事してる描写を挟みつつ、同じく悩み…。

アイドルから一方的に好意を受け取るだけで無く、自分から積極的彼女たちの力になろう、アイドルとして輝かせる為という志のもと動いてるのが伝わるので、とても好印象です。

作中で男性は少ないので、彼で無ければ出来ないことは「そこにいるだけで安心させられる」ような立ち振る舞いなのかなと。

やはりそして、安心と安定が強くなるほど、喪失が重くなる…。

ジュピターも同じですね。アイドルとしての成長に悩むと言う点では春香と一緒。

そこへ言葉は深く交わさずとも、多少立場が違っても、お互い「近い視点で頑張っている他者」がいる、というのは心強いでしょう。

ジュピターとは、(今後の展開でよっぽどへまが無ければ)765プロアイドルとは恋愛関係には決してならないだろうという安心感もあったので男性ファンもホッとしたのでは?どうでしょう

私は鬼ヶ島羅刹さんが「あいつも結構やり手(のP)なんだな…」と、言う台詞に、アニマスでPと羅刹さんそんなに接点あったっけ??ていうか、そこで何故、唐突にPを思い出すの?目の前にはこんなに可愛いわた春香さんが居るのに?と小鳥さんアンテナ発動。

そういや今度ジュピターオンリーイベントあったけ…薄い本読んでみたいな…と思いつつ。

と、アニマス終了後に指摘が多かったであろう、手が回っていなかったキャラをまんべんなく活かしつつ、真摯な話を展開して見応えがありました。

輝きの向こう側には一体何があるのか…。

いろいろ考えさせられるお話で本当に私は好みです。

アイドルだけで無く、何か人生のある程度極めた先、それは学校卒業合格だったり、夢の職業に就けたり仕事で何か成果を出せた後は、また新たな目標を決めてどうやって生きていくのか。

そこを春香が迷い、悩み、苦しみ、あまりスマートじゃ無いですが、自分なりの結論を持って今後を決める。

今後もまた悩むこともあるだろうけど、これの繰り返しが人生なんだなと思わされます

逆に、人生は上手くいくばかりじゃありません。

上手くいってない部分は可奈に重ねて、今は輝けていない、でも輝きたい!(悔しい!つらい!なのに私は…!)と代弁してくれるのが、心の底からグッと来ます

可奈は、劇場感想を読んでいて、太ったことが割と「そんな事で!?」と言う感想が多かったですが、

個人的には体重の増減が多く、その事にコンプレックスがあるので、もう、あの煮詰まった感じが自分の苦しさに直結してしまって、それだけで泣けてきます。あれは辛いよね…。デリカシーが無い男性だと簡単にやせろよwwとか足太くなった?とか言うけど、そう簡単じゃ無い…。女性として「価値」を否定されるような出来事だと思うので、もうアイドルなら尚更。相当の苦しみだろうと思います

から最初のフニフニした頬の愛らしさと、春香ちゃんへの「好き」がポクポク立ちのぼってそうな表情、まっすぐな性格、太ったときのシルエットも本人は辛いかもですが、そんな可奈でもかわいいよ!ボエーな歌も、川辺での辛すぎる「自分REST@RT」、「プチシューの歌」も可愛かったよ!大好き!と伝えたくなるような瑞々しさがありました。

そんなかわいい可奈はどんなアイドルになるの…?

個人的な考えですが、アクション映像的なクオリティもですが、映画作品は更に観客自身の内面還元して色々考えさせてこそ、いい作品だと思っているので、すごく私にはよかったです。

アイマスは…

ニコニコ動画での企画で、劇場公開直前に「THE IDOLM@STER WEEK」という番組七夜連続でやっていて、すごく映画への期待が高まって楽しかったんですが、特に第五夜 「音楽の向こう側へ!」で「人生の転機で聴きたい曲」というお題がすごくよかったなと思ってます

あなたのどんな人生の場面でもアイマスは寄り添うよ(または寄り添えるよ)」という気がしてきて、音楽、曲の力の強さを思い知るのです。やはりそれは10年以上の積み重ねがあったからこそなのですが。

ぬーぬーが「天国に行ったら聴きたい曲」と言うお題で「inferno」を推して「それ地獄じゃないですかやだー!」でも推した理由を聞いて、ああ、なるほど…と、個々の人生観垣間見えてすごく面白かったです。

人生について」なんて壮大すぎてよっぽど親しい友人でも無いと話さないじゃ無いですか。そこをうまく自分価値観を見せつつ人生とはこうなんじゃないか、というトークがすごくグッと来ました。

例えアニメゲームの新展開が無くても、積み重ねた多くの楽曲私たち人生での転機で励まし、また新たな視点を見つけ出す一助になってくれるんだろうな、という愛を。愛だよ…。

アイマス人生

正直、765プロメンバーアニメ新作を期待できないんじゃないかと思うくらいには、行き着いてしまった感じがするので、

エンディングに出てきた「真美、やよい、響」のユニットのような、少し手の回りきってないキャラフォローするお話なら出来るのかな?と妄想しつつ。

グリマスや876がメインで、バックでトップアイドルになった春香さんたち765プロを描くとか?どれも難しそうです。楽しみだけど。


ご新規さんと可奈

私は劇場1回目見終わった後、あまりに感動してしまい、片っ端からよかったと呟いたり、知り合いに勧めまくって。前売り券も春香律子、響、やよいのを買ってあったので、映画とご飯おごるから誰か付き合って!と。

…が、普段、私はフジョシなので、勧められる相手は女性ばかりです。うっ…これは分が悪い。

そんな中でも、付き合ってくれる人が居たんですよね。

1人目は同じくフジョシの友人。

ただこの人は元々アニマスも好きだったので、割と感想は似てました。クリアファイルのやよいかわいいお話よかったあ~!家帰ったらやよい描きたい!誘ってくれてありがとう!私もアイマスもっとみんなに見て欲しい…!と言ってもらえて誘ってよかったと思いつつ。

2人目は自分母親

「見に行ったよ」とメールが届いたときは「…は!?見に行ったの?」と思うくらい

普段アニメも全く興味なく、本も読まない、スマップタキ翼が好きで、父親と映画をたまに見に行く程度なので、まさか見に行くとは…。

暇だったから、だそうですが、そもそもアニマスアイマスの「ア」の字も知らないのに楽しめたんだろうか…?

