「終身雇用」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 終身雇用とは

2021-01-29

anond:20210129160944

日立金属不正80年代から 1700社納入、経営隠蔽

https://news.yahoo.co.jp/articles/405086dfd86880911ff0c582f90a9ced541b868d

こういう何十年前の責任を取るのは終身雇用から可能なのでしょ

毎年のように社員の何パーセントが入れ替わってたら誰が仕切ってるのか誰も知らない

anond:20210129160219

終身雇用で向上するはずないんだよね。やっぱUp or outじゃないと。

2021-01-27

なぜ日本企業に「働かないおじさん」が生まれしまうのか

ほら、君達こんなこと言われてるぞ

「働かないおじさん」とは、終身雇用年功序列賃金新卒一括採用といった「日本型雇用」のもとで、勤続年数が長くなり、賃金ランクが高いにもかかわらず、それに見合った働きをしない中高年男性のこと。なぜ「日本型雇用」のもとで「働かないおじさん」が生まれしまうのか。

2021-01-26

理解ある彼くん現象』とは、実は非常に残酷な加害の実態ではないか

理解ある彼くん現象とは、精神疾患引きこもり等の女性が『女性の生きづらさ』『困窮した状況から立ち直った方法』をテーマに描いたコラム漫画の中で『理解ある彼氏』が最終ページ辺りに唐突に登場し、男性パートナー経済的精神的な支えによっていきなりすべての問題がなんとかなってしまうというある意味デウス・エクス・マキナ的な超展開パターンがあまりにも多いため、皮肉嫉妬を込めて『理解ある彼くん現象』とか『そ理彼(そんな私にも理解ある彼くんがいますの略)』などと言われるようになったネットスラングである

逆に障害者引きこもり男性人生にこのような『理解ある彼女』が登場し経済的精神的に支えられ人生におけるセーフティネットとして機能するケースはそ理彼に比べると極めて稀で(健常男性だったパートナー結婚後に鬱病発症したケースや数十年前の国民皆婚時代の話であれば例外的にないこともないが)、自由恋愛化した現代日本においての生まれながらの性的価値の差による男女の非対称性象徴としてよく扱われている。

また、男性自殺率などを持ち出し『男性女性どちらが本当の弱者であるか』というテーマ議論でもよく議題に上がる内容だ。

ちなみにこれは『無能世界』の男女の対比の話であって、例えばそこそこ良い大学卒業していたりコミュニケーション能力が高かったりと男だろうと女だろうと現代社会就業恋愛結婚特に困ることのないような五体満足の男女とは全く別次元社会問題であることは予め頭に入れておいてほしい。

解説するが、理解ある彼くんの正体とは『一応定職にはついているが健常者の女性相手にされなかった冴えない非モテ男性』のことである

恋愛競争に敗北したチー牛顔の彼らは『無職障害者メンヘラ女性を養う』という戦略を取ることでギリギリ境界恋愛競争に振り落とされないように必死にしがみついているのだ。

男としての性的魅力は低いが『優しい』『メンヘラ相手でも面倒を見れる』『嫁を養えるレベルにはまともな経済力』という属性たまたま彼女らのセーフティネットとしてマッチングし、双方の妥協と打算の歪な結果生まれたのがあの物語なのだ

しかし、この構図は同時に、後世の男性に対する重大な加害行為ではないだろうか?

この漫画で描かれる多くの『性を売ることでしか生きていけない無能女性』というのは、言い換えるともし彼女たまたま男であれば生きていけない人間だったということだ。

この『性を売る』というのは売春行為だけでなく当然恋愛での優位性を利用して婚姻等の社会制度の中で『理解ある彼くんに面倒を見てもらう』ことも含まれる。

男性パートナー依存して生きていくということは、大人として成熟していけば結婚出産などのイベントからは多くの場合逃れられないだろう。

そして、精神疾患発達障害などは高確率子供遺伝してしまう。

私が『理解ある彼くんに支えてもらいか弱い女性幸せになったお話』を見たときに一番違和感を感じるのは、彼女らの間に生まれるかもしれない男の子、つまりは不幸の再生産による後世の男性に対する加害行為があまりにも見て見ぬ振りされすぎではないだろうか?という点だ。


生活承認のために様々なものに目をつぶって『ただ女だから生きていけた無能女性』が『男だというだけでは生きていけない無能男性』をこの世界に生み出すことはあまりにも残酷ではないか

生き方多様化した現代社会、中には「私は理解ある彼くんと無能女性の間に生まれ性的弱者無能男性であるが、それでも趣味宗教に打ち込むことによって幸せ人生を送ることができた。」というような男性も、ミクロレベルはいるのかもしれない、だがそんなレアケースが生まれることを期待して恋愛生殖のような生物としての根源とも言える選択肢を生まれながらにして当人意思とは関係なく奪われた弱者を生み出すことは果たして人道的であろうか?

Twitterなどで男女論で議論しているフェミニストやこのような論説に異を唱えているアカウントを追っていると、(勿論漫画化などされていない)暗数も含め『無能女性理解ある彼くんと結ばれることで不幸な人生を歩むであろう男の子生産する』パターンはかなり多いように見える。

現代発達障害者の男女の生涯未婚率などを比較すると、統計としてもより顕著になるだろう。

しかすると、この歪な関係の男女の間に生まれてくるのが運良く女児である可能性もある、その場合、その娘は母親と同じように将来『理解ある彼くん』を生やすことで幸福承認を掴むことは可能なのかもしれない。

しかし、結局は彼女の子から男の子が生まれしまうまで問題を先送りするだけのことだ。


弱い男性恋愛人間関係の中で淘汰され苦しまざるを得ない現代構造は誰が悪いという話ではない。

それが自然の摂理、といえばそれまでだし、ほぼ全国民見合い結婚をしていた数十年前の方が生物としてはおかしかったのかもしれない。

これは黒人奴隷制昭和時代女性蔑視な法体制のように国家による責任でも、ましてや『彼らを選ばなかった女性』の責任でもないだろう。

国民自由を与えた結果、たまたま彼らは選ばれなかっただけだ。

LGBT黒人のように歴史的道徳的優位性もなければ、彼らは被害者ですらないだろう。

しかし、そんな歴史の都合は本人達の苦しみとは何一つ関係ない。

100年前であれば、現代では考えられないような碌でなしの男ですら皆何も考えず結婚できていたのだろう。 労働者階級農民中心の時代では、現代では無能扱いされる彼らも無能ではなかったのかもしれない。

もっと昔の狩猟時代であれば、生きることに必死でこんなことは考えすらしなかったのだろう。

たまたま時代自己存在ミスマッチしてしまった不幸な存在現代無能男性なのである

社会自動化が進み労働環境は複雑化し続け、教育費は高騰。経済格差は今後も広がり続ける。

無能社員を雇い続け海外からは『日本式経営』と揶揄される現代終身雇用形態合理性のもといつ終焉を迎えるのか誰にもわからない。

きっと無能男性に対して厳しい社会は今後も長い間続いていくのだろう。

社会が形を変え、自殺率幸福度が更に悲惨状態になり、無能世界の男女格差がどれだけ広がっても、きっと彼らは被差別階級にすらなれないのだろう。

情報化によって無能な男がどんな惨めな末路を辿るのか、現代はこんなにもはっきりと知ることができてしまう。

今の世界は、無能な男が笑って胸を張って生きていけるほどまだ優しいものではない。

政治的な正しさなんて概念も、そこまで万能ではない。 『多様性』なんて甘い言葉にきっと苦しむ彼らの存在は含まれていない。


この主張は恐らく優生思想に近いものだ。

現代における政治的な正しさにおいては「どんな人間であれ恋愛生殖権利はあるし、か弱い彼女らがパートナーに救済され子供を持つことは何一つ間違っていない」という主張の方が圧倒的に正しいのだろう。

しかし、どんなに取り繕っても現代自由経済・自由恋愛社会というものは性淘汰と優生思想の理のもとに機能していて、結局は彼女らの救済の物語とは性淘汰の苦しみを後世の男性にすべて押し付けているだけではないだろうか?

の子供というのは親にとっては可愛いものだ。 それは多分、種としては出来損ないの息子であったとしてもだ。

理解ある彼くんと無能女子との間に生まれてきた子供存在意義を無理やりこじつけるとすれば、それはきっと弱い女性と冴えない男の人生に多少の彩りを与える愛玩動物なのであろう。

彼らの存在は、さしずめカップルが寂しさを紛らわすためにペットショップから貰ってきた去勢済みのポメラニアンと何も変わらないのだ。

悲しいことに、愛玩動物として生を全うするには人類は幾分賢すぎる。

生きるも、死ぬも、本人の選択だ。

しかし、生まれてくることだけは本人の意思とは関係ない。

もし今後このような物語を見たとき、少しでも思い出してほしい。

か弱い女性が『理解彼くん』に救われた明るい物語の陰には、その皺寄せにより生涯苦しみ抜かねばならない後世の男性いるかもしれないことを。

か弱い彼らの人生幸福を。

2021-01-21

anond:20210121143234

終身雇用下だとかけた教育コストを定年までに回収すればいいわけから元が取れるまで辛抱強く教えることもできたけど、今は教えて育てても転職されて終わりだしな。

企業からしても仕事教えなきゃ使い物にならない段階の奴からはそりゃ金取りたいくらいだろう。

即戦力以外そもそも雇ったことで元が取れるのかすら怪しい時代からそそういう発想も出てくる。

2021-01-15

転売がなくなるわけないんだよなぁ

なぜネットユーザー絶対正義であるかのように転売を叩けるのか?

少しでも考えれば転売を叩ける理屈などどこにもないと分かるはずだ。

年金格差

まずは日本という国の現状からだ。

このまま順当にいけば日本格差社会ますます加速していくに違いない。

格差社会の例として年金格差というものがある。

国民年金は年間80万円だが、厚生年金一般的国民年金の2倍以上の金額を受け取ることができる。

なお年間80万円という値は現時点のもので将来はもっと少なくなるだろうと予想されている。

年間80万円という金額でどのようにして生活していけばいいのか?

素直に考えれば年間80万円という金額生活していくことは難しいだろう。

老後資金2000万円が必要だという話題記憶にも新しい。

老人と転売

ではお年寄りは老後どのようにして生活費を稼いでいけばいいのか?

当たり前だが老後の体力の衰えによって体力を必要とする仕事は難しいだろう。

そうでなくとも雇用側の年齢制限によって採用される仕事の幅は狭められている。

仕事の選り好み」以前の段階で雇用側の都合によって生活費を稼ぐことは難しいのだ。

膝の軟骨がすり減って、ちょっと動くだけでも激痛が走る。しかも膝の軟骨は修復しない。

ネットユーザーいくらキーボードをカチャカチャしても、お年寄りの膝の軟骨は修復しない。

気持ちよくテンバイヤーを叩いているネット論客に膝の軟骨のすり減ったお年寄りを救うことはできない。

iPS細胞による再生医療実用化でもされない限りお年寄りの膝の軟骨は修復しないだろう。

その点で転売は体力の都合や面接必要のないという点でお年寄り生活費を得るのには最適だと言える。

転売福祉

日中ネットに張り付いているようなネットユーザーならテンバイヤーホームレスを動員していることは当然ご存知だろう。

ネットユーザーはきっとそれを「ホームレスのような社会的弱者の足元を見る、悪のテンバイヤー」とでも思っているのだろう?

