はてなキーワード: 少年漫画とは
いやあ面白い、数ヶ月前から少しずつ読んでて、ついにスターオーシャン読破
ピンチに追い詰められて逆転するところとか、スタンドのかっこよさとか
何より人間ドラマが魅力的だし、人間賛歌というテーマも哲学的だ
売れ筋で考えても
スラムダンク→清楚美少女ではあるが主人公以外に惚れてるのは処女厨的にありなのか
うる星→押し掛け女房暴力系ヒロイン、過去の男も結構出てくるので処女厨発狂系
全体的にないで
腐女子じゃないっていちいち書く意味があるのかと言っていた人がいるが
何故ならこの二つの文章を見比べる事により、これまで腐女子なフェミニストに感じていた違和感が浮き彫りになったから。
彼女達は男性作家の書くホモソーシャルを表面上は批判しつつも、それにより萌えという恩恵を得ているからだ。
サンジが女体を賛美しつつも女性の人格を尊重しない、それよりも男同士の絆を重んじるキャラクターなのは明らかだ。
サンジもワンピースの「少年」中心思考を形作る一要素だし、尾田氏のスタンスを批判するならば当然その批判の中に含まれるべきキャラクターだからだ。
だから作者のスタンスに批判的ならばサンジというキャラクターにも批判的になるし、サンジのファンならば作品まるごと受け入れる…それが自然。
キャラクターのファンであるが作者や作品に批判的というのは、少年漫画の場合ナミやロビンのような女性キャラのファンならば分かる。
NARUTOのサクラファンやブリーチのルキアファンがその該当キャラに肩入れして「所詮少年漫画における女の扱いなんてこんなものか」と失望するのも分かる。
しかしサンジは男キャラであるし、その中でも特に「女は若くて美しくなければ駄目!」という価値観を体現している。
カマバッカ島へ行くまでもなく、ドラムの時点でサンジのそういう人格は明らかだ。
本来の意味のフェミニストであれば到底支持できるキャラではないのである。
サンジよりもジョジョのホル・ホースの方がよっぽど女に優しい女好きキャラだと思うが
腐女子に受けるタイプのキャラではないからフェミニスト腐女子の旗印にされる事はない。
女をモノとしてしか見ていないホモソーシャルキャラのサンジは、男性同士の恋愛を妄想する上では実に都合のいいキャラなのだろう。
■図解
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ソーシャルリベラリズム(社会自由主義) リバタリアニズム(自由至上主義)
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↓(派生)
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王政へのカウンターとして生まれた思想なので自由や平等、個々人の権利を重んじる
という懸念から社会主義の考えを取り入れて、福祉とか経済介入をしよう的発想
ソーシャルリベラリズムで福祉を取り入れた結果財政がやばくなってきたので福祉とかちょっとやめよう
みたいな
という懸念から、もっと自由を拡大したほうがいいわ。中途半端すぎ。
という発想
とにかく全部自力でやらせろという考え方。自由至上主義と訳す。
ネオリベラリズムは財政問題から派生した思想なので基本的に経済の話しかしません。
左翼と右翼で対立軸を考えがちですけど、細かく見るとリベラリズム内の同族争いです。
つまり、「自由を尊重するか」、「社会的公正を尊重するか」というリベラリズムの最初期からある主張が衝突しちゃってるんですね。
ちなみに我々はこの「自由」か「公正」かというのをあらゆる事柄で使い分けてます。
例えば
・ゲームでは「グロ」に対しては個々人の権利を尊重する傾向にありますが「エロ」に関しては自由を尊重する傾向
・漫画では「グロ」も「エロ」も自由を尊重する傾向にあります。但し、少年漫画、青年漫画、成年漫画等の共通概念を使って暗黙の了解で社会的公正も尊重しています。
・テレビでは多数の人間が見る為に「自由」を抑えて「公正」を尊重する傾向にあります。
etc...
「自由」か?
「公正」か?
というのを我々は常に考え続けてるわけですなぁ。