「マスタリング」を含む日記 RSS

はてなキーワード: マスタリングとは

2024-10-22

日本の生成AI創作に対しての議論に付きまとうある誤解について

https://anond.hatelabo.jp/20241021004208

典型的な誤解に基づいて書かれた考察があるので叩き台にしてタイトルについて語っていく

その生成AI自体について有用性や仕組みへの誤解についての議論はしない(例えばこの考察は明らかに生成AIの「学習」や「再利用」についても誤解しているがここでは無視する)が、最低限押さえておいて欲しい事を書く

読むのが面倒な人向けに概略を書いておくが勝手自分妄想上の西洋とか欧米を使うなよ、という話である

そもそも生成AI創作分野に対して反発が強いのは日本国内より欧米圏、特にアメリカである


まず、国内議論ではここが誤解されている事が非常に多い

例えばCELSYSCLIP STUDIO PAINTに生成AIが導入されるという議論の際に強い反発を受けた事を日本の後進性に基づいて言説が展開していたが

しかし、IR情報などを参照すれば解る様にそもそもユーザーの半分以上は海外であり、去年の売上も8割が海外からである

当時のコメントやそれにまつわる言説を読めばグローバルな特に欧米ユーザーからの反発が最も苛烈であった事が無視されており

最近の例としてProcreateのかなり強硬な反AI声明を見れば明らかな様に現在では海外においては一定見解として定着している

イラストを扱うコミュニティについて比較すれば国内アジア圏で筆頭のPixivタグ付けによる仕分け程度であり、クローズドSNSの割にかなり寛容な方で

使用者米国人比率が非常に高いReddit自作アート話題を扱うr/Artはかなり初期の時点で生成AI禁止しているし、DeviantArtでの生成AI周りの導入に纏わる訴訟騒ぎは言うまでもない

そしてその締め付けが進んでいる最も顕著なジャンルであるこの文章を書いたらしい人間所属している「音楽分野」では演技分野における声の扱いとセットの流れで生成AIは最も警戒されている

これは生成AIハイプ話題として持ち上がる前史として、2010年代後半から著名な政治家ミュージシャンの声を使ってラップ演説を行ういわば「音楽版のディープフェイク」が流行していた事が要因になっている

例えばオバマ元大統領辺りがかなり厳ついラップをしたりする動画等は簡単に見つかるだろう

そういった事を踏まえた上でハリウッドでは組合による生成AI脚本利用や俳優組合によるストライキが起こっているし、今年はテネシー州ELVIS法が制定されている

無論これはテネシー出世エルヴィス・プレスリーの名から取られた法で、俳優ミュージシャンの声を財産として保護無断使用に対して罰則を与える法律である

おそらく音楽分野では早い段階でiZotopeがやっている様にAIを利用したマスタリングツールが早い段階で誕生しているし、サンプリング文化等の下地もあるので

アメリカ音楽界隈は先進的、寛容というイメージを持っているのかもしれないが、個人創作性に関する部分ではむしろ日本とは比べ物にならない程生成AIに対して強硬な反発をしており大間いであ

総じて生成AI創作による利用に関して強い反発を行った事でアンタッチャブルになりつつあるのはアメリカEU(ここでは多くは語らないがAI規制法が今年発効されており、汎用生成AIシステムでは透明性義務必須となる)を中心とした欧米圏であり

しろ日本最近になって声優業界がかなり折り合いをつけた内容の声明を出した程度で、政治的にもAI戦略会議の内容を見れば国家戦略として5Gの使い道として取り込む目的もありかなり推進側にあるのは明らかである

その他の誤解


元の文章では何故かパルワールドについて語っているが、これは欧米圏のゲーム文化における「不寛容」な任天堂問題による

反発が加味されたものなで生成AIフェアユース議論範疇だけで語る事はできない

特にMOD文化大会開催等においては海外メーカーでは考えられない締め付けや法的措置を取ってくるのでその側面では任天堂の評判は非常に悪く、常に揶揄対象になっている

それに対して冷水を浴びせかけたパルワールド、という立ち位置からの支持である事は忘れてはならない

考察では欧米圏で「寛容」な理由として神から与えられたものとして創作の才能を扱っており、使命故に公益的な要素が大きかったという趣旨が語られているが

その要素はむしろパトロネージュにおける文化的な見解を極端にしたものであり、宗教的な原義からすれば真逆見解を語る事ができる

例えば、欧米圏で「不寛容」な理由としてそういった神から与えられたもの機械代替できる事への反発が大きいといった様な語りだ

この程度の見解アブラハム宗教における人間中心主義位置付けを考えれば簡単に想定できるし

そもそも上位存在から与えられたものとして芸術を扱うのは欧米圏だけでなくアジア圏でも一般的な事であって固有のものではない

加えて創作論にはあまり踏み込む気はないが、元記事で無警戒に当てはめられている様な現代人の創作に対しての概念近代以降のものであり

当時の感覚は全く異なっていて個人というよりも職人的に作られており音楽絵画信仰を広げる為のメディアとしての役割が非常に大きく、そのまま現代に結びつけて語る事は非常に危うい

結論


自称ではあるが「クリエイターレベルが高い」筈の分野に所属している人間ですら何故こういった事実や経緯を知らないのか?

ほとんどの日本人は英語が読めないし読む気がないし経緯や文化理解する気もないからだ、と言ってしまうと身も蓋もないのだが多分この辺りが原因なのかなと思われる

少なくとも前半部分に関しては多少掘り下げて見てるだけでも幾らでも出てくる話なので、英語読めない以外の理由が思いつかない

それでもこのツッコミどころ満載の言説がなんとなく受け入れられているのは伝統的に欧米から先進的な流れを受容してきた日本、というステレオタイプがあるからなのでは無いだろうか

とりあえず存在しない「西洋先進性と寛容さ」をでっち上げ議論を行うのは、少なくとも生成AIに関しては大間違いなので今すぐにでも止めるべきである

2024-09-05

本当にわかってるのかピュアオーディオ界隈

SNSピュアオーディオ界隈を見ていると、

という独特の文化があるようだ。

 

ちょっと待て。

 

それで何がわかる?

 

音質の良さって、畢竟、「音源マスタリング工程から自分の耳に届くまでの損失や変質をいかに最小限にするか」だと思う。少なくとも俺はそう理解してる。個々に目標とする音のキャラクターなどはあるのだろうが、まずは音楽CDのマスタリングルーム聴くのと同じ音に近づけるのが第一目標であるはずだ。

 

それがどうだ。スマホ撮影してSNSにアップするだと?

