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2018-05-22

新潟市西区凄惨事件があった。

新潟市西区は幼少の頃より自分の住んでいる地域であり、小針駅は毎朝通勤に利用する最寄り駅である。そんな身近な地域凄惨事件があった。

なんとなく落ち着かず、自分ブログに書こうとしたのだけど、結局こっちに書くことにした。

5月7日のこと

5月7日用事があって、ゴールデンウィーク明けにもかかわらず22時くらいまで新潟駅の近くで飲んでいた。

その日の新潟市は、報道からもわかる通り一日中雨で、そんな中を酔った体で小針駅から家まで歩くのはだるいということで、電車定期券を持っていながらも、バス停から距離が短いという理由バスでの帰宅選択したのだった。時間帯的に、もしそのまま電車に乗っていたら事故に遭遇していたのかも知れない。

家に着いてからTwitterかなにかで越後線人身事故のことを知る。小学生女子が亡くなったとか、線路に横たわっていたとか、その程度の情報だったはず。

そのときは「未来があったはずなのに残念だなぁ。あまりに遅い時間だけど、家でいやなことがあったのかなぁ、自殺なのかなぁ」くらいにしか思わなかった。自分の中で勝手に、ふざけていたのか、それかいやなことがあって踏切で寝転んでの事故自殺だと思い込んでいた。

5月8日以降のこと

翌朝は、なにも思うことな小針駅から新潟駅付近へ出勤した。いつもだいたい遅れて到着する越後線も、その日は特にダイヤ乱れることもなかったし、5月8日の朝だけはいもの朝と同じ感覚であった。しかし以降、情報が明らかになるにつれ、きな臭い情報が目につき始めることになる。

現場踏切でも駅でもない線路の真ん中で、被害者電車に轢かれたときにはすでに亡くなっていたという。これだけならば、自動車事故を起こした人間が、事故ごまかすために線路放置したという筋の話の推測として理解できたが、よく聞けば首を絞められて殺されていたと言う。

えもいわれぬ気持ちになった。自分の住んでいるところから徒歩圏内で起こった凄惨事件事故自殺だと思っていたら殺人事件だったのである(仮に小学生2年生の女子自殺したというものでも大事なのだけど)。一斉にニュースワイドショートップニュースで報じ始めた。

幼少の頃から見知っているなじみの風景が、深刻な顔のレポーター犯罪評論家とともにテレビから映されるというのは不思議ものだと思った。毎朝乗っている電車の車窓から見える、普段は誰もいない道に、多くの報道陣がうごめいているというのも、これもやはり不思議気持ちになる。このときワイドショー被写体になる側の気持ちというのは少し理解できた気がした。

今まで特になにも考えず平和だなと思って暮らしていたものの、聞けば不審者情報は度々あったようである警察による情報戦のせいかもしれないが、容疑者とは違う風体情報も寄せられていたという。さらにいえば事件のあとも寄せられているとか。容疑者が捕まっても地域にはまだ不安が残る。

翻って、もしかしてその不審者情報自分のことを言っていたら……など考えてしまうのもアラサー男性としては仕方のないことであろう。自分にとってはただの散歩でも(ごめんなさいポケモンGoです)、端から見たら不審者として疑われかねないというのは、それだけで自分の足を重くさせる。自分不審者ではない、ということを意識してしまうと、一層不審者のような動きになるような気もする。

この期間は、ただただ地域不安感をまき散らし未だ現れない犯人へのいらだち、生まれ育った地域を汚されたという憤り、そして被害者へのやり場のない悲しみを抱えていた。

友人との会話の中で「高校生ぐらいの歳だったら、俺らで犯人捜したり、パトロールしようぜ」っていう会話をしたのだが、これは紛れもなく本心であった。アラサーなのでやらないが。

5月14日、15日のこと

重要参考人連行され、逮捕状請求されたという報道が流れた。正直ほっとした反面「彼がえん罪であったらどうしよう」だったり、「ふるさと村(道の駅)での県警の確保の仕方はいかがなものだったのか」という感情もうっすらと有った。

14日深夜に逮捕状執行され、容疑者として捜査本部のある新潟西警察署に身柄が移送された。西署には、幼少期に財布を落としたときと車の名義変更のために車庫証明取ったときくらいにしか行ったことはないが、風景はよくわかる。昔NHK新潟局にいたアナウンサーが今は日テレキャスターか、などと思いながら、やはり不思議気持ちで画面を見ていた。

容疑者を見て「白いワゴン車や黒づくめの50代くらいの不審者情報容疑者安心させて泳がせるための情報だったのかなぁ…」みたいなことは思った。

このあたりから容疑者についての情報が様々明らかになっていく。

容疑者出身高校は、私の母校でありそして出身学科自分と同じであった。地域だけでなく、母校すらも汚された感じがした。

被害者に車がぶつかって動転して首を絞めたという。それ自体おかしい話な気がするが、そもそもなぜその時間帯に車に乗っていたのか。無断欠勤してなにをしていたのか。

もやもやしたものは残り続けている。

事件発生から2週間、容疑者逮捕から1週間が経った。

話題の中心は日大アメフト部や改めて加計学園話題に移り、世の関心が薄れるにつれて地域も落ち着いてきたようにも見える。しかし、毎朝の車窓からは献花台も目に入るし、まだ非常線の張ってあるところもある。

振り上げた拳を下ろせない、という表現はよく聞くが、今もまだ自分は振り上げたくても振り上げるわけにいかない拳を握っているように思う。そして、その拳を解きたいが故に文章を書きたいと思った。

仮に、自分の拳が解けたとして、地域に刻まれた傷は大きい。

こういうことがあったとき、どうしていくのがいいのか。考えてもよくわからないまま、もやもやしている。

2018-05-20

池袋ジュンク堂はすばらしい

あれの徒歩圏内に住めば増田などをやって暇つぶしをすることも無くなり有意義だと思う

2018-05-14

きょう整骨院性器を見られた話

当方20代後半、女、既婚、子ども2歳、デスクワーク

最近肩こりがひどく、背中が痛むし、吐き気まででてきたので、きょう整骨院ににいってきた。

これまで整骨院整体?)というものほとんど行ったことがなく、予備知識もほぼない。

とりあえず徒歩圏内で、評価星4.5くらいの整骨院を予約した。

▪️来院

昼頃来院。

さな町の整骨院って感じで、いたのは院長一人だった。

40代くらいの男性で、いかにも優しそうだ。

平日は基本ひとりで回しているらしく、私が帰るまで整骨院には彼だけだった。

▪️着替え

予診表をかいて、症状をつたえて施術の大まかな内容を説明受ける。

から背中、そして骨盤

内容は、施術ストレッチ整体?)、電波筋肉をほぐす)、電気治療(血行をよくする)。

下半身施術必要ですので、こちらでご準備したものに着替えていただいても大丈夫ですか?」と促され、もちろん承諾。

カーテンを閉めたあと、受け取った着替えを見て焦った。

勝手ハーフパンツ想像していたのだが、ショートパンツだった。しかも思ったより短い。

完全に一分丈。しかスパッツのようなタイプではなくて、ゆるゆるタイプ普通に横たわっているだけでも足が全部出ていて、ちょっとでも膝を曲げると下着が丸見えだった。

しかも最悪だったのは、今日はTだった。Tバックだったのだ。

Tバックはお尻部分だけが状態になってるのが特徴と思う方もいるかもしれないが、そうではない。

多くのTバックは前方から後方にかけてだんだんと細くなるため、フルバックのそれと比べて、陰部部分も布面積が小さいのだ。

から今日の私は外陰唇が左右から半分くらいはみ出ていた。

念のために書いておくが、整骨院に行くからコレにしようとか一切考えなかった。ラインが出るスカートからかいうわけではなく(今日デニムだったし)、ただ単にタンから適当に手にとっただけだ。ただ何も考えずに履いてただけ。

そんなTバックにゆるゆるショートパンツ

膝を曲げただけで外陰唇が見えるスタイル。なんだこれは…と思い直した。

女性のお客さんも多いわけだし、ここが見える施術をするわけがない。そんなことしてたら大問題だ。何かで見えなくしてくれるんだろう…」となぜか思い込み、着替えが終わったと声をかけた。

▪️施術(整体)

うつ伏せになりタオルをかけられて施術開始。やはり下半身隠してくれるじゃないか。よかった。

からふくらはぎ、太もも、腰、背中…とグイグイ押されはじめた。

ところが中盤から、そのタオルを腰あたりまでまくられてしまった。足が丸出しだ。

恥ずかしい、恥ずかしいが、「いや、ちょっと、あの」と声をかける勇気は出なかった。

そして膝を曲げてそのまま上へ持ち上げ、前ももを伸ばすストレッチ

ベッドの横に立ち膝を持ち上げているであろう院長。いやもうこれ完全に見えているのでは….いや、でもまさか、目をそらしてるだろ。

きっとそんなやり方していたら他の患者に訴えられるだろうし、そんなわけはない…。なるだけ何も考えないようにした。

今度は仰向けに。顔にタオルをかけられたので様子は見えない。

今度はうち太ももを直接マッサージ

違和感。なんで直接触るの?タオルの上からじゃダメなの?太ってるし恥ずかしいし、なんで旦那以外の人にうち太ももやら足の付け根の肉を触られないといけないんだろう?しかも足の付け根をやる時、ちょっと指が外陰唇に触れたりしている。どうしたらいいんだ。怖い。

正直もう帰りたい気分だった。

しかし、密室、初めての場所男性と二人、というのは普段意識しないけど、結構怖い状況だ。

大抵の男性には全力を出しても腕力でかなわない。「もう帰ります」と言って、もしニコニコした顔が一転して、怖い形相で腕を掴まれたらどうしよう。言えなかった。

▪️電波治療

「際どいところまでやりますけど、大丈夫ですか?」

「えーと……はい…」

コレより際どいことやんの?マジで?という気持ちでいっぱいだったが、そのまま電波治療へ。

どうやら手では強くマッサージできない筋肉であるももから足の付け根までを、電波の出る器具で優しくマッサージするというものらしい。

両足を曲げて足の裏同士をくっつけるように指示された。

引き続きタオルで目を隠されているため自分では見ることができないが、

お察しの通りすでにショートパンツのゆるゆるの隙間からパンチラどころかマンチラしているはずだ。外陰唇が見えているはずだ。泣きたい。

ももからローションのついた美顔器みたいなやつ(施術前に見せてもらった)をくるくるマッサージされる。

恥ずかしさも頂点というその時、

足の付け根へ続いていき「ちょっと浮かせますね」と言われた。

ショーツの前部分を数センチ浮かせたようだった。

かろうじて隠していた小陰唇部分が空気に触れ、あらわになっているのがわかった。

私は何をされているのだ。それ浮かす必要あるのか?そのTバック、足の付け根部分まで布ないよね?そのまま下着に触らなくても治療できるよね?浮かさなくてもローションつかないよね?もう嫌だ、どうしよう。パニックだった。

にも関わらず、「痛くないですか」と聞かれ「大丈夫です…」とただ普通に返事をしていた。

その後10分程度低周波機器をつけられて終了。

院長は変わったそぶりもなく、丁寧に保険説明会計をしてくれて、整骨院をあとにした。


▪️これは一体なんだったのか

モヤモヤとはしていたが、午後から普通に出勤した。

が、さっきお風呂に入る時、下着を下ろすときに手が震えている自分に気づいた。

どうやら自分が思っているよりも傷ついてたみたいだ。

足を広げて妊婦健診も触診も出産経験した私でも、

不本意性器を見られたことがショックだったみたいだ。

モヤモヤする。

本当に純粋治療だったんだろうか。

多少性的な想いがあってやられたことだったんだろうか。

いや、いやいやいや。

改めてサイトを見ると、口コミはどれも星3.5以上で、ざっと見た感じ、誰もそのようなを書いている人はいなかった。

院長はおおよそ口コミ通り、親切で優しく丁寧な人物なのだと思う。

実際会話した印象もほぼその通りだった。

そんな院長だからこそ、私が何も抵抗しないので、院長も「見えてるからやめます」とは言えないし、そのまま続けざるを得なかったのだろうと思う。

そうか、こんなにつらいのに、私が悪かったのか。

あーあ。

あんな下着履いていかなければよかった。

ショートパンツに履き替えるの、断ればよかった。

そこ触らないでください、って断ればよかった。

ちゃんと断ればよかった。

言えばよかった

こんなの夫に言えない。

きっと、そんな格好で行ったことや、途中で拒否しなかったこと、すごく怒ると思う。

ごめんね。ごめんなさい。

かに聞いて欲しくて書いたけど「お気の毒だけど自業自得」とコメントがついて終わりなんだろうな。情けない。つらい。

anond:20180513205405

1.

公共交通機関だと駅まで自転車20分走ってから1,2時間待つことになるので

車なら30分で帰れる魅力には勝てない、多少危なくても

どうしても無理な時は1時間くらい車で仮眠取ってから運転する

2.

今日は飲みたいなと思ったとき

宅飲み > 代行をよんで帰る > その日だけ公共交通機関で出勤してタクシーで帰る のどれか

※自宅の徒歩圏内飲食店がない田舎民の感想

2018-04-26

anond:20180426184906

失業率が高いから、最低賃金で働く人がいるんだが…

残念ながら、世の中はそんなに単純な図式ではできていません。

ある程度以上お金があるなら都会に出る方を選びますし、

逆に都会で就職する金もないぐらいのガチ貧困だとそもそも自動車を持っていなかったりするので、

徒歩圏内で働けるなら最低賃金でもいいから働きたいけど、徒歩圏内には最低賃金バイト先もない

というミスマッチが多かったりして、

田舎失業者最低賃金アルバイトを選ぶというケースはそこまで多くないのです。

 

田舎失業者は都会に出るか、そもそも労働自体が困難な環境いるかのどちらかが多く、田舎には「最低賃金で働ける失業者」というのは多くない。

2018-04-20

徒歩圏内シネコン三つぐらいあるんだけども

都市部からどこも土日は席が埋まってるから、無いのと同じなんだよな

シュレディンガーシネコンだよ

2018-04-13

なるべく楽な職場で働きたいという考えは邪道なのか?

新しい職場に異動してきてはや二週間。全然希望していた職場じゃないけど、家から近くて通勤が楽なことこのうえない。おまけに研修やら説明会の会場も我が家徒歩圏内である。前の上司に気に入られていないのは重々承知だったので、左遷だとばかり思っていたんだけど、案外親切な人事だったのかも知れない。

けど、全然仕事に対するモチベーションが持てない。たとえ明日締め切りの仕事が終わってなくても定時が来れば帰りたい。「育児中で保育園のお迎えが…」みたいな理由があれば許されるんだろうけど、特段早く帰らないといけないような家庭の事情はない。

知人で今の私と同じような職場で働いている人が、趣味で年2回ぐらい長期の海外旅行に行くと聞いていたので、休みが取りやすくて楽な職場なんだろうと思っていた。が、事務量がそんなに多くない代わりにぱらぱらと「あれやってこれやって」みたいな話が来るので意外と事務所を空けられない。

不本意異動の腹いせに休みを取りまくってやろうと思っていたが、まだまだ職場仕事マスターできず、前からいる非常勤さんにすがって生きているので「ゴールデンウィークは1日と2日も休んで9連休しま~す(^^)」なんて言える状況じゃない。まぁわざわざゴールデンウィークみたいに旅行料金が高い時期に行ってもしょうがないし、直前になって予約をしようとしても、人気の行き先はすでに予約がとれない。

夏休みシーズンになればもう少し休みやす雰囲気になるらしいが、二週間の海外旅行とか厳しいだろうなぁ…と思うとがっかりである。元々考えていることが顔に出やすい方なので、自分残業嫌いで極力楽して過ごしたいのは見え見えのようだが、こんな調子でうまくやっていけるのかな…。

こんな私であるが、いちおう決められたとおりに出勤はしているので、人並みに昇給している。うちの会社悪平等で、優秀だと評価されていても、極端に高い評価をつけるにはそれなりの理由必要で、「コイツダメだ。」と思われていてもよほどのことがない限り極端に低い評価はつけられないのだと人事の人からいたことがある。ということで多くの人がB評価とC評価に集中し、「普通です」というレッテルを貼られるのだ。

しかも下手に優秀だと思われると重要なんだけど激務なポストに送り込まれしまうことが多い。出世したいとかたくさん残業代を稼ぎたい人にはいいかも知れないが、自分時間や家庭を大事にしたい人にとってはい迷惑だと思う。私は給料なんて基本給だけで良いか残業のない暮らしがしたい。

今のところこの態度を正面切って非難する人はいないけど、しばらく経っても仕事マスターしなかったら陰で何か言われるんだろうなぁ。しかもうちの職場事務の分担があいまいで、うっかり引き受けてしまうと、別に自分がやらなくても構わないはずの仕事でも担当者扱いになってしまう。この職場をどうやって泳いでいくかが目下の課題である

2018-03-29

人それぞれですが

世の中の多くの人は大好きだけど、個人的に好きではない物事が沢山あるので、あえて列挙してみたいと思う。

1.温泉

ちょっとした効能のある大自然の中の風呂だが、所詮風呂風呂である。そんなに風呂に入りたいか?と思う。自宅の風呂で十分である

2.焼肉

店に行って金払ってるのに、自分で焼かなくてはいけないのが納得いかない。自分で焼く分安くしてほしいが、何故かそんなに安くない。肉ばっかり食べても飽きる。同じ理由お好み焼き等も好きではない。

3.バーベキュー

野外でメシを食いたいという神経が理解できない。野外で食べると美味くなるのだろうか。不衛生という言葉しか頭に浮かばない。家の中で食べれば良い。同じ理由花見も好きではない。

4.飲み会

年齢を重ねるにつれて、酒を飲んだ状態電車に乗って家に帰る、という行動がダルくてしょうがなくなった。自宅から徒歩圏内居酒屋ならギリギリOK。家呑みであれば尚可。

5.お宅訪問

行くのも来られるのも両方NG他人の家に行ってリラックスできる訳がない。お土産を持っていかなくてはいけなかったり、とにかく気を遣う。人それぞれのルールがあるし。来られる場合は、準備も後片付けも大変。なぜやたらとプライベート空間侵入したがるのか。

6.音楽フェス

PA面で、野外で音響が良いという事は基本的にあり得ないと思う。ライブハウスでさえ音のバランスとか難しいのに、野外で良いわけがない。完全に雰囲気もの大勢の友人たちとフェスに参加している自分に酔っているんだと思う。

7.映画

見たら見たで面白いのは分かるんだけど、二時間程度身体を拘束される、じっとして画面を見ていなくてはいけないという状況が我慢できない。DVD化されてから家で見ればよい。

8.ゲーム

子供の時にファミコンスーパーファミコンプレステなどはやってたけど、大人になってから殆どやらなくなった。スマホでもやらない。何がそんなに面白いのか、よくわからない。単純に興味が無いだけとも言える。

9.スポーツ観戦

野球は好きだけど、見に行きたいと思うほどではない。他人応援をして何が面白いのだろうか。そのスポーツが好きなら自分でやればいいのに、と思う。他人が勝ったら喜び、負けたら悲しくなるという発想が理解できない。

10ギャンブル

勝ってお金がいっぱいもらえたら、そりゃ嬉しいんだろうけど、タバコくさいパチンコ屋に行ったり、馬の研究をしたり、宝くじを買ったり、というプロセスそもそも面倒くさい。

2018-03-27

地方で生きれるかを決めるのは本人じゃない

高校卒業後、僕は大学へと進みたかったがそんなことはできなかった。

ボケ祖父と半身が痺れた父を二重介護しながら二人を食わせていかなければならなかったからだ。

高校卒業後に働くといったって、この家には金なんかないので車も買えない。

こんな広いのに人口が数千人しかおらずほとんどが老人の田舎で車もなしに働くには、徒歩圏内職場しかないじゃないか電車の最寄り駅は徒歩6時間だ。

それで徒歩圏内にある土木会社に入った。ほかに仕事が選べる状況じゃなかったからだ。

土木仕事はきつかった。土日も関係なく働かされ、乗り合いで向かう現場への通勤時間は往復で6時間かかることもあった。

そして帰ってきたら早く飯を作れと父に怒鳴られ、洗濯をし飯を作り風呂を沸かしたが、感謝言葉などない。飯がマズかったら投げつけられるくらいだ。

そしてやっと寝れるかと思えば祖父が「仕事に行くんだ!じゃまをするな!」と叫びながら外へ出ようとするのを止めて寝かせる。夜中にまた祖父が起き上がってバタバタうるさい。父が「うるせえじじい!寝れねえだろ!」と叫ぶが、俺はその叫び声で起こされてるんだが。やめてくれといった感じだ。言うと包丁を持ち出すので言わないが。

父と祖父の言い争いが始まると父が祖父を殺そうとするのでそれを止める。殺人犯の息子なんて不名誉すぎるからな。

そして何度も起こされ疲れの取れぬまま朝早くに仕事に出るんだ。親父共のパチンコ代と生活費を稼ぎにな。

もう限界になって先月家から逃げた。

これで俺は家族を捨てた最低野郎だ。恋人なんかできたことないが、これでもう恋人はできない。

自由は得たが残ったのはこの罪悪感とこのくだらない人間とこのなんのスキルもない頭だけだった。友達田舎しかいないし仕事もない。

まともな家に生まれたかったなー。

まともな家に生まれたまともな友達は親に新車を買ってもらって仕事楽しいってさ。休みの日はドライブしたりパチンコしたりラウンドワンナンパをしたりするんだと。

キャンキャン喚いてても仕方ないんで仕事探します職業訓練校でも行こうかな。

もしここでの生活がうまくいかなかった時まで死ぬのはお預けにしときます

2018-03-26

ルンバ購入費を稼ぐ事は家事と認められないの?

この話にどうしても乗っかりたい。

元増田が書いた話は元々増田の主張とずれてる気がするけどお金の話なのでここに付けちゃう

うちは専業世帯都内賃貸マンション暮らし都心駅徒歩3分に住んでる。必要ものが全て徒歩圏内にある。そのかわり家賃が高い。

食品を買うスーパーマンションの下階にあるから買い物がすごいラクエレベーターで降りるだけ。そして高い。生鮮食品惣菜日用品、全てが地元と比べるとやはり高いそうだ。

はい家計に打撃を与えるほどの金額ではないのでそこで全部買う。チラシ見て安いスーパーに行く必要はない。お米、水が重たいときは有料で届けてもらったりネットスーパー玄関まで運んでもらうことができる。

スーパーの他にレストランもあるので遊びに出かけて疲れた日は外食になる。

こどもの習い事も全て徒歩圏内。塾やプール学校もすぐ近く。小2から自分で行って帰ってくるようになった。小さい頃は妻が送り迎えしてたけど不要になった。

幼稚園を決めるとき弁当を作るのは大変だから給食ありの私立幼稚園にしたいとのこと。受験必要はないが高かった。

家事食洗機ルンバ乾燥機能付きの洗濯機?を買いそろえるとそこそこの金額するよね。

生活費のやりくりとか学費計画とか保険とか資産運用とかローンなんか妻は全てノータッチ

「誰のおかげで生活できてると思ってんだ」という気はないけど

お金があることで家事負担が減っている事ってかなり沢山あるはずなんだけど。

anond:20180326063004

2018-03-14

地元から見た元学校予定地とか公園がある土地の話。

去年の今頃も書いてたな。

https://anond.hatelabo.jp/20170224224848

自分意見としてはこの問題の根っこは豊中市の(他の地域に比べて)異常な洗脳に近い教育実態に対して

正反対教育をする学校を開校しようとしたら、

それの利権を食ってる連中が火病起こしたついでにハッタリかまして

政権ともども潰そうとしたのが始まりではないかと。

これが他が似たようなことをしてもココまで大事にはなってないと思う。

徒歩圏内に住んでる親に言わせれば

「あのなにもない空き地学校できてよかったじゃん」と近隣の人達は言ってた模様。

しろなんか余計なことしてくれてまた無駄なことしてくれただろっていう方向らしい。

なんか誤解があるみたいだけどBの地域ではないので。

B絡んでたら、言い出しっぺの共産党おっさんが隣の公園セットで潰しにかかりますがな。

しろBのニオイがあるのは給食センターの方。

から隣の公園とセットで選挙区のしゃしゃり出るおばはんの名前が出てきてる結果に。

しかしSとか民商はうじゃうじゃいるのは事実

小学校の時同級生の家へ遊びに行ったら

文化住宅の中に聖教新聞三色旗とか標準仕様に置かれていることしばしば。

これ(https://togetter.com/li/1208018)を読んで思ったのが、

バリバリ左の教育がのさばってる地域刺客のように右の教育する学校を入れようと思ったのではと推測。

ただその学校経営してるおっさんが超クレーマーすぎてるのもアレだが。

つかこんな教師にとっての地上の楽園土地によく入り込もうとしたな。

確か最初にこの話題が出たとき調べたのが共産党市議会議員だったはず。

せっかくいい感じに洗脳できてるのに日本会議が絡むやつが学校作るおもんねーわ

適当こじつけて潰してまえ

こんな流れじゃないかと。

カケもそうだけど、左に偏った人たちは自分たちのイデオロギーを達成するためには、

それに対して一番接する地元民の声なんか絶対聞くことはないのが親の話で改めて思った次第。

2018-03-12

でも同棲断ったじゃん

彼氏が寂しいとか会いたいとか言ってくるけど気分が乗らなくて断ることが多い。

その時に浮かんでくるのは同棲を断られた過去のことである

あれは付き合って3年目だった。

賃貸更新時期だったし、徒歩圏内のお互いの部屋を行き来して家賃がとてももったいないなと思っていた。

ので、勇気を振り絞って同棲を持ちかけた。

断られた。理由も言われなかった。

「んー、ごめん。」これだけ。

それからも相変わらず付き合い続けていて仲は良い。

同棲はおろか結婚の話も出ないけど。

何だか諦めてしまった。

たぶん浮気とかそういうことがなければ私たちはこの関係のまま行くのだろう。

一つ変わったことがある。

会いたいと言われても正直あまりうれしくなくなった。

でもあなた同棲断ったじゃない。そう思う。

からせいぜい寂しがっていてほしい。

2018-03-11

徒歩通勤に変えてみて

新卒入社した会社に8年ほど通っている。
横浜方面から都心へ、混雑ピークの時間は過ぎてはいもののまだまだ余裕はない時間帯。
多少の窮屈さは感じつつもまぁこんなもんだろうと思って過ごしてきた。

去年のある日、親会社に吸収されるとの知らせがきた。オフィスさら東京の中心へ、しかも始業時間は早まるという・・・
もろもろおわり新オフィスへの通勤が始まったがこれが地獄・・・特に東京メトロの混雑はおかしい。
小さい車体にとんでもない数の人間がのりこむ。そのうえ全く詰めてくれない・・・。狭いゆえに詰めない人を押しのけて
その隙間に入ることもできない・・・

