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2020-12-01

増田トラウマ蘇った

この間書いた増田が伸びた。

炎上方向で。

しかも、こちらが言おうとしていたことは関係なしに、ちょっとした言葉の揚げ足を取って一方的悪者扱いされた。

ほんの一握りの人は、言わんとすることは正しい。とコメントしてくれたけど、そんなんで炎上の勢いは止まらなかった。

それで思い出したのが、小学校の時、学校に来る途中で猫を拾ってきた友達の話だ。

そいつは拾ってきたにも関わらず、自分では飼えないから俺に飼えと言ってきた。

猫は好きだがもちろん我が家でも飼えない。

から自分で飼えもしないのに拾ってくるのは無責任ではないか」と言い返した。

かに言い方が悪かったかもしれない。

そいつ自分のしたことを棚に上げて、俺のことを人でなし扱いしてきた。

「あのままなら死んでたかもしれない」「なんとかしようと考えるのが普通だ」「親に相談もしないで断るお前のほうが人でなしだ」

人でなし認定はあっという間にクラス全員に広がり、全員から止めどない罵声が投げつけられた。

「そんなことは言っていない。ただ、家では飼えないといいたいだけだ」

いくら反論しても無駄だった。

その時の猫がどうなったのかは覚えていない。

大騒ぎの教室先生が入ってきて、大泣きをしている自分教室から連れ出したところで記憶は止まっている。

炎上した増田真意を伝えようと、どれだけ追記しても(改変は違う気がしたのでしなかった)一度ベクトル否定に向くと誰一人としてその意図を汲んでくれようとはしなかった。

つくのは僕を殴りたい人間コメントばかりだった。

そりゃそうか。これだけ炎上している内容に正論を書いたところで火消しどころか火傷しかねない。

自分ならそっ閉じだ。

あのとき同級生もそうだったのだろう。

20年ぶりに酸っぱい記憶が蘇ってしばらくの間、嗚咽とゲップが交互に止まらなくなってしまった。

我が家で猫が飼えないことを知っていたのには理由がある。

ある日一人で遊んでいた時の話だ。

近くで子犬キャン!と泣くような声がした。

声の方に行くと、なんと目の前で子犬が車に轢かれていたのだ。

幸いにも軽く乗っかられた程度、子犬意識があり弱々しく泣いていた。

便をしているときに轢かれたのか、出血はなかったが、便をタイヤで轢いたあとが道路に点々と伸びていた。

小学生だった自分には、この犬を病院に連れて行ってあげるお金も行動力もない。

しかし、何を思ったか、そのときはこの犬を轢いた人なら、車もあるし経済力もあるし、病院に連れて行ってくれるだろうと思ったのだ。

心優しい大人が、たまたま子犬を傷つけてしまたことに気づいていないだけだと考えてしまったのだ。

早くなんとかしなきゃいけない一心で、家に戻るよりもそのほうが早いと考えて、子犬を抱えたままタイヤの跡を追いかけ始めてしまった。

その先は住宅街袋小路。車はどこかに停まっているはずだ。

そうして何軒目かにタイヤに便のついた、ボンネットがまだ温かい黒いセダンが止まっていた。

急いでインターホンを鳴らす。

出てきたのは口ひげをはやした強面のおじさんだった。

ドスの利いた声で「何だよ」と一言

しどろもどろになりながら、犬が轢かれたこと、その時の便がタイヤについていたこと、自分お金がなくて、車を運転している大人ならなんとかしてくれると思ったことを早口に伝えた。

