はてなキーワード: 貨幣とは
ガチャの是非について語られた記事がホッテントリにあがっていて、「あ~金銭のやり取りじゃなくても賭博になるのかあ」と思ったけれども、冷静に考えてみれば当然の話だった。
一般社会の貨幣だけを対象にしたら、いくらでも抜け道作れるもんなあ。
例えば金銭をカジノとかのギャンブル専用のチップに替えたら、賭けているのは貨幣そのものではないってことになってしまう。
くじ引きとか、貨幣じゃなくて品物が対象だからOKとなってしまう。
そもそも欲しい物を手に入れるための、等価交換の道具として貨幣があるわけで、それらが別のものに置き換わろうが賭けは賭けってのはまあ分かる。
これがソシャゲでいう“石”とかのポイントってことなんだろう。
さしずめ、くじ引きをギャンブルのチップでやっているわけだから、これを賭博じゃないというのは厳しい。
それを誤魔化すためにあれこれ工夫して、賭けているという意識を逸らしているのが現代のガチャなんだろうね。
たぶん、ギャンブル界隈だったらそこまで目新しい手法はないと思うんだけど、普段ギャンブルをしない層にまで普及したが故の悲劇(喜劇?)か。
一般社会の市場価値から隔離された状態で得られたものが、正当な価値として扱われた歴史なんてそうないだろうしね。
好きなものを好きな値段で好きなだけ売れるとしたら、それは市場としては崩壊しているようなもんだし。
まあ賭博についての考え方は国によって微妙に違うみたいだし、今回の問題も物見遊山としゃれこもう。
どう転ぶか賭けたりはしないよ。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
手っ取り早いのは酒を飲むことだな。
いい感じに体が柔らかくなって、自分の腹に蹴りを入れられるようになる。
ウォッカとオレンジのスクリュードライバーが至高。
忘己利他。
この手の質問よく来るな……。
答えはNOだ。
それを同価値だとするには、“3万円の分の石”で3万円を交換できないといけないし、“3万円の分の石”を3万円払って欲しいものかという条件もいる。
だが一応、例外というか、“3万円分の石”を同価値として扱う方法はある。
そもそも金という貨幣そのものが交換のための道具だが、この“3万円分の石を貨幣として扱う”とするならばどうだろう。
現代の貨幣で様々なものが買えるというのも、ある意味で“社会というゲーム”に参加しているようなものだ。
それに参加した以上その石が貨幣、同価値だと了承しているというわけだ。
当然これは運営、つまり社会における強者の決めたルールでしかない。
だが社会における強者の決めたルールに従うのは、電子ゲームでも同じことさ。
ジェットコースターと同じ、乗った人間は笑って振り回されるしかない。
自由だと無秩序になりやすいという意見もあるが、そんなこと私は知らんよ。
流水行雲。
なれるわけがないだろ。
何を言っているんだ君は。
現代的な話で例えようか。
ゲームで欲しいキャラがいるとして、それをガチャ課金で手に入れるとしよう。
この時に「もう手に入れること前提で課金する」、「○円払っても出なかったら諦めよう」、「そもそも課金しない」、「というかゲームをプレイしない」には決定的な違いがある。
俯瞰して見てどれが良いかというのはともかく、少なくともこの中で最も耐え忍んでいるのは、理屈の上では「○円払っても出なかったら諦めよう」の人ということになる。
そもそも酒を飲まない人間を、「我慢強い」とは言わないからだ。
耐え忍ぶというのは、酒を飲みすぎないことをいうんだ。
「酒は飲んでも飲まれるな」、つまり“飲むな”とは言っていないわけである。
本当の意味で我慢強い人間とは、飲まない人間ではなく、飲んでも飲まれない人間だということだ。
……「分かっちゃいるけどやめられない?」
学ぶ対象は選びたまえ。
子虚烏有。
最近の腐女子界隈でも、生理、胸筋を女みたいなもちふわおっぱいに変えるなどの表現が、定番の一つになった
わかりやすくイラスト化、小説化して表現するものはまだ少なくて、自分のポジション確認として、あるいは悪ノリを口に出すことを楽しむみたいな感じで表現される場合が多いように思う
「(キャラ名)に人権なんで最初からいので、剥奪という表現は正確には間違い」
もちろん、ガチの加虐趣味の人もいるのだろうが、私が見た限りでは、こういったことを言いたい腐女子には深い意図はないように見える。彼女らはただホモソーシャル的に、「美しい男」という記号を貨幣のようにやり取りするのが楽しい!って感じ。フェミニストが見たらこれぞ男が女にやってきたミラーリングだ!って言いそうな光景。
でも私はこういったツイートを見るとおぞましいものを見てしまったという気分になる。冗談でも人権剥奪〜!なんて言ってゲラゲラ笑ったりニヤニヤできない。私はフェミニズムに共感しているけど、暴力的なものはどんな種類のものであれ居理を置きたい。ただの概念であっても。
そういうわけで、私はTWITTERで人権という言葉をミュートしている。人権剥奪ごっこに問題があるとか、やめるべきとは言っていない。ただおぞましいと感じて、少し疲れた。だから増田に吐き出した
だって国民が一番望む「国民それぞれの体感景気を上げる」ができないからね。
新自由主義は累進所得税と法人税を下げる。すると、金を貯めこむ奴のところに金が回る。
景気は金の量(ハイパワードマネー、マネーストック)×金の回転数(貨幣の流通速度)で決まる。
その回転数がどんどん落ちるため、景気が上がらない。
けど、献金をだいぶ受けてるから、法人税には下げる以外の選択肢はない。
外患を煽って内政から問題をそらすしか選択しがないんだよね。だから、北朝鮮問題を煽る。
バックでつながってるかは不明だが、とにかく煽る。
私はVALUを売っても買ってもいません。
というわけでさほど興味はなかったのですが、税に関わる仕事をしているものとして課税関係についても昨今の議論はとても楽しくみています。
国税庁に照会中ということで近々見解は出るのだと思いますが、色々と検討した結果を記録しておいて、将来の答え合わせを楽しもうと思います。
(買った方についても書きたかったのだけど、長くなっちゃったのでまた今度)
雑所得か贈与税(たぶんそんな意見なのだろうと読み取りました)
発行者はVAを発行してBTCで対価をもらうわけですが、現金だろうとBTCだろうと経済的に得をしたのであれば課税の対象とはなるはずです(税金がかかる場合、きっと所得税か贈与税なのでそこに絞って進めます)。
