2024-09-05

本当にわかってるのかピュアオーディオ界隈

SNSピュアオーディオ界隈を見ていると、

という独特の文化があるようだ。

 

ちょっと待て。

 

それで何がわかる?

 

音質の良さって、畢竟、「音源マスタリング工程から自分の耳に届くまでの損失や変質をいかに最小限にするか」だと思う。少なくとも俺はそう理解してる。個々に目標とする音のキャラクターなどはあるのだろうが、まずは音楽CDのマスタリングルーム聴くのと同じ音に近づけるのが第一目標であるはずだ。

 

それがどうだ。スマホ撮影してSNSにアップするだと?

こんな音で何がわかるというのだ。

これでわかるのはせいぜいスマホマイクの性能か、圧縮アルゴリズムの性能か、聞く側のスピーカーイヤホンの性能のいずれかにすぎない。元ソース情報量を下回る手段で伝送しているのだから

いくら懸命に4K8KテレビCMをしても、それを見るのが普通ハイビジョンテレビでは実際の画質は伝えられない。それと同じだ。

 

こんなことすらわからずにアンプに100万スピーカーに100万かけるような人々がいるとはあまり考えたくない。

自分オーディオセットを仲間に自慢したい。

間内で褒め合って連帯感を強めたい。

単にそれだけのための儀式的な習俗なのだと思うことにする。

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