はてなキーワード: こんにちはとは
10011!こんにちは!クラさんだよ!
ばさま「すいません、御祈願をお願いしたいんですが」
ばさま「実は主人がこのたび入院しまして…入院したのは一ヶ月くらい前なんですが」
ばさま「今も入院しておりまして…病気平癒の御祈願を、お願いしようと思います」
神主様「(今言ったが)はい、では奥様のご主人様の病気平癒ですね。
続きましてお名前を」
ばさま「シニカワです」
神主様「しにかわ、ですか?」
ばさま「シに、カワです。カタカナのシにカワって書くんです」
神主様「(シ…さんずいがわの事か)さんずいの河ですか?」
ばさま「そうです。でその上に、シが付きます。そしてカタカナのシが付きます」
神主様「(??? 厳、みたいな字か? でもそんな字ねえだろ)
すみません、このさんずいがわ(河)の上に、シが付くんですか?」
神主様「……。
ああ。
シにカワと書くほうなんですね?」
ばさま「そうです」
神主様「市河(いちかわ)様、でよろしいですか?」
ばさま「はい」
①恐らくイチカワと言えば皆が「市川」と書くので、いつも違う部分(河)を説明する羽目になるため、その説明を先に行った
③字の説明をする際に、シ(市)とシがつくカワ(河)というややこしい組み合わせにて説明を強行したため余計こんがらがった
④「名字はイチカワで、イチバのイチにさんずいの方のカワです」とストレートに言えババア
⑤あとせっかく旦那さんの為に遠くから来てんのにわざわざ境内でその目的を全力で裏切るがごとく不吉な単語何回も連発するなババア
高齢者の祈願受付するとこういう事が本当に多い。
“高齢者は若い人と会話すると脳トレになる”みたいな事言うけど、若い人のほうがよっぽど、高齢者と話すと脳トレになると思う。
みなさんこんにちは。
「他の人はどうやっているのだろう?」
こんな疑問を、1度は持ったことがあると思います。
そこで、実際にみなさんがどのような方法で自慰をなさっているのか、お聞きしたく思います。
選択肢になければ、どのような方法か書いていただけるとありがたいです。
ちなみに私は〈1aア〉です。
【どのような姿勢で?】
1. 仰向けになって
2. うつ伏せになって
3. 椅子に座って
4. 地べたに座って
5. 立ちながら
6. 逆立ちをしながら
【何をしながら?】
a. スマートフォン等を見ながら
b. パソコンを見ながら
c. テレビを見ながら
d. 本や雑誌などを見ながら
e. 想像しながら
【どのように拭う?】
ア. あらかじめティッシュなどをお腹の上などに敷いておく(事前設置方式)
イ. あらかじめティッシュなどを亀頭等に被せておく
ウ. 事後にティッシュなどで処理する(事後処理方式)
オ. オナホール等を使う
カ. 放置する
ご協力お願いします。
連鎖的にあることを思い出して、気になってある芸能人についてググった。で、あれっとなった。
自宅でハリハリ鍋を食べていた際、酒に酔った浜がトイレへ行こうとして足でガスコンロの栓を外してしまい、そのままガス漏れで一時意識不明となって入院した。復帰後の舞台で、後遺症のため「ごめんください」「ありがとう」「こんにちは」がまともに言えず、自暴自棄で酒を飲み二日酔いで立った翌日の舞台で「ごめんください」を「ごめんくさい」と言い間違えてしまったことが、新ギャグ誕生・ブレイクのきっかけとなった
これ本人がいくつかの番組で喋ったのを見たのが、記憶違いかもしれないけど、
【酔ってガスホースを抜いてしまった】じゃない話があったように思う。
その番組でのエピソードは【犯人役で登場し、舞台が進んで最後に『私が犯人です』と言うべき所を、登場してイキナリ『私が犯人です』と言ってしまった】という内容だったように思う。
怒ると怖いけど、親身に相談に乗ってくれて色々と問題解決の方法なども教えてくれる優しい先輩。
この前の会議。
議題は、商品にゴムを付けるか付けないか、ゴムは何色がいいのか、どれくらいの強度のゴムがいいのかなどだった。
会議が始まって間もなく、その先輩がいつものようにトイレに行ってくると言って席を立った。
すると、恐らくスマホかタブレットの画面のどこかが押されたのだろう。
他社のインタビュー(男女)が流れだした。
音はかなり大きめだ。
「こんにちは」
「こんにちは」
「初めての撮影ですが、気分はどうですか?」
「緊張しています。」
「エッチは好きですか?」
「内緒です。」
「ジュ、、10人位ですね。」
そこで先輩が戻ってきた。
バックから想定外の音がしていることに、普段極めて冷静な先輩もかなりテンパっているようだ。
iPadminiを強制終了させ、
「ごほん」
と咳払いすると、
「再開します。」
とだけ言い放った。
会議終了まで、冷房はかなりガンガンだったが先輩の顔から汗が止まることはなかった。
画面が見えれば、ゴムが必要か必要じゃないかすぐに分かっちゃっただろう。
そこは自ら答えを言わないで俺達に考えさせようとしたんだな。
毎回行ってるデザフェス、もうアートから女性向けアクセサリー市に変わってきたけども、
まあ雑貨やらアクセサリーを見るのも好きだしそれはそれでいいんですよ。
ただ女性参加者が増えるにつれて、物理的な意味でお股の緩い方が凄く増えて来たと思うんです。
出展側は低い椅子もしくは地べたに直接座るようなブース設営をしている方も多いので、
必然的に体育座りやあぐらになってしまったり低い椅子だとM字開脚状態になったりして、横からこんにちはしています。
あと後ろのほうからなにか取る時も膝曲げずに屈む方が多いので、後ろ側もハローワールド。
ていうか通常の椅子でも大股開いてる方が多すぎてブースを数メートル離れたとこから見てると丸見えです。
参加者もここ数年特に爆発的に増えていて休憩所や飲食スペースの椅子が足りないんでしょうけど、
その分あぶれた方が壁際で寄りかかって体育座りなどしている方が多く、膝丈もないスカート履いてるとみんな見えています。
っていうか壁際で休憩してたら向かいも左右もさすが善光寺御開帳イヤーだけあって前立本尊御開帳のデパートで、
撮ったものチェックにカメラを出そうものなら冤罪でも食らいそうで、確認もしづらかったです。
サブカルクソ野郎とサブカルクソ女達による狂騒の祭典だけあって女性のスカート率はやはり高いんですが、
よく事案が発生するたびに、ネットでは「もう子供に声をかけられないな」といった声があがる。
「もう子供に声をかけられないな」は、単純にもう子供に声をかけられないなと言っているわけではなく、言外に批判の意味を含んでいる場合が多いと思う。
この話しは昔から何週もしていて、今でこそ当たり前になった「知らない人についていってはいけません」なんかも昔は議論になったりした。
アンチ派の声には、「地域のふれあいが云々」「子供は知らないだけで大人同士はしってるかもしれないじゃないか云々」「本当に大事な用事だったらどうするんだ云々」などがあったが、最終的には「いや、それら子供は判断できないから危険なわけで、知らない人についていくのはどう考えてもデメリットのほうが多すぎでしょ」で落ち着いたのだけど、声かけ事案も同じような事がいえる。
つまり、子供には大人がいい大人なのか悪い大人なのかを判断する能力がないので、いったん一律で拒絶しておいて、信頼できる大人に報告するのが、ベターだということ。
怪しいかどうかは大人が判断するので、そういう意味では事案が発生するたびに「これは怪しくないだろ」「これは怪しいだろ」と周りが言い合うのは、ある意味妥当ともいえる。ただし、「怪しくないのに事案あつかいするのはよくない」という意見の正当性はなくなるともいえる。
あと、ネット民には精神年齢が低い人がごく一部いて(君がそうだとは言ってないよ)、ごくごくまじめに
って聞いてくる人がいたりする。たまにだけどね。
まともな大人は(何をもってしてまともとするかはこの際置いておくけど)、困っているときに子供に助けを求めたりはしない。
どうしても子供しかいなくて声をかけるときは「だれか大人のひと呼んでくれる?」と声をかける。
そうでないなら、どういうつもりで子供に助けを求めたのか知らないけど、不審者扱いされても全然不思議ではない。
「そもそも社会が相互監視して、怪しい奴を密告する社会にするのはよくない」「怪しければ警察が即介入しやすくなるような社会にするのはよくない」
これはある程度もっともなんだけど、警察の権力が大きいと困る人達に支持されやすく、 全部がそうだとは言わないがそういう人達の中にはあまり関わりになりたくないような怪しい信条をもった人達や団体だったりして、そうなってくると後ろ暗いことでもあるのか本来の主張を出来るだけ目立たせないようにして、「地域のふれあいがどうの」「声かけが作る明るい社会がどうの」といったように、(本来の主張を隠して)感情に流される部分ばかり主張してくるので胡散臭い。
で、実際、休日に子供を公園で遊ばせていると、たまにいるのよ。怪しい奴。
どう怪しいか、はっきり書いてしまうと、見ただけで知能障害者だってわかる奴。
いや、人を見かけで判断してはいけませんだとか、外見的特徴から人間の知能障害レベルがわかるほどの医学を俺はもっているだとか、知能障害者を不当に差別するつもりだとか、そんな話しをしたいわけじゃないのよ。
もちろん、知能障害者は全て怪しいとか、そういう話しでもない。
ただ、子供を公園で遊ばせていると、たまにいるのよ。二回言ったけど。見ただけで怪しい奴。
どっからどうみても、罪を問えない感じのお方なのに、人権だけはある奴。そして、女児が一人になるのを見計らって、べたべたくっついてくる奴。親が離れたときを狙う、その知能だけはある奴が。
子供を遊ばせておく公園に、何か様子が違う奴がうろうろしとると思ったら、どうも女児のパンツが見える方向に常に移動してて、一人になった子供がいたら体中を触りまくりにくる奴。そして親が近づいてきたらすっと離れて、また他の子供を狙う奴。そんな奴が。
こういう人に、子供が被害にあっても、相手に罪を問えないのは野犬に襲われたのと一緒だけど、相手は野犬よりも知能と人権だけはあるので、警戒せざるを得ない。
別に、周りも、その障害者がもし罪を犯しても罰せられないのはおかしい!とか、何かする前に牢屋にぶちこんどけ!とか言いたいわけじゃなくって、お互い事情はおありだろうから、こっちはこっちでも注意して見ときますね、っていうだけ。
で、こういうのが事案として公表されるわけ。
つまり、事案発生は、「近所に盛っとるガイジがうろついとるから、小さい子供おる親は気を付けて」の隠語だと思ってくれたら。
そういうふうにはっきり言うと、少し表現がきついので、ぼかして言ってるから、何かちょっとしたことで他人を不審がる相互監視社会と警察権力介入のデストピアを想像しやすいけど、そうじゃないので。そっとしてあげといて…ってのがある。
こんにちは。通りすがりの宝塚ファン(オタと言うには歴が浅い)です。
最近、「見たことないけど一回見てみたい」と言う人が増えてるようなので、ざっとハードルの低い取り方をまとめてみます。
・本公演と呼ばれる、宝塚大劇場(兵庫県)、東京宝塚劇場での公演。兵庫→東京の順で行われる。兵庫の方が席数が多く、チケットは取りやすい。当日券でS席が出ているのも見かける。
前日になれば翌日の当日券情報が出る。 http://kageki.hankyu.co.jp/ticket/today_takarazuka.html
・本公演以外に、梅田芸術劇場や赤坂ACTシアターなどでの公演、また全国ツアーなどもある。いずれも舞台の形式に大きな違いはないが、宝塚劇場(宝塚大劇場、東京宝塚劇場)のステージには「銀橋」と呼ばれる張り出し部分があり、そこを使った演出も見所。また両劇場ともにオーケストラピットがあり、必ず生演奏。劇場の雰囲気もいかにも宝塚なので、世界観に入りやすく感じる。初めての人には宝塚劇場での観劇をおすすめしたい。
本公演、全国ツアーなど多くの公演で「プレオーダー」という先行抽選予約を受け付けている。当たれば行こうかな、ぐらいの感じなら、試しに申し込んでみるのもいいかも。お気に入りアーティストで「宝塚」と登録しておけば、プレオーダーが実施されるとき、前日にメールでお知らせが来る。ぴあやローチケにも同様のサービスがある。
http://ticket-search.pia.jp/pia/search_all.do?kw=%E5%AE%9D%E5%A1%9A
・ローチケ
こちらも先行抽選あり。
Vpassチケットで、VISAカード貸切公演のチケットの抽選申し込み、また先着順の申し込みができる。
https://www.smbc-card.com/mem/service/tic/index.jsp
少しややこしいのだが、このトップページから行ける「公演チケット一覧」(http://ticket.pia.jp/vpass/genre/index.jsp)と、ログインしなければ見れない「Vpassチケット」で、出てくる公演及び日程が違っている。両方申し込めるのだが、ログインして見るVpassチケットの抽選申し込みが個人的にはわりと当選しやすいと感じているのでおすすめ。
先着順の特別電話予約も、一般のプレイガイド発売よりは全然つながりやすい印象。
http://www.omc-card.co.jp/ticket/w/takara/index.html?aid=hpft
自分は使ったことがないけど、当選しやすいとよく聞くので、持っている方にはこれもおすすめ。すでに宝塚友の会に入会していて、もう一つ手段が欲しいという感じなら、自分だったらセディナカードを作るかも。
宝塚には公式ファンクラブが存在しない。「宝塚友の会」は公式の会だが、会報や友の会での活動というのが活発にあるわけではない(たまに会員限定のトークライブなどが開催される)。入会するには宝塚VISAカードを作るだけで、会費はカードの年会費のみ。これで本公演すべての先行抽選予約ができる。が、最近会員数が増えているのか、なかなか当選しづらい印象。ある程度継続的に宝塚を観劇したいと思っているなら、入っておくのもいい。
http://kageki.hankyu.co.jp/friends/
①恋愛工学が謎タームばかりでめっちゃキモ面白い件 - 青柳美帆子のまとめ @ao8l22
http://ao8l22.hatenablog.com/entry/2015/03/07/160128
②周辺ナンパ師・恋愛工学者アカウント ano @ano_hisagi サウザー @Fist_of_Phoenix ヒデヨシ @np_hideyoshi
③男と女は永遠に分かり合えない。(美女は除く) - またこのナンパブログ!? @gagigugego_jp
http://murakami-gagigugego.hatenablog.com/entry/2015/03/08/073947
時系列まとめ
・藤沢数希などが提唱する恋愛工学とやら(有料メルマガなので詳細は不明。はたからだとセフレ増殖テクにしか見えないが後述のように高尚な理論らしい)の用語、
・「ともだちんこ」(勃起したチンコを接触させることで本番にもっていくテク。曰く「先人たちの知恵」)
・「聖帝十字撃」(謎)
などのセンスを笑いものにしつつ、これらの行動がデートレイプにあたるのではないかと告発。
更に恋愛工学者のブログ等から感じられる女性軽視について糾弾する記者(以下青柳・敬称略)。
・①がバズり、②恋愛工学者たちが①のエントリに対していくつかツイート。(「わからないものを否定するのは簡単だよね笑」など)
・青柳が②に相次いで反論。双方「恋愛工学は正しいあるべき男の姿。男は皆セックスしたいだけ」
「いや女にも感情ってあるんですけど…」のあたりから議論は進まない。
https://twitter.com/ao8l22/status/574274764014907392
https://twitter.com/ao8l22/status/574237503957266432
https://twitter.com/ao8l22/status/574397287847198721
・恋愛工学者のブログエントリ③があがる。内容は①への反論。といいつつも反論になっているかどうかはわからない。
「年収数億の藤沢さんが間違っているはずがない。あのエントリは無視すべき」
「恋愛工学は自然科学であり、人文科学社会科学哲学心理学というチンケな学と違い神が作った世界に切り込んでいく本物の学問」
【双方の言い分概要】
ナンパ師:男はみんないい女とセックスすることしか頭にない。そうじゃないやつは気取ってるだけ。
女はバカ。バカな女が正しい。恋愛工学にゴチャゴチャいってくるやつは女としてブスでモテないオタクに違いない。
青柳:女にも感情あるんでゴミ箱にされたくない。恋愛工学の目標がとにかくセフレを大量生産することだとしたら、それは幸せに思えない。
現在進行中。意見を添えたくないのであとはエントリやらツイッター読んでください
---
(略)
現役JCです。
たまに学生のころの思い出や経験の話が書き込まれていますが、暗い話ばかり…のような気がします。
(そう思うのは私だけでしょうか?)
私は4月からの高校生活に期待しているのですが、どなたかハッピーな感じの高校生活の思い出を語ってくださったらうれしいです。
よろしくお願いします!
だいたい日に1、2回はエンカウントします。キッチンか洗面所、たまに玄関でこんにちはです。
何度会っても慣れませんね。
ハムスターなんかよりずっと大柄ですし、『ドタドタドタ』と大きな音を立てながら走ります。怖いです。
私「絶許」
ネズミの駆除方法をGoogle先生に聞いたところ、業務用粘着シートがベストなことが分かりました。
殺鼠剤やトムとジェリーに出てくる『バチンッ!』ってなる仕掛けはほとんど効果がないようです。
ネズミはすごく警戒心が強くて、例えば『バチンッ!』で仕留めようとするなら、まずダミーの仕掛けに餌を置いて何回か食べさせます。
そしてネズミが完全に安心しきったフェイズで本物の『バチンッ!』にすり替えるらしいです。
あと、殺鼠剤はまず食べないらしいです。
でもなぜか粘着シートは効果があるらしく、業者がネズミ駆除するときはもっぱらこれを使うといいます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000IABPJ2?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o05_s00
それでネズミの通り道(よく会うから覚えてる)に粘着シートを置いたら、すぐ翌日にかかりました。
シートに捕まったネズミ「チュウ……チュウ……」
私は自室で布団にくるまって震えながら、
私「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
とひたすら繰り返しておりました。
しばらくするとネズミの鳴き声は聞こえなくなりました。
翌日、シートのあった場所を確認してみると、5個設置したシートのうち1つが無くなっているではありませんか。
たぶん凶暴なルーマニア人の居住者(曙に似ている)が始末したのだと思います。
統合失調症。ありもしない幻覚や幻聴に悩まされる精神の病気。認知の歪みから被害妄想に陥ることもある……
読んでいた本を机に投げ出し、俺はソファに横になった。アパートを兼ねた賃貸事務所だ。自殺未遂をしたアパートは追い出された。無事に退院した俺は、膨らんだ借金を返すべく新しい事業を始めたのだ。
自殺未遂から生還してから、俺の目にはそれまで見えなかった物が見えるようになった。『人と人の間の関係』が見えるようになったのだ。なぜかは分からない。ただの幻覚かもしれない。なんと言ってもうつ病持ちだったのだ。他の病気になっても不思議ではない。
人間の脳の神秘って奴かもしれない。自殺に使った洗剤からたまたま特殊な化学物質が発生して、その影響で眠っていた能力が目覚めたのかも。あるいは、酸欠によって脳の一部が死ぬことで、今までと違う脳の回路が活動を始めたのかもしれない。事故をきっかけに画家や音楽家になった事例もある。
いずれにせよ、俺は超自然的な能力を手に入れた。窓から通りを歩く人々を眺める。人間は社会的な生き物だ。様々な人が様々な人と『繋がり』を持って生きている。今の俺には、それが見える。
『繋がり』は実に多種多様な見た目をしている。あの看護婦と医者の間は運命の赤い糸で繋がっていた。同じ恋人同士と思しき男女でも、もっとぼんやりした、細く白い糸で繋がった仲もある。『繋がり』は二人の関係を象徴した見た目をしているらしい。燃え盛る炎や、逆に黒光りする重々しい鎖で繋がった仲もある。
通りを若い夫婦と幼稚園ぐらいの子供の親子連れが歩いている。全員が淡く光る、クリーム色の光のリボンで全身が包まれている。概ね、良い関係は明るい色をしている。
スーツ姿のサラリーマンが二人歩いている。先輩と後輩のようだ。先輩から後輩には、蜘蛛の糸のような細くもやもやした線が伸び、後輩の全身をふんわりと包んでいる。後輩から先輩へは汚水を滴らせるヘドロが伸びている。人間関係は非対称だ。一方が特別に悪い感情を持っていなくても、逆もそうとは限らない。
髪の毛のような細い関係を四方八方に伸ばす若いOL、胴体に太いロープを一本だけ結びつけた中年男性。本当に人それぞれだ。人とどのような関係を築くかこそ、生き方そのものなのだ。
その時、事務所の呼び鈴が鳴った。客だ。慌てて机の上の読みさしの本を椅子の下に放る。カーテンを閉めて部屋を薄暗くした上で、俺はもったいぶった雰囲気を作って言った。
「お入りなさい」
「こんにちは~」
「ここがねぇ」
「ほんとに当たるのかよ」
「ほんとだって! キョーコもここで占ってもらったって!」
「悩める子羊達よ、プリンス佐々木の占いの館にようこそ。あなたの恋の行方を占ってしんぜよう」
俺はこの能力を生かして占い屋を始めた。恋愛占い專門だ。お互いに気があるかどうかなんて、見れば分かるのだからチョロい商売だ。リーダー格らしき女子が言った。
「私達の恋愛がどれくらい続くか占ってください! まずは……」
すかさず手を上げ、続く言葉を制止する。
男女が二人づつで六人だ。当然カップル三組で来たということだ。強く想い合っているカップルは、今の俺には一目で分かる。それを言い当てることで、『ホンモノ』という評判を立てるのだ。噂が噂を呼び、俺の占い屋は連日長蛇の列ができることだろう。さあ、年端も行かぬ中学生どもめ。超自然的な体験をさせてやるぜ!
「お名前を聞かせてもらって、よろしいですか?」
「田中です」
「ニシーって呼ばれてます」
「トモっでーす」
「鈴木元一郎です」
「ササで」
めいめい名乗る中学生達。友情は空色のリボンだ。太さはまちまちで、所々ピンと張り詰めていたり、余裕があったりするが全員が中学生らしい爽やかな友情で結ばれている。とても健康的だ。
俺は友情とは違う、もっとねちっこく強い繋がりを持つ男女を見つけていった。計三本。実に素直だ。分かりやすい。
「田中さんとニシー君、佐藤さんと鈴木君、トモさんとササ君が恋人同士ですね。どのカップルもお互いがお互いを強く想っています。他の誰よりも特別に思っていますよ。恋愛は長続きするでしょう」
リーダー格のポニーテールがチャーミングな田中さん、クールビューティっぽい佐藤さん、お調子者っぽいトモさん。野郎どもは、どうでもいいけどだいたいイケメンだ。中学生だと言うのに、みんな実にかわいい。こんなかわいい彼女がいるのが羨ましい。
しかし、何か様子がおかしい。六人の男女は全員、時が止まったかのように黙りこくっている。俺の言った事が信じられないといった顔だ。
「どういうことよ……」
次の瞬間、もの凄い事が起きた。六人の間にあったパーティの飾り付けみたいな華やかなリボンが、一瞬でバラバラにちぎれ飛んだ。残ったのはどろどろの愛憎。
「ニシー、私とは付き合えないって言ったよね!?」
「そっ、それは、ササがお前のこと好きだと思ってたから……」
「は? 俺がいつそんな事言ったよ?」
「ササっち! ちゃんと言ってくれたら、私、ゲンなんかと!」
「ゲンなんか? なんか? 鈴木君のことを悪く言わないでくれる?」
「はあー!? お前が一番……っ! 俺のこと振ったじゃねぇかよ!」
激しく罵り合う中学生達。一言ごとに六人の間の関係は波うち、尖り、断裂し、何か濁った関係が新たに生まれるのを繰り返し──
「…………」
重苦しい沈黙があたりを支配する頃には、彼らの関係はウニのような針でお互いを刺しあう物に変わっていた。これは、もしかして、とんでもない事をしてしまったのでは……?
「あ、あの~」
全員の視線が俺に向く。
「はぁ?」
ギンギンに睨みをきかせてくる田中さん。
「払うわけないでしょ! ふざけてんの!?」
彼女は事務所の戸を乱暴に開けて、外に出た。無言で牽制しあいながら、それに続く残りの五人。
「あっれー。おっかしいなぁ」
占いなんてチョロい商売だったはずなのに。何がまずかったんだろう?
* * *
都内で日々人類を啓蒙すべくイン活(ingress活動)に勤しんでいるENLエージェントが期待を胸に京都にイン活に行ったら期待はずれでがっかりした話をちょっと聞いてくれ。
先週の金曜に名古屋の実家に帰る用事があったので、折角の機会だということで、土日を利用して京都にイン活に行ってきた。
京都といえば、寺社とお地蔵様に代表される無数のポータルが街中に乱立する ingress のメッカ。
街を歩けば途切れることなくポータルが立ち並び、辻斬りならぬ辻ワンコが至るところで発生。その余波で周囲は白ポータルばかりとなり、Unique Capture も取り放題。観光地ならではの格好いいメダルに彩られたミッションも目移りするほど。
・・・というのが俺が想像していた京都だったし、実際、それに近い評判は以前からネット上で目にしていたように思う。
この日のために蓄えたX8数百発を携えて土曜の午前に意気揚々と京都に乗り込んだ俺を待っていたのは、一面緑に染まる京都駅だった。
新幹線ホームから見えるポータルが全てENLのL7やL8ばかりで、その間には綺麗にCFが敷き詰められている。休日にこれほど大きな駅の周辺がこれだけ見事に一色に染まっているというのは、都内ではなかなかお目にかかれない光景である。
まあそういうタイミングもあるか、と思いながら、とりあえずミッション一覧を眺める。
都内と同様、駅周辺のポータルを数か所回るだけのお手軽ミッションが幾つか見つかり、とりあえず京都タワーとその横のヨドバシカメラをハックするだけのミッションをさくっとクリア。
京都駅のポータルを Capture or Upgrade しろというミッションもあったが、その状況下でENLの俺にクリアできる見込みはない。帰り際には状況も変わっているだろうと期待して、京都駅を後に。
事前にネットで京都のポータル密集地を調べたところ、京都御所、北野天満宮、嵐山という名前が挙がっていたので、その中で京都駅から地下鉄一本で行ける京都御所にまず行くことにした。
実際、京都御所のポータルの密度はなかなかのものであった。上野公園にも負けていないかもしれない。
ただ、これもまたほぼ全て緑なのだ。しかもご丁寧にCFも張られていて、本当にやることがない。
せっかくなので1時間ほどかけて御所巡りミッションをやりながら Unique Visit を稼いだが、ここまで Unique Capture はゼロである。というか青いポータルをほとんど見ていない。
無駄に高レベルのENLポータルばかりハックするせいで、使い道もないのに溜まっていく高レベルバースター。何に使えばいいのか・・・
けれどまあ流石に次は有名観光地だからここまで酷いことはないだろう。
だがその希望すら無情にも打ち砕かれる。
同じ内容の繰り返しになるので詳細は省くが、ここでも俺にできることはミッションを一つクリアすることだけだった、と言えば十分であろう。
あまりにも緑一色に染まる京都の現状を知った俺は、これは方針を切り替えてミッションメダルを集めることに重点を置くべきかな、と考え始めた。
都内のミッション状況と比較して顕著な特徴、それは15分ミッションの数がとても少ないということ。その貴重な15分ミッションも、「駅の記憶」シリーズだったりするので(コンセプトもアイコンも)、これをやるのは俺の美意識が許さない。
下手に歴史があるせいで、その歴史と絡めた長距離ミッションが作られがちなのかな、という気がした(信長のやつとか新選組のやつとかやりたいのはやりたいのだが、流石に4時間とか急に言われても困る)。
もうちょっとお手軽ミッションがあってもいいと思うよ(お手軽ミッションに慣れてしまった都民の感想)。
まあ少ないながらも繁華街でいくつかお手軽ミッションを見つけたので、それをこなしながらホテルにチェックイン。
普段見る機会がないものだから今回もすっかり忘れていたのだが、世界各地のポータルの状況を見られる Intel マップがあるじゃん、ということをようやく思い出し、ホテル備え付けのパソコンで京都のポータル状況をチェックすることに。
結果。
すでにそんな予感はしていたのだが、実際に見ると言葉を失う。
L8ポータルだけを表示させてみて更に驚いたのだが、なんと京都にはRESのL8ポータルがほとんど無い。郊外に1つ2つあるぐらいで、市内中心部には文字通りひとつも存在しない。
なんだこれは。
もしかして京都にはRESエージェントはいないのでは? と本気で心配するほど。
ただ俺にとっては喜ばしいことに、嵐山の方は多少青も多く、水抜きのし甲斐がありそうだということが分かった。明日は嵐山に行こう。
その後、こってりスープのラーメンを堪能し、ホテル周辺の弱い青ポータルを見つけては蹂躙してこの日のイン活は終了。
日曜。
朝一で何に驚いたかって、昨夜俺が Unique Capture したポータルが全く攻撃されていないどころか、地元ENLエージェントによって迅速に補強がされて、既にR8が6本も差さっていたことであった。もちろんCFも隙なく張られている。
このRESとENLのスピード感の差が今の圧倒的な差に結びついているのだろうという気がした。
さて、出発前に再度 Intel マップを開いて嵐山の状況に変化がないことを確認した俺は、朝から嵐山に向かった。
嵐山を巡るミッションをやりながら天龍寺や嵐山公園を歩き回り、弱そうな青をどんどん緑に染めていく。休日の観光地だけあって、途中一度ワンコにもなった。
それなりのポータルが密集していて、一本差しや低レベルポータルも少なくなく、Unique Capture が捗る。まさに俺が期待していた ingress 天国・京都の図がそこにはあった。
幾つかミッションを始めてみたものの案外遠いことが判明してキャンセルしたりという無駄な時間もありつつ、昼過ぎまで嵐山でイン活と湯豆腐を満喫したのであった。
さてそろそろあと1エリアぐらいしか回る時間もないし、どこがいいかなあと調べていたときのことだった。
突然知らないおっさん(←失礼)に声をかけられる。
都内でも何度かこの手の経験はあり、そのたびに適当に誤魔化して避けてきた俺だが、ちょうど次の目的地を決めかねていたこともあって、地元のエージェントであれば渡りに船だと考えて「はい」と答えた。
相手は地元ENLの二桁レベルの方で、俺と同じく Unique Capture を稼ぎに嵐山の方に来ていたところ、俺の存在に気づき、俺が東京から来てること、それも Darsana メダルを持ってることに気づいて話しかけてきてくれたのだという。
そういえば3月には京都で Darsana みたいなことやるんだったっけ。
それで俺の Darsana 体験を聞きたいようだった。まああの日はひたすらレゾ差してただけで何も語るような経験はしてないんだがw
京都ENLは今からそのイベントの準備に取り掛かっているようで、最近は何やら秘密兵器の実験をするために頻繁に会合を開いているらしい(秘密兵器の詳細はここで書くとまずいだろうからぼかしておく)。
まあそんな入念な準備なんてしなくても、市内のポータルのENL占有率を見れば今回もENLが勝つことはやる前から明らかだろうという気がするが。
そのおっさんとはかれこれ1時間ほど雑談をした。市内が緑一色なのでおっさんもやることがなくて困っているようだった(だからわざわざ嵐山なんかに遠征してきたのだ)。
そもそも、どうしてこんなにENLが強いのかも聞いてみた。
おっさんが繰り返し言うには「青がやる気ないから」だそうだが、話の端々から得た情報を総合するに、いくつか構造的な問題がありそうだった。
原因の一つには、京都市内のプレイ人数が(都内とは比べ物にならないほど)少ないので、ポータル一つの破壊であっても、一人一人のエージェントの負担(貢献度)がそのままチーム全体の趨勢に跳ね返るということがありそうだ。
都内(特に山の手線内)のように、それぞれが適当に出歩いた先で適当に壊してたら知らないうちに全体としてはいい感じに均衡する、というバランスにはなっておらず、強い意志・目的を持って壊して回らないと、すぐに均衡が崩れてしまう脆さが京都にはある。
さらに、そのような少人数のエージェント(どのくらい少ないかというと、RESの二桁レベルエージェントのエージェント名と活動地域をだいたい把握しているという。都内では考えられない)しかいない中で、現状、RESよりもENLのほうが多い。
おっさん曰く、新人が緑を選択することが多いせいなのか、それともENLの新人サポートが手厚いために定着率が良いせいなのかはよく分からないようだが、ともあれ、L8以上のアクティブエージェントの数で言うと、倍とまでは言わないにしても、相当の差がついているとのことである。
第三に、バースターの補給場所。京都市内はENLのP8ばかりで、ENLは補給場所に事欠かない。では市内に一つもP8を持たないRESはどうやって補給しているのか。というかそもそもなぜ市内に青ファームがないのか。
おっさんが言うには、RESのP8が立つとHOで連絡が回って瞬時に壊しに行くことになっているらしい。またFFも察知するとすぐに妨害に行く。そのせいで最近、FFを妨害するのはマナー違反だとかRESに抗議されたらしい(苦笑)。
仕方なく、RESはENLファームをしぶしぶ利用するか、あるいは大阪や琵琶湖の方にファームを作ってそこに通っているようだ。
さて、そうなると何が起こるか。
RESは人数的に不利な中、武器の補給にも苦労している。なのでENLの高レベルポータルを満足に壊すこともできない。そうするとそのポータルは次々に Upgrade されていき、ますます固くなる。
他方ENLは安定的に武器が手に入るにも関わらず、それを使うチャンスがない。実績も稼ぎたいのに何もできない(まさに前日の俺のように)。そうすると、時々RESが壊してくれると、ここぞとばかりに喜んで奪い返しに行くことになる。
これをRESから見れば、頑張って壊してもすぐに修復され、補強される、というわけである。そしてRESにはそれを再度壊す武器はない。再度武器を貯めて壊してもまたすぐに修復される。これを繰り返すうちに心が折れて、アクティブエージェントはますます減っていく。
このような悪循環の果てに、俺が見た「緑一色に染まる京都市内」という図が出来上がっている。
次のイベントではENLが完勝するだろう。いや、もしかするとRESが巨大CFで覆うなどして奇跡的な勝利を収めるかもしれない。でもそれがどうしたというのだ。はっきり言って、どちらが勝とうとも、この先に未来はない。
このプレイ人数の不均衡が解消されない限り、賽の河原のような苦行に耐えかねて、RESはますます減るであろう。やることがなくなるENLも飽きて減っていくだろう。
俺のような観光エージェントが多数訪れることでカンフル剤となるのではないか、というアイディアもありそうだ。しかし俺の例が顕著なように、都民ENLがわざわざ京都に行ってもやることは何もない。魅力的なミッションも少ない。Unique Visit が欲しいなら都内でまだ行ってない場所がいくつもある。都民RESはどうか。Unique Capture 稼ぎをするにも大変だ。たいていシールドが4枚入ったL7以上の緑ポータルを際限なく破壊するだけのバースターを持っていくのは現実的ではないし、それが用意できるくらいならやはり都内のまだ行ってない場所に行って使う方が経済的だ。
都内と比べてポータルが特に多いというわけでもなく、それらは緑でガチガチに固められていて、たとえRESエージェントでも壊して回るのは一苦労。市内に青ファームが作られる気配も全くなく、現地での武器補給も困難。
そうなると都民エージェントがわざわざ出向くだけの価値は無いと言わざるをえない。
俺は結局、京都駅の Capture ミッションに挑戦することもできず、数百発の使い道のなかったX8とともに東京に戻り、東京駅を緑に染め上げた。それが攻撃され青くなったのはその数分後のことだった。
結局、結論はいつも同じと思って、働くを結婚に置換して、微調整したところ、
やっぱり納得の内容。
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元ブログ:「なんで結婚しないといけないんですか?」と聞いた学生への、とある既婚者の回答。
http://blog.tinect.jp/?p=10598
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昨年は、この時期には既に独身の人たちの婚活が始まっていた。が、今年は円安の影響で、来年の3月からとなっている。
未婚者の動きもそれにつられて遅くなるのかとおもっていたが、実際には水面下でかなりの人が動いているようだ。これは、「婚活パーティー」と名付けられた「青田買い」の影響もあろう。
さて、とある「婚活パーティー」に参加した一人が、婚活パーティー終了後、あるメールを送ってきた。婚活パーティーへのお礼を綴ったメールであり、既婚者に宛てたものであったが、その中にある「質問」が含まれていた。
私はそのメールを既婚者に転送し、どのように返答するか、支持を仰いだが、その既婚者は、質問を見て「自分で回答したい」と言った。その質問とは、オブラートに包まれてはいたが、要約すれば、
「なんで結婚しないといけないんですか?」
という質問だった。
その既婚者は「確かに、婚活パーティの成績や、質問内容は結婚に関係ない、と言ったが、この質問はなかなか勇気がある」と感心し、まじめに答えたいと言い下のような主旨のメールを未婚者へ送った。
「なんで結婚しないといけないんですか?」という質問をもらって、私はとても驚きました。私は「結婚するのが当たり前だ」と思っていたからです。
でも、「当たり前」と思っていることを疑うことはとても大切なことだと思いますので、まじめに考えて、回答したいと思います。
私も、あなたと同じように「結婚するのはとてもつらく、苦しいことだ」と思っていました。今はどうか、と言えば、あまり変わっていないようにも感じます。相変わらず結婚生活は苦しいですし、楽であることは一つもありません。
でも、「結婚する」ことはあなたに多くの物をもたらすでしょう。それをお知らせします。
「家族などいらない」という人も世の中にはいます。でも、あって困るものでもありませんし、多くの人は家族がいなければ生活できません。むしろ、「家族のために結婚する」という人もたくさんいます。
ただ、「家族のためだけに結婚する」のであれば、あなたの言うとおり、結婚はつらく、苦しい物になってしまうかもしれません。多くの人は、人生の大半を「結婚生活」として過ごしますが、それがつらく、苦しい物であることはできれば避けたいでしょう。
ですから、「結婚生活がどうしたら楽しくなるか」ということについて、知っておくことは大切だと思います。
「なんのために生きるのか?」という問いに対しては私は答えることが出来ません。でも、家族を持てば、「この1年、何に取り組んでもらうか」ということについては明確なものを与えることが出来ます。
毎日を無為に過ごすよりも、明確な目標を持ち、それを達成するために努力することは価値があります。
単に「消費」するだけなら、誰とも会わずに済みます。そういった孤独が好きな方もいらっしゃるでしょう。でも、ほとんどの方にとって「孤独」はつらいものだと思います。
結婚することは、社会に参加することです。結婚することで、様々な出会いが発生します。家族のみならず、親戚、パパ友達、ママ友達には様々な方々がいます。
もちろん、それらが全て、あなたにとって意義ある出会いかどうかはわかりません。ですが、「一期一会」という言葉もあるように、一回の出会いが人生を変えることもあります。
4.結婚することは、学びをもたらす
結婚することは、「学び」をもたらします。家族を持たなければ知らないことだらけ、毎日学ばなければならないでしょう。また、自分の知識が陳腐化しないよう、学びはずっと続ける必要があります。
ただ、家族を持つと、「学校の勉強が苦手だった」という人とよく出会います。でも、安心してください。学校の「勉強」と、家族における「学び」は、異なります。
学校の勉強は特定の問題をを短時間で「処理」することが目的でした。家族における「学び」は、問題づくりから始まり、答えを探して、現実にそれらを実行するまで全てに関わるプロセスです。それはとても創造的な活動です。
ですから、人は「学ぶ」ことで人生を豊かに過ごすことが出来ます。
5.結婚することは、信用をもたらす
結婚することは、責任を引き受けることです。責任のない結婚はありません。ですから、「きちんと結婚する人」というのは、「きちんと責任を果たしている人」とされ、社会的に信用されます。
また、「信用」はお金で買うことが出来ません。例を挙げましょう。あなたは、目の前の人が「単にお金を持っている」というだけで信用できますか?おそらく出来ないと思います。信用は積み上げた行動でのみ、測られるからです。
きちんと結婚することは、信用を積み上げる第一歩です。
6.結婚することは、自信をもたらす
こう言うと、いや、「自信過剰」や「妙なプライド」は持つべきでない、というご指摘をもらうこともあり、ネガティブな側面を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、誰にとっても「真の自信を持つこと」は大事だと思います。真の自信は、それまでにその人が積み上げた実績によってのみ得られるもので、虚勢や高慢とは無縁です。虚勢や高慢は、「自信」を持っている人の行動ではなく、「自信がないから、他者に認めてもらいたい」というだけのものだからです。
本当の「自信」は他者を必要とせず、「自分の力を発揮して、何かを成し遂げた」人だけにもたらされるものです。
結婚することは、なにか成し遂げることです。「自信」は、一生懸命、家族を作ることから生まれます。
すべての物事には必ず難癖がつけられるというのがポリシーです。こんにちは。
さて、人質事件無事解決すると良いですね。
特に腹案もないのでそれについては何も言えませんが、リテラシーを見るに良い題材なので、具体的に書いてみたいと思います。
プロのデバッガーになると、症状を聞いただけでバグってるところのアタリが付けられるそうですが、
なんか変だな?と思うポイントというのも、実はアタリが付けられます。
身も蓋もないですが、素人がある一定の信頼を置くのはどこかというと、書き手の所属だったりします。
はい。聞こえそうな非難は百も承知ですが、確率的に「自称専門家」と「大学教授」なら正しいのは教授です。
(ただし、専門領域に限る。工学部教授が医学に口出す時は「自称専門家」扱いしましょう)
*今回の殺害予告・身代金要求では、日本の中東諸国への経済援助をもって十字軍の一部でありジハードの対象であると明確に主張し、行動に移している。これは従来からも潜在的にはそのようにみなされていたと考えられるが、今回のように日本の対中東経済支援のみを特定して問題視した事例は少なかった。
(中略)
そうであれば、従来から行われてきた経済支援そのものが、「イスラーム国」等のグローバル・ジハードのイデオロギーを護持する集団からは、「欧米の支配に与する」ものとみられており、潜在的にはジハードの対象となっていたのが、今回の首相歴訪というタイミングで政治的に提起されたと考えらえれる。
という記述を観た時に、リテラシー的にまずおさえておくべきことは、
普通は、この程度で「ふーん、そんなもんか、他のニュースではどう言ってるのかな」と思えば良いわけです。
が、自分の主義主張とは違うので難癖つけしたい時は、見るべきポイントが実は違います。
(まあ、リテラシーとして「変な偏向がかかってないかな?」と確認したいとき、でも良いわけですが)
*「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権と個別的自衛権の区別が議論されるのは日本だけである。
現在日本が行っており、今回の安倍首相の中東訪問で再確認された経済援助は、従来から行われてきた中東諸国の経済開発、安定化、テロ対策、難民支援への資金供与となんら変わりなく、もちろん集団的・個別的自衛権のいずれとも関係がなく、関係があると受け止められる報道は現地にも国際メディアにもない。今回の安倍首相の中東訪問によって日本側には従来からの対中東政策に変更はないし、変更がなされたとも現地で受け止められていない。
さて、さっきまで言ったとおり専門領域外については、自称専門家扱いするのがリテラシー的には良いわけです。
なので、2番の「従来の対中東政策に変更はないと現地で受け止められている」は正しそうでOKですが、
1番の「集団的自衛権と個別的自衛権の区別が議論されるのは日本だけ」というのは、ナンカ変だな?と思った方が良いわけです。
ブログ筆者は、(自称)池内恵さんであって、イスラム政治思想が専門なので、国際法の専門家では無いからです。
つまり、「素人が専門家の予測にケチをつけるのは難しい」と言うのが大前提な上でケチをつけるには、
イスラム政治思想研究を専門にやってる人よりも精度良く予測できると思うだけのナニかがなければいけないわけです。
(たまにそういうこともある。自分の専門領域で、相手よりも情報を多く入手できる立場にいる等)
もしくは、「素人が素人にケチを付ける」状態まで持って行くことが必要です。
同じ土俵でなら、技のかけようもある。
例えば「集団的自衛権は、個別的自衛権よりも適用範囲が曖昧な為、国際司法裁判所沙汰になることもある。当然日本以外でも区別されて議論されている」等。
(逆に言えば、なんか礼儀知らずの記者にその辺煩く突っ込まれて専門外なのにキレてんだろうな、という予測をした上で、塩をすり込むワケです)
あーなんか気に入らない、なにか反論したいと思った時、大抵の場合他の人が先にやってくれています。
これは「俺は素人だけど、なんとなく違う気がする」というレベルでOKです。自分の感性は大切にしましょう。
taro terahara @srgmtaro 2015-01-21 07:39:09
池内恵のこの意見は強弁。安倍晋三はイスラエルで、どうみても「従来からの政策」とは言えない「イスラム国に対抗する国々への支援」を名言してる訳だし、イスラム国からの声明にもそれははっきり示されている。従来通りの支援を継続することが理由ではなく敵対する立場の表明が理由じゃないの。
この人はどういう人かというと、http://srgmtaro.jimdo.com/profile-1/ にあるようにバーンスリー(インドの横笛)奏者で有名な人ですね。
なので、インド音楽とか、横笛の演奏技法については信頼して良いけど、今回のは専門外だなあ、と思うのがまず一歩目。
直接的にISと対峙するトルコやレバノンなどの国々にISと戦う兵力や施設を整えるためのお金を提供すると読むのが当然です。今までの政策を変更したというメッセージに受け取られても仕方ありません。
前衆議院議員の三谷英弘さんです。(残念ながら専門は知的財産権、個人情報等)
専門外だけど、流石に元議員さんなら変なことは言わない訓練を受けただろうと予測して、この発言を使いたい。
裏取り、と言うか、証拠集めですね。
なんか難癖をつけたい。既に反論書いてくれてる人がいる。使いたい。
今回は、元議員さんがヒントをくれてるので、外務省のページをググりましょう。
イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。
安倍総理大臣は「ISIL対抗の為に支援します、総額で2億ドル程度」と明確に言ってる。
次は、「従来の政策と違う」事を示したい。
が、探せども探せども出てこない。
両者は,ISILの脅威に一致して対応する必要があるとの認識を共有した。 岸田大臣からは,ISILの脅威に対抗する国際社会の連携が強化されている旨述べ,活発な広報活動への対抗,資金調達と人員流入の阻止,暴力的過激主義対策といった取組も重要である旨述べた。
米国と一致してって言っちゃってる。米国はISILには結構強気なのはご承知の通り。
(過激なオバマさんの2014年9月10日のスピーチはこちら→http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20140911c.html)
イラク政府を含む国際社会のISILに対する闘いを支持し、必要な協力は惜しまない考えであり、ISILが弱体化され壊滅されることにつながることを期待する旨述べました。
更に岸田大臣から、今般、イラク国内避難民への人道支援として、新たに約2,000万ドルの支援を国際機関を通じて行うことを決定し、他の周辺国支援と合わせ、総額約2,550万ドルのISIL対策支援を決定した旨述べ、イラクの安定と国家的統一に向け、支援を継続していく旨伝達しました。
やはりイラク政府に岸田文雄外務大臣が、ISILの壊滅を期待するし総額約2,550万ドルのISIL対策支援をするよ、と言ってる。
ダメか。
ISILの脅威に対抗するため,日本は,軍事的な貢献はできませんが,人道支援やテロ対策に積極的に取り組んでいきます。今般,日本は,新規に約2550万ドルの支援を行うことを決定しました。
事務方じゃなくて、政治屋側の補佐官も「軍事的な貢献はできませんが」とハッキリ口にしつつ、ISILの脅威に対抗するために金を出すと言ってる。
テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国は,このようなテロ行為を断固として非難し,イラク政府によるテロとの闘いを支持します。
((文中に『テロ組織である「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」が』と言及有り))
そもそもテロ組織から(自称)イスラーム国に転換したのが2014年6月下旬だもんなあ。
さて、そういうわけで、残念ながら難癖の付け所は「集団的自衛権」の部分のみになってしまいました。
こういう時には「イスラム文化に関連の深い人」が、「今までは2000万ドルなのに、今回は2億ドルと桁が違う」と一気に10倍にしたところが方針変更だ、と強弁してくれるのを待ちましょう。
閑話休題。
さて、結論としてははてな村の皆さんに最も嫌われそうな「誰が発言しているかで信頼性を担保する」という結論に落ち着きました。
その道の専門家が、その道の話をしている件に対してケチを付けたい時は、慎重にしたほうが良いよ、
意外にググれば裏取りも出来なくはないよ、というお話でした。
まあ、本当は専門家も複数の見解があるはずで「この専門家って本当に専門家として大丈夫かなあ」と素人は判断できないので