はてなキーワード: ベテランとは
昨日、自身の経験から残業禁止にしてもブラック企業は生まれるよという話を書いた。
予想以上に反響があり、また想像以上に私の意見が伝わりらない部分があったように思えたので、ブコメで出ていた意見や突っ込みに対して回答を書きたい。
これでもまだかつて私が在籍していた会社を他人事として笑っていられるだろうか?
Q1. 単に残業禁止にするだけなら弊害出るのわかってるでしょ?馬鹿なの?
A1. 今回の残業禁止令は外部から来た役員の発案でしたが、外部から来た役員というのは往々にして社内に基盤がない。
部外者が社内に居場所を作るには何かの実績を上げる必要がある。
そんな新役員の野心と、人件費削減という汚れ仕事をよそ者に押し付けたいという元からの経営層の思惑という利害の一致が
ちなみに新役員のイメージとしてはマクドナルドやベネッセの社長を歴任した原田氏を想像していただくと話が早い。
Q2. 業務効率化を優先的にしなかったのが悪いのでは?不要な会議をなくしたりしなかったの?
A2. かつて在籍していた会社の情報を書かなかったので、いろいろ想像をする余地ができてしまったのかもしれない。
ひょっとしたら『Excel方眼紙にFaxが現役です!』みたいなロートル企業を想像されたのかもしれないが、そうではなかったと明言しておく。
PC一つとっても、技術系の社員はフルHDのデュアルディスプレイが標準装備だったし、
会議だって外せないコアメンバー以外はSkypeで自席からの参加でよく、必要な部分だけ入ればよかった。
上司の決裁がいるときも、ハンコをもらって回るなんてことはなく、直属の上司と関係者をCCに入れたメールを送れば終わりだった。
Wikiベースの社内グループウェアも導入していたし、生産性については割と理解のある会社だったように思う。
不要な業務といえば、社員旅行や花見といった昭和の文化は遠く昔に廃止され、学会発表や業界紙への寄稿といった業務に関係あることも数年前に廃止済み。
これ以上どこに無駄が残っているというのだろうか?
Q3. 人増やせよ。教育削るなよ。
A3. 人を増やすのって一朝一夕でできることではない。特に技術系の仕事は一人前の戦力になるまで時間がかかる。
かつての弊社の場合、社員総数800人程度で、毎年平均して30人程度の新人を採用していたが、もし人員増を計画したとしても一気に100人採るなどということは不可能だっただろう。
採用コストもあるし、オフィスの空きスペースがないというのもある。一番大きいのは『教育リソース』の問題だ。
新人を指導するのは30代~40代の中堅、ベテランの仕事だったが、日常業務の主力である彼らの時間を『OJT』という名の教育でとられるのは短期的にみると戦力ダウンに直結するからだ。
ちなみに残業禁止後、新人教育が削られたのも、業務の主力たる彼らが事業に専念しないと仕事が回らないため。
で、そういう面から考慮した結果が採用人数30人という数字なわけで、これではどう頑張っても年4,50人に採用を増やすのが限界だろう。
現実的に考えると人員の適正化には5~10年くらいはかかるんじゃないだろうか。
また、人員に余裕を持つということは、不況時にリストラされる可能性が上がることも意味しているわけだが
これの件については皆さんどのようにお考えなのだろうか。私はリストラを食らうくらいなら平時は残業で労働力不足をカバーする方がましだと思うのだが。
私もブラック企業の文化には反対の立場だが、私の文章の表面的な部分を拾って一斉に弾劾する皆さんのコメントからは、ブラック企業の『匂い』を連想せずにはいられなかった。
正義の御旗のもとに盲目的に悪を弾劾するのもありだとは思うが、こういう世間の空気による同調圧力こそがブラック企業の長時間労働を正当化した原因だということを思い出していただけないだろうか?
それから、私がやっているメーカーの仕事だが、国内同業者との競争だけでなくてアジアの新興国との競争も激化しているというのは周知のとおり。
彼らのハングリー精神はすさまじいものがあり、昭和の日本を思わせるモーレツぶりを発揮している。
そんな状況において、国内一社が働き方を変えただけではどうにもならないと思うのだが、そういう場合でも一律に社会悪だというのだろうか?
どうも最近の議論は近視眼的すぎるように思う。狼男を撃つ銀の弾丸は存在しないのだ。理想論を語るのもいいがもう少し現実を踏まえて議論してはいかがだろうか。
10月ももう10日となって、秋始まりの新作アニメの第1話があらかた放送されましたね。
今期は例年と比べても各制作会社入魂のバラエティ豊かな作品が揃っていると思います。
シャフトが制作と発表されたときにはいくらか悲嘆の声も聞こえましたが、蓋を開けるとなかなか評判が良いようです。
特に絵本や水彩画の様な淡い背景が羽海野チカさんによる原作の空気感を再現しており魅力的ですね。
この作品の美術設計を担当したのは、「とんがり帽子のメモル」や「楽しいムーミン一家」のキャラクターデザイナーである名倉靖博さん
ん?名倉靖博?
そんな名倉靖博さんが演出、絵コンテを手掛けたのがスペース☆ダンディ第21話「悲しみのない世界じゃんよ」。
ある時ふと気づくと辺境の惑星リンボにいたダンディが、不思議な住人に案内されその星の真実に近づくというお話です。
バイクの様な宇宙人、哲学する大きな巻き貝、喋りだす飴、モーニング・ベールを被りリュートをかき鳴らす鳥人。
幻想的な夢の中のような世界観が独特の美術と共に描かれた、スペダンの中でも指折りに個性的な一本です!
今期は特に変身美少女ものが多いですが、その中でも最も個性的なのが新進気鋭の制作会社3Hzが送るこの作品。
1話では若手からベテランまで実力派のアニメーターが集まり、今期随一のアニメーションを見せてくれました。
監督は今回が初監督の押山清高さん。元は若手ながらヱヴァやジブリに参加するアニメーターでした。
ん?押山清高?
そんな押山清高さんがなんと一人で脚本・美術設定・作画監督まで手掛けたのがスペース☆ダンディ第18話「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」。
賞金5000万ウーロンの幻の魚ムーナギを捕まえるため、訪れた星で出会った小さな女の子と共に奮闘する話です。
おとぎ話のような物語とビジュアルで、フリップフラッパーズに通じる押山さんの世界観が前面に出ています。
東映大長編から続く日本アニメーションの魅力を再確認できる一本です!
オリジナルアニメの多い今期でも一番のダークホースだったのがこの作品。
男子フィギュアスケートを題材とし、漫画家久保ミツロウと、峰不二子という女などの監督を務めた山本沙代がタッグを組み、
実写を参考にした滑らかなアニメーションでフィギュアスケートの演技を見事アニメーションに落とし込み、性別に関係なく楽しめる良作です。
ん?山本沙代?
そんな山本沙代さんが絵コンテ演出を手掛けたのがスペース☆ダンディ第20話「ロックンロール★ダンディじゃんよ」。
ふとした事で宇宙の覇権を争うジャイクロ帝国の総統、ジョニーと、その正体を知らずロックバンドを組むことになったダンディの熱いバンドムービーです。
この回ではゲストキャラクターデザイン原案に上條淳士を迎え、全体の作画や演出でも彼の作品を意識。
劇中歌の作詞作曲には向井秀徳を起用。分かる人には分かる音楽ネタを交えつつバカと真面目をどちらも全力でやり切ったパワフルな一本。
典型的な老害だなぁ、と思いつつ同じ老害として参戦するよ。(笑)
なんでかって批評とか感想こそ努力しないで『俺強』できる行為そのものだと思うしさ、『俺強』って(確か)ゲームのチートとかバランス崩壊から生まれた言葉じゃん? 匿名で自分の作品を公開して問い掛けるでもなく、(web上の)有名人の新聞のインタビュー、しかも前編だけを見て印象批評だから自分も印象を述べる、って「ナニソレ?」って話じゃん。
ゲームだよね、これ。
それっぽい言葉を使ってはいるけどデータ無視で、しかもそういうデータ解析を拒否して語ってる以上、「川上クンはこう言ってるけどボクの知ってるのはこうだから違うし、当たってる部分もあるかしんないけどムッとした。ニコ動みたいに面白いの作れ、オマエ会長じゃん。(ボクお客様だし)」ってだけの話なんだよね。出版側が購買者の解析や傾向なんか出す筈ないんだけどさ。w
メタ批評やめろって話なんだけど、印象論の延長線上にある主観と出版側代表への問い掛けである以上、異論を感じて語りたかったら内容に関してはメタにならざるを得ない。生み出されるのはジャンプヒーローよろしく地球最強の神とそれを超えた主人公と実は神を統べる世界の王と更にそれを超えた主人公と世界の王の上にいる大王の上に神がいて、そいつは破壊神と対なんだけど実は宇宙は12コあって――、みたいな作者でさえ匙を投げたくなるようなセカイ。
権威付けなんてそんなモノであって、昔話で町一番→国一番→世界で一番おいしい店なんて看板掲げた店主の話があったと思うけどアレと同じだよね。どうして自分の店が流行らないのかライバル店に見に行ってみたら、大事なのは謳い文句じゃなくて身近さと誠実さと飾らなさ、それに店主に共感できるかどうかだったって話。だってジビエを知らなくても馬刺しがあるし、パスタがなくても焼うどんがあるし、ホースラディッシュより山葵があるんだもん。
村人を教育した処で小さな批評家が増えるだけで、行き着く先はデータマイニングと巨大資本と同調圧力に基づいたゴリ押しか、小さな身内だけのセカイ。リアルに戦争でも起こしてリセットすれば別だろうけど、毎年何冊出てるかも知らないラノベを全部読んでる人なんてどこにいるの? 居たとして、そういう人の感想を誰が求めてるの? って話でしょうよ。
汎化と特化はセカイの特質のどこに注目するかであって、物語の普遍的な構造に違いなんかない。
特化したセカイの多様性は小さな身内を汎化された大きな世界に埋没させ、画一化されたセカイは小さな身内の中で特化される。
それだけの話だと"思う"よ?(笑)
取り敢えずベテランIDさんは、はてな村の身近な人と自分の過去を語るところから始めたらどうかな? きっとラノベより面白いものが動き出すと思うから。
少し今のじぶんに酔っている。恥ずかしいが許してほしい。
こういうことを書きたくなる時がたまにあるんだ。たまにだから、いいじゃないか。仕事じゃなしに。
昨日の夜まで、生理直前ということもあってか、この世に私の居場所が1ミリも無いような落ち込みようだった。
深夜2時半まで嫌いなやつのことをだだだだだーっと怒涛のタイピングで日記書いて増田に投稿しようとしてた。
でも「確認する」ボタンを押して内容を推敲していると、なんで私が嫌いなやつのことこんなに書かなきゃならないんだ、馬鹿らしい、と思えて、しかも事細かに書きすぎたから万が一にも身バレしたら面倒なことになるしと我に返ってブラウザを閉じ、シャットダウンした。そのあとはすぐに就寝できたと思う。
「たのしい」ということについて糸井重里らしい文章でやさしく綴られていた。
はっきり言って今内容を要約できるほど覚えちゃいない。でも、心は自然と落ち着いた。
そういえば、と、ふと過去にメモした今日のダーリンがあったと思い出して読み返した。
「自分に期待する」ということを、このごろ、ぼくは言うようになりました。いま、どれほど落ち込んでいても、周囲からまったく認められていないとしても、なにか大きなハンデのなかにいるとしても、「じぶんに期待する」ことができていれば、とてもよく生きていると言えるんじゃないか。そう思ったのです。
どんなに大ベテランのプロにだって「じぶんに期待できない」という状況は降りかかてくる、と糸井氏は続けます。
まじないのようでもいい、「なんとかなる」と言うこと。
そう括った。
私は特別彼に心酔しているファンというわけではない。たまに言っていることの意味がわからないこともあれば、歳を取ったな、なんてあの人は今のような目線で見ることもある。そのくらいの距離感だけど、今日のダーリンは好きで、たまーに密かにぐっときている。
糸井氏のすごいところはとにかく「ふつう」なら考えすぎ、と思うよなことをとことん考えて、自分が納得する答えがでるまで考え抜く姿勢だと思う。
以前増田か何かで、「本当のところ」というものにとらわれすぎると大変、みたいな言葉を目にしたけど、それも大切だろう。
自分の納得できる答えがみつかるまで考え抜くことは難しい作業だし、霧の中をさまようみたいな、時には帰り道もわからなくなることもあるだろう。
普段から答えを導き出せる「じぶんに期待する」ことができなければ、抜け出すことはできないだろう。
「本当のところ」わたしは何をしたいんだ、どう生きていきたいんだ、なにが「たのしい」んだ?
いまはまだ、「なんとかなる」と言い聞かせて「じぶんに期待」することしかできない。これは根拠のない楽観視かもしれない。
無職の私はできるだけ早く次の仕事を始めたいと思っているが、よくばりになり「本当のところ」を探し始めてしまっている。
そしていろんな情報に左右され始め、目的地すら忘れ始めているようだ。
まずは、じぶんにはなにができるか、そこから進めばいいだけ。
でも、そんな自分にしかできないことがあるなら、それでお金をもらえるならそれは立派なことだ。それだけのこと。
「たのしい」は人それぞれ。きっと進んでいくなかで見つかるはず。
まずは、すこし不安定なこの私にいつも期待できるじぶんでありたい。
メジャー資本の長編映画とかそういう一流の仕事は舞台上がりのベテラン俳優がやることが多い。
ディズニー映画のキャストなんか見たらドラマでよく脇役やってるおっさんとかが地味にいたりする。
演技うまけりゃ声の仕事もほいほいやってくるので
はてなブックマーク - 【悲報】ワイの職場、25年務めたパートのおばさんが辞めそうで現場大パニック【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】
ちょっと前の記事だけど読んだ。ここのブコメで挙がってる疑問や意見に勝手に答える。
ウチの職場と同じなら、たぶん正職員になるのに公務員試験と同等の筆記試験/小論文/面接が必要。
また、正職員になるとジョブローテーションの対象になる(後述)ので、必ずしも同じ仕事を続けられるとは限らないし、転勤もあるかもしれない。
もろもろのリスクを背負ってまで正職員になりたがるパートさんは少ない。上から打診はあったかもしれないけど。
まぁクソなのはその通りなんだけど、正職員はジョブローテーションのために、長くても2~3年で異動してしまうという事情がある。
あとは上部機関からの出向だったりで、とにかく一つの職場に居つかない。
そうすると10年選手20年選手のパートさんの方がよほど業務に詳しく、正職員がお伺いを立てる状況が発生する。
しかしゼネラリストを育てるためとは言え、短期間でじゃんじゃん異動させて意味があるのかね?
(補足すると、正職員さんたちは流石に優秀で、短期間で業務を理解して破綻なく回しているのは本当にすごいと思う。
ただ一方で前例主義と言うか、過去の案件を参照することがすごく多いので、そうすると必然的にパートさんが頼られるわけです。)
変われるよ、現に俺は変わった。主に法改正で。
ウチの職場ではすでに、無期雇用ではパート職員を採用していない。最長5年。
さらに、平成30年3月にはいわゆる「平成30年問題(※)」で大量の雇い止めが出る模様。
(※改正労働契約法(H25.4)で勤続5年以上の契約・パートを無期雇用に転換するというルールになったものの、無期にしたくない雇用主が施行から4年11か月のH30.3に契約満了にするんじゃねえかという問題。詳しくはおググりください。)
つまり、
ヤッタネ!!これで属人化から切り離された職場になれるね!!! 具体案?しらね。
かつて無期雇用で雇われた、あるいは頑張って無期雇用を勝ち取るベテランパートさんも一部は残るだろうけど、全体数から見ればごくわずかだろうし、20年選手なんかだと60歳定年が迫ってたりするんだなこれが。
ということでH30.4以降、さまざまな職場で「職場を回せるベテランパートさん」すらいなくなる事態が発生するかもしれません。
持病があって月イチでそこそこ大きい病院に通院している。
先日、いつものように会社を早退(正確にはフレックスのコアタイム外なので本来自由なハズだが……)して病院に行ったら、再診受付機に「お前予約してねーだろ」とエラーを吐かれまくった。
受付に申し出て調べてもらったら、最初はよくいる予約勘違いいちゃもん野郎だと思われて、来週が正しい予約日だからおとなしく出直せ的な雰囲気の対応をされたけど、
予約変更手続きがされた日付を確認してもらって前回来院より後であること、
予約変更されてる理由(お医者さんが学会に行くとかなんとか)についても記録が残ってたので、こちらから申請したことではないことが分かって、
「え、でも連絡一切きてないです……」と言うとようやく状況を調べ始めてくれた。
待合でボーっと座っていると10分ほどで、
「予約変更の手続きをした事務の者に聞いたところ、確かに増田さんにご連絡はしていないと言っておりまして……」
と困った顔で受け付けのお兄さんが中間報告してくれたけど、マジでどうしてそうなったし。
でもこの人に文句言ってもしょうがないもんなーと思って「あらら、そうですかー」とか言ってた気がする。
しばらくしたら「診療科の方からお話を伺いたいとのことですので申し訳ありませんが診療科の待合へ行っていただけますか?」と言われて、
お話を伺うも何もないだろうよ先生いないならどうしようもないし……と思いつつ行ったら、
ベテランっぽい看護師さんが出てきて「何かの手違いか行き違いがあったようで、ご連絡ができておらず~」と謝られた。特にお話は伺われなかった。
何かの手違いってなんだろう、そこがすげえ気になるなぁと思いつつ、この看護師さんがやらかしたのかどうかもわからないのでまた曖昧な返事を返した。
事務の人は予約変更とだけ聞いて診療科の人が連絡して既に患者(俺)が了承済みだと思った、
診療科の人は、事務の人が処理する前に連絡確認してくれると思ってた、みたいなことがあったんじゃないかと思っている。
どっちが悪いのかとかは内部のシステムなりルールなり次第だからよくわからんけど、
普通は「先生の都合がつかなくなったのでこの日に変更してもいいですか?」と予約の変更を実際にシステム上で処理する前に患者に打診すると思うんだけど(実際過去に何度かあった)、
そこのフェーズが今回は綺麗にすっぽ抜けてしまったんだろうなーってイメージ。セクションが分かれてる大病院ならではかも。
そのあとは、頓服の薬がぼちぼち無くなりかけてたので、薬をもらっておきたいことを伝えると、
同科の別の先生が患者さんを診終ったあとの隙間の時間で2分ほど時間を取ってもらって、いつもと同じ薬を同じ量だけ出してもらえた。
次の通院が翌週だとスパンが短いので、変更された予約の日をさらに動かせるか一応確認してもらったけれど、
先生本人は学会行ってて不在だし、確認できる範囲では今抑えている枠以外は結構先まで自分が来られる時間はいっぱいだったので、しょうがないから来週再度通院することになった。
まあ起きちゃったことは仕方ないし、もう別に直接ミスった誰かをすごく責めたいっていうわけでもないんだけど、
期間をあけずに連続で早退()することになって割と風当たりが強くなりそうな職場のことが億劫で仕方ないので、せめてツイてなかったことを増田で愚痴ってちょっとすっきりしておこうと思う。
出勤を認証し、息を弾ませて自分のデスクにたどり着いた本條たま子は祈っていた。
10分前、最寄り駅で満員の電車を降りる際に確認していた携帯電話、それをバッグから滑るように取り出し再度確認する。まだ着信がない。
つまり、少なくとも、職場につくまでは無事だったということだ。
「おはようございます!」
他の職員はすでに出勤していた。
小さなついたてで仕切られた右隣の20代半ばの女性は、ゆるく巻いた長い髪から爪の先までつやつやしく、コンビニで買ってきた野菜ジュースをちゅうっと吸いながら業務メールのチェックにいそしんでいた。
10歳下の若い子に比べ、あまりに余裕のない自分の笑顔がこわばっているのを自覚して、たま子はぎこちなさを自覚しながら椅子を引き、パソコンの電源を入れる。
胸にずしりとした重いものを抱えたまま、急いで一日の予定を確認した。今朝の会議資料は仕上がっている。午後に総務のAに渡す書類もできている。明日必要なものもあらかためどがついていたが、明後日期限でまだ半ばのものがある。数時間かかるルーティンワークを最悪誰にお願いできるか……。
ルーティンワークで、なるべく入力できるものを入力する作業に取り掛かり始めたとき、バッグの中でヴヴ、ヴヴ、とバイブレーションが継続的にうなった。
たま子の心臓が跳ね上がった。着信だ。
室でたま子の他に子持ちには佐藤がいたが、子供の所用で有休をとっている。たま子はそのことをよく知っていた。
たま子は携帯には出ずに、保育園から電話が内線にかかってくるに任せた。
1分ほど間があった。自分で出るつもりだったが、電話に一番近い女性の反応が早かった。
部屋に声が響いた。ぎくり、と室長の工藤の肩が動いたのが見えた。ベテランの佐藤は不在で、他部署から移って半年とはいえ、かなりの作業量を受け持つたま子が抜けると、派遣と若い子だけでは今日の業務は回らない。
社内監査の日程が近く、室にはピリピリした雰囲気が漂っていた。
室長の工藤の広い額には朝からもう脂汗が光っていた。工藤だけでなく室の全員に申し訳ない気持ちを抱えながら、たま子は手を動かしながら答えた。
「今、外していると言ってもらってもいいですか。かけ直すと伝えてください」
子供は昨日の夜までは元気だったが、今朝体温は6度9分か7度ちょうどで、ぐずってもいた。解熱用座薬の使用も頭をよぎったが、発熱していない2歳にもならない子には使えなかった。
電話に出なかったのは、園の看護師に、8度以上熱があればすぐ帰れと言われるからだ。室長と事後策を話し合ってからにしたい気持ちが働いていた。
朝ぐずって足にまとわりつく子供を無理に引きはがして保育士に手渡し教室に置いてきた。その面影に胸をふさがれる思いだった。
「室長、子供が具合悪い可能性が高いです。あと20分あれば、ここまでは目途がつきますので、それから保育園に状況を確認したいのですが、いいですか」
「そうですか、すぐに電話しなくていいの?」
「こんな言い方はよくないのですが、ひどい緊急事態だったらまたかかってくると思われます」
大急ぎでできる作業を進めていると、隣の綺麗な巻き毛の佐々木が、不安そうにちらちらたま子を見、小さい声で言った。
「私、今日、ピラティス入ってるんですよね‥。月謝、自分で払ってて、すごく高くて‥」
「ごめんね‥、まだ具合悪いって確定してないから‥」
たま子は身を縮めて謝るよりほかない。
あまり引き延ばすわけにもいかず、たま子は工藤室長に断って携帯で保育園に電話を掛けた。熱発で7度後半、機嫌もやや悪く、朝に園で出された牛乳は吐いてしまったらしい。本来すぐ迎えに行かねばならないが、無理を言って昼ごろ受け取りに行くことにした。
保育園の看護師は困るを連発した。また吐いたり8度に上がったら預かれないから電話すると言っていったん話は終わった。
たま子に最低限午前中の猶予ができたことで、室の仕事は何とか救われた。
昼休みに食い込んだが、残っている室長と、隣の若い佐々木に引継ぎした。
「どうしようもなかったら仕方ないけど、明日は出勤してほしいな‥。今日も帰られるのは痛いねえ」
室長は汗を拭きながら言った。本当に顔が青ざめていた。
「うーん、何時に出れば間に合いますか?」
「‥18時半に出れば間に合います」
「残業つけてください、30分頼みます。優先順位を確認しましょう。今日やらなくていい案件は、本條さんに復帰してから振ってください。あとは僕が頑張ります」
胃薬を栄養ドリンクで飲む室長に罪悪感でいっぱいになりながら、佐々木の不満げな視線に頭を下げながら、たま子は部屋を辞し、駅まで走って電車に飛び乗った。
弁護士の一部に読点として「,」を用いる人がいること及びそのようになった経緯については、概ね記事の通りだとは思う。
ただ、弁護士の大半がそうしているかのようなタイトルには違和感を覚える。
記事中にも全ての弁護士が「,」を用いるわけではないとの記載があるが、ブコメで「,」を用いるのが弁護士の大半であるかのような誤解が散見されるので訂正しておきたい。
職業柄、多数の弁護士の書面を見る機会があるが、体感では「,」を用いる弁護士は全体の半数以下である。
正確に数えたわけではないし、サンプルに偏りがあると言われればそれまでだが、それでも全国的に大多数の弁護士が「,」を使っているとはいえないのではないか。
弁護士以外には、「,」を用いる人はそう多くはない。
(本人訴訟のベテランの方だと使っていたりすることもあるが…)
そのため。「,」を用いていれば弁護士作成の文書だという推認はある程度合理性があるといえるだろう。
他方、「,」を用いていないから弁護士作成の文書ではない、という推認は成り立ち難いのではないかと思う。
また、記事中では、「,」を用いる理由として、裁判官がコピペしやすいことが挙げられているが、これも疑問である。
そもそも、裁判官が弁護士に準備書面のデータの提供を求めること自体そう多くはない。
その上、裁判官が準備書面の記載をコピペするかどうかを決める際の考慮要素として考えられるのは、データ提供を求める手間(実際にやりとりをする書記官の手間も含む。)、コピペによって省ける手間、コピペによって失われる文章のニュアンス、コピペした文章の細部を訂正する手間あたりであって、記事にもあるが、置換一発で解決する読点の問題が決め手になることは考えにくい。
「,」が用いられる理由としては、記事中に指摘されている裁判所の要請と慣習以外に大した理由はないのではないかと思う。
以上、なぜ〇〇なのか、と言われたときは、そもそも本当に〇〇なのか疑わないといけない、という話。
今グランドスラムっていうお笑いのネタ見せ番組見ているんだけど、
お笑いブームだった15年前に活躍してた芸人がたくさん出てる。
今も頑張ってテレビに出続けている人。
自分の売りを見つけて笑いの幅を広げた人。
15年でこんなに変わるのか…と思った。
ベテランと呼ばれるようになった彼らをずっと見てきたけど、
若手のネタは聞き取りづらいから、面白くても途中で聞くのを挫折しそうになる。
文章も同じかな。
カメラマンの展示会に行った。かなり小さい展示会。そこのカメラマンと話をした。行った理由は、自分もクリエイティブなプロになってみたかったから。偶然が起きた。プロになるには~こうするといいんだぁ~という話が勝手に始まったのだ。自慢話のようにも聞こえた。でも、チャンスだと思い、彼の話を真面目に聞いた。
【プロになるには】
プロと話してごらん。
いいものを使ってごらん(多少、高くても。カメラマンなら一眼レフとかかな?)