はたしてそうだろうか?たとえつまらない仕事でもホームレスにとっては貴重な収入源に違いない。

君らの職場ホームレスが「働かせてくれ」と頼み込んでも君らは「自己責任」と魔除けの呪文を唱えながら無碍に断るのだろう?

そうなると転売はもはや福祉なのだ

自助努力とやらを推奨するのは国家方針ではないのか?

転売のはびこる世の中は、さながら羅生門のようだ。

転売or死

ネットユーザーは「年金生活できないのなら、生活保護受給すればいいじゃないか」などと安易に発想するかもしれない。

生活保護バッシングや水際作戦の厳しい現状では生活保護受給できずに餓死するパターンもあるのだという。

生活保護受給するにはノーガードであることが求められ持ち家を手放すだけでなく保険をも解約することが求められる。

生活保護転売についてだが生活保護受給する際には贅沢品は手放さざるを得ない。

転売可能なグッズはケースワーカーによってことごとく強制的二束三文転売されるのだ。

いくら口では転売を憎んでいると言っても社会的なパワーによって有無を言わさず転売することを強いられる。

転売or死。これが現実

転売と将来の展望

転売を叩いているものは、恐らくは富裕層で将来は十分過ぎるほどの年金を貰えるに違いない。

まさか、将来年金が年間80万円しか貰えないフリーター転売を叩いているなどということはあり得ないだろう。

富裕層自分自身の安定した生活を確保した上で「最後は大好きなグッズに囲まれ大往生したいなぁ」などと企てているのだ。

転売によって大好きなグッズが手に入らないくなるから転売は悪なのだ

年金格差という現実がまるで見えていない。

いや、あるいはすべてを見通した上で「下々の者達の生活など知ったことか!」とまで考えているのかもしれない。

だが現実には純粋に悪意なく「転売は悪いことだから悪いんだ」などとトートロジーを浮かべて悦に入っているのだ。

ところでグッズを欲しがっているのが将来になんの不安もない富裕層だけなのかというと、どうやらそうでもなさそうである

実際には富裕層よりも年間80万円勢が後先考えずに刹那的にグッズに浪費しているのだろう。

マジレスすると年間80万円勢はグッズをゲットしようとテンバイヤーとバトってるような場合ではない。

年間80万円勢が身の丈を考えて将来のために貯金するようになれば民草は転売に怯える日々を過ごす必要もなくなる。

そしてTENBAIは世界語に

さらに!もうひとつ悪いニュースがある。

一般的には90年台にフリーターというライフスタイルが登場したとされる。

1990年に18歳だった若者は、今年で48歳になる。

あと、20年もすればこれらフリーター世代年金受給者となるだろう。

そうなれば年金格差という「現実」が重くのしかかってくるわけだ。

年寄りの賢いライフハックとして転売が今まで以上に盛り上がることはまず間違いない。

年金格差が解消されていれば話は別だが、それは希望的観測しかない。

今、街を歩いている老人はなんだかんだで正社員終身雇用だったから十分な額の年金をもらっているのだ。

本当の年金格差時代、ひいては本当の転売時代はまだ訪れてはいない。

君らもゆくゆくは転売に堕ちるほかない。抵抗無意味だ。

転売(TENBAI)が世界語として通用する日もそう遠くはないだろう。

世界中の人々に日本が誇るTENBAIの名を知らしめてやるのだ。

アンチ・テンバイヤーがテンバイヤーに変わる

今、転売を痛烈批判しているもの(アンチ・テンバイヤー)も、いざ自分自身経済困窮に陥ったら、まず真っ先に転売という発想が脳裏をよぎるのではないか

今は良くとも、70代、80代になったらどうか?

まさかせっせとかき集めていた大切なグッズを転売するなどということはあるまいな?

どうせ、いざという段になったらマッハで手のひらを返すに決まっている。

いや、それどころかアンチ・テンバイヤーほどテンバイヤーとなる素質を備えているのだ。

人々の想像するであろうテンバイヤーVSアンチ・テンバイヤーという構図は誤りであると言える。

アンチ・テンバイヤーが成長してテンバイヤーになるのだ。

テンバイヤーになる素質のない人々は、テンバイヤーを敵視してはいない。

テンバイヤーへの敵意には少なから嫉妬も含まれているのだろう。

仮想通貨はやめとけ

ちなみに「仮想通貨で老後資金を得ればいい」などという甘言を囁くものいるかもしれない。

だが、考えなしにこのような甘言に乗ってしまえば待っているのはより一層悲惨な末路だ。

仮想通貨では税金が発生することに気づかずに高額な税金を支払えず自己破産するパターンがあるのだ。

さら自己破産した場合でも税金は非免責債権なのでチャラにはならない。

読者のみなさんは紀元前哲学者ディオゲネスをご存知だろうか?

貨幣偽造の罪で奴隷身分とされてしまった、あのディオゲネスだ。

自己破産でも取り消せない負債を負ったものさながら現代ディオゲネスとでも言うべきだろう。

下手に仮想通貨になど手を出してしまえば国家威信をかけて嫌がらせされてしまう。

なぜなら通貨発行権とは国家威信のものからだ。

紀元前現代、根っこのところはなにも変わっていないのだ。

よほど知識自身があるのなら話は別だが素人が触れるべきものではない。

インターネットで甘言を囁くものは、ただ情弱養分還元したいだけなのだ

転売

それで「君らは転売しないつもりなのか?」というところに話を戻そう。

転売行為批判しているものも「金に困ったときはグッズを金に換えよう」そして「それは転売ではない」とでも考えているのだろう。

表向きは転売批判しているようで内心では手持ちのグッズにプレミア価格がつくことは満更でもないのだ。

まり「誰も手放さないからめったに市場に出てこない伝説コレクターズアイテム」となることを期待している。

さも社会正義のような体を装っているが、やれやれ結局は損得勘定しかない。

自分が「転売」でものを考えていることすら自覚していないのだ。

しかも未練がましく後生大事に抱えて長年に渡って死蔵した上での転売だ。

金目当てでさっさと手放す転売よりも、よほどたちが悪い転売ではないか

しかも!そういうやつらに限って自分が手放すときはテンバイヤーによる市場価格を参考にするのだ。

いや「思い入れが深い」「手放すのは惜しい」などと言いながら値段を釣り上げるまである

「(金目当てで愛のないテンバイヤーと違って)大事に使ってました」などと悪のテンバイヤーマウントを取りながらいけしゃあしゃあと値段を釣り上げるのだ。

常識的に考えて商品に無関心でノータッチ倉庫に眠っていたテンバイヤーの品のほうがコンディションはいいのでは?

転売と閉じコン

ところで「グッズを手に入れたい」という一点だけを重視するなら、テンバイヤーのいない状況は理想的ではない。

テンバイヤーさえいれば、金に糸目をつけない覚悟を持てばとりあえずグッズは手に入る。

「本当のファンなら周辺情報を常にチェックしてるから限定グッズなどを見逃して買い逃すことはありえない」とでも反論されるかもしれない。

なるほど正論だ。では、あとからその分野を知ったパターンは?

その分野にテンバイヤーは一人もいないというような状況は果たして本当に理想的だろうか?

金目当てで手放すものいるから、新人がその分野に新規参入することができるのだ。

言うなればテンバイヤー呼び水役割果たしているわけだ。

逆説的ではあるがテンバイヤーのいない分野はおのずと新規参入のない閉じコン(閉じたコンテンツ)となる。

テンバイヤーの有無でそれが決まる。

転売社会悪ですらない。

死後転売

ここまでで普通に生きていれば転売は避けられない定めだと分かったはずだ。

そこで「俺は上位1%上級国民から転売などとは無縁の人生だ」という人々もいるかもしれない。

よしんば鉄の掟によって一生転売しないですんだとしよう。

金持ちほどマンションなど転売していそうなものだが、この際それもないものとする。

グッズの持ち主が死んだあとは、どうする?

死後の世界にグッズは持ち込めない。

遺族によって転売されるか?あるいは遺品整理業者によって転売されるか?

その二者択一しかない。

ただし価値があることに気づかれずに捨てられるということはありうる。

勝手転売されることを防ぐには転売に追い込まれる前に捨てるか、無償で贈与するかしかない。

なお贈与する場合贈与税を支払わなければならない点に注意しなければならない。

その点、グッズと違ってチケット消耗品から気楽で気ままではある。

ただ転売が悪という前提がそもそも間違っているのであってチケット文字通り無駄金だ。

そして貧困層ほどチケットのような後に残らない刹那的用途に金を使うという負の連鎖がある。

転売の種類

いままで「転売」と大雑把に扱ってきたが、転売にも種類がある。

転売話題がこじれるのは転売と聞いてイメージするものに差がある側面が大きい

ネット上で話題となるのは大きく分けて「せどり」「ダフ屋行為」だろう。

他にも「プレゼントとして受け取ったもの転売する」行為善悪が問われることもなくはない。

まず少なくともせどりに関しては「可」としていいのではないか

せどり中古販売なのだから古物商営業許可必要だという議論になることもある。

しか古物商営業許可意味合いを考えるに「盗品販売を防止する」という意味合いが強いのではないか

盗品の可能性のない純粋転売はこの指摘には当たらない。

転売反社勢力

さて転売の中でもチケット転売に限ってはダフ屋行為であり犯罪であるとされる。

それでは、なぜダフ屋犯罪とされているのか?

ダフ屋行為反社勢力資金源となる」というのがよく聞く決まり文句だ。

しかし「芸能界はそれほどクリーンなのか」という疑問が新たに湧く。

芸能人の薬物騒動など枚挙に暇がない。

芸能人交流のあるタニマチとやらの素性は?

反社勢力資金源となる」というまったく同じ理屈でショービジネス自体正当性が危うくなるのだ。

反社勢力云々という言い分はそれほど有無を言わさず通用するような絶対的ものか?

それにやろうと思えば適当な分野と反社勢力を結びつけることはさほど難しくはない。

例えば「仮想通貨反社勢力マネーローンダリングに利用される恐れがあるから全面禁止とすべきだ」と言うことができる。

でもショービジネス文化から保護しなくちゃならないというわけだ。転売とて同じこと。

転売文化

転売ヘイターはこれら文章を読んで、何か思うところはあるだろうか?

否。おそらくは逆ギレして「じゃあ転売法律にて完全禁止すればいいじゃん」などと言い出すに違いない。

なにがなんでも転売禁止しなければ気が済まないわけだ。

よしんば法律にて転売を完全撲滅できても背景が変わらない限り待っているのはより悲惨世界だ。

転売あくまで金目当てであって悪意があるわけでも嫌がらせでしているわけでもない。

そこで全面的転売を一律禁止としたところで転売or死という図式は微塵も揺るがない。

転売ヘイターは「転売するくらいなら潔く死ね」とでも思っているのだろうが。

なぜ転売ときのことがまるで大罪であるかのように扱われ禁止されねばならぬのだ?

