2012-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20121021104205

メガネ業界低価格競争は酷い。

安い5000円とか1万円とか、中国の安い労働力メガネを作って、薄給アルバイト眼鏡売らせて、薄利多売。

でも、それが酷いからといって、昔のメガネ屋が酷くなかったといえば、そうじゃない。

もっともっとクソでした。

たとえばこの、アパレルブランド名前のついたフレーム、もちろんただのライセンスで、洋服のデザイナーメガネまでデザインしてるわけじゃない。

でも、今はブランドイメージ意識してそれなりの商品企画をしてる。

一昔前なんて、おんなじフレームロゴだけ変えて売ってた。

そしてシーズンが変わるたび、セールして、一山いくらでディスカウントの店に流れて、値段もプライドもあってないようなもので。

そんな商売は嫌だったしさ、そもそも、眼鏡って顔の中心にあるじゃないですか。

時計や財布なんて、滅多に相手の目に触れないけど、嫌でも相手の目に触れるものからさ、デザインにこだわったっていいと思った。

視力矯正具なんだから機能性をケチっちゃいけないと思った。

洋服や鞄にこだわるように、メガネにも、目を向けてもらいたい、そう思いました。

残念ながら、洋服の世界よりもデザインパクリは早いんです。

発表の翌日には、同じ形の商品が中国生産されるくらい。

メガネなんて、構造ほとんど決まってしまってるから、正面とサイドから写真を撮ってしまえば見た目に同じものはつくれちゃうからね。

しかも粗悪品っていうわけじゃない。

もちろん、オリジナルは見えない部分でひと手間ふた手間かけているけれどね、3分の1の値段で売られちゃうわけだしね。

でもね、やっぱりその情熱を届けたいのです。

勝ち目がない勝負だと思うんだけど、それでも、さらに一歩、次の日にパクられるとわかってても最先端のモノを作ろうとするモノづくりの情熱を、お客様に届けたい。」

大演説だった。

似合っているかどうかはよくわからないけど、変わった眼鏡をした人だった。

よくわからないまま店主に圧倒されて、買った眼鏡が、今回修理に出した代物。

でも、俺は本当にメガネの良し悪しについてよくわからないので、具体的にどこがどういいかノーコメント

自分的に満足としか言えない。

記事への反応 -
  • 先日、生まれて初めてやった弓道で、弦がメガネに引っかかり、左右両方のつがいが豪快に死んだ。 デザインもなかなか、掛け心地もとても気に入っていたので、たかがメガネと思わず...

    • 「メガネ業界の低価格競争は酷い。 安い5000円とか1万円とか、中国の安い労働力でメガネを作って、薄給のアルバイトに眼鏡売らせて、薄利多売。 でも、それが酷いからといって、昔...

    • 宣伝乙……と言わず、そのメガネのブランド名教えてくださいm(_ _)m そういうの、すげえ好き!

    • (順番に特に意味はありません。アーカイブ未掲載のもののみ) 「教頭に体当たり 容疑の教諭逮捕 神戸の高校」 anond:20121021003820 友達関係からもう一つ先に進めたい気持ちと、玉砕さ...

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