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はてなキーワード: レイアウトとは

2015-05-15

ヤフオクAVを買う際の10の注意点

ヤフオクでよくAVを買うんだが、いい加減な詐欺まがいの出品者が多くて商品が届いてからがっかりすることが多い

俺のような人を減らすため、ヤフオクでのAVの買い方についてまとめておく

ちなみに対象セル版のAVが欲しい人だが、レンタル落ちでもなんでもいいという人、AV以外が目的の人でも参考になることは多いはずだ

1.評価をよく見ろ

何はともあれ評価は超重要

悪い評価の多い奴はやはり対応が悪い

評価2ちゃん増田勘違いしているような書き込みがあったら、要注意

あとで述べる会員版のオークファンAV相場を調べ、それより20%ほど安い価格落札できるなら検討余地はあるが

2.商品説明を見ろ

説明がクソなやつは対応もクソ

yahooかんたん決済で実際に口座に入金があるまで発送しない

日曜日オークション終了にしておいて、土日しか発送できない

とか、落札してから言い出すやつもいる

大体、こういうやつは、商品説明もいい加減だ

注文がやたら多い奴。これもあとで何言われるか分からないし、いきなり悪い評価を付けられるかもしれないので基本的には買わない

送料も何も書いてないやつはいい加減な奴が多いから気をつけろ。しかし、相場より安く買えることもあるからウォッチリストには入れておく

業者に多いが、状態がちゃんと書いてない(傷があるかもしれないとか)、何にでもあてはまり言い訳も可能なことを書いてる奴は要注意

綺麗すぎるレイアウトのやつも少し気をつけよう。一見ちゃんとしているように見えるが、対応がすごく事務的だ。少しイライラするぞ

あと絶対NGなのが、商品関係ない言い訳がましいこと書いてるやつ。「雨が降ってきたので売りに行くのもめんどだし出品する」とか。但し、一度見ただけ、引っ越しするのでヤフオク処分しますなど、ごく普通の出品理由を書いているだけのものは可。

3.画像が実物でなくジャケ写のものレンタル

ほぼレンタルとみて間違いない

商品説明にすごく小さな字で「レンタル落ちです」と書かれているはずなので、ちゃんとチェックしよう

4.国内正規品は嘘の場合もある

セル仕様レンタル落ち場合がある

内容はセル版と変わらないが、レンタル許諾のシールなんかが貼ってあって、あとで自分が出品するとき相場より安く出品しなければならなくなる

これも画像が実物ではないことが多いので、判別は難しい

気になったら質問しよう

5.セルともレンタルとも書いてない

かなりの確率レンタル

かならず質問して確認すべし

6.コピー絶対買うな

犯罪

それに詐欺も横行している

物が物だし、結局泣き寝入りになるぞ

7・オークファンの会員版で相場をチェック

オークファンプレミアム会員になると、アダルト商品相場をチェックできる

絶対会員になっとけ

月額513円だが、AVヘビーユーザーだったらすぐ元が取れる

8.アマゾンでも価格をチェック

もちろんアマゾンでも見とけ

だいたいアマゾンの方が値段が高いことが多いが、たまに安く買えることもある

気に入ったのはアマゾンカートに入れておいて、モノレートなどで相場の推移をチェック

ヤフオクより安くなるときがあったら買え

9.基本的アマゾンで買う

本末転倒だが、100円200円高いくらいならアマゾンで買った方が結果的に得をする

まず、面倒なやり取りが不要

ほぼ必ずセルレンタルかが明記してある

以前に買ったことがあったら「何日に購入済み」と出てくる。間違って同じものを買わなくてすむ

説明書きと違う内容(盤面が傷だらけとか)があっても返金、返品とかでちゃんと対応してくれる。ヤフオクだと報復評価が怖くて泣き寝入り

10.根気よく探せ

ヤフオクに出品されてるAVは意外と種類が少ない

最近のものなら大抵出品されているが、価格が法外だ

そして、古いものはあまり出回っていなく、半年に一回くらいしか出品されないようなAVも多い

全部、とりあえずアマゾンカートに入れておいて、木曜日金曜日夕方くらいにまとめて検索しろ

うまくヒットして、相場より安ければ買いだ

2015-05-06

限定商法について思う

浮世絵にはまった増田です。

突然だけど、ビックリマンシールを集めるように、浮世絵を集めるようになってくれないかなと思う。

子供でも版画の美しさはわかる

ビックリマンのなにがすごいって、ただただ美しいいからというだけでブームを作ったこと。

シールに遊び方があったというわけじゃない。

しか「貼られたら貼りかえせ!」と書いてあったが、そんな遊びをしてるやつはいなかった。

コミックアニメが展開したけれど、あくまシールの人気にのっかっただけ。

コミックアニメの人気にシールがのっかったのではなかった。

子供でも、美しいものは美しいとわかるいい例だと思う。

今にして思うと、ビックリマンシールって、どうみても浮世絵役者絵だと思う。

ポージングや、レイアウトなんかがズバリ

大きく見栄を切り、枠のなかにタイトルがバシっと入る。

背景は描かれず、幾何学模様やキラキラさせたり。

加えて、旧ビックリマンシールって、今の平板印刷じゃなくて、アキバ売られてるイルカの絵と同じシルクスクリーンだった。

インクの盛り上がりが気持ちいい、一種の版画だった。

浮世絵は意外とお買い得

余談だけど、浮世絵大判が35×25だとして、ビックリマンシールが5×5cmとすると、大きさにして35倍。

ヘッドの封入率が約1/40 。

今売られている復刻浮世絵は、ヘッドシール以上に凝った細工がしてあるので、

35×40×30円=42000円

くらいまでは適正価格だと言えなくもない。

復刻浮世絵は1枚あたり1~2万円、なんとお値打ち

いや、4万もしちゃったら子供は買えないから、1枚1000円くらいじゃないと無理だけどさ。

版画家限定商法をやめたほうがいいと思う

特に現代木版画だと「限定○部」みたいな売り方してるけど、あれはやめたほうがいいと思う。

木版画って、ビックリマンシールと同じで、手にとって、生で見ないと美しさがわからない。

それでも、高級品として額にはめて壁に飾られたいのか?

それで本望なの?

一枚あたりの価値高まるのは理解できる。

でも、それって、希少だから貨幣価値が高まったというだけで、作品芸術性が高まったわけではないでしょう?

限定商法衰退史

手軽に聞けるウォークマンラジカセが普及して、高級オーディオは衰退の一途を辿った。

そこでオーディオ業界は取るべき道を誤った。

限定生産で、付加価値を高めるという方法だった。

結果は今の通り。

ミーハー金持ちと、狂信者だけという有様。

いい音を多くの人に届けていれば、そうやって品質アピールしていけば、もしかしたら生き残れたかもしれないのに。

木版画市場も同じ一途をたどると思う。

印刷技術が発達して、写真ディスプレイで見るぶんには区別がつかなくなった。

高級品として額に入れて紫外線をさけてアクリル板を挟んで飾ることを推奨するような売り方をする理由がわからない。

そもそも、市場は死んでる。

ネームバリューのある作家以外は、限定部数にしようがしまいが、ヤフオクでの値段は知っての通り。

財テクとして買うんだったら、絵なんかじゃなくて株券でも買うだろ。

常識的に考えて。

反論もあるだろうけど

ビックリマンシールが廃れた原因が、公取委指導でヘッドカードの封入率が上がり、レア度が下がったからという意見がある。

自分はそうは思わない。

レア度が下がったからではなくて、封入率が高くなったことで原価を圧迫して、シールクオリティが低下したからだ。

まとめ

限定商法というのはいずれ終わる。

流行りモノ好きと信者しかついてこなくなるからだ。

流行りモノ好きが飽きたら、信者から搾り取るものがなくなったらそこで終了だ。

田中義剛が、

「発想の転換であえて少なく作る」

みたいなことを言っていたが、ぜんぜん同意できない。

ここ十年くらいは、

品質がいいだけじゃ売れない」とかなんとかで、ブランディングが人気のように思う。

高く売るまではいい、品質がいいのなら。

でも、肝心な「多くの消費者」に届けることを放棄したら、終わる。

聞いてるか版画業界、聞いてるか音楽業界、聞いてるか衣料業界、聞いてるか食品業界

2015-05-04

ちょうどシリーズ再読終わった辺りで届いたのでそのまま読んだ。  

読んでる最中はぶち当たる様々な外交上問題を解決するのを笑いあり笑いありで面白かったり、その裏で蠢く陰謀にこの話はどう終わりを迎えるのであろうかと読み進む手を止められずにいたのだが、読み終わった感想としては大いに不満が残るものだった。    

何より最後まで引っ張ってきた黒幕の正体が全くつかめないまま、胸糞悪く描写されたまま終わったのは非常にマイナスだった。  

第一作や第二作でも大きな謎を引っ張っていたのではあるが、それなりにその巻内での大きな問題自体は解決していたりするので満足感はあったのだが、今回の作品は小さな問題を解決していって、その裏側に潜む巨大な陰謀に迫ると見せかけてなにも解決しないどころかより一層悪くなって終わるのがモヤモヤさせられた。  

次巻で今回の黒幕関連の話は完結するらしいが、そのことを知っていたらその巻がでるまでは買い控えていたかもしれない。

あと作者あとがき海外版の表紙について賛辞があったから、やっと海外SFの表紙も凝ったものになったのかなと思ったら相変わらずのデカデカと文字を乗せてイラストシンプルな硬派すぎるスタイルだった。  

まあ、海外の人らも日本版の表紙みてクソダサセンスなさすぎレイアウト最悪とか思ってるのかもしれないが。

2015-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20150412100723

表計算Excel、文書作成Wordという大方針はわかる。

でも文書作成でも、分量少ないならExcelの方が楽だよ

Wordって、レイアウト調整微妙にやりにくいんだよね。

分量少ないなら、Excelの方が見栄えいい文書作成やすい。

2015-04-12

Excelドキュメント作成文化会社Word布教したい

Excelドキュメント作成文化会社Word布教したい

ドキュメントExcelつくる会社にいる。

しかに5ページ以下の文書ならExcelの方が早くてレイアウト調整もらくだと思う。

だが長期間メンテナンスするようなのとか、分量が多いのってどう考えてもWordの方が楽だと思うんだけど。

挿入とか削除面倒くさくないか?

中途半端セルの結合とかされると、コピペもやりにくいし。

そういうExcelドキュメントデメリットWordメリット

ExcelWordの使い分け方針を説明するのに役立つページって

どこか知らない?

2015-04-04

電子書籍なんていらない

電子書籍なんていらないんだよ。

もし「電子か紙かを選択できることが大事」とか「ハンディキャップを持った人が…」みたいな部分からその必要性を説くのなら、

そういう人がそれを成すために掛かったコストに見に合う対価を払えよ。

きっちりとした電子書籍を一冊作るのに10万円は掛かるんだよ。

うんこみたいなレイアウトでよければそこのコストは限りなくゼロに近づけられるけどさ。

でもそういううんこみたいな電子書籍を出して、それに文句言うのは電子書籍を使う連中なんだよ。

ばかなの?

組版が云々とか抜かしている奴はおとなしく紙の本読め。

だいたい出版社だって本当は電子書籍なんかやりたくないんだよ。面倒くさい割に儲からないから

意識の高い消費者づらして電子書籍必要性を説くやつらは、自分で一度電子書籍データ作成してから意見しろ

2015-04-01

はてブトピックがウザい

オレはいつも、はてブHP (http://b.hatena.ne.jp/) を出発点に色んな面白いページを楽しんでる。

しかし、最近出た「トピック」というサービスが、それを少しジャマしている。

オレはいつも、はてブHPスクロールし、面白いページがあったらそのページのリンク先に飛んでいる。

ここでオレが期待するリンク先は、ページかブコメなわけだ。

それがトピック場合、まとめのページをワンクッションはさむ必要がある。

ただのワンクッションじゃない。開いたページでまたどの記事を見ようかと選ばないといけない、多少なりとも脳みそを使うワンクッションだ。

これが他の記事と同じようなレイアウトで並んでいるんだから、そうとは知らず開く時のストレスも加算される。

「累計」って書いてるだろうって?

そんなものは知らん!

コッチは鼻くそほじりながら適当はてブを楽しんでるんだ。

そんなものはよく見逃す。

大体、書いてあったのを発見した時も、

「あぁ〜トピックのページだ〜見たくね〜内容は面白そうなのに〜」

イライラするんだから大差ない。


例えば次のようにしたらもっと俺に良しになる。


はてブHPからトピックを消す

トピックなんていらないから

トピックだけ他のものと別のレイアウトにする

間違って押すのは防げる。でも間違って目にする事はあるだろうし、それが面白そうなページだったらやっぱりイライラするけど。

トピックの元となるページの中で、一番ブックマークの付いているものに飛ぶ

トピック意味ねぇなこれ。

はてブHPにあるトピックの紹介に、その元となるページ数件もブクマ数付きでのせる(日付順 や ブクマ数順 など)

トピックちょっと意味ねぇな。







俺に良しになってくれ。

2015-03-21

Excelドキュメント作成文化会社Word布教したい

ドキュメントExcelつくる会社にいる。

しかに5ページ以下の文書ならExcelの方が早くてレイアウト調整もらくだと思う。

がだ。

長期間メンテナンスするようなのとか、分量が多いのってどう考えてもWordの方が楽だと思うんだけど。

挿入とか削除面倒くさくないか?

中途半端セルの結合とかされると、コピペもやりにくいし。

そういうExcelドキュメントデメリットWordメリット

ExcelWordの使い分け方針を説明するのに役立つページって

どこか知らない?

2015-03-19

はてブデザイン改悪

タイルレイアウト取り入れた時の猛反発は何だったんか。

もう誰も指摘しなくなったな。

でも私はWiiダサいからRevolutionって呼び続けるし、

例の電波塔のことは東京EDOやぐらって呼び続ける。

卓ゲ動画感想って悪意がなくてもここがもうちょっとこうしてくれたらなあっていう意見が下手したら作者にダメージを与えるんじゃないかと思うと言い辛い。

けど感想をずっと一人で抱えてるのももやもやする。のでちょっとここで呟いてみるが保身に端って動画タイトルはぼかしてたり。なお全てイメ卓。

クトゥルフ動画物語として見る分には楽しいけどKP周りのネタネタを通り越してて複雑になる。そんなキーパリングしてたら卓外追放されるんじゃないかっていうレベル。難しいけど頑張ればちゃんとラストまでいける難易度じゃなくてただただKPがPLを嬲るだけになってたんじゃないかなそれ。

人によっては地雷KP思い出して視聴が難しそうなのでもうちょっとネタとして楽しめるレベルまで落としこんでくれたら更に間口が広がりそうなのに惜しい。

某削除済み動画→上げなおしの時に一言上げなおしだと注釈してくれたらそれだけでも違ったと思う。色々と残念。ご本人の行動に全く問題がないとは言わないけど問題のある行動を取った相手だから何をしてもいいんだと言わんばかりに、本人としての言葉ですらなく他の人も迷惑してるという口調で文句を言いにいった人がいるのには正直動画主以上の問題行為じゃなかろうか。本人に伝わってるならそれ以上のあれこれは蛇足じゃないかしら。

あと作者さんが動画という媒体での表現に向いてない気がするので別の媒体を探してみてもいいんじゃないかとも思う。文章なら動画よりは修正と上げなおしが簡単じゃないかなとか。

某卓ゲ→レイアウト無理して凝らなくてもよかったんじゃよ…。ごめんなさい正直文字表示は上下2箇所までが精一杯です…。とても楽しそうでよい動画だったので次回があれば是非通常のレイアウトでお願いしたく…。

複数動画に対して→いつでもお帰りをお待ちしております

2015-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20150317030227

増田は完全にコンセプトに惑わされてしまっており、画面を真摯にみつめていなかったことがわかる。

日本最古の物語1016世紀でまとまった話だったら、当時の世界観に合わせた、

世界全体を表現してくれよ。

せめて当時の古地図に見て取れる、ゆがんだ日本列島や、巻物に描かれた俯瞰図のテイストを素に描かれた、

山や緑や街が、墨絵の雲の向こうに消えてゆく様な風景を描くべきだったろうと思うのだが。



ここで映画を観た人たちにはもう一度思い返してほしい。かぐや姫の物語という映画はほんとうにそのまま、近世までの日本画トレースしたような絵だっただろうか?

民衆描写や、貴公子たちの振る舞い、阿弥陀如来来迎図など、あからさまに引用とわかる表現は確かに沢山あった。

しかしながら、かぐや姫たちの造形は日本画にでてくるそれであっただろうか?

翁や媼はどうか? 話題の帝は?

場面ごとのレイアウトも思い出してみよう。

遠近法にかすりもしない、カメラで写したそれからはまったく遠くにあるような、そういう画面が映画全体のどれほどを占めていただろうか?


高畑勲が望んだのは、かつての日本画の要素としてみられた、「線の力強さとそこに現れるほんものらしさ」をアニメ世界に復活させようという試みである

日本の伝統的古来を再現させようと言う試みではない。

であるからして、かぐや姫の物語という映画において、現代的な視点構成された画面がでてくることはなんの不合理もないはずである

なぜ増田ラスト現代的な地球違和感をおぼえてしまたか

全編をつらぬきとおす画風によって、これは平安初期の日本を描いているのだという実感をもってしまたかなのだ

完全に高畑勲の目論みと、それを完璧にやってのけたアニメーター職人たちの勝利なのである

2015-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20150310103436

名前住所、写真学歴、職歴、資格、みたいな基本的レイアウト踏襲しつつ多少自分で調整する。

JIS規格とかにこだわって、大して書くこと無い欄がデカデカと空白になるのはかっこ悪いので、書きたい欄を大きくして、空白が少なくなるように調整する。

履歴書は、電子データで送った場合でも、紙に印刷して使う場合もあるからパワポとか、1枚に印刷できない形式は止めた方がいい。

2015-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20150308210252

Excelと完全互換でないとだめなんじゃないの?

企業ってレイアウトのズレとか異常に敏感だし。

あと、MS OfficeでもバージョンアップUIが変わると使いにくくなったって苦情殺到から、ほかのOfficeスイートに移行なんて無理な人が多いと思う。

↓以前、ちょっとUI変わっただけで使えなくなる人を考察したときの反応

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140914142430

2015-03-05

ライブドアブログスマホ版のページで広告が表示されないのが直った

記事途中にグーグルアドセンスの300×250の広告を貼っていたのだが、突然スマホ版のページで広告が表示されなくなった。

パソコンからは見れるしアカウントが停止したわけでもない。

ライブドアブログPROだから一つは広告を入れられるはずなのに…

自分サイトは3/4くらいがスマホからの閲覧なので大打撃。

何か変更したっけと思い返してみたら、スマホレイアウト部分から広告アイテムを消したときから表示されなくなっていることがわかった。

記事中に広告を貼ってるので広告アイテムはいらないかなと思っていたが、どうやらレイアウトのところに広告を入れないと他のも表示されないらしい。

広告二枚目は表示されず空白になるのでなんか不恰好だが仕方ない。

AdvanceかPremium払えるくらい収入が増えるまで待とう。

2015-03-02

なぜGigazine記事は読む気が失せるのか

「なぜサムスン製品デザインは評判が悪いのか?」

http://gigazine.net/news/20150302-samsung-design/

Gigazine問題点は尿みたいな背景色や安っぽいフォント時代遅れレイアウトからくるチープさ等いろいろあるんだろうけど、

一番は記事の間に挟んでくる、なんとなくテーマに合ったオシャレを意識しているんであろう写真だと思う。

例えば上の記事をみると、写真が4枚あるうちの下2枚は必要のない写真なんだよね。

スティーブ・ジョブズ写真を載せるより、それが関わったプロダクトの写真を載せるべきだし、

腕が4本のクソコラは何が言いたいのかさっぱりわからない。

サムスン製品デザインを語るのであれば、最低でもサムスン製品写真を本文中にも載せなきゃダメでしょ。

Gigazineタイトルで惹かれて開いても、こういう無駄写真ウソっぽさを感じて、結局読まずに閉じちゃうんだよなぁ。

2015-02-26

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論(中編)

さらにこの遭遇の多段階化は、それが単なる素朴な設定の開示であっても十分な効果をもたらしうる。『小説秘密をめぐる十二章』において河野は谷崎の「少年」を例にあげ、少年が穏健な家庭の子であることがほのめかされることによってこそ、のちの異常性愛への没入のインパクトが強化されるのだ、と指摘しているが、ラノベはこれをより極端かつわかりやすく行っていると言ってもいいだろう。

例えば『マリみて』における第一の遭遇が「印象的な絵面」であるとは述べた通りだが、そこで一度教室の場面を挟んで理想の素敵な女性像として有名なヒロインの評判が語られ、お礼を言いに行ったところで第二の遭遇が生じる。そこで描き出されるヒロインは、自分の嫌なことから逃げ出すためになりふり構わず主人公を利用し、スールになるよう強要するというものであり、主人公(ならびに読者)のヒロインに対する見方は大きく変わることになる。設定だけを見ればこれは新規性のあるヒロイン設定とは言い難い。が、筆者はこの遭遇から十分な意外性を受けており、それは河野が指摘した例と同じ効果によるものと考えている。

同じく例えば『イリヤの空、UFOの夏(以下イリヤ)』の深夜の学校プールにおける第一の遭遇は単純なものであるが、ヒロインの手首に埋まったものに気づいたところで物理的異質さが、そして「なめてみる?」「電気の味がするよ?」において精神的異質さが明かされる。なぜそれがインパクトをもたらすかと言えば、それはヒロインの設定の奇抜さではなく、それまでの描写彼女の異質さを感じさせるものではなかった、という一点に尽きると筆者は理解している。

溺れて必死主人公にしがみつきビート板を使って恐る恐る水泳を教わり、やっと少し泳げるようになる、という一連の「普通女の子であることの描写こそがこの急転直下を強力無比なものにしているのであり、だからこそ「なめてみる?」の異様さが際立つのである。もしここで気まずそうに手首を隠してヒロインうつむき押し黙るといった、つまり普通女の子」がしそうな行動がなされていたとすると、全くつまらない遭遇と化すことはすぐにわかることと思う。

多段階化していつつも見方が変わらない遭遇だとどうなるかの例としては『IS』が挙げられる。教室でのヒロインとの再会という第一の遭遇ののち、寮が相部屋であることが発覚するという二度目の遭遇が発生するが、出会前後主人公ならびに読者によるヒロインへの見方に全く変化がない。『マリみて』や『イリヤ』と比較して意外性が無く、筆者にとってはひどく印象の薄い遭遇である

最後見方は変わるものの一拍置いていない(つまり段階化されていない)例について触れておきたい。冒頭で触れた『俺ガイル』は最初の遭遇から間髪入れずにその「意外性のある性格」が開示されるものであり、多段階化されていない。なるほど『俺ガイル』におけるヒロイン毒舌はそれだけで魅力のあるものであり、それは単独で読者の興味を引くことができるものだとは言えるだろう(筆者も決して嫌いではない)。しかしそれは「レイアウトの仕方」ではなく「描写の仕方」による効果であり、ヒロイン毒舌がそれ単独で魅力を得られるほどのものではなかった場合、実に陳腐でつまらないものだと筆者は考える(逆に言えば描写力が優れていればなんとかなる、ということの証左でもあるだろうが)。

余談

念のため補足しておくと、陳腐な遭遇しか用意できない作品は全て駄作である、と述べたいわけではない。例えば『狼と香辛料』は荷台にもぐりこんだ裸の美少女が狼の化身だと明かすという意外性に乏しい遭遇であるが、ではこの作品が駄作かといえば筆者はそれほど悪くない作品だと思っている。ただし、その遭遇にインパクトを受け、興味を抱くことは無かったことも確かである。ここで張った伏線クライマックスで回収しているため最後まで読んでみればなるほどと思えるが、もし立ち読みで眺めたのであればその場で本を置いていたと思う。

関係構築のための行為類型の整理

ボーイミーツガール」の関係構築では、主人公ヒロイン恋愛感情が醸成されることは必須ではない(例えば『トリニティ・ブラッド』では恋愛感情は仄めかしすら無い)。一方で両者間の信頼関係の構築は必須と言っていいと筆者は考える。また信頼と似た効果を持つものとして敬意も有効機能する。

さて、関係構築とは主人公ヒロインの一方が他方に何かをすることによって培われるものと言っていいだろう。その内容は小説それぞれによって様々であるが、一段階抽象化してみると次のような行為類型化が可能であると思われる。下記で全ての行為類型化されているわけではないが、いくつかまとめた上で、それらをどう組み合わせることが効果的な演出になりうるのかを述べたい。

秘密の共有

遭遇の類型として「秘密漏洩」を上げたが、あれが当人の意に沿わざるものであるのに対し、「秘密の共有」は意図的に自らの秘密を相手に共有するものを指す。

秘密の共有」は信頼の表明がなされたという暗黙の読者の認識が得られる点で効果的であり、そして「秘密」は多くの場合プライバシー同義である。軽度な秘密から徐々に重大な秘密吐露へと段階を踏まえて内容は変化する。軽度な秘密の典型例は電話番号を教える、住所を教える、そこから一歩進んで自室に入れる、といったものが挙げられるが、最も多用される「秘密」は「過去」であり、昔の笑い話といった軽いものから過去トラウマまで「過去」は幅広く使える便利な「秘密」であり、重さを任意コントロールできるという点で優れている。

こうした秘密の共有は信頼の表明であると述べた通り、一定の信頼があった上でなされることで読者に違和感なく受け入れられるものと考える。十分な信頼がなされたと読者に理解がされていない状態でいきなり重い過去吐露を始めるヒロインなどは、自己陶酔中のメンヘラ設定を明らかにしたいのでもない限り慎むべきだろう。

観察による発見

涼宮ハルヒの憂鬱』における曜日髪型の関連の指摘や、『俺ガイル』における主人公ヒロイン友達がいないだろうという指摘など、観察によりヒロインのなにかに主人公が「気づく」ことを指している(ヒロイン主人公のなにかに気づくことも含む)。これはヒロイン主人公評価を改め敬意を抱くきっかけとして、また主人公ヒロインに対する評価を改め、敬意を抱くきっかけとしても効果的に機能する。

余談ながら観察力のある主人公であることを印象づけることは、特にバトルものにおいても有効機能するように思われる。例えば『禁書』や『バカとテストと召喚獣』、『エスケヱプ・スピヰド』はいずれも勝利をつかむきっかけとして敵に対する観察と気付きを用意しており、そこから作戦を練っている。最終的に単なる力比べになり、最強能力である主人公必然的に勝利するという陳腐さは、しかしそうした観察と気付き、そこから作戦演出が事前になされていることで読者に対する一定の納得感を与えるように思われる。もちろんそうしたものがなくとも最強主人公が敵を圧倒する物語に興奮できる読者がいることは事実だが、それにウンザリする読者も相当数いることも事実である。より幅広い読者を意識するのであれば、そうした演出一つを入れておく価値は十分にあると考える。

共通点の発覚

秘密漏洩、共有や観察による発見など、なんらかの情報が得られる行為類型の結果として、共通点、すなわち似た者同士であることが発覚することは相手に対する親近感を惹起する。これは読者にとっての共通点でも同様であり、感情移入共感を誘う要素と言っていいだろう。

親切

素朴な行為であるがゆえに、信頼と好意を「少しだけ」喚起する点で高い効果を持つ。例えば大きな好意が得られる「救助」は大仰なものであり、特に好意や信頼を寄せてもいない赤の他人に対してそうした行為をする人物は、十分な理由けが無い限り胡散臭いヤツという認識を与えるだけだろう。

これに対して「親切」はそれが当人にとって大した手間でない場合に実行されるものであり、人間関係破綻していない限りは合理的な行動として読者に受け入れられ、その結果ほんの少し信頼と好意が得られることが自然に読者に認識されることになる。『シャナ』において主人公ヒロインコーヒーを持って行ったこと、『とらドラ!』において主人公が朝食をヒロインにも分けてやったことなどはこの好例と言えるだろう。

呼称の変化

相手を名字で呼ぶのか、名前で呼ぶのか、といった呼称の変化は古典的ながら現在も極めて強力にその認識の変化を読者に理解させる。『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるあだ名であったり、また『デート・ア・ライブ』のようなヒロイン名前を付ける、という行為も同じ効果を持つと言えるだろう。

なお、呼称の変化は一度しか使えないものではない。ある呼称を用いたのち、それを使わなくなる、という演出はその呼称を用いるようになること以上にその変化を強調する。遭遇時においてではあるが、こうした「呼ばなくなる」ことを用いた好例としては『星界の紋章』があげられよう。

依頼に対する承諾

一方から他方へなんらかの依頼(命令を含む)がされ、受け入れられることを指す。このとき、その依頼は明示的なものであるとは限らない。「ボーイミーツガール」における両者間のほとんどはこれに該当するが、物語を先に進める意味合いが強く、関係構築に向けて目立った効果をもたらすものではない。

一方でこの行為類型が「期待に応える」を伴って実行された場合はまた異なった効果をもたらす。最初からヒロイン主人公に対して好意を表明していたり、信頼を寄せていることが暗黙に前提となっているような「ボーイミーツガール」は珍しいものではなく(『イリヤ』『ベン・トー サバの味噌煮290円(以下ベン・トー)』など)、また物語の途中でヒロインが全幅の信頼を主人公に対して寄せるようになるものも多い(『SAO』『ココロコネクト ヒトランダム(以下ココロコネクト)』など)。

こうした例においてヒロインから主人公へ強い信頼に基いて依頼がなされている場合、依頼の達成に失敗することが強力な効果を持つ。ヒロインから主人公へ依頼した仕事の達成に主人公が失敗し、しかヒロインがもう一度仕事を依頼することは主人公に対する深い信頼の表明として機能する上、主人公が次こそヒロインの信頼に応えようと努力する様は概ね読者の共感と応援を得られると考えられる。

例えば『ソードアート・オンライン(以下SAO)』ではヒロイン主人公仕事を依頼し、主人公成功し続け、それをもってヒロイン主人公に惚れこむという構造を取る。一方で『とらドラ!』においてはヒロイン主人公に対して依頼した仕事は失敗し続けるが、ヒロイン主人公失望することは一度としてなく、最後ヒロインから主人公に同じ仕事を改めて依頼するという構造を取る(定義を読んでいれば誤解は無いと思うが、本稿ではいずれも1巻の内容のみを対象としており、シリーズを通してどうかは検討範囲である)。両者を比較してみると、筆者は『とらドラ!』の方がよく出来ているという認識を持つ。

依頼に対する拒否

AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜(以下AURA)』で繰り返されるような単なる拒否効果を持たないが、相手に対する尊重を以て拒否することは(一時的にはともかく)相手の不快を買うものではなく、むしろ信頼と敬意を勝ち得る効果を持つ。『マリみて』において主人公ヒロインからスールの依頼を拒否したことは典型例と言ってよく、『のうりん』におけるデビークの手助けを(これまで助力を惜しまなかった)主人公がしない、ということもこの一形態と言っていいだろう。

この時、主人公にとってはその依頼を受けた方がメリットがあることが望ましく、そうした自分利益を捨て、相手に嫌われる覚悟の上で拒否することはヒロインのみならず読者からの信頼も勝ち得る効果があると思われる。

好意の表明

単純な愛の告白のような直接的な好意の表明に限らず、嬉しそうに何かをする、微笑むといった行動によっても十分に好意の表明として読者に認識される。物語最後の場面においてヒロインないし主人公がこの行為類型を取ることが多く、ハッピーエンドとしての印象を読者に意識づけることで効果的と言えるだろう(『イリヤ』や『ALL YOU NEED IS KILL』がハッピーエンドか否かは意見の分かれるところであろうが)。

相手に伝わる形で行われるそれと、相手に伝わらない形で行われるものがあり、特に本人のいないところで信頼や好意を表明することは読者の理解共感が得られやすいように思われる。好意の表明は繰り返し使うとむしろ好意薄っぺらさを強調することになりかねないが、『ココロコネクト』のように相手に伝わらないところでそれがなされる段階を踏まえてから、相手に伝わる形でこれを行うことは効果を増すと思われる。

救助と自己犠牲

窮地に陥ったヒロイン主人公が助け出す、という行為類型は『禁書』『AURA』など非常に古典的ながら多くで用いられるものである。救助された側から救助した側に対する好意を含む感謝が読者に理解されやすい点で効果的だが、あまりにもわかりやすく、またありがちなものであるがゆえに陳腐な展開という印象を読者に与える危険性がある。

例えば『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるプールで絡まれヒロイン2を主人公が助け、それによってヒロイン2が主人公好意を抱く、という展開は筆者にとってひどく陳腐ものであった。

他方で『俺の彼女幼なじみ修羅場過ぎる』におけるチンピラ侮辱されたヒロイン2を主人公が助ける展開や、『さくら荘のペットな彼女』におけるラブホに連れ込まれかけるヒロイン主人公が助ける展開はそれほど嫌いではない。

その違いはなにかといえば、おそらく単純にその救助行為主人公にとってリスクの低いものか高いものか、という点と、救助の際に主人公が負傷している、すなわち自己犠牲を伴う点にあるように思われる。救助は主人公にとってリスクのあるもので、かつ、怪我を追ってまで勝ち得たものであるとき、救助された女性から主人公に対して寄せられた好意の大きさは「それだけの価値のあるもの」として裏付けられると考えられる。

その意味で、無傷でほとんどリスク無く救助したことで得られた好意ほとんど無いに等しいはずであり、にも関わらずヒロインが大きな好意を寄せる状態となり、そこにちぐはぐさと薄っぺらさを感じるように筆者には思われる。

禁書』では記憶喪失し、『AURA』では中二病世間露出し、『俺妹』では自分変態だと言って父親へ立ち向かい、『タイムリープ』では自分過去未来)が変わろうが知ったことかと手紙を書く。自己犠牲主人公がこれまで大事にしてきた何かを失ってでもヒロインを守ろうとする意思の明示としても機能し、ゆえにその対価として大きな好意と信頼が得られることに読者は納得がいくものであろう。

後編へ続く

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論

はじめに

映像ミザンセーヌの黄金則 ヒットする映画の作り方』において金子は次のように指摘している。

シナリオは筋書き(プロット)と描写(レンダリングから成り立っていますが、シナリオから分析局面では、プロットのものはあとに残る印象要素ではないということです。複雑なプロットであればあるほど、観る人をひきつけはしますが、覚えることは難しい。したがって他の人にも伝えにくいのです。したがってプロットに関しては「面白い」「いい」だけ。覚えている印象のほとんどは、描写です。つまり、シナリオライティングのミザンセーヌに関していえば、レンダリング重要だということになります

ラノベにおいても抽象度の高い「筋書き」を具体的に「描写」していくという作業は多くの作家が認めるところである映画は「筋書き」である台本と「描写」である映像に明確に分離可能であり、それと比較すればその境界は曖昧でありつつも、基本的な考え方としてラノベにおいても両者を区分することは可能であろう。

様々な作家による小説、ラノベ創作技法において、そこに書かれた技術がどちら寄りかを意識してみると、人物設定はどうあるべきか、世界主題の関係についてといった「筋書き」寄りの内容に対し、「描写」寄りの内容はその紙幅のほとんどが正しい日本語講座に費やされていたりする。

正しい日本語で書けるようになりました、とは読者に苦痛を与えずに「筋書き」を伝えられるようになりました、というに過ぎず、そして苦痛なく読める文章であることは読者にとっては当然であり、その意味でこうした日本語講座は「マイナスゼロにする」ものしかない。実際、ラノベワナビを数年続けているような人であれば読めない文章であることは少ない。しかしそれがなぜつまらないのか、といえば、まさしくそれがゼロしかないからではないのか。

一方で「ゼロではなくプラス」のラノベは確かに存在する。とすると「ゼロプラスにする」、すなわち「筋書き」を単に読者に苦痛を与えずに伝える方法ではなく、魅力的に伝えるための方法はあるはずである

ラノベを含む多くの創作論では「とにかく色々読め」という指摘がなされている。それは直接的な知識の吸収のみならず、そうした多読から無意識に「魅力的に伝えるための方法」を抽出し、そしてそれを自作においても無意識に利用するようになることを期待してのものであると筆者は考えている。

であるならばそれは、システマチック再利用可能な一定演出法――いわば「テンプレート」として抽出可能なのではないか。

仮にそうだとすれば、筆者はこの演出法には大きく二段階あると考えている。一つは筋書きを主たる場面に分解したとき、そのそれぞれの場面をより魅力的に見せるための場面展開の組み方、いわば「レイアウトの仕方」であり、もう一つは場面それ自体品質を直接的に上げるための「描写の仕方」である

金子映像に関して指摘するように、ラノベにおいても「描写の仕方」の影響は非常に大きいだろう。しかし一方で「よく出来た話だ」という感覚を覚えるラノベがあるとき、それはこうした「レイアウトの良さ」によって得られる感触であり、それは文体が合わないとか、パロディ不快だといった個人の直接的な好みとは一つ別の次元での評価――「自分の好みではないけれど、でもよく出来た話だと思う」といった、評価底上げに繋がる効果があるのではないか、と筆者は考えている。

「描写の仕方」については稿を改めるとして、本稿ではまずこの「レイアウトの仕方」についてのいくつかの私見を述べることとしたい。

本論

定義調査対象

本稿で抽出したいのはラノベの「筋書き」を魅力的に見せるための展開の仕方であって、あらゆる物語に普遍的存在する何かではない。ロシアの昔話とギリシャ神話キャラ萌え特化の現代ラノベ普遍的存在する要素を抽出したところで、物語構造論的にはさておき「よく出来たラノベ」を書くためという点で言えば糞の役にも立たないと筆者は考える。

大塚新城をDisった上で、つまりあ特定様式における「テンプレート」の抽出必要なのであり、本稿ではボーイミーツガール様式をもつラノベ限定することとした。

ボーイミーツガール定義として、例えば伊藤ヒロは「涼宮ハルヒゼロの使い魔など、メインヒロインとの「出会い」がきっかけで平凡な主人公が非日常に入る、という構造」を持つと述べる。裕時悠示もまた「ヒロインが非日常をつれてくる」としており、まとめると主人公ヒロイン出会いとそれによる非日常の始まり、といったところだろう。

まず本稿では「主人公」は単に語り手もしくは視点人物とする。『涼宮ハルヒの憂鬱(以下ハルヒ)』においてはキョン主人公であり、涼宮ハルヒヒロインである。加えて主人公ヒロイン性別は問わない。『マリア様がみてる(以下マリみて)』においては主人公ヒロイン女性であり、『エスケヱプ・スピヰド』においては主人公女性ヒロイン男性である表現上の混乱を避けるため、本稿では男性ないし無性であっても「ヒロイン」と呼称する。

次に、では「非日常」とは何か。

例えば『灼眼のシャナ(以下シャナ)』では主人公ヒロインと遭遇する前に外敵に襲われ、これは明らかに「非日常」として描かれる。もっとも襲撃直後にヒロインとの遭遇がある以上、広義にはヒロインが「非日常」を連れてきたと言っていいだろう。ところが例えば『化物語』では主人公ヒロイン出会う随分前から怪異に接する生活に入っており、ヒロインがそれをもたらしたとすることには広義といえどいささか無理がある。

そこで「非日常」とは主人公を取り巻く環境の変化ではなく、主人公のとる「意識と行動の変化」であると筆者は定義した。『ハルヒ』も『シャナ』も『化物語』も、いずれもヒロインと遭遇後、主人公の行動はヒロイン意識したものへと変化し、その意識した行動を軸に物語が展開していくことになる。この点から本稿ではヒロインを「主人公意識している相手」と定義する。

以上をもとに、本稿では下記の条件を満たすラノベボーイミーツガールと考える。

  • 語り手/視点人物(主人公)はある人物(ヒロイン)と遭遇し、これを意識した行動を取るようになる。この行動が物語の主たる軸として描かれる。

なお、本稿におけるボーイミーツガール排他的ものではない。ゆえに例えばハーレムラノベの代表格と言えるであろう『IS〈インフィニット・ストラトス〉(以下IS)』も、本稿ではボーイミーツガールとして扱う対象である

これを基本条件として、さらに人気作の方が魅力的な展開が内在する確率が高いだろうという推測から映像化された作品を中心に絞り込むこととした。

シリーズ化している場合、本稿での調査原則としてその第一巻のみを調査対象とした。最初の一巻はそれだけである程度のまとまりを見せる構造を持っているだろうと思われ、またその出来がいいからこそ続刊が決定したと言うことができるだろう、という推測によるものである(細かく言えばボーイミーツガールとしてのひとまずのオチが付いたと筆者が判断したところで区切ったため、『化物語』はひたぎクラブのみ、『星海の紋章』は全三巻と対象範囲に差はある)。

以上からWikipediaアニメ化されたラノベ一覧からランダムに選び出し、上記の条件に該当する作品50冊を調査した(一部個別判断からアニメ化されていない作品も含めた。また本稿では「ラノベ」の定義については特に踏み込まない)。これらを以下本稿では「ボーイミーツガール」と表記する。

長くなったが、以下やっと本題に入る。

本論

本稿では「ボーイミーツガール」を遭遇と関係構築で成り立つものと考え、それぞれについて「テンプレート」を抽出することを試みた。いずれも個々のラノベからその要素の類型化をまず行い、次にそれらが実際にどう扱われているか、またどのような扱い方がされるとより「よく出来ている」と筆者が思ったか、という恣意的判断によってまとめたものである学術的な検討がされたものではないし、類型化の際の用語も筆者が勝手に命名したものしかない点は注意されたい。

遭遇のテンプレート

主人公ヒロインとの出会いののち意識するようになる」とは、主人公ヒロインに対する見方が変わる、と換言してもいいだろう。その意味ヒロインとの物理的な出会いのみならず、「ヒロインに対する主人公見方が変わる」ことも含めて本稿では「遭遇」と定義する。

さて、「よく出来た遭遇」は印象に残るものであり、そして意外性は印象を残す一つの要素たりえる。実際多くの「ボーイミーツガール」は遭遇時にヒロインの「意外性のある設定」を明らかにする。

問題は、その「意外性のある設定」は凄まじい勢いで陳腐化する、という点である

突然同じ部活所属することになったヒロイン毒舌であることが明かされる『やはり俺の青春ラブコメは間違っている(以下俺ガイル)』、突然同じ寮に入ることになったヒロイン天才画家であることが明かされる『さくら荘のペットな彼女』、突然同居することになったヒロインサキュバスであることが明かされる『ご愁傷さま二ノ宮くん』などいずれも「意外性のある設定」が明かされるが、それが筆者に十分なインパクトを与える意外性であったかといえば否定せざるをえない。ヒロイン魔王だろうが神様だろうがそれがどうかしたのかと微塵も関心を示せない読者は特に筆者に限ったものではないだろう。

筆者が考えるに、これに対するアプローチは大きく2つに分けられる。ひとつは「設定の極端化」、もう一つが「演出の工夫」である

設定の極端化

「設定」の新規開拓はもはやほとんど絶望的だが、既存陳腐化した設定を極端化することによって意外性を勝ち得ているものは確かに存在する。例えばヒロイン挨拶代わりに主人公を撲殺する『撲殺天使ドクロちゃん』はその典型例と言える。問題は極端化が進めば進むほど馬鹿げた内容になりがちであること、さらに所詮は既存の内容の延長上にあることから読者の十分な意外性を得ることができず、陳腐で馬鹿げたものしか認識されないリスク内包する、という点である

演出の工夫

既存陳腐化した設定を使い回しつつも、その演出によって読者の興味を喚起することは可能である。そこでまずいくつかの代表的な遭遇における演出類型を整理したい(以下で全ての類型を網羅しているといった主張ではない。為念)。

主人公を困難に直面させる

クーンツは『ベストセラー小説の書き方』において、物語冒頭で主人公が困難に直面することが読者の興味を喚起する重要な要素である、としている。ヒロインの設定に意外性が乏しく魅力が無くとも、遭遇の場面の魅力はこの「困難さ」で補填することが可能であるヒロイン奴隷だと告げられる『ゼロの使い魔』、異星人に狙われる立場だと判明する『這いよれ! ニャル子さん』、突如男性主人公美少女に変わる『俺、ツインテールになります』などが具体例としてあげられる。

とはいえこれらの例において実質的主人公が困難を自覚しているものは少なく、その解決へ向けて真剣に行動することはほとんどない。いわば形式的な困難さでしかなく、そうした困難さは筆者の興味を喚起するものではなかった。

一方で『シャナ』は主人公が強く困難な状況を自覚し、絶望するところで始まる。トーチ云々の中二病はともかく、ヒロインに命を救われたと思いきや「いやもう死んでるから」と否定され、残りわずかな自分人生に悩む流れは使い古されたそれでありながら、筆者は悪くない印象を持っている。形式的困難に全く効果が無いわけではないだろうが、より効果的にしたいのであれば実質的困難とした方が無難とは言えるだろう。

秘密漏洩

偶然からヒロイン秘密主人公が知ってしまい、ヒロインもまたその漏洩を把握する、という遭遇の類型もまた古典的展開と言っていいだろう。『乃木坂春香の秘密』などはこの典型例と言える。

知ってしまった秘密主人公はどうするのか、秘密を知られてしまったヒロインはどうするのか、という次に当然起こるであろう緊迫した事態への興味を効果的に喚起させることができる上、それまで互いに無関心であった主人公ヒロインが相互に強烈に意識し始めることが読者に必然的に伝わる、という強力な副次効果を持つ。また秘密漏洩ヒロインにとってみれば「困難の直面」に他ならず、そこで極限状態に置かれたヒロインがどのような行動をするか、とはそのヒロイン人格であったり本性を端的に表すものと読者に暗黙に理解させる点でも効果的に機能する。

謎の提示

その状況が主人公にとって予期せぬ事態であり、なぜそんなことになったのかという困惑と疑問が生じる遭遇は読者の興味を喚起するという点で効果的である

例えば『タイム・リープ あしたはきのう(以下タイムリープ)』においては記憶の混乱という謎がまず読者につきつけられ、その解決が物語の主たる軸となる。『のうりん』においては主人公の崇拝するアイドルが電撃引退の上突如転校してくるが、彼女がなぜ転校してきたのかが物語の中心に据えられている。

しかし『タイムリープ』と『のうりん』を比較すると遭遇の出来の良さは(筆者にとっては)圧倒的に前者である。その違いは、おそらく単純に「読者の興味を引く謎か」という一点に尽きると思われる。この類型ヒロインの設定の意外性ではなく謎の意外性で勝負していると言ってよく、ゆえにどれだけ読者の興味を惹起することのできる「謎」を思いつくかがこの類型の要点と言っていいだろう。

印象的な絵面

例えば『マリみて』における「タイが曲がっていてよ」のように、これまでに見たことが無いような強いインパクトを与える絵面を描くことで読者の興味を喚起することに成功しているものがある。

筆者は全く百合趣味理解できないが、そうであっても「美人美少女ネクタイを締めてあげる絵」というのはなるほど悪くない絵だという実感が得られ、印象に強く残っている。

マリみて』ほどの強力さは筆者には感じられなかったが、例えば『とある魔術の禁書目録(以下禁書)』における「帰宅したらヒロインベランダにひっかかっていた」という絵もこの類と言っていいだろう。

遭遇の多段階化

以上、いくつかの類型を述べたが、より効果的に演出する方法としてこれらを多段階構成にする、という手法があると筆者は考えている。

例えば『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(以下俺妹)』ではまずヒロインエロゲ趣味主人公漏洩する第一の遭遇(秘密漏洩)があり、それについての一段落が描かれたのち、夜中ヒロイン主人公の自室に侵入する第二の遭遇が発生する(謎の提示)。

化物語』の第一の遭遇は階段から落ちたヒロインを抱き留めるという古典的なそれであるが、これは同時に「ヒロイン体重が無い」という「謎の提示」と「秘密漏洩」として機能する。次にヒロインの病弱さがひとしきり語られたあとで、ヒロインカッターナイフホッチキス主人公の口に突っ込み脅迫するという第二の遭遇が描かれる。攻撃性格ヒロインに特段の目新しさはないが、文房具凶器として使うこの絵面は筆者にとって十分インパクトがあった(印象的な絵面)。

とらドラ!』の第一の遭遇はヒロイン主人公を睨みつけるだけの地味極まりないものである。ところが第二の遭遇はヒロインが机を吹き飛ばし掃除道具入れに隠れるところを目撃するという奇妙なものであり(謎の提示)、ラブレターの入れ間違えの発覚を踏まえ、その「秘密漏洩」への対抗策として主人公宅へ夜襲をかける第三の遭遇と畳みかける。

興味深いことに、このときいずれも各段階の間に一拍が置かれている。それぞれの遭遇は矢継ぎ早に連続して矢を刺すというより、一本矢が刺さってちょっと痛みに慣れてきたところで二本目を刺す、というテンポと言ってもいい。

例えば『俺妹』ではエロゲヒロインに返した際、その場でヒロイン主人公へ自室でそのゲームプレイすることを要求しても物語上何ら影響はない。しかし一旦そこで一区切りさせ、主人公に「これで今まで通り、互いに無視しあう兄妹関係に戻るのだ」と吐露させ、その上でヒロイン夜這いさせることで、単にその場で依頼をするより読者に強いインパクトを与える効果を生んでいると考える。

中編へ続く

2015-02-22

アナルが開発済みな上に30本以上エネマグラを所持していたことが妻にばれた

去年、アナルを開発した。

妻に言い出せなかったのは、僕のプライド(何と無駄ものだろうか!)と意気地のなさが原因だ。

とあるきっかけで、アナルを開発したことが、先週、妻にばれた。

ほどなくして今日3Dプリンタ等でエネマグラを作っていたこともばれてしまった。

弁明をさせてもらえるなら、このエネマグラは、例えば前立腺炎前立腺肥大症の治療に使ったわけではない。

アナルイブと同等の快楽を持続しようとしたら、これだけのエネマグラが出来てしまったのだ。

言い訳にもならないな。

馬鹿じゃないの」と何度も何度も妻にプリザエース軟膏を塗られて、最近麻痺していた僕のアナルも正常に戻りつつある。

30本は大量だ。「何とかなる」と軽くごまかせる本数ではない。そんな自明のことに気付かないまま、あるいは目をそらしながら、僕は今日までを過ごしてしまったのだ。

妻に尻を掘られるようにしながら、僕は寝室に行き、ペニスバンドをしゃぶり、黒光りする先っぽををなめるように見た。

夜の営みは、むろん、アナルに目覚めてから今までしていなかったわけではない。

だが、もともと患っていた痔がひどくなっていたこともあり、ここしばらくは身が入らないでいた。

それが今は、アナルセックス含め一日に3回も予定を入れたりしている。

ちなみに、妻にばれてから3日目で最初ペニスバンドを挿入された。だらだらと汁を垂らしていたこの数ヶ月は何だったのかと思えるようなスピードだ。

だが、このアナルセックスはいわゆる妻の気分次第で、安定して快楽があるとは限らないため、その気にさせる言葉も道具も引き続き探している。あと、夜間など空いた時間に出来るオナニーも、出来るものならやりたいと考えている。何しろ快楽が足りない。

それにしても、こんな状態の僕を見捨てない妻には、感謝言葉もない。

僕が逆の立場なら、即離婚とまでは言わないまでも、実家に帰らせていただきます、くらいのことは言うだろう。

確かに妻は今日実家に帰ったが、その日のうちに米や野菜惣菜をもらって戻ってきた。

目が合えば文句は言うが、少なくとも食事は作ってくれる。そういえば、食事の時に妻がくすんくすんと鼻を鳴らすのが聞こえるが、それがいつもの鼻炎なのか、それとも僕のざまへの怒りと将来への不安で泣いているのか、よくわからない。臆病な僕は、まだ自分から妻と目を合わせられない。レイアウト関係で対面ではなく隣に並ぶ形になっている我が家ダイニングテーブルに、こっそりと感謝をしている。

そんな僕だというのに、妻は食後のデザートまで用意してくれる。もっとも、以前のようなヨックモック焼き菓子紅茶、とはいかず、ブラックサンダーと紙パックのお茶だったが。

すぐに痔が治るかどうかは分からない。

エネマグラをいつ取り返せるのか見当もつかない。

だが、どこかに光明が見えているようにも思う。少なくとも、何でもないふりをしながら泥沼のように澱んだアナルを掘っていたこの数ヶ月間よりは、ずっとチンコは、上向きだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150222215451

仕事を辞めた上に300万以上借金をしていたことが妻にばれた

去年、仕事を辞めた。

妻に言い出せなかったのは、僕のプライド(何と無駄ものだろうか!)と意気地のなさが原因だ。

とあるきっかけで、仕事を辞めたことが、先週、妻にばれた。

ほどなくして今日カードローン等で借金を作っていたこともばれてしまった。

弁明をさせてもらえるなら、この借金は、例えばギャンブルだの風俗だのといったあぶく銭に消えたわけではない。

仕事を辞める前と同等の生活を持続しようとしたら、これだけの借金が出来てしまったのだ。

言い訳にもならないな。

馬鹿じゃないの」と何度も何度も妻に怒鳴られて、最近麻痺していた僕の感覚も正常に戻りつつある。

300万は大金だ。「何とかなる」と軽く言える金額ではない。そんな自明のことに気付かないまま、あるいは目をそらしながら、僕は今日までを過ごしてしまったのだ。

妻に尻を蹴られるようにしながら、僕はハローワークに行き、フリーペーパーを漁り、求人サイトなめるように見た。

求職活動は、むろん、仕事を辞めてから今までしていなかったわけではない。

だが、もともと患っていたうつ病がひどくなっていたこともあり、ここしばらくは身が入らないでいた。

それが今は、アルバイト含め一日に3つも面接の予定を入れたりしている。

ちなみに、妻にばれてから3日目で最初アルバイト採用された。だらだらと求職活動をしていたこの数ヶ月は何だったのかと思えるようなスピードだ。

だが、このアルバイトはいわゆる登録制で、安定して仕事があるとは限らないため、正社員仕事アルバイト仕事も引き続き探している。あと、夜間など空いた時間に出来る仕事も、出来るものならやりたいと考えている。何しろ金が足りない。

それにしても、こんな状態の僕を見捨てない妻には、感謝言葉もない。

僕が逆の立場なら、即離婚とまでは言わないまでも、実家に帰らせていただきます、くらいのことは言うだろう。

確かに妻は今日実家に帰ったが、その日のうちに米や野菜惣菜をもらって戻ってきた。

目が合えば文句は言うが、少なくとも食事は作ってくれる。そういえば、食事の時に妻がくすんくすんと鼻を鳴らすのが聞こえるが、それがいつもの鼻炎なのか、それとも僕のざまへの怒りと将来への不安で泣いているのか、よくわからない。臆病な僕は、まだ自分から妻と目を合わせられない。レイアウト関係で対面ではなく隣に並ぶ形になっている我が家ダイニングテーブルに、こっそりと感謝をしている。

そんな僕だというのに、妻は食後のデザートまで用意してくれる。もっとも、以前のようなヨックモック焼き菓子紅茶、とはいかず、ブラックサンダーと紙パックのお茶だったが。

すぐに仕事が見つかるかどうかは分からない。

借金がいつ返せるのか見当もつかない。

だが、どこかに光明が見えているようにも思う。少なくとも、何でもないふりをしながら泥沼のように澱んだ気分を引きずっていたこの数ヶ月間よりは、ずっと気分は、上向きだ。

2015-02-20

アフィリエイターオフ会リンクイズジャスティス」に参加してきた

さてみなさんごきげんよう。昼間はサラリーマン電車の中と就寝前に趣味ブログを書く人です。

Twittr上でとあるアフィリエイターさんに絡んでしまったことがきっかけで、「アフィリエイター"谷"」の人とコミュニケーションができました。

ちょうど、彼らのネットオフ会渋谷で開催されるとTLに流れたので思わず参加ボタンを押してしまった。場違いな気がしたが反省はしていない。

一週間経った今、電車の中で座っていられる30分間で、感想戦を書こうと思う。

本題に入る前にいくつか用語定義

アフィリエイターネットを使った個人(一部法人)の広告代理店業を営む人たち

アフィリエーター"谷"の人:数十万人というアフィリエイター人口の中でも選ばれた戦士たち。一日中Twitterに張り付いている人が多いので何人かフォローするとTLが急に忙しくなる

リンクイズジャスティス:今回のオフ会名称

オフ会に来た人たちの分類:

てっきり敏腕アフィリエイターのみの参加だと思ったら、そうでもなかった。せどらーブックオフや特売を見つけて個人で裁定取引をする人)や本職のイラストレーター、はてまたスタートアップ中の人など様々な背景を持つ人がいた。てっきり、あやしげネットワークビジネスの話とかアフィリエイト塾の話があるんだろうな、と邪推していたがそんなこともなかった。むしろ純粋ネットの中のアイコンの裏側がどんな人かと興味津々の人たちだった。僕は性格が悪いので、もし怪しげな話があったらニヤニヤしながら聞くタイプなので肩透かしをくらった気分だ。

話を聞いていると幾つかのタイプに分かれる。

・月100万円とかいレベルを遥かに超えているスターアフィリエイター

彼らはスターだ。自分ハンドルネームを言えば、「え!○○さんですか!」と驚かれ、尊敬眼差し握手を求められる。そんな眼差しを受けることができる人は滅多にないだろうからとても気持ちいいだろう(決して悪い意味で言ってるのではない)。僕が知っている脂ぎった中小企業社長と違い、全員立ち振る舞いはスマートだ。情報を出し惜しみするわけでもなく、聞かれたらちゃんと誠実に答えてくれる、良い意味でギラつき感が無いというか、あまり欲がなさそうな印象を受けた。現代的というべきかもしれない。

スター未満のアフィリエイター

月に数十万円を稼ぎ出すことができれば、副業範囲を超えつつあり、事業拡大のためサラリーマン生活区切りをつけ専業戦士になるか、このまま副業の道をすすむのか悩むことになる。彼らはすでにかなり成功しているので、自尊心はかなり高いと思われるが、自分より10倍稼いでいる方々を見て何かコツをつかもうとしている。個別具体的な話や、質問をする人はこの層が実は一番多い。

・これから参入を考えているアフィリエイター

まだ結果の出ていない人たちは、自分以外は全てスターだ。彼らは自分から提供するものが何もないので、どちらかといえば聞き役に徹する。たまに遠慮のない質問を投げかけるのもこの層である

意識の高い学生

オフ会には○応生が何人か参加していた。人並み外れた高い知能を持ち、学生身分ながら裁定取引をフル活用して1日汗水垂らして稼げるバイト金額の5倍、7倍といったお金をすでに稼いでいらっしゃる。成人になった頃に僕がそんなお金を持っていたら間違いなく堕ちていただろうが、話してみたところプライドが高い以外にそこまで屈折もせず真っ直ぐにそだっている印象である。ただ、世の中はもう少し広く見聞を深めるためには数年働いたほうがいいと、極めて意識の低いオッサンの立場から伝えておいた。

・その他、アフィリエイトをしていない人たち

これからアフィリエイトに参入するのか、はてまたお仕事や取引を望んでいるのか、今回イラストレーターの方くらいしかお話できなかったので参加の動機は良くわからない。

確認したけど、趣味ブロガーでアフィリはほぼやってないというのは自分一人で少し疎外感があった。イケハヤと話したいわけじゃないが、誰か純粋ブロガーとはお話ししたかった気分。

雰囲気

お店を貸切にしたことで、立席するもよし座るもよしパーティー会場の雰囲気だった。どこの世界でもそうだけど、参加者のお互いの関心度が高ければ高いほど、立食の割合高まる基本的には座席に座る店のレイアウトだったが、気がつくと半数以上の人が狭いスペースで立って話しこんでいた。お互いに関心を持っていることもさることながら、手法がいろいろあるとはいえ、パソコンの前に張り付くのがお仕事アフィリエイター孤独の解消と承認欲求を欲しているんだなとの印象を受けた。

ただ、会社宴会部長的なポジションにいるものとしてはもう少しキッチリと仕切りがあればピリッとしまった良い飲み会になったのかもしれない。ただ僕は幹事でもないので黙っておいた。そもそも70人の飲み会の予約・受付はかなりの労力である主催者の方には感謝の気持ちしかない。

困った質問

困ったのは「いくら稼いでるんですか」と初対面の人から真顔で聞かれることだ。いい歳したモン同士のお見合いパーティー以外で、この質問を受けることは滅多にないだろう。正直には答えたが、私から同様の質問をしたわけではないので、なんとなく損した気分である。僕は人の稼いだ額についてあまり興味はなく、彼らの思考法と商売方法を知りたかったのだ。ちなみに、スーパースターの方々と何人か話す機会があったが、「あなたはいくら稼いでいるんですか?」という質問が来なかったのは面白い。彼らは一定クラス以上の結果に対してはもはや興味がないのかもしれない。

参加しての感想

料理ほとんど食べないのにお酒だけ飲んでしまったこともあり、開始早々だいぶ酔っ払ってしまった。酔っ払うと極めて口が悪くなってしまうので、気分を害された方本当に申し訳ない。TLに流れてくるアイコン中の人がどのような人でどんな考えを持っているのかを直接知ることができる貴重な機会だった。また機会がありましたらよろしくお願いいいたします。

ここで、ちょうど次の駅が目的地。いささか消化不良な内容だけど、時間は区切らないと。それでは、みなさんありがとうございました。

2015-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20150211201344

http://anond.hatelabo.jp/20150211225021 とは別の編集者です。興味深かったので自分お話も。

編集者って一体何の仕事をする人なのか?」→売れる本を作ることと、制作/出版に関われる各所との調整が仕事です。

より具体的に言うと、「企画」「制作進行」の2つのフェーズがあります。企画はその名のとおり、どのような本が売れるかを調べ、内容の方向性やページ数、判型、大まかなページデザイン、大まかな発売時期、価格、部数、仮タイトルなどを決めます。それに合わせて著者やデザイナーを探したり、発注を行ったりもします(もちろん著者が先に決まっていて内容を詰める、というケースもあります)。著者が決まって発注を行う時点で、価格や大体の部数、予想収益などもある程度シミュレーションしておきます

発注完了したら、続いては制作進行に入ります。内容については発注段階で確定させておくのが原則ですが、当然ながら執筆を進めるに従って変わってくることもあるのでその辺りを著者と調整したり、進捗の確認をしたり、といった辺りが原稿を受け取る前の作業になります。並行して、デザイナー相談して細かいデザインや表紙を詰めてもらいます

原稿を受け取ったら、今度はそれをチェックしてデザイナーに送り、DTP作業を行ってもらいますDTPレイアウトが終わった段階で校正に入り、校正専門家にチェックしてもらい、その後チェック済みのものを著者に再チェックしてもらって適宜修正問題なければそのまま印刷所に送られて印刷後取り次ぎに納品されて書店に並ぶ、という流れです。

ちなみに、これらの作業は大体3〜6本くらい並行して回します。1つのタイトルにずっとつきっきり、ということは(少なくとも弊社では)ないです。

元増田発言についてのコメント

・直してくれるのは基本的てにをはのみ。それ以外も時々直してくれるがだいたい見当違いも甚だしい

書籍に挿入する画像著作権等の確認はこちらでする

執筆内容の信憑性裏付けるためにいろいろな人に確認してくれるなんてことはなかった

文章を直すと怒る人もいるので、自分場合修正は最小限にしています日本語として間違っている場合は除く)。内容については基本的に著者を信頼しますが、気になったところは自分調査する/専門家に問い合わせる場合もあります。とはいえ、原則として(監修を付ける場合を除いて)すべての部分を検証する、ということはありません。著作権等の確認も同様です。基本的には、著者が著作権を持たないものは使わない、が原則です。

著者が権利を持たないコンテンツ(主に画像など)を使いたい場合相談していただければ可能な限り編集部で手配します。だいたいのものは(よほど法外なコストがかかるものでなければ)意外と使えたりします。

インタビューなどに行く場合は、私が相手とコンタクトをとり日程を取り決める。出版社からは私と相手ふたりあわせて1000円のみ支給

著者が執筆を行うに当たって必要判断して行う(取材の一環としての)インタビューについては、そのセッティングも著者の仕事、それにかかるコスト原稿料/印税に含まれる、という考え方が多いと思います。もちろん編集部主導でやる場合もありますが、その場合場所代などを編集者が出すケースは多いですし、編集部から直接相手に謝礼を出す場合もあります

スケジュール概要は教えてくれるが、タイトルデザインをいつまでに決定すればよいかなどの詳しいスケジュールは教えてくれない

うちの場合は先にタイトルや大まかなデザインを決めてから発注しますが、ここらへんはケースバイケースでしょう。ただ、スケジュールをきっちり決めてもそれ通り動くことはほぼないので、曖昧な形でのスケジュール引きになります

・書き終わってないのに出版日を次の月に勝手に設定されていた。こういうのは書き終わってから設定するものじゃないのか

締め切りを設定しないと作業を進めてくれない著者もいるので、先に決めてしまうことが多いです。

・了承のないタイトル変更をされた

・表紙のデザインも提案した物とはかけはなれたもので決定された

タイトルデザインについては、基本的に著者には権限ほとんどないと思ってください(もちろん相談しますが)。かといって担当編集者独断的に決められるわけでもありません。営業担当者編集者上司やそのほか謎の要因などに影響されることが多々あります

そのほか編集者という仕事に関するツッコミ

2015-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20150127112204

アホなプログラマがアホなプログラムを書くのを防ぐ言語存在しない、って誰かがいってた

それはそうと、PythonにはPEPというガイドラインがあって、括弧内のインデントの推奨レイアウトとかも載ってる

https://www.python.org/dev/peps/pep-0008/#code-lay-out

2015-01-23

小説は二段組だと読みづらい?小説のレイアウトに関する様々な意見 - Togetterまとめ

文字組みスカスカの例としてちょこちょこラノベが挙げられてるけど、

ラノベ若者向けだから文字サイズが小さくて詰まっていて、

大人向けの文庫老眼対応で文字が馬鹿かいということを、

本を読まない人はあまり知らないのだろうな。

2015-01-22

読む気にならん文章の特徴

・行頭スペースや改行してないレイアウト問題ある文章

漢字多用で適度に文字が開かれてない文章

・要点が曖昧な割にツラツラと持論を書いてる文章

あと何かある?

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