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2023-12-31

死ぬ理由はない。でも生きる理由もとくにない。

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前置きというか予防線として、私は増田達にはあまり好かれないタイプで、嘆き風自慢話にしか聞こえない可能性は、十分に理解した上で書いている。

ただ、「死にたい!」という理由はなくても、だからといって別に、「生きねば!」という強い理由もないからなぁ~。だったら死んじゃおっかな~。

案外、このくらいの感じで自死を考えちゃう、そんなしょうもないおっさんが実は結構な数いるんじゃないかと、そんな思いで書いてみる。(もし似た人がいたら、少し安心できる気もする)

でもたぶんどうせ、死なない。死ぬ理由もとくにないからな。ふはは。



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33歳の年も、残すところ10時間を切った。

18でも20でも30でもないのでなんの節目でもない年齢だが、

35歳(私の中での明確なおじさんの基準)が目前に迫った34歳を迎えるな~、とか、知らないうちに無理やり自分の中で理由をつけていたのか、

この1ヶ月はやたらと人生を振り返ることが多かった気がする。

結果として、これからおじさんとしての人生が50年くらい続くことに対して、希望が持ちづらいと思う日が増えた。



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本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。


東京まれ

富豪とまでは言わないまでも、それなりに裕福な家庭で育った。

物心ついた頃から頭が良い子だと言われ続け、足もそれなりに速く、小学校ではごく自然な形で学芸会演劇の主役をしていたし、生徒会会長も務めた。


私立中学の受験にも成功した。塾時代の成績はいつも全国模試上位だったから、失敗することなんて考えもしなかった。

部活学園祭実行委員最前線で楽しみ、彼女も当然のようにいた。童貞は、附属高に上がる16歳頃には卒業していた。

卒業アルバムを開けば、嫌な記憶ひとつもない輝かしい中高時代が思い出せる。


学校名は伏せるが、所謂最上位の大学に進学した。最早、まわりも当然だといった様子だった。

バイトサークルゼミ活動大学生のお手本のような生活を送っていた。

講義サボりすぎて1年留年したりもしたが、大手広告代理店にすんなりと内定した。


代理店で、新卒女子自殺をした頃、広告業界の忙しさが嫌になり転職経験したが、

次の会社でも大きな挫折経験することなく、同期の中では出世の早い方だったし、全社表彰されたことも何度かあった。


ある程度の給与をもらえていたので、都内繁華街近くの1LDKで20代の独身生活を存分に謳歌した。

その時々の彼女を連れては、グルメインフルエンサーが紹介したがるような、洒落バルやら、ネオ酒場やら、

ミシュランの星がつくような店にも、何か記念日などのイベントがあれば、それほど無理をせず行くことができていた。

フレンチイタリアン中華も、職人から手渡しされるような寿司屋も、数えきれないほど行った。「kint〇nとかガキが喜ぶ焼き肉屋だろ」とかイキったりもした。

連休があれば近場の温泉にふらっと出かけた。海外旅行はあまり好きではなかったが、女にねだられれば年に1~2回は連れて行った。


嫌味のような半生を書き連ねてあらためて、本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。と思う。

衣食住はもちろん、三大欲求をそれなりに高いレベルで満たし続けてきた。



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少しだけ挫折を感じたのが、結婚離婚だった。

30歳で結婚をして、1年も待たずに離婚してしまった。

理由をあげだせばキリがないのだが、一番は子作りについての考えの相違で、要するに私は子供が欲しくなかった。

入籍当初には同意してくれていた元嫁は、すぐに「やっぱりわたし子供が欲しい」と言い始め、口喧嘩が増え、離婚した。

別に島耕作時代でもないので、離婚出世に響くとかは考えたことがなかったが、自分でも意外なほどに離婚はしたくないと粘ってみたりもした。

でも、自分の子供が欲しくないという気持ちがどうにも変化する気がしなかったので、結局、離婚した。

(子供が欲しくない詳細理由割愛するが、ざっくりいうと、絶望と閉塞感のあるこれから日本に、子を産み落とすことは無責任なように感じる、みたいな理由が主)


俗にいう若手エリートモデルケースからズレたような気持ちになって、急に仕事に対する熱意がなくなってしまい、

半年後には会社退職して、個人事業主になっていた。


でも少し経ったらそれもなんだかんだ事業軌道に乗り、リッチとは言えないまでも、今はまた不自由ない独身暮らしを送っている。


お金は、めちゃくちゃな贅沢は出来ないまでも困ってはいないし、莫大な資産を築きたいという野望がなくなった。

思えば、別にエリートを目指して生きていたわけでもないので、また大企業に勤めたいという思いはないし、日本を動かしたいという思いもなく、ステータスへの渇望感は消えた。

夜のお店にたまに顔を出してはお店の女の子と仲良くなったりもするので、セックスもとくに困っていない(今は、かもしれんが)。

10年後くらいにいよいよ老後の孤独を考えたりする頃には、多少気持ちも変わっているかもしれないが、再婚もあまり考えていない。

から、真面目な出会いは求めていない。もちろん、子供は今も欲しくない。

若いからずいぶんと分不相応美食家を気取っていたが、ある程度の金額で満足できる程度のバカ舌だったのか、赤提灯で十二分な満足が出来てしまうことを知り、必要以上の金をかけて食事をすることに喜びは感じなくなった。



_____

となると、だ。

残すところ短く見積もっても30年、長ければ60年近くの人生漠然と待ち構えているわけだが、

そこに対して全く、何かを成し遂げたいという欲が起きないんだ。

金を稼いで、良い家/車/服揃えて、良い女を抱きたいとも思わなければ、

将来のこの国のために子孫を残す気もないし、だったらと血が繋がっていない若者を導くような使命感もない。


君たちはどう生きるか、というより、もっと前の段階のところで躓いているわけで、

やべ、とくに生きる理由ってなくね?

老化は避けようもないし着実におじさんになっていくわけで、あれ、人生今より楽しくなることってなくね?って考えるようになった。

生きる理由より、むしろ死んでもええかって理由の方が、よっぽど簡単に見つかることに気づいてしまったわけだわな。


結局のところ、人類なんてものは大いなる生命螺旋を繋ぐための歯車しかなく、

子供が欲しくない奴なんていうのは、歯車としては欠陥品ってことなのかもしれん。


冒頭にも書いたけど、どうせ死にはしないと思うんだ。

生きてればそれなりに、本当にそれなりに程度でも、楽しいこともまだあると思うんだよ。

でも、楽しさも幸福も、これまで以上は超えてくる気がしないという謎のおぼろげな展望が、日を追うごとに輪郭がはっきりしてきていて、

その現実からどうしようもなく逃げ出したい。逃げる?あれ、死んだらいいわ?そゆこと?


みたいなことを思ってしまう。そんな大晦日だね。

2023-12-23

演劇

知ってるやつが舞台に立ってるのを観るのは楽しい学芸会と同じで。

知らない人でも面白い人は面白い

ただし脚本面白くない(好みでない)ともうこれは時間無駄出演者面白い人であっても面白くない。

そして、だいたいの演劇面白くない。(「だいたい」とか言うと如何にも観劇経験豊富そうに聞こえるが全然そんなことはないので怒られるかもしれない。しかし。そこそこたくさん鑑賞している映画もだいたいは面白くないので、確率から言ってやはりだいたいは面白くないと思って差し支えないだろう)

役者が上手かろうが、完成度が高かろうが、人気があろうが、チケットがすぐ売り切れようが、全然面白くない。

多感で若ければもう少し色んなものを楽しめたのだろう。しか演劇以外のメディアにはどっぷり浸かってきたので、演劇特有でない要素、例えばストーリーやらキャラクターやらに関しては目が肥えてしまっている。そもそも多くの人と趣味も合わない。

演劇ならではの面白さはあるが、創作物としてのボーダーラインクリアしていない限り全体としてプラス評価に転じることはない。

周りの人と鑑賞後に楽しくおしゃべりできないのは辛いところだ。

多くの人は観劇を楽しんでいるので、私はその余韻を損ねないように、しかし嘘をつくのももやもやするので、当たり障りなく会話に合わせつつ、絶妙肯定を避けて重箱の隅をつつくように褒める。非常に気を遣う。

友人が出演していたとしても、面白くなかったら「観たよ」以上のことは言えない。

まあ、今後もそんな感じでやっていく。

観るのは勉強にはなるので。

2023-11-29

終わらせたい家

父方の実家が嫌いだ。

最近ようやくその縁が切れる目処が立ってきたのだが、いざというとき決心が鈍らないようにどんなに嫌いか書き起こしておくことにした。



父の実家田舎だ。

緩やかな坂の上に建つ家は大きく、貧乏だった祖父会社を興し一代で築いた。隣の家に行くのに坂を下り道路を渡っていかなければいけない。

いずれは父の家庭(つまり私たち)を呼び寄せ二世帯で暮らすことも考えていた、と後から聞いた。

その割には電気関係があまりに貧弱で頻繁にブレーカーが落ちていたので、どのみち無理だったと思う。


家の前は杉林でそのまま山へと続く。夏はアブが、冬はカメムシ大量発生する。

敷地は広く、車が三台収まるコンクリート造りの車庫に加えて大型の農機具が複数収まる小屋や鶏小屋、2つのビニールハウスを備えてなお広がる畑もある。

畑の先にはそれなりの大きさの池があり、祖父がそこに鯉を放し飼いにしており夕方には餌をやりに行っていた。

その池を回ろうと祖父が小型の舟を買ったことがあったが私は一度も乗った記憶はなく、舟は池の側で逆さで放置されていた。

祖父は昔からそうだ。思いつきで使いもしないもの大金はたいて買い、あとはゴミになる。成金のものだ。

ワープロパソコンピアノ


祖父は六人兄弟長男で下はみんな妹。

正月や盆にはその親族大勢この家に集まって、仕出し料理なんかをとって宴会をする。映画サマーウォーズのような風景だ(なお、このために私は本作が嫌いである)



私は普段はそこから車で一時間弱の県庁所在地暮らしているが、長期休みや時には土日ともなればすぐさま連れて行かれ父の実家に預けられて過ごした。(これは祖父母の意向であり、母は嫌々だったと聞いている)

家の周りは田んぼと山で、歩いていける範囲にあるのは駄菓子屋のみ。

その頃にはすでに人口過疎化が進んでおり同年代の子供は一人しかいなかったし、あまり気も合わなかったのでその子とはあまり遊ばなかった。

長期休みの始めから終わりまでを、家から持ち込んだ自由帳に絵を描いたり、擦り切れるほどに読んだ漫画をまた読み返したり、近所の家のお兄さんのお下がりファミコンソフト数本でしのぐのだ。いつも学校で一緒の友達はみんな64で遊んでいる時代にも関わらず。


家業建築業であったが農業も営んでおり、物心ついた頃から田植え稲刈りに連れて行かれるのが普通だった。

当然ヒマだったし、それなりに成長してから仕事が振られるがそれも嫌だった。

小学生の頃は春に運動会、秋に学芸会があったがちょうど田植え稲刈りの時期と重なっており、父や父方の祖父母がそれを観に来た覚えはない。母と母方の祖母がいつも来ていた。

仲の良かった子たちの親はみんな会社勤めや公務員だったりして、行事ときには父母揃っている姿をよく見た。

羨ましいと思った記憶はないが、うちは何か違うんだなぁということは感じた。

一番嫌だったのは、運動会の後にはそのまま車で父実家連行されて田植えに駆り出されることだった。最初から体操着を着ているので都合がよかったのだ。

運動会頑張ったか今日レストランに晩ごはん食べに行こう、と話すどこかの家族ドラマ世界のようだった。


田舎自然環境農業中心の暮らしよりも嫌だったのは、親戚付き合いや近所付き合いだった。

道を歩いているだけでどこの家の人間かわかってしまう。他に子供がいる家がないからだ。

そして田舎特有距離感で、なまりの強い言葉でやたらと話しかけてくる。こっちはお前が誰だかも知らないのに。

私は三姉妹の真ん中だが、みんなだいたい私を姉と思って話しかけてきた。

姉とはけっこう歳が離れているので普通なら間違わない。実際、地元の知り合いに私と姉を間違う人はいなかった。

しか田舎の人たちは子供を見慣れていないので子供の年齢からくる体格の違いなんてわからないのだ。子供子供、と一括りにされている。


そもそも私たちがいくつになるかなんて知らないし興味もなかっただろう。なら放っておけばいいのに何故か近寄ってくる。

妹とは歳が近かったし見た目も似ていたので当然間違えられた。最初から最後まで間違えたまま帰る人もいた。

中間子は影が薄いなんて言われることもあるが、姉と妹の名前は覚えているのに私の名前だけ出てこないなんてこともザラにあった。


母(というか女性)は親戚集まりの際には台所であれやこれやと仕事をしていなければならなく、それは子供である私達も同じだった。

ただ飲んで騒ぐだけの男たちにやれ酒を持ってこいだのあれが足りないだのと次から次に言い付けられても愛想のいい姉はちゃん対応していたし、妹は人見知りがひどかったので常に台所で母にくっついて手伝いをしていた。

私も妹と同じく人見知りだったが母は妹に取られている、かといってよく知りもしない親戚連中のおばさんたちに指示を仰ぐこともできない。

人見知りなのだから愛想がいいわけもなく、私が「もっともだめなやつ」になるのは当然だった。

そのうち人前に出ることも手伝いをすることも拒否するようになって、親戚集まりの際には空き部屋に引きこもるようになるとますます評価は下がった。

「姉も妹もよく働くのに、どうしてあなたは」とわざわざ嫌味を言いに来るおばさん(祖父の妹の一人)もいたが無視していた。

上記のおばさんには奇しくも私と生年月日を同じくする孫(私からすると再従兄弟になる)がおり、彼はいわゆる優等生だった。勉強ができ、親の言うことをよく聞く子だった。(数年後に爆発して親と険悪、音信不通になったが)

姉妹の中だけではなくそこでも比べられた。

更に私は高校受験に失敗するし入った学校は結局辞めるし定時制高校に入り直すもバイトに明け暮れて学業を疎かにして卒業が危うくなるしで株を落とし続けた。

親戚中からの「あいつはどうしようもないやつだな」みたいな空気は幼い頃から親戚集まりがあるたびに感じていたのに、後半はもう完全に腫れ物でいないものかのような扱いだった。その頃にはもうその方が居心地がよいほどに親戚が嫌いだったが。


高校に入ってすぐに父母が離婚して、当然私は母方の籍に入った。というか三人全員そうした。

父方の親戚たちは離婚時にまで首を突っ込んできた。(中でも嫌味おばさんはすごかった)

なんで夫婦問題祖父母どころか親戚が絡んでくるのか謎だったし、そういうのが当たり前な気質気持ち悪かった。

元々苦手だった祖父母のことも、このときに嫌いだとハッキリ自覚したと思う。

それまでは幼い頃にそれなりに一緒に過ごした情があったというか「家族(親戚は別)を嫌うのは悪いこと」という固定観念があったので「自分祖父母が嫌い」ということから目をそらしていたのだと思う。

そもそも両親の離婚の根っこにも祖父母の干渉があった。

幼い頃から父とあまり関わってこなかったせいか特に離婚のものダメージはなかったし、なんなら父とはその後不仲になる一方だった。

離婚後に実家に戻ったことで、父に元々あった、私の嫌いな「〇〇家(父実家)の人間っぽいところ」が顕著になったために父に対する嫌悪感が強くなってしまったのだと思う。

(親権は母が持ったが、みんなそれなりの年齢だったので私たちが父や父実家に関わるかは本人に任せるスタンスだった。そのため離婚後もときどき父実家に行ったりなどがあった)

離婚から十年近く経ってから、父が亡くなった。持病を持っていたし年々痩せていたので長生きはしないと思っていたがまだ五十代で予想よりもずっと早かった。

父とは、死の半年前に病院から退院する父を迎えに行ったとき最後だった。

もっと会えばよかった、みたいな後悔は別になかった。

私よりも父と過ごした時間が長かった姉や就職と同時に県外に出ていた妹は訃報を聞いて泣いていたが、私は一度も泣かなかった。飼っていたペットが死んだときの方がずっと悲しかったし泣いた。

その頃には父のことが嫌いとまではいかなかったが決して好きとは言えない、という程度で、なんなら二人が行くなら私は葬式に行かなくてもいいか?と姉妹に聞くくらいだった。葬式の日に舞台チケットを取っていたのだ。私にとっては本当にそのくらいの関係性になっていた。

