「レイアウト」を含む日記 RSS

はてなキーワード: レイアウトとは

2015-10-23

13インチのAnroidタブレットが5万切ってた

どうしよう。買うべきか。

今は9.7インチiPadパチモンandroidを使ってる。

これで十分といえば十分だけど、やっぱ固定レイアウト電子書籍を読むとき微妙に小さい。

12インチiPad proは10万くらいだからそれに比べれば格安

ただ重量が1k弱で重いし安いと言ってもやっぱ5万近い出費になるし。

どうしよう。

俺が増田毎日30記事以上(年間1万1千以上)書き続けて得られたもの

まず会社で誰とも話さなくなりましたね

さないっていうか話してくれない

仕事中サボって喫煙コーヒーかましながら増田面白い記事書いてました

大体タバコ一本吸い終わると同時に一記事書いてました

うそれが仕事だと思ってたんですよね

仕事だと思ってる以上は定時後には一切増田には触れず

翌日の勤務開始と同時に増田執筆です

そんなことやってたらなんだか誰も話しかけてくれなくなっちゃって

三ヶ月後には休職しました

耐えられなかったよくがんばった俺

んで六ヶ月給料もらいながら何もしないのは申し訳ないので増田執筆

この時期は長文でかつレイアウトにまでこだわって書いてましたね

あえてコテハントラバ自己顕示欲満たさなかったのは駄サイクルの輪にだけは入ってはダメだと思っていたからです

コテハンつけてつまらない事書いても馴れ合いの星がつきますよね

一切のなれ合いを捨て一人で頑張ることで増田一番星になりたかったんです。

毎日中身のないクソみたいな駄文ネットに量産する人間にはなれなかったのかもしれない。

そして得たのは自由だった。

2015-10-03

電子書籍技術書に向いてないな

漫画小説みたいに頭から順番に読むのは電子書籍でもいいけど、技術書はとばして読んだり前後を行ったり来たりして繰り返し読むからすごい読みにくいわ。

あと、ソースコードが載ってる本は、字を大きくしたらソースがぐちゃぐちゃになるし、小さいままだと本文が読みにくいし、なんとかならんかね。

このまえ読んだ本は、それを考慮してか、字を大きくしてもソースの部分は大きさが変わらないようになっていてソースレイアウトは崩れないんだけど、それはそれでやっぱ字が小さくて読みにくい。

それと、出版社PDF版を売ってるときkindleを避けてそれを買うんだけど、紙と同じレイアウトで固定レイアウト9.7インチタブレットでも読みにくい。

12インチiPadを買えば解決するかもしれんけど高い。はやくiPadプロパクリ中華Androidが発売されないか。

2015-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20150930204701

俺も経験したことあるぞ。

ボックス席の車両とか、車椅子ベビーカースペースの有無とか、車内レイアウト路線でいろいろなんだよね。

2015-09-27

アドブロック切って増田みたらすげーレイアウトが汚くて笑えない

あんベタベタ広告貼らないとやっていけないの?

2015-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20150923114800

簡単に説明。みんないってるけどネーム大事

まず、絵が下手でも面白いマンガがある、ということは絵の上手さは関係ない。

では何が面白さの源かというと、それはネーム

じゃあ、ネームっていったい何なのか、ものすごく抽象的に言えば、それはいつ、どれくらいの情報を見せるか、という技術

マンガに限らず、面白い話には、適切な情報を伝えるための定型がある。

 

そしてマンガ快楽とは視線快楽

視線の動かし方で、読者に気持ちよさを伝えられる。単調な画面は(多くの人にとって)つまらない。

気持ちよく視線を動かし、肝心な箇所では気持ちよく情報が入ってくる。これがマンガ面白さの基本だ。

マンガ情報

マンガでいう情報とは、キャラクターや状況・世界観説明だったり、話の展開など。

からいろいろな技法でこれらを装飾はできるが、まず基本のこの部分ができていないとつまらない結果にしかならない。

からネーム大事

ネームより前の基本段階に設定とかテーマかいろいろあるじゃん、ていうのは面倒くさいのでナシで。

 

あと肝心の「絵」も情報なのですが、これは複雑すぎるので省きます

レイアウトはどうか、ベタ・空白の割合は、線の太さ、ストロークの数は、トーンは、、、)

アニメゲーム出身の人は何が違うのか

要するに上記の、「いつ、どれくらいの情報を見せるか」の方法がぜんぜん違う。

 

マンガアニメと違って、ただ見てるだけでは話が進まない。読者自身コマを順番に追い、ページをめくって、物語を組み立てていく必要がある。

そのためには、読者に対し、ページ内でどういう順番でコマを見ていけばよいのか、コマの中の情報はどう受け取ればいいのか、わかりやすく示す必要がある。

マンガ家は普段からこのことに心を砕いているが、アニメゲームの作者は違う。彼らは、アニメゲームでの情報の見せ方に心を砕いてきた人たちだ。だから違和感が出る。

視線誘導

マンガ視線快楽と書いた。では読者の視線はどう動くか、どう動けば気持ちいいか。

 

視線がどう動くかは、基本的コマ内のポイント、表情や台詞、擬音などの「点」を順番に見る。

ちなみに視野というものは広いので、どこか一点のポイントを見ながらも、同時に次に視線を動かす先のポイントを探している。もともと視線スムーズに動きたがっているものなのだ。だから、これらをわかりやすく見せる必要がある。

 

また、視線の角度(ポイントの配置)がゆるやかだと時間を長く感じ、急だとすばやく感じる。

からアクションシーンでは鋭角に、会話や日常シーンでは鈍角になるよう視線誘導する。

 

このように視線誘導情報提供が一体化されることで、読者はマンガを楽しく読めるのだ。

もう少し具体的にマンガの話

見開きの場合マンガのページは右ページの右上から話が始まり左下に情報が流れる。そして左ページの右上へ続き左下に流れ、ページをめくらせて同じことを繰り返す。

ページの流れと同様に、コマ内でも情報は右上からまり左下に行く。

コマ役割

マンガは、読者に能動的にページをめくらせなければいけない。

から、左ページの一番最後の、ページをめくらせるためのコマは、話の次の展開が気になるコマにする。

起承転結でいう「転」が左ページ最後コマになる。

そして右ページの一番最初コマは前のページからの流れと、そこから展開が続くコマにしなければいけない。起承転結の「結」と「起」。

 

そして途中から見てもある程度内容がわかるように、最初コマ(または複数コマ)は5W1Hが(最低限)わかるコマになる。

 

マンガは1ページ5~7コマが基本。1ページ5コマと仮定した場合、見開きページでは1コマ目が「結」「起」、10コマ目が「転」になるようにコマごとに情報を振り分ける。

(ここでいう起承転結とは、物語内のサブエピソードやシーン毎の小さな起承転結。これが連続して大きな起承転結になる)

適切な情報量

ネームとは、いつどれくらいの情報を見せるか、ということだと書いた。では適切な情報量の目安は何か。

それは物語一定リズムを保てるかだ。

リズムのずれた音楽は聞いてもらえない。マンガも同様。他のメディアも同様。話はリズムが大切だ。

 

しかし、音楽映像と違って、マンガは読者の時間支配できない。

そこで視覚情報多寡リズムを作る。リズムのある文章、の絵バージョン

 

そしてリズム一定では退屈で、バランスを考えアクセントも入れる必要がある。こうして大まかな情報量の配分が決まる。そして細かく検討していく。

 

アクセントにする箇所は他と差別化するために、情報を増やすか、逆に情報を搾る。

ゴマ場合、前のコマは小さくしてアクセントを引き立たせる。密度の高いコマの前は密度を少なくする。その逆もまた然り。

 

他のコマリズムをうまく保てるように並べればいい。

 

これらを先ほど書いたページの内容に合わせて配置する。こうしてコマ割ができる。

おしまい

長々書いたが、超大雑把にこんな感じだということです。

ここからさらコマ内のレイアウトがあります

最初に省いた絵の情報量問題などもあります

また単純にネームの話にしても、物語情報の部分は上手くいってても、レイアウトや絵の選択を間違える、とかいろいろあります

(「驚愕のシーンで顔のアップ」という場合、どの程度のアップか、絵の密度キャラ視線の向き、汗の位置、台詞の有無、など)