VALUに限らず資産が動いたり利益を得た時には課税を疑うということは義務教育から教えてほしい。
所得税法第36条
その年分の各種所得の金額の計算上収入金額とすべき金額又は総収入金額に算入すべき金額は、別段の定めがあるものを除き、その年において収入すべき金額(金銭以外の物又は権利その他経済的な利益をもつて収入する場合には、その金銭以外の物又は権利その他経済的な利益の価額)とする。
相続税法第1条の4
次の各号のいずれかに掲げる者は、この法律により、贈与税を納める義務がある。
一 贈与により財産を取得した個人で当該財産を取得した時においてこの法律の施行地に住所を有するもの
所得税の方で重要なのはカッコの中で、金銭以外のなんらかで対価をもらってもその金額で課税しますよ、となっています。
ですからBTCでもらったからどうとかいう問題ではないわけですね。
贈与の方は見たまんまです。
ちなみに所得税法でも相続税法でも税金がかからないものについては規定が存在しますが、今回のようなケースに該当するものは見当たりません。
というわけでまあVAが売れた場合には課税関係は出てくるでしょう。
では、所得税なのか贈与税なのか。所得税だとしたらどんな所得区分なのか。
所得税に関しては譲渡所得、一時所得、雑所得などの意見が多いようですので、一つ一つ見てみます。
では、ここでいう「資産」とはなにか。
所得税法では「資産」という言葉に関しての定義はしていませんので、会計学でいう「資産」はこんな定義になっています。
資産とは、企業等の特定の経済主体に帰属する用益潜在力で貨幣額で合理的に評価できるものと定義されます。
「用益潜在力」というと難しく聞こえますが、「何らかの役に立つもの」という感じでふわっと認識してください。
で、「何らかの役に立つもの」であれば何でもいいかというとそうでなく、「貨幣額で合理的に評価できるもの」という条件もあります。
そう考えるとたいていの優待は税法上資産性はないと考えられますので、VA自体も資産ではないと考えられます。
流動性などは資産の定義に含まれていませんので「流動性があるから資産」というお話はここでは通じないのでしょうか。
そう考えると「資産の譲渡」が対象の譲渡所得には該当しないといえます。
所得税法第34条
一時所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得及び譲渡所得以外の所得のうち、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の一時の所得で労務その他の役務又は資産の譲渡の対価としての性質を有しないものをいう。
実態はどうあれ、VAの発行は「営利を目的とする継続的行為」ではないはずです。
そして「労務その他の役務又は資産の譲渡の対価としての性質を有しない」とも思われますのでこれはなかなかに近いと思われます。
一時所得に該当すれば必然的に雑所得にはなりませんので、所得税の対象となるとすれば一時所得なのではないかと個人的には思っています。
何らかの対価性がなく「応援」という形でVAが売れた場合にはそれはもう贈与です。
「優待がある!」と考える方もいると思いますが、優待は確約されたものではなく、先ほど見たように資産性もありません。
「所得税だとしたら一時所得、でも贈与にもなると思うよ」という結論なわけですが、この二択をどう考えるか。
十六 相続、遺贈又は個人からの贈与により取得するもの(相続税法(昭和二十五年法律第七十三号)の規定により相続、遺贈又は個人からの贈与により取得したものとみなされるものを含む。)
贈与に該当するのであれば所得税は課さないといっていますので、両方に該当する気がするような場合には贈与が優先されます。
そう考えると私の結論は「VAの販売は贈与税の対象となる」となります。
ではいくらが課税の対象となるかということですが、所得税法第36条のカッコ書きはその時点での時価で課税すると解釈されていますので、約定した日におけるBTCのレートで換算した金額が贈与額になると思われます。
発行者としては課税されないのがベストでしょうが、それはちょっと難しい。
最後になりますが、贈与だとした場合の良い点、困った点を考えてみます。
<良い点>
<困った点>
・贈与税がめっぽう税率が高い
・税金は現金納付なのでBTCを現金にする必要がありますが、その際にはまた所得税がかかる(原価なしということになるので結構な負担になるかと)
【どの政党が言っているか】で、小選挙区制のもとでは二大政党制になるが、その大政党2党ともが言ってない政策は爪弾きになるんだよね。
で、民進もあれは消費税増税法人税減税累進所得税減税の新自由主義ってのはわかる。
新自由主義は、金持ち大企業に金を多く回し、そして、金持ち大企業は金をため込みがちだから、貨幣の流通速度が落ちて景気を落とす。
けども、小選挙区制の元2大政党制になって両方新自由主義の元なら自由主義制作以外は否定される。
そのもとで「どの政党が言ってるか?」って条件をつけた時点で、既存政党の政策を肯定させて消去法で、、、、、って誘導ってのはわかる。
自民の憲法草案については相当非難轟轟。欠陥だらけでただ単なる反戦派以外でも、ドイツの水晶の夜を思わせるような緊急事態条項とか
とんでもない条文がいっぱいだから反対論多数。もちろんネットでも。
しかも、集団的自衛権をこじらせたままの憲法解釈。集団的自衛権側を認める憲法解釈にするのか、個別自衛権側の解釈にするのか。
集団的自衛権でも基準が決まらなかったら、戦争何してもOKみたいなことになってしまうが、基準はどこに置くか。しかもこれだけこじれた状態で2/3とれるのか。
いざ改憲が近くなったらぼこぼこにたたかれるよ。間違いなくね。
はっきり言って経済まともにしてくれるのが一番いい。安部のとどめは都議選もあるが、デフレ脱却が結果的に黒部の任期満了までできないという結論になったのもある。
それには、マネタリーベースのみならず、信用乗数、貨幣の流通速度への対策も必要だが、さて、それに切り札を持てるような人は現れるのか、、、、、、。
・そりゃ中国も利回りが限りなくゼロに近い日本の国債を買うなら世界で一番安全で利息もある米国債を買うだろうよ。
→中国がアメリカ国債買うのはアメリカの対中国貿易赤字の問題だと思うけど。あと中国はアメリカ政府の財布を握っておきたい的。
あと日本の国債の利回りがゼロに近いのはみんな安心して買うから。利回りが高い国債ほど安全ではない。ハイパーインフレってそういうことでは?
