はてなキーワード: 同人活動とは
この話はそのジャンルでよく分からない何かと戦わされているただの同人作家の話である。
そのジャンルはかつてものすごく治安が悪く、無断転載、炎上、誹謗中傷、トレパク、だいたいのバズった問題には必ずアイコンがそのジャンルのキャラクターの人が関わっていると言っても過言でなかった。
数年前までは。
当時は学生が多かったということもあり、そういった問題が起きがちだった。
また、ジャンルの歴史が少々特殊なため、世代による確執も根強い。
「公式が地雷だがそのジャンルで同人をしています壁サークルです。」という作家も少なくない。
数年時が経ち、上の世代は結婚や年齢の問題などでリタイアが増え、当時学生だった子たちは成人している。
ジャンルに残った子も少なくはないが、オタクブームの波が来たこともあり、一気に流行のジャンルが増え、ほとんどはジャンルを鞍替えしていった。
私はそんな、絶滅寸前とまで言われた状況だったこのジャンルに飛び込んだ。
今ならこのジャンルをイチから再生させてもっと平和に盛り上げられると思ったからだ。
幸い同人マナーに関しては大きなジャンルが失敗と反省を繰り返している。
前例を確認し、公式を大切にしながら同人をしていくジャンルにしたかった。
私一人でジャンルをどうにかするなどおこがましいかもしれないが、いつだって流れは誰かが作るから生まれる。
流れさえできればあとは私はタダのモブ同人作家に戻る予定だった。
1年目、閉鎖寸前だったお絵かき掲示板やお絵描きグループの管理人を一手に引き受けた。
私自身はサークル参加者が居なくなってしまったBLカップリングの漫画を描いていた。
管理人を引き受けて驚いたのは特定の最王道カップリング以外は不快に思う人も居るから排除しろというとんでもない意見が飛び交い始めたことだ。
これがもし、最王道カップリング主の管理人だったら、意見を呑むのだろうか?
私が出した結論は、「”全ての”カップリングイラストの隔離」だった。
二次創作において人気があるかないかで、人目にさらして良い悪いと判断することはできない。
よって同性愛異性愛問わずすべてのカップリングイラストは専用グループを作成し隔離した。
ここで更に私は驚いた。
最王道カップリングはあまりに普及しすぎていて、ジャンル者の感覚が麻痺していたのだ。
ありていに言えば「このカップリングは人気なのでみんなが描いているしもはや公式(と思い込んでいる)だからカップリング禁止でも投稿して大丈夫」という感覚だ。
何というか、言葉を失った。
二次創作においては人気問わず、誰だって自分の感じ取ったカップリングが公式だと思って絵を描いている。
ファンの人気投票によって決められたキャラが「投票の結果だから」と、ある日突然恋人関係を結ぶようなジャンルがあったらご教授願いたいものだ。
二次創作に貴賤はない。
どれもこれも公式の関係者でもないのにただの一般人がとち狂って描いてるだけ。
描くなとは言っていない。
隔離グループであれば投稿が許されているのでそちらに投稿して欲しいと要請したにすぎない。
正直マジ疲れる。
私のカップリングだって投稿できるもんなら全部ここに投稿してやりてえわ!
と怒り狂いながらなんとか人間らしい言葉遣いで彼らを説得した。
1年目が終わりかけの頃、ようやくまともにグループが動き始めたので一安心。(私の新刊もなんとか出た。)
2年目、色んな人と関わりたくてアンソロを出した。
本当にいろんな人が来た。
やばい人かと思ってた人はことに同人に関してはまともな人だった。
結局一番やばかったのは当時色々とサポートし合っていた最も近い仲間だった。
アンソロが発行するという頃、別アカウントで私の悪口を、これまた同じジャンルの人の別アカウントと言い合っていた。
と言っていたので、アンソロは送らなかった。
後日縁は切られ「あのアカウントが私だっていう確証はあるんですか」などと騒ぎ始めたが、最終的に「私だったからとして何?献本どころか謝礼金くらい出ないの?一万円くらいくれ!」と言っていたのでシカトした。
正直今思い返せばこの時点で私はジャンルの舵取りを失敗していた。
けどこの後、リアルで親友が死んでそれどころではなく放置していた。
親友は死んだが、件の相手は生きている人間であることを忘れていた。
生きているということは、私が息をしていると同時に相手も息をし、私が人と話せば向こうも誰かと話している。
水面下で。(お恥ずかしながら気づいたのはここから2年後くらい後になる。)
2年目の終わり、ここで活動を休止していた同カップリングのいわゆる神絵師に捕捉されフォローされる。
私は実のところ先の出来事で疲弊していたし、このジャンルの神絵師がどれだけやばい奴揃いかも理解していたので、若干戸惑った。
戸惑ったが、相手がものすごく褒めてくれるのでうっかりフォローを返してしまったし、それなりにDMで誕プレ送りあいっことかしてぬるま湯に浸った。
所詮私もこの程度の一般的な同人作家だったのだ。だって感想嬉しいもん。
けど、これが更に私を苦しめることになる。
3年目は割と幸せに生きたつもりだったが、今思い返せば変なことがいくつもあった。
まず、例の神絵師だが絶対にDMでしか私に感想も誕プレも送ってこない。個人的なやり取りもない。
恥ずかしがり屋なのかなと思っていたが、よく考えたら他の人には見えるとこで送ってたわ。私だけかよ。
けど、私はただのオタクだし、推しカプで騒ぐ方が最優先だったので騒いだ。
ハチャメチャに騒いだし新刊も出た。ここで本来なら相容れない感じのカップリングの神絵師に気に入られてフォローされる。
でもまあ、統計的というか、そのカプに苦手な人が多いってだけで私自身はそのカプも全然食うしいいか~と思ってフォロバした。
そのあとたまたまそのカプのオフ会にも呼ばれ、何人かと連鎖的につながった。
いや、この時点で本当に変なんだマジで。
そして事件は起きる。
ジャンルの一番でかいイベントが終わった頃、同人誌に掲載していた連絡先に来た一件のメール。
それは先ほど書いた例のオフ会あたりで仲良くなったAさんからのものだった。
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〇〇様、こんばんは。
こちらの作品、(私の推し)がとても可愛く、色っぽく最後まで楽しく拝見させていただきました。
少し気になる点がございまして、ご連絡の方差し上げた次第です。
同じく(イベント)の”Bさん”の新刊本『(作品名)』ですが、〇〇さんの漫画のコマ一部と非常に似た所がありまして……
構図的な偶然かも知れません。勘違いでしたら申し訳御座いません。(トレパク?とまではいっていないのかも知れませんが)
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というものだった。
めちゃくちゃ厄介なのがこの"Bさん"という人物。
そして何と言いますかね、イベントのアフターでも別の作家に同じ指摘をされておりました。
ここでもう私の疑心暗鬼ポイントはMAX大変身。(ジャンルに関係はない。念のため。)
ちなみに添付画像にはBさんがAさんの構図もパクったという画像も付いてた。正直そっちはそんなにパクってないと思った。
そしてこれ、めんどくさいことに私がBさんに直々にその話をしなければならないという話にまで発展する。
「人に言われたことだったんで、私はそうでもないと思ってるんですけど、トレパクとかする訳ないですよね~」
くらいのノリで言ってきた。
「私がそういう悪い事してないのはいつも仲良くしてる”Aさん”に聞けば分かる」
これ、闇ですよマジで。
仮にAさんの私への告発が本当のことだとする。
とすると
「AさんとBさんは仲良くしているように見えるが実は仲が悪く、特にAさんはBさんのことが嫌いで、Bさんの失態をこれ幸いと私に報告してきた」
ということになる。
逆にBさんは無実でAさんが私に嘘をついたとする。
すると
「AさんとBさんは仲が良いが、実はAさんが私のことを嫌っていて、私とBさんの関係を悪くするために虚偽の告発を私にした」
ということになる。
更に拗らせた考え方をすると
「AさんとBさんは仲が良く、どちらも私のことが嫌いなので、私にトレパクの話題を吹っかけて暴れる様でも見ようと結託した」
という可能性もある。
いずれにせよ碌な話じゃない。
私はそっと、この問題に蓋をした。(後日AさんはTwitterアカウントを消した。)
ついでに愚痴らせてもらうがそのカップリングのもう一人の神絵師Cにもフォローされていたが翌年私が誕生日を祝わなかったという理由でリムーブされたのでキレてブロックした。
神絵師はみんなああなのか?誕生日祝われ慣れすぎだろ。フォロワーと貸し切りパーティーとか行ってやがる。いや、そんなの毎年付き合えねえって。
4年目、私は商業活動も始めていた。(自分でも未だに驚いている。)
ここで、水面下で私を嫌っている人物が突然浮き彫りになる。
私がこのジャンルに来るよりも前から活動していた大手作家のIである。
正直私はしゃべったこともない。
いきさつはこうだ。
その大手作家Iはクラウドファンディングで集めたお金で二次創作をしている。
関わったことはないが、マジで有名なので疑問に思う人も多く、「募金で二次創作はありえへんやろ」と私もTwitterで呟いていた。
それが多分目に留まっちゃったんだね。
私は私で、二次創作で目を付けてもらってオリジナルの商業を任されていたのだが、その成り行きがⅠさんには募金で二次創作するのと同じに映ってたようだ。
とあるオフ会で「〇〇(私)は色んな大手作家に嫌われている!あいつと関わるのはやめろ!」と言っていたようだ。
ちなみにそのオフ会に私のマブいフォロワーちゃんが居たので、事細かく事情は聴けた。
私を嫌っているという大手作家の例の中にはマジで私の知らない作家がいた。誰だそいつ。勝手に嫌われてんのか私。
と思ったらその大手作家は2年目のアンソロの時に縁を切ったアイツの知り合いだった。
つまり間接的につながってるのだ全部。こわっ。2年経ってるんやぞ。
そしてその後、ちょっとした事件があり、私が長いTwitter生で初めて鍵をかけるに至る事があった。
その時にはすでに私はIをブロックしていた。
捨て垢という時点で十中八九私にブロックされている人なわけだが、私がブロックしてんのは誕生日祝い損ねた神絵師Cと例のIだけなので、おおよその確率でⅠである。
これでCだったら誕生日祝われなかったの根に持ち過ぎだと思う。
結局その事件も何とか潜り抜け、結果的にその事件は後日、いい感じの終わりを迎える。
あまりに良い感じに終わりを迎えた事件なので詳細を話したいけど、話すと察しの良い人にはすべてが分かってしまうので泣く泣く省略。
けど結構大きい事件だったようで、しかもいい感じに終わったのが許せなかったのか、これをきっかけにⅠは本格的に私を敵視しだす。
そしてこの年も、私の新刊は出た。
けど年末に活動してなかった同カプの文字書きが突如謎の人物から誹謗中傷され、なぜか私に「お前かもう一人の神絵師のせいだ。」と呪詛を吐いて消える。
同カプ神絵師には伝えないでおいた。
なにやら違うカプのコミュニティと仲良くし始めた。サークル参加やめるとか言ってたが描くのをやめて売り子を始めたらしい。
その中にはⅠと仲が良い作家もいたが、ただの絵描き仲間だろうと思っておいてた。
けど、イベント後にお疲れ様リプを送ろうとしたら、その作家たちの裏垢からの書き込みらしきものがあった。
っていうかID見えるようにそのままその垢でそいつらにリプする同カプ神絵師。ちょっとしっかりした方が良い。
悪い癖が出てそのIDで辿ってしまった私は、見たくないもののオンパレードを見た。
なんかいろいろ察した。
けど同カプ神絵師の発言にそういうものはないし、人付き合いでそういうアカウントと仲良くすることもあるよねと思って見ないふりをした。
その年、例年さぎょいぷをしていた同カプ神絵師に「集中したいからスカイプはしない」と言われた。
そういう時もあるよね~と思い、「おっけ~原稿がんばってくだしゃい(^▽^)/」みたいな感じで返しておいた。
若干モヤモヤしてたけど、もう4年の付き合いだし、信じた。
次のイベント当日。最悪だった。
都合が悪く私の知り合い達はあまり来れないと事前に聞いていたので部数が出ないのは覚悟していた。
それにしても最悪だった。
まずⅠを筆頭にその知り合いっぽい奴らが私のサークルの前でわざと避けるジェスチャーをする。
そんなんされたの中学校入学してすぐいじめの標的になった時以来だわ。
私の居る島をカニ歩きであいさつしてた知ってる作家が隣のサークルにあいさつし終わってたので、「こんにちわ~^^」って言うと舌打ちして踵を返していった。
舌打ちしていった作家は後で調べたらⅠが言っていた私を嫌っているという大手作家のファンだった。
こんなみじめなサークル参加をしたのは初めてだった。
でも結局本は売れた。
売れたけど何かものすごく嫌な気持ちが私の心に住み着いて離れなかった。
おかしいな。ちょっとマイナーなもの描いてるから、「興味ないな~」って態度の人と会うのは初めてじゃないはずなのに。
アフターでは同カプ神絵師が黙りこんで全然会話してくれんかった。スケブも拒否られた。
それでもまだ「他の人のスケブしてたししょうがないよね~スケブしんどいの分かるし」とか考えてた私は相当浮かれポンチキである。
一緒に参加してた人には「お疲れだったのかな~」とこれまた心配された。
で、「ちょっとイベントでは悲しいこともありましたが、このジャンル好きです!来年も来ます!」と宣言した矢先、
同カプ神絵師に縁を切られた。
4年間イベントの後毎回アフターもした。
誕生日会もした。
同じカプでわいわい盛り上がったし、雑談も話せるやろうと思い私は話題を色々振ってた。
色々あるとは思った。
女性には多いことなのだが、きっと何か小さなことが積み重なって縁を切られたというのが正しいんだろう。
それでもだ。私は疑わざるを得なかった。
これまでのことを。
ついに、私を嫌う人のよく分からない波が私の好きなカップリングにまで及んでしまったのではないかと。
今、まっっっっったく創作意欲がわかない。
それでも描き続けた私だったけど、描けば描くほど嫌われるんじゃないかという気持ちがぬぐえない。
私が本を一生懸命描いてイベントに持って行くと不幸になる人がいるのだ。
反撃をすべきだという声もあるかもしれない。
でも私の反撃はすでになされているのだ。
本を出す、イベントに顔を見せるだけで、たぶん大勢の人を不幸にしている。
ただでさえ感想を貰うこともほとんどないし、人を不幸にしかしないのなら、それはもう二次創作の範疇を超えている。
私の好きなキャラクターで人を傷つけたくはない。
私が消えても正直ジャンルは何一つ傷はつかない。
私が消えても素知らぬ顔で神絵師は同カプの本を描いてくれるだろうし、Iはこれからも人から得た募金で二次創作をしてそれを売って、お金を支払うことのない同人をするのだ。
それは私がただ好きなカップリングの本を描いて出すことよりも、よっぽど人を不幸にしない。
らしい。
二次創作の同人誌は企業に隠れてこっそり描くべき。同人誌は堂々と売ってはいけないものであって、企業は見逃してくれているだけ。訴えられないだけで、本来は著作権侵害だよ。違法行為だよ。
という話題を人生で何回か耳にしたことがある。上記の主張は全く間違いではないし、その通りだと思う。特に企業側が完全に二次創作を禁止している場合、それは「本当にやっちゃダメ」なんだろう。
しかし、コミケの存在はどうなるのだろう。同人誌の存在を黙認してくれている企業はともかく、実際にコミケに出展している企業は、いくら何でも「同人誌なんてものがあるなんて知りませんでした」という主張はできないんじゃないだろうか。そもそも、一部を除いてほとんどの参加者が「ひっそり活動しなければならない」はずのオタクの祭典が、なぜ毎年のようにTVで放送され、雑誌で特集を組まれるのか。二次創作の同人活動を経てプロデビューする人も多い中、「隠れなければいけない」という認識は、本当に正しいのか。
そのへんハッキリさせると面倒じゃん。いい悪いじゃないんだよ。フワッとさせといた方がお互いのためじゃん。世の中ってそういうもんでしょ。というのが、大多数の人の本音なんだろうか。
二次創作のガイドラインを明確にしている企業を尊敬してしまう。場合によっては、ある一定層のファンを切り捨てることになるから。「駄目なら駄目でいい、二次創作OKの基準をハッキリして欲しい」と企業に問い合わせる人を偉いと思ってしまう。私にはその勇気が無いから。「そういうことを企業に問い合わせちゃ駄目」という、誰に教わったのかも分からない常識に、自分自身が囚われているから。
ゲーム会社勤務の知人は、自分が開発に携わったゲームの同人誌を山のように買っていた。私の大好きな漫画家さんは、毎日自分の漫画のファンアートをリツイートしている。自身もコミケへの参加経験がある。
どこまでがOKで、どこからがNGなのか。いつか全ての企業で明確にされるのか、これからも現状維持なのか。身も蓋もないが、これらは結局のところお金の問題ではないのか。なんてことを考えてしまう。
私がそんなことを考えても、意味は無いのだけれど。
私はいわゆる腐女子です。私には好きなジャンルがある。そのジャンルで二次創作を行っている。自分で同人誌を作ったことは数えるほどしかないが、そのジャンルのイベントで本を買ったりしている。Twitterでその作品が好きな人と話したりしていた。
そんな私の好きなジャンルで悲しいことに同人誌が転売されるということが起こった。某フリマアプリに売られていた。
私は悲しかった。自分の本が転売されていたわけではなかったが悲しかった。私はイベントも遠方のために参加できなかったので作者さんが通販してくださるもの頼みで、通販のなかったり完売したものはTwitterのその本がいかに素敵だったかというTLの感想をうらやましく眺めていた。
そんな本の数々がフリマアプリで売られていた。転売について気がついたひとが報告して何度か削除され、また出品されるということが3度ほど行われた。
その出品しているアカウントを見てみると、過去にはそのジャンルの同人誌、他ジャンルの同人誌、グッズ、限定グッズのいくつかも売買されていた。
同人誌の出品物のコメントを見てみると「一度だけ読んだ」や「暗部に保管」などそんなことが書かれていた。
それを見て、同じジャンルが本当に好きな人間なんだということは分かった。だからこそ余計に怒りを覚えたし、悲しかった。
転売目当てではなく、本当に本が読みたくて買って、一度読んで満足して、中古屋では高く買い取ってもらえないから原価近くで売れるフリマアプリやオークションで売っている、ということであろう。
そしてそのフリマアプリのアカウントではサークルチケットも売られていた。つまりは、サークル参加する人間だったのだ。
同じジャンルにこのような人間がいるということはひどく恐ろしく、たとえこの先本を出したとしてももしかしたらこの人が買っていくかもしれない。サークルも参加するのかもしれない。
昨今、奥付にオークションやフリマアプリでの転売を禁ずる文面を載せることは当たり前となっている。しかしながら、これに法的な強制力はない。同人活動は性善説に基づくものなのだと実感する。
転売された方々はせめて同人誌専門の中古屋等に売ってくれ、と言うがそれでも本当は自分が一生懸命、命を削って作った作品を簡単に手離してほしくはないだろう。
せめて見えないところで、ということだろう。いくら中古屋に売るからと言って面を向かって「売ってきます」や「処分します」なんて言われたくないだろう。古本屋で自分の本が並んでいるのを想像すると胸が締め付けられそうである。
自分が転売されたわけではない。しかしながら、この一連の騒動で創作意欲を削がれるという気持ちもありありと分かってしまう。自分だったらと想像したくもない。
転売されてない私にも、これほどまでにダメージがあるのだから転売されたひとの気持を想像するとただただ辛い。
転売はやめてほしい。
そして、私は自分の絵を大切にしている分、原作そっくりに描くことでたくさんの人に評価されているのがズルいと思う気持ち。
その様々な気持ちが渦巻いて、もやもやして、とても苦しい。大嫌い。
私が今2次創作同人活動をしているジャンルでは、原作そっくりの絵で2次創作をする人がいる。
私は原作が大好きだからこそパクリが許せない。原作を馬鹿にされているように思えてならない。
大抵の人が原作リスペクトと述べているけど、寧ろ侮辱だと感じる。
原作の先生が昔、自身の作品の2次創作に対して、「別にしても良いと思うけど天狗になっている奴は大嫌い、オリジナルで出している人が評価されてほしい」というニュアンスの言葉を発しているからこそ。(表現を一部変えてるが意味は同じ)
絵を真似している人もそれを絶賛する人も、自分が何かを誰かに真似をされても嫌だと何一つ思わないのだろうか。
海賊版の恐れもある。
グッズなんてとんでもない。イベント主催会社もそれはNGという文書を公開している。
それにも関わらず自分が楽しいからという理由で同人活動をして、もし原作サイドもしくは出版社から何か言われでもしたらと思うと冷や冷やする。
そして、そんな自ジャンルでは原作そっくりに描くことでたくさんの人に評価されている。
これが一番苦しい。
下手なことで評価を頂けないのは仕方がない。絵が上手な人がとても羨ましい。たくさん評価を得ていることも、描ける絵の幅が広いことも、持っているセンスも全て羨ましい。私も頑張ろう。頑張って自分の描きたいもの、表現したいものを好きなように描けるようになりたい。
その絵の元は他人のものだ、なのにたくさんの人から評価を得ている。
何故?正直ズルい。
絵柄って根本的なところは誰かに影響されるだろう。絵の描き始めなんて当然真似から入る。それは分かる。
でもある程度描いていくうちに自分の絵柄を作っていくものだと思う。
真似をしないと絵が描けないのなら本を頒布なんてするもんじゃない。犯罪だ。
私がTwitterで注意をツイートしたところ、原作そっくりさんの信者は私の絵を見なくなった。
見て見ぬふり。知らんぷり。その人が正義なんだろう。
あからさまな無視なので信者もそっくりなのは自覚はあるんだろうな。
原作そっくりさんは来月にある自ジャンルのオンリーで漫画の本とグッズを頒布するみたいだ。
怖い。ほぼ犯罪者。誰も何とも思わないで絶賛して買うんだろうな。
誰か止めてくれる人はいないのだろうか。私には無理だった。
自ジャンルのことは大好きだ。
でも界隈の人たちは嫌いだ。
自ジャンルと自カプが大好きだから簡単に活動を移動出来ない。苦しい。
ただ楽しく同人活動したいだけなのに。
大半のSNSには登録し、作品を投稿したり次イベントで頒布する同人誌の宣伝に使用したりしている。
上記のような使い方+同じ趣味や作品、CPを好きな人をフォローし、時にフォローされて交流を深めることにも利用している。
しかし、最近ツイッターアカウントを消してしまおうかと私は悩んでいる。
私は同人活動を始めたのは数年前からだが、ツイッターはそれ以前から利用していた。
ただ、頻繁に呟きをするわけでもなく、本当に登録しているという形だけのものだった。
それが今は、朝起きたらツイッターを開き、昼休憩でツイッターを開き、夜就寝前にツイッターを開く。ご飯3食食べるのと同じようにツイッターをしている。
自分でもツイッター中毒なのだろうなとは思うけれどもやめられない。(中毒なんだからそりゃそうだ)
やめられない理由のひとつに、ツイッターの「いいね」や「リツイート」の機能があげられる。
これ自体はいい機能だと思うし、この機能に私もずいぶん救われた。
原稿の進捗を呟く。
単純に気分がいい。
満たされたような気持ちになった。
「いいね」や「リツイート」というのは、大半が「あなたに共感しますよ」「あなたのこの作品・呟きいいね!」という意味合いで使われているだろう。(リツイートの場合はリツイートされた先での反応にもよるけど)
最初は、自分の創作したものがいいねやリツイートで広まり、感想をいただき、共感してくれる人、自分が共感する人と交流を深められ、なんて最高なんだという思いでいっぱいだった。
なにせ、私がWebで創作をしだした頃は個人サイトに溢れ、サーチやBBS、Web拍手やメールフォームなどを積極的に設置するスタイルで、イベントなどに出ない限り同じ趣味の方と交流できないだけでなく、感想ひとつ貰える機会もなかなかなかった。
それだけに、ラフに感想を送り合え、なおかつ思いを言葉にするのが難しい人や直接感想を送るのが難しい人は「いいね」や「リツイート」で好意を示せるのだから、ツイッターはすごいと思う。
だからだ。だからこそ、手軽に人と繋がれるこのツールにのめり込み、疲れ果て、今そこから離れようとしている。
「いいね」や「リツイート」、「フォロワー」の数が目に見えるのだから、もっと欲しい、もっと、もっとという欲求が生まれた。
それがいつしか、以前よりも反応がないと「あれ、今回のは良くなかったかな…」とあれだけかきたかったネタのはずなのに、ひとつの作品を作ったというスッキリとした気持ちにならなくなってきてしまったのだ。
『感想が欲しい』『反応がないから辞めます』系のツイートが定期的にバズる度に、「自分が楽しいから創作してるだけで、感想貰えなかったから辞めるというのはどうなの?」という意見が出るけれど、私は心の中で「そうだよね。私もそう思う」という思いと、「でも感想はやっぱり欲しいよ…」という思いに苛まれる。
感想別にいらない、系の人の話を見ていても、正直、「ツイッターや作品投稿サイトにあげている時点で、やっぱり誰かに見て欲しいんだよ。承認欲求あって当たり前だよ。人だもの」と思ってしまう。
そうじゃない、と言い続ける人もいるだろうけど、人が見る場所に投稿しているのだから、少なからず承認欲求があるはずなのだ。
そういうものだと思っているし、駄目なこととも思わない。
でも、そんな思いとは裏腹に「承認欲求があることが見えるのはなんか嫌な人間みたい」という思いも同時に抱えてしまう。
それが私は最後までどこかしっくりこない事があった。
同人仲間でも、私の本名を知っているのはひとにぎりの仲のいい人たちだけだ。
そんな中、ツイッターで知り合って、お泊まりし合うような仲になった友人。
LINEでもやり取りするし、本当の親友だと思っているが、最近その友人がツイッターの裏アカウントを削除した。
そのアカウントは身内のみ招待している状態で、私もその中の1人だった。
それが、別でもアカウントを作っていて、その裏アカウントはさらに少数の人としか繋がっていないようだった。
それにものすごくショックを受けた。
裏アカウントをかなり転々としていたその友人だけど、私のこともずっとフォローしてくれていたのに、どうして。
嫌になったのかな。
何かしたのかな。
そんな思いがぐるぐると渦巻いて、しんどい。
相手にとって私はボタン一つで離れられる存在だし、他に仲良くしてた人(中にはちょっと愚痴を言っていた人)とは繋がっていて、私との繋がりはもういいんだ、と思った。
そう考えてしまう自分が嫌だし、なんだかその友人に執着しているようでそれも苦しい。
リアルだと、直接何かを言い合ったり出来る。
でもあくまでも始まりはネットからだし、直接会うには距離も離れすぎている。
LINEで連絡を取っても、裏のさらに裏垢を教えてもいない人間が知っていたとなったら、それはそれで相手も気味悪がるだろう。
表垢では繋がったままなのが、またしんどい。
いっそ全部すっぱり切ってくれればいいのに。
ああ、でもそれはそれで精神的ダメージは大きいだろうな…とか思ったり。
ツイッターの恐ろしい面だと思う。
ツイッターは本当に素晴らしいツールであるというのは、私の本当の気持ちだ。
知らない世界を教えてくれるし、気軽に心が救われることもある。
でも、なんだか疲れちゃったなぁ。
こんな気にし過ぎな性格ではなかったのにな。
ああ、これがツイッター疲れか。
自ジャンルでアンソロの企画があれば、CP事情で合う合わないがない限り寄稿依頼はほぼくる。
創作系SNSのブクマはジャンル内でもかなり多い。正直他の追随を許さないほど多い。どのジャンルを投稿してもDRには絶対に入る。
呟き系のSNSでは下手なことは絶対に言わない。日常生活を漏らすのが個人的に嫌というのもあるけど
「ジャンルのことだけ語ってればいいや」と思ったら呟きは自然と減った。
なんのためにSNSしてるかって同志と交流したいからであって、コメントはいただけば絶対返すし、
萌えてる話をしてる方がいたら必ずイイネ等反応もする。腐女子だから萌えには我慢できないんだわという具合。
ともかく下手なことはしてないはずだけど、まったく話しかけられない。
アフターなんて誘われたことがない。フォロワーさんと食事とか、ましてや旅行なんて別次元過ぎる。
私から誘うと「先約が…」という時差が出てしまう。みんな早いなというか…暗黙の了解のうちにアフターが決まっている「身内」が羨ましい。
私の数少ない友達は「よくあの人と話せますね、自分は緊張して無理です」としょっちゅう言われるらしい。
イベントに出たときスペースで一番よく言われるのは「意外と話しやすくて気さくな人でびっくりしました」。
……とはいえ「これは建前に過ぎずおそらくジャンル内で嫌われてるんだな」と判断して一度は様子見に入った。
が、ブクマも同人誌の売り上げもまったく減らない。むしろ増え続ける。いや……もう本当にこれはなんなんだろう…
「あなたがこんな下劣な話をするわけがない」「あなたはもっと高潔な作品を生み出す人のはずだ」「失望しました」
というような長々と苦情みたいなのがきた。
やっと声が掛かったと思ったらこんなかんじ。しかもこれは定期的に別の人からも来る。
何が高潔だよ、二次創作だぞ?他人様が作ったキャラクターをお借りしてる身でしかない。高潔ってなんだよ。
これを言って来た人々はR18でもなんでも読む人だったので尚更納得いかない。
あとは
「新刊の展開、素敵だけど◎◎さん的にはどう思う?^▽^」「まぢ◎◎だよね!」
距離がなさすぎるわ…あと誰だお前は…
突然現れて、嗜好もなにも分からない初対面の人との雑談という器用な事、残念な事に私はできないんです。
困っていたら「返事がほしいな><」
もう降参だ…と限界を感じ、正直に返信に困っている事を謝罪すると
じゃあそっち行ってくれ…確かに友達は欲しいけど、なんでこんな極端なんだ…
私は下積みが非常に長くマンモスジャンルにいた年数が長いため、自分が認識する「大手」の規模はやばい。
壁に段ボールを高々と積み上げるようなサークルさんのことを「大手」と思っている。
彼女達はアフターで一人前ウン万円程度の高級肉店を使い、フォロワー同士でとんでもない距離と予算の旅行もしていた。完全に別次元だ。
だから、今いるジャンルで自分はいわゆる「神」だろうけど「大手」ではないという認識であった。
自分が何者なのかが重要なのではなく、周りが何者と感じているかが同人では重要だったのだ。
それに気付いた頃にはもう疲弊してしまい、今はもうどうしたらいいのかわからなくなってきた。
ジャンル愛はあるからアウトプットは続けるけどとにかく、普通の手順で普通の距離感を保ってくれて、あとこちらの萌えを尊重してくれる
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タイトルの通り昔あるジャンルのあるCPでサイトをやっていた。
キレのあるギャグとぶっ飛んだ発想で大好きな神サイトがあった。
そのCP自体はジャンルの中でも王道というところからはそれていたので
界隈の狭さなどもあり拍手で感想を言い合うというようないわゆる
“サイト管理人同士の交流”みたいな感じで仲良くしてもらっていた。
それで、神がある時オンリーイベントで本を出すことになった。
人様のご本は買ったりしていた。
その時のイベントには行けなかったので神の本は通販で買うことに。
今のように誰にでも書店に当たり前におろせる時代ではなかったので
神は人気であらせられるので自家通販ともなれば申込みが殺到して大変だろうな…
○○です~と名乗ってお返事や反応のお手間を取らせてはいけないな、と
こっそりと購入し存分に楽しませて頂いた。
その後、ある時神が再びイベントに出ることになった。
個人主催のオンリーで、かつ、●●会館みたいな会場の部屋を他のジャンルの
オンリーと仕切りで区切って共同開催!みたいな規模のイベントだった。
その作品の原作の連載が終わってしまったこともあり、もうこういうオンリーイベントが
開かれるのも最後かもしれないな…と思い切って遊びに行くことにした。
その時神のスペースにも行き、僭越ながら初めて直接ご挨拶させて頂いた。
「あっちょっとまっててください!」と奥から何かを持ってきてくださる。
神の手にあったのは私が以前通販で名乗らずにこっそりと購入した一冊目のご本。
その本は通販で完売済みなので今回のイベントでは新刊の販売のみだったにも関わらず
「どうしても○○さんに読んでほしくて…勝手に取っておいたんです。貰ってください」
このまま御本人には言わずにおこうと心に誓った。
じゃあ一生黙ってろよって感じかもしれないけれども、
たまに思い出して心が暖かくなる出来事なのでいつかどこかには残しておきたかった。
貴重なご本を2冊所持してしまうことになり、
自分が通販で買った際にその時は名乗らずともきちんと後日なりに
感想をお伝えしてればこういうことにはならなかったのかもしれないけど、
でも自分に読んで欲しい!って思ってもらえていることがとても嬉しかった。
その後自分もサイトを閉じてしまい特に個人的に繋がっていたわけでもないので
そのまま神とも疎遠になり、そのままだ。
今でもオタクをしているのか、オタクだとして何のジャンルにハマっているのか、
ハマっているとして同人活動はしているのか、SNSなどはやっているのか、何も知らない。
でも今でもたまに今どうしているのかなあ元気かなあ元気ならいいなあって思い出す。
ジャンルの切れ目が縁の切れ目と言ってしまえばそれまでだけど、
でも昔はそういうのがほとんだったように思う。
特に仲違いしたとか何かあったわけでなくても好意的でもいつの間にか
でもそういった疎遠には上記のような…たまに思い出す郷愁のような感じで悪い印象はない。
今はSNSとかがあってジャンルとかが変わっても付き合いがなくなっても
それっていいことかもしれないけど逆にずっと付き合い続けると疲れたり、
ちょっとした発言ひとつで幻滅したり、場合によっては縁を切ることになったりもするときもある。
いつの間にか疎遠になってもずっと心の中でいい印象のまま変わらずいられることって
ちなみに今でもその同じ本を2冊とも大切に取ってある。
たまに見返す宝物である。
17年間腐女子をやってきて、四桁に近い同人誌を集めてきた。私は買い専です。プロでもない個人が作る同人誌の大半はハズレであることを嫌になるほど学んだ。
先日久しぶりに同人誌即売会に行ってきた。事前に自ジャンルのサークルをチェックして、自分で厳しい基準を考えて、とにかく購入する同人誌を厳選しまくった。
すると、買った同人誌は全て当たりだった。イベントに参加して本当に良かったと思った。こんなことは初めてだったので自分でもビックリした。
ほくほくした気持ちになると同時に売れない同人誌の在庫を抱えるサークルさんの気持ちを考えると悲しくなってしまった。自ジャンルはアニメも終わってしまって旬の人気ジャンルに移動する人も多い。だから、ずっと自ジャンルで活動して、ジャンルを盛り上げているサークルさんは感謝するべき対象だ。でも、私はその人達の同人誌を買って応援することができない。一生懸命作った同人誌が売れないのってどんな気持ちなのだろう。周りが完売していく中、既刊の在庫をたくさん抱えて撤収するときはどんな気持ちなのだろう。同人活動って本当に楽しいのかな?イベントで同人誌を売るサークルのほとんどが赤字。赤字でも趣味なんだから楽しいのかな。同人誌って描くだけじゃなく買うものでもあるし、イベントに出て面白い本がたくさん買えれば楽しいのかな。
ずーっと在庫を抱えて活動するくらいなら、いっそ人気の旬のジャンルに移ってしまったほうが楽しいのかもしれない。そう考えると旬のジャンルに次々と移動する人達の気持ちも理解できる気がする。
昨今『クッパ姫』がブームになり、猫も杓子もクッパ姫を描く・作って楽しんでいます。
しかしその片隅でとある問題が浮き彫りになった事をご存知でしょうか?
あるイラストレーターが『クッパ姫』を有料のイラストとして公開し、一部がそれを問題視したことです。
この件は大きな騒ぎになる前にイラストレーターが有料イラストの宣伝を取りやめたためそこまで大きな騒ぎとはなっていないが、今なお有料のイラストサービス(pixivFANBOXやEnty、Fantia)上に有料のイラストとしてUPされているのが現状です。
(以下、こういったサイトで公開されているイラストを『有料イラスト』と呼ばせていただきます。)
ここで私が問いかけたいのは「版権キャラクターの二次創作を有料イラストとして公開するのは、果たして『同人活動』と呼べるのだろうか?」という事です。
元来、同人活動は3つの「建前」によって版権元からお目こぼしをもらっているのが現状です。
1つ目は『作成した作品はあくまでファンアートの一環であり、版権作品への応援、布教が目的である』という建前で作成を見逃していただいている事。
2つ目は『読者にお金を出してもらっているのは、同人誌として頒布する際の印刷代等を補填するためであり、設けのために販売している訳ではない』という建前で頒布を見逃していただいている事。
3つ目は『同人誌は有限であり、印刷したものが無くなればそれ以上の金銭のやり取りは発生しない』という建前で金銭のやり取りを見逃していただいている事。
もちろん、内心ではそう思っていない方もいるでしょうが、版権元相手に「金儲けのために無断でキャラクター借りてるよ」と堂々と言い切れる同人作家はまず存在しないと思います。
しかし、有料イラストで版権キャラクターの作品を公開すると、上記の前提は全て壊れてしまいます。
イラストを見るのは閉じられたサービスの中で料金を支払ったごく一部となるため、『版権作品への応援、布教が目的』という同人活動の大前提は崩れてしまいます。
次に有料イラストの閲覧権限を購入してもらう行為も、そこに作者の負担となる印刷代が存在しないため、『頒布のために読者にお金を出してもらう』という前提とは全く異なる理由でお金を受け取っている状態です。
最後にオンライン上で公開されているイラストは常に公開され続け、過去のイラストの閲覧権を得る際も追加料金を支払う必要があるため『物品が無くなればそれ以上の金銭のやり取りは発生しない』という事もありません。
つまりまとめると『ごく限られた環境内で』『印刷費等の経費も無く』『恒久的に金銭を受け取っている』というのが有料イラストの現状となっております。
これがオリジナルの作品であれば「私の作品を応援してください!」という目的があるため全く問題はありません。
しかし、ファン活動の一環であるとして見逃されている版権イラストは果たして「私の作品」と呼べるのでしょうか?
これはあくまで私の感覚ですが、版権イラストを限られた場所の中で有料で公開し続ける行為は『海賊版』とあまり変わらないのではないかと私は考えてしまいます。
版権キャラクターを無断で使用したクレーンゲームのグッズや、版権元に許可を取らず発売されるフィギュアやプラモデルとやってる事は同じではないでしょうか?
「ファン活動」として見逃されているイラストに対して「対価」を得るのは果たして正常な状態と呼べるのでしょうか?
もちろん、そういった場で金銭を出してくれる方はイラストレーターのファンであり、納得ずくで金銭を出しているのは間違いないでしょう。
イラストレーターが収入を得るのは難しく、こういったサービスが非常にありがたいことも重々承知しております。
お互い納得ずくで金銭のやり取りをしている中、こういった意見が出る事自体が不快に思われることも重々承知しております。
上記の元「版権物のイラストは全て無償で公開しろ!」と主張するつもりも毛頭ありません。
しかし、作品を作る『クリエイター』として『他人の作品を借りて収入を得ている』という行為を一度考え直してみるのはいかがでしょうか?
版権キャラクターも元をただせば、企業に認められたクリエイターたちが作成した大切な『作品』です。
もし、貴方の腕が認められ、自分の作品で勝負できるようになった時、赤の他人から有料コンテンツとして貴方の作品を使ったイラストが『販売』された場合、どう思うでしょうか?
貴方の作品を使った海賊版が現れた時、貴方は純粋に怒ることができるでしょうか?
もう一度『貴方の作品』と『企業が作った作品』と向き合ういい機会ではないでしょうか?
最後になりますが、貴方の作品が世に認められ、大きく羽ばたくことを私は願っております。
PS
乱文失礼いたしました。
人を学歴で判断すると言っても東大卒とじゃなきゃ話したくないとかって話ではない。
同人活動をしていると、「高校時代それなりに勉強して大学に行って働きながらオタクを楽しむタイプの人」と、「高校時代から絵ばかり描いていてその後そのままオタク業界で食べていこうとする人」の2タイプがいて、その両者はどうしても合わないことが多いなと感じている。
普通に話しているだけでも「なんとなく噛み合わない感」があるし、万が一「普段何やってるの」なんて話になった時は2つの派閥に分かれてコンプバリバリだったりして正直キツい。正常な友人関係を築けるような気がしない。もちろん例外はいますが。
特に、絵が物凄く上手くて普段オタクコミュニティでちやほやされまくっているけれど、学歴は無い(勉強はマジメにやったことがない)タイプの人が一番厄介だなと個人的には感じていて、色々拗らせている人が多いと思う。
オタク活動は、普通に生活していたら絶対に接点のなかったような人と出会えるのがその魅力のひとつでもあるのだが、場合によってはそれが大きな人間関係トラブルやストレスの原因になってしまうから厄介だなあ。
それがし、同人活動を始めて幾星霜。数多の同人誌を生み出し、数多の修羅場を潜り抜けて来た。
名を、感想来ない侍と申す。
来ても「萌えた!」の一筆では判断つかぬ。萌えたなら嬉しいが、何処がでござろう?全部であれば狂喜乱舞するのだが。あぁ、心に巣食う承認欲求の化け物を飼い慣らせぬ。この未熟な剣を一体ぜんたい何に向ければよいのでござろうか。
さりとて人様の原作をしようが此度も感想は来ず、来ず。来た!無論、漫画描いてくれた侍の所にでござるよ。微妙な面相をしていると思ったら、なんと中身はストーリーの感想であった。えぇっっっ!?絵の感想は無いのでござるか?頒布数、それがしと本気で桁違いなのに!?こんなに魅力的であるのにぃ!?ていうかこれ感想ちゃう、あらすじにござる…丁寧にあらすじを追ってくれた、その心意気を有り難く頂戴した。
斯様なことがあり辿り着いた境地がタイトルにござる。前までは「感想ないのが感想」みたく思ってたそれがしであったが、そうではなく。
皆、感想、下手。
感想を抱くのが下手なのであろうか、言葉にするのが下手なのであろうか。シャイなハートすぎるのであろうか。何処から何を感じたか、その一筆だけでそれがし、喜んじゃうが。これは高望みでござるか?この世の日本語教育に問題があるのでござろうか。それとも消費社会のせいか?
エゴサもマシュマロも解せぬ。何故それがし自らクレクレ行為に身を投じなければならぬのか。そのような時間は制作に充てさせてくれでござる。「俺の趣味じゃなかった」と噂されているのを見て以来、それがしの中ではエゴサご法度なのでござるよ。それがしガラスハートだから。
ふと思い立って一次創作、完全オリジナルの漫画を描くことにした。
作風は純文学系に近いと思う。普通のワクワク感や面白さ、萌えなどとは程遠い感じ。
(現時点でやっとプロット/ネームが終わり、キャラデザが9割型完了したところ)
イベントも締め切りもない中でモチベがどこまで続くかは分からない。
描いたからにはどこかで発表したいなーと思ってはいるが、どこで発表したらいいんだろう。
二次創作アカウントでは作風も絵柄も違うので発表するつもりはない。
そうなると、別名義でツイッターやpixivアカウントを作ってそこで発表?
コミティアで発表?
どこに出しても誰にも見てもらえなそうだ。
コミティアなら出張編集部があるけど、ああいうところにエンタメ要素皆無の作品持っていっても苦笑いされそうだ。
まぁ完成させてから考えたらいいんだけど。
今まではイベント合わせで締め切り決めて作業していてイベントに出ること、そこで手にとってもらうことが完成へのモチベだったりしたもんだから、
ちきんと完成させられるといいけど。
この記事はエッチな同人誌をなんらかの手段を使って手に取ろうとしている、あるいは手に取ってしまった18歳未満の方や、18歳未満のご家族やお友達の代わりにエロ同人を買って、渡してしまった18歳以上の方を主な対象として書いています。
少し長いですが、大切なことなので読んでいただけたら嬉しいです。
ツイッターで「18歳未満 エロ同人」などのワードで検索してみたららR-18指定の同人誌を18歳未満の人間が買ってはいけない理由をわかっていない方々が多数いるようで唖然。
理由をわかっていないから18歳未満なのにエロ同人を手に取ってしまうのでは?と思ったので、ダメって言うだけじゃなくて、ダメな理由をきちんと説明しなければいけないと思いました。
個人の見解なので間違ってたら申し訳ないし、きつく言われるのが怖いので匿名にて書かせていただきます。ごめんなさい。
何かっていうのは18歳未満の子がエロ同人を所持しているのが大人に見つかることです。家庭内で処理できるならまだしも、親御さんが版権元(原作者や制作会社)に連絡してしまい、同人誌の作者が著作権侵害で逮捕されてしまったという事件が過去実際に起こっています。「ポ●モン 同人 事件」でググってみてください。
※ なぜ著作権侵害になるの?と思った人は同人誌と著作権の関係についてご自分で調べてください。それについて書いていると主題がずれてきそうなので。
特に2次創作の同人活動は趣味でやっている人が大半だと思います。リスクを冒してまで趣味を続ける人はおそらくいないでしょう。件の事件と同じようなことになってしまうことを恐れて、活動をやめてしまう作家もいるかもしれません。
あなたが18歳になって高校を卒業して、あの作家のエロ同人が欲しいな と思ってもその作家の本はそこにはないし、新作も読めない。なんてことがあったら悲しいですよね。
こちらに関しては完全に個人の見解ですし、怒りのあまり上手い文章を書けるか心配です。先に謝っておきます、乱文ですみません。
局部修正というのは、エッチな漫画に描かれている男性器や女性器を隠すようにして引かれている太い線のことです。
実はこの線、昔はもっと細かったり、量が少なかったりして性器が比較的鮮明に見えていたのです。
作家たちも最近は「せっかく描いたのになんで線で消さなければならないんだろう」と悲しんでいます。
なぜ局部修正をしなくてはいけないんだろう?なぜそれを国から言われているんだろう?それは筆者にもよくわかりません。(もし明確な理由があるなら教えていただければ幸いです。)
ですが、エロ同人作家がこのようなツイートをしているのを見たことがあります。「なんで大人しか見ないものなのに、18歳未満が見ても悪影響がないようにとの理由で局部修正をしなくてはいけないのか。」
これに関しての答えは明確です。18歳未満がエロ同人をなんらかの方法で読んでいるからです。
「松文館裁判」で調べてみてください。
これも、18歳未満の方が成人向け漫画を所持してるのが親御さんに見つかってしまったことが原因で起こった事件です。
18歳未満の方がエロ作品を所持、閲覧することが、表現の自由 作家や正当な閲覧者(18歳以上の人)の楽しみ それにあなた(18歳未満)の将来の楽しみを奪ってしまうことになっているかもしれないのです。
エロ本開いてみたら真っ黒モザイクだらけでもう何が描いてあるのか分からない!なんてこと、今でも普通にありますよ。
作者や読者の大人は皆怒ったり悲しんだりしてますから、本当にやめましょうね。
そんなこと言ったって、今すぐに読めないのは嫌だ。我慢ができない。そう思う方もいるかもしれません。
でも安心してください。たとえ完売してしまっても、しばらくすればwebや総集編に再録してくれる作家もいます。
お願いしてみれば、あなたが18歳になるまで、あるいは高校を卒業するまでお取り置きしてくれる作家もいるかもしれません。(ツイッターで実際に見た気がします)
いつか読める可能性があるのです。
それに、ぐっと堪えれば本当に読めるようになった時にとっても嬉しくなります。人生バラ色です最高です幸せです。私もそうでした。大人としての楽しみ、是非取っておきましょう。
ここに書いてあることはよくわからない、不十分だと思う方もいるかもしれません。そのときは自分で納得が行くまで調べてみてください。
私は同人活動をしている。今のところネット上でのみのオン専というやつだが絵や漫画を描いてTwitterに投稿している。
今のジャンルの絵を投稿しはじめてから一年ほど経つが、前ジャンルにいた時では考えられないほどフォロワーが増えた(ジャンルでアカウント分けはしていない)
現ジャンルで絵が評価されて喜んでいたはいいが、最近、自分がどこにも属してないことに気付いた。
前ジャンルから今までずっと仲良くしてくれてる人も何人かはいて、よくスカイプなんかでの通話もしているが、その人はその人で別にメインの界隈があってそこにも仲良い人がたくさんいる。
現ジャンルでは時々絵に感想リプライくれる人もいるし、私の絵を好きだと言ってくれるフォロワーも数人だけどいる。
でも仲がいいかと言われると、そうではないと思う。通話とかしたことないし。
交流したいなら自分から行けよと言われるかもしれないが現ジャンルは、今後公式からの供給も無いことが確定してて、私が移動してきた頃にもとっくに旬を過ぎててジャンル内の人間関係は既に出来上がってた。
その上、描けば4桁RTが当たり前のような高画力神絵師の巣窟のようなジャンルだから、ちょっとニッチな需要の漫画でフォロワーを増やしたヘタレ絵描きでコミュ症の私が入り込める隙間なんてないのだ。
入社前歓迎会を欠席したら最初の出勤日には既に他の新入社員が仲良くなってて入り込めないみたいな。そんな感じ。
私の推しを描いてる人には自分から感想リプ送ったりしているが、推しがマイナーなので描いてる人は少ない。
推しじゃなくても感想送れればいいんだけど、いかんせん語彙力が乏しくて気の利いた文章が書けずテンプレ感想しか送れない。それ前にも言ったよねって思われるようなの。
そもそもあんまり他人の絵になにか感じることがほぼ無くて、いわゆる神絵師と言われるような人が描いた数万いいね貰ってる絵も上手いなぁとかは思うけど「感動しました!」「雰囲気切ない」といったよくリプライで見る感情が湧いてこない。
感受性が無さすぎるのって損なんだなと今になって気付いた。
前ジャンルにいた頃は自分のコミュ症もここまで気にならなかったのになぁ
中途半端に評価を貰いながら年齢を重ねた分、自尊出来る物が何もない中途半端な絵描きだということに気付いてしまった。
これからも界隈の人が通話やオフ会やらをしたツイートを横目に、承認欲求を満たす為に絵を描いていくんだと思う。
いい年して恋人いない歴=年齢のガチ喪だから今後同人活動よりもリアルの方が充実するということもないだろうし、そういう人間的魅力の無さが絵やツイートに表れてるんだろうね。
はぁ
作家がデジ同人専業が可能かって話になると、どんなフリーランスだって難しいだろうから同じようなものだけど。
デジ同人の面白さは、DMM(FANZA)とDLsiteという二大サイト自体が「場」になってるところにあるかも知れない。
元増田に即売会とデジ同人は違うと書いてあるけれど、同じデジ同人サイトですら違う文化が形成されてる。
DMMでは実写AV系からの流入が多いのか、やはりリアル系のシチュエーションが人気で、特に人妻不倫もの。
DLsiteは、もうちょっとマニアックな性癖だったりシチュエーションのものでも人気が出やすく、音声作品も強い。
大雑把に、おっさんの妄想がDMM、オタク青年の妄想がDLsiteと考えるとわかりやすい。
同じ商品を扱っているサイト(最近は専売も増えたが)なのにそれぞれで人気作が全然違うのは、サイト自体が一種のコミュニティ的なものになってるからだと思う。
なので、twitterでの宣伝というのはたぶんあまり意味がない。先日も数万人フォロワーのいる人の作品が200本くらいの売り上げだったのを見た。これは即売会などでも同じで、部数を誤る話はよく聞くことだけれど。
どちらのサイトにも共通してるのは、二次創作よりオリジナルの方がユーザーに人気ということ。
一時期DLsiteで人気だったのはセーラームーンやダイの大冒険など、いま30、40代の人間が子供のころはやっていたもの。
今のアニメを追いかけ続けるほどのオタクではないけれど、二次元のエロをオカズにしたいユーザーが多いから、そういう一周した現象も起きる。
ゲームとしてのクオリティは高くないRPG作品が人気なのも、当然ドラクエFFのスーファミ世代が理由にある。
こんな感じで世間の流行に流されない(というかついていけない)土壌があるので、ある種自分の性癖に真摯にエロ本位で作品に取り組んでいる人が多いと思う。
(音声作品だとたまにボイスチェンジャーも使わずにファルセットだけで女性声を演じている作品もある。元祖バ美肉おじさんだ!)
あと、クリムゾン先生が未だに人気1位になったりするのもおもしろい。
普通のオタクからするとネタとして消費し尽くした感があるけど、最新のトレンドについていくのがキツイ人たちからすると安心できる名前なのかもしれない。
なんにせよ長命なのは喜ばしいことで、デジ同人なら気に入った作家が長く活動してくれるかもしれない。
初めてデジ同人サイトで何か購入しようという人には、とりあえずランキングから作品を探すのがおすすめ。
やはり人気作は一般的な質も高いことが多い。ニッチな作品を望んでる人は、DLsiteからキーワードやタグで探していけばいいと思う。
ちなみにDMMはタイトルの一部単語が伏字になることが多く、決裁会社の都合からか獣姦はだめで排泄物もモザイクあり。DLsiteは獣姦OK排泄物モザイクなし。
二次創作の元のタイトルは基本伏字だけれど、キーワード検索ではちゃんと拾ってくれている(たぶん)。
商業作品の販売もしているので、本を持ちながらの手淫や保管が面倒だという人はそちらから試してみるのもいいかもしれない。
ちなみによく誤解されているけれど、DMMもDLsiteもモノクロ作品の黒海苔修正はOKで、サンプルにのみモザイクをかけている。
ただ修正基準は世間との兼ね合いなどで結構頻繁に変わるので、商業出版の漫画の場合修正が多少濃くなっていることはある。
また、しばらく前から音声作品も人気だけれど、これはもうちょっと頑張って欲しいところかな。
昔から性転換とかニッチな音声も出てたんだけど、その割りに最近の作品は似たり寄ったりでニッチなツボをつく作品が少なく感じる。
一般的なエロ音声はある程度拡充されたと思うので、もっとニッチなエロ音声作品の登場に期待したい。
ちなみに、女性が一方的に話かけるという形式からか、耳かき含め女性上位の作品が多い。そういう趣向の諸兄にはおすすめのコンテンツ。
年上女性に優しくしてもらう系の音声作品だと、実は女性客の利用も多かったりする。
文章を書くのがあまり得意ではなく、長々とした文章ですが、読んで頂けたらうれしいです。
タイトルでピンと来た人もいるかもしれないが、この「担当アイドル」というのは、ゲーム「アイドルマスター」シリーズにおけるプレイヤーがプロデューサーとしてプロデュースを「担当」するキャラクターのことである。人によって異なるかもしれないが、自分は「推しキャラ」とほとんど同じ感覚で使用している。
SNSには、「プロデューサー」の方が自分以外にもたくさんいて、それぞれのプロデューサーがそれぞれのやり方で、自分の担当アイドルや、そのほかの事務所に所属するアイドルたちに対しての愛を表現している。それらの投稿を見るたびに自分は「そんな解釈があったのか」と驚いたり、新たな魅力を発見するきっかけになることもある。
しかし、どうしても慣れず、嫌悪感すら抱いてしまうのが、「登場人物の18禁イラスト」。
キャラクターの名前や愛称で検索をかけると、そのキャラクターの成人向け同人誌の告知であったり、性的な絵や、漫画がゲームのスクリーンショットや一般のイラストと同じように画面に現れるのである。特に、自分が担当しているアイドルの一人は、そのスタイルや性格からかかなり性的なことを連想させるような作品が多い。
そういうものを、見たくないのだ。
自分は成人済みなので成人向けの作品を閲覧することで何か問題があるわけではないが、「アイドルが性的なことをされている(している)シチュエーション」が自分にとってはどうしても受け入れられず、さらに、このジャンルのユーザー全員が18歳以上ではないだろうから未成年の目にうっかり入ってしまう危険性があるのではとひやひやしている。
もう何年も前の話だが、プリキュアシリーズのあるキャラクターを検索すると悪質なコラ画像がヒットすることが判明して公式のスタッフが注意喚起をしたことがあった。ある少女漫画でも、二次創作への注意喚起が行われた。「本来のターゲットに見せられないようなファンアートを公開するときには一般の人の目に入らないよう対策をしてほしい」と。
Twitterでは、最近は不適切な画像についてはワンクッションを置かれるようになっている。それでも、「そういう絵は公開する側から一般の人の目に入らないような対策をとってくれませんか?」と思ってしまう。
「嫌なら見るな」という言葉がある。女性向けのジャンルでは、地雷を持つ人が誤って地雷を踏み抜かないよう、キャプションに「○○・××の要素があるので苦手な人は注意してください」といった注意書きが多く見受けられる。
Twitter上で18禁の絵を堂々と公開しているユーザーの自己紹介欄にも、「Hな絵をRTします」とか、「18歳以下はお断り」のような内容を書いている人はいる。しかし、もともと18歳以下に見せられないコンテンツを扱うのであれば、投稿が「Hな絵に興味のない・見たくない人」や「18歳未満の人」の人の目に入らない為にも最初からアカウントに鍵をかけて頂くことはできないだろうか。「R-18」などのワードでミュートしようにも、現状すべての成人向け投稿をフィルタリングするのは難しい。
二次創作のジャンルには、その対象が二次元以外のジャンルも存在する。そのジャンルの基本的なルールとして、「対象・関係者・その同人を知らない人(一般人)」に絶対に知られてはいけないというルールが徹底されている。アカウントには鍵をかけ、一般人が使用するような名称は検索された際に見つかる恐れがあるので使わない、など。
しかし、対象が二次元であっても同じくらい二次創作には慎重になって良いのではないかと思う。
ゲームをプレイしている人、漫画を読んでいる人など、そのコンテンツを楽しんでいる人のすべてが二次創作も楽しんでいるという訳ではない。「ゲームをやって楽しんで同人活動も行っているオタク」もいれば、「ゲームをやって楽しむオタク」もいるのである。
自分はどういった経緯で二次創作の世界に足を踏み入れたのか正直あまり覚えていない。なんらかの経緯でピクシブを知らなければ、今頃ただゲームや漫画を楽しむだけのオタクで、同人誌や、その即売会のイベントを全く知らないまま生きることになっていたのかもしれない。
スマートフォン用のアプリゲームは、基本無料で、CMも放送されるなど、性別や年齢問わず始めやすい環境になっていると思う。同人知識のない人がたまたまゲームを始めて、このキャラクター可愛いな、と思って検索したらエロい絵やグロい絵が出てきた…となったら、ショックを受けるというか、その人が思う作品像や、作品のファンのイメージにも影響が出てしまうのではないだろうか。
プロデューサーがアイドルにとか、モブが相手とか、無理矢理やるとか、相手が小学生とか、アイマスのエロ絵とか、シチュエーションとかそういう問題ではなく、男性向けでも女性向けでも、NLでもBLでもGLでも、ジャンル関係なく成人向け作品が当たり前のように鍵なしのアカウントで流されることが嫌だ。
もちろん、そのような同人活動自体を否定しているわけではない。
しかし、成人向け同人誌を頒布する際に年齢確認を行うことが必要なことは同人活動をするうえでの必須事項であることが分かっているのに、なぜ「年齢確認ができない場所」に成人済みの人を対象とした作品を掲載するのかが理解できないのだ。18歳未満でも利用する場所に成人向けの作品を置かないでほしい。
自分でも、「このジャンルの成人向けの絵を見たくない」という自分勝手なわがままに「鍵なしで成人向け絵を流すと未成年の目に入るかもしれないから危ない」という大義名分を利用していると思っている。
的外れなことを言っている部分もあるだろう。でも分かってほしい。
未成年の目に入るところに成人向け作品を堂々と載せるのは本当にまずいと思うし、「成人向け同人」が苦手な人もいることを知ってもらいたい。SNSでの成人向け作品の扱い方についてもう一度考えなおしてほしい。ピクシブだってR-18は分けられているし、サイトのどっかのページをスクロールし続けた先の背景と似たような色したリンクに隠し部屋としてパスつけたうえでエロ作品まとめてた時代を思い出してほしい(小声)。
アカウントに鍵をかけずに開放することで、自分の作品や考えをたくさんの人に見てもらえる、反応してもらえる。それがとても嬉しいことなのは知っている。でも、本当に万人に見せて良い作品か、一度確かめてはもらえないだろうか。
子供そろそろつくらなと思ってるけど同人活動(月一新刊)も舞台観劇(期間中3回は観たい)もグッズ収集(始発物販列)も推し声優イベ通い(月1ペース)もやめられない
お金稼げる技術持ちで仕事も楽しいし旦那も義両親も理解あるし同ジャンル同世代の友達も遊んでくれるしSNSも交流活発で楽しい
ジャンルが衰退したらやめようと思ってるのに6年くらい同じジャンルにいても供給続くし衰退しないし飽きない
あと一年、あと一年でずるずる35過ぎてしまった(KEMURI)
(KEMURIで思い出したけど昔はバンギャだったんだよね 好きなバンドが軒並み解散したり亡くなったりしてライブハウスに行く頻度は激減した
かわりに声優ライブに行くようになったけど、開催頻度が少ない上にチケット入手が困難で先行券目当てに円盤複数購入とか深みにはまっていった)
せめて同じくらい地方在住で既婚でそろそろ子ども欲しいけどオタ活活発で家庭もジャンルも円満なオタク友達が欲しい
訂正
近所に住んでるオタ活活発で家庭もジャンルも円満な同人やってるママ友がいないと子供作る気にならない
贅沢かぁ 贅沢だよなぁ
https://twitter.com/CHICAUMINO/status/1019303635488989184
https://twitter.com/CHICAUMINO/status/1019306007992791040
これ、パッと見だと公式グッズに見える。
仮に作者の姪が絡んでおらず、いちファンが勝手に公式イラスト使ってアクキーを業者に発注したのならどこのジャンルでもアウトだと思う。
ここまでの公式イラストまんま使っているし、このクオリティは海賊版なんじゃ…
https://twitter.com/CHICAUMINO/status/1020558926939447296
同人グッズを取り扱う業者は、権利侵害の恐れるのあるものは受けないと明言しているところが多いのに、受注してしまう業者も問題あるんじゃ?
これ自分ところで作りました!と言うことは、公式イラスト使って個人からグッズ作成受注するよ!って言ってることと同じかと思うんだけど…。
そもそもイラストの権利って作者本人だけではなく、出版社も持っていると思うから、
ヒプマイの著作権ガイドラインについて、Twitterが騒がしい。
周囲のフォロワーがハマっていることもあって、(自分は少し知っている程度だが)急激なTLの動きに何事かと驚いた。
同人活動は出来るの?
同人グッズは?
同人誌は?
グレーにしておくべき、問い合わせるな、赤字ならセーフ、そもそも同人自体やるな……等々。
しっちゃかめっちゃかだなぁ、という印象。
でも、一番気になったこと。
……そのジャンルで何らかの二次創作をしてみようと思ったら、まずは原作周辺のガイドラインや過去のトラブルをチェックしておかない?
無ければ、その権利を持ってると思われる会社(出版社やゲーム会社)や更に上の親会社から出されていないか確認する。
そして明確にNGが出ている、もしくはそう感じたジャンルでの活動はしない。
好きになったからこそそのジャンルの妄想を形にしてみたい訳で、肝心のそちらが明確に拒否しているのに活動するのは何か違うと思うからだ。
だけど、騒いでいる人達の多くはどうもそういう感じじゃない。
関連会社から既に出てたガイドラインや過去トラブルについて、あっさりと「知らなかった」という反応をしてる人も結構いる様子。
公式がどういう意図で提示したかはさておき、最初からそんな態度でいながら「グレーにしておきたい」なんて平然と言っていていいものか……。
どれも原作・公式があってのものだし、そちらの著作権や利益を軽率に侵害していいものじゃないし、そちらが嫌がっているのに執拗に続けるものじゃない気がする。
「ジャンル愛があれば許される」、これはこっそり活動する側が言っていい言葉じゃない。
そんな個人の感想。
ガイドラインくらいは見ようよ、それに準ずる公式見解くらいは調べようよ……それさえ面倒なようなら、二次創作での同人活動なんてするものじゃないと思う。