そうなってくると、もう複雑すぎてわけわかんなくなるので、個別作品を掘り下げていくしかないです。ただ、そういう「絵」の情報の選択の基礎になるのは、やはりネーム(何をどう伝えたいか)です。マンガ家によってもネームの扱いが違ったりもしますが。

 

ネームって大事からこそ、マンガの話をするときは大雑把に扱うのではなく、丁寧に語って欲しいものです。(どやぁ)

2015-09-22

全角数字を忌み嫌う奴は文章力が低い

数字は全て半角にしろっていってる奴って文章レイアウトの美しさの大事さをわかってないよね。

2015-09-11

女の気持ちを考えろってなんだよ

女の気持ちを考えろってなんだよ もう。

おそらく、女はこっちの気持ちを考えてすらいないだろ。

やられたら、やりかえすでしかない。

こっちはブスや病気持ちの人間に同情した気になることはある。

なぜなら、自分容姿が悪いし、病気持ちだからだ。

しかし、美人に同情する気持ちは微塵もない。

朝、半蔵門駅に向かって歩いていたら、モデル体型の美人小学生低学年の自分の子供であろう子を近くに小学校まで一緒に歩いていた。

おそらく、我が子を無事に小学校にいかせるためだろう。あの、モデル体型の美人気持ちなど微塵も考えようがない。

美人生活や、旦那年収は予想がつく。おそらく大層な金持ちの男を捕まえたのだろう。

自分と違って見合いじゃないだろう。こっちは見合い妥協だ。

あそこのほうから歩いてくるというのは、超高級分譲マンションに住んでいるということだ。不自由なく暮らしているだろう。

子供の顔はよくわからなかったが、まぁ健康だろう。この辺りで、歯の矯正ができない経済事情の家などないから、歯で顔のレイアウトが崩れるとかもないだろう。

あの美人はこちらの気持ちを考えることなどないから、こっちも考える気はない。

電車の中でもそうだ。痴漢がどうのとかいうけど知ったこっちゃない。こちらは痴漢をされたことがない。そして、美人を見ていて腹が立つことはあっても痴漢をする気はさらさらない。痴漢して欲しいくらいだ。

顔を見て気持ち悪がられて、席替えはされたことがある。痴漢されるより、こっちに同情して欲しいくらいだ。

こっちの気持ちは考えたことがないだろ。

美人をされたくなかったら、あらかじめ痴漢する人間セックスさせてあげればいいとも思ったりする。しかし、そうすると美人人権軽視だと言われる。

痴漢するしかない人間だっているはずである

美人は選びホーダイセックスの機会はあるのに、自分痴漢をしたことがないが、自分痴漢する人間セックスの機会はないのだ、選べないのだ。

戦争が起きたら、美人外人金持ちを捕まえて上手く立ち回るかも知らないけど、こちらは殺されるかもしれないのだ。アジア太平洋戦争でロクに女は戦争責任を問われなかった。

擁護するとしたらまつりごとには参加できなかった事情があるだろう。

次の戦争国民主権で起きる戦争だろう。しかし、国民責任とは言われながら、なんだかんだ男が戦争責任を問われるのだろう。グロ面の自分グロメンなために問われるかもしれない。美人戦争責任は問われないだろう。美人はそもそも生きるために、戦争にすり寄らなくてもいい選択肢がある可能性が多いし、擦り寄らざる得ない可能性があっても、勝者の方につくか、勝者によって美人からうやむやにされるだろう。

グロメンの自分気持ちを考えないくせに、女の気持ちなど考える気はない。

2015-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20150902064623

作成者思想

恐らくデザインをする際のポリシーというお話かと思われるので、そのお話を。デザインはいくつかの流派のようなものがあります。当該作品は「ミニマルデザイン」と呼ばれるものです。乱暴に言うと丸や四角や三角だけで様々なモチーフ抽象表現をするものをこう言います佐野氏も恐らくこういうポリシーをもってデザインを進めたものと推察できます

ただ、ミニマルデザインけがデザインではありませんので、様々なデザイン手法があり得ますラノベ装丁とかは大抵とてもポップですよね。あれはあれなりのデザインポリシーがあるわけです。ですから「ほぼ全てのデザイナー」が「ミニマルデザイン」を推奨するわけでも、推し進めているわけでもありません。

デザインの選定基準オリジナル性というものは入っていないのでしょうか?

これも本文に記載がある通り、「自己同一性」を求められる以上、オリジナル性は当然選考基準となります

どのデザイナーが見ても「類似酷似やすい」と思うデザインでもOKということでしょうか?

この質問意図が計りかねますが、似たデザインというのは、全ての制作物において発生する可能性を持っています。逆にもっと極端に単純な図案であったとしても、この世界に類似物が一切なければ、そこにオリジナリティはありますしかし、ただの正方形正三角形著作物として認められません。そういうものパブリックドメインというやつですね。ですから単純な図形はさらにそこに色彩やレイアウトという要素を盛り込んで著作物として成立させます。件の作品も、基本的には三角と四角と丸のレイアウトと色彩の展開ですよね。

http://anond.hatelabo.jp/20150901235411

アニメ業界並みに忙しいのかどうかは正直わからないわ。アニメ業界はかなりのアニメーターがいてあの忙しさだけど、デザインは基本一人だから

アニメみたいに絵を描く仕事と、例えばポスターレイアウトでは仕事内容違うから一概には言えないけど、一枚のイラスト仕上げるのに何百枚のスケッチ書くとかは普通にある。Suicaペンギンとか死ぬほど描いてできてる。そういう意味では、アニメキャラデザ仕事に近いかな。毎日キャラデザ仕事降ってくるみたいな。

2015-09-01

佐野氏のこと

都内で細々と自営のデザイン屋をやっております。今回のエンブレム騒動もここにきて(とりあえず)一つの区切りがついたようなので、この一連の出来事において個人的に感じたことなどを忘備録も兼ねて書き留めておきます

まず、佐野研二郎という人物についてですが、今回の騒動でまぁ国民に広く知れ渡るほどの知名度を得ましたけど、デザイン業界においてはスーパースター的な知名度が元からありました。まぁサッカーの日本代表スタメンに入るようなイメージですかね。ちなみに僕はJ2にも入れないぐらいですね。サッカー観ないからよく知らないけど。まぁ所詮業界内だけのことを国民的なスポーツに置き換えるのもアレなんですけど。

で、そんな彼がこんな形で騒がれ始めて、まるで自分自分のやってる仕事に対していちゃもんつけられてるような気になって一人で勝手に心を痛めていたわけです。しばらくは。

今回のエンブレムが発表されて最初に感じた個人的感想は「これはちょっとやばいぞ」でした。何がやばいかというと、一般ウケしないのは一目瞭然だったんですよ。まぁ皆さんがダサい理由としてあれこれ上げてらっしゃることと同じ理由で。でも選ばれた理由幾何学的な要素だけで構成された、今後の展開やブランディング視野に入れてのことなんだなというのは初見でなんとなくわかりました。

とはいえですよねぇ。今回のオリンピックボランティアユニフォームはダッセーって騒ぎになったしスタジアムはまぁあんなゴタゴタですし。もっとかのぼるとAKB開会式に出すんじゃねーの?やめてよね!みたいな機運もあったり。もっとかのぼると、そもそも毎回オリンピックやるたびに選手団ユニフォームダサいって槍玉に挙げられてるし。もう国民感情ちょっとでも変なもん出したらただじゃすまねーよって空気が既に醸成されてたわけですよ。

そんななかあのエンブレムでしょ。「こりゃやばいぞ」と思うわけです。

でも正直ここまで大ごとになるとは思ってなくて、なんだかんだいって世間も落ち着いて、そのうちあのエンブレムがいろんな使われ方をして面白い展開がされていくなかで、徐々に世間から受け入れられていくんだろうなと楽観してたんですよね。

