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はてなキーワード: 看板とは

2018-04-15

anond:20180415140325

旅行別に荘厳な景色を見なくても楽しい

普段町中を歩いてて新しい建物が建ってたり知らない花が咲いてたりするのを見つけると少し面白いことの延長で

知らない街の中をうろついてると飲食店看板も街灯の形も大通りの作りもローカル広告も何から何まで新鮮でわくわくする

2018-04-13

anond:20180413102948

ブコメ

便乗して聞きたい。「ステーキ屋の看板かによくある牛がナイフフォーク持ってるような絵」

についてひと言でうまく言い表す言葉はないですか。今まで考えたのは「肉屋を支持する豚」と「ミノタウロスの皿」。

誰か回答したげて

2018-04-12

ポリコレ警察ってだいたい紅衛兵だよね

ポリコレ警察ってだいたい紅衛兵だよね。

#metoo経由でTwitterにもポリコレ警察が大繁殖してしまった。

文化大革命が、理論的には「守旧派伝統的な価値観や走資派を排撃する」ということを看板にしつつも、「なんか偉そうにしていた上位者を引きずり下ろして袋叩きにする私刑快感」を運動ドライブフォースにしていたように、ポリコレ警察もまた「公的正義酩酊して暴力を振るう快感」を推進力にしている。

完全に紅衛兵。やばみ。

LGBT擁護しないやつはパブリック・エネミーなので晒し上げにして私刑をくわえてよい!」って、あんた。

っていうか、リベラルの行き着く先って大抵こういう血なまぐさい連中になるから信用されないんですよ。

2018-04-11

[]トゥームレイダー ファースト・ミッション

トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでそういうの嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向け。

総評

点数で言うと80点くらいだろうか。サービスデーやレイトショーで見ると満足感があるという点数。

ぶっちゃけると、平均的なアクションB級映画であってそれ以上でもそれ以下でもない。ごくごく個人的事情により「ちょい俗悪なレベルのB級アクション映画」を見たくてわざわざ選んで見に行ったので、そういう意味では120点だった。

というのもそれ以前の視聴ログが『ドラえもん のび太の宝島(点数をつけるに値しないここ数年で最底辺映画)』→『リメンバー・ミー(どうしてここまで作り込んじゃったんだろう、子供向けをぶっちぎった文芸映画だぞ高得点すぎて意味わからん)』という履歴であり、次は『ジュマンジ』を見に行く予定もあったので、口の中をすっきりさせるというか、程々の映画期待値リセットたかったのだ。程々で大変素晴らしかった。

最近ハリウッド映画らしく、CGレベルはもはやCG臭いとか臭くないというレベルは遥かに飛び越えていて、「どういうワンダーな画面を見せてくれるか」になっている。その基準は十分に満たしているし、アクションも、期待のB級謎解きも、おおよそ期待通りだった。

B級のお手本として

古代日本邪悪女王ヒミコが残した宝」というぶっ飛びネタからスタートする本作であり、一部の人はカチンとくるかもしれないが、いいのだ。これがB級なのだ

トゥームレイダー』はたしか歴史あるIPなのだが、だからといってその歴史上級であるとか本格であることを全く保証しない。むしろトゥームレイダー』こそがトンチキB級アドベンチャーですよ。

超古代文明のつくりあげた謎の遺跡トラップ宝石の色の重ね合わせで罠解除とかどこのどんな技術だよ! とか突っ込むのは序の口であり、むしろ、おいおい光る宝石の色を混ぜ合わせるのに青+黄色で緑って絵の具じゃねえんだぞ。光の重ね合わせはむしろ引き算だろう! とか、そういうレベルで胡散臭くアホっぽいのが『トゥームレイダー』であり、トンチキは正義なのだ

直径10kmもないような絶海の孤島に幅25mの激流が流れてて10階建てよりも高い滝があるとか、水源地全くわからないけど、良いんである。その場その場が盛り上がって格好良ければいいのだ。B級ってそういうものなので、批判に値しない。っていうか、むしろポップコーンを食いながら指差し爆笑するのがふさわしい映画なのだと思う。

ここらへんは(あくまでこの感想全部と同じく私見なのだが)減点要素ではなく加点要素であった。そんなのより安易クリフハンガーに頼って、やたらと高いところで鉄骨渡りやらせればスリルが出るだろうみたいな安易さのほうが減点である

B級になりきれなかったララ

トゥームレイダー ファースト・ミッション』は映画版『トゥームレイダー』のリスタート作品として、このシリーズ第一作にあたる。主人公はこのシリーズ看板であるララ・クロフト(演アリシア・ヴィキャンデルである

――のだが、このララ・クロフトが今回いまひとつだった。

冒険アクションゲームであるトゥームレイダーシリーズ主人公ララ・クロフトはひとことでいえば、女性インディ・ジョーンズであって、タンクトップ一枚で二丁拳銃を構えて、荒野、密林、砂漠洞窟、地下洞窟に飛び込んで、古代生物だろうが邪神教団だろうが謎の殺戮機械だろうがお構いなしにバカスカぶっ殺しては遺跡を漁る天才的『トゥームレイダー(墓荒らし)』である

はっきりいって彼女はキチ○イなのだ

軽装備で密林の現地部族の槍にぶっさされても、錆びた鉄骨が脇腹を貫通しても、瓦礫に生き埋めになって両腕がおれても、不敵な笑いを浮かべて古代の謎に飛び込んでいく頭のちょっとおかし女性。それがララ・クロフトである。B級だからそれでよくて、それが良かったのだ。

でも今回の映画トゥームレイダー ファースト・ミッション』はそこが失敗してしまった(もしかしたら制作側は失敗ではなく計画通りだと思ってるかもしれないけれど)。

今回のララ・クロフトは、行方不明になった父リチャード・クロフト行方を追い求める「成人にはなったけれど心はまだ傷ついた少女のまま」という造詣がなされている。身体能力知的能力は確かに卓越しているけれど、キチ○イではない、真人間なのである

(キチ○イ度が下がった結果おっぱいサイズが小さくなってしまったのも悲しい点だ)

その結果なにが起きたかというと、ララピンチになって撃たれたり首を絞められたりするシーンで、スカッと爽やかに画面を見ていられない、なんだか辛いような気持ちになってしまったのであるちょっと残念。

今作においてララ・クロフトの動機は「行方不明の父を探す」であり、今後シリーズ動機は「父を殺した秘密結社トリニティとの対決」になっていくと思われるのだが、でも、だとすると「超古代文明遺跡に挑んでロマンだ! 不思議だ! 財宝だ! いいいいーやっふーぃーーー!」という爽快感は(あるていどのところ)諦めなければならない。

B級アクションアドベンチャーの女主人公として、脳みそハイになりきれなかったところが今回映画最大の泣き所だと思う。

てなわけで『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の感想おわり。B級映画なのでBな感じで感想書いてみた。

2018-04-08

蕎麦が食べたい

ほんの少し西寄りに越しただけなのに、見渡す限りうどん看板ばかり。

かにうどんうまい

だしのきいた甘めのつゆが、故郷で食べていたよりやや細い気のする、コシのあるうどんにつるつる絡んでうまい

甘いつゆと削り節とうどんの組み合わせは私にとっては大発見で、初めて入った店でうっとりしてしまった。

だが私は蕎麦が食べたい。

うどん、と大きく書かれたのぼりが翻る蕎麦屋ではなくて、何々そばという看板の、半分を使って黒々うどんと踊るように書かれている蕎麦屋ではなくて、蕎麦屋の蕎麦が食べたい。

よくしめられ持ち上げれば一本一本ばらばらとほぐれるような、口に入れれば押し付けがましさもなく、ただふわりと香りが鼻腔と口蓋をくすぐるような、うずらねぎわさびの混じった蕎麦つゆを、食べ終わったあともまだ名残惜しく箸でかき回したくなるような、そんな蕎麦が食べたい。

2018-04-07

好きな麻雀役、嫌いな麻雀

好きな麻雀役……タンヤオ 毎回お世話になるし平和と違ってつぶしが利く。あと語感がいい

嫌いな麻雀役……緑一色 看板に偽りあり。牌の色が緑一色にならないからなんかいや。役満のくせにややこしいのもいや

2018-04-06

anond:20180406210828

立て看板は覚えてないな~あるのかな?

今度管理人さんと会ったとき雑談ついでにでも報告してみようかなと思います

ありがとうございます

anond:20180406205839

そのお住いのマンション入り口

立入禁止看板 【当マンション関係者以外立ち入り禁止】などのプレートなんかがありますか?

私だったら、次、同じことがあったら管理会社一言いっておきます

セールスマンなら、不審者扱いしてもいいかどうかは、各自判断かなぁ。

2018-04-05

小学生時代友達の"あっくん"がやばい コピペ

あっくん(団地住み、川沿い住み、隣の家と屋根が繋がっている、家の壁にマルフク看板、家の近くの道が異様に広い、

最寄駅が信濃町実家西ノ宮実家焼肉屋、実家肉屋実家が靴屋、

親が居ない、親が若い、親が定年、晩御飯17時、箸が金属冷蔵庫は下の部分が冷凍室冷蔵庫シールを貼っている、

苗字に金が突いてる、苗字に星が付いてる、苗字が1文字苗字がない、

押し入れで植物を育てている、畑を勝手に作ってる、

家の壁に共産党ポスター、家の壁に100万円で世界一周の旅のポスターが貼ってある、

黒人中国残留孤児の子供、在日君が代歌わない、祝日国旗掲揚、毎月靖国に行く、

天理教創価イスラム教カレー豚肉を入れる、カレー鶏肉カレーに肉をいれない、

ゲイ、妹の下着を盗んでいる、モナリザの手に欲情する、

保育園卒、アムウェイ勧誘風水に凝ってる、

つり目、出っ歯歯列矯正中、奥歯が全部銀歯、真性包茎下半身に汗をかかない、足が臭い

右手がフック船長みたいになってる、左手サイコガンがついてる、爪が黒い、腕に火傷、

プールはいつも見学、友人のゲームソフト盗み常習犯遊戯王カード盗んで転売MTGのパック全部空ける、

カンチョーすると謝る、トイレするときに鍵を閉めない、布団を干さない、食パンに塩をかける、牛乳砂糖を入れる、シチューをご飯にかける、パチンカス、金遣いが荒い、

車が外車虫歯出来たことがない、ハンコ注射の痕がない、食パンは8枚切り、目玉焼きコショウをかける、カルピスが薄い、

兄に用水路に突き落とされて死亡)

2018-03-31

anond:20180331092025

スイカ農家盗難に困り果て一計を案じた。

「注意:毒入りスイカ1個有り」という看板を立てた。

それ以降、スイカが盗まれることはなくなり、収穫時期を迎えた。

その日、看板に何者かの書き込みがあった。

「今は2個」

こんな感じで犯行を防げないか

2018-03-30

新規事業を立ち上げる時の人事的考慮

増田はある企業で人事に関わってたことがある。その中で、新規事業を立ち上げる時に人事として考慮していたことを書いてみる。

エース社員は投入しない

これは鉄則。将来の幹部候補であるエース社員を、成功可能性が低い新規事業に放り込んで、彼等のキャリアに失敗の烙印をつけるような事になるのはご法度

ローパーも投入しない

かと言って、会社存在をもて余してるローパー(所謂ダメな)社員を投入してはならない。なんだかんだ言って新規事業担当は社外に出る機会が多くなるため、会社看板を背負わせても問題がないレベル社員を投入する必要がある。

中途採用中心でも良い

エース級もローパーもダメとなると、次に考えられるのは中途採用者を入れることだ。実際、キャリア求人情報をあさると、山のように新規事業担当求人が出てくる。

これは、中途採用者ならまだ自社でのキャリアが始まったばかりだし、仮に失敗続きで新規事業を止めた場合は閑職に回せば勝手転職してくれる可能性が高く、ローパー化して会社荷物になる危険性が低いからだ。

承認要求が強すぎる人はNG

全くないのもNGだが、強すぎるのもダメである。これだけ成熟した近代社会では、新規事業成功するのは交通事故に遭う確率よりも低い。例のマツダ技術者のように、成功体験が得られないことに一抹のむなしさを感じながらも給料もらえるからいか、と思える人でないと色々厳しい。

http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00134/030600024/

それってリストラ候補生では?

そう見られても仕方がない。リストラ手法の一つに「新規事業部門を立ち上げてそこにリストラ対象者を放り込む」事例は10年以上前から存在する。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100520/92301/

で、今はオープンイノベーションに移行

その後、会社新規事業部門を立ち上げるよりも、すでに新規事業をやっているベンチャーを買収したほうがリスクコストが低いことに会社が気づいたので、今はそちらにシフトした。いわゆるオープンイノベーションって手法だ。これなら成功すれば丸儲けだし、失敗しても自社の人材毀損することな損切りできる。オープンイノベーションとは上手い言い方を考えてくれたものだ。

2018-03-29

anond:20180329112751

アイドルバンドメンを強烈に推してた人「一生ついてゆく系」←好みのメゾンの服、好みの髪型など徹底的なタイプ

何故か、その「一生」はいつも短くて。

推ししょっちゅう変わってた。

何度も「一生」を繰り返しているようなのです。でもその最中は、お目目が💝なので前どうだったか関係ないみたい。

やっぱり恋愛中毒の人と同じよね。



FC会報とか、CMに使われてたのぼり看板ポスターもお店に掲載期間満了後に、交渉して譲り受けたものとかも、

推しが変わればオークションアイドルグッズ専門店GO!だったらしい。

売ったお金で次の推しのグッズを~♳エコ

そして彼女らの部屋は新しい推しのグッズ塗れとなるのです。

静と動の物語、そんな2018冬アニメだったか

anond:20180306010833

ここまで筆者の属性を書いていなかったが、自分ラブライバーガルパンおじさんで、最近リズと青い鳥ヤマノススメ3期を待ちわびている、キモカネおっさんの中では結構残念な部類に入ると思う。

そんな自分にとって2018冬アニメの一押しは、ゆるキャン△宇宙よりも遠い場所の2枚看板に無事収まった。

タイトル通りだが、前者を静とするなら、後者を動と言っていい、どちらも極上過ぎるエンターテインメントだった。

エントリは両方を3話まで見た時点で「尊い」と書いたが、これは撤回させてもらう。

全話完走して、両者はそんな形容じゃ済まない、まさに神々しい作品というのが結論である

というか、この2作品ポプテピピックを合わせて、少々気が早いかもしれないが、平成最後を飾る名作が出揃い始めた、そんな気分になっている今日このごろ。

ちなみに平成代表するアニメエヴァでほぼ確定かな?別にセーラームーンでもプリキュアでもいいけど。

以下、それぞれの感想。できるだけネタバレは避けたつもり。


ゆるキャン△はいいぞ」

そんな台詞つぶやくゆるキャン△おじさん」が出てきても全く驚くに値しない。ゆるキャン△はそれくらい「美味しい」アニメだった。

前にも書いたが、冬キャンプなんてどう考えてもゆるさの対極にありそうなネタで、ここまでゆるく、そして趣味が良い内容に作り上げるだけでも驚嘆モノである

その上で、

「どちらかがアクションを起こさなければ何も進展しないが、同時に双方の等価交換で収まるくらいに留めるべき」

というコミュニケーション原則を決して崩さない中で、登場人物たちが仲良くなっていく過程が、見ていてここまで面白く、かつ最高に優しい時間になるとは知らなかった。

筆者は原作未読だが、聞けば原作アニメオリジナル部分が超シームレスシンクロしていて、原作クラスタの諸兄も大満足なのだとか。

何よりもまず原作ファンを最も大事にする姿勢は素晴らしいし、それが当たり前になって欲しい。

その原作について、2期を作るにはストックが足りないというファン見立てが正しいなら、いっそガルパン形式(劇場版+OVA)にしてみてはどうだろう。

というか、そんな事を思ってしまうくらい、これからもずっとこの5人の時間を見ていたい。

アニメが終わってしまった今、それだけが胸に来るのだ。


宇宙よりも凄かったアニメ

全話神回という、恐らくは前人未到の記録を打ち立てた大傑作、それが宇宙よりも遠い場所という作品だった。

未見の人はニコ動課金するなり、来月以降BS11での再放送なりで是非見て欲しい。絶対がっかりさせないことを約束する。

南極テーマにしつつ、描かれる内容は結構日常的なのに、まさしく「青春ジェットコースター」という、爽やかなアツさを見る人に否応なく植え付けてくるのが素晴らしい。

青年荒野をめざす」という言葉があるが、それを現代体現しているのかもしれない。

そして「旅」を意識する限り、青春若者だけのものではないという意味合いもあるのかなーと思わされた。

更に本作品で描かれる旅の根幹は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」に通じる要素を感じたり。

そんなこんなで、とにかく最終話最後カットまで文字通り全く見逃せない。本当に寸分のスキもなく面白く、更にその面白さを超える感動をもたらしてくれた。

その感動は、今や制作陣への感謝気持ちとなって胸にあふれている。

ありがとう!本当にありがとう

もし2期やるならめぐっちゃん主役希望


それにしても今冬は寒かった。

そんな冬のさなか、こんな素晴らしい作品で元気をもらえたことは幸いである。

2018-03-28

Loveライバーという名前ガールズバー

地方出張に言ったらLoveライバーと言うガールズバー看板を見かけたらなぜか島村卯月っぽいキャラ看板だった。

https://twitter.com/search?f=images&vertical=default&q=Love%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC&src=typd

これでちょっと下の方にスクロールすると看板見れる。

ガールズバーって行ったことないし同僚もいたのでスルーしたけど、検索しても求人サイトしか出てこないけど、どういうお店なんだろ?

2018-03-27

anond:20180326212659

ベトナム結構ローカルなところに住んでるけど、市場とかで犬の丸焼きの切り売りしてるのとか普通に見るし、「犬食おうぜ」と言われたら普通についていくし、普通に食う。

かわいいけど、それはこれこれはそれ。猫肉は看板とかは見たことあるけど、まだ食べたことない。

[] #53-2「イアリーランド

≪ 前

遊園地アトラクションといえば、何が真っ先に思い浮かぶだろうか。

俺たちは「ジェットコースター」で意見が一致した。

餃子につける酢醤油割合について議論にはなっても、酢醤油をつけること自体には異論が入らない、みたいなもんだ。

そう例えたら、仲間たちからは首を傾げられた。

どうも俺たちの家系は例え話が下手らしい。

「あのジェットコースターとか、どう?」

ミミセンが指差した先は、まだ朝だというのに行列がそこそこある。

結構、人気のアトラクションっぽいな。

「よし、早く並ぼう」

「え、予約券だけ手に入れておいて、その間に他のアトラクション楽しんだほうが良くない?」

ミミセンが出鼻を挫くようなことを言う。

効率的に立ち回りたい気持ちは分かるが、俺たちにとっては野暮でしかない。

「おいおい、ミミセン。そんな賢いやり方をするほど、上等なもんじゃねえって。ここはイアリーランドだぞ?」

そもそも、予約券なんてシステムはイアリーランドにはないのだ。

俺たちは並ぶしかない。


…………

並んでから十数分後、ジェットコースター看板が見えるところまで辿りついた。

看板には『スットコースター』と書かれていた。

「変な名前

何だか間抜けな響きのするネーミングだ。

「『スットコイン』ってとこがスポンサーらしいから、そういう名前がつけられているのかも」

「『スットコイン』?」

「ほら、ここ。アトラクション説明に書いてある」

列に並んでいる間はヒマなので、普段なら歯牙にもかけない広告も読んだ。

お金一元的管理できるよう、お金を何やかんや……と書いてある。

文字固有名詞が多すぎて目が滑り、ロクに内容は理解できない。

少なくともジェットコースターとは何の関連性もない企業のようだ、ってのは分かるが。

何でそんな会社ジェットコースタースポンサーなんかやってるんだろう。

遊園地アトラクションってスポンサーがよくいるが、いまいち経緯が分からない。

「まあ、スポンサーが何であれ、ジェットコースターなら何でもいいか


…………

ジェットコースター身長制限があるのはなぜか知ってる?」

身長が低い人間には子供が多く、そういった未発達な子供は高いGに耐えられないからだろう」

「ちぇっ、知ってたか

当然、俺が答えられたのは、さっき同じ話をミミセンがしていたからだ。

それくらいの時間、並んでいたってことだが、それもようやく終わりを迎えようとしていた。

そして、それは待望の瞬間をも意味している。

“終わりの始まり”ってのは、こういうのをいうんだろうか。

こちらのアトラクションは500円。チケットだと100イアリーですね」

受付に言われた言葉に、俺たちは違和感を覚えた。

「私、100イアリーを1000円で買ったんだけど……」

そうだ、現金チケット価格設定おかしい。

このアトラクションに乗るには現金を1000円にするか、またはチケットの値段が50イアリーになっていないとダメだ。

「ああ……上がったんですね」

上がった?

「このアトラクションが出来た頃は、500円は100イアリーだったんです。チケットの値段が上がって、1000円が100イアリーになったんでしょうね」

何で値段なんか上げたんだ。

チケット価値が、そんな簡単に変わったりしたらダメだろ。

アトラクションの設定している値段と辻褄が合わなくなっているじゃんか。

「私、そんなの知ったこっちゃないんだけど。50イアリーで乗せて」

「そんなこと言われても、ウチは500円または100イアリーでやっているんで」

おかしいじゃない! それだと私は500円損したことになるわ!

「お気の毒です」

まりにも素っ気ない対応に、俺たちは呆気にとられた。

話が通じない、と確信するには十分な態度だ。

「もういい! お金と換えてくる!」

「いえ、イアリーお金に換えることはできませんよ」

またも衝撃の事実が告げられる。

お金をイアリーには換えられるけど、その逆は無理っておかしいでしょ」

ちょっと前に、偽者のイアリーチケットが出回りまして。その対策検討中なため、一時的に換金をとめているんです」

対策検討中』って……だったらイアリーチケットのもの止めればいいだろ。

「はあ……私、ムカついてるけど、もういい。はい、100イアリーで乗るわ」

タオナケが怒りで超能力を暴発させたらどうしようとヒヤヒヤしていたが、意外にも落ち着いていた。

ここまで並んでおいて、乗らないというほうが損だと考えたのかもしれない。

もしくは、理不尽一定ラインを超えると、怒りの感情すらどこかに行ってしまうのだろうか。

「じゃあ、俺たちも……」

タオナケの顔色を窺いながら、俺たちは恐る恐る500円を受付に渡した。

次 ≫

2018-03-26

新幹線の車窓から見える、ロマンをかきたてられるもの

Mマス3rd福岡公演に行った話

SideM福岡公演に行きました。

Mマスは稼働直後からのPで、かけてるお金やら時間やら考えるとまあわりとがっつりPなんですけど、最近コンテンツに色々思うところもあって今回の3rdライブツアー担当ユニットの出演日だけ現地参加してあとはLVも見送ろうと思ってました。LV行かなきゃがっつりPじゃないかもですね。すみません

見送ろうと思ってたんですけど、担当の出演した公演があまりにもあまりにも良く、私が最近SideMに対して持っていた思うところを感じないライブだったので、やっぱり楽しめるかもしれない、と思って福岡公演のLVチケットを取りました。申し込みなんてしてなかったので譲渡しました。福岡LV激戦でしたね。

LV自体ものすごく久し振りでした。私は声ヲタでもあるので、そういえば「SideMライブ」を純粋に楽しもうと思ってるのも久し振りだななんて思いました。推しを目で追うことに必死にならなくてもいいのだという気持ちの余裕。担当ユニットが何を歌うか、出番はいつかとそわそわしなくてもいい、提示されるセトリをただ楽しむだけでいいという気楽さ。思いっきコールしてファンサにキャーキャー言って楽しんで帰ろう、と思いました。

なんでこの文章を書こうと思ったかというと、予想に反してものすごく号泣してしまたからです。

個人的すぎることで誰に読ませるでもないな、と思ったのでここに書きます

今月誕生日を迎えました。

私は小さい頃からずっと夢があって、自分なりにずっと頑張ってきたんですけど、うまくいかずに叶えられないままこの年齢になってしまいました。

私のその夢はこの年齢がひとつボーダーラインです。今後絶対になれないわけではないけど、今までに比べたら格段に実現できる可能性は減る。

誕生日を迎えるのが怖くて、このまま一生無理なのかもしれないと思ったらすごく辛くて、自分なりには頑張ったけどどうしてもっと頑張らなかったんだろうとか、私の夢を手に入れている別の人が羨ましかったりだとか、どうして自分はあの人みたいに出来なかったんだろうとか。

応援してくれている人たちに申し訳なくて、いい報告ができない自分が情けなくて。最近ずっと何をしても楽しくなかったし、これからそれを手に入れられないまま終わる人生を考えるともうこれから楽しいことなんて何もないように思えました。

多分それが辛くて、ちょっとでも楽しいことをしたくてLVチケットを取ったのかもしれません。

開幕がFTTFだったんです。

ごめんなさい、実はこのCD買ってないです。幕張初日に初めて聞きましたが、現地だったのでパフォーマンスに注目していて歌詞あんまり聞いてませんでした。今回のLVで初めて、落ち着いて、歌詞を聞くことができた。

君はできる、なんだってできる。

君はなれる、なんにだってなれる。

追い掛けたいと思うことに遅すぎだなんて言わせない。

そんな歌詞だったんですね。

なんかもう、ボロボロ泣いてしまって。これ泣く曲じゃねえだろー!と思いながらも涙が止まらなくて。

S.E.Mは元高校教師ユニットですし、あくまでこれは10代の、年齢制限なんてない未来を選べる人に向けたメッセージなのかもしれません。私は成人です。でもS.E.Mの3人自体が成人で、そんな3人の大人が進む道を選んで変えたうえでこの歌を歌ってくれているのは、私にとって大きな励ましでした。追い掛けていいって言ってくれるのが嬉しかった。

で、もふもふえんは2ndのときから何度聞いても普通に泣いてしまうので涙を止めることができないまま歌パレ。

「どこまでも広がってる人生ってストーリー

自分だけの大切なもの探しに、集めに

出掛けよう パレードスタート!」

夢を叶えられないまま今ここにいる私も、なんにも糧になっていないわけじゃなくて、ちゃんと積み重ねてきた時間経験っていう物語があるのかもしれない。

もっと頑張ればよかったとか、あのときこうしておけばよかったとかすごく思ってしまうけど、それでも今までの人生無駄じゃなかったのかもしれない。

また号泣しました。この3曲中ずっと泣いてしまった。担当ユニットステージでも泣かないのに。

私が、SideMを好きだなって思うところってここだったんだなあ、とあらためて思ったんです。

今までいろいろあった人もいろいろなかった人も、みんなが前に向かってる。前を向こう、向いていいんだよって思わせてくれる。

SideM、私は大人になってから出会たからこそ色々刺さったんだと思います。大なり小なり挫折とか諦めを経験たからこそ。

私が一番SideM楽曲の中で好きなのがスタセレなんですけど、この曲聞くと本当に頑張ろうって思えるんですよね。看板ユニットドラスタが、この曲を歌ってくれていることがすごく嬉しいなってずっと思っています

あと!担当バレるので名前は出しませんが、担当の曲からもすごく元気を貰って!ます!!聞くと本当に頑張ろうって思える。大好きです。

何が言いたいかっていうと、SideMに思うところは色々…本当にいろいろあるけど!でもやっぱりこういう、コンテンツ自体テーマというか、それがぶれない限り私はSideMが好きだし、元気を貰っていくんだろうなあと思いました。今回の福岡公演にLV参加できて本当によかったです。ありがとうございます

すげ~自分語りポエムになってしまった…

私の夢、難しいかもしれないけど、それでもやっぱり諦めたくないので頑張ります

2018-03-25

[] 2018香港深圳広州の旅 Day.4

anond:20180324124847





Day.4


上晝


香港最後の夜は、一度夜中に目がさめるという自分にとっては日本でもお馴染みの睡眠だった。

昨日の広州行で程よく疲れたせいなのか、香港に慣れてきたからなのか。

慣れてきたとしても、今日が今回の香港旅行最後の日だ。


チェックアウトまで時間があるのでネイザンロード沿いの便利店でお土産いくつか買う。

レジオクトパスカードを出すと

「唔収◯×・・・

あ、使えないのか。今のはすぐにわかったぞ。

あんまり焦んなくなってきた。


しばらく散策していると、台湾でも見かけた誠品書店広告が。

しめた。本が買える。住所を検索して向かった。


晏晝


海岸沿いにある香港の誠品書店は、台湾と同じく綺麗でセンスのいい内装だった。

複雑な本はわからないので、今回も料理本かな?

いくつか物色していると、グラフと表が描かれた本があった。

多分、ポップミュージック音楽理論に関する本。

当然内容はわからない。でも妙に気になったので、買うことにした。


レジに持っていく。

「◯×◯×・・・

「a,我係日本人」

「oh, do you have shop card?」

「none」

初めてストレート意思疎通できた広東語が「私は日本人です」だとは。

教科書に載っているような表現でも意外に役に立つもんだ。

別のレジではショップバックの要無用についてジェスチャーで聞かれ、料理本も一緒に包んでもらった。


ホテルの部屋に戻ると、あれ、鍵が開かない。

「I can’t open dore at my room.」

「Check out time passed, you over time. check out time 12.」

しまった、2時と勘違いしてた。

そういやチェックインの時にヤケにゆっくりだなと思った。

鍵を開けてもらって、急いで荷物をまとめる。

ベッドにはメモを置いておいた。

「Thank you. I had a great time! 再見

ベットメイクの人とすれ違う。

「I had a great time.」

笑顔

エレベーターに駆け込んだ。


飛行場に向かうまで荷物を預かってもらう。

「Please keep my baggege.」

と言いながらメモを見せる。

「幫我在放我嘅行李到我去機場、可唔可以呀?」

にいちゃんメモをじっと見ている。

あれ、怪しい広東語書いたかな?と思ったが、どうやら彼は広東語がわからないようだった。

そうか、「外国人がやる仕事」ってのも歴然とあるのか。

「When are you coming back?」

「7 O,clock. take care.」


途中、腹が減ると具合が悪くなりそうなので、飲茶する事に。

「一位、唔該」

拭いているテーブルを指さされ

「乜嘢茶?」

「普洱、唔該」

注文シートを書いて

「落單、唔該」

シートを渡す。

想定していた問答なのでスムーズにできた。

高速な香港時間コミニュケーションできると気持ちがいい。


出てきたのは、

1.油で揚げたクレープのようなもの。オイリーでつけダレが美味い。

2.ガチョウが乗ったビーフンスウィートチリソースつき。香港ガチョウは表面を甘いタレでコーティングしてカリッとローストする。

3.ツミレ。貝かなにかのつけダレは少しくさみがあり塩辛い。

それと普洱茶。

ちょっといかな、と思ったけど、スルスルと食べられた。

「理單、唔該」

「ツァッサップツァッ」

「?」

メモを見せられる。

あ、$77か。

ちょっと詰まってしまった。

釣りは投げるように寄越されるが、気にしない。

ここは香港からね。


下晝


飛行場に向かうにはまだ早い。

まだ行っていないところに行こう。MTRで深水埗へ。

香港人による日本紹介動画によれば、日暮里日本の深水埗なのだという。

ということは、日暮里ぽいんだろう。


深水埗につくと、そこはたしかに今まで見ていたきれいなばかりの香港とちがって、露天などが立ち並ぶ下町風情だった。

でも日暮里よりはるかに賑やかだ、

日本人の印象であるカオス看板風景の「古き良き香港」はここじゃないかな。

OK.次は今回一切足を踏み入れなかった香港東側だ。


MTRを乗り継いで北角(ノースポイント)へ到着。

それにしても疲れてきた。

喫茶店で一息つこう。


喫茶店冷房香港っぽく引くほど強い。

「理單、唔該」

しまった、席に着くなり会計をお願いしてしまった。

気にせず注文を聞く先生

「coffe, ice

ドンッ!!しばらく待っていると景気良い音とともにコーヒーが現れた。

甘さが心地い。

でもちょっと寒いホットにすりゃよかった。

寒いしもう出るか。

「理單、唔該」

入店してから2回目の会計

ただし実際に払ったのは1回。

「洗手間邊度㗎?」

店の奥を指差される。

みんな、香港に行く時にはこの言葉は覚えておくんだ、絶対使うし、発音簡単だ。

トイレで用をたし、次の目的地、銅鑼湾コーズウェイベイ)に向かった。


MTRで向かおうと思ったけど、ちょっと街を行き交うトラム、2階建の路面電車に乗ってみる事にした。

オクトパスカードで乗れるらしいし、大丈夫だろう。


トラムに乗り2階に座る。

都合のいい事に、行き先は銅鑼湾らしい。

ここままトラムで向かおう。

しばらくすると、高齢のご婦人が入ってきた。

「座ります?」あんまり考えずに日本語が出た。

婦人は、笑顔で手を振りつつ

「唔該晒」

いいのか。

上げ掛けた腰を下ろす。

と前の若い女性が立ち上がると、ご婦人はそこに座った。

広東語では「おねがいします」も「どうも」も「いいですよ」も「きにしないで」も「すいません」も「唔該」なんで、ちょっとややこしい。


銅鑼湾は新旧の香港が入り混じったような繁華街だ。

白人もよく見かけるし、雰囲気西洋っぽい。

長身イケメン2人組が風船を配っていた。

Guy’s, I’m Foreigner. Can i take your photo?」

「Of course.」

「3,2,1, Shoot!」

「have a goot time ;)」

「Thank you!」

元同僚にみせよう。絶対イケメン好きだ(偏見)。


挨晩


予定より1時間ほど早いが、荷物を回収しよう。

ホテルに戻り「Mr,I want pick up my baggege.」

すぐに出てきた。

あれ、超重い。

これ持ってあの激混みのMTRに乗るのうんざりするなぁ。


というわけでタクシーを使う事にした。

「的士!」

「我想去機場」

通じない。

Hong Kong Airport.」

タクシーは滑り出し、人が歩いている小道を縫って走る。

おい怖いな。

大道に出ると、別の方向性で怖かった。

単純にスピードが速い。

アジアタクシーはこうだよね。


佐敦(ジョーダンから香港国際空港までは$230と少し。

釣りを渡される。

「For you.」

小銭を返した。

多分、香港で渡す最後チップだ。


夜晩


チェックインまで時間があったので、この日誌を書いていると、携帯電池が心もとない。

持ってきたモバイルバッテリーも閉店ガラガラ状態だ。

カウンターで尋ねる。

「I want carge Moba battery.」

「Phone?」

うなづく。

カウンターの裏側を指差された。

香港に来るまでは英語なんて全然ダメだと思っていたが、必要に迫られると喋れるものだ。

そうこうしているうちに帰りの便のチェックインが始まったので、済ませておこう。

チェックインを済ませたが、よくよく考えると、荷物重すぎないか

重量チェックの前でキャッキャウフフしているGirlsに困った顔で「Pleeease ><

やっぱ明らかに重量オーバーだ。

もう一度チェックインカウンターに。

「I want store my baggege.」


香港ドルからの再両替をどうしようかと思っていたが、タクシー結構でかく、手元には$55弱しか残っていなかった。

コーヒーチョコレートブラウニーで小腹を満たして$45。

綺麗に使ったもんだ。

チョコレートブラウニーの甘さで結構喉が渇いたが、オクトパスカードがまだ残っている。

セブンイレブンで水を買う。

カードを見せようとするやいなや、レジの小太りのお兄ちゃんが読み取り機をバンバンと叩いて示した。

どこの国にも手際が良すぎてちょっとコミカルな人というのはいものだ。

香港最速の決済だったかもしれない。


時刻は22:30。

ずいぶん早くチェックインをすませたために、ほとんど列に並ばなかった帰りの便のチェックインカウンターにも、人が集まって列をなしていた。

もう出国検査場に向かおう。


幼い時代の優しさとノスタルジー追体験したような昨年の台湾旅行と違い、今回の香港深圳広州旅行ちょっとした冒険感のある、エキサイティングものだった。

特に南洋華人の明るさと激しさには、自分の中のエネルギーを叩き起こされたような気がした。

この4日でイミグレーションの通過は4度目、もう慣れたものだ。

検査員の男性パスポート出国カードを出し、検査は何のトラブルもなく完了した。

最後にこの広東語だけは伝えたい。

「Ser, i had a great time.我好鐘意香港。」

年配の検査員は一瞬ぽかんとした顔をしたが、まあ付け焼き刃の広東語が通じなかったのは仕方ないか

深く気にせず手荷物検査に向かおうとすると、後ろから明るい声が響いた。

Hey! Also hong kong into come back!」

親指をあげて答える。

再見!」

2018-03-24

anond:20180323162850

必要かどうかじゃなくて、日本文化の一つとして維持する価値はあると思うよ。

歌舞伎とか、茶道とか、武道とかと同じ伝統文化だよ。

おれ自身天皇信者じゃないし、

途切れることなく二千年続く血筋とか信じてないけど、

「二千年続く本物の皇族」という体裁日本看板の一つとして維持する価値はあると思ってる。

2018-03-23

anond:20180323190554

そのバングラディッシュボコボコにされて、ワタミ看板全部降ろさないとならなくなったんでしょ。

で、代わりの看板を掲げてるから注意してねというのが元。

まあ、わいもそういうのがあるからチェーンの居酒屋には行かなくなったな。

[] 2018香港深圳広州の旅 Day.2

anond:20180323082610





Day.2


上晝・晏晝


3月香港湿度90%。

から蒸し暑い

旅行になると食が細くなりがちだけど、この街では食わないと持たない。


茶餐廳(喫茶店ファミレスを混ぜたような軽食店)でお粥を頼む。

お湯が出されて思わず飲みそうのなるが、他の席を見ると、みんな飲まずに食器を突っ込んでいる。

正解がわかんない。


店内に設置されてるモニターニュースをやっている。

ホテルでもニュースを見たけど、昨日から全人代の話で持ちきりだ。

香港の人は賛成2300、反対2とかで決まる決議をどんな感情で見ているんだろうか。


お粥で腹を満たしたら、1人作戦会議

今回の旅の目的重要な一つが、中国でのQRコード決済を体験して見ることだ。

言葉不自由なので、事前に起きそうな問題は潰しておかないと不安だ。

使いすぎのせいかレンタルWi-Fiが昨日からちょっと遅くなったのにストレスを感じながら、深圳への入国カードの書き方や最寄りの羅湖駅について調べる。

事前に日本wechatpayに520人民元チャージしていたが、現金も持ってないと不安なので、昨日に引き続き重慶大厦で両替することにした。


重慶大厦の昨日と同じ両替店。

うまく伝わるかどうか不安だったけど、メモ夏目漱石毛沢東イラスト、「jp¥5,000→人民元」と書いて渡したら、ちゃんと5,000円分だけ両替してくれた。

イラストにはやっぱ助けられる。


下晝


MTRを乗り継ぎ、国境の街、羅湖へ。

騒がしい香港も、ここまでくるとのんびりした空気が漂っている。

羅湖駅から中国への入境は、多少緊張したが、トラブルもなくスムーズだった。

イミグレーションはやや陰気な空気だったが、審査場というのはああいったもんなんだろう。


イミグレーションを超えて羅湖駅の地上に出ると、看板簡体字

中国入国したのだなという感慨がちょっとある。

狭い香港に比べて、羅湖駅地上は広々としている。空気も街の綺麗なものだ。

ここでもICカード深圳通を買って、地下鉄を乗り継ぎ、華強北に向かうが、地下鉄ちょっとびっくりするぐらい綺麗で近代的だった。


華強北につき、お腹も空いていたので、華強電子世界フードコートで、wechatpayの電子決済を試して見ることにする。

何食おうか一瞬迷ったが、中国まで来てカツカレーにした。

異国でいろんなことに不安があるので、余計なストレスを感じたくない。


フードコートのおばちゃんwechatをみせて、「Can i use this?」深圳では広東語は通じないのだ。

と言っても自分広東語使用に耐えないのは昨日でわかったのだが。

おばちゃん笑顔

オッケーらしい。

Wechatpayには、こっちのQRを見せてスキャンするタイプと、自分スキャンして、金額を打ち込むタイプがあるが、どっちかわかんなかったので、おばちゃんからカウンターを変わったお姉ちゃんに 「scan?」と聞いて見ると、怪訝とめんどくさいという表情を全開にして頷いた。

おばちゃんは愛想がいいがお姉ちゃんは怖い。

スキャンして、金額を打ち込むとあっという間に決済は終わった。

いね。財布出さなくていいのはいい。

しばらく待って出てきた華式カツカレーには、ライス部分に野菜炒めが乗っかっていた。


華強電子世界ではあらゆる電子アイテムが売っている。スマホパソコンLED照明、電子部品からなぜかワイシャツまで。

携帯売りのお姉さんがブースの中でスマホに向かって大声でやり合っていたが、中国の人はなんというか元気なので、普通のやり取りなのかケンカなのか判然としない。


深圳の街は、一角にまだ工事中のような場所があったり、食べ物匂いが立ち込めるストリートもあるものの、大方は近代的で綺麗なものだ。


ショッピングビル広場に何故かハトが群れている一角

しばらく見ているとハト達は一斉に飛び立つ。

近くにいるユニフォームをきたお姉さんが笛を吹き出し、またやってくるハトたち。

気の利いたショーまであるのか。

日本で知ることができる中国なんてほんの一部、それも結構偏ってるなーと思いながらデパートの空中回廊を歩いていると、突然「ボンッ!」

風に当たりながら一服していたオッさんの100円ライターが破裂した。

やっぱ中国、変なタイミング想像を超えてくる。

オッさんは事もなげに友達と去っていった。


挨晩


再び地下鉄に乗り、深圳市の海岸近くにある書店に向かう。

車内では可愛い格好をしたお姉さんがスマホ流行りのガールファッションをチェックしている。

すっかり都会のティーンエイジャーだ。

ひょっとしたら新しい分、東京メトロより綺麗かもしれない深圳地下鉄だけど、電子表示に現れる「請勿在車内大声喧嘩!(車内で大声で喧嘩しないでください!)」はちょっと笑った。

若い人は初めからこの新しさだからいいとして、お年寄りはこの変化のスピードについていけるんだろうか?


現代深圳市民ファッションは、埼玉群馬の人といった感じで、いや、別に誰もdisってないぞ、そう聞こえるならそっちの方が偏見だ、とにかくまあ、現代なのだが、どうも醸し出す中国人感の正体はおそらく男性髪型女性は肌で、男の髪型は極端なツーブロック角刈りが多く、女性20代後半辺りからまり肌の荒れを隠さなくなる。そこら辺は日本女性は巧妙かもしれない。


とはいえ、まあまあ近代的なチャイニーズファッションを覚えておきたかったので、誰か写真を撮らせて貰いたくなった。


Excuse me Miss, i want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


爆笑韓国の人だった。


Excuse me Mr?


タイマレーシアの人だった。


3人目の子供を遊ばせていたお父さんに声をかける。


Excuse me Mr? I want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


「何がしたいの?」

日本語で聞かれた。

写真撮っていいですか?」

「貸して」

「いや、貴方の」

「ふうん・・・どうぞ。」

広東語ダメだが英語ダメで、自分が一番得意なのは日本である、という知見が得られた。


目当ての書店は、一部が棚卸し中で、欲しかった女性誌や料理本は買えなかった。

最悪コンビニでなら、と思ったが、中国コンビニには雑誌が売ってない。

ちょっとガッカリした気分でスタバに入る。

スタバメニューなら、主だったところは日本と同じだし、注文にまごつく事もない。

決済もwechatpayでなんとかなる。

wechatpayの一番正しい方法中国に口座を持つ事だが、歌舞伎町Pocket Changeでもアクティベートチャージ可能なので、もし中華アプリ抵抗が無いなら、アクティベートしておくと強い味方になってくれるかも知れない。


そうこうしているうちに日がくれてきた。

華強北のフードコートのおばちゃん以外は概ねぶっきらぼう中国人の接客ちょっと凹んでスタミナが切れてきたので、そろそろ香港に戻ることにするか。

異国なので、余裕を持って行動した方がいい。

2日で3回目の越境だ。


夜晩


羅湖駅にたどり着いた。

中国雑誌が買えなくてちょっとガッカリしていたが、駅にキヲスクのような小さな書店があったので、そこで購入することにした。

wechatpayで決済しようとしたが、wifiが怪しいのか、なかなか決済が終了しない。

お姉さんが携帯を覗き込み、お姉さんの指示で店のwifi接続したら決済できた。

便利なwechatpayだが、ネット環境依存しているのは不便にもなりうるな。


三度国境を超え、香港へ。

国境を超えても外国である事には変わりがないが、なぜかちょっと安心感がある。

疲れて口元が下がり気味になり、パスポート写真微妙に違うので、検査員と顔面照合をする際に人差し指でほっぺたを持ち上げて笑顔を作る。

中国側の出国検査員には流されたが、香港側の入国検査員は一瞬笑いを堪えたような顔をした。

気のせいか香港の方が空気が陽気に感じる。

この空気の違いは、深圳の人が移民が多くて、実は南洋の人ではないかなのだろうか。

深圳ではやたら見かけた警官も、香港ではそこら中にいるわけではない。

接客に関しても、モノを投げてよこすような豪快さは香港深圳も変わらないが、香港の人は多分相手が誰でもああなんだろうな、という感じで、なんというか余計な気遣いに使う時間が勿体ないという感じなのだが、深圳の人たちからは、ちょっと警戒感のような物を感じた。

それが、国民性によるものなのか、ナショナリズムなのか、単なる「言葉の出来ない相手に対する厄介感」なのかは、分からなかった。



2018香港・深圳・広州の旅 Day.3|広州へ >>

地方の性(サガ)

https://note.mu/hi4r1sato/n/n4ccb2f257222

地方に転勤してそこで「地元民以外通行禁止」の看板を掲げた道路や橋にびっくりした。

転入して税金もおさめるようにしているんだけど「余所者」は通ってはいけないところがある地方

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