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はてなキーワード: クラスメイトとは

2022-06-12

anond:20220612164528

堂本剛堀越高校時代を語るインタビュー

テレビに出る前はモテなくて女子から普通クラスメイト扱いだったけど

放映直後からクラスメイトからも下級生から上級からも「実は前々から好きで」的アプローチがしつこく来るようになって

一時期極度の女性不信になってたって言ってたやで

まり女の生来の素質がそういうもんで年齢関係ないっちゅーことや

2022-06-11

野球スポーツ

って言ったら

じゃあサッカースポーツじゃないの?とか言うクラスメイト小学校の時にいたけど

ネットみてるとそのレベル大人って大量にいる。

2022-06-08

小学生の時に通ってた塾

小学生の時に地元で評判の良かった少人数制の個人塾に通ってた。

・まず同じ学年で3人組を作る

宿題→1人忘れで3人全員、指示棒打ち3回ずつ

絶対ノーミス問題→1人ミスで3人全員、指示棒打ち5回ずつ

自習室利き手の反対の腕に手錠。鎖で教室中央に繋ぐ。トイレや離席は休憩時間のみ。

自習中、授業中の居眠りは居眠りした人だけ指示棒打ち5回

・「はい」か「いいえ」の返事忘れ→返事忘れた人は指示棒打ち5回

結果的に渋幕と筑附に合格した。同じ3人組だった人や他のクラスメイト市川中や開成筑駒など志望校に全員合格できた。あの頃は恐怖でどうにかなりそうだったけど、頑張った時はすごい褒めてくれたし、頑張るべき時に頑張らなかった人間の末路話は小学生ながら背筋が凍った。大人になった今ではかなり恩を感じてる。今はもうそういう教育不可能なんだろうな。

2022-06-06

クラス犯人探しが始まった

最初に断っておくけど私はただの傍観者野次馬

この前授業とテストを休んだA君、体調不良しかったけどご丁寧にLINEアイコンに日付と場所名前が入った写真を設定

それが休んだ日に合致するもんだから誰かが先生にタレこんだみたい

先生先生で、クラスメイトからの指摘だってA君に言ったみたい

A君発狂、昼休みに誰が告げ口したんだと皆を詰問

てか先生含めたグループLINEそもそも既に存在するので容疑者先生含めてクラスメイト全員

A君曰く僕は悪くない、告げ口したやつは自分不愉快にさせたのだから謝れ、とのこと

おもろいけど心底どうでもいい、A君の内申点ギリギリらしいから推薦なくなったらもっとおもろい

anond:20220606124202

クラスメイトは親が動画あげなくてもターゲット動画くらい撮れるんじゃないの?

2022-06-05

非モテの加害性についての認識

結構前になるが以前、おぎの議員出会い目的趣味に入ってくる事に対する苦言をツイートしていた件からあることを思い出した。大学生の頃のことだ。

一部の女性から非モテ男性=「ストーカーになりそう」「性的加害しそう」というイメージを持っている人がいる。

多くの非モテ男性は加害欲求など持たないどちらかというと引っ込み思案でおとなしい人が多いとこれまで会ってきた人たちから実感してる。

私も10代の頃に恋愛するチャンスに恵まれないどころか同種のバッシング女子やその彼氏たちから受けてきたから実感としても分かる。

知人友人の非モテカテゴライズされる男性たちもどちらかというと優しい人間が多い。

だが、その中に稀に迷惑非モテ男性存在があり、白饅頭が言うところの透明化されて存在認識されない大多数の非モテ男性に変わってそのような迷惑非モテ男性強制的女性認知に入ってくることによって悪いイメージを持ち他の非モテ男性が色眼鏡で見られる被害が起こっているのではないかと思っている。

私が体験した例について書くと、私は地方文系大学出身の男。書くのは他学部の1学年下の男学生についての話だ。

彼はこれから書く事によってよく見かけるようになったんだが、会話を数回したことある程度で名前も覚えていない顔見知り程度の間柄。

彼とは大学生協の新入生オリエンテーションを手伝った際に自分担当したことで知り合った。

当時、サークルでの悩みがあり私は大学が設けているカウンセラーが常駐している相談室という場所に通っていたんだ。

そこは訪れる学生同士が交流やすいように待合室が談話室のようになっていて、そこでその彼とも時々顔を合わすことがあった。

多少、引っ込み思案な性格なのかな?という印象を受ける青年最初特に印象に残っていなかったが、回数が少ないながら何回か会っているうちに会話の最中に他の人が喋っている時に小さな声で俯きながら「彼女欲しい」と何度も呟いたり女性芸能人写真携帯に表示してニヤニヤしているところを見てちょっと関わりたくないなと思うようになった。

当時、私は演劇研究会に入っていて年3回の公演があるため、稽古間中は授業やバイト以外の時間ほとんど部室棟の閉館時間まで部室や稽古使用する部屋で過ごしていた。

しばらくたって部室棟で彼を見かけるようになったが、どうやら国際問題について勉強するサークルに入ったようだった。

その頃には彼とは会話をすることはなくなっていたので、興味がないし自分活動で忙しいこともありそれ以外の様子は知らないままでいた。

私の通っていた大学ではキャンパス全体を使った文化系サークルの合同発表会のような行事があるんだが、私の所属していた演劇研究会はその行事で年度最初の公演を行うため観客の呼び込みや各ステージの準備などを行っていた。

隣の教室は例の彼のいるサークル研究発表の展示を行っていた。

受付で作業をしていると突然そこから大きな物音がした。何か起きたのかと様子を見に行くと例の彼がパネルを倒し、壁や備品を蹴るなど暴れていた。

その場にいたのが女子が多かったので助けを求められ、柔道経験者の先輩が止めに入り私が守衛を呼びに行った。

彼は暴れながら「なんで彼女できないんだよ!?」「いっぱい女子がいるのにおかしい!」など言っていて、その場にいた隣のサークル女子が単に暴れている事以上のものに怯えている様子だったのでその段階で何があったのかはなんとなく想像がついた。

その後、対応守衛さんに任せて私のサークルは無事にその日予定していた2ステージの公演を終えることができた。

行事が終わってから隣のサークルメンバーに聞くと彼はディスカッション資料集めなどの活動中にも会話に入らず女子をジロジロ見たり、小声で「彼女欲しい」と呟いたりでかなりサークル内で疎まれていたそうだ。