しかし、そのおじさんは一言。「知らねえよ」とだけいうと、ドアをバタンと閉じてしまった。

その時はじめて、自分は間違ったことをしたのかもしれないと思った。

諦めて振り返ると再びドアが相手からおじさんが顔を出した。

もしかしてと少しの希望にすがりたい一心で振り向いた自分に浴びせられた言葉はより絶望に突き落とすものだった。

「お前、公園にいたガキだろ。顔は覚えたからな。親に余計なこと言ったらどうなっても知らねえぞ。」

そういって再びバタンどドアは閉められてしまった。

子犬は両手の中で苦しそうに寝息を立てていた。

泣きながら走って家に帰ると、玄関から母親を大声で呼びつけた。

何事かと走って出てきた母の顔が、手のひらの子犬を見てあからさまにこわばる。

嗚咽とゲップを繰り返しながら事情説明するも、母の眉間のシワは深くなっていく一方だった。

最後に声を振り絞って、「この犬、うちで飼ってもいいかな?」と尋ねる。

それには答えず、「とりあえず動物病院に行きましょう。」と母。

母の運転で向かう病院までの道のりに一切の会話はなかった。

病院に到着すると、子犬を抱えて母だけが病室に入っていった。

そうしてどれくらいの時間が過ぎただろう。

出てきた母の手に子犬はいなかった。

ニッコリとした顔で、「お医者さんが大切に面倒を見てくれるそうよ。」とだけいうと、こちらの返答を待たずにそそくさと病院から出るように促された。

帰りの車内、母親はしきりにそのほうが子犬にとって幸せだとまるで言い聞かせるように同じ話を繰り返していた。

その時、うちでは絶対動物を飼うことはできないのだと、子供ながらに悟った。

大げさな話をすれば、今の自分では命を救うことはできないと悟ったのだ。

もちろん、そんな話を同級生に弁解したことはない。

そんな機会すら与えられず、自分は人でなしの烙印を押されたまま小学校生活を過ごすことになった。

今更どうせもう誰も覚えていないだろう。もはやこんな記憶自分を苦しめる以外に何の役にもたちようがない。

まさかそんなことを増田炎上で思い出すことになるとは思わなかった。

今でも無責任動物擁護する人間には嫌悪感がある。

その時の出来事は忘れていても、その時の大人同級生に対する嫌悪感は忘れることすらできずにべっとりとこびりついていたのだろう。

何のことはない。今でも自分は無力なのだと思い知っただけだ。

どうせお前らなんて自分の無力と向かい合ったこともないくせに命が大事だとか言わされているだけだろう。

あのときの犬や猫のように、つまらない正義感で命を消費していることにも気づけないのだ。

2020-11-19

無能烙印を押されながら異動になる

行き場のない思いをここに書かせてほしい。


もちろん自分能力不足も多分にあるんだけどむなしさを感じる。


組織変更や人が辞めたのもあって俺一人で2.人分以上の業務を抱えないといけなかった。



それを一人でやらないといけないもんだから、もちろん手は回りきらないし、

お客さんや他のオフィスからクレームを受けることが頻発。そのなかでどうにか大事

至らないレベル業務を回し続けてた。




そんな状況が数年続いた。その間は各所から”いけてない存在”の目で見られ続けた。

実際うまく仕組みづくりできなかったし、能力も足りてなかったのは事実だけど

どうにか回すことを一心あほみたいに働いてなんとかこなしてきた。

その間、人事の評価は低かった。曰く、もっと+αの価値創造の成果をだすこと、とかなんとか言われた。

足元の業務を捌くので毎日終電までかかるような状況だったので

俺にはそんな余裕なかった。


で、異動がきまったんだけど後任に2人あてがわれた。流石に今の負担おかしいということで

2人に業務を分けて引き継ぐように会社から指示をうけた。


それでなんかふとむなしくなった。きっと後任の2人はそれぞれの業務内容にじっくりとりくめて

周りから評価も得やす環境になるんだろうな、とか、お客さんはもちろん他のオフィス人間

自分から担当が変わってレスが早くなるだろうから「今度の人はいいな」とか思うんだろうなとか。




そんな小さくてかっこ悪いことを考えてしまう。後任が自分と同じ苦しみを味わなくて済んだのは

なによりだと思うし、組織としても健全になるから誰も損してないんだけど、自分のなかで

もやもやが残ってしまい、そんなことをぐずぐず考えてしま自分も嫌だ。

2020-11-10

うたわれるものソシャゲが良い感じになってきた

うたわれるものロストフラグってソシャゲを知っているだろうか

うたわれるものというヲタクなら名前くらいは聞いたことある作品ソシャゲなんだが

そろそろ1周年を迎えようとしている

サービス開始当初はガチャがあまりに渋くゴミという烙印を押されてしまったが

最近運営が何を考えたのかガチャ確立をPU1%に変えてきた。

そもそも月2体くらいしかキャラ実装されず、しかも月40回くらい無料ガチャをくれるのに

そんな確立に変えてもいいの?と心配しないでもないが、サービス当初からユーザ数が減り続けていることから

多分テコ入れの一貫としてやっているのだろう

ガチャ青天井だが、確率1%、まぁソシャゲの中では良心的な部類じゃないだろうか

だが悲しいか最初からそのような神采配を出来ていなかったせいかプレイヤー数は少ない

から、ロスフラをクソゲーだと思って逃げて行ったプレイヤーさん、もう一度やってみませんか?

以上。

デイリーは5分で終わるのでサブゲーにもピッタリだし

 ストーリー面白い部類に入ると思うのでぜひやってほしい

※ただし戦闘部分は正直ゴチャゴチャしているのでレベルを上げて物理で殴るみたいな感じになってるが

 そこはパーティーゲーとして割り切ってほしい

2020-11-09

アメリカの分断は半分地方格差の話だと思う

トランプは片田舎白人男性の味方をしていて、彼らから支持されている。

バイデン都市部の優秀な有色人種などから支持されている。能力主義だと言われている。

大統領選投票の様子を見ていて感じたのは、アメリカ地方格差があって教育格差もあり、どうにもならない生い立ちの白人男性がいるのではないかということ。

そこをアメリカ能力主義だと言って優秀な人材ばかり優遇していたが、生い立ちの恵まれなかった地方格差のある土地白人男性能力がないと烙印を押し、冷遇してきたのだろう。

アメリカの分断というのは人種差別もあるし、どうにもならない生い立ちの部分でも努力不足と切り捨ててきた能力主義に見せかけた地方差別問題だろう。

結局アメリカは今も差別だらけの国で、だからこそポリコレやBLMなど問題が絶えないのだ。

差別はどんな国でもなくならない、なくすことができない。人間差別をなくせない。だから分断が起きるのだ。

日本でも地方格差問題があるが、それもきっとなくせないだろう。

2020-10-24

anond:20190626160139

よくわかんなかった

特にクール」ってところに「別に」って感じしかない

E-mailがあるのに、E-mail`作っても誰も使わないだろう

既存E-mailがなし得なかった問題解決できたとか、既存SNSを超越したとか、なにか無いなら選ばれるはずない。

ましてやSNS風を装って勘違いさせるようなプロダクトだと、劣化SNS烙印を押されて終わりです。実際終わってるように見える

2020-10-19

就活辛かった

anond:20201019105234

学生の頃は社会人てなんか立派なことをしてる人というイメージがあって、

就活内定がでないと自分は人としてダメという烙印を押されているような

気がして精神的に辛かった。就職人間としての価値は全く別のものなのに

なぜか切り分けて考えることが出来なかった。

いざ働いてみると、あー結局みんなそんな変わんないんだなーと思って

肩の力が抜けた。

2020-10-05

anond:20201004173050

うーん、どうだろうな。

かに狂った案件や狂った上長のせいで理不尽な思いをしている人はいたけど、

その辺の人付き合いとか、調整とか、ホウレンソウとか、逃げだす力とか、

そういうのも含めて「仕事ができる力」なんじゃないかなとは思う。

とはいえ最初からその力が入社の時点で備わっている人は少なくて、

そういう力を伸ばさないといけない時に地雷案件地雷上長にあたると

その人は確かに予後よくないこともあると思う。

でも、初回のガチャ地雷を引いたとしても、

しか新卒ガチャ的に「あいつは仕事もできねーし調整も報告もできねーし何だったらできるの」

という烙印が押されるような人だったとしても、

意外と転職先ではそれなりにやれてたりする。

増田の言っているような人がいないことはないけど、運がすべてではない。運は要素の1つ。

2020-09-23

anond:20200923003451

物理的な傷で癒せる痛みだと信じ、痕を残すような戒めを自らに課したこともあるけれども

苛む声の苛烈さが穏やかになることは決してなく

烙印のように消えない証明を残すばかりとなってしまった

許したくないのだ、自分自身

2020-09-08

「失礼な子だと感じたならジェンダーバイアス漫画を見て

https://togetter.com/li/1587929

これは対立煽り全振りのクソ漫画

 

なぜなら、「失礼(というか尊大?)な態度の人間に対しての無礼もまた失礼か?」

という命題に対する考え方によって、答えが180度変わるからだ。

 

A: 相手が失礼なんだから礼節を持つ必要はない。

B: 失礼なものは失礼。相手と同じレベルまで落ちるべきではない。

 

どちらも一理あるが、これは倫理観に関する問いであって、本質的にはジェンダー関係しない。

この漫画卑怯なのは、Bの考えから「失礼」と答えても

男女差別者の烙印を押すことができる仕組みになっており、

おそらくそ自体目的にした巧妙な分断・対立煽り工作になっている。

 

漫画表現から現実とは違う」というコメントも見かけたが、そうだとすれば

「失礼な子だと感じたら」と現実世界倫理観を引き合いに出すのは不誠実だ。

せめて女の子脳内暴言吐くだけなら受け取られ方は変わっただろう。

例えるなら、「街で見かけるムカつく人間をぶん殴る」Twitter漫画あると思うんだけど

その漫画に添えて「これが犯罪だと感じたならばそれが老害です」と書いてあれば

「いや犯罪やろ」とならん?そういうことよ。

 

以上から俺は元ツイを「対立煽り全振りのクソ漫画」と評した。

分断を煽る行為男女平等とは程遠い愚行であり、今回の件を見る限りでは

「ツイフェミは燃やしたいだけ」と言われても仕方ないと思う。

あと後半の「ジェンダーギャップ指数」も思考誘導っぽくて嫌い。

最後に「これが、ジェンダーバイアスです」ってつけるとメンタリズム感出る。

 

ついでに、俺(男)が一人で鉄道博物館に行って黙々と展示の説明文を読んでいたとき

おそらく鉄道マニアの知らないおっさんが近寄って来てすげぇ語られたことがある。

正直迷惑だったけど良心からやってるっぽくて「ア、スゴイッスネ」しか言えなかったの思い出した。

からといってマンスプレイニング存在しないとは言わんけど。

2020-09-07

anond:20200907082955

マジか知らんけど銀行員友達が言うには「半沢直樹観てないなんて知られたら『 あっ、こいつダメだな』ってなって無能烙印押される。新聞読んでないくらいの罪と看做される」って言ってた。

もし本当だったら良い歳こいたエリートもかなり幼稚でくだらない脳みそしてんだなと思う。

2020-09-06

その程度の覚悟だったんですね

5ちゃんとかこことか知恵袋とかで、新しい世界に飛び込んだけどつらい、みたいな話に付きがちな煽り

「その程度の覚悟ではどうせ生き残れない」「その程度の覚悟だったんですね。ではこれからも色々な所から逃げながら生きていってください」「その程度の覚悟でこの業界に入ってほしくなかった」

めちゃくちゃむかつくんだけど。

効いてるって言われたらそうかもしれないけどほんっっっとむかつく。

匿名愚痴ぐらい吐かせてやれや。

かにどんなコメントつけようが自由だろうがつらい気持ちは本当なんだよな?わかるわ。だから消化して進みたくて書いてるんだよな?わかるわ……

実際「その程度の覚悟」なら無言で撤退してるよ。

なんだよお前は。その業界四天王かなんかか。

あとから努力してその業界でどうにかやっていくってほんと人一倍努力スキル必要だよね。それ一本で食えるレベル目指すならなおさら

その苦労が分かってて「その程度の覚悟発言してるなら尚のこと悪質だと思うよ。

愚痴や弱音ってそこまで悪いことなの?自分力不足を嘆いてはいけないの?業界ローカルルール的なの分かんなくて困っちゃいけないの?

ちなみに何か特定記事に対する愚痴とかではない。特定の敵はいない。ただあの「強者側が醸し出す」「新参者に対する排他的な」「覚悟という極めて証明しづらい概念」をもって「あなたは不適格と烙印を押すような」「空気感」がめっちゃ嫌いなんやーというお気持ちです。

2020-08-27

生理が軽いブスの参性権

ロリエCM炎上してるなと思ってたら自分にも生理が来た。

自分生理は非常に軽い方だと思う。

なんか痛いときもあるけど、どちらかというと来てることを忘れてナプキンを持っておらず焦ることの方が多い。

初潮も人よりかなり遅かったし、今のところはそういう人間らしい。

ひとしきり燃えてるのをツイッターで眺めてた。

生理はこんなに辛い、理解のない生理軽い奴と男はクソという投稿で溢れていて

それはそうなんだろうと思ったが、どれだけ殺意を向けられようが理解できないもんはできない。ないんだから

他人の痛みは想像してはならない。しか理解不能なものとして突き放してもならない。

マイノリティに対してマジョリティは、常にその間を揺れ動き続けることを求められてきた。

人類ほとんどはヘーゲルではないので弁証法熟達しておらず、

大抵の人間にとってそれはブランコに乗り続けるように退屈で行き場のない行為だ。

多くのマジョリティが極論に走ったり目を背けたりするのもそれが原因だろう。人生他人のためにブランコを漕ぎ続けられるほど長くはない。

生理が重い女性たち、それが原因で人生が上手くいかず苦しむ女性たちの投稿を眺めながら

私は疎外感とわずかな羨望を覚えている。「女」を生きられていいですね。

私はブスだ。おっさん美人に「ブスも個性」と言われたら多分口から毒ガスを吐こうとして

そのような超自然的な力がないことに気付き口を大きく開けたまま曖昧な笑みを浮かべてその場を去るだろう。

から生理個性」が許しがたいのであろうことも類推はできるのだ。

だが理解はできない。だって「ブス」と「生理」のあいだには大きな隔たりがある。

ブスは連帯できないが、生理連帯できる。

「女であること」は連帯できるが、「女でないこと」は連帯できない。

(いや真面目な人が出てきたら「ルッキズムに縛られている」とか「女性を美醜で判断することは」云々とかいうかもしれないが、

私には男女を超えて自分のチー牛顔面は凡愚という概念の具現化にしか見えない。

見た目は化粧と努力でどうにかなるという人はあのチー牛のイラストのどの辺をどう弄れば美人になるのかイラスト掲載して教えてほしい)

「女であること」を中心に凝集しようとする動きは常にあるし最近も目立つが、うるせえなみんな失せろと思う。

そこに自分の女らしさをどこにも見つけられない、しかし女であることに憧れ続ける人間の居場所はない。

生理が軽い奴は重い奴を生きづらくするな、黙っていろと言われるとその通りですねと思うけれど、

そういう主張を目にするたび、私は自分を女として主張する権利「参性権」がないのだ、というルサンチマンが溜まっていっていることは吐き出したいのだ。

マイノリティでなければ発言してはならない。マイノリティの痛みをかすめ取ってはならない。

それはブスというマイノリティ身分からしてはその通りだ。しかし今、女性マイノリティ性に憧れる人間として見れば、

「お前は永遠に我々に同化してはならない」という呪いである女性であるためには烙印を背負わなければならず、烙印を持てなかった人間はさりとて男でもなく永遠に口をふさがれ続けなければならない。何も得していない。

じゃあ生理痛よ来い、って思うべきなんだろうか。いやそれは嫌だわ。痛いの嫌いだし。生理痛が軽かったおかげで割と人生上手くいってきたのは否めないし。

彼氏はいたことねえけどな。

丸い感じの一般論にまとめれば、烙印を中心に凝集するありかたは別のマイノリティを生むのだ、という当たり前のことだ。

まあただ、結局誰の胸にもルサンチマンはあり、誰もが何かしらのマイノリティであり

他人のためにブランコを漕ぎ続けられない以上、この世界はこのままなのだろう。というかこのままであってほしいと思う。

生きているうちに女性権利、あるいは男性でも女性でもない人の権利、などなどはどんどん向上していくだろうが、

女性」「男性」「トランス」などというカテゴリ消滅し、人間人間になる世界はたぶんまだ来ない。多分今後十年の動きは逆だと思う。

十年間、私は言葉を奪われたチー牛または凡愚以外の何物でもない奴として勝手に揺れるブランコを眺め続けるだろう。

あるいは宇宙人がやってきて全人類をひとしなみに一瞬のうちに肉塊に変え、

その知能を統合して巨大データベースに変え、宙の彼方に持ち帰る未来があれば話は別かもしれない。

我々には個というものがなくなるが、しかし分解された個々の思い出や要素が個として独立し、ネットワークの間を自由に交歓するのだ。

そうすれば私のルサンチマンもいつか他者の痛みと溶け合い一つになるだろう。

地球に残された、人間だったものの肉から流れる血の海は、

たかも七十数億人が身体を引き裂かれる生理痛と共に、一斉に月経を迎えた光景のように見えるだろう。

ああ、つまらない。

2020-08-26

女子リコーダー自分のが勝手にすげ替えられていた話

きな子リコーダーをこっそり舐める、というような暴走した思春期男子エピソード妄想やら漫画やらでまれに見かける。



自分は全くそんなつもりは無かったのだが、危うくハメられかけたことがある。


中学生の頃だった。

背が低く、運動も得意じゃなかった自分はいじられキャラというか軽いいじめを受けていた。

執拗に狙われるわけじゃなく暇つぶし罵倒される、因縁を付けられる、殴られる程度だったので軽いと書いたが、未だに思い出す度に腹が立つ)


音楽の授業でリコーダーを吹いていた時、何か違和感があった。

かいつもと違うがそれがなんなのかわからない…と授業の半ばまで気づかなかったのだが、ふとリコーダーの頭の裏側を見たとき違和感の正体が判明した。


違う人の名前女の子名前が彫ってある!!



(どこの学校でもやってるかはわからないが、当時学校リコーダーには3等分したうち、

 一番上のパーツの裏側に識別のために名前を彫っていた)


内心ものすごく慌てたが、コトがコトだけに騒げない。


すげ替えられた先の女子は、これまた微妙な間柄のクラスメイトだった。

クラスで上位の可愛い子でもなければ、クラス下位のいじめられっ子でもない。

自分にとってはほぼ会話したことがないんじゃないか?というような接点の無い普通の子だった。



一人でパニックになりつつ、このままどうすれば波風立たずに終わらせるか?を授業が終わるまで必死に考えていた。

天地神明に誓って自分が替えたわけじゃない

リコーダーを包む革袋の名札には自分名前が書いてあったので、

 革袋にしまっていた本体の頭パーツか本体ごとかを意図的にすげ替えられている

・その女の子が替えるなんてあり得ない(そもそもの繋がりが薄すぎる)

自分いじめていた奴の誰かがやった

・騒ぎが起きれば、自分被害者なのに確実に変態烙印を押される



結局、「自分でこっそり入れ替え直して無かったことにする」しかなかった。

とは言え、その場を見られたらそれこそ現行犯になってしまう。


つのタイミングだったか忘れたが、教室から人がほぼ掃けたタイミング(移動教室とかで放課後ではなかったはず)にこっそりと戻しておいた。

かに見られなくて本当によかったと思う。



結局あの後再発することは無かったが、犯人としては

女子が気づいて騒ぎになり、便乗して俺を変態扱いする

・双方気づかなかったら、気づいたふりをして騒ぎを起こして俺を変態扱いする

のどちらかを企ててたのだろうか。

そうなれば本当に社会的に死んでたかもしれない。



結局、卒業までそのリコーダー関連で何かが起きることはなかった。

犯人もわからずじまいだった。やりそうなクズ候補複数人浮かんでいる。

それだけ自分が弱い立場いたことに今でも憤りを感じる。



中学卒業から数年経った後、地元を離れたのだが成人式には参加した。

友達地元に残っていたので会いたかったし、自分は頑張ってそれなりの大学に入ったので

当時のクズ達は「どうせ地元チンピラでもやってるんだろう」と考えていて

今はもうこちらが上なんだ、という独りよがりな思い上がりもあり、とにかく自分の中で決着を付けたかった。



遠目で見ただけで、会話もいちゃもんもつけられることはなかったが、

TVに出るようなDQN新成人の格好で、成人式の立て看板破壊しているところを目撃した。

相変わらずだと思ってある意味安心した。

下手に更生されてたら余計に腹が立っていたところだ。



みっともない罪状現行犯で、新聞の片隅に名前が載ったやつもいた。

改めて、自分がいた地域は吹き溜まりだったんだなと思い知った。

もう、地元に帰って暮らすことはないと思う。



これで今では自分結婚して幸せです、とまでいけばよかったのだが

女性に振り向いてもらえることはなかったので今でも独身です。



当時、リコーダーをすげ替えられた女子はかわいそうだと思う。

なんであの子だったのか、それだけ、今でもそれらしい理由がわからないままだ。



リコーダー」という単語を聞く度に、あの戦々恐々とした一日を思い出す。

2020-08-22

今更だけど上野千〇子の祝辞に関して東大生が思うこと

私は一生公教育なんて信じない。私の命は中学受験で救われた。

私が小学生時代を過ごした土地は、所謂ニュータウン。街がつくられる時にそのまま居着いたブルーカラーの家と、ベッドタウンとしていついたホワイトカラーの家が、住んでいる地域でわかるような土地柄だった。

とてもではないが治安がいいとは言えない街。小学生放火をし、中学生喫煙し、高校生バイクで走り抜ける街だ。某児童売春斡旋組織事件発覚の発端となった小学生もうちの地元出身だった。

私の家は紛うことなホワイトカラー一家だ。元ボンボンサラリーマンの父と江戸っ子の母の間で、歳をとってから出来た一人娘として、それなりに大切に育てられた。世帯収入は高くも低くもなく、他に兄弟姉妹がいれば私立に行くのは許されなかっただろうレベルだ。しか女子校に入れたいという父親たっての希望で、私の中学受験は私が園児の時に既に決められていたことだった。

そうは言っても、その受験計画は実にのんびりしたものだった。目的あくまで「公立中学校に行かないこと」。小学校一年から塾に行くような子もいる中で、私の中学受験小学校四年生から始まった。それもSAPIX日能研といった進学塾ではなく、まったりとした中堅の塾。10人に満たない同級生たちと、地元の中堅私立を目指す予定だった。

しかし、それでも学校教員からの敵意からは逃れられなかった。

彼らは常にブルーカラーの子供たちの味方だった。ブルーカラーの子供たちはまさにギャングエイジといった風体で、私の学年は4年生になる頃にはすっかり学級崩壊に陥っていた。

そんな状況の中で、私のような「恵まれた家庭」の子供は、彼らを「根性論で更生させる」ための必要悪にするのに適していた。ホロコーストと一緒。共通の敵をつくることで、教員たちは彼らと連携をとろうとしていた。

まずは保護者会で、担任教師が「私は中学受験と塾が嫌いです」と言い放つところからスタート。この言葉はあっという間に子供たちにも伝わった。小学生にとって、それがどんな不良小学生だったとしても、「先生言葉絶対」だ。「先生が悪いと言った」子は、いじめたっていいのだ。

休み時間円周率計算暗記表を見ていたら、担任にそれを取り上げられ、クラスメイトの前で激昂された。帰りの会で黒板の前に立たされ、「私は学校で塾の勉強しました。本当にごめんなさい」と謝らせられた。それを皮切りに、ブルーカラーの子供たちからいじめが始まった。

帰り道で待ち伏せされる。容姿についての罵倒や、時には両親への悪口もあった。ある時はマフラーで首を絞めあげられた。子供の力なので大事には至らなかったが、笑い声のなか、酸欠で頭がぼうっとしてきたことは覚えている。

先生の言うことは絶対」。これは私にも有効だった。だから私は、自分は悪い小学生なのだと思い込んだ。

おうちが貧乏で、ちょっと不良みたいで、勉強は嫌いで、でも、中休みになったら一番最初に校庭に出てドッジボールを始める。そんな生徒が、「良い小学生なのだクラスメイトたちが音楽室に立てこもって授業をボイコットしていた時、私は大人しく教室で待っていた。でも先生が好きなのは仲間意識の強い」彼らなのだ

悪い小学生なのだから、虐められて当然なのだ。そう思った私は、繰り返されるいじめを誰にも相談出来なかった。

また、これは本当は幸運と言えるのだが、殊にこの場合にのみ不運と言える、両親の誤算があった。私の成績だ。

私はどうやら「出来る子」に分類される子供だったらしい。入った中堅塾ではあっという間にトップに立ち、テストも満点以外とれなくなった。ここまで来ると両親にも欲が出てきたようで、私はバスで通える範囲に出来たS某超進学塾に通うようになった。そこでも女子ではトップの成績で、あれよあれよという間に御三家を目指すことになっていた。小学生にとっての成功体験は、その子人格形成において重要だ。私は勉強するのが楽しかった。そもそも運動は嫌いで、中休み図書館にいるような子供だった。かけっこしか見てくれない小学校教員たちとは違って、塾の先生は私の「勉強の」成績を褒めてくれた。後は好循環だ。持って生まれメンタルの弱さで、模試の前に嘔吐するようなこともあったが、私の中学受験は大方順調だった。

一方小学校生活は、ぼろぼろのメタメタだった。私の通塾先が変わったことがどこから漏れ出て、「エリート意識を持った嫌な奴」の烙印を押された。低学年までは仲良くしていた子達も、私のことを大腸菌呼ばわりするようになった。

担任が、わかりやすく私に嫌がらせをするようになったせいだった。授業中に指されて答えても、「どうせ塾でやったんでしょうね」。覚えもないいじめ事件の首謀者にも仕立て上げられた。

だんだんと体調にも影響が出るようになっていた。学校に行く前に必ず吐いた。食道は焼けただれ、小学校5年生の冬には胃薬が手放せない体になっていた。

真面目な気質のせいで、私はそれでも学校に行くのをやめられなかった。親も流石に勘付き、担任嘆願書を出した。しかしそれも虚しく、担任は私にその嘆願書を叩きつけ、「どうしてあたしがいじめなんて言われなきゃいけないんだよ!!」と私を怒鳴りつけた。

別の小学校越境入学しようと思ったこともあった。別の中学受験をする同級生が、そそくさと学校を変えてしまたからだ。実際両親はその準備もしていた。しかし、自分学校問題があることが外部に晒されることを恐れてか、校長はそれに難色を示し、「○○ちゃんだって仲良しと離れたくないでしょ」と、結局その小学校から離れることは叶わなかった。

私の小学校時代は闇だ。小学生5年生の学芸会の劇で、悪役の親分オーディションに受かったら、自分母親と隣のクラス教員が寝ていると噂されたこともある。最高学年になる頃には、私は両親と塾の教師以外の大人を信じられなくなっていた。

話は飛んで、中学受験の結果から言うと、私は第一志望には落ち、第二志望の女子校に通うことになった。そこは天国だった。私が休み時間勉強していても、誰も怒らないし、誰も馬鹿にしなかった。正直それだけで救われたし、良き友人にも多く恵まれた。そして高校生活を経て、今私は東京大学に通っている。

もし父親先見の明がなかったか、私が過度のストレス受験全滅していたことを考えると、今でも寒気がする。

数年前の東大入学式の祝辞は、ノブレス・オブリージュについての話だった。私も上野先生意見に大方は同意する。しかし私は、もし「恵まれ人間」として支えなければいけないのが「あいつら」なのだとしたら、それは吐き気を催す話だと思う。

エリートが冷たいなんていうのは嘘だ。いや、もしかしたら真実場合もあるかもしれない。でも、そんな言説よりずっと、「学のない連中は残酷で野卑だ」という言説が本当だと言うことを、私は知っている。

2020-08-17

軽薄な人間には彼女ができるのに

誠実な人間童貞ママ人間性に問題があるとの烙印を押され遺伝子を残すことなく死んでいく

2020-08-01

見捨てられた古参愚痴

タイトル通りなんですけど、どーせ誰もこんなところ見ないだろうしだらだらと不満を書く。

某刀の擬人化ゲームについて。一応Tと言おう。

私は2015年1月ゲームリリースから今の今までプレイしている。5年と半年ほど。改めて振り返っても長かったなあと思う。

この5年の間にTは様々なコンテンツになった。アニメ漫画をはじめ、ミュージカル舞台といった2.5次元ジャンルまで。本当に広くなった。

じゃあ、ゲームは? 


Tは虚無ゲーと名高く、ひたすら周回に周回を重ねてさらに周回をするゲームだ。通常の戦闘マップではボスしかドロップしないキャラを探し求めて周回し、イベントではボスドロのキャラのために周回する、もしくはアイテムを集めてキャラと交換するために周回する。

時々資材をぶち込んでお祈りするガチャのようなイベントはあるが、基本は周回。レベリングするために周回。キャラクターを手に入れるために周回。周回。本当にこれだけ。

なので、キャラクターの魅力に惹かれてゲームを始めても、そのあまりの虚無具合にすぐ辞める人がマジで多い。いや、仕方ないよ。私もよくこんなこと5年半もやってるなって思う。

まあつまりは、このゲームは基本キャラクター収集ゲームだと思っている。好きなキャラクターをレベリングして、ボイスを聴いて、楽しむ。某お船擬人化ゲームに似ているかもしれない。

で、この間(正確には昨日)キャンペーンが発表された。

それは、ミュージカル舞台に登場したキャラクターを全員ゲーム内で無料配布するよ、という事だった。

ミュージカル舞台では、俳優さん扮するキャラクターが登場し、ストーリーを繰り広げる。話は様々で、ゲーム内のキャラクター同士の会話を基にしたものもあれば、完全2.5オリジナルものもある。

そして舞台ミュージカルに登場したキャラクターは総勢62人。なかなかに多い。当然だ。一度に6人、ミュージカル舞台それぞれが毎年新作を行っていればそうなる。

キャンペーン内容は、ユーザー皆に62人を無料で配布するよ、というもの。その中には最高レアリティキャラクターもいれば、攻略難易度現在一番高いマップを周回しなければ手に入らないキャラクターもいるし、期間限定イベントでの報酬しか手に入らないキャラクターもいる。そういったキャラクターも全員配布するよ、というかなり大盤振る舞いな内容だった。

Tにはいわゆる「人権キャラクター」というのが存在せず、レア度によるステータス格差もほぼない。ゆえに好きなキャラクターを好きに育てるのが可能である。だから62人の無配ということが出来るのだろう。

でも、私はショックだった。

2年前に時間と資材を溶かしながら周回して、頑張って、やっとドロップして手に入れたキャラクターも

1年前に眠気と格闘しながら生活の合間にコツコツ周回して手に入れたキャラクターも

半年前に実装された期間限定イベント報酬だったキャラクターも

全員が、無料で、みんなに配布されてしまう。

最近ゲームをはじめたばかりの人も、始めたけど飽きて辞めてしまった人も、特定キャラクターだけが好きでゲーム放置気味な人も、

みんなが、苦労をせずにキャラクターを手に入れてしまう。

私が費やした時間は何だったんだろう。費やしたお金はなんだったんだろう。なんで私はあんなに必死に周回してたんだろう。

先に手に入れていたからって攻略が楽になるわけでもない。先に手に入れていたからといって周回が便利になるわけでもない。

ただ、がんばった人だけが損をする。そんな現状でしかない。

私は、なにをやっていたんだろう。必死になって頑張っちゃってバカみたいだ。



お船だとイベ報酬もイベ限定ドロも建造で出る子もみんな配布だよ~という感じかな…?グラ子一律配布されたらキレるでしょ。

ガチャお金を入れたり、イベント走ったり、福袋したり、某ソシャゲみたいに色々な入手機会があった方がよかったな…ってTに対して思う。キャラクター収集ゲームならなおさら

新規ユーザーや出戻り勢を歓迎するのに必死なのは分かる。どのコンテンツもそうだと思う。

これだけ長く続いてるコンテンツのくせに文句言うなと言われそうではある。自覚はある。贅沢な悩みかもしれない。

それでも、古参としての頑張りはすべて無駄だと烙印を押されていくのがどうしようもなく苦しい。

古参にも、前からいるユーザーにも、もっと目を向けてほしい。うまみが欲しい。ずっとゲームやっているんだぞ、って胸を張らせてほしい。

とは言っても、どうせ私はまた性懲りもなくイベントを走って、時間と資材を溶かして、キャラクターを入手しにいくに違いない。

しかしたらまた配布されるのかもしれないなと思いながら、周回するに違いない。

古参を見捨てていくコンテンツに、みっともなく縋り続けるに違いない。


追記

「頑張れとか誰もお前に言っていない」って口に出せる人は頑張ったことが無い人なのでこちらの気持ち理解できないしあなた気持ち理解できません~~~相互理解口出ししてこないでください~~~は~~~ブロックブロック

2020-07-29

売れない漫画家の「綾城さん」に対する愚痴

売れない新人漫画家です。

元は2次創作で壁やってて、即売会場で出版社スカウトされて商業世界に入りました。

それまでの私は2次創作界隈では「綾城さん」扱いを受けていて、大勢の人に褒めてもらえて、自分漫画を描くのが上手いんだなと思ってた。

でもいざ商業をやってみて、原作のパワー無しの、本来自分漫画力だけで創作を行うということがどれ程大変なことか、私はあんまり分かっていなかったんだと思う。

2次創作では、元々知名度のある漫画の、魅力的な世界観やキャラクター使用して漫画を描くから、その上にのっかってちょっと絵が上手かったり基本的な話の起承転結が出来てるだけで、みんな私の事を神と崇めてくれていた。

から私もちょっと勘違いしてしまってたんだよね。

みんなも大好きで神と崇めていた同人作家商業デビューした途端、その人の漫画がどうでも良くなった事ってない?

あれ?この人の描く漫画ってこんなつまんなかったっけ?て目が醒めたことない?

あれが私は自分にきた感じ。

商業普通に話が纏まってて普通に面白いだけじゃ駄目で、作品自体が輝くような、その上の能力必要とされる。

少しなら商業作品にお褒めの言葉を貰えたこともあった。

でもさ、同人誌は千冊売れたら凄い!て言われるけど、商業誌は1万部しか売れなかったら打ち切りなっちゃうんだ。

凄いよね。私の漫画お金を出そうって思ってくれる人が1万人いても駄目なんだよ。

面白くない漫画って烙印押されちゃうんだ。

なんてシビア世界なんだろうってその時気付いた。

ちやほやされて数万単位以上の人にお金を落とし続けて貰うことが、商業で生きる「最低条件」なんだよ。

凄くない?

そのハードルの高さに目眩がする。

それ以来、私は創作に対して性格が歪んでしまった。

同人界でちょっとちやほやされてる描き手がTwitterで得意げに自分2次創作漫画解説してるところを見ると、『この人も所詮私と同格かそれ以下なのにな』て思ってしまう。

もちろん同人界の中にいても、この人なら商業でも売れそうって思うような明らかに飛び抜けて力のある人に対してはそう思わない。(でもそういう人って中々居ない)

私は商業世界を見て、そこで自分の力の無さを思い知って挫折しまったけど、貴女達は同人界の井の中の蛙気持ち良いままでいられて羨ましいねって思ってしまう。

から話題秀才字書きと天才字書きの漫画を見ても、勿論漫画自体は凄く面白いんだけど、私にとっては綾城さんも「所詮同人界隈のなかでの天才じゃんって思っちゃうんだよね。

性格悪くてごめん。

売れない漫画家愚痴です。

2020-07-21

anond:20200721141645

増田共感する部分があったので。自分語りすまん。

自分もお勉強の成績は良かったのに、社会に出た途端役立たずの烙印を押された人間だ。

自分学生の時点で一時期不登校になったから、増田の方が社会適応力高そうな気がする。

それでも唯一の才能ともいえる学力のおかげで何とか大学卒業して、就職してさ。

別に都心に高級タワマン買うような超勝ち組になりたい訳じゃなかったのにさ。

この社会の一員として、自分にも出来ることがあるというほんの少しの確信を持ちたかっただけなのに、それすら叶わなかった。

それでも何とか置かれた環境にしがみついた結果、心因性の過労でぶっ倒れて入院鬱病、そして今は実家出戻りニート。一応療養中って名目にはなってるけど。

なんかいよいよ駄目な人間なっちゃったんだよな。働いてないとか以前の問題で。

常に脳の一部が壊死してるような感覚で、以前なら出来たことが全く出来ないんだよ。調子が悪い日は起き上がることもできないし。

不適応環境にしがみついた結果、日常生活を送ることすらままならなくなった。

いつか立ち直れる日が来るとしても、相当先になると思う。

その間にも貴重な時間は失われていく。毎日焦りだけが募って本当に辛い。

何が言いたいかというと、メンタルだけは守り抜いてくれ。両親の世間体とか関係ない。一度ぶっ壊れたらマジで立て直すの大変。自分は立て直せてないし、立ち直る未来も見えない。

手遅れにならないことを祈ってるよ。

2020-07-19

ネトウヨ烙印を押されたと憮然とする人を見にいけば、政治だの韓国だののタグが並んでいてそれだけで、もう、おなかいっぱいだなと思ったら案の定ネオリベ病にも罹患してて役満じゃないすか。

三浦春馬さんとネトウヨサヨク

ずっと三浦春馬さんを応援してきた一人のファンとして、三浦さんが亡くなったショックは本当に大きい。

私は三浦さんと同い年で、初めて『キャッチアウェーブ』という映画三浦さんを知った時からずっと応援していた。

熱烈なファンの方からすれば、かなりゆるい分類のファンになると思うけれど、私の可能範囲応援をしていた。

   

なかなか気持ちの整理がつかず、やめておこうとは思いつつも、無意識に幾つかの関連記事はてブでの他の方のコメントなどを読んでいた。

そんな中、

三浦春馬SNS炎上演劇への「感染リスク」という烙印 舞台が復活する日は来るのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/08dbce09c714f156828b07f2257e89fa170ae2c8?page=1

上記記事に対してaceraceaeさんという方が下記のコメントをし星も沢山ついていたけれど、 

ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね。ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね」

https://b.hatena.ne.jp/entry/4688706332008341410/comment/aceraceae

  

私はツイッターフォローしていたのでその時もリアルタイムで見ていたが、あの炎上は元々「国力」に反応した人よりも三浦さんが東出さんを擁護していると考えた人によるリプによる炎上が圧倒的だった。

かに「国力」に反応し酷いリプを飛ばしていた人もいたが、寧ろ「国力」に関しては、それをピックアップタイトルなどで煽り焚き付けたサイトなどの影響が大きかった。

このコメント違和感を感じaceraceaeさんの事はよく知らなかったので氏の過去ブコメタグを拝見した。

  

はてサ

サヨク

左翼

左派

リベラル

極左

立憲民主党

共産党

民主党

  

などのタグは大量にあり、「はてサ」に関しては300近いタグ付けしたコメントをしている。

勿論、内容は批判罵倒する内容、党に関するコメント批判ばかりだった。

その反面

  

ネトウヨ

ウヨク

右翼

右派

保守

  

などのタグは皆無。「自民党」はタグがあったが10数個の関連付けのみで、内容も擁護自民批判する側を批判する内容ばかりだった。

その上で再度、氏の「ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね。ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね」というコメント三浦さんの死に絡めている姿は本当に残念でならない。

前述したようにあの炎上はどちらかというと東出さん擁護への批判や疑問からであったし、記事の内容も「国力」に関して分量は極わずかだ。

それにもかかわらず、aceraceaeさんはそこのみを取り上げ、自分主義主張のため、「ネトウヨ認定する人(サヨク)」を叩くために三浦さんの死を利用する事に深い憤りを感じる。

少し前の木村花さんの死もあり、芸能人へのいわれなき誹謗中傷への警鐘として一見するとまともな意見のように読めるし、それは正しい。

しかし、その裏に見える自分は他の人へ同じことをやっているのに無自覚、または自覚していても、棚に上げて人を攻撃する姿勢は酷い。

aceraceaeさんは他のコメント三浦さんの死を悼んでいるし、それ自体は嘘ではないと思う。

しかし、「ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね。ちょっとした言葉遣いひとつですぐにネトウヨ認定する人達って存在するしそういう人達ってやたら攻撃的だからね」は明らかに三浦さんの死を利用した。

aceraceaeさんの過去コメントからちょっとした言葉遣いで、簡単サヨクはてサ認定し攻撃しているがそれは良いのだろうか?

  

三浦さんの死の理由は我々には知る事はできないだろう。

もしSNSなどでの過激言葉での攻撃が彼の死に少しでも関係していると思ってい(思っていなければわざわざそのようなコメントはしないと思う)、彼の死を悼むのならばaceraceaeさんは自分過去コメントをもう一度読み返し、自分攻撃性に自覚的になるべきだろう。

一人の人間の死を自分の主張に利用するのは最低だと思うよ。

  

同じ記事でのトップコメでlady_jokerさんのコメント

自殺は複雑なものなので、わかりやすストーリーに落とし込んでいくのは良くないと思う。最後の一線を踏み越えさせたものの一端くらいはわかるかもしれないが、そもそもそこまで行っちゃうにはもっと色々あるわけで

https://b.hatena.ne.jp/entry/4688706332008341410/comment/lady_joker

  

には本当にその通りだと思うと共に、休校が解除されたあと学生の方が拳銃で自ら命を絶った事を思い出す。

その際に、名前を忘れてしまったがブコメで多くの星を獲得していた方のコメントがあった。

そのコメントは(うるおぼえで失礼します)

死を選ぶくらいなら、無理に学校行く必要はないよ。他にも道はあるよ

みたいな内容だったと思う。

私はこのコメントを読んだ際違和感をおぼえた。

休校明け、元々彼が不登校で今は不登校の子向けの通信制学校い通ってる事からそう考えたのかもしれないけれど、あまりにも安易に人の死の理由を決めつける人たちにはおかしいとさえ感じた。

彼は死の数日前に難病であると診断されていた。

それがどの程度彼の死に関わっていたかは分からないし、他のあまたある要因や複合的な要素の結果、本当に学校が嫌という理由だけで亡くなったのかもしれない。

ただ、それを学校へ行く事が嫌で亡くなったと決めつけるコメントと星をつける人の多さに落胆する。

lady_jokerさんのコメントの通り、わかりやすストーリーに落とし込むのは良くないと思う。

  

だが、lady_jokerさんのコメントにも星をつける反面、「死を選ぶくらいなら、無理に学校行く必要はないよ」へにも星をつけたり同じような決めつけをしている見覚えのあるブッマーカーが何人かいて、なんとも言えない気持ちになる。

しか私自身も無意識に関連記事を読み、心のどこかで彼の死の理由を知りたいと考え、ストーリーを組みあげ彼の死を納得できるものにしたいと考えている自分にも気づく。

三浦さんのご冥福祈り、彼と彼の残した作品をこれからも愛していきたい。

2020-07-14

マシュマロ送りマシーンと化した腐女子の話

私は腐女子である

これは、表で言えない愚痴の話である

腐女子愚痴に興味が無い人は読まなくていい。

しかも、私は毒マシュマロを送られる側ではなく送る側だ。

マシュマロを送る奴の気持ちなんか知りたくないって人はブラウザバックしてくれ。

表で言ったら叩かれる事を自覚してるから増田で書いてるんだ。わざわざ読んでから文句言われても知らんからな。いいな?言ったからな?













本題に入る。

私は今までに何度かジャンル移動した。

今のジャンルの一つ前のジャンルは、ピークを過ぎた今でもたまに支部作品を漁るぐらい好きなジャンルだ。

そのジャンルが私の腐女子としての価値観形成したと言っても過言では無い。

ジャンルに叩き込まれ同人マナーは今でも守っている。

この同人マナーが今回の問題点だ。

ジャンルでは、支部作品投稿する時は、腐向け作品には作品タグキャラタグは付けないのがマナーと言われていた。

一般人の目に付いたら良くないから」という理由である

私はこのマナーを初めて聞いた時、戸惑った。

一般人でも支部腐向けがある事はさすがに知ってるだろうから苦手なら自衛すべきだし、どんなタグを付けるのも自由では?と思った。

しかし、そんな事を言える空気ではなかった。

そんな事を言おうもんなら、マナー違反者の烙印を押される。

から私はとりあえずこのマナーに従った。

慣れてくると、私も腐向け作品には作品タグキャラタグを付けないのが当たり前の感覚になった。

最初抵抗があっても、慣れるとどうってことないのである

しろタグを付けていた頃の自分が恥ずかしくなった。

やがて、腐向け作品作品タグキャラタグを付けている人を見るとイライラするようになってきた。

私はマナー守ってタグ我慢してるのに、マナー守らない人がタグをたくさん付けてたくさんの人に見られているのは不公平だとしか思えない。

作品タグキャラタグを付けている作品ブクマがたくさん付いていると、そんな作品評価している読み手にも腹が立った。

実際、読み手タグマナーなんかほとんど見ていない。

読み手露骨エロが読みたいだけだ。露骨エロを量産してくれる描き手なら、マナーなんか守ってなくてもいいのである

でも、前ジャンルはそれでもタグ付けない派が圧倒的多数だったから、まだ良かったのだ。

問題は、今ジャンルである

ジャンル無法地帯である

腐向けだろうがペドだろうが作品タグキャラタグ付けまくりである

事もあろうか、アンソロ主催もそうだった。

アンソロ主催という、CP代表する存在でありながら、この体たらく

私の中で何かが切れた。

私は支部で今ジャンルの腐CP検索し、作品タグキャラタグを付けている人のTwitterアカウントを探し、マシュマロ質問箱で指摘しまくった。

いわゆる毒マシュマロである

私にとっては毒マシュマロではなく真っ当な指摘だが、世間から見たら毒マシュマロだろうから、あえてこう表記する。

私も今まではこういうマシュマロを送られている人を見ると、送られた人に同情していた。

言いたい事があるなら匿名じゃなくて直接言えば?と思っていた。

しかし、自分が送る側になってみると、送られる側にも悪い部分があるのだという事が解る。

これは、送る側になった事がない人には解らない気持ちだ。解ってもらえなくて結構だが、そういう意見もあるという事は知っておいてほしい。

何人もの人に指摘を送ったが、返信したのはたった一人だった。他の人には全員無視された。

返信の内容を書くと特定されそうなのであえて伏せるが、結果的に言うと、返信した人は私の指摘に反論し、タグを外してはくれなかった。

無視した他の人達も、まだタグを付けている。

要するに、私の指摘を受け入れてくれた人は一人もいなかったのである

もう、疲れた。今ジャンル民度の低さが信じられない。

最後一言

腐向け作品タグキャラタグを付けるな。以上。

2020-06-26

印鑑廃止に反発する保守派議員

テレワークの普及を阻むはんこ議連

彼らには時代遅れのはんこ、もとい烙印を押してあげるべき。

2020-06-25

結婚式価値はあるのか

ウェディングプランナー

結婚式でのアルバイト経験母子家庭で育った経験から家族の温かさをサポートできる結婚式が大好きになってプランナーを志した。

大して勉強もしてなかったけど、目の前のアルバイトにただ夢中になってたら選考への道が開けて入社できることになった。

新郎新婦ゲストへの価値にこだわって、価格以上の商品提供したいと考えてた。

当たり前だけど現実は全く違ってた。

ビジネスパーソンとして成果にこだわることは当然。そこに反論余地はないし、

自分も成果には強くこだわりながら営業活動を行った。

結果、全社でも上位の成績を出すことが増えた。褒められる機会も増えて、仕事もやりやすくなってきて、会社に貢献できている実感も増えてきた。

でも、成果を出せるようになると、担当する件数が増える。

担当する件数が増えると、1件に費やせるリソースが減る。

リソースが減ると、満足度が下がる。

結果、価格以上の価値にこだわった自分は、体調を崩した。

いつもいつも、罪悪感でいっぱいだった。

「深く考えすぎるな」「現実と向き合え」「お前は理想ばかり」

そんな言葉を言われることが増えた。

ただでさえ、高い金額がかかる結婚式

家や車のように、形が残る訳でもない。はっきり言えば「あってもなくてもいい」

でも、だからこそ、そんな「あってもなくてもいい」結婚式をやろうと思った顧客に対して

誠実に向き合うこと、価格以上の価値提供すること、こんな世の中を生きていかなければいけない現代夫婦ウソでもいいから夢を見せてあげること、

そんな風に向き合っていくことができないと、「あってもなくてもいい」結婚式は、「なくていいもの」の烙印を押される日がやってくるのではないかと思った。

事実入籍をしたカップルの半数は結婚式を挙げない。

理由の上位は「費用が高い」「準備がめんどくさい」「内容が画一的」こればっかり。

結婚式費用時間を使う価値はないですよ」と半数のカップルから伝えられている。

ここから目を背けて、結婚式を挙げるカップルから金を絞り取るのが本当に「現実と向き合う」ということなのだろうか。

違和感に目をつぶり、自分を騙しながら、最高の笑顔で、適切な情報を伝えずに、即決を促すことが「現実と向き合う」ということなのだろうか。

自分マーケティング勉強を始めた。

結婚式場の集客構造が変われば、真っ当な競争と、正確な情報を届けられるのではないかと思ったから。

「お前ができるなら、みんなとっくにやってる」「夢ばかり言ってないで地に足つけろ」「だからお前はダメなんだ」

全部、正解だと思う。

でも、自分はそんな言葉を吐く連中にひとつだけ言ってやりたい。

「お前、泣けるほどの仕事したことあんのか」と

かに一人でできることは少ないだろう。

でも、少しづつやり続ければ、賛同してくれる人が増えるかもしれない。

コロナのような大きな変化の中で、古い仕組みを変えられるきっかけがまれるかもしれない。

愚直に、地道に、少しずつ。できることからやってみようと思う。できることを少しずつ、増やしてみようと思う。

2020-06-24

anond:20200614134305

その同僚と飲みに行ったり飯行ったり、ましてや肉体関係もなく、ただ同じ職場ってだけで恋してるってこと?そうだとしたら30歳とは思えんが、本当に今までの人生恋愛してきたのか?

そんな状態告白なんて中学生以下の行為だが、今までの人生経験のなさを反省するいい機会になるかもしれんね。増田キモ男の烙印を押され、職場に多少居づらくなるだろうけどね。

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