ダサいかダサくないかは正直これからの使われ方次第、というのが僕のデザイナーとしての見方でした。

そこにきてあのベルギー劇場ね。パクりかパクりじゃないかというと、個人的見解としてはパクりじゃないですねアレは。

ただ、あのとき記者会見で完全な悪手を打ったのは間違いないです。どういうことかというと、デザインプロセス素人にもわかるように説明しなかったからですね。

例えを出すと、アルファベットの「E」とカタカナの「ヨ」、ひっくり返ってるだけですごく似てますよね。でもこれらはまったく違う文化文脈プロセスを経てたまたまアウトプットが似てしまっただけなのはわざわざ説明するまでも無いんだけど、これぐらい明確に多くの人が納得出来るアウトプットまでのプロセスを開示してくれれば良かったんです。(ダサいダサくないは別な議論として)

ちなみにこの辺りではまだ僕は100%佐野さん擁護立場でした。

そのあとトートバッグの件とかあれこれパクりだなんだと掘り返されてく騒動を見てて、明らかにいちゃもんだろってのも多かったんですけど、こりゃ完全に黒だわってのもボンボン出てきて。ほんと正直な話をしちゃうと、程度の差はあれネットから無断で画像拝借して勝手に使っちゃうって経験ほとんどのデザイナーにあると思うんですよ。

からトートバッグの頃まではもちろん悪いことだけど同情も禁じ得ないみたいなね。下のデザイナー勝手にやっちゃったんだろうなーと。だからこの辺までは個々の問題は切り分けて議論すべきという立場で、まだ擁護派でした。

でもそのあとさすがに出てきすぎだよね。僕ぐらい小さな仕事しかしてないデザイナーでも人の目に触れるような仕事では他人の素材を勝手に使うのは怖くて出来ないのによくやるなーと。お客さんによっては「予算いから素材購入はそっち持ちで。撮影?無理無理www」みたいなのとか「ネット画像適当に使っちゃってよ、どうせバレないっしょwww」なんてケースもけっこうあります。やんないけど。でもあれほどのビッグクライアントがそんな予算渋るとは思えないしね。あり得ないよね。

で、佐野氏を結構擁護してた僕なんですけど原案を見て「もうダメだわ」となりました。

だって当初発表していたデザインコンセプト自体が後付けだったってことがはっきりしちゃったので。亀倉さんへのオマージュなんてどこにも無いじゃん!みたいな。あー、どうりで最初の会見でプロセスをはっきり説明出来なかったんだなーと。この時点でもう擁護するのが面倒になりました。心ももう痛まないです。

まぁ結果的に取り下げになったのは佐野氏にとっても委員会にとっても国民にとっても良かったんじゃないかなと思います。というか空港画像の件、取り下げる理由を探してた委員会としてはとても良い言い訳が見つかってホッとしてるんじゃないかなと。

話がまとまってないけど、あのネットで話題になった扇のエンブレムね。あれを汚いって中島英樹氏は言ったけど、あれはデザインが悪いという意味とはちょっと違いますね。多分だけど。あれはあの丸のレイアウト幾何学的な法則性がなくて、なんとなく配置してるだけなんですよ。だから揃うべきところが揃ってない。あと配色もなんとなくで決めてるのがわかりますしね。その点佐野氏のデザインは円と正方形のみでちゃん計算されたエンブレムなので、そういう意味での完成度は明らかに違います。(ダサいダサくないは別な議論として)

最後に「デザインわからん素人は黙ってろ」というこっち側人間に多く見られた反応ですけど、あれは呪詛ですよ。絶対にやってはいけない。

僕もネットの心無い書き込みを見て「素人がなんも知らんくせに」という感情が何度も湧き上がったのは正直に告白します。でもそれを言ったらもう終わりなんですよね。わからんやつは黙ってろじゃなくて、わからせるためにこっちは何が出来るか、わかってもらうための努力まで込みで考えてものを作るのがデザイナーアートディレクター仕事だと思うんです。

から出産直前で佐野擁護発言をした森本氏がこれから新しい命が誕生する前になんでこんな呪詛を振りまくんだろうと不思議で仕方なかったです。あれなんて典型的な「素人黙れ」発言だったので。

普段まり文章を書く習慣の無い人間ありがちな、非常にまとまりのない文章すみませんでした。

でもデザイン業界側の人間で僕みたいな捉え方してる人ってわりと多いんじゃないか勝手に思ってるので、多少そんな人たちの代弁ができたんだとしたらいいなと思ってます

おまけ:マスコミは全部ネットの後追いしてるだけで、彼ら仕事してないよね。

デザイナーどもはいい加減本音を吐きだせ

連日のパクリ騒動について静観決め込んでたけど、デザイナー連中が一向に本音を吐こうとしないからそろそろ苛ついてきた。

一応職業女性向け情報誌編集者としておく。

デザイナー連中はいつまでオリジナル大事だとかすました顔で言っているつもりなのか。

それならば聞くが、君たちはいピカソダリ北斎を超えたのか?

自分たち過去作品に習って学校で体系的に学んできたことが自分たちデザインがそもそもパクリの上に成り立っていることを示す確固たる証拠ではないか。

それが何か。

「一部のパクリデザイナーを見て全員をそう思わないでほしい。」「一生懸命に素材を撮影したり手で書いたりしている人がかわいそう。」

笑止千万。ヘソで茶を沸かしてやるからまずはこれ飲んで落ち着け

それなら手書きしたり自分で素材撮影したりすればそれはオリジナルだと言えるの?

その構図にモチーフインスパイアがあってもそれはパクリとは言わないってわけ?

それなら聞くが、既存の素材を取り込んでフォトショで加工することと何が違うの?

からもうみんなではっきり認めなさい。そんなことは全て綺麗事だということを。

一度でもデザインに携わったことのある人間に聞くが、自分が創りだしたそれが全く何の影響も受けてない完全無欠のオリジナル作品だと言い切ることができますか?

だったらなんでライターが持ってきたどっかで見たような写真文章を、デザイナーはどっかでみたようなレイアウトで配置しつづけるの?

まともにデザインなんてしたことがないような連中がいうならまだしも、プロ連中がそれをいってちゃダメだろ。

ライセンスとか使用許可かいってる連中も同じ。

だったらインスパイアされた相手にいつも許可とってライセンス料払ってるの???

今回の問題本質はここ。

パクった佐野研二郎が悪いんじゃなくて、デザインパクリなんてない崇高で潔白なものじゃないとダメって思っている世の中にあるわけ。

パクリ問題本質は、パクることの是非ではなく、ライセンスの支払いやら法的効力に全て帰結することにあります

だって違法じゃなければデザインなんてみんなパクりなんだから問題にしようがないんだもの

それを世の中がパクリのものが悪なんて顔してるから、世の中のデザインは窮屈でしょうがないんだよ。

例えばスペインの片隅にある劇場にどうやってアポとってライセンス契約とかを結べばいいわけ

どんなに似てようが、国も違ければ法律も違う上で、違法になり得ないなら別にかまわないのよ。

だってデザイナーはそれよりも重要な使命を負っているのだから

彼らがやっていることはもっと崇高なの。

世界中から集めた数多あるデザインを適切な場所に適切なデザインで再構築と再配置するという大きな使命を担っているんだ。

世論に押されてだんまり決め込んでないで、デザインなんてパクリ何が悪いってさっさと開き直ることだね。

どうせ事なかれ主義法律が追いついていないだけな瑣末な問題だ。

現に中国で生まれラーメン日本で姿を変えアメリカに持ち込まれたことで多くの人が喜んでいるではないか。

自分たちの行いが正しいと信じているなら、変えるべきものは法だ。それこそ一国の首相が認めていることではないか。

問題提起してさっさと法改正させないと、それこそデザインの死が訪れてしまう。

パクリ問題でもとのデザインがあればだれでもデザイナーになれるって言ってる奴いたな。

だったらお前はなんで世界デザイナーになれてないだ?デザイナーにかぎらず、少なくとも実業家くらいにはなっているはずだろ?

くだらないこと言ってる暇があったら自分の足元よく見ろよ。

世界をめぐる情報は、早さ、量、質ともに人類がかつて経験したことのない水準に到達しているのだ。

その世の中で自分以前にオリジナル存在しないことを証明するのは、いわゆる悪魔の証明というやつで、証明する労力と見返りが釣り合うことのない問題だ。

結局はそれが違法であるか否かという点でしか問題として取り上げることは困難なのだ

そんなことにリソースを割き続けることは人類にとって単なる損失だ。

今の世の中で高く評価されるべき能力は、世界中に点在する様々な要素を、今、それを求めている場所に求めている形で再構築する能力だ。

そういう意味はいつまでもデザイナーなんて呼び方に酔いしれてないで、さっさとコーディネーターとでも名乗り直すことだな。

いずれにしても君たちの行いは求めてられていることなのだ。

いつまでもまらないことにこだわらず、禊をさっさと終わらせて次の作品の生み出し方を考えることだな。

2015-08-31

東京オリンピックエンブレム

食傷気味ではあると思いますが、佐野問題について自分の考えをまとめるために文章を書きました。

もうこの話題うんざりという方はそっとスルーして頂けると幸いです。

■前書き

デザイナーではないけれど、クリエイティブ職に携わっています

私の立場としては、

オリンピックエンブレムはそんなに好きではないけど

オリンピックエンブレムは(ほぼ)問題なし

トートバッグはアウト

・このような炎上懸念しています

というものです。

以下、目次です。

デザインとは

- 編集レイアウト、選択というデザイン

- デザイントレンド

佐野エンブレム

- このエンブレムは一体何なのか

- 似ているのか

- 著作権見地から

- 商標権見地から

- 原案は似てる

トートバッグコネ問題

- お粗末なマネージメント

- そんなデザイナーに任せてはいけないのでは?

- コネ悪用なのか

個人的には

デザインとは

編集レイアウト、選択というデザイン

デザインは、社会に受け入れられることを目的の一つとしています

受け入れられるということは抵抗がない方がいいですから、あまりに新しすぎて意味理解されないようなものはよくありません。

しかし多くのデザインにおいては、新しさや独創性を伝えたいという想いもありますからデザイナーにとって受け入れやすさとオリジナリティというのは永遠課題であると言えます

多くのデザイナーにとって、ロゴオリジナリティについて語りにくいのはこれが非常に繊細な問題であることが理由だと思います

ところで、デザインは「計画」「設計」「応用美術」という言い方もされることがあります

あるいは例えば、◯◯デザイナーという肩書きなどについて、プランナー(計画者)、マネージャー(管理者)という言葉を入れ替えても近いニュアンスがあるということについて考えてもいいかもしれません。

これらの言い方からも分かる通り、デザインとは一から全てを新しく作り出すという行為ではなく、適切に設計する、配置する、選択するという行為であるとも言えます

では果たして佐野氏のデザインは適切なものだったのでしょうか。

デザイントレンド

その前に、デザインにおけるトレンドというものについて簡単に考えたいと思います

参考に、近年のロゴトレンドと言われているものをご覧ください。

http://photoshopvip.net/archives/78102

http://www.radflaggallery-design.com/blog/2015-logo-trend

ちなみに以下は、2008年トレンドと言われたものです。

http://coliss.com/articles/build-websites/operation/design/788.html

すでに2008年トレンドが古く感じてしまうのが分かるかと思いますトレンドというのは、新しく感じられ、それでいて受け入れられている、という一つのラインです。トレンドを押さえる(上手く選択する)ことで瑞々しい印象を与えることができますが、トレンドが去った後には古さを感じるようになるものです。

新しさがありつつ、普遍性のあるデザイン、というものが如何に難しいかが分かります

佐野エンブレム

・このエンブレムは一体何なのか

それでは本題のオリンピックエンブレムについて考えたいと思います

図像的には非常にシンプルものになっています。また、恐らくは1964年東京オリンピック亀倉雄策イメージオマージュしており、色彩は日本的トラディショナルもので、あまり目新しさは感じられません。そういう意味でこのエンブレムはあまりトレンドに乗っていないと言えると思います

なぜこのような選択・デザインになったのでしょうか。

トレンドに乗らず、非常にシンプルものにしたのは、普遍的エンブレムになることを狙ったものだと思います

亀倉雄策1964年オリンピックは今でも素晴らしいデザインと語られるもので、古さは多少感じさせても未だに迫力が伝わってきます

佐野氏のデザイナー仕事にはシンプルで洗練されたものが多くあります。また、近年世界アピールできている日本デザインシンプルものや余白を活かしたもの自然融合的なものが多く見られます

このように、佐野氏、あるいは日本の強みであるシンプルデザインであり、また一時的トレンドではなく普遍性をもつもの、として単純な図像になっているのだと思います

もちろんこれにより、トレンドに乗っていない、古めかしく見える、単純すぎる、単純すぎるために似たデザインが挙げられる、といったことについて意見が出てくることについては想定していると思われます

・似ているのか

さて、よく問題として挙げられているベルギーロゴ比較してみます

前述の通り、単純な図像なので、近いロゴがあることは避けられないと思いますしかプレゼンテーション動画などを見ると、このエンブレムアピールは以下のようなものです。

東京の頭文字T

地球や繋がりといったもの連想させる円

トラディショナルカラー

日の丸

正方形タイルデザイン

パラリンピックエンブレムとの対称性

このうち、ベルギー劇場ロゴと共通するのは円のモチーフくらいではないでしょうか。

以上のような点を踏まえると、佐野氏のエンブレム図像的にはベルギー劇場ロゴと近く見えるところもあるが、その他の点で大きく異なっている、と言えると思います

著作権見地から

著作権は、思想感情創作的表現した著作物保護するものです。

佐野氏のエンブレムベルギー劇場ロゴ思想感情的表現とは違う発想で出来たものであることは明らかだと思われます

著作権侵害しているという指摘は間違いでしょう。

商標権見地から

Wikipediaによると、リエージュ劇場公共性が高いためロゴ商標登録がなく、商標権については問題にしていないとあります

商標権侵害ということはなさそうです。

原案は似てる

エンブレム原案が公開されました。

色彩、配置的なアレンジはありますが、これはヤン・チヒョルト展のタイポグラフィ結構似てると思います

しか原案として過去デザインを参考にすることは問題ないのではないでしょうか。個人的には、なぜ公開したのだろう、と思いますが…。

これがこのまま採用されるとしたら大変ですが、最終案ではかなり変化しているので、これはある意味で事前チェックが上手く機能したと言えるのではないでしょうか。

トートバッグコネ問題

・お粗末なマネージメント

佐野氏ほどのデザイナーですと、事務所を構え、他のスタッフデザインをさせるというのは勿論あることです。しかし本人の名前で発表する以上、その監督責任は本人に求められます

トートバッグに関しては、明らかに佐野氏の失態です。佐野氏もそれを認め謝罪し、社会的な罰は十分受けていると思います

・そんなデザイナーに任せてはいけないのでは?

私が冒頭に書いた「(ほぼ)問題なし」という括弧はここが理由です。

本来なら大きな仕事は少し控えた方がいいと思いますが、今回はエンブレムの後に発覚したものですし、取り下げる程ではない、と思っています

コネ悪用なのか

そもそもこのコンペは、一定以上のクオリティを信用されているデザイナーへの指名コンペです。

日本有数のデザイナーであれば、色々な人間との関係性ができるのは当然ではないでしょうか。

コネ悪用された時に問題になるものですが、今回のコンペがコネ悪用したものかどうかについては判断できないと思います

個人的には

個人的には、もう少しトレンドを押さえたデザインが好きだなぁ、と思っていますしかしそれと、ダサいかカッコイイか、良いか悪いか、善か悪かといったことは無関係です。

個人としてはそこまで好きになれなくても、表面的な華やかさを控えて理念としての重要性を選択したということは驚きでしたし、思い切った決断だと思っています

ところで、オリンピックエンブレムはどれほど重要なのでしょうか。

私はもう北京オリンピックロゴを思い出せません。

東京オリンピック世界に向けて恥ずかしくない誇れるものにするために、私たちは何を大切にしなければいけないのか選ばなくてはいけません。

インターネットのお陰でどこまでも検索することが可能になり、どんな事象でもどこまでも批判できるようになりました。

無限選択肢のある世界で、どれだけ冷静に選択できるかがこれからインターネット課題だと個人的には思っています

なんだか自己陶酔的な文章になってしまいました。気持ち悪くてすみませんありがとうございました。

2015-08-30

フェイスブック満載な飲食店は、ジモティに受けない

★先日、前から気になってた東池袋メゾン青樹・RoyalAnnex」の外観見た。

 そこの2階に「都電テーブル」という「いかにもイシキタカイ系のオーガニック定食屋」があった。

 男性一人だけだと気恥ずかしくて入れない雰囲気だが、たまたま女性同僚もいたので入った。

 2階の店内に入ると、予想通りの店内レイアウト。配管は「わざと」剥き出しで、テーブルも椅子も木製。

 BGMジャズで、あちこちに店のコンセプトの案内とか、街づくり書籍とか、「クラウドファンディング募集中!」とかの案内が。

★なんか「こだわりの食材無農薬定食」を1000円で食べたが、味音痴自分は、それが1000円の価値があるだけの美味しさなのかどうか、わからなかった。

 因みにヘルシーなボリュームなので、早くも3時頃にはお腹が空いた(笑)

★因みに1階に「なか卯」があり、ガテン系男性が連れだってなか卯に入って行って盛況だった。

 「都電テーブル」の方は空いていた。1階と 2階の立地の差、値段の違い、ボリュームの差、でもそれだけじゃないと思う。

★一番の「差」は、都電テーブルの

 「私たちオーガニックでイシキタカイです、フェイスブックで応援お願いします」な雰囲気が、ガテンワールドと「対極」だからなんだと思う。

 値下げしても、ボリューム増やしても、あのガテン人達は、あの雰囲気の店は「入りづらい」。

 港区とか渋谷区とかなら、この手の「イシキタカイお店」は「地域に馴染んでいる」が、

 豊島区という立地だと、「イシキタカイお店」は「地域から浮いている」んだよね。

 メゾン青樹のコンセプトは「街づくり」で、都電テーブルはメゾン青樹オーナー肝いり案件

 だが、結果的には「地域から浮いている」

★突き詰めれば、フェイスブック文化が似合うのは渋谷区とか目黒区であり、豊島区には似合わないということ。

 豊島区でも、ラーメン店は単価1000円でも客はワンサカ来る。だから、「値段の問題ではない」

 これ、サンシャインに新コンセプト店「リンガール」を出店して、見事にズッコケタ、リンガーハットと同じ失敗だよね

★「私たちフェイスブックしてま~す」な店って、(遠くに住んでる)フェイスブックの友人100人を来店させる動機にはなるが、

 フェイスブックをしない周辺地域住民10000人にとっては、「なんか、お高くとまっていて、入りづらい」と思われてしまうだけ。

 日本におけるフェイスブックの普及状況って、丁度「イシキタカイ系」と「イシキタカくない系」の境目あたりだからなあ。

 フェイスブックが「イシキの高さのアイコン」の役割を果してる現状では、フェイスブック普及率の低いエリアで、「フェイスブックしてま~す」な店を開店しても、地元民の反感買う

 フェイスブック系のお店を、フェイスブック文化根付いてないエリア開店しても、最初のうちは「御祝儀」で遠くのフェイスブック友人が来店してくれるから

 「ああ、順調な滑り出しだ」と錯覚する。

 でも、遠くのフェイスブック友人は、次第に来店しなくなり、閑古鳥が鳴くようになる

★だから飲食店を「継続」させるには、フェイスブックに頼らずに、地道に地元根付いた、泥臭い営業をするのが、急がば回れで近道だと思う。

 チラシ巻きとか、地元事業所への挨拶回りとか。

 「都電テーブル」は、そのような地元どさ回り営業を、キチンとやったのか?

★これって、単に飲食店だけの話じゃない。

 いわゆる「街おこし、地域おこし」も、電通崩れなエセコンサルタントの作文に乗っかって、フェイスブックで完結するようなエセプランに終わってるようでは、早晩行き詰まる

辛口エントリ書いているのは、逆に言えば、メゾン青樹の青木氏や都電テーブルに「期待」してるからなんです。

 期待してるからこそ、安易フェイスブックワールドの殻に閉じ籠るのではなく、ガテンな人も含めた地元民を「巻き込んで」欲しい。

 もともと都電テーブルは、子連れママの行き場所確保を目的としている、と聞いている。

 その志は良いのだから、「子連れママとガテンなオジサンとの交流」という高い目標チャレンジして欲しい。

 今のままだと、自分みたいなオジサンは、気後れして、入店したくても入店できない

 まあ、あの辺の大家である青木氏としては、

 「これを機に、イシキタカイ系の人達が、目黒区辺りから豊島区、あわよくば自分マンション引っ越して来てくれたらもうけもの」ということなんだろうな

★この辺のフェイスブックなお店って、マスター側もお客側も、トシでも40歳台、まあ普通は30歳台が殆ど

 50歳台60歳台の客は殆どいないし、仮に興味ある60歳台がいても、「なんか若い人ばかりで、入りづらい」と感じる

 (四捨五入したら50歳な自分も、入りづらかった)

2015-08-24

オリンピックエンブレム佐野氏の話と、「デザイナー」という職業

 

私の職業は「デザイナー」兼「イラストレーター」です。


高校デッサンなどの基礎美術を学び

大学では広告・冊子・WEB等の「ビジュアルデザイン」を学び

もちろん知的財産権についてなどの座学も受けて

卒業して、デザイン事務所に入って、その後フリー仕事してるような人間です。




まず最初に、件の話の発端である

オリンピックエンブレムパクリかどうか」について触れます

「好きかどうか」「良いか悪いか」じゃないですよ。

その辺は個人の主観によるので置いておきます



個人的結論を述べれば、

「まあパクリではないだろう」というところです。




「丸と四角と三角をTの形にいい感じに並べて、さら日の丸を強調した」

というだけのロゴであるわけだから、結果何かと似たとはいえ、

まあそんな話はよくあることだという印象です。




もう少し詳しい背景を説明していきます。読み飛ばしても良いです。




オリンピックロゴを含む、「大企業ロゴ」や「国家事業マーク」といった、

公共性の高い団体ロゴデザインというものは、簡単な図形で作られた抽象的なものが多いです。

理由は色々あるけれど、「万人に受け入れられるものであるべき」というところは大きいんじゃないでしょうか。

女性向けでも男性向けでもなく、大人向けでも子供向けでもない、そういう物を作らなくてはならないので、

あんまり具体的なモチーフを使うと偏りがちなんですよね。


そうはいっても、

近年のオリンピックロゴというのは、自由曲線で書かれた具体的な物が多かった。

その分好き嫌いの分かれるものだったわけです。


ロンドン五輪なんか

「夜中にヤンキーが高架下の壁にスプレーで書いてるアレ」を元にしてて。

それを「超クールだぜ!」って思う層もいれば、「伝統冒涜している、ありえない」と思う層もいて。

そんな流れから日本招致することになった今年。

振り返られる伝説、「亀倉氏の東京オリンピックロゴ」はその具体的なものと比べて非常に抽象的。

赤丸にゴールドの文字でTOKYO

これを嫌いだって言う人はそういない。だって「丸が嫌い」だなんて人は居ないもん。


佐野氏を始め、亀倉氏を信奉するデザイナーは非常に多いです。

オリンピックロゴを作りましょう」なんて話になったら、真っ先に思い浮かぶのがあのロゴ


最近は具体的なロゴの流れが来ているけれど、果たしてそれで良いのか?」

「亀倉氏のロゴのように、シンプルで迫力があって、それでいて繊細でモダンで…」


というイメージは、デザイナーだったら選択肢には上がったのではないでしょうか。

例に漏れず、佐野氏はそこから作り始めて。


東京から「T」を使おうと決めて。

伝統的なフォント「Didot」はとても美しいから、その形をモチーフにしよう、と考えて。

その特徴的なセリフ(Tの左右の飾りの部分)の曲線を見て、

これは円を内包しているようにも見えないだろうかと気付いて、

それを強調するためには、セリフの片方を右下におろせばいいのでは?なんて試して。

それだとTに見えないし、そうだ、ここに日の丸を置くことで、左胸の心臓(正面から見たら右側)を表せるのでは…




とか言って作っていったんじゃないかと想像が付くわけですね。




佐野氏や委員会著作権法が述べる「オリジナリティ」は、この過程にあるわけです。

出来上がったものだけ見たら、そりゃまあ似てますが、

結果的に似てしまった」

っていうのは著作権的には全く問題ないんですよね。

Tの形に丸や四角を並べただけで著作権に引っかかってちゃ抽象的なロゴなんか全部パクリなんです。

それじゃ困るし、実際「たまたま似ちゃった」ってことは頻発してるので、法的には許されてるんです。

ちなみに商標権的には「たまたま」でも法に引っかかるんですけど、

その辺はクリアしてるらしいので、やっぱり問題ないんですよ。







さて、以上がオリンピックロゴが「パクリではない」「問題ない」

と、私を始めとするデザイナーたちが主張する理由です。

あとは佐野氏の人柄が「パクるような人じゃない」とか、そういうのもありますが、

私は末端の人間なので佐野氏の人柄については存じ上げませんし、なんとも。






じゃあ何なら問題があるのか。



他人作品たまたま似ちゃった」

じゃなくて

他人作品意図して使用した」

だと問題が発生するんですよ。




まさにその例がサントリートートバッグ佐野デザイン




フランスパン写真自分で撮って配置したらたまたま似ちゃった」

かいレベルじゃないわけです。


そのフランスパン写真の角度や焼き目やキズは、

無関係の個人がブログに上げてたフランスパン写真完全に一致しちゃってるわけです。

これはもう言い逃れはできない。

誰がどう考えたってその写真パクってデザインに貼り付けただけなんです。大問題です。




しか特筆するならば、本人も言ってましたが

これはまあ、スタッフ仕業だろうな、ってところ。





そもそもデザイナーって職業は、

世の皆様が思っているほどクリエイティブオリジナリティ溢れる職業じゃないんです。



デザイナーからって絵が書けるとは限りません。

(絵を描くのはイラストレーター仕事です)

デザイナーからって写真が上手とは限りません。

写真を撮るのはフォトグラファー仕事です)

広告に書いてあるお洒落な文面もデザイナーが考えてるとは限らないし、

コピーを考えるのはコピーライター仕事です)

そもそもPC使えないデザイナーだってそこそこ存在してます

(下っ端デザイナーが代わりにPCを使います




「じゃあデザイナー仕事ってなんなのか」というと、

端的に言えば「考える事」と「コミュニケーション」です。



お客さんに還元できるかんじの、夏っぽい企画を考えてくれ、って仕事が入ったとしましょう。



夏っぽいってなんだろう。

プール水着サングラスにビーチ。フランスパンとかおしゃれかも。女の人は鳥なんかも好きだよね。

そういうのでノベルティを作って…せっかくなら使えるものにしたいよね。

そんな柄のおしゃれなトートバックを大量に作るってどうだろうか。


っていう企画を考えて、クライアントプレゼンします。

「こんな企画どうでしょう話題になるとおもうんですよね!」なんて言って。


さて企画が通ったぞと。予算も決まって、デザインの開始だ、と。


フランスパンをなんとなくおしゃれに見せるためには、

斜めに置いたらいいんじゃないか?とか、はみ出したらいいんじゃないか、とか、

それっぽくていい感じのレイアウトを考えて、スケッチして。

じゃあ色は何色がいいんだろうか、とか、

大きさはどんなもんだろうか、とか、たくさんのことを考えて…




予算◯◯◯円でベージュ帆布生地を探して、業者と話つけといてね。

 デザインスケッチ描いといたから、それっぽい絵や写真を用意して×日までに作っておいて。」

って、事務所スタッフ達に伝える。




・・・ここまでが想像される佐野氏の仕事です。

あとはその×日に全作品をチェックして、「これはOK」「これは駄目、やりなおし」ってスタッフに伝えて。

数日後に出来上がった全てをクライアントのところ(サントリー)に持って行って、

「これでどうでしょう」って再度プレゼンするわけです。




完全に想像なので、実際にはもっとはじめの方からスタッフ任せかもしれませんし、

もうちょっとだけ手を動かしてるかもしれません。



つまるところ、

クライアントから依頼を受けて、細かく企画を考えてプレゼンして。

テーマに合わせてパーツを選んで、いいかんじに組み合わせて素敵な作品に仕立てる。

そういうのが「デザイナー」の仕事です。




世の皆様が想像する「クリエイティブ」っぽいことしてるのは、

実際に手を動かしてる写真家イラストレーターの方々であって、デザイナーはそれほどでもありません。


もちろん自分で絵を描いたり写真を撮ったりするデザイナーさんも居ますが、

かならずしも自分の絵や写真が、作りたいものマッチするとは限りません。

アニメっぽいイラストしか描けないデザイナーさんにリアルな画風のシリアス仕事が来ても描けないし)

そういう時には他のイラストレーター写真家を探して外注します。


車を作るメーカーと、そのパーツを作る下請け会社関係、みたいな感じ?

パーツは自社で作ってないけど、それをいい感じに組み上げる技術は持ってる、みたいな。

その技術活用するのが「車を作るメーカー」であったり「デザイナー」であったりするわけですね。






で、佐野氏の話に戻るけど

そういうわけで、

パクったのは佐野氏じゃなくて(本人の言う通り)事務所スタッフだと思うんですよね。



「こういうレイアウトフランスパンのいい感じの写真配置して」

って言われたスタッフが楽をして、ネットからフランスパン写真を探してきて配置したんでしょう。



とまあ、特筆したわけですが、だからといって佐野氏が悪くないわけでは全く無いです。




・「佐野デザイン」って銘打ってるんだからスタッフのせいだろうと責任佐野氏にある。

というのがよく聞く話で、それはもちろんのこと。




さら個人的には、

イラスト写真の分の対価はどこに消えたのか

という部分も気になります



ネット写真を拾ってくるのと、

実際にフランスパン看板を用意して写真を撮ったり絵に描いたりするのでは、

所要時間結構な差が出るはずなんです。

フランスパン看板を買うお金だって必要です。数百円かもしれませんが。


その差に誰も気づかなかったんでしょうか。

フランスパン領収書貰ってないけど、どうやってこの写真撮ったの?とか。

出来上がりがやけに早かったけど、この絵はいつ描いたの?とか。


素材をちゃんと自分で用意していれば、

その分出来上がりまでの時間が遅くなって残業代が出たり、

イラスト外注したりパンを用意したりした分の経費が出るはずなんですよね。

普通会社なら。


普通会社なら。




写真をパクったスタッフは、果たしてホントパクリたくてパクったんでしょうか。

さすがにデザイン事務所で働いてる人が「ネットから勝手写真を持ってきても良い」とは思ってないでしょう。

悪いことだとは認識していると思います

佐野氏はオリンピックエンブレムを作る程には大御所ですし、クライアントも大きなところですから

写真を購入する程の予算がどうしても捻出できない、とは考えられません。

でも、写真は購入していない。させてもらえなかったのか、スタッフ自身判断かはわかりませんが。

でも自分撮影するにはスケジュール的に無理があって。でもなんとかしなきゃ怒られる。

うーーーーん仕方ない、どうせバレないだろう。適当写真勝手に使ってしまおう。



という流れすら透けて見えるのです。


これは妄想ですよ。妄想ですからね。

スタッフがどうしようもないクズで、時間があったのにやらなかったとか経費をくすねたとかいう可能性もありますし、

事実だったとしてもスタッフが悪くないわけではないです。罪になりますからね。







デザイン業界というものは、おしゃれに見えて、わりかし体育会です。

残業代なんてあってないようなもの

普通サラリーマンに比べれば給料も安めです。

初任給は額面で15万〜20万ぐらい。手取りは13万とか15万とか。

多くの事務所関東にありますが、住宅手当も寮もないから家賃給料の半分以上が飛んでいきます

ボーナスはあったりなかったり。残業代も出たり出なかったり。

少人数で回している事務所では、そもそもそういうシステム自体が無かったりもします。

もちろんそうでない事務所もあるんでしょうが、そういう話はよく聞きます

なんでそうなっちゃうかって、代理店仕業だったりクライアント事情だったり色々な理由があるんですが。






結論として。


佐野氏がパクったわけではないだろう、とは思っています

でも、佐野氏の事務所では働きたくないな、と思ったし、

HH堂やD通はやっぱ噂通りにしんどい(色んな意味で)場所なんだろうなとも思いました。


佐野氏だけじゃなくて、デザイン業界全体の闇?みたいなものを再認識した一件でした。


追記


まあ書くまでもなかろうと思ってましたが、

トラックバックで突っ込まれたので追記。

デザイン業界ではよくあることだから別にいい」

とは言ってません。

しろ

デザイン業界ではよくあることだからデザイン業界はクソ」

ぐらいの話のつもりです。

ただそこで、

佐野氏がパクったか佐野氏はクソだ」とか

佐野氏にはオリジナリティがないからデザイナーを名乗るな」

とか言う論調になるのに疑問を覚えただけであって。

私としてはまず「佐野氏の事務所スタッフ管理はどうなってるんだ」と思ったし、

でも、自分の知ってるデザイン事務所を思い起こせば、どこもそんな管理体制だったわけで

(上は下の仕事文句付けるだけだし、下がまともに仕事をするためのロクな環境は整ってないし)

そうやって考えたときに、「佐野氏以前にデザイン業界の業務体制自体がクソだ」という結論に至った、ということです。

デザイン業界の横のつながりって「仲が良い」「飲み仲間」「一緒に展覧会した」みたいなレベルの話で、

業務自体基本的に、1クライアントに対して1デザイン事務所なので、自浄作用とかあんまり期待できない。

クライアントに対してのプレゼンが誠実で説得力があれば、クライアントからスタッフ給料とか実務時間とか見えないし。

デザイン業界」っていうのに明確なヒエラルキーがあるわけでもないので、

デザイン業界佐野氏を罰するべき」とか無理無理。佐野氏に上司なんかいないし。

せいぜい「昔の同僚と飲んだらもっとちゃんとしろって叱られた」とかそのぐらい。

クライアント側がこれから佐野氏に仕事発注するか否か。それだけ。

最初に述べた通り、自分フリーで細々と働いているわけだから、こういう話は蚊帳の外

誰に何を言おったってサントリーから仕事は来ないし、佐野氏に肩を並べることもない。

だってそのためにはその「デザイン業界の闇」の中を歯食いしばって勝ち抜かなきゃいけないんだもの

2015-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20150820172401

デザインはバッグのデザインをした人のデザイン

写真写真撮影して公開した人の著作物なので著作権侵害を主張され(それが誰がレイアウトしたどんなデザインかは関係なく)使用を差し止められます

絵の具の中の顔料著作物ではないので、顔料をいくらつかって著作物を公開しても誰も権利を主張しません

「この絵の顔料の発色は私のオリジナルだ」といったり、「この絵の具のチューブは私のデザインだ」といったら絵の具メーカー意匠権侵害しているので主張の撤回を求められます

2015-07-26

秋葉原ソフマップ

から気にはなっていたのだけど、アミューズメント館は1Fを中国から観光客に人気のドラッグストア系の品揃えにしたり、アキバソフマップ1号店(旧ヤマギワソフト)も商品構成こそ変わらずとも揃ってフロアに TAX FREE の表記を追加したりして、アニメゲームファンよりも一般の外国人観光客向けの免税店色をより色濃く出すようになって、大丈夫かなとさらに思うようになった。何がってこの2店舗でのアダルト商品露出具合ですよ。

アミューズメント館1Fの予約エリア

中央通りに面する小エリアに、仕切りも何もなしでエロゲも含む予約コーナーが相変わらず鎮座。特にアミューズメント館は、駅に近いし、近隣は悪評高い観光バスドロップオフポイントに利用されやすいため(Akky等の免税店が集中してるし)、良くも悪くもアニメゲーム目的でなく、店舗に関する事前知識がない観光客比較的多そうで、しか結構屯する。ちなみにアキバソフマップ1号店の1Fへ下りエスカレーターで降りてきたところも眼前にエロゲ予約エリアがお出ましする。

アミューズメント館5F以上とアキバソフマップ5F以上のフロアレイアウト

18禁ゾーンの警告が天井から垂れ幕エレベーター等のフロアガイドにちょこんと書いてあるだけ。一部は日本語のみだったりさえする。間違ったと回れ右しようとしても、アキバソフマップフロア全体が18禁で、仕切りなどで区切られておらず、エスカレーターで上がってしまうとエロエリアを突っ切らないと離脱することさえままならない。エレベーターで上がっても、カーテン等の仕切りもなしにドアが開いた瞬間から肌色世界アミューズメント館5F以上は昔から普通PCゲーム等を買おうと思っても18禁と共通のレジを利用しないといけない。また階段を利用して降りようとすると桃色の世界へもれなくご招待。

どうしろってのよ

別にアダルト商品を扱うなといっているわけじゃなくて(むしろエロゲを購入できる場を維持したいもの気持ちとして)、エロゲの予約エリアは1Fから移動するか、最低限カーテン等で仕切る。店舗内においては取り扱い商品ゾーニングをしっかりし、アダルトエリアはその旨の予告を今よりももっとはっきりとしてほしいなぁと思ってる。フロア内の完全な仕切りと離脱ルートの設置もほんとはあった方がいいんだろうけど…どちらも厳しいよね。つっこまれたらアウトそうな店は他もあるけど、表通りにおいてそれなりの間口の広い店が、従来のアニメゲームのみを脱却して一般小売店らしさを打ち出し、そういうものほとんど想定していない顧客層を呼び込むつもりならよりガードを強くする必要があるんじゃなかろうか、と。過去古川電気メッセサンオーVもろとも目をつけられた話とかあったしねぇ。調べたらちょうど10年前ですか。(参考: http://blog.livedoor.jp/geek/archives/22442961.html

2015-07-16

金麦の夏っていう電車の吊り広告があって

「の夏」ってのがちょうどトマトと沈んで目立たない缶のところに配置されてて、

こういうレイアウトってどこまで計算して作ってるんだろう。

一見偶然くさいんだけどそうやってみると缶の一つ一つ、トマトの位置や向きも全て完璧計算で作られてるように見える。

水の様子はさすがに偶然を待つか何枚も撮った中のベストなんだろうけど、

CGものすごく細かくこだわって作ってるようにも見えてくる。

2015-07-11

わたしが1週間でスタンプ作って二桁万円稼いだお話

友達LINEスタンプ作ってひと月で年収分稼いでた!

特にコネもなく何故か火がついて爆発的に売れたんだって

ならわたしだって!と思って作ることにした

絵の描けないわたしがお小遣いを稼げたそんな備忘録宣伝的なエントリー^^

【1日目!】

LINEスタンプについて調べた

どうやら40個も絵を書かないといけないらしい

40個!

めんどくさい!

やめることにした

【2日目!】

もう少しがんばってみよう

広告代理店で働くわたしは絵は描けないけどイラレレイアウト組んだりはしてる

仕事してるふりをしてとりあえずパスで絵を書いてみる

1個作るのに2時間くらい掛かった

やめることにした

【3日目】

もう少しがんばってみよう

わたしはたまにフォトショで切り抜きのお手伝いもする

まりトレースならできる

仕事してるふりをして写真トレースすることにした

おもしろポーズ写真を探すのが大変だった

半日で3個くらい作れた

やばい仕事がおわらない

【4日目!】

今日仕事おやすみ

風呂上がりに自分ポーズとって写真を撮ってみる

独身ひとり暮らしでなにやってるんだろうと悲しくなった

趣味で集めてた仮面ライダーフィギュアポーズをとらせてみる

腕がとれた

そこで出会ったのがクリップスタジオというソフト

3Dキャラクターに好きなポーズを取らせて書き出すことができる!

なにこれすごい!

20個くらいポーズ作ってトレースした

【5日目!】

今日おやすみ

ここ数年恋人の居ないわたしには休日は暇過ぎてつらい

昨日に続いて20個くらいポーズ作ってトレースした

【6日目!】

ちゃんと仕事して早めに帰る

トレースしたキャラクターセリフとか入れて体裁を整えた

ついに40個の絵が完成した

【7日目!】

審査に提出!

【その後】

1ヶ月くらいで審査が通ってリリース

twitterfacebookとかで宣伝したけど効果はなかった

1番効果あったのは友達に一斉に配って一斉に買ってもらったことかな

すこしの間だけ上に表示されてちょっと売れた

【総括】

爆発的には売れなかったけど自分が作ったものが世に出たのは嬉しかった!

友達が売れたのはバイラル効果とかバスるとかそういう要素が強かったみたい

というわけでこのエントリーを描いてみました

発動せよ!はてブブースト

楽しんでくれた方が居たらブックマークよろしくお願いします!

【作ったスタンプ】

あいまいグラフおじさん

https://store.line.me/stickershop/product/1156943/ja

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

業界から言うと、アニメーターって個人が浮かび上がってこないので感謝を向けづらいってのはあるんだよ。

声優脚本委員会原作者から視点だと、アニメーターさんは制作会社のしたについていてふわっとしたクラウド的なイメージしかならない(そういうお付き合いしかできない)。打ち上げなんかでも呼ばれるのは(大規模打ち上げであっても)制作会社撮影さんとかキャラデザさんとか、ごくまれ事情アニメーターさんが呼ばれるにしても最終回スタッフだけとかだ。

またこちら側の視点で「第n話の作画がよかった」って話があったとしてもそれはアニメーターさんがよかったのか原画家さんがよかったのかレイアウトががんばったのか演出という名の助監督血尿して個人的にフル修正かけたのか、結果のフィルムからはわかりにくい。二重数分の尺や枚数の中に、個人の奮闘が隠れてしまうんだよ。そして、個人を認識できていないのに、ふわっとした感謝を向けるのも筋が違うだろうし、何より不誠実だと思ってしまう(当のアニメーターさんはそんなこと思ってないかもしれないが)。

もちろん、すごい奮闘や激戦はある。アニメーターさん個人にも様々な思いがある。進行さんと飲みに行けば、そういうエピソードをうっすら聞くことはできる。n話のどこそこのカット女の子が走り回るところはAさんがやってくれた。Aさんは売れっ子であちこちで引っ張りだこなのに、この作品のあの娘が好きだからというのでものすごく難しいカットなのに素晴らしい速度でやってくれた。Bさんは最近ほかの番組では作画監督までやってるのに、あのカットだけは動画で参加だからどのコマを止めてみても表情が全く崩れてないんだ。すごすぎる。ビルが爆発するシーンの煙、Cさんがやってくれた。Cさんは大ベテランからロボットでモノ壊すの本当に得意。あれは匠の技だよね。Dくんは今回かなりのカット数をやってくれた。Aパート数人で回したんじゃないか? D君はまだ若手で正直絵が崩れるときはあるけどあれだけこなしてくれる人がいなかったら正直間に合わなかったんだ。などなど。

自分は進行ではないし制作会社人間ではないのでそれが本当にそのままの話なのかどうかははっきり判断はつかないが、あんな納期の中で深夜のV編直前まで大激戦やってるんだから、どれもそれなりの真実は含まれていると思うし、感謝する。流し見されてしまカットの一個一個が、手書きした人にとっては一生モノ記憶なのもわかる。

でも個人として立ち上がってこないし、たとえば番組Aの第n話のすべてのカットメーターさんの対応表なんてものが発表されない理由もわかる。パンドラの箱もの。だから、公の場所で個人名を挙げた感謝はなかなか難しい。ふわっとした「制作会社の方も死に物狂いで頑張ってくれました、感謝してます」なんて表現になってしまう。たぶん、メーターさんを本当の意味評価できるのって進行さんや同職くらいじゃないかな。

でもだからと言って感謝がないわけではない。のでここで小さく書きました。いつもありがとうございます。ちゃんと放映されました。どのカットも穴が開くほど見ています。本当に感謝です。

2015-07-05

新国立競技場みたいなデザイン重視の建造物

以前に、新国立競技場と同じように国の要請デザインをコンペにかけて、結果外国人デザインして建てられたビルで何年か仕事をしたことがある。

確かに外見は当時としては先鋭的なものだったらしいけど、とにかく内部が使いにくくて、何と言っても狭い。

曲線を多用するあまり使えるスペースが全然ないし、オフィス内のレイアウトも曲線を前提に考えなきゃいけないので、部屋のカタチにも制約を受けた。

単純なオフィスビルとしてはシンプル直方体ビルの方がいいよね、とみんなが言っていた。

著名な建築家デザイナーによって建てられた、なんて価値建築後数年経ったらみんな忘れてしまうのに、ビルはむこう何十年も使わなければならない。

あのビルの内側から不思議な曲線の壁を見る度に、新国立競技場もそうなってしまうのではないかとちょっと心配になる。

2015-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20150701130058

楽天で服も売れてるの?楽天ってサイトダサいレイアウトとかで、訳ありスィーツとか買う所じゃないの?

服もゾゾタウンより売れてるんだ。

2015-06-20

イオン

食料品を買いにスーパーへ誰しもが行く

私の家の近くにイオンがある

ただ私はイオンで食料品を買う気にはならない

陳列も売っている物もレイアウト等も全くもって

楽しくない

そうなんだ全く楽しくないのだ

買い物をする上でそういった些細な楽しみは非常に大切だと

思っている

中には品物を購入できれば良いという人もいるだろう

少し足を向ければ地場スーパーがあるじゃないか

私はそちらで買っている

醤油一つとってもイオンではPB及び有名所しか並べない

そんなつまらない話があるのか

私は絶対イオンの食料品売場ではお金は落とさな

私と同意見の人が他にもいると思っています

2015-05-29

任天堂公式ガイドブックデラックス感は異常

まだネットが一般家庭に浸透する前の話。

自分は好きなゲームについてはきちんと攻略本を買って

こまごましたところまで遊び尽くす派だったんだけど

とにかく、任天堂公式ガイドブックの行き届いてる感というか

一言でいうとデラックス感が満載で、

すごくワクワクしながら読んでいたことを思い出した。

攻略情報の充実はもちろん、公式ならではの安定感のあるキャラ画像使いもよかったし、

適度にゆとりのあるレイアウトとかデザイン的にも洗練されていて

子供心にいい本だなー、こういう本作れたらいいなーって感動したもんだ。

ほかの出版社攻略本なんか、ステージ構成とかキャラ挿絵とかへったくそ手書きだったからね。

なかでもスーファミマリカー攻略本はかなりお気に入りだった。

なぜか大人っぽい作りになってて、コース情報淡々と紹介する感じで媚びてない。

しかもコースのイメージ写真みたいのがさりげなく配置されてるんだけど

それもなんかカッコイイ。「おばけ沼」なのにカッコイイ実画像センス良く両立させちゃうんだよ。

特によかったのが攻略情報の合間にちょこちょこ入ってくるアメコミみたいので、最高にクールだったんだよ。

巻末に用語集もあった気がする。そういうニヤリとするコーナー設けるセンスも好きだったなあ。

追記

http://mariofanvaro.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

ここに画像あった。また読みたいなあ、どこいっちゃったんだろ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん