はてなキーワード: 現物とは
現金を渡したらタバコやギャンブルに使われる、低所得だから金を恵んでやってるのにそんな使い方は許せねえ、っていう批判している馬鹿たちのことでしょ。
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20211209_14199
タバコやギャンブルのようなチープなものでも快楽が無ければ人間まともに生きていけないということが分かってない点で馬鹿な上に、仮に米の現物給付をしたところで、それで月の食費が2千円少なくなったらその分の2千円がタバコやギャンブルに回るだけだということにも気付かない大馬鹿っぷりという。クーポンやバウチャーも一緒。
仮に現金は一切持たない人が相手なら米の現物給付が食費への現金支出を減らすことにはならないのでこういった馬鹿の思うような効果もあり得るが、生活保護者でさえ金銭給付の原則があるから現金を一切持たない人なんておらず、ましてこの手の給付の対象になる住民税非課税な人なら現金を一切持ってないなんてことはほぼありえないのに。
ヤマンバギャルが流行った時のリアルタイムを知らんから本人らはどないしてあんなんしてたんやって思ってたし、町中の人らもどない思ってたんやろって不思議だった。
今流行りの地雷系みたいな化粧も、出たての頃は何やこれ……って思った。でも割とすぐに目が慣れた。おれがSNS漬けだから現物以上にネットでよく見てたからかもしらん。
それはそれとして、あの時代のアレはどえらいバケモンやなあ、みたいにいつか思われるんだろうなみたいな気持ちもある。
それぞれの印象が相反することなく同居してる。
ヤマンバが流行った時の人らもこんな感じの気持ちだっのかなって思った。けしからんとかキモいとか素朴にカワイイとか、他に色々思う人らだって今も昔もいるんだろうけど。
事象は別の側面から見た時に違った景色を映し出すが、具体性を有する場合において顕著であり、高度に抽象化された事象においては、発生しにくいように思える。
例として、「人類」と「増田さん」を比較した場合、「増田さん」の方が様々な見え方をする。親友や職場の同僚は「増田さん」のあらゆる側面を見せられているが、「人類」にはそこまでの幅がない。
なぜなら、増田さん自身も人類を包含しているためと言える。人類になくて増田さんにはあるものが多数存在する。
これは現地現物の重要性を示唆している。その場で得られる情報と経験こそ尊い。抽象化された事象での議論は一般論的になりがちであり、ここに高度成長期と現代日本の違いがあるかもしれない。
戦後の高度成長期においては、管理職であっても現場だった。いや、今ほどに机上ではなかったという方が正しい。現場に赴き、見て聞いて感じていた。それらの一部がグレーな接待と言われ、糾弾された。
今はマネージャーという言葉がひとり歩きし、机の上で管理することが正しいことのように扱われる。机上で何が見えるのか?一般論を求めるなら生成系AIが勝る。
きっとあらゆる組織で、あらゆる立場の人が目の前の景色を語っている。具体性のない議論から、無味無臭の産物が生まれ、負けていく。
年収1000万っていうと強い職業に就いてるか強い会社に勤めてる人じゃないと超えられないであろう、自分には遠すぎるラインだと思っていたら意外とそうでもなかった話。
私は首都圏中小企業のアラフォー平社員なので年収は500万円未満くらい。仕事はまあまあ平和。
まあそんなもんだよな…って感じなんだけど、コツコツやってる株やFX、競馬の収入が昨年度で600万円くらいあって「これを足したら年収4桁まんえん名乗っていいんじゃね!?」と気づいて興奮した勢いでこの記事を書いています。収入から競馬を除外したらもうちょい乗ると思う。やめらんねえよ競馬
そうして年収1000万人(いっぽんちゅと読むこともある)の仲間入りを果たしたことにした私は、強そうな職業の代表とされる医者や弁護士の仕事内容と勤務時間を調べた。自分には無理だと思った。
そもそもそういった職業に就く資格すらないけど、それにしたってあれだけ苦労してやっとそれくらいなんだ…って思った。自分にはやっぱり無理だと思った。
そういったある種の無力感は、雲の上と思っていた人々と(少なくとも収入面においては)肩を並べられているという事実と相性がいい。
今だいぶフワフワとしたことを言ったのだけど、要するに「え!?そんな大事なアイテムがこんな簡単に手に入っていいの!?」っていうような、確かに現実なんだけど、どこか現実味のないワクワク感のことを言っています。そういう経験ないですか?それです
そういったワクワク感を得た興奮のままにこうしてフワフワしたことを書いています。ところでワクワクとフワフワってぱっと見で区別つきますか?意外とつくね よかったね
だいたい生きているだけで税金を持っていかれがちな世界なので、株も例外ではなくアガリの2割を持っていかれるのだけど、所得税よりはオトクじゃんって思った。
そう考えるとオトクっぽくてうれしい。よかったね
株も例外ではないって言ったけどNISAあるから例外あるじゃんね。
株は好きな株をいい感じのときに買っていい感じになったら売ってる。長期値上がり目的と配当金目的で現物を持っておき、それを担保に信用取引でコツコツやってる。まあまあうまくいってる。
FXは自動売買サービスを利用したら勝手にいい感じになった。売買に自分の意志が入らないのはそれだけで強いんだなって思った。株も自分の意志をなるべく介在させないほうが儲かるんだろうなって思う。
そもそも金額を考えると会社員収入のほうが副収入ではないのかしら。そこは気持ちの問題かも。
普段用口座に100万円あれば十分すぎる!と叫びながら浮いた金でどんどん株を買ってる。株も形を変えた貯金ってことにした。
まとまったお金が必要になるときに株を現金化すればいいだけだし。そのとき目減りしてるかもしれないリスクがあるってだけだし。
こないだ貯金が1000万円ある人の話を読んで「その金があれば…!」とムズムズしたけど、貯金の数字が精神安定剤になる人もいるか…と考えて落ち着いた。
ただでさえ会社員収入で満足に暮らせていたから、副収入が完全に余剰なんですよね。
デカい家に住みたいわけでも強い車に乗りたいわけでもないし。どうしよう。そもそも1000万円程度じゃデカい家に住めない。
って考えながら生じた利益でまた株を買ってる。ゲーム内スコアを増やしてる感覚になる。
旅行は大好きなので、最近は宿泊先や移動手段のグレードを上げて金を使ってる。快適を金で買う感覚がわかった。
旅先でのメシは「1万円未満なら全部おなじ!」ってことにして好き放題やってる。ケチケチと旅行してた時期があったからその反動でそれがすごく楽しい。けど胃袋には限界があるので意外とそんなお金を使わないなと思った。
浮いた利益をどんどん転がしていくとどんどん増えていって、n年後には株での利益が1000万円に到達するなとか、m年後には総資産が億に到達するのかってExcelのオートフィルで計算するのは楽しいけど現実味がない。
現実味がないながらも「今の会社にはいつまで勤めているのだろうか?」と思う。アーリーリタイアも視野に入るだろうか?とも。
いわゆるFIREを妄想したところで「会社員収入があるから安定した気持ちで安定して利益を出せているんだろうな」っていう面は少なからずあるだろうし、今の職場に見切りつけることになってから考えればいいやってことにした。
Not Financial Advice。個人的メモ、現状の文字起こしと雑な未来予想。自分もWeb3ヤーとして整理したかった。
根源的にビットコインは規制で禁止することはできないので、できるところから規制されるトレンドは今後も続くだろう。目下、短期のナラティブはETF承認である。AML/CFT観点でビットコイン現物の流通はなるべく制限したい規制当局側と、ビットコインのエクスポージャーが欲しいだけの大多数の投資家の思惑の両方が、現物ETF承認という形で結実するのである。その後、ビットコインETFが高い流動性を持つようになれば、既存金融機関はビットコインETFを担保にした金融サービスや派生金融商品を展開できるようになる。
また、大手マイニングプールと、(すでにマイニングプールの株主となっている)ETF取扱金融機関が提携する未来もありえるだろう。例えばマイニング収益はプール参加者のウォレットアドレスに引き出されることはなくなり、プール参加者の証券口座にETF残高として入金されるようになる。これはプール参加者と規制当局どちらにも利点がある。プール参加者にとっては、ブロックチェーン手数料や秘密鍵保管といったブロックチェーン特有のリスクを負わなくて済むし、ビットコインETFを通して既存金融の多種多様な流動性へ容易にアクセスできるようになることも喜ばしい。規制当局にとっても、本質的に規制できないマイナーとBTC現物が切り離されることは喜ばしく、win-winなのだ。すでに大手マイニングプールはマイナーにKYCを求めているので、マイナーは分散思想よりも規制された安定を選んでいる。マイナーが投資家保護環境の整ったETFに乗り換えるのは合理的な選択なのだ。
ビットコイナーの思想とは相反するものの、市場原理とは相反しない力が優勢となって働くことで、ビットコインはATHを迎えるのである。
マイニングプールが結託して51%攻撃を起こすことは、マイニングプールにとっても合理的ではないので、少数マイナーの寡占状態が直接的にビットコインを破壊に導くとは考えにくい。しかし、大きな金額を動かさないといけない巨大プールは既存金融に保護されざるを得ず、規制の圧力に対しては脆い。同じ51%でも1 ✕ 51よりも25+26の方がCensorship ResistanceやOpennessといったブロックチェーンの本源的な価値は損なわれやすい。なのでマイナーに寡占が起こることを問題視しないのも間違いである。
https://x.com/nook_ethereum/status/1696476655475171759
仮の話だが、完全に当局の規制を受けてコーポレートが牛耳る、本源的な価値を失ったビットコインが、too big to failな状態でゾンビ化した時どう振る舞うのだろうか?そのタイミングで古参クジラは離脱して一時的に売り圧が発生する気もするが、そのままトリクルダウンとなるほどのトリガーかというと分からない。これはビットコインに使われる暗号の危殆化などのリスクと一緒で、起こるまで想像ができない。そのフェーズはP2P電子決済システムビットコインという壮大な社会実験の重要なハイライトになるに違いない。
ビットコインのブロックスペースを使って、レイヤー2上で好きなブロックチェーンを誰でも立てられるようにする新機能。まだ提案段階の機能だが、賛否両論を招き、界隈を真っ二つにしている。
ちょっと前に流行ったStacksの仕組みと異なり、BTCを子チェーンにオプトインするような仕組みも備える。もちろんオプトアウトもできる。
ただし、Drivechainが認められると、ビットコインのスケーラビリティを向上させるソリューションとしてのLightningネットワークの意義がかなり失われる。Lightningは”P2Pで”高速決済したい人が使うための機能という、かなり思想が強い人向けの錆びついた技術になり得る。
Drivechainの提案自体は昔からあったが、最近になって流行り出したのは単なるナラティブ作りであろう。ordinalsやStacksもそうだが、新しい技術はそれだけで盛り上がりやすい。ordinalsの場合だと、昔から追っていた人は、自分が優位でいられる情報が非対称的な時期に、短期で出口流動性(イナゴ、養分)をたくさん集めて、たんまり儲けて売り抜けることができた。
ちょうどBitcoin, not Cryptoな時期で、Drivechainのような特大アップデートがあればナラティブとしては強力だ。しかし、だからこそ、どうしてもDrivechain利権の存在を勘繰ってしまう。Lightning利権とも対立しそうだ。
Lightningはビットコインにマルチシグだけあればできる機能だが、Drivechainはソフトフォークとは言え、これだけのために新規のオプコードやメッセージの追加など、開発リソースをかなり費やす大幅なアップデートなので非常に図々しい。ソフトフォークをexcuseにすればなんでもありだと言うわけではない。
今更dAppsが走るサイドチェーンを作っても、Ethereumで起きているようなゴタゴタをビットコインに持ち込むだけで、Bitcoin, not Crypto神話を汚すだけになるだろう。
実質管理者のいるDeFiも規制の煽りを受けて存続は難しくなっていくだろう。ハッキングやインサイダー、スキャム(詐欺)、ラグプル(持ち逃げ)から投資家を保護できないファイナンスは、たとえゲイリー・ゲンスラーがSEC長官を退任したとしても長期的には必ず規制対象になる。また、そうはならなくとも投資家の方から勝手に離脱していく。
しかしながら、オフショアで規制の及ばないチェーンを舞台に、リスクを恐れない投機家の間でDaFi(Dark Finance、闇金融)に転じたDeFiがしぶとく生き残るのはどうしようもない。
ただ、そのようなDeFiはもう社会生活の金融インフラになることはないだろう。結果的に今のDeFiはDaFiかCeFiに分岐していく。
CeFiという語彙は以下のツイートから使わせてもらった。ブロックチェーンを使っているが、規制もされている金融サービスくらいの意味だ。
https://x.com/kimurayu45z/status/1695988782871498898?s=46
ブロックチェーン上の金融サービスに規制をかける場合、どのようなものになるだろう。まずCeFi事業者に対する当局による管轄、投資家のKYCは必須になる。そうなってくるとブロックチェーンでやる必要はあるのかいよいよ分からなくなってくる。かの有名なWhy Blockchain?の声がまた聞こえてくるのだ。
少なくとも、トークンでガバナンスするような機能をプロトコルに組み込む必然性はなくなり、ガバナンストークンは株や証券に近いものになっていく。また、仮にアプリケーションどころかL1チェーン自体が規制されれば、PoSなどのトークンベースのコンセンサスアルゴリズムはもはや茶番になる。
ユーザー目線でも、KYC済みのアドレスをスマートコントラクトに登録してまで、入札や取引したい投資家がどれくらいいるのか今のところ分からない。
もしもかつてのDeFiバブルが違法事業者の非合法的な取引で盛り上がっていただけの幻想だった場合、KYC後のクリーンなCeFiにどのような実需があるのだろうか。
MEVというのは、ブロック生成者が承認前のブロック内の取引を盗み見れることをいいことに、他人の取引を先取りしたり、順序を利己的に入れ替えることが可能である性質から生じる、ブロック生成者が独占できる収益源泉のことである。
https://keccak255.substack.com/p/mev
MEVがあるせいで、ブロック生成行為が中央集権化しやすくなったり、ユーザーのサービス体験が低下したりするため、dAppsが動くブロックチェーンにおいては重要な課題だ。
もちろん技術的に解決するSuaveのようなソリューションが提案されているのだが、分散化にメドがたっているわけではない。また、問題が外部化するだけで本質的な解決にはなっていないのではと思う。
Suaveについて参考までに
https://writings.flashbots.net/mevm-suave-centauri-and-beyond
また、MEV利権がすでに巨大化している政治的な事情もあり、問題はかなり複雑化している。このように込み入った問題を、さまざまなステークホルダーの思惑が入り混じる、非効率的な分散ガバナンスで解決するのは前途多難と言わざるを得ない。
チェーンのTVLが巨大化し、RWA(real world assets)などのMEVファクターがチェーンのエコシステムの隅々まで組み込まれれば、MEVがもたらすマイナス・サムの影響はユーザーにも感じ取れるくらい甚大なものとなるだろう。さらに、可視化できないリスクを嫌う大手投資家の参入を阻むことにもつながる。
そうなったとき、パブリックブロックチェーンの夢は雲散霧消するか、中央集権が正当化された世界でregulatedなブロックチェーンが生き残っていくかのどちらかになる。
一旦DaFiやCeFi、MEVのことは忘れて、全てが解決して、DeFiがそのままメインストリームになった社会を想定してみる。そこで注目したいのは、チェーンに閉じたDeFiでは信用創造ができず、分散型ステーブルコインなどの場合は常にover-collateralized(過剰担保)させなければならない点だ。つまりロックされた資本以上の価値が市場に再投資されない。原資本は再投資のたびに指数関数的に薄まっていく構造になってしまうのだ。
そのような先細りの金融インフラの上に展開される資本主義及び自由市場経済社会が、規制された金融に基づいた現状の社会よりも、高い資本効率と経済成長率を達成できるのかは甚だ疑問である。
一昨年のDeFiバブルの正体が、USDTなどの法定通貨担保型のステーブルコインがチェーン外から流入することで起こったに過ぎなかったのだとすれば、DeFiの世界はCe要素なしには拡大できないということになる。実際、USDT、USDCなどの法定通貨担保型のステーブルコインの時価総額は無視できないほどに巨大だ。そういった規制アセットの流入なしにはリターンが期待できない構造的欠陥がある限り、DeFiは規制を拒んで信用収縮の道を選ぶか、信用創造のために規制を受け入れてCeFi化していくしかない。
分散や自己主権といったブロックチェーンの思想を全く気にしない大多数のユーザー目線で見ても、国際送金や金融取引が瞬時に透明性高く行えるブロックチェーンが便利なのは間違いない。しかし、それは既存の金融サービスが規制というかなり重いハンデを付けられた状態で戦ってくれているからそう見えるだけで、ブロックチェーンという技術自体がイノベーションだからではないのではないか?つまり、仮に規制の側が妥協して、金融業界がリバタリアン並みの自由化を勝ち取った時、ブロックチェーンは、例えばApple銀行のような大規模なWebインフラを使った金融サービスに技術として勝てるのだろうか?
もしも、ポンジスキームやスキャムであることが明らかなミームトークン、発行主体を名指しできるXRPや、ガバナンストークン全般が、規制されない(もしくは証券ではない)と判決された場合、Apple銀行がプログラマブル・トークン発行プラットフォームを立ち上げればブロックチェーンは競争に負けてしまうのではないか?秒間取引処理数が少なくて、手数料も高く、ウォレットも使いにくいブロックチェーンの優位性はどこにあるのだろう?
とはいえ実際に既存金融が完全自由化することはありえない。あり得るのは、既存金融業界とブロックチェーン業界が融合していく中で、その両極からの声を取り入れながら、長期的には両者の境界線が最も曖昧となるような規制環境が整備されていくシナリオだ。それはトークンの証券化かもしれないし、証券という概念が古くなるような全く違う新しい法概念や規制のフレームワークの誕生かもしれない。そうなったとき、果たしてブロックチェーン技術が市場で競争力を持つのかは、改めて問われなければならない。使いやすさより分散思想を優先するユーザーなんて殆どいないはずだ。
日本のWeb3界隈は、昔から霞ヶ関を巡回する界隈と海外組の界隈に二分されていたが、最近は海外からの出戻り組が増えてきたように思える。かつてJapan色がなかったAstarが最近はJapanを押し出すことが増えてきたので、これも出戻り組と言えるだろう。京都で開催されたIVS Cryptoでは、かつての海外組が、今後は日本にもコミットしていくしたたかな姿勢も見せていた。
Astarが政府機関やJTCと手を取り合って、提携関係や共同研究関係を結び始めたときは、何をしているんだと正直思っていた。しかし、当時から規制側に歩み寄らなければブロックチェーンは存続できないと読んでいたのか、単なる嘘から出た誠なのか、こうなった今では一定の妥当性が理解できる。
とはいえ規制と近づきすぎるとパブリック・ブロックチェーンの特性が邪魔するはずなので、その擦り合わせは茨の道だろう。Why Blockchainの最前線で闘う姿勢は評価したい。
渡辺氏も、もしAstarがダメになっても、日本は偉い人と仲良くしておけば何とかなる国なので、かつてのホリエモンのような毒を出さなければ、どこかしらの利権に入れてくれるだろう。そこら辺を踏んでいるのか、彼のポジショニングは上手いなと思う一方で、FTXのサムが破滅直前まで政府と蜜月関係を結ぶのに奔走していたことを思い出させるから少々怖くもある。当局に近づくと不透明性が増すので、個人的にはまだASTRに買いを入れる勇気が持てない。
さて、クリプト・コミュニティ一般の話だが、これも昔よりは成熟してきたと思う。悪しき通貨が自然淘汰される市場原理が働いたというのもあるが、個人の中にも、かつては歯に衣着せぬ物言いでオピニオンリーダーになったインフルエンサーが、今ではバランスの良いコメンテーターになったりと、心境の変化なのかポジショントークなのか、変化を感じざるを得ない。日本人垢にも外国人垢にもそんな人は多い。
例えばVitalik氏は、かつては大衆向けに過激なことを吐いていたが、最近は難解な理論の提示にとどまり、過激な使い道を見つけるかどうかは受け手の自由ですよ、という我関せずな態度に改まった。
むしろ危ないのは、陰謀論界隈や極右派をバックにした米国会議員をはじめとするすでに過激なコミュニティが、ビットコインやWeb3に活路を見出そうとしていることだろう。余計なポリコレリスクを抱えると面倒である。
このタイトルは煽っているように聞こえるかもしれないが、流行りに乗っただけで煽ること自体は本意ではない。ジブリのあの映画を見た頃、こんなこと考えてたんだなぁと後でエモくなるための筆者なりのギミックなのだ。もし不快な思いをしたクリプトに携わる人や投資家の方がいれば、そこは大目に見ていただきたい。
はてブのみなさんのなかに複数、「記事の指摘内容」自体は正しいものと鵜呑みにされている人がいることにやや危機感を覚えたので、逐一検証していきます。
準拠する用字用語ルールブックは、記事内では残念ながら指定されていないので、現物を所持しているという点で増田に都合の良い、2016年3月24日発行の『記者ハンドブック 第13版第1刷』を使用します。
なお、2022年3月に「記者ハンドブック」は第14版が出ているのですが、スタイルガイドは別に新しいものが日本語として正しいといった性質のものではなく、またたかが6年で様変わりするようなものでもないので、気にしないことにします。
厳密な話をするなら、増刷のたびに微妙な改訂があったりしますしね。
なお敬語や文法等の指摘は、表記集である記者ハンドブックの範囲外だと思われるので無視します。
また、面倒なので「【誤字】_カテゴリ別」のシートのみを対象にします。
誤用第1位として挙げられていますが、1位になるのも当然で偽ルールです。記者ハンドブックでは「比喩表現には「例え」、仮定表現には「たとえ」、「喩え/譬え/仮令/縦令」は常用漢字表外のため使用禁止」です。
これは正しいルールですが一方で記者ハンドブックには「「まぜご飯」など書き分けが難しい場合には平仮名書き」とあります。必ずしも正誤判定を行えるルールではありません。
例えば
などは、「調べて区別を付ける」ことは可能だが、調べるまでは「混ざっていて区別のつかない」状態を描写しています。
判定は難しいですが、記者ハンドブックは「混じる」の用例に「異物が混じる」を挙げていることも踏まえると、誤りとは言えません。
書き分け基準は正しいですが、『亘る』は常用漢字表外なので『わたる』と平仮名で書きます。
同上。『穿く』は常用漢字表外なので『はく』と平仮名で書きます。
同上。『窺う』は常用漢字表外なので『うかがう』と平仮名で書きます。
記者ハンドブックには「「料理を皿にのせる」など使い分けに迷う場合は平仮名書き」とあります。用例を見ても「猫を膝に乗せる」/ 「家畜を列車に載せる」などは違いがわかりにくいです。
の2点が揃えば「乗る」、2点に反すれば「載る」、片方だけ満たせば書き分け困難として「のる」とするのが妥当に思えます。
そうすると、
は「載る」ではなく「のる」に校正するのが正しいでしょう。
「押さえる」は「物理的圧迫」だけでなく、「確保する」「つかむ」も含みます。そうしないと「要点を押さえる」などが説明できません。
また「物理的圧迫」でも例外として柔道用語では「抑え込み」です。
要約すれば、「抑圧・弾圧・柔道」が「抑える」、それ以外が「押さえる」とするのが正確でしょう。
また、
- 持って帰りたい気持ちを抑えて
は「抑制」なので間違っていません。
これも記者ハンドブックに「使い分けに迷う場合は平仮名書き」とあるようにはっきりとは分けられません。
ただし、少なくとも誤用指摘をされている
- エアコンの効いた
等に関しては記者ハンドブック中に「冷・暖房が効いている」があることから、誤用指摘のほうが間違っていると言えるでしょう。
「沁」は常用漢字表外であり使用禁止。すべて「染みる」で問題ないのが記者ハンドブックルールです。
記者ハンドブックルールでは「敵う」/「適う」を区別しませんが、そもそもどちらも常用漢字表内の読み方に「かなう」がありません。平仮名書きが正しいです。
記者ハンドブックルールでは「散りばめる」/「鏤める」はどちらも誤用ではありませんが、「鏤」は常用漢字外なので使用禁止です。
表記統一のルールとしてひらがなで「ちりばめる」と書くのが正しいルールになっています。
「牡蠣」/「柿」は同音異義語です。牡蠣を柿と書いたら誤りです。しかし「かく」ならば、絵に対しても書に対しても両方に使える、ただの多義語です。「書く」「描く」という2単語があるわけではありません。
多義語も書き分けを行うことで、意味確定が楽になり読みやすい文章にはなります。しかし、「絵を書く」と書いたところで日本語として間違いにはなりません。あくまでプラスワンの基準と考えるのが妥当でしょう。
また、「書く / 描く」の書き分けルールくらい、多くの現代日本人の共通認識になっていれば、強い理由がない限り逸脱しないほうが良いといえるでしょうが、
でも「湧く / 沸く」の違いならどうでしょうか。そんなもの日本人のほとんどは意識していませんし、言語感覚は人それぞれで多様です。何かしらの書き分けを行うことによる読みやすさの向上は、仮にあっても微々たるものでしかありません。
共同通信の配信文などはその性質上個性を抑えた画一の文体が好まれますから、ルールを極めて細かいところまで定めることに意味が出てきますが
一方でオモコロのような個性が売りの媒体では、時にはルールから逸脱することもあるライターの言語感覚を反映させて、自由に書き分けることの方がよっぽど重要です。
記事の冒頭、
にマジレスすると「メディアの違いを理解せよ」ってやつですね。
そして、フォーマルな画一文の校正として見ても、『オモコロを校正する』は、準拠するスタイルガイド・用字用語集・辞書・文法書が指定されていないこと、および常用漢字表外の漢字の使用について明らかに無頓着であることがかなり気にかかります。
記事の著者は「普段、仕事で小説を読んでいます」と主張していますが、この人に仕事で校正してほしくないな……というのが本音です。
要らないものを捨てるのは環境に悪いという一心から、ジモティーで出品をしています。
きょう、出品していたちゃぶ台(500円)にメッセージが届きました。現物確認してもよいかとのこと。
はっきり言って対面取引に割く時間ですべき仕事が山のようにあるので、ふだんは非対面取引にしています。でも休日で家にいるし、まあいいかと思ってその旨を伝えました。
ちゃぶ台と衣類を合わせて1,000円、それぞれ手にとって眺めた後一瞬上目遣いの間があって、「合わせて500円でどうですかね?」と。
お前...スクーターのナンバープレートから見るに、きっと隣の市から片道15分はかけてきてるだろうに、たかだか500円を値切るのか...?
っていうか現物を見たいって値引き交渉したいってニュアンスだったのか...?キモい...
別に値引きしてもよかったのだけど、こちとら住所まで晒してるのに「こいつは値引きが通じるやつだ』と思われるのが嫌すぎる。
「バイクで運びづらい」だの「天板が思ったより汚い」だの言い訳が二転三転するのも腹が立つ。写真載せたしサイズも書いたろうがよ...💢
値引き交渉が楽しいのは認めるけど、それはフリマかどこかで勝手にやってくれ。
おじさんは結局ちゃぶ台は買わず、洋服だけを500円で買っていきました。
というわけでまとめると
・値引き交渉をするな
・仮にするとして後出しでするな
おもしろだから、カジュアルに話題に出してもなんか許されたりするし
話題どころか場のノリとして正解なのであれば現物だしてもおもしろくて許される
女性器はだしたら完全に空気凍るのにキンタマはそうじゃなかったりするのがうらやましいらしい
寒いとあんなに縮こまるのに、お風呂に入るとダルンダルンにたれてんのがおもしろい
ニュートンは絶対りんごじゃなくて夏の暑さで垂れてるキンタマを見て重力に気付いたにちがいない
っていう話をしてもやっぱりゆるされたりするんだから羨ましい
ひらがなでもカタカナでも漢字でも全部なんかおもしろいしかわいい
きんたま、キンタマ、金玉って文字にするとわかるけどやっぱかわいいし、これがオス共通の弱点でみんな外に出てるんだとおもうと意味わかんなくて笑えてくる
男はキンタマなんて最高におもしろい無敵なもの持ってるんだから女性の言うことくらいもうちょっと聞いてくれてもいいと思う
こんな感じのこと言ってた
タイトルまんまです。
ぼんやりした人がクレカを不正利用されると、とてもぼんやりした結果になるというお話です。
特に役に立つ情報はありませんが、不正利用されてがっかりした人に「もっと残念な仲間がいる」と思っていただければ幸いです。
不正に気が付いたのは、つい先日の、pictSQUAREの流出がきっかけです。
pictSQUAREは参加者としてのみユーザー登録していてクレカは登録していなかったのですが、メアドとパスワードの組み合わせは他サイトでも使っていたので
しかし、この際、いろいろ見直すのも必要ではないか。せめても、セキュリティを見直すいいきっかけにしよう。
そう考えて、楽天カードで明細を確認するサイト、e-NAVIに登録することにしたのです。
なんと、それまで、していなかったのですね。
ただ、それには理由があって、私は楽天市場で買い物する時と、楽天ポイントしかつかないサイトの時だけしか、楽天カードを使っていなかったのです。
あと、楽天カードの利用明細を確認するサイトに登録するには、最初にカードを作った時に決めた番号(暗証番号ではない)が必要になって、
それをうっかり忘れていたということもありました。
問い合わせも面倒だなと思って、また放っておこうかと思った時に、3月くらいに1万円を超える引き落としがあることに気が付いたのです。
(pictSQUARE関連で全部チェックしていたので、銀行のサイトもチェックした)
化粧品か何かを買ったのかな?と思ったのですが、メールに履歴が残っていなくて。
やはりこういう記憶にないものも発生するのだなと考えなおし、問い合わせをして、無事に楽天e-NAVIの登録に成功、購入履歴にたどり着くことができました。
そうしたら。
なんと、3月の謎の引き落としの使用先はAMAZON.CO.JPだったのです。
amazon??
それはありえない。
何故なら、私はamazonをよく使うので、メインで使っているクレカを登録していて、買い物もきちんとチェックしているからです。
なお、メインのクレカは手数料を払ってまで、紙の明細をお願いしています。
それはともかく。
今回の関連で一番、難易度が高かったです。
だって本当に、どこに問い合わせしていいかわからなかったんですよ。
言われれば、そうなるかーなんですけど、そこに行きつくまでが難しい。
せっかくなので、こういうことに疎い人にわかるように書きます。
1)左上の『すべて』をクリック。
3)『その他のお問合せ』をクリック。
最初に問い合わせする時に、何を選んでいいかわからないのですよ、これが。
たくさん項目がある中で、どれ?と思いつつ選ぶ。
そして、正解はなぜかスクロールしないと出てこないような下のほうにある。
何故、最初から、不正使用の場合はここに連絡、と6番を提示してくれないのだろうか。
でもでも、重要だと思うのですが。
外国の方のようで、言い回しが翻訳調でしたが丁寧で、内容には問題なく、親切でした。
(たまたまこの人だけかもしれないですが)
担当の方のお話では2,3日かかるという話でしたが、割と早かったです。
結論としまして、私のクレジットカードが無断で別のアカウントに登録された可能性がある。
そりゃそうでしょうね。
結果は…
『利用日から長期間経過しており、弊社では対応出来かねる状況でございます。』
そりゃそうだ。
調べている最中にどこのサイトにも出ていました。60日以内なら補填されますって。
ただ、ちょっと不思議だったのは、問い合わせの際に、不正利用だった場合にカードの停止・再発行を希望するかどうかの欄にチェックをしていたにも関わらず
カードの停止をするかどうかと再発行されるなら連絡ください、になっていたこと。
それとも、この間に使われたら60日以内だから補填してくれるから大丈夫なの?
なんだかよくわからない。
でも、冷静になったら、さほどポイントもたまってないし、この際、カード自体を解約してもよかったのかも。
私は割と勧められるままにクレジットカード付きのポイントカードを作ってしまいがちな人ではあるのですが
今回のことを受けて、某百貨店のカードと某スーツ店のカードを解約することに決めました。
某百貨店は諸事情(好きなテナント変更的なやつ)で行かなくなったので、本当に使ってなかった。
ちなみに、警察には届けませんでした。
カード会社からお金が戻ってくる時には被害届を出さないといけないそうなのですが、今回は普通に泣き寝入り(?)なので。
amazonで使われたということは、送り先とか調べたら配達先がわかったりするんじゃないかと思ったのですが、
警察に捜査して貰って、結局わからなかった事例をネットのブログで読むことが出来ました。
どうやって使ったんだろうな~。
そういう使い方がわからないのは、それを見てやろうとする人の犯罪の防止の為なのでしょうか。
今回の件で、不思議だったのは、なんでカード番号がわかったのだろうということ。
私はズボラでネットにも詳しくないけれど、だからこそ、フィッシングサイトには引っかかった記憶が無いのです。
ああいうのは見たら欲しくなるから見ないのが一番!だと思っているので。
なので、ネット上で流出することはあまり考えられないし、流出するとしたら、おそらく楽天じゃなく、メインのクレカの方。
もしかしたら、どこかのお店で、カードの現物を見られたのかなあ。
私は普段はカードを持ち歩かないのですが、念のためにカードを持っていく場合は、落とした時のことを考えて、メインじゃないクレカ、
すなわち、この楽天カードを持って行ってるので。
お店の店員さんがカードの裏表をチェックして通販で使って捕まっていた犯罪があったけれど、ああいう感じなのかしら。
しかし、カードで買い物していないから、財布から出してもいないのだけれど。
謎。
なんで3月以降、使われていないの?
あいみょんは不正使用で40万もスニーカーを買われたらしく、他の不正利用の人の話も見ましたが、皆さま金額の桁が違う。
少額使って平気なら大金を使うという話も聞いたことがあるのですが、大金は使われていない。
何故?
やってた人が別件で捕まったりしたのかしら。
謎が多い。
そんな感じで、着地もふわっとした感じで終わりました。
楽天e-NAVIに接続できないにもかかわらず、自動的に紙の請求書を廃止されちゃったのですが(連絡は来ていたかもしれない)
3億あればお前も勝ち組になれるよっていったら
着々と意識を高めていった
とかふざけたことを言い出したので
見てよし
触ってよし
擦ってよし
揉んでよし
炒めてよし
刻んでよし
しゃぶってよし
煮てよし
揚げてよし
投げてよし
握ってよし
何をしても答えてくれる万能の素材であると言ったら
はてサ泣いちゃった
天誅を下すと言って駆け出していった
米を食わせろ米を食わせろと
Tはダメージを受けたので
懐から出したチャカで反撃した
はてサは米を食わせろ米を食わせろと
言いながら生き絶えた
Tはそれでも米を食わさなかったという
アイドルになれるはずもなく
って語ったら
はてサ泣いちゃった
葬儀に参列したら
ギラついた目の人間が集まっていた
一通りの葬儀が終わると
司会らしき人間が
と宣言すると
屈強な男たちがどこからか取り出した武器を手に野太い雄叫びをあげた
血みどろの小地獄ができあがっていく
予選なのに全員が死んでしまった