こんな音で何がわかるというのだ。

これでわかるのはせいぜいスマホマイクの性能か、圧縮アルゴリズムの性能か、聞く側のスピーカーイヤホンの性能のいずれかにすぎない。元ソース情報量を下回る手段で伝送しているのだから

いくら懸命に4K8KテレビCMをしても、それを見るのが普通ハイビジョンテレビでは実際の画質は伝えられない。それと同じだ。

 

こんなことすらわからずにアンプに100万スピーカーに100万かけるような人々がいるとはあまり考えたくない。

自分オーディオセットを仲間に自慢したい。

間内で褒め合って連帯感を強めたい。

単にそれだけのための儀式的な習俗なのだと思うことにする。

2024-09-03

mix師(笑)なんていう肩書き人間と付き合ってたらダメだろ、anycolorは。もう中小企業サイズじゃないんだから会社としての脇の甘さ、コンプラガバナンス意識の軽さが露呈したような印象。

そもそも「〜師」なんて名乗るのは、「レコーディングエンジニア」「マスタリングエンジニア」を名乗れないか、名乗ることから逃げる、責任から逃げるようなものだし、自ら「あくまで〜師なんですよ…ハイアマチュアプロフェッショナルじゃないんです。そこのところヨロシク!」と内心で甘えているような半端者ではないのか。仕事クオリティ推して知るべしだ。

今後はスタジオ機能全体の内製化や、発注基準厳格化みたいな対策が出てくるんだろう。

2024-09-02

anond:20240902155330

mix師自体はいるよ、普通に

でも絵師と同じでmix師は恥ずかしいかな?

マスタリングスタジオかにミックスするエンジニアはいる。

山崎まさよしも数年前までは専属で1人雇ってた。

テッドジェンセンとかは1曲100万とか?

サザンが依頼してた気がする。

マスタリングエンジニアミックスするね。

もしくはアレンジャーミックスをする。

まぁだから絵師と同じで半端モンって感じはするか、たしかに。

オリジナル絵の書けない絵の上手い人、と同じ位置になるのかな🤔

anond:20240902012838

mix師(笑)

それってサウンドエンジニアとかマスタリングエンジニアって言わない?

mix師って増田が考えたの?

よそで言うと笑われるよ...

2024-08-24

anond:20240822121833

元増田ではないが気持ちがわかる部分があり擁護する

自信はアマチュアDTMやってるアラフォー人間

ニコニコ動画やらが全盛期の世代。(歌ものは作っていないが)

当時20万近くしてプロしか買えなかったKOMPLETE5が突如セールをやり、学生でも5万円でスタンダードで買えたことが感慨深いね

プロ御用達だったミックスマスタリングツールWavesもそう。2008年くらいのプロしかできない電子音楽からアマチュアもできる電子音楽に変革した気がする。その後ボカロも出てきた)

元増田がいいたいのは、枠を超えた新しい音楽表現が近年でていないのではないかという話だと思っている。

そこで個人音楽体験をいうのは違う。(ブコメでも一部言及されている)

元増田テクノ界隈なので、音楽理論(=現代音楽微分音含む)の話はおいておく。

なお、民族音楽テクノの組み合わせは広範囲実施されていることは存じ上げていて重要だが、枠を超えたという意味だと弱いと思う。

個人的には西アフリカジャンベの複雑なリズムテクノに活かされてほしいが、別に大局的には新しい音楽ではないだろう。リズムパターンを変えただけなので)

私は歴史しか知らないが80'sや90'sは電子音楽の全盛期だったと感じる。技術アップデート音楽につながるといった流れだ。

有名なのはシンセサイザーTB-303だが, TR808 or 909 もあるし、鍵盤系だったらJD800(それこそ小室哲哉ピアノ)やsupwersawのJP8000(8080)もあった。

また、シンセではないSC-88proのようなPCM音源(≒いわゆるMIDI音源)も重要であろう。アマチュア音楽家もハマり、それが今のDTM人口もつながっている。なにより、プロ使用していた。(レイハラカミボカロ勢(i.e. sasakure.UK))

また、各種トランスサイケ含む)やドラムンベースなど一世を風靡したジャンルがあったのもこのころだと思う。

あとオウテカのような音響系も盛んだった。あと日本でいうWEGのようなIDM系もね。

00's後半になるとエレクトロ全盛期があった。ダフトパンクジャスティスだね。

10's前半はスクリレックス代表されるベース音楽(BROSTEP, etc)が流行った、スクリレックスは従来の加算系シンセFM8で音を作ったとのこと立ったが、いままで減算シンセでつくった音をいかにひずませるか(それこそ00's後半)からすると衝撃的だったよね。しかも当時倍音を出せるソフトウェアシンセMassiveでなくFM8でやったなんて。そこからウェーブテーブルシンセ音色(おんしょく)探求が始まった。増田もそこらへんの世代。一方ニコニコではボカロ黎明から全盛期になっている。ここを組み合わせたうまい人は今一戦でやっているね。

そのあとは、2013年くらいにTrap やFootWorkといった80'sリバイバルが起き(FootWorkはリズム芸人なところもあって好きだが)

そのあと#Seapunkを経たFuturebassが主流になり、数年前ベースボコーダーを合わせたColourBassが流行っている。

並行してボカロ≒JPOPもリリースカットピアノだの譜割りだのはアッパーになっている。

しかし、ジャンル的には細かい改善点であり、大きな変曲点は最近なさそう。というか10スパンしか来なさそう。

そういったことを元増田はいたかったのではないか

2024-08-09

https://anond.hatelabo.jp/20240809170236#tb

元増田のおかげでこのバンドを知り、1曲目はめちゃくちゃ聞いた。

Spotify配信音源マイリストに入れてるし、今もめちゃくちゃ聞いている。

単純に感謝ありがとう!!

 

そのうえで、いくつかもったいないなと思うので書いてみる。

元増田への批判ではないし、本人たちに届くかは別の話だし、そもそも本人たちに届いたところで受け入れられる可能性は非常に低いと思ってる。

ちなみに自分エンタメ業界長いけど音楽専門家ではない。どちらかというと広告とかキャスティング系。

 

一番大きな問題マーケティングがわかっていないこと。

特にボーカルというフロントマンへの意識の低さだと思う。

 

まず、ボーカル歌唱力が足りないじゃんか。

これは仕方ないし、ボイトレとかで年単位で積み上げていくしかない。

講師の合う合わないとかもあるし、そこを探っていく努力必要だけどね。

自分ボイトレ通ったりしてたけど、やっぱ合う講師だと全然伸びが違う。

 

たださ、音源なら力不足を補うための機械的操作が、今はたくさーーーーーんあるわけよ。

そこの研究がが足りていない。

そもそも商業で売れているアーティスト楽器隊とボーカルの音量・音圧のバランスがあっていない。

ここのバランス破壊するほどのパワーは現時点ではないよ。

 

ビジュらへんの意識の低さもある。

ボーカルのビジュがかなりいい。そこには全員でガンガン投資をすべき。まずは上側の歯列矯正とかマウスピース矯正しよう。

本気ならメンバー全員で負担しよう。

あとな、エンタメ系にいると感じにくいかもしれないけど、喫煙者って今はかなり少ないんのよ。

ショート動画ボーカルタバコ吸ってるのはめちゃくちゃ印象悪いよ。吸っててもいいが、隠すべき。

 

自分がどの層へのウケがいいのか?どの層を取れるのか?をよくよくよく考えたほうがいい。

若いときは「そんなのクソだ!」ってなりがちだし、音楽勝負!!ってなりがちだけどね。

そのプライドを捨てて音楽で飯食えるのと、バイトしながらプライドつのどっちのほうがいいの?っていう。

 

で、音楽だけで勝負できるほどのパワーは、正直いまは感じない。もしかしたら音源の味付けの方向性なだけかもだけど。

今は月収で高級車買えるって言ってる苦労人のミュージシャンがいて、大石昌良って言うんだけど「いい音楽も人に届かないと意味がない」ってことを言っていたよ。

広告をやっているとすごく感じる。いいものなのに認知されていないから売れてないな~みたいなこと。

やっぱわかりやすさは大事なんだよな。

 

1曲目はすごい良かったんだよ。

でも2曲目以降が、それを超えてこなかった。

一番わかりやすいのは、上にも書いたけど音量・音圧のバランスボーカル

 

ライブハウスかに通ってると感じにくいし、自分たちは楽器隊の音を上げたい!!みたいになるのもわかるけどね。

でも、メジャーになっている人はその音量・音圧バランスになってる??っていう話。

あと、やっぱり上にも書いたけどボーカルプロモーション意識

 

すぐできることは

ボーカル禁煙(吸ってることはいつかは漏れマイナスになる)

ボーカルが合うボイトレ講師を見つけること

メジャー楽曲研究をして、マスタリング方向性を見出すこと

・近場以外で飲みにたくさん行って、バンドとしてじゃなくて個人的な人脈を作ること

2023-12-28

anond:20231228000201

最近音屋が話題になってたけど、iZotope Ozone8の発売日が2017でもう6年なんだよな

AIによる自動マスタリングをうたって、「既存の曲をリファレンスとして取り込んで似た感じにマスタリングしてくれる機能」とかそのときからできた

その後もどんどんAI機能強化しとる

音屋からAI排斥しようなんて動きでたらまずプロがこぞって反対するから

あんだけ排斥運動してんのマジで絵師界隈だけ

2023-10-04

miss you

2,3年に一度の愉悦

 

 

1.I MISS YOU

イントロギターの秋感

ギターが印象的

ハイハットミスチル史上最も大きい

サウンドダイナミックさが良い

歌詞は退廃的な世界観ブラッシュアップ

退廃的でもリズム隊が躍動しているのが良い

ラスサビ4小節で走り出すドラム未来を見た

 

2.Fifty's map

melody+i'm lovin

SMF世界観

Cメロガレージバンド感は新しい この路線を突き詰めたミスチルが見たい

 

3.青いリンゴ

イントロ乾いたギターサウンド

山田まりあ

サビはギターが弱いので、音源だと迫力不足意見もわかるが、このサウンドスカスカ感を許せるようになったのは大きな一歩

からこそ間奏のブラスが生きる

未完+FIGHT CLUB

 

4.Are you sleeping

音源の方が映える曲

血の管、さよなら2001年

間奏 実験的なストリングス

2000年代リバイバル感がある 

 

5.LOST

ラップをうまく曲調に合わせた

Bメロが良い

カスカ感はここからきているのでは

サビはベースがいい味を出すが、Cメロはいったん消える。この緊張と緩和が良い。

 

6.アート

これはラップ赤ちゃん(真似事レベル

数年後にはブラッシュアップして韻を踏みまくっているのかもしれない

挑戦することが大事

 

7.雨の日のパレード

一方ムーディーな曲作りはこなれてきた感がある

アートとの対比でこの曲が活きている

サビでベルのように鳴るアコギが心地良い。音の情景描写

サビ2連続という構成に「優しい驚き」を感じた

 

8.Party is over

ギターまりが多いな。コバタケ脱却後の答えの一つだろう。

ちょっと素晴らしい。個人的弾き語り好きなのもあるけども。

これでいい

空間を感じさせる少し遠いRのアコギ、素晴らしい。

ライブでの常套句リフレクデモ音源を聴いて、常々弾き語り曲をリリースしてほしいと願っていた。

この路線本当に今後も見たい

 

9.We have no time

cangy→ランニングハイの流れを彷彿とさせる

天頂バス+跳べ

I♥Uに入っても違和感がない

歌詞アラフィフ版「跳べ」

コード進行がこのアルバムでは珍しくシンプルなのでサウンドのいい意味での荒ぶりが際立つ

「トカオモッチャァ~ウ」「ワキオコッチャァ~ウ」のコーラスとか新しすぎ

 

10.ケモノミチ

個人的にこの曲も弾き語りで聴きたかったが、party is over弾き語りだったので2曲はいらないか

ただストリングスは完全なるオーバープロデュースで、このアルバムで珍しくアレンジ意図理解できない

これは多くの人が言うようにバンドアレンジで聴きたい

ただアルバムの流れで聴くと、このデカストリングスも悪くない気がしてくる

 

11.黄昏と積み木

歌詞LINEメールに変えればHOMEに入ってても違和感がない

さりげなく入る田原ワウギター実家感(いつものミスチル感)を生むスパイス

いつものミスチルサウンドと思わせておいてサビ終わりもう一つアクセントを作るコード進行意表を突く。「優しい驚き」パート2

 

12.deja-vu

構成シンプルAメロAメロBメロ→サビ→Bメロ大サビなのに、サビ終わりのBメロに音を肉付けすることによって大サビ昇華させ、本来大サビアウトロ的な役割果たしている

はっとした。これは「優しい驚き」

 

13.おはよう

開幕ギターのハンマリングはお馴染みの手癖

歌詞世界観がかなり現実的なのは心象風景描写に長けたミスチルでは珍しい

こんな優しい曲でも間奏でアコギソロを見せてくる。こんなミスチルは見たことがない

優しいのに乾いたアコギ演奏も珍しい。これまでだと秋がくれた切符のように高音ストリングスをこってり入れていただろう

 

 

総じて

世界観はだいたいアルバムティザーの通り

予想外だったのは4人の音がかなりフィーチャーされていた点。

特にギタードラムダイナミックなマスタリングヘッドホン聴くと心地いい。

これはヘッドホンで4人の音をじっくり楽しむアルバム

ダークで湿っぽい路線は前作よりブラッシュアップされている

一方弾き語りラップは初挑戦だが、こちらは今後突き詰めていった音を聴きたい

 

いわゆる売れ線を聴きたい人には全く刺さらない

2023-02-05

anond:20230203192604

さらに見落とされている点として、アルバム単位で聴いた時に音の構成ミックスマスタリングというプロセスから統合的に「どのようなサウンド試行して、それが実現されているか」という聴き方もある。たとえば昔の洋楽アルバムに着想を得て、そのサウンド構成に寄せたいだとか、安いスピーカーでも聴きやすいように特定の音域を聴きやすくする、とかというような音の狙い。

これらは曲単位でも実現されているが、アルバム単位サウンドエンジニアと実現する場合が多い。

自分が「聴けている」と思っている範囲は、自分で思っているよりも狭い。ミュージシャン自身物語、曲に纏わる物語リスナーとしての物語サウンドの狙い、などなど。それらを捨ててシンプルに単曲として聞くのも良し、あらゆる情報音楽と絡めて味わうも良し。

2023-02-04

anond:20230203175903

音量が小さい…もしかしたら全体的にマスタリング流行ダイナミックレンジ幅優先設計でなされているかもしれない(全体を通した音量の均一化をやめ、状況に応じた抑揚を活かす)

テレビアニメなのに映画館ターゲットみたいな音響設計にしたかもしれん

2022-10-29

anond:20221019185819

サポートAIガチャAIの違いだと思う

無論音楽業界で受け入れられてるのはコード聞き取り(Chord Tracker)や整音(izotope等)を自動でしてくれる前者

無論イラスト業界でも望まれてるのは前者なのに後者が出てきたからな

音楽AI 自体クリーンデータしか使わないってStable Diffusionが言ってるからそんなに盛り上がらないのが確定してるし

歌手作曲家アレンジャーレコーディング/マスタリングエンジニアどれを取っても奥が深いし

万能調味料だけど整音にAIを使いすぎると尖った曲が生まれずハンコ絵みたいな薄っぺらい曲しかまれいからあえて使わない奴や嫌ってるやつも居る

それだけの話し

2022-09-08

anond:20220908093543

そら長時間イヤホン制作してると耳疲れるし、頭内定位になるんだもん(これはヘッドホンも)

それでもDTMイヤホン使うとしたらsound id referenceとか使って補正するし機種毎の違いとかそんなに関係ないのよね。

あとAirPodsとかiPhoneとか使うのはあくまでそれなりの機材でマスタリングしたあと民生機で聴いて破綻がないか確認するだけで

AirPodsとかiPhone(のスピーカー?)でマスタリングするっていうのは聞いたことないんだけど…

iPhoneスピーカーとかMS処理した音源で音消えたりするし

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(後編)〜

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(前編)〜の続き】

この派手を通り越した大げさなチューニングにこれはもしや?と思って映像作品へ手を出した。視聴するのはTVアニメ機動戦士ガンダム 水星魔女」の前日譚「PROLOGUE」。
これはもう優勝だ。キャラクターセリフはよく通り、流れるBGMもシーンを盛り上げ、戦闘は大迫力!耳と心に響くラストシーンまで一気に観てしまい「もうヤメロよ・・・こんなの卑怯だろ・・・」と制作陣へ恨みつらみを吐き捨てた。
続いての視聴はTVアニメリコリス・リコイルから「第2話 The more the merrier」。
銃撃戦が繰り広げられる第2話では発砲音や金属音などのキレの良い効果音BA型担当し、深く沈む重低音はDD型が担当することで見事に演出を支え、時おり見られるキャラクター同士のコミカルな掛け合いも耳のそばでしっかりと聴かせてくれた。
筆者は普段パソコン動画視聴する際はDTMにも使っているYAMAHAアクティブモニタースピーカー「MSP3A」を使って観ているのだが、もうZASはアニメイヤホンにしても良いのではないかと本気で検討をはじめている。

欠点はと言えば、その大げさな鳴りだろう。
原音忠実信者が聴けばあまりの脚色に気持ちの悪さを覚えるかも知れない。しかしやはり得手不得手の問題であって「俺は大人しい音楽なんて聴かねぇんだぜ!」と言う人にZASは最高のコスパを発揮するイヤホンになるかも知れない。

CVJ Mirror

筆者は前述しているようにDTM小僧であったため、いわゆるリスニングよりもモニター的なサウンドを好む傾向にある。もしかしたらMDR-CD900STを長年使い続けているせいかも知れないが。
現在所有しているモニターヘッドフォンは前述したSONYMDR-CD900ST」、Shure「SRH840A」、YAMAHA「HPH-MT8」、AKG「K701(初代 / いわゆる澪フォン)」、SENNHEISER「HD25(初代)」、beyerdynamic「DT990 Pro(250Ω)」というモニターヘッドフォンマニアかのような様相になっているが、筆者も気が付いたらこうなっていたので仕方がない。
筆者はふと思う中華イヤホンモニターサウンドを聴いてみたい。
何ならたぶん一番のお気に入りになる可能だってあると。

そこで色々ググって見つけ出したのがCVJの「Mirror」だ。
CVJはTRNとの関係性が取り沙汰される事実上のサブブランドではないか?と言われている、ちょうどKZに対するCCAのような存在だ。

届いて箱出しで早速聴いてみると、これまでの中華イヤホンとは明らかに違ったサウンドだ。そもそも派手なドンシャリじゃない。
ドライバー構成BA型が片側2基でLR両側計4基、DD型が片側1基でLR両側計2基、全体計8基の多連装ハイブリッド構成だ。
これが7,000円前後で買えるわけだが今までの中華イヤホンスペックからはあまり驚きのない。感覚麻痺しているが20年前からするとあり得ない価格を実現している中華ポータブルオーディオ世界はすごい。