そして、これを、自分で経験してごらん。これが1番、大事だよ。
プロのいうことが本当なのか?は、実際に自分で経験してみないとわからないよ。
間違っているかもしれないよ。
【あと、これは僕の中で1番、印象的だった言葉】
失敗してもいいよ。
いいものだけ見ろってこういうことか!!!というのを本気で納得した日でした。いいものってなに?と思ってたけど、プロの作品。人気作品、レベルの高いコンクール入選作品。意外と基本的なことばかりだけど、僕はできていない。そういえば、プロに話しかけたのも、はじめてだ。本気でプロのそばに近づいたこともない。作品にも近づいたことあまりなかった。僕はアマチュア作品が好きだった。フリーゲームが映画化するほうが面白い。でも、もちろんプロのほうがハイレベルだ。
なにか大事なことを忘れていた気がする。〇〇になりたい!っていう人がいる。でも、プロと実際に話した人はあまりいないかも。いいものを作っている人のそばに少しでも行く。これも、僕はできていない。そういえば、どっかの本で読んだことある。俺の劇団に見学に来ていいよ!勉強になるよって言ったベテラン役者がいた。たくさんなりたい人がいた。でも、1人しかl実際には来なかった。その1人だけが女優になった。人気女優なんとかさん。
このカメラマン、僕がプロに憧れているのを見抜いていたのかな。小さな個展だったから、長時間、そこにいただけだけど。教わったことを、全部、メモしておいた。プロになるコツを教えてくれるおじさんの目が、キラキラ輝いていたのも、印象的。
ラジオを聞く人なら絶対に「よく名前を聞くはがき職人」が居ると思う。
よくラジオを聞いていて、よくメールを送っている。これは凄いと思う。
もしかしたらこういう人が、構成作家になっていくのかもしれない。
が、しかし。
ここ数年で始まったラジオが、色んなラジオに送っているはがき職人を頻繁に採用している。
でも、つまらないのだ。
つまらないなぁと思ってツイッター検索したら、わりとつまらないと言っている人が結構居たのだ。
そのはがき職人が、これもまたここ数年で始まったラジオにメールを送っていた。
MCはラジオを聞かない「タレント」だ。どうも構成作家やスタッフもラジオ沼にどっぷり、というわけでは無いらしい。
聞くところによると聴取率も良いらしい。
ウケもすべりもしなかった。さらっと流されていった。
また違うラジオでも同じはがき職人がメールを送っていた。すべった。華麗に滑った。
しかしそのラジオは、そのはがき職人のメールを採用し続けていた。特に受けた形跡も無い。なのに採用されるのは、多分スタッフが採用しているんだと思う。
はがき職人は、アットホーム感を手っ取り早く生み出すのに良いのかもしれない。
ラジオ玄人によってピックアップされ、色んなラジオで使いまわされる。
それって、リスナーには関係ないことなのだ。番組との相性もあると思うが、滑ってるのにその番組で使う必要は無いだろう。ギャラでも払っているのか。
ラジオ業界は、ラジオ玄人によって構成され、ラジオ批評家によって保っている。
そこにラジオ玄人でもない人間が聞いたり、意見を出せる余地は無い。
なのにラジオを聞けと言う。
なのにラジオ離れと言う。
そのラジオを、新しいリスナーに聞いてもらおうという努力。それが何十年も「電話企画」で補われているのだ。
聴取率週間になったら行われる電話企画。かかってくるかもしれない、という期待を持たせることで聞かせる…。そんなのだけで業界が保てると思ってるのが、逆に怖すぎる。
ラジオを聞くことは、嫌いでは無い。
しかし好きなラジオが出来て、好きなラジオを毎週聞いていくと、いろんな違和感に気付いてくる。
気付かずに終わるのか。
心配だ。
・矢口蘭堂:早稲田大学政治経済学部政治学科卒業(現役)。在学中に一年間オックスフォード大学に交換留学。卒業後は発足したての国際協力銀行に入行。日本企業が関与する途上国のインフラ整備プロジェクト等に携わる。退職後政治家に。
・赤坂秀樹:父は財閥系商社マン。麻布中学校・高等学校卒業。東京大学法学部第3類(政治コース)卒業(一浪。現役時は慶大法に合格していた)。BCGに入社。在職中にノースウェスタン大学ケロッグスクールでMBAを取得。退職後政治家に。
・カヨコ・アン・パタースン:ハーバード大学を飛び級で卒業。専攻は比較政治学。
・志村祐介:実家は京都の旧家。洛南高校卒業。京都大学法学部卒業(現役)。
・花森麗子:上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。卒論のテーマはロシアの対日政策。卒業後、大手保守系新聞社に就職。女性としては異例の出世をする。在職中に執筆した国防論に関する本がスマッシュヒット。TV等にコメンテーターとして呼ばれる機会が多くなり、保守系の論客として名を上げる。保守第一党の誘いを受け、政治家に。
・尾頭ヒロミ:桜蔭中学校・高等学校卒業。京都大学大学院理学研究科修士課程修了(生物学専攻)。
・泉修一:早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。在学中には早稲田大学雄弁会の会長を務めた。卒業後丸紅に入社。めっちゃ稼ぐ。退職後政治家に。
・間邦夫:大阪大学理学部卒業(一浪)。アマースト大学卒業。チューリッヒ工科大学にて博士号取得(生物学)。博士課程在学中から欧州分子生物学研究所に研究員として勤め、博士取得後も継続するが、人間関係が原因で退職。日本に帰国するも、日本での人脈づくりを全くしてなかったプラス学説の異端っぷりでアカポスを得ることは出来ず。長い間ポスドクや非常勤講師として糊口を凌ぐ日々が続く。50前にしてようやく城北大学にポストを得るも、准教授より上には登れないでいる。
新卒として半年弱働いてきたけど、入社前に覚悟していたほど忙しく無い。
IT業界に入るということでそれなりに覚悟をしていたけど肩透かし。
説明会や研修で「うちほどホワイトなITもないぞ」と言われていたのは真実だったのか。
そうした状況で他社のベテランから「新卒とは思えない」と褒めてもらえるような仕事ができているのは、
「どうしてストレス無く仕事ができているのか」と考えてみて、思い当たる理由は以下。
要は「心身ともに健康な時にする仕事」はストレスが溜まりにくいのではないだろうか、と思った次第。
当然能率も高くなるだろう。
新人のみならず先輩上司でも心身を壊して仕事が出来なくなった人がほとんどいない。
当日会議があろうと風邪を引いたら休む、という姿勢には衝撃を受けたし、
夏休みとして9月を丸々休む人もいる。(私も2週間ほど夏休みを取った)
ましてや「家族の体調が悪い」という理由で出張をキャンセルすることが許される会社があるとは思っていなかった。
そんな恵まれた環境にも関わらず転職する人が多いという話を聞いた。
でもよく考えると自身で時間を管理できる環境だからこそしっかりと業務に向き合って技術力を磨けるし、
(転職話もよくよく聞くと転職先は誰でも聞いたことある外資系企業だったりする)
逃げるための転職ではなく、自分のキャリアを考えたポジティブな転職なのでみんな笑って送り出すし、
「将来のお客さんになるかもしれないから」と、上司も嫌な顔ひとつしない。
新卒1年目。
希望の会社に一発で内定をもらって、上司も周囲の人も優しくて、仕事もそれなりに任せられるようになって、周りから見れば社会人としての順調な第一歩を踏み出したように見えると思う。
給料はまだ高くはないけど、各種手当、休日はきちんと守られてるし残業もほとんどない。
こういう職場環境や労働条件が保障されてはじめて人間らしく働けたり、やりがいをまっとうに追求できたりするんだろうな、有難いことだなって、未熟ながらに理解もしてるつもり。
つまらない、って思うのは贅沢なんだろうな。
他の仕事に就いた友人や先輩の悲鳴、ネットで取り上げられるブラック就業の実態を見るたびに、「この部分が保障されてる自分が、つまらないなんて言っちゃバチがあたるよ」って言い聞かせてる。
そして、そうやって言い聞かせてる時点で、自分は自分の思いに蓋をして、次第に「つまらない」って思ったこの気持ちにさえも見て見ぬふりをして、何年何十年と生きていくのかなって予感して、薄ら寒い気持ちになる。
勤続十何年、何十年で仕事をこなすベテラン先輩社員を見ては、この人たちも最初は私みたいに思ったりしたんだろうか、そしていつの間にかそんなことすら思わなくなったのかな、って考える。この仕事が好きで誇りを持って働いてる人には失礼な話だけど、そうは見えない人が大多数だから。
「希望の会社だし、頑張るぞ!」って確かに思ってたし、働き続けるということの意味にも考えを巡らせた上で就職を決めたつもりだった。
半年も経ってないのに、こんなにも楽しくなくなるものなんだなって今は思ってる。
そして、こういう疑問すら持たずに働くようになる日が来るのかなって考えて怖くなる。生きていくうえでの疑問を持つことをやめたとき、私はどうなるんだろう。
「それが働くってことだよ、大人になるってことだよ、みんなそう思いながらもがまんしてやってるんだよ、みんなそうなんだよ、仕方ないよ」
先手を打つように、顔も声も知らない「大人」の言葉が頭の中に鳴り響く。
はぁまた月曜日がやってくるよ。
断然、小林幸子だと思う。
彼女なら、アニメやゲームのキャラクターとも、ボカロとも共演して違和感がないし、
ARでもプロジェクション・マッピングでも、あらゆる最先端の演出にも対応できるはずだ。
もちろん、派手派手な装置(衣装)で世界の度肝を抜くのはお手の物だろう。
しかも、出てきただけで「あ! 小林幸子!」と日本全国の老若男女が盛り上がること請け合い。
パフュームやベイビーメタルだと、年配者の反応がいまひとつになると思う。
まあ、世界的には無名だろうが、どうせ、ロンドンでポールがヘイ・ジュード歌う、みたいな「世界中の誰もが知っている歌手が聞いたことある歌うたってる」というシーンは
だったら、「日本人なら誰でも知っている」人を堂々と出せばよいと思う。
多分、クライマックスでド派手演出の小林幸子が登場すれば、会場は異常に盛り上がるはずで、
その空気が中継でつたわれば、「ああ、なんかよく知らんが、このベテラン女性歌手はニッポンを代表する人気者なんだろう」ということは伝わるはずだ。
それで充分だろう。
わたしは軽く無視される程度だったけど、長い人は年単位で集団から無視をされているようだった。
そして店舗内でスタッフの悪口を聞こえる声のボリュームで話すいじめ主犯格のベテランパートおばさん達。
無視いじめは私が入る何年も前から続けられ、何人もの人が辞めていったらしい。
勤務年数が長い というだけで、新人や気に入らない他パートスタッフを最下層の人間と言わんばかりに
そんな中でも、親身になってくれる人柄のいい先輩もいたんだけど
悪い空気はその先輩たちをもっても変えられることはできず・・・
もうあの店にはお客としても買い物にいきたくない。
私はバセドウ病だ。
今から4ヶ月ほど前に判明した。
なので、そんなに何年も苦しんだ訳ではない。
でも治療までの1ヶ月、本当に辛かった。
バセドウ病の症状は本当に人それぞれ。
なので私の場合を書いておこうと思う。
誰かの参考になれば幸いです。
始めに異変を感じたのは肩凝りだった。
デスクワークの割には今まであまり肩凝りを感じたことはなかった。
しかし肩が重い...何かが乗っているような圧迫感が常にあった。
筋肉痛のような痛み。肩凝りが全身に起こったような圧迫感。
出かけてもすぐに疲れるようになり、そんなに自分は疲労が溜まっているのかと、
体が痛みだしてから、何となく体に力が入らない、体が硬くなった様な
そんな感じが続いた。
私はもともと体が硬い。前屈なんて全然できないが、
それにしもこんなに硬かったっけ??と思うほどだった。
ストレッチを開始した。
これをきっかけに「これは疲労ではなく体調が悪い?」と思い始める。
この日から疲労感が目立ち始め、風邪のひき始めの様な、微熱がある感じが続いた。
私は徒歩20分ほどかけて通勤していたが、朝家を出ると「この道のりを歩いて会社に行ける気がしない...」
帰りは息も絶え絶えで歩いて帰った。
ダルすぎて食欲も減っていった。しかし浮腫がひどく、その分体重は増加した。
夜、横になると動悸がする。脈が速い....気がする。
手の震えと足の震えも出始めていた。
母親も甲状腺疾患になったことがあると聞いていたので、何となくそんな気はした。
でもバセドウ病の特徴である「食欲が増すが体重が減る」に全く当てはまらなかったため、
大学時代、私はそれはそれは真面目な生徒だった。
朝起きれなくなった。電車に乗っても、あと少しのところで具合が悪くなり(座っているのに)
下車してしまうことが増えた。夏休みに入れたバイトにもなかなか通えなくなった。
医師は私の瞼の裏を見ると「貧血ではない」といい、血液検査はしなかった。
でもうまく伝えられなかった。
この事がきっかけで、ただダルい、気分が悪いだけでは病院に行けなくなった。
自分で「これだ」という病名を確定するまでは。
しかしそんなことをしているうちに、動悸はひどくなり、足は変形するほど浮腫み、
ダルさで階段を登れなくなった。集中力がなくなり、仕事が遅くなった。
もう病院に行くしかないと思った。うつ病と言われたらまた泣けばいいだけ。
近所の病院に行って病状を伝えると、いかにもベテランという感じの看護師さんが
私の首を見て「腫れているわね」と。
やった.....やっぱりそうなんだと嬉しくなった。
その後血液検査でバセドウ病であることが確定し、今は適切な治療を受けている。
でもまたここ1ヶ月ほど体調が芳しくない。
ダルい....
形容しがたい体の不快感....それがダルさ。体があるってなんて辛いことなんだろ.....
ここ数日そう感じる。もういっそ新しい体でやり直したい。むしろもう魂が抜けていきそうな不快感でもある。
全てが遠く感じる。
でもこんなこと言ったところで私の周りの人を困惑させるだけだろう
よく検査もしない、話を聞かない病院はさっさと捨てて次のところに行ってね。
※よく考えたら学生時代の症状と似てる部分があるので、
その当時も何らかの甲状腺疾患だったのかも。
そう知らずに、精神的な病と決めつけられてる人がいるかもしれない。
やっぱりいい病院に早めに行こうね。