・彼らの低待遇はたしかに問題だし改善すべきだが、それならちゃんと国内で議論して彼らの待遇改善のための予算(増税)を組むべきである。
→待遇改善のために増税して税収減ったら待遇改善できない。95年の5%の消費税の増税と一緒。自販機のジュースの値段表示が90年代に消費増税の金額に即して上がって行ったのが懐かしい。90年ぐらいはどの自販機も100円だった。3%、5%の時にずるずる上がったわ。
・「消費税は減税!財政出動はさらに拡大!」をやったら、自分ら世代はなんとか逃げ聞けるかもしれんが、まだ生まれてない次世代の子供にとんでもない額の借金を押し付けるだけになるのではないか?
→小泉時代の「次世代にツケを残さない」痛みを伴う改革で消費税の増税はしてないんだけど、緊縮やったために次世代自体が生まれなかった。そのために次世代(今)にツケ残すことになり、これから先の次世代にもツケを残すことになるだろう。今、増税緊縮策取ればなおさらだよね。
→相続税払わなきゃなんない人ってどの位いるかわからないけど(財産6千万以上ある人だっけ?)、ちょっと調整は必要だよね。あと使用してない土地の固定資産税。
・「教育無料化して国民の質をあげれば後々になって税収入となって戻ってくる」という論もあるのだが、正直俺には「国が10負担すれば将来うまくいけば5ぐらいは帰ってくる」ぐらいの与太話にしか聞こえない。
→満足な教育を受けられなかった人が生活保護になっちゃって国費から毎月定額お金出ていくのはやっぱりもったいない。教育受けてればもしかしたらすごい人材出てくるかもしれないんだし。
あと、経済苦で生活保護になっちゃう人は経済良くなれば働き出すよね。景気を冷やす増税緊縮財政はダメだよね。
個人的に必要だと思うのは雇用のミスマッチをなくし労働者に自信をつけてもらうための職業訓練の充実だわ。
みんな自信ないのがよくないよ。新卒だろうが中途だろうが。自信をつけてもらうために職業訓練必要だわ。適当だけど精神医療費減るかもよ。
即戦力の職業訓練って大学が担うべき?会社が担うべき?ってあるけど、ハロワはどうなんだろって思います。純粋に何がベストなのかわかりません。でも職業訓練足りません。
自分が一番純粋に何がベストなのかわかんないのは、法人税、所得税、消費税などの税率や最低賃金、失業率のバランスだわ。
ヨーロッパみたいに消費税高い、最低賃金高い、失業率高い、高福祉が社会全体にとっていいことなのかわからない。
みんな自分の利益のためにポジショントークするに決まってるしね。
リフレ派だってみんながみんな消費税増税反対してるわけではないしね。
少なくとも「今はダメだよね」って言ってるだけ。
それは8%増税の時に、「今は反対、せめて1%ずつの増税に」と主張した内閣参与他などの意見でわかる。
(ただ新しい経済理論出てきたっぽくて今消費税増税自体をどう考えているかわからないな。)
安倍さんが首相になってから、しばらくは4%成長が見込まれてたのにね。あのまま行ってれば消費税増税するよりも税収多かったかもよ。
8%増税は残念だった。
でも、寿命の延びも安心してお金使えない状況を生み出してるのは認めるわ。
寿命伸びてるのに社会に出回るお金の総量が変わらなきゃ、そりゃちょびちょび使うしかないわ。
例えば生涯年収1億だとして、60歳で死ぬことを予測して金使うのと、80歳で死ぬことを予測して金使うのとでは、金の使い方変わるわな。
デフレ罪深い。
緊縮財政罪深い。
ただね、小泉首相時代に緊縮財政に走っちゃった理由もわかるからね。
土木関係の公共事業で政府の借金こさえすぎた(小渕首相時代)。
でもきっと土木関係の公共事業にお金費やしたのが悪かったのもあるかもしれないけど、
あの頃は多分金融政策の失敗の方が大きかったのかなって予想。
小渕首相がアメリカで冷めたピザ持たされて写真撮られた理由がわかる人って、
当時のマスコミにどれだけいたのかなっていう。
面白がって終了だった印象。
福井日銀総裁のゼロ金利政策終了という失策の時に当時のはてな経済クラスタがマジ切れして、それから何それ何それって思って少しずつ経済の勉強をやり始めたので、
門外漢でもいい本に当たればちゃんとわかるはずだわ。
個人的にためになったのは、
2000年代後半から民主党政権時から安倍首相になるあたりの高橋洋一の現代ビジネスの連載だわ。
飯田先生は経済政策の基礎、高橋洋一はグラフで日本経済の現状解説でわかりやすかったわ。GDPギャップとか。
ちなみに、自分が安倍かよー、から、安倍ちゃんに変わったのは、昔はてなにいた弁当爺が衆議院議員選挙期間中(その前の総裁選か?)に安倍さんは金融政策重視とつぶやいたのを読んだから。
思想誌(論壇雑誌?)って各政治家の主張載ってるというのをその時初めて知った。
自分が経済で今わかんないのは、高橋洋一がよく言ってる政府と日銀が連結で会計すると、財政再建達成してるので大丈夫論。
単体(グロス?)は赤字でも連結(ネット)だと黒字?ですよってのはわかるんだけど、貨幣価値で変わってしまうんじゃないかと思うんだけど。
それは日銀が中央銀行(貨幣の発行で貨幣価値をある程度コントロールできる)だからある程度大丈夫って話なのでしょうか?
難しくてわからん。
横だよ!
日本国内の現金の総和は当然、日本銀行が発行し、回収処分する量になるのだけど、現金が死蔵されてしまうと、流通する現金の量は減ってしまうね。
流通貨幣の減少はそのまま経済の不活化につながるので、(この辺はよく血液に例えられる)経済的発展には良くないんだよ。
というのがまず、前提で。
では流通する現金が多ければ経済的にはいいのか、というともう少し言葉を割かねばならん。
経済的に現金の死蔵は害悪であるけども、かといってより多量に現金を発行するのも害悪である。
だから『未来の国民から借金』をして急場をしのぐので、現金自体は流通量が増えている。
ちなみに、アメリカは日本よりずっと激しい格差社会で、国庫から市場にばらまかれた現金の大部分は上位の富裕層が独占することになっている。
つっこみを入れて何か意味あるのだろうか。
これの筆者です。
id:netcraft3さんに「このままシリーズ化してほしい」と言われたんですが、そのつもりはないです。歴史学に対してろくな知識もないから恥をかきそうだし、人気の増田(国会ウォッチャー)みたいに注目をあびるのは恐ろしいです。
なので今回で最後になるかもしれませんが、ひとまず「遣唐使」について見ていきましょう。
山川出版社『詳説日本史』の「遣唐使」という項は、次のように書かれています。全文引用します。
618年、隋にかわって中国を統一した唐は、東アジアに大帝国をきずき、広大な領地を支配して周辺諸国に大きな影響をあたえた。西アジアとの交流もさかんになり、都の長安(現、西安)は世界的な都市として国際文化が花ひらいた。
東アジア諸国も唐と通交するようになり、日本からの遣唐使は8世紀にはほぼ20年に1度の割合で派遣された。大使をはじめとする遣唐使には留学生・留学僧なども加わり、多い時には約500人の人びとが、4隻の船にのって渡海した。しかし、造船や航海の技術はまだ未熟であったため、海上での遭難も多かった。遣唐使たちは、唐から先進的な政治制度や国際的な文化をもたらし、日本に大きな影響をあたえた。とくに帰国した吉備真備や玄昉は、のち聖武天皇に重用されて政界でも進出した。
朝鮮半島を統一した新羅とも多くの使節が往来したが、日本は国力を充実させた新羅を従属国として扱おうとしたため、時には緊張が生じた。8世紀末になると遣新羅使の派遣はまばらとなるが、民間商人たちの往来はさかんであった。一方、靺鞨族や旧高句麗人を中心に中国東北部に建国された渤海とは緊密な使節の往来がおこなわれた。渤海は、唐・新羅との対抗関係から727(神亀4)年に日本に使節を派遣して国交を求め、日本も新羅との対抗関係から渤海と友好的に通交した。
これはひどい。遣唐使の派遣再開が何年だったかという記述がありません。
そもそもこの派遣が再開であるという基礎知識すら、この教科書では把握できません。ページを戻って第2章「1,飛鳥の朝廷」の「東アジアの動向とヤマト政権の発展」という項では、「倭は630年の犬上御田鍬をはじめとして引き続き遣唐使を派遣し」たとあるのですけど、その後にしばらく派遣を中断した時期があることは記載なし。
一時期は中断していたからこそ、702年の派遣再開に歴史的意義があります。第1回の遣唐使派遣が630年ですから、何と、まだ大化の改新をやっていない時代ですよ? それくらい古い時代から派遣していたにもかかわらず、多くの教科書が8世紀初頭の出来事として遣唐使のことを説明するのはなぜでしょうか。それは再開というターニングポイントを重視しているからです。本書もそれに従って、「3,平城京の時代」という単元に「遣唐使」の項を配置しています。それならば、中断・再開の経緯について説明を載せるべきです。
ちなみに、他の教科書では、遣唐使の派遣再開についての説明が次のようになっています。
「7世紀前半にはじまった遣唐使は、天武・持統天皇の時代にはしばらく中断されていたが、702年久しぶりに難波津を出発した。」
「白村江の戦いののち、30年あまりとだえていた唐との国交が、701(大宝元)年の遣唐使任命によって再開され、以後、遣唐使がたびたび派遣された。それまで、半島からの渡来人や新羅などに学びながら、ある程度の国家体制を整えてきたが、この年の大宝律令とともに、唐との直接交通を始めたのである。」
「律令制度を整えた朝廷も、702(大宝2)年に遣唐使を復活させ、唐の文物や制度の摂取につとめた。[中略]
こうしたなか、朝廷は新都の造営や貨幣の鋳造、国史の編纂などを次々に実行して、中央集権体制にふさわしい国家づくりに励んだ。」
[引用者注:教科書のページを戻って「白村江の戦いと国内体制の整備」の項では、白村江の戦いののち、遣唐使が「669年を最後に中断した」という記述あり。]
遣唐使が中断していた理由もわかるし、大宝律令の制定と遣唐使の再開という2つの出来事を結びつけて理解することができます。
三省堂の記述もおもしろいです。私は前回、この教科書について、「時代の流れがよくわかる」「時系列にしたがった記述が多い」というようなことを書きましたけど、ここでもその特徴が出ています。
大宝律令の制定、平城京への遷都、貨幣の鋳造、国史編纂というのは国内政治です。一方、遣唐使、新羅・渤海との関係は、外交政策です。普通の教科書はこれを別項に分けますが、三省堂はこれを同じ項にまとめて一つの時代の様相として語っているのがすごい。
東京書籍、実教出版も、中断・再開に触れています。その点は『詳説日本史』より絶対にマシです。
山川出版社『高校日本史 改訂版』(日B 017)は、教科書のページ数が少なくて、内容もぺらぺらに薄いです。『詳説日本史』と同様、これでは大雑把に奈良時代の初め頃だったということしか分かりません。(しかも正確には702年に派遣再開されたので、これを奈良時代の出来事と把握すると誤りになります)
東大入試(2003年)は、遣唐使の本質にせまる問題を出しています。
次の(1)~(4)の8世紀の日本の外交についての文章を読んで、下記の設問に答えなさい。
(1) 律令法を導入した日本では、中国と同じように、外国を「外蕃」「蕃国」と呼んだ。ただし唐を他と区別して、「隣国」と称することもあった。
(2) 遣唐使大伴古麻呂は、唐の玄宗皇帝の元日朝賀(臣下から祝賀をうける儀式)に参列した時、日本と新羅とが席次を争ったことを報告している。8世紀には、日本は唐に20年に1度朝貢する約束を結んでいたと考えられる。
(3) 743年、新羅使は、それまでの「調」という貢進物の名称を「土毛」(土地の物産)に改めたので、日本の朝廷は受けとりを拒否した。このように両国関係は緊張することもあった。
(4) 8世紀を通じて新羅使は20回ほど来日している。長屋王は、新羅使の帰国にあたって私邸で饗宴をもよおし、使節と漢詩をよみかわしたことが知られる。また、752年の新羅使は700人あまりの大人数で、アジア各地のさまざまな品物をもたらし、貴族たちが競って購入したことが知られる。
設問:この時代の日本にとって、唐との関係と新羅との関係のもつ意味にはどのような違いがあるか。たて前と実際の差に注目しながら、6行以内で説明しなさい。
山川出版社『新日本史B 改訂版』(日B018)です。これ以外は、どの教科書も上記引用した『詳説日本史』と似たり寄ったりの内容ですから、いくら熟読をしても答案を書くことが難しいと思います。(三省堂をのぞく。後述)
8世紀に入ると、日本は20年に1度の回数で大規模な遣唐使を派遣した。日本は唐の冊封を受けなかったが、実質的には唐に臣従する朝貢であり、使者は正月の朝賀に参列し、皇帝を祝賀した。[中略]
一方、日本の律令国家内では天皇が皇帝であり、日本が中華となる唐と同様の帝国構造を持った。日本は新羅や渤海を蕃国として位置づけており、従属国として扱おうとした。
白村江の戦いののち、朝鮮半島を統一した新羅は、唐を牽制するために日本とのあいだにひんぱんに使節を往来させ、8世紀初めまでは日本に臣従する形をとった。やがて対等外交を主張したが、朝廷はこれを認めず、藤原仲麻呂は新羅への征討戦争を準備した。一方で、新羅は民間交易に力を入れ、唐よりも日本との交流が質量ともに大きくなった。現在の正倉院に所蔵されている唐や南方の宝物には、新羅商人が仲介したものが多いと考えられる。[後略]
以上に準拠しながら、私なりに要点をまとめておくと、次のとおりです。
(1)は、日本が唐から律令を学び、その中華思想の影響を受けたことを言っています。つまり、日本はみずからが「中華となる」という「帝国構造」を作ろうとしたのです。「日本は新羅や渤海を蕃国として位置づけ」て、彼らを野蛮だと侮蔑し、従属国として扱おうとしました。ですが、唐だけは別格です。あのような大国を敵にまわすと、恐ろしいことになりかねません。そういう遠慮があって、唐のことだけは尊重して隣国と呼びました。
(2)は、「日本は唐の冊封を受けなかったが、実質的には唐に臣従する朝貢」をしていたということです。唐の臣下となって朝貢する国々の中にも、その立場にはランクがありました。日本と新羅はともに唐の臣下だったのですけど、日本は新羅より格上の臣下になろうとしたのです。
(3)は、日本と新羅の関係悪化について述べています。新羅が「8世紀初めまでは日本に臣従する形をとった」ので、その間は関係がうまくいっていました。しかし、新羅が「やがて対等外交を主張」するようになったから、両国関係はこじれてしまったのです。それが最終的には藤原仲麻呂が「新羅への征討戦争を準備」するくらいにエスカレートします。
(4)は、日本と新羅が政治的には対立しつつも、経済的には交流が盛んだったという内容です。「新羅は民間交易に力を入れ」ました。「新羅商人が仲介し」、日本へ「唐や南方の宝物」をもたらしたのです。それは貴族たちが競って購入したがる垂涎の的でした。現在「正倉院に所蔵され」ている宝物も、そういうルートで輸入したものが多いのです。
教科書の読み比べをすることの目的は、なにも入試に対応するためだけではありません。
例えば『詳説日本史』には、最初に引用したとおり、「日本は国力を充実させた新羅を従属国として扱おうとしたため、時には緊張が生じた」とか、「8世紀末になると遣新羅使の派遣はまばらとなるが、民間商人たちの往来はさかんであった」という記述があります。この短い記述が伝えようとしていることの本当の意味は、『新日本史B 改訂版』(日B018)のような他の教科書と併読することにより、はじめて正確に把握できるのです。
ところで、この教科書の著者は、東大の先生が3人、京大の先生が1人です。本書だけに載っているネタを使って入試問題がつくられたのは、そのへんの事情もあるのかなと勘ぐってしまいます。
もしくは、これは2003年の入試問題ということだから、ちょうど講談社の『日本の歴史』シリーズ(2000年~2003年)が発行されていた時期ですし、そちらの内容を意識しているのかもしれないですね。一応、そっちのシリーズからも引用しておきましょう。
国内及び新羅などの諸国に対する時と、唐に対する時とで天皇の顔を使い分けるという、まことにすっきりしない状況でもあった。このような努力・苦心を払って日本が手に入れようとしたのは、東アジアの有力国としては新羅より格が上、という地位の確認であり、また初期の遣唐使が唐の高宗に蝦夷を見せたことに示されているように(『日本書紀』斉明五年七月三日条)、日本は隼人や蝦夷などの異民族をも支配下にいれた大国かつ君子国であるという評価であった。いわば唐を盟主とする諸国の中での相対的に高い地位を求めるとともに、自らの小帝国であることを唐に認めさせようとしたのである。(石母田正『天皇と諸蕃』)
さきにもふれたように、「日本国」は唐帝国との公的な外交関係では「天皇」の称号を用いることができず、実際には二十年に一度の使い――遣唐使――を送る唐の朝貢国に位置づけられていたと考えられるが(東野治之「遣唐使船」朝日新聞社、一九九九年)、国号を「倭」から「日本」に変え、「天」をつけた王の称号を定めたのは、唐帝国に対し、小なりとも自ら帝国として立とうとする意志であったことも間違いない。
実際、「日本国」は「蛮夷」を服属させる「中華」として自らを位置づけ、「文明」的と自任するその国制を、周囲の「未開」な「夷狄」におし及ぼし、国家の領域を拡げようとする強烈な意欲を、その発足当初は持っていたのである。
[中略]
このように、朝鮮半島に対しても圧力を加えて、朝貢を強要する姿勢を示す一方、「日本海」をこえてたびたび使者を送って交易を求めてきた渤海については朝貢国として扱うなど、「日本国」は自らを「中華」とし、帝国として四方に臨もうとしていた。しかし東北侵略を止めた9世紀に入ると、こうした「帝国主義」的な姿勢、列島外の世界に対する積極的な動きはしだいに退き、十世紀になれば、ほとんどそれは表に現れなくなっていく。
日本が置かれている立場としては、唐への朝貢という屈辱外交をやめるためには、遣唐使の派遣を中止するしかないわけです。しかし、日本は唐と断交して敵対的にのぞむ国力も、その覚悟もありませんでした。
いっぽう、遣唐使は唐の皇帝から賜った国書(日本国王へ勅す)を持ち帰るわけにはいきません。日本が唐に朝貢していると認めることは、天皇の威信を傷つけることになるからです。
こうなると、実際には日本が唐に朝貢していることが明らかなのに、国内での建前としてはそれを否定してみせる必要が出てきます。要するに、「遣唐使の派遣は朝貢ではない。天皇が唐に臣従しているという批判は当たらない」という建前をでっちあげ、国内的にはそれをゴリ押しすることで、この矛盾を乗り越えようとしたのです。
私がこのエントリの題名に「白紙に戻せぬ遣唐使」と付けた由来は、多分みなさんもご存知の、894年に遣唐使が廃止されたことを指す語呂合わせ「白紙に戻そう遣唐使」です。しかし、日本がほんとうに、この"遣唐使"的なるものを白紙に戻せたかというと、それは甚だ疑問です。為政者が国内と国外で異なる顔を見せたり、外交姿勢の実態と建前を使い分けているというのは、室町時代に明に朝貢して「日本国王」となった足利義満に、ほとんどそのまま適用できる視点だと思います。
それに、このことは現代の外交問題についても、重要な示唆を与えてくれます。例えば政府が国内に向けて愛国心やナショナリズムを煽っておきながら、それと同時に国外に向けて国際協調のアピールをするというチグハグな状況は、まさにこの延長にあるんじゃないでしょうか。
あるいは唐側の視点で見ると、日唐関係はこんな見方もできるかもしれません。唐は日本がおとなしく朝貢するかぎり、細かいことに目くじらを立てなかった。唐としては蕃国をヘタに刺激して事を荒立てるより、多少その尊大なふるまいを黙認しておく方がメリットがあった。すなわち唐は日本と妥協しあって、朝貢関係があるとも無いとも、どちらとも言える状況を作りあげた。――こういう分析がどれだけ妥当か分かりませんけど、2国間に争いがあるとき玉虫色の決着をつけ、両国政府がそれぞれ自国民の耳に心地よい解釈で説明をしているというのは、これまた現代によく見かける話でしょう。
遣唐使についての解説が長くなりすぎましたが、じゃあここから、各社の教科書の読み比べをしていきます。
おもしろい特色がありません。
無理に良い所探しをするなら、「よつのふね」という文学的な呼び方を紹介し、その規模がいかに大きかったかを強調していることです。
華々しく飾り立てた大使節団というのは、それを送りだす側も、それを受け入れる側も、両国にとって国威発揚のイベントになったと推測できます。もっとも、沈没や行方不明になることも多々あったので、華々しさとはかけ離れたのが実態だったかもしれませんし、どうなのでしょう?
つづきを書きました→ http://anond.hatelabo.jp/20170611234459
こちらは元増田についたブコメに対する反射的な返信コメント。随時追加。
少しずつ書いたのでキャラや主張に一貫性がないかもしれないがご勘弁を。
一部気まぐれで煽ってみたり、俺が見たとき「あとで読む」の人は飛ばしてしまった。あとひょっとしたらIDなどに誤記あるかも…不満があったらトラバで教えて。
あと
この件についていろんな人の意見が聞いてみたかった。トラバ・ブコメの皆ありがとう。
とくに反応薄かった最初のほうでもトラバブクマしてくれた方々には特別感謝です。
http://anond.hatelabo.jp/20170608123253
*****以下返信*****
cloq センス光る働いてるフリ
kurakano こゝろ の先生みたいな?彼はあまり幸せそうじゃなかったけどね。
msdbkm あ、それすごい気になる。そんな漫画あったっけ
teebeetee ちょっと別の話だけど相続フリーだと富は固定されるね。まあ重税課しても富裕層は最大限の税対策で切り抜けるだろうが。
masudamaster たしかに何やってんのかな、ヒマだろうに。創作活動とかいそしんでるならうらやましい。
mementm0ri いい意味で「頑張らないことを頑張る」のやつね
sumika_09 けんきょ
btei すでに働いたアリの話?誰かの遺産ならうらやましい。
sds-page 願望では?でもたしかにそれくらいならいいか感ある。ネトゲはネトゲで何か生まれるものもあるらしいしね。
quix_que 不労所得は駄目なの?じゃあ生活保護はいらんなぁ
locust0138 すがすがしいなぁ。少しずつ前向きになれるといいね。
BIFF 素晴らしいこと。こういう人が摩耗しない社会が良い。
mcgomez ベーシック現物支給の手がかり?コンビニ側にもメリットが必要だな。
demcoe なんていい言葉。美味しんぼか。ちょっと見直した。
mazmot なんか妥当な考え方かも。とりあえず生きていけて再就職もかなうならみんなつらい環境に縛られずに済むな。
yosukegatz そうなのか。金の管理がうまくできない人ってのも少しいるみたいだな。それはほっとくしかない?
cleome088 よくわからん…子どもにはいろんな経験させてあげたいけど。義務教育中の遠足じゃ不十分って話?
teto2645 そうだね。俺の理想は好きなことやって対価得て生きていくこと。動画配信はしない。
wow64 (たしかにそうかも)
masumizaru 現時点でワープアだけどね。頑張り方変えて頑張ろうぜ!はマッチョすぎ?
oakrw ほんとそれって言いたいけど俺は営業の仕事できそうにないから実はちょっと尊敬してる。
tanicochang その通り。でも人は自分と自分の周りの人が死ぬのはイヤって気持ちをわかりあって、だれも死なずに済む仕組みを作ろうとしてるんだね。
Palantir 説明不足だった。その中身を自分なりに詰めたいって話。与えられた基準で思考停止するならこんな増田書かないよ。
enemyoffreedom (どきっ)
htb48 ほんとにそうか?誰かに決められた基準に合わせて自分を納得させるのが正しいか?自分の考えはいらんのか。そしてできれば限られたリソースの中で現実的な理想を語りたいんだが。ちなみに働くと頑張るは確かに別のことだな笑 頭の中で対象を無職受給者に絞り込んでしまっていたわ。
gazi4 なん…だと…
zund4 まじで?てっきりやらない理由探しで文句しか言わずに努力しないダメ人間かと…
sumena ほんとそれ。俺は金銭管理に自信ないから現物支給がいいなぁ。実現が待たれる。
htbman たしかに。働きたいけど働けない人を生かせないのは損失だよな。
ma_yu_mi_net 俺は大人にも言わないでおくよ。
htnmiki その境目の判断は難しい。自分で働けないって思ってる働かない人も、その逆で苛む人もいるだろう。
kamayan1980 俺は自分の理想の実現につながる生産活動のことを「頑張る」言ってることに気付いた。全然一般的じゃなかった。少なくとも我慢や作業時間の切り売りを直接指していない。
rekp (ちょっとあこがれる)
sekisetsu_ibuki 実際裕福で不幸な人もいるんだろう。ザッカーバーグの「目的意識を持った人生」の話を思い出すな。
guinshaly たべたいよ…ハッ
Nihonjin 興味深い。生きるために必要なものが増えすぎた?それともやはり貨幣の寡占のせいなのか。
kkzy9 今の延長線上がお前の理想か?こっちは現実的な理想を探してんだけど、興味ないなら無理しなくていいよ。
Kil 同意。でも果たして働かない人が同じことを言うだろうか、とも。
bigapple11 たしかに言葉の定義があいまいだったと反省。というか想定を無職生活保護自給者に絞り込んでしまっていた。共産主義は体験したことないのでわからんが、チェブラーシカ見てると楽しくなさそう。
miki3k その内容の話ね。あなたの最低限文化的はどんな感じ?
kaeuta 労働環境の話か。たしかに頑張る人がつらくなく頑張り続けられる環境づくりは今一番の緊急課題。そういう政治家を応援しよう。
outroad そうなのか。俺は実態を知らないな。ただ保護から抜け出せない仕組みはクソだと思う。
TANSTAAFL えっ過酷
sugikota それは資産&教育格差の話?そのことと働かない人への保護に関係が?
deep_one 説明が足りんかった。その中身を話したい。正解ではなく、いろんな人の話を聞きたいのです。
beerbeerkun ないだろうな。本当に依存度の高い人は「基本的人権!」「最低限度文化的!」を我が物顔で振り回す。
hiby それはすごい応援したくなるな!!
monobako2 (ぼく破産しそう)
yoiIT 別の話だけどその通りなのかも。人を人として見るのも限界があるのかな。
sekreto そうだね。頑張ってる生産的な人が報われるといいって気持ちが俺にもあるわ。
shinonomen そうそう、そういう話がしたい。でもそんな違いを尊重する余裕は少なくともこの国にはなさそう
AKIMOTO たしかに相続による資産の固定は問題だよね。世界一斉に紙幣刷って大インフレ起こそう!(適当)
akihiko810 何をひどいと感じたの?寒さ?アリ?
aceraceae 虚無感すげえな。資産家と立場逆転とはいかんでも、食うくらい頑張ればできるし食うなら頑張れよってのは俺の思い込みなのだろうか。
ysyncysync いらっしゃい
midastouch レーニンはそう言ったらしいね。ところで何かと理由つけて働かない人をレーニンはどうするんだろう?
DukeK うわー十分。俺だったら松屋でもうれしいもん。
yarukimedesu おお、情報ありがとう。たしかに米なら政府主導でもできそうだよな。できないとしたらなぜだろう?
kakaku01 支給額見たらそのへんで働いてる人より手取り多いのザラだからな。実際はそんなことない?
richest21 wikipediaでは聖書あたりらしいからまあ古いわな。現代人を導く新しい寓話があったらどんな感じになるだろう?
otihateten3510 たしかに働かない・働けないの区別は難しいよな。じゃあどうカテゴリ分けするのがよさそう?
ustam マジレスすると罪悪感はいいから感謝は忘れず生きてほしいよな。
ryokujya 休める期間やそのためのセーフティネットがあるのは素晴らしいけど、人と関わらず一生何も生み出さない人がいたら正直「よく生きてられるな、人権以外に生きる支えが無いじゃないか」と怖く感じる。
ex02xx こいつ良いトンカツ食ってんな…
guru_guru それはそれで不自由だが、その心配がないから自由なんでしょ
h20p 本当にそう。このブコメでも頑張る=つらいことっていう認識があるとよくわかった。
primedesignworks そいつらの問題は別の話な気はするな。そっちも今度問題提起してみるわ。
shiju_kago アリのシステム有能だな。しかしその被害者意識はなんとかならない?
IkaMaru 正直最低賃金ってのがどこまで状況改善するのかわからないんだが、潰れる会社が増えて不景気になったりはしないの?知りたい
rag_en 俺自身は頑張ってるほうが精神的に健康というか、家族に依存しているときに立つ瀬がなくてつらかった。人によるだろうけど。
go_kuma よくわからん理由で特権階級握ってぬくぬくな奴らもいるからな。そっちの話もしよう。
GOGOGG 俺もそう思う。でもそれが当り前じゃないみたいなんだ。
Waspkissing いぢめないよぉ
dekasasaki それ。そういう仕組み作りに金が使われたらいいなぁ。
lbtmplzlbtmplz 不労所得がいらないってんなら生活保護・BIも
dogear1988 まじで?それもこわい
skythief えっそういう意識あった?ほとんどのいい思いしたいし周りの人に役立ちたくて働いてるものかと思ってたが。
yomo_w5_3 まあ商品の価値が下がってしまうから経営判断は理解できるけど、でもなんかもっとできそうだよな。
quwachy BIも医療のトレードオフになったりするなら弱者切り捨てだけどな。
mugi-yama 俺もそれが自然に感じるな。その時自分が取れる気はあまりしないけど。
hxd9 元増田は切り捨てろって意見にはしなかったつもりだが。発達障害も一枚岩ではないから難しいんだよな。
sakurako_nya その切り分けは難しいのが実際だよな。誰がその可不可を正しく判断できるだろうか。
t_massann 俺も普通にいいコメントだと思ったけどセリフっぽいからぐぐったら美味しんぼだった。でもいい言葉知った。
snaflot そうさな。
rAdio ありがとう!
toppogg それ相当苛酷じゃない?広さはともかくエアコンは生存を分けてしまいそう。
u06nh それが本当の喫緊課題だよな。アリが働き場所を選べるようになるといい。
Galaxy42 こっちがよくわからんわ…
nemuiumen え、それ実現可能?もし実現するとしたらどれだけの「頑張り」がいるだろうか。
potohud そっか。ちょっと思い違いをしたわ。でも反応見れたし聞いてみてよかった。
takayaarishima "頑張ってる人が報われる社会でありますよう。"同意。ただの好みなんだけど、そういう社会がいいと思う。
lli 21世紀中にそんな社会を実現したいなら、今の世代が頑張んないといかんだろうね。
tohima 何不自由なくってすごいな。資源は限られてるけどな。
k2wanko ドン勝つというすごい勝ちそうでいてドンケツにもなりそうな絶妙なネーミング
homarara 働けないと働かないの区別は難しいだろうな。でも病気の人は例外にしたいって感覚は結構ひとつの大きな論点だと思う
nowa_s いいね。そういう感じが当たり前なら納得感ある。やっぱ医療はターニングポイントとも。
algot そうなん?まあこう読み替えてもらって構わんよ。「働かない人に配られても納得感のあるリソースとは」
gabill 資本主義の要素がわからんかったが、現物支給の様子を想像できた。服のくだりはちょっと怖いな。
oudoon そうだね。何が足りない?どこが足りる足りないの分岐点なんだろう。
hate_flag またトンカツの話してる。しかしそうか、じゃあ今頑張れる人は未来の社会で頑張らなくてもいい人が増える方向に頑張ればいいんだね!
mangakoji あっ全然わかんねえ。頭よすぎ。よく言われるでしょ
wdnsdy そうだな。俺も現実に人間を区分けすることができるとは思ってない。でも考えてみるとちょっと面白いだろ?
assaulter そうだな。車もしばらく空を走る予定もなさそうさ
roja123 もちろん俺自身はそうする。あ、そういう考え方もあるのか。
chikoshoot いやほんとなんの話なの…
nakamuramakoto それは確かに。頑張る人には生命維持より(マズロー的に)高いレベルのインセンティブが与えられればいい気もする。
genkaiwave それ働かざる者の話?むっちゃ働いてるように見える
hatekun_b え、今あるものを活かして頑張ることまで否定する?原始に還れと?
gattsu09 その意味では我々はすでにそこそこ素敵な経済社会に生きているともいえる?
ore_de_work あ、俺死ぬかも。冗談でもなく、そういうことの話だな。
watapoco そこまで言われると俺も読まねばなるまい
nokogiring 優しいブコメを見よ。
Dai44 たしかに人は環境で育つ生き物だよな。その意味では親が働かなくても子が好きに立身できるような仕組みが必要ということか?
j3q じゃあ何が大事なんだ?どうなればポーラの人生は変わったの?お前の言葉を聞かせてくれ。
sato-gc 「いやだなぁ、頑張れない人なんているわけないじゃないですか!」さておき、社会復帰をスムーズにするのに役立つなら職業訓練は全然ありだと思う
h5dhn9k 数値が出たら正確でいいけど、実際には苦しむ人が増えそうなイメージだな…
ntnajp605 死ねとはさすがに言えない。そんなこと書いてたか?まあ読んでないんだろうけど
younari それが現実だわな。じゃあ改めて問いについて考えてほしいんだけど…
hungchang 素直。でも問いと真逆。まるで働くくらいなら死んでやるとでもいわんばかり…死ぬなよ
minoton あの世界観には素直に憧れる。実現できるといいよな
fuck-it 共産主義ってのは労働を強制したんだな。さすがにシベリア送りにもできないが…
broccomini 揚げ物上手につくれるのいいね(そこじゃない)
tokatongtong ではその件はまた別の増田でお会いしましょう。ちょっと待っとれ
gameloser せめていい音楽を奏でてほしいものだ。(適当)
perl-o-pal 彼はほら、モテモテ王国を神に約束されているらしいから…(wikipedia)
neco22b 供給者と消費者は兼役できるでしょ。消費増やすのがムズイってのは別問題だけど、どうしたらいいかは気になるね。
rocoroco3310 生きていけるのがいいとは俺も思う。もともとはどのくらいの水準で生きていけるのがいい?って話だったんだ。
qoqoqo そうかもしれんな。飢える人はいないほうがいい。
ghrnghrn すべからくって難しいよね。誤用しやすいし…
nobby81nobby81 野菜350gが云々 なにげに高等な食事だな。羨ましいくらいだぞ
daibutsuda そういう話してたっけ?
nisisinjuku いいよな。あれがあんな値段で売ってるなんてキセキ
kasugano まあそうだな。少なくともその理想に至るまでの努力については想像できない人も多いだろう。
hebereke2017 そうだね。そこで気になるのは、それを選ぶくらいの自由は働かない人にも与えられるべきなのか?(べきだと思うけど)
takeshi1479 リベラルも宗教背景もよく知らんけど、頑張る人が報われてほしいのは同意だね。
hashigohinan ホームレスだって家があるほうがいいと思うけどね。そうでもないんかな
sayuremix きっつー
suna_kago 本当にそうなの?たんにソ連ではそう使われたって話じゃなくて?
pmintpmint 食える人少なそうだな…。隠すのが美徳って悪習じゃね?
mu_minnnida そう考えるとやはりセーフティが充実し過ぎても損失あるな
bedtown 縦関係を脱出して横関係を築こうってことか。そうなれないのはなぜなんだろうな。
sukekyo なんかわかりやすい…
warulaw そうだね。てか何かと理由つけて絶対やらないだろう。配布する側にもメリットが必要
kibarashi9 ここは良くはなくとも優しいインターネット。あなたはいつも悪いものを探しているね。
cybo BIいいよな。すがすがしいほど自己責任だけど。本読むわ。
nenesan0102 また死ぬ話してる…。安楽死が制度化するのは賛成だけどね。どうしたら実現できるだろう?
legnum それは少ない…。生活保護じゃなくて働いてる人のほうが。そう考えると生活保護と最低賃金は連動してもよさそうなものだね。実際はどうなんだろ?
ak148 そうだね。実際は頑張ってれば食えるってわけでもなく、自分で考えて動いて初めて欲しいものが得られる可能性がある、ちょっと厳しい社会。
jou2 三点リーダいらない
元増田。人類に余裕ができていくという展望はピンとこないけど、納得感ある。
つまるところ富裕層の富裕加減に上限を持たせるってことね。
んでそうなるような税制はあるけど実際は富裕層は税金を極力抑えることが可能で、資産はごく一部に固定されている、と。
税制を変えても富裕層は税理士とうまく対応する気がするからそこからの再分配は難しそうだなぁ。