嘘を言っても仕方がないのでハッキリと言おう。Mirrorステージモニターイヤホンだ。
筆者が想定していたスタジオモニターイヤホンではなくミュージシャンなどが大音響ステージ上でパフォーマンスをする際にバックバンド自身の声を確認するために利用するステージモニターイヤホンDTMなどで音の確認へ利用するスタジオモニターイヤホンではなくだ。
競合するのはまさに代表Shure「SE215」「SE215 SPE-A」、そしてSONY「MDR-EX800ST」、audio-technica「ATH-E70」あたり。

鳴りの傾向は名は体をあらわすか如くの鏡面的なフラットだが、DD型を採用しいるためかスタジオモニター基準で考えると少々低音域が前へ出ている。
実際に比較した聴感上はステージモニターとしても低音域が少々強調されリスニングにも合うとして人気を博すSE215 SPE-Aよりも低音域が深い。
ただもしかしたら機械計測などをするとSE215 SPE-Aとほぼ同等の可能性も捨てきれず、これは高音域から中音域をBA型担当しているため聴感のコントラストから低音域が強調されて聴こえているのかも知れない。

そもそもステージモニターイヤホンスタジオモニターイヤホンなどよりも低音域が強調されがちで、これは音楽演奏する際にリズム隊の音をよく聴くためのチューニングとなっており低音域が強調されていることは別にデメリットではない。
必要とされてそうなっており、SE215から派生した更に低音域強調版のSE215 SPE-Aも特にHIPHOPシーンなどで低音域が足りないと要望があり生まれものだ。

そう考えるとSE215 SPE-Aよりも輪をかけて低音域がほんの少し前へ出ている気がするMirrorは、中華イヤホンの派手な鳴りの傾向から考えて派手な鳴りが好まれ中華市場を想定したチューニングなのかも知れない。
ただ我々日本人日本市場DTMerからするとステージモニターであっても余計なチューニングと言わざるを得ず、ハイレスポンスタイト、音の分解能、粒立ちの良い優れた高音域〜中音域があるのに勿体無いなと思ってしまう。
せっかく買ったので色々と活用方法模索したのだがコレだわ!しろ唯一無二じゃないか!?評価できる活用方法発見したのでお伝えしたい。

CVJ Mirrorモニターイヤホンとして活用するのではなく、マスタリングイヤホンとして活用すべきなんだ。

何を言っているのか?と言えば音楽制作には大まかにレコーディングミキシングマスタリングという段階がある(細分化するともっとある)。
いわゆるスタジオモニター活用されるのは主にレコーディングミキシングの段階であり、音声メディアとして納品する前段階のマスタリングでは消費者の視聴環境を考えて一般消費者向けのスピーカーヘッドホンイヤホンで音を確認する場合があるのだ。
実際にプロミュージシャンの中にはAppleAirPods」や「iPhone(のスピーカー)」をマスタリング用と言う人も居て、プロミュージシャンからと言って弩級の機材を最終段階まで使って納品しているわけではないのだ(もちろん最終段階まで目が飛び出るような価格の機材を使って納品する人も居る。その辺はこだわりの方向性の違い)。

このMirrorステージモニターとしても少々低音域が強調され気味だが、とは言っても間違いなくドンシャリではないフラット傾向な鳴り。
モニター系でなければリスニング系でもない何だかちょうど中間の鳴りをしているMirror用途を考えるならばバラバラな視聴環境である消費者平均値を取るためのマスタリングイヤホンとして絶妙立ち位置にあったのだ。
消費者にはSONYWF-1000XM4」ユーザーが居れば、BeatsBeats Fit Pro」ユーザーも居るだろう。有線イヤホン中華イヤホンユーザーだって居るはずだ。
そこで役立つのMirrorフラットな鳴りと高い分解能を持ち、消費者が好む低音域もしっかりと演出する。
例えば音楽制作趣味でなくともYoutubeなどの動画投稿でも視聴者環境平均値を取って聞きやすくするという用途にも向く。
耳に刺さりがちなサ行発音などMirrorで刺されば他の視聴者環境でも刺さる可能性が高いと予測できるわけだ。

ではMirror欠点はないのか?と言えばある。
ここまで推しておいて難だが最大の欠点は「日本で売ってない」んだな。
正確に言えば日本正規流通しておらず直ぐ入手しようと思えば筆者のような好事家から中古で購入するか、時間がかかっても良いならばAliExpressを利用することでしか日本で入手するのは不可能
消費者からウケの悪いフラットな音質傾向のイヤホンを全世界で展開しにくかったというのは理解できる話であり、確実に良い製品でありながら日本国内ではある種プレミアム存在になっているMirrorはおそらく今後もまともに評価されることがない。
騙されても良いかマスタリング用として欲しい人は是非ともチャレンジして欲しい。

FiiO KA3

これはイヤホンではなく、イヤホンヘッドホン駆動するためのアンプ、いわゆるヘッドホンアンプと呼ばれるもので、KA3はD/Aコンバーター内臓USB DACヘッドホンアンプだ。価格は1万円ちょっと

昨今のスマートフォンイヤホンジャックが廃されていることが増えてきており、有線イヤホンなどを活用しようと思うとUSB-CコネクタやLightningコネクタを経由して有線イヤホン接続する必要がある。
KA3はそんな現状の需要へ応える製品であり、筐体サイズも成人男性の親指ほどの大きさという小型でかつ十分な性能を持った製品だ。筆箱や化粧ポーチにも収まるサイズ感は特筆に値する。

この手のUSB DACヘッドホンアンプ本体ケーブルと一体型のものが多い中、KA3本体USB-Cコネクタを持っており、利用中のスマートフォンiPhoneだろうがAndroid OS端末だろうが変換ケーブルなどを介さず気にせず利用することができるのは嬉しいポイント(付属品にLightningケーブルが含まれておらずUSB-Cケーブルのみ含まれているので注意)。
実際のところスマートフォンだけではなくUSB-Cを備えるデバイスならばラップトップ端末だろうがタブレット端末だろうが利用できるのも良いポイントだろう。

特にギター趣味としている者ならば知っていることだがアンプというものは音量を上げれば歪む。
それもまた味と言えば味だし、真空管アンプなんてのは歪みこそが旨味なのだと言うような製品人間は何ともテキトーだ。
ただ何でもかんでも歪ませるのはどうなのか?原音忠実こそ至高!と言う意見も当然のようにあり、そういう観点から見ると大半のスマートフォンへ搭載されるオペアンプは音量変化による歪みの変化幅は相当に大きい。

と言うかアンプにもレスポンスというものがあり、命令された音の強弱大小の変化にスマートフォンオペアンプ追従しないというのは普通にあることだ。
筆者はイヤホンジャックを持つ格安中華スマートフォンを所有しているが、この中華スマートフォンオペアンプはまぁヒドイ。音量の変化幅が大きい高速なEDMなんか鳴らすとオペアンプがまったく追従しておらず音量を上げれば歪みまくって割れ、ド素人でも子供でも判別でき、オペアンプが暴れていると言って良いレベルドン・キホーテで鳴っている呼び込み君のほうが良いオペアンプを積んでることを確信するほどだ。
まぁ音質なんて最初から期待してなかったのでピコーンと通知音さえ聞こえれば別に良いっちゃ良いんだけれども。

比較すること自体がおこがましいがKA3は例えそれがハイエンドスマートフォン比較しても非常に品質の良いと断言できるオペアンプを積んでいる。
試しに筆者が所有するUSBオーディオインターフェースミキサーYAMAHAの「MG10」と比較してみよう。YAMAHAMGシリーズミキサーは綺麗に鳴らしすぎてつまらないと言われるほど歪みの少ない発音が特徴で、味付けのない音源ソース本来へ非常に近い音が出る。
MG10へCVJ Mirror接続し、前述でも登場している様々な音源ソース再生試聴した後にKA3でも同様に再生試聴する。
この小さな筐体から驚くほど低ノイズクリアな音が鳴る。普通にスマートフォンでの音楽制作に使えるレベル音色の変化がない。ヘッドホンアンプレビューでは暖かみが出ただの高音域の煌めきが増しただの艶やかだのと言うレビュー散見するがKA3に関してはそういうのが筆者の耳には一切ない。艶ってなんなんだ。
ただただCVJ Mirrorとはこういうイヤホンなんだと忠実に鳴らす、それがKA3というヘッドホンアンプだ。

レスポンスはどうなのかと音楽制作スマートフォン向けDAWRoland「Zenbeats」で試してみる。ZenbeatsにはRolandの銘機「TR-808」由来のステップシーケンサーが内蔵されており聴感上のレスポンスチェックに便利だ。
BPM200というハードコアドラムライン作成し、ピッチリアルタイムでわざとグチャグチャにイジり倒してみる。更には人間には不可能である超高速な乱高下を実現するためLFOピッチアサイン
音楽的にはどうであれ無茶な変調にも機敏にKA3は応えてくれた。

もうスマートフォンで使うお手軽ヘッドホンアンプはFiiO KA3で十二分すぎると太鼓判を捺そう。
もちろん上を見ればキリはない。ハイエンドなヘッドホンアンプMG10と比較すると出力が違いすぎるし便利機能も少ない。
iOSユーザーへ残念な話をするならばユーティリティアプリAndroid OS向けにしか提供されておらず細かな設定が出来ない(ユーティリティアプリ別に必須ではない。挿せば鳴るのがKA3の良いところ)。
しかし結局のところイヤホンジャックが無くなったスマートフォンでほんの少しまともなオペアンプ使いたいよねという需要に応えるための製品なので上を目指したい人はそういうの使えば良いだけなのだ

KZ AZ09

「でも有線イヤホンは結局ケーブルわずらわしいよね」という意見もあろう。ごもっともだ。
じゃあ無線化したら良いじゃない。

実はここまで紹介した中華イヤホンはすべてケーブル交換、いわゆる「リケーブル可能イヤホンなのだ
ただケーブルコネクタにも規格がありCVJ Mirrorは「CIEM 2pin」で、それ以外は「QDC」という規格だ

KZの「AZ09」は主にQDCへ対応したイヤホン無線化できるレシーバー価格は約3,000円だ。桁を読み違えないでほしい3万円ではなく3千円。激安すぎるだろう?
例えば低音マニア向け・アニメ試聴にもと紹介した同社のZASと一緒に買っても1万5千円あればお釣りが来る。
AZ09の秀逸な点はイヤホンをAZ09に接続したまま、AZ09の充電ケースへ収納できる点だ。比較的大きめなハウジング筐体を持つイヤホンでも収納できるのでコレは便利だと言わざる得ない。

そして「安かろう悪かろうなんじゃないか?」と言いたくなるのもわかるが、・・・まぁ正直言って流石にアタリハズレがある。
小ハズレだと音楽を流せば気にならない程度のノイズが常に小さく乗る。大ハズレだとBluetooth接続がかなり不安定(混雑空間だと少々安定感が悪いのは仕様)。
ただ3,000円なので大ハズレを引けば買い直せば良いし、無線イヤホン宿命として長期間使用すると必ずバッテリーダメになり結局いつかは買い直すはめになるので個人的にはそこまで問題視してない。どうせ3,000円だし。

ちなみに「AZ09 Pro」というのもある。価格は約5,000円。
違いはと言えば対応コーデックにaptXが加わっているのが主な違いで、無印AZ09はSBCAACのみではあるがiOSではaprXは使えないので多くの人は価格も安い無印AZ09で良いと思う。まぁ筆者はAZ09 Pro使ってるんだけど。

最後

ここまで昔話と中華ポータブルオーディオを長々書き連ねたのだが、あまりにも長過ぎるということで自分の中ではボツなのだ
でもせっかく書いたし供養しようと思って増田投稿してしまった。

中華イヤホン有識者センパイは色々と言いたくなるだろうことは予測できるので言いたいように言ってくれて構わないッス。
BA型じゃなくて今は平面駆動型が」とか「磁力補助駆動静電型も良いよ」とか「僕は、水月ちゃん!」とか色々と語って欲しい。
気になったオススメマジで買うので。自分オススメしたものを買って貰えるのってやっぱり嬉しいよねっていう。

2022-05-19

anond:20220519165005

PAはやったことないがDTMミックスマスタリングとかやる人間からすると、PAだけで素人の音を厚くするのは難しいんじゃないかな。

それこそプロスタジオにあるような高級な機材を使いまくって音を厚くすることは可能だと思うが、本当に高級なので素人内輪ノリライブやるようなライブハウスにそんな機材を買う予算があるとも思えん。

音量バランスを整えればそれなりに聞こえるが、もともとの出音がショボかったら、なんとかするのにも限界がある。それに、ライブハウスのバイトPAやってたりするので、そもそもそんな技術があるとも思えん。

元々、軽音部とかに入ってそういうライブやったり観たりしまくってたので、懐かしくていいな。って思った。内輪じゃなかったら行く気しないけど、そういう空気感は好き。

2021-12-26

情報処理安全確保支援試験合格体験記@アラフィフ事務

https://anond.hatelabo.jp/20210626112629

の続き。最後に書いたとおり秋のセキスペ受けました。合格できましたが、午前II80点はいいとして、午後I67点、午後II68点はあんまりよろしくありませんね(午前Iは免除)。これまで同様にまとめてみます

1 これまで

午前対策はこれまではアプリでやってきましたが、だんだんアプリもなくなってきたので、web過去問道場しました。試験対策としてはあまり古いモノをやる意味はないそうですが(傾向が変わって出ない問題が多く、だいたい過去5年ぐらいが相場のようです。純粋試験対策となると、直前回にでた問題は出ないので、それはやらない人もいるようです)、基礎知識を身に付けるとっかかりにもしているので、載っている問題を全部通して解き、間違えた問題だけをもう一巡し、その際にこれはやり直そうと思ったもの(例えば答えを覚えたから解けたけど、バックグラウンドのきちんとした理解には及んでいないな、と思う問題)をマークし、最後マークした問題を二巡して本番を迎えました。

午後対策は、まずは応用のときにしっくりきたiTECの「重点対策」(セキスペなら「三好本」)から入りましたが、なんだか今回はしっくりきません。思うに、セキスペ受験するひとのほとんどはエンジニアでしょうけれど、そうした方々にとっては午後IIの長文問題(非受験者に申し添えると、今回だと12ページ)がハードルで、如何に長文を短時間で過不足なく読み通すか、みたいなところに参考書結構フォーカスしているわけです。でも事務屋にとってはそこは本職なところなので、手が届いてほしい痒いところが違うんですよね。畑違いの試験を受けているこちらの問題であって、筆者にも出版社にも問題はないのですが。結局、三好本は一読しただけで、村山直紀「速効サプリ」を二読して本番に臨みました。

結果は冒頭に記したとおりですが、技術に関する知識は以上のように午前IIレベルしかないので、午後の得点が低いのも当たり前といいますか、知識レベル合格水準に達していないのを、国語力で強引に突破した感が否めません。エンジニアで落ちた人からすると、納得いかないだろうなあ。

2 これから

応用→セキスペとくると、次はネスペ視野に入ってくるのですが、このままじゃ不合格間違いなし。実務で経験が積めない以上、座学でなんとかするしかないのですが、午前II過去問だけでは足りない、という当たり前の現実にきちんと向き合う必要があります。とりあえず、みやたひろし「図解入門TCP/IP」を買いました。定番中の定番マスタリングTCP/IP入門編」より、わかりやすさではこちらがよい、という5ちゃん情報を見て、自分レベルではわかりやすさ重視一択だよなあと。

半年後にネスペ合格体験記を書きたい!

2021-09-25

anond:20210925161301

マスタリング辞書みたいなもんだから何かあった時に読むもの

知識を身に着けたいならインプットアウトプットを交互に行うことだね

2021-08-11

anond:20210811190524

やっぱり、より深く学ぶってことであれば王道マスタリングTCP/IP じゃないかな。

あと知識体系が少し異なるのでIPv6学ぶなら マスタリングTCP/IP IPv6編 なんてものがありますので、それがいいのかなと思います

IPv6の話で急に思いますって話にトーンダウンしたのは自分も読んだことがないから。

後出し情報だけど、自分サーバー屋兼プログラマーネットワーク屋じゃないのよね。ネットワークスペシャリストは一応持ってます

anond:20210811101559

いろんな分野とレイヤの人がNWを気にするから、これはこれでいいのでは?

このブログ書いた方は、数理最適化機械学習やってるそうなので、その環境インフラ構築での観点なんでしょ。

NWエンジニアCCNPネスぺ、セキュリティスペシャリスト持ち)だけど、エンタープライズNWやるのと、NW機器メーカーでのNWエンジニア観点違うぐらいだからね。

SIだと、基本情報CCNAやるぐらいで十分だし

NWアーキ設計構築とかなら、マスタリングTCP/IPを全巻キャッチアップしたり、ネス資格ベンダ中位上位資格あった方がよかったりするけど。

ネットワークちゃんと学びたいなら

最低限のNetwork知識 https://zenn.dev/hee/articles/ce9002ae525622 という記事ブックマーク400を超えていて、どうしてこのレベル記事に400もブックマークが集まるのかと問いたい。

覚えたことをまとめてアウトプットするのは素晴らしいことだと思うしそれは否定しないんだけど、勉強したての見習いが書いた薄い内容とベテランがまとめた記事だったら、学ぶのに適しているのはどちらかという話である

そんなわけでちゃん勉強するならITMedia系でプロに金払って書いて貰っている記事を勧めたい。

ちょろっと探してみて初心者向けに纏まってる内容だったので、以下の連載が良いと思う。

https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1503/13/news04.html

それでもっと知りたいと思ったらMaster of IP Network記事を読み漁るといいかな。

https://atmarkit.itmedia.co.jp/fnetwork/index_index.html

----

追記

マスタリングTCP/IP が名著だしおすすめなのは間違いないけど、ネットワークを専門としないであろう人にまでおすすめするのは少しハードルが高い気がするよ。

上に挙げた連載記事を読んだ結果もう少しちゃんと学びたいと思ったならば、その時には手に取ってもらいたいかな。

2021-06-17

anond:20210331131339

ドラムの音、リバーブの処理、マスタリング結構分かる気がする。


上手い音楽家なら曲の構成アレンジ、端々の雰囲気過去流行りに寄せることはできるはずだけど、

ミックスマスタリングまでその時代らしさを完全再現することは少ないと思う。

自分趣味楽器触る程度だからエンジニア視点の詳しい事情分からんけど、

機材の進化が最終的な音に反映されるって話はよく聞くな。

純粋音楽とは別に、「良い音」もメーカー技術者によって常々更新されてるわけだから

2021-05-17

anond:20210517000557

録音やマスタリング韓国よりもアメリカイギリスの方が高いと思うよ

もっと言うと日本も昔ほど低くはない

でもマスコミはそんなこと取り上げないんだよな

anond:20210516234549

韓国アイドルは「ダンス歌唱力」のクオリティは高いけど、それ以外の部分は正直大したことないと思うわ

特に楽曲クオリティは低い(録音やマスタリングの質は"比較的"高いと思うけど、曲自体が退屈)

メディアの持ち上げフェーズが一通り済んだら、熱は結構あっさり引いちゃうんじゃないかなと

2021-03-19

超いまさら、YOASOBI「夜に駆ける」に個人的に思うあれやこれや

少し前にとある音楽評論家ツイートがプチ炎上した。

曰く、YOASOBIのアルバムを聴いて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」とのことだ。

実は私もこの評については概ね同意なのだが、考えをまとめるために「夜に駆ける」を題材に少しだけこのことについて書いていきたいと思う。

見当違いな点もあるかとは思うが、素人ながら20年以上音楽をやってきた人間の一意見だと思っていただけると幸いだ。あと、あくまで音に関する話だから歌詞かについては割愛

メロディについて

特に変なメロディだとは思わないけど、ドラマチックさには欠ける気はしている。目新しさも特にない。が、キャッチーではあると思う。冒頭とか思わず口ずさんでしまインパクトはあるし。

アレンジ

正直ここが一番ツッコミを入れたいところだ。かの音楽評論家の言っていた「音色・音圧のショボさ」はここに主な要因がある。

無駄を省いた、と言えば聞こえはいいかもしれないが、多分Ayase氏はまだそこまでのテクニックを持っていないだけにすぎないのだろう。音の緻密さはなく、だいぶ荒削りだ。

キック4つ打ち重要なローのスピード感いまいちだ。だいぶもっさりしているように思う。

ピアノボイシングも工夫がない。低音で3和音を鳴らしているのは編曲理論としてはあまり好ましくないし、それが結果的ピアノのローをEQでごっそりカットするということに繋がっている。

ギターについてはまぁ職人立ち位置だなとは思った。サウンドメイクはもうちょっと頑張って欲しいけど。

全体の構成としてもだいぶのっぺりしていて、場面場面での厚みにあまり変化がないのが気になった。

ボーカルについては

正直あまり印象に残らない、というのが個人的感想だ。ややのっぺりした歌い方は最近シンガーソングライター系のそれに感じたが、声に強烈な個性があるわけでもないのでそれが逆効果になっているように思った。

歌に表情をつけるためのテクニックがまだ途上なのかな、全体のサウンドがのっぺりしているのにボーカルものっぺりしてるからいまいち曲に抑揚がないように感じてしまう。コンプがどうとかって話じゃないよ。それが私の感じた「つまらなさ」に繋がっているのかな、と思った。

エンジニアリングについて

とにかく平面的で一直線上に張り付いた、奥行き感のないサウンドに感じた。レンジも狭いし。

デジタルビートにも関わらず、キックボトムエンドの量感が感じられないのはかなり気になるところだ。4つ打ちなのにノれない…。

あと、とにかくピアノの音がパッツパツなのが気になりすぎる。曲調が曲調だからなのかもしれないけど、それにしたってそんなに音数が多いわけでもないアレンジの中でこんなにダイナミクスのない音にするのはどうなのかな、と感じる。

ボーカルもほやっとして抜けにくい声質だからなのか、パッツパツのしゃりっしゃりになっていて、もうちょいナチュラルに仕上げてもいいんじゃないの?っていう感想だ。

で、ここまでパッツパツになっていながらも、全体的に音圧感はない。

はい、ここで勘違いされそうな単語「音圧」が出ました。音圧っつーのはマスタリングにおける海苔波形がどうとかって話ではなく、一つひとつ音色もつ太さやスピード感、ヌケ、煌びやかさのことだ。パワーというか。

全体的に音が細いんだよね。圧倒的な素人感というか、ちゃんと音作りしてないなーってのがすごく分かる。


で、ここまでいろいろ書いてきたけど、例のプチ炎上したツイートに関連して「スマホとかで聴いてる層をターゲットにしてるからそういう音なんだよ、そういうマーケティングなんだよ」という意見が見られた。

いや、違うでしょ。どう考えてもAyase氏が

「いいサウンドを知らない、いいサウンドの作り方を知らないだけ」

でしょ。

かに彼が作る音楽を好んで聴く層というのは中高生が多いのは事実だ。そして当然高価なオーディオ機器など持ってはいない場合ほとんどだ。今の時代なら、スマホワイヤレスイヤホン聴くという人が多いだろう。

だが、だからといってそういった層が気づかないような部分のこだわりを捨ててしまうというのは、作品としての完成度を下がるだけでしかない。もっとも、この場合はそのこだわり方もまだよく知らない段階だと思うが。

私は「スマホ向けのサウンドに仕上げる」ということには普段から疑問を感じている。クリエイターたるもの「どんな環境で聴いても最良と思えるものに仕上げるべき」と考えているからだ。それに、スマホフィルターに通してしまえばそれは勝手スマホの音になるわけで。

過去名曲スマホで聴いたら、その魅力は劣化するか?そうではないはずだ。Steive Wonderの曲はグルーヴを失うか?浅倉大介アレンジは煌びやかさを失うか?Dream Theaterサウンドは分厚さが薄れるか?

ちょっと脱線した。

まりあれよ、クリエイターたるものクオリティは追求し続けてほしい、という話だ。

じゃあどんな環境においても最高のサウンドに聞こえるようにするためにはどうするか?何よりもまず、作る人間がそれをしっかりジャッジできるモニター環境を構築する事だ。

Ayase氏の制作環境MacBookヘッドホン直挿し、というツイートがバズったことを知っている人は多いと思うが、私はそれを見て非常に納得した。

誤解してほしくないのだが、私は別にそんな環境で曲を作ることが悪いと言いたいわけではない。お金なければその中で頑張るのは当たり前だし。

ただ、もう一つ誤解してほしくないのは「いい曲を作るための環境構築にお金をかけなくても良い」というわけでもない、ということだ。

例えばいいオーディオIFやスピーカーを買うことによって、それまで聞こえなかった音が聞こえるようになる、というのは当たり前だがよくあることだ。私もそこまでお金をかけられているわけではないが、現時点でミドルクラスくらいのモニター環境は構築できているとは思うので、その実感は何度も味わってきた。

まり「できることを増やす」ためにある程度投資した方がいいということだ。SEに置き換えれば、シングルコアCPUメモリ2GBのクソスペPCじゃ仕事にならないのと似ていると思う。

ただまあ、直近のインタビューではある程度機材を導入したりしているような回答もあったので、これからAyase氏の作る音楽がどうクオリティアップしていくのかは…………別に興味ないか……。

私もそのうち気が向いたら「夜に駆ける」のアレンジでもやってみるかね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん