はてなキーワード: 過去問とは
昨日(11/26)統計検定を受けたので軽く振り返ろうと思います。
自分は理系の修士卒ですが、統計を(もっと言うと数学を)あまり使わない専攻の出身でした。
しかし、思うところがあって就職では違う業界に進み、数理的なコンサルなどをしている会社に入りました。
公式教科書と過去問を買って勉強しました。自分は教科書と過去問をメインにやりました。
数学がとてもよくできる会社の同期と定期的に勉強会をして分からないところを教わりました。
公式教科書は悪評も散見されますが、少なくとも試験にでる部分についてはよくまとまっていると思いました。
ただ、紙面の都合か、分かりにくいところは適宜ネットや他の本で意味を調べました。
それを読んでこの教科書に戻ってくるとなるほどと思うこともありました。
過去に受験した会社の先輩は、竹村先生の本がいいと言っており、
自分も余裕があったらそういう正統派の本も読んでみたいと思っていましたが結局読まずじまいでした。
・本番のでき
難易度は去年並だったと思います。二年前三年前よりは簡単になっています。
午前の統計数理は選択した3問が全部6,7割のできでした。受かってたらいいなという感じです。
午後の統計応用はポアソン過程の問題に突撃し撃沈し、二問目は完答、三問目はいけたと思ったら途中から間違っていました。
多分おちました。
・感想
統計検定は意味ないという人、意味ないけど楽しいという人、いいよねという人など様々な人が周りにいましたが、
自分にとっては確率論と数理統計の入門になって良かったと思いました。
なんと言っても2か月前には尤度の意味も分かってなかったぐらいですから。
・今後
今回統計を勉強していく中で、これを基礎にして興味がわく分野がでてきました。
他には、漸近理論や情報量基準の話、もっといって最終的には情報幾何につながっていることがなとなく見えました。
簡単なところからいろいろ興味ある分野を勉強していきたいなと思いました。
何か作ってみたいですし、
試験、受けました。
ことさら話題にするようなことでもないかもしれませんが、せっかくなので書きます。
これから受ける人などの参考になれば幸いです。
30代。
製造業。
プログラミング歴は数ヶ月。
それまではExcelWordがちょっと分かるくらいだった。
初受験。
内製のソフトがC++でできていて、これを色々弄くれるようになればあんなところやこんなところまで自動化できるなあ、でも何も知らないまま弄るのはちょっと怖いなあ…
そうだ、勉強しよう!
8月半ば、受験申込期間の締め切りギリギリに試験の存在を知り応募。
勉強期間は2ヶ月ほど。
平日は1日1〜2時間。土日は1日3〜5時間。まったく勉強しなかった日が10日ほど。
最初に、ネットで評価の高かった合格教本という本を買って読んでみた。
基本情報の知識もない状態だと、書いてあることがもうほんとにまったく分からず、挫折しそうになった。
方針を変えて、応用情報技術者試験ドットコムで過去問道場をひたすら回した。
分からない言葉はネットで調べて、これはと思う説明に出会ったらOneNoteにひたすらコピペした。
最後の2週間はドットコムでユーザー登録をし、理解度で問題を色分けするようにした。
最後の1週間でピヨ太くんのサイト(正式名称長い)を見つけ、分からない言葉はまずこのサイトで検索するようにした。
受験前は、
…のどれかを選ぼうかなと考えていた。
いわゆるストラテジ、マネジメント系科目だけで固めても良かったのだけど、組込みなんかは普段の生活からイメージしやすいし、2時間半の長丁場ならテクノロジ系科目を間に挟んだ方がほどよく頭のリフレッシュになるかなーと思っていた。
実際の試験では、
…を選んだ。
机上に置けるような時計は持っていなかったし、まあ午前だけなら時計が無くても大丈夫だろうとタカをくくっていた。
問題を順当に最後まで解いて、全て順番通りにマークされてることを確認してから、手を挙げて外へ出た。
15分ほど余っていた。
さすがに午後は時計が無いとマズイと思い、休憩中に買ってくる。
セキュリティ(必須問題)の設問1で長考してしまい、20分ほど経っても解答用紙の半分が埋まっていない状態。
とりあえず他の問に移り、最後に余った時間でセキュリティに戻る方針にシフト。
経営はぱっと見簿記の知識が生かせそうだと思い選んだのだけど、「固定長期適合率」がどういう計算式なのか見当がつかない。
早々に切り上げる。
組込みの設問1でまたも長考、ほぼ解答を埋められたものの、結局40分ほど費やす。
サビマネ、監査は焦りから問題文の通読ができず、設問を最初に読むようになり、結果読み返しが増えてしまった。
監査を終えたところで5分くらい余ったので、這々の体でセキュリティに戻る。
午前とは逆に、始終時間との戦いだった。
午前は78.75点。
午前は問題用紙に選んだ選択肢に○する余裕があったのだけど、午後はそれがなくなって、問題解くのに必死で自分が何を書いたかしっかり思い出せない。
色々と書いたけれど、そういう訳で正直受かってるかまったく分からない。
配点、部分点次第といったところ。
怖い。
午後の対策が難しい。
午後対策でよく見られるのは「国語の読解力をつける」というアドバイスだが、読解力というのは漠然としていてレベルの向上も分かりづらい。
今の私なら、以下の順番で勉強を進めるかもしれない。
そもそも、「試験に合格するための勉強」に終始して、最初の動機がなおざりになっちゃった感が否めません。
…でもそれらがなんなのかはよく知らない、みたいな。
一つ確実に「分かった」と胸を張って言えることは、
分からないことは、調べればいい。
分かる人に、聞けばいい。
ってことですかね。
受かってなかったとしても、もう受けないかもしれませんね。
はぁ…10万欲しいなぁ…
以上で終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お疲れ様でした。
前々からネットワークをちゃんとやっておきたくて、ちょうど勉強する良い機会だろうということでネットワークスペシャリストに申し込んでいた。
結局直前まで勉強できなかったのだけど、数日ぐらい前にやる気が出てきた。
その時に初めていろいろ確認して、午前が2つあることや、午後が記述であることを知った…。
そこからは対策サイトでひたすら過去問をやる。ここ3日ぐらいは本当にずっとやっていて、午前1/2とも7年分ぐらいやった。
問題は午後で、記述式なので難しい。単語を導出するような問題も出るので知識量も必要そう。午後2とか一問で120分もある。
ただ、読んで考えればわかるような問題もあったので半分弱ぐらいの点は取れそうだった。
午後2はやるだけで疲れるので午後1だけやることにした。結局5年分ぐらいは解いたはず。
間違えて昼寝してだいぶ夜遅くに起きたので、徹夜で受けに行くことにした。試験までに半日ぐらいあったので、↑の勉強をしていた。ここの付け焼き刃は午前分には役に立った気がする。
着席したら全然人いなくてびっくり。そういえば、合格率15%っていうのは受けに来てない人は数えないんですね。
まあ午前1は午前1。
午前2も午前2。
休憩時間40分しかないのでコンビニで飯食べるしかなかった。めちゃくちゃ眠かったのでレッドブル飲んだ。
思ったより簡単だった。一応全問解いた。問題1はまあわかるけど細かい単語がわからない、その他は暗記ゲーな場所が少ないこともあり、問題1よりは解けた。
これも事前に思っていたよりは簡単だった。
問題1をちらっとみたらSDNとか書いてあって圧が強かったので、はじめは問題2を解いた。OpenFlowとか構築したことないけど無線ぐらいならわかるだろうし。
しかし、全然単語問題がわからなかったので6割あるか微妙そうという感じだった。
問題1に戻ると、知識が特になくても解けるような問題であることに気づいた。読みさえすれば高度な専門知識がなくても解ける感じ。
結局問題2に20分ぐらい、問題1に90分ぐらい使って基本的に全部埋めて終了。これも7割ぐらいはあると思う。
徹夜というのもあって、とにかく疲れていた。
午前の答え合わせをしてみた結果、どちらも合格していそうで何より。正直試験後に心配になっていたのは午前だったので、これが大丈夫ならまあ受かってるんじゃないでしょうか。
午後は割と運ゲーだと思っていたけど、大体いつも暗記ゲーと日本語ゲーのバランスが上手く取れた問題セットになっているんですね。
応用情報技術者試験、何回か過去問回してるうちに、午前だけなら6〜7割取れるようになってきた。
オートマトンもなんとなく分かってきた。
ほっとひと安心。
それにしても、これに合格するだけで本当に、経産省言うところの
「高度 IT 人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT 人材としての方向性を確立した者」
になれるのか?
なんか試験勉強してる最中はコード書いたり全然しないし、一般常識っていうか雑学っていうか、とにかく技術的な要素のない問題が結構出てくる(全体の4割くらい)から、不安感が拭えない。
頭でっかちになりそう。
でもまあ、この文句は
「お前は現段階では高度でもなんでもなくて、やっとITの入り口に立ったところなんだ。これから頑張ってね」
って意味にも取れる。
ていうか、そういう意味と受け取っておこう。
東大にはよく知られた駒場キャンパスや本郷キャンパスの他に柏キャンパスがあります。
ネット上ではロンダの巣窟だのなんだのと好き放題言われてたり(※1)、本郷から遠いという事でB4の研究室配属では不人気だったりしますが、とても良い環境です。
そんな柏キャンパスの中には新領域創成科学研究科という「学融合」を掲げた学科があり、その中に物質系専攻があります。
物質系は、物理・化学・材料系の人たちが協力して物性を研究しよう!といった感じの専攻です。(※2)
新領域全体に言えることですが、対応する学部がないので外部生が入りやすいです。
〇院試の科目
専門科目400点分、英語(TOEFL ITP)200点分です。
専門科目は物理・化学・材料科学の問題が13題出題され、その中から4問選んで解く形式となっています。
筆記試験後に面接がありますが、これは入学の意思確認のためのもので、出席すれば必ず合格できます(たぶん)。
一応、第一志望の研究室名・志望理由・志望理由中に出てきた専門用語の説明ぐらいは言えるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに、だいたいの人はスーツでした。
〇倍率
今年は107人(欠席含む)が受験し、70人が筆記試験を突破し、最終的に61人が合格していました。
筆記試験を突破してから落ちた9人は、おそらく面接に欠席した人たちだと思います。
欠席を除くと、約7割程度が合格している計算になります。倍率は1.4倍程度でしょう。
私は過去問を数年間分とTOEFL ITP模試(本)をやった程度です。
過去問は対策しなくても十分に解けたので、その後は研究してました。(※3)
一方で、ちゃんと合格できるかどうか不安にはなっているようです。
睡眠が不規則になる、吐きまくる、暴食で体重が増える、etc といった症状が出ている人もいました。
私も不安でした。
〇内部生から見た外部生
本郷の場合はどうか分かりませんが、柏の場合は内部生が落ちることがまずありませんので、外部生受けるなよ~とか言ってる人はいません(いたとしてもたぶん冗談です)
どこでもそうでしょうけれども、「自分や周りの人が院死しない程度だったらいくらでも外部生ウェルカム」って感じです。まあ、そりゃそうですよね。
私個人としては、様々な地方・大学・専攻から人が集まってくる柏キャンパスの「ゆるさ」はとても良いと思います。
〇最後に
研究頑張りましょー
(※1)柏に来る内部生は落ちこぼれなどと言っている人をネット上で見かけましたが、ちょっと一言。誰が落ちこぼれやねん!
(※2)本当に学融合してるの……?
(※3)あまり参考にならないですね……。過去問はけっこう簡単なので、2,3年次の演習の問題を解き直したりした方が力がつくかもしれません。
IPOに関する批判記事が削除されたことを発端に色々世間を騒がせている某社。
DMCA悪用後に露呈したインターンの残業の問題や法律違反の疑惑などに対して一切コメントを出していない。
9月14日が上場日となっているが、それまで何も言わないつもりだろうか?
twitterをみてもISUCON過去問練習会の告知ばかり機会的に流しているが、もっと言うべきことがあるんじゃないのか?
ゆとり世代マジ使えねえ……って思う事の1つがこの質問に来ない現象
とにかく質問に来ない
質問することをSTGのボムか何かだとでも思っているのかギリギリまで使わないように切り札として温存したがる
ググれば全ての答えが出るとでも思ってるのか、調べてもしょうがない事までググってどうにかしようとしやがる
これマジでどうにかして欲しい
俺の時給がお前の2倍だとしても1時間かけて調べるより5分で説明した方が明らかに効率いいだろ
俺の世代では友達同士で分からない所教え合う癖があったからそういう形で勉強できたけど今の子って多分そういう友人関係築けないんだろうね
お前がどこが分かっててどこが分からないかなんて俺分かんねえから
ここでは東工大の化学で7割程度(※)を取れるようになるための勉強法を紹介する。
化学熱力学や量子化学のような物理化学の範囲は非化学系でも勉強すれば解けるようになる。
4年生のうちに完璧にすること。
●無機・有機は徹底的に過去問を解く
有機は電子の気持ちになって自由自在に反応機構が立てられれば解けるのかもしれないが、非化学系には無理がある。
仕方ないので、徹底的に過去問をやる。
過去問を解けば本番でも解けるようになるのかと疑問に思うかもしれないが、実は過去に何度も同じような有機の反応が出ていたりする。
過去問を徹底的に解いてると、「この問題は絶対に解けるようにすべき」とか「この問題は化学系以外絶対に解けない(=解けなくても問題ない)」といったことが分かるようになる。
また、私の場合は周りに化学系がおらず、化学系の教員が一人しかいない上に多忙なので教わることがほぼできなかった。
そこで次のような手順で勉強会を開いて過去問を頑張って解く。なお、期間としては4年と5年の間の春休みあたりからを想定している。
(2)大学で使われている有機化学・無機化学の分厚い本を用意する
(3)同じ東工大志望の人を探す(2,3人程度いると良い)
(4)週一程度で集まって過去問を一年分解くことにする。事前に誰がどの問題を解いて来るか割り当てておく。(基本的に有機・無機の問題は調べるのに時間がかかることに注意)
勉強会を開く上で気を付けることは以下の通り
反応機構をたくさん目にすることで、未知の反応に関しても結果を予測することができるようになる
・割り当てられなかった問題に関しても自分である程度考えておく
実際に勉強会をやると分かるけど、準備の大半は有機と無機の「調べ学習」になる。
(※)ここで7割と書いたのは、実際に勉強会で一緒だった人が7割程度点を取っていたから(開示済み)。私は東工大入試前に第一志望先に合格したので受けてませんが、受けていたとしたらおそらく私も7割程度?
なにを頑張ってもそれはできない状態で15年生きてる
なにも頑張ったことないけど
無すぎる単純作業時給900円を丸3年もやってしまった。3学期の小6だったのが卒業して高校1年になるほどの期間を無にすごしてしまった。新年だとか新年度だとかまったく意識にのぼらない、同じ場所で同じことの繰り返し。まったくなんのためにもならない。でも他に行くところないし。
単純作業なんて続けててもなんにもならないし無になるだけ。作業すんのやめて半年海外逃亡しても同じこと。空白のうんちとして時間が過ぎるだけ。
勉強しようと思ったこともあるけど結局面接ができなきゃいけないんだということなのでなにも勉強する気が起きないしなにをしたらいいのかもわからん
謎の力でノートや過去問は手に入れて卒業はできたけど成績は悪かったし就職もできませんでした。
まず応募するところから無理で、どこに応募したらいいかわからんし応募の手続きが無理、エントゥリッシット書けないし、それ以前に資料請求ができない
面接なんか行きたくねえ
何度か受けたけど、どうしようかなこれ、変な逆恨みとかされんようにテキトーにあしらっておくかみたいな雰囲気だった
無理じゃあってなってなって大学4年の4月にはもうなにも就活してなかった
卒業後1週間、原付で青切符切られて、職業は?無職ですゆったら警察募集してるよゆあれて、一応受けてみたけど面接無理だったね。
2ちゃんねるとかでは警察とか馬鹿でもなれるとかいうことだったけど、わかってはいたが俺とは違う種類の人間が入れるところだね
なんで受けた?君のどういうところが警察官に向いてると思う?1分間で自己PRしてください。警察学校では集団生活をするんだけどやっていける?メンタルが〜。警察学校で辞めていく人毎年何人もいる。面接カードに○○って書いてあるけどもうちょっと詳しく?友達は?みたいなごく当たり前のやつです
話にならないからごく当たり前っぽいことしかきかれなかったんだと思います
志望動機とか無だからそういう本読んで参考にしようと思ったけど父親が警察官でーとか、バイクでアレして警察のお世話になってお世話になってお世話になってかっこよかってそれになりてえと思って、、とか他になにもないからなんとなく受かったみたいななんの参考にもならんことしか書いてなかった。
それ以来映画とかで警察出てくるとウッてなる。1日警察署長とかのニュースみるとキーッてなる、
警察、メキシコやコロンビアだとカルテルに殺されてアメリカだとチンピラに殺されて日本だといじめとパワハラで自殺に追い込まれるってイメージがある。
大学生になればどうにかなると思ってたし卒業してプラプラしててもそのうち見かねた親戚かなんかが仕事紹介してくれると思ってたしツイッターやってれば女とオフパコできると思っていた。そんなことはなかった。
そんなわけでテレビのチャンネルザッピングしててうっかり警察24時をアレしてしまうとケッてなって不貞寝してしまう。俺が全部悪いのに。
学生さんを見ていて思うことは、やはり大学生活が楽しいものとなるか
なんだ、簡単じゃないと思う方もいると思いますが、この積極性があるか
ないかを大きく左右するのはマスクの良し悪しにかかっているのではないでしょうか。
マスクがある程度よいと、自分に自信ができるため自然と積極性も身についてくる
ものです。ところがそうでない人は、どこで何をしても誰も評価してくれないので、
ますます消極的になりついにはひきこもりにまで発展する人も多いようです。
皆さんの小中高時代を思い出してください。
登校拒否やいじめられっこというのは大抵肥満児やマスクが悪いおとなしい子が
登校拒否というのは例がありません。特に我が早稲田大学の場合、
学生の数が著しく多いため、マスクが悪い人は相当な苦労を要しているようです。
さらに本学の定期試験は、過去問が大量に出回る為それを手にいれるか否かが
重要なポイントになっています。これは大学側が仕向けていることであり、
早稲田大の定期試験は社会に出てから要求されるこれらの能力を試す
留年する人は、いわゆるチャライ人ではなくおとなしい学生が多いのはこの為です。
就職でうまく行く人も、授業に毎日出ているまじめな人ではなく、
サークル恋愛アルバイトをこなす活発でおしゃれな学生が多いようです。
これは就職課でも言われていることです。
http://school.2ch.net/campus/kako/1022/10227/1022759061.html
まさか一番最初の情報処理安全確保支援士試験に受かるとは思っていなかった。
情報セキュリティスペシャリスト試験の頃から10回近く受験して落ち続けたので、何度も諦めかけたし、今回も落ちるだろうと踏んでいた。
勿論毎回色々工夫はしてきたけど。
というわけで、これから受験する人のために、自分がやった対策を書き残していこうと思う。
特に午前II。
自分は過去3年分、合計150問を、文字通り完全に丸暗記した。
その結果、午前までの合格は確実化された。
本当にこれだけで突破できるのだから、分かってしまえば楽勝だった。
午後と書いたが、午後Iについては筆者は元来開発系の人間なので、3つの大問のうちの1つに必ず含まれるセキュアプログラミングを選択し、その上で残り2つのうちから今までの業務に近い方の内容を選んでおけば大体パスできた。
鬼門は午後IIだった。
ポイントは「セキュリティは技術だけの問題ではないどころか、むしろ本質的には人の問題であり、人の動きをどうコントロールするかに帰結する」という視点である。
これは自分の業務経験に照らし合わせても全くその通りで、運用においてはユーザに何をどうお願いして、その結果どう動いてもらうのかという話が核だった。
…などと書いている通り、自分は運用や構築の業務においては無難にこなすのが精一杯だったのだが、その程度のパフォーマンスしか発揮できなかった理由の一つは、やはり自身の技術偏重な考え方があったと思う。
午後IIの問題もそうしたセキュリティ業務は技術バカには絶対務まらないという業務の実態を良く分かっていると思しき内容だ。
結局この視点から、「この問題はそもそも何を問うていて、何が満たされればよいのか」という、いわゆる問題の読み取り方について、有名な参考書であるポケットスタディを用いて整理した結果、どうにか突破できた感じである。
やっぱり一番難しいのは人だと痛感する。技術は大した話じゃない、マジで。
というわけで、非常にキツい試験なので、そもそも今の業務で本当に必要な資格かどうか熟慮した上で取り組んだほうがいいと思う。
というのも、筆者はようやく受かったものの、今の業務では全く不要という状況になっているからだ。
元々開発系の人間と上で書いたが、そんな自分がなぜ開発からは最も遠いであろうセキュリティの資格を取ったかといえば、前年度までいた部署では
「お前、開発系なのにリーダ目指さないんじゃ部門として稼げないので横の広がりを目指してくれ」
しかし大昔に受けた応用技術者は一発で受かったのに、セキュリティの試験には何度も落ちたことからも分かる通り、開発以外の業務では全く芽が出なかったどころか、消耗する一方だった。
それで当該部署では愛想を尽かされ、今年度から全く別の部署に異動。
そして新しいところでは
と言われ、実際今は実装とテストしかやっていないと、そういうわけである。
まあ、久しぶりのコードいじりだけど全く疲れないという意味では満更でもないし、合格は合格としてしばらく様子見しつつ、次回はネットワーク、次々回はデータベースの取得を目指すつもりである。
2017年春の証アナ試験(一次)を受けて全科目合格したので、自分がやった勉強法を書き残してみる。
もっとも勉強法といっても、「証券アナリスト」で検索すれば唯一無二ともいえる試験対策サイトがトップの方に表示され、そのサイトの内容に従えばまず合格できる。
今回の勉強期間は約3ヶ月。机に向かってたのは平日1日あたり一時間程度。
簿記二級は持ってたので、財務分析については直前に退職給付会計とか知識が足りないところを抑えるだけで済んだ。証券分析と経済は全くの素人。
まず使用教材について。証アナはメジャーな資格ではないため、市販教材の種類は少なく、ほぼTAC一択。
でもTACのテキストは基本的に不親切で、全くの初学者は内容が理解できず挫折する、という話はよく聞かれる。自分も同じ道を辿りそうになった。
そこでテキストを無視して、いきなり過去問に取り組んでみた。当然最初は解けないが、解説を読んでみると、テキストとはうってかわって書きぶりが丁寧なことに驚く。なぜこの編集エネルギーをテキストの方にも注がなかったのか。コンパクトにまとめようとしすぎたのか。
解説を読んでも理解できないところは適当にググってまとめる。ある程度労力をかけても理解できない問題は大抵の人が解けないので、丸暗記するか捨てるかしてさっさと次の問題に取りかかる。
こんな感じで過去問を消化していくんだが、恐らく多くの人がぶつかる壁が、理解した問題をいかにして記憶に定着させるかだ。
机に向かって過去問を3周くらいやればさすがに覚えられるだろうが、多くの社会人はなかなかそこまでの時間は取れないだろう。
時間がなければ通勤電車で勉強すればいいとよく言われるが、残念なことにTACの過去問集はクソデカい上に重いのである。
そんな状況で自分が編み出したのが、解いた過去問をひたすらスマホで撮影するという手法。問題と解説、自分で書き込んだメモや解法のポイントを順に撮影して、通勤電車やスキマ時間で見返す。
目標は締切と達成目標を数値化、明文化する。目的は、意識する。
とりかかりは自分から取り掛かる。嫌々始めない。ハードルを0から構築する。
http://ascii.jp/elem/000/001/162/1162199/
英語学習に関しては自分も成功体験があり、高3の時はセンター模試40点から半年で182点まであげたことがある。この記事内で紹介している体験ではなく脳科学的なアプローチであるSLAだが、高3で受験勉強を始めるにあたってボトルネックだった英語をあげるためにいろいろリサーチした中で出会った英語学習の本で同じメソッドが紹介されていた。御歳80歳くらいの同時通訳者が戦時中に中学校の英語教材を音読によって全部暗記したら米軍の言葉が聞き取れるようになった経験から、英語学習は中学レベルの教科書を音読するのがいいというメソッドだ。これを僕は愚直にやり、英単語を日本語に訳さなくても頭に意味がイメージできる状態にする→文章を音読して英語の文のままイメージできるようなになる(同時に英語のリズムを覚える) これを繰り返し、普通の市販の教材を暗記しまくったら解法テクニックは覚えなくてもセンター過去問で10分あまって90%の得点率になった(本番はメンタルが弱いので75%ぐらいしか取れなかったがw)。また大学3年の時は就活に備えてTOEICの勉強をしたときは、脳のワーキングメモリの処理の概念は理解していたので、TOEIC用の単語を覚える(無意識に呼吸レベルになるまで)→長文を音読するで英語学習の感覚を取り戻しつつ語彙を増やし、TOEIC用の対策本で文法問題は○×△法+エビングハウスの忘却曲線にそった反復学習で1回目の暗記→9時間後(または翌日)→1週後の3回くりかえすことで長期記憶に定着。これの勉強法で、3週間で460→645点であがった。そこで自分で考えて短期的に結果を出す経験を得たことに満足してまいその後の学習はしなかったがw、この記事で書いてあることは自分の経験則としてすごくよくわかる。
こうしてみるとグリットが足らない人生だね、筋はいいことはできてるし自分で考えて行動して結果を出すことも部分的にはできているけど一番のゴールは達成できていない。
中学校最初のテストでたまたま数学学年一位で部活の先輩とかいろんな先生にちやほやされて自分は本気だせば勉強できるとか勘違いして、授業以外ではほぼ勉強せずにトータル学年10位-20位くらいをうろうろ、3年最後のテストで一位とってやろうと思って勉強するも4位どまりで一位は無理か〜と思ったが、もっと前のテストから1位を狙っていれば学習のPDCA回せたと思うのにそんなことは気がつかず。
高校も県外に引越しのタイミングなので志望校選びを家から一番近い高校にして入ったが、入試の開示されたあの点数なら県1-3の高校合格ラインだったのに思考停止してた。
高校は勉強せずにテストで0点とかとってるのがクラスで目立ってたのがウケてたと思ってたので二年間勉強せず学年ビリとったり、英語数学国語で1とって進級できない人向けの試験受けることになってる時でも、本気出せばいけると思っていたw 今思うとこの時に勉強を通じて思考力や集中力、自分なりの課題解決のプロセスを確率する訓練を積んでいないのがいまに悪い意味で繋がっていると感じる笑
受験勉強も他の人からするととても伸びて結局国立大受かったのに、もっと上いけるとか思って浪人して堕落し結局一朗ニッコマでしょ、予備校入りたての時は地理は東大コースで京大の過去問といて他の生徒よりいい成績出したりしてたのに、夏になぜか世界史に変えてそこからめんどくさくなってセンター本番50点でまた地理にもどすという超迷走かましてた
そこで自分で浪人を選んだのに結果がでなかったのでネガティブになり消極的になったんだ、思い出した笑
つまり自信を失ってるのは自分で選んだ選択で結果がでなかったからで、自分への信頼がないわけで、そこを改めてとりもどさないと一生このままでしょ
やろう、ポテンシャルはあるはず、足りないのはやりきる力
最近東大大学院に受かったという女のブログがやたらはてブで目がつく。
ちょっと見てみたところ、受ける研究室の教授へのメールの仕方とかお礼の仕方とか、
アホ、とかしか言いようのない小手先テクニックまで大事に公開してる。
もうね、アホかと。
全ての学科を知ってるわけではないが、基本、院試は入試の点数次第。
教授の心付け、なんて無い。
別に研究室訪問なんてしなくても入試の成績さえ良ければ入れるし、外部生だろうが内部生より点数良ければのけて入れる。
もちろん面接もあるので100%点数ではないが、基本まともに会話が出来ないとか明らかにおかしいやつを落とすだけのもの。
あと、外部から来る人は年末からとか、はたまた1年前とかから勉強してるらしいが、
1年前から勉強しないとわからないようなことしか大学でやってないのか?
いや、そうじゃない。学部のレベルでカリキュラム自体はそうそう大きな差はない。
単にまともに授業を受けてないし学ぼうとしてないだけ。
来て、すぐに嫌になって研究もほとんどせずに東大の名前だけつかってロンダ就職。
東大の院に来たいならそれまで学部の授業を"普通"に受けて学んで、"普通"に受かる事が出来る場合だけにスべし。
現役時代に私立専願で早慶MARCHに全滅しましたが、1年の浪人生活で旧帝法学部に合格できました。
数学、世界史、化学については、浪人生活が始まってから取り組み始めました。
この1年間何をしたかというと、基本的には予備校のカリキュラムに忠実に従っていました。
予備校のテキスト以外では、システム英単語と高校時代の教科書、過去問を利用した程度です。
予備校のテキストを繰り返すだけで1日が終わってしまい、市販の参考書に手を出す暇がありませんでした。
日々の生活は、朝8時前に予備校に行き、夜7時半まで勉強していました。
1週間の予定をたて、予習と復習を中心に、丁寧に勉強することを心がけました。
理系科目については、予備校のテキストに取り組む前に、教科書の該当部分をノートにまとめ、教科書の簡単な問題に取り組みました。
浪人開始から理系科目に取り組むことになったので、かなり慎重になっていたのですが、結果的には一番の得点源になりました。
基礎と標準問題を徹底的に繰り返したのがよかったのだと思います。
その他の科目については、繰り返しになりますが、とにかく予備校のテキストを繰り返し、センター過去問、二次過去問に早い時期から取り組んでいました。
効率的な勉強をしようとするのではなく、普通の勉強をすることを心掛けるのが良いと思います。
あと、先手必勝で、夏までは我武者羅に頑張りました。自分は、プレッシャーに弱いことが現役時代の経験から分かっていたので、後半で余裕が欲しかったからです。
先手必勝は、結果が出てくるとそれを維持しようとモチベーションも保てるのでお勧めです。まぁ、余裕は最後までなかったのですが。
「予備校をちゃんとやる」という当たり前の結論になっていて、大変申し訳がないです。
しかし、「普通に勉強する」ために、多くの工夫をしていました。
これについては、山ほど社会人向けの勉強方法本に書いてあるのでそれを利用しました。
気持ちの部分で気を付けていたこともあるにはあるのですが、役に立ったのかは不明です。
私は、とにかく真面目な人間を演じるという意識で予備校では生活しました。
例えば、模試の前に、「やべぇ、全く勉強してないぜ」とおちゃらけることを意識的に止め、「良い点数を取りたいからギリギリまで勉強する」と友達に話していました。
これ、友達も感化されたのか、一緒に真剣に勉強してくれたので、良い学習環境を友達とも作り上げることができました(その友達も第1志望に受かりました)。
結局、1年でセンターは5割強から8割強に(前年度も一応受けていました)。早慶MARCHの受けたところは全勝、旧帝合格という感じでした。
生まれて初めて計画的に生活していましたが、うまくいって良かったです。
計画的でつまらないかと思いきや、かなり充実感も感じていて、うまくいきだすと楽しくもなりました。
今、やりたいことがたくさんあります。この1年で得た経験を基に、丁寧にいろいろなことに取り組んでいきたいと思います。
以上です。
インターネット上に関西の駿台の実情に関する情報がほとんど無いので関西(主に兵庫、大阪、京都、奈良近辺)在住の文系東大志望の方の予備校選びの一助となるように書き残しておきます。理系の方でも多少は参考になるかと思います。
どのクラスをどの講師が担当してるかとか一年の予定みたいな情報は「駿台大阪校wiki」が詳しいのでそちらを参照してください。
1.自己紹介
2016年3月某私立中高一貫校を卒業し東大不合格を経て駿台大阪校LSクラスに入学したのち2017年3月東大文科某類に合格しました。
ゆえに以下の内容は2016年度に大阪校のLSクラスに在籍していた頃の生活に基づくものになります。
特に4の項目は年度次第で実情とは異なる可能性があります。ご了承ください。
2.クラス分けについて
駿台のパンフレットにはコースについての説明はあってもクラスについての説明はほとんど無いと思うので説明しておきます。
まず東大志望が入りうるクラスはLS、LA、校舎によってはLBがあります。
このうちLSは大阪校にのみ設置されているクラスで、東大文系EXコースの生徒は無条件で通年このクラスとなります。
東大文系EXコースは模試か認定テストで相応の成績を取れば入れるコースですが、まあ不合格B以上ならほぼ間違いなく入れるんじゃないでしょうか。
合格率とかクラス平均点みたいな指標を頑なに開示しようとしなかったのでクラスの具体的なレベルは把握しにくいですが、聞いた話と自分の知ってる範囲では合格率は7割ぐらいです。
また生徒は某大寺とか某陽や某(一文字なので伏せようがない)高校の生徒が多く生徒の質はかなり高いです。
次にLAやLBですが、上述のEXコースではない普通の東大コースに入った場合このクラスとなります。
このクラスは東大志望から阪大志望までまとめられるクラスなので、仲間と切磋琢磨出来るかというと微妙と言わざるを得ません。
また往々にしてクラスの人数が多かったり講師の質も落ちるなど待遇面の粗悪さも見られます。
合格率に関してはそもそも東大受験者が少ないのでサンプルが少ないですが、まあお世辞にも高いとは言えないんじゃないかなあと。
以上まとめると、「東大志望は極力大阪校の東大文系EXコースに入ってLSクラスに入るべき」だと言えます。
まずクラスの人数は例年40人~60人だそうです。2016年度は60人弱でした。
男女比は年によってかなり揺れがあるようで2015年度は10%を切っていたそうですが2016年度は20%ぐらいでした。
関東の御茶ノ水のSXでもあるようですし他のクラスもそうなのかもしれませんが上位進学校の生徒が多いので高校ごとにかなり群れます。おまけに男子校が多いので騒ぎます。
そういう進学校の方々は快適なのかもしれませんがそうでない方はあまり快適に感じられないかもしれません。
実際僕が後期から授業にほとんど出ずに自習室に篭っていた一因はそこにあります。
まあ彼らが排他的ってわけじゃないですし他人に直接危害を加えるわけではないですから上手く付き合えば快適には過ごせるんでしょうが。
4.授業について
●国語
現代文は全て中野芳樹師の担当です。やや好き嫌いが分かれます。現役時に林修に帰依していた人々は嫌う人が多かったようですが僕は好きでした。
現役時に現代文をほぼノー勉だったあるいは確固とした解答スタイルを確立出来ていなかった人にはうってつけの講師だと思います。
市販の「現代文読解の基礎講義」を読めば師の授業スタイルが垣間見えるんじゃないでしょうか。
これまた好き嫌いが多少分かれますが古文をフィーリングでなくちゃんと読むことが出来るようになる授業です。
漢文は週1時間しかないですしその1時間もはっきり言って出る価値はない授業だと思います。自習室で句形覚えて赤本解いてる方が有意義でしょう。
●数学
僕は数学を現役時にほぼ完成させていたので授業の大半の時間は解説を聞き流しながらひたすら大数とか過去問を解いていました。
そのためどの講師がいいのかをはっきり述べる自信はありませんが、どの講師もハズレはいなかったように思います。
テキストのレベルは前期→後期にかけてかなりレベルが上がります。
後期の難しい問題は解けなくても何の問題もないと思います。ただ解けなくても問題無いからといって授業を放棄するのは考え物でしょう。
解説をしっかり聞いて考え方のエッセンスを吸収していくことが大事なんじゃないでしょうか。
また週に1回EXLといって大数C~クラスの問題を2問50分で解くテストがあります。
平均点は毎回10点(2割)程度です。出来なくてもしょうがないけど問題は面白いですよ。
●英語
概して京大を意識した講義が多いです。長文英作の授業と普通の英作の授業が1時間ずつありますし精読重視の授業がめちゃくちゃ多い。というか精読重視の授業しかない。
はっきり言って東大が求めている英語力を養成するのは難しいカリキュラムだと思います。4分の1をを占めるリスニングの授業も5分の1ぐらいを占める自由英作の授業も皆無だし。
東大英語という講座は後期からありますけど1週間に1問要約などの過去問を解くだけのゴミみたいな授業です。
英語の授業は自分に合うものを何個か選んでそれ以外の授業の時間は東大に特化した対策に充てるのがいいんじゃないかと思いました。
ただし竹岡師の授業は絶対に出たほうがいいと思います。僕の駿台の学費の7割は竹岡師に払ったつもりです。英語観変わりますよ。
通期授業だけじゃなくて講習の自由英作文のエッセンス、英単語/熟語特講、直前期の差がつく英単語300(正式名称忘れた)もかなりお勧めです。
特に最後の講座は慶應経済でconventional wisdomとか当たりまくってて試験中笑ってました。
●理科基礎
授業に一回も出たことがないので分かりません。東大志望の方なら相当現役時代に理科をサボっていたのでもなければ直前期だけちゃんとやれば満点近く取れるでしょう。
●地歴
平常授業(世界史通史、系統地理)は時間の無駄と判断したのでほとんど出ませんでしたが本試で知識不足が露呈して点数を落としまくったのでちゃんと出た方がいいと思います。
ただテキストの質はあまり良くないと思います。特に世界史のテキストはさっさと捨てて教科書だけ読んでいた方がいいでしょう。地理も絵抜きで白黒の資料集みたいな感じ。
地理論述、東大世界史はぼちぼち出ていましたがまあ質は普通でした。
世界史はテキストに1980~の東大過去問が全て載っているのが素晴らしいです。赤本を買う必要が無くなります。
解答はありませんが赤本程度のレベルの解答があっても特に意味はないのでデメリットにはならないんじゃないでしょうか。
●講習
それ以外に東大志望の方が魅力的に見えるだろうなあと思える講習もあまりありませんでした。
関東の駿台の講習のパンフレットを見ると面白そうな講習がたくさんあって羨ましい限りです。
まあ休暇中にやるべきことは講習のバイキングではなく平常授業の復習なんでしょうけどね。
5.模試について
スカラシップの認定はめちゃくちゃ厳しいです。東大志望内3位でも5万しか貰えなかったらしい。
なので必死にスカラシップ狙いで全部の模試で本気出す必要はないです。駿台全国と東大実戦だけ真面目に受けて後はサボるか肩慣らしでいいんじゃないでしょうか。
ただサボると家に届く成績表が悲惨なことになるので事前にサボる理由を親に説明出来る人だけサボるべきでしょう。あとサボったからにはその日はちゃんと勉強しましょう。
6.総論
僕は関西駿台の東大コースのカリキュラムにはかなり不満があります。
特に英語は全く東大対策には適していません。まあ京大志望が多数派だしリソースは限られているので仕方がないことではあるんですけど。
また上述の通り東大対策の講習はほとんど無く直前期のプレ講座もほぼ全て映像授業とかいう有様でした。
これは河合塾のエクシードでもおそらく似たような事態になっているので(違っていたら申し訳ない)、散々関西駿台について説明した挙句元も子もない話ではありますが、
金銭的な余裕があるなら東大志望の方は駿台御茶ノ水3号館の東大コースとか河合塾本郷校に入学することをお勧めします。
金銭的な余裕があまりないとかそこまでする気がない関西在住の方は河合大阪エクシードとか駿台大阪EXでいいと思います。
なんだかんだ7割は受かるんで予備校の犬にならずに、また予備校から離れて堕落することが無ければまあ大体受かるでしょう。
あと宅浪は全くお勧めしません。概して生活リズムが崩壊しますし鬱になってる人が尋常じゃなく多いような気がします。
予備校代100万は決して安くはないですが東大合格のためならそこまで高い買い物ではないんじゃないかなあと個人的には思います。
以下感想
・試験の内容について
必修ブロック以外はそこまで難化していないと思う。一部?と思う問題があったもののヒントがあるし、使い回しの問題はあからさまに簡単な問題がチョイスされていたので
「ここは悩ませる問題でこの問題は確実に点とってほしい問題」というのがハッキリしていたと思う。
現場的な問題は増えたと思うし、疾患がわかっても、患者の状態を評価できないと解けない問題も結構あった。ここらへんをmedu4の某先生は良問だと評価しているのだと思う。
ただネットを見ると出題内容がおかしいという意見が結構。確かに変なこと聞くなあという問題が散見されたし全体を通して良い国試だったとは個人的には思えなかった。
必修は明らかに難化。とはいえ、臨床問題(文章題)については一日目の難易度に会場がざわついたものの二日目・三日目と徐々に簡単になっていったので
多くの受験者は三日間を平均すると8割に乗ったと思う。逆に一般問題(知識問題)は3日通して難化していたと思う。難化もそうだが何でこういうの出題するの?っていうのが多かった。
まずMLF症候群とか脊椎靭帯に関する解剖の問題が「必修」というのはおかしいと思うし、胃管に関する理念の問題はまあ良いとしても学生が実習で経験できない動脈穿刺の手技の問題出すのはどうかと。
必修といえど簡単すぎるのもどうかと思ったのか知らないけど、難易度以前に必修らしい問題がどういうものかをもう少し考えて出題してほしい。
選択肢もなんか微妙感じのが多くて掲示板でも割れまくってるような問題を必修にするのはやっぱりおかしいと思う。
まあ多分出題者も一般は配点低いからっていう理由で意図的に難しくしたのかな、とは思った。自分は一般75%臨床85%みたいな感じなので出題者の思惑通りの点のとり方したのかな。
・試験の結果について
まだお偉いさんが正式な回答を発表してるところがmedu4しかない(しそこも重いから見れない)けど、まぁ合格基準にはなんとか乗っていると思う。
少なくとも一般と臨床は7割くらいは取れてるし流石に落ちないと信じたい。
ただ、必修が今年からいきなり臨床と一般で各々、基準もうけるとかされたら落ちる可能性ある。必修だって掲示板が意見割れてる上に正式解答がハッキリしてないしね…
・実際の試験場の感じについて
殆どの人が大学単位の専属バスにのって、大学単位で注文してたお弁当食べてた。
自分は自力で会場行ったし、コンビニで食事してたけど周り見る限り立地が悪い会場だったので少なくとも移動バスは大学単位のを利用した方がいいと思った。
あたりを見回すと自大学の弁当は揚げ物ばっかりの胃に貯まるヤツで後輩のメッセージも「勝利」とだけ書かれたそっけないものだったけど
他の大学のはバランスが良くてお腹に優しい弁当の箱にムーミンとかのイラストが直筆で書かれてて後輩のホスピタリティの格差を感じられて面白かった。
会場内はいくつかの大学の学生が入り混じってるけど結構な人が立ち食いor椅子を持っていってまで知り合いと食事をしようとしてるのが少し気持ち悪かった。
自分は一切かかわらなかったが会場の外で(受験者以外会場内立入禁止なため)栄養ドリンクやチョコを持って待機してる後輩が散見された。
後輩自信に何のメリットがあるかわからないがあれは見てるだけで可愛いし癒された。
ただ、一つだけ言わせてもらうと仮にも医学部なんだから会場の近くでタバコ吸うのはやめたほうが良いと思う。
試験開始前の空き時間が非常にダルい。試験管理者の方がかならず20分近い事前説明をするから一時間の試験でもトータル1時間30分の作業になる。余りキリキリしてると精神がすり減る。
あと試験管理者に間違いなく当たりハズレがある。荷物の置き場所とかに細かい人とおおらかな人が居るのはまあ良いとしても、
何故か必ず問題冊子を画像冊子の下にのせて配る試験管がいて、自分の周りだけ試験開始までに試験の注意事項の1ページ目が読めないって状況が三日間ずっと続いた。
たった1ページの、何回も読み飽きた情報とはいえ、こういうのは不公平になるからやめてほしい。
それと、マークシートも縦長型と横長型が三日間ずっとどちらかで固定されるからこれも人によっては影響あると思った。自分は縦型だったけど模試で横型シートだとマークミス多いタイプだから助かった。
必修うけるときはメンタルが凄く大事だと思った。実際八割って結構キツイ。問題は一日分で30問あるけど実際は臨床問題の配点が三倍もあるから、
一日30題中の臨床問題15問で3ミスに抑えないといけないってことになる。今回みたいに問題が難しいと2つに絞れるけど最後が絞れないみたいな問題が一日に5問とか普通にあったりする。結構どぎまぎする。
当日に掲示板をみて答えを確認するかについては意見があるけど自分は絶対にやったほうが良いと思ってる。少なくとも必修はすべき。
メンタル弱い人はだめかもしれないけど、自分がどれくらいできてないのか、周りとどう考え方違うかはチェックしておいたほうが良い。
必修の難問は採点対象外になることがあるけど、問題が変でも皆がなんとなくあってるところは削除されないこともあるし、自分の間違え方・当たりが他の大多数と一致してるかは絶対確認すべき。
自分は一日目に考え方が違うのがわかって二日目から矯正してなんとか八割のれたと思ってる。
あと意外と同じような出題が多かったから掲示板で復習できるとちょっとお得。梅毒とか何回だすのって感じのも多いし、必修もやたら循環器・公衆衛生(臨床研究周り)・注射あたりの出題被りが多かった
・これからの国家試験の対策(もし落ちた時の自分の来年のためにも)
必修対策が絶対必要になったと思う。テコムとかmedu4とか多くの塾会社が口をそろえて
「必修で8割いかない人はそもそも一般・臨床で点が足りない。だから一般・臨床で合格ライン乗る勉強すれば必ず必修も合格してる」
みたいなこと言うけど今回の内容見るにこれからはそういうの通用しないと思う。
どうせ今回も難しい問題が除外問題になって調整されるんだろうけど(願望込み)、実際どれが除外になるかなんて偉い人の考え方一つだし、そんなの試験中の安心材料になんて全くならない。
それに、必修の内容が明らかに実践向けになってるから、一般・臨床向けの勉強だけじゃ通用しなくなってきてる。
「この病気のこの治療法はどの段階で有効でどんな人にだめなのか」を徹底的に覚えないといけない。とくに心筋梗塞とか脳梗塞とかの有名な救急疾患は絶対覚えないとだめ。
あと、手技的な出題が物凄い増えてるからこれも対策必須。動脈穿刺とか胃管挿入とかCSF採取とか皮内注射とか学生に経験させちゃいけないことでも平然とその手技の仕方が出題されてる。
手技の本で勉強することはこれからの国試考えると必須になると思う。
・塾講座について
すくなくとも国試直前講座についてはMECが結構的中していた。当日予想メール?もかなり当たっていたらしい。直前講座とかはMECに依存したほうが良いと思う。
通年講座はtecomとMECがあるけど個人的にはMECの方が良いのかなと思った。テコムは病態の学習には凄くいいんだけど、ノート取るのめんどくさいし今となってはmedu4の方が良いように思う
(tecomは大学単位で申し込むせいで五年にならないと動画見れないのもかなり痛い。)
あと年末から開催されるまとめ講座みたいなのはテコムのtargetとメックのsummarizeがあるけど、テコムは過去問の寄せ集めだから最新の話題仕入れたいならsummarizeのほうが良い。
全体を通して、これからは現場的な考えを教えてくれるMECが通年講座でも良いように感じた。
一方で模試はテコムのほうがオリジナル問題多いし、結構予想が当たっていたので模試はテコムをオススメする。
公衆衛生は自分はテコムでやってある程度出来るようになったけど評判悪いみたいなので一般的にはMEC+αで公衆衛生といった所だろうか
ぶっちゃけ基礎は殆ど訳に立たないと思う。強いて言えば病理と薬理、解剖当たりの考えが身についてる人だと4年からの勉強が楽になるのは間違いないけど。
周り見ても卒試国試に強いやつの中には一年から成績良かったやつもいるけど六年から勉強がんばり始めた人も沢山いるし。前半学年は、ゲームなり部活なり恋愛なり好きにすればいいと思う。
四年生の時の動画講座は何故かCBT用の内容絞ったやつがあるけどアレは全く意味ないからやらないほうが良いと思う。CBTはquestion bankやれば動画なんて全く要らない。
でも四年生のときは時間が沢山あるからこの時に自分でお金はらってmedu4の臓器別講座を授業で並行してやればいいと思う。授業では国試に向けて話すのにCBT部分だけ勉強するとか無駄すぎる。
大学の講座はどうせ授業中のプリントなんか捨てるんだから、medu4の国試用の臓器別講座のプリントかレビューブック当たりを持ち込んで授業でなるほどと思ったことを書き込めばいい。
よく塾会社の最新の話題当たって凄い~みたいな話あるけど、ぶっちゃけ四年生の授業で最近~ってのがありますって先生が言ってた所とほぼおなじだった。みんな大学の授業聞いてないんだなと思った。
国試の勉強でイヤーノートは個人的にはいらないと思う。高いし分厚すぎて持ち歩けない。中古のレビューブック買って過去問や動画講座みて学んだことを書き込むだけで十分合格点くらいは取れると思う。
ただ、レビューブックだけだと手技系とか各課の検査の基礎値とか心電図とかそういうのが弱いからそこだけは自分でノート作ったほうが良いかな。
六年のときは皆切羽詰まって勉強してるけど、受かるだけだったらそんなに勉強しなくて良いかも。結局1月から頑張れば就活卒試の勉強しっかりしてる人は大抵受かる。
人によるけど卒業試験終わってからの10月末~12月前半は遊んで良いと思う。この時期凄く安いし早めに卒業旅行でも良いと思ってる。