はてなキーワード: 大臣とは
オリンピックの件だけど。
オリンピック招致委員会と、 大会組織委員会と、日本オリンピック委員会と、都と、文科省スポーツ庁と、オリンピック担当大臣と、森元と、責任ぐるぐるたらいまわしで絶対責任取らない体制だけは完全に準備されている。
これがうんこなのは当然だけど、組織というのは下からではなく必ず頭から腐るわけで、下から腐っても上はそれを切り捨てられるから当然なんだけど、こいつらを最終的に首にする権限があるのは結局国民一人一人なわけだ。
それでもって、本件を通じてみるに、一般国民であるお前らが結局無責任すぎるのではないか。
オリンピック反対とか言いながら、会社の付き合いでとか子供にせがまれたからってチケット買ったなんてのは論外中の論外で万死に値するし、オリンピック終わるまではオリンピック関係はもとよりスポーツ番組見ない、TOTOくじ買わない、ふるさと納税で都に税金払わない、オリンピック関係の仕事は断る、オリンピック協賛企業は当然不買、きっちり責任をもってやれと。選手を応援したくてとか、いい歳こいて勝手に責任をアウトソースするな。
オリンピック応援というなら、まさか反対の人間からの施しを受けるような無責任なことが無いように。いますぐ全財産処分して都に寄付一択。子供に「お前を大学に入れてやる金はなくなったが、オリンピックを応援する以上責任のある大人として必要なことだ」と説明すれば子供への説明責任も完璧だ。
一時期、自己責任とかいう言葉がはやったけど、結局は他人の責任を追及するばかりで自分の責任など考えてもいない人間ばかりだからこんなざまになる。
よし、不買頑張るぞ!
https://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1993213.html
commecco 本人は否定してる https://twitter.com/konotarogomame/status/1164319919212642304?s=21
hanbey64 日本語の判らない韓国の記者の書いてるフェイクニュースです。
この3人はフォロー推奨。以下の人間はミュートやブロック推奨。
pptp 皮肉とか頭良いとか言ってる奴ら本気か?小学生でも思いつく幼稚な嫌味だし、そもそもこの記者団は不買賛成派なのか?不買は日本経済にも不利益って認識があるのか疑問だし、これじゃ一般市民と同レベルの喧嘩だよ
london3 下品
abikenkon 本当に品がなくて恥ずかしい。
flowing_chocolate 韓国製部品が入ったスマホを使ってる奴には笑う資格がないぞ。わかってんのかこいつら。
hatemate 品がないな。
x988 日本の民度が極限まで落ちた瞬間だな、まともな大臣ではない
dededidou さすが知恵遅れの安倍を筆頭に知性も品性も倫理もない
kagecage 頭回るとかいってるけど、普通に数週間前からツイッターやらネットやらで嘲笑としてよく言われてた内容だから、それをそのまま煽りに使ったとしか思えないんだけど…。同じレベルにならないで欲しい
tomoya_edw 不買運動の成果を確かめただけ。ん?まさか黙ってされるがままにされろと?一国の顔?韓国が国をあげて何をしているか振り返ることはできますか?皮肉とも本気とも取れる余地を残したのは見事だけど本気でもええやろ
suusue このくらいアホなこという奴じゃないと韓国に住めないのだろう…。すごい国だわ…。
sadn 相手方が無茶苦茶な事ばっかりしてくるから、これくらいの皮肉を言ってもバチは当たらないのでは
surume000 このくらいの皮肉は全然言っていいだろ。むしろ上品なもんだよ
jtw やるじゃないか。
mayumayu_nimolove この人こんなにユーモアある人だったんだ
natumikoko これくらいおもろいジョークだろ。韓国人を黒人みたいに丁重に扱うべきっていう考え自体が韓国人を下に見てる
ringlaw これに怒る人達は、官製の不買運動している韓国市民にはダンマリ。ほんと気持ち悪いな
yunoka0314 官製不買運動やってるのに大丈夫? って気になっちゃったんだろうな。
smartstyle 煽るなw
chocolaterock 皮肉が効いてるけど、悪いやつとは思わないやつ…こういう時に頭の回転が早い人は咄嗟に出てきてすごい。
ある官公庁を退職する。退職の理由は、転勤に伴って転居したら家族が精神的に不安定になってしまったのに加えて、職場のパワハラおよびそれに対する上司の見て見ぬ振りのクソ対応で疲弊したからだ。ちなみにパワハラについては退職を伝えた際に上司の上司に訴えたところ、所属していた組織内で調査委員会なるものを立ち上げてくれたが、その事情聴取によりもともと低下していたHPをさらに削られて瀕死状態になった。嫌なことたくさん思い出したよ。で、調査の間、退職を延期するように、と言われて死にそうになりながら仕事を続けていたけど、組織内の偉い人曰く“第三者で構成された調査委員会”の目から公平に見た結果、自分が受けた行為はパワハラではない、という結論に至った、とのことだった。職場内の人間で構成されている時点で第三者じゃねーだろ、その委員会。あれがパワハラじゃないなら、やはり自分の身を守るために退職しなくては、と決意を新たにして、とうとう退職願いというものを書いた。退職願いは官公庁大臣宛なんだと。転勤で転居させて家族が可哀想な目にあったのと同時に自分も職場でパワハラ被害にあって、もう疲弊しきって働き続けられない、と書いたら(事実だ)、人事の担当者から書き直すように、と返却された。この内容だと希望通りの日程での退職はさせられなくなるから大人な対応をするように、だと。これをそのまま写して書くように、と家族の都合で仕方なく辞めるというパワハラのパの字もない文案を渡されて、ああ、こういう組織だから退職したかったんだ自分、とあらためて思い返して、可及的速やかな退職を実現するためその通り写して提出した。育ててもらった組織だから退職するの申しわけない、、、とかミジンコのウンコぐらいは思って悩んだ時期もあったのに、それもブッパするくらいほとほと愛想が尽きたよ。
学生がいる、若い兄ちゃん姉ちゃんもいる、スーツを着たおっさんおばさんもいる、外国人観光客もいる、人種も多種多様。
薬局も花屋も深夜まで営業している。「薬」も「花」も「夜」に必要になる街だからこその光景。日本中探してもこんな街はなかなかない。
しかも名前の通りまさに『谷』。駅に繋がる道は全部上り坂。空を見てもハチ公前広場とスクランブル交差点だけぽっかり穴が空いたみたいに、まわりは全部高いビル。まさに『谷』。だからこそ色んな人が流れ着く。たぶんここは重力が強く働く場所なんだろう。だからいい人も、悪い人もたくさん集まってくる。
最大の見どころ、スクランブル交差点。外国人はたくさん写真を撮っている。テンション高く撮っている、まさに異世界を目の前にしたときの顔。笑顔。ポーズ。ふと彼らの持つスマホのカメラ画面を覗いてみた。何度も見ている渋谷の街の風景が写っているはずなのに、その画面に映る渋谷の街はどう見ても異世界にしか見えなかった。彼らの見えている世界を共有できる、突如として目の前の風景が異世界の様に見えてくる。こんなに手軽に異世界旅行をできる街はなかなかない。
こんなことを考えながら散歩するのが楽しかったりするのだが、今日は趣向を変えて定点観測をしてみようと思った。やることは単純、ハチ公前広場の端っこで立つだけ。誰を待つ訳でもなく、人並みを眺めるだけ。でも誰も、ただ突っ立っているだけの私という人間を気に留めることはない。まるで透明人間になった気分。でもこちらからは色んな風景が見える。色んな人が色んな表情で歩いている。特に最近は広場でフリーハグが流行っているらしい。見ない日はない。あとは500円でケツバット叩きさせてくれる若い兄ちゃん。前から頻繁に見かけていたが、今日はようやく『客』を見た、ナイススイングでした。
こんなことを考えながらただただ突っ立っていたら、黒いスーツの銀髪・銀ヒゲの紳士風おっさんと、色黒茶髪パーマで半袖ワイシャツ+赤ネクタイ+白パンでスタイルの良い芸能人みたいなおっさん、そしてその推定50過ぎの2人組に囲まれた若い女の子。何やら2人にチヤホヤされている。女の子は渋谷によくいるヤンチャ系の女の子とは若干違う、清楚系で可愛い系のシュークリームみたいな20代半ばの女の子。私はただ突っ立ってただけなのだが、銀髪おっさんと白パンおっさん、シュークリーム姉ちゃんがこちらに来て、すぐ側で立ち話を始めた。一番自分に近い白パンおっさんは、自分のもう50cm先にいるレベル。銀髪白パンシュークリームの3人全員、私の存在には気づいていないみたいだった。まぁ、透明人間だから仕方ない。
めちゃくちゃ近いところで喋っているので、話している内容も全部聞こえる。銀髪おっさんがシュークリーム姉ちゃんに見せているスマホの画面も全部見える。有名政治家(とある現職大臣)と銀髪おっさんのツーショット、有名モデルと銀髪おっさんとのツーショット、芸能人とのホームパーティー風の写真。そういう写真を見せながら、銀髪おっさんは「こんなの普通だから」と言っている。驚くシュークリーム姉ちゃん。そして白パンおっさんはシュークリーム姉ちゃんに巧妙にボディータッチをしながら「こういう会にシュークリームちゃんも参加できるんだよ!」「シュークリームちゃんもまずはパーティーのお手伝いからでいいからさ!まずは来てみなよ!」「この渋谷のスクランブル交差点で15分間立ってたけど、この凄い人数の中ですぐシュークリームちゃんのこと見つけちゃったから!」と言っている。シュークリーム姉ちゃんも「いや~~私なんか参加しちゃっていいんですかね~絶対場違いですよ~(ニヤニヤ」。
どう見ても詐欺だわ~~~~~~~無関係の俺から見てもこのシュークリーム姉ちゃんカモだわ~~~~~~~そして白パンおっさんは15分ってそんなに大した事ないのに何故言おうと思った~~~~~~~~ようやく白パンおっさんが俺の存在に気づいたけど『ヤベッ』って表情した直後からめっちゃこっち睨むやん~~~~~~~~しかも通りかかってる人も「うわぁこのシュークリームみたいな姉ちゃん詐欺にあってるわぁ」って目で見てるわ~~~~~~~~~。
まぁただ私は突っ立っていただけなので、助ける義理も理由も全く無いものの、何とかしてシュークリーム姉ちゃんの目を覚ましたくなった。色んなソリューションが頭を駆け巡る。突然知り合いのフリしてシュークリーム姉ちゃんに話しかける?いやさすがに不自然すぎる。モノをわざと落としてシュークリーム姉ちゃんに話しかける?これも不自然か。ぶっちゃけ義理も理由もないのに、銀髪おっさんと白パンおっさんの恨みを買う様なことはしたくない。自分の身を守りつつ、姉ちゃんの目を覚ます方法がベストだろう。
ふと見ると、銀髪おっさんはずっとスマホをイジっている。いつまで芸能人との写真見せたがってんねん、と思いつつも、都合よく白パンおっさんはこちらに背を向けている。シュークリーム姉ちゃんの視線はこちら側。チャンスだ。白パンおっさんが夢中で喋っている最中、スマホの画面にでっかく『詐欺』と表示して、白パンおっさんの肩越しに画面をシュークリーム姉ちゃんの方に思いっきり見せてみた。客観的に見ると凄まじい光景なんだろうがやってる本人は全員全力だったので許してほしい。さすがに視線までシュークリーム姉ちゃんに向けられなかったのでシュークリーム姉ちゃんの反応は分からなかったが、気づいてくれた様な気がしなくもない。でも確証が持てない。だからもう1回やってみた。突然シュークリーム姉ちゃんから、今までのカスタードみたいな声色とは違う、まっすぐな声色で、「ちゃんと見えてるよ!」。銀髪おっさんも白パンおっさんも私も一瞬理解が追いつかなかった。私だけその言葉の真意が分かった様な気がした。でもまだシュークリーム姉ちゃんは依然として銀髪おっさんと白パンおっさんの話をあしらい続けている。でも話を終わらせようとしている様に思わなくもない。会話はその後もしばらくは続いた。
結局、シュークリーム姉ちゃんは銀髪おっさんと白パンおっさんとまた会う約束をして、一人で渋谷の駅に消えて帰路についた。直後、銀髪おっさんと白パンおっさんは次のカモを探していた。
あのシュークリーム姉ちゃんのあの言葉の真意は、いつになったら分かるのだろうか。また渋谷に行けば答えが見つかる気がする、また渋谷に行こう。
まず国民同士のいがみ合いは良くねぇ。これは違いない。河野大臣もそう言ってる。
だが、明らかに韓国政府がおかしなこと言ってきてるのに、「相手の気持ちを考えて」って、なぜ足を引っ張る?
政府には厳正な対処が引き続き求められる。国民はそれに乗じたヘイトスピーチや差別をすべきではない。
そこに明確に線を引くべきなのに、何わざわざ線を曖昧にして「仲良くしましょう」とかやってんだよ。そんなん双方の国民レベルの憎しみが助長される一方だろ。
マジでわざとやってんなら今すぐやめてほしい。韓国国民も死んじまうぞ。それとも死んで、それを日本のせいにできればそれでいいのか!?
日本には鳩山を慰安婦像と徴用工像の周りを1日に100週回って土下座させる用意がある
日本の元総理大臣で今は単なるニートの鳩山を韓国に贈りこみ許しが得られるまでひたすら土下座させ続けるんだ
行けるんちゃうか?
別の話にもあったけど、図書館とおなじで
国民全員に健康と「文化(良質な)」をあたえるためのツールであることが一つの理由。
だったら国営化しろって? 北の独裁国の放送みたいになっちゃうでしょ。
それが前職○○大臣の政治家がかわるがわる任じられるようになるわけだ。
そりゃ加計森友なんて与党に不利なものはおくびにもでなくなっちゃうだろうな。
今ある報道の公平さ、自由は、「金がいっせんも政府から出されていない」ことによって成り立ってるという建前。
(ま、それを十分に行使してない部分も多いけど。相撲などでは逆に不正を助長してしまっているし)。
今後CMスポンサーつけたらブラック企業を指摘できない。電通自殺事件とか。
せめてやっぱりN国のいうようにジャミング放送で娯楽をおさえていいから、
フリーミアムのフリー部分で報道をしっかり貧乏人に無料提供してほしい。
というか、アマプラネッフリニコとNHK受信料とパケホ高速回線を包括契約すりゃいいんじゃないの
それで覆ったのは吉田証言だけでしょ。
元総理大臣の中曾根康弘さんが慰安所を作ったって自分で自慢してるんだよね。
産経新聞社長と中曽根元首相が慰安所づくり自慢「女の耐久度、どこの女がいい悪い」「3千人のための慰安所をつくってやった」 | editor
ホワイト国あらため、リストAから韓国を除外しリストBへ移動した閣議決定後の各大臣、韓国大統領の発言の要約と比較
https://www.youtube.com/watch?v=qVuEzKhstI4
https://www.youtube.com/watch?v=7IwMFN1lAGQ
「外交的な努力を拒否し、事態を一層悪化させる極めて無謀な決定だ。深い遺憾の意を表する」
「状況を悪化させた責任が日本政府にあることが明白になった以上、これから起きる事態の責任も全面的に日本にあるという点をはっきりと警告する」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00050259-yom-pol
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190802003300882?section=japan-relationship/index
「今の挑戦を逆にチャンスと捉え、新たな経済飛躍の契機とするなら、われわれは十分に日本に勝つことができる。韓国経済が日本経済を超えることができる」
「挑戦に打ち勝った勝利の歴史を国民とともに再び築きたい。私たちはできる」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00000061-yonh-kr
日韓両国の対応を見て、世耕大臣が言う様に韓国との対話は不可能で、信頼すらできない、と言うしかないと思うが皆さんはどう思うだろうか?
韓国政府の反応と言うのは、中国の小皇帝よりもたちが悪い、躾のなってない子供の我がままでしかないなという感想以外を持つことは出来ないし、国民性について心から呆れ軽蔑する。
今回の決定で、施行後に韓国が出来なくなるのは、迂回輸出と最終需要者が不明な使用だ。これまで韓国企業は、それ自体は合理的な判断なんだろうけど中国で生産を行うために日本から輸入した戦略物資を輸出していたというような事を言われている。韓国内部で使用を完結できるのであれば、何の問題もないのだけど、韓国企業が中国での生産に日本の戦略物資を望ましくない形で使っているならば、半導体の生産に大きな影響がでるだろうと予想される。これが韓国政府の反発の理由の1つではあるかもしれないし、世耕大臣が「基本的には影響はない」と繰り返す理由なのだろうな。
サムスンの経営陣は政府よりはずっと賢明だろう。具体的に調達の目途を立てるべく奔走してめどを立てているという報道もあったし、サムスンにたいするダメージは韓国政府が受けているダメージよりも小さいのかもしれない。サムスンは韓国政府を本心では、どう思ってんだろうな。
マスメディアによる犯罪被害者への取材に対する批判を受け、いかなる事情があっても報道機関が犯罪被害者およびその遺族に接触することを禁止する法改正である。国会では一部の野党を中心として「報道の自由」の侵害であるという反発が起きたものの、ネット上でのマスメディア批判の高まりのなか、賛成多数により改正案は可決された。
ある大臣のセクハラ発言が世間を賑わしていた。高い支持率を背景に大臣は謝罪を拒否し、国会前では女性団体を中心とする抗議集会が開かれていた。その集会のさなか、一人の男性が乱入し、周囲にガソリンをまいて火をつけた。屋外での出来事ではあったが、火の勢いは強く、加害者の男性のほか、6名の女性が命を落とす大惨事となった。
この事件の背景は次のようなものであった。加害者の男性は、被害者のうちの一人とかつての職場の同僚であった。加害者によるストーカー行為から逃れるため、被害者は退職したものの、その後も加害者につきまとい、事件前に被害者は何度も警察に相談していた。しかし警察は、被害者の訴えに真摯に耳を傾けなかったばかりか、事件の発生後に問題発覚を恐れて関係書類の廃棄すらしていた。
事件発生後、被害者やその遺族に接触できないマスメディアの関心は加害者側に集中することになった。そこで大きく報道されたのが、警察の家宅捜索によって発見された加害者の日記である。
PCに残されていたその日記は、加害者による妄想の産物であった。同じ職場であったころ、被害者がいかに加害者に対して「気のある素振り」をみせていたのか、なのに「手ひどく裏切った」のか、事あるごとに加害者に「嫌がらせ」をしてきたのか等々が書き連ねられていた。
その日記の内容が発表されると、世の中の雰囲気が大きく変わった。まるで被害者の側に落ち度があるかのようなムードが醸成されていったのである。
そうしたムードに拍車をかけたのが、被害者の一人が運用していたツイッター・アカウントの発見であった。そのアカウントで被害者は人気アニメの性描写を厳しく批判していた。
人気の大臣によるセクハラ発言への抗議、加害者男性の日記から発見された「被害の訴え」、そしてアニメの性描写に対する批判。それらは被害者側がネット上でパブリック・エネミーとして認定される条件としては十分すぎた。
被害者遺族の自宅が特定され、さまざまな嫌がらせが相次いだ。しかし、被害者遺族が遺族である以上、マスメディアは接触できない。最愛の妻や娘を奪われた悲しみを誰も伝えることができない。被害者が警察に何度も相談していたことも、「加害者の訴え」が一方的な思い込みに過ぎないことも報道されない。その間も、ネット上では被害者に対する根拠のない誹謗中傷が積み重ねられていく。
「京アニは麻薬の売人」という発言は、たくさんの人の心に刺さったかもしれないが、理屈は通っているところもあるし、何よりどこかに実害がある話では全くない。同意しなくても「私はそう思わない」で済む話。
「かんぽがノルマかけまくって詐欺同然の大量契約」というのは、何十億という莫大な損害と、大量の被害者を全国で生んだ社会悪。被害者が高齢者である組織的構造的である点でも悪質で素早い対応が必要。「そんなこと今の世の中によくある」としても、それは「よくある悪」であるに過ぎず、看過できる問題ではない。組織的構造的な悪。
「事業仕分け」は、当時として必要なことであり、そもそも今も毎年「秋のレビュー」などの形で実施されている。にもかかわらず、「二位じゃだめなんですか」というセリフと共に(この発言も元の文脈を無視したキリトリ方をされているが)民主党の悪事のように扱われている。
「統計不正」は、国の政策の根幹に関わる不正であり、国家の根幹を揺るがす悪事である。官僚の一存で行ったのならば明らかに危険な行為だし、内閣の指示が入っているなら、明らかに総辞職し関係大臣が逮捕されてもおかしくない案件。内乱罪や外患誘致罪と同じく国家転覆に関わる犯罪だ。だが、メディアの追究も人々の関心もそこまででない。「今回の統計のごまかしは大したレベルのことではないから」と言う人は、物事の「質」というものを見失っているのではないか。国家の根幹を揺るがす行為は、未然防がれたとしても、その質それ自体が許されるものではない。
「ハムスターの虐待」について、5chの動物苦手板の廃止を訴えた署名活動をしている人がいるそうだ。確かに、例に挙げられているのは動物虐待動画だし、それが社会的によいものではないのは言う通りだろう。だが、問題はそこだろうか? 政治家を動かし、一民間掲示板の板を封鎖する、という事例を作るようなことをしたところで、こんな虐待をする人々の数は一人でも減るのだろうか? せいぜい、より見えにくい所に活動の場を移すだけで、こんな活動ただの自己満足に過ぎないのでは? と誰も指摘はしないのか。更に言えば、これが通れば同様の手法を用いて政治的な表現活動の弾圧などもたやすくできるような気がするのだが、そのことへの危惧はないのだろうか。
「外国人技能実習生の待遇問題」は、生きている人間に対する現在進行形の、しかも、この社会の根幹に関わる問題で誰にとっても無視できない問題であるわけだけど、ハムスターの運命に同情する多くの人々は、30万人にのぼる技能実習生の現状と運命にどのくらいの同情を寄せているのだろうか。
これが誰かの陰謀だ、とか言うつもりはない。前三つは「分かりやすい」悪であり、後三つは「少しむつかしい」悪だから、それが原因かもしれない。別に政権批判をしたいわけでもないし、現代社会論を唱えたいわけでもない。ただ「怒るポイントがおかしいんじゃないかなあ」と思うだけだ。そんなことにイライラする自分も「おかしい」部類に入るのかもしれないね。
おそらく同じ市の同じ選挙で、他候補(現職)を応援していた(いわゆるカラス)してた増田です。
先の選挙、本当におつかれさまでした。
本文を頭から引用しながら、うちがどんな感じだったとか、雑感とか、を。
そんな仲間がいるんだ。さすが超社交スキルのある父だ。立候補者にとって選挙戦を手伝ってくれる人たちの支えなしではとてもじゃないができないだろう。それを手伝ってくれる仲間がいるのは、人徳に他ならない。
アナウンサー、ドライバー、事務所の留守番。仮に、各2人ずつ、朝から晩までで3交代だとしても、告示から投票日まで1週間で、延べ40人以上必要になる。
自分は、フリーランスなので比較的仕事に融通をきかせて手伝えた。現役を退いたおじいちゃんや、主婦の方達もいた。
けど、仕事を休んで手伝ってる人も多くいた。そういう人達を、ほぼ無償で集めなきゃいけない。(増田は、弁当と飲み物と手袋しかもらってない。)
かなりハードル高いよね。
「あんたよく帰ってきたね。もうお母さん疲れたよ。お父さんから必死のお願いがあって手伝いをしているけれど、お父さんが嫌われないようにゴミを捨てにいくにも誰かに会えば頭を下げて、会う人会う人すべての人に頭を下げてお願いしてる。選挙手伝ってくれてる人たちにも気を悪くしないように気を抜けないの。こんなことなら全力で反対すべきだったんだ。」
これもホントそう。候補者本人だけじゃなくて、家族の覚悟もめっちゃ要求される。
うちの候補の奥さんも、長年(文字通り、何年も)地域の様々なボランティアに積極的に参加していて、町のいろんなところでよく見かける。頭が下がります。
新人他候補さんが、投票日前日に、奥さんと一緒に、支援者に泣いて土下座してた。ってのも聞いたことある。これはキツい。
併設している幼稚園に隣の地区への統合による「閉園」が政策として突如として上がった。「待機児童がいる」にも関わらずだ。当然町の人々は「閉園」に賛成するものなどいなかったため「3000票」もの反対署名が集まった。すごい数である。どう考えても閉園に対して「民意」はなかったのに、議会では「賛成可決」となりわたしの母校に併設されていた幼稚園はあっけなく歴史の幕を閉じた。政治の闇というのは本当に恐ろしい。
我が家も共働きで、わが子を預ける為に「保育園」や「こども園の保育園児」枠に応募したけど、外れて途方に暮れた経験あり。
けど、「幼稚園」や「こども園の幼稚園児」枠は、比較的余ってるのでは?
市役所の公式サイトで、幼稚園の募集状況が確認できるけど、筆者さんが言及してる閉園された幼稚園は、
統合された後の幼稚園(正確には、統合後はこども園になったので、同園の幼稚園児枠)ですら、定員割れを起してる。
地元の愛着などは分かるけど、例え民意が募っても、現実として、子どもが集まらない幼稚園を閉園するのは、仕方がないことじゃないかなと。
市の財源も限られてるし。
「選挙」とは「絵空事の政策をのべる人」ではなく自分たちの声を真に届けてくれる人を、町のために本当にできることが何かを真剣に考えてくれる人を自分の目で慎重に選ぶべきなのだ。しかし今の選挙法では「真実」を見極めることは難しい点が相当にあるのも現実。
うちの候補に「立候補してなかったら、誰に投票します?」って聞いたら、少し笑いながら「投票したい人、あんまりいないなぁ。」って言われた。
どういう基準で言っているのか分からないけど、言うなれば、一番近くで市議さん達を見てきた人の言葉がこれだからね。
わが市政には、ろくな人材がいないなのか。それとも、選挙に出るような人は、やっぱ変わり者(うちの候補含む?)なのか。はたまた、皆が「政治の闇」に染まっているのか。
議会議員の立候補であれば、極限まで安く抑えれば70万円ほどに抑えられるのではないかといった予算感を持った。もちろんのことお金は使えれば使えるほど、広報にお金をかけることができるので100万円は最低かけたほうが良いというのがわたしの見解だ。
たしかに、新聞に折込広告出してる候補さんとかもいるからね(効果のほどは分からんけど)。
うちがいくらかかかったは、出納係ではなかったので、把握できなかったし、聞けなかった。
みんなが知りたいところだと思うけど、ごめんなさい。
うちの候補も、ネットは使ってないし、たしかに、周りもあんまり使ってない印象。
実際、うちの場合は、そこまでリソースが割けなかったってのもあると思う。
手伝ってくれてた人に、SNSとかが分かる人もそんなにいない感じだった。
ただ、他候補さんで、地域のお店にgoogleで星5つけまくってる人がいて、笑った。
選挙違反は程度によるけど、厳密に適用したら、多かれ少なかれ、ほぼ候補の皆さんアウトだと思う。
細かいので自分もそこまで詳しく理解しているわけじゃないけど、
公共物にポスターやのぼりつけてたり、マイク禁止の所でマイク使ってたり、認められてないビラ配ったりだとか。たくさん見かけました。
自分も、見せてもいいけど、渡してはいけないビラを使って話してたら、相手の方が持っていっちゃうことがあった。
父は社交性は抜群なのに人前で喋ることが「超」がつくほど苦手なため、自転車で市内を駆け回り、一人一人と話しながら回った。
一人一人と話す(&握手)というのは、実際は、結構効果があるから、これはそんなに悪くない手だと思う。
うちの候補も、道端に立って、いろんな人と話してた。知らない人からも、結構話しかけられたと言ってた。
ただ、自転車は危ないんだよね。
声援に応えながらで、よそ見とかしちゃうからね。小学生とか面白がって追いかけてきたりするし。
あと、「市内」ってのが、文字通り市内全域であったなら、もっと地元地域に密着してやった方がいいと思う。
うちの候補は、地元地域からほとんど出てない。選挙も、ランチェスター戦略が重要なんだと思う。
選挙カーはうるさい。それは候補者も市民もよくお分かりだろう。でもやらないわけにはいかないのだ。街宣カーでの選挙活動を嫌う候補者もいるが街宣カーを使わず独自の選挙法に走ると総じて当選率が低くなるデータがある。
選挙カー、うるさいよね。増田は、法律で禁止して欲しいと思ってるよ。
これ、候補の名前の浸透の為って言うけど、実際は、支援者の為なんだよね。
選挙カーが聞こえてくると、「○○候補、頑張ってるな。」って、一番分かりやすいからね。
車内からは、音量のほどがよく分からず、大き過ぎないか、冷や冷やしてアナウンスしてた。
けど、音量下げると、支援者からクレームが来るんだよね(^^;
「そもそも候補者との接点がない」というのが「誰に入れていいかわからない」という理由の1つになるだろう。ネットだけの情報では信用できるかなんてわからないし、そもそも仕事に疲れて関心が向かない。いかに候補者と市民の接点を作ることができるかを国として支えることができる仕組みが欲しいと思った。
「誰に入れていいかわからない」状態は、現職にとって有利な状態。
現職がルールを作っているのだから、現職有利になる流れを打破するのはなかなか難しいよね。
ただ、公開されてる市議会だよりを見ると、
この議案にだれが賛成して誰が反対したって、ちゃんと広報されてるからね。
市民側も、情報を拾いに行こうと思えば、それなりに拾えるとは思うよ。
ただ、少し話がそれるけど、
今回の市議選、現職で「議席削減」を訴えている人が何人かいたけど、
「あの人達、全然本気じゃないよ。口だけだよ。」って、うちの候補が言ってた。
まぁ、そりゃそうだよね。自分達の食い扶持だもんね。
「このままではまずい。敵対候補が応援演説に国会議員と県議会議員と市長を味方につけて行っている。うちらを潰す気だ。だけどうちは無所属だ。どこかの政党に属してしまうと政党の方針に従わなければならない。票を集めるには政党を味方につけた方がいいけど俺たちは自分たちの力で町を守りたい。悔しい。悔しいんだよ。だから明日からは演説で幼稚園問題の本質を話さないか?」
お父さんやその支援者さんは、もともと反市長でやってるんだろうから、相手は関係ないんじゃないかな。
政党候補が、同系列の県議や国会議員の応援を受けるのは、別に相手をつぶすとかじゃなく、普通のこと。
市民が困ってる声を、一番市民と接点が持てる、市議会議員が吸い上げ、市で対応できない部分は、県や国で対応するってのが政党の役割の一つだからね。
また逆に、他市や他県、都が独自でやった地域限定の政策や、上手くいった事例を、党を通じて、全国の県市町村に広めるってのもあるし。
例えば、うちの市は、UR団地の老朽化、高齢化、空室等が問題になってるけど、この問題を一市議会議員が、一人でどうにかするってのは、相当タフな仕事だと思うよ。
けど、政党を動かせば、国交大臣に直接訴えられるし、UR関係者とのミーティングも設定できるからね。(某大臣の例があるから、例えが悪かったかもだけど(^^;)
まぁ、うちの市議でずっとトップ当選してた方は、無所属ながらも、
新人時は、民主の推薦で当選して、いつの間にか自民に移って、気が付いたら県議になっちゃってたわけです。
たしかに、上手い人は、上手いんだけどね。
一方で、自民の国会議員が、選挙カーに乗って応援してた現職候補さんは、今回落ちてたけど。
夫と一緒に行う演説はいく先々で暖かい拍手が湧き上がっていた。涙をこらえるのに必死だった。こんなにも暖かい人たちがいる。応援してくれる人がいる。この時、1人の拍手が、声が、どれだけ重みがあるかを真に感じることができた。今でもこの文章を泣きながら書いている。
いやいや、無所属新人で、演説を聞いてくれる人が集まってくるっていうのは、それだけでも割とすごい。
もっと、早い段階で演説に力を入れていれば、また結果も違っていたと思います。マジで。
現職でも、どこの新人ロックバンドのライブだよ。って位に人が来ないことがあるからね。
来てるの関係者だけじゃんって(涙)
現職の演説は、実績を話すのが中心だから、報告してる風で、聞いててもつまんないのかもね。
結果は残念だったけど、無所属新人で、準備期間3ヵ月、手探りでの選挙活動で、900票ていうのは本当にすごい。
現職達は、半年以上前から準備してるからね。当選ラインの1200票、きちんと準備していれば、受かったと思います。
うちの候補も、皆から結構ダメ出しされてたし、文句も言われてた。
これから選挙戦に臨む方やお手伝いする方に知っておいてほしいのは「基本はボランティア」だということ。これは選挙上の規則でもある。これを理解せずにバイト代目当てで手伝いをすると「やってらんない」となる。手伝う側にもそれ相応の覚悟がいるのだ。
そう。手伝う方も、真剣だからね。言いたいことは言うって感じで。特に終盤になると、疲れもたまってくるし、皆ピリピリしてるよ。
うちの候補もそれが分かってるから、まぁ、大人の対応をしてたよね。候補も、めっちゃ疲れてるだろうにね。
正直、ここが一番共感した。
実際、普段はとても感じのいい人が、対立候補さんに対して、攻撃的になるのを見ると本当に悲しくなるんだよね。
政治って、全員に対して行っていくものだから、立場によって、意見が違う人が出てきてしまうのは、仕方ないんだけど、
理想を言えば、どうやって納得し合えるかを、探ることだと思うんだよね。
ある人が、「最高の勝ち方とは、相手を味方にすることだ。」って、言ってたんだけど、
最初から相手を攻撃的に捉えていたら、上手くいくわけないよなぁ。って。
人間が、お互いに分かり合いたいと思えるようには設計されてないの、何でだろうね。
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ちょっと調べてみたら、市議の中で、元の人が言及してた幼稚園に対し、廃園反対を訴えていた人が見つかった。
こういった市議さんを探して、連携していれば、廃園について、少しは市から譲歩が引き出せたかもしれないね。
もしかしたら、連携済みで、その過程で「政治の闇」を感じてしまい、自分達でやらなきゃダメだって、なったのかもしれないけど。
1:氷河期発生の元凶であり、真面目に対策している様子も伺えない
これは論を待たないだろう。人生再設計世代という造語は呆れを通り越して失笑した。
2:幼少時にイメージが悪い
氷河期世代は幼少時にリクルート事件などの「政治とカネ」問題を見てきている。当時ニュース番組や新聞を結構見るようにしていたので、自民党への悪イメージが刷り込まれている
3:自民系(大臣級)の横槍で増田の会社の仕事が奪われたことがある
それでも2012年の総選挙では自民に入れたりもしてたが、その後こんなことがあった。
具体的に書くと特定されるからぼやかすが、簡単に言うとある新規客への提案をしていて、ようやく受注の目処が立った段階で、ある自民党議員の横槍が入り、その案件を同議員の親族が経営してる同業会社に奪われた事件があった。取引規模は5億以上であった。
しかも増田の会社の提案内容を丸パクリされて。パクリは自称中道の右派な人達によると「韓国人だけがやる特技」らしいけど、この自民議員も韓国人なのかな?大臣経験者だけど。
そんなことがあったので、自民党には一生投票しないと決めている。今は年齢が若いと自民支持が多く、年齢が高いほど反自民が多いみたいだけど、社会人になってある程度上に行ってから3番のような政治案件を目の当たりにするようになって反自民に移行するパターンは意外とあるんじゃないかな。
昨今の日韓関係で「輸出規制」という単語が出ると「輸出規制じゃない!優遇措置の取りやめだ!」と吹き上がる人が結構いるんだけど、ちょっと落ち着いてほしいなと思う。
そもそも規制というのは何らかの目的のためにルールを作ってルールに従って行為を制限すること。
交通事故を防ぐために赤信号では止まらないといけないというルールを作り、それに従って通行しない場合は罰則がありますよとすることで「好きにすすんでええやろ!」という自由な通行を制限するというのも法規制なわけです。
今回日本政府が始めた優遇措置の取りやめというのも、安全保障上の脅威になりえる物品の輸出については各種法律に沿って自由な取引を制限しますという「規制」の枠組みのなかで、友好国に関しては手続きを簡素化しますよという優遇措置があって、それをどうするかという問題なわけです。
優遇措置があっても3品目については許認可は必要なわけで、優遇措置があれば規制の対象外になるというわけではなく、優遇措置の有無というのは輸出規制の枠組みの中の話です。
で、経産省がやっている輸出規制は英語だとExport controlで、コントロールっていうのは規制の中でも最も直接的に省庁が行為を制限するやり方の一つです。
Export controlについては経産省は基本的に輸出管理という言葉を使ってきていて、今般の「輸出規制」問題の中でも官僚は常に輸出管理の問題という言い方をしているはずです。
大臣や官房長官はレクが行き届いていなかったごく初期の段階では多少表現に揺れがあったように記憶していますが、最近はちゃんと輸出管理と言うようになってます。
今回の問題は自由貿易体制の中で輸出国がやらなきゃいけない手続きの話ですよ、ということを強調するために(それ自体はまったくもって正しい)従来から用いている輸出管理という言葉を一貫して使っているわけです。
輸出規制というとどうしても数量規制や禁輸措置という連想が出てきやすいので、それを避けるための実に官僚らしい気のつかいかたで輸出規制という言葉を完全に排除しています。つまり印象の問題です(印象は大事です)。
許認可手続きというのが規制の典型的な一形態であるというのは重々承知のうえで、相手に誤解を与えたり付け入るスキを与えたりしないようにするために一言一句にこだわるというのは官僚の習性で、今回はいい仕事をしています。少なくとも国内ではおおむね正しく伝わっているので。
ただまぁこれをもって「Controlは規制じゃない!管理だ!」というのは変な話なのでちょっと慎重になりましょう。
今後問題の焦点になるホワイト国についてはExport controlの中のCatch-all controlsの中での例外措置です。例外なので、ホワイト国が仕向け地なら許認可不要→規制の対象外というやつです(後述するページに書いてあります)。
3品目の優遇措置の取りやめは許認可手続きが優遇措置の有無に関わらず必要だったのに比べて、例外措置の取り消しとなると今まで要らなかった許認可が必要になるということで規制の対象外から規制の対象になるということでちょっとだけ雰囲気が違いますが、まぁどちらもExport Controlの話ではあります。
で、Controlという言葉なんですが、これまで経済産業省はCatch-all controlを「キャッチオール規制」と言ってきました。(今でもhttps://www.meti.go.jp/policy/anpo/index.htmlの一番下の連絡先はキャッチオール規制に関する相談の窓口です)
なのでホワイト国はキャッチオール規制の対象外になるという説明になります。
・キャッチオール規制の概要→https://www.meti.go.jp/policy/anpo/anpo03.html
・上記ページの英語ページはないんだけど、輸出管理の概要について英語で書いたものは→https://www.meti.go.jp/policy/anpo/securityexportcontrol1.html
英語のページを見ればExport controlにはList controlとCatch-all controlがあって…みたいなことが書いてあって全部Controlなんだけど、日本語のページでは輸出管理にはリスト規制とキャッチオール規制があるという書き方で、Controlの訳語が管理だったり規制だったりします。
つまり規制と言うか管理と言うかは訳出の問題であって実態としては同じControlなわけです。
どう言おうが同じことなんだけど、今回の問題に関しては訳語にもこだわるぜ!っていう経産省官僚の気概みたいなものはブクマも結構ついた以下の文書で感じることができます。
・本日の韓国産業通商資源部による記者説明について https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190719009/20190719009.html
この文書の中では一切「キャッチオール規制」と言ってないのね。むしろ「規制」という文言すら一つもない。
従来、Catch-all controlに関してはキャッチオール規制と訳していたんだけど、今回はキャッチオール制度と訳してみましたってことですね。「規制」っていう言葉を使うと国内にも揚げ足取るやつがいて後ろから銃を撃たれかねないからね。官僚らしい気遣いにあふれたいい訳し方だと思います。
英語版はhttps://www.meti.go.jp/english/press/2019/0719_001.htmlで確認できるから対比してみてね。Catch-all controlとしか書いてないから。
今回の問題はExport Controlの問題であるので、それを輸出管理というか輸出規制というかは訳出の問題であって実質的な違いはない(経産省は輸出管理で一貫しているが、Catch-all controlについては若干揺れがある)
優遇措置の緩和もホワイト国からの除外もExport Controlの枠組みの中の話であるので、「優遇措置の見直しであって輸出規制の話じゃない!」と言うのは問題について正確な理解をしていないと思われる可能性が高いのでやめた方がいいです。