そのほか、人身事故悪態つく連中、女性専用車両のごたごた(痴漢が悪い)、酔客の横暴などなど昔から感じていたストレスがたまりにたまり
怒りMAXに達したため、会社徒歩圏内に引っ越すことにした。(会社および仕事自体は好きであるし、そこそこホワイトであるため、転職は×)

徒歩20,30分なら全然OK、そんなスタンスで探してみると意外に条件にあう物件はある。
家賃は高い、当然高い。60%ほどあがった。 全体的なスペックはまあまあだが、広さは40%減である
周辺の物価はそれほど変わらない。もともとすんでいる人がたちがおり、やす商店もけっこうある。
意外と住みやすいことがわかった。とはい家賃のせいもあり、かなりカツカツである

だいたい半年ほど徒歩通勤をしているが、端的に言って最高である
道を歩くときに俺を圧迫してくるものはなにもない! 悪態罵詈雑言を吐く連中もいない!!
天気が悪いときはつらいのだが、電車に比べれば屁でもない。(ちなみに屁をこいてもよい!)
梅雨時や夏場がどうなるかはちょっと不安であるが、対策は今のうちから考えておきたい。

もし通勤電車の混雑にうんざりしていて、頑張れば引っ越し可能という人には激しくおすすめしたい。
あなた電車に乗るのをやめればその分のスペースが空いて、混雑解消に一歩近づくぞ!!

2018-03-04

anond:20180304235712

電車に乗らない

昨年6月アパートの取り壊しがあり引っ越す事になった。

特に住みたい町もなく住みたい部屋のイメージもなくて

なにより仕事をしながらの物件探しがとにかく億劫で(なんで不動産屋は平日の9-17しかやってないんだ)

管理会社に立退きをせっつかれるがまま特に吟味せず会社から徒歩圏内アパート契約してしまった。

会社エレベーターに乗れば自宅の窓が見え、自宅で夜寝る時は窓から会社の灯りが見える。誰かまだ働いている。

最初仕事プライベート曖昧になったりしないだろうかと思ったが、杞憂だった。

つの間にか、終電を逃した社員の泊まり場所と化し、生活時間の全てが仕事関係で埋め尽くされた。

みたいなオチ

2018-02-16

anond:20180215230733

広い規模でできるのはすごいな

地図読めるし、あらかたイメージがつけば地図見なくても目的地着けるけど頭の中で描くのは徒歩圏内限界

2018-01-23

anond:20180123024527

ハロワなんぞとっくの昔に雪道2時間以上かけて何度も通っとるわ

ホント都市しか住んだことないんだろうけど、実働場所一定でない仕事はまず自動車免許ないとまずお呼びでないし

田舎から徒歩圏内工場とかも何もないよ

2018-01-17

全員会社の近くに住め

会社から徒歩圏内引っ越したんだけど最強すぎる

お前らが満員電車に乗ってる間に俺は風呂に入ってる

なんでみんな近くに住まないんだ?

2018-01-15

anond:20180115140652

元増田です。

物価スキー場価格といった感じで、やはりゲレンデ内は高いです。

ゲレンデ外は地価が高騰してるのもあって? 北海道の他の場所よりは高いと思いますが、それでも東京で食べるよりは安く済むなと思いました。

ラフにはゲレンデから徒歩圏内コンビニもあるので、頑張れば安く済ませられるとは思います

でも、ニセコにいるとゲレンデ内で食べたくなっちゃうんですよね・・・レストラントランペットピアノ演奏してたりでホント雰囲気良かったり西洋人が多かったりで異国の雰囲気なので。

2018-01-09

ご当地WAON

東京まれ東京育ちだけど、両親の実家には思い入れがあって、ふるさと納税とかで応援したいっていう気持ちがある。

半年ぐらい前にご当地WAONっていうのを知って、これなら気軽にできそうと思って、カードデザイン可愛いし、WAONを持っていなかったことも後押しして作ってみようと思った。

でも、どこのミニストップに行っても扱ってない。

店員曰く、イオンのみでの取り扱いらしい。

イオンなんて、自宅から徒歩圏内にないし、通勤圏内にもない。

郊外しかないイオンに、ご当地WAONが置いてあるのはどういうことなのだろうか。

東京から故郷に貢献するためのWAONだろうに、こういうのはなんというか、無意味なのではないだろうか。

ここ半年、ずーっとイオンに訪れる機会を伺っているが、一向にない。

そもそもイオンなんて人生で1度か2度しか入ったことない。

ミニストップに置けばいくらでもチャンスは有るのに…と思ってしまった。

2017-12-27

JR渋谷駅ホームまで徒歩5分のマンションなので、主なオフィス街は自宅から30分以内で行けるし、渋谷にある会社ならもちろん徒歩圏内だ。ジュンク堂東急)まで徒歩10分くらいで行けるのもすばらしい。近くに庶民スーパーがないことだけが難点

ライフ庶民向けじゃないの?

人生物語は要らない

 先日ホッテントリに上がっていた単著持ち増田のエントリを読んで、そういえば自分も増田が原因で本を書いたんだったと思い出した。


 数年前、初めて増田に文章を投稿したら2000ブクマ付いた。「文才がある」「物書きとして食っていける」とか言われたので、24万字の文章を書いてKindleで出版した。ぜんぜん売れなかった。人の言うことを安易に信じてはいけないと思った。

 そのあとまたホームレスになったので(2年ぶり3回目)しばらく福島で除染作業員として働いた。除染と言うと何か特別なことをしているように聞こえるけど、実はただの土木工事である肉体労働は久しぶりだったけど、小難しいことを考えず黙々と目の前の作業に打ち込んでいると、頭の中の不純物が取り除かれていく感じがした。

 そうだ、僕は物書きになりたいなんて思っていたわけじゃない。そんなものは誰かから押し付けられた「物語」でしかない。いままでも「元ホームレス成功者になる」みたいなステレオタイプな物語を押し付けられたことは何度もあったけど、いつも心の中で蹴り飛ばしてきた。なぜ今回に限って勘違いしてしまったのか。


 福島では相馬市松川浦という観光地にある旅館に住んでいた。国からの補助があるので宿泊費はかからなかった。旅館だけあって飯がめちゃくちゃうまかった。直前までわりと本気で食うや食わずの生活をしていて、就業前の健康診断で「就労可能です」のハンコの横に「貧血症――経過観察お願いします」とか書かれるレベルだったけど、1か月で元の体重に戻れた。

 そしてこういう現場に集まる人間というのは基本的ろくでなしばかりである。入ったばかりの給料を数日で飲み代やパチスロに使ってしまい、すぐに前払い制度を利用するはめになるような、そんな人間ばかりだ。同じろくでなしとして、とても居心地がよかった。やはり自分はこちら側の人間だと思った。

 そんなわけでしばらくここに居着こうと思ったけど、東北の夏は意外と暑かった。僕はそれまで日本の東側に来たことがなく、東北の夏なんて京都盆地の夏に比べたら余裕だろとか思ってたけど、ぜんぜん余裕ではなかった。しかも仕事中は半袖作業服禁止で、手袋は三重、さらに安全長靴にヘルメット、高性能防塵マスクというフル装備で、炎天下の中、延々と作業するのだ。このままでは干物になってしまうと思い、涼を求めて北海道へ行くことにした。


 割のいい仕事をしたおかげで金はそこそこあったので、JRの青春18きっぷを使って道内をしばらく旅した。

 旅の途中、いろんな人に出会った。日本一周中のライダーチャリダー、本州でこういう人に出会う機会は少ないけど、北海道ではさほど珍しくない。彼らには独自の文化があるようだった。こういった旅人向けに格安で宿を提供するライダーハウスの存在も教えてもらった。ライダー専用のところもあれば、旅人なら誰でもウェルカムみたいなところもあるようだ。

 美瑛にある「蜂の宿」というライダーハウスはめちゃくちゃ居心地がよくて、しばらく沈没してしまった。同じように沈没中の旅人が多く、宿を出るときは少しバツが悪くて、朝早い時間、夜逃げのように出発した。稚内の飲み屋では一人旅の女性客に「函館に住んでるから着いたら連絡してね」と電話番号を渡された。でもいざ函館に着いて連絡しようとしたらだんだん死にたくなってきたので忘れてたことにして函館を後にした。小樽のライダーハウスではなぜかオーナーに気に入られて「上の階の空き部屋に住んでいいよ」と言われたけど、結局置き手紙だけ残して去ってしまった。

 そんないつも通りのあれこれがありつつ、最終的に札幌でクソボロいマンスリーマンションを借りて住み始めた。


 札幌では2年ほど暮らした。つまり冬を2回越した。

 石狩平野ドカ雪が多い地域で、昨日まで普通だった街の景色が、朝起きたら突然、一面の銀世界になっていることも珍しくない。人の背丈より高く積み上げられた道路脇の雪。凍った路面をすいすいと歩いていく人たち。数センチの積雪で大騒ぎになるような地域に住んでいた僕には、すべてが新鮮だった。海外を旅したときも自分がいかに世間知らずかを思い知らされたけど、同じ日本でも住む土地が違えばこんなに空気も文化も違うのかと思う。

 そうだ、僕はあまりにも世界を知らなさすぎる。ホームレス経験があるからなんだというのだ。「なんでも知ってるゲンさん」みたいなステレオタイプキャラクターはどこにも存在しないということがわかっただけじゃないか。インド東南アジアを旅したからなんだというのだ。日本の近所をちょろっと見てまわっただけじゃないか。アメリカにもアフリカにもヨーロッパにも行ったことがない。政治も経済も科学も宗教も、本当に何も知らない。

 もっと世界を知りたいと思う。いままで自分ひとりで知識や経験を積み重ねてきたけど、もう限界だと思った。独学には「体系的に学べない」という決定的な限界がある。だから大学へ行こうと思った。もっと世界を知るために、僕には高等教育が必要なのだ


 しかし僕は中卒なので大学へ行こうにも受験資格がない。まずは高認(旧大検)を受ける必要があった。とりあえず過去問ざっと目を通してみると、文系科目は特に対策しなくても合格点を取れそうだったけど、理系科目は壊滅的だった。数学なんて問題文の意味さえわからない。やべえよ。

 コールセンターWindowsテクニカルサポートの仕事をしつつ、参考書と格闘する日々が始まった。途中で何度も心が折れそうになったけど、数学が扱うのは実体のある数(かず)ではなく、数(すう)という概念なのだということがわかってから、唐突に理解できるようになった。数を感覚的に扱えるようになり、数式の手ざわりがわかるようになった。

 勉強時間の半分くらいを数学に費やしたおかげもあってか、本番の試験では90点を取れた。分数の足し算すらあやしかった状態からここまで持ってこれたのだから、まずまずの結果だろう。国語は無勉強で満点取れたので、読解力は普通にあるようだ。他人の評価は主観が混じるので話半分に聞くけど、こういう機械的な評価は信用できる。英語も無勉強で満点取れるかと思ったけど、2問ほど間違えた。どちらも穴埋め問題だ。自分でも文法力が足りてないことは自覚していたけど、やはりその通りだったようだ。他の教科もなんとか70点以上をマークし、無事、高認に一発合格した。

 これで大学受験の資格は得た。学力はまだぜんぜん足りてないけど、土台部分は構築できたはずだ。これからさらに何年かかけてこの上に知識を積み重ねていくとして、次に考えるべきは資金の問題だろう。無給で4年間大学に通うなら最低でも800万、できれば1000万は貯金しておきたいところだ。しかしこの額はさすがに札幌の労働単価では厳しい。やはり稼げるところに行くべきだと思い、住んでいた部屋を引き払ってまたホームレスになり(2年ぶり4回目)今度は東京へ向かった。

 ちなみに僕には家族も友達もいないので、こういうときバックパックに入りきらない荷物はウェブ管理可能なトランクルームに預けるようにしている。ダンボール1個分の荷物を月数百円で預かってくれて、いつでもウェブから出庫できるので、こういう生活スタイルにはとても便利な存在だ。


 いままであちこちを転々としてきたけど、東京に来るのは初めてだった。西成で暮らしていたときに山谷の話は聞いたことがあったので、まずはドヤで当面の寝床を確保する。西成みたいに1泊1000円前後で泊まれればしばらくそこで暮らそうかと思ってたけど、2000円前後が相場のようだったのでドヤ街からは早々に引き上げ、少し北上して南千住駅近くにあるシェアハウスの一室を借りて住み始めた。

 次は仕事だ。自分の持つスキルの中で最も金になるのは、やはりプログラミングだろう。上京する前にリハビリとして最新技術はひととおりさらっておいたし、その経緯を文章にまとめてQiitaに投稿しておいた。なぜかその記事は「文学作品」という評価を受けたけど。技術記事なのに……なんでや……。しかし職探しのときにその記事をポートフォリオとして使ったらめちゃくちゃウケがよかった。東京エンジニアが不足しているとは聞いていたけど、これほどとは。仕事も多ければ単価も高い。いままで自分が住んだことのある都市と比べると、京都・札幌の倍以上、大阪の1.5倍以上の単価だと思う。

 そんな感じで生まれて初めて金に困らなくなった(!)ので、まずは渋谷に引っ越した。JR渋谷駅ホームまで徒歩5分のマンションなので、主なオフィス街は自宅から30分以内で行けるし、渋谷にある会社ならもちろん徒歩圏内だ。ジュンク堂(東急)まで徒歩10分くらいで行けるのもすばらしい。近くに庶民派スーパーがないことだけが難点だけど、西友のネットスーパーに助けられている。いつも配送ありがとうございます

 次にPCを買い換える。生活スタイルの問題もあってここ数年はずっとノートPCを使ってきたけど、東京には腰を据えて何年か住む予定なので、ハイエンドデスクトップPCを買うことにした。WindowsLinuxどちらも使いたかったので、これまで通りデュアルブートにしようかと思ったけど、切り替えが面倒なのでWindows上の仮想マシンとしてLinuxを動かすことにした。開発は基本的にその中ですべて完結させるので、仮想マシンの中でさらに仮想マシンを動かす場面も出てくる。こういう使い方だとそれなりにスペックが必要だろうと思い、CPUはi7-7700K、メモリは64G積んだ。どうせハイスペックにするならいっそVR Readyにしようと思い、グラボは1080Tiにした。そんな感じでいろいろぶっこんでいったら最終的にPC本体だけで40万かかった。さらにDELLの34インチ曲面モニタ東プレの変荷重キーボード、HTC Viveとデラックスオーディオストラップ、等々、もろもろ合わせて最終的に総額60万以上かかった。半年かけて海外を貧乏旅行したときの旅費を軽く超えててさすがに草生えた。


 2017年末になってもVR市場は未だ揺籃期の様相を呈している。キラーコンテンツとなりそうなゲームはちらほら出始めているものの、起動直後の「おお! VRすごい!」からその後が続かないものが多い。

 そんな中で僕がハマったのはQuiVrという弓ゲーだった。ゲーム中で何度も繰り返す矢を放つ感触がとにかく素晴らしく、現時点で250時間プレイしている。まだアーリーアクセスだけど、毎週コンスタントアップデートが続けられていて、次々と新しい要素が追加されていくのも飽きない理由だと思う。でもその分バグが多く、プレイしていてだんだん腹が立ってきたので、Discordに乗り込んでバグ報告しまくっていたら、いつまにかベータテストに参加するようになっていて、いまではランキング上位プレイヤーのひとりになっている。

 Rec Roomもおすすめしておきたい。ユーザーコミュニティがとても活発なソーシャル系VRゲームで、RedditDiscordを覗くと、運営とユーザーが一丸となって、いいゲームにしていこう、いい場にしていこうと努力している様子がうかがえる。そのおかげか、マナーの悪いプレイヤーが非常に少ない。ハラスメント行為等はほぼ皆無と言ってよく、Fワードを使っている人さえあまり見かけないほどだ。ゲーム自体も、チーム戦のペインボールレーザータグ、協力プレイアクションRPGゲーム等、無料とは思えないほどのクオリティの高さなので、VR機器を持っている人はぜひやってみて欲しい。

 そしてそのRec Roomよりさらにコミュニティが活発なのがVRChatだ。もはや活発という次元を超えてカオスと言っていい。半年前に初めてログインしたときは10~20人くらいのユーザーがHub(ログイン直後のワールド)で適当にダベっていて、他のワールドにはまったく人がいない、みたいな閑散とした状況だったのだけど、今月初旬に同時ログイン数が1000人を超え、Discordオンラインメンバー数は2000人を超えた。現在は同時ログイン数3000人を超し、Discordオンラインメンバー数は4000人を超すような状況だ。どうも有名なYoutuberや、Twitchの有名生主といったインフルエンサーが最近こぞってVRChatを取り上げているようで、この爆発的なコミュニティ拡大はまだ収まる気配がない。デスクトップモードがあるので参加するだけならVR機器が不要だというのも大きいか。

 Rec Roomとは違いVRChatはコミュニケーション主体のソーシャル系VRゲームだ。ミニゲームは前者に比べて見劣りするものの、ユーザーカスタムアバターワールドが自作・公開可能で、これが海外のオタクたちの創作意欲を刺激したのか、黎明期ニコ動を彷彿させる盛り上がりを見せている。こういった事情によるためか、もしくは別の何かが彼らをひきつけたのか、実際のところはわからないが、VRChatのユーザーはほとんどが日本のアニメフリーク・漫画フリークだ。ユーザーカスタムアバターはそれらに影響を受けたものが多く、美少女キャラロボットモンスターが目の前を行き交う様は、まるで攻殻機動隊電脳空間のようだ。とはいえ現状では4chan的な文脈そのままの著作権ガン無視状態なので、前述の爆発的なコミュニティ拡大にともなって近いうちに問題になることが予想される。なんとかソフトランディングして欲しい。

 しかしこの未来感すさまじい仮想現実の世界にいると、なぜか昔のインターネットを思い出す。特にテレホーダイ時代の2ちゃんねるのことを。夜の11時を過ぎると一気に人が集まり、どこの誰とも知らない人たちと一晩中バカ騒ぎをして、朝になるとネット全体が静まり返っていた、あの懐かしきオールインターネット。VRChatをやっているとあの頃の記憶が蘇ってくる。ドイツ人ドイツ語を教えてもらったり、サウジアラビア人にアラビア語を教えてもらったり、台湾人に3Dマーカーペンで中国語を書いてもらって「おおー、漢字の意味なんとなくわかるー!」とか感動したり。そんな多種多様国籍・人種の人たちとアニメについて語り合ったり、アニソンをみんなで大合唱したり。MMDナイトクラブというワールドでMMDモデルダンスが見られるのだけど、ステージ上で踊る初音ミクを囲んで、みんなで一晩中踊り明かしたりもした。マジでなんなんだこのカオスな空間は。しかしこれだ。これがインターネットなのだ夜明け前の静けさと、どこか熱に浮かされたような興奮。それらが齟齬なく同居する、この奇妙な感覚。久しく忘れていたこの感覚を、強烈に思い出す。

 でもいちばん印象深かったのはラノベ朗読会だ。ある日、いつものように適当に外国人たちとダベっていると「いまからショーが始まるから来ない?」と誘われた。開かれた転送ゲートをくぐってみると、その先は100人以上収容できる劇場のワールドで、さまざまなアバターの人たちが観客席に座っていた。舞台上の主催者とおぼしき人は「みなさんお好きな席にご着席ください。いまから『転生したらスライムだった件』の朗読を行います」とか言っている。え、どういうこと? と思う間もなくショーが始まる。やたら渋い声で、VRならではの身振り手振りも混じえて、感情表現豊かに読み上げられていく、まだアニメ化すらされていない日本のラノベ(正確にはウェブ連載版の英訳版)。ああ本当に世界は広いんだと思った。自分の知らないことなんて星の数ほどあって、そのすべてを知ることは絶対にできないんだと、少し胸が苦しくなった。


