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はてなキーワード: 副次的とは

2022-02-25

ウクライナ情勢と名人

別に今回の例に限らずだが、戦闘が発生すると方方の人々が軍拡核武装の推進、憲法改正安易に言うのが引っかかっている。外交は様々な要素が絡み合っており、軍事力はその一つである。割けるリソースは有限で、軍事力の増強のために何を削らざるを得ないか、その影響も考える必要がある。また、特定の国の脅威への対抗としての措置がまた別の国の警戒を生み、自国に影響を及ぼすことも往々にしてある。国家規模の違いによる限界指導者パーソナリティなど検討すべきことは多々あり、外交煩雑だ。

一知半解現実の都合の良い側面だけを見つめてリアリストを自認し「こうすれば良い」と主張するのはゲームプレイにおける名人様の戯言のようなものだ。我々は事情通でも名軍師でもない。ある施策をもって状況が劇的に良くなるか、副次的作用があるか、どれも満足に判断できない。

難儀な問題を前にして安易結論に飛びつかず、やりきれない気持ちを抱えることから逃げてはいけない。

2022-02-05

モテなくてもパートナーがいなくても馬鹿にされない社会を目指しているひとがいるようだけど男女問わずモテない連中が辛いのはそこじゃないだろっていつも思う。馬鹿にされ云々はあくま副次的ものであってね。

2022-01-21

anond:20220121104600

某氏は、最近はあまりないけれど、もともと時事ニュースなどにフェミ視点で極論をよく言う人だった。背景の裏を取ったりもせず瞬発力で発言していた。そしてその発言反論されると正面から意見を闘わせず、マウントとったり本筋以外の言葉にひたすらつっかかったりする。冷笑系といったレッテル貼りもする。だから有意義対話にはならず、反論する側は議論から離脱して、別の場所でつい強い言葉批判したり、揶揄したりしてしまう。

某氏はその批判揶揄を見逃さず、誹謗中傷ハラスメントを受けたとアピールする。前段を知らない人たちからは、女性がいきなり陰口を言われたように見えるので同情が集まる。考えてみてほしいのだが、ネットで見たり会話しただけの直接関係性のない女性にいきなり陰口を言う(それなりの肩書を持った)人なんてまずいない。

ネットケンカは建前とその副次的効果を使い分けるのが重要で、本人以外の人たちが憤って炎上したり、対立する相手不利益が起こることを十分わかった上で、本人は純粋被害を訴えるだけの建前を保つ。この技の使い手は今回の人以外にも多い。一見すると崇高な理念オープンレターに、サブリミナルのように14個もの呉座氏の名前が埋め込まれているのもこれだ。誹謗中傷をやめてほしいという本人宛の内容証明の宛先がわからいからといって職場に送るのも建前としては成立するが、本人に読ませるだけならDMでもいいので、職場宛に送ったとき副次的効果を当然ねらったはずだ。

これは一種のハメ技なのでどうすることもできない。熱くなってうかつなことを言えば、その落ち度を決して見逃さず秒殺されるので1対1ではまず勝ち目がない。ケンカ最強たる所以である

2022-01-11

介護から逆算する注文住宅

脳梗塞きっかけに祖母介護が始まったので思い付きで書く。

前提として自分父親が建てた注文住宅祖母と父と妹と暮らしている30代サラリーマン。また祖母の娘である母が早くに死んでいる。フネマスオカツオワカメ介護している状態だ。自宅は3階建、3階に祖母、2階に父と自分、1階が風呂と妹の部屋となっている。この人員配置理由については後述する。家に戻ると築20年ほどでローン完済済。祖父は在宅介護のち最後は要介護3で数年前に逝去

祖母ステータス

・要支援2から介護3にアップグレード

・軽度の認知症後遺症車椅子移動

おむつではなく紙パンツだが排泄コントロールはできていない。ただトイレに入れれば自力で用は足せる

・入浴は週3回のデイサービスで済ませている

以下思いついた順に次に自宅を建て替える際に介護から逆算して設置を検討するものを書く。

エレベーター

平屋でない限り必須と言ってもいい。

人間は歩けなくなると車椅子移動になるが車椅子階段下りられない。また認知症人間に「階段下りろ」と言っても実現はしない。なので老人(になる予定の人)が1階に住む場合を除いてエレベーター必須だ。だが老人が1階に住むと脱走に気付けない。徘徊老人が警察の世話になってから徘徊に気付くのでは遅すぎる。老人(になる予定の人)にはなるべく上の階に住んでもらい、杖か手押し車必要になった段階でエレベーターを常用するよう癖をつけてもらう。エレベーターは多少うるさいと感じてもボタンを押したときに「ぴっ」なり音がするものがよい。認知症になると老人は四六時中エレベーターに乗りまくるのでとてもうるさくなるが、音で感知できるため居場所がわかる。

我が家エレベーター20年物なので動作音がやや大きく車椅子を乗せると介護者は1人しか乗れないが、最近のはもう少し便利かつ安価らしい。

・各フロアトイレ(できれば広いもの

老人はトイレが長い。認知症が始まっていると延々トイレットペーパーを出すなどするため長くなる。また祖母は歩くことが減ったせいか便秘気味になったため余計に長くなる。そのためトイレは各フロアにあることが望ましい。老人が老人になる前にもノロウイルスなど感染症対策もできる。

さて介護が始まると便座に座った、あるいは便座の前に立った老人の世話をすることになるがトイレ自体が狭い、あるいは面した廊下または部屋が狭い場合非常に窮屈な作業となる。そのためトイレはある程度広いか、人がしゃがめる程度のスペースに面しているとよい。床材は多少濡れてもリカバリできるものがよい。

またトイレのドアはなるべく180度開くものがよい。トイレのドアを開けっぱなしで老人の世話をすることになるため、開かないドアだとトイレ前が通行不能になる恐れがある。朝のクソ忙しい時間にこれが発生するとQOLを著しく下げるためドアは180度開くほうがよい。

・一つの玄関

複数世帯同居の場合異論はあると思うが最終的に認知症の老人と住む場合玄関は一つがよい。なぜなら脱走を防げるからだ。この1点だけでも警察負担が減るし勤務中に脱走の報せを聞いて早退しなくてよい。副次的には靴箱を一元管理することで溜め込みなどの認知症の初期段階に気付けるという利点もある。

異臭ゴミの一時保存場所

介護が始まると人間排泄物がついた紙パンツまたはおむつが量産される。これらは燃えるゴミになるがとにかく量が半端でない上異臭がすぐ発生する。育児経験している家庭は大人排泄物の量をナメてはいけない。週2回のゴミ収集で45リットルの袋を平均3袋ずつ出している。我が家では夏は涼しい1階に置いたゴミ箱、冬は内庭に向いたベランダ(屋外)にゴミを置いている。なおこういったゴミ新聞紙で包むと異臭がやや軽減されるがそのために新聞をとる必要はない。またゴミ自体を大きくする必要もなくこまめにゴミ袋に入れて冷暗所に移すほうがよい。

・手すりを付けるスペースのある壁

認知症が始まった段階やふらつきなど足腰に不安が出た段階で家に大量の手すりを取り付けることになる。恒久的に設置するものは1人につき一度限りだが補助金が出るため計画的につけるべきだ。重点的に配置するのはトイレ風呂、脱衣所、階段玄関など転倒した際のリスクが高い場所になる。特に立ち上がる必要があるトイレ風呂は座った高さと立った高さの両方に手すりがあるとよい。また廊下など捕まるものがない場所にも腰の高さほどの手すりをつける。体を四分の一以上回転させる場所にはコーナー用の手すりがあるのでそれをつける。見た目は最悪になり金はかかるが転倒して入院手術になる、そこまでいかずとも救急車救急外来に行く場合もっと金がかかるためとにかく手すりは必要だ。新築から「将来的にここに手すりを付ける」場所は確保しておきたい。

我が家では祖父の時にミッシリ手すりをつけたため祖母補助金は未使用。老人(になる予定の人)が多い場合、一度の工事でより進歩した補助具につけかえることもできるはずなので重ねて言うが計画的に。

・床と平行な天井

オシャレな傾斜のついた天井不要介護が始まるとあちらこちらに手すりを付けることになるがリビングなど壁から距離がある部屋については突っ張り棒を使い手すりとする。床と平行な天井があれば無限に手すりを生やせるため最低限老人の居住区域と風呂場の天井は床と平行である必要がある。どうしても傾斜のついた天井が欲しい場合トイレなど壁が近い場所で行うほうがよい。

・ある程度広い玄関および玄関付近の遊びスペース

車椅子生活が始まるとデイサービスなどを利用することが増える。たいていは送迎車に車椅子が積まれており室内用の車椅子から送迎用車椅子に乗り移って移動する。よって玄関は三和土の部分に車椅子が1台、それと向かい合う、あるいは90度で接する形で車椅子が1台入るスペースを確保したい。玄関は前述の手すりでガチガチに固めるため、スペースさえあれば介助者が動いて適切な介助を行える。

また車椅子は基本介護保険を利用してレンタルすることになるが、屋内用と外出用の2台あると消毒などの手間が省けて大変便利だ。屋外用車椅子普段は日の当たらない室内に置いておくため、玄関付近に畳んだ車椅子1台分(幅30cm、奥行き1m弱)を置ける大きさの遊びスペースがあるとよい。これは生協など宅配サービスを利用するときもに便利だし、急な雨で濡れて着替えたいときなどにも有用だ。

道路からスムーズに入れる玄関

玄関の話が続くが道路から三和土まではゆるい傾斜をつけるなどして水難を排除しつつもスムーズに移動できることが望ましい。一戸建て介護場合デイサービスなどの送迎は玄関まで来てくれるがそこまでが整備されていないとスタッフがつらい。よって門はあってもよいが段差は除くべきである。どうしても段差が発生する場合は1段の高さおよび奥行きを市販の傾斜ブロックと合わせ、小さな坂として運用できるようにすると後が楽だ。もちろん傾斜ブロック廃盤にならないうちに買っておく。

補足:居住フロアを分けた理由及び配置の理由について

自宅を新築した際は2世帯同居だったがすでに祖父母は60代に入っていたため20年内に介護必要になることはわかっていた。すでに認知症症状は既知であったためあえて祖父母を最上階に起居させ2階および1階に若年(でもない)夫婦子供の居室を設け外出やエレベーター駆動音の感知、また生活音の変化などを察知する体制をとった。またマスオである父はマスオ状態抵抗がなかったため風呂共通のものとした。生理的抵抗があるという気持ちはわかるので強要はできないが自分が使っている風呂は老人が使うときヤバイということが想像やすいため祖父母とも早めに入浴サービス外注することができた。玄関についても同様だ。台所については祖母が長らく料理をしていたため2つあるが脳梗塞発症を機にコンロ他発火可能性があるもの全てを撤去済だ。

以上。将来自分の財布とローンで家を建て替える可能性があるため見直す予定。

2021-12-27

anond:20211227125619

なんか認識がずれてそう。現実ハラスメントへの意識が高まった結果、副次的表現への視線も厳しさを増している、という流れじゃねーの。

2021-12-24

anond:20211224171044

では1000人固まっているところに銃を撃って1人死んだ事件

では100人固まっているところに銃を撃って10人死んだ事件とで

被害者10倍だから前者のほうが罪が重い」というんですか?

結局のところ死刑かどうかの判断には死んだ被害者問題なのであって

「生き残り」の存在副次的ものにすぎませんよね。

2021-12-16

anond:20211216175435

↓これが違うと言うとる。あと、統合失調症ではない。

労働促進政策ってつまり雇用解雇等の不均等が人権侵害から許されなくなったことの副次的効果としての雇用機会均等の話

anond:20211216125111

あらら?えーと、

労働促進政策婚姻促進政策の話だよね?

どこがどう同じなのかな?

労働促進政策ってつまり雇用解雇等の不均等が人権侵害から許されなくなったことの副次的効果としての雇用機会均等の話だよね?

で、それが一体どの人権侵害しているのかな?

婚姻促進政策って何のことか知りたいんだけど、婚姻促進と女性にのみかけられる下方婚修正にどんな因果関係があるのかな?

しか上記のような人権侵害だよね?

それは違うっていう見解があるのかな?

労働促進政策婚姻促進政策って関連性はあるかな?並列に語るための要員はどこかな?

お気持ち論じゃなくて論理的に返せるかな?

anond:20211216123153

日本語読める?聞いてるんだけど

雇用解雇等の不均等が人権侵害から許されなくなったことの副次的効果としての雇用機会均等がどの人権侵害しているの?

女性ITエンジニア研究者を増やす方法

アファーマティブアクション必要ない(ただし入試採用時の不平等男性優遇はやめる)

女性向けのエンジニアドラマ漫画を増やせばいいだけ

女性共感で動くので、ドラマ漫画の影響を受けやす

もちろんそうじゃない女性もいるが、そういう人は共感力が少なく

空気を読むことが嫌いでがみがみうるさい厄介な人になるので最初から相手にしないでいい

感情豊かでIT技術を楽しめるような人たちを増やす方が良い

小さいときドラマなどのコンテンツに触れることで、子供のうちから興味を持ち、男を超えていく人もたくさん出てくるだろう

また、そうやってコンテンツ化すると、副次的作用として、親の世代も「ああ、こういうのってありよね」と思い

娘が理系選択したりエンジニアになったりすることを素直に応援するようになるだろう

ということで、日本クリエイターのみなさん頑張ってください

anond:20211216110522

マジで支離滅裂だな

雇用解雇等の不均等が人権侵害から許されなくなったことの副次的効果としての雇用機会均等がどの人権侵害しているの?

2021-12-06

anond:20210720020914

「輸出規制」じゃなくて「手続き見直し」な

それと日本がいくつかの二重用途物品を包括輸出許可制度の対象から外した理由は、日本側が求めていた輸出管理に関する定期的な協議韓国側が三年連続拒否たか

https://diamond.jp/articles/-/210908?page=2

 EU規定を見てもわかる通り、輸出に関する優遇措置を認めるには、当事国間の“信頼”が欠かせない。過去3年間、韓国日本が求めた輸出管理に関する協議に応じてこなかった。私たち日常生活でも同じだが、真剣対話できない人を信じることは難しい。日本韓国ホワイト国として認定し続けることは適切ではないといえる。

直接的な要因はこれだよ

これを日本政府は「信頼関係が著しく損なわれたと言わざるを得ない状況」「大韓民国に関連する輸出管理めぐり不適切な事案が発生した」と表現している

もちろん、これ以前に発生したレーダー照射事件慰安婦問題(日韓合意に基づいた財団韓国側一方的解散した件)、徴用訴訟問題(仲裁委員会の設置を韓国側拒否した件)、あとは韓国国会議長天皇謝罪要求した件など、日本からの信頼を損なう行為が多々見られたのも副次的な要因としてはあると思うが、それらはあくまでも枝葉の部分でしかない

2021-11-09

anond:20211109142320

貴様ソシャゲやったことないのではないか?キリッ。

我々は絵に課金しているわけではない、キリッ。

キャラに付随してくる性能やドラマコンテンツ、それによって入場や攻略現実的可能になるエンドコンテンツなどから得られる収穫品(もちろんガチャを引くための石もその中に含む)――

――それらを得るためにキャラ使用権を買っているにすぎないのだ。キリッ。

その値段が固定額ではなく、バラツキがあるというだけの話だ。それも何度も経験していれば想定内のブレの範疇にすぎず、予算は推算可能なのだ。上限が設定されているものも多い。よって外野無駄に騒ぐことほど頓珍漢なこともない。キリッ。

まり、絵やらボイスという美的要素はあくま副次的恩恵にすぎない、というわけだな。キリッ。

絵がみたいだけならpixivなり、解析ぶっこぬきサイトなり見ていればよかろうなのだ。キシャーッ。

そして何より、みなが楽しんでいる最新環境の最新コンテンツ自分も華々しいキャラたちと過ごすことが出来る思い出というのは――プライスレスなのだ。キリキリッ。

2021-11-08

欧米コロナ患者を95%減らしている件

感染者が99%減ったことで日本特殊論がはびこってるけど、イスラエル欧米などのmRNAワクチンを導入した国は95%減ぐらいにはなってるし、別に日本だけすごい訳じゃない。

 

韓国の減らない理由が分からないって話もあるけど、韓国日本の2〜3週遅れだったんで、これから急激に減り始めると思うよ。mRNA以外も導入してるから、もう少しゆっくりしたペースになるかもしれないけど。

 

日本コロナ患者が減ったのは、別に不思議でもなんでもない。他国と同様にワクチンが主要因で、行動変容やマスク副次的な要因でしょ。世界的な標準対応策だよ。たまたま先進国が増えているタイミングで、日本が減ってるから目立っているだけで。

2021-10-23

anond:20211022190123

南京大虐殺については、なんか結局よくわかんないところがある。

中華が主張する犠牲者の数はまずあり得ない数字というのは確かで、そのせいで実情までわからなくなっている印象。

おれは「戦闘はあった」に違いないと思うし、そのなかで民間人被害が出た可能性や、処刑のようなことがあった可能性は否定しないが「虐殺はあった」と言えるかどうかはちょっとよくわからんってのが素直な意見軍服等じゃなく民間人の姿で交戦していた兵がいたとか、そんな大規模な虐殺が行われたような物音はなかったという記録やら、ちょっと諸々よくわかんないね

あと、第二次大戦は、アジア解放名目上なだけだった可能性は否定しない。が、増田も書いているが結果論として植民地だった国々の独立機運が高まったのは間違いない。それはその国々の力で独立したんだといえばその通りだが、あの戦争がなければ数十年どころか百年は独立が遅れていても不思議はないんじゃないかなーとは思う。

ただ、これは別に戦争正当化するつもりなどではない。まぁ日本軍の残虐行為ってのにはちょっと引っ掛かるところもあるが。

あの戦争は、アジア解放するというよりも、日本が、自国植民地化される可能から脱却するために行ったもので、その副次的ものとして、西欧植民地になっていり国々から西欧勢力を取り除こうとしたってことじゃないかなーとは思っている。自国領土にするとかそんな単純なことだけじゃなく、日本に近い国々に西欧の手が延びている現状は、いずれ次は日本にもって危機感が浮かぶのは当然で、それの払拭。そして西欧との交渉材料にも使える。(実際戦況のいいところで和平という考えは山本五十六発言からも、軍中枢にあったのは間違いないだろうし)そういう目的のための「大東亜共栄圏」じゃないかなーと思ってます

理想なんやアジア解放しようとした義の戦なんだ!なんて言ってるのはさすがに違うだろうなーってことですね。あくま自国をいい条件で保ち続けること。その為に世界の中で大きな位置につけるようにすること。それが、最優先の目的だったでしょう。

ただ、軍人なかには本気で理想を信じてたひともいるだろうというのも、間違いのないことではありますが。

2021-10-18

飯塚自分運転することにこだわってたのか?

ならもっといい車に乗れやって思う

プリウスが悪い車とは言わないよ、安い割に装備結構ついてるし燃費良いし

ただ、自分運転することにこだわるなら、別の車乗れと

いや、もしプリウスにこだわりがあるならせめて旧型乗り続けないで現行のTNGA後のモデルを買えって思う

TNGA後は燃費のために全てを捨ててた頃よりそこそこ乗り味も良くなったし、自分運転する楽しさは圧倒的に良くなっている

おまけに、安全機能も格段に良くなったから、乗り味にこだわってTNGAプリウス乗ってたら副次的池袋事件を防げたかもしれない

車乗りたいなら車を運転することにこだわってるのかこだわってないのかよくわからん車のチョイスしてるんじゃねぇよ

半端もんだからあん事故も起こすんだよ

から俺は趣味には妥協せず金を使うようにしてる

と嫁に言ったら嫁が実家に帰った(独身生活2日目)

2021-09-13

私信開示は本意ではありませんが、副次的被害が深刻になって参りましたので対応させて頂きます

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート6

収集品の属性

人類は小規模で、ほぼ自給自足し、互いに敵対する部族進化してきたので、好意の追跡の必要性を減らし、これまで検討してきた他の人類の富の移転制度可能にするために、収集品を使用することは、人類の種の期間のほとんどにおいて、物々交換の規模の問題よりもはるか重要であった。実際、収集品は互恵利他主義の仕組みを根本的に改善し、他の種にはない方法人間が協力することを可能にした。他の種では、記憶信頼性が低いために互恵利他主義は大きく制限されている。他の種には、大きな脳を持ち、自分で家を建て、道具を作って使うものもいる。しかし、互恵利他主義の仕組みをこれほどまでに改善した種は他にない。その証拠に、この新しい開発は紀元前4万年には成熟していた。

メンガーはこの最初貨幣を「中間商品」と呼び、本稿では収集品と呼んでいる。刃物のように他の用途にも使える道具は、収集品としても使える。しかし、富の移転を伴う制度価値を持つようになると、収集品はその収集性のためだけに製造されるようになる。その性質とは何か。ある商品価値ある収集品として選ばれるためには、収集品としての価値が低い製品比較して、少なくとも次のような望ましい性質を持っていなければならない:

1. 偶発的な損失や盗難からより安全であること。歴史ほとんどの場合、これは持ち運びが可能で隠しやすいことを意味していた。

2. 価値を偽造することが難しい。これらの重要な部分は、以下に説明する理由から、偽造できないほど高価であり、それゆえに価値があると考えられる製品である

3. この価値は、単純な観察や測定によって、より正確に近似していた。これらの観測は、より信頼性の高い完全性を持ちながら、より低コストであっただろう。

世界中人間は、これらの特性をよりよく満たすアイテムを集めたいという強い動機を持っている。この動機の中には、おそらく遺伝的に進化した本能が含まれている。このような物は、(特に優れた明確かつ近接した理由ではなく)集めることを純粋に楽しむために集められ、そのような楽しみは人類文化においてほぼ普遍的である。直近の動機の1つは装飾であるアリゾナ大学考古学であるメアリー・C・スタイナー博士によると、"装飾は現代人の採集者の間では普遍的ものである "という。進化心理学者にとって、このように、自然淘汰という観点からの最終的な説明はつくが、快楽以外の近親的な根拠がない行動は、遺伝的に進化した快楽が行動の動機になっているという有力な候補になる。例えば、このエッセイの推論が正しければ、希少品や美術品、特に宝石を集めるという人間本能がそうである

(2)については、もう少し説明必要であるコストが高いという理由商品生産することは、一見すると非常に無駄なことのように思える。しかし、永遠にコストのかからない商品は、有益な富の移転可能にすることで、繰り返し価値を高めていく。取引可能になったり、コストが低くなったりするたびに、コストはより多く回収される。最初は全くの無駄であったコストは、多くの取引償却されていく。貴金属貨幣価値は、この原理に基づいている。また、収集品は、希少性が高いほど、また、その希少性が偽造できないほど、価値が高くなる。また、芸術品のように、証明可能技術独自人間労働力製品に加えられている場合にも適用される。

我々は、この3つの要素を兼ね備えた製品発見したり、作ったりしたことはない。アート収集品(この言葉現代文化で使われている意味ではなく、この論文で使われている技術的な意味で)は、(2)を最適化するが、(1)や(3)は最適化しない。一般的ビーズは(1)を満たしているが、(2)や(3)は満たしていない。宝石は、最初は最も美しく、あまり一般的ではない貝殻で作られるが、最終的には多くの文化において貴金属で作られるため、3つの特性をよりよく満たすことができる。偶然ではないが、貴金属の宝飾品は鎖や指輪のような細い形をしていることが多く、無作為に選んだ場所安価に鑑定することができた。貨幣さらに改良されたもので、小さな標準的な重さと商標を鑑定の代わりにすることで、貴金属を使った小さな取引コストを大幅に削減した。貨幣は、収集品の進化のほんの一歩に過ぎない。

旧石器人が作っていたモバイルアート(小さな置物など)も、この特徴によくマッチしている。実際、旧石器人が作ったものの中で、実用性がなく、(1)〜(3)の特徴を備えていないものほとんどない。

ホモ・サピエンスには、役に立たない、あるいは少なくとも使用されていない火打石の不可解な例がたくさんある。我々はクロヴィス族の使えない火打ち石について述べた。Culiffeは、ヨーロッパの中石器時代発見された数百個の火打ち石について述べているが、これらの火打ち石は丁寧に作られたものであるが、顕微鏡写真分析により、切断には使われなかったことが明らかになっている。

リントは、宝石のような特殊目的を持った収集品に先立つ、最初収集である可能性が高いのである。確かに最初火打石コレクターは、刃物としての実用性を求めて作られたはずだ。富の伝達手段としてのフリントの付加価値は、本稿で紹介する制度を開花させるための偶然の副次的効果であった。このような制度は、特殊目的収集品を製造する動機となったであろう。最初は切削工具として実際に使用する必要のないフリントであり、その後、ホモ・サピエンスサピエンスが開発した他の様々な種類の収集である

新石器時代中近東ヨーロッパの多くの地域では、一部のジュエリー標準化され、美しさより標準的サイズやアセイ性が重視されるようになった。商業地域では、このような宝石の量が伝統的な宝石の量を大きく上回ることもあった。これは宝飾品と貨幣中間的な段階であり、収集品の一部が貨幣的な形態をとるようになったのである紀元前700年頃、リディアンの王たちは前述のようにコインを発行し始めた。標準的な重さの貴金属は、市場で、賃金労働者が、あるいは徴税者が、ランダムに選ばれた場所コイル状のワイヤーを切断する代わりに、商標、すなわち造幣局ブランドを信頼して「評価」することができるようになったのである

収集品の属性が、貴金属コイン、そしてほとんどの非現金通貨を支えてきた準備商品共通しているのは偶然ではない。本来貨幣は、これらの特性を、人類先史時代ほとんど全ての時期に使用されていた収集品よりも純粋な形で実現したものである

20世紀新機軸は、政府による不換紙幣の発行である。(「フィアット」とは、それまでの金や銀をベースにした通貨のように、基軸商品裏付けられていないことを意味する。) 不換紙幣は、交換手段としては一般的に優れているが、価値の保存手段としては非常に劣ることが証明されている。インフレで多くの「たくわえ」が破壊された。前述の収集品に共通する希少品やユニークアート作品市場が、前世紀にルネッサンスを迎えたのは偶然ではない。我々の最も進んだハイテク市場の一つであるeBayは、これらの原始的経済性を持つ物を中心にしている。進化過程重要役割果たしていた頃に比べて、我々の富に占める収集品の割合が減ったとしても、収集品の市場はかつてないほど大きくなっている。収集品は、我々の本能的な欲求を満たすと同時に、安全価値の貯蔵庫としての古代役割果たしている。

結論

一方的もの相互的なものも、自発的もの強制的ものも、多くの種類の富の移転には取引コストがかかる。自発的取引では、双方が利益を得る。真に無償の贈り物は、通常、親族利他主義行為である。このような取引は、何かを作るという物理的な行為と同様に、一方または両方の当事者価値を生み出す。貢物は勝者の利益になり、損害賠償判決被害者利益になるだけでなく、さらなる暴力を防ぐことができる。遺産相続は、人間次世代親族財産を渡す最初動物となった。これらの家宝は、商品取引担保や代金、飢えをしのぐための食料、あるいは結婚の際の花嫁代金などに使われた。このような移転を行うためのコスト取引コスト)が十分に低いかどうかは別問題である。このような取引を初めて可能にしたのが、収集である

ほとんどの動物が非親族との遅延互恵的な協力関係を築けないという「囚人のジレンマ」を解決するために、収集品は我々の大きな脳と言語を増強したのである。それは、どの人が何をしたかというエラーと、その行為によって生じた価値や損害を評価する際のエラーである一族部族のサブセットを形成する、小さくてすぐに地元に帰れる親族グループ、または大家族)の中では、我々の大きな脳はこれらの誤差を最小限に抑えることができたので、世間の評判と強制的制裁が、相手が将来協力したり欠陥を犯したりする能力によって提供される限定的動機に取って代わり、遅延した互恵関係の主な執行者となったのであるホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスホモ・サピエンスサピエンスも、同じように脳のサイズが大きかったので、地元一族の全員が、他の地元一族の全員の好意を把握していた可能性が高い。小さなローカル親族グループの中では、収集品を取引に使うことは最小限だったかもしれない。部族間では、好意の追跡と収集品の両方が使用された。部族間では、評判に代わって収集品が完全に互恵関係執行者となったが、暴力は依然として権利執行に大きな役割果たしていたし、高い取引コストのためにほとんどの種類の取引ができなかった。

一般的な富の貯蔵と富の移転手段として有用であるためには、収集品は、少なくとも1つの制度に組み込まれ発見製造コスト複数取引償却されるような閉ループのサイクルを持つ必要があった。さらに、収集品は、単なる美しい装飾品ではない。身につけられる安心感、隠したり埋めたりするためのコンパクトさ、変えられない高価さなど、一定機能性を持っていなければならない。そして、その高価さは、現代コレクター収集品を鑑定するのと同じように、譲渡を受けた人が確認できるものでなければならなかった。

本稿で示した理論は、これらの文化で交換される「貴重品」にこれらの特徴があるかどうか(あるいはないかどうか)を調べ、これらの貴重品が移動するサイクルから得られる経済利益を調べ、(現代を含む)さまざまな文化でこれらの特徴を持つ物に対する嗜好を観察することによって、検証することができる。

前例のない協力の技術により、人類地球上で最も恐ろしい捕食者となっていた。彼らは移り変わる気候適応したが、一方で、アメリカヨーロッパアジアでは、狩猟気候の変化によって、何十もの大きな群れの獲物が絶滅に追い込まれたのである現在地球上のほとんどの大型動物投射物を恐れているが、これはたった1種の捕食者に適応したものである。また、狩猟よりも採集を中心とした文化も大きな恩恵を受けた。ホモ・サピエンスサピエンスは、骨が弱くなり、脳の大きさが変わらないにもかかわらず、地球上のより多くの地域に、ネアンデルタール人10倍以上の人口密度で住むことができた。この増加の多くは、効果的な富の移転言語によって可能になった社会制度、すなわち貿易結婚相続、貢ぎ物、担保、そして復讐のサイクルを弱めるために損害を評価する能力に起因していると考えられる。

原始時代貨幣は、我々が知っているような現代貨幣ではなかった。現代お金機能の一部を担っていたが、その形は家宝宝石などの収集品であった。これらの使用は非常に古くから行われており、収集品を探求し、収集し、作り、展示し、鑑定し、大切に保管し、売買するという欲求人間普遍的ものであり、ある意味では本能的なものである。このような人間欲望集合体を「収集本能」と呼ぶことにする。多くの古代人は、貝や歯などの原材料を探したり、収集品を製造したりすることにかなりの時間を費やしていたし、多くの現代人は、趣味としてこれらの活動にかなりの資源を費やしている。その結果、具体的な実用性とは異なる、初めての確実な価値の具現化、そして今日貨幣の先駆けとなったのである

原始人がネックレスをつけた理由 パート5

戦争戦利品

チンパンジー部隊狩猟採集民の文化では、暴力による死亡率が現代文明よりもはるかに高い。これは、少なくともチンパンジーとの共通祖先にまで遡ると思われるが、チンパンジー軍隊も常に戦っていた。

戦争には、殺し、傷つけ、拷問し、誘拐し、レイプし、そのような運命を避けるために貢ぎ物を強要するなどの行為が含まれていた。隣接する部族同士が戦争をしていないときは、一方が他方に貢ぎ物をしているのが普通である。貢ぎ物は、同盟関係を結び、戦争規模の経済を実現する役割も果たした。ほとんどの場合、それは勝利者にとって、敗者にさらなる暴力を振るうよりも有利な搾取形態であった。

戦争勝利すると、敗者から勝者へ即座に支払いが行われることもあった。多くの場合、これは熱狂的な勝者による略奪という形で行われ、敗者は必死収集品を隠した。また、定期的に貢ぎ物を要求されることもあった。この場合には、敗北した部族の財やサービス供給能力と勝者の需要を一致させるような、精巧現物支給スケジュールによって、三重の偶然性を回避することができたし、時にはそれが実現した。しかし、このような解決策であっても、原始的貨幣はより良い方法提供することができた。つまり共通価値を持つ媒体として、支払い条件を大幅に簡素化することができたのである。これは、条約の条件を記録することができず、暗記しなければならなかった時代には非常に重要なことであった。イリコ連合使用されていたワンパムのように、収集品が原始的記憶装置役割果たしている場合もあり、そのままではないものの、条約の条件を思い出すための補助として使用することができた。勝者にとっては、収集品はラファー最適値に近い形で貢物を集める手段となった。敗者にとっては、収集品を隠しておくことで「過少申告」が可能となり、勝者は敗者がそれほど裕福ではないと信じて、要求額を少なくすることができた。また、収集品の隠し場所は、熱狂的な貢ぎ物収集者に対する保険にもなった。原始社会の富の多くは、その秘密性の高さゆえに宣教師人類学者の目に触れることはなかった。このような隠された富の存在を明らかにできるのは、考古学だけである

隠蔽などの戦略により、貢ぎ物を集める人たちは、現代徴税人と共通する問題を抱えていた。それは、いかにして自分たちが取り出せる富の量を見積もるかということである価値の測定は、多くの種類の取引において厄介な問題であるが、敵対関係にある税や貢ぎ物の徴収においては、これほど厄介なことはない。このような非常に困難で直観的でないトレードオフを行い、それを一連の問い合わせ、監査徴収行為の中で実行することで、貢ぎ物の徴収者は、たとえその結果が貢ぎ物の支払い者にとって非常に無駄ものに見えたとしても、効率的収入最適化することができたのである

ある部族が、以前に戦争で敗れた近隣の部族数人から貢ぎ物を集めているとする。その際、各部からどれだけの金額を引き出せるかを見積もらなければならない。推定値が悪いと、一部の部族の富が控えめになり、他の部族は実際には持っていない富の推定値に基づいて貢ぎ物を払わなければならなくなる。その結果、被害を受けた部族は縮小する傾向にある。利益を得た部族は、得られるはずの貢ぎ物よりも少ない量を支払うことになる。どちらの場合も、勝利者にとっては、より良いルールで得られるかもしれない収入よりも少ない収入しか得られない。これは、ラファー曲線を特定部族運勢適用したものである。この曲線は、優れた経済学者アーサー・ラッファーが所得税適用したもので、税率が上がると収入額は増えるが、回避、逃避、そして何よりも課税対象となる活動従事する意欲がなくなるため、税率に比べてますます遅い速度となる。このような理由により、ある一定割合で税収が最適化される。ラファーの最適値を超えて税率を上げると、政府収入は増えるどころか減る。皮肉なことに、ラッファー曲線は、政府収入に最適な徴税理論であって、社会福祉や個人の選好満足度に最適な徴税理論ではないにもかかわらず、減税を主張する人々に利用されてきた。

もっと大きなスケールで言えば、ラッファー曲線政治史の中で最も重要経済法則と言えるかもしれない。チャールズ・アダムスはこの法則を使って、帝国の盛衰を説明している。最も成功した政府は、自分たちインセンティブ短期的な収入への欲求と、他の政府に対する長期的な成功)によって、暗黙のうちにラッファー曲線に従って収入最適化するように導かれてきた。ソビエト連邦ローマ帝国のように納税者に過剰な負担を強いた政府歴史の塵となり、最適な収入を下回った政府は、資金力のある隣国征服されることが多かった。民主党政権は、資金力のない国家征服するよりも、もっと平和的な手段で、歴史的な時間をかけて高い税収を維持することができるかもしれない。民主党政権は、外部からの脅威に比べて税収が非常に高く、税収のほとんどを非軍事分野に使う余裕がある歴史上初めての国家である。彼らの税制は、これまでのほとんどの政府よりも、ラッファー最適に近い形で運営されている。(このような贅沢は、民主主義国家徴税最適化するインセンティブを高めたのではなく、核兵器攻撃を抑止する効率性を高めたことで可能になったとも考えられる。) ラッファー曲線を応用して、様々な部族に対する条約上の貢納条件の相対的な影響を調べてみると、収入最適化したいという願望から、勝者は敗者の所得や富を正確に測定したいと思うようになるという結論が得られた。価値を測ることは、富を隠したり、戦いや逃亡によって貢ぎ物を回避したりする支那人インセンティブ判断する上で極めて重要である。一方,支那人は,収集品を隠しておくなど,さまざまな方法でこれらの測定値を偽装することができるし,実際にそうしている。貢ぎ物を集めることは,インセンティブが一致しない測定ゲームである

収集品があれば,支流供給できるものや勝者が必要としているものではなく,戦略的に最適なタイミングで貢ぎ物を要求することができる。勝利者は、貢ぎ物を取られた時に富を消費するのではなく、将来的に富を消費するタイミングを選ぶことができる。その後、紀元前700年頃には貿易が盛んに行われていたが、貨幣貴金属製の収集品のような形をしていた。これを変えたのが、アナトリア現在トルコ)のギリシャ語を話す文化圏、リディアである。具体的には、リディアの王たちが、考古学的・歴史学的に最初の主要な貨幣発行者となったのである

その日から今日まで、コインの発行は民間鉱山ではなく、自ら独占権を与えられた政府鉱山が中心となっている。なぜ、当時の半市場経済圏に存在していた民間銀行家などの私利私欲による鋳造が行われなかったのか。政府コインの発行を独占してきた主な理由は、政府けが偽造防止策を実施できるからであるしかし、現在も当時も商標権行使するのと同様に、政府は競合する民間鋳造所を保護するために、そのような措置を講じることができたはずである

コイン価値見積もることは、収集品の価値見積もるよりもはるか簡単であった。物々交換ではなく貨幣を使った取引の方がはるかに多く、実際、取引から得られるわずかな利益が初めて取引コストを上回ったため、多くの種類の低額取引が初めて可能になったのである収集品は低速度貨幣であり、少数の高価値取引に関与していた。コインは速度の速い貨幣であり、多数の低価値取引を促進した。

これまで見てきたように、原始貨幣が貢納者や徴税者にとって有益であることや、そのような支払いを最適に強制するためには価値測定問題重要であることを考えると、徴税者、特にリディアの王が最初貨幣を発行したことは驚くべきことではない。徴税によって収入を得ている王には、臣下保有し交換する富の価値をより正確に測定する強い動機があった。また、交換のための媒体商人安価に測定することで、効率的市場に近いものが生まれ個人が初めて大規模に市場に参入できるようになったことは、王にとっては偶然の副次的効果であった。市場流れる富が増え、課税対象となったことで、国王収入は、通常のラッファー曲線効果である税源間の誤計測の減少以上に増加した。

徴税効率化と市場効率化が相まって、税収全体が大幅に増加したのである徴税人たちは文字通り金鉱を掘り当てたのであり、リディア王のミダス、クロイソス、ギゲスの富は今日まで有名である

数世紀後、ギリシャアレキサンダー大王は、エジプトペルシャインドの大部分を征服したが、その壮大な征服資金は、低速度の収集品の集合体であるエジプトペルシャ神殿を略奪し、それらを溶かして高速度のコインにすることで得られた。彼の後には、より効率的包括的市場経済と、より効率的徴税が生まれた。

貢物の支払いは、それだけでは収集品の閉ループ形成しない。貢物は、最終的に勝者が結婚交易担保など何かに利用できる場合にの価値があった。しかし、勝者は、たとえ敗者の自発的利益にならなくても、収集品を得るための製造を敗者に強要することができた。

争議と救済策

古代狩猟採集民には、現代のような不法行為法や刑法はなかったが、現代法でいうところの犯罪不法行為に該当するような紛争解決するための類似した手段があった。紛争当事者一族による罰や支払いによって紛争解決することは、復讐復讐戦争のサイクルに代わるものであった。アメリカイリコイ族からキリスト教以前のゲルマン人に至るまで、ほとんどの近代以前の文化は、罰よりも支払いの方が良いと考えた。些細な窃盗から強姦殺人に至るまで、すべての実行可能犯罪には価格ゲルマン人の「weregeld」やイリコイ人の血税など)が設定されていた。お金があれば、支払いはお金の形で行われた。牧畜文化では家畜が使われた。それ以外では、収集品の支払いが最も一般的な救済策であった。

訴訟などの損害賠償の支払いには、相続結婚年貢などと同じように、事象供給需要三位一体問題が発生した。訴訟判決は、原告損害賠償能力と、被告損害賠償による利益を得る機会と願望が一致する必要があった。原告がすでにたくさん持っている消耗品を救済措置とした場合、救済措置は罰としての役割は果たすが、被告を満足させることはできないであろうし、したがって暴力連鎖抑制することはできない。このように、収集品には、紛争解決したり、復讐連鎖を断ち切るための救済策を可能にするという付加価値がある。

紛争解決は、支払いによって復讐心が完全になくなるのであれば、閉ループ形成しない。しかし、支払いによって復讐心が完全に消滅しない場合、支払いは復讐連鎖に続くサイクルを形成する可能性がある。このような理由から、より密に接続された取引ネットワークが出現するまでは、復讐のサイクルを減らすことはできても、なくすことはできないという平衡状態に達していた可能性がある。

2021-09-05

anond:20210904182223

副次的作用がなかったとしても

脳汁蛇口を無理やり開け閉めしてる限り、結局蛇口馬鹿になって脳が壊れるでしょ

素晴らしい効果がある薬なら使い続けるから

2021-08-27

anond:20210827100200

それは副次的なもんだよ。

常にアメリカと同じぐらいのリソースは使えていたし、だからアメリカ人はソ連過大評価し続ける羽目になったんだからな。マーケットやらなんやらのリソースが不足して負けた、なんてことはない。

 

根本的な問題は、非効率社会のせいだ。

もっと言えば効率を目指さな思想のせい。

2021-08-21

女性が上昇コン思考なのは経済的格差が原因、てのはまあそういう面も確かにあると思うけど(一時期話題になってた)”普通の男”が正規雇用で働く人の中で上位30%である年収500万以上ってのが女性一般的認識だとすると女性経済的に豊かになっても”普通の男”のランクが上がるだけで女性の上昇コン思考が解消されるわけではない気がするけどな。というか別に男女の経済的格差の解消は女性の上昇コン思考を解消するためにするわけではないしあくま副次的ものだと思うからあれなんだけど。

2021-08-06

ポケモンGoやってる人に聞きたいんですけど

最近ポケモンGoでポケストへのアクセス距離がまた元に戻りそうなんですよね。

俺はどうでも良いと思ってましたが、著名人を中心に反対運動過激化していてグループ空気も悪くなっている。

そもそもなんでポケストに近づく必要があるのか、考えたことある人いますか?40mだろうが80mだろうが実は大した意味は無いと思いませんか。仮に1km先のポケストにタッチできるとして何か不都合があるのか。このゲームポケモンを捕まえることが目的であってポケストに近づくのは副次的ものから外に出る目的を達成できればポケストに触れる距離に拘る理由存在しません。

なぜあそこまで近づく理由があるのだろうか。

理由の一つはポケスト自体意味があるからドラクエ補給スポットと違ってポケストは具体的なものを利用しています。これは元々他のゲームの影響が大きく、株ポケが強引にそれを流用しようとした経緯があります。40mという距離も元になったゲームから来ている。そのゲームでは実際にスポット発見して共有・活用することが前提なので実際にそのスポット現実にあることや近くに行って触ることを強く意識しています

一方でポケモンGoではそういうことはあくまでも二の次大事なのはポケモン捕まえることなので補給とかジム戦とかは正直どうでも良いはず。仮にレイドを行うにしてもわざわざ近づく理由が実はありません。リモートレイドが普及したことからユーザーはその場所に実際に行き退治することが本質ではないと見抜いている。そもそもコロナからレイドにおける対人トラブルは多数報告されているので距離が近いことにメリットはあまりないのです。


ここまでわかりきってることを並べると、もはやポケストやジム存在する意義ってなんだろうって思います

2021-07-14

小柄で、華奢で、色白で、体重が軽くて、幼く見える女性って

少なくとも現代日本においては全く弱者ではないよね。

だってから求められてそれによって男性特権恩恵を丸々使えるんだから、華奢な女性の方が強者に決まっている。

本当に弱者なのはから選ばれない女性の方。骨太で、地黒で、体重が重く、見た目が逞しそうな女性の方が弱者だよ

霊長類最強女子とか言われていて容姿をいじられている女性なんて、実際には物凄く弱者女性でしょ

から脱コル論には違和感しかないんだよな

見た目がか弱そうな女の方が実際には権力を握っているか

装飾は副次的ものであって一番重要視されるのは生まれながらの骨格とか肌の白さとか目の大きさだから

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