(また脱線しますが、タイバニ映画キャラ紹介新作ミニアニメに、5分でわかる総集編が上映前に流れて、初見にも優しく手回しが良いなあと思ってました。ただ、シリーズ普通に見てると蛇足に感じるわけで…。単純に今回のアイマス劇場であったらよかったか?と言われると謎です)

…と、珍しく電話が来たので感想を聞いてみた。

「可奈って子が何で途中から出てこれなくなっちゃうのかなーって見てた。面白かったよ」

  • (ちゃんとキャラ名把握してるんだ?!)可奈はどうだった?

「太ったから出られないってそんなオチ?って思ったけど、この子アイドルなんだよね?ならしょうが無いかもね」

「(合宿所の)お布団の柄が今の子っぽいよね」(ん?そこ?)

  • の子は誰か印象に残ってる?

春香って緑の目の子リーダー?で他はちょっとわかんない。(可奈のオチで)ええっって思ったけど、割と暗い話だね。(私は何回も見に行くと言っていた)何度もこれを繰り返し見るのは辛いかもね。でも特典もらえるんでしょ?オタクの人は通うわよね」

  • ん?そういやお父さんも見たの?なんか感想言ってた?

「一緒に行ったわよ、じゃないと(映画館までの)足が無いし。」

女の子きゃーきゃー言ってる違いがわからないって」



この後は、劇場にいたPへの感想が…あああ、おばさんの放言恐ろしい…。それを私は全く笑えないので…。つらい。

50代後半以上のオタクへの偏見辛い。なのに作品への評価は冷静なので妙な感じですね。

3人目の子は、アニメは好きですがフジョシではないです。うっすらアイマスというものがあるとは知ってるらしいですが、アニマスも見てない、音楽も全く知らないと。

キャラ名も一部しか一致しないけど大丈夫かなあ?でも絵はカワイイから見てみたい、とのことでぜひぜひ!と、誘いました。

結果は…予想以上のヒットだったようで、上映後横を見たら涙ぐんでいて

「すっごいよかった…!」「家帰ったら何かしたい…」「TVシリーズ見る…!」「おすすめCDとかあったら貸して~!」「PSP持ってるけどゲーム面白い?」と、予想以上の反応にビックリしつつ、誘ってよかったなと

その後ご飯の流れになり、また聞いてみる

春香と可奈がもう、見ててつらくて…だから、出てこれた時もう、うわー!って。すごく前向きになれる話で、元気が出た。よかった。誘ってくれてよかった。」

キャラ765プロの子は正直、春香とやよいと千早?くらいしかからない。関係性も出来上がってるからそこはそういう物だと思うから、どっちかというと初登場っぽい子に注目して見てた」

  • そんなに可奈気に入ったの?

「可奈かわいいせっかくだからもっとライブで難しい踊りの部分写してほしかったよね。でもアリーナ広かったから走り回るの大変そう」

志保はきついけど、(事前にアイマスキャラ性格に難がある子は背景に何かしら設定があると説明していた)きっと何かあるんだよね?志保が笑う所を見てみたい。雨上がりのシーンの春香志保身長差が可愛かった」

おお、もう、ここまでグリマス勢の可奈と志保に注目して見る人がいるとは思わず。先の母親もですが、初見の人は出来上がった関係よりも、これから何か起きそうなキャラに注目して見やすいんでしょうか?

2人に話を聞いて思ったのは、今後アニマスをやるとしたら、きっとグリマス勢を完全に無視して話を進めることは出来ないだろうなと。

扱いは876程度…かもしれないですが、劇場で見た新規の人は可奈が今後どのようなアイドルになるのか気にしてると思うので、またそこも汲まないとなので、アイマス展開はどの道を行っても大変だなと。

ただ、グリマス勢に関しては、今サービス中のゲームをやってくれ、と言うことなのだとは思うのですが、やはり、いつ消えるかわからない場所での物語を追い続けるのはキツイものがあるな…と。(タイバニモバゲーも出来は良かったけどサービス終了しちゃったし…)

コミカライズノベライズ、等何でもいいんですが、やはり固定化されたまとまった状態で彼女たちの「物語」を見たくなったし、可奈を切っ掛けに興味を持ってくれた上の2人には「グリマスだとこんな話もあるからぜひ見て!」と勧めたいので…

今後もアイマスの展開が楽しみです。

2014-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20140131183426

その「いい作品」に受けた感情移入とやらは、経験人数ひとつで吹っ飛ぶ程度のものなわけだ。

なんだかなあ。

http://anond.hatelabo.jp/20140131181019

すべて設定の上の話でしかないのに、わざわざ処女でないと設定する理由がないだろ。

から当然のように処女だと考えるし、実は処女じゃありませんでしたと後から明かされる衝撃は計り知れない。

逆に100人斬りみたいな設定ならいいけど、経験人数1人とかだと生々しすぎて全く感情移入きんくなるわ。

問題なんか何もないよ♪

年を重ねること約20年あまり最近感傷的な気分になることが多くなった。

つい最近の10代のころは、自分のことも他人のことも、それほど感情移入できなかった。

しかしたら、自分は、何かが欠落しているのかもしれないと考えていたほどだ。

映画スポーツなどの、感動的なシーンで泣くなんてことは無いに等しいものだった。

自分が達成したことで満足を感じたことはあれど、ほとんどが失敗と不満足。でも、悔しくて泣くことは無かった。

たぶん、当事者意識が足りてなかったり、全力を出し切れてなかったりと、そのあたりに原因がありそうである

意識的な自他の区別成功挫折、あらゆる経験を10代の終わりから20代の始まりの間に経験した気がする。

もし、今、10代の頃に見たドラマ映画音楽を鑑賞し直すと、いろんな発見があると思う。

少しだけ、自分が歩いてきた道を、感情的に振り返ることができるようになった。そして、それが新たな記憶となり、思いとなりつつある。

大人になるということは、理性的を獲得し、不必要感情は捨てることだと考えていた。

しかしながら、自分は、経験が増えるほど、共感感情移入できることが増え、より感情的な大人になりつつある。常識的に相応しくないとされる大人かもしれない。

でも、それが自然であり、感情コントロールできるだけの理性があればいいと思う。まだ未熟だけど。

理性と感情は同じくらいの量で、それでいて合計は多ければ多いほど良いのだと思う。たぶんだけど。

2014-01-30

小川一水の「あともう一歩」感を考える

刊行中の「天冥の標」、めちゃくちゃスケールデカ人類年代記です。「導きの星」の5倍くらい(感覚)。巻ごとに世紀がかわる仕様ですから壮大。これがねえ、ガワを見るとすげえおもしろそうだし、実際おもしろいっちゃーおもしろいですけど………なんかこう「あともう一歩欲しいなー」感がこびりついて離れない。こんなにも壮大な作品舞台なのに、壮大なスケールで描かれた書割のように見える瞬間があって、この感じはいったいなんだろなーってずっと疑問に思ってました。

連接小惑星に人工重力を発生させてその上に首都がある宇宙国家とか、地球上のあらゆる生物を生きたままサンプル保管している巨大宇宙船とか、宇宙空間でも死なない種族がつくった脅威の軍艦とか……あんまこう、実感として想起されない。へーって思うくらい。イゼルローンの難攻不落な印象であるとか、地球とはあまりにも異質な惑星フェアリィの土壌とか、そういう圧倒的生々しさ、存在感に欠けているのが「天冥の標」における大きな泣き所であるように感じます

いまのところ出色は4巻。SFにおける未踏の地へのアチーブメントが本当にすごい。このテの設定はむしろエロゲーで使い古されたシチュなんですが、そんなエロゲ設定を本家SF作家SFにしてしまったのが面白い。本当に素晴らしい仕事だと感じました。シリーズ全体の印象でもこの巻は群を抜いています。おそらく圧倒的にキャラクター小説しているせいなんだと思いますキャラクターが動くことによって舞台装置が説明され、読者の目線もまたそちらのほうに向かうというのがうまく働いているように見受けられました。

イゼルローンの存在感とは、巧拙さまざまな将官攻略こころみては散ってゆく描写に基づいてますし、惑星フェアリィの不気味さも、謎空間にとらわれ苦悶する深井中尉や、超理不尽に片腕をうしなう従軍記者といったキャラクタの立ちふるまいによりますキャラクタ存在は、キャラクタ小説以上にSFでこそ必要不可欠であると感じます

こうしてみると、「天冥の標」が慢性的に欠いている要素とは、銀英におけるヤンやラインハルト雪風における深井零やブッカー少佐、すなわち「読者が感情移入してくれる魅力的なキャラクタ」ではないかと思うのです。ノルルスカインは味わい深い造形だが脇役すぎる。クロニクルの辛い所でしょうねー……。魅力的なキャラが動きまわって舞台に彩りが添えられることが少ないせいか、どうにも世界観が書割的に見えてしまう。ほぼ名前が出ただけの黒色中国サンタクルスクリオーリョイスラム巡礼艦隊などの勢力に至ってはまず何者なのかもよくわからんし、7巻にてアイン喪失を嘆いているシーン、本来ならものすごいカタルシスが生まれるはずなのに、感情移入がないのでそんなにパッとしなかった。まあ意味は分かるけど…っていう。うーん。

ところで小川一水作品の暫定第一位はまずまちがいなく「時砂の王」だと思います。遠未来弥生時代リンクしてゆく物語で、著者いわく「もともと中編にする予定だったのが長編サイズになった」という話。全体的にすっきりした流れでムダがまるでない。よくある舞台設定なんですけども、Oも卑弥呼ものすごい心に残っていて、俺大好きです。「あと一歩」感なんてまるで無くて、すべてが完璧に見える。次点は「老ヴォールの惑星」かなー。中編。やはり余分な要素をこそぎ落としたシャープさがあります。どうも小川一水もっと面白くなる文章量って、中編くらいじゃね? って気がしてなりません。

2014-01-28

ちょっと時間ができたので発売以来やりたいなと思っていたFF13(無印)をやってみようかなと思った。少し嫌な予感がしたので「FF13 ムービー」でyoutube検索してみると、ムービー集というのが見つかった、30分/本の動画10本あるらしい。合計300分、5時間馬鹿かと。そりゃハード進化のおかげでムービー詰め込めるようにはなっただろうけどさ、テンポ悪いのが目に見えてるし、さりとてそのムービー飛ばしたらストーリーがわからなくなるに決まってるし。

あのさ、長時間ムービーとかフルボイスとか主題歌とか全くいらないんだよ。バトルシステムゲームバランス、あとそこそこの自由度があればこっちで勝手に楽しみ方見つけるからさ。映画見たいんじゃないんだよゲームしたいんだよ。300分のムービー作るリソースを別のことにつぎ込めよアホう。

いやストーリー重要だよもちろん、RPGなんだから。でもさ、ムービーが一切ないFF4,5,6にも素晴らしいストーリーがあって、めちゃくちゃ感情移入できて、今でも鮮明に覚えてるわけですよ。FF6エドガーマッシュコインで進む道を決めるところとかさ、今でも思い出したら涙出てくるよ。いいストーリーってそういうもんだよ、ムービーの有無やその出来とは全く相関しない。

ということでFF13買うのやめた。

2014-01-23

2ch携帯小説を笑う風潮あるけどさ……

2chの「すごい体験をしてきたから書く」ってまさに携帯小説だよな…

不倫とか仕事相手とか親とか、あといけすかない女とかに復讐するのとかさ……

刺激に飢えた野郎どもが感情移入できる超過激なストーリーを内輪で書いて消費する

携帯小説の図書室SEXもたいがいかもしれんが、2ch間男障害者にしたったみたいなのもさ……

刺激に餓えて過激なストーリーを読みたいのはティーンの女子だけじゃないんだね

2014-01-18

君に届け千鶴とその片想い相手の徹のエピソード

最初に読んだときずっと好きだったお兄ちゃんを

女らしい美人に取られた千鶴が可哀相だと思っていたが

今読み返すと婚約者立場の方に感情移入した。

若い子の方が脅威だろうなと…

世間の男の女の若さへの執着を知ってから

この漫画に限らず、男が同世代の女を選んで

若い女を失恋させる少女漫画はえらく良心的なんだなと思ったよ

2014-01-11

Wake Up, Girls!が糞つまらなかったけど「成長」がちょっとだけ楽しみというお話

Wake Up, Girls!観た。映画地上波アニメも。

色々思うところがあったのでネタバレ気にせずぶちまけたくなって増田投稿しようと思いました。

ぶちまけるので構成とかも誤字チェックも何もしないので色々見苦しいかったらすみません


まず映画

公開初日都内映画館で、平日とはいえ終業明けの時間であるにもかかわらず客は多く見ても50人程度。

そんな状況だから観る前から「ヤバくね?」って思ったけど金払って映画館入っているわけだし観たわけですよ。


紛れも無い糞映画でした。


新年一発目の映画でこんなものを1200円払って観てしまった俺。自分自分に同情します。

唯一の救いは上映時間が1時間弱だったこと。90分とか120分とか、とてもじゃないけど耐えられる気がしない。

映画はとにかく酷かったので長くなるけど許して欲しい。


誰でも余裕で分かるレベルで棒演技のオンパレード

「こんなに終始荒れてるアニメも珍しいだろ…」というレベル作画

社長外道すぎる

主人公?のセンターキャラ島田さん)を中心に話が進むけど肝心の過去トラウマが一切明かされず、感情移入できる余地無し。

これはテレビアニメへの伏線とも取れるが、映画単体としてみた場合、完全に意味不明ストーリーになってしまっている。

謎が明かされないまま他のキャラも何やら納得していきますお話が進みます。どんどん取り残されていきます


そして肝心のライブパート

正確にはライブパート直前からだけど、荒れていた作画が突然安定する。

7000枚描いたらしく、確かに結構頑張っている。

でも分かる。

明らかにライブパートリソースをぶっ込みまくったのが分かる。

リソースの95%程度をライブパート含むラスト5分程度につぎ込んだんじゃないだろうか。

でも別にライブ凄かったね」と褒めているわけじゃない。

リソース殆どを注ぎ込んでここまでなんだな、と。

限界がなんとなく見えてしまった残念感。


次にテレビアニメ

個人的には映画ほど酷いとは思わなかった(映画は金払ってるのにな)。

作画も演技も映画よりは良くなってた。でも平均レベルよりはどうなんですかね…。

肝心のライブパート映画と全く同じです。使い回しです。パンチラも修正ありません。

映画観てない人はセンター島田さんだとわかった人は居るんでしょうか。


とかなんとか映画テレビも他にも一杯言いたいことありすぎるんだけど、とにかく酷かったです。

面白くなかったです。本当に。


でもね、ライブあるなら行ってみようかなとは思った。


映画を観た時、声優中村繪里子さんの「大腸ジェラシー」って動画を思い出したんですよ(ニコ動に今もあるんじゃないかな)。

アイドルマスターヒロインの声を当てている人ですが、言っちゃ悪いけど本当に歌も踊りも下手くそ動画です。

イベントで歌って踊ってる様子なんだけど、音は合ってないわリズム取れてないわ、マイクに音乗ってないわ…。

イベント自体も客席はパイプ椅子っぽくて、カメラも明らかに安物で、そういうショボさも拍車かかって酷いわけです。

底辺さ満点の動画です。


でもこの動画が終わると他の動画ジャンプされるようになっていて、次の動画ではそんな中村さんがなんと武道館で歌っているわけです。

しかソロパートである

歌も踊りもしっかりしてて、堂々としてて、完全にアイドルなんですよ。

例のイベントの7年後の様子だけど、7年でこれだけ成長したんだなと凄く感動したわけです。


Wake Up, Girls!ではド新人を敢えて起用していることからも、「成長」を見せたいと思っているはずです。

で、実際、映画アニメ第一話では既にその成長が俺でも分かるわけですよ。

演技だけ見ても映画よりテレビの方が明らかに「成長」しているんですよ、ハッキリと。

そういう成長をずっとそれを見守って行けたら中村さんの動画のような感動が得られるのかな…ってね。

先のことはわかんないけど、そんな可能性を垣間見たような気がする。


とは言え、映画テレビアニメも「面白くなかった」という事実に変わりはなく、

今後の展開が面白くないと今ちょっとだけ芽生えているこの期待感もいつかは消えるでしょう。

消える時は消えるし、消えなかったら……その時はライブとかイベントとか行くかもね。


以上、Wake Up, Girls!は糞つまらなかったけど「成長」がちょっとだけ楽しみというお話

2014-01-05

[HMJM]普段全然AVを見ない阿佐ヶ谷在住のサブカル系OLさんにAVの楽しさ・面白さを伝えるべく貸し出すDVD10本(と言ってもほとんどHMJM作品)

 先日、渋谷アップリンクでAVメーカー・HMJMの10周年イベントがあったんですよ。んで、その 1日目に友人を誘ったら来てくれました。

 普段はAVをほとんど見ないOLさんなのですが、イベントを楽しんでくれたようで、次に会う時にお勧めのAV持って行くよ!という話に。そこで、どんな作品を持って行けばいいかなぁと色々考えた結果を書き残しておきます

テレクラキャノンボール2009 賞品はまり子*Gカップ | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 正直この作品だけ見せれば話が終わってしまう気がしないでもない。それくらい完璧

 AVというのはただセックスしている映像が収録されているだけのものではないよ、というのがよく解るだけでなく、誰が見ても面白い!ここでぐだぐだ説明しなくても見てもらえさえすれば解るハズ。

 …なんですが、薦める相手が女性だと、実は結構ハズす事があるんすよ。まぁ女性容姿を笑うような場面もあるし、そもそも女性をあんまり人として扱ってないし。

 でも!そういう表現が出来るのがAVの素晴らしい所なんですよ。こんなんテレビじゃ絶対出来ない。ってか女性の目に触れる所では出来ない。女性が入るのに多大な勇気が居る(けど男連れで行ったらそれはそれでサムい)お店に入って、もしくは住所と名前と一緒に「こいつはAVとか買っちゃう女だぜ」って情報通販サイトに開示して、お金を払わないと入手出来ないという鉄壁セキュリティフェミニストから表現の自由を守っております

 そうやって女性の目に触れない所でやってるのをわざわざ見せなくてもいいんじゃないかという意見もあるでしょうが!見せたいんですよ!ってかこの作品を楽しめるようになって欲しいんです!何故かと言うと2月に劇場版 テレクラキャノンボール2013 | オーディトリウム渋谷 が公開されるからです!これに一緒に行ってもらいたい。そして楽しんでもらいたい。その為には?というのがこの記事のテーマです。

まり子*Gカップコンプリート+未発表10時間 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 キャノンボール2009の賞品のまり子さんとは?という事でこちらのコンプリート版を。顔出しNGの伝説の素人女優まり子さんの出演作全て合計10時間分の映像がDVD2枚組に纏められております

 こちらのDVDのアウトロ部分でも語られていますが、AV業界の中心がレンタルからセルに移行し、男優は映さず喋らせず抜き差し映像中心の「お客様向けの作品」が持て囃されるようになり、松尾監督が撮りたい作品とはズレが生じていました。その状況に反発を感じて「そんなに抜き差しが見たいならとことん見せてやろう」とやけっぱちで製作された作品が『僕の彼女を紹介します』。一時期DVDがリリース出来ない状況まで追い込まれていたHMJMはこの作品のヒットで復活しました。

 やけっぱちで製作されただけあって、松尾監督キャリアの中でも毛色が違う作品になっており、ホントに抜き差し中心。監督は勿論、まり子さんさえも殆どエロい事以外はしていないような形で登場していますアウトロでも「喋らせると普通にいい子なのでわざと会話は入れず肉体だけを誇張し」とテロップで説明されていました)。

 そんな『僕の彼女を紹介します』なのですが、このコンプリート版のDISC2にはまり子さんとの会話や別れのシーンが入っていて(と言ってもキャノンボール2009からの抜粋なのですが)、最後には彼女へのメッセージが。

 …この部分がねぇ。評価が分かれる所なんですよ。男性目線だとセンチメンタルちょっとイイ話風の終わり方なんですが、女性側から見るとね、「何勝手な事ぬかしてんねん」というか「うわーもう何やねんこの男、腹立つわぁ」というか。なんかセンチメンタルな気分になってるのに腹立つwこれは女性同士で見ると見終わった後の感想戦松尾監督は最低だと言う話を延々する事になりますよ。途中で奥さんからのメールがちらっと見れる部分もあるんすよ。これがねぇもうどうなんすかね。あんなメールをやりとりしてるのにまり子さんとこんな撮影をしている訳ですよ。もう奥さん側としても最悪ですよ。…という感じで、この作品もキャノンボール同様、何の予備知識もないまま後半部分を女性に見せるとアンチカンパニー松尾になってしまいかねないんです。でもねー!でもねー!見て欲しい。見て楽しんで欲しい。

 という訳で、最終目標はこの2本を楽しく見て貰えるようになる事です。その為にはどういう作品をお勧めすればよいか、考えまくって以下の作品を見てもらう事にしました。

 

2010年カンパニー松尾

 カンパニー松尾監督がどういう作風の人かという事を解って貰う為に2010年に撮影された3作品を。先ほど『僕の彼女を紹介します』を紹介しましたが、あれはあくまでもイレギュラーな作品で、実は松尾監督という方は自分人生で起こった事をガンガン作品の中に入れてくる監督なんですよ、というのがよく解ります

 キャリア25年のベテラン監督さんなので色々な作品で様々な事を語ってらっしゃるのでどういう形で紹介しようかなぁと悩んだのですが、長い期間で考えるより、大事件が立て続けに起こった2010年という年に注目した方が解りやすいかなぁという事でこういう形にしてみましたよ。松尾監督の2010年は大変な年でした。

私を女優にして下さい AGAIN 10 横浜・新三郷・赤坂見附 巨乳美女純情ヘルニア編 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 この作品では松尾監督ヘルニアで倒れて、AV監督としてやっていけないんじゃないか?という状態になってしまった時期の事が描かれています。冒頭からそのヘルニアになった時の話と、病院からヨボヨボ歩きで出てくる衝撃映像が。これ、何の予備知識もない人がAVだ!わーい!って見始めて最初あんなんやったら度肝抜かれると思います

 ちなみに、この作品で腰を痛めた状態で撮影された2人はこの後に恥ずかしいカラダ 純情BODY あずさ | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム恥ずかしいカラダ すっぴん エミリ | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムで再撮影されてらっしゃいます

私を女優にして下さい AGAIN 11 駒込・春日井・尾道 ヤセムチ純白極楽往生編 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 こちらの作品では2つ目のチャプターで、松尾監督のお父様が癌に倒れ、自宅でご家族介護されている様子から最後までが描かれています。AVなのに。

 家族介護や死が描かれてるってだけでも凄いのに、AVとしても良いんですよ。エロシーンの出来がちゃんとしてる。HMJM10周年イベで司会の雨宮まみさんが最初に出てくる駒込女性が良いという話をされてましたが、ホントに良い。AV見たいなーと思って見始めた人はこの最初駒込女性のチャプターで用を済まして満足しちゃうと思う。でもこの駒込女性とのハメ撮り、冷静に見たら女性最後までブラジャー外してないんすよ。普通に考えるとあり得ないっすよね。でもすんごいエロいブラジャー外しておっぱい撮るの忘れちゃうくらい濃厚なファック。チャプターの最後テロップが出るのですが、この撮影の3日後に松尾監督ヘルニアで倒れます

恥ずかしいカラダ ESCAPE ましろ杏 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 元々松尾監督のAVに出たくてAV女優になったサブカル系女優のましろ杏ちゃん(その辺の経緯は恥ずかしいカラダ DOCUMENT ましろ杏 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムをチェック!)との2作品目。沢山出ている『恥ずかしいカラダ』シリーズからこの作品を選んだのは、実はこの作品が2010年の松尾監督のお誕生日に撮影されていたからです。あと、南の島への旅行松尾監督お気に入り女優さんにやらせるというカレー作りのシーンも出てくるので。それからましろ杏ちゃん自体がナカナカ面白い女優さんなので大好きだったってのもあります現在引退済み)。

 あと、終盤の杏ちゃんホテルに置いて、松尾監督が一人でテントに戻り、誕生日の夜から朝を過ごす場面からアウトロの部分が松尾節全開で最高です。前日に杏ちゃんが作ったあんまり美味しくなさそうだったカレーがめちゃめちゃ美味しそうに見えますよ。


☆色々な監督さんが一度に見れる作品で各監督さんがどんな人なのか知ろう!
JULIA | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 こちらは先ほどの「2010年カンパニー松尾」関連作品でもありますね。

 松尾監督が人気AV女優・JULIAを撮影するという事になっていたのですが、撮影の前日にヘルニアで倒れてしまった為、急遽当時新入社員だった梁井監督総監督に立て、HMJM社員一丸となって製作されたという珍しい経緯の作品です。こちらの作品もオープニングでヨボヨボ歩きの松尾監督という衝撃映像が使われてますね。

 この作品、完全に「JULIA」ではなく「前日に松尾監督が倒れててんやわんやで撮影しているHMJM社員一同」の方が主題になっております監督さん達の普段見れない所が見れて面白い反面、あんまりJULIAを魅力的に写してないんすよ。最後の方にあんな雑談のシーンを入れたりしている所を考えると、梁井監督はわざとそういう風に撮って編集してらっしゃるんでしょうね。

巨乳スカウトキャラバン オッパイ見ぃ〜せて♡ 東京、名古屋 梅雨の陣 | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 HMJMの社員監督4人が総出演している唯一の作品(一応JULIAの冒頭と最後にも松尾監督はちょろっと出てこられますが)。HMJM専属女優ストリートから見つけるべく名古屋ナンパをするという内容。冒頭の池袋の人のパートは見ないで名古屋へ行く場面から見て下さい。

 ソフトオンデマンドで鍛えられたナンパ術で梁井監督活躍する作品なのですが、HMJM10周年イベントでKENSAKU監督自分のコーナーで自分監督した作品を挙げずに何故かこちらの作品を挙げてらっしゃいました。でも、この作品の中に出てくるKENSAKU監督結構ヤな感じなんですけどそれはいいんすかねwちなみにこちらの作品ではKENSAKU監督のハメ撮りという珍しいシーンも見れます。そのハメ撮りシーンではKENSAKU監督ちんこを出した瞬間の女性リアクションに注目。「うわー待ってヤバイですね…むっちゃビックリした」と顔を伏せてから「綺麗ですね。うわー」「凄い綺麗。おちんちんが」「ピカピカじゃないですか。綺麗。すごい」「(今まで見たおちんちんは)こんな綺麗なの無いですよ」と綺麗を連発。…綺麗?おちんちんが?一体どんなおちんちんなのでしょうか。超気になります

 以上2本は梁井一監督の作品です。

復活 倖田梨紗 - アダルトDVD通販 - DMM.R18

 HMJM作品ではないですが今年の話題作。覚醒剤を使用していて逮捕され、2年間刑務所暮らしを経て復活した倖田梨紗さんを3人の監督が撮影。松尾監督の他に、キャノン2013にも出場する嵐山みちる監督も参加してます。2年間入っていた福島刑務所の近くまでハメ撮り旅行に行く松尾監督、以前付き合っていたAV男優とのカラミのシーンを用意する嵐山監督。文字にするとすげぇ酷い事してる感じだけど実際作品見たらそういう意味でのショッキングさはないですよ!


正面に立って目を見てしっかり話せる奴はニワカ!私以外にも挙動不審者を増やすべくお勧めするタートル今田監督作品

 私、以前、ブログでHMJM作品をちょこちょこ紹介するっていうのやってたんですよ。そこで松尾監督の作品だけでなく梁井監督やKENSAKU監督の作品についても書いてたんですが、実は、今田監督の作品については殆ど書いてないのです。勿論ちゃんとDVD買ってるし、見てるし、書こうとしてはいたんですよ。でもナンカねぇ、発表出来る様なブログが書けないんす。いや、発表してる分も大した事書いてないんすけどそれとは比べ物にならないくらい全然ちゃんと書けない。気持ちの高まりをそのまま書くとなんのこっちゃ解らんくなるし、冷静に書こうとしても書けないしでもうぎゃーってなって…ってのを繰り返しておりました。

 それくらい高まりまくる作品を創られる今田監督なんですが、イベント等で出くわすと気さくに挨拶して下さるのです。でもね、そんなんね、憧れの人にね、喋りかけられてまともに喋れるような人間がはてな匿名ダイアリーでこんな文章書いてる訳ないじゃないっすか(泣 もう毎回挙動不審でアワアワ言うてますわ。こないだもね、プラスワンの会計に並んでる時に話しかけて頂いたんですよ、で、「18日のイベ行きます」って話したのです。んで、その次に渋谷のイベの帰りにも話しかけて頂いたのです。んで、その時にも緊張して訳解んなくなってて「18日のイベ行きます」って話してしまったんですよ…もうその帰り道はずっと死にたい死にたいって思ってました。いや、他にいっぱい話したい事あったんすよ。その渋谷のイベの中で今度春原未来ちゃんを撮るって話してはったから「日本ハメ撮り大賞の未来ちゃんとのシーンがすげぇ良かったのでめちゃくちゃ楽しみです!」とか言っときたかったのに!もう!あの時の自分を殺したい!

 でもこれは私が特別挙動不審って事じゃないと思うのです。今田監督の作品を見た女性のうち、何割かは絶対私と同じ様な状態になるハズ!そう確信しております。という事で友人を挙動不審人物にすべくお勧めするのはこちら!

【DL版アリ】美熟女ドキュメント 竹内紗里奈のすべて | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 ナンカ今まで挙げたのが数年前の作品が多いので最近のを1本。このシリーズでお馴染みの男優さんを使った目隠しプレイのシーンもハメ撮りもすげぇエロいので色々書いてみたんですがかなりキモい感じになってしまったので省略!どうエロくて良かったかは買って見て確かめろ!私が色々書いてるの読むよりその方が話が早い!

 メインのエロシーン以外もとても良くて、インタビューで語られる10代後半から20代前半まで付き合ったDV彼氏との話は部外者から見ればナンデそんな状態になっちゃうんだろう?と思っちゃうんですが当事者はそうでもないんやろうなぁというのが解って興味深かった。そしてその彼氏と別れた後に仲良くなった男性との思い出の地を訪れるのですが、思い出の地なのに当時心理状態が酷すぎて記憶が曖昧だというのが結構衝撃でした。付き合う男を間違うとそこまでボロボロになるものなのですね。。。

 んで、私がこの作品で一番気に入ってるのはその思い出の地、海に行くシーン。時間にすれば凄く短いのですが、風の音が思いっきり入っていて会話があんまり聞き取れない感じの所があるんですけど、それがね!良いんですよ!頭の中の思い出を反芻してるみたいで。まぁ私の中には全く無い種類の思い出なんですけど。

 今田監督の作品でちょいちょいこういう海に行って風の音が思いっきり入ってて会話が聞き取り辛いシーンがあるのですが、これはやっぱ意図的にやってらっしゃるのでしょうか。私ホントにこのシチュエーション無茶苦茶好きなんですが、誰に説明しても全く理解共感もして貰えないので辛い。多分その話をしてると興奮しすぎて何言ってるか訳解んなくなってるからだと思うんだけど、この「美しい人自分に語りかけてくれてるけど話が全く聞き取れない」というテーゼってあるじゃないっすか!アレですよ!まさにアレ!と書いてみたけどもしかしてもう既に何を伝えたいのかよく解んなくなってますか?…この辺で止めときます

卑猥なHカップ かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジム

 テレクラキャノンボール2013の予習も兼ねてボールガールの1人でもある新山かえでちゃんの作品を。この作品もインタビューシーンが凄くて、思わず今田監督絶句してインタビューが止まってしまうような告白を冒頭でしちゃってます。んで、その後も海へ連れて行ったら「本物の海を見るのは生まれて初めて」(ちなみにこの海のシーンでも思いっきり風の音が入って何を言ってるのか聞き取り辛いという私の大好きな状態になっております)、車に乗ると「デートした事無い。めっちゃキドキする」、手を繋ぐと「外で手を繋いで歩くのは初めて」、花火をしようとすると「花火をやるのは初めて」と、とても喜んでくれます。お父さんが居なかったりだとか山奥で育ってたりだとか歳の離れたお兄さんしか居なかったりだとかの色々な要因が重なって普通女の子経験するような事をしないまま大人になってしまたかえでちゃん。そんな彼女が愛おしくて愛おしくて。何故こんな良いお嬢さんが。今まで彼女の周りに居た男は全員今すぐ死ぬべきです。テレビの前で「俺が幸せにしてやる!」ってなりますよ。まぁ私はおばはんなのでどうやっても彼女を幸せにする事は出来ないんですが。

 あと、先日のイベントゲストでかえでちゃんが来て「今田監督の作品で教えて貰った事がある」という話をしていてそれを聞いた今田監督は「何だっけ?解んない」みたいな感じだったのですが、恐らく始まって40分位の車内での会話で「君の事を今日恋人だと思うよ」って言ってた事がそれなのかなぁと勝手に思っております

 余談ですが、かえでちゃんについては松尾監督恥ずかしいカラダ 奇跡のボイン かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムという作品を撮っていて、こちらは松尾監督バイクで転んで骨折し2012年に行われるはずだったキャノンボールが延期になったという話が冒頭に紹介されています。そして、この撮影が骨折で1ヶ月ほどお休みしていた後の復帰第1作という事で、監督コルセットみたいなの着けてるわ足に大きいカサブタは出来てるわハメ撮りの途中でかえでちゃんにカメラを何回も取って貰うわとなかなかレアな感じになっているので興味がある方はチェックしてみて下さい。見所は監督がそんな状態なのに濡れまくっているかえでちゃん。…やっぱイイコだ!




 ん?あれ?もしかしたらもう10本紹介しちゃった?ヤバイ。だーっと書いてたらすっげぇ中途半端な所で10本挙げてもうた。そして今まで挙げたので削れる作品がない。KENSAKU監督について書きたい事いっぱいあったのに(AV監督なのに素人童貞という事もあって初期の作品は女性に対する憎悪に近い感情が感じられて…みたいな話から)1本も挙げられてないじゃないっすか。あと各監督を知ろうコーナーで梁井監督の作品2本挙げてるけどこういう作風がメインの監督さんじゃないんすよ。うんでもまぁあんまり長くなるのもアレだし、こんな所でイイかなぁ。

 という訳で冒頭に紹介した2本を楽しんで貰えるようになるようにと8本挙げたのですが、この8本を薦めた訳はとりあえず監督さんを知って貰おうと。そして好きになって貰おうと。そうすればキャノンまり子も女性目線でない感じで見れるんじゃないかと。

 あと、今田監督の2作品については、今田監督の事を好きになる以外にも女優さんを好きになっちゃう感じを味わって貰おうと思ってセレクトしました(松尾監督の作品でも女優さんを好きになっちゃうような物は多いのですが松尾監督の作品ばっか紹介するのもナンだし、女優さんに対する気持ちの踏み込み方に関しては今田監督の方がえげつないというか毎回ちょっと大丈夫か?って思うくらい踏み込んでらっしゃるのでその辺りを見て貰いたくて)。

 監督を知って好きになって監督側の視点から、女優さんを好きになる感じを味わって貰って男性目線で。とりあえず女性としての視点でない所で見て欲しいんですよ。

 私はAVとアイドルが大好きなのですが、この2つに共通するのは、ファンはあくまでも受け手・見る側でしかないので、実は男だろうが女だろうが関係無いって事なんです。高齢のキモヲタだろうとアイドル候補生美少女だろうとOLさんだろうとテレビの前では完全に平等。ただただ見る事しか出来ない。そして見る時の気持ちも完全に自由。高齢のキモヲタアイドル女優さんに感情移入して「監督素敵!」と思いながら見るも良いし、女の子女優さんを愛おしいと思っても良い。女性が完全におっさんの気持ちになって「げへへ」と楽しめる。これこそ女性解放だと思います。男だからとか女だからとかそういうのから一切解き放たれて一人の人間として。女性として見る楽しみと男性の気持ちになって見る楽しみと。完全に女性への訴求を排除した男性向けに作られたメディアだからこそ、そうやって見られるようになれば楽しさが2倍になるんじゃないかなぁと思っておりますよ。

2013-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20131227003809

男も女も女優を見てるのか。気持ち良さそうな人間感情移入したいって気持ちなのかな。

2013-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20131130081850

「他人と共同生活する素質がない」って言うのは確かに可哀想だと思うけれど、あんまり他人に堂々と言うにはためらわれることだと思うんだよ。例えば朝一番に出たクソを学校に持ってきてみんなに見せてくれるというかさ。「わかった、わかった、お前のクソは確かに立派だ」としか言いようがないわけ。そのどうしてもこの自分特性を表明したいっていうアピール欲はどこから来るんだろうな、という。俺もそうとう暇だけど、クソにはなかなか感情移入しづらいんだ。何を食ったらこんなクソが出たとかいエピソードも混ぜてくれるともっと理解できるかもしれないけどね。

2013-11-17

歌舞伎見てきたけど何言ってるかわからんかった。

東京での大学生活も終わり帰郷するので最後東京文化歌舞伎を見に行った。

二万出して5時間かけて見るって時点で全然乗り気でなかったが、それでも席は予約で一杯であったため、これでおもしろくないわけがないと思った。

一応忠臣蔵DVD見てwikiとかで予習してガイド聞きながら見てたけど、重要なシーンほど「はぁーれのぅわぁーえぇぇえぃぃぃいい」といったような

聞き取れない言葉で何言ってるかさっぱり聞き取れないわけ。大筋や何やってるかはわかるんだけど、何言ってるかわからないもんだから

演技が派手で立派でもまったく感情移入できない。

見てる人のほとんどが中年から年寄り若者と言えるような人は見かけなかった。

これって年取ると聞き取れるようになるから年寄りばっかなの?

それとも若者には理解できない文化なの?

これで40年後、50年後に今の若者歌舞伎見に行くようになるの?

金と暇持て余した老人が大型バスツアーで押し寄せることによって、伝統芸能を甘やかして延命治療させてるように感じた。

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