2023-02-06

気象学者でも予報士試験の実技を突破できるとは限らない

優劣の問題じゃないのよ。

大学研究者がやることはある現象が数式に則って振る舞っているとしてそれを解くというのが代表的仕事の一つだろうが、こういったものはそれが同様の法則に則っているかぎり、ある厳密に論理化された方法論を理解しさえできれば誰でも解ける。

でも実技の勉強は具体例に対する方法論を学んでそれを活かすというやり方しかできない。実際問題を解くときはその方法論に対して「行間」を自分で補って目の前の問題対処できるように加工しなければならない。

厳密な論理理解して活用するのと、あいまい方法論に基づいて良い具合に図を読み解いて出題者が満足する論述をするのとではそもそも能力として別物だと言うことだよ。話題気象共通なだけで実は別の技能

真鍋教授ができないならよっぽど難しいみたいな皮肉を叩くのは一流バッターと一流ピッチャー比較するようなもの

もっと真鍋教授ほどの御年なら筆記スピードもだいぶ落ちてると思うしもっとメタ的な事情でも合格点に達しない可能性は十分あると思うんけど。

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