はてなキーワード: 観光地とは
みんな忙しいのに集まってもらって、ごめん。でも、もう限界だったから。
まずは、ねえ、青森ちゃん。青森ちゃんってさ、私が想うほど私のこと意識してくれてないよね。知ってる?青森ちゃんってさ、私にとって日本の中で唯一のお隣さんなんだよ。でもさ、青森ちゃんにとってはお隣さんが二人もいる。秋田ちゃんと岩手ちゃん。しかもきちんと地続きになってる。
だからさ、青森ちゃんは私のことお隣さんって認識してくれてないんじゃないかな?って不安になっちゃうんだよね。山形ちゃん、宮城ちゃん、福島ちゃんとも東北っていうひとつのグループになってるみたいだし、もう完全に私の入り込む隙間なんてないんじゃないかなって…。
グループって言えばさ、日本をブロックごとに分けたとき、一人ぼっちになるのって私だけなんだよね…。東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州、沖縄…。えっ?沖縄ちゃんも単独だよって?うん、いや、そうなんだけどね。…ほら、沖縄ちゃんって、たまに『九州・沖縄地方』って分けられてるじゃん。…ずるいなって…。
え、ううん、そんな。沖縄ちゃんのせいじゃないよ!悲しい顔しないで、沖縄ちゃん!私、実は沖縄ちゃんが一番気持ちを分かり合える相手なんじゃないかなって思ってるんだから!ほら、通販で『※北海道・沖縄・その他離島は送料が異なります。』って書いてあったとき、ガッカリする気持ちとか。
日本の中でも最北と最南で、端っこ同士通じ合うものがあるっていうか。ね、だからもしも、都道府県の中でペアを組むことになったら、沖縄ちゃんは私と組んでくれるよねって信じてるの。
え?嫌だなみんな、そんな顔しないでよ。もしも。もしもの話じゃん今のは。待って。本当にペアを作れって言ってる訳じゃないから。ねえ。ひそひそ話しないで!みんなも分かってるでしょ。47都道府県。奇数。ペアを組んだら誰かが絶対余ることになるって。私怖いの。もしその時が来たらって。誰とも地面が繋がってないから、不安なの。
同じく地面が繋がってない沖縄ちゃんも、さっき言ったみたいに九州グループと親密だから…。九州は7県、奇数だよね…。だから、沖縄ちゃんを入れてうまいことペアを完成させちゃうんじゃないかなって…。
でも、でもさ、面積が大きいことで有名な私だから、逆に面積の一番小さい香川ちゃんと組むのもありかなって!ねえ、香川ちゃん。徳島ちゃん高知ちゃん愛媛ちゃんとくっついてないで、ちょっと聞いてよ。私、面積以外にも全国一位なものがあるんだ。何だと思う?それは、小麦の生産量。
あ、その顔はもう気付いた?そう。小麦ってさ、うどんの原料なんだよね。だから、私と組んでくれたら、いくらでもうどんが作れちゃうかも、なんて。
冬は雪が降るから、水不足になることもそうそうないし。もちろん、組んでくれなかったら小麦あげないなんて意地悪は言わないよ。言わない、…はず。忘れないでね。小麦だよ。こ・む・ぎ。
東京さん…、いや、東京ちゃん。なんか、東京ちゃんってみんなの憧れだし、やっぱり首都だから、別格って感じがして近寄りがたいけど、同じ日本の仲間だもんね、ちゃん付けで呼んでいいよね。東京ちゃんと私にも、みんなとは違う共通点があるんです…あるんだよ。
それは、唯一の『都』と『道』ってとこ。府は大阪ちゃんと京都ちゃんで二人いるし、県なんて43人もいるけど、都と道はそれぞれ私たちだけ。私達のためだけに用意された呼び名っていうか。その辺がやっぱり、私とペアを組む理由に…、あ、それだけじゃ弱い?うんとね、じゃあ他にはね…あ、埼玉ちゃん神奈川ちゃん千葉ちゃんと一緒に行っちゃった…。
あとは、あとは、うーんと…。どうしよ、他の子はあんまり分かんないよ…。え?知らなすぎるって?ちょ、ちょっと待って、そんなに責めないでよ…。
…ひどいよ!だってしょうがないじゃん!みんなは隣りあった子とか近くの子について詳しくなってくだろうけど、私はそもそも隣の子が青森ちゃんしかいないんだってば!
地理の授業で都道府県を埋める問題だって、みんなは北海道と沖縄と自分の場所は普通に分かるから最低3点は取れるんでしょ!?私はその最低点がそもそも2点のとこからスタートするの!不利じゃん…。
はあーあ、いいな。『隣県』なんて言葉、私も使ってみたかったな。いいよねみんな。場所によっては電車で隣の県に行けちゃったりさ、何なら徒歩で行ける場合もあるんだもんね。私なんて道内を移動するだけでもとんでもない時間がかかるのに、徒歩で出たりなんかしたら海にドボンだよ?分かる!?
ていうかさ!いつも気になってたんだけど、みんなって私だけに距離置いてる感じだよね!…とぼけないでよ!私のことだけ!呼び捨てにしてくれないじゃん!石川県は石川!福井県は福井!なのに!私のことは北海って呼んでくれないじゃん!あ、ごめん二人とも、人の名前っぽいから例として出しちゃっただけ…。とにかく、みんな私を北海って呼んでよ!誰も今まで呼んだことないから、とか関係ないの!
ほら、試しに呼んでみてよ島根ちゃん!あ、ご、ごめん鳥取ちゃんか…。二人ともよく似てるから…。なんて、こういう風にセットでいじられるのもすごく羨ましいんだよ。双子みたいで。私も誰かと間違われてみたかった。でも二人と同じ中国グループの子たちはさすがに見分けがつくんだよね?山口ちゃん、岡山ちゃん、広島ちゃ…広島ちゃんはお祭り騒ぎでそれどころじゃなさそうだね。
誰かいない?私とペアになってもいいよって子。ペアになってくれれば、触らせてあげる。そう。北・方・領・土。自分の一部だけど、デリケートだから簡単に触っちゃだめみたい。でも、組んでくれるなら特別に…。
…やめよっか。なんか悲しくなってきちゃった。こうやってみんなを集めて、自分勝手に喋ったりなんかして、ますます孤立するだけだよね…。ううっ…。
…え?そんなことないよって…?「食べ物が美味しい」…「梅雨がない」…「観光地として人気がある」…「ごで始まるあいつがいない」…そ、そんな…。みんな、ありがとう…。そっか…。私、一人で勝手に仲間外れにされたような気になってた。そうだよね。47人みんなで一つだもんね。ありがとう!元気出た。
また年末にでも集まろうよ。私、得意の美味しい料理でもてなすからさ!「年末に北海道は勘弁して」あ…。そ、そっかあ…。
<終>
疑問に思った私は、都道府県名を思いつくままに挙げてみた。
単刀直入に結論を言うと、最後に出てきたのは山梨県だったので、
島根や佐賀あたりも「有名でない県」ということでかえって有名なので、
そのちょうど中間ほどの知名度の県が思い出されにくいではないか。
また、石川なら中部と北陸、山梨なら中部と関東といった具合に、
たとえば東北地方なら6県、中国地方なら5県、四国地方なら4県と、
数を覚えているので、どれかを忘れても「もう一つあるはずだぞ」となるが、
山梨・石川とも県名と県庁所在地名が異なっているのも一因だろう。
中部地方の日本海側では新潟と富山、内陸では長野と岐阜をワンセットで覚えており、
そのうえで福井は「有名でない県」としてむしろ印象に残っていたので、
それ以外の石川と山梨がすぽーんと抜けてしまったのだと分析する。
所感として、もしも第三位を選ぶとしたら大分県ではないかという気がする。
九州の雄である福岡から始めて、その隣の知名度が低いことで有名な佐賀、
さらに隣の観光地・長崎、その勢いで南下して熊本、宮崎、鹿児島と挙げていくと、
私はぎりぎりで思い出したが、うっかり忘れてしまう人も多いのではないだろうか。
【清水寺】有名観光地と言われるだけあってやっぱり見ごたえがある。
【金閣寺】壁に金箔貼り付けただけのただの家。ここに行くくらいなら銀閣に行った方が良い。
【銀閣寺】質素な建物が周囲の木や池と溶け込んで美しい。周りの門前町もいい雰囲気。
【東寺】五重塔はやっぱインパクトあるけど、1回見ればもういいかな。
【二条城】石垣は普通の城と同じだが、当時の建物がちゃんと残ってるのはやっぱすごい。
【龍安寺】教科書で見たことある庭園が間近で見れるという感動はあるが、それ以外は特に見所なし。
【醍醐寺】観光客が少なく静かに見て回れるが、ここも1回見ればもう十分かなあ。
【仁和寺】門や本堂の巨大さと、庭園の美しさを同時に楽しめる。
【上賀茂神社】規模はデカいけど、ぶっちゃげただの神社と変わらん。
【三十三間堂】千体の千手観音像が並ぶ姿は本当に圧巻。人にもお勧めしたい。
【平等院】建物は思ったほど感動しなかったが、付設の博物館がすごく良かった。
【宇治上神社】観光客がほとんどおらず、静謐で神聖な雰囲気。平等院に来たらここにも立ち寄るべき。
【天龍寺】建物・庭園・池が一体となった風景がすごい。これぞ、ザ・日本の美って感じ。
旅館の料理はとても美味しくて、観光地も想像以上に楽しくて満足な旅行だったのだけど、ひとつ不満が残っている。
男児といっても小さな子供ではなく、声変わりの済んだ小学校高学年らしき少年だった。
母親らしき女性と2人で入ってきたのだが、小学生なんてひとりで風呂に入れるだろうに、何故他の女性客もいる女湯に連れてくるんだ。
私は入湯してからまだ5分ほどだったが、気持ち悪いのですぐにあがってしまった。
本当は母親の方に非常識ではないかと声をかけたかったのだが、家族水入らずの旅行に水を差すような真似はできなかった。
小さな子供なら微笑ましく見ていられるが、小学校高学年男児を受け入れることはできない。これは、私が自意識過剰だったのか?
障害を持っていてひとりで風呂に入れなかったのだろうか。それなら、父親は何をしているんだ?
どうしても母親なしで風呂に入れないのなら有料の貸切風呂があるだろう。そちらを使えばいいのに。
旅館も旅館で、何歳まで男児や女児が女湯、男湯に入っていいのかを明記していない。そもそも大浴場の入口に従業員がいないので確認もできない。
私は混浴風呂に入りたくてわざわざ群馬まで来たのではない。気分が悪かった。
差別表現ととられる部分があったようですのでまずお詫びします。
障害については、あるのなら保護者同伴であるべきだけれどそれなら父親と男湯に入れ という旨でした。
翌朝の朝食会場で父親がいることを確認したうえでの発言だと思っていただきたいです。説明不足でした。
そのうえで、母親同伴の必要があるのなら家族で貸切風呂を利用してほしいのです。
私自身、家族で過ごすために貸切風呂も利用しました。加えて、広い浴場でも寛ぎたかったので大浴場へと向かったところ男児も入ってきた次第です。
「背の高い低学年では」や「トランスジェンダーでは」とも言われておりますが、それなら尚更貸切風呂を利用すべきなのではないでしょうか。
何のための貸切風呂ですか。大浴場に入れない事情のある方や、家族で入るためのものでしょう。
また、本文では「声変わりの済んだ小学校高学年らしき少年」とのみ書いておりますが、下の毛も生えている子供でした。こんなことを書くと「しっかり見ているじゃないか」と言われそうで書きたくなかったのですが。
彼は、明らかに低学年ではないでしょう。嫌悪感をもってしまっても仕方のないことだと思っています。
これは差別なのでしょうか。
ゴジラ誕生六十年という大きな節目を過ぎ、二年後には、エメリッヒ版ゴジラ公開二十年を迎えます。
私も六十を越え、製作費の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、怪獣としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の特撮映画の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
本日は、特撮ファンの高齢化が進む中、ゴジラもまた下火となった場合、どのような在り方が望ましいか、怪獣という立場上、現行の東宝の製作体制に具体的に触れることは控えながら、私が個獣として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。
誕生以来、私は破壊行為を行うと共に、特撮映画の象徴と位置づけられたゴジラの望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる邦画と外画の中にあって、日本の特撮が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして映画界に君臨し、一般観衆の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。
そのような中、何年か前のことになりますが、二度の海外版製作を受け、加えて業界の硬直による邦画の質の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように観客を満足させることが困難になった場合、どのように身を処していくことが、映画にとり、ファンにとり、また、私のあとを歩む怪獣にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に六十を越え、幸いに知名度があるとは申せ、次第に進む外画との品質の差を考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって破壊と蹂躙の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。
FINAL WARSの公開から、ほぼ十二年、この間私は、特撮作品における多くの喜びの時、また悲しみの時を、沈黙と共に過ごして来ました。私はこれまで怪獣の務めとして、何よりもまず国民に恐怖と絶望を与えることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、モスラの声に耳を傾け、ファンの思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。ゴジラが映画の象徴であると共に、恐怖と破壊の象徴としての役割を果たすためには、特撮ファンが東宝に、ゴジラという象徴の立場への理解を求めると共に、ゴジラもまた、自らのありように深く心し、市場の要望に対する理解を深め、常に恐怖の象徴としての自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ地方都市や観光地への破壊も、私はゴジラの象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。平成シリーズの時代も含め、これまで私が敵怪獣と共に行って来たほぼ全国に及ぶ破壊は、国内のどこにおいても、その地元を憎み、その共同体に鬱憤を抱えた市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、怪獣として大切な、国民を思い、国民のために壊すという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。
予算の低下に伴う製作の仕方が、破壊行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、敵怪獣がメカゴジラ(2代目)であったり、スーパーX IIIの超低温レーザーなどにより身体機能を果たし得なくなった場合には、破壊の行為を代行するウルトラシリーズを置くことも考えられます。しかし、この場合も、ゴジラが十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、シリーズの終わりに至るまでゴジラであり続けることに変わりはありません。
ゴジラが人気を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、特撮が停滞し、ファンの暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの怪獣映画のしきたりとして、シリーズの終焉に当たっては、重い責任のなすりあいの行事が連日ほぼ二ヶ月にわたって続き、その後なぜダメだったかに関連する議論が、一年以上続きます。その様々な行事と、製作費回収に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残されるファンは、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。
始めにも述べましたように、既存の製作体制の下、ゴジラは興業に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い特撮の歴史を改めて振り返りつつ、これからもゴジラがどのような時にもファンと共にあり、相たずさえて特撮の未来を築いていけるよう、そして恐怖の象徴の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1014668.html
↑これを見て思ったことをつらつらと。
観光振興にちょこっとだけ関わった人間として、ポケモンを使って地域振興・観光振興というのは俺も考えたし、おそらく日本全国の自治体で遡上に載ってることと思う。
日本全国数百万人(?)のプレーヤーがすでにいるプラットフォームでPRができるというだけでも十分な広報効果が期待できるし。
で、ポケモンGOを地域振興に使うなら、カントー(関東)・ジョウト(関西)・ホウエン(九州)・シンオウ(北海道)とポケモンの舞台は日本の街がモデルだったことをもっと活用してほしいなと思う。
ポケモンは
・育てたポケモンを戦わせるバトル要素→ジム戦、対人戦は近々実装予定?
があったはずだ。
・子供のころ最初に選んで一緒にチャンピオンロードまで行ったフシギダネにまた会えた
・トキワのもりでピカチュウ探すため延々歩き回ったのと同じことを現実世界でできるようになった
と子供のころのポケモンの思い出や本当にやりたかったことを目の前に見せてくれている。
・ロケット団どこ?
だと思う。
これに現実世界を絡めると、例えばマサラタウンのモデルになった下田にいけばオーキド博士に会えるとかそんな感じ。
個人的には別にレアポケモンが出るとかなくてもよくて、画面上にオーキド博士が出てちょっと喋ってくれるだけでもうれしい。
Ingressのアノマリーみたいなことするならぜひマサラタウンからトキワのもり、ニビシティへとゲームの中を追体験するようなイベントがほしい。
わざわざNianticと共同でやるんならそんなことしてほしいなあと思った次第。
現実的な話として前作のIngressは観光振興に役立ったかというと微妙なところ。
文化財とかがポータルになってる点やミッションの存在は観光に役立つかと思われたけど、遠くまで足を運ぶ動機には弱かった。
どちらかというと「地元の隠れた文化財を見つける街歩きをしよう」みたいな、部署で言うなら教育庁とか文化振興関係のほうが親和性が高かったように思う。
観光振興目指して遠くから人を呼びたいならやっぱりほかの地域で普通にプレイしてたらまず手に入りにくいものが何かないときついよねーと。
その地域だけのポケモン・アイテム・アバター・イベント・実績……。旅の思い出になるなら別にゲーム内で対して役に立たなくてもいいとは思う。(サンダーがでるむじんはつでんしょは福島の……と考えたがさすがに不謹慎すぎる)
誘客が目的じゃなくて客単価を上げることが目的ならなお難しそう、ゲーム内の要素と現実世界の要素がうまくリンクできればいいのだけど。
お買い上げ○○円ごとにもらえるバーコードを読み込むとゲーム内アイテムをもらえるとか? やり方間違えると若干炎上しそうだ。
スタンプラリーとかはこういうのでよく使うけど、意外と実につながらないパターンが多いし。
位置ゲージャンルにはすでに先駆者が多くいるけど目立って成功した事例がないのが難しさを物語ってるように思う。
あくまで位置ゲーは観光するときのプラスアルファ、それだけを目的に来るコアなファンも若干いるけど、普通の観光地としてのよさもPRできなきゃ一般の客はよりつかんよねと。
一番安価かつ無難な活用は町でポケストップが密集してて充電できる場所を観光地図に書き込むとかそんなんか。
とりあえず観光に活用しようとするなら、自治体にはポケモンをよく知った若い世代の人の意見はよく聞いてほしいところ。
アニメや漫画で町おこしと同じで、取扱を間違えると炎上するだけ。
↓このへんもお偉いさんに読ませたい。理解しないだろうけど。
http://ascii.jp/elem/000/001/173/1173185/
まあ、マスコミの連日の批判的な放送やらポケモンGOブームは終わったみたいな言説聞いて、そもそも上が否定的な態度を示すかもしれないけど。
一プレイヤーとしてはポケモンGOは最近のバランス調整うんぬんとか不満もあるけど、根本のところで「これが本当にやりたかったポケモンだ」というのを感じさせてくれるので、もっと長い目で見ていきたい。
もっとポケモン世界を現実に感じさせてくれるいろいろな仕掛けをNianticなら用意してくれるだろうと期待して、コイキングに逃げられても我慢して待ってます。
追伸
自分はプレイしてないんだけど、外伝で出てる「ポケモン+ノブナガの野望」はご当地武将ネタが地域振興の鉄板なので使いやすそうなネタだなーと思った。青葉城のジムにマサムネがいるとかそんな。
くまモンげっとさせろというブコメもあったが、遠野で妖怪とかはどうだろう。151匹集めるコレクション要素は意外とすぐ完了しそうなので、ジョウトのポケモンなりゆるキャラなり集める対象が増えないと面白くないよなぁ。
意外に歩き回ってるといろいろな野生のポケモンが出るのである。地域による格差はあるみたい。
北海道新幹線載りたいな……ってんで、東京・函館・札幌・小樽と巡ってきた。観光地はもういったとこばかりだったので、ポケモンGOがよい目的になったよ。
北海道ではスリープがやたらと出てきたのに、地元に戻ると出てこない。函館駅前はコイルとビリリダマが大量発生してたし。
図鑑も百種を越えたが。影になってるレアポケモンが飛び出してきたことはまだない。
レアは孵化させて手に入れたのが殆どだな。ふかそうちに課金して9個の卵を同時に育成。同じ10Km歩くなら沢山孵したいからな。
我々は経済効果に変えるためにやるわけではないので、そこは絶対に踏み外さないようにしましょう、と。「コンテンツには必ず終わりが来るので、コンテンツにばかり寄りかかっていると、なくなった途端また元に戻っちゃう。次に皆さんがやったほうが良いことは、いま来てくれているお客さんに“大洗のファン”になってもらうことですよ」
我々はそんなおこがましいことを考えていませんでしたと。我々は面白い作品を作るための努力はできるけれど、それ以上のことはできません。(ヒットする約束を)先物取引のように、舞台となる町との交渉材料には使えません。
「我々も町には必要以上に甘えません。だから町の皆さんも我々に必要以上に甘えないでください」と。どちらかがどちらかに甘え始めた途端に、関係はきっと不健全になります。
ロイヤリティーは当然必要ですが、MGについては大洗だけではなく――ケース・バイ・ケースですが――ガルパンに関しては商品化にあたってMGをいただいたことはほとんどないですね大きな企業以外は、商工会で版権の利用申請受付と利用状況をまとめてレポートし、それを元にバンダイビジュアルさんから商工会へ請求が届き、商工会がお支払いする、という流れ
大洗に行って、実際に商品を手に取ってみるとわかりますが、ほとんどロイヤリティーが乗っていないような金額で商品が販売されています。最近は大晦日にガルパンファンが、磯前神社で初日の出を見ようということで夜明かしをするんですね。年末の海のそばだからものすごく寒い。そうしたらウスヤさんは朝の5時まで店を開けてくださったんです。ファンが暖まれるようにって。串カツも売るんですが、一緒に甘酒を振る舞っちゃう。それ、下手をすると赤字でしょ、と。でもそれをやる人たちなんですよ。誰から頼まれるでもなく、自分たちでやり始める。そういうことをしてくれる町だからこそ、「ガルパンがきっかけだけど、大洗が好きで、どこそこの商店のおばちゃんに会いに来ました」って、ファンが手土産持っていく
大洗って、もともと観光地で、ホスピタリティーが高く、年間を通じてイベントが多いんです。いろんな仕掛けをしてお客さんを誘引する努力をしてきた町なので、ガルパン1つに町の命運を委ねる気はない おカネ・経済効果を度外視してみんなでガルパン面白いねって言ってくれる町だから、ファンが安心して来られる。そもそも大洗は、まちおこしなんてする必要がないレベルの有名観光地でしょ。おカネにならなくてもファンを歓待するというのは、目の前の利益じゃなくて、町や店を好きになってもらうほうが先……といった商売人ならではの嗅覚が働いている
年季が入っているオタクって――わたしもそうですが――いわゆる偏見に晒されながら生きてきたので、自分たちがどういう風に見られがちか、よくわかっています。せっかく町の人たちがよろこんでくれているのに自分たちが間違った行動をして、それを台無しにしてはいけない、という認識の人がすごく多いのです。
たまに、コンサルタントから送られてくる企画書を見るんですけれど『うーん』って。過去事例を並べて「あなたの町もこうすれば……」という内容で、言い方は悪いけれどお手軽過ぎというか『考えてないでしょ』って思っちゃうんですよね。―― あなたたち、6年間毎月のように通って、面倒事もモデレートしながらやっていけるんですかっていう。町の人たちを中心に作って盛り上げていく形でないかぎりは、たぶんうまくいかないんじゃないかなあ……。
輪廻のラグランジェの話はそこまでだ。
ポケストップはどんどん削除していいと思うよ。
学校敷地内にあるポケストップって、申請なしで削除されてないか?近所のポケストップが消えてたんだよね。
宗教施設とか観光地とか箱物公共施設とか商業施設とかは全部削除。あるいは入り口の公道上から届く位置に移動。
誰でも立ち寄って滞在できる公共の公園とか、街角のオブジェとかおもしろ物件だけでいいと思う。
入り口付近にさえ「来るな! 邪魔だ!」とか、「歩道で立ち止まるのは迷惑。端に寄ろうと進路変更するな。」とかだと……
ポケモンGOが出てからは、自分も少しやったり、普段ゲームしない嫁もやってたので、すごいゲームだなぁと思っていた。
ポケモントラブルのニュースは、他人事のように「すごいなー」と思ってみていたのだけど、一時的とは言え、まさか自分の生活に影響あるとは思ってもなかった。
ので、近隣住民として感じたことを書く。
ネットでバズってはいたけど、個人的には、あまりこれは感じなかった。
確かにゴミが目立ったし、普段から公園つかってる人からしたら単純に邪魔にはなっていた。
ランニングコースにも人がたくさんいたし、散歩もする気にならない状態だった。
けど、これは単に「人が集まりすぎた」というだけな気がしている。
世田谷公園のゴミ箱は、少しあふれたりしてることは元々あったし。
(もちろん、ところかまわずポイ捨てもかなりあったから、マナー悪い人も混じってはいたと思うが。。。)
世田谷公園は、週末にもなると、昼間から楽しくお酒のんでたり、日焼けしてる人たちもいる。
人によっては嫌な人もいるかもしれない。
けれど距離感を保ててるので、お互いが譲り合えていた。
ポケモンのプレイヤーもあんなに大挙してこなければ、距離感を保てたんじゃないかと思う。
公園というのは、みんなの場所なので、ポケモンGOだろうが、なんだろうが、「おまえだけの場所じゃねぇだろ」と言われればそれまでなのかもしれない。
きてる人は誰もわるくないんじゃないのかな?とおもいつつ(ごみ捨てる人とかは駄目だけど)
一方でポケモンGOの提供会社はそれでいいのか?という疑問はわいてきた。
普通、企業が撮影だとか、イベントだとかを公園なんかでやろうとすると許可はとらなきゃいけないんじゃないの?と
人が集まってメリットがある場所は喜ばれるとおもう。商業施設と観光地とか。
今日の選挙とかも、投票場にポケモン出せばいいのにとかおもったし。
けど、今回の公園の件は、ポケモンに興味のない住民からしたらデメリットしかなかった。
公園つかわないで、企業がスペース買い取って、そこに配置してよとすら思っていた。
サッカーの日本代表戦とか、ハロウィンのときのお祭り騒ぎのときも、やだなーって思う近隣住民の人はいると思う。
自分も今回、(たぶん)そんな気持ちになった。しかも一日で終わらず毎日続くっていうのが気が重かった。
はやくブーム終わってくれないかなとも思った。(今日は少し落ち着いたようだ)
ポケモンGOは、これだけ話題になるってことは、イノベーションを起こしているのだろうとも一方で思う。
それで、まだ(暗黙にしろ)ルールとかが追いついてないんだろうなと。
開発会社も想定してなかっただろうし。ルールでガチガチに縛られて、しずんでいくサービスはたくさんあって、そうはならないで欲しい。
レアで強い?ポケモンがちゃんと分散したり、いろんな場所に出たりするとか、解決策はいろいろないのかな?
(やりこんでないので、よくわからない。ファンの間からいろいろアイディアが出てくるといいな)
「ランニングしてる人もいて、犬の散歩してる人もいる、ポケモンGOしてる人もいる。今日も平和やなぁ」っていう公園になるといいなと思う。
円山公園は祇園にある公園で、園内には八坂神社などがある京都の観光地として人気の場所だ。
ちょうど今日は休日で、ツイッターのTLに「円山公園にはミニリュウがたくさん出現する」という情報が流れてきたので、阪急電車に乗って四条河原町までスマホとバッテリー、BTイヤホンを持って遊びに行った。
昼過ぎに到着したが、雨にも関わらず既に園内はポケモンGOをしながら歩き回る人が大勢おり、大人,子供,外国人観光客含めて7,8割ほどの人がポケモンGOをやってるんじゃないかと思うほど大盛況だった。
人が大勢いると問題も発生するわけで、狭い通路で突然立ち止まりスマホを弄り出す人、通路の真ん中で立ち止まっている集団、建造物の前でスマホ弄り続ける人たち。
参拝に来た方は危ないねぇと言い、外国人観光客は来た時期が悪かった,クレイジーと会話していた。
僕は1時間歩き回ったところでミニリュウは3匹捕まえられたが、カイリューに進化させるまで集めなければならない数とかかる時間を考えるとげんなりし、テレビ局も来ていたので退散してポケモンセンターに寄って帰宅した。
円山公園に限らず、他の観光地でも似たような問題は起きてるだろうし、出雲大社以外にもどんどんポケモンGO禁止箇所が増えるんだろうなと思った休日だった。
この2週間ほどの間、生物界隈ではとある話題で持ち切りとなっていた。
「犬鳴山納涼カーニバル(金魚の放流)」と題したイベントの話題である。
自然の川の中で金魚を放流するという行為に対し、生態系を破壊するのではという懸念から問題提訴が起こったのだ。
これは各所に飛び火し、インターネットメディアやテレビニュース等で報道されるに至った。
この際に、問題提訴に対してのカウンターで「環境保護は人間のエゴだ」という言葉が多く見られたので、
エゴ=エゴイズム、つまり「環境保護は利己主義者によるものだ」との弁であるが、
まず前提として、
自然環境の保護と動物愛護は別ものであるということをご理解頂きたい。
環境保護とは、生物が生育できる環境の維持が目的であり、その後の利用を含めるが、
環境がどうなろうがとにかく動物を傷つけないように苦しめないようにしよう、というものではない。
https://www.ted.com/talks/munir_virani_why_i_love_vultures?language=ja#t-283827
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/kabutogani/ketueki.html
「ライ (ハンセン病)( Leprosy)」
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~hoken/Shiori/91Lepra.htm
現段階では利用されていない生物も年月が経てば利用される可能性も十分にある。
失ってから、役に立った可能性があると言い出してももう遅いのである。
http://www.tokyo-hotaru.com/jiten/report12.html
ホタルはそれぞれの地域で光りかたが異なることが記されている。
これらのものは実際に変化があって初めて浮彫になったものである。
それまで運良く変化しなかっただけで、この先どうなるかは誰にもわからない。
環境保護はエゴであると豪語する者は、どれほど生態系に対する理解と知識があるのだろうか。
エゴだと叫ぶ人のほうが、自分に利益がなければ関わらず、利益があるなら動き出すような
自分の目先の利益の為だけに、人類全体が損をする可能性のある選択をする人こそが、
利己主義者ではないだろうか?
解明できていないからこそ、今あるものを残しておくことが人類全体の利益になるのである。
「絶滅は自然の営みなので問題ないはずだ」とする人はそもそも論点がズレている。
それによる不利益を「自然とはそういうもの」と正当化する人間は、
そのような人間の言い分を聞いていては全体が不幸になるだけだ。
http://www.sanspo.com/geino/news/20160725/geo16072517050024-n1.html
ゆるキャラを見に行くのも侮蔑されますか?もしかして、観光地全否定?
鉄道会社が主催するウォーキング・ハイキングってのがある。目的地がないとつまらないので、なにかしらポイントがあってコースが設定される。
マンホールを見るとか、おもしろ看板探すとか、町中のオブジェを見るという趣味もあるよね。
イングレスのポータルって、そういうものが設定されてることが多い。
ジム・ポケストップには「何か」がある。それを見てまわるのは侮蔑される趣味ですかね?
最近のカーナビは高性能だ。音声対話ができるAI、ミキが積まれていて、どこに行きたいか、どんな場所を探したいか、訊いてみたらすぐに答えてくれる。GPSを使ったゲームにも連動してて、今いるところの近くにまだ行ったことのないポイントがあると教えてくれたりもする。ドライブレコーダーにも対応している。
僕はミキと会話をするのが好きで、休みの日はほとんどドライブをしている。
「はい、リストアップしました。オススメはオコーネルダイニングです。ここから約1キロ先にあります」
「ありがとう、じゃあそこへ案内してくれ」
そう言ってミキはカーナビの画面にルートを表示し、案内を始めてくれる。
ミキに勧められて行ったレストランは確かに美味しかった。口コミの評価で案内してくれたんだから、外れようがない。
そして車に戻ると、僕はまたミキに訊く。
「そのレアモンスの星いくつ?」
「6個です」
僕はこの適度に話ができて、余分なことは言わないミキが好きだ。
ミキとはずいぶんいろんなところに行った。県内で走っていない主要道路はないし、隣県のメジャーな観光地も制覇している。ただ、ミキと一緒に走り出してからもう10年近く経ち、メンテナンスのために寄るディーラーでは、そろそろ車の買い替えを勧められはじめた。
けれども、僕にはそれはいい気がしなかった。夜、パーキングで一休みしている時に、なんとはなしにミキに話しかけてみた。
「僕と君との付き合いはだいぶ長いね」
「君とはいろんなところに行ったよ。夏の湘南海岸とか覚えてる?」
「7年前に行ったところですね。太陽の光を浴びた海が綺麗でした」
「見えてたの?そうか、ドライブレコーダーの記録か」
「はい」
「草津温泉に行ったのは?」
「3年前の冬ですね。道路が凍っていて、だいぶ慎重に運転されていたことを覚えています」
「たくさんありますね。一番遠出した時で、300キロほどでしたか」
「あの時は楽しかった」
「はい」
「ところで、車の買い替えが近いんだ」
「それは妥当だと思います。寿命の過ぎた車に乗り続けるのは危険です」
「で、新しい車は安全のために新規格のカーナビを積むことが法で義務付けられてる」
「はい」
その言葉に、僕はついカッとなった。
「安全!?ミキは今でも十分安全だよ!それなのにジャンクになっていいの?!」
結局、ミキはただのAIなのだ。今までのドライブはみんな、僕の一人相撲だったわけだ。
それがわかって、僕はミキに興味をなくした。
新しい車の新しいAIは、常にネットワークのバックアップがあり、どの車に対してもネットワーク越しに同じAIが対応するらしい。それに、運転もほぼ自動でやってくれるそうだ。そうすることで、渋滞や事故などを未然に防ぐことができるようになるらしい。
きっと僕はこの新しい車が気に入らない。そんな予感がある。けれども、今のままミキと同じ車には乗っていられない。だから、車は買い替えることにした。
そうして納車の日。僕は10年選手の車に乗ると、ミキにディーラーへと案内するように言った。そして一言。「今日でお別れだ」
そう言っても、ミキの反応は返ってこなかった。
新車の納車と同時に車を下取りに出す。僕はミキに何も言わずに車を降りた。そうしてディーラーのメカニックが僕の車に乗り込み、奥のドックへとゆっくり車を進めていく。
でも、ミキを乗せた車がドックの陰に隠れる時、ブレーキランプが光った。1回、2回、3回、4回、5回。なんだか、普通のブレーキとは違う気がした。
「それは多分、愛してるのサインですよ」
「え?」
「そういうラブソングがあるんです。いーなー、私も恋したいなー」
仕事の悩みや資格勉強のわかりにくい部分など、彼女がほぼ一方的に質問をしてきて、俺がそれに答えるというやり取りが2時間続いた。
彼女はいつも俺を褒める。どうやら本気で俺のことを頭がいいと思っているようだ。正気かよ。
彼女は実家が裕福だ。父親は誰でも知っている企業の支店長まで務めた人物。彼女の姉も極めて優秀。彼女はそんな家庭に反発して、芸術の道に入った。「才能なんてなかったけど、逃げ出したかったから」なんて言いながら、死ぬほど努力しても入れない人が多数いるような名門に入った。そこでは誰もが「我こそは」と思っている中、一人だけ「私は才能がない」といいながら、大変な評価を得ていたということだ。彼女の同級生に聞いたところによるとだが。
それに比べて俺の経歴は惨憺たるものだ。
完全に負けぐせがついて就職は失敗。
圧倒的なクソ企業でゴミのような毎日を過ごし、3年で退職という王道。
金がなくて生命保険もがん保険もあらゆる保険を解約。その後病気が発症。保険に入れない身と化す。
ティッシュペーパーが死ぬほど欲しくて献血した所、血液に異常が発覚。
病院の検査費用があと100円払えず、書類に拇印を押して家に帰り、12冊持っていた本をブックオフへ。10円*12冊で見事支払うことに成功。薬は買えなかった。
カードは未払で完全停止。債務整理をお願いした弁護士費用をも月2000円支払いで2年かけて払う。
カードの債務は20万円。それを毎月2000円ずつ支払う。常人なら20万はすぐに返せるが、俺はそうではない。弁護士費用と合わせて4000円。これは3週間の食費に相当する。
当然ながらクレジットカードは今後7年作れない。これはボディブローのように効く。クレジットカード前提のサービスは世の中意外と多い。「ほしいな、便利だな、安く上がるな」と思うものこそ信用が必要なものだからだ。
その他、友人からの借金もまた月数千円ずつ支払う。恐ろしいのは銀行振込の手数料だ。2日分の食費が飛んでいく。
ヨモギ、オオバコ、タンポポでビタミンを補い、小麦粉でエネルギーを得る。
その他の野草も大概食べた。
野菜が食べたくなって発狂して近所の家庭菜園に夜霧に紛れて侵入し、トマトを食べた。俺に妹などはいない。俺の、俺だけのために盗んだ。罪悪感で、3つもぎ取ったうちの一つは玄関において逃げた。
その後、なんとか潜り込んだ会社で月12万の給料で働きつつ現在に至る。
そう思いながらも、体面だけは保った。
ヨモギオオバコタンポポ法を再び使用し、食費を超圧縮してHSKとTOEICの試験を受けた。
HSKは4級、TOEICは780点を取った。給料は変わらない。
まずはスーツを買う金をヨモギ法で貯めて、なんとか転職をしなければ。
そこらの観光地の土産屋の販売員のほうが稼げるんじゃないかと考えたりもするが。
俺が夜毎公園に水を汲みに行き、オオバコとヨモギの新芽を摘んでいることなど見えない。
ただ俺が節約生活をし、"ちょっと変わったロハスな自炊"をし、家具も食器も自分で作り、独学で語学を身につけたというのが全てだ。
数年間は友達、ネット上で彼女から告白を受け、遠距離恋愛。童貞はテレフォンセックスで捨てた。
その後、実は同じ地域に住んでいることに気づき、お付き合いを始める。
服も靴も美容院代も何もかも持たざる者だった俺を、才能のない芸術家は高く評価したようだ。
そもそも5ヶ国語に堪能な人間がなんで3ヶ国語に不慣れな人間を褒めるのか。
俺は単にペットとして扱われているだけじゃないのか?
彼女の中の「ほかとはちがうだいじなもの」と書かれたおもちゃ箱に入っているだけなんじゃないのか?
わからねぇ。
日頃は堂々としているつもりだが、ふとした瞬間にどうしようもない惨めさで動けなくなる。
柑橘が有名な観光地へいき無人販売所で甘夏を買って帰ったらどれもこれもスカスカで汁気がなく味もぬけていてまずかった
道の駅的な場所で買って帰ったそら豆はとっても美味しかったのでどうせ同じ値段ならこっちを二つ買って帰ればよかった
熊野古道へいったときに民家の玄関先で売ってあった無人販売のみかんはどれもこれも美味しくて
道すがらのどが渇けば買って食べ、おみやげにも買って帰った
さすがは和歌山、どこでみかんを買っても美味しかったと家族にも話したものである
丁度みかんの花が咲いていたので島中どこで呼吸をしても花の香りがして清々しい気持ちになった
日本の渚百選にも選ばれている砂浜は時期が早いため人もまばらで波打ち際を裸足になって歩けば
歩き疲れ火照った足に冷たい水がたいそう気持ちが良かった
帰路の景色もよくまた来ようかな、と思いながら帰ったので殊更まずい名産品が悲しかった
また遊びに行くとしても甘夏は買わないと思う