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はてなキーワード: 低価格とは

2012-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20121021104205

メガネ業界低価格競争は酷い。

安い5000円とか1万円とか、中国の安い労働力メガネを作って、薄給アルバイト眼鏡売らせて、薄利多売。

でも、それが酷いからといって、昔のメガネ屋が酷くなかったといえば、そうじゃない。

もっともっとクソでした。

たとえばこの、アパレルブランド名前のついたフレーム、もちろんただのライセンスで、洋服のデザイナーメガネまでデザインしてるわけじゃない。

でも、今はブランドイメージ意識してそれなりの商品企画をしてる。

一昔前なんて、おんなじフレームロゴだけ変えて売ってた。

そしてシーズンが変わるたび、セールして、一山いくらでディスカウントの店に流れて、値段もプライドもあってないようなもので。

そんな商売は嫌だったしさ、そもそも、眼鏡って顔の中心にあるじゃないですか。

時計や財布なんて、滅多に相手の目に触れないけど、嫌でも相手の目に触れるものからさ、デザインにこだわったっていいと思った。

視力矯正具なんだから機能性をケチっちゃいけないと思った。

洋服や鞄にこだわるように、メガネにも、目を向けてもらいたい、そう思いました。

残念ながら、洋服の世界よりもデザインパクリは早いんです。

発表の翌日には、同じ形の商品が中国生産されるくらい。

メガネなんて、構造ほとんど決まってしまってるから、正面とサイドから写真を撮ってしまえば見た目に同じものはつくれちゃうからね。

しかも粗悪品っていうわけじゃない。

もちろん、オリジナルは見えない部分でひと手間ふた手間かけているけれどね、3分の1の値段で売られちゃうわけだしね。

でもね、やっぱりその情熱を届けたいのです。

勝ち目がない勝負だと思うんだけど、それでも、さらに一歩、次の日にパクられるとわかってても最先端のモノを作ろうとするモノづくりの情熱を、お客様に届けたい。」

大演説だった。

似合っているかどうかはよくわからないけど、変わった眼鏡をした人だった。

よくわからないまま店主に圧倒されて、買った眼鏡が、今回修理に出した代物。

でも、俺は本当にメガネの良し悪しについてよくわからないので、具体的にどこがどういいかノーコメント

自分的に満足としか言えない。

2012-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20121019184741

農村乱交型(欲望開放的・ポンポンできた子供は村全体で育てる・母低負担・父なし子・母系社会

一夫一妻都市型(欲望抑圧的・性は秘め事、子供は親が育てる・父高負担・母超高負担父系社会

への移項はそれなりにうまく行ってたんだよ。性的な抑圧から解放結婚と子作りによってしか達成できない環境だった(もちろんごく一部には例外がある)。

そこへ戦後20年経ったとこに「避妊具の驚異的な発達(より薄く、より丈夫に、より低価格、より普及)」と80年代後半以降の「エロ本エロビデオの高画質低価格大普及化」が来たから困ったもんで、

一夫一妻制は維持したい、高負担は嫌だ、だから子供は(少ししか)作らない、だけどセックスはできるから問題ない、一群や

結婚しなくても避妊具があるから負担子供心配なくセックスできる、だから結婚しくても問題ない一群や、

結婚しなくてもエロビデオ等で性欲を処理できるから問題ない一群

が現れて、その割合が一気に高まったという状況こそが問題なんだよ。

2012-10-17

映画館デジタルになってヤバイ話なんて真っ赤なウソですよ

http://webneo.org/archives/4818

今このサイトが話題ですが真っ赤なウソです。田井肇さんは大嘘つきです。

嘘というのは言いすぎですが真実を隠してる。

まずデジタルメリットアニメ映画が今後高画質になること。

実はアニメ映画子供向けなので低価格、低画質でプリントされていたんです。

例えばケロロ軍曹はとても見れたもんじゃない画質で上映されてきました。

もちろん宮崎アニメは別格なのでそういった映画は高品質プリントされましたけどね。

ようするにフィルム時代は「これはIMAGICAプリント」「これは低価格東京現像所」と格差があったんです。

デジタルになれば画質の差が無くなり1800円に見合った画質で楽しめます。ま、フィルム画質の格差

アニメにかぎらずありましたけどね。パイレーツ・オブ・カビリアンワールド・エンドなんてわざわざ高品質プリントされてるから

丁寧に扱えとファックスが送られてきたし。


あと若者が低予算デジタル撮影してもそのまま上映できるのでメリットだらけのはずなんですよ。

ようするにこの田井肇さんは昔の映画が上映できなくてプンプンしてるだけの老害です。

お前ウザいし話がややこしくなるからマジで黙っとけ糞が。若手監督は全員デジタルで万々歳だっつーの。


追記:http://togetter.com/li/391159 ←どうやらここでとっくに突っ込みが入れられていましたね。

とにかく田井肇って人はデマ野郎なんで気にしないでね。デジタルのお陰でパプリカ空の境界も高画質で皆楽しめたし。

うそう、昔のブログ竹熊健太郎さんもDLP上映の素晴らしさを語ってたでしょたしかデジタルポニョは凄かったと。

2012-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20120930212138

黒は低価格そう向けで、 高級層向けはBTOデザインモデルというのはあり。

北米amazonで「tv 80 inch」で検索しても黒色しか無かったんだが?

BTOだかオーダーメイドだかで黒以外の色の発注受けてるテレビメーカーなんて存在すんの?

http://anond.hatelabo.jp/20120930180309

いや。あのね。今のメーカー管理職って、出世命なのよ。デザインがわかるわけでも、技術がわかるわけでもない。

売り上げ至上主義なの。

そんな中で、売り上げが低迷しても、新しいことにチャレンジする意欲が沸くわけないでしょ。

他人と同じことを、他人よりも低価格でやる。これが、一番出世する。

そして、同じことをLGやSAMUSNGにやられて、大敗。

 

そりゃぁ、安くやるために、下請けをむしっていく。そりゃぁ、チャレンジ精神なんて出るわけもない。

チャレンジ精神より、下請けむしったものが、上に行く仕組みを作ったやつが悪い。

 

いま、チャレンジ部長が求めると、課長新卒チャレンジしろ!っていう 時代なんだぜ。そして新卒下請けチャレンジしろ!って言うのさ。

でも、心を入れ替えても、20年以上 全て部下にやらせてきた 部長や 課長が チャレンジしても・・・という話はある。

おわっとるね。

まぁ、これが、コミュニケーションを重視する物づくりだから仕方がないとも、思ってる。

 

デザインにしろ、効率化にしろ、チャレンジトライエラー なくして 成り立たないよ。新分野なんだから

http://anond.hatelabo.jp/20120930203734

http://anond.hatelabo.jp/20120930184927

テレビじゃないが

iMacモニターは 白 だが。 デザインが悪いどころか、一体型PCとしては売れているほう。

http://anond.hatelabo.jp/20120930203734

 

あとはモデルは古いけどBRAVIA の赤

http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2006-12-22

 

つか、80インチモデルとか買う奴は高くても買う。

高級品と低価格品は買う層そのものが別。

 

黒は低価格そう向けで、 高級層向けはBTOデザインモデルというのはあり。

2012-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20120902021013

たとえば、質感じゃない。iPhoneガラスだが、ソニエリは基本プラでしょ? 質感が悪い。

もともとAndroid低価格向けでコストダウンが主流だから 本体の質感が悪い。

 

あとはソニエリAndroidのワンオブゼムだから周辺機器が少ない。iPhoneiPhoneに対して様々な周辺機器メーカーがパーツを出してる。

 

かいところを言っていけば、ソフトの作りこみも違うな。iPhoneは数多くのソフトウェア特許を持っていてバウンシング特許なんかもそうだけど 他社はそういうルック&フィールを使えない。

で、特許回避をしているが、どうしても、超えられていない。

たぶん、作ってる方もなぜこれでダメなのか?わかってないレベルなんじゃない?研究が足りてない。

 

最期に、やっぱり サードの話になるけど、iPhoneiPhoneに向けてチューニングできるけどAndroidメーカーごとにチップセットも違うし液晶サイズもまちまち

どうしても、チューニングレベルが低い。

 

ようするにAndroidはマチマチでトータルコーディネートができていない。チグハグ バラバラ 高級品のポン付けフランケンシュタイン

 

正直iPhoneじゃなくAndroidにする理由は 価格 が1番だけど・・・日本ではAndroidは高いかAndroidにする意味が無い。

正直 iPhoneがほぼ同じ値段で買えるのに、iPhone以外を買う理由が ほぼ存在しない状況。どっちでもいいなら、iPhoneでいいだろ。

2012-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20120719152935

からマジレスすると、価格が下がらないのは、特許料があるからだと思うけどな。

BDみたいな規格は、最初から、製造者が特許料を誰にどういうルートで払うかがはっきりしてる。というか、はっきりさせてるから規格になる。

特許切れてれば完全に需要供給になるだろうけど、そうなると、IT製品の多くは低価格チキンレース

そのチキンレースをやりたくないから、どの企業も規格のグループに入って推進したりするんだよ。

2012-06-03

anond:20120602230408

この騒動は「サービス代はコストだ!自覚しろ!」って事が本質だろ。

つの間にか見えない形でコストを押しつけられた人達が、それぞれ自分の都合で「サービス料金の可視化」を訴えてるんだよ。

2012-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20120527225505

いやそれ、あなたの金は私の金として使うって意味じゃなくて私の為に金出したいならせめて私の欲しがってるものにしてくれ、私が望んでないもの勝手に金を払うのは無駄遣いでしかいからやめてくれってだけじゃないの?

元増田ちょっと想像してみれば?

彼女から元増田が興味がなくて全然要らないと思ってるもの(数十万~数百万とかするもの)を「私の理想だと男性はこういうものを持ってるべきだと思うから私のお金で買ってあげるわ」とか言われても迷惑じゃない?そういう気持ちなんだと思うよ。


披露宴はあきらめて指輪も形だけの価格を数万ぐらいのものに抑えて写真数万で撮るぐらいじゃダメかなって低価格な提案をしてみるのはどうだろうか。

2012-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20120416133049

和民で従業員が自殺したのは低価格サービスを求めた客の責任

って発想とちょっと似てるな。

風が吹けば桶屋的な理屈の間違った適用例。

2012-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20120303073904

何で嫌ってるの?と問われたから答えただけで、普段ソーシャルゲームを批判したりはしてないですよ。

えげつない課金自分らの趣味MMOなりFPSなり)に影響しそうになったら重課金モデル問題点を話題にはするし、その過程ソーシャルゲームの話が出てくることはあり得るだろうけど、なんの突拍子もなくソーシャルゲーム批判するのはよほどの暇人だと思います。基本的に違うジャンルからきっかけがいかぎり接点がない。

Twitterソーシャルゲームの批判したこともないかな。pixivアマチュアソーシャルゲーム製作会社がありえない低価格で依頼してるというような話題について話したことはあるくらい。大体自分の好きなもの主張するのに他を叩くメソッドを選択するなんていい大人のすることじゃないし、効率が悪いです。

追記

指摘されてるパッケージ販売型の行き詰まり感ですが、これはネットゲーマーも同じように考えてるんじゃないでしょうか?ネットゲーマー間では昔買ってたタイトルを買わなくなったという話を良く聞きますし、自分もそうです。

この問題はソーシャルゲーうんぬんというよりも、ネット派生する情報戦略を生かせてるメーカーパッケージ問屋に卸して終わりの時代から卒業できないメーカーの対比になると思います

行き詰ってるパッケージ販売型は全くオンライン関係ないタイトルならまだしも、オンライン謳ってるタイトルでも、売ったら終りなメーカーがある。

パッケージ型販売だとタイトル先行というかネームバリュー先行というかそんな感じですよね。これがネットベースゲームだと参入コストは低めか 0 で、欲しいサービスができた時にお金を払う。これに慣れてしまったユーザーが、パッケージ型販売から遠のくのは当たり前かと。

ゲーム業界外だと、パッケージ販売型の問題点サービスを売ることで改善してますソフト低価格無料バージョンもあって、企業向けのサポート付きが有料といったやつです。オンラインを使えるゲームにも同じことが言えます

一方で、殆どオンライン要素がなくてもこれだけ良く出来てるなら買ってみようかな、ネットでとても面白いプレイ動画を見たからやってみようかな、Twitter で話題になってるから・・・と言ったタイトルはたまーにあるので中身と戦略次第だとは思います。少なくとも有名タイトルが、新作だというだけで義務感で売れる時代は終わってるでしょう。

2012-02-05

ニュー速が焼豚に乗っ取られている件

1: ロッテ 藤岡、同級生・唐川と共闘宣言!! (82)

2: 昔は「20円」だったガチャガチャを「300円」にして、実物ない商品で大儲けしてる会社があるらしい (20)

3: 屋久島有料化へ 入島料の徴収を検討 (1)

4: 【速報】FOX神対応によりスクリプト壊滅へ (834)

5: ロッテ 唐川ブルペンに「よかった」 (7)

6: 名無雑談 120204【人間寄っといでー!】 (994)

7: 英王子フォークランド派遣 アルゼンチン征服者の服を着て私たちの土地に入るようなもの」 (4)

8: スレ立て依頼所 キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!! (36)

9: カリフォルニア米は美味いから、TPP参加したらコスパ重視でみんな買っちゃうだろうね (18)

10: ν速にbeは必要か? (110)

11: 超低価格車「ナノ」の高級モデルを販売 ハヤブサエンジン搭載で1500万円以上 しかも売れる (1)

12: 【速報】京都市長無所属現職の門川氏が当選確実 (1)

13: 山口って、九州だよね (´・ω・`) (2)

14: 【画像】早食い王 小林尊さん、手羽先でもV (15)

15: 楽天 星野監督赤星氏に現役復帰の勧め (7)

16: ウガンダ硫酸ぶっかけ復讐がブームに (21)

17: 楽天 松井稼頭央が2代目主将に (8)

18: 楽天 「ウッ!!」楽天武藤 シャラポワ投法でローテ名乗り (5)

19: 楽天 楽天に「久米仙」など名産差し入れ (10)

20: コープ挑発ブラウンが打撃で黙らす (2)

21: 楽天 塩見のパーマ「似合ってますか」 (11)

22: 川島、開幕から24試合連続フル出場 (2)

23: 巨人 原監督ホールトンカーブ絶賛 (7)

24: ラツィオ本田資金13億円!公式HPで提示内容公開 (2)

25: 香川「もう、すごい」ダメ押しアシスト”4連勝! (2)

26: 【画像】 かわいいマングースを1匹捕獲 (3)

27: 【血と鉄】 ビスマルクの肉声が発見される 発明王エジソンのお手柄 (4)

28: ■ジュ・・ジュウシマツさんの姿が!? (6)

29: ステマと言われて困っています。- 2ちゃんねる知恵袋 (10)

30: 巨人 ビビらせた!虎・中谷、ぶっ飛び26発 (7)

31: クロツラヘラサギギザライスwww (1)

32: 名無雑談 120205【人間おるかー?】 (9)

33: 野球盤の歴史に新たな魔球が刻まれた。その名は......!? (2)

34: 【原発】 福島で鳥が減少、脳が萎縮、生殖能力低下なども (11)

35: ニューススレが伸びない・ω・`) (53)

36: 【カンボジア新記録】猫自己新だニャー「良く走れた。最高」 (8)

37: 2/2に発売されたPSPソフトフォトカノ」の理想現実がひどすぎるとネット上で話題 (27)

38: NASA、8000×8000ピクセルの“超高解像度地球画像を公開 (18)

39: 【飛び級?】2010年国勢調査宮城県に14歳の高校生が1人いることが判明 (18)

40: コンビニおでん5個で500円は割高と気づけ (70)

41: 【日本は?w】韓国国家ブランド世界15位キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! (2)

42: 西村博之氏・FOX氏・その他運営関係者おいで (265)

43: 阪神 “これぐらいは普通金本、初屋外フリーで柵越え10本 (20)

44: 横浜DeNA DeNAオーナー 広島オーナーに“危ない”あいさつ (7)

45: 嫌儲出戻り組歓迎スレッド  おかえりなさい!! (81)

46: 阪神 隼太“プロ1号”飛び出した (8)

47: 巨人 元巨人左腕が6年ぶり社会人復帰「感謝しています」 (6)

48: おむつ外しの良い方法を教えて下さい! (1)

49: 阪神 金本、4日にも本隊合流や (311)

50: 日ハム 佑、2度目のブルペンで45球 (7)

2011-10-30

つらつらと、日本自動車産業の置かれた状況について考えてみた。

自動車産業が抱える問題って、現在の日本の置かれた状況を象徴するものだよなぁ、と思い、少し掘り下げて考えてみた。「推測」と書いたのは、バックデータ・統計資料にわざわざ時間をかけてあたる暇はないので、状況証拠だけで考えていくということだ。暇な人、もしくは自動車産業関係者のマーケターの方、もしくはマクロ経済の専門家様、データを元にこの推測、といいますか仮説を検証してみてくださいませ。

若者の嗜好が変われば万事解決、なのか

自動車の国内市場規模は縮小の一途。特に若者がクルマに興味を持ってくれない。」というのが、業界的に広く共有された悩みのよう。その典型的な事象の捉え方が痛いニュースのこの記事。

痛いニュース(ノ∀`) : “若者、車離れ” 日本国内で車売れない…トヨタ、本気でアイデア募集 - ライブドアブログ

この2ちゃんねるまとめブログで、板の題材として選ばれている記事がこれ。

国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集 (1/2) : J-CASTニュース

ま、痛いニュースJ-CASTなので、、、、、でも、こういうメディアって、一般的な状況の捉えられ方やルサンチマン的なストレスを推し量るには本当に都合がいい。でもJ-CASTの元記事にはファクトデータも載っている。ちょっと引用してみると、

国内での販売は2年連続の減少だ。ダイハツ工業日野自動車を含めたトヨタグループ販売は前期比同4%減の227万台と、米国販売との差が広がる一方だ。国内市場全体の落ち込みより減少幅が小さかったため、トヨタシェア軽自動車除く)は過去最高の45.8%まで上昇したが、トヨタ車単独で11万台の減では、シェア上昇も手離しで喜べない。

国内の自動車需要(全需)は、2006年度の軽を除いた日本国内の新車販売は前年度比8.3%減の358万台と、29年ぶりの低水準だ。登録車市場の低迷の原因としては、経済性や実用性を求めて軽自動車に人気が移っている影響とされてきた。しかし、軽を加えても同4.1%減の561万台であり、国内市場全体が収縮していることが鮮明になっている。

要は、

ってこと。ちなみにこの元記事は1997年という4年前のもの。

で、その対策として当時のトヨタは、

トヨタは06年末に社内横断的なチームを立ち上げ、国内低迷脱却のアイデアを懸命に探り始めた。

対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。

少子化対策は政府でも有効策を打ち出せていない難題中の難問だ。それでも、トヨタ渡辺捷昭社長は「国内市場を活性化するためには、何よりも市場創造型のいい商品を投入することだ。地域の活性化を含めて、いろんな手を打っていきたい」と、社内チームの試みに大きな期待を寄せている。

というわけで、「国内市場をどうにか活性化させるための手を打ちたいと考え、具体的なアクションを起こしている」というメッセージを打ち出したわけですね。

それに対して2ちゃんねる側の反応はだいたい2分されていて、

  • 魅力のあるクルマを作らないメーカーが悪い (元記事がトヨタを取り上げているので、トヨタが槍玉にあがっているけれど、だからといって、他社のを褒めているわけじゃないから、国内メーカー全体に対して同じように思っているのだろう。海外メーカーはout of 眼中なのかな?)
  • トヨタを含む大企業が賃金を抑制するから、われわれは車を買う金を持っていない。そりゃ売れるわけ無いだろう!

となっている。

で、このあと2010年になってどうなったかというと、、、、市場動向、トヨタの対応、そしてネット民wの反応がツンダオワタ情報にまとめられている。(本当は産経新聞の元記事URLを引きたかったのだが、既に削除済み。というわけで、元記事の存在証明はないところはご容赦を。(だから、論文とかでは、データとしては使えないなぁ、、、増田で使うのが精一杯。)

豊田社長「マスコミは若者の車離れと言うが、離れているのは私達メーカーではないのか」 - ツンダオワタ情報

まずはトヨタがどのような手を売ったのかというと、、

トヨタは今年1月に「スポーツ車両統括部」を立ち上げ、スポーツカーの企画や開発に関する最終権限を経営陣から現場に移譲。スポーツカーの復活とともに、走る楽しみを演出する複数の

 プロジェクトが始動している。足回りの良さにこだわった特別仕様車を相次ぎ発売。4人乗りで世界最小の「iQ」6速MT搭載限定車は予約開始から1週間で完売。

9月3日。強い日差しの下、静岡県小山町富士スピードウェイで、1台のスポーツカーが強烈なエンジン音を響かせていた。12月から世界限定500台で販売が予定されている高級

 スポーツカーレクサスLFA」(価格3750万円)。報道関係者らを対象にした試乗会が行われていた。LFAの最高時速は325キロだが、この日は1周4.5キロのコースを約2分で駆け抜けた。「ハンドルを握ったときにドキドキ、ワクワクするクルマをつくりたい」自らレースにも参戦する豊田社長は常にこう言い続けてきた。

つまり、

のようにスポーツカーに活路を見出そうとしているよう。

でも、その結果は、、、、「文中の」ファクトデータを洗ってみると、、

クルマが売れない。昨年の国内新車販売台数は約460万台と、ピーク時(平成2年)の6割程度にまで縮小している。景気低迷が一因だが、一般的には若者のクルマ離れが最大の理由とされている。調査によると、大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(20年度)と、40~50歳代が大学生だった当時の7位から大きく後退している。

要は、

  • 市場の縮小は継続している
  • 大学生の間で車に対する興味は薄れている

ということ。ただし、MTのiQは限定台数を売り尽くしたし、Wikipediaの記述を見るかぎり、LFXもきちんと台数は捌けているよう。要は、「作ったクルマはちゃんと売れたけど、市場全体の構造を変えるまでに至っていない」ってことですね。それに対するネット民wの反応は、1997年痛いニュースから、全く変わっていないというのも面白いところだ。

結局のところ、市場の縮小は人口減少トレンド下では不可避。でも、せめて若年層にクルマを運転する楽しみを知ってもらい、高付加価値のクルマを継続して買ってもらえるようにすることで、市場構造の問題を少しでも緩和したい、っていうところだと思われます。少なくとも、ここまでに取り上げた情報ソースからすると、、、、ですが。

クルマがすきな若者は本当にいなくなったのか?

まず、「若者」という括りに対してツッコミがあるというのは、甘んじて受け入れよう。というか、全面的に納得せざるを得ない。で、話を単純化するために、母集団を「大学生」という括りに絞ってみることにする。大学進学率が上昇し、それによって「大学生」という母集団の性質が変化したという点については、「なぜ大学進学率が50%を超えたのか? -大学進学人口と大学数との関連-」という小樽商科大学の学報掲載記事をご覧いただければ一目瞭然。(ああ、やっと真っ当なデータリソースを挙げることができた、、、ホッ。)

であれば、「大学生」よりも、より限定した形で母集団を設定しなければ、まともな時系列比較ができない、ということになる。でも、そんな統計はまともに存在しないだろうなぁ、、、、ということで、ここからは、私の実感という超主観的な状況証拠を絡めてで話を進めたい。私は30代半ばで、某都心から50kmくらいにある某大学を職場とする人間だ。で、自分の周りがみんな全くクルマに興味がないかというと、そんなことはない。R32スカイラインをシートを始めとしてひたすら改造しながら乗っている先輩、フランスオープンカーに乗る後輩、馬鹿でかいアメリカ製SUVで駅まで送ってくれた後輩、、、、普通にいる。しかし、キャンパスの周りが整備され、駐車場の確保が難しくなったなどの事情もあるのだろうが、昔はその存在を確認できた30万円で買った中古車で大学に通い、金はなくともバス/電車という公共交通機関の利用を忌避するタイプの層は、ほとんど見ることができない。つまり、エンスー、とまではいわないかもいれないが、クルマに対しそれなりのお金を費やししている層は昔も今も、少数ながら存在していて、がんばってクルマに乗ろうという層がいなくなったということになるだろう。

無理してクルマに乗る、というインセンティブは下がっている?

30万円の中古車というと、当時の車種で具体的に言えば、10年オチのファミリアハッチバックとか、カローラⅡとかですな。当然乗り心地は良くないし、内装はパットしないし、、、でも、なぜわざわざそんなクルマを乗り回していたかというと、一番大きな理由は「クルマが無ければ不便だった」ということではないかと思うのですよ。この15年ほどで、私鉄や地下鉄の延長、新規路線開業は相次いだし、JRも湘南新宿ラインなどの直通電車をバンバン投入した。職場近辺は、15年ほど前までは、各駅停車しか止まらない私鉄の駅までバスで15分。都心に行くには2時間じゃ利かないという状況だった。かつ周囲には自動車工場と関連施設、更には清掃工場とかしかない、街だったわけで、、、、そりゃ、がんばってバイトして、クルマ買うよなぁ。逆に言えば、今となっては、無理してバイトしなきゃ手に入らないならクルマなんて買わずに、大学が斡旋してくれるUQ Wimaxルータでも買って、電車の中で課題をこなしている方がよっぽど効率的だ。

これと同じ状況が広く各大学で生じている。また、首都圏関西圏のいたる大学で、文系を中心に、バブル期に都心から30〜50km圏に新たに取得した土地に移転させた学部を、都心部の本部キャンパスに戻すというプロジェクトが進められている。というわけで、大学生の多くがクルマに乗らなくなるのは必然、というべき状況なのだ。

Fun to Driveを実感できる層とは

"Fun to Drive"というのは80年代〜90年代(だったかな?)にトヨタが掲げていたコーポレートスローガン、というかキャッチコピー。今あらためて読んでみると、いいキャッチコピーだなぁと。クルマを運転するのはやっぱり楽しいと思う。車高の低い、重心の位置が決まっているクルマって、運転技術が下手な人間でも、走らせるとむちゃくちゃ楽しい。(助手席に乗る人はたまったものじゃないわけだけれど、、、)研究者の職場というのは、普通のホワイトカラーと比べて圧倒的に交通の不便な場所に設置されていることが多い。大学しかり、企業や行政立の研究所しかり。将来的にそういった職場で、ある程度の期間働くことになったとしても、個人的にはクルマで通勤するのはできるだけ避けたいと思う。だって、遅刻の心配しながら朝必死に高速を飛ばしたり、長時間デスクワークした疲れた体で夜道を長時間かけて走って帰宅なんてしたくないじゃあないですか。しかも、クルマに乗っている限り、酒が飲めないというオチまでついてくる。正直、Fun to Driveを実感するきっかけが、自分に巡ってくる機会なんてめったにない。

タイトな仕事に従事する層が通勤でFun to Driveを感じるというのはかなり厳しい。逆に言えば、サボってもいい授業を沢山履修していたり、帰り道にドライブデートする機会が多い学生というのは、Fun to Driveを感じるのにものすごく最適化された生活をしているのだろう。もちろん、クルマで通うことが正当化されるような大学に通っている場合に限るわけだけれど、、、、

それ以外では、「もともと自宅に乗っていて楽しいタイプのクルマがあって」「工場勤務で工場隣接の寮に住んでいるから平日は閉じ込められている。近所にろくに店もないから、週末はクルマで遠出するのが趣味。店がないということは、そもそも他にお金の使い道もないし、、、」という人くらいなのではないかと思いますよ。

クルマ文化先進国?ヨーロッパの状況

まあそれでも、ものづくりニッポンの文化として、モータリゼーションは浸透し続けるべきだし、それは可能だとおっしゃる向きもあるだろう。であれば、自動車文化先進国といわれるヨーロッパの状況を見てみたい。

ヨーロッパに行くと、日本ではあまりお目にかかれないブランドのクルマをよく見かける。SKODA、SEAT、そして90年代には多少日本にも乗っている人がいたけれど、、、的なOPEL、LANCIAなどもまだまだ現役だ。注目したいのはSKODAとSEAT。この2つのブランドはAudi同様VOLKS WAGENの一ブランドなのである。SKODAはもともとチェコ、SEATはスペインメーカー。それぞれVWによって買収され、現在は中〜低価格帯のラインナップを担っている。逆にVWの高級ラインがAudi。VWは、ヨーロッパで最も販売台数が多い自動車メーカーだ。ACEA - European Automobile Manufacturers' Associationの、Year 2011 by manufacturer and by vehicle category (Enlarged Europe) <※注1:エクセルファイルへのリンクです, 注2:1月〜8月までの数値>によると、メーカーとしてのシェアは23.2%。で、問題は23.2%の内訳だ。VWブランドは全体の12.3%。高級ラインのAudiは全体の5.0%、SEATが2.3%、SKODAが3.6%である。VWはフェートンやトゥアレグなどの高級車(というか、実質中身はAudi A8・Q7ね、、、)はあれど、代数的にはごく一部だろうから、23.2%のうち、15%くらいはBセグメント以下の中小型車と推測できる。そしてVWグループ低価格帯のクルマにスポーツカーは極少数だし、Golfにしても他の車種にしても、ホットバージョンのグレードは売上のほんの少しだろう。

一方、スポーツブランドエンスーな人御用達ブランドはというと、、、ALFA ROMEOで1.0%、PORSCHEで0.3%。ボンドカーASTON MARTINもヨーロッパでは8ヶ月間で1,664台(0.0180630955651735%)しか売れていない。(これだけ売れれば十分か、、、?)ちなみにみんな大好きフェラーリは、FIATグループの中でもその他扱いされていて、数値が出されていない。っていうか、その程度のもの。ヨーロッパ階級社会が未だに色濃く残る社会なので、先祖代々馬車に乗っているような人たちが、相変わらず週末の嗜みとしてポルシェフェラーリ、はたまたブガッティランボルギーニなどのカロッツェリアリリースする少数生産の高級車に乗っているのだろう。ということは、ですよ。日本においてエンスー車のみをひたすら取り上げていたCar GraphicやNaviのような雑誌がそこそこ売れ、地方自治体立の図書館に配架され、なおかつテレビ朝日系で番組まであったというのは、どう考えてもおかしい事態、なわけですね。

じゃあ、アメリカはどうなんだ

というと、やっぱり車の運転が「好き」っていう人はそんなにいるように思えない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの時代から、若者の憧れはSUVだったし、トヨタアメリカの若年層を攻略するために導入したサイオンだって、ラインナップはxB(日本名Bb)、xD(日本名ist)だし。アメリカ市場といえば、、、のホンダの戦略車種だって、ELEMENTやCR-VにMDX。ようは、SUVをカリフォルニアサーフカルチャーに振るか、ニューヨークヒップホップカルチャーに振るか、はたまた高級志向に走るかしか、手はなかったわけで、、、、

経済成長期にみられる特殊現象

経済成長期というのは、来年は今年よりも所得が増える人が沢山いるという状態のことだ。経済的に余裕が出来てくると、多くの人間が考えるのは生活の質的向上を図ろうというものだ。その結果、未知の様々な趣味にお金と時間を突っ込んで見ることとなる(これ、現在の中国沿海部がちょうどそういう状態)。そういった状況下で、日本のメーカーレビントレノ、MR-2、CR-X、ユーノスロードスター、FTOなど低価格でかなり走りが楽しめるスポーツカーを量産してしまうことに成功してしまう。ミドシップのツーシーターが200万円台前半とか、V−Tecエンジンを積んだ2ドアホットハッチが100万円台、車の歴史から見たら、おかしいだろう!ということですよ。更にホンダビートダイハツカプチーノ、極めつけはマツダAutozam AZ-1軽自動車なのに、ミドシップガルウィング。とんでもなさすぎる、、、、

で、いろいろ手を出してみるものの、そこそこ収入が安定する頃には、自分の趣味や可処分所得に見合った趣味だけに落ち着いていく。ま、もともとクルマで女の子にもてようと思えば、そこそこの外車や国産車でもレクサスになるだろう。中途半端に月3万円のローンとほぼ同額の維持費をクルマに突っ込むくらいなら、3万円を衣服費に使い、残り3万円でデートに誘う店のグレードを上げた方がよっぽどモテるだろう。結局日本という市場は、相も変わらず500万円オーバーのクルマを買い続けてくれる一部の層と、下駄として使うための安くて丈夫なクルマを選ぶ層(しかも、子育て期限定でワンボックスを買う層も多いと見た、っていうか00年代前半は、2シーター乗っていた人が、パパになってSTEPWGNやセレナに乗り換えを余儀なくされるというパターンが本当に多かったのですよ)と、クルマなんてそもそもいらないっていう多くの層によって形成されることとなる。下駄クルマは利益率は低いし、韓国・中国勢がブランド力を向上させていけば、取って代わられる事態も当然ありうる(それを日本にやられた先例がアメリカだ)。国内市場で利益をあげ続けようと思うならば、高級車のシェアを取りに行くしかない。そういう意味でトヨタはLexusを止める訳にはいかないし、他社は実質国内市場はあきらめかけているんじゃない、、、としか思えない。高級車ラインを展開できなければ、日本は欧州・アジア向けモデルを導入するone of themの市場という前提で戦略を立てざるを得ない(実際、日産、ホンダマツダなんかはまさしくこの戦略をとってる。マーチが全量アジアからの輸入になるなんてね、、、、)。

なぜダイハツは第三のエコカーのCMに瑛太を起用するのか?

で、以下のURLから1本のテレビCMをご覧頂きたい。トヨタグループの一員であるダイハツの企業CMだ。

テレビCM 企業CM「日本のどこかで 新しい町」篇【ダイハツ】

このCMの読み解きは、あくまでも僕の憶測にしか過ぎないのであしからず

都会でクリエイティブ(たぶん美容師とか、ショップ店員とかかな?)な仕事をしていた瑛太が、突如田舎にIターンUターン、じゃないだろうなぁ、、、)して、ガテン系(工務店)の仕事を始める。そこで、これまで乗っていたアメ車のシボレー・カマロを第三のエコカーであるダイハツの軽(ミラ・イース)に変える。生活の変化と平行して、地元の郵便局員である吹石一恵との関係が始まり、、、、というストーリーなわけだけど、設定の1つ1つに企業戦略として重要な意味合いが込められていると思うのだ。(あくまでも推測だけど、、、)

都心にはダイハツが売り込む市場など、商用車以外に大して存在しない(それでも、乳幼児を抱えるお母さんが、電車に乗れなくなったから必要に迫られて車を買うというケースは結構ある(タントのCMを参照。それにしてもダイハツのCMは、意図がすっきりはっきりして清々しいほど。マーケ的お手本ですね。)。だから、当然第一次・第二次産業(の生産部門)が経済の中心であるエリア、もっとわかりやすく言い換えると、でっかいイオンモールが唯一のデートコースという地域が、ダイハツ(とかスズキとか)の主戦場となる。

そういったエリアは、都心とは異なる理由で市場の縮小が進んでいる。まずもって、人口減少トレンドがものすごく強いということ。都心の場合出生率は下がっても、人口流入が大きいので若年層人口の減少トレンドはかなり緩和されている(というか、江東区とか、横浜市なんかは、保育園入園の待機児童問題がぜんぜん解決されないままで、、、、)。でも、地方は加速度がついて若年人口が減っているというのがまず前提となる。

その上に自動車市場を冷やす意外な要因というのが、実はイオンモールの進出ではないのかな、と個人的には睨んでいる。こう書くと、「イオンモールこそが、駅前商店街衰退の最大の要因で、だからみんなクルマを保有せざるをえないのじゃないか」というツッコミがきそうだが、たぶん逆じゃないかな、と。地方の駅前商店街なんて、もともと若年層が楽しめる娯楽や、ファッションを提供する機能を持っていなかった。だから、暇な若者に出来る時間つぶしって、女の子を誘ってドライブくらいしかなかったわけだ。例えば、90年代にものすごく売れたホンダ・S-MX は、フルフラットシートにできるだけでなく、ご丁寧にティッシュボックスまで備え付けてある。わかりやすくニーズのど真ん中をついていたわけだ。

それが、イオンモールができることで状況は一変する。シネコンタイトーとかセガとかの大規模ゲーセンやROUND1で時間は潰せるし、服を買うのも、ワールドイトキンオンワードといったアパレル大手のちょっと低価格ラインのショップレディースならば宮崎あおいがCMしてるEarth music & ecologyとか、OZOC、Melroseとか。メンズならTK Takeo Kikuchiとか。ユニセックスチャイルドで、UNIQLOに満足しない層のために、GAPとか、無印とか、COMME CA ISMとかも入っている。ABCマートがあれば、靴も含めてそんなにダサくない、というか都心で売っているものと遜色のないものが揃ってしまう。そりゃ、裏原宿テイストは無理だけど、池袋マルイサンシャインシティくらいのレベルは買えてしまう。片道30分でイオンモールにつけるのであれば、その短い時間にお金をかけるよりも、一日中過ごすイオンモールの中でお金を使ったほうが楽しいわけだ。つまり、人口が少ないだけでなく、残っている若者にもクルマに必要以上にお金をつぎ込むインセンティブがもはや存在しないということだ。

じゃあ、粛々とシュリンクする市場規模に対応するだけの資源投下をすべきか、、、というとそうは問屋がおろさない。それができない要因、それは地方に数多く存在する独立資本の販売店フランチャイジーだ。バブル崩壊後、自動車メーカーはそれぞれ、ドラスティックに販売網ネットワークを整理した。今となっては複数の販売チャネルを運営しているのは、実質的にはトヨタだけになってしまった。ただし、トヨタ・日産・三菱といったメーカーの場合、販社は一部自らが出資している法人が大半であり、スムーズに(とはいかないまでも、どうにか)店舗網の縮小、合併を進めることができた。ところが、ダイハツスズキスバルホンダ(の旧プリモ店)は、三丁目の夕日に出てくるような個人経営の自動車整備業にフランチャイジーとして販売を委託するという形態の店舗を数多く抱える。販売店網が密だということは、アフターサービスメンテナンスの質を向上させることにつながる。アフターサービスメンテナンスはアフターマーケットという業界用語があるくらい、利益率の高い市場なので、各社力を入れているわけだが、サービス水準を高めるためには、各店舗の士気が高められていることが重要だ。

販社としては、生涯価値の高い顧客、つまり長くお金を落とし続けてくれる顧客を捕まえたいというニーズを持っている。となると、地方にやってきた若年層というのが、一番欲しい顧客のプロファイルとなる。地方にやってきて、工務店という地域密着な仕事をし、地元の(たぶん)特定郵便局の職員とつきあって結婚して、、、というのは、まさしく地方の販売店にとって喉から手が出るほど欲しい顧客像だといえるだろう。こういう層に向けて、ストレートに刺さるCM、というのは、ミラ・イースの本当の想定顧客かどうかは関係ない。(実際、イースの車種CMは、ブルース・ウィリスを起用してダジャレを言わせているわけだから、瑛太のようなプロフィール、ではないことは明白。)「企業CM」して瑛太と吹石一恵が出演するCMを放映するということは、メッセージターゲットは販売店フランチャイジーなのではないかな、と。

長かったけど、結論。車好きの数は基本的には一定比率。高度成長期バブルが異常だっただけ。

小見出しで結論は言い切っちゃいましたが、基本はこれ。自動車メーカーボードメンバーや車種開発部門は既にわかっていてやっているはず。じゃなきゃ、瑛太が乗るクルマはミラ・イースにならないし、マツダスカイアクティブテクノロジ搭載車やホンダハイブリッド車に国内独自モデルが1つもない、なんて事にもならないはず。

ところが、販売部門、とくに販社といっしょにプロモーション計画を取りまとめる部門は、国内は縮小均衡で粛々とやっていく、なんてことは口が裂けても言えないはず。なので、国内販社向けマーケティング担当者が考えるべきは、シュリンクする市場環境下で、世界共通モデルをいかに低コストローカライズして、他者のシェアを奪うのか、しかないのが現状なのだと思いますよ。正直、ね。

2011-10-28

まったく合法な自炊サービスを考える。 への反応の反応

http://anond.hatelabo.jp/20110907193725

を書いた増田だけど久しぶりに増田ログインしたらトラバがついてたんでお返事。

http://anond.hatelabo.jp/20111005112736

見てるかわかんないけど。

オプトイン・オプトアウトについて

許諾に関してだけど、業者はまずホワイトリスト制にすべきだよね。ブラックリスト制じゃなく。

これはそのつもりで書いてますブラックリストホワイトリストという言い方ではなくて、オプトイン、オプトアウトという考え方で。元記事にも書いてあるんだけど、日本法律ではオプトアウト方式は認められていないので、合法にやるにはオプトイン方式でないと無理だと思っています

オプトアウト方式が認められていないのに、著作権違反はいくら大規模にやろうと親告罪であると言うゆがみがあると思っているんで、個人的にはそこは改善されるべきだと思っているけど。フェアユース導入なり、大規模著作権違反の事案は摘発が可能なようにするとかバランスを取るべきだと思う。

自炊されたデータ違法流通した場合自炊業者の責任について

例えば自炊依頼のために許諾を求める業者は、その結果に責任取れるんだろうか?

例えば、何らかの事情データ漏れて実害が出たとき

その責任の所在を、自炊業者に求めるなら、法的リスク収益で割が合わないだろうし、事故として上限免責されてしまうなら、許諾するのが馬鹿らしい。

これはそもそも自炊業者には責任は発生しないと考えます。許諾を得ていればもちろんのこと、許諾を得ていない真っ黒な現状でも。

電子書籍でもDRMフリーで販売されているものがありますが、そのDRMフリー電子書籍違法流通して実害が出たとしても、DRMフリー電子書籍を正規に許諾を受けて販売した業者は責任を問われないのと同じです。違う言い方をすればコピー機を有料で貸し出しているコンビニや、ドキュメントスキャナコピー機を製造している業者が違法性を問われないのと一緒です。もちろん違法流通のために特別な何かをしている場合は別だし、幇助レベルではない別の違法行為があれば違います

実際に裁判で訴えられるとしても訴える側が自炊業者側に違法性を予見して未必の故意があった等と言う事を証明しなきゃならない事になるわけだけれど、そんなことはまず無理だと思う。

自炊業者と権利者との信頼関係について

証拠(因果関係)が希薄から自炊業者無罪なら、余計悪い方向だ。

実際、市場では自炊業者は縮小傾向。

ちなみに。

電子透かしを求めようが、何をしようが、業者が故意に行うデータ流出は防げないし、アフィリ等で流出の方が儲かる事情があれば簡単に崩壊する。

これは信頼関係を築いていくしかないと思います。と言うのはこれ電子書籍に必ずついて回る問題だし、昔は書籍についても同じ問題がついて回っていたから。と言うのは、販売量は業者しかからないと言う事だからです

最近の本でも伝統がある出版社の本なら奥付に「検印廃止」って書かれているのを見る事ができると思いますが、これは何かと言えば昔は出版社が作者に内緒でたくさんすって売っているのではないか(いわゆる偽版)を防ぐために、著者が検印を押した紙で確認するという事が行われていた名残です。同じ版をつかって作者に内緒で刷って裏流通させているんじゃないかと言う疑惑があったんですね。また電子書籍でもDRMがあろうがなかろうが、電子書籍販売業者が横流ししていると言う疑惑は当然ついて回ります

もちろん、「状況が同じだからって自炊業者が問題無いわけじゃないだろ」って話は当然あって、だからベンチャーなんかがぽっと出でやるのは難しくて、信頼のある印刷業者やら取次やらが既存自炊業者をノウハウごと買収してやるのがいいんじゃないかと言う〆にしてあるわけです

最後に。需要市場規模

自炊の可否が圧力になるくらいなら、そもそも電子書籍市場が先にできる。

電子書籍市場が必要ない位のニッチなら、そもそも圧力になんかならない。

実は元記事では触れてなかったけど、ここにある需要があって商売になるかってのが最大の問題としてある。でこれについてはなかなか難しい。

けど、逆にニッチからこそやれるのではないかと思っている。

今後電子書籍黎明期を脱してくるだろう思う。Amazonが来るぞとか言う印象論ではなく、

などが主な理由で、つまりは大手出版社が本気になりつつあるからと言う事なのだけれど、だけどこれは新刊や比較近年に発行されたものに限ると思うんだよ。

一方今自炊したいという人の話を聞くと、だいたい2種類需要があって

  • 新刊をタブレット端末で読みたい
  • すでにある本を電子化して圧縮してスペースを空けたい

と言う所なんだけど、電子書籍が普及してくると前者の需要は尻すぼみになると思う。と言うかむしろ成りつつある。わざわざ同価で販売されている電子書籍DRMがあるからといってわざわざ自炊する人間がどれだけいるのかというとそんなにいるとは思えない。

一方後者需要なんだが、こちらはむしろ電子書籍が普及すれば普及するほど増加してくるんじゃないか。今でも切実にスペースが足りない人は多い。たとえば私もそう。で、電子書籍環境だんだん使い物になるようになってくると、その欲求はどんどん膨らんでいくと思う。

また電子書籍で本を読むことが当たり前になってくると、古い蔵書を読みたいという時、紙じゃなくて電子化して読みたいという需要もどんどん増えてくると思っています

しかし、新刊書籍については需要もあるし、DTPデータも丸ごと保存された状態から発刊と同時に業務フローの一環で電子データを作る事ができるからコストは安くすむし、どんどん電子書籍が出るだろう。

一方、古い書籍はどうだろう?DTPデータが消えてしまっている、あるいはそもそもDTPで作られていないとかで電子書籍を作るコストも新刊書籍より高い。しか需要ニッチから作成コストがとれない。だから全ての書籍カバーすることなんてとうてい無理だ。ただこう言った事情から電子書籍が出ないのであって、権利問題がある訳ではなかったりするのも多いでしょう。電子化するコストは多くの人が言うほど安くはありませんし。

そこに、自炊業者と言うのは存在していけるのではないかと思うのだけれどどうだろう。確かに今の違法でありつづけることで必要なコストを払わない対価ではとても無理だが、たとえば引っ越し業者などと提携して、貴方の蔵書丸ごと電子書籍しますといったサービスとしてはありえるのではないか、許諾があるもの自炊し、許諾がないもの既存電子書籍がある場合はそれを案内しつつ、どうしても許諾がなく電子書籍化もできないものは返却する。(希望に応じて裁断だけ手がける)電子書籍化の要望が強いが権利者不明などの理由によってできないもの裁定制度を利用するといった電子ライブラリ構築エージェント的になれないかと思うわけです

こう言う希望があるからこそ、自炊業者はきちんと合法でやって欲しいと思うのですがね…。

2011-10-15

外食チェーン最大手企業ギャグノーベル賞受賞へ

 ノーベル賞パロディー版、第22回「ギャグノーベル賞」授賞式が12日行われ、外食チェーン「てき家」の運営会社レンショー」が経済学賞を受賞した。

ギャグノーベル賞とは、「人々を笑わせ、それから考えさせる」企業に与えられる賞である。前回受賞者、「モバグリ」経営者安田氏がトロフィーを手渡し、「経済合理性を追求する経営社会にどのような影響を与えるのかを、人々に考えさせる機会を与えた」と今回の受賞理由を語った。


 レンショー東証1部上場。今年3月期連結決算売上高は3756億円で、日本マクドナルドホールディングスすかいらーくを抜き、国内外食チェーンの売上高トップとなった。レンショーは、深夜勤務従業員を一人にする、券売機は導入せず、設置するレジは1台、人通りの少ない郊外に出店など、徹底的にコストを削減。その結果、低価格サービス提供できる反面、深夜時間帯の強盗事件件数増加につながった。警察庁から再三にわたって防犯対策の指導を受けていたが、頑なに拒む経営者の姿が連日マスコミに映し出され、ひたすら経済合理性を追求する経営に対して、人々に考えさせるきっかけを与えた。


 レンショー最高経営責任者勝田氏は語る。「我々は貧困層の味方だ。低価格外食サービスにより貧困層の空腹を満たし、誰でもできる仕事提供し、仕事に就けない者はそれなりのリスクを背負ってレジATM代わりにすればよい。我々団塊の世代は、何もない焼け野原からスタートした。今の若者には我慢が足りない。日本が勝つためには、『欲しがりません、勝つまでは』の精神が必要だ。我々は勝って勝って勝ち続ける。」トロフィーを握る拳は力強く、レンショーの社章である『連勝』をイメージした拳形のメダルはドス黒く光っていた。

 

 

 

警察庁が指導、「すき家ゼンショー経営姿勢 : 社会 : YOMIURI ONLINE読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111013-OYT1T00613.htm

asahi.com朝日新聞社):牛丼店強盗、9割が「すき家」=レジ1台に現金集約など―警察庁が防犯体制強化要請 - 社会

http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110130026.html

経営度外視してまで”発言は「事実無根」 ゼンショーTwitter一部報道を否定 - 毎日jp(毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/biz/it/hatena/archive/articles/201110/6210.html

 

 

2011-10-08

iPhoneの"実質負担額"に隠された報奨金制度と割賦制度歴史

先日、iPhone4SKDDI でも取り扱いが始まったということで、一部ではその話題で持ち切りです

そこで、必ずと言ってもいいほど 取りざたされている ”端末の実質負担額” ここには様々な思惑が隠された歴史があります

この記事では、それについて掘り下げて話していこうと思います

そもそも実質負担額とは

いわゆる割賦(かっぷ)制度という名で呼ばれる仕組みにより、人々は実際の端末価格より低価格で端末を購入することができます

例えば、割賦制度最初に導入したソフトバンクは、2年間の利用を前提(いわゆる2年縛り)に月々の支払額を1,920円割り引き、

本来一括で払ってもらいたい端末代金を24回払いのローンとして支払ってもらう。という施策をとっています

月々のローン支払額とは、ソフトバンクiPhone4S で言えば、16GBモデルが 月々のローン支払額が1,920円。32GBモデルが 2,400円。64GBモデルが 2,800円。

このとき、”月々のローン支払い額 - 割引額(1,920円)” した結果。これが実質負担です

16GBモデルなら 実質0円。32GBモデルなら 実質480円。64GBなら 実質880円です

実質負担額以上に払う必要のあるケース

実質負担額というのは、月々のローン支払額に対して、割引を適応した場合価格だということがわかったところで、

ではどういった時に 実質負担額以上に支払う必要があるのか。つまり、割引が適応されなくなるのか。という話をしてみましょう。

このあたりの仕組みは、単純で携帯キャリアにとって、割引をするメリットがないときです

例えば、2年間利用するという前提で利用しているにも関わらず、途中で解約をしたとき

このとき、割賦の残りの月数に対しては割引は適応されません。

解約

iPhone4S 16GB モデルを利用している人が 12ヶ月割賦が残った状態で解約すると、

本来実質負担額0円で購入した iPhone4S ですが、残りの12ヶ月に対しては割引が適応されませんので、

解約時に残り12ヶ月の割引額である 23,040円を支払う必要があります

機種変更

iPhone4 16GBモデル を実質負担額0円で利用している人が 12ヶ月利用したところで、iPhone4S が発売され、

同じく16GBモデルを 実質0円で契約する時には、iPhone4 の後半12ヶ月と iPhone4S の前半12ヶ月の期間は重複しますが、

当然、この期間の割引は多重でかかることはありませんので、機種変更の際に iPhone4 の残り12ヶ月間の割引額である 23,040円を支払う必要があります

ただし、ソフトバンクは このケースにおいては 一括で払わなくても 残りの12ヶ月分の支払いを割引無しで、以降12ヶ月間 月々の支払いに上乗せして支払う。という方法が利用できます

なんでこんなわかりにくい仕組みになったの?

この仕組みを国内最初に導入したのはソフトバンクです。なぜソフトバンクはこんなややこしい制度を導入することにしたのでしょうか。

これを理解するためには ”端末販売報奨金制度” を理解しなければなりません。

端末販売報奨金制度とは

端末販売報奨金制度 というのは、端末を販売した販売店に携帯キャリアが報奨金(インセンティブ)を支払う仕組みのことです

日本においてはこの仕組みのおかげで、販売店は端末を赤字で販売しても報奨金が手に入る為 販売価格を安くすることが出来ました。

しかし、携帯キャリアはその報奨金をどこから捻出しているのか。といえば、当然 携帯電話を利用する人々の利用料金からです

それにより、日本携帯電話の月々の利用料金は高止まりしたままでした。

携帯電話コロコロ機種変更する人の為に支払われる報奨金と、5年間機種変更をしない人の為に支払われる報奨金では前者の方が多くなり不公平な制度でした。

これに対して懸念を示した総務省はこの 端末販売報奨金制度 の廃止を段階的にするよう携帯キャリア通達しました。

そして、最初に動いたのがソフトバンクです

なぜソフトバンクは割賦制度を導入したのか

総務省から通達をうけて最初に動いたのはソフトバンクでした。

ソフトバンクは 割賦制度 を導入して 端末販売報奨金制度 を廃止することにしたのです

ただ 端末販売報奨金制度 を廃止したのでは、店頭での携帯電話価格が高騰してしまい、人々は機種変更をしなくなってしまます

そこで、2年間の利用を前提として、月々の利用料金を割引し、端末代金の実質負担額を 端末販売報奨金制度 導入前と大差ないようにしたのです

まり、端末販売報奨金制度 として販売店に支払っていた分のお金を 月々の利用料金の割引に充てる事で、

人々の月々の利用額も、端末の負担額も大きく変更する事なくサービス提供する手段を生み出したのです

この 割賦制度はその後 ドコモKDDI も導入する事になりました。ただし、その方法は若干異なりました。

ドコモKDDIの割賦制度

ドコモKDDIも割賦制度を導入する事にしましたが、ソフトバンクとはその方法が若干異なりました。

確かに割賦制度は導入したのですが、ソフトバンクが行っていた月々の割引は行いませんでした。

まり、単純に 端末販売報奨金制度 をやめて、高額になった端末代金をローンで支払う事で誤摩化す。という方法でした。

その為ソフトバンクに対してこれら2社では、最新機種を利用した場合の利用額はソフトバンク比較すると約2,000円高くなっていました。

これが、ソフトバンクが安い安いとうたっていた由縁です

しかし、ドコモKDDIに関しても、最新機種では割高ですが、時間の経過とともに端末価格が下がっていきましたので、

旧機種を利用すれば、端末価格は安くなり、割賦で支払う金額も安くなっていました。

ここが、たとえ1年前の iPhone4 16GB でも、最新の iPhone4S 16GB でも実質負担額の変わらないソフトバンクとは異なります

はいえ、これら2社も最近では 2年間の利用を前提に、月々割り引くサービスを開始しており、

これにより KDDIiPhone4Sソフトバンクものと対して価格差がなくなっています

まとめ

というわけで、長々と書きましたが、割賦制度の仕組みと、なぜ割賦制度誕生したのか ご理解いただけましたでしょうか。

2011-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20110828173405

別にエロに限定する必要もないと思うが?

高度経済成長で各家庭の財政事情改善され、それに伴って娯楽が多様化、高度化、低価格化が進んで犯罪に走る動機が薄れていってるってだけで、エロだけ切り取ってもあんまり意味無いと思う。

から仮にエロ媒体けがすっぽりと発達しない状態で歴史をやり直したとしても今と同じように性犯罪は減り続けていただろうし、後からエロが増えたり減ったりしたからといって性犯罪件数がそれに連動する事もなかったんじゃないかな。他の娯楽が潤沢にあるわけだから

2011-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20110622213526

任天堂系はファミリー向けだからDVDBDは必要なら別に持ってるのが前提で当たり前かと。

逆に言えば、DVD/BDを持ってない家庭には売る気は無いって事でもあるけどな。

現状の仕様では、純粋WiiUゲームを遊びたい人」以外には訴求力無いも同然なわけだし。

ちょうど少し前にこんな増田を見つけた。

http://anond.hatelabo.jp/20110622133653

任天堂来年あたり発売するらしい新型ゲーム機WiiU」はDVDとかBD再生機能が無いらしい。

それに対するネット上の反応を主にTwitterとかで見てると、4年前にPS2互換をオミットした新型PS3(いわゆる40GB)登場の頃を思い出す。

「○○なんて今時どこの家庭にもあるんだから、敢えて搭載せず低価格を優先するのは正しい判断だ」

○○に入るのが、WiiUでは「DVD/BD再生環境」、PS3(40GB)では「PS2」。たったそれだけの違いでしかない。

任天堂来年あたり発売するらしい新型ゲーム機WiiU」はDVDとかBD再生機能が無いらしい。

それに対するネット上の反応を主にTwitterとかで見てると、4年前にPS2互換をオミットした新型PS3(いわゆる40GB)登場の頃を思い出す。

「○○なんて今時どこの家庭にもあるんだから、敢えて搭載せず低価格を優先するのは正しい判断だ」

○○に入るのが、WiiUでは「DVD/BD再生環境」、PS3(40GB)では「PS2」。たったそれだけの違いでしかない。

2011-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20110621210634

それは人間観の議論になるし、必ずしもソ連と同じ結果を招くわけではないと思うけれど。

働かなくても食える人々が、時給640円に価値を見出すだろうか。

BIは基本的に、自由主義資本主義からの議論だよね。

BIを導入することで、労働法規は緩和され最低賃金は撤廃されるかもしれない。

しかし、安定的に生産に従事する低価格な(輸入の値段が高止まりしているだろうから、この「低価格」の競争相手は中国だ)

労働者を確保することが、果たして出来るかな?

BIを成功させる可能性として、今ちょっと思いついた。

BIを適用されない外国人労働者大量にブチこめばなんとかなるかもしんない。

古代ローマでは奴隷って言ったけど。あー、でも円安くなるからムリか。

2011-06-20

iPhoneAndroidアプリなら全世界で売れる」などとバカなことをいう人

http://anond.hatelabo.jp/20110620153856 を書いたものだが、ついでだからiPhone/Android アプリなら全世界で売れる」などという人たちにつっこんでおこう。お前らバカかと。お前ら市場リサーチしたことがないのかと。グーグルYahoo等のポータルサイト、iTunesStoreで調べればわかるのだが、地域によって売れるアプリが違う。もちろん全世界で売れるアプリもある。しか日本で有名で世界で販売しているアプリでも、他の地域では全く無名であることも多い。感覚的には日本で有名なアプリ世界で販売されているアプリのうち世界で売れているアプリは2,3割だ。確かにiPhoneAndroidアプリなら全世界で売ることが可能だ。しかしだからといってそのまま全世界で購入されるわけではない。きちんとその地域の習慣やライフスタイル等にあっている必要があるのだ。これもちょっと考えれば当たり前の話であるしかし「iPhoneAndroidアプリなら全世界で売れる(だから低価格でも十分ペイする)」などというおバカさんが多すぎて、怒りを通り越してあきれてしまう。

広告付き無料アプリで儲けることができる」というバカな人たちとともに、「iPhone/Android アプリなら全世界で売れる」などというバカなことをいう人たちも消えてほしい。プログラミングしかできない有能なおバカさん達はとっとと退出して、これからプログラミングもできてきちんと利益計算リサーチができる開発者が参入してほしい。通常無能な敵はありがたいが、iPhone/Androidアプリについては無能な敵が邪魔しょうがない。無能な敵のせいで市場崩壊してしまっている。

2011-05-29

[]日本eリモデル

エコキュートの訪問で。詐欺でしょうか?

日本eリモデルと言う会社で、HPはあるもののあまり詳しくも載っていないし、

なによりタダって・・・と言う感じなんです

関西eリモデルから

社名変更してるので、

あまり検索しにくいのかも

知れません。

かなり評判の悪い会社ですよ。

ここに限らず、エコキュートは悪質業者が

多いですよ。

コチラに相談されては

いかがでしょうか?

http://www.alldenka.jp/modules/liaise/?form_id=32

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1135656226

日本リモデルという会社の営業マンが来ました。簡単に言うと初期投資低価格で...

基本的には、訪問販売時点でうーん、どうでしょう?って感じですオール電化に賛成なら地元リフォーム店などでオール電化にされたほうがよいかと。その会社は、私個人的には胡散臭いと思いますが、

という事で、結論としては。

訪問販売は、一般的に割高で、アフターも余り期待できないことが多いです。(口では何とでもいえますね)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1144126941

デジタルオーディオプレイヤーの世代も分けてみた。

http://anond.hatelabo.jp/20110527203744

HTMLとかデジカメとかMacとか、いろいろ改変できそうなネタだけど、すでに成熟期に入っているデジタルオーディオプレイヤー(DAP)を同じように分けてみたい。

プレDAP世代(〜2000年)

最初期の録音可能デジタルオーディオDATだが、当時民生用としてはややオーバースペックだったためもっぱらプロユースだった。DATなんか趣味で持っていたような人は、たぶん今は逆にアナログレコードピュアAU趣味なんじゃないだろうか。ヱヴァシンジ君が父親の形見(生きてるけど)として使ってたあれ。その後MDが発表され、ようやく一般家庭にデジタルポータブルオーディオが普及する。ただこれらはあくまで「オーディオ機器メディアに録音する」物であって、現代的なDAPとは違った。

現代的なDAPが発売されたのは1998年から。この当時はまフラッシュメモリが高価で64MBとかが当たり前だった。この時代はソニー以外の国産メーカーは殆ど無く、iRiveriAUDIOMpioなどの韓国勢が主流だった。

この時期のDAPは、PCにつないで使うということで、家電量販店オーディオコーナーではなPC周辺機器のコーナーで売られていた。ちょうどWindows98PCマルチメディア化してったころ。ただMP3プレイヤーはまだまだマニアックなシロモノだった。この時期にMP3プレイヤーを使っていた人は、結構なギークはないだろうか。

黎明期(2001年2004年)

その後ポータブルオーディオシェアを大きく塗り替えるiPodが発売される。他のメーカープレイヤーのために変換転送ソフト付属させたのに対して、iPodはまiTunesが先にありそこからiPodを開発した。あと、HDD採用PC内のプレイリストを全部持ち歩けるようにしたのも画期的だった、

またアメリカでは2003年(日本では2005年)からiTunes Storeサービス開始、他のサービスが苦戦する中でiPodの人気を背景に成功をおさめる。

このころ国産メーカーはどうだったかというと、2001年PanasonicSDオーディオを発売したり、ケンウッドWMA対応CDプレイヤーを発売していたが、いまいちぱっとせず、Apple VS 韓国勢という情況だった。特にウォークマン」のソニーATRAC3メモリースティックなどの独自規格にこだわったことや(SonicStageがものすごく使いにくかった)、日本家電メーカーレコード会社の関係から著作権がらみで消極的だったこともあり、海外勢に大きく水を開けられることとなる。

特にソニーのこの時期の迷走ぶりがひどく、Hi-MDとかVaio Pocketとかその後黒歴史化するシロモノを次々と出し、Appleシェアを奪われていった。DAPに限らずDVDレコーダー薄型テレビなどでも同じように迷走していた。その後のソニーの凋落ってじつはここから始まっていたんじゃないだろうか。

この時期に発売されたiPod miniは小型化と低価格化により爆発的に売れ、世界的に品薄の状態が長く続いた。はじめてのDAPiPod miniという人も結構いるのではないだろうか。

発展期(2004年2007年)

シェアを奪われようやく危機感を覚えたソニーが、MP3AACWMAなどマルチコーデック対応プレイヤーを発売。家電メーカーしい発想でHDD搭載のミニコンポを発売。これで「パソコンがなくてもDAPが使える」環境となる。

ソニー以外の国産勢は巻き返しを図るべく音質や付加機能を全面だす。東芝ワンセグ付きのプレイヤーケンウッドデジタルアンプ付き、PanasonicDIGAとの連携など。あと、日本メーカー品の多くはダイレクトエンコード対応で、PCなしで音楽を取り込めるという触れ込み(ただ決して使い勝手は良くない)。この辺はスマートフォンPCと一緒で、よくも悪くも日本家電メーカー的な商品開発。

一方のAppleiPod動画対応に。これはiTunesストアで映画テレビ番組を配信・販売することを前提としたものだった。ただ日本ではこの時期はようやくiTunes Storeサービス開始したばかりの頃で、動画を購入することは出来なかった。Apple以外のメーカーも、このころからオーディオプレイヤーからマルチメディアプレイヤーへの移行が始まる。更に低価格で簡素な機能のiPod shuffle、ミドルエンドのiPod nanoが発売される。iPod shuffleとnanoにより低価格化・小型化が進みより一般ユーザー向けに浸透する。

この時期はヘッドホンスピーカーFMトランスミッター動画変換ソフトなど、サードパーティアクセサリが拡充した時期だった。特にイヤホン/ヘッドホンなんか中価格・高価格帯が売れるようになった。ノイズキャンセリングヘッドホンとかDock接続スピーカーが出たのもこの時期。

全盛期 / 成熟期(2007年〜)

DAPデジタルデバイス化がより進む。iPod touchマルチメディアプレイヤー機能に加え、ネットブラウズメールYoutube視聴、さらにApp Storeによりゲームビジネスアプリなどを入れられる。iPod touchiPhone替わりに購入した人も結構いた。

成熟期/衰退期?(2011年〜)

iPod shuffle 3GiPod nano 6Gの滑りっぷりや見ると、「音楽プレイヤーとしてのiPod」の進化は今後大きくは見られないと思う。iPod classicもここ最近はあまり大きく変化してないし。国産メーカー東芝PanasonicVictor事実上の撤退状態。今後はスマートフォンタブレット電子書籍端末と競合がたくさんでるので、単なる音楽プレイヤーという市場は衰退するかも。

2011-05-27

スマートフォンの世代を、別視点で分けてみる。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/24/news078.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/24/news078.html

きっとスマートフォンのすの字も知らない人が、化粧品炭酸飲料マーケティングと同じような手法でアンケート結果を解析したんだろうな。ネットアンケートの割にサンプル数がたった824なので、そもそも統計調査としても役に立っていない。ちゃんとやるなら最低でも2000は取らなきゃ。予想通りはてブでも馬鹿にされている。

遊びで歴史的な観点から日本中心の見方で世代分けをしてみる。

#成熟期も追記してみた

プレスマートフォン世代(〜2004年)

このころスマートフォン的なものを使いたかった人は、京ぽんPDA+PHSという選択肢しかなかった。Wi-MAXどころか、公衆無線LANもあまり普及しておらず、3Gネットワークもまだガラケーのためのものだった。2002年Zaurus OS搭載のSH2101Vなんてのもあったけど、10万を越える高価格であまり売れなかった。

この時代にこの手のものを使っていた人は、ほんとうの新しもの好きというか、人柱になることもいとわない本格的なギークで、多分シリコンオーディオデジタル一眼もHDDコーダも、比較的早い段階に手に入れていたような人だろう。デジタルタモリというかスタパ斎藤のような人たち。多分この世代の人は本当に「ファッションも外見も気にしない」

黎明期(2004年2006年)

3G+Wi-Fi(W-ZERO3PHSだけど)、タッチパネルサードパーティアプリケーションインストールできるなど、所謂現代的なスマートフォンが本格的に日本で発売され始めた年。2004年ガラケーではDoCoMoが900iシリーズを発売し「パケ・ホーダイ」サービス開始。FeliCaワンセグ、高画素デジカメを搭載し、ある意味ガラケー集大成と言えるようなものだった。

この時期公衆無線LAN各社がサービスを開始し始め、都心部の駅や喫茶店ファストフードなんかで使えるようになる。

はてブにたくさんいる「W-ZERO世代」が日本における事実上スマートフォン第一世代。プレ世代と似たような感じがしそうだけど、一方でビジネス用途でこれらを使い始めたような人も結構いるだろう。あと本当にギークな人は海外製のSIMフリー端末を輸入していただろう。この世代以前の人は、大抵のことはググッて調べる。あまり「情弱」的な人は見かけない。

発展期(2007年2009年)

iOSAndroidが登場し、OSシェアが塗変わった時期。ビジネスでは業務車両や配送車両の運行管理や、営業や販売の現場などでの利用など、より本格的に利用されるようになる。

この時期にケータイショップにいた人は非常に苦労しただろう。ケータイショップ販売員は「ヘルパー」と呼ばれるキャリアから派遣が多いのだが、ガラケーの機能や契約、料金制度については詳しくても、スマートフォン?な人が多く、自分でもよく分からいものを売らなければいけないということもあったはずだ。新しもの好きだけどハイテクに弱そうなおっちゃんと、やっぱりハイテクに弱そうな売り子のお嬢さんケータイ売り場でもめている光景が、この時期にはよく見られた。

この頃、台湾メーカーによる「ネットブックブーム」もあり、2007年後半から2009年頃まで続く。半端な性能とサイズということもあり、性能が上がったスマートフォン/タブレット低価格したノートPCに挟撃され普及は鈍化する。

この時期スマートフォンを使い始めた人は、新しもの好きではあるけど決してマニアックな人ではない。特にiPhone 3Gなんかは「ケータイiPodが合体した物」という感覚で使い始めた人が結構いただろう。実はこの世代が一番ミーハーな人が多そうだ。

あと社用携帯として持たされたなんていう人も、結構いるのではないだろうか。

全盛期?(2010年〜)

すっかり出遅れKDDIシェアを取り戻すべく参入したはいいが、IS01(通称メガネケース)なんて末期には8円施策で配った誰得端末を作る。

どうしてもおサイフケータイとかワンセグとか赤外線とか、ガラケー機能から離れられない人がいて、そういう人向けの端末も揃ってきた。ここから本格的な移行が始まるだろうが、一方で「ケータイなんて電話メールだけでいい」という人も相当数いるので、ガラケーも残るだろう。ただ「フィーチャーフォン」といわれる、無駄に高機能で割高なガラケーは今後先細りするだろう。

あとはPCなしで完全に独立して使えるスマートフォンが登場すれば普及が進むだろう。一応国産メーカーAndroid端末はスタンドアローンで使うこと前提に設計されているらしいけど、そもそも自宅にPCWi-Fiもない人がスマートフォンってどうなのよ?って話。WiMAXやLTEなどの4Gエリアが全国レベルになり、料金もそれなりになれば完全にPCの代わりになるかもしれない。どの時点でゴールとするかの定義もあるけど、FOMAサービス開始から契約数比率で50%超えるのに5年、エリア全国カバーまで6年ほどかかっているので、4Gが日本中で使えるようになるにもだいたい5〜6年ということになるだろう。

成熟期?(2015年〜)

前記のとおり2009〜2010年サービス開始した4G通信が全国レベルで使えるようになるのが大体このぐらいと予測。この頃にはPC仕事で使うとかプログラマとかデザイナとか動画編集とか、そういう需要の人以外は使わなくなるかもしれない。

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