「キャラメルリボン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: キャラメルリボンとは

2022-06-01

女を好きな女であること

数日前、ドラッグストアコンドームを探しまわった体験録を書いた悲しき24労働者です。

https://anond.hatelabo.jp/20220528225125

勢いに任せて書き殴りろくに推敲もしないままインターネット大海へぽいと投げてしまったものの、なんだか恐ろしいことをしてしまったような気がして翌日こわごわ匿名はてなを開いたところ思いの外たくさんの方に読んでもらったようで。コメント見ました。全部見ました。匿名はてなを覗くとき匿名はてなもまたこちらを覗いているのだ。

サガミオリジナル0.02Lサイズはやはり男のプライドなんでしょうか。白状するとさっぽろ時計台と書きながら思い浮かべていたのはテレビ塔のほうで普通に脳内変換ミスでした。長文乱文すみません、いやほんと、長いっていうのがいちばん多かった。す、すみません

いやー、なんだかみんなおんなじ文章読んでるはずなのに気になる部分が全員違うって、そりゃそうなんだけど不思議なことだなあとブルーライトが眩しい液晶の前でうっすら笑みを浮かべながらスクロールに次ぐスクロールをしていたら。

「今好きな女の子がいて、のところがスルーされてるのはなぜ? 何度も読み返した」

さすがデュオ

俺たちが見逃してしまうことに平然と気がつく!

そこにシビれる!憧れるゥ!

女を好きな女の話をしましょう。

えー、いま現在わたくしは好きな女の子がいます。付き合ってはいません。思いを伝えてもいません。

わたしにとっては好きな女の子、向こうにとってはわからない。お互いにとっては毎日LINEをする友達

仕事が終わらないだとか、三谷幸喜は血も涙もない脚本を書くねとか、コナンが外出するとそれだけで人的及び物的被害が多発するから彼は名探偵になるよりも早急にお祓いを受けたほうが世のため人のためってやつだよねとか、そんなくだらないことをつらつらと話すだけだけど、それで結構満足している。

LGBTというアルファベット4文字がだいぶ世間に浸透し、昨今なにかと話題のセクシュアル・マイノリティ。いや別に話題になろうがならまいがわたしが女を好きな女であることに変わりはないのだけれど。まあ言語でもって共通認識があったほうが話が早いのは確かな人間社会

わたし男の子女の子も好きになる女なので、所謂バイセクシュアル女性というやつにあたるんだろうなとふんわり思っている。

なぜふんわりかというと、実のところ自分のことを「女が好きな女である」と自覚したのがわりに最近、ここ数年のことだから。石のように揺るがない確固たる意志だとか、テコでも動かんぞ!というがんとした姿勢でもって「好きだ!」というのではなく「いやまあ好き……っすね………」みたいな感じ。

自分のことを定義付けできたのは大学生になってから女の子への初恋中学生とき。憧れの先輩がいた。

週に一度、習い事のためにいつもは乗らない電車に乗るときが、部活も学年も帰り道も違う先輩と2人きりで話す唯一のチャンスだった。

容姿端麗・頭脳明晰運動神経抜群な先輩は地区いちばん頭のいい高校合格した。卒業式の日、制服ボタンを貰った。翌年同じ高校入学した。廊下ですれ違うたびに手を振ってくれる先輩が眩しかった。先輩みたいな人になりたい。憧れの存在だった。

ただ当時のわたしアイドルの嵐がめちゃんこ好きだったり、仲の良いクラス男子定期テストの結果を競い合って負けたらサーティーワンアイスを奢るために一緒にショッピングモールに遊びに行ったりと、まあ、なんだ。傍目から見たら普通に男子が好きなんだなあという感じだっただろうし、自分でも男子が好きなんだなあということは疑いようもなかった。

ただ一方で、じゃあこの先輩への説明のつかない気持ちはなんなんだという疑問が胸の奥ーーのほうでキャラメルリボンのようにぐるぐる渦巻いてもいた。

実際サーティーワン男の子からサーティーワンの帰り道に付き合ってほしいという申し出を受けた。素直に舞い上がった。けど、高揚のままによろしくお願いしますとシェイクハンドしてしまうのは、なんか、なんか違うよなと思った。

「ごめん」のひと言を伝えるのがやっとのわたしに、サーティーワンボーイは

「おっけ。次のテストも負けねえから」と爽やかに返してくれて、それが告白されたことよりも嬉しかったのを覚えている。

アイスの冷たさが沁みる季節も過ぎて、短い秋をのんべんだらりと過ごしていたある日。地元図書館で本を貪り読んでいたところ、雷に打たれたような衝撃を食らった。

それは少女小説マリア様がみてる」との出会いであった。まじ、衝撃であった。

マリア様がみてる通称マリみてとの出会いわたし恋愛観を180度どころか900度くらい変えた。まじ、根底からひっくり返ったのち勢いそのまま何周かした。わたし精神世界さながらセカンドインパクト後のような様相であった。信じられん存在感をもってして、わたし世界を一夜のうちに変えてしまった。

お、女の子のこと、好きになってええんか……。

先輩への憧れを、尊敬とか思慕とかそういう言葉もやもやっとさせなくてもええんか……。

近付きたいと思ってええんか……。

まじか…………。いや、まじか…………。

もう、絶句であった。

クラスメイトたちがせっせと次の定期試験に向けて勉強しているさなか、わたしはただひとりマリみてを読み漁った。とりあえず全巻読破した。

まじか。うわー。まじかー。

マリみてを読むことに全ての力を注いでいたためサーティーワンボーイとの賭けには再び負け、今度は購買のパンを奢らされた。苦手な物理では赤点を取った。けれどもそれらはマリみての前では些細すぎる出来事だった。

まじかー。

この「まじかー」という思いを3年間引きずったまま、けれども先輩との距離をそれ以上縮めることもできずに、先輩が卒業したあとは何事もなかったかのような顔をして男の子と初お付き合いをしたりしてわたし高校生活が終わった。

大学入学後、興味本位クィアに関する講義をとった。

マリみてどころの騒ぎじゃなかった。

天変地異天地開闢サードインパクト

盆と正月クリスマス創造神破壊神がいっぺんにこの世にやってきて世界をめちゃくちゃに踏み荒らし、亡き者の命を弔い新たなる生命誕生を祝福し、一筋の光を灯しては消して灯しては消して「じゃ!あとは自分で頑張って!」と言って帰っていった。

まじ、衝撃であった。

セクシュアリティ、多様な性、LGBT性別二元論エトセトラエトセトラ。それらすべての言葉や考え方が、自分がどれに当てはまる当てはまらない関係なく、誰もかれもに関係する言葉であるのにも関わらず、わたし過去18年間何ひとつ知らなかった。

ただ己の直感のみで生きるしかなく、その直感の中に「もしかしたら女の子が好きかもしれん」というものがあり、がしかし、なまじ男子も好きになるがゆえに「いやいや、まあそれとこれとは違うっしょ」という感じで奇跡的な気付きに雑に蓋をしてしまっていたのだった。

せめてマリみて読んだときもう一歩踏み込んでおけば!

と思わないでもなかった。

でも、じゃあ仮に高校時代に「女を好きになる女」みたいなことを調べたとして、わたしが先輩に何がしかアプローチすることはあったのか?先輩後輩の均衡を最後まで崩さなかったのは紛れもなくわたし選択肢ではないのか?

どうしょもないIFすぎる問いを抱えたまま、とりあえず次に好きな女の子ができるまで、何事も何事もなかったムーブで過ごそうと決めた。

ただ、ちょぴっと知識を得たことで、わたしの「普通」がちょぴっと変わった。

女を好きな女であることをことさらに全面に出すこともなく、かといって、押し込めるわけでもなく。普通に男の子とも付き合うし、好きになったら女の子にも普通にアプローチする。だって好きなんだもん。別にいいじゃんね。

クィア講義を受け持っていた先生は、セクシュアリティ個人的もので、そして流動的なものでもあると言っていた。わたし結構この言葉が気に入りだった。

個人的ものわたしだけのもの。流動的なもの。変わってもよいものわたしのものから、変わったって変わんなくなって、誰に文句を言われる筋合いはない、もんもんとしたときは、そういうものわたしの体の中心にすーっと通っていることを思った。

その「すーっ」を思う効能は、何事も何事もなかったムーブよりもはるかに効き目があった。

いま好きな女の子に対して、踏み込みたいという気持ちが無いわけではない。そりゃ好きだからな。

2人で遊ぶこともある。今度は旅行しようねと話してる。

舞い上がらないわけがない。でも彼女が少なからわたしを信頼してくれているのがわかるから、それを壊すようなことはできないなーと、綺麗な横顔を見ながら思う。

わたしにとってわたしセクシュアリティわたしだけのものであると同時に、彼女にとってのセクシュアリティ彼女だけのものであり、そんでもって関係性というのは両者で作るものだ。お互いを尊重したうえで変容を求めるなら変容を、現状維持なら穏やかに関係を続けていけばいいのだ。

で、わたし別に彼女に「わたしは男も女も好きです!」みたいな宣言したことはない。ので彼女は多分知らないと思う。言うならきっと、女だとか男だとかではなく。必要なのはあなたが好きです」というただひと言なんだと思う。で、わたしはまだ思いの丈を伝える覚悟がないから言わないだけで。

ていうか別に宣言とか、しないよね。なんかセクシュアル・マイノリティばかり言う言わないうんたらかんたら色々ありますが、

言う人もいる、言わない人もいる。

わたしのように匿名ツールでなら言えるとか、ざっくばらんな恋バナをする友人には言えるみたいな人も、いや家族職場に言います、という人もいるだろうし。本当に、人それぞれ。その人だけのもの個人的もので流動的なものから

からこう、ネットでも現実社会でも、まじかーまだその段階かーみたいな発言やら意見やらを見かけることは多々ありますが、知識を得た今ならそういったあれこれ全て、わたし個人的ものを傷つけたり揺るがせたりすることはできないのだよ、と自分に言ってあげられる。ただ、中高生のころのわたしのように、じゅうぶんな情報知識アクセスできない若い子たちが不用意に傷ついていないか心配しているよ。ていうか本当、いちばんはそこだよね。

長々書いたけどとりあえずマリみて読んで世界5周半くらい回してきてください。

2022-03-01

★ぷーちん・ぷぷ・ぷーちん

あいあいらぷーちん

ぷーちん・ぷぷ・ぷーちん

あいあいらぷーちん

チョコパイ

チーズケーキ プリン ア・ラ・モード

まっしろバニラキャラメルリボン

洋なしタルトに 横目で 気になる

本日ケーキモンブラン

約束した ばかりの ダイエットだけど

なかった ことにして やぷーちん

から次に 目移りしちゃうけど ダメ

全部たのんだら アンビバぷーちん

たくさん Menuの 中から

(ぷ・ぷ・ぷ・ぷーちん えらぷぷーちん)

いちごパフェのんだの

(ぷ・ぷ・ぷ・ぷーちん よろこぷーちん)

☆まるで 幾千の きらめく 流れ星

たった ひとつだけ めぐりあう みたいに

あなたに こうして せっかく 会えたのも

偶然じゃないわ ひとみ そらさないで

★くりかえし×2回

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん