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はてなキーワード: 少年漫画とは

2015-11-14

敵か味方かでしか考えられない

そんな人が増えたように思う。

右か左か。片ややれサヨクガー韓国ガーと叫び、片や安倍ガーと叫ぶ。そればっかりでお互い歩み寄ろうともしない。全く議論が成り立たない。

こういう傾向って昔からなんだろうか。そして日本特に突出しているのだろうか。

こういう傾向になってきたのにはどういう理由があるんだろうか。

・考えるのが面倒?

仕事などが忙しい中でいちいち考えるのが面倒。簡単に敵味方で判断できた方が楽とか。

勧善懲悪漫画アニメの影響?

最近は善と悪が曖昧アニメが増えたけど、今の40代位が子供の頃は少年漫画アニメ善悪がはっきりしているものが多かったように思う。そして自分の周りだけかもしれないが、敵味方思考の人は40代以降に多いように感じる。単純にゲーム感覚で「敵」をやっつけたいだけとか?

ネットで盛り上がるから

ネット上のやりとりだと、相手と意見を交換し合い調整するなんて面倒だし、そんなやりとりをまとめたところでPVも稼げない。わかりやすい対立の方が盛り上がる。

お互い相手の話を聞く気がないから、この敵か味方かに分かれた状況って今後改善する見込みもないように思う。

敵か味方かでしか物事を考えられない先には、相手を力でねじ伏せることしか待っていない気がするけど、それでいいんだろうか。そうするしかないんだろうか。人間は結局第三次世界大戦突入するしかないんだろうか。なんだか人間て悲しいね

2015-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20151110142122

オタクvsフェミって話題になると、その二者は別に敵対してなくて、オタク脳内にいる仮想フェミと戦ってるだけっつー意見を毎回見るけどこのまとめみたいのはオタクvsフェミ構図じゃないの。

少年漫画に見られる女体化すれば馬鹿になる表現女性キャラ性的消費 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/763758

2015-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20151102204850

完結するかしないかに限られた話じゃなくて、読者を卒業させない少年漫画編集方針は糞

アンパンマンでも何でも、どんだけ好きなコンテンツがあっても成長に合わせて一旦卒業する時がくる

長編ストーリー連載漫画雑誌の売上げのために読者が小学校卒業しても中学校卒業しても高校大学卒業して社会人になっても逃がさないようにする

一旦卒業した読者向けに数年後にリニューアル新作を出すとか(キン肉マンとかシティハンターとかマキバオーとか)は否定しない

2015-11-02

少年漫画は読者が少年である内に完結させてほしい

そう思うのは俺だけか?

2015-10-26

少年漫画全般が読め無くなってきた。特にジャンプ

特に新作がどれもお金匂いがきつくて嫌悪感が出てくる。

売ろう売ろうという気持ちがビンビンに伝わってくる。

マーケティングやら、定番やらで塗りかためられたのが良く伝わってくる。

わいも大人になったっちゅーことやなあ。

2015-10-24

筋肉が好きなのは男っぽいかなあ

いや別に男っぽかろうが女っぽかろうがどうでもいいじゃん、というのがはてな的正解だとは思うんだけど

周りの女子力高めな友達は、女体が割と好きみたいで、アイドルスタイルとか足の綺麗さとかについて熱心に語るんだよね

でも私は女体は全然、もう本当に全っっっ然興味ない

まだ猫のスタイルの方が気になるくらい

一方で、男の体はそれなりに見て楽しいし、鍛えられた筋肉はかっこいいと思うし、好みの筋肉の付き方なんてのもある

でもどうも見てると、筋肉好きなのって女より男の方が多いよねむしろ

漫画少女漫画より少年漫画が好きだったし、好みがちょっと男っぽいのかなあ

2015-10-22

「学園」に呪縛されるライトノベルについて

なぜ物語の少年少女が「学園」に呪縛されるようになったのか - Togetterまとめ

このまとめの最初のあたりで芦辺拓氏が例に挙げている作品刊行年は以下のとおり。

小林芳雄と少年探偵

→『怪人二十面相1936年

西條八十の白ばと組

→『あらしの白ばと』1952年

高木彬光の古沢姉弟

→『覆面紳士1950年

森下雨村池上富士

→『少年探偵富士夫の冒険1923年

横溝正史の御子柴進

→『幽霊鉄仮面』1937

まず、このくらいのスパンの話だということを理解しておいてほしい。

たかだか十年前と比較するくらいの感覚で「最近ラノベ作家は楽をしたがるから」などと言っていると論点がズレてしまう。

さて、そもそも「昔は学園ものは少なかったが今は学園ものばかり」というのはラノベだけの問題なのだろうか。

Wikipediaの「学園漫画」の項には以下のように書かれている。

少年少女主人公とする作品学校を場としたりその人間関係が中心になることが多いことは当然であり、漫画以前の小説時代から学校もの存在したし、学校舞台とする漫画作品昭和30年から存在した。ただ昭和30年代には、放課後に家の手伝いをする者や中学卒業して実社会に出るものがまだ多く、学「園」ものという呼び方にはある程度の生活階層青春もの意味するイメージもあった。

結果的に、雑誌漫画において学園漫画という「分野」(市場分野?)が生じたと言われるのは、日本高度経済成長が成果を安定させて生活の向上や学歴の向上が既定路線となった1960年代半ば(昭和40年前後)からである

学園漫画で言えば『ハリスの旋風』が1965年、『夕やけ番長』が1967年、『ハレンチ学園』や『男一匹ガキ大将』が1968年である

芦辺氏と同じ論法を使えば「戦前終戦直後には学園もの少年漫画は少なかったのに今は学園漫画ばかり」とも言えそうだ。

もとより、「学園もの」増加の原因を、一足飛びに現代ラノベに求めたところで、何が分かるものでもあるまい。

同じくWikipediaから学園小説」の項。

学園小説一定の発展を見せたのは、少年雑誌よりも少女雑誌においてであるもっとも著名な作家としては『少女世界』の読者から作家デビューした吉屋信子があげられる。

1916年に連載が始まった吉屋信子の『花物語』は、当時ベストセラーとなった連作短編で、女学校舞台とした話が多い。→エス

これは「漫画以前の小説時代から学校もの存在した」「学園ものという呼び方にはある程度の生活階層青春もの意味するイメージもあった」ということの実例と言える。

こうしてみると、むしろ1960年代以前の少年向け娯楽作品において学校舞台とならなかったのは何故か」というほうが問題なのではないかと思えてくる。

そしてそれは、Wikipediaのとおり経済力理由を求めるほうが、現代青少年の心性を大仰に言い立てるよりは筋がとおっているだろう。

(もちろん他の要因もあるだろう、議論するならその点についてすべきである

最後に、筆者が最近読んだライトノベル50作品を「A. 学校が出てこない」「B. 学校は出てくるが事件が起こるのは学外である」「C. 学校が主な舞台である」で分類したところ、以下のような内訳となった。

A. 18作品 B. 16作品 C. 16作品

まり芦辺氏が言うような「全てが学校で起きる学園ものラノベ」は16/50=32%である

言うまでもなく、このサンプル数は少なすぎるし、個人の嗜好による偏りなどもあるので参考程度にお願いしたいが、

最近ライトノベルの全てが「学内で完結している」ということはありえない、とは確実に言えるはずだ。

大ヒット作だけを見ても、SAOダンまち「A」であるし、禁書目録魔法科高校は「B」に分類されるだろう。

正直なところ芦辺氏がどうして「最近ラノベは学園ものしかない」と強固に思い込んでおられるのか理解に苦しむ。

どうか賢明なる読者諸氏においては「へえ最近ラノベは学園ものばかりなんだな」などと鵜呑みにしないでいただきたい。

2015-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20151013145339

少女漫画というのを固定概念で固まった狭い定義しかとらえてないのでは?

じゃあ少年漫画ワンピースみたいな冒険とバトルや、スポーツ倶楽部活動ものや、DQN喧嘩ものばかりだろと言われたら

そうじゃないと反論するだろ

たとえば『スケバン刑事ドラマ映画にもなったバトル?物、でもこれもジャンルとしては少女漫画なんだよ

私は中学時代病院の待合室で時間を持て余して、置いて合った少女漫画雑誌を手にしてハマった

それから自分少女漫画雑誌かたっぱしから買いまくって購読したよ

当時は少女漫画しか読まなくて、少年漫画は幼稚だと思ってたくらいだ

少女漫画における恋愛は、それがすべてじゃない

しか恋愛メインのストーリーもあるけど、多くは恋愛ストーリー上のひとつの要素に過ぎない

恋愛からストーリー人間関係物語なので、それに馴れた読者は恋愛以外の深いドラマも抵抗なく受け入れる

からローティーン向け少女雑誌に、少年漫画なら青年雑誌に載るようなストーリーも混じって連載されてたりする

最近では原作映画ドラマ化されてる青春群像ストーリーを描くのがうまい吉田秋生も、元はローティーン向け少女雑誌デビューして、アメリカ麻薬差別に苦しむ若者達の『カリフォルニア物語』で人気作家になった、その後の『バナナフィシュ』ではマフィア陰謀と抗争のストーリで絵柄も変わり、後半では描く人物も少女漫画チックでなくリアル頭身で泥臭さまで出てた

ティーン向け少女雑誌で書いてたホラー作家?の山岸凉子なんかは、人間怨念や業を巧みに描き背筋が凍るようなストーリーを描く。でも代表作は聖徳太子テーマにした歴史漫画日出処の天子』だったりする

少女漫画恋愛ばかりと偏見もって、食わず嫌いしてるだけの男が多いのだと思う

実際こんな作品もあるんだというもの出会えば、男でも抵抗なくハマると思うよ

http://anond.hatelabo.jp/20151013145339

女の子恋愛の絡まない漫画を読もうと思うと少年漫画に行かざるを得ないが

男の子恋愛の絡む漫画を読みたければ少年誌にもラブコメはあるから、とか?

2015-10-11

それでも『ファンタスティック・フォー』が駄作なワケ。

リブート版『ファンタスティック・フォー』が駄作でない理由(ネタバレなし感想) カゲヒナタのレビュー

気持ちはわかる。

俺も「『クロニクル』のジョシュ・トランク監督!」と聞いてワクワクとときめきをおぼえ、

公開後、実写版デビルマン』がアメリカ侵略たかと思われるほどの大炎上に怯えたクチだ。

で、正直、観た時の印象は「世の中の91%(RT調べ)から総スカン食らうほどダメってわけじゃないだろ。アメリカ人きびしすぎ」。

しかし、「思ったほど酷くはない」でも、F4が駄作であることは変わりないと思う。

(1)人間ドラマを深く描いた内容になっている

これが自分いちばん気に入った要素。

びっくりしたことに、本作の主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者で、わりと性格も悪いのです(作中で、彼らは「Kids」と呼ばれています

前半では彼らの精神的な幼さ、そのように人間になった理由が丹念に描かれています



 まず、「主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者」ではあんまりない。

 研究所を放り出されていたドゥームや、厳格な親に反発したがるジョニーなんかは当てはまるかもしれない。

 が、主人公バクスター入学就職?)した時点で「それまでコケにされてきた天才的な才能が正当に認められた」わけで、事実ここいつは終始ずっとノーテンキというか、あんまりグツグツした情念めいたものを燃やしていない。青春を超エンジョイしている。別にそれはそれでいいけど、マイルズ・テラーのあのアンニュイさを活かしきった『セッション』のあとだけにやけにもったいない。『クロニクルアゲインを期待していた観客もそこで肩透かしをくわされる。

 ケイト・マーラも親と弟の板挟み、ドゥームとテラーとの三角関係コソボ出身という暗い過去、などなどドラマになりそうな設定が顔を覗かせるものの、びっくりするくらい本編に活かされてない。そもそも何考えてる人かよくわからない。観る人によったら、中盤までジョニーと姉弟だって気づかないんじゃないか? テラーとの恋愛要素も、テラ視点でうすら青春っぽく描かれるだけで、特に深くもならない。

 中盤前半まるまる出番のないベンくんに至っては書きこみもクソもない。最序盤でこそゴミ山の底辺家庭で育ったという劣悪な家族・養育環境が思わせぶりに描かれるものの、その後一切言及はない。なんでテラーと仲良くしてんのかもわかんない。信頼関係がどうやって育まれてきたかもわかんないのでザ・シングになってからの「大親友に裏切られた辛さ」みたいなものが薄く感じる。傍目には、ひさしぶりにあった古いクラスメイトに怪しい宗教勧誘されてのこのこひっかかった、頭のよわいかわいそうな人にしかみえない。

 

 ドゥームもドゥームでバックボーンがよくわからない。出てきたときからフードかぶってちょっと気難しいギークを気取っている童貞野郎しか見えない。ドゥームという希代の悪役へ至らせるトラウマイベントに欠けている。研究所を叩きだされた経緯もむしゃくしゃしてとりあえずロックなことをしてみた、程度のマインドっぽい。尾崎豊か。

 とりあえずケイト・マーラが好きで、マーラテラーの仲を快く思っていないみたいな描写はあるものの、二人の仲は決定的なところまで行ってない。しかも、「俺の女にちょっかい出すんじゃねえ」的な釘をテラーにさそうとしたら、逆にテラから「あの機械もうできたよ」と言われて「えっマジで」とばかりに盛り上がる。女にそこまで執着なさそう。

 じゃあテラーに対する嫉妬心なのかといえば、そこも開発チームとして一致団結する過程でうやむやになってしまう。

 総合するに、なんでこいつが地球を滅ぼしたがっているのか、なぜ異次元永住したがっているのかがわからない。異次元エネルギーの影響で頭おかしくなった、で済むかもしれないが、それは「人間ドラマ中心のF4」としてどうなんだ。

 ついでにいえば、クリストファー・ミンツ=プラッセちょっとだけ細くしたような絶妙なムカツキおフェイスがどこかヘタレっぽくて、情けない。

 唯一、バックボーンコンフリクト描写病院での父親との衝突シーンや能力使用に関する言い争い)に成功したヒューマントーチだが、せっかくそうやって高めた緊張を爆発させるシーンがない。問題を劇的に乗り越えるシーンがない。

 「壁」だった父親が唐突に殺されて、「兄弟仲良く……」と言い残して死ぬだけだ。え? これまでの親子喧嘩はそれでオールオッケーなの? もったいない

 要するに全体的に人物への書き込みが不足している。死ね死ねパワーを充填し損なっている。リア充デビューを果たした主人公脳内一人相撲を繰り返してるだけの童貞悪役(まあテラーも童貞だろうけど)、何を考えているかからないヒロイン、中折れしたブラック・コックのような黒人枠、影が薄いだけのかわいそうな親友。これが今回のF4の面々である。到底、ハーレム少女漫画活躍できそうなバイタリティーはない。

 こうじゃなかった。『クロニクル』はこうじゃなかった。ちゃんと主要キャラ三人それぞれの書きこみができていて、そのうえでの関係性がちゃんと……まあいい。これはF4だ。

(2)かなり怖いホラー演出がある

ジョシュ監督自身が「デヴィッド・クローネンバーグ的に人間の肉体が変化していく場面を描きたいんだ」と言っていたとおり、作中では「これホラーだろ!」と思いたくなるシーンがあります



 あー。うん。これはできてた。なんでクローネンバーグやりたかったのかわからんけど、できてた。超こわかった。能力ゲットシーンだけじゃなくて頭パーンも爽快感込みで。

はい、この時点で明るく楽しいヒーローものを期待する人は素直に回れ右なのがわかりますね。



 いや……でもさ。俺たちはホラー映画観に来たわけじゃなくねえ? 百歩譲ってさ、暗いヒーロー映画自体否定しないよ? みんな『ダークナイト』大好きでしょ? おれだって実は『マン・オブ・スティール』そこまで嫌いじゃないよ? グロシーンばっちこーいだよ?

 でも、だから、なに? ホラー描写ができてるから、なに? それがF4の本筋とどう絡んでくるの? 「自分たちが変わっていくことへの恐怖」? いや、おまえらそれかなーり早い段階で適応してたよね? いきなり「一年後……」とかつってたよね? そこ書かないの? 変わっていくプロセスを見せたかったんでしょ? なんで変わってしまった自分適応する/できない/やっぱするプロセス書かないの? なんでスーツきりゃ全部オッケーなの?

(3)能力を持ってしまった「悲哀」が描かれている

これはジョシュ監督デビュー作にして、高い評価を得た『クロニクル』と同様です。

クロニクル』は「能力を持ってしまったがゆえの悲劇」が描かれており、本作では「能力を持ったという運命を受け入れなければならないという試練」が前面に押し出されています



運命を受け入れる」か。良いセリフだな。でも、それ、ドゥームさんの前でもおなじこと言えんの?

え? 言っちゃうの? マジで? 「こうなったのもたぶん運命なんだ」って? 本人の目の前で???

しかに、みんな能力を持ってしまったことにどうやって向き合えばいいのか、その葛藤はありました。

けど、『X-MEN』なんかと違ってその葛藤が全部あいつらの内部で完結してるし、しか特に真摯に向き合うことなく、ラストバトルのテラーさんによる安い演説一発(本当にここはとってつけた感がすごい。それまでのテラーのキャラとも合ってない)で解消されてしまうので、本当にこいつら悩んでたのかよ、と白けてしまう。

(4)世の中の「日陰者」な技術者に対して尊いメッセージが込められいる。

主人公成長物語とこのメッセージは密接に絡み合っており、そこは確かな感動がありました。



 ??? 

 この映画見てると「ああー技術者って大人になってもガキくせえバカばっかで、酒に酔った勢いでうっかり世界滅ぼしかけたりもするんだなー、害悪だなー」って気分にしかなんないよ? 脚本から科学者技術者に対する悪意しか伝わってこないよ? テラーが劇中具体的に技術世界に貢献した例って、レジ故障を直したくらいじゃない?

 テクノクラート讃歌なら『ベイマックス』のほうがよほどポジティブメッセージ性を与えてるぞ? 科学っていいなあ! 研究室っていいなあ! になれるぞ??



F4ダメだった真の理由

 細々書いてきたけど、こんなものは全部些末なダメさにすぎない。「時間配分に失敗している」せいでもない。ましては「暗いから」でもない。

 本作が駄作である最大の理由、それはラストバトルにおける勝利のロジックのなさだ。

 ラスボスであるドゥームさんは異次元世界では神に等しい力を持つ。地形を変形させるなんてお手の物。まさに最強クラスの敵だ。

 しかリブート前のドゥームさんを知る我々にとって彼は「F4の宿敵」として広い認知を得ている。

 こんなもやしみたいなシリーズ一作目でうかうかと殺されるような敵ではないはずだ。

 倒されるにしても、それなりの理由けがあってしかるべきだ。

 それがである

 ドゥームさんはビックリパンチ一発でやられる。しょぼい。イモータン・ジョー様もびっくりのあっさりさでぶっとばされる。イモータンさまはそれでもみんなの心のV8をいつまでももやしつづけるであろうが、この偽クリストファー・ミンツ=プラッセ最期はせいぜい鮫入りの水槽に落ちたどっかのヴィラン混同される程度でしかなかろう。

 

 もうちょっと説明すれば、このビックリパンチはいわば友情の団結ビックリパンチ、少年漫画的な元気玉であるはずなのだが、バラバラだったチームが団結するまでの流れがおざなりというか、雑さ極まっているのであんまり元気そうに見えない。

 しかも、既にドゥームさんに対して一ダウンを奪った直後の攻撃である。そう、ドゥームさんは圧倒的なパワーと地の利を得ているにもかかわらず、ラストバトルに於いてあんまり圧倒しないのだ。とりあえず序盤は筋肉バカ二人を撃破し押せ押せムードにはなるものの、ケイト・マーラときバリアに手こずる始末。もうちょっとがんばれ。

 このバトルさえ、ラストバトルさえよければせめて駄作よばわりはまぬがれえたかもしれない。

 序盤のダルさやルックに反したノーテンキさも、中盤の物語運びである程度までは取り返せていた。

 あとはクライマックスで盛り上げるだけで40点程度は獲得できていたはずなのだが……。

 それでも、ギリギリ次回作が楽しみな程度のクオリティではある。増田トランク監督を応援していますマーラルーニーではなくケイト派です。

 あ、そうそう。本作で唯一良かった点をあげるとしたらケイト・マーラの着ているスーツビッチビチぷりですね。エロいことこのうえない。監督ラバースーツAVとかにフェティッシュを感じてるんだと思う。そういうのが好きな人は60点いくとおもう。

 以上。

2015-09-28

http://anond.hatelabo.jp/20150928154854

二次創作は潰されねーよwww

特に少年漫画系は二次創作が売れれば売れると思ってるから

軽い注意が出るか無視されるだけだ

雌ガキ同士のいざこざで何とか出来ると思ってるなんざ

やっぱ女は馬鹿だなwww

2015-09-23

少女漫画脳(恋愛第一主義)より少年漫画脳(本来目標に向かって努力してさえいれば自然に異性もついてくる)の方が

恋の成就は遠のく気がする

なんで少女漫画だけ粘着質に叩かれるんだろう

恋愛ばっかり」「同じような話ばかり」って。

それを言うなら少年漫画だって

「なんで戦ってばかりなんだ、話し合えよ」「勝利して終わりじゃ駄目だろ、その後の後始末も大事だろ」

とか色々突っ込めるんだがいちいちそんな事言ってる人はいないし

いるとしても個々の漫画単位アンチであって少年漫画全般を叩く人はいない

男は個別化されるが女はまとめて叩かれるという事象がここにも

2015-09-20

紛争地帯少年兵とか見ると非難轟々なのに、少年漫画とか少年が殺し合いしててしかも人気漫画になったりするギャップって面白いな。

2015-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20150905092339

この程度の認識は昔っからとっくにあったワケで。

二次創作同人にはさまざまな問題があり、無許可商業アンソロだけを槍玉に挙げるのは間違っており、正当性がないという意見もあるでしょう。

まったくもってその通り。二次創作を守るために非公式アンソロを潰せというのは、矛盾しかない。

一般の流通ルートに乗るため、二次創作への理解・知識のない人が手にすることがある。

ネットが普及した現代二次創作自体が「理解・知識のない人」の目に触れないようにすることは不可能であり、この認識は古い。

人の目に触れてしまうこと自体問題だというのなら、結局二次創作自体禁止するしかない。

子供に人気のある少年漫画を題材にした過激な性描写を含む作品が収録されており、かつ、登場人物未成年であるにも関わらず、レーティングが施されていない出版物である

子供」とか「少年漫画」を盾にした言い方は恣意的で気に食わないが、レーティングの危うさに関してはまあ同意する。

だが「過激な性描写」の基準によっては表現規制に傾きかねないので、これも手放しでは同意できない。

法人から刊行される営利目的出版物であることから作品には無関係会社利益が発生し、公式には何の利益も発生しない。

これを言い出したら、イベント会社印刷会社利益が絡む同人誌即売会もアウトだ。

二次創作問題の諸々のデリケート問題は、すべてが複雑に絡んでいて、一部だけを都合よく切り離して否定することは困難だ。

権利侵害だという認識があるのなら、二次創作のもの否定すべきだろう。

自分無許可商業アンソロをよいものだとは思わないし買わないし読まないが、「より悪目立ちする、よくないものを自浄すれば、ほんとうに大切なものを守れる」という発想の注意喚起は信用できない。それを認めれば次はべつの「悪いもの」を探して潰す流れになるからだ。

自分無許可商業アンソロをよしとしない理由は、二次創作人気に乗っかって適当商売しているモラルの低い出版社が気に入らねーからってだけ。

2015-09-05

書店で買える無許可パロディアンソロ本について

はじめに

某週刊少年漫画ジャンルで乱発されている商業ベース版権元無許諾のアンソロジー(※海賊版アンソロ違法商業アンソロなどとも)の現状について周知し、今後、問題点認識しないまま無許諾アンソロジー寄稿する同人作家が出ないよう、また購入する人に対し注意喚起を行いたい。

アンソロジー本がすべて違法なわけではありません。 書店に並んでいる商業アンソロジー本の中には公式が監修して正式出版されるものがあります。「(版権者)監修」や(c)マーク正式タイトルロゴの使用などで判別可能です。これらの本を買ったり、執筆する事は公式に認められた立派なファン活動です。

(9/8追記:(c)マークあくまでも著作権者を示すマークであり使用許可イコールではないのですが、商業アンソロ本で「(c)マークでわざわざ著作権者を示しているのに非公式」というのはかなり特殊なケースと思われるのでこのように書いておきます。)

無許可商業アンソロ問題点

無許可商業アンソロ問題は、

そのため

公序良俗に反するとして表現規制強化の理由となりえる。

版権元が「作品イメージを損なう」「利益を損なう」と判断措置をとる可能性がある。実際過去権利からの警告・注意・提訴が行われたことがある(→ヘタリア十二国記ガンダムトライガンときメモ等)。その場合措置対象無許可商業アンソロにとどまるとは限らない。

このような事態を招かないよう、寄稿者、購入者だけでなく、二次創作に関わる者が無許可商業アンソロ問題点認識し、行動を自重していくことが必要ではないでしょうか。

同人活動との関係

言うまでもないことですが、個人による二次創作活動は「個人の趣味を逸脱しない範囲で」黙認されているにすぎません。

個人が対価を取って同人誌頒布するのは、印刷代・イベント参加料などのファン交流に伴う経費をファン間で立て替えているのであり営利行為とみなさないという風習で見逃されているだけです。しか企業原稿を渡し対価として稿料を受け取る行為はその範疇には含まれないという事が理解できない方はいないでしょう。

当然、二次創作を公に認めていない公式が動けばこれら全ては違法となります公式二次創作に対する見解を問う事はなんの解決にもなりません。(→芳文社や小学館などの二次創作禁止(?)ガイドラインの真相について、出版社の中の人が解説してくれました。

しばしば誤解している人がいますが、二次創作物無料公開・配布であっても原作著作権侵害していることがほとんどです。したがってこの記事では、二次創作活動自体の内容、是非を問う事はしません。

購入者

著作権者許可を得ずに発行されている商業アンソロジーです。問題点をご理解いただいたうえで、購入するかどうかご判断ください。

無許可商業アンソロ刊行されるのは、当たり前ですが、購入者がいて儲かるからです。

購入者一人ひとりが問題の一端を担っているという事を理解したうえで行動していただけるよう、願っています

寄稿者へ

無許可商業アンソロ寄稿される原稿がなくては成立しません。加えて、影響力の大きな描き手が無許可商業アンソロ寄稿し、堂々と宣伝していることから二次創作への知識が不十分な層がアンソロについて誤った知識を持ちつつあります

しかし、実際は寄稿する作家の多くが「いけないことと知りながら」寄稿しているように見受けられます。その理由個別にあるでしょうがほとんどは「みんなやっているか大丈夫」「商業誌に載ることはステータス」というような安易な考えのもとに行われているようです。寄稿する方々は、寄稿執筆することで、結果的に上記のような重大な問題をはらんだ無許可商業アンソロに協力している状態です。今一度、自分行為について考えていただければと思います

また、同人サークル執筆寄稿依頼があった場合依頼内容が版権公式であるか否かを確認することをお勧めします。

最後

私個人は、以上のような理由から無許可商業アンソロ拒否しますが、この記事を読まれた方がどのように判断され、行動されるかを強制するものではありません。

二次創作同人にはさまざまな問題があり、無許可商業アンソロだけを槍玉に挙げるのは間違っており、正当性がないという意見もあるでしょう。

しかし、上記に挙げた問題点を「問題ではない」と言う方は少ないと感じています。何が問題ぴんとこない方は、ぜひこの機会に調べてみてください。「同人誌 著作権」「コミケ 著作権」などと検索すれば、いろいろなページが出てきます。勿論、この記事を含め、必要情報を取捨選択し、判断を下すのはあなた自身です。

この記事が読んだ方の行動を決める一助になれば幸いです。


参考リンク

ヘタリア無許可商業出版物に関する幻冬舎の謹告:http://www.gentosha-comics.net/hetalia/2010/05/oshirase3.html

ときめきメモリアルアダルトアニメ映画化事件wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%82%81%E3%81%8D%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%8C%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6 (経緯最終段落アンソロ提訴言及あり)

十二国記無許可商業アンソロに対する講談社の謹告(アーカイブ):http://web.archive.org/web/20090623021846/http://shop.kodansha.jp/bc/books/junikokki/kinkoku.html

トライガン無許可商業アンソロに対する原作者コメントアーカイブ):https://web.archive.org/web/19991005041701/http://www.din.or.jp/~nightow/EFefnow.html (9/9追記)

2015-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20150904105148

横だけど、コミュニティ荒らしだと思ってる時点でバイアスかかってるからなあ

刀剣は知らないけど同人屋が自分が気に食わない二次創作は愛が無いからだめ!でも私が好きなものはいいの!とかダブスタ言い出すのは日常茶飯事だからねえ

から見るとそもそも作品名キャラ名で検索しただけでBLばっかり出て来るジャンルは珍しくもないけど

BL化してるのは原作やらキャライメージやらを損なわないと思ってんのかよ、BL好きが場を乗っ取ってるとは言わないのかよ、としか思えない

いやニトロプラスだったらBLにも寛容だろうけど、原作がごく普通少年漫画とかでもその論法つかうからなああいつら

2015-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20150902164614

ついでに付け足すと、世のBLの表紙とか見ればすぐ分かるけど

BL関係性だけではなく直接的な性表現必要とされてるよ。

二次創作元ネタとしてなら性表現は要らないけれど(実際ごく普通少年漫画とかが題材になるわけだし)、

それを二次創作BLにした時点で性表現が付け足される。

2015-08-29

キンドル大人買いするから候補ください 追記 ありがとう

少年漫画青年漫画中心に、面白いマンガ大人買いしたいから候補を挙げてほしい。

【◎最近おすすめされて面白かったもの

キングダム

僕だけがいない街

プラネテス

東京タラレバ娘

ぐらんぶる

【×いまいちだったもの

がっこうぐらし

ヴィンランドサガ(後半)

集団自殺サークル


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【追記 & まとめ】

みなさんありがとう。全部買ったらいくらだコレ。

kindleよりこれ使え>

eBookJapan

honto

<この作者の全部読め>

あさりよしとお

うすね正俊

岩明均

九井諒子

おすすめしてくれたマンガまとめ 8/30 20時>

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2015-08-25

少年漫画で賞をとる方法

1.インパクトのあるキャラ造形にする。

2.話は過去作の1話をなぞれ。それが王道テンプレだ。

3.最低限のメッセージを入れて、それっぽいドラマしろ「何があっても友達を守る」とかそういうの。説教臭くならない程度に。

4.とにかくアクションを派手にせよ。話がクソでもアクションが描ければ目に止まる。

5.線を綺麗にせよ。最近は荒い絵を見れない人も増えている。

6.ファンタジーは設定を描写する必要があるのでやるな。

7.主人公が逆転して勝つ際、中途半端ロジックを加えるくらいなら気力と根性で勝たせろ。

これはあくまで賞取りのための読み切りを書くための方法だ。

連載はまた違ってくる。

大量の候補作の中から選ばれるには、王道がしっかり出来ていて、キャラ造形がうまい人が採用されやすい。あとは作画候補の画力があるやつ。

2015-08-20

鬱病」を武勇伝のように語る人たち

「かつて自分鬱病でした…」なんてことをブログなどで書く奴は信用ならない。

なんというか、「昔はヤンチャしてたもんだけど、今はちゃんとカタギでいっぱしの社会人やってますわw」みたいな武勇伝を語る自称元ヤンキーを見たような気分になる。

そのような精神疾患と関わりのなかった人間にそんなことを話したら普通は引かれるだろう。

実際引かれたし、友達もいなくなった。

過去うつ状態だったことを明かしながら面接に望んだ会社はことごとく落ちたし、面接前の会社説明会と同時に行われる適性検査鬱病歴やその傾向があるかどうかを問いたいであろう質問Yesと答えたら、もうその時点で落とされた。

十数社受けて三社から内定をもらったときのことだ。(その三社には精神疾患のことは一切伝えてないし、適性検査でも嘘をついて鬱の傾向がないようにも繕った)(まぁ結局その時受かって働いた会社も一ヶ月で辞めて、それからずっと引きこもってるが…)

採用方針なんて会社ごとに違うから何とも言えないかもしれないが、自分精神疾患歴と採用については何かしら関係はあるはずだ。

というか、わざわざ聞いてくる時点で、それが採用に影響を与えるのは明白である

鬱病だった、または現在進行形でそうであることを親しい人以外に公開するメリットはあまりない。

それをそうでもない人間に公開してしまった自分はただのバカだっただけなのか。

鬱病だったけど今は元気になった。同じ痛みがわかる人間として手を差し伸べたり力になってあげたい」と考えて公開している人もいるだろうが、それは果たしてそんなに多いのだろうか。

自慢すると何か良いことあるの?

ブログなどでそのことを公開する場合、それはその人の自己顕示欲を満たしたいがための自分語りの一部で、自分語りストーリーとしてメリハリを出すための悲劇性を増すための道具として、そしてその壁を乗り越えることが出来ました!という少年漫画的なオチへ持ってこさせるための布石しかないような書き方が多いように見える。鬱病だったという経歴はセルフブランディングの道具でしかない。今はこんなにブログ書いて精力的に活動して意識高い感じだけど、ちゃんと弱者の痛みも分かってますよ、というポーズをとるためのものしかない。

鬱病歴を公開した場所ブログツイッター)が現実を繋がっていない、垢バレというやつをしていないのであれば、自分語りなんてどうとでも書けるし、書いたところでほぼノーリスクなので、武勇伝なり何なりは多いほうが人目につくだろうからメリットはあるのかもしれない。そんな武勇伝披露する人も、それに惹きつけられる人間にも正直関わりたくはないけど。

鬱病でずっと引きこもり続けてる人たちはそもそもそんな自分語りを書くほどのエネルギーがないため、鬱病から回復した人の経験談の方が多く出てくるのは必然的だ。

現在進行形鬱病ですとか言ってる人も見かけるが、何故それを公開するのか分からない。そうすると同情した人たちがこぞって慰めてくれるのか。ブログPVがあがったり、ツイッターフォロワーが増えてツイートがよりふぁぼられたりするのだろうか。

自分が生きてる意味はあるのか、誰かと繋がることでそれを自分自身証明したいという気持ちはまぁ分からなくはないが、自分は症状がひどかった時はネットなんて一切やらなかった。やる気力もなかったし、誰とも繋がりたくなかった。

それを公開したところで誰かが声をかけてくれるとも思わなかったし、声をかけてくれても「うるせえ」ぐらいにしか思わなかったろう。誰に何を言われようと、それが普通の人から優しい言葉であったとしても、自分にとってはプレッシャーをかけるような、場合によっては悪意のこもったような言葉しか聞こえないから自分宛てであろうとなかろうと、全ての言葉が切っ先が自分に向けられているナイフのようにしか見えなかった。

何にしても鬱病セルフブランディングのための、ブログPVを上げるための書かれ方をされる方が多い気がしてならない。

自分からしたら、そんなことを大っぴらにひけらかしても何も良いことないように思えて仕方ない。どうなんだ。実際ブログPV上がったりフォロワー増えたりするのか?

鬱病だったことを公開する人たちに聞きたいたった1つのこと

何にしても、とりあえず、そういうことを公開してる人たちは鬱病で苦しんでいる人たちにエールを送っているのだと思うことにしよう。

そしてその上でその人達に聞きたい。

鬱病から回復して再び就職した時、鬱病だったことを公開しているのか?しているならどういう場で(面接の場でなのか、何も言わず就職してある程度仕事にも慣れてきたところで世間話の一つとしてなのかetc)、どうやって伝えたのか?

生きている以上はお金必要になるので、働かなければならない。回復しても鬱病歴がある(とバレている)人間が働けないなら、それは大きな不安要素だ。

起業フリーランスとして生きるという方法もあるだろうが、それはそれでリスキーだし、それで食っていけるのかということが新たな不安要素となる。

何にしても、治ったところで働けません、では結局お先真っ暗だ。余計辛くなる。

あなた鬱病から回復して社会の中に溶け込めていているのなら、それは凄いことだ。褒め称えよう。ブログの読者登録とかフォローとか喜んでしよう。

から、この引きこもりに、どうやって社会復帰する上での関門をくぐり抜けたのか教えてください。

2015-08-19

漫画雑誌特に少年漫画誌)に載ってた頃は「絵は下手だし題材もありきたりでつまんない」という印象だった新人漫画家が、

Web漫画誌やPixivなんかで見るとすげえ絵が上手くて独特の雰囲気でめちゃ面白いように感じられる現象

2015-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20150818140904

ありがとう

そうな、辛気くさいは兎も角、皇国の守護者は未完だもんな。原作蜜柑だけど。

餓狼伝刃牙なら確かに餓狼伝だ。

そうやって一つずつ比べていくかな。

ていうか、封神演義は後半の、むしろ未来の話だったんだってあたりからぐっとくるんだけどな~。

武装錬金少年漫画のお手本のような熱さが……

ああ、どれもこれも捨てがたい。

2015-08-05

まあ、低能が無い知恵を絞ったところでスマートな解法なぞ得られるわけもないのだから

少年漫画的ながむしゃらでドン!とでもやってればいいのかもしれんが、

低能ゆえにがむしゃらにやったところでたかが知れてるので、

低能にならないよう精子卵子のうちから研鑽を重ねておくべきだったな、ということかw

2015-08-01

映画進撃の巨人」観てきたよ!話はアレだけど、特撮が最高

映画進撃の巨人」見てきました。監督は「平成ガメラ」の特撮監督である樋口監督脚本は「あの」町山智浩さん、ってことで、かなり期待して見に行ったんですが…

話は突っ込みどころ満載

脚本というか、話は突っ込みどころ満載で、正直、調査兵団間抜け集団しか見えない描写が多々あって、かなりキツかったです。

エレン君、ミカサにゾッコンLOVEモード

映画では、原作以上にエレンは「ミカサミカサ!」とミカサに夢中です。たとえば、兵士ミカサの肩を掴んだだけでミカサに触れるなぁ(# ゚Д゚)!!(マジギレ)」と殴りかかるくらいミカサに執着してるんですね。

でも、「なぜエレンミカサにこんな恋心を抱いているのか?」が劇中で全くといっていいほど描かれていないし、二人が絆を深めるシーンもないので、エレン可愛い幼なじみに盛っている思春期童貞しか見えてなくて(実際にエレン童貞設定だと思いますが)。

原作では、「共に人殺しをしている」という特別関係があるからミカサエレン関係特別ものになっていますが、映画ではそれをパージしていますパージする事自体は悪いことではないと思うのですが、「人殺し」にかわる何かの要素を入れないと、「何でこんなに執着しているのか?」がわからず、単に盛っている思春期しか見えなくて、かなり残念な感じになっています

謎のNTR(ネトラレ)要素

エレンミカサへの恋心はかなりしつこく描写されるんですね。でも、第一回目の巨人の襲撃でエレンと生き別れになった後、ミカサは、立体機動を教えてくれたシキシマ隊長映画オリジナルキャラクター)と出来てしまっていて。

で、シキシマ隊長エレンに見せつけるように、自分のかじったリンゴを「お前も食べるか?うまいぞ」とミカサ差し出して、ミカサリンゴをかじるんですね。その間接キッスを見たエレンは「うわぁあああああああああああ!」と発狂いや、お前は童貞か!調査兵団の仲間が巨人踊り食いされてもそれなりに落ち着いていたのに、間接キッスで発狂する男、エレン。この男、童貞である

で、このNTRシーンがその後のシーンのカタルシスにつながるなら、ありだと思うんですよ。でも、全くつながってきません。正直、まるまるなかったとしても話は通ります

主人公を成長させるために主人公精神的に追い込むのは、少年漫画ではよくある手法ですが、NTRで追い込んでも仕方ないだろ!個人的には、NTRてズタボロになった男が自分の使命に目覚める話、大好きなんですけど、それは日常劇の話で、進撃の巨人みたいな話でそれをやられても「人が死んでんねんで!」しか思えません。

脚本家町山智浩さんは、早稲田大学時代に、彼女サークルの先輩に寝取られ経験があるそうで、podcastでも何度も語っていたんですが、それが関係しているんでしょうか。

巨人の前で乳繰り合うエレン

失意のエレン君。でも、すぐに調査兵団シングルマザーキャラクターが「あら、意外と子供なのね♡」「歳上は嫌い?」と迫ってきて、おっぱいを揉ませてくれます(この間、実に3分

エレン君もなし崩しにおっぱいをもんでしまう。いや、緊張感ゼロか!人が死んでんねんで!

まず、このシングルマザーキャラクターエレン君の関係それまで全く描かれていないので、「歳上は嫌い?」と迫ってくるのが、かなり唐突です。なんですかね、巨人が襲ってくる未来では、人類全員発情してるんでしょうか、そのくらいの盛りっぷり。

で、誘われるままにおっぱいを揉もうとすると、そこで巨人襲来。シングルマザーは服をはだけたまま踊り食いされてしまう。もうね、調査兵団が油断しまくりの間抜け集団しか見えないんですよ。

調査兵団間抜け集団

原作でも描かれていた「爆薬で開いてしまった穴を塞ぐ作戦」が映画の中でも実行されます。で、その爆弾は「人類最後爆弾」とされていて、これがなくなると、永遠に穴をふさげなくなるってしろものです。

けれど、その爆弾を積んだ車を謎の覆面男(非武装)にアッサリ奪われてしまう。なぜ奪われたかって?兵士が誰も車にのっていないからセキュリティどうなってんだよ!真面目に仕事しろ

覆面男に車を奪われたことがキッカケで作戦を失敗してしまうんですけど、なんていうんですかね「詰めが甘いってレベルじゃない」ので、正直、見るのが馬鹿らしくなりました。

序盤の巨人襲撃でミカサエレンは生き別れになってしまうんですね。で、再開すると、ミカサエレンにそっけない態度をとる。

ところどころのシーンが死ぬほどダサい

あと、脚本問題をいうと、ところどころのシーンが死ぬほどダサい問題があります

たとえば、壁に囲われたつかのまの平和辟易しているエレン君が不発弾を何度も蹴り飛ばすシーンがあって。そこで、最後不発弾を見てエレン君が「俺もこいつと一緒だ…」って言うんですね。いや、それ口で言わなくてもわかるよ!口で説明しなくても、意味ありげに不発弾にあたりちらす、現状に不満を抱えた男がいれば「俺もこいつと一緒だな」なんて言わなくていいから。こういう「説明過剰」の脚本町山智浩さんは何度も批判してきたと思うんですが、忘れちゃったんでしょうか。

あと、悶絶したのがミカサとシキシマ隊長リンゴを食べるシーン。シキシマ隊長サタン意識していると町山智浩さんがおっしゃっていたので、ミカサリンゴをすすめるシーンは「エデンズアップル」のメタファーでしょう。(町山智浩さんは失楽園構造物語を語るのが大好きだから

いやさぁ…いまどきリンゴを「エデンズアップル」のメタファーとして描くって、ダサすぎるよ!手垢つきすぎて垢太郎をつくりだせるくらいじゃないですか。そこをドヤ顔リンゴをシャキッと噛むカメラ目線のシキシマ隊長が出てくるもんだから、もう悶絶ですよ。

原作ファンは憤死する可能性があるので見ない方がいいかも

事前にアナウンスされたように、原作とは「壁に囲まれていて、巨人が襲ってくる」「キャラクター名前」くらいしか一致していないので、原作の「あのミカサ」「あのアルミン」を見たい人は、本当に行かない方がいいです。

エレン巨人に変身できる理由などの重要設定も、原作とは大分変わっていて、原作真理教の人は「原作とちがう!」のラッシュで憤死すること確定なので、「巨人が出てくる映画」として見ることができない人は見ない方がいいと思います

でも、抜きどころがあればOK

で、色々と突っ込んできたんですけど、上のようなことなんて、全部どうでもいいことなんですよ。リアリティ詰将棋をやっても映画面白くなるわけじゃないし、矛盾がなければいい映画かっていうと違う。

突っ込みどころがあっても人の心を掴む映画はいくらでもある。たとえば、ブルース・リードラゴンシリーズなんて、映画としての出来はイマイチだけど、ブルース・リーアクション一発で、世界中男子の心を掴んだわけじゃないですか。

から、どんなに突っ込みどころがあっても、映画としての「抜きどころ」があればOKなんですよね。

じゃあ、この映画の抜きどころはどこか?もちろん、「巨人人間踊り食い」「立体機動装置アクションシーン」「エレン巨人vsモブ巨人」じゃないですか。

この3つがよくできていれば、エレン君が嫉妬深い童貞野郎でも、調査兵団職務中に乳繰り合う間抜け集団でも、何でもいいんですよ。この3つがよくできていれば。じゃあ、この3つはどうだったか

巨人人間踊り食いはかなり頑張っていた

序盤のシーンで、人類の築いた壁が超大型巨人によって破壊されて、その穴から巨人が侵入してきて、人類踊り食いされます

進撃の巨人といえば、このシーンですよね。このシーンはかなり頑張っていた

特撮CGを上手く融合させた巨人ビジュアルは、原作巨人が持っていた「妙なゆがみ」をしっかり再現できていて。人間ではあるんだけど、人間の理とは違う生き物である巨人の不気味さを、実在感を持って表現できていて、心を掴まれました。

あと、踊り食いですね。PG12指定なので、残酷表現には限界あるかな‥と思っていたんですが、しっかりグロをやりきっている。人間が噛みちぎられたり、引きちぎられる、原作絶望感が映像でも再現されていて、持ってかれます。血もバンバン出るし、身体もバンバンちぎられるので、オジサン、大満足!

立体軌道は「CGの上でワイヤーで動いてます」感がすごかった

みんなだいすき、立体機動装置アクション。これはどうだったか

個人的には「かなり残念」だと思いました。なんていうんですかね、巨人CGを背景にワイヤーで移動しています感が凄くて、実存感や浮遊感が足りないというか。

製作陣は「スパイダーマン」の飛翔アクションくらいのクオリティ意識したそうですが、映画スパイダーマン」の跳躍シーンほどの、躍動感、スピード感、開放感は全然ないです。

CG合成が上手くないのか、背景から動きが浮いていて、スパイダーマンのような「市街地蜘蛛の糸でかけめぐってる!」ってリアリティ全然伝わってきませんでした。なんだろう、「ツィーーーー」と移動している感じ。

もちろん、邦画としては頑張っている方なんでしょうけど、満足のいくものでは到底ないと思います

エレン巨人vs巨人だけは最高

でもね、でもね、これだけDisってきて、僕がこの映画を嫌いになれないのは、ちゃんと抜きどころがあるからなんですよ。

この映画原作のように、エレン君がハイパー巨人化してモブ巨人駆逐するシーンがラストにあるんですが、このシーンが最高で。さすが平成ガメラ樋口監督、素晴らしい仕事ぶり。

エレン巨人も他の巨人特撮中心に使ってとってあるので、「存在感」「重量感」がある。ここを安いCGだけでやってしまうと、どうしても「ペラい感じ」「ゲームムービー感」が出ちゃうんですけど、特撮なので、パンチやキックの重み、衝撃がスクリーンを通じてビシビシ伝わってくる。

かつ、最新の編集技術で、とろくなりがちな特撮バトルがスピーディーになっているし、血しぶきのエフェクトクール。それまでのイライラが溜まっていた分、「やれ!駆逐しろ!」とアドレナリンどくどくですよ。

重みだけでなく、スタイリッシュさもあわせもつこのシーンは、新しい和製怪獣映画の名シーンとして、平成ガメラ渋谷崩壊レベルには語り継がれるくらいの出来だと思いますラスト怪獣映画としての出来はすさまじいので、特撮映画ファンなら絶対劇場に足を運ぶべき。

文句を言うのは見た人だけの特権

たぶん、これから進撃の巨人について、「突っ込みどころ満載!」とか「原作崩壊!」みたいなレビューがわんさかあがってくると思うんですよ。でも、それで「ふーんクソ映画なんだ(鼻ホジホジ」とわかった気になるのは、人として本当にダサいし、やめた方がいいと思う。

あのな、オレは1800円払って見たか文句言ってんだ。貶してんだ。1800円も払わずに、ネットレビューだけ見て、見た気になってこの映画を貶す奴は俺がぶっ殺す。あと、こういう特撮映画DVDで見て「なんか迫力いまいちだったね」とか言う奴も俺がぶっ殺す。

進撃の巨人若い人なら誰でも知っている超人作品だし、「意外と健闘してた」でも「クソ映画だった」でも話のネタにはなるし、議論できるので、それだけでも劇場に見に行く価値はあると思います。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

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