転売もまた人の営みであり文化なのだ

文化保護観点から転売行為は認められて然るべきだろう。

転売文化も何も悪いことばかりじゃない。

転売文化によって人々の目利きのセンスが磨かれるという側面もある。

一方で仮想通貨純粋環境破壊といって過言ではない。

人の心を持たない冷たい機械による仮想通貨マイニングによって地球温暖化ますます加速する。

転売か?仮想通貨か?良心ある人々ならどちらを選ぶべきかあえて言うまでもない。

 

インターネットでは転売絶対悪であるかのように扱われているが擁護しようと思えばこのようにいくらでも擁護できる!というお話でした。

2021-01-10

anond:20210110144605

高所得者は金を貯め込むから

経済過去の貯蓄の取り崩しを含めて資金調達しての支出を初項、収入のうち消費の比率(消費性向)を公比とした等比数列の和。

企業は景気が良いときガンガン資金調達して支出するし、さらにその支出は次の供給のための新しい商品のためのものだったりすると、景気が悪い時はガンガン金を貯め込んで景気を落とす、さらに、その状態では新しい商品を作らない。

から富裕層企業については、使ったら減税、貯め込んだら増税にしていくべきだと思う。フリーハンドの減税は景気を落とす。

あと、研究者については、給料より短期雇用でその後の展望がないほうが大きい。2,3年働いたらその後トラック運転手にやつさないとならないほど日本環境が悪いじゃない。終身雇用になれるのはごく一部。

それでも英語できるし、何らかのその分野でのトップを取れる存在から、そりゃ日本待遇が悪けりゃ海外行くよね。と当たり前の話。

例えて言うなら、現在日本での初期段階の大学研究者ははトラック運転手並みの存在だけど、そのトラック運転手こそが次の日本産業の種を作ってるって状態でしょ。

2021-01-08

anond:20210107145247

あの頃は日本中が「明日もっとかになる」という幻想に踊らされていたから、ゴルフ場ホテル遊園地などのリゾート施設作るために土地買収したり、意味も無く儲かりそうだからって土地買収したりで田舎もそれなりに潤ったよ。観光施設での雇用も生まれたし。

全体的に企業も儲かっていたし、その頃は終身雇用で「社員家族」みたいな幻想もまだ生きてて庶民にも多少のおこぼれが回ってきてたから、増えたボーナス給料自動車や服や地方の美味いものバンバンバンバンうから消費拡大した。

そういう雰囲気知らないんだろうな。

まあ俺もその頃精々高校生から流行に敏感な子は皆背伸びしてブランドもん買ってたくらいしかないけどな。

漫画にも当時の消費に踊らされて儲かる雰囲気に流された田舎土地持ちが、都会から来た企業に騙されて大事な山だの畑だの売り飛ばして、あったか共同体破壊するみたいな、世相を反映したのがよく載ってたよ。

2020-12-19

anond:20201219113130

忙しい部署に忙しい時期だけ増員して、暇になったら首にできればいいんですが

日本解雇規制が厳しい(ことになっている)ので、お互い察して労働力の調整を行わなければなりません

メンバーシップ終身雇用新卒正社員は察することも当然に求められているのです

「大きな会社歯車になって、目の前の仕事をこなすだけの人」は、ジョブ型の契約社員またはアルバイト仕事です

2020-11-29

戦争がしたい若者です。文句があるならどうぞ。

よく左翼右翼に「お前らは戦争がしたいんだ!人殺しが好きなんだ!」とレッテルを張るが、実際に戦争がしたい人はほとんどいないと思う。

右派の人は他国から占領されて粛清されるなら戦おうと言っているだけで、戦争手段の一つとして考えているだけにすぎない。

そうじゃなくて本当に戦争がしたい気分の時がある。

いや、戦争がしたいというより特攻でもして死にたい

あなた方は「じゃあ自殺しろよ」というだろうがそういう話じゃないのでちょっと聞いて欲しい。

僕はもう何者にもなれないし、将来に何も希望を持ってやしない。

結婚をしても幸せになれないだろうし、そもそも結婚出来る気もしない。守るものも何もない。一生サラリーマンストレスを抱えて働いて死ぬだけ。

から僕は劇的で、英雄譚のような、それでいて全ての幕が下り人生物語が欲しい。生きて死ぬ意味が欲しい。

自分のしょうもない人生を、白虎隊神風特攻隊のように忠を尽くして死した悲劇英雄という物語として定義付けたいのだ。

はっきり言ってもう生きるのも疲れたのだけれど、平和な世で自殺すると敗北感がある。何もできずに、普通に生きることもできない、親不孝の弱者メンヘラの犬死。触れてはいけないものとして扱われて、ネットでは馬鹿にされ、メディアでは叩かれ、恥をさらすだけ。

でも英雄戦死だったらみんな自分の死を喜んで万歳し、神社に祀られる。つまり社会戦争によって死を肯定するようになる。

から僕は戦争がしたい。

戦争は何者でもない自分英雄になり延々と続く日常に終止符を打つ最高の手段だ。

ここで多くの人は「英雄なんてなれないし、そんなものは建前と妄想に過ぎない」というと思う。

それでいい。むしろ今の移り変わる世の中で妄想の中で生きられないから辛い。宗教だって妄想だし、終身雇用だって結婚幸福だって全部妄想だ。

たまたま妄想の中で一生を終える人もいるし、器用な人は自分妄想を作り出せるし、強い人は妄想なしに生きることができる。

でも僕は妄想から覚めてしまったし、自分妄想を作り出せるほど賢くないし、妄想なしに生きられるほど強くもない。

から政府でも社会でも何でもいいので僕が目が覚めない強力な妄想魔法をかけて、死ぬまで妄想を見続けたい。

これが国家のためでもなく、政治的イデオロギーでもなく、レッテル貼りでもない、戦争がしたい若者です。



でも、僕が世界から突然消えても何もなかったように、ずっと世界平和であればいいのにとも真面目に思っています

2020-11-23

anond:20201123074709

上司年功序列人事異動上司になっただけだしね

できない上司でもクビにならないで昇進するのが終身雇用

増田も将来のいずれかの時点で能力限界にぶちあたる(パーキンソンの法則

教えられてできることしかできないならバイトパート

教えられなくても新しい仕事でも総合的に判断して社風にあったやり方を生み出せるのが終身雇用正社員社畜とも言う)

メンバーシップ雇用をやめてジョブ雇用に切り替えれば多くの場合解決

解雇規制撤廃抱き合わせになるが

2020-11-19

anond:20201119200103

そもそも品質すら問題ではないけどな

日本家電メーカーが衰退したのは、国の経済政策の失敗で内需が潰れたか

かつての家電メーカーが強かったのは、国内で消費が回ったので、

若手技術者にもどんどん製品開発でチャレンジを繰り返せてイノベーションが進んだおかげと、

終身雇用により個人エンジニア職人として成長できた。

それが品質の原点

今はもうダメ企画に携われる人も少ないし、企業チャレンジさせる体力ないし、

非正規ばっかで技術蓄積もない

これは現場エンジニア問題でも、会社の体質の問題でもない、国がなんとかしないとプレーヤー個々が何をどうやっても無駄

anond:20201119163836

大手日系ならば終身雇用保険年金福利厚生が手厚いぜ。。僕も無職関係ないですけど。都内やら大阪市内やらで、真っ当な居住区に住んだら年収500万円代であっても、子育てには大変なんだろうけど。

職歴的には良いのでは。

2020-11-13

anond:20201113203524

慣れてないせいでめちゃくちゃ返信ミスって恥ずかしい…

相手典型的終身雇用系の日系企業で、歳とってから年収は高めだけど今はそんなに高くないのね。年収ほぼ同じや〜ん、みたいな会話をしたばっかで…(実際は私の方が少し高い)。うーん……。

偏差値低めと言っても早慶かそのちょっと下くらいの偏差値大学で、企業別に悪い所じゃない。でもだからこそプライド高かったりしないかな?と思ってたけど、それももしかしたら私の偏見なのかもな

2020-11-09

終身雇用という制度はすごいなあ

すっかりモチベーションを失ってしまった。

発表が近くなると寝ないで勉強して、土日も家族に謝りながら原稿を書いて、それはいつか誰かの役に立ち、人を幸せにすると思ってた。

いや、自己実現のためにやってたのかなあ、結局お金とか環境とか、いつか良い仕事転職するために必死だったという理由で動いていたかなあ。

とりあえず、目の前にある楽しそうなことに手を出しては新しい世界ときめいていたような気もする。単に若かったのかもしれない。

MBOでいい評価がもらえて振り返ってみると、勉強しなくてもボーナスは貰えるし、昇進は内部の仕事をどれだけやるかにかかってるし、頑張らなくても相応のお給料は入ってくるわけだ。

もちろん期待される役割について尽力するべきではあるけれど、大変な道を選ばなくても、できることをほんの少し背伸びしてこなすだけでも、生きてはいけるんだね。

有給休暇を娯楽に費やして、無理なことはしないで、すごいことはすごい人にやってもらうようにして。

研究とやらが趣味なんじゃないかと、自分が好きだからやってると思ってたけど、でもやり遂げたときの喜びとのコストが合わなくなったように感じた。

何でもかんでもボランティアできたのは20代だったからだろう。独立したいと思っていたけど、コロナで大組織の有難さをひしひし感じたし、当然ここも辞めると思っていたが変わってしまった。

自分には十分すぎる場所での定年までの約束意識するようになってから、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。テニュアなんてとるもんじゃないな。

2020-11-07

ゆるキャン△大垣城の思い出と堺屋太一世界観団塊の世代

 ドラマゆるキャン△2期の制作が決定したので、記念に大垣城の思い出を書く。ドラマ版の大垣があまりにもアニメ大垣そのままだったことに感動して、大垣関係するものを何かしてみようと思い、大垣観光しようと大垣城へ行った。今年の3月のことだった。

 岐阜県大垣市のJR大垣から歩いて10分で大垣城に到着した。当時は児童・生徒の入場はコロナ禍により制限されていたが、そうでない私は特に問題なく入場できた。大垣城関ヶ原古戦場に近く、最上階の天守閣から西の方を眺めると、南北山地で囲まれ関ヶ原琵琶湖方面への通り道のように見える。もちろん大垣城内の展示では関ヶ原の戦いを売りにしており、戦いの様子を表現したジオラマの展示、当時用いられていた当世具足の展示、武器を手に取って体験できるコーナー、ビデオコーナーがあった。

 私がその中でも気に入ったのはビデオコーナーであった。入口の立て札には「SEKIGAHARA」というタイトル劇画調の石田三成徳川家康の精悍な顔が描かれており、「関ヶ原の戦いはただの権力争いではなく、後世の武士価値観を決定するイデオロギー闘争であった」みたいな感じ(注:正確な文章は忘れた)の煽り文が異彩を放っていた。中を見ると、公立図書館の様な一人再生用の視聴ブースが5つほどあり、映像は全部で2時間説明文にあった。大垣城以外にも「奥の細道むすびの地記念館」など市内をいくつか観光するつもりだったので、10分ほど軽く見るつもりでヘッドホンを装着してDVD再生ボタンを押した。結論から言うととても面白くて、1時間ほど見てもまだ続きが見たかったけど、泣く泣く中断したほどだった。

 私は高校日本史を履修しておらず大河ドラマの類も見たことが無く、石田三成を見ても「誰だっけ?」と思ったほどである関ヶ原の戦いは豊臣と徳川の争いであるとは漠然とは知っていたが、関ヶ原の戦いの時には豊臣秀吉がすでに故人だったことも知らなかった。そんな私でもDVDに夢中になった。

 映像豊臣秀吉の死から始まる。秀吉を豊臣財閥筆頭株主社長に例えて、五大老秀吉にM&Aで吸収合併された競合他社の社長としていた。五大老は自社の株式の全てを秀吉に売り、代わりに秀吉会社から株式を譲り受けて豊臣財閥取締役になったという設定である五奉行執行役員部長秀吉生え抜き社員だという。それぞれの大名石高数は、豊臣財閥の持ち株数で表していた。

 秀吉の跡を息子秀頼が継いだもの未成年で実権がないので、成人するまでは取締役である五大老が秀頼を補佐するようにというのが秀吉遺言である遺言に反して株式保有第二位副社長徳川家康クーデターを企て、それを社長室長企画部長石田三成が阻止するというのが「SEKIGAHARA」の大きな流れだ。250万石もの大資本を持つ取締役副社長家康に対して、わずか18万石の部長に過ぎない三成がどのように対抗するのか。この会社組織で例えた設定がナレーションや図表でわかりやす解説されたので、歴史に詳しくない私でも現代ドラマを見るように楽しむことができた。

 時間がなかったので飛ばしながら見たが、それでも全部見終わることはできなかった。この「SEKIGAHARA」は「原作堺屋太一」とあったので、帰宅後に原作を読んで関ヶ原の戦いを調べることにした。原作小説の「大いなる企て」でも、五大老五奉行会社組織で例えており秀吉の死から物語が始まる。しかし、映像版と原作小説ではストーリー構成が大きく異なっていた。映像版では秀吉の死後に関ヶ原の戦いが始まり合戦の様子を三成と家康のそれぞれの視点で描くのがメインであった。それに対して上下構成になっている原作小説では、朝鮮出兵の和平交渉撤退に三成が中間管理職として苦労する描写に長尺が割かれている。朝鮮出兵から帰還した大名に対して三成が秀吉葬儀を取り仕切り、それがようやく一段落いたころには上巻が終わるという具合だった。関ヶ原の戦いはいつ始まるんだと思っていたが、残念ながら原作小説関ヶ原の戦いが始まる前に完結してしまう。

 原作小説は私の期待に反して関ヶ原の戦いは描かれなかったけれども面白かった。それにしても、原作では三成が中間管理職として苦労する地味なサラリーマン小説であるのに対して、映像ではドラマのようなエンタメに仕上がっているのはどういうことだろうか。気になって原作者を調べてみたが、堺屋太一がただの小説家ではないことが分かった。

 堺屋太一は元通産省官僚であり、大きな業績として大阪万博企画立案に携わったことがある。通産省を退官後は、小説家・博覧会プロデュースドラマなどテレビ番組プロデュース大臣学者政治運動マルチ活躍しており、どれをとっても大きな功績といえるだろう。「SEKIGAHARA」のプロデュース堺屋太一活動の一つだ。「SEKIGAHARA」では単に原作ストーリーをなぞることにこだわらず、大垣城の展示作品としても、エンタメとしても楽しめる物を意識してプロデュースしてきたことだろう。

 堺屋太一を知らない人でも、「団塊の世代」という言葉は知っているだろう。「団塊の世代」は元々堺屋太一小説タイトルで、当時「戦後っ子」と呼ばれた戦後まれ世代が、将来社会でどのような役割を担わされるのかを予想した近未来小説である。この小説も私は最近読了したので感想を述べてみる。

 1970年代中頃に連載した当作は80年代90年代バブル景気とその崩壊予測できなかったものの、団塊世代出世頭打ちになること、無駄役職者が高い人ばかりになり組織ピラミッドが歪になること、人余りの団塊世代関連企業へ出向されるなど、年功序列型の賃金上昇や終身雇用が維持できなくなる現在予測している。

 団塊世代は今でこそ巨悪と描かれることが多い。昨今話題になったドラマ半沢直樹もその一つだ。ドラマでは銀行マン無双というタイトルが似つかわしいほどの勧善懲悪痛快劇であるが、原作小説では「オレたちバブル入行組」のタイトルの通り、バブル世代である半沢直樹らが団塊世代復讐をする世代対立物語である。ただ、原作でも世代対立の色合いは作品を経る毎に薄くなり、三作目で「ロスジェネの逆襲」というタイトルで半沢らより下のロスジェネ世代人物を多く登場させながら、ロスジェネ世代バブル世代や団世代に逆襲をするというわけでもなくタイトルに反して半沢直樹無双となっている。四作目ではとうとう世代対立関係なく、その時話題になっていたJAL再生タスクフォース民主党事業仕分けネタにして半沢直樹無双をやるだけになってしまった。ドラマ2期で過剰な演技や顔芸ばかりが取りざたされることに批判もあるが、原作もこの様なものである

 閑話休題しかし、「団塊の世代」を連載した1970年代中頃では、団塊世代はまだ二十代の若造である。その頃から戦後っ子が老害へと変貌する未来予測したのは流石としかいえない。「団塊の世代」の4話では1999年舞台になっており作中では、団塊世代既得権益をむさぼりレジャーうつつを抜かして経済技術の発展を妨げた、と批判がなされている。大阪万博など一大レジャーを築いた堺屋太一自らがこのように評するのは痛快にして皮肉でもある。

 ちなみに、堺屋太一1935年まれ2019年に故人となっている。多くの業績を残したすごい人を亡くなって1年も経ってから私が知ることになるとは何て残念なことだろうと思ったが、それで堺屋太一小説面白さが色あせることもないので今も読んでいる。

 ゆるキャン△ドラマ2期決定を機に大垣城の思い出を述べてきたが、関係ない話が長くなってしまったので、この辺で筆を折ることにする。

2020-10-31

失って初めて自分向上心とやらがあったと知る

専門職で、メインストリームではないけど熱心な師匠の元、そこそこに良いポジションに早めに着くことができた。

まだまだ給料安いけど、上を見たらきりはない訳で、基本給が安い年代の間は残業代もあるから1人でなら豊かに暮らせそう。

短く色んなとこ行きながら、いつかは独立して自分の好きにやりたいなあと思っていた。

カッコいいやつじゃなくて、別にすごくなくていいからその分時間のんびり過ごせるように、と。

でもさ、終身雇用とやらにぶら下がる方がよっぽどのんびりできると気づいてしまった。

ひとりでやっていくためには、今やってる仕事内容だけじゃなく色んな勉強をしなきゃならない。

建前上は、勉強してるということも人事評価に入れてくれる会社だし、時間外でももがいて進めてきた。

でも、終身雇用にぶら下がるなら、むしろプロジェクトに集中して、休みは好きに過ごす方がよっぽどいい。

だって結局内部でどんだけ出来たかで今後が決まるでしょう。一生懸命外出て仕入れてくるよりは、そこそこにでも自分のとこだけ進めるほうがいいんじゃない

なんであんなに、自分を伸ばそうとしてたんだろう。

ついに70歳までのチケットまで手に入ることになった今、外で勉強する必要が早々になくなってしまった。

終身雇用が死んだって誰が言ったんだろう。あと40年なら行けるんじゃないかなあ。

何のために頑張るのか、分かんない。向上心とやらを持っていた私には、もう戻れない。

2020-10-27

anond:20201027102042

しろ「俺は経理部が良かったのに総務部からいやだ、辞めます」というのは普通のことだけどな。

終身雇用時代でもないんだし、思い通りに働けないなら辞めるという人は多いだろう。

2020-10-23

anond:20201021203724

終身雇用正社員であるならば、やる気を見せなければならんのだよ

なぜならば会社制限のない雇用(いわゆるメンバーシップ雇用)を与えているのだから従業員にも制限のない何か(この場合労働意欲)が求められるのだ

給料もらった分の時間だけ職場にいて、言われたことだけやっていれば許される雇用形態もあるけど、それはジョブ雇用っていうんだ

ジョブ雇用終身雇用ではないか解雇もありうるし、年功賃金ではないから年とっても昇進しなければ給料は上がらない(物価スライドはあるかも)

2020-10-19

終身雇用オワコンみたいな感じになってるけど


雇用される側からすると定期昇給雇用の安定が見込めないと

そりゃ結婚したり子供作ったりできないよなーと思う。

よく引き合いに出される実力主義欧米の人たちは

どういう人生設計でこどもを作ったりしてるんだろう。

日本との違いはどこにあるんだろう。

anond:20201019105234

終身雇用定年退職が当たり前の時代

新卒が一番長くそ会社に勤務することになる。

社員教育コストを考えたら、少しでも長く勤務してくれたほうがお得。

2020-10-18

表裏一体

みんなで育てるというと 聞こえは良いが

うらがえすと

お前の文化を吸い取ってやる

 

まり 教育機関は 生徒から 吸ってはいけない

 

生徒を参考にして教師が伸びて教師大金持ち 生徒は死亡 よくない

 

あなた終身雇用 生徒は3年間 なぜ生徒が育てて 今日しが30年使うのか 答えてくれ

 ↓

生徒のもの

 ↓

 じゃぁ生徒は今日しや 管理職にならないといけないんですか?

 問題なっちゃうだろ

 

 みんなの場所もあるよ 自分たちゾーンを育てよう

とか 一言必要

 

今日のもの場所を生徒に育てて

意味は通じるが 言ってはいけないことを言った ということはわかった

自由を感じられることは重要だが その育てたものは だれのものだ?

 

これが僕たちの問題 相手から知識を得ないようにする ブロックするほうが難しい

 

それだけじゃない 自由至上主義に育てた後に

共産主義の人が来ました

そだてられないじゃん1つだと

2020-10-17

ニューヨークバリバリ仕事してる人って

激務の中でも、今自分仕事世界を動かしている実感と活力があるんだろうなぁ

と羨ましくなる

高齢化改善が見えない経済低迷の落ち目国家

逃げ切り狙いで上部だけ若者に優しいふりをする、老後のことだけ考えている団塊

切り捨てられた氷河期世代と、その中で勝ち残った自分を守る事に精一杯な生き残り。

終身雇用崩壊組織が信じられず、信じていた先輩も気がつくとどこかにいなくなって漠然とその日を生きているゆとり世代

そんな不況で苦しく辛い会社しか知らず仕事に夢や希望があるなんてはなから思っておらずやる気に乏しい新人世代

誰が悪いってわけでもないけどつまらないよね

2020-10-15

anond:20201015113533

終身雇用提供している会社昭和からして少ない。昭和に夢見過ぎ (そもそもバブルの時代パート非正規もいる)

鉄道電気ガスのインフラですら勤続年数平均は24年を下回るところが殆ど

・社内で成功をおさめず、いい感じの部署に潜り込む事にも失敗した場合、ある程度の年齢に達したら、出向>転籍が待っている。最悪の場合早期退職してどうぞの圧を掛ける

・定年まで同じ会社で働き続ける男性は32%、女性は6.5%

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん