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はてなキーワード: プロポーズとは

2023-01-08

追記増田でボロクソに言われてた漫画を読んだ

年末年始暇なんでブックオフで安売りしてたぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)を買ってみた。

増田でボロクソに言われてたのは覚えてたけど、漫画を一通り読んでネット感想も色々読んだうえである程度は言われてもしゃーないなと思った。

全体的に読者の期待を裏切った結果なんだろうなという印象。

せっかくなんで何をどう裏切ったのかについて自分が感じた感想をまとめる。

見立てと対比

ぼく勉は見立てと対比を多く使っている。

具体的な手法でいえば緒方理珠が唯我成幸への恋心を明確に認識したシーンでUターン禁止標識を同じコマに入れるという方法を取っていたり、桐須真冬と唯我成幸の指導方針真逆であることについて、床の線と足の並びを平行に描いて「(お互いの指導方針が)平行線」などと言わせていたりする。

このような見立て手法のみならず設定自体にも取り入れられており、例えば主要なキャラ童話アニメキャラクターに見立てられている。

キャラ童話アニメ
緒方理珠親指姫
古橋文乃眠り姫
武元うるか人魚姫
桐須真冬アナと雪の女王(エルサ)
小美浪あすみピーターパンティンカーベル
唯我成幸幸福の王子

対比については例えば桐須(キリスト教)←→唯我(仏教)のような指導方針の違いや名前の由来の対比については作者が言及しているが、

その他にも将来の進路についてヒロインごとのグループによる対比が見られる。

将来の進路キャラ
才能と希望が一致せず希望を選ぶ緒方理珠、古橋文乃、桐須真冬※1
才能と希望が一致せず才能を選ぶ武元うるか
才能と希望が一致小美浪あすみ※2、唯我成幸

※1本人の発言。また一生徒であり指導方法を学んでいない唯我成幸ですら達成できた緒方理珠と古橋文乃の成績を向上させることに失敗しているため。

※2小美浪あすみは受験科目の理科分野が苦手であるが、作中で患者の診断については得意であることが示されている。したがって研究側としての才能はないが、現場医師としての才能はあるものと思われる。

追加ヒロインである桐須真冬、小美浪あすみはそれぞれ同じグループキャラクターの将来のロールモデルとして見立てられている。

すなわち桐須真冬存在緒方理珠と古橋文乃が自分の才能がある分野ではなく、自分希望する進路を選んでも幸せになるということを示唆しており、

小美浪あすみの存在父親のいない唯我成幸の代わりに、父親対立したとしても父親の背を追うことは間違いではないのだということを示唆している。

この漫画テーマの一つが幸せになることであり、この2つのグループは将来幸せになることが示されている。

では自分の才能と希望が一致しておらず、才能がある分野を進路として選んだ場合ロールモデルのない武元うるかは将来どうなのか、というのがこの漫画の結末に当たる唯我成幸から婚約指輪を送られる部分であり、これを以て将来幸せになるということが示されている。

この点、作者は古橋文乃ルートで武元うるか失恋ときで不幸にさせるなと言わせているが、将来ではなく現在での描写であり、また幸せとは言わせていない点に本旨があろう。

できないことの克服

この漫画のもう一つのテーマとしてできないことの克服がある。

ぼくたちは勉強ができないというタイトルの通り勉強ができないというのは前提としてあるが、ここでいうできないこととは勉強以外でキャラクターが抱える問題であり、主として家族に関連する問題である

キャラできないこと
緒方理珠人の気持ち特に亡くなった祖母の)がわからない
古橋文乃父親や親しい人と向き合えない
武元うるか恋愛をうまくすることができない
桐須真冬家族の反対を振り切って選んだ道が向いていないと思っている
小美浪あすみ子供の頃から憧れた居場所父親診療所)を継げない
唯我成幸周りの幸せを優先して自分幸せを追い求めることができない

これらのできないことを各キャラ長編(①など番号を付された連話)で唯我成幸が尽力して克服するというのが基本的な流れになっている。(武元うるかと唯我成幸は長編がない代わりに本編の終盤がその流れに当たる。なお武元うるか家族ではなく他人との関係であるが、これは将来家族になる相手との問題であることを示唆している)

この点武元うるか恋愛ができないことについては他のキャラも同じではないかという批判があり、なんなら成就していないのだから他のキャラこそ恋愛ができないのではないかという指摘もあり得る。しかし武元うるか場合恋愛的なアプローチに失敗することが多々あるという点で他と差別化されている。

まり他のキャラクターの場合、唯我成幸の気を引こうとして主体的アプローチをした際にはドキドキさせたり意識させたりして成功しているが、武元うるか場合は好きな相手を唯我成幸ではないと言ってしまったりプールで溺れさせたりするなど明確に失敗してしまうことが多々ある。つまり作中での描写問題であり、そのため恋愛ができないのは武元うるかなのだ。(メタ的に言えば克服できなかったものをそのキャラ問題にするのは最後まで問題を抱えたキャラがいることになるため読後感が悪くなるという問題もあろう)

将来の保証

上記のようにして各キャラが進路を選び、できなかったことを克服することでぼく勉のキャラ幸せになり、その幸せになった将来の姿が本編最終話に当たる150話で書かれている。

この話が卒業後すぐではないのは、緒方理珠と古橋文乃と違って将来像のロールモデルがいない武元うるかにとってはこの最終話こそが将来の幸せ保証するものからである

まり付き合い始めてすぐではなく数年後の将来においても、唯我成幸は他のヒロインたちからの誘惑を振り切って武元うるかを選び、お手製の婚約指輪を渡してプロポーズをする。

このエピソードを以て将来に渡って武元うるか幸せであることが保証され、同時に将来においても唯我成幸にとって武元うるかを選ぶことが彼自身幸せであることが保証される。だからこそこの最終話恋人になってから数年後の話であり、恋人がいるにも関わらず他のヒロインから誘惑されるという一見陳腐な展開が必要なのだ。(あのような陳腐な展開でなければならなかったかは別として)

物語構造

ぼく勉はこのように緻密な構造で作られている作品である。(構造を元にした話自体が緻密とは言っていないので誤解のないことを望む)

簡潔にまとめるならば、作品全体を通して周囲の人間幸せにしてきた一方で自分幸せをないがしろにしていた主人公が、最後最後で今まで幸せにしてきたキャラ背中を押されて自らの幸せのために好きな相手告白をして、恋愛がうまくできなかった女の子と共にできないことを克服した、という結末になるように作られている。

また見立てと対比の話に戻れば、人魚姫幸福の王子という他の4作と対比して不幸な結末で終わった童話モチーフにした2人が、童話と違って幸せな終わりを迎えたという形にもなっている。

作中のキャラの配置やモチーフなどを考えればこのようなストーリーを作者が想定しており、その結末になるように連載を進めていたことが読み取れる。

テーマへの裏切り

さて、ここまでぼく勉という作品の作りを辿ったが、最終的に作者である筒井大志は他のキャラパラレルストーリーも描くことを選択した。

作者のインタビューを聞くと編集との雑談の中で増刊で描けないかと言ってみたら本誌でやることが決まったとのことであり、連載中に急に決まったことがわかる。

このような形で決まったものであるから当然様々な弊害が生まれている。

例えば物語構造として今まで幸せにしてきたキャラ背中を押されることができなくなってしまっているため、主人公告白の重みがなくなってしまっている。(武元うるかには幸せにしてやるという決め台詞を言っておらず、逆に幸せにできないかもしれないけれど自分幸せのために付き合ってほしいという告白になっている。つまり幸福の王子というロールから脱却するというカタルシスがある)

また武元うるかには恋愛というできないことが残ったままになってしまっているため、上で書いたような克服できなかったものをそのキャラ問題にすると、最後まで問題を抱えたキャラがいることになるため読後感が悪くなってしまうという弊害がそのまま生じている。この点古橋文乃ルートセリフを反例として挙げられることが予想されるが、上記の通り現在時間軸であり幸せと言わせていない点に本旨があると考えられ、また結局のところできないままであるという問題は何ら解決していない。

これらの弊害は作中のテーマとしてそれまで書き続けていたことを自ら否定したものであり、それぞれの読者が気づいていたか気づいていないかは別として、無意識的に期待していたものを裏切ってしまった。

無意識的に期待していたものを裏切った上でさらに個々の話でも、特に緒方理珠と桐須真冬について、読者の期待を裏切ってしまった。このように読者の期待を繰り返し裏切ってしまたことが今も批判される原因だろうと感じた。

結果としては自分の考えたストーリーがどのキャラ好きな人にも受け入れられると信じきれなかった作者の敗北だろう。

作中で武元うるか失恋ときで不幸にするなと言わせていたが、好きなキャラ失恋したらファンは喜ばない、不幸になると作者自身が思いこんでしまったのは皮肉である

その他入れられなかったこ

最終回無限未来があると言い、実際の作中のほとんどの女キャラクターが触れていると恋人になるというジンクス主人公成就させているのに、主人公以外の彼氏がいる女キャラクターは主人公に触れていないのは些か逃げ腰ではないかと感じた。

単行本最終巻の作者コメントの僕(作者)が描いたぼくたちは勉強ができないはこれで終わりというコメントはあまりにも無責任過ぎる。お前以外に本物を描くやつも描けるやつもいないんだよ。

特に後者の点でボロクソに言われるのはしょうがないなって感じがした。あやふやな土台の上に二次創作は実らないんですよね。悪いけど。

追記

もしそういう物語構造なら、うるか1話から出ているとは思うが、それはともかく、これだけ独自考察することが、まずもって素晴らしい。/「ボロクソ」は、うるか好きをこじらせた増田いるから…。

この解釈が正しいので「もし」ではないですね。事実です。

冗談はさておき1話から出ていないというだけで否定することができる強度の構造ではない。あらゆる要素がそう物語っているので。逆に1話から出ていなければならないということもないだろう。

才能がある分野ではなく自分のしたいことをするべきというのがこの作品の主張なのであって、その点はセンター試験合格緒方理珠と古橋文乃が衝突を繰り返していた桐須真冬和解するという形で結実するのだから、衝突のない分野に進みその主張とは直接関わらない武元うるか1話に出ていないのも不自然ではないだろう。

当初勉強恋愛の二本柱で進めて行くつもりだったが勉強要素が不人気か何かで早々になくなったために、勉強要素を担っていた2人が恋愛要素も担っているという誤読が生まれたのではないだろうか。

後段の件はちょっと調べたけどうるか派はそりゃキレて当然じゃねえかな……。(私が読んでボロクソと言ったのとは違うので必ずしも恨みの結果ではないと思うが)

パラレルは完全に逃げだったけどなぜパラレルやったかって「真冬先生が一番人気になってしまたから」だよ。先生を真エンドにはしにくいので全員分描いて一番最後真冬編を持ってきて読者の人気に応えた。

パラレルやった理由がそうなのは火を見るより明らか(順番通りなら桐須真冬→小美浪あすみになるはずなのに人気を鑑みて桐須真冬最後にしているから)なので、この増田でも別になぜしたのかとか言ってないよ……

真エンドにしにくいもなにも、話を曲げて人気が高いキャラのエンドにするようなラブコメほとんどない。ぼく勉の場合は桐須真冬人気を惜しんだ作者が話を曲げて描くことにして、その結果期待を裏切ってしまったのだろう。

どのルートでも幸せであることを保証するとか作者言ってなかったっけ

これ(最終巻でヒロイン全員どのルートでも幸せになることを僕(作者)が保証するなどという作者コメントがある)は言われそうだと思っていたが、ではその幸せとは何なのか。

できないことはできないまま残った上で、それでも別の幸せを得られるよという話でしかないだろう。

それが今まで描いてきたこととなにか関係があるかといえば何も関係はない。

幸せになるのはそうなのだろう。でも漫画で書かれてたできないことはできないままだ。それが変わることはないし、代わりに見つけた幸せを得た姿を見ることもできない。

ではその保証にどんな意味があるのだろう? 私はないとしか思わない。

(そういった事情考慮しないとしても、古橋文乃ルート最後唐突に今まで一切書かれていなかった平行世界解釈を語らせるなど言い訳をするような作風鑑みると、読者に批判された言い訳として書いたものと見るのが妥当だろう。そもそも当然のこととして作中から読み取れないことを考慮する必要はないので本文では触れなかった。もちろんファンが作者コメントに救いを求めるのは自由であるが)

2023-01-06

嫁に子供を諦めてほしい

学生時代からの長めの付き合い

20代後半でプロポーズした時、子供いらないけどいい?と言われる

・もちろんと言う

・↑この時まあまあ欲しかったけど産むのは嫁だしと思い普通に諦める

結婚後、やっぱり欲しいと思うも嫁がいらないんだしなと少しずつその気持ちを抑えていく(もちろん嫁には言ってない)

・2人で暮らしていくこと前提で家買ったり金使ったりする

・30代半ばの今、嫁「妊活したい」

・受け止めきれずのらりくらりかわしてたけど「なんで真剣に考えてくれないの」と嫁キレる

これどうしたらいいの

俺としてはもう完全にいらないモードになってるし産むならもっと前が良かった

もちろんその時はわからない、なんて分かってんだけどさ

分かってんだけどさ…ってなってる

ちなみにこれだけ見たら嫁がわがままみたいだけどこのこと以外は超冷静でフラットな人

2023-01-04

anond:20230104170818

クリストフ既存ヒーローディズニー王子様ではない、って論当時散々言われてたと思うんだが

1は一応保険としてそういう男キャラを出したんだろうけど、2だとあからさまに持て余してたな

「一応メインキャラだし出さない訳にもいかないけどこいつ活躍させどころがねえ」とばかりにアナプロポーズしたい云々言ってるだけのピエロになってて

もう出さない方が良かったんじゃないか状態だった

3があるとしたら(大ヒット作だしあると思うが)もう留守番でいいと思うわ

2022-12-31

追記あり】2022婚活の総括

今年のはじめに色々あって結婚しないとまずい状況になったため、マッチングアプリ結婚相談所登録し、婚活を始めた。そこからだいたい半年くらいで成婚退会。

今年の総括としてメモしておく。一年後、結婚生活の振り返りもできればという意味もこめて。

 

○前提

アラサーオタク女で社会人

年収4〜500万前後副収入特になし。貯金は年50万くらいずつ積んだものがある。

地方出身首都圏一人暮らし

 

結婚にあたっての希望

家事ができる(最重要)…私が家事嫌いですぐサボるため。ケツの叩き方のわからない人間と一緒になると私がただのゴミ屋敷発生装置になるため、家事スキル必須

・転勤しない…首都圏以外には住みたくないため転勤はNG。なるべく実家首都圏だとより地方住まい可能性が下がるので、そこはそれなりにチェックしていた。

年収は同じくらい…こちらの生活費負担デカくなるならそもそも結婚しなくていい。金に困るのはNG

オタク趣味を受け入れられる…「一緒に楽しんでほしい」ではない(横から余計な口出しをされたくない)ので、同じジャンル人間は避けた。今の婚約相手の好きなジャンルもよく知らないし、こちらも開示していない。何が好きでもあまり気にならない。なんならグラビアアイドルに入れ込んでても気にしてないと思う。

あとはカルト宗教やってないとかギャンブル借金してないとかだけど、これは正直大体当たり前じゃないか?と思うので、なんとも。

逆にこちら側のマイナスポイントとして引きこもりの身内がいるので、それを気にしないかどうかは一応聞いたりしていた。将来的には絶縁するつもりだし、一度もきょうだいでいてよかったと思ったこともないので世話を見る気は全くない。

 

婚活マッチングアプリ

写真はあった方がいいというか、ない場合基本まともに声はかからない。インカメ自撮りで済ませたい場合はインスタの自撮り上手いやつとか参考にする。見合い写真撮るのはトータル2万くらいかかったけど、当面死んだ時の遺影にも使えそうだしま必要経費かなと。

・いくつかやったけど、アラサーまではペアーズでいい。オタクがやるならほぼペアーズ一択だと思う、コミュニティ?みたいな機能があるので、そこから相手が好きなものがわかりやすくて話の糸口がつかみやすい。

・最大10人くらいと並行したけど、誰とも会わなかった。良さそうだった人とは続かなかったのもあるし、すぐ相談登録してしまい並行するのがめんどくさくなってしまってアプリを続ける気力がなくなった。

 

婚活相談

マッチングアプリに1ヶ月くらいであきて、相談所に行った。IBJ系列

見合い20くらい→仮交際5〜→真剣交際→成婚。真剣交際から絶対出戻りしたくなかったので仮交際で少し時間はかけた。

見合いは世の中で言われているほど無理な人があまり居なかったので8割くらいはオーケーだったが、仮交際に進むと絶対1回はデートしなければいけないので、スケジュールがきつすぎて並行できなくてごめんなさいした人がほとんど。単純にタイミング問題しかなく、先に声をかけられていたらオーケーしていた。

自分から何も話題を振らない人(私が黙ると一緒にだんまり)と一生自分質問をおうむ返しで聞いてくる奴だけ終わった直後に断った。頼むから少し自分から会話のネタを作ってくれ。

・仮交際は4人までじゃないとスケジュールがキツすぎると思う。土日で千葉埼玉神奈川全部行ったことあるけど狂いそうになり、これ以上はムリと判断してそこから見合いは全部断り、仮交際に集中した。

・仮交際で1番きつかったのはユニクロアニメコラボTシャツ着てた奴。オタク服はイベント以外では絶対着てほしくなかったので断った。他は真剣交際になってしまったので自動的お断りとか、先に相手真剣交際進んだとか。だいたいみんな良い人だったので、すぐ次の人も見つかっているのではないかと思う。

真剣交際の決め手は連絡マメだったことと、申し訳ないがこの人だけが全奢りだったこと。正直他のところで全員ほとんど差がなく、そうなると自分デート費安くて済むのは助かる、になってしまった。割り勘はこちから言い出していたのでそれに応じたのが悪いとかでは全くない……が、結果的にそこで差がついてしまったのも事実。逆に言えば気遣いなどがいまいちだとしてもある程度金で他人と差はつけられると思うので、この人だと思ったら何言われても奢りにした方がいいのかもしれない。分からん

真剣交際後は特段何もなかったが、あまり向こうに主体性がなかったのでこちらがほとんど音頭をとって色々やっていた。見合いから概ね半年結論を出さなければいけないのにのんびりしていて期限感がないのは参ったが、何よりもう一回振り出しに戻るのはあまりに面倒臭すぎるため、こちらで押し進め、なんとかプロポーズ。成婚退会した。

 

感想

・とにかく人と喋るのが疲れた。元々人嫌いなので、見合いも仮交際も本当に知らん人間ニコニコ喋るのがしんどかった。ほとんど全員が仮交際希望だったそうだが、何が良かったのかは知らない。なお顔面は完全に終わっているし服もクソダサいので間違いなく見た目ではない。

恋愛心が芽生えるまで待ちたいみたいなタイプマッチングアプリおすすめというか、そういう気分で相談所に来られるとすごく困る。なぜなら期限があるので、やっぱりときめかなかったとか半年後に言われるとなると、かなりふざけんなという気持ちになる。半年無駄にしたと思うと金はいいか時間を返せと恨みつらみ吐きたくなりそうなので、真剣交際後のお断りはなるべく早期をおすすめしたい。

結婚するには適した人と思っているけどときめきは今に至るまで全くない。婚活して気づいたが、多分アロマンスなんだと思う。もともと今までも好きな人は男女共にいたことがない。でも別にもつなげるしセックスもできる(出来た)のでそんなんどうでもいいと思っている。

・でもとりあえず成婚して、人生ピンチを乗り切れたのでそれはよかった。本当にその一点だけで婚活をした価値があるくらいのピンチだったので、そのことだけでかなり感謝している。

 

結論としては一年内で成婚できて本当に良かった、と思っている。結婚生活については来年覚えていればまた書こうと思う。

 

※19:00追記

なんだかんだ読んでもらえてありがたい。追加でいくつか書く。

結婚した理由→本当に近しい人間には理由を明かしているので身バレする。すまん。日本を出なくても良くなったのが利点、とだけ…。

 ⇒さら追記国籍では全くないというか純日本人です。イルクーツク支店の話全然知らなくて検索したら殆ど同じでビックリしている。ほとんど同じです。会社辞める選択肢は全くない。その点以外に不満がないから。

守銭奴→その通りというか、「愛では何ともならなくても最悪金ではなんとかなる」タイプなのと、極力同じ生活を続けたいので年収は完全に同じくらいがよかった。金が欲しいというより生活ランクを下げるのが嫌。

 年収が高すぎると「金に困ってないのに声をかけてくる人間は須く怪しい」(金で解決できない問題が裏にありそう)と思い、それも断っていた。

・奢りについて→これは本当に婚活やってみて初めてわかったけど、割り勘だと加点が±0なところ(減点では本当にない)、奢られるとどんなに些少でも一応加点はするので、そこで差が出てしまう。全く加点要素にしない人もいるとは思うけど、もう他にそれほど差をつける要素がなかった……。

 これは察しろとは思わない。私も割り勘でと言われたら割り勘するしこんなん気づくかと思うので。これだけはこれを理由に差をつけるのが申し訳ないとは思ったが、なんせもう早く決めたかった……。すまん。

2022-12-19

Please let me make love with you

って書かれたプラカード持って世界中を歩いたら1人くらいセックスさせてくれるかな。有給取って旅しようかな。中国で8万人にプロポーズしても断られた男がニュースになってたけど、100万人に頼めば1人くらいやらせてくれるだろ。

2022-12-17

anond:20221216175016

そこで手品のように何も無い手元から一輪の花を取り出してプロポーズ。それが演出ってもんだろ。

2022-12-12

anond:20221212185805

一方髭ダン

「手のひらが熱いほど心は冷たいんでしょう?」

と言われた時に逆にプロポーズに繋げる手法を編み出していた

2022-12-09

anond:20221209010316

物価高で共働きをしいられる時代だ。

合理性のためには仕方ないのかも知れんけど。

しかし時流に逆らってでも、逆張りしなくちゃならんときもある。

お母さん、あなたは間違っているぞ。

から、今年のクリスマス我が家プレゼントが決まりました。

現金です。

子どもの頃の気持ちに戻って考えてみてください。

お年玉クリスマスプレゼント、片方しか貰えないなら、どっちを選ぶ?

当然、クリスマスプレゼントでしょ。

はてなーアドバイスプレゼントは金券でもよい」は、すべての状況の当てはまるわけではありません。男にプロポーズされて、指輪ケースにAmazonギフト券が入ってたら、どうする? 断るでしょ。いっそ、受けておいて指輪買ってからメルカリ転売するまである

要するに

プレゼントが金券でいい = 他人同士の距離感を望む場合だけ

です。

2022-12-07

恋人TRPGにハマりすぎた末路

TRPGと題していますが、正確にはクトゥルフ神話TPRGです。

胸糞の悪い話です。

もう終わったことなので、抱えていたくないので吐こうと思いました。

身バレ可能性もありますけど、今となってはバレた所で何も失うものがないのでいいです。

私が言いたいのは、

同卓者の「大丈夫」を信用するな

これです。

この日程大丈夫ですか?って聞いても、大概の人は大丈夫です!とかこの日なら大丈夫です!とか返すでしょう。

ここで、本当かな?って考えたことはある人はどれだけいるんでしょうか?

体調は?睡眠時間は?

一人暮らし

同居しているならその家族恋人とうまくやっているんですか?

仕事に影響はないか

生活リズムは?

あなたはどこまで同卓相手のことを知っていますか。

知らないのに長期日程を組むんですか。土日を卓で埋めるんですか。本人が平気だと言ったから?

みてみてこのバカ日程とか、愚かだ~ってTwitterで笑ってる場合じゃないですよ。

私の恋人だった人(以下Aとします)も、各方面大丈夫と言いながら月のカレンダーに卓予定をびっしりと書き込んでいました。

実際大丈夫じゃありませんでした。

数年前からAは、定期的に検査必要病気を患っていました。

しかし診察の予約はおろか、だんだん検査のための通院までサボるようになりました。

もう一度予約を取るように頼み込んでも、だって卓が近いから。表情差分が揃ってないから。どうせ今回の結果も変わらないだろうし。といった調子です。

生活リズムも滅茶苦茶です。

睡眠食事も疎かになりました。

分担しようと約束していた家事を一切やらなくなりました。

飼っていた猫の世話はおろか、ドアを閉め切って一瞥もしない日が多くなりました。

デートは勿論、外食すらろくに行けなくなりました。

むかしは天職だといって意欲的に働けていた仕事も、ほとんど出勤もしなくなり、リモートで働いているように見せかけて、居眠りしていた姿を何回も見ました。

どんなに大変な事態が起こっても、今後の卓のリスケのことしか心配していない様子に、何度ぞっとしたか数え切れません。

そうこうしている内に、家庭内別居のような生活が続き、だんだんAと私は険悪な関係になりました。

ただそこにあるのは、卓予定調整、立ち絵ディスプレイ準備、卓本番、感想戦ふせったーの投げ合い、FA量産、うちよそのリプ合戦

Aの1日は、それだけになっていました。

生活が荒めば荒むほど、AのTwitterキラキラと充実し、いいねフォロワーも着々と増えていきました。

それしか場所が、楽しみがないから、依存してのめりこむ。悪循環です。

でも止められない。そうこうしている内に周囲はチヤホヤ囲い込んで引きずり込んでいく。

同居者の私の事は一切省みずに、通話でうちよそ恋愛RPをして騒ぐのを耳にしながら耐えるしかない日々。

いつか一緒に回った思い出のシナリオも別のうちよそ相手に回すようになり、仲良かったPCを改変してまで他フォロワーPCとくっつけたり、

一緒に回ったとある4PLシナリオで、私と同じHOだった別卓のフォロワーPCを、このHOにおいて最高のPCだと褒めたり、

珍しく嬉しそうに話しかけてくれたと思ったら、自陣やうちよその自慢話、卓での武勇伝、表で出せない同卓への愚痴悪口お気持ち


私にとっては地獄でした。

ただただつらかった。気が狂いそうでした。

いや、実際Aがうちよそで結婚シナリオ回ってた時は怒りで狂い死ぬかと思いました。


こんな背景を知っていたら卓に誘えますか?

恐ろしいことにこんな状況の人でも、まともに卓だけは出来るみたいなんですよ。すべてを犠牲にしているから。

同卓者には朗らかで愛想良く振舞いますが、同居者には思いやりのかけらもない態度ばかりです。

参加するかは個人自由個人責任。揉めるのは家庭の問題。と言ってしまえばそこまでの話でしょう。

ただ、Aはどちらかというと身内の輪の中で卓を回すタイプでしたので、卓にはいつも似たようなメンバーが参加していました。

から、私は誘った誘われた同卓相手についてどうしても物申したい気持ちがあるんです。

なんで大丈夫だと思ったんですか?

同卓は悪くないじゃん?と思った方は、TRPGをそのまま煙草とか酒とかギャンブルに置き換えて考えてみてください。

卓を重ねてどんどんおかしくなっていく恋人を、どんな気持ちで支えていたか分かりますか。

心配をよそに毎日のようにお祭り騒ぎをしているのを見るのが辛くて、誰にも相談出来なくて。当時は私も心身の調子を崩し、輪を抜けて卓を引退しました。

再三言いますが、

同卓相手が何か問題を抱えてそうだなと少しでも思ったなら、

卓予定を立てるのをやめてください。少なくともゆとりのある日程を立てるようにしてください。

卓を詰め込んでいる人間が、まともな生活送れるわけがないという前提で疑ってください。

TPRGという遊び自体否定する気持ちはありません。

ただ拘束時間が長すぎるんです。真面目にやろうとすればするほど、特に働いている人間にとっては致命的です。

その人と一緒に住む人たちは卓参加を歓迎していますか?聞いてみてください。

ひょっとしたら知らない所で誰かから激しい憎しみを向けられているかもしれないです。

私たち生活はすっかりAの卓予定を中心に回るようになり、卓のない日もAには卓準備あるいは感想FA作り等があるせいで、二人で今日は何しようか?と考える日なんてありませんでした。

Aの中ではすっかり、卓のある日は楽しい日、無い日は楽しくない日となっていたらしいです。

プロポーズ可能性なんて夢のまた夢、どちらからともなく結婚に関した話題を避けるようになりました。本当に冷めた関係になりました。

卓参加を引き止めるのは難しいんです。

本人が納得できるように説得して止めるのは、本当に、本当に難しいことなんです。

ですが、TPRGというもの私生活も体調も、人間関係も、いともあっさり簡単に壊します。

から軽率気持ちで卓を詰めないでください。

誘われる側も、もっと考えてください。自分さえよければいいという考えをいますぐ捨ててください。

一緒に暮らす人間私生活も、削って捧げていることにどうか気付いてください。

迷惑なんです。

Aをクトゥルフ神話TRPGにはじめて誘ったあの人、

Aと私の同居を知っていても、うちよそを組んで毎週のようにタイマンシナリオを回して、卓でもTwitterでもいちゃつきまくってたあの人。

人数が足りないけどいける?と突然卓をねじ込んできたあの人。

Aさんの絵最高~!もっと見たい!という風におだててFAを催促しても、自分からは一切描かなかったあの人。

許せない人ばかりです。

そうはいっても、全ては私の力不足だったんだと思います

一緒に過ごす時間を、卓よりも楽しいとAに感じさせることが出来なかった。

何より本人が楽しいと心から喜んで、夢中になっているものを、取り上げることなんて、ついに出来ませんでした。

当時のことを思い出すと、今でも悔し涙が出ます


ただ、卓さえなければ。

卓さえなければ、もっと幸せになれたのにという思いにこれからも苦しめられるんだと思うと、最悪です。

かれこれずっと長い付き合いで、この先だっていくらでも一緒に暮らせると思ってたんです。TRPGにハマる前は。

積み上げてきた年数よりも遥かに短い期間のうちに、笑えるほど全てが壊れました。

卓で埋まった生活が続いた後、Aは入院しました。それをきっかけに色々と揉めた結果、別れるに至りました。

向こうの主張としては、人の唯一の楽しみを奪って思い通りにコントロールしようとしているのが気に入らなかったと。

かに相手意思自由尊重しないといけない。

個人の楽しみや趣味一方的否定して、奪うのは間違い。それも当然だと思う。

しかし、それは周囲に迷惑をかけず、やるべきことをこなし、自分自分を支えている人だけが主張出来ることではないか

コントロールされるされないの話じゃない。そっちが自分自分欲望コントロールすることが出来てないから私は困っているんだ。

TRPGにはまるのは自由だけど、何よりも優先度を高くして、他を蔑ろにするのはおかしいんじゃないか

そんな調子で話してみても、結局は最後まで分かり合えず、平行線のままでした。無駄努力でした。


資金が貯まったら結婚式しようと話していたのに。もう何も考えられなくなって、自分家族にも事情を正直に説明できませんでした。

別れる際に猫についても散々争いましたが、世話を放棄して卓で大笑いしていたような人に任せたくない一心で私が引き取りました。

現在もとっても元気で、とってもかわいいです。人の諍いに巻き込んでしまって、申し訳ない。

結局Aはアカウントを消し、残った別垢も鍵垢なのでもう私には何も分かりません。(消すに至った理由は他にもありますが長くなるので割愛します)

あの頃あんなに仲良くべったりだった卓仲間たちも、どうやら今現在はAと全然関りがないみたいです。

Aが消えて少し経ちますが、その人たちはすっかり平常運転に戻って、くる日もくる日も別のTRPG仲間と卓報告をあげていたので、モヤっとき日記しました。

そういえばあの人たち、私が卓引退した時もろくに反応なかったですね~。

楽しい話題に溢れ、何事もなかったようなTLを眺めていると、自分たちの苦しい日々は何だったんだろうとただただ虚しくなりました。残酷ですね。


あの人たちも何かを削って卓を続けているんでしょうか。

そこまでして遊び続ける意味が分からない。何もかもすり減らす趣味なんてろくでもない。

もう、いい加減にしたらどうですか。

結局何も残らなかったし、何にもならなかった。Aが積み上げてきたものも、仲間も、全部虚像だったんです。

責めても仕方がないことに対して嘆きたい気持ちばかりが渦巻いています

どうか、こんな思いをする人がいなくなるように願うばかりです。

誰もかれも楽しく遊びたかっただけ。どこにも悪意なんてなかったと思います。それでも地獄は生まれました。

あのとき私は、どうしようもない怒りをどこに向ければよかったんでしょうか。


追記

まさかこんなに拡散していただけるなんて思ってもいませんでした。冷や汗が止まりません。

数々の反応、ご意見、ほんとうにありがとうございます

私も視野が狭かったですし、ずいぶん身勝手な主張をしてしまった自覚はあります。一つ一つ反応を読みながら、勉強させていただいております

私のような人がこれ以上生まれずに、皆さんがトラブル無く楽しい生活を送っていただけたら何よりの本望です。

最後に追加で吐かせてください。


Aへ

ずっと心から愛していました。

最後まで言えなかったことを後悔しています

ひどい人間でごめんなさい。

2022-11-30

「『115万キロフィルム』に酔っ払っている人」が苦手だ

私はOfficial髭男dismの『115万キロフィルム』に酔っ払っている人が苦手だ。

とだけ述べると意図曲解される可能性が大いにあるため、まず前提を箇条書きする。

アーティスト楽曲のものへの批判ではない

Official髭男dismファン全般への批判でもない

あくまで「『115万キロフィルム』に酔い切っている人」が苦手であるという話

これらを踏まえて読んでいただければ幸いだし、前提の時点で不快感を覚えた方は他の記事を楽しんでほしい。

Official髭男dismは私も好きなバンドであり、なんなら仕事柄よく聴く方だ。

今回匿名でこの記事を書いているのも、仕事上の公平性を保つ必要があるためである

昨今のインターネットはとかく極論に取られがちなので、念入りに書かせていただいた。よろしいだろうか。

1.『115万キロフィルム』とは

ロックバンドOfficial髭男dismの人気曲で、カラオケはもちろん結婚式などで頻繁に使われている。

「僕」の一人称視点で語られ、恋愛人生映画に喩えた世界観に仕上がっている。

2.「『115万キロフィルム』に酔っ払っている人」とは

まりの人気曲である故か、この曲に苦手意識を感じる人間などこの世に存在しないと信じ切っている者たちである

こちらが「あまりきじゃない」とでも言おうものなら説教する勢いでこの曲の魅力を滔々と語り、散々論点をズラした挙句「お前がひねくれてるせい」で締めることが大半。

3.「『115万キロフィルム』に酔っ払っている人」は歌詞を冒頭から終わりまで語りたがる

酔っ払いがこの曲について語るとき、たいがい当然のように歌詞の「僕」=自分だと思っている。

曲の構成上それは構わないのだが、厄介なのは聞かされる側に「君」への感情移入を半ば強制することだ。

「こうされたら嬉しいだろう?」「こんな喩えをされたらときめくだろう?」、聞かされるたびにこちらは凄まじい同調圧力に「ソウデスネ」と答えるほかない。

このプレッシャーと並行して、なぜか酔っ払い歌詞の「うまいこと言っている部分」をあたか自分の手柄のように振りかざしてくるのだが、このコンボ効果こちらの疲労を促進する。うまいこと言っているのは酔っ払いではなく髭男である

更に、その場がカラオケであった場合は最悪の状況を想定しなくてはならない。心を込めてこの曲を歌われた日の夜、私は自室で爆音バカサバイバーループしながら頭まで布団を被って寝ることになる。

4.世界観に染まれないままこの曲を聴くとどうなるか

私は世間一般でいうところの「非恋愛体質」にあたるだろう。人付き合い自体はそれなりにするが、恋愛対象として接されると途端に回れ右してしまタイプだ。

多くの場合恋愛とは相互干渉状態を指す。心を尽くした分リターンが欲しいという恋愛人が大半ではないだろうか。もちろんそうでない人もいるだろうが、私は毎回「期待されるだけのリターンを与えられない」ので交際のものを長らくしていない。

そんな考えの人間が『115万キロフィルム』を聴くと、置いてけぼりになるのである

ここから歌詞抜粋して追いながら、具体的に[]で心情を綴っていく。

これから歌う曲の内容は僕の頭の中のこと

主演はもちろん君で[脳内で主演にされていたことに慄く] 僕は助演で監督カメラマン[少なくとも「僕」が3人いる撮影現場想像して慄く]

くだらないなと笑ったんなら[ついていけていない] 掴みはそれで万事OK![ついていけていない]

呆れていないでちょっと待って きっと気に入ってもらえると思うな[「気に入ってもらえる」から既にリターン圧を感じる]

ここまでのダイジェストを少しだけ見せるよ[もうダイジェスト版があるんだ…]

初めて喧嘩した夜の涙[のっけから喧嘩シーン] 個人的に胸が痛むけれど[心の準備をする予告編がほしかった]

ほら ここで君が笑うシーンが見どころなんだからさ[「ほら」で自分の顔を見せられるのか] ah[ご満悦なところ申し訳ないが]

どれかひとつを切り取ってサムネイルにしよう[やめてほしい] とりあえず今のところは[助演の顔に挿げ替えてほしい]

きっと10年後くらいにはキャストが増えたりもするんだろう[出産前提の圧を感じる]

今でも余裕なんてないのにこんな安月給じゃもうキャパオーバー![だから助演で監督カメラマンを一手に担っていたのだろうか]

苗字ひとつになった日も[どちらの姓を前提にしているのだろうか]

今 目を細めて恥じらいあって永遠を願った僕たちを すれ違いや憂鬱な展開が引き裂こうとしたその時には[どう解決するのだろう]

僕がうるさいくらいの声量でこの歌何度も歌うよ[??!!!!!!!?!?]

クランクアップがいつなのか僕らには決められない だから[またうるさいくらいの声量でどうにかしたらどうしよう]

風に吹かれていこう[……?] (風に吹かれていこう)[誰?!]

フィルムは用意したよ (フィルムは用意したよ)[3人の「僕」でやっているのか?すごい絵面だ]

一生分の長さを ざっと115万キロ[80年分もフィルムに先行投資するから安月給でキャパオーバーしたんじゃなかろうか]

撮影を続けよう この命ある限り[先80年分のリターンを見積もって胃が痛い]




5.結論

何も否定していないのに、一方的に捕まえてこちらの考え方をなじってくる酔っ払いが多すぎる。

恋愛体質でない人間に当然の感動を強制するのは、あまり楽曲任せで無責任だ。

『115万キロフィルム』の「僕」と「君」が成立するのは、二人に明確な信頼関係確立している場合のみである

もっと言えば、夜景ディズニープロポーズバラ花束フラッシュモブお姫様扱いも、万人が喜ぶ演出ではない。

大切なのは相手好き嫌い性質を把握することであり、ロマンティックな演出も独りで酔っていてはまるで意味がないのだ。

からこの曲の世界観に浸れない人間を説き伏せるより、主演を喜ぶ相手を探すことにエネルギーを向けてほしい。

酔っ払いへ、心の底からお願いだ。

2022-11-20

[]11月20日

ご飯

朝:なし。昼:なし。夜:串カツビール。間食:ばかうけ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

明日仕事なのに遊んだゲーム面白くてその余韻を楽しみたい気持ちで飲んじゃった。

AIソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ

はじめに

美少女ゲーム文法作品構造自体に仕掛けがあるSFを書くことと、こめっちょのクオリティに定評がある infinityシリーズや極限脱出シリーズライター打越鋼太郎さんのAIシリーズ第二段。

前作から3か月後、身体を真っ二つにされその半身だけが見つかるハーフボディ連続殺人事件が発生する。

なんとその6年後に、見つからなかった半身が見つかる、しかも6年経ったとは思えない真新しい死体が。

6年越しに見つかる半身を巡る殺人事件を、前作から3か月後を舞台新人捜査官の龍樹と、それから6年後を舞台捜査官になったみずきの二つの視点で追うことになる。

AIシリーズお馴染みの人間関係の解きほぐしが面白

そんな明らかなミステリ的な導入で、確かに序盤はそう。

しかし、話を進めていくと、事件捜査二の次人間関係、愛をテーマにしたそれの解きほぐしが始まる。

ソムニウムパートと呼ばれる対象者の夢に潜り込む装置を使って、彼らが人間関係の中で秘めた気持ちスッキリさせる。

そんなカウンセリングパートストーリーの大半を占める。

という物語構造は前作を踏襲している。

前作は家族愛多めだったが、今回は男女の恋愛が多め。

大きく分けると3組のお話が主軸になっている。

売れないお笑い芸人父親が息子を思う気持ち、そんな父親に向ける子供の本当の気持ちを解きほぐす、米治、祥磨ルート

犯罪者ながら成り上がろうと努力する男性と、大金持ちの娘という立場その男性のプロポーズに悩む、ライアン、絆ルート

醜くい自信の肉体を受け入れてくれたがそれを信じきれずにいる苦悩のお話の、厳、亜麻芽ルート

この3組の相手を思うが故に相手を守りたいと思うが故の苦しみが、ソムニウムパートによって解きほぐすされていくのが感動する。

特に最初ストーカー気質な上に元犯罪者というヤバさのせいでドン引きライアンが、本当の本当に絆のことが好きだと伝わってくるパートが僕は好き。

お嬢様ながら「興奮するとオシッコ漏らしちゃう犬みたい」と下品な例えをされてしま激情的な絆とのカップリング面白く、今作のソムニウムパートの主役と言っても良いだろう。

探偵役の仮説に困惑する事件捜査パート

そんなわけで、人間関係感動パートがかなりの文量あるのだけれど、当然このゲームそれだけではない。

最初に書いた通り、6年越しに死体の半身が見つかる、それも死亡推定時刻は6年前ではなく最近、という奇妙な謎を解かないといけない。

ところが、事件捜査部分はどうにもしっくりこない。

読者であるからするととんでもない謎なのだけど、どうにも登場人物たちは謎と思っていない。

それどころか彼らの話す仮説の方がより謎を深めていく。

正直、今までそれなりの量のミステリを読んできているので、殺人事件の仮説の要点を踏まえることは得意だと思っていた。

その通り今作も最初のうちはふむふむと読み進められる。

しかし、ある事件以降、どうにも歯車が噛み合わない。

歯車というか、そもそも主人公たちと読者である自分との間に齟齬ありすぎる。

しまいには、根本的な生死すらも……

と、事件の謎よりも、謎の仮説の方がどんどんと混迷を極めていく。

いったいぜんたい、根本的に「ナニが起きて、ナニを解決しないといけないのか?」そういう枠組みから疑う必要がある、そう気付かせられる。

物語構造に仕掛けがある

まあ、そりゃそうなのだ

打越鋼太郎という作家性、どう考えても物理不可能な不可解な事件現場、登場人物と読者との情報齟齬

これらを踏まえれば、物語構造に仕掛けがある類のトリックであることは明白だった。

なのだけど、僕はかなりあっさり引っかかってしまい、おどろきの声を上げてしまった。

ゲーム物語を遊ぶという構造的に疑うことをやめてしまう部分をうまく利用しているのが面白い。

正直ちょっと前作を踏まえると矛盾するのでは? と思わなくはないのだけど、どうも作者自身もそれはわかっていたらしく、かなりわざとらしいフォローが入っていた。

グランドフィナーレは泣けて笑える

そんな物語構造に仕掛けられたトリックを乗り越えて、お話は幕を下ろす。

完全にシリーズ恒例にする気満々のアレで締め括られる。

前作で始めてみた時の衝撃は本当にすごく、今作でも期待していたのと同時に、このハードルを越えられるか? と不安だった。

なのだけど、全くもって問題なし、前作並みのアレでの締め括りで感動的で、泣けて、笑える。

前作でも感情が泣き50パー、笑い50パーで半々になってしまいどんな顔して良いかからずただただ感動したが、

今作も泣きと笑いの感動が同時に味わえた。

いやあ、よかったよかった。

AIシリーズ最高! これからよろしく

物語構造に仕掛けがある」という構造に仕掛けがある

そんな前作並みの感動の完結後、前作ではたった一文で示唆され、シリーズを跨いで追っているファンの度肝を抜いた、打越鋼太郎作品で度々登場する「アイツ」の件。

今作では1文ではなく、短いながらもちゃんとしたシナリオが展開することになる。

物語構造に仕掛けがある」という構造に仕掛けがあることが明かされる。

これ自体は、シリーズは異なるが同じ作者の作品を踏まえるとさもありなんではある。

しかし、その味わいは全く異なっていた。

そもそもこの種明かしがグランドフィナーレの後に来るという構成根本的に何かおかしい。

これを「アイツ」の功績によって得られたシナリオグランドフィナーレにするのではなく、「アイツ」が少ししか登場しないシナリオグランドフィナーレにする。

これになんの意味があるのか。

AIシリーズは、まだ終われない。

アカデミアのアファーマティブアクションなんてクソ喰らえ

東大博士課程 男性

定期的に燃えては消えを繰り返すアカデミアのアファーマティブアクション(以下、AA)に対する怒りが止まらないため感情整理のために書く。

東大准教授以上のポストを今後女性限定で埋める記事を見て日本でのアカデミア就職を諦めかけている。

https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15478221.html

大学のファカルティ職(助教以上のアカポス)の男女比は偏りがあり、教授では7.8%程度になるらしい。そのため、文科省および大学は、女性アカポス比率を上げるために女性限定公募を設け女性比率を向上させる事を推奨している。

パッと見ると非常に重要施策だし、男女平等に向けて良い向きだと思われる。しかし、実際に運営するうえで差別差別で上塗りする面が拭えず一定数の反対を受けるため、それに対する私見を述べたい。

そもそも論として日本アカデミアでテニュアポストは減少傾向にあり、ポストを獲得するという事は簡単な事ではない。そのため有名大(とりわけ大都市予算の潤沢な大学)はひとつポストに対して倍率数百倍という応募が殺到する。つまり、年間数万人の博士誕生するが安定したポストを得ることができるのは男女に関わらず一握りであると言える。ひとつ仮定として、男女平等一定の優秀層が選ばれた場合、男女比は博士学生比率とほぼ同一になると予想される。しかし、博士課程学生における女性比率現在約30%程度となっており、女性に対して選考プロセスで何らかの差別があったと考えても良さそうであるしかし、本当にそうだろうか?

ここで(1)世代間格差, (2)分野間格差, (3)日本における女性ライフスタイルの選好という新たな変数を導入すると、今のAA問題が浮き彫りになってくる。

(1)世代間格差

 これは簡単に言ってしまえば、博士の男女比が世代によって変化しているはずという事である科学技術政策研究所による調査では、1975年博士女性比率は5.8%であり2010年の30%まで上昇傾向にある。

 ここで単純な仮定として、現在教授が60歳とすると博士号の取得年度は1990年となり、その年の博士女性率は12%と推測できる。この場合選考プロセスにおける差別度は前述の30-7.8 = 22.2から12-7.8 = 4.2と大きくポイントを下げる。また准教授助教と職位が下がるごとに女性比率は上昇傾向にある事からも、女性博士取得の上昇とアカポスの女性率は正の相関があり、不合理な差別によって力強い訳圧ある訳ではないと推測できる。

(2)分野間格差

 これは男女の分野による好みの違いである。一般女性STEM(科学技術分野)を敬遠する傾向にある。実際に上述の博士調査於いて人文科学40%に対し、工学6%と選好に差が生じている。また、議員数や社長の男女比により算出されるジェンダーギャップ指数が高い(男女平等度が高い)国ではSTEM系は敬遠される傾向にある事が報告されている。つまり、完全に平等選考プロセスを踏んだとしても分野間による男女比の差は生じるため数値目標には分野間の調整が必要だと考えている。もし、理工系などでアカポス男女比を50%すると言ったら、選考に歪みが生じるのは想像に難くないはずである

(3)ライフスタイルの選好

 これが一番燃えそうな気がするが、つまり女性は養うために仕事をしないという事である

 男女における賃金格差は全業種において大きな問題ひとつだが、独身場合、差はほとんどない事が各調査で示されている(そもそも同じ職位で性別による給与差があれば労基案件である)。では、どこで差が生まれるかというと、単純に結婚後にフルタイムワークからパートタイムに変更するからである。つまり女性結婚後に稼得業務男性委託する傾向にあると言える。これは各家庭の家事/稼得の比率を断定するものではなく総体として、女性結婚出産後に仕事を辞める傾向にあると言う話である

 ではアカポスと何の関係があるかというと、博士アカデミアに残った女性一定確率仕事を辞めているという事である。つまり、単純に博士の数と出口であるアカポスの比率を比べても一生その溝は埋まらないのである。これは個人的観測だが、女性である程度のアカポスにある人は医者同業者などと結婚しており、男性のように専業主婦を養うようなスタイルは非常に珍しい。同期や友人の博士学生プロポーズされたから辞めたいなどと言う始末である。これは全業種の女性収入が高くても専業主夫を養わない事と同根であると考えている。

一方で男性自己実現としての研究職と家族を養うという両軸のバランスを取りながら、覚悟を決めて科学職業にしようとしている。実際にめちゃくちゃ優秀なのに家族を養うためにアカデミアを去った人を何人も知っている。

(まとめ)

以上をまとめると、現在アカポス事情女性博士取得者の上昇に従い、男女比は改善しつつある。しかし、一定の低い分野や上昇の鈍さは女性のものの選好も加味する必要があると言える。

しかしながら、現在進められているAAはこの結果を見ずに、ただ数値目標的に女性比率を上げようとしているものが大半である。これは平等担保されるべきである選考を無理矢理歪めた結果平等であり、断じて許されるものではない。理工系などでは、その歪みによる若手のダメージは深刻である

百歩譲って過去に機会レベル男女差別があった事は認めよう。しかし、男女平等一定水準でインストールされ育ってきた、我々若手男性が不当に差別を受けなければいけないのだ。看護系や美術系に男性が少ない事は、一切問題にしないのに、一部の理工系だけ捕まえて無理なロジックを使わないでほしい。

こっちは今後家族を養っていく事を踏まえて、覚悟を決めたチャレンジをしているのに"自己実現(笑)"みたいなノリで遊びに来ないでくれ。

実際に現場レベルで何が起きてるかと言えば、外国人留学生女性とか教え子を2年とか助教として置いて、外国人1 pt, 女性1 ptと点数稼ぎしてるだけじゃないか。何の意味があるんだ。

声のデカ女性研究者が声高にAAを礼賛し、少しでも反論すれば差別者呼ばわりするのも辟易する。謎のポンチ絵反論したり謎ロジック脅迫しないでくれ。せめて科学者なんだから論理的整合性を取ってくれ。

貴方たちが求めるアカデミアが、結果平等で男女比が均質な世界なのなら、立場の弱い私たちは受け入れて生きていくしかない。ならせめて、加害している事を受け入れてくれ。痛みも背負った戦いをしてくれ。アクロバティックに被害者にならないでくれ。いっそ「差別者だった性別の方に産まれたのが運のツキだったな!バーカ!死んでやり直すんだな!」とか言われた方が気持ちがいい。それなら我々は、男としてこの時代に生まれた事を受け入れて去っていくから

恐らくこれを外で言えば、我々男性は一瞬でアカデミアから消されるだろう。もう動き出したのは止まらないし、誰も変えられない。我々20代からすれば抑圧者はいだって女性である

感情的に書き殴ったが、以上が今のAAに対する素直な気持ちである。これだけ間違っていても私は科学が大好きなので、科学をしながら家族と生きていける未来模索していこうと思う。

改めて言おう。AAなんてクソ喰らえ

2022-11-15

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない

タイトルに語弊はあるかもしれないが、読んでくれたあなた最後まで私の話を聞いてほしい。

3年付き合った彼氏と別れた。お互い将来的なことを考えて就職先も決めたのに。別れた理由は色々あるのだが(浮気ではない)、1年前のクリスマスイブに交わした会話がずっと気になっていた。


「俺、家継がないといけないんだよね〜」


は?何言ってんだこいつ、と言わなかっただけ偉い。しかしあまりイラついて思わず言ってしまった。

あなたのお家って何代続いているの?」

元カレワイングラスを噛みながら(この癖も嫌いだった)答えた。

「え……分からないけど……」

「何をしている家なの?」

「え…………分からないけど…………」

私の性格が悪いのは分かっている。でもどうしても気に食わなかったのだ。だって前々から我が家には私しか跡継ぎがいない」と言っていたからだ。


我が家は大した家ではない。本当に。

田舎侍だった祖先は、ある戦国大名に仕え苗字と刀をもらった。江戸時代はある藩の下級武士として仕え、一族の女が姫様の老女だったというのが一番の出世頭だったくらい。明治維新以降はギリギリ落ちぶれない程度の士族で、教師軍人となる者がいた。だが結局は、現当主(祖父)も次期当主(父)もサラリーマンという普通の家ではある、が一応は400年続いた武士家系である家系図もある。刀は戦闘機になったのでもうない。

大した家ではないが、それでも400年も先祖が続かせてくれた家をなくしたくないという思いが我が家にはあった(一応士族だしというプライドもある)。しかし跡取りは私(女)しかいないので、当然婿を取るしかない。苗字もそれなりに珍しいので変えたくない。夫になる人に私の苗字に変えてもらおうと思っていた。


なのに、どうして。

元カレとは前々から将来的なことを話し合っていたし、私はきょうだいもいとこもいないから確実に跡取りだと伝えていた。

元カレ長男で、元カレ父親長男であることは知っていたが、元カレにはきょうだいが2人もいたし、いとこもたくさんいた。だから別にこいつが跡を継ぐ必要はない。



後日ランチをしているときに、元カレが言った。

「そういえばおばあちゃんの家(父親実家)で聞いてきたんだけど、いま5代目だって。なんかよく分からないけど土地はあるらしい」

5代ってと鼻で笑いそうになった。我が家は18代である。山林や田畑はないが、一応城下町土地はある。

その後も詳しく聞いたが少なくとも武士ではなさそうだった(農家?庄屋?と聞いても分からないしか言わなかったが、5代だから少なくとも士族ではない)。だいたいそのおばあちゃんの家は城下ではない。まあだから普通農家か良くて庄屋なんじゃないかな。

なぜ私(18代続いた元士族家系、跡取りは一人)が、こいつ(5代しか続いていない大した家でもなく、跡取りがたくさんいる)に譲らなければならないのか。

なぜ女が嫁ぐのが当たり前だと思っているのか。

心底ムカついた。

その後も色々あってこいつとは別れた。



この一件ではっきりした。

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。

もちろん例外はある。例えば相手商売をしていたり寺だったりして政治家だったり(!)して、跡を継ぐ必要があるケース。さすがに相手に譲る。

あとは相手も跡取りがいないケース。これは時と場合によるが、相手の方が格が上とかそういうときにはもちろん譲れる。同等(=下級武士)だったら考えるかも。


とにかく、武士でもなくて、歴史が浅くて、サラリーマン家庭で、跡取りもたくさんいる家に嫁ぎたくない。もちろんお前みたいなやつとは結婚しないという意味ではない、私の苗字になっていただく。

そう、結婚相手になる人は農民は嫌だ、平民は嫌だ、部落出身は嫌だとかいうわけではない。私の母だって農家出身だ。なんだっていいが、とにかく私の苗字になってほしい。

プロポーズの時に「僕の苗字になってください」とか言われたらぶん殴る自信しかない。

から言ってんだろ?跡継ぎは私しかいないってって。


男は女が苗字を変えて当たり前だと思っているのか?

男は女に嫁に来てもらうのが当たり前だと思っているのか?


とにかく、私は実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。婿に来ていただく。

2022-11-12

anond:20221103164142

元増田です。

おっしゃる通りだと頷きながら読ませていただきました。そうできてたら今こうしてこんな長文書くほどもやもやせずに済んだはずだろうな、とも。

このA、3次創作を公開した直後に「嫌と言われたら消す覚悟はしてます」みたいなツイートをしていて、それもあってどうしても取り下げをお願いする勇気がでませんでした。例えるなら周りに知らない人が大勢いる中で公開プロポーズをされるような気持ちかな。されたことないのでこの例えが正確かは分かりませんが。

次も同じ手口で来られたら正直断れる自信はありませんが、この一件以降折っていた筆をまた執ってみようかなと思えました。ありがとう

2022-11-08

めぞん一刻で一番好きなエピソード

五代プロポーズセリフに「味噌汁が飲みたい」があることを知人から聞く

五代響子の部屋で「響子さんの作った味噌汁が飲みたいです」と言う

響子、「ちょうど朝作ったのが余ってたんで」

五代、「美味しいです・・・ズズズ」

響子、その夜に「味噌汁なんか飲んでないでさっさとプロポーズしてくれればいいのに!」

2022-11-06

anond:20221106145024

50のおじさんがなんだよプロポーズしても結婚してくれんやん

2022-11-01

元カレ入籍する

自分性格の悪さとこの行為の愚かさは十分に理解しているけれど、発散したいので許してほしいです。ただの愚痴です。

半年前に別れた元カレ職場恋愛の末に入籍するらしい。

私たち職場恋愛だった。向こうから別れを告げられた。半年前、大きめのミス職場やらかしたその当日だった(ミスに関しては自業自得ではある)ほとほとに疲れて自信を失って、それでも今日彼氏に会えるからと予定に縋っていた。翌日もデートの予定だった。同じ職場なのだから元カレも私がミスしたことは知っている。少し、甘えさせてもらおうと思っていた。その矢先である。将来が見えなくなったから別れたい。自分はまだ恋人を作れるような男ではなかったのだと。

「よりにもよって今日、それを言うの」と私は笑ってしまった。明日はいけなかったのかと。元カレは「明日だともっとつらくなるから」と答えた。

いちおうは円満な別れ方をしたのだと思う。泣いている元カレを見ていたらなじったり怒ったりすることはできなかった。ぼろぼろの中で自分にできる精一杯の優しい対応ができた自信はある。あなたのお嫁さんになりたかったなあと泣いて、元カレは、あなたはほんとうに素敵な女性から自信を持ってほしいと泣いた。最後ハグをして別れた。

別れてから数日後、長文のラインが届いた。

別れを決断するに至った事情(このあたりは元カレの生育環境が入ってくるので割愛する)それからあなた以上に幸せを与えてくれた人はいないし、自分が言うことではないけれど、大切な人が傷ついているのになにもできないなんてつらい。愚痴でも弱音でも聞くからいつでも頼ってほしいと。

白状すると、私は、それはできないと返信した。あのときにそんなふうに返さなければよかったと後悔している。でも、当時は、もう彼女ではないのだから頼ることはまちがいだと思ったのだ。それから、ただ、私ががんばれたときは褒めてほしい。心の整理がついたあと、友達としてでも同僚としてでも元恋人としてでも話せることがあったら、と…

その元カレ職場恋愛の末に入籍する。

先月、ラインを送ったとき結婚を考えている人がいるからこのような連絡は控えてほしいですと返信がきた。そのときは少し寂しかったけれど、ようやく吹っ切れたような気持ちもした。私は私でがんばろうと思った。

けれど、まさか、その相手職場人間で、二ヶ月前にプロポーズを済ませていて、今月、入籍する予定だとは…

共通の先輩からいたこである(私と先輩がサシで飲みにいくくらいに仲がいいことを元カレは知らない)元カレは誓って、私と交際期間は被っていないと言っていたらしいけれど、ほんとうのことなのかはわからない。ああ、ああ、なんだか、とても混乱している。

ただこうやって自分が書いた文章を読み返してみるとよくある話だとも思う。さっさと忘れてしまおう。けれど、忘れようとしても、職場元カレ元カレ名字になっただれかとすれ違ったら心を痛めてしまうんだろうなあ…

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