その後、彼は研究発表を破壊行動によりできなくしたことによりサークルを辞めさせられたとのこと。。

ここで話が終わりになるとよかったんだが、今度は私が関わり合いになるできごとがあった。

当時、私は同じ学部の2学年下の後輩の女子と付き合っていた。2講目の講義で同じものを受講できるものは一緒に受講して昼休みを一緒に過ごすようにしていた。

学内の休憩スペースで一緒に生協弁当を買って食べたりしていたのだが、ある日、例の彼が私達が一緒に過ごしているのを目撃した。

それから私か彼女をつけているのか私達の近くに座ってニヤニヤ私達を見るということを毎日のようにするようになった。

彼女はそれを怖がっていてその場を離れたり、講義後にお互いのアパートでお昼を食べるようにしたりと行動パターンを変えた。

他にも私の学部女子が多いんだが、クラスメイトや同じゼミメンバーと行動するとき女子グループに私一人もしくはもう一人男子が混ざっている状態になることが多々あった。次の授業が一緒で一緒に移動したりすることがあるからだ。

その際にうしろから例の彼がニヤニヤしながら着いてくるということが何度かあり、他のクラスメイトたちは気づいていないものの私はかなり不快に思った。

その後、私のいる演劇研究会に彼が入部希望だとやってきた。

その時は私と部長の二人だったので、二人で対応したがとりあえず暴れられても困るため「話を聞いて検討してからにしてほしい」と前置きしてサークル説明をした。

彼は活動説明は上の空できちんと聞いていないようで「女の子は何人いますか?」「カップルはいるんですか?」などという質問をしてきた。

正直、演劇が好きだったり、入部当初は演劇のものに詳しくなくても創作活動をしたいというモチベーションで集まっている団体だったため興味がない人に来られても困ると思ったため、「次の公演が翌月あるのでそれを見てから検討してください」とお茶を濁して帰ってもらった。

部長は発表会で暴れた所にはいなかったが、見学者リストに書いた名前を見て名前を知っているとのことだった。

彼はあちこち文化系サークル見学にきては同じような質問をして活動内容の説明にはあからさまに興味がないという態度を取るというのを繰り返しているらしく、サークル代表者MTGで注意すべき人物名前が共有されているとのことだった。そのMTGは彼が来た前日のことだったらしい。

サークル見学だけではなく部室棟に出入りしている女子へのつきまといなどもあったそう。

その日、サークル活動を終えてアパートに帰る途中に待ち伏せされてキャンパス内で一人になった時に絡まれた。

「何人もいるんなら一人ぐらい女をよこせ」といった旨の事を喚いた挙げ句、暴れだしたため走って逃げて守衛室に助けを求めた。

その後、学生課にクレームを入れて少なくとも私のいる場所には現れなくなり、彼を見ることはなくなった。

これは私が経験した内容だが、他にも彼と似たような行動をする男が2,3人確認されているとクラスメイトからいたことがある。

彼のような男との同一視による抑圧によって非モテ男性がやってもいない加害行為嫌悪憎悪をぶつけられるのならば大変不幸なことだと思う。

実際に非モテについて話をしている場ではこのような同一視を見かける。Twitterはもちろん、頻度こそ少ないが実生活でも。

非モテ問題に対してよく言われることとして、見た目を整える、自信を持った態度を取るなどのソリューションを白饅頭氏は書いたりしてるがそれは効果があるとは思ってる。

だが、それらの行動を取ることすら許さないほどの抑圧をこのような同一視から受ける事も私も高校までで経験してきたし、見てきたこともある。

このような少数の問題のある人間イメージがある属性全体に当てはめられてそこから蔑視が行われる件について考える必要があるのかなとTwitterの男女論に思うことがある。

同種の状況に困っている男性は大変多いと思う。

最後出会い目的にある趣味活動に入ってくることだが、私自体はあまり肯定的に見れない部分はあるもの否定はしていない。

その人がその場に敬意を持ってその趣味活動を好きになって仲間になってくれるのであれば歓迎してるくらいだ。

私が話に出した彼のようにその場にいる異性にしか興味を持たず場を荒らすのであれば来てほしくないので、リスペクトや仲間になれるかで歓迎するかどうかが決まるという事じゃないかと思う。

ただ、非モテ男性自身のない人が多いため、なにか夢中になれる趣味を見つけそこから自信を身に着けて自己肯定する力をつけるのはとても良いことだと思っている。

私も非モテだあることを悩んでいた頃は異性から嫌悪をぶつけられたが、大学演劇学業にのめりこんでそこから自信を得てから周囲からの見られ方も変わって、デートしてくれる女性やその中から恋人になってくれる女性も現れるようになった。

男性は同性がうっすら嫌いとすもも氏が言っていて理解できる部分もある。しかし、同じ立場から苦境の外へ導く力があるのもまた同性だと思うので個人的には仲間という関係他者と築ける状況が必要かなと思っている。

あくまでこれは私の経験からの実感なので、もしよろしければこの経験マクロ視点から観測可能ものなのかは興味があるが悲しいか知識不足で分からないというのが現状だ。

私にとっても、自身の身の危険と一歩間違えれば彼と同一視されていた可能性があるという両面から恐ろしかった経験だったため、誰かに話してみたいと思って書いてみた次第だ。

2022-06-04

スラムダンクゴリって

自分部活に燃やす執念をチームメイトにも求めるクソ野郎だよな。

ゴリによって壁に投げられた名もなきクラスメイトの方が正しいわ。

2022-06-01

女を好きな女であること

数日前、ドラッグストアコンドームを探しまわった体験録を書いた悲しき24労働者です。

https://anond.hatelabo.jp/20220528225125

勢いに任せて書き殴りろくに推敲もしないままインターネット大海へぽいと投げてしまったものの、なんだか恐ろしいことをしてしまったような気がして翌日こわごわ匿名はてなを開いたところ思いの外たくさんの方に読んでもらったようで。コメント見ました。全部見ました。匿名はてなを覗くとき匿名はてなもまたこちらを覗いているのだ。

サガミオリジナル0.02Lサイズはやはり男のプライドなんでしょうか。白状するとさっぽろ時計台と書きながら思い浮かべていたのはテレビ塔のほうで普通に脳内変換ミスでした。長文乱文すみません、いやほんと、長いっていうのがいちばん多かった。す、すみません

いやー、なんだかみんなおんなじ文章読んでるはずなのに気になる部分が全員違うって、そりゃそうなんだけど不思議なことだなあとブルーライトが眩しい液晶の前でうっすら笑みを浮かべながらスクロールに次ぐスクロールをしていたら。

「今好きな女の子がいて、のところがスルーされてるのはなぜ? 何度も読み返した」

さすがデュオ

俺たちが見逃してしまうことに平然と気がつく!

そこにシビれる!憧れるゥ!

女を好きな女の話をしましょう。

えー、いま現在わたくしは好きな女の子がいます。付き合ってはいません。思いを伝えてもいません。

わたしにとっては好きな女の子、向こうにとってはわからない。お互いにとっては毎日LINEをする友達

仕事が終わらないだとか、三谷幸喜は血も涙もない脚本を書くねとか、コナンが外出するとそれだけで人的及び物的被害が多発するから彼は名探偵になるよりも早急にお祓いを受けたほうが世のため人のためってやつだよねとか、そんなくだらないことをつらつらと話すだけだけど、それで結構満足している。

LGBTというアルファベット4文字がだいぶ世間に浸透し、昨今なにかと話題のセクシュアル・マイノリティ。いや別に話題になろうがならまいがわたしが女を好きな女であることに変わりはないのだけれど。まあ言語でもって共通認識があったほうが話が早いのは確かな人間社会

わたし男の子女の子も好きになる女なので、所謂バイセクシュアル女性というやつにあたるんだろうなとふんわり思っている。

なぜふんわりかというと、実のところ自分のことを「女が好きな女である」と自覚したのがわりに最近、ここ数年のことだから。石のように揺るがない確固たる意志だとか、テコでも動かんぞ!というがんとした姿勢でもって「好きだ!」というのではなく「いやまあ好き……っすね………」みたいな感じ。

自分のことを定義付けできたのは大学生になってから女の子への初恋中学生とき。憧れの先輩がいた。

週に一度、習い事のためにいつもは乗らない電車に乗るときが、部活も学年も帰り道も違う先輩と2人きりで話す唯一のチャンスだった。

容姿端麗・頭脳明晰運動神経抜群な先輩は地区いちばん頭のいい高校合格した。卒業式の日、制服ボタンを貰った。翌年同じ高校入学した。廊下ですれ違うたびに手を振ってくれる先輩が眩しかった。先輩みたいな人になりたい。憧れの存在だった。

ただ当時のわたしアイドルの嵐がめちゃんこ好きだったり、仲の良いクラス男子定期テストの結果を競い合って負けたらサーティーワンアイスを奢るために一緒にショッピングモールに遊びに行ったりと、まあ、なんだ。傍目から見たら普通に男子が好きなんだなあという感じだっただろうし、自分でも男子が好きなんだなあということは疑いようもなかった。

ただ一方で、じゃあこの先輩への説明のつかない気持ちはなんなんだという疑問が胸の奥ーーのほうでキャラメルリボンのようにぐるぐる渦巻いてもいた。

実際サーティーワン男の子からサーティーワンの帰り道に付き合ってほしいという申し出を受けた。素直に舞い上がった。けど、高揚のままによろしくお願いしますとシェイクハンドしてしまうのは、なんか、なんか違うよなと思った。

「ごめん」のひと言を伝えるのがやっとのわたしに、サーティーワンボーイは

「おっけ。次のテストも負けねえから」と爽やかに返してくれて、それが告白されたことよりも嬉しかったのを覚えている。

アイスの冷たさが沁みる季節も過ぎて、短い秋をのんべんだらりと過ごしていたある日。地元図書館で本を貪り読んでいたところ、雷に打たれたような衝撃を食らった。

それは少女小説マリア様がみてる」との出会いであった。まじ、衝撃であった。

マリア様がみてる通称マリみてとの出会いわたし恋愛観を180度どころか900度くらい変えた。まじ、根底からひっくり返ったのち勢いそのまま何周かした。わたし精神世界さながらセカンドインパクト後のような様相であった。信じられん存在感をもってして、わたし世界を一夜のうちに変えてしまった。

お、女の子のこと、好きになってええんか……。

先輩への憧れを、尊敬とか思慕とかそういう言葉もやもやっとさせなくてもええんか……。

近付きたいと思ってええんか……。

まじか…………。いや、まじか…………。

もう、絶句であった。

クラスメイトたちがせっせと次の定期試験に向けて勉強しているさなか、わたしはただひとりマリみてを読み漁った。とりあえず全巻読破した。

まじか。うわー。まじかー。

マリみてを読むことに全ての力を注いでいたためサーティーワンボーイとの賭けには再び負け、今度は購買のパンを奢らされた。苦手な物理では赤点を取った。けれどもそれらはマリみての前では些細すぎる出来事だった。

まじかー。

この「まじかー」という思いを3年間引きずったまま、けれども先輩との距離をそれ以上縮めることもできずに、先輩が卒業したあとは何事もなかったかのような顔をして男の子と初お付き合いをしたりしてわたし高校生活が終わった。

大学入学後、興味本位クィアに関する講義をとった。

マリみてどころの騒ぎじゃなかった。

天変地異天地開闢サードインパクト

盆と正月クリスマス創造神破壊神がいっぺんにこの世にやってきて世界をめちゃくちゃに踏み荒らし、亡き者の命を弔い新たなる生命誕生を祝福し、一筋の光を灯しては消して灯しては消して「じゃ!あとは自分で頑張って!」と言って帰っていった。

まじ、衝撃であった。

セクシュアリティ、多様な性、LGBT性別二元論エトセトラエトセトラ。それらすべての言葉や考え方が、自分がどれに当てはまる当てはまらない関係なく、誰もかれもに関係する言葉であるのにも関わらず、わたし過去18年間何ひとつ知らなかった。

ただ己の直感のみで生きるしかなく、その直感の中に「もしかしたら女の子が好きかもしれん」というものがあり、がしかし、なまじ男子も好きになるがゆえに「いやいや、まあそれとこれとは違うっしょ」という感じで奇跡的な気付きに雑に蓋をしてしまっていたのだった。

せめてマリみて読んだときもう一歩踏み込んでおけば!

と思わないでもなかった。

でも、じゃあ仮に高校時代に「女を好きになる女」みたいなことを調べたとして、わたしが先輩に何がしかアプローチすることはあったのか?先輩後輩の均衡を最後まで崩さなかったのは紛れもなくわたし選択肢ではないのか?

どうしょもないIFすぎる問いを抱えたまま、とりあえず次に好きな女の子ができるまで、何事も何事もなかったムーブで過ごそうと決めた。

ただ、ちょぴっと知識を得たことで、わたしの「普通」がちょぴっと変わった。

女を好きな女であることをことさらに全面に出すこともなく、かといって、押し込めるわけでもなく。普通に男の子とも付き合うし、好きになったら女の子にも普通にアプローチする。だって好きなんだもん。別にいいじゃんね。

クィア講義を受け持っていた先生は、セクシュアリティ個人的もので、そして流動的なものでもあると言っていた。わたし結構この言葉が気に入りだった。

個人的ものわたしだけのもの。流動的なもの。変わってもよいものわたしのものから、変わったって変わんなくなって、誰に文句を言われる筋合いはない、もんもんとしたときは、そういうものわたしの体の中心にすーっと通っていることを思った。

その「すーっ」を思う効能は、何事も何事もなかったムーブよりもはるかに効き目があった。

いま好きな女の子に対して、踏み込みたいという気持ちが無いわけではない。そりゃ好きだからな。

2人で遊ぶこともある。今度は旅行しようねと話してる。

舞い上がらないわけがない。でも彼女が少なからわたしを信頼してくれているのがわかるから、それを壊すようなことはできないなーと、綺麗な横顔を見ながら思う。

わたしにとってわたしセクシュアリティわたしだけのものであると同時に、彼女にとってのセクシュアリティ彼女だけのものであり、そんでもって関係性というのは両者で作るものだ。お互いを尊重したうえで変容を求めるなら変容を、現状維持なら穏やかに関係を続けていけばいいのだ。

で、わたし別に彼女に「わたしは男も女も好きです!」みたいな宣言したことはない。ので彼女は多分知らないと思う。言うならきっと、女だとか男だとかではなく。必要なのはあなたが好きです」というただひと言なんだと思う。で、わたしはまだ思いの丈を伝える覚悟がないから言わないだけで。

ていうか別に宣言とか、しないよね。なんかセクシュアル・マイノリティばかり言う言わないうんたらかんたら色々ありますが、

言う人もいる、言わない人もいる。

わたしのように匿名ツールでなら言えるとか、ざっくばらんな恋バナをする友人には言えるみたいな人も、いや家族職場に言います、という人もいるだろうし。本当に、人それぞれ。その人だけのもの個人的もので流動的なものから

からこう、ネットでも現実社会でも、まじかーまだその段階かーみたいな発言やら意見やらを見かけることは多々ありますが、知識を得た今ならそういったあれこれ全て、わたし個人的ものを傷つけたり揺るがせたりすることはできないのだよ、と自分に言ってあげられる。ただ、中高生のころのわたしのように、じゅうぶんな情報知識アクセスできない若い子たちが不用意に傷ついていないか心配しているよ。ていうか本当、いちばんはそこだよね。

長々書いたけどとりあえずマリみて読んで世界5周半くらい回してきてください。

2022-05-31

支配欲と性欲が結びついていることを当たり前とするような風潮が地雷

気持ちが悪い・面白くない・馬鹿馬鹿しい・興奮しない・萎える・バカバカしい・創意工夫には遠い・品性下劣を誇るな・在り来りだ、そういった感情が溢れてくる。

あーすまない先に例をあげるべきだった。

私が苦手なものというのはつまり

・学年一の美少女が学年一の醜男レイプされる

・身ぐるみを剥がされた女騎士が命乞いのために土下座をさせられる

プライドの高いイケメンが尻穴を成金男の玩具にされる

相手コンプレックスを刺激するような行為をする

女王様に亀甲縛りにされて蝋燭を垂らされる

相手食事に精液や愛液を混ぜる

そういった類のものを「性的に興奮するシチュエーション」として描かれることだ。

私も別に爽やかな恋愛けが性的コンテンツとして正しいなんて思ってない。

浮気だとか隠し撮りだとかそういったシチュエーションテーマにしたオカズマスターベイションをすることだってある。

だが、その中で支配欲と性欲結びつけるのが素晴らしいと考えているような描写が出てくると一気に気持ちが離れてしまう。

世の中の多くの人はどうしてこんなにも性欲と支配欲が当たり前に結びつくと思っているのか。

相手自分の思い通りにコントロールすることに興奮する気持ちは分からなくはない。

蟻の巣に水を流して慌てふためく様子を観察したことぐらい私にだってある。

だがそれによって性的に興奮することはなかった。

思うのだが、支配欲と性欲の結びつきが過剰に強い人達というのは性的ものを規正されすぎたのではないだろうか。

彼らにとって性的ものは悪いものであり、悪いことが出来るのは相手支配した時であり、その2つのシチュエーションが結びついてしまったのではないだろうか。

エッチな本を親に隠れて読むとは親を出し抜いた時であり、クラスメイトスカートをめくるのは格下の相手自分欲求押し付ける時だ。

なにより今の世の中ではスケベなものが恥ずかしいものとして扱われている。

それはつまり、スケベなことをするというのは相手に恥ずかしいことをさせること、辱めることへと結びきがちであるということだ。

そうやって少しずつ「性的な場面」と「自分欲望環境押し付ける場面」が結びついてゆく。

気づけばいつしか支配したいという欲望性的欲望を、性的欲望支配したいという欲望を連れ動くようになっていく。

刷り込み学習というわけだ。

やがて世の中には無数の支配欲と性欲の結びついた人間が溢れていく。

痴漢というシチュエーションに対して「嫌がある相手に無理やり行為を迫る」という興奮を覚えてしまうような人種が。

彼らが一部の特殊性であるという自覚を持って行動してくれるならいいが、どうも人数が多すぎて大手を振って暮らしているようにみえる。

これは実に迷惑だ。

イケメンといえば福本伸行アカギのような細長くてやたら体の尖った人間だと思いこんでいる連中や、とにかく女の胸がデカくて男のチンコデカイことがエロさとして優れていると思い込んでいる連中のように自分たちこそがマジョリティであると言い張るあの態度。

実に気味が悪い。

予備動作もなくゲイポルノスカトロジーを表向きそうとは分からない作品にいきなりぶっ込むことを躊躇しない輩の配慮の無さ、それを一般向けの作品でもやってみせようとする連中の常識の壊れぶり。

それがどうしようもなく鬱陶しくてアレルギーのような反応が起こるようになってきた。

勘弁してくれ。

誰もが支配欲と性欲が結びついてなんてない。

子ども自体に聞かされた性的ものを恥ずかしいと思えという杜撰教育方針をいつまで引きずって、相手自分が辱められることこそが性的行為なのだ思い込み続けるのをやめろ。

少なくとも、それは一般的な性癖じゃない。

また、一般的な性癖じゃないことを自慢気に語って面白いと思うのは、自分嘲笑せることでしか承認欲求を満たす手段を知らない哀れな底辺掲示板の住人ぐらいだと知れ。

2022-05-27

❌男同士はケアしない ⭕ネットにいる孤独男性がそういう輪に入れないだけ

男同士はケアしないってる男、学生時代ろくに友達がいなかったぼっちだろ

YouTubeを見れば学生時代友達と仲良くケアしあってる男グループなんていくらでもいるとわかる。お前の学生時代クラスメイトだってケアしあってるんだよ。不良ヤンキーから灘、東大などのエリート集団陽キャから陰キャまでまんべんなく存在してる。

ナンパ師になるなど性依存で病んでる場合のように女なら見捨てるだろうなってパターンでも男友達からこそケアできてる例も多数。

男同士は確実にケアしあってる。ぼっち孤独から知らないだけ

動物性脂肪好き嫌いを直さないといけない理由

あったら本気で教えてほしい。

真面目に考えた結果、無いと思ってるから

息子(小2)は小さい頃からバターマーガリンマヨネーズとかの脂の味が嫌い。肉も、脂身の味が嫌いでいつもそれ以外のところだけ食べて残す。ステーキとか生姜焼きみたいな一枚肉なら先に剥がしてる。鶏肉は皮の味を気持ち悪がって嫌うからうちではいつも皮なしかささみを買ってた。

先日、小学校の連絡帳に担任教師からクレームを書かれた。息子が給食唐揚げの鶏皮だけを剥がして残し、捨てようとしたらしい(肉は食べた)。

息子は「給食唐揚げは皮がついていて、皮を噛むと油の味で口いっぱいになってまずいから嫌い」と主張したそう。

以前から好き嫌いをするため指導しているが改善しないという趣旨の事も書かれ、息子が「好き嫌い」したという物を見てみると

マヨネーズ(個包装)を残した

マーガリン(個包装)を残した

豚肉の白い脂の部分をスプーンでちぎり取って残し、捨てていた

スパゲティベーコンを残し、捨てていた

揚げ餃子や揚げ春巻き、マヨネーズで味付けされたマカロニサラダを他のクラスメイトに食べさせていた事が分かり、指導した

…でも、これ、食べられなくても一切問題なくない?

脂質は全く受け付けない訳ではなく、オリーブオイルがかかったサラダとかは普通に食べてる。ナッツ類も好きだし、回転寿司に連れて行った時はサーモンハマチアボカド、しめ鯖なんかの脂っぽいネタも美味しそうに食べていたから肉類の脂特有のねっとりした味が駄目なんだと思う。マヨバターは多分ダイレクトに油の味がわかるのが嫌なんだと思う。だからきちんと食べられる脂質もあるにはある。

から連絡帳の内容は完全無視で家で息子に脂を食べなさいって指導は何もしなかった。

もし野菜や魚が嫌いって言ってたらもちろんちゃんと食べなさいって言ってたと思うけど、バターマーガリンマヨ脂身嫌いでも別に人生困らなくない?

何なら今時は健康の為にオリーブ油ココナッツ油を摂って動物性脂肪をやめようとか揚げ物やバターマーガリンから油脂類を摂らない食べ方が推奨されてて、どうせ後から「食べるのやめましょう(控えましょう)」ってなるんだから、それを今から嫌いなことに一切問題を感じない。

夫にも見せたけど「嫌いな野菜がない時点で子供の頃の俺より偉いから気にしなくて良いでしょ」って笑ってたわ。

2022-05-25

anond:20220525202111

夢精で済ませばいいよ。

実際、可能性としては「性欲は結構あるしムラムラするけど、逆に理性を高めて邪心を抑える」って方法も、ないとは言い切れないはず。

今までAV蒼井そらとかを見て抜いていた連中が同級生や同僚をオカズオナニーする機会が増えていくんだぞ?

同級生って未成年も想定しているだろうか。イマイチ自信がないが現時点の個人的理解では、尊厳の考え方は、クラス全員の男にヌード写真が出回るのと、クラス全員が彼女の裸を妄想して自慰するのは、実質的には変わらない、とすると思う。

中学校先生性教育で生徒の質問を受けたとします。

マスターベーションって具体的に何を想像して行えばいいんですか?」

——…クラスメイトの女子でいいですよ、って答える教師は皆無でしょう。

性的もの自分の周りに現れることを嫌う人達からすればデコイとなってくれるようなエロ創作物との関係水魚の交わりみたいな所さえあるんじゃないのか?

男性の性衝動のあり方が、現状のままで動かせないと仮定すると、そうなる。

バランスを取るために何かが受け皿にならなくちゃいけない。

でも、もし性欲を別の活動昇華する選択肢があるとしたら?

あるいは、実は子どもの頃から性加害を煽るような文化に囲まれてきたために、恋人以外に眼差しを向けるのに慣れきって—— 増長しているのだとしたら?

実験可能だ。

どちらがより事後の性欲が高まるだろう?

元増田さんは混乱しておられるようだけど、私も強い衝撃を受けてる。それだけ衝撃の大きい状況にある。そんな中で内省考察を促す問いかけは、とても重要で意義深いと感じますいいね!

三角関数のことでイキイキしているインテリを見ていると

中学とき、体育の授業でサッカーやるってなったら急に仕切りだすクラスメイトを思い出す。

2022-05-18

過保護水着は良くないと思うぞ

https://togetter.com/li/1888551

最新のスクール水着をみて絶句した…

オレの学生時代だった頃もう既に、露出を避けようと丈が長くなる傾向になっていた。

いつかは止まるだろうと思っていたが、まさかここまで身体ラインを隠したがるとは。

コメント欄によると、



ラッシュガードって、プールサイドで腕を怪我した事あったか? いや無い。ガードする必要はないはずだ。日焼け防止なら日焼け止めクリームを塗ればいい。脚も顔も保護できる。

なぜ、長袖にこだわるのか。その本音はやっぱり恥ずかしいからでしょう。

注意深く考えてほしい。ロリコンからと言って無遠慮に視線を投げかける訳じゃないし、クラスメイトの体毛イジリもぽっちゃりしている男子へのいじめも、スク水過保護化する事では、

一切解決してない。

最近の人気記事を思い出してくれ。“社会の歪み” 問題を提起した良記事だ。

ヘアドネーションという罪。「いいこと」がもたらす社会の歪みについて | ランドリーボックス

ヘアドネーション善意で行われているのに疑いはないが、そこには多数派が少数派に圧力を掛けて、多数派に合わせるコストを薄毛の人たちに負わせてる側面がある。

オレが近ごろ主張してる、「女子ニュースキャスターVTuber にすればいい、っていう考えは大間違い」にも通底する。男性ニュースキャスターに比べて女性ニュースキャスターは、美人だとか、スタイルがどうとか言う邪悪基準ジャッジされてしまいがちだ。でも、「だから VTuber雇用して完ぺきな見た目を与えれば、VTuber の人気にもあやかれるしwin-winだ。」…という考えは短絡的にすぎる。

逃げ場を与えて満足するのは、社会の歪みを助長する。

恥ずかしさの問題から目を背けて、ただ隠すのを当然とするだけでは、事態はより悪化するだろう。

なぜ、恥ずかしい? 人々は時代が進むにつれ昔より恥ずかしく感じるようになってないか? 恥ずかしさは一体、どこからくるんだ?

anond:20220518122359

30代半ばだがハピマテオリコン3位に入ったことも知らんぞ。n=1だが。

マガジン連載だから流石にねぎマは知ってるが。

そもそもインターネット自体ヲタクがやるもの」ぐらいの空気感だったのに、アニヲタ界隈の祭りなんて知るわけないだろ。

当時は子供だったから何も感じなかったが、クラスメイト全員が先生に恋をするハーレムとか、普通に気持ち悪いよな。その先生子供とはいえ

今はゴリゴリアニヲタから差別感情とかは別にないが、内容からしたら、そりゃあ、無くなって欲しいとか言われるわ。

2022-05-13

将来のために頑張りたくない

それなりに真面目に生きてきた、と思う

融通が効かない性格と言えるかもしれない

小中高と「将来のために、将来楽に暮らせるように、今努力しよう」と頑張ってきた

だけど、志望した学部には入れなかった

理由は単純、私には能力が足りなかった

それでも、堅実に生きていこうと大学に進学した

大学にはさまざまな人がいた

みんなすごく楽しそうに生きていた

そんな人たちと関わっていくうちに、私はふと気づいてしまった

「将来のために将来のためにって、いつまで努力しなきゃならないの?」って

やりたいことも遊びたい気持ちも抑えて努力してきたけど、結局夢は破れてしまったし

「将来のために」といって今を犠牲にすることに、どれだけの価値があるのか、私には分からなくなってしまった

極め付けはクラスメイトの死だった

私が大学に入ってしばらくした後、高校クラスメイトが亡くなった

私よりも真面目で能力があって、周りからの人望がある可愛い女の子だった

彼女は、すごく理不尽逆恨みで殺された

なんかそれで、どうでも良くなってしまった

明日生きてる確証もないのに

報われる確証なんてないのに

今やりたいことを我慢してまで「将来のために」と頑張ることが出来なくなった

社会人になった今は、ほどほどに生きてる

無理のない範囲で、ほどほどに

多分、子供の頃の私が見たら、めちゃくちゃ怒ると思う

「こんなのになるために頑張ってるんじゃない!」って

まあでも、それでも良いか最近思えてきた

やりたい趣味をやって、会いたい人に会って、今を生きることができているか

2022-05-12

anond:20220512144601

クラスメイトのKに自分の持ち物真似されてそういうのやめてよって言ったら

え~犯罪じゃないし変なこと言わないでよ!って言い返されて

マネッコするからクラスから嫌われてるのに、せんせ~~~○○ちゃん達が私のことハブるんです~~

って学校中に言いつけて、全然クラス内のことしらない大人たちがよってたかって

Kをはぶるなんていじめだ!ってまねっこされた女の子を殴ってる図式だけど

これをわからないなら本当に社会性無いと思う

2022-04-30

親友との出会いと別れ、再会、それから

幼少の頃、俺には親友がいた。


そいつ出会ったのは幼稚園の年長の時だ。

俺が通っていた幼稚園そいつ転入して来た。俺たちはすぐに仲良くなった。

未熟児早生まれだった俺は人一倍体が小さく、何をするにも周りに遅れを取っていた。いじめられることも多かった。

そいつはそんな俺にいつも付き合ってくれた。何をするにも二人一緒だった。


幼稚園卒業し、俺たちは同じ小学校に進学した。

一緒に行った入学式。校門で一緒に写真を取り、二人でドキドキして列に並び、名簿を見た。

俺たちは同じクラスだった。


学校では毎日一緒に校庭を走り回った。

放課後は補助輪の取れたばかりの自転車を漕いで、お互いの家を行き来した。

家に遊びに行く前には必ず電話をした。

当時は携帯電話も無かった時代だ。きっと電話の前で待っていたのだろう。

電話をかけるといつもすぐにそいつが出た。


「今から行っていい?」「いいよ、早く来てね!」


そいつの家は商社の社宅だった。

社宅の庭で、よくボール投げをした。縄跳びをした。鬼ごっこをした。かくれんぼをした。

夏休み、一緒ドラゴンボール映画に行った。二人で特典のジャンボカードダスを片手に、20円のカードダスを回した。

集めた「キラ」を見せあい、自慢し合った。


ある時、そいつの家で、そいつの兄が持っていたドラクエ2をやった。

まだ小学校2年生になったかならないかの頃だ。あの難しいゲームを進められるわけがない。

どうすればいいかからなくて困っていた時、なんとなく俺が言った一言


「その緑のやつ話しかけたら仲間になるんじゃない?」


知っていたわけじゃない。ただの偶然だ。

でもその緑のやつ、クッキーという名のサマルトリアの王子は本当に仲間になった。


「すげー!」「なんでわかったの?!」


俺は仲間になったこと、役に立てたことが嬉しくて泣いてしまった。



2年生の夏を過ぎた頃、残念そうな顔をした親から告げられた。

そいつが転校するということを。行き先は海外だということを。帰ってくるのは6年後だということを。

俺は泣いた。嫌だと喚いた。7歳の子供にとって、6年は永遠に近い時間に感じられた。


冬になり、最後の思い出作りに、お台場船の科学館に行った。

俺とそいつは手をつないで館内を回った。楽しかった。もうすぐ会えなくなるなんて信じられなかった。

船の舵の前で、2人で一緒に写真を取った。それは宝物になった。


3月になり、ついに別れの日が訪れた。

俺は成田空港まで見送りに行くことになった。

初めて乗る始発の電車ガラガラの席に2人並んで、いつもと変わらない話をした。

どうか着かないで欲しいと願いながら、やっぱり行かないと言って欲しいと願いながら。

そんな子供の願いは当然叶うことはなく、電車はすぐに終着駅に着いた。


バイバイ」「手紙書いてね」「6年後絶対会おうね」「約束だよ」


窓の外、そいつを乗せた飛行機はすぐに見えなくなった。



5年生の頃だ。

俺には障害のある伯母がいる。障害は軽度ではあるが、少し言葉不自由だ。

クラスメイトが、その伯母の口真似をしだした。

俺は子供ながらに、これは絶対に許してはいけないことだ。人として怒らなければいけないことだ、そう思った。

そして口真似をされたら、瞬間湯沸かし器のように怒り、殴りかかった。


当時の俺は学年で一番体が小さく、力も弱かった。

殴りかかられても怖くもなんともなかったのだろう。皆面白がって伯母の口真似をするようになった。

その度に俺は泣き、顔を真っ赤にしてそれを言ってきたやつらを追いかけた。


親には言えなかった。泣いて帰って来ても、「チビと言われた」と嘘をついた。

その時自分を庇い、寄り添ってくれるような友人は一人もいなかった。


俺は思った。そいつが、親友がいればこんな辛い思いはしなかったはずだ。

泣いている俺に寄り添ってくれたはずだ。皆に止めろと言ってくれたはずだ。

だって俺たちは親友なのだから


そいつから手紙が届いた。手紙にはシールが同封されていた。

シールにはにっこり笑ったイラストプリントされていた。

俺はそのシールを、当時自分にとって一番大切なものだったスーファミ本体に貼った。

なんて返事をしたかは覚えていない。



時は過ぎ、中学2年生になった。

あの別れから6年後。ついにそいつが帰ってきた。同じ学区内。同じ中学校だ。


その頃はもう周りも悪いことだと気づいていたのだろう、伯母の口真似をされることはなくなっていたが、

鬱屈とした気持ちが収まることはなく、人から向けられる悪意に敏感な人間になっていた。

俺は早く親友会いたかった親友と再会すれば、きっと俺の味方になってくれる。

あの頃のようにまた楽しい毎日が戻ってくる、そう思っていた。


始業式の日、ドキドキしながら学校に向かいクラス分けの名簿を見た。そいつと同じクラスだった。

始業式が終わり、教室に戻った。そいつはそこにいた。

教師からの紹介が終わり、下校の時刻になった。俺はそいつのところに行った。


「久しぶり!!」「久しぶり!!!」「やっと会えた!!!!」


俺たちは手を取りあって6年ぶりの再会を喜んだ。


だが、俺のそいつに関する思い出は、その場面が最後だ。



俺は、帰国した後のそいつの家がどこにあったのかを知らない。

どんな音楽を聴いていたのかを知らない、どの野球チームが好きだったのかを知らない。

休日服装を知らない。どこの高校に進学したのかも知らない。

そいつが誰と仲が良かったのかも知らない。いや、どうしても思い出せないんだ。


そいつは昔とは変わっていた。カッコつけたがりで、帰国子女であることを鼻にかけ、

スクールカースト上位グループに絡みたがるような痛々しいやつになっていた。


そいつ部活も同じテニス部に入った。俺がいるから入ったと、初めにそう聞いたような気がする。

俺は部活に熱心では無かったが、それでも何回も一緒に練習しているはずだ。

一緒に他校に試合に行っているはずだ。一緒に合宿に行っているはずだ。

でも俺にそいつと話した記憶は、笑いあった記憶は、共に時間を過ごした記憶は、一つも残っていない。


何故そうなってしまったのか。拒絶したのはどちらだったのか。

俺は当時、歩み寄らなかったのはそいつだと思っていた。自分気持ちはあの頃から変わっていないと思っていた。

でも本当は拒絶したのは俺だったのかもしれない。変わってしまったのは俺だったのかもしれない。

いけ好かないやつになってしまった、そう思うことで自分プライドを守っていたのかもしれない。


俺の部屋の、そいつから貰ったシールが貼られたスーファミは、その頃にはもうプレステに代わっていた。



つい先日の話だ。登録しただけで何も書いていないFacebookに気まぐれにログインした。

そいつ名前を見つけた。そいつも何も書いていなかった。

友達申請ボタンは押さなかった。


俺はそいつ小学生時代を共に過ごしたかったんだ。

ドラクエVをやって、隠し部屋のヘンリーを見つけて、「あいつ仲間になるんじゃない?」って言い合って、

そして人生で一番辛かったときに、そばにいてほしかった。俺を救って欲しかった。

そうして育んだ絆の上になら、きっと「それ以降」が続いたはずなんだ。



今でもドラクエで誰かが仲間になった時の音楽聴くと、少し涙が出そうになる。


「あの緑のやつ、話しかけたら仲間になるんじゃない?」「すげー!」「なんでわかったの?!」


俺には幼少の頃、親友がいたんだ。


2022-04-28

anond:20220428145456

クラスメイトとの手紙のやりとりで

字が汚いと仲間はずれにされる厳しい社会に生きてるんだ

2022-04-27

エロくある v.s. エロくみる

自分からエロくあるのと、他人勝手エロく見て消費するのと。

ふたつの違いが本気で解らん。

本人が望んでエロく見せている・あるいは見せていないファッションがあって。

周りに、エロ目線で見ている・またはエロ目線で見ていない人がいる。

でも、服の上に「エロくしてます」ってラベルが貼ってあるわけじゃない。

「私はエロく見せてます」って明言してるわけでもない。

現代日本価値観では、「セクシーな格好ですね?」と聞くこともできない。

中学校卒業アルバムに、クラスメイトデフォルメした絵を描いた。

デフォルメなので、目は強調してある。鼻は省略した。当然、胸も写真とは違う表現になっている。

かに、「これ、エロ過ぎるんじゃないの?」と言われた。

果たしてエロく見せたのは絵師の俺なのか。

それとも読者の彼女勝手エロく見たのか。

どうやって判別すればいいんだろう?

ここに、ある女性がいる。

今日は「私はいま、エロくある」と主張する。

次の日に、まったく同じ格好で、「私はいまは、エロくない」と主張する。

・・・彼女エロくあったり無かったりしているのだろうか?

もし、どう「思う」かでエロさが変化するならば、主体的エロさは、服飾メーカーが手出しできない概念だ。着る服の調整では、主体的エロさはなんら変化しない。本人の心の問題となる。

「思う」ことでエロさが変わらないとするならば、エロさは客観的な見た目に依存する、という事になる。ほとんど何を着てもエロくない人が存在し、逆に何を着てもエロい人が存在しうる。

anond:20220427212429

学校書道の授業とか、クラスメイトとか、同僚とかで字が綺麗な人をみてきたけど、みんな一様に豪胆で思い切りの良い性質(書字以外の行動や言動は雑にみえるくらいの)だったやで(o´・ω・`o)

2022-04-26

原因不明うつ病になった

幼い頃の記憶を思い出すと、結構頑張ってた思い出が出てくる。

荒れた地元から抜けだしたくて、中学受験のための勉強に明け暮れた小学生時代。(受験半年前に父がリストラあい経済的な余裕がなくなり公立中へ進むことになる。

それをきっかけに家庭は崩壊、母は父に「毎日ハローワークに行け」などと言い、母方の祖母は「死んで償え」と父を執拗に責めた。もう既に亡くなっていた父方の祖母遺影を蹴っ飛ばし、何度も父の前で踏んづけて見せた。その後父は母方の祖母のお望み通り、自殺した。)

吹奏楽部に入り、夏休みコンクール前には朝から晩まで練習、それでも力及ばず銀賞(吹奏楽コンクールにおける銀賞は全然上手くないことを意味する)だった中学時代

部活引退猛勉強をして偏差値60くらいの第一志望の高校合格。両親共偏差値40くらいの学校に通っていたので個人的には上出来だと思っている。

自分の要領の悪さを自覚した高校時代

ギリギリ合格したこともあり、結構頑張って勉強しても全然平均点に届かない。

部活には入らず、バンド活動にのめり込んだ。

学校に行って、放課後バンド練習、夜は塾に通った。

部活に力を入れている学校だったので、頻繁にクラスメイト全国大会のために授業を休んでいた。

自分自分なりに頑張っているつもりだったが、「全国大会出場」という大きな功績を残せないことが悔しかった。

大学受験センター試験で大失敗したので大幅に受験校を変更することになってしまったが、受験した学校は全部受かった。

公務員になってほしいという母の希望から法学部に決めた。

父が亡くなったとき保険金で、無事大学に進学できることになった。

もちろん授業はちゃんと出ながらだけど、高校時代の悔しさを晴らすべくサークル活動に打ち込んだ。

音楽系のサークルに入り、全国大会に出場した。

サークル引退後はスナックアルバイトをして100万くらい稼いで、自動車学校費用と、学生特例で猶予してもらっていた年金の支払いに充てた。

就職活動完璧だった。

結局、公務員志望だったが民間に切り替えた。

半年くらいはスケジュールほとんど空きがないくらい、インターン説明会面接の予定を入れた。

大手ばかり10から内定が出て、その中でもいちばん人気の企業に入ることにした。

社会人生活が始まった。

シンプルに何で私ここ入れたんだろうと思った。

圧倒的に顔採用だし、学歴フィルターもあったし、同期のほとんどは体育会系サークル出身だった。

顔も学歴自分が明らかに最下位だし、運動経験もない。

同期から軽くいじめられた。

研修が終われば関わりがなくなるしと思って泣きながら会社に行った。

1か月の研修はなんとか乗り越えた。

地獄は本配属が始まってからだった。

初日の朝から指導係に「お前は人の顔色を伺っている」という理由で泣くまで詰められ、「泣くなら帰れ」と言われた。

指導から、一切の仕事を教えてもらえず、一日中罵倒される日々が続いた。

化粧をしないで会社に行った日があった。

疲れすぎて化粧をする気力がなかった。

家を出るときに、母に「化粧できないほど辛いってアピール(笑)」と言われた。

会社ではマナーがなってないと支社長直々に叱責を受けた。

辞めたかった。

30代になったら年収1000万になるらしかったけどそんなのどうでもよくなるぐらい辞めたかった。

全身が原因不明の痺れで常にビリビリしていた。

指導から毎日一切仕事のことを教えてもらえず、「お前って本当に日本語が通じないよな!」と言われた日、会社廊下で声を上げて泣いてしまった。

翌日、支社長に辞めたいです、辞めますと伝えた。

入社からたった3か月目のことだった。

人生終わったね」

会社を辞めることになりました、と母に伝えたらそう言われた。そうだと思った。特に反論はしなかった。

ハローワーク仕事を探した。

ハローワーク相談員に「絶対ADHDだと思う、じゃなきゃこんな無能なの説明つかないよ」と言われたので、精神科に行き、発達障害検査を受けた。

結果は、平均よりIQは少し高いので知的障害可能性はありません、「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」も平均的でばらつきはありません、得意なことと不得意なことにやや差がありますが、発達障害とはいえないとのことだった。

次の就職先はすぐ決まった。

デザイン事務所でのデザイナー(未経験)として採用された。他県での仕事だったのでここで初めての一人暮らしが始まった。

デザイン使用するAdobeソフトの使い方を必死で覚えた。

業界残業死ぬほど多く、指導から性的な内容の気持ち悪い手紙をもらい、社長から「雇って失敗したな」と直接言われた。

でも仕事の内容は誰かに聞けば教えてもらえたし、やりがいがあって楽しかった。

疲れて帰ってきた日は何も食べる気になれず、あばらが完全に浮き出るまで痩せた。

そういうのもあったのか、2年目のひどく暑い夏の出勤途中、倒れた。

実家に帰ってきて休職した。

人事から「戻っても腫れ物扱いだよ」と言われていたし、復職してちゃん健康的な生活が送れる気がしなかったので、3か月休職して辞めた。

次の職場簡単に見つかった。

実家から通える距離で、また別業種である

人間関係は良好、定時で帰れる、仕事内容も楽しかった。

なのに、働き始めて2か月でうつ病になって休職した。

全く、本当に全く原因が分からない。

休職直前、誰からも何も言われてないのに涙が止まらなくなったり、背中がすごく痛くなったりした。

やっと落ち着いて働けそうなところを見つけたのに、休職してしまった。休職期限が来月に迫っているが、全く回復の見込みが無いため、退職予定である

今日実家でぐったりしている。

疲れが永遠に取れない。

頑張れなくなってしまった。

2022-04-25

anond:20220425220022

自分学生の時その状態だった

クラスメイトだけでなく後輩やはては教員にまでいじめられる毎日

こいつらと縁を切るということだけを励みに生きてきた感じ

正直俺の場合はそこで人生観狂って人を信じられなくなった

世の中の見方もかなり歪んだと思うし今変えるのに苦労してる

からできることならその職場とは早く縁を切って、一緒に働きたいと思える人がたくさんいる環境に移ったほうがいい

大変だと思うけど…

anond:20220425185020

歴史にもしはないとはいうが、もしそのとき増田があったらその存在が耳に入ることあったと思う?俺には増田についてクラスメイトが話す情景を想像できない。ここで話してる話題小学生の関心と合わなさすぎだろうから

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