はてなキーワード: 雑学とは
問題点を指摘しても改めない潔さ等は学ぶべき事もあるが、基本的に間違いを認めない所があり頑固だ。
増田は匿名性を活かして素晴らしい雑学や体験談を披露するが、作り話だと一掃される事もまた増田らしい特徴である。
コンピュータの作り方、C言語やプログラミング知識を幅広い人に教授してくれる所は、ただのブロガーに収まらない素直さや謙虚さを感じさせる。
ただの愚痴にもしっかりと反応し、的確に短行で指摘してくれるのも増田の良い所である。
元増田が独り善がりの人間で、何もかもに否定から入り自分以外を敵視し自分は神だと言わんばかりの姿勢は彼らの虚栄心を見ている気分になる。
アダルトサイトや画像を貼りまくって、周囲の人間からかまって貰おうとするのも実に増田的ではないか。
かまって欲しくてさまざまな情報、ツールを提供してくれるのである。
恋人がほしいと思っているんだけれども振られるのが怖いし
喧嘩するのも怖いし、喧嘩が起こらないようにし続けるのも面倒だし、
飽きられたくもないし、飽きたくもない。
なんでそんなに簡単に恋い焦がれあって冷め合うのかわからない。
これだけだ何だタダのコミュ症かってなるけど、初対面の人や友人達と一緒に遊びに行くこともアレば、
それが楽しいと思えることもある。その場での自分の立ち位置とか見ながらになるけど、あまり期待されない位置を探して
適当に離れてたりする。自分の好きな話とかが出てくればちゃんと話す。
あんなことがあったこんなことがあったと話を聞かされたりもするが、感想にこうした方がいいとか、アドバイスを混ぜると
だんだん議論みたいになってくるし、納得してもらえなかったりすることもあるので、そういうこともしないでただ受け流すかのような話しかできなくなってきたら、だんだん盛り上がりもせずつまらない話しかできなくなってきた。
こと人は自分とセックスしたいんだろうか?セックスしたい理由はなんだろうか?
頭もでかくはないし肩幅は少し狭いが無様なほどではない。
自分は、高学歴で身長はそれなりに高く顔もそれほど悪くはない。
洋服も安物だがたまにいいねそれと言われる程度には身なりを整えてる。
そんなことも知らないの?とたまに言われることがあるが、ちゃんと調べて教えてもらうための話ができるような基礎情報を情報収集したりする。
そうすると楽しい会話になる。
しかし今度はそれについていくために生半可に仕入れた情報が、それに対して興味が有るんだと思われてしまうことがよくある。
実は興味はないけど一度は触れてみたかった話題ぐらいのレベルなので、だんだん飽きてくる。
ほんとに本流で好きなモノは別にあってその他の話は雑学レベルの話だ。
下を見ればいくらでもいるんだが、どうしても上が気になって仕方ない。
かっこいい人を見ては、ああ自分がこうなるには、アレがたりない、コレがたりないと考える。
それらは、外見的なものであったり、内面的なものであったり、知識だったりする。
それらは、先天的なものだったり、努力から得たものだったりする。
先天的に自分が持っているものを持っていない人もいるし、努力をして自分が得たものを持っていない人もいる。
だが、それらは格上の人たちから同列に扱あつかってしかるべきと思われるほどのものではない。
狭間にいていつも悶々としているこの悩みを何の病といえばいいのかわからないけど、
どう見ても格下の人たちが、格など気にすることなく、格上の人たちに絡んでいくキョロ充とでも言うか、しかし幸せそうにしている人達がいる。
卑下される可能性があるのならば近寄らないに越したことはない。
近寄らなければ評価を聞かされてしまうようなこともないし、目に映る人々を羨むこともしなくて済む。
しかしそれでは欲しているという欲望が満たせられない。
評価しあうことができて概ねお互いによければ付き合ったりすることになるんだろうか。
どこかで幻滅してしまうことが起こるだろうし、幻滅されてしまうことが起こるのかもしれないのをどこまでチェックして見たらいいのかわからない。この程度まで話が進むようならば、この先暫くの間お互いに興味を持っていられることができるのだろうと落とし所をさがしているのだが、
直接的にどんな体型がいいかとか、どんな考え方していてどんなことに興味を持っていてそれに対する考えがどれくらい真剣に考えているのか。
というところが合わないと同しようもない気がしてる。
それが満たされたとしても、日常に組み込んだあと、目の前に現れるものについての会話をどうやって行くのかのセンスの見え隠れまで判断しようとすると、だいたいが、ボツかなってなる。
軽口叩きあえるような友達は、外見的にも内面的にも一般から見れば良い方ので、それを恋愛対象にしてしまえばいいのではと思うが、
いかんせん好みではない。
そうしてくると結局、同性愛の恋愛って性欲を満たせばいいんじゃないかって思ってきた。
お互いの性欲を満たすことができる魅力的な外見を得られていればそれで幸せな気がしてきた。
でも男女の恋愛における性嗜好は、かんぜんに男性側がもっていないものを女性側が持っている大きな大前提がある。
同姓の場合はどうなるんだろう。
男女の恋愛は男であること女であることが生物として異なったものなので、もうそこは前提になっていて、少々痩せてようがなんだろうが、レベルなんぞ低くても満たせるもんなんじゃないかと思ってる。
同性愛ってめんどくさい。
異性愛は、求め合うべき男女の性差とそれにくわえて内面の会う合わないで決められる。
しかし同性愛は、求め合うべき男女の性差が個々人の体格的魅力に置き換わり、かつポジション決定という前提の確認作業が必要になってくる。
その確認は、下世話なものなので、内面が会うかどうかから話を進めていくのだが、いざ内面が会うと鳴った時に、お互いが求める性的な体格的魅力を双方に感じなければ、イケないという順番の差が出てきているような気がして何がなんだかわからなくなってくる。
意味不明だな。
まあ、自分の致命的な血管は、自己愛が強いけれども自己卑下も強く、身体的にも内面的にも中途半端で更に少し考え方がおかしいので恋愛すんの難しいしうまくいきそうに鳴っても一歩ひいてしまう自分がいて逃げてしまうんだよな。
それだけ。
ブクマが100いったら、5,263文字で公開。
※※追記・ブックマーク100越え∩(´∀`)∩ワァイ♪※※
キョウハ タクサンノ オニイチャンタチガ ツレタ
タイリョウダ♪(*゚ー゚)ノ/ ̄ ̄~ >゚))))彡>゚))))彡>゚))))彡>゚))))彡>゚))))彡彡>゚))))彡バタバタ
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さて、さすがに釣りで終わっては、読んでいる方にも実りがないと思うので、
イタリア語で「cin cin」とは、「こんにちは」「さよなら」「乾杯」という意味に相当します。
読み方は、皆さんの好きな「チンチン」と同じです。
ヨイ シュウマツヲ ヾ(*'-'*) cin cin!!
……という話を耳にしたことはありませんか?
オーストラリアに比べ明らかに安い。
と、いうのが業者の謳い文句です。
「治安が悪そう」
「汚そう。ゴキブリいっぱいいそう。外国人とルームシェアなんて
本当のところはどうなのか?
不安に思う人も多いと思うので。
ひとりでも多くの人に、このコスパの良さと
※フィリピン・バギオ地区にあるBECIという学校の感想になります。
http://beciryuugaku.blog.fc2.com/
入っていませんでした。
「安いし、教師もしっかりしてるし、オススメだよ」
と言われ、ろくに調べもせずフィリピン留学を決意。
(値段に惹かれたというのもありますが)
四ヶ月、スクールに通いました。
結論から先に言うと
すごくコストパフォーマンスが良かったです。
もちろん、アメリカやカナダに比べたら、ネイティブがいないという
デメリットはありますが、教師のレベルはネイティブとほぼ同じ&
マンツーマンレッスンなので初心者の方でもレベルに合わせて喋ってくれます。
TOEIC 550点からたった2ヶ月で780点までアップしました。
簡単な英会話も出来るようになり、特にスピーキングとリスニングが
明らかに伸びました。
ならない状況になるので、ひたすらスピーキングの経験がつめます。
まだまだついていけませんでしたが、単語がしっかり聞き取れたり
ティーチャーとゆっくりディスカッション出来るようになったり、
(もちろん、しっかり勉強すればの話です。
毎日飲んで遊んでいてはここまでスコアは伸びなかったでしょう)
しっかりサポートしてくれたので、安心してフィリピン留学を楽しむことが出来ました。
物価の安さを活かして、一万円で一泊二日のバカンス旅行も楽しめました。
フィリピン英語留学の一番のメリットは、やはり東南アジアならではの
更に、先進国でマンツーマン授業をとると費用が跳ね上がってしまいますが
フィリピンではマンツーマン授業が基本であり、思う存分スピーキングの練習や
何故こんなに安いのかというと、
食事も100~200円あればお腹いっぱい食べられますし、お酒も一瓶50円という安さです。
ちなみに、先生の月給は6000ペソ(約1万2500円)らしいです。
①マンツーマン授業の質の高さ
上記で少し述べましたが、マンツーマンレッスンこそ
分からないところを細かく教えてもらうことが出来ず、
更に言えば、グループレッスンだとしゃべる機会が少なく
時には教え方が下手な先生や、
喋ってくれるので安心です。
マンツーマン授業をやっていると、自然と先生とも仲良くなれますし
教えてもらったりと、勉強を苦なく勧めることが出来て
先生の質ですが、値段が安いぶん、
先生は全員、4年間大学で英語と教育を学んできていますし、発音もかなり綺麗です。
試験テクニックや模擬テスト、TOEICで頻出のボキャブラリー等
私も1ヶ月だけ参加していましたが、TOEICスコアが150点近く上がったので
TOEICのスコアアップを狙っている方には、とても有効だと思います。
IELTS・TOEFLラス(以下、アイエルツクラスと呼びます)は
私はずっとこのクラスに参加していましたが
講座は有料(一ヶ月1万円・週5日、平日のみ)ですが、スピーキングとライティングは
発音と並んで日本人が最も疎い部分で、更に独学がしにくい分野でもあります。
アイエルツクラスの講師はアイエルツを熟知した、言わばエリートの講師が
学校が大量に保有しているのですが、アイエルツを教えられる先生は
限られているため、事前に頼んでおいた方が良いです。
アイエルツのスコアをクリア出来たのは、ここの講座によることが
大きいです。
東南アジアというと、物凄く暑いというイメージがあると思います。
確かに、マニラは非常に気温が高く、毎日30度を超える地区です。
夜もぐっすり眠れるし、勉強に集中出来る最適な気温です。
避暑地としても優れているので、夏に留学するのがおすすめです。
巨大ショッピングモールはありますが、娯楽といえば酒場かレストランか
勉強している生徒が多かったです。
言っても過言ではないでしょう。
その点、バギオ・BECIは十分条件を満たしていると思います。
以上が、私が感じたフィリピン英語留学の主なメリットになります。
期待はずれを味わうことになるかもしれません。
人によっては発音がなまっていたり、
ワケにはいかないのが実情です。
②娯楽の少なさ
かなり味気ないと言えます。
唯一の救いは、テレビでアメリカの映画やドラマが見れることぐらいです。
もっとも、ネイティブ英語なので並のレベルでは雰囲気しか楽しめませんが……。
事前にノートパソコンに海外ドラマや映画(二カ国語対応のもの)を
ある意味、BECIの最大の弱点と言えるかもしれません。
学校で支給されるご飯は、良くも悪くも『合宿所のメシ』レベルです。
また、韓国人経営のため、韓国料理が多く辛めの料理が多いです。
なので、ご飯はあまり期待出来ません。
ローカルレストランで食べているようです。私もその一派でした。
しかし、マニラからバギオ地区には高速バスで5時間かかります。
トータルで考えると8時間弱なので、時間的にはアメリカ等とどっこいどっこいです。
距離的なメリットを考えると、マニラかセブにある学校の方がメリットがあります。
ただ、マニラは暑くて危険、セブは物価が高いというデメリットがあります。
⑤停電が多い
(これはこれで、ハングリー精神が刺激されて良いのですが
目が悪くなること間違いなしです)
発展途上だと思いました。
なんじゃこりゃ、と思うかもしれませんが事実です。
フィリピンでは、新卒の年齢が20歳であり、BECIは比較的新卒を多くとっているので
20代前半の教師が多いです。おまけに、女性が中心なので必然的に生徒と教師の間で
(マンツーマンで、しかも同じ先生と2ヶ月も一緒に授業をしていれば
・避暑地としても最高です。
・発音のクラスが非常に良いです。
その他、部屋や学校の画像、教科書レビューなどについての情報は
http://beciryuugaku.blog.fc2.com/
コスパの良さを実感してもらいたいです。
といってもここ一年ぐらい出版出来てないので、正確には『売れないラノベ作家』という言い方のが正しい。
更に言うと、現在の収入源はゲームシナリオの外注作業がほとんどなので、零細シナリオライターと言ったほうが(ry
まぁ、俺はそんなどこにでもいるようなラノベ作家の一人なんですが
最近、大学の後輩達が異様にラノベ作家になりたがっているのを見て、ちょっと危機感を覚えまして。
というのも、どいつもこいつも一様に
「文章力いらないよね」
とか、とにかく楽な職業だと思い込んでる輩が多いこと多いこと。
確かに、本屋でラノベを立ち読みすれば分かるが、書いてある文章は一人称で誰でも書けそうだし
展開は良くも悪くも萌えればいいと言われて、あながち外れではないし、今はレーベルが乱立してるから
デビューできるチャンスも非常に多い。
就職だるいからラノベ作家に(ry とか言ってる奴の口には、刺付きパイナップルをぶちこみたくなるね。
3年ほど頑張って投稿してれば、実力もそこそこついて、どこぞの賞に引っかかるだろう。
俺は受賞までは2年ほどでした。
だが、生き残るとなると話は別だ。
生き残るっていうのは、定期的に本が出せて収入が途切れず
正直、これは、かなり難しい。
詳しい理由は後述する俺のHPを見てもらえれば良いとして
売れる人:1% そこそこ売れる:10% 売れない:残り全部
累計20万文字ぐらい書く。文庫本260ページの二倍っすよ。心折れずに書けますか?
ここで、しがみつける人と諦める人でふるいがかけられる。
印税は出版されなきゃ入ってこないし、編集者と意見が合わなければ
いつまでも改稿が終わらずエンドレスサマーよろしく終わらない夏休み状態。
生き残る可能性あると思う。
もちろん、ラノベは当たれば大きい。夢もある。
考えを改めなさいということだ。
ホヤホヤで右も左も分からない人のためにHPを作ることにした。
http://ranobebook.sakuraweb.com/
こんなくだけた口調ではないが、
思いつくまま書いておいた。
ラノベ作家向けのマニュアルサイトがねーじゃねーか、ゆとりなめんなと
常々思っていたので、自分の経験(失敗含む)を活かして作った。
俺と同じようなミスをして恥をかく人が減れば良いなと思う。
「そんなに早くチェック出来るわけないでしょう?(怒)」
って怒られた事とか)
一応、ライトノベル作法研究所さんやラノベ関連のサイトさんにリンクしてもらったが
いかんせん、HP運営は素人なので、どこでサイトをPRすればいいか分からなかったので
もし、お近くに新人ラノベ作家もしくはラノベ作家志望者の方がいたら
ひどい人になると、ツイッターで堂々と
http://anond.hatelabo.jp/20120812171545
(※たくさんのブックマークありがとうございます。初めてのかたは、上のURLからどうぞ「ホストの弟子、1限目」)
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あれから、1週間が経った。僕はと言えば、基本は厨房、カウンターを回しながら時々緊急でホストのヘルプで呼ばれるようになっていた。女性に話しかける抵抗は少なくなったものの、話し始めるとすぐに会話がとぎれ、先輩ホストに助けてもらう毎日だった。50人ナンパ(といっても、話しかけて無視される作業)でつけた自信はとうにすり切れていた。
頼みの綱の翔さんも、出勤時に挨拶するぐらい。弟子にしてくれた話も忘れてしまったのかなと思い始めていた。
そんな、僕の考えを読むかのように、翔さんは、また僕を誘い出した。その日は渋谷で待ち合わせだった。今度はハチ公前でナンパでもさせられるのかと、僕が不安な気持ちでいっぱいになっていると、30分くらい遅れて翔さんがやってきた。
「よー。お前汗だくじゃないか。確かに今日は暑いわなぁ。外ナンパはやめて涼しい所行くか」と言うと、センター街へ向かって歩き出した。道々歩きながら、ここのラーメン屋は旨いとか、アダルトグッズはこのビルの地下とか、渋谷の情報をいろいろと教えてくれた。
そんな話をしているうちに、僕らはスペイン坂にある1軒のお店に入った。甘ったるい花のような香りが店内に立ちこめていた。そこは香水専門店だった。
(閑話休題)
かつて高校時代、男子高校生だった僕は友達に借りたスカルプチュアを山のように振りかけ、文化祭に挑んだ事がある。当時、男子高校生にとっては文化祭は唯一と言っても過言ではない重要イベント。気合を入れまくった僕は、香水をつけて挑むという暴挙に出た。結果は、明らかなつけ過ぎ。女子だけでなく、男子も当日は僕の回りをあるくと眉をしかめた。僕は歩く異臭騒動としばらく呼ばれた。
そんなことを思い出し惚けていると、「よし、ぼーっとしてないでやるぞ?」という翔さんの声で現実に戻された。
「これから俺は2時間ぶらついてるから、ここの香水を嗅いで、全部覚えるんだ。まず、あそこに飾ってあるベスト20みたいなのは、香りだけでなくショップカードに書いてある内容も覚えるように。あとで聞くからなー。」それだけ言い残すと、本当にお店から出て行ってしまった。
僕は1人、ポツンと香水屋に残された。
回りはほぼ女性。時々いる男性は、彼女と一緒に来ているカップルだった。店員さんの視線も猛烈に痛い。回りの客は、きっと僕をキモイと思ってに違いない。しかし、モテたいという気持ちと、翔さんが戻って来て質問された時、何も答えられないのが怖さで、仕方なく匂いを覚える事にした。30分も経たない内に吐き気をもよおした。それでも、なんとか2時間頑張った。
翔さんは、やっぱり30分きっかり遅刻してきた。「大体おぼえたか?今からテストするから、目を潰れよ。これ、なんて香水だ?」翔さんはそんな調子でクイズを出してきた。結果は5問中4問正解。自分でもまあまあの出来。すごいとか言ってもらえるかなとワクワクしていると、翔さんは「じゃ、次いくぞー」とさっさと店を出て行った。僕はあわてて追いかけた。
2軒目は、本屋だった。
店の中に入ると、急に翔さんは僕の財布を取りあげた。「お、3万か。学生にしちゃ入ってるじゃないか。本を買うから、これ使うぞ」と、財布から3万を抜き取った。僕が唖然としていると、雑誌コーナーに向かった。いきなり、女性誌をかたっぱしからカゴに入れ始めた。10冊くらい入れた所で、次はタウングルメ雑誌。これも棚に陳列されているものを全部カゴに放り込んだ。それから女性向けエッセー。血液型占いの本、料理のレシピ本、カクテルの本などなど、次々と本は増えて行った。
翔さんは、お会計2万7400円を(ぼくの3万から)払い終えると、5キロはあると思われる紙袋2つを渡した。
「お前、明日休みだろ?この本、明後日までに全部読んどいてな。じゃあ俺、帰るわ。」
そう言い残し、翔さんは手をひらひらさせながら去って行った。香水の嗅ぎ過ぎで気持ち悪い身体に、まったく興味のないほんの山。僕は駅のホームで、声もでない程ぐったりとしていた。
翌日、翔さんに押し付けられた本の山を読み始めた。女性誌のファッション部分はタイトルだけでほとんど読み飛ばし、読者の恋愛相談ページだけを読んだ。リキュールの本は普段使っているカクテルベースの由来がわかって楽しかった。タウン情報誌は、最近流行りのお店特集なのを見ていたらお腹がすいて来た。女性向けの恋愛エッセーは意外と読みふけってしまった。
最初は苦行でしかないと思っていた読書だったが、気付けば楽しんでいた。いつの間にか深夜2時をまわっていた。
翌日、夜10時半に僕の最初のお客さんが付いた。相手はいつもは午前3時頃に来てくれているプロのお姉さん。今日は早番だったらしい。僕は、隣に座った瞬間に、彼女が付けている香水がアナスイ製であることが解った。「これ、アナスイですよね。」そういうと「え、良く知ってるね。」と驚いてくれた。それから、しばらくショップカードに書いてあった、アナスイの話をした。それから10分間、ひとしきり香水の話で盛り上がった。
次のお客さんとは最近のファッション。その次のお客さんとは最近流行の立ち飲み洋食屋の話で盛り上がった。その日、僕はお客さんに次々とウンチクを披露した。昨日、本で見たまんまの受け売りだった。が、僕は今まで話せなかったことが嘘のように、楽しくてお客さんにいろいろ話していると、翔さんに呼ばれた。
「おい。お前そこ座れ」翔さんは苛立っているようだった。僕はなにが起こったのか理解できなかった。
「なんか、昨日連れ回した事で勘違いしてるようだけど、お前に本を読ませて香水屋に連れてったのは、別にお客に嬉々としてウンチク語れるようにするためじゃないんだよ。」と翔さんは、言った。僕はびっくりした。思わず、
「え?違うんですか??女の子と話せるように、そういう雑誌や場所に連れてってくれたんじゃないんですか??」と聞くと
「違う。女の子との会話に詰まった時、新しい話題を見つけられるように知識を身につけさせたんだ。女の子は男よりも無言の間を嫌う。
かといって、なにを話しても良いわけじゃない。その子が興味ありそうな、喜びそうな、話してくれそうな話題をふるんだ。香水付けてる子には香水。ブランドものもってる子にはブランド。ご飯食べるの好きな子には、美味しいお店。何にも拾える所なかった子には、恋バナ。とかな。その場、その場に応じた知識を身につけなきゃいけないんだ。決して、ぺらぺらとツマラナイ雑学を披露させるためじゃない。ほら、よく見てみろよ。さっきまで居たあの子、お前が楽しく話してる間、目が泳いでたぞ?今のほうが100倍楽しそうに話してるだろ?」
翔さんに言われて客席に目を向けると、先輩と楽しげに笑っているお客さんが見えた。
「お前、今日は厨房で良いよ」翔さんはそう言い残すと、すっとホールへ戻って行った。
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最近TPPについて知りたいけど何の本を読んだらいいのか分からないという人がTwitterに散見されるので
TPP賛成派も賛成の立場から何かお奨め本があればお奨めの本を付け加えていくといいかも
必須2冊(TPPについて考える前にアメリカのこれら有名経済学者の影響を受けた人達がどう考えるか
ということを感じておくべき)
「フリーフォール」グローバル経済はどこまで落ちるのか スティグリッツ 定価1800円+税
経済学部以外の人が初めに読んでおいた方がいい本(下に行くほど読みやすい。ただし教科書に書いてあることを
そのまま鵜呑みにしないこと )
「スティグリッツ マクロ経済学」といいたいけど・・・5040円と高いので余裕があれば
ナツメ社の「図解雑学 マクロ経済学」1365円をおすすめしておく
「アメリカの高校生が学ぶ経済学」クレイトン 2520円(「比較優位」について分かりやすく書かれている)
何を守るべきなのかというラインを見極めるための1冊
「ルポ貧困大国アメリカ」堤 未果 735円(アメリカとメキシコがFTAした結果生まれた悲惨な状況やアメリカの貧困構造詳細 2巻はまだ未購入)
現代農業 2011年4月号の関良基さんが書いた「飢餓を生み出すTPP」という記事 バックナンバー800円+送料120円
アメリカのやり口について読んでおきたい2冊
「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」 本山美彦 1300円+税
「仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理」原田 武夫 税込1500円
その他目を通しておいた方がいい2冊
丁寧なコメントありがとうございます。
彼女の実家が裕福か貧乏かで、デート代の割り方が違うのは、第三者によって、2人の付き合い方が左右されるということで変でしょ
興味深い指摘です。
ただ、この辺りの個人の事情は二人の関係にとってはそんなに重要ではなく、
彼女が仮に一人暮らしを始めたとしても、今と同程度の負担は当然だと考えています。
しかし、仮に彼女の実家が経済的に貧しく、彼女の収入が世帯の収入源になっていた場合、
いたしかたない事情がある場合については、収入が控除されるとでもいいましょうか。
そこまで一般と乖離した生活を送っているわけではありません。
ただ、その気になれば彼女一人を養うくらいには十分収入のある過程です。
彼女が社会人として働いているのは、ご両親が良くも悪くも厳しい方なので、
家事手伝いという選択肢は彼女にも家族にもなかったでしょうし、
そういう教育もあって、彼女が働きたいという強い意思を持っていたのも大きいと思います。
種々のバックボーンが複雑に絡まっているのだという点は大変わかりやすかったです。
僕の友人にはお金持ちが少ないので、実感としてはないのですが、
むしろ生まれつき裕福な人の方が、お金の価値観がスケール大きいイメージがあります。
苦労しないで(あるいは親の苦労を見ないで)育ったがために、お金の価値をわかっていないというか。
これも個人や環境によるのでしょうけれど。
文法、長文読解、英作文、語彙力、リスニング、様々な勉強法がはてぶで議論されブックマークされてきた。正直な所、Fラン大学生の僕は理解力があんまりない。英語学習の意欲はあるのだが、文法書の難解な文体、意味不明な文字列にしか見えない単語群を憶えるのは苦痛でしかたなかった。大学受験御用達の文法書Forestなんかとてもこれを自分の血と肉にして、利用するなんて僕には到底難しいと感じていた。それでも学習意欲はあるので参考書を読んで問題を解いていくわけだけど読んでも読んでも解いても解いても上昇していかいない英語力。そして覚えられない単語、英語なんて世界中の誰もが簡単に使っているのになんでこんなに難しいの?ずっと感じていた。はてぶで定期的に英語学習関連のエントリーがブックマークされるようにエントリーの内容を本当に実践して成功している人は少ないのだと思う。文法書をまともに理解出来ない人間がある程度出来るようになったので、理解力のない人間でもこの方法は有効だと思う。
言語学の教授をしている方と話す機会があって、その時に教えてくれたことだ。どの言語もリスニングが出来れば文法、長文読解、作文以外の語学力は身についていることになる。というか、文字がない民族も存在するのに言語が存在するんだから、当たり前のことだけど、リスニングを語学学習の中心にするかしないかで効率が大きく変わると思う。ただし、効率のためには文法も必要。重要視する必要はそこまでない。ただ、英語学習を挫折した人間はわかると思うけど、そのへんの本屋でリスニングの本を買ってきて問題集と一緒に解いていても、何言っているかさっぱり分からないし、これで正解だろって思ったら、全然間違っていて、いくら聞き直しても、まるで正解のように聞こえないという経験はあると思う。それを正解に聞こえるまでに聞き続ける努力家はマジで尊敬します。リスニング力がたいしてないのに間違えまくると落ち込んでモチベーションが下がるだけです。あと、リスニングCDは詰め込んでも74分しかないので絶対量が足りない。
映画とか海外ドラマとか洋楽とかの英語を聞いていても、伸びない。洋楽好きが全員英語出来るかって言ったら、出来てないでしょ?音が言語としてじゃなくて、ノイズとして処理されているから、語学学習になっていない。海外ドラマをスクリプト付きで見るのも勉強になるとか良く聞くけど、口語であることが多いので、TOEICなどの語学力のテストにgonnaとかwannaとかそういうのが出てこないので試験対策にはならない。あと、慣用句や文化的な文脈をいちいち辞書で調べる時間が多すぎるし、高度な文脈過ぎて理解出来ないこともある。まるで使えない。結局、意味もわからない洋楽聴いているのと同じになる。ノイズとして処理されるものを聴き続けるのは意味がない。インフォーマルな表現だってことが頭に入っていないと英作文にも影響が出るかもしれない。すげー危険。
ノイズとして処理されることを避けるためにはスクリプト付きのものを聴いてノイズを言語として認識する作業が重要。ただ、洋画は難しすぎるし、洋楽もダメだし、おまけに試験対策にもちっともならない。かといって、その辺の参考書のリスニングはユーモアの欠片もない退屈なもの。僕のオススメはスクリプト付きのアメリカの文化を紹介するVOA Special Englishを読みながら聴きまくること。VOAについてはwikiを見てくれ。端的に言ってしまえばアメリカ洗脳装置だ。非ネイティブにアメリカ文化を理解させる放送のためそれ相応の配慮がされている、更にVOAの平易なヴァージョンのVOA Special Englishは1500語しか使わない上に、一つ一つの単語の発音も綺麗で、スピード遅い。そのためノイズとして排除されず言葉として認識しやすい。コンテンツの内容は様々なアメリカ文化についてで、知的好奇心がくすぐられる。アメリカの勉強にもなった。
http://www.manythings.org/voa/words.htm
これを聴きながらスクリプトを読み、そして音読して、脳に言葉として認識させる。出来るだけ、発音と文節を真似て音読すること。文法書の日本語が理解出来ない人は発音記号読んでも発狂するだけだと思うので絶対にしないこと。とにかく聴きながら読み、発音を真似て音読するを繰り返すのを毎日一時間程度やっていると、スクリプトを読まずリスニングだけでも文章が頭に流れるようになる。第一段階はこれでOK。後は飽きないように、スクリプトを読まないでリスニングをする、一文だけ読んでそれがどういう意味だったかスクリプトを読んで確認する、もしくは一文だけディクテーション、シャドーイングなど、リスニングの勉強法を試してみたりしていた。重要なのは自分が理解出来るスクリプトのリスニングをすること、スクリプトは平易かつフォーマルなものに限る。これに適しているのが、参考書のリスニングなんだけど、これはつまらなすぎる。条件に適していて、雑学講座的で面白いVOA Special Englishが僕の結論になった。条件に当て嵌まるものがあれば他のものでも大丈夫だと思う。
次に単語だけど、はてぶの英語学習関連のエントリーでおなじみの神ソフトP-Study System を使ったけど、VOA Special Englishで聴いた単語を音読するだけでも、相当覚えられたと思う。
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-494.html
聴いて15秒待つと効果的なんだろうけど、聴いて音読するだけでも、単語は相当覚えられると思う。音声を聴いて音読するのは本当に効果的。あとは意味不明なアルファベットの羅列に対する疑問は、語源系の参考書を読むといいと思う。意味不明なものに意味を与えてくれるので丸暗記よりは覚え易くなる。re en proとか接頭辞の意味を覚えてるだけでも全然違う。更に英英辞書の説明と組み合わせると覚えられるんじゃないだろうか。英語なんてパーツの組み合わせにしか過ぎないと気づく。意味のわからないアルファベットの羅列で覚えていたときは苦痛で仕方なかったが、これでかなり楽になった。
実感としてはVOA Special Englishで1500語程度覚えただけでもかなりの英語力がついたように感じる。NYTimesの記事も辞書があれば読めるし、Wikipediaの興味のある項目も同様だった。また、VOA Special Englishを中心に勉強し出して一ヶ月でTOEICのスコアが500点になっていた。以前は250点だった。満点990点で四択なので、サイコロ振って選択肢を決めても変わらない点数という惨澹たる結果だったので、正直、驚いた。一ヶ月でここまで変わるか?
大体勉強を始めて三ヶ月くらいでSpecial Englishじゃない無印のVOAを聴くようになる。単語も難しなるし、発音も速いけど、聴き取れないレベルじゃない。映像付きならCNNなどのニュースもなんとなくわかるようになってた。そして、祈るようにVOAを聴きスクリプトを読む出て来た単語を覚えるの作業をしていた。たまにスクリプト付きで配信しているTEDやBBCに浮気するが、半年過ぎたくらいで、VOAもあらかた理解出来るようになり、聴いている洋楽も見ている洋画も意識を向けなくても言葉として理解出来るようになっていた。勉強時間は一日一時間か調子の良い時で二時間くらいだった。この時にTOEIC受けたら695点だった。TOEIC用の勉強は一切していない。これはちょっとTOEIC用の勉強をしたら800点越えられるなーって思って、問題集を購入して点数が低かった文法パートを重点的に勉強して、問題集を解いて練習したら、845点になっていた。勉強を始めてから一年間経っていないです。
今は英作文が全く書けないので、それに向けての勉強法を模索しているところ。
で、文法なんだけど、文法書の分厚さと難解な文章が理解出来ない人間として唯一理解出来たのが大西泰斗氏の文法書だった。例えば現在進行形、分詞構文、動名詞、現在分詞、ingがつくものを躍動感の一言で済ませていて、頭の悪い僕でも理解出来た。彼の著書には復習するための問題集がついてないことが多いので、問題集だけ買って、復習用に解いてみたりしていた。英文を読んだり聴くだけならこれ以上余計なことは覚えないでいい。理解出来ない表現があったときに彼の著書を読めば解決することも多い。分かり易くて本当に助かる。もちろん彼の教え方に批判があることは知っているけど、理解力がない人間には本当に助かる。一般人には細部まで必要ないです。ただ、TOEICが695点の時だったので、それ以上高得点を取るのはゴリ押しで暗記するか、理解するのがしんどい参考書を見るしかないかもしれない。僕はゴリ押し暗記でした。それでも大西氏の表現にはゴリ押しで覚える際も助けてくれたと思う。それぐらい良書ですよ。彼の著書は。でも、全体の勉強量としては文法は一割もないと思う。文法は必須だけど、Forestとか長い時間見ていても英語は出来ないぜ?
人気エントリーになっていて驚きです。反応を読んで、誤解されやすいとこは直しています。例えばCNNがわかるのは嘘だと思うという指摘がありましたが、あくまで視覚情報込みでなんとなくです。英語力なくてもネイティブと会話出来るのと一緒です。視覚情報は大きいです。
人気のブックマークコメントに「一通り目を通してブクマはするけど、実際に勉強することはまずないっ!」と書かれていた。 はてぶで英語学習関連のエントリーをしたはいいけど、勉強しないで、ブックマークして満足しちゃう人は多いと思う。それを防ぐために僕がとった方法も書きました。どうやってやる気を起こすかということです。http://anond.hatelabo.jp/20110709032734
条件に当て嵌まっているNHKラジオもいいと思います。ようやくNHKも九月からサイマル放送が始まるみたいなので、利便性が高まるでしょうね。書き損ねていましたが、アナウンサーなどの職業はボイストレーニングをしているので、間違った発音を覚えないという意味でも有効だと思います。また、過去に大西泰斗氏もNHKで教えていますし、僕が購入した文法書「ハートで感じる英文法」もNHK出版でした。よく指摘されることですが、NHK出版の本は安価で高品質です。同じ大西氏の著作でも前者は950円、研究者から出版されている「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力」は1500円でした。内容的には重なる部分も多く、信者以外はNHK出版の方で十分だと思います。
ラジオだけじゃなくてWebでも配信しているんですね・・・知らなかった。「ニュースで英会話」http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi
洋画や海外ドラマで勉強する人を否定するわけではないです。ただ、それだと挫折する人が多いということです。「俺の時代は、何回も同じビデオを繰り返し見て英語覚えた」「吹き替え、日本語字幕、輸入版の三本で勉強したわー」こういうことはインターネット普及以前に英語覚えたおっさんから、耳ダコになるくらい聴いているでしょう。これが出来る人は努力家だと思いますが、ほとんどの人は挫折すると思います。リスニングに慣れていない耳で、苦痛を感じつつも洋画で使われる高度な文脈の慣用句、文化的背景、そういったものを繰り返し見て行く度に調べ、頭に入れていったのでしょう。僕も一度、試してみましたが三度目で飽きました(笑)これは根性論に近いと思います。理不尽な根性論で運動させられた体育会系はわかるかもしれませんが、根性論でも上達はするので、耐えられた人は上達するでしょう。僕の友人にもジブリ作品の英語吹き替えを何十回も見て勉強している人がいましたが、確かに上達していました。しかし、二時間の作品で30日見て60時間です。これをテレビを見る時間を削って毎日?・・・ちなみに友人は各種ジブリ作品をローテーション組んで飽きないように見てました。一応、これも上達する手段としてはセリフをシャドーイングないし、停止ボタンを押してスクリプトを音読をする、または丸暗記するという手段を取らないといけないでしょう。くどいようですが、ノイズを言語として判断出来るようになるのは幼児だけなので、ただ、聴いているだけ眺めているだけでは効果は見込めません。それがなんであるかをしっかりと脳に認識させなければいけないということです。
洋楽に関しては、日本語の歌詞を思い浮かべてください。詩的表現と一般生活で使われる表現が大きく違うことがわかりますよね?例えば、ブルーハーツのリンダリンダでは「ドブネズミみたいに美しくなりたい写真には写らない美しさがあるから」というフレーズがありますが、これを解釈すると、写真には写らない、つまり物質的世界ではなく精神的世界を重んじられ、ドブネズミは汚いものだが、歌詞上だと価値観がひっくり返っている。この曲の発表時はバブルの時代であり、消費による自己表現、自己実現が強く肯定された時代だった。消費に参加出来ない貧乏人は自己表現、自己実現が出来ないわけで、そういった人達を救う意味でもあり、物質主義者を批判しているかもしれないと解釈出来る・・・日本語が出来た上で高度な文脈を理解しないと歌詞が意味することはわからない。というか、日本語が出来ても解釈出来る人が少ないのに慣れてもいない洋楽の歌詞を理解出来るかと言ったら難しいと思う。誤謬する可能性の方が高いだろう。ただ、誤謬しても楽しいもんは楽しい。でも勉強にはならない。歌詞の意味を理解せずに不思議な文章で済ましちゃう人はいいけど、歌詞ってそういうもんじゃないでしょ?歌詞を読むというのは文章を読んでいるようで、文章を読む能力とは別の能力で解読しているのです。そりゃ、単語を覚えられたり、発音も多少の参考になるかもしれないけど、効率悪くね?って話です。
「教えて、はてサの人」
あの女性と別れてからだいぶ時間が経っているので、ネットにはもう書くことはないと思ってました。ところが、有村悠さん(id:y_arim)の書いたブログを読んで、ふとそのときのことを回顧してしまったんです。
何もおもしろい展開はなかったし、この話にオチはつきませんけど、ブクマしてくださった人が50以上もあったみたいだし、私なりにまとめてあの後の出来事を書きしるしておきます。
「明るいいじめの思い出」
http://lunaticprophet.org/archives/5266
いじめを受けていた女の子の話を持ち出した女子が、どういう文脈だったか、「中国人大嫌い。あいつら全員帰ってくれないかな」と言ったのである。原発事故を受けて帰国者が増えている、という話だったかもしれない。少なくともぼくはその文脈で、近所の中国人が経営している中華料理屋もしばらく臨時休業していたけれどもまた営業を再開した、あの店は美味い、という、反論ともつかない話題を振ってみたが、それがどうしたという顔をされただけだった。 もともと綺麗だったのがますます綺麗になっていた彼女は、「そういう人」に、なるべくしてなったのかもしれない。
もっとも、私とその女性とは、恋人として付き合ったわけじゃなかったです。休日にいつもよく会ったりするぐらいの間柄でした。ひどいネトウヨ癖をのぞけば、性格がダメすぎるってわけでもないし、私はけっして彼女のことを軽蔑しきっていたほどではなかったです。
ただ、そのネトウヨ癖というのがくせ者でした。私はそのために、ずっとイライラさせられてました。初めて会った日からひそかに「絶交したい」と思うようになったし、「孤独感をまぎらわすためにセックスしたいなあ」っていう目的のほかには、彼女と付き合いを続けていく理由が見つからなくなりました。
幸か不幸か、彼女は顔が平均レベルよりわるくてブサイクなほうだったし、セックスのためにわざわざ執着しようっていう気持ちも次第に失せていきました。それで結局、こちら側から別れを言い渡すことにしたんです。
伝達手段はメール。絶交を決めた本当の理由は、いっさい彼女に告げませんでした。それまでにも直接的には、「あなたのネトウヨ癖が気にくわない」という心境を伝えてこなかったんです。彼女とケンカして精神をすり減らすのも馬鹿馬鹿しいし、正しい方向に導いてやろうっていう意欲もありませんでした。
ですから、相手のことをわざわざ非難したりするのはやめて、短い文章に用件だけを書きつづって送りつけました。すると、相手もしつこく粘着はしてこず、ただちょっと数回かぎり、怒ったふうな呆れたふうなメールが来ただけでした。私は関係をこじらせたくなかったから、それらをひたすら無視していました。そのあとは音沙汰ありません。
そういえば、彼女もまた、会話のなかでナチュラルに、「中国が攻めてきたら~」みたいなことを言っていました。有村さんの日記を読んで、ふとそのことを彷彿としてしまったんです。あいにく私の目の前にいた女性は、まったく美人じゃなかったですけどw
有村さんが会ってきたという美人レイシストが、どういう人だったのかとても気になるところですが、こっちはと言うと、もうほんと中国への敵視がすごくて、さすがにウンザリしましたよ。
なにがひどいかって、彼女の場合、リアリティがまったく無いことなんです。
中国は経済・軍事のどちらにも大きな力をもっていて、日本との利害関係が衝突しやすいのは確かなんだし、双方のあいだに不安定な要素が山積みになっている。……っていうふうに、戦争になる危険がどういうものかを見極めているならまだ分かるんですが、彼女はそうじゃないんです。
「中国が攻めてくる!!」っていうのを、さも将来に必ず起こるべき現実であるかのように語るんです。しかもその解決策が、平和的な話し合いという戦争回避ではなくて、そういう努力にはいっさい触れないまま、とにもかくにも武力をもちいて防衛しようっていうことになっているんです。
彼女が話すのは、「武力を持つことで中国が攻めてこれないように抑止できる」とか、そんなマイルドで生易しいものじゃありませんでした。要は、自衛隊の人たちが命を張って、日本を攻めにやってきた中国軍と勇敢に戦い、国土と国民を守るっていうシナリオなんでしょうか。なにやら日本の民間人までが被害にさらされていて、自衛隊はそれを守るために戦闘にかり出されているとかいう、そういうシチュエーションの話ばっかりでした。
いくら最悪の事態を考えておくことが大切であるとはいえ、殺傷行為を伴うであろうそんな血なまぐさい話を、日常会話のなかでサラッと言われても…。('A`)
大体、こういう異様なほどの警戒心のなかには、むしろ逆に、彼女から中国人にむけた差別や偏見があるんじゃないかと疑いました。それゆえ、私はとても不愉快になりましたが、有村さんが会ってきた美人レイシストのようにわかりやすい形で、中国人そのものを蔑視して悪いふうに言うわけじゃありませんでした。彼女はあくまでその軍や政府を攻撃しているだけのようにも見えました。いずれにしてもそのさきは、どうせ知っても仕方ないことなので、私はあえて真意を探ろうとはしませんでした。わざわざ彼女を刺激して、めんどうに巻き込まれるのはゴメンだと感じていたんです。
すでに述べたように、彼女は軍オタっぽいところがあって、兵器とか飛行機とかのことをよく知っているようでした。そしてとりわけ、自衛隊のことは大好きらしくて、すごく憧れているようでした。会話のなかで「お腹すいたなあ」っていうのと同じぐらいナチュラルに、「もし中国が攻めてきても、いまの自分は何の力もないから、自衛隊に入って戦えるようになりたい!」っていうセリフが飛び出してくるほどでした。
これがネットの中だけで威勢良くやっているような、ひきこもりのネトウヨだったらいいんですけどね。自慢そうに話すのを聞くかぎり、実際にイベントがあるときは基地に行ったりとか、それ以外にも普段から交流を持つこともあるらしく、今はなんとかの免許を取るつもりだとか、まじめに取り組んでいる様子に見えました。(※でも、自衛官をめざすっていうような予定があるとは聞いてません)
そうそう。特に、田○神俊雄のことは崇拝しているらしかったです。もしもその理由が、あの顔がかっこいい、とか、あの声が好きなんだ、っていうことなら良かったんですけど、やっぱり案の定そうじゃなくて、「日本のことを真剣に考えているから」とのことらしいです。誇張なのか本気なのか知りませんが、「田○神さんの言っていることは全部正しい」とまで語っていましたね。
結局これについても詳しいことは聞いていません。私はべつに政治にも国防にも興味がないっていうのと、詮索しても仕方ないっていう気持ちがあったからです。彼女の機嫌をそこねないように、ひたすら受け流しておきました。
私だって所詮、高校の教科書にのっているぐらいの知識しかないですよ。しかし、彼女の知識は、それより遙かに劣っていると判断せざるを得ませんでした。たとえばちょっと話題をふってみただけなのですが、若槻礼次郎も高橋是清も、そういう名前を聞いたことがないという感じだったんです。「貴様はその程度の知識しかないのに、どうして自虐史観がどうだのと偉そうに語れるんだ?」……っていうイヤミの一つでも言ってやりたくなりました。むろん、私はそのへんも自重しましたが。
あっ、えーと。こういうと知能や精神に障害があるみたいに思われるでしょうが、彼女はいちじるしく知能が低いとは言えないだろうし、ふつうに友達もいるらしく、家族とは仲良く、過去には恋人ができたこともあり、ごくごく真っ当に社会生活をしているように見えました。難関とかじゃなくてむしろ偏差値は低めのところですが、大学は国立だっていうことです。つまり天才や秀才のレベルには及ばないにせよ、いままで勉強を頑張ってきたんだろうし、通常かそれ以上の知能は持ち合わせているんでしょう。実際、専門分野のほうでは、トンデモに走っているような気配はなかったんです。
どうしてこうなった、どうしてこうなった?(AA略) ←理系で進学を目指していたってことで、高校では歴史をとらなかったみたいだし、センター試験は地理でのりきったと言っていましたから、彼女が歴史にうといのは、そのせいだったのかもしれません。
ついでに補足しておくと、「歴史にうとい」というのには、少し語弊があるかもしれません。彼女は自分自身を「歴女じゃない」と言い張ってましたが、それにしては新撰組だとか、ごく一部のミーハーなテーマについては、メチャクチャ詳しかったんです。
それから彼女は、「ヘタリア」というのが好きみたいでした。私はタイトルを知っているぐらいでその作品を見たことがないから、どこをどうやってそれの影響を受けているのか分かりませんけど、日本史の場合とおなじく、世界史における彼女の興味は、完全に偏ったところにばかり集中していました。つまり、高校でやるレベルの基礎知識も持っていないわりに、細部のマニアックなところには豊富な雑学があるみたいだったんです。
そして、今までそういった雑学を組み合わせてきた結果なのか、彼女は国とか民族とかについて、何か決まりきったような、確固たるイメージをもっているようでした。(←ちょっと嫌な予感がしてきたから、私は怖くなってしまって、そこには探りを入れられませんでしたが。)
私は意見を述べたりすることなく、年上である彼女のプライドをおもんばかって、無関心&無知を装いつづけていました。けれど、あるとき魔が差してしまって、戦争をやっていたときの日本について、ちょっと否定的なことを言ってみたんです。するとすぐさま、「あなたは日本を嫌いになる教育を受けてきたんだ、それでそう思ってしまうんだ」と批判されてしまいました。
これにはさすがに腹が立ちましたね。私の頭のなかには、「日本が嫌いでいったい何が悪いっていうのか!?」という感想も浮かんできましたが、しかしそれ以上に、なにか、心にひっかかる不快なものがありました。
まず、私がどういう学校教育を受けてきたか何も知らないくせに、そして自身は歴史について高校生なみの知識ももってないくせに、「日本を嫌いになる教育~」だとかなんとか、そんなことを当てずっぽうで言われても困りますよ。
つぎに、もうひとつ。人さまの考えを勝手に決めつけて、軽々しく批評するのはやめてほしいなあと思いました。いや、私はまあ確かに愛国心が強いわけじゃないし、政治や国防のことなんて興味がない若者だし、日本が大好きで命をかけてでも守りたいって事もないけど、決してそんな反日とか薄情ばっかりってことはないのだよ。大体、あなたよりも日本の歴史については勉強してよく知っているつもりだし、あなたがさっぱり興味のないらしい日本の文学・美術っていう文化をすこしは楽しんできたんだ。それなのになんで「日本が嫌い」と断定されなきゃならんのだ?……という苛立ちがあったんです。
しかしまあ、あれでした。私はあまりうぬぼれたくないし、偉そうにふるまって他人のことを見下したくはないのです(←たとえそれが内心であろうと)。それに大体、彼女とケンカして争ってみても馬鹿馬鹿しいっていう理由で、このときもまた、苛立ちをなんとか抑えてお茶を濁しておいたのでした。
「知らない知識」だ。まさにこれ。
たとえば、「○○業界で働いている俺のひとり言」的なものがやたらとブクマ数稼いでるのはそういうことなんだろう。
誰も知らないような業界であればあるほどみんな注目する。自分の知らない世界の知識を求めているんだな。
そこにあるのは純粋な知的好奇心。それ以外の何物でもない。それが実利に結び付くようなアドバイスが注目されることはあるけど、結局だれも実行しない。重要なのはそういうアドバイスの内容であって、それで自分が成功するとか失敗するとかには全然関心がないんだろう。
池上彰が人気なのも、Qさまや平成教育委員会や世界一受けたい授業みたいな番組がゴールデンにあるのも、全部この知的好奇心がキーワードになっている。
今は知的好奇心が満たされるのが最高の幸せという時代にきたんだろう。
もちろん、そこで満たされる知的好奇心のレベルは非常に低い。はっきり言って失笑レベルの知識、というか雑学。
だけど、それをもはや雑学とは言わない。知識と堂々と言っていることが分かった。平和が進むにつれて、どうでもいいことであっても知識でありそれをどんどん取り込むことが幸せという気持ちが高まっていったんだろうと推測する。
それを確実にあらわしているのが、メディアが大好きな「若者の○○離れ」現象だ。
○○離れ現象とはすなわち、既存の価値観を若い世代(新たに社会を作っていく中心世代)が否定しているということを示している。
車離れを例にあげると、車が高いからといった理由よりも、「車を持っていても特に意味がない」ということに気付いたからだ。
田舎のような場所では車は必須だから、車離れと言えばネットではそんなことはないという意見が出たりする。あくまでも一部の世界の話なんだよな。
車を持っていても意味がない理由は、飛行機やバスや電車などの公共交通機関が発達しているから。でも、昔だってそれらのものはあった。
じゃあなんで昔はみんな車を書いたがったかと言えば、当然それは「車を持っているとカッコイイから」だ。その価値観を若者が否定したということ。
すなわち物質主義から精神主義、というか知識主義へと世界が変わろうとしている。
彼らは普通がいいというが、普通とは物質主義社会が生み出した「繁栄の結果」にしか過ぎない。彼らはそのことに気付いていないのだろう。
若者(自分も若者だが)が何かにつけて普通の生活と言うたびに、お前らの普通は原始人の普通とは違うんだよと突っ込みをいれたくなる。なんて幸せでそして愚かな世代なんだろう。
で、知識主義の時代とはまさしく冒頭で説明したようなこと。しかしこれは物質主義とほとんど何も変わらない。
単に金のかかるものが金のかからないものに置き換えられただけ。ヴィトンのバッグをありがたがるのと同じ。
物質主義時代のブランドという概念は、知識主義時代では「珍しい知識」に置き換わる。珍しい知識を知っている人間は注目を集める、そしてブクマ数が伸びる。
それはまさに、ブランドものの商品を見てきゃーきゃー騒ぐ人間たちと全く同じ。
なぜかといえば、彼らの求める知識は底が浅いからだ。単独で成り立つ、それこそ小石のようなものに過ぎない。
知識とは様々に絡み合って複雑な様を見せる非常に高度なものなんだが、知識主義時代で求められる知識はお手軽に消費してお手軽に忘れられる暗記した知識みたいなものだ。だから下らない。
池上彰はとても知的な人物だろう。しかし、彼から発信されたものを受け止める人間たちはまったく知的ではない。
彼の言葉を断片化して「知識」として消化するだけの豚に過ぎない。
トレンドとはそもそもそのようなものなのだから嘆いてもしょうがないことは分かっている。
底辺の人間までもが取り込まれるのがトレンドなのだから、複雑な価値観が受け入れられるはずがない。物質主義のように「商品が高いか安いか」という価値基準はとてつもなく分かりやすい。
知識主義ではそれが、「珍しい知識かどうか」になっただけ。これも分かりやすい。珍しい知識は少数の人間が知っている知識だ。主婦が知っている知識ならたいしたことはないが、総理大臣しか知らない知識となるとレア度は跳ね上がる。馬鹿でも分かる世界観だな。
僕が少数派か、多数派かとかは気にせず、日頃思うことをただただ乱暴に書いてみる。
幸せになりたいな
でも、幸せって何だろう
お金が欲しい
でも、あっても使い方が分かんないや
何が欲しいんだろう
何を買っても損をする
偉い奴は汚い
汚いから偉い
偉い奴にはなりたい
でも、汚いことはしたくない
今の自分は汚くないからこのままでいっか
もし、偉くなったら何しようかな
何も思いつかない
今から何を学べるだろう
学べる機会はあるのかな
こんな事考えてる暇あったら動かなきゃ
でも、下手なことやって怒られたらどうしよう
友達が欲しい、彼女が欲しい、話し相手が欲しい
でも、みんな忙しいだろうな
テレビを見よう
ここで笑うのかな、面白いや
あー飽きてきた、2ちゃんでもみるか
またくだらない事やってるな、馬鹿だ、でも居心地いい
昔やったゲームでもしよう
懐かしくて楽しい、あの頃はこんな事あったよなぁ
あー楽しいことしたい
誰かと繋がってたい
でも、みんな必死
ついてけない
反応が楽しみ
でも、日記の反応が楽しみっておかしいよな
まぁいっか