 と、最近はVRの世界にどっぷりだったのだけど、遊んでばかりいたわけではなく勉強もしていた。特に英語だ。いままでリーディングリスニングについてはそれなりにできていたのだけど、文法力がないのでライティングスピーキングに関しては壊滅的だった。しかしVRを始めてから英語圏コミュニティ英文を書いたり、VRゲーム内で英語を話したりする場面が増えてきたので、文法を基礎からじっくりとやり直した。二十代の頃に文法をみっちりやったときは死にそうになるくらいしんどかったけど、今回はそうでもなかった。やはり目的があると吸収力が段違いだ。そのおかげか、ライティングに関しては文法間違いがかなり減ったように思われる。スピーキングはいまでもだいぶあやしいけど。客観的かつ機械的な判断が欲しいので、来月久しぶりにTOEICを受ける予定だ。10年前に受けたときのスコアは680だったけど、今回の目標は800に設定している。2年後くらいには900を目指したい。ここまで英語力を上げておけば、大学受験の際にかなりのアドバンテージになるはずである

 あとはやはり数学だ。英語の勉強が一段落したら、数Iの復習から始めて、数IIへ進む。僕が受験しようとしているのは文系(経済学部)なので必要ないかもしれないけど、余裕があれば数IIIに関してもどんなものかくらいは頭に入れておきたい。前回の勉強のときに、数学は小さな理解と小さな納得を積み重ねていくしかないということが身にしみてわかったので、この科目に関してはじっくり腰を据え、時間をかけて少しずつ勉強していくつもりだ。

 国語に関しては受験前に赤本で少し対策すればいけそうなので、あまり心配はしていない。その他の科目は最悪捨ててもいいけど、時間があれば知識を少しずつ補填していこうと思う。

 こんなやり方で本当に大学に行けるのかはわからない。すべてが手探りだ。たとえ行けたとしてもその先のことはわからない。この歳で「大学を目指している」なんて言うと、先のキャリアを見据えてのことなんだろうと勘違いされることが多いけど、僕の場合、本当に何も考えていない。大学で政治や経済を学んで自分が何をしたいのかなんてまったくわからないし、それが金になるとも思えない。卒業したあと食い扶持が稼げなくて野垂れ死ぬかもしれない。その可能性は決して低くない。以前と比べれば多少はマシになったように思えても、やっぱり基本的に僕はバカなんだと思う。

 でも同時に、それでいいとも思う。行動に理由なんていらないのだ、と。行動の理由なんて事前にいくら用意したところで、たいていの場合、それは建前やこじつけでしかなく、本当のところは後になってからしかわからない。ミネルバフクロウなのだ。後になってからしかわからないなら、後になってから知ればいい。いまは行動するだけでいい。そう思う。


 先日、久しぶりにKindleのストアページを見てみたら、あの24万字の本へのレビューが1件増えていた。

 やっぱり僕はこれでいい。こうして増田で誰に宛てるでもなく近況報告をしたり、Steamに長文レビューを投稿したり。誰が読んでいるかもわからなくて、でもたまに反応があったりして、それが少しくすぐったくて。

 特別なことなんて何も起きなくていい。夢も希望もなくていい。

 人生に物語は要らない。

2017-10-26

[]10月25日

ホテル徒歩圏内出張だと

終電も始発も関係なく朝の4時からこの時間までというような仕事になるから電車って偉大だな

電車ってすげえな

地元に帰ったら電車感謝しよう

サンキュー近鉄

マジ感謝近鉄

なんなら乗り鉄になろう

電車乗って遠くへ行こう

津田美波の遠く遠くって曲あるじゃ無いですか

あれを歌いながら電車乗って

あれ?

この歌歌うとまた東京に行っちゃいそうな気がするね

はーあ、言っとくけどさ、目覚まし時計も昔の恋人も一切非はないのだから、物に当たるなよな

種田梨沙さんおめでとう!

あれ、種田梨沙さんがキスティーで、伊福部崇さんにキックしたんだっけ?

そうえばさ、未だにライトニングスカーレットに何があったのかイマイチ把握できていないから誰かわかりやすく教えてほしいな

ソウルキッチンっていう映画が好きなんだけどNetflixにあるね

お家帰ったら見るんだー

木曜と金曜日の残り2日なので張り切りマンだぜー

2017-10-22

[]10月22日

明日も4時起きなので、寝ます

たださっきまで頭をフル回転させていたので、寝付けそうにないです。

電車通勤メリットなんて無いと思ってましたが、こうして徒歩圏内ホテルでも生活すると、電車の中で一息ついて頭のクロック数を落とす的なサムシングエルスがラストチャンスです

ラストチャンスカバーしてるアイドルグループがいるそうです

あとイライラしたので縦読み会社悪口を仕込もうかと思いましたが、難しいので辞めました

2017-10-20

東京まれ東京育ち

別に僕はなにもしてない。たまたま親がそこに住んでいただけだ。

なのになんだろう、出身地言うだけでやれ「金持ちボンボン」だ「苦労も知らないおぼっちゃま」だ。

会社員になって都外に転勤したが、完全に観光客扱いだ。

観光だと思って、まぁ楽しんで帰りなよ」って一言にとてつもない距離を感じてしまった。

ちなみに今の住まい地方都市のど真ん中で、徒歩圏内で買い物もレジャーもどうとでもなる。

便利度で比べれば、都内住宅地実家なんぞよりはるかに上だ。

東京まれというだけで変な距離感をおかれる。

神奈川県民とか別に電車ですぐなんだからそういう態度やめてよ。

普通にその辺の公園を鼻たらして走り回ってすっ転んで泣き喚いてたただのガキだぞ。

思春期少年から大人になるために青臭いケンカとか恋バナとかしてたただの若者だぞ。

それがたまたま渋谷だったからってなんだよ。別にいいじゃん。

別に地元が嫌いなわけではない。愛着はある。最終的には戻ってそこで暮らしたい。

でもなんかそれが「首都から」とかそういう優越性みたいなもの故だと思われてるととても嫌だ。

地元愛ってやつだよ。僕とっては鼻たらして歩いたあの町並みこそが「ふるさと景色」なんだ。

東京に住むために必要な稼ぎとか、そういうのが解らないわけではない。

地価が高いことくらい、今住んでる間取り東京物件検索すれば解る。

ただ、なんというかそういう額面的な価値とかじゃなくてさ、郷愁?があるんだよ、僕にとっては。

東京を語ろうとすると、やれビジネスお金財産だ、小難しくてカタカナ語な話ばかり。

僕に見えてる東京郷愁が、そこでは欠片もないようなものと扱われるようで、なんか悲しい。

くるり「東京」という曲をふと思い出した。

地元郷愁を懐かしみながら、東京という街に出てくる青年の語りだ。

こういう郷愁ソングは、いつも東京から地元を眺めるものばかりだ。

たぶん、そのほうが共感されやすいし、売れるんだろう。

東京のものを懐かしむ感性はどこかにないのだろうか。

ちなみに、近いうちに実家は売りに出されるらしい。

感情的には反対だが、財テク的にいえば正解なのはわかる。

両親にはどこぞの栄えた地方都市で老後の心配のない便利な暮らしをして欲しいと思う。

ただ、僕のふるさと景色が、どこかにいってしまうのかと、悲しい気持ちになっている。

これ以上、帰る場所否定しないでくれ。

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