はてなキーワード: サービス残業とは
一応ボーナス時期に与えられる手当はある、だが、勤務状況に応じて支給されるこれを「ボーナス」と呼ぶのは正しいか?
少なくとも「ボーナスもらえるようにもっと仕事を頑張ろう」という公務員はいないのであって(基本定額だから)、これがいわゆるボーナスとして機能していないことは明白である。時期と金額が似てはいるものの、これをボーナスと呼ぶのは無理がある。別の増田が言うように、これは年棒の均等配分による賃金上昇を避けるのと、社会の経済的慣行に合わせるため(ボーナス払いの利用など)だろう。
だが、公務員がボーナスを受け取るのはおかしい、という考え方もややおかしい。
社会を円滑に回すのが公務員の仕事であるのだから、円滑に回っていれば社会全体のその成果(税金収入)から賞与がえられるのはむしろ当然だろう。公務員の仕事の多くは定常的なものではあるが、会社においても定常的な仕事を担当する部署は多いので、例えば「営業にはボーナスやるが経理や人事にはボーナス無し」という理屈にはならないだろう。公務員給与が「人事院の勧告」という形で、社会の状況に合わせて毎年決定されている以上、本来はボーナスもまた、「社会全体のボーナス月数平均」を基準に支給されたっていいと思うのである。絶対そうはならないだろうが。
さて、ボーナスというモチベーションのない公務員の給与的モチベーションは、どこにあるかというと、しいて言えばそれは「昇進」だろう。昇進して号俸の数字が上がれば給与は増える。だが、あくまで「ちみっ」とだ。そのうち段々と、昇進でのしかかってくる責任に対して昇給額は割に合わないように設定されているということに気付く。つまり、公務員には給与に関するモチベーションというのは、ほぼ存在しないのである。業績を上げても楽にはならない、給料も上がらない、それでも多くの公務員がサービス残業までして働くのである。考えてみれば不思議に思わないか? 自分でも時々不思議になるくらいだから、公務員でない人に公務員が理解されにくいのも、まあ仕方ないかなあとも思うのである。
あっここでいうプライスレスは時給が発生してないって意味のプライスレスね。
余計に頑張った分給料増えたりボーナス出たりしてないので本当の意味でのプライスレスね。
過労死レベルを超えてるだの、ブラックだの非難が殺到しているようだが、ニュースを聞いて比較的ホワイトな病院の印象を受けた。
個人的な記憶を掘り返すと、そもそも、心筋梗塞だの腹膜炎だの高エネルギー外傷だのを受けている病院では、救急呼び出しが頻繁に起きる。
週一回待機当番が当たるとして、その日に処置及び入院のため呼ばれる回数は、ほぼ100%である(あった)し、一度いくと平均4時間は帰れない。
そしてそもそも平日だって八時に帰れる日はまれであるので3時間は残業しているし、土日休日だって病棟に担当患者がいれば回診にいくので休日だって平均3時間は病院に行っている。
さすがに月3日ぐらいは代診お願いして完全休みにするとして、単純計算しても平日20日×3時間+待機4日×4時間+休日5日×3時間=91時間 は時間外に働いていた。
また、当直業務も月2,3回あるので、その翌日は基本的には休みのはずだけどそういうわけにもいかず、普通に働いていた(さすがに眠くて早く帰るけど)。
そうすると当直明け2回×8時間が加わることとなり、完全に過労死ラインは超えてしまう。
だけど、こんなに残業なんて認められるわけもない。なので36協定で年6ヶ月は80時間認められていて、その他の月は45時間という計算にして
上限いっぱいつけてあとの時間はサービス残業ということになっていたように記憶している。
国循は、多分だけど、私が働いていた病院よりもさらに忙しいと思うので、年6ヶ月の45時間制限はしょうがないとして残り6ヶ月は働いた分ちゃんと残業手当出してあげましょうという
方針でかなり高い天井で36協定を結んでいたんだと思う。(もしかしたら、45時間制限の月に働いた超過分を回してつけていい、っていう暗黙の了解もあったのかもしれない)
そういった意味で自分がいた病院よりましだなーと比較的ホワイトな印象を受けたのである。
奴隷自慢に思われるかもしれないが、実態はこんなもんだし、自分自身実際には体壊して今は逃避してバイト中心の生活をしている。
対策として人数増やすしか方法はないと思うが、この病院ブラックでひどい、っていう論調には納得できなかったのでつぶやいてみる。
大丈夫日か?
みたいな考えが絶賛されている
多分、その考え方が誤解だ
8時間で仕事は終了するのだが、例えば、2時間(あるいはもっと)自主勉強時間に充てる、いや、充てざるを得ないのだと思う
あるいは単純労働の場合、副業(別の逃げ道、例えばYouTuber)でもいい
これは良かれ悪しかれ避けられない
もっとも、資本主義の考え方自体、労働者の給料に「教育費」も入っているということになっているらしい
(この場合の「教育費」は、労働者の子供の教育費ではなく、技術革新に対応するための労働者自身に対する教育費)
終身雇用はもはや現実的ではないのだが(例外もあるが)、終身雇用の良かった点は長時間労働とセットになっていたという点で、
労働時間の中で上司が教育していた。つまり、教育時間にも給料は出ていた その意味でのサービス残業の横行は、例えば、
さらに言えば、単純労働のサービス残業は教育の意味をなさないため、一方的な搾取であり、企業のモラルはほぼ全壊していたと思う
また、「社内教育」で上司が教育する内容自体、その企業特有の一般性の欠ける物も多く、激しい技術革新にも対応づらい
いずれにせよ、必要となる技術がいつどう変わるか分からないため、いつ自分の所属する事業部がなくなるか分からない状態に近いのかも知れない
受け身の姿勢では上手く行かないと思う
自主的に勉強出来る敷居が低くなった以上、自主的に勉強せざるを得ない
もちろん、日本一国の問題ではなく、世界中で自主的に勉強する人間がほとんど全員参加してくるようなフェアな戦いだ
とすると、例えば、人を集める企業を作る場合、「社内師弟制度」などで社内勉強会でスタープレイヤーから直伝してもらえる
という考え方もありなのかも知れない(もちろん、教えられる方はスタープレイヤーに授業料を支払う必要はある)
某有名人達が「会費を払って働かせてもらう」システムを作っているが、そちらに参加する人間もいるだろう
個々人が個人事業主的に自律的に動いていく必要がある時代が近づいて来ているのかも知れない
受け身のベルトコンベアに乗ったような人生の時代は強制的に終わらされたのかも知れない
受け身でも生きられると思うが、死ぬまで働かされる時代になる可能性が高いのではないか
皆さんは普段から英語で情報収集をしていますか。そうしている人であれば働く場所としての東京の評判をよく目にすることかと思います。私は東京で働くソフトウェアエンジニアであり、会社の評判を調べたりする際に英語でも色々と調べることがあります。その中で日本でソフトウェアエンジニアとして働くことが海外の人達にどう思われているのかということを知ることがあります。またソフトウェアエンジニアという職やIT業界に限らず、広く一般的に日本で働くことに関する評判を目にする機会は多数あります。まずは一般にどう思われているのかについて述べ、次にもう少し細かくソフトウェアエンジニアやIT業界について述べようと思います。
海外の人達が日本で働くことに関して思っていることは主に以下のようになります。
ざっとこんな感じです。どうでしょうか。普段よく日本人も文句を言っていることですね。実はこれらの評判は全世界に知れ渡っています。外国人は東京のことは大好きだったりします。東京は安全だし楽しめる場所がたくさんあり、ご飯もおいしくサービスも安い店でも良い、ということで住むこと自体にはみんなポジティブな印象を持っています。東京は住むのは最高だけど、働くのは最悪、というのがある程度合意されたイメージになっています。悲しいですね。少子化問題で移民をもっと受け入れるべきではないかという議論がありますが、門戸を広げたところでこのようなイメージの国に優秀な外国人が働きに来てくれるでしょうか。
ではIT業界、特にソフトウェアエンジニアに限った話も少ししようと思います。よくベイエリアと東京のソフトウェアエンジニアの給料を比較して嘆いている日本人がいますね。またソフトウェアエンジニアの社会的な地位の低さを嘆く日本人もいます。会社の業務の進め方の非効率さを嘆く日本人エンジニアもいます。これらのことは全て外国人の間でもシェアされています。さらに不幸なことに実際に日本で働いたことがある外国人が悪評をどんどんと広めていっています。海外の人の間でシェアされている内容をまとめると以下のようになります。
これは相当まずいです。ソフトウェアエンジニアのタレントプールは基本的にグローバルです。世界中の会社が優秀な人達を奪い合っている中で日本の会社が今の体たらくのまま経営を行っていれば誰も日本を選んで働いてくれることは無いでしょう。実際に私が今まで会ったことのある外国人のソフトウェアエンジニアの多くは奇特な人達でした。例えば妻が日本人であるとか、日本のことが大好きで大好きで日本語検定1級を持っていますというような人、アニメが大好きな人など、日本との関係が深かったりかなり強い思い入れがある人達が大半です。東京という都市自体は魅力的なのに誰も働きたいと思わないというのは悲しすぎませんか。
「東京は住むには良いが働くには辛い」というのは何も日本人が思っているだけでなく外国人にも知れ渡っていることです。「日本スゴイネ!」と外国人が褒めてくれることばかりではなく、けなしてくれていることにも耳を貸して是非ともまともになってほしいものです。
日本で働くことに関する情報は掲示板、QAサイト、YouTubeなど様々なところで見ることができます。一例を以下にあげます。
Googleが間違った経路を通知してインターネットが一時混乱したらしい。
Googleに勤めてないが似たような外資に勤めてるので思ったことを書く。
まともに運営できるだけの人員を確保してなかった可能性がある。
【なぜ人員の確保ができないのか】
アメリカ企業では転職の数はあまり考慮にならないなので会社の職務がショボかったり人間関係でトラブったりするとすぐにやめていく。
職種を変わると給与が下がるし、一から覚えるのも面倒だし、だいたい好きでその仕事してるので転職しても職種は変わらない。
だから上昇転職も多い。ブラックでなくても十年で半数の人員が変わったりする。
日系の場合は何だかんだで引退前以外はやめずに続けることが多い。やめるとバイト並みの給料になったりするからだ。
そして賄えない分はサービス残業になる。
しかし普段から非効率な業務をしているため効率化によって急にサービスが低下しないことが多い。
米資系は違う。普段からギリギリの人数で回しているが、どんどん効率化で人数は少なくなる。
好況の時は新しい人員来るが不況になると退職者の穴埋めはなく業務ばかりが増え、人数は減っていく。
その変化スピードは日系と比べられないほど早い。
【結果どうなるか】
人員は確実に増えない。そうすると起こるのはサービスの低下である。
米資企業は殿様商売で政治力を背景に無理矢理買わせている企業も多い。
結果サービス品質は恐ろしく低下する。
私の会社も数年著しく雇用を減らしているが一人辺りの業務量は増えている。
自分の回りでもかなり大きなシステムトラブルが以前では考えられない頻度で起こっている。
【どうすればいいか】
"企業の45%が正社員不足で仕事回らず。特にIT業界で深刻化"
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/51943609.html
企業は求人サイトなどを使って、正社員の募集してるわけだけど、
実際入ってみたり、その企業の求人をあらゆる角度から調べてみると、みなし残業代が何十時間も含まれてたりする。
そういう求人があまりにも多かったのが、自分が非正規で働いている理由の1つ、というよりほとんどこれが理由。
でもさ、彼らが正社員不足で困っているって言うのならば、これは団体交渉して、待遇を改善するチャンスじゃない?
「申し訳ありませんが、固定残業代制度を採用している会社様からのお誘いはお断りさせて頂いています。何卒ご了承下さい。」
という風に書いておけば、多少なりとも固定残業代を撤廃して、待遇改善をしてくる会社が出てくるのではないかな?
特に慢性的な人材不足が起こっている職種、例えばエンジニアやプログラマーだったら、
だから他の職種よりも待遇改善が見込めると思うのだよね。企業もスカウトにかなり熱心だし。
どう?皆でやらない?
正社員の採用が絞られてて、有効求人倍率は0.7だそこらだそうな。やっぱ不景気だからだろうけど
そうなると採用されるだけでも大変だけど、入社してからも人が減ってるわけだから一人あたりの仕事負担・責任ってのは重くなるわけでまぁ死ぬ
非正規は結局バイト扱いで最低賃金だったりするし、経験上ちゃんと時間管理されてるところだと残業とかはない
けど地獄みたいなとこだと非正規でもサービス残業とかあるからどうしようもない。そういうとき正規にくらべて辞めやすいのはありがたいが
それも正規だと辞めたら正社員で再雇用してくれるとこなんてどこにもないからだけど、非正規にはそもそも正社員として雇用されるアテなんてないからで
『サクラクエスト』(SAKURA QUEST)は、P.A.WORKS制作の日本のテレビアニメ。田舎町の観光大使に就任したヒロイン達を中心に、廃れた“ミニ独立国”を再興するために奮闘する物語(wikipedia)
主人公の「ゆきのちゃん」こと、木春由乃は、派遣会社から給料をもらっています。一体のどぐらいの年収か相場から計算してみました。
家賃 | 30,000円 | (ログハウス) |
食費 | 30,000円 | |
日用品費 | 5,000円 | |
被服費 | 15,000円 | |
交際費 | 20,000円 | |
水道光熱費 | 15,000円 | (電気/ガス/水道) |
携帯料金 | 9,500円 | |
光回線 | 6,800円 | |
交通費 | 15,000円 | (バス,乗合のガソリン代等) |
小計 | 146,630円 | ① |
---|
健康保険 | 8,423円 | (協会けんぽ) |
厚生年金 | 4,697円 | |
源泉所得税 | 4,810円 | |
雇用保険 | 830円 | |
小計 | 18,760円 | ② |
---|---|---|
①+②小計 | 165,060円 |
残高 | 4,940円 |
---|
灯油代 | 10,000円 | 10月〜3月) |
合計 | 175,060円 | (△5,060円) |
---|
家賃 | 0円 | (ログハウス) |
食費 | 30,000円 | |
日用品費 | 5,000円 | |
被服費 | 15,000円 | |
交際費 | 20,000円 | |
水道光熱費 | 0円 | (電気/ガス/水道) |
携帯料金 | 9,500円 | |
光回線 | 0円 | Wifi使い放題 |
交通費 | 15,000円 | (バス,乗合のガソリン代等) |
小計 | 94,500円 | ① |
---|
健康保険 | 8,423円 | (協会けんぽ) |
厚生年金 | 4,697円 | |
源泉所得税 | 4,810円 | |
雇用保険 | 830円 | |
小計 | 18,760円 | ② |
---|---|---|
①+②合計 | 110,960円 | |
残高 | 50,040円 |
更に冬に暖房費追加
灯油代 | 10,000円 | 10月〜3月) |
合計 | 120,960円 | (39,040円)黒字 |
---|
アニメの中では、由乃はほとんどお金に困った話は出てきていないので、順調に行けば1年後には50万円近く貯金できているはず(帰省込みで)
もしも、木春由乃が格安スマホ(Freetelあたり)を使っていれば、携帯料金は月2500円程度だとして、114,000円節約。60万円近く貯金できる(帰省込みで)
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よしのちゃん、だんないよ〜
アニメーターの人や、まちおこしで、タダ働きさせられている人に比べれば だんないよ
実際に、地方創生のコンサルやNPO組織、地域おこし協力隊では、学生、社会人問わず無給の労働や、低賃金労働が問題になっています
日本の労働生産性の低さという話題は定期的にネットに上がるわけだが、これについて私見であるが述べていきたい
ぶっちゃけ日本では無形のモノへの評価、つまりサービスに対する理解が低い
モノづくりに長けた国だけに、反面モノにしか価値を見ない風潮を生み出してしまったのかは知らん
日本にはチップの文化がない。これはサービスにお金を払う価値がないとみなしているのと同じだ
チップ文化がないのが元凶とは思わない。でも、サービスがしてもらって当たり前と思うたびに、世の中に歪みが生まれることを自覚するべきだ
たとえば、ショッピングセンターとか無料の送迎バスがあるけど、運転手にお礼すら言わない人間がいるよね。無料サービスは当然だってことだね
そうした文化的に根付いた深層意識は、企業のサービス残業の強要などにもつながってくるわけですよ。自分の身に降り掛かってくるんだ。当然するべきものとして
ようするにあなた方がいままで受けてきた無料のサービスを、無料で当然だと思うことは、この国の利益にならない
生産性向上のためにサービスの付加価値を追求するにもこれは障害にしかならない。だって最初から価値がないものとみなされてるんだから。追求してもゼロはゼロ
初カキコ、ども。
俺みたいに新卒で入った会社辞めた腐れ野郎、他にいますかって、いねーか、はは。
あの流行りの風邪つらそう、とか、深夜に来た患者がヤク中っぽいだとか
ま、それが普通ですわな
It's a Burakku kigyou.狂ってる? それ褒め言葉ね。
なんつっている間に0時っすよ(笑) 宿直勤務の辛いとこね、これ。
病院に勤めて今年でx年になるのだが、一向に残業や夜の勤務(宿直と言われるアレ)が減ってくれる兆しもないしそろそろ退職しようと思う。
自分が就職活動をしていたのは少し景気が上向きになりつつあった20XX年頃なので、今とは少し勝手が違うかもしれないが、病院事務員として働こう! などという狂った思想を持つ若者を少しでも減らすべくここにその実態を書き残しておこうと思う。もちろん、これらすべてが真実ではない。が、すべてが嘘ということでもない。そこらへんはうまいこと察してほしい。
自分は田舎の病院に就職したので、基本給は安い方だった。地銀と同じくらいかな。
公表されていた額は基本給19万円強だったが、実態は基本給が約16万円でそこに種々の手当がついて19万円、といった感じ。
・医療事務系
うちの医療事務は少し特殊だったのでぼかして書くが、同業種ならなんとなく察してもらえるのではないだろうか。
未収患者の督促と、入院している患者の処理が主な業務だったのだが、月末月初はとんでもなく忙しかった。10日前後に土日祝日が被っていると強制的に休日出勤になるのもつらい。が、こちらの仕事はきちんとデジタル上で行われていたので、総務にいた時に比べるとストレスとは少なかったように思う。
面倒なのは、患者のクレーム対応もこちらに回ってくることだ。窓口にいるのは基本的にパートの人たちなので、クレームが入るとすぐにこちらに電話して来て自分たち正職員が対応するという謎ルールのせいである。すぐに終われば良いのだが、もちろんそんなことはめったにない。
就業時間だが、月の繁忙期はみんな11時ごろまで仕事していたとだけいっておく。が、朝はゆっくりできたので、そこまで辛くはなかった。残業代が全て出てくれていたら、辞める気は起こらなかったように思う。それ以外の時は定時で帰れた。と、いっても、月に2.3日だけだが。
・総務系
主業務は経理及び給与。1000人規模の事業所だった上に、給与の計算の方はそのほぼすべてがExcel(しかも紙データを手打ち)だったのでかなり辛かったことを覚えている。経理の方はデジタルデータばかりで楽だったが、クレジットカードの計算だけレシートを手打ちしていたのでそれはかなり面倒だった。あと、どちらの業務もフロッピーディスクでデータのやり取りをしていたのだが、他のところはどんな感じなのだろう。
就業時間は9時から18時だったが、自分の部署及びた部署の鍵開けも自分の担当だったため、7時半〜8時には出社するように求められていた。当然ながら、その間は無給である。
さて、勤務時間についてだが、基本的に定時で終わることはない。総務の仕事は18時から、というのが、上司に言われた最初の言葉だったのだが、まさにそんな感じだ。通常の勤務時間内は、他部署から回ってくる雑用のせいで自分の席にいることができないと思って良い。診察の時間が終わると少し静かになり、自分の仕事ができる。繁忙期でなければ9時には帰ることができるが、年末調整や決算期だと余裕で午前に突入する。残業代はその時の運によって決まる。上司の機嫌が悪いと出ない。タイムカードなんてなかった。
・宿直について
病院は診療時間がいでも人がひっきりなしに来るところなので、必然的にその対応をするために人員が割かれる。自分の病院では、18時の勤務が終わったタイミングでパートさんと交代し、その人たちが再び出勤する翌日朝9時までが自分たち事務員が代わりに窓口で働いていた。
小児及び産婦人科の救急患者は全てうちでの引き受けだったので、基本的にほとんど眠ることはできない。ひっきりなしに電話が鳴るので、宿直の番になった事務員は皆その時間に自分の仕事をやっていた。自分とて例外ではない(上司からもそのように指導される。もちろん残業代は略)。ちなみに、次の日は有給を使わないと通常勤務である。
夜18時から朝の9時まで、通常の業務を含む諸々の作業をこなしても支払われる手当はたったの三千円程度である。これは違法だと思うのだが、労基に相談したところ「すべての職員の時給を求めて、手当がその1/3以下であると立証できない限り違法ではない」と言われた。総務にいる頃に一度計算したことがあるが、もちろん下回っていた。が、そこから労基が開いている時間に仕事がなかったことがないので結局告発していない。
この形態の勤務が月に5〜6回程度あり、それが繁忙期と重なると地獄であることは想像に難くないと思うのだが、いかがか。
メリットについて
さて、こんな仕事がだが、もちろん悪いことばかりではない。そうでなければ、x年続けることはできなかった。
まず、病院は一般的に福利厚生がとても手厚い。看護師の方が働きやすいように、という配慮からか、育児休暇や産休が取りやすいよう環境が整備されている(有給は不可)。保育園も併設されているので、子供が生まれてもなんだかんだで復職して来る人が多い。
また、副業がフリーなのも大きい。うちにもいわゆるスーパードクターみたいな先生がいたのだが、思うに公演や印税の方が給与よりも多かったのではないかと思う(邪推)。仕事ができる人間はどんどん稼ぐことができるが、そうではない凡人、例えば自分のような人間は一生奴隷のごとき労働条件で働くことになる。
何より大きいのは、医療費がかからないことだろう。事務員の場合、入院しても病室で仕事ができるので、有給を使うことなく治療に専念できる。もちろん、入院中に調子が悪い時は有給を使うこともできたが。
自分は無能なので役職はつかなかった。もし、役職があり、責任のある仕事を任されていたのであれば、もっと続けよう、という気になったかもしれない。が、若い間はともかく、高齢になった時にこんな生活を続ける気は無いし、自信もない。今ですら徹夜明けの通常勤務はかなり身体にこたえる、というのが正直なところだ。現在は、次の決算期が終わったあたりで退職するべく準備を進めているところである。
誤字脱字が多々あり、読みづらいとは思うが、ここまで読んでくださった増田の方々には感謝しかない。ありがとう。
それから、病院を就職先・転職先に選んでいる方たちへ。悪いことは言わない。やめておきなさい。
いつも、ありがとうございます。
宿直明け勤務に戻ります。では。
仕事が終わらない。
なのに後輩はさっさと帰ってしまう。
毎回定時で帰っている後輩には頼まない。
なぜなら、後輩は断るから。
「え?それをやったら残業になるんですけど、それでもやるんですか?
私、残業これ以上増やしたくないです。(体があまり良くないので月10時間までなら、という制限を自分でかけてるらしい)
どうしてもそれをやるなら○○をやめてもいいですか?」
と言って断ってしまう。
でも知ってるよ、土日のたびにしょっちゅう旦那と旅行に出てること。
土日で遅くまで遊んで眠いからという理由で予め月曜午前中の有給申請してること。
夕方からのライブに行きたいから午後の有給取ったりしてること。
全部、本人がクソ正直に話すから。
「だって、仕事のストレス発散するために遊ばないとやってられないですもんー。医者にもストレスためるのが病気に一番良くないって言われてますー」と言いながらお土産配ってるけど、
こっちからしたら「体が弱いなら遊ばずに寝てなさいよ!」って思う。
後輩って言っても三つ下なだけなので、大して給料の差はない。というか、うちの会社は昇給がほとんどない。
同じ給料もらってるのにどうしてこんなことになるのか。
サービス残業ではないのである程度残業代は出てるとはいえ、仕事量や有給の量からしたら納得できる差ではない。
正社員が四人いて、彼女だけが最大でも月10時間しか残業しない。
上司に相談してみても「体弱いって言われたら、こっちも強く出られないよ。残業はあまりしてくれないけど、基礎的業務はしっかりやってくれてるし」という悲しい返事しか帰ってこない。
体が弱いって言えば、なんでも仕事断っていいの?
体が強いと、何でもやらなきゃいけないの?
後輩に「何か手伝うことはありますか?」って言われたこと、一度もない。
そのかわり、「これ手伝ってください」と言わないあたり、後輩も後輩なりに受けた仕事はしっかりこなしているのだろうけど、
絶対量が2倍とは言わなくても1.5倍は違う。
体が持たないから、仕事断りますと言いながら休みの日は遊んでいる後輩に対してどうやって気持ちの整理をつければいいかわからない。
https://anond.hatelabo.jp/20170703203542
正直言わせてもらうと、労働契約守って手抜き教員やってもらったほうが世間の目が覚めると思う。教員の情熱も、現状ではヘンな方向に走ってしまいがちになる。正しい基準の適用が必要だよ。2017/07/03 21:16
我々がそれをしない理由は簡単で、生徒を人質に取られてるから。
サビ残しません、休日も勤務命令なければ仕事しません、だと、確実に生徒が不利益を被る。
例えば手厚い受験指導の評判に惹かれて入学した生徒。休日の補習補講や平日の勤務時間外の補習補講があれば合格できた志望校に、合格できなくなるかもしれない。
例えば部活強豪校の評判に惹かれて入学した生徒。高校推薦、大学推薦、プロ入りなどといった(公立校でそこまでのレベルは稀だが)可能性を、つぶすことになるかもしれない。
「生徒の将来のために」なんて青臭いことを言うつもりはない。単純に、責任取れないんだわ。
「俺は家が貧しくて予備校に通えないけど、この学校なら平日も土日も学校残って自習したり、受験向けの補講があるって聞いたから入学したのに。先生、どう責任取ってくれるんですか」
「俺は野球に命かけるつもりで、野球部強豪校のこの学校に入ったのに、土日は練習なし、平日も30分のみの練習。甲子園に行くのが夢だったのに。先生、どう責任取ってくれるんですか」
って言われてもね。
だから慣習として、去年一昨年と同じだけ練習する。同じだけ補講する。
本当はそういう、「教員のボランティアによって成り立ってる部分」を売りにしちゃまずいんだけどね。
「うちの会社は営業時間外でも電話一本でお客様の元に駆けつけます。トラブル発生時には365日24時間対応します。(ただしそれらは全て社員のサービス残業、サービス出勤によって賄われています。社員が拒否したらそのサービスは成り立ちません)さぁウチと契約を」ってのと一緒だから。
ウチは部活に力入れてまーす。○○部は去年全国大会行きました^^ なんて煽って生徒募集しておいて、その部の顧問はその年で異動して、入学してみたらもういませんでした、なんてのはザラ。あるいは在学中に顧問がいなくなるとかね。で、上手いこと後釜に入る教員がいればいいけど、潰すわけにもいかないから無理やり若手がやらされて、生徒が頑張ってるから仕方なく土日も部活やってますなんてのもザラ。
腐ってるね。
民間も経験ある人の話は説得力がある。勤続年数だけじゃなくて、管理職の査定で昇給が決まるようになってきてるよねー。2017/07/04 00:02
え、それどこの私立高の話?
少なくとも東京都では管理職査定なんてあってないようなもんですよ。
せいぜい、学校にとって(というより、管理職にとって)有益な実績を挙げた教員に対し、勤続一年分くらいの昇給ステップアップがある程度。
あ、あと公立学校特有の異動(勤務校が変わる)の際に関係してくるかな。優秀な教員は希望が通りやすい。
で、報道されちゃうくらいの事件事故になるくらいの問題を起こした教員は別として、それ以外は全部昇給ペース一緒。まるで仕事しないダメ教員だろうとね。
だって、そのダメ教員の査定を昇給に響くくらい悪くつけると、管理職の管理能力が問われることになるし、いろいろ理由書とか報告あげなきゃいけないんですもの。
保身を考えたら、どんなにダメ教員でも、事件事故を起こすまでは、他の人と同じように昇給させておくのが、管理職的にはベター。
ベルマークについてはどう思う? なくせないの?2017/07/04 08:45
ただ、効率悪い効率悪いって言われてるんだから、なくせばいいのになーとは思う。
でも、これも部活と同じで、一部「やりたい」って人がいるんだよね。それも、直接的な利益が自分にはないのに。例えばPTAの重鎮だったり、ベルマークに命かけてたりね。で、それを他にも強要する人とか、マジでいる。
(学校の先生の、「勝手にやっている」ことでした怪我の扱いってどんななんでしょ?)2017/07/04 09:53
学校としては命令してなくて教員が勝手にやってることだけど、一応教育活動の一環だし、給付金とか学校内での活動と同じですよーって扱い。
土日の練習や試合とかもね。だから、試合一つやるにしても、練習試合やるにしても、「学校が認めた活動です」という建前を作るために、無駄な書類を作って事務仕事が増える。
長文だけど、民間平均と比較して高額な年収には触れないのな。重要なことでも都合の悪いことには触れないわけか。2017/07/04 12:11
まぁ唐突だけど、民営化はまずいと思うんだよね。
部活制度が是正されたり、勤務時間の適正化とかは大賛成。
教員の給与が高いってんなら、法外な時間外労働をなくすのと引き換えに、基本給引き下げもやむなし。
長いんで読むの面倒だと思うけど、基本給引き下げもやむなしと書いてます。
で、もうちょっと言うと、民間平均と比較して高額ってのは基本給だけの話で、労働時間(残業、休日出勤手当、その他歩合等含む)に対して比較すると、どうなのよ、と。
俺が前の会社(ブラックIT土方)で、今と同じだけ働けば、各種手当やら歩合やらで、確実に今より給料貰えますがな。
あ、でも今、年収/年間労働時間で時給換算したら、一応時給1400円くらいだから、高いっちゃ高いのかな?
いろんな教員がいて、いろんな大人がいるのを間近に感じてもらうのは増田の言うとおりだと思う。だけど生徒や、生徒と同い年ぐらいの少年少女とHする大人だけは見せないでくれ(教員のごく少数なのはわかってるが)2017/07/04 12:22
マジでそういう奴が一人いるだけで、教員全体のイメージが一気に悪くなるから、本気で氏ねばいいのにと思います。
中には、教え子と結婚したりしてる奴もいるけど、マジでやめてくれ、と。
ボンクラだったりオタクだったりリア充だったりギャルだったり、色んな教員がいていいと思うけど、条例違反・法律違反がバレるのはダメ絶対。
最近、部活問題だとか民営化しろだとか、教員の多忙だとか、いろいろ話題になっているから、一教員として書いてみる。
教員には、原則残業手当、休日出勤手当とかはつきません。すべてサビ残、サビ出勤。
教員の仕事は、家で教材研究したり、研修会に出たり、突然放課後生徒対応したりと、残業ってくくりで測れないからってのが理由。
そのかわり教職調整額ってのが付くけど、残業代にしたら一日当たり20分足らずの額。
まずここ押さえてくださいね。
で、当然時間外勤務は義務じゃない、サービスだから、「やらなくても良い」、もっというと「やりたい人が勝手に好きでやってる」という扱い。
土日祝日などの休日の仕事も、勤務時間外の仕事も、すべて「その教員がやりたいから勝手にやってる」という扱いで、当然残業手当も休日出勤手当もつかない。
(一応土日の部活は、特別勤務手当って名前で、4時間以上やれば4000円くらいもらえるようになってる。4時間未満だとゼロ。4時間以上なら8時間でも12時間でも4000円程度。交通費だけで足が出るから、時給換算するとコンビニでバイトしてた方がマシw)
人によるし、学校による。
今学生の人はわかると思うけど、先生たちが朝職員室で打ち合わせしてるでしょ?
はい、ここでまず一つ目の矛盾。勤務開始時間は8時15分とか8時半とかなのに、多くの教員はその前に出勤して登校立ち番とか補習とか朝練の部活とかやってる。
これらは全て、「勤務時間外にその教員が、好きで勝手にやってること」という扱い。
当然お金は発生しない。
ある人は、「生徒のため」と使命感に燃えて、ある人は「みんなやってるから」と同町圧力に負け、ある人は「やって当たり前」と何の疑問も抱かず、今日も搾取されています。うへぇ。資本主義の原則を身をもって教えてるんですね。さすが先生!
8時15分に朝の打ち合わせが始まる学校は、16時45分には勤務終了です。
当然そう思いますね。
あれは全て、「教員が勤務時間外に好きで勝手にやってる」という扱いです。
だって好きで勝手に学校設備借りてやってるんだもん。まぁ可哀そうだから、事故とか怪我があったら学校の保険適用内にはしてあげるよ、程度。
大抵の公立中学、公立高校の運動部は18時程度までは部活をやると思います。それは全て、教員のサービス残業によるものですので、あしからず。勤務時間より後、教員は部活をやる義務はありません。「その教員が好きで勝手にやってる」という扱いなんです。
これを読んでる公立学校の中高生、顧問の先生は勤務時間後はボランティアで付き合ってくれてるわけで、練習日を増やせとか、練習時間延ばせってのが、いかにわがままな要求か自覚しましょうね。
で、放課後部活があるせいで、授業の準備とか、担任だったらクラスの事務作業とかは、部活が終わってからになる。
勤務時間がとっくに終わってから、ようやく仕事開始って、ナニコレ。
「先生なんてそんな仕事あんのかよ。」って声が聞こえてきそうですが、近年どんどん増えてます。保護者にプリント一枚配るのでも、お役所的な書類作って、「これこれこういうプリントをいついつに出します」ってのを回覧して、許可とらなきゃいけない。
要はお偉方が責任取らないで済むように、何をやるにしても「事前に報告がきちんとなされていました」という事実を作るために、公務員っぽい書類を作らなきゃいけない。
学校によっては、授業一つやるにしても、その授業の案とか出さないといけないんだぜ?
正直、これら書類を勤務時間内に全部終わらせようとしたら、忙しくて授業なんてやってる暇がないってのが、教員のブラックジョーク。
さらに、まじめで頑張る先生ほど、授業の準備とか、教材の準備とか、自分のクラスのこととかに時間をかける。
当然サビ残です。
で、冒頭に「人によるし学校による」と書いたのは、人によっては「部活顧問なし」「授業準備一切しない(すべて去年使ったプリントをそのまま配るだけ。テストも去年使ったのをそのまま)」「担任してても自分のクラスのために勤務時間外に時間使わない」って教員もいるし、それで成り立ってる学校もあるから。
てか、教員が定時出勤定時退勤しようと本気で思ったら、このくらいしないと無理。
でも、ほとんどの先生はある程度の情熱を持って教員になってるので、人によりけりだけど、頑張っちゃう。だから多忙。勤務時間外になってようやく授業準備したり、テストの採点したり、家に持ち帰って頑張っちゃう。
大体、定期テスト終わってその日に部活あって、いつ採点すんだよ。土日も部活で、家に持って帰ってやるしかねーわ、ってのが多くの教員の現状。
それが嫌なら、全部○×問題とかで、速攻で採点できるテストにするしかない。
教員は民間経験者少ないから、世間知らずが多いってのは、本当。
だから上記のような状況でも「それが当たり前」だと思ってる。
ブラック度合いにかけては自信があるIT土方からの転職だけど、それ以上にブラックよ?
なにより問題なのは、「頑張っても頑張らなくても給与は一緒」ってとこ。
ブラック企業に勤めてた頃は、一応歩合なり、成果報酬があった。
土日返上で働いて案件仕上げて、納品数多くすれば、その分歩合でお金貰えた。
公立学校教員は、基本的にクビにならない。それでいて、基本的に勤続年数に応じて給与が上がる。
だから、事件になるような問題起こさなければ、どんなに仕事サボってても、やる気なくても、給与が上がっていく。
逆に、どんなに頑張ってても、やる気で休日返上で仕事してても、同期と給与一緒。
「生徒のため」を理由に労働力搾取されちゃう人は、無限に搾取されちゃうシステム。いやー、夢持って教員になっちゃったせいで、俺も順当に搾取されてますわ。
土日休みたいよ?
でも、生徒から「部活もっとやりたいっす」「全国いきたいっす」とか言われたら「よーし、頑張るか」とかなっちゃうタイプ。
「受験近いんです」「先生の教え方がわかりやすいから、教えてください」とか言われたら、「よーし、放課後と土日、補講やるか」とかなっちゃうタイプ。
予備校行けない生徒、家庭環境が悪くて家で勉強できない生徒のために、長期休業中も学校開放して自習&補習やる。
部活で全国まであとちょっとの連中のために、やりたいだけ練習やる。
あれ、気付いたら俺、去年10日しか休んでないよ? 365日中だぜ?
なのに、土日祝日すべて休んで有給休暇全て消化した人と、同じ給料だぜ?
うーん、他に類を見ない、素敵な職業ですね。
教員の給与が高いってんなら、法外な時間外労働をなくすのと引き換えに、基本給引き下げもやむなし。
でもさ、「教育」って数値で出る結果だけが目標じゃないじゃん。
指導要領でも、教育の目的って「人格の形成」とかいう、わけわかんないのが目的にされちゃってるわけで。
大学進学率だとか、就職率だとか、そんなんじゃ教育が成功したかどうかなんて測れねーのよ。
いやさ、じゃぁどうやって測るかって言われたら、そりゃ無理なんだけど。
というわけで、色んな奴が色んなように(人様に迷惑をかけない範囲内で)生きているのが面白い社会なんだから、そういう「色んな奴」を育むために「色んな教員」がいていいと思うし(いわゆる老害教員含め)、そういう「色んな大人がいる」ってのを身近に見られるってのが、学校教育の良いところの一つなんじゃないですかね、ええ。
だから民営化して成果主義効率主義とかにならないためにも、公教育ってのは必要なんじゃないかなー、と。
ただまぁ、生徒たちに「働き方」を見せる大人として、「サビ残当たり前」「滅私奉公」ってのを植え付けるのは、ちょっとなーと思うわけです。
教育にすべてをささげる熱血先生もいてもいいし、そういう人を必要としてる生徒もいると思うけど、のらりくらりの浮雲先生もまたどこかで必要とされてるんじゃないか、そういう人がほとんどいなくなっちゃったのは、物凄い損失なんじゃないか、と。