では私がこれをもらっていきます
颯爽と歩き去った
葬式なのに人が死にすぎる
金玉に金を出して貰えばいい
食べに行ってみたら
味噌は何使ってるんだい
と聞くと
うんこです💩
と答えた
うんこの味を調整しているそうだ
ド田舎でフルテンでギターかき鳴らしてたら「答え」はここにあったんじゃないかって思った。
田舎は給料安いらしいけど、欲しいもののために金が必要なんであって金そのものが必要な訳じゃないしな。
西東京の郊外には絶叫できる道だってありゃしないね。家ばっか建ちやがってよ。
図書館も美術館も興味ない。ライブとかも行かない。欲しいものはネットで買える。どうしても現物見たきゃその時だけちょっと足を伸ばせばいい。
でもちょいと電車に揺られて都心をフラフラ歩き回るのは楽しいんだよなあ。神保町界隈やアキバから上野にかけてをフラフラ歩き回ってると、くるりやフジファブリックが歌ってる「東京」ってこういう事なんかなあって思う。
夜通しフラフラして始発で帰る時、早くから出勤の会社員もいれば学生だかフリーターだか分からんおれみたいなのもいる。疎外感だったり、寝ぼけてるのと浮かれてるので薄まった焦燥感だったりはあるけど、ウチん中で一晩中悶々としてる時よりは心地良い。
ネットの皆様が大好きな文化がどうのとかはどうだっていい。おれが歩き回ってて楽しいかどうかが全て。
現実逃避にとりとめもない事考えたりボーっと音楽聴いたりしながらフラフラ歩き回ってる時が後になって案外強く思い出に残るんだよなあ。
最近、金余りがすごすぎて、いろいろな高級品が買えなくなってきている感じがする。
たとえば、TOYOTAの高級車、アルファード。新型が発表されが、開始一週間くらいで予約が殺到し、生産できるものは速攻でなくなってしまい、今では「予約すら受け付けない」という状態になっている。最後に予約した人でも納車が2年後以降だし、新規で予約しようとしても無理。
ROLEXやパティックフィリップなどの高級時計は、もうブティックにはほとんどない。店によっては「1点もおいていない」というケースもある。ROLEXマラソンと言う言葉があるように、数年、店を何度も訪れて、ようやく買えるかどうか、というレベル。パティックフィリップのノーチラスやアクアノートに関しては「正規店での購入履歴が大量あると、予約ができる」というのはあるものの、「まあしばらくは入ってこないし、そのまま廃盤になる可能性が高いので、無駄になると思いますが、予約を受け付けることはできますよ」くらいの対応をされる。
エルメスのバッグ、たとえばバーキンなんて、「毎月のように大量にお金を投下している顧客にだけ買えるが、その場合も、人気がない色やサイズのものしかでてこない」というのがほとんど。「お金を大量に持っていて、ステータスもある人だけが対象」という感じになっている。テレビでみない日がない人気タレントが金を積んでも買えない、みたいなことが起こりつつある。
不動産も、「三田ガーデンヒルズ」は、坪単価1300万円を超え、4LDKで55億円を超えるにも関わらず、人気すぎて、内覧が断られるレベル。 最多価格帯は3億8000万円台だが、倍率が2.5倍などで買うのが大変。
飲食店でも、単価が5万円や10万円の店の予約を取るのがとにかく困難。つてや人脈がないともはや抑えられないレベルになっている。こちらはインバウンドのニーズもあるので、より大変。ホテルは言うまでもなし。
金がないと買えない、というレベルはとっくに、金があったとしても買うのが困難になってきている。とにかく金が余っているし、使い道もあるのに「需給が一致しないで買えない」という状態が続いている。
「金があればなんでも買える」という考えについては、肯定派もいれば否定派もいると思う。否定派は「愛や人の気持ちは買えないんだ」だったり「品格や生まれは買えない」などを言うのが定番だが、そんなレベルじゃなくて「金をつめば買えたものが買えなくなっている」という感じがする。
ちょっと前まで、時計やブランド品などは、ネットでの中古市場などにいって、金を1.5倍とかつめば買えてしまう、というのがあったが、そこすら枯渇してきている状態。
冷蔵庫は常にほぼ空。
冷凍庫もガラガラで、冷食ですら買ってきたらすぐ食べてしまい、補充しない。冷食の概念とは? 備蓄するためのものでは?
あらゆる消耗品は「なくなってから買う」「必要になったら(必ずなるんだけど)買いに行く」というスタイル。
そのため、使うとなくなるものはどんなものにでも必ず「なくて困る期間」や「あわてて買いに行く」というイレギュラーが生じる。
明日出すゴミのために指定ゴミ袋を買いに走る、とか、ボディソープが切れている間は身体は水で洗う、とか。
まあスーパーやコンビニが近いので深刻に困るわけではないのだが、生活の全域に品切れリスクがうっすらと積もっていて、それはそれで地味にストレスなのである。
(ちなみに当家では専業主婦の妻が生活全般の責任を負うと取り決めているので私は特に口出しはしていない。自分で特にストックしておきたいものは自分で買うようにしているし、品切れリスクが大きいものはストックしておくよう頼んでいる)
そこでお聞きしたいのだが、みなさんは以下のどのタイプだろうか?
①現物が切れても気にしないタイプ(現物がひとつもない状態を許容する)
②ストックが切れても気にしないタイプ(現物はあるがストックがない状態を許容する)
③ストック切れすら気になるタイプ(現物とストックが常にあることを求める)