創作物中での猥褻行為や暴力行為について
といった考えがあろうかと思うけれど、この中の第3説の論者による妥協案として「現実の猥褻行為や暴力行為を厳罰に処すれば良い」という主張がある。
これはつまり、表現の自由を優先するために、現実の行為についての規制を強化すべきだという論である。
現に、世の中は既にその方向に動いている。たとえば高校野球部員が女風呂を覗いたことを理由としてそのチームは大会出場停止処分を受けたが、一昔前であればおそらくこっぴどく怒られる程度で済んだであろう。
もちろん、もとより女風呂を覗く自由なるものは存在せず、単に厳罰化しただけであるとの評価はあるだろう。
しかし厳罰化は規制強化の一種であるから、創作のために現実の規制強化を求めていることには違いない。
Permalink | 記事への反応(1) | 12:56
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なんか認識がずれてそう。現実のハラスメントへの意識が高まった結果、副次的に表現への視線も厳しさを増している、という流れじゃねーの。