流石にそれは、と二人になだめられて舞台は諦めて葬式に出た。

父の葬式ときにも父実家は最低だった。

誰が喪主をやるかで揉めて、しまいにはすでに嫁に出て別姓を名乗っている姉に押し付けようとするために姉が泣く始末になった。

私は当然怒って姉を庇ったが普段ロクに喋らないので、おそらく親戚たちが聞いた最初最後の私の怒声だっただろう。

嫌味おばさんが人生終了レベルトラブルに見舞われたり(自業自得)親戚の中でも故人が増えたりしながら数年経った。

父の死後は、介護とまではいかないが姉に協力するという形で祖父母の様子を見に行ったり通院の付き添いをするようになっていた。

姉は祖父母を見捨てきれなかったが姉一人であの家に関わったら姉が潰れてしまうと思ったので協力することにしたのだ。

数年間そんな生活をしていたが、少し前に祖父が持ち前のクズを発揮して優しい姉に絶縁宣言をされた末に施設へ入った。

姉が縁を切るなら私ももう関わる義理はないので、自分が請け負っていた祖母病院関係を整理したりして縁切りの準備をしている。

最低限の下準備はしてあげているので今後は自力でなんとかするだろう。というかするしかないけど。


姉と妹は結婚しているが子供はおらず、私に至っては結婚願望どころか恋愛願望すらない。

自分にもあの一族の血が混ざっていることが嫌だし、自分もああなってしま可能性があるかと思うとボケときなんかが恐ろしくてたまらない。

なるべく迷惑をかけずに一人で生き、静かに死にたい

別に葬式もいらないし、火葬だけは法的にしないといけないので最低限のお金を遺して身元保証会社かにお願いしておくから適当無縁仏かに放り込んでおいてほしい。

最近はそういうことを考える。

子供は欲しくない」「あの家の遺伝子はここで絶ったほうがいい」が三人の共通認識なので、家庭環境って大切だなと思う。

2023-11-13

すとぷりの紅白出場を叩く人たち

歌い手グループ高齢層が知らないだけでドームツアー武道館ライブもやってて10女子を中心に絶大な人気があるんだよ。

ターゲット的に今回ジャニーズ外しの恩恵を受けた可能性はあるけど、すとぷりはNHK番組出演や関わりも増やして外堀は埋めていたので紅白出場は時間問題だった。

ジャニオタが怒りの矛先を向けるのはお門違いもいいとこ。

歌唱パフォーマンスの実力も十分で適格。

というかジャニーズ学芸会が許されてた時点で紅白にそんなレベルは求められてないと思うけど。

彼らの見た目も二次絵やVTuber(的なもの)嫌いかヘイトを向けられてるっぽい。

でもCG出演はGreeeenという前例があるので何もおかしくないし、すとぷりはライブでは生身でネットでも半ば顔出ししてるので紅白もそういうスタイルで出演するかもしれない。

いずれにせよ新しいもの脊髄反射で叩くのはNO。

Vやバーチャルシンガーの出演枠がここからレギュラーになるかもね。

けーぽより日本ならではで良いのでは?

メンバー過去不祥事についてはそんなこと言ったら出られなくなる歌手グループがどれだけいることか。

まあジャニーズだって禊が済んだら来年復活すると思うよ。

あと「すとぷりなんて不祥事しか知らない」みたいなやつ。

そりゃあなた普段ゴシップを取り上げるサイトばかり見てるからそうでしょうねしか

2023-11-03

小学校の好きだったところ

増田出身小学校はいわゆる校庭(グラウンド)とは別に裏庭があった

裏庭には田んぼ、畑、ちょっとした雑木林飼育小屋ちょっとした池、テニスコート1面があった

 

田んぼ…6年生が先生監督下で田植えから収穫までやってた。収穫したお米は他のお米と合わせて学校行事おにぎりにして食べてた。おにぎりを作るのは朝っぱらから集められたPTAの親御さんたちだったので、大人になってから振り返ると楽しかったのと想像し得る親御さんの大変さとでちょっと複雑な気持ちになる

 

畑…4〜6年生が色んな野菜を育てていた。5年生の時はさつまいも栽培して、秋になったら1年生の子グループを作って雑木林落ち葉焼き芋をした。時間内だと全ての芋に火が通らなくて、しっかり焼けた甘い芋はみんな1年生に食べさせて自分たち微妙な芋を頑張って齧った。自分たちの芋は美味しくなかったが、1年生が美味しそうに芋を食べてたので少なくとも増田は充足感を覚えていた。この畑では教頭先生スイカを育てていて、夏になると休み時間に全校児童先生たち皆でこのスイカを食べた。夏の暑い日に外で食べたスイカは甘くて瑞々しくて美味しかった。教頭先生学芸会の時に正体がモロバレしてる謎のヒーローになる楽しい人だった(やればできる!の人みたいな明るさがあった)

 

ちょっとした雑木林…裏庭の端に色んな木が植えられていた。枇杷とか桑とかの果樹も生えていて、実がなったら食べてOKだったので一学期の終わり頃の時期は雑木林が人気スポットだった。この雑木林の向こう側が工事業者敷地だったせいか、捨てられたと思しきトラロープとかホースの切れっ端が転がってることがあった。5年生の時に学年の皆でこの雑木林の隅に生えてた一番大きな木と上記の廃材で秘密基地を作った(担任先生が掛け合ってくれて年度末には片付けることと他学年の子が来ても受け入れることを条件に校長先生許可してもらった)。廃材で作った適当すぎるブランコを勢いよく漕いだ増田は勢い余りすぎてすっ飛んでビターーーン!と地面に自分を叩きつけたことがあるけど今も元気に生きてる

 

飼育小屋うさぎニワトリがいて、4年生が当番制で世話をしていた。ニワトリの卵は当番の子が貰ってOKだった。増田ニワトリの卵を貰った時はさっさとTKGにして食べたのだが、これは増田きょうだいが当番をしていた時に卵を貰ってきたのを勿体ながっていつまでも食べずに残していた結果、いざ食べようと卵を割ったらヒヨコになりかけたやつが出てきた事件から学んだつもりの行動であった

 

ちょっとした池…でかめ金魚と鯉がいた。たまに野生か野良動物に魚がやられてしまうことがあって校務員さんが残念そうにその話をしていたが、小3の増田はその話を聞いた2分後くらいにはセミの抜け殻を集めて池を縁取る石の上に並べたりしていた

 

テニスコートテニスコートではあったが在校中にネットが張られたのを見たことがない。休み時間鬼ごっこ会場か教頭先生スイカ振る舞う会場にしか使われてなかった

 

政令指定都市ベッドタウンな町の公立小学校での思い出

小学校は本当に楽しかった。裏庭も好きだったけど、ちっちゃい丘みたいなのがある校庭も、閲覧席の陽当りがいい図書室も好きだった。卒業式でめちゃくちゃ泣くくらい楽しい学校生活だった

時々思い出して、あの頃はよかったな〜とノスタルジーに浸ってはもう戻れない思い出の世界なのだとちょっぴり寂しくなったりしてる

2023-09-21

TV付ける俺「VIVANT!VIVANT!VIVANT!」

バラエティ番組でもなんでも推してる、そんなに面白いのか~見てみようかな...?

30分後

子供学芸会のがマシレベルでつまらんやんけ...

anond:20230921111436

いや、2000年代以降のJ_popなんて低品質象徴みたいなもんでしょ…

ケータイ小説よりはマシだけど、ジャニ学芸会と同じ程度の質だろ

2023-09-20

anond:20230918011024

学芸会風の真似しやすそうな素人芸が宣伝力のみでウケて、傑出したものが日陰になる現象

政府広告会社ファンクラスタ解体活動は着々と進行していたのであった

2023-08-14

見せるための議論ショーみたいなノリ

けど学芸会レベル

2023-08-10

コスプレ文化全然分からん

分からんつったけど少しは分かる

自分だって幼稚園の頃の七夕短冊おジャ魔女どれみの変身服着てみたいみたいなこと書いてたし

「憧れのキャラクターの格好をしてみたい」っていう気持ちだけは分かる

でもそれを公共の場所や全世界ネット上)で披露しようっていう気持ちが全く分からん

「着たからにはだれかに見てもらいたい」ってこと?あわよくばいい感じに褒めてほしいってこと?

まあそこまでは理由として存在するのは分かる(気持ちわからんけど)

最近になって「そのキャラのこと二次創作しか知らんけどコスプレしてみました」みたいな妖怪レイヤーがいること知ってビックリしたんだわ

しかも割といっぱい

じゃあもう根本からおかしいやんけ

ただただ目に付いた流行ってるキャラの服強奪して着てみました!なだけやんけ

結局コスプレイヤーって何がしたくて二次元キャラの格好してんの?

正直出来映え関係なく所詮三次元から全部クソダサく見えるんだよね。大元はたいてい二次元から特撮コスプレとかは別にして。

なんで急にそんなこと言い出したかって、この前近くのお城(けっこうデカ観光地)行ったら刀剣乱舞コスプレして撮影してる人が数人いたんだよね

ごめん、適当いってるけどBASARAとかかもしれん、詳しくないんでわからん、でも多分刀剣乱舞だと思う、少なくともひとりは石切丸(こいつだけ分かる)だった

念のためいうけど何のコスプレイベントでもないです

まー作品世界観?的に日本のお城って立地で撮影したいのは分かるよ、でもここアンタらの庭じゃないしガッツリ混んでるとこ撮影して止めてるから一般人が通って良いのか分からなくて混乱してるやん

コスプレ無理解オタクから正直折角来たお城で画角学芸会みたいな格好した他人が入ってくるのスゲー邪魔だった。主張の強いモブが割って入ってきたみたいな

お城側がコスプレOK!とか言ってるんだったらまあ…と思って調べたけど別に言ってなかった。もしかしてNGって書いてないからいいじゃん案件

まあおもてなし武将隊みたいなもんと思えば…とか思うとしたけどとうてい無理だった。全然違うわ。あの人たちは自分らのためにやってないもん

レイヤーは何がしたくてコスプレしてんの?

2023-07-12

冴えない喪女だけど

物心ついた頃からジャニーズが嫌いだった

中居ダッシュ村は確かに面白かったけど

ジャニーズの連中がくだらないぶりっ子やりながらじゃれてる番組はクソつまんないしクラスメイト話題を振られるのも鬱陶しかった

何より音楽番組

真っ当なミュージシャンコイツらが一緒に出てきちゃダサい曲とキモいダンス披露していくのにムカついていた

なのでここのところの騒動はざまあw

しか思ってない

K-popも興味がない

でもジャニーズAKBのような学芸会委員のおかげでKPOPも日本参入の敷居が低いんだから、コレを何かの陰謀だとか言ってるクソアホジャニオタなどは本当にバカなんだろうな

2023-07-02

anond:20230702083709

加害者が既に死んでいるのが難しいところではあるけれど、親族や当時の経営陣は芸能界から身を引くべきだろうし、事務所解散して所属タレントは適宜移籍するあたりが妥当かな、と。

隠蔽に加担するなど被害者転じて加害側にまわった所属タレントベテラン勢)にも責任を取らせる必要があるだろうね。

個人的には所属タレント音楽番組等で見かけても、稚児学芸会のようで、もはや正視できないよ。

2023-06-25

anond:20230625165239

そうかあ。今の状況ってなんか既視感あるなあ、と思ったら銀英伝なあ。ちょっとアホの子らが学芸会でやってるような銀英伝みたいな味がするんやな。

2023-05-27

小学生感のある語彙

通学路

テスト返し

オール5

席替え

集団下校

社会見学

作文コンクール

自由研究

運動会

学芸会

日時計

生物

給食当番

ゼッケン

交換日記

一輪車

遠足

習い事

リコーダー

ぞうきん

ナップザック

児童館

電話相談

防犯ブザー

連絡帳

お小遣い

友達百人できるかな

将来の夢

学級委員

暗くなったから帰る

邪魔しました

足すりむいた

あいつもやってるのに

何時何分地球が何回回った時

バリア

ずる休み

2023-05-23

零細企業社会の掃き溜め

零細企業の偉い人やってるけど、本当にそう思う。

他所パージされた問題児(おっさん)ばかりが集まる。

逆に言えばそういうやつじゃないと求人応募に来るわけない。

まともな人間は先にまともな企業を受けて採用されている。

新卒採用??考えたことすらない。

 

能力平均値20点ぐらいのおっさん集団を眺め、あるいは個々人を眺め、

ぎりぎり50点を出せる得意分野にフォーカスして鍛えてあげる。

あるいはチームになれば50点が出せるように動かしてあげる。

やってることは学芸会みたいに幼稚でレベルが低いことだけど、クソゴミ零細企業はクソゴミ零細企業なりに社員と向き合っているのです。

 

零細企業に流れ着くようなおっさんコミュニケーション能力業務処理能力会社全体を見る広い視野のすべてを求めるなんて土台無理。

そういうおっさんを俺たち零細企業が抱えてあげてるから大企業様は優秀な若者たちだけで運営していける。

感謝してほしい。

2023-05-15

日本アイドルは歌も演技も下手!学芸会レベル!」

みたいな事を言う人いるじゃん?

この前も、過去ジャニーズを持ち上げてた脳科学者が言って、手のひら返しがひどいって炎上してたけど。

でも、そもそもアイドルってそういうもんじゃないの?

若いタレント性的魅力で売るってやつで。

アイドル歌唱力や演技を求めるのって、求道的なラーメン屋ラーメンマニアと同じようなものを感じる。

2023-05-13

「歌も踊りもへたくそアイドル」こそ日本文化の中心であり癌

茂木健一郎 @kenichiromogi

ジャニーズ事務所問題は、ジャニーさんのこともそうだけど、歌も踊りもへたくそ若い男の子たちの学芸会パフォーマンスを、「スター」というキャラ設定で垂れ流しして、番組MC大河の主役に起用して、日本エンタメレベルを落としてきたことへの検証こそメディアはやってほしい。

午前7:17 · 2023年5月12日 393.4万 件の表示 1,979 件のリツイート 2,022 件の引用 1.2万 件のいいね 623 ブックマーク

https://twitter.com/kenichiromogi/status/1656785537288785920

言い方キツいけどこれは本当にそう。

前に「日本映画ドラマの演技はなぜ下手なのか?」という話題があったけど原因はアイドル文化だよ。

日本芸能アイドルを中心に回ってる。

専門の俳優でなくアイドルキャスティングされることで本人の拙さはもちろん周りに求められるレベルも下がる。

どんなに頑張ってもどうせアイドル台無しにするからね。

しかもあれはやらせないでくださいこれはNGですと内容まで口を出す。

でもアイドルを起用すれば売り上げはある程度保証される。

結果として脚本演出撮影衣装音楽CGも演技も照明でもすべてが「このぐらいでいいか」になる。

アイドルに振り回され決まる映画作り。

気がつくと邦画世界に出ていけるようなレベルではなくなってたよね。

アニメの声当てでも番組の司会でもなんでもそう。

プロフェッショナルでなくアイドルが起用されるので全体のレベルが下がりプロも育たない。

アイドル自身も成長しない。求められてないから。

YouTubeJ-POP歴代ランキングを見るとジャニーズだらけで改めて驚くよ。

ファン以外からするとちょっと聞くに耐えるレベルではないもの音楽シーンの上位を占めてる。

モー娘。でもAKBでも坂道でも同じ。

KPOPがレベルの高いパフォーマンス世界を席巻している今なおさらキツく感じられる。

映画にしても韓国はうまくやったよね。ちゃんクオリティを追求してる。

日本がそこに追いつけるわけがない。

ちょうど推しの子がヒットしてるけどアイドル業界の内情を題材にしたのは慧眼。

誰もが目を奪われるよそりゃ。

日本に住んでいれば誰もがアイドル文化の影響を受けていてそこから逃れられないのだから

そして誰もがこの文化に侵されてじわじわと弱っていく。

アイドル日本の癌。

2023-05-11

韓国文化ってどれも薄くね?

俺はけんかんとかネトウヨではない。

韓国文物フラットに楽しんできた方だ。

スマホGalaxyだ。(画面大きい新作がauに扱われなくなって辟易としてる)

好きなアイドルはnewjeansだ。

 

その上でさあ、なんか飽きてきたというか、底を見た気が最近する。

 

日本韓国を見習うべき点は沢山あるよ。

アイドルとかひどい素材が学芸会するのが当然みたいになってるよな。

newjeansは全員可愛くてチビおらんくてダンスも歌もすげーうまい

歌も踊りも容姿もひでーちびのおっさん団のジャニーズ防弾少年団なんて比べたくもねーよな。

邦画だって一旦滅びた方がいい部分あるよな。

漫画だって売る部門では韓国の爪の垢飲んだ方がいい。

  

けどその韓国を見上げる気持ちになるとこを一旦通過したら。

なんか韓国コンテンツってどれもこれも薄い。

怠惰日本人や上手く回ってない日本部門よりずっとちゃんとやってはいる。

完成度は高い。多いに刺激にも手本にもすべきと思う。 

 

けどなんか、韓国文物って効率がいい気がする。

のし下に大量のウンコが埋まってないというか。たぶん底辺も狭い。

 

これ伝わんねーかな~。

韓国映画も一時期見まくったけどなんか飽きる。

あとネトフリで見れる韓国バラエティ普通につまんない。

フィジカルとかね。

すごく効率よくあの枠を作ったんだと思う。そこはすごい。

でもなんか無味乾燥というか下味がないというか。

 

コンテンツとして出されてるものの完成度と

その下からにおい立つべ韓国の文ウンコ匂いのなさがちぐはぐというか。

ピラミッドじゃなくて塔やんじゃねこれ?と直感が起きるというか。

 

 

この話は真面目に誰かと語り合いたいんだけど

韓国ってだけで貶す人と韓国ってだけで批判さない人が寄ってくるからまともに語れないんだろうな。

あいつらほんまじゃま。

2023-04-20

anond:20230420164723

いやまあ正直、厳密にはそうなんだけど、

じゃあ実際にそれが今の邦画で実現できてるか?って考えると、「できてない」んだよね。


試行錯誤すれば」の、

試行錯誤してる余裕こそが、時代劇現場にはない。


こういうの、昔は「役者たちが自分で」できてたことなんだけど、今の役者はできなくなってる。

から衣装係がやらなければいけないんだけど、今の衣装係にも、その知識がない。

衣装係が調べなければ、現場実践はできない状態

さらに、どこの現場でも「(浪人ですらも)着崩れていないこと」が当たり前になっている。

今の時代劇じゃ、安いTVみたいなペカペカした着こなしが普通になっている。


そんな状況で「わざわざ」着崩れさせるリアリティを入れるためには、

監督なり「上の権限がある人間が、気合を入れて指揮してやらないと」いけなくなっている。


けど、そんな面倒くさい(時間がかかる=金がかかる)ことは、できない。

衣装係」を勉強に行かせるところから金を払わないといけない。

そこまでやってる余裕が、邦画には存在しない。

ただでさえ時代劇はセットなどの大道具に金はかかるし、時代考証だの専門的な部分が多くて、

まあとにかく面倒くさい、金がかかる部分が多すぎる。


から

「そこのクオリティは切り捨てよう」、という判断になる。


結果的に、簡単ノウハウロストテクノロジー化する、という話。


「そんなわけねえだろ」と思ったのもわかるが、

もうすでに、「そんな惨状」に時代劇は陥ってるんですよ、という話でもある。

「そんなわけねえだろ」が現実



顔だけはドーランで汚してるけど、全然浪人に見えない」学芸会みたいなルック時代劇になるのは、

こういう原因が100万個くらいあるわけよ。

現場ノウハウ」というものいかに貴重だったかわかる。


もちろん、

そういう着崩しなりなんなりが「できてる時代劇だってちゃんとある

監督なり、現場なりがいい映画にしようと頑張ったんだろう。

しかし悲しいかな、昔と違って、

今の映画撮影は「一回の撮影で、現場自体解体されてしまう」。

せっかくそこで培った技術も、「その場限り」で終わってしまう。

衣装係が手に入れた知識も、

次の現場監督プロデューサーから「そんなことしてる余裕ないから」と言われたら、それでおしまい

現場知識をもっていても「そんな面倒くさい事いいじゃーん」となる。


こういう状況なわけ。


時代劇を作り続けていて、予算現場もわりと保存されてるはずのNHKですら(これがテレビ局しかないっていうのも悲しい)、

なんちゃってペカペカ時代劇がたくさんあるのが、時代劇の実状。

2023-04-15

anond:20230414134641

「チ。」が如何に優れていたのかを改めて感じた。

悪いけどこれが俺の第一印象だ。

まず最も違うのが主人公キャラクター造形だ。

チ。の主人公は嫌な奴だ。聡明で物分りが良いいが故に他人を見下しがちだが、同時に自分の頭で納得したものに対して半端な曲げ方をしない暑苦しいエゴイズムを持っている男だ。合理的に嘘を付いて暮らしてきたくせに、合理的でないと分かった上で自分には嘘をつけないと人生直感に捧げてしまう。物語主人公として求められるある種の異常さを納得感のある形で作り上げている。ぶっちゃけ漫画キャラクターなんて多少嫌な奴であっても、行動に納得が出来れば許されてしまう。むしろ変に良い奴すぎると読者が期待するような善行を常に取らなければいけない縛りが邪魔になる。嫌な奴かどうかよりも、行動に納得ができるかが重要なのだ

アナトミアの主人公は良い奴だ。だがそれだけで終わっている。医学に対する熱意は善人だから現状を変えたいと思っているというただそれだけで終わりだ。善人のテンプレートだ。薄い。奥行きがない。癖がなさ過ぎて自分物語が動かせないから、ダ・ヴィンチに付き従うだけの従者のようになってしまっている。

もう一人の主人公としてのダ・ヴィンチだが……こちらもよくある「奇行の目立つ天才」というキャラクターテンプレートそのまますぎる。この漫画ダ・ヴィンチしか出せないものがないんだ。強いて個性をあげるならBLムーブを乱発することだが、それもまたBLテンプレをなぞるばかりで個性が見えてこない。

総じてキャラクター個性がなく、同時に行動に対して信念が見えてこない。描きたい物語BL的な見せ場の都合ばかりが優先されてしまっていて、作品全体に流れる登場人物精神エネルギーを全く感じ取れない。

既製品台本をそのまま読み上げているだけの学芸会のような、どう転がっているのかが分かりきった物語棒読み再生するだけの光景は実に退屈だ。

扱っている題材は珍しいが、それ以外の強みがない。

娯楽漫画キモキャラクターだ。キャラクター内面にある感情機微だ。恋愛漫画で描かれているのはキス告白のものではなく、その瞬間に湧き上がる感情であり、そこに至るまでの気持ちの流れだ。バトル漫画頭脳戦が盛り上がるのは、知恵を絞ってこの状況を打破しようとする生存本能や執念にこそ共感するからだ。題材は本質ではない。

もちろん、勉強についての漫画であるなら題材こそが本質になることはある。たとえばマンガでわかる◯◯なんかだと、キャラクター内面の動きなんてものは実際には重要ではなく、題材となるものが実際に用いられるシチュエーション等を上手く想定させてくれればよい。(最近読んだ菊水電子マンガでわかる 直流安定化電源を例として貼っておきますオタクはこういうの好きそうだよね https://kikusui.co.jp/comics/

この漫画解剖学歴史を学ぶための勉強漫画なのか?それとも物語を楽しむ娯楽漫画なのか?おそらくは娯楽漫画の方だろう。それならばもっとキャラクターを描かなければいけない。テンプレBLムーブをする変人×善人のお医者さんごっこを求めている読者はBL本コーナーに来る客であり、この漫画想定読者は違うんじゃないのか?

なにも「海が走るエンドロールからすべての顧客を引っ剥がしてこのマン1位取ります!」程の気合を入れろとまでは言わないが、自分がどういった相手に向けて漫画を描きたいのかはちゃんと想定した方がいい。

テンプレBLイチャイチャ漫画を書きたくて解剖学を題材にしただけだとしても、それならもっと解剖学というシチュエーションを助平な妄想へと昇華させていくべきだ。中途半端ものを出して生き残れる時代ではないぞ。

2023-04-12

プログラミングをやめろ

大学4年間と大学院2年間プログラミングやったやつでもできないし、会社毎日8時間を数週間プログラミングについやしてもできないやつはできないし、そもそも人類というのはプログラミングできない可能性がある。

少年少女たちに「プログラミングはいいぞ!自由ものが作れて達成感がある!頭が良くなった気分にもなれるし!」と吹聴してまわんのもいいけど、6年間情報科学について勉強したようなやつの大半がプログラミングできないんですよ。それもごくごく初歩的な部分。

野球とかサッカーなら、まあ友達との試合には参加できなくてもごく稀にバットボールを当てたり、ボールを1回あらぬ方向に蹴ったり、ぶっちゃけ周りとのレベル差で楽しくなくてすぐやめちゃうだろうけど、なんとか基礎の一部ぐらいはできるじゃないですか。

ピアノとかダンスでも、猫踏んじゃったをごくごくゆっくり弾くぐらいはできるかもしんないし、学芸会振り付け10秒ぐらいは踊れたりできるかもしれない。その後やっぱ周りのレベル見て諦めちゃうかもしんないけどさ。

プログラミング、6年やってミットを頭にかぶってるバッターとか、鍵盤蓋の上から殴って音鳴らそうとするやつとか、まずそういうレベルのやつが大量発生するんですよ。だいたい7割ぐらいの率。どうすんだよこいつら。私の教育問題か?マジで?本当に?

プロが練って考えて凝縮した本や授業、センパイたちによる指導。それらを結集して得られるはずのものが7割ぐらいどっかに消し飛んでる。無駄だろこれ。

からプログラミングやろうとしてるやつ、お前は確実に向いてないからさっさと諦めて刺身タンポポ乗せる仕事に戻ってくれ。参加しても鍵盤蓋叩き割るやつと同じ病室に入るだけだ。

プログラミングをやめろ。

ぼくはこう思うんですよ

そもそもなんで大の大人がそんな両手にバット持ってセカンドに立ったりゴールの方をボールのところまで動かす奇行に走るんだろうな。わかんねえや。

綺麗な分析はできないけど、いわゆる「できない」やつが共通して言ってたフレーズがある。

「ぼくはxxxだと思ってるんですけど、動かないんですよ」

うん、そうだね。そう思うんだ。でも動いてないじゃん。じゃあ違うんじゃない?モニターに「にらみつける」やってもバグは取れないし防御力下がるだけだぞ。

まず根本的に考えと事実が違ってるって結果出てるじゃん。じゃあもう考え変えちゃえば早くない?

名言引用は好きではないけど、「プログラムは思った通りには動かない。書いた通りに動く」って言葉がある。実に名言だと思う。次点で好きなのが「ある問題解決しようと正規表現を使うと問題が2つに増える」かな。

お前が何を思っているかプログラミングにおいて一切影響しないんだよ。お前が何を書いて、コンピュータがどう処理したか、それが全て。

深く考えないことについてぎゃーぎゃーいうやつもいるけどプログラムなんてまず最初は動けばいいんだから何も考えずに次試せばいいだろ。んで3回ぐらいは自分で思い浮かんだの試して、全部ダメだったら調べるとか先生に聞いてみるとかさ。逆に1発で通ったら自分思考見直し理解深めるとかさ。

ドキュメントとかあんまり理解できない初心者のうちは、とにかくお試しと修正のサイクル回すの重要で、「これがこうだから動くはず」というカードを3種類ぐらい作って全部片っ端から試すのが早いと思うよ。モニターにらみつけるな。

お前がどう思ってるかよりも、まずはお前の書いたプログラムがどう動いているか(どう動いていないか)を確認するのが先だ。動かなかったら考えが違う、はい次のプランはいその次のプランはい次。

この「ぼくはこう思ってる」が出てくるの、なんの教育の成果なんだろうね。お前の気持ちなんてどうでもいいって現国でも数学で散々教えられただろ。

2023-04-09

もし日本人人魚姫やった時に「黄色人種アリエル演じるなんてイメージ壊れる!」って言われたら、

大半の日本人は何とも思わず普通に受け入れると思うんだよなあ

実際日本人エドワード・エルリックだってコスプレ学芸会と叩かれてたし

同じ人種ってだけで肯定する日本人は滅多にいないと思うんだわ

舞台舞台映画とは別物でしょ

引き合いに出す意味が本当に分からない

2023-03-31

エイプリルフールのために夜ふかししようとしたけどアホらしなった

だってさ、ドンドンまらなくなるじゃん?

一番面白いのだけ見ればいいっていうか。

というか現実の方がよっぽど冗談じみてるというか。

結局は嘘松じゃん?

画像プレゼント企画があったりするだけで結局は単なる嘘じゃん?

高田馬場競馬場みたいな奴じゃん?

うそういうのって素人がやり尽くしているというかそ、今更企業がやるようなところはもう残ってない気がするんだよね。

ナラティブに特化してるはずの配信者とかの嘘企画もそんなインパクトないしさ。

ぺこらがチキン作る動画とかムカデ人間実況とかvtuberアニメ化とか冗談みたいな本当の企画が沢山あって、それらのクオリティエイプリルフール学芸会レベルよりは幾分上な訳でさ。

結局さ、収益の見込みがないから本気の企画じゃないわけでひたすらしょーもないんだよね。

アプリとかも邪神ちゃんアプリみたいな本物のクソにクソで負けてたりさ、どうぶつタワーバトルみたいな奇跡的な何かもないわけじゃん。

あーでもプリコネのオートチェスは凄かったな。

アレなんであんな金かかってたんだろ?

ぬいぐるみ収益とか考えても全然回収できてねえだろ。

なんだったんだアレ。

あのレベルならまあ見てやらなくもないとはなるが、あんなん10年に1度だろ。

期待しちゃアカン。

寝たほうがええな。

寝て起きてからまとめ見て上澄みの50件ぐらいだけ見りゃええわ

2023-03-21

茂木健一郎氏のツイート

総理訪問日程を報道するタイミングへの意見にもジャニーズへの忖度報道への意見についても賛同するが

「まともなパフォーマンスもできない学芸会みたいなタレントを多く抱える」という一言要らんだろう・・

個人主観で敵を増やす人がいると同意見の者まで本来的でない人に敵視されて困る

引用元

https://twitter.com/kenichiromogi/status/1638012712864337922?cxt=HHwWhMDS_cf4sbstAAAA

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