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はてなキーワード: 兵庫県知事選挙とは

2024-11-19

けっきょくゲハ構造なんよ。兵庫県知事選挙の件も

ゲハってのは、2chゲームハード板のことで、ゲーム機の信者が言い争ってるところで・・・って説明いる?


とにかく、ゲハでは任天堂信者ソニー信者が言い争ってるわけなんだけどさ

おもしろいのは、こいつら自分たちのこと、ゲームオタクだと思ってるってことなのよ

「我こそはゲーム業界未来のことを誰よりも考えてる」とかい自己陶酔キモイやつらなんだけど

それで?ゲームはいくつやったの?って聞くとまぁせいぜい半年に1本とかそんなもんよ

くそれでゲームオタク名乗れるよなって感じなんだけど

しかゲーム機の信者から任天堂信者はやった本数以前にプレステゲームを知らないわけで

ソニー信者も同じく任天堂ゲームを知らない(まぁこっちに関しては子供のころはやってたみたいなパターンはあるけど)


どっちにしろゲームのことで信者論争してるくせにゲームやらねーんだよこいつら

だけど自分情報強者ぶってる連中がゲハなんだけど

もう15年前くらいから、twitterとかyoutubeがではじめたこからそうだけど

どこもかしこゲハ臭くなってきたなぁって感じるんだよね

ここもゲハ臭くなってきたなぁっていう

「分断」とかいうけどやってることはゲハなんだよ

俺のほうが真実知ってる!みたいな


最近MGS2でいまのSNS社会予言してた!とかバズってたじゃん

小島監督予言者だ!とかさ

あんなのゲハにいたおっさんならわかると思うけど

どうみてもゲハのことだろw

今回の兵庫県知事選挙でわりと民意でなんでもできるなと希望が持てた。

このまま高齢出産女性子宮摘出法を制定しよう。今ならできそう。

フェミリベラルは全く力がないことが明白になった。

兵庫県知事選挙後の報道とか見てて思ったけど

テレビで言うたはったで〜、が、YouTubeやXで言うたはったで〜、に変わっただけや

猫も杓子もスマホ見るようになった時代やで

当たり前やがな

江戸時代やったら差し詰め瓦版やったやろ

それが新聞にかわり、ラジオになって、テレビが出てきて、ネットへと変わっていった

それだけの話やがな

anond:20241119104936

今回の兵庫県知事選挙

・県外からも注目されていてバズりやすかった

・争点がわかりにくく付け入る隙があった

自民党がまとまれなかった(斎藤推している西村康稔の力)

という立花に有利な条件が揃っていた

特に組織票が固まっていなかったことは大きい

逆に言うと

・注目度が低い

・争点が明確

一騎打ち(事前に候補者一本化され組織票が固まっている)

のどれかひとつでも当てはまると立花の出る幕はない

どこの選挙でも〜とか騒ぎ立てる浅はかなブクマカがいるが、かなり条件が整わないとここまでうまくいくことはない

日本ファクトチェックセンターは単なるリベラル系の広報機関なのか

日本ファクトチェックセンターという団体がある。

GOOGLE資金拠出し、メンバー朝日新聞出身者に偏っており、既存マスコミはチェックの対象にしないというツッコミどころ満載な組織Wikipediaより)だが、今回の兵庫県知事選でも記事を出している。

記事趣旨

兵庫県知事選挙に立候補している稲村和美氏について、「当選すると外国人地方参政権が成立する」「外国人参政権推進派」という言説が拡散したが、誤り。(同記事より)

検証

稲村氏は自身ウェブサイトで「緑の党の『前身』の団体活動に参加していたが、2010年尼崎市就任時に会員を辞めている。2012年設立された緑の党活動には関与していない」と述べている。

緑の党11月7日付けで同様の説明をしており、「稲村さんの政策緑の党政策には関連がない」と関係性を否定している。

稲村氏は、11月9日自身ウェブサイトで「外国人参政権」を進めることについて、「この件について何も発言しておらず、また県知事選とは関係ありません」「私が当選したら、外国人参政権を進める、との噂があるそうですが、それは正しくありません」と否定して、「デマに気をつけて」と付け加えている。

(同記事より)

ここで述べられている緑の党の『前身』の団体とは、「みどりの未来」という政治団体であり、稲村和美候補はその共同代表だった。(参考①

そして、このみどりの未来では外国人参政権の導入が政策として掲げられていた(参考②、基本政策集ではもっと大々的に外国人参政権の導入について触れられていたはずだが見当たらず)

さらに、2012年設立緑の党活動には参加していない、としているが、本人もサポーター会員だったことは認めている(参考③

ちなみに、緑の党は今回の兵庫県知事選について、「稲村さんの政策緑の党政策には関連がなく」としているが、稲村和美候補緑の党サポーター会員だったことには触れていない(参考④

更に、緑の党はこれまでの尼崎市長選で稲村和美候補支援してきたが、それにも触れていない。なんで関係を隠そうとするんだろうね?(参考⑤

以上のことから、稲村和美候補外国人参政権を推進する政治団体トップとして活動してきた経緯があること、現在もその団体と密接な関係があることは事実であると思われる。

検証結果

兵庫県知事選において、稲村和美候補外国人参政権について是とも非とも述べていない

とは言えても、

稲村和美候補過去外国人参政権の導入を推進する政治団体トップ

として活動してきた経歴があり、

現在外国人参政権導入を推進する政治団体と密接な関係

がある。以上のことから

稲村和美候補は「外国人参政権賛成派」ではない、とする言説を誤り

とまでは言えず、

日本ファクトチェックセンターファクトチェックは誤りであった

結論づけていいように思える。

結論

本人の言い分を垂れ流してるだけで検証もなにもしてねーとか、設立経緯からみても、お前らリベラル系の広報機関なんじゃねーの?

今頃になって兵庫県知事選挙のことを知った。

ネットVSテレビ、でネットが勝ってテレビ洗脳が解けたみたいな話だった。

今回はテレビ被害者なような気がした。

嘘の告発文に騙されたわけだからマスコミ洗脳」とかいうのは、ちとかわいそう。

何はともあれ、正義が勝ってよかった

兵庫県知事選挙の話しか人気エントリにないのどうにかならんのか

キー局ワイドショー担当者は立ち止まるべき

今回の兵庫県知事選挙特に東京の全国ワイドショー作ってるようなテレビメディア兵庫県のことをおもちゃにした責任はかなりあるんじゃないの?と思ってる

おねだりやパワハラのことを面白おかしく扱ったよね

百条委員会って全て公開でやる訳じゃないから、判断の基となる情報が全部公開になるわけでもないし

こんなタイミング判断しろとか言われても有権者齋藤氏がやらかしたか否かなんて判断できないよ

やらかしてないならそもそも信任するしかないし、疑わしきは容疑者利益で信任と考えた人もいるだろう

パレード資金不正疑惑なんて外部から見て不正があったか否かなんて絶対判断できないし

そもそもパワハラとかおねだりの話になってるけど、おそらく1番信任を失うのはパレード資金不正疑惑次点公益通報者保護法違反じゃないかと思うけど、なんか忘れ去られてないか

あえて忘れ去らせたの?という陰謀論すら頭よぎっちゃいますよ…

間が悪いことに衆議院選挙の前だったか議会も不信任出さないとという空気になって出しちゃった(もちろんメディアが悪いというだけじゃなくて議会判断ミスでもあるが)

百条委員会第三者委員会3月結論が出るからそこまで待つべきだったと思う

そこで不信任出せば有権者判断できた

これで

齋藤知事が黒→再度不信任を出す羽目になる

       選挙費用無駄遣い

白→無実の人を面白おかしく騒ぎ立てた

でどちらも兵庫県にとってマイナスだと思う

ファクトチェック斎藤元彦のバックには本当に統一協会がいるのか」

ファクト① 斎藤元彦本人が関係否定している

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/sp/0015506723.shtml

斎藤知事事件後、これまで参加した会議行事主催者などの確認秘書課に指示。教会関連の催しに出席した形跡はなく、祝電も送っていなかったという。「政治活動での(教会との)交流もない」と話した。

どうせ鈴木エイトやらが斎藤のことも這いずり回って調べたに決まってるので、まだ出てないということは上記コメント信憑性が高い。

もし証拠があったら既にその辺が勝ち誇って大騒ぎしてるはず。

ファクト② 統一協会否定声明を出している

https://ffwpu.jp/news/5873.html

兵庫県知事選挙10月31日告示11月17日投開票)に関連し、一部SNSで「統一教会斎藤元彦氏(前兵庫県知事)を支持している」などとする誤った情報が流れていますが、当法人斎藤氏を支持している事実は一切ありません。

 なお、当法人教会員が街頭演説で同知事選に言及している動画が一部SNS掲載されていますが、これはマスメディア報道姿勢問題点を指摘する趣旨言及したものです。同教会個人が、知事選に立候補している斎藤氏への支持を表明しているものではありません。

統一協会の言うことなんか信用できるか!という手合いも居るだろうが、じゃあ「我々は安倍さん自民党を支持してました」っていう言葉も信用しないの?どちらも同じ統一協会発言ですよ。

ファクト③ 自民党も一緒になって不信任案決議を可決している

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014585671000.html

兵庫県斎藤知事パワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会の各会派などが提出した知事不信任決議案は全会一致で可決されました。

"統一協会支配された"はずの自民党が、同じく"統一協会がバックに着いている"はずの斎藤元彦の不信任案に賛成する不思議

もし本当なら統一協会の中で全然統制取れてないじゃないか

統一協会ってその程度で自民党支配してたの?


ここまででも既にファクトチェック完了デマ!とバッサリやって良いレベルだが、

未だにこの説を流布しているはてブやXユーザー開陳する「根拠」も確認しておく。

アンチ言う「根拠」① 世界日報斎藤元彦を支持している!

兵庫県知事選 「告発クーデター」説バズり“パワハラ知事斎藤元彦氏、逆転か

https://www.worldtimes.co.jp/opinion/mediawatch/20241114-187005/

アンチ斎藤が「ほらやっぱり統一協会斎藤を支持してるじゃないか!」と根拠の一つにしている世界日報記事

全文無料なので読めば分かるが、立花孝志のポストをダシにマスゴミガー!と吠えてるだけのクソ記事である

最大限好意的に読んでも、マスコミに苛められてる斎藤可哀想SNSを駆使してマスゴミぶっ壊せ!という応援メッセージ。1ミリ事実がない感想文でしかない。

これが何かの「証拠」になると思ってるなら、この記事を書いた記者と同レベルの脳ミソをしているに違いない。

アンチの言う「根拠」② 統一協会斎藤応援演説をしている!

https://x.com/SuspendedNyorai/status/1855234264859803772?t=NPebEwdPs_EUlhwa9myHsA&s=19

世界日報と合わせて「統一協会がバックにいる証拠だ!」とアンチ斎藤が嬉々としてリポストしている動画

短い動画なので見りゃ分かるが、マスゴミガー!である

それ以上でも以下でもない。

もし動画範囲外で「協会みんなで斎藤応援しましょう!」的な言及が有ったなら話は別だが、

統一協会アンチ斎藤拡散する動画なのに、そういう肝心要の部分が入ってないなんてことが普通あるか?

アンチの言う「根拠」③ 立花孝志のバックに統一協会がいる!

一番困ったのがこれ。とにかくソースが無い。

N国の濱田議員統一協会擁護する国会質問をしたという批判過去有ったが、立花本人ではない。

色々調べて出てきたのが以下のネット記事

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/chidaism.com/news/20241111-01/

この記事事実であれば、立花本人が関係を認めたということになる。

このライターの信用度については本筋ではないので言及しない。参考として、同ライターが書かれた他記事をいくつか紹介しておく。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chidaism/n/n9260989c624a

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chidaism/n/ne2534bc8f8a7

結び

個人的には、今回の選挙立花孝志はそこまで影響力があったのか?という疑問がある。

彼は所詮選挙ショービズで金を稼ぐパフォーマーであり、斎藤二の次自分効率よく世に売り込むためのダシとしてしか見ていなかったように思う。

無事再選した結果、よほどのことが無ければこの先4年斎藤選挙と無縁になる。立花にとって斎藤の利用価値はもう無くなったと思われる。

最後に、増田兵庫県民であり今回斎藤投票した。

理由はひとえに斎藤県政で自分が困らなかったかである積極的現状維持選択した。

2人自殺したというが、その原因が分からないまま選挙突入したので投票するに当たって考慮に入れなかった。

からないもの勝手に断定して投票する方が怖い。

ちなみに、失職直後の駅立ちをしている斎藤元彦を冷やかしで見に行ったことがある。

当時はまだ「斎藤現象」前で、本当に一人でぽつねんと駅の前に立ち黙ってお辞儀を繰り返しており、

誰も斎藤に興味を持たずスルーしていた。今となっては信じられないが本当だ。

その様子を見たとき、この男は狂人なのかストレスで壊れたのかなとしか思わなかったし、もちろん再選するようには全く見えなかった。

たった1ヶ月でここまで世論が逆転するとは思わなかったね。

2024-11-18

民主主義を虚無に捧げないために――印象批評の試み

 これからお目にかける雑文は、データにもエビデンスにも専門知にも基づいたものではない。

 

 むしろ市井の人間の有限(どころか乏しい)観察と未熟な想念、そして「何か書かなければならない」という衝迫のみを支えとしている。昔風に言えば標題のとおり印象批評だし、現代風に言えば単なるお気持ちである

 それでも、虚言や流言罵詈雑言猖獗を極めるクソッタレインターネットへ供する一服の清涼剤たらんという意志を持って草した文であり、そのように読まれることを希う次第である

 

 以下に続く文章は、主語デカすぎるだの、事実認識がお粗末だの、構成がなってないだの様々な批判に晒されるであろうことは最初から織り込み済みである。いずれも筆者の能力の至らなさに起因するので「ごめん!」としか言いようがない。

 もっとよりよい認識や知見の給源は他にあると思うので、それらに接するのが一番いいと思う。そのような批判を恐れずにあえて書く理由は、まさに標題で仄めかした「民主主義を虚無に捧げてはいけない」という信念を擁護するために自分でできることをしようと思った、ただそれだけである

 この文を書こうと思った直接のきっかけは昨日の兵庫県知事選挙である

 つい1週間ほど前に太平洋の向こう側でトランプ当選し、「MAGAくんさぁ……」という軽侮の念を抱きつつも、どこか他人事の如く受け止めていた自分がいた。

 しかし、メディアネットパワハラ野郎だの私利私欲を極めたゴミだのサイコパスだのさんざん叩かれた斎藤元彦がメイク・ヒョーゴ・グレート・アゲインした途端、愚かな民衆なる集合は爆弾ゲームよろしく我々にヒョイと手渡されたというわけだ。

 

 尤も、自分最初認識そもそも間違っていたというのは認めるにやぶさかでない。要は愚かな民衆も、賢明民衆もどこまでいっても抽象概念で、そのような概念で語れる事柄には限界があるという単純な原則をしばし忘れて物を考えがちというだけのことだ。

 このような間違った考えで一喜一憂しているのは筆者だけはないらしい。

 選挙結果が出てから兵庫県知事選立花某にハックされたということや、あるいはネット真偽不明の奇々怪々なフェイクニュースを浴びせられて正常な判断ができなくなった結果だとして、SNS選挙の結びつきを否定的に見ている向きがある。

 もちろん、我々はアメリカ大統領選ロシアイランが介入しようとしたという事例を知っている。ならず者国家裏工作を挙げるのが極端だとすれば、ケンブリッジアナティカのような倫理観の欠片もない連中がいることも知っているはずだ。

 しかし、現段階の情報でもって、兵庫県民は騙されたのだという前提で話を進めるのは問題だろう。それをもってしても社会の底が抜けたとか、もはや民主主義は終わりだという悲観的で短絡的な発想に至りがちということを見ても、この種の作業仮説は民主主義有益どころか有害であることは明らかだ。そういう人たちがエピストラシーを実現するのか、リベラル思考をもった等質的市民たちによる思想ゲーテッド・コミュニティを作るのかは知らないが、それはきっと非民主主義的な操作で行われるものではないか。筆者はリベラル嫌いだが、それでも自分たちの理念に後ろ足で砂をかけるような彼ら・彼女らは見たくないというのが嘘偽らざる思いだ。

 

 各種報道を見る限りでは、兵庫県民は普通民主主義国家における市民と同じくらいの能力感覚を持ち、それなりに各候補者比較考量した上で投票に臨んだと考える方が現実に近い、と筆者は考えている。

 ここでは斎藤や稲村の政策についてどっちがいいとかいうことは考慮埒外に置くが、少なくとも「何かいじめられててかわいそうだから!」とか「メディアの一辺倒な報道気持ちいから!」だけで110万票も取れるんだとしたら、残念ながら民主主義以外の選択肢有効性も検討すべき時期が来ているのかもしれない。もちろん、実際のところそうではないのではないか、というのが筆者の見立てだ。

 何が斎藤元彦に再び県庁の敷居を跨ぐことを許したのか。それを考えるために補助線を引きたい。もちろん、論理的必然性をもった操作ではない。何故ならこれは印象批評にすぎないので。

 少し前に国民民主党の玉木代表不倫問題が報じられた。不倫責任の取り方は様々だろうが、代表を続投しこれからも頑張っていくということが比較的多くの人に受け入れられているように思った。

 その方策の是非はともあれ、手取りを増やそうというストレートな訴えが若者を中心に多くの支持を広げていて、それに水を差すような報道を苦々しく思っている、あるいはある程度「相対化」可能事柄だとして脇に追いやってもいいという雰囲気があるように筆者の目には写った。

 筆者個人はこの種の思潮には到底賛同できない。不倫するような人間に増やしてもらう手取りなんぞはこちから願い下げである議員辞職するまでではないとしても、代表を辞任し一兵卒として政策の実現に邁進するということだって責任の取り方としてありえたのではないかと思っている。

 どれだけ政策を懸命に訴えても、政策を進める当事者の「人品」というのは、決しておざなりにしていいものではない、と個人的には思う。実際、自民党政治資金収支報告書記載問題に端を発する「裏金」逆風はそのような考えからまれたわけだし、与野党伯仲という結果に実を結んだと考えれば、個人的かつ奇異な考えではないとも思う。であれば、妻子ある男性が別の女性懸想することを問題視しなくていいのだろうか(妻子にとっては経験しなくていい嫌な出来事であるし、相手方女性が公党の代表者と不倫したことがバレればその社会的地位をも脅かしかねないという帰結を予想できなかったのであれば、政治家どころか責任ある社会人としても御しがたいレベル不見識なのではないか。)。

 

 とはいえ、上の筆者の考えは少数派に属するものだと思う。不倫家族当事者の間で解決されるべきでダメだったら家庭裁判所へどぞ、というような私的な話で、こんなことのために俺たちの手取り台無しになってたまるか、玉木はきっちり反省してその後頑張れという意見大勢を占めているのではないか

 そしてこれは、斎藤公益通報制度度外視して告発者を袋小路に追い込んだことや、トランプが弄する信じがたい人種差別的・性差別言動によって当事者が傷つけられることを等閑視するメンタリティ相通ずるものがあるのではないか

 もちろん、そういった非倫理的な行いに諸手を挙げて賛成するダークトライアドガチ勢のような人間ばかりではないだろう。しかし、それはそれとして、というような相対的態度をとらざるを得ないのは、言い換えれば自分たちにとって焦眉問題別にあるということにほかならない。

 このような相対化を導くに至る根源的な不満の存在それ自体は目新しい指摘でもなんでもない。ラストベルトの労働者も、閉塞感を感じてきた兵庫県民も、手取りが増えない若者のいずれも「古くて新しい問題」であり続けている。目新しいことでもないのに、定期的にこの種の話が出てくるのは、解決が困難なことの証であるそもそも解決可能な話なのか? 全てのステークホルダーに満足を与えられるほどのリソースがあるのか? 自分たちの満足のために誰かにふるわれる不正義もやむなしとする世界で、オメラスから立ち去る勇気を持つ者たちが果たしてどれだけいるのか? 我々はずっとこの問いかけの中に閉じ込められているし、この困難さを抱きしめることが民主主義要諦なのかもしれない。

 この文では、貧しくあってもせめて人並みの倫理ぐらいは持てよバーカ、とか、人民の悲しいまでの想像力の欠如を嘆かん、という倫理的説教や慨嘆を述べ立てるつもりは毛ほどもない(そういうリベラルへの嫌悪感を筆者は多くの人と共有するものである。)。政治家自分たちの方を向いてほしい、助けてほしいというのは当然だし、その願いが届くのが民主主義のいいところではないだろうか。

 だが、その時、もしかしたら誰かを犠牲にしているのかもしれないという一抹の不安は感じてほしいなとは思っている。それが望蜀に属する話だとしたら、民主主義の皮を被った椅子取りゲームを続けるべく、我々はいつ鳴りやむか分からない音楽に耳をそばだて、減り続ける椅子を横目に生きていくのだろう。これがいいとは、筆者は決して思えないが。

 

  「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。」

 大人になってからのび太結婚前夜』を改めて見た時に、「なんて当たり前のことを言ってんだ。よっぽど褒める言葉が見つからない時用の言葉って感じだ。」という冷笑的な感想を持った。しかし、今ならのび太が全くもって稀有人間であったと痛感せざるを得ない。

 立花が言うように元県民局長がどんなに酷いことをしていても(逆にどんなにいいことをしていても)、斎藤拙速かつ強引な統治手法(このことは必ずしも立証されていないが、その後の百条委に至るまでの対応を見ればそう思わざるを得ない)に問題意識を感じて声を上げたこと、そして斎藤がそれをこれまた拙速かつ強引に対峙し、県政停滞のハードランディングに至ったのとは別の問題である。その対応に関する法的な問題などはこの際措くとしても、百条委で問われた道義的責任を「わからない」と述べた斎藤が、再選で得た民意を盾にこの問題を「相対化」しようとする危険性がないとは決して言えないだろう(当選後、記者団に対して「知事部局として一緒にやっていくのは公務員としての責務」と述べたのは、県職員に対して「俺は民意を得たんだからお前らがついてくるのは当然だよな?」と釘を刺した形とも言えるし、先行きは不透明だ。)。

 斎藤投票した人は、せめてそういう状況が棚上げになったままであることを認識した上で、自分たちの居心地の悪さに素直に向き合ってほしいと思う。(元県民局長が死んだのは別の理由であるという卑劣矮小化をするのではなく、)たとえ拙速で強引でも斎藤自分たちにとっていい兵庫県を作ってくれると信じて投票したのだとすれば、その結果誰かが痛い目を見ることになるかもしれず、それはひょっとすると顔見知りかもしれない。その時、その人の不幸を悲しみ、その人の幸せのために何かできるだろうか。そういった考えを頭の片隅に置き続けることが、民主主義レジリエンスを形作る重要な要素だと筆者は考える。清廉潔白完全無欠な政治家存在しない世界で、民主主義を選び取った全ての清廉潔白完全無欠でない我々にとって、「それがいちばん人間にとってだいじなこと」ではないだろうか。

 日々の生活に汲々として自分人生にやりきれなさを感じながら 「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむ」というのはそうそうできることではない。とはいえ、できていないなと思うだけでも、「あの時できなかったから次こそは」という思いにつなげられるかもしれない。

 

 この文は、「あの時できなかった」筆者が「次こそは」という気持ちを奮い立たせるために書いたものである

エクストリーム兵庫県知事選挙 2024 結果

https://anond.hatelabo.jp/20241014110755

総評

当初立候補表明していた中村中川がいつの間にか撤退していて、N国立花が予想通り半ば当選目的外の立候補

総選挙に埋もれてしまたことと在京メディアが飽きたためなか、関東では今一選挙の状況がつかみにくく情報大手新聞社ニュースサイト頼みだった。

正直なところN国が出た時点でまともな選挙になるはずもないので、元記事追記も行わなかった。

当初の嫌な予感通り、2021年名古屋市長選挙と同様に渦中の現職が当選した。SNS上ではN国アノン正義が勝ったとお祭り騒ぎする一方で、

はてブでは「N国のデマに負けた」「市長会としばき隊有田芳生応援キングボンビーになった」「オールドメディアが負けた」と様々な推測が飛び交っている。

選挙自体NHKが日付が変わる直前まで当確を出さない異例の展開で、色々と異常な選挙だった。

当選したとはいえ議会県庁との関係が変わったわけではなく、議会解散簡単には出来ないため恐らく年単位レームダック状態になるだろし、県庁退職者や内定辞退者も続出するだろう。

まあ、それも選挙民の選択である。あるいは彼に投票した若い世代県庁への就職希望するかもしれない。ネットDe真実若者筆記試験を通過できるかは知らないけど。

 

エクストリーム競技はN国立花が優勝。意外なことにN国はエクストリーム競技初優勝である

ただ、エクストリーム選挙は有る種の名誉賞的な位置づけなので、こういう選挙ゴロを表彰するのは非常に不本意である選挙違反で競技失格にしたいので、兵庫県警捜査二課には頑張っていただきたい。あるいは公安だろうか?

準優勝は日本共産党推薦の大澤芳清。兵庫県知事選では日共2005年以降、毎回候補を立ててほとんど供託金が返ってくるくらいの善戦はしていたのだが、

今回は1%も取れない供託金没収大敗だった。支持層の多くが稲村に流れたと思われるがそれでも稲村は当選しなかった。日共はもはや「資金力が有るだけの老害木偶の坊政党である老害スラングではなく本来意味)。

 

今後N国で警戒をしないといけないのは、東京都でも大阪府でも国政でもなく沖縄県知事選挙である

仮に同様の手法問題の有る人物知事当選させた場合、他の自治体とは比べ物にならないぐらいの問題が起こるだろう。

現職(沖縄文在寅こと玉城デニー)が問題がないとは決して言えないが。

佐賀静岡福井京都など、新幹線で揉めている自治体も同様である

追記

指摘により修正

兵庫県知事選挙で、またも透明化される民意について

まず最初に、兵庫県知事選の結果を見て欲しい。

齋藤元彦 1,113,911 (45.2%)

稲村和美 976,637 (39.6%)

( NHK選挙報道より https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014640801000.html )

どちらが勝ってもきっとそうなるだろうなと思ったので、強く強く強調しておきたいのだが、兵庫県民がパワハラを良しとしたわけではないし、県民県庁職員の命を軽んじているわけではない。

逆に言えば、もしも稲村和美が選ばれていたとしても、パワハラが許されない県民性だ、と言うこともできなかった。

これは右派左派わず、まず念頭において欲しい。ブコメをする際にも一瞬だけ書き込む手を止めて考えて欲しい。

97万人もの人間投票したうちの39.6%の人間意思無視した発言になってないか

兵庫県で起きていたこと(前半戦)

自分の身の周りで起きていたことを記しておこうと思う。

当初は、いわゆる通常の選挙様相を呈していた。

組織票無党派とは言え党派性での応援対立候補

いわゆる、従来の選挙として、前半は以下のような感じだった。

自民党大敗記憶に新しいが、小選挙区自民党の内紛が起きていたところが概ね負けていたことを思い出すと、清水貴之立候補表明あたりで少し不穏さを感じていたと思う。

ただ、良くも悪くもテレビ新聞マスメディアでは、齋藤が再出馬するとは、という論調であった。

そもそもで言えば、県議会が(維新も含めて)全会一致で県知事不信任決議をする、というのが異例だった。

民意と言えば聞こえは良いが、マスメディア報道を受けて支持母体から圧力が日々増しており、かかる火の粉を振り払った結果、というところだろう。

兵庫県で起きていたこと(後半戦)

立花孝志を中心とした、従来にない選挙戦の様相を呈してきた。

事ここに至って、齋藤元彦が県知事失職以前に取っていた言動が、功を奏していた。

齋藤元彦は、「公益通報に該当するとは思っていない」や「瑕疵はない」と述べており、発言一貫性があった。(端的に言えば過ちを認めて謝罪していない)

告発文書が7つの項目からなっているのであれば、本来マスメディアは、それぞれについて裏を取り、特に知事選挙や政治資金パーティーでの違法行為を追求すべきであった。

失職に至る経緯である告発文書報道が、主に理解やす視聴率を稼ぎやすパワハラとおねだりに集中していた点が、事態悪化させていた。

ハッキリとここで書いてしまえば、齋藤元彦の選挙戦略は至極全うである

街頭演説では、おおむね、前知事井戸敏三県政の無駄遣いの批判自身の県政でのお金の使い方(高校への投資企業との連携)の話、未来ある子供たちへの投資の重視などが語られている。

そもそもの前回の知事選挙でも、トップダウン式の井戸県政を嫌ったと評されるが、基本的には自民党分裂選挙であり、自民党の内紛と勢いのある維新への合流が生んだ結果と言うこともできる。

まり、現職なのでそもそも地盤はしっかりとあり、井戸敏三県政から路線変更を行って財政再建を行っていて、元々市町村とは折り合いが悪い、という点までは織り込み済みの状況である

マスメディア側に誤算があったとすれば、「パワハラぐらいみんなやってるだろ」とか「あの程度のおねだりは役得じゃないの」という市民の声がカメラの前で拾えるはずがない、という至極当然の目線を忘れていたからだと言える。

トップダウン井戸県政を嫌ったはずの齋藤県政で、強引とも言える市町への予算縮減などをもっとフォーカスして解説すべきだったと思う。

ハッキリ言えば、共産党以下は泡まつ候補である

逆に言えば、稲村と清水との分裂選挙と言える状況で、稲村和美陣営には手抜かりがあったと言われても仕方がない。

一本化を図ろうとした市町の連帯を示す文書は、明らかに遅かったし、清水貴之への根回しも済んでいるようには見えなかった。

兵庫県でおきていたこと(マスメディア

マスメディアによる齋藤元彦おろし成功している。通常こうした場合、再出馬や再選はあまり現実感が無い。

そのため、マスメディア側のいわゆる醜聞を集める準備期間がほぼなかった点がある。

また、全国的にも良く知られているが、関西圏維新に対しては通常親和的報道が行われる。

齋藤元彦は、前回の兵庫県知事時代に、自民党日本維新の会共闘して県政を行っていた。

マスメディアとして、及び腰になっていたのではないかという点は、指摘できると思う。

また、醜聞、いわゆるゴシップとして視聴率を稼ぎやすネタが、齋藤元彦を利するものであった点も報道が少ない理由の一つと言える。

(もしも前知事時代女性関係醜聞があれば、こぞって報道されていたであろうことは想像に難くない)

兵庫県以外でおきていたこと(SNS

デマ醜聞荒らしであり、聞くに堪えず、見るに堪えない。

しかし、コメント欄などを見ると、メディアに騙されていた、齋藤元彦を応援しますという声は少なからずあり、影響が無かったとは言えない。

また、街頭演説に限って観てみるとわかるが、明らかにトレーニングを受けた演説慣れした者と、あまり演説しなれていない者とハッキリわかれる。是非聞き比べて欲しい。

兵庫県知事選挙でおきていたこと(対立候補、対齋藤元彦陣営

いわば本音と建て前の、建前の部分で、各自失策している。

出直し選挙民意を問うでべきであるという逃げを打った県議会マスメディアは、再出馬されてしまった場合に、取りうる手段が無い。

現に、今回民意を反映して(少なくとも当選する程度の民意は得ている)知事に返り咲いた為、県議会は筋論としては協力せざるを得ない。

また、あまり話題になっていないが、辞任と失職では県知事任期に差があり、失職後に出直し選挙当選しているので、任期リセットされており、ここから4年の任期となる。

今後、兵庫県で起きること

恐らく、齋藤元彦兵庫県知事の元、今後も市町とは揉めながら県政を行っていくと思われる。

文書問題調査特別委員会通称百条委員会)については、粛々と聞き取り調査が進めらると思うが、おそらく公益通報には該当しない、パワーハラスメントに該当する行為はあった、給与自主返納あたりで手打ちになると思う。

これはあくまでも一般論だが、刺すべきタイミングで的確に刺せないと、政治ではうまくことが運ぶことは無い。

兵庫県警が公益通報として受け取らざるを得ない内容、厚生労働省調査せざるを得ない内容、法務省調査せざるを得ない内容として、それぞれピンポイント匿名通報し、マスメディアにも流した場合、結果は違ったように思う。

五百籏頭氏が傑物であったことに異論は無く、執務中の急性大動脈解離については痛ましいとしか言いようがなく、それがストレスを起因としたものであったかもしれないが、それを知事問題とするには飛躍が過ぎる。

繰り返しになるが、稲村和美へと票を投じた97万人がいたことを忘れてはいけない。ほぼ、齋藤元彦では無い人物というワンイシューで集まった票がこれほどの規模だったことを忘れずに話をして欲しいと思う。

雑感

立花孝志の選挙戦略が当たったのではないかという話があったが、そもそもで言うと県議会が推す候補が一本化できていない(稲村と清水に分かれていた)点に問題があった。

単純な算数だが、対立候補が稲村和美(と共産党)だけだった場合当選していたのは稲村和美であった。

また、簡単に辞職を迫りすぎていた点にも問題があった。

県知事任期は4年であり、第53代兵庫県知事齋藤元彦は、2021年8月1日付に県知事になったので、ほうっておいても2025年7月末には任期を迎えた。

文書問題調査特別委員会が設置されたのであれば、この調査結果を待ってから辞職を迫るのが筋であった。

マスメディアの大変良くない点だと常々思っているが、加熱した報道で辞職を迫るのはいい加減どうにかならないか。それは報道では無く扇動である。また辞職は罪を償う手段ではない。

齋藤元彦が、井戸敏三県政を嫌っていることは外部からもうかがい知ることが出来るし、法律上はどうあれいわゆるパワハラ日常的に行っていたであろうことも百条委アンケート結果からは伺い知ることが出来る。

ただ、それを告発する為にとった手法公益通報に該当するのか、内容が真実だったとして法律上の罪に問われるものなのかは、また別の問題である

そういう、法律上はどうあれ報道され一部でも事実があり実害が出たのであれば責任を取って辞めるべきだという、マスコミを利用した政治手法が、うまくいかなくなった結果だと考えている。

(贔屓目に見ても怪文書しか言いようのないあの告発文書でここまでの騒動になるのだから、実情はさらに酷いのだろうと思うが、それは司法飛ばし私刑を行って良い理由にはならない)

蛇足

風向きで辞任を迫ったり、風向きでついたり離れたりしていると、触れるメディアから情報で同様に風向きが変わるのは当たり前だろう。

返す返すも、百条委の結果を待って、結論が出てから辞任を迫っていれば違っていたように思う。

パワハラ認定がなされたあとの再選と、パワハラ疑いの再選は大きな隔たりがある。

パワーハラスメントは、録音録画を行えば証明できるような単純なものでは無い。うっかりパワハラではないとされた時に、職も信用も失う危険行為なのだ

そして、パワハラを行う人間は、誰がやったかからないような不特定多数がいるような場所パワハラをしない。通常、パワハラは録音データ漏れしまえば即特定されるのだ。

そして、日本マスメディアには信用が無い。暴露は得意だが保護は不得意だ。

そうすると、パワハラ日常的に行われるのに、職を失いたくないから何の証拠も出てこないという状況が容易に起こりうる。

立花孝志の選挙戦略は、その点をピンポイントで突いたものだ。

従来のマスコミゴシップと同様の効果を、ほぼ単独で行えた点にこそ、大きな価値が出てしまった。

ただ、逆に言えば、事実に基づき、政策判断してほしいというような選挙戦略には、付け入る隙は無い。

やはり、そろそろマスメディア私刑として機能し、首長を叩き辞任させようとする傾向は慎むべきなのだと思う。

辞任以外の落としどころを作らない限り、また同様のメディアスクラムが起きた時に、立花孝志はおそらく違う手法で望んだ結果を得るだろうと思う。

実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます

とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます

従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。

私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。

https://anond.hatelabo.jp/20241118092831

兵庫県知事選挙についてのメモ

選挙後~現時点までにSNSBBSで盛んに広まっているもの

斎藤疑惑モリカケと同じでマスゴミが作ったデマである

立花自分選挙リソース斎藤支援&そのための陰謀論を流布した」

リベラルが稲村を支持したから逆に斎藤の潔癖が信じられた」

陰謀論普段政治に無関心の層を投票へ行かせる必勝選挙ハック」

来月にはどうなっているのやら。

兵庫県知事選挙にて、反斎藤派はどこで間違ったか

普通にやれば圧勝間違い無しの戦いでゼロ打ちの惨敗を喫した反斎藤派と稲村陣営の手落ちについていくつか指摘したい。

1 百条委員会決着前の辞任勧告不信任決議

ここが今回の一番間違ったポイント

普通にやればパワハラ他、不適切行為認定されたという錦の御旗を持って正式に追い出せた。

マスコミその他の過剰な叩き(不確かな誹謗中傷めいたもの多々有り)にのって、意外と手強い斎藤知事相手に手間を惜しみナメてしまった。

事実認定無しでもいける「だろう。」

全会一致で潰してしまえば立ち直れない「だろう。」

甘い見込みは時にしっぺ返しを招く。

油断大敵

獲物を前に舌なめずり

歯茎を見せる

戒める言葉はいくらでも有るが、人は同じ穴に何度でも落ちる。

2 曖昧情報で叩いてはいけない

パワハラ、おねだり、そんな言葉が乱舞しているが、正式認定されたものが一つも無い。

パワハラについてはは新田龍氏のツイートに詳しい

https://x.com/nittaryo/status/1857773037917196687

一般的感覚としてのパワハラと、正式認定されるレベルパワハラは異なる。

勘違いしないでほしいのだが、斎藤氏の行動に問題が無いとは思わない。

そもそも百条委員会結論が出るまで待てばよかっただけの話。

然るべき場所で、第三者委員会にて正式に決定した後に正当な批判をせよという事。

実際は決定前の処分グダグダに。

更には百条委員会情報流出して、不品行な公務員と、発言を遮り隠蔽しようとする委員長という最悪の構図を生み出してしまった。

そして一般的感覚としてのパワハラ問題だと言うのであれば、22人の市長代表して喋った相生市長谷口芳紀氏も批判されなくてはならない。

https://x.com/makkinze/status/1858126392850063489

彼を批判する者が選挙中に稲村陣営から出てこなかった。身内に甘いと言われて反論できまい。


3 無能な味方は敵よりタチが悪い

22人の市長のアレ、どう見てもマイナス要素しかない。

いかつい顔をした中年や老人がよってたかって若い斎藤氏をボコボコにする構図はダメだ。

パワハラが悪いと言う席で机をぶん殴りながら主張するあの爺さん。お前の方がパワハラやってると思われるよ(偏見

ちなみに最年少の芦屋市である髙島崚輔氏は22人のアレに参加していない。よくわかってるね。

そして揉めると出てくるしばき隊他の左っぽい皆さん。都知事選蓮舫氏に致命的なダメージを与えた件を忘れているのだろうか。

居るだけでマイナスから出てくるなって話。

N党立花氏がヤカラのような人員相手陣営差し向けて揉めたとの不確定情報が有るが、揉め事の半分くらいはしばき隊の関連じゃないの(半分は立花氏関連だと思う)


4 敗者をボコボコにしてはいけない

負けた相手を過剰に叩く必要は無い。

今回は水に落ちた犬を叩けとばかりにマスコミ政治家、各市長活動家が一斉に殴りかかった。

終盤こそ大勢の聴衆が集まった斎藤氏の選挙演説だが、序盤の集まらない様子を嘲笑う人も多かった。

そんな事をする必要は無かった。

彼にも主張は有るだろう、聞いてあげなさいくらいの余裕を持って戦うべきだった。

選挙自由憲法保証された権利である。彼は知事に向かないと思うが、彼が主張する自由は全力で守る。

そう言えてこその民主主義国家ではないのか。

過剰な批判バッシングと捉えられた点に猛省が必要だと思う。


以上はお題目である綺麗事である

斎藤氏の再選はとても危うい。また、N党の立花氏に影響力を与えた結果も憂いている。

その危うさをなくす為に全力で叩き潰そうとした気持ちはわかる。

しかしそれではダメなのであるお題目綺麗事は手足を縛るかもしれないが、そのラインを超える事は自分の身を危うくする。

パワハラ許すまじと怒り心頭だった皆さん、ご自身行為パワハラかもしれないと振り返る勇気は有りますか?

少なくとも、パワハラと決めつけた方は決定前の不確定情報に踊らされている。

おねだりと嗤った人はデマ混じりのワイン家具に釣られていませんか?

あれだけ叩かれた斎藤氏は、辞職直後から辻立ちを開始するわけです。

普通なら家から出られず、年単位無為な日々を過ごすしかないでしょう。

誰も足を止めず、かけられる言葉罵声のみ。普通は耐えられませんね。

それでも継続して、投票日前日には数千人の聴衆を集めるまで躍進したのです。

彼の行政能力は知りません。

しかし、その姿勢と成した事はすごいと認めるべきですね。

公益通報者保護法についてのデマバラ撒いてるyoutubeリスト

公益通報者保護法について

- ①労働者等が、②役務提供先の不正行為を、③不正目的でなく、④一定通報先に通報することをいいます

労働者」には、正社員派遣労働者アルバイトパートタイマーなどのほか、**公務員**も含まれます

役務提供先」において一定法令違反行為が生じ、又は**まさに生じようとしている旨を通報する必要があります**。 一定法令違反行為とは、「国民生命身体財産その他の利益保護に関わる法律」」(※1)として公益通報者保護法政令で定められた法律違反する犯罪行為若しくは過料対象行為、又は最終的に刑罰若しくは過料につながる行為をいいます

  • ※1該当法律は計493本

- **労働施策総合的な推進並びに労働者雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律昭和四十一年法律第百三十二号)** (俗に言うパワハラ防止法)

- 育児休業介護休業等育児又は家族介護を行う労働者福祉に関する法律平成三年法律第七十六号)

- 刑法明治四十年法律第四十五号)

- 消費者契約法平成十二年法律第六十一号)

- 政治資金規正法は含まれてない?

不正利益を得る目的他人に損害を加える目的その他の不正目的通報した場合は、公益通報にはなりません。

通報先は、(1)事業者内部、(2)権限を有する行政機関、(3)その他の事業者外部のいずれかです。

公益通報とならない通報について

上記要件を満たさな通報についても、労働契約法などの他の法令等によって通報者が保護される場合があります

公益通報の注意事項

公益通報対応業務「「従事者」について

- ※常時使用する労働者の数が300人以下の事業者努力義務

- **公益通報をした人を特定できる情報は、従事者以外は扱えません。**

- 従業員等に対して、従事制度に関する周知や教育活動を行ってください。

- 公益通報者の氏名などを漏らすと守秘義務違反として30万円以下の罰金刑事罰)が科されます

- 氏名でなくとも、公益通報者が誰であるかわかる情報も同様に守秘義務対象です。

- 従事守秘義務は異動や退職後も続きます。(期限の定めはありません)

- 公益通報したこと理由とした解雇無効です。解雇以外の不利益な取扱い(降格、減給事実上の嫌がらせ等)も禁止されています

ソース

デマバラ撒いてるyoutubeリスト

以上に該当しないことを喧伝してる動画デマ動画である

兵庫県知事選挙でどうも解せないこと

ネットの影響というけれど、一体、どこを見ていたら斎藤氏を支持するように変わるのか

・実際、立花孝志の影響力はどれくらいあったのか

・一体何が兵庫県民をあそこまで熱狂させたのか

兵庫県民だけど本当にわからん。

まったく別世界の話のようだ。

どうせお前ら自分のとこの県知事なんて顔も知らんくせに投票権もない兵庫県知事選挙のことでギャーギャー言ってんだろ

斎藤氏の公約百条委員会動画も見ずに物を兵庫県知事選挙を語っていた

今回の兵庫県選挙斎藤氏のパワハラ問題について、そもそも私は一次ソース確認してないという事に今更気づいた。一次ソースというのは、百条委員会の実際の質疑応答斉藤氏の公約など。

立花というヤバイのが斎藤応援しているおかげで斎藤もやばくね?という発想に至って見さえしなかったわ。

発言している人間の判や過去の行動で100%判断するべきではなく、もっといろんな情報を集めて判断しろという教訓だろうなこれ

たぶん増田やはてぶも一次ソース確認なんかしないで物を言ってるよね?

ガチハッショに選挙は難しすぎる

今回の兵庫県知事選挙の結果を見て、ワイはもう選挙に参加しない方が世のためかもしれないと思った

ワイは精神障害発達障害がある重度障害者(知的障害はなし)のアラフォーやが、未だに何が正しいのかわからないまま生きている

未成年の時は何度か警察のお世話になり、20代職場でキレ散らかされ職を転々とする日々

良かれと思ってやったことで相手を怒らせたり悲しませたりすることは無限回あった

とんでもなくやらかさないと、なぜそれをしてはいけないのかがワイにはわからへんのや

正直今も、なぜそれらが正しいか理由はわからないがみんなが正しいとしているので、そのルールに則って生きている状態

コンビニ人間こちあみ子の主人公みたいな人間と言えばよりイメージやすいやろか?

こんな人間から職場で話し合える人もおらず、家族とも縁が切れ、県内友達も1人しかいない

その友達とも政治の話をするような仲ではない

話し合える人がいないなら自分で考えて何が正しいのかを判断し、投票するしかないやろう

しかしワイには一体どれが真実陰謀論か、何が正しくて悪なのかがガチわからん

みんなは一体何を基準に支持を決めてるんや?

真剣に教えてほしい、自分の国や街を良くしたいって気持ちちゃんとある

ワイは毎回ちゃんと調べて支持政党や支持者を決めているつもりやったが、自信がなくなってしもた

今回斎藤知事はシロというのは調べてわかっていたが、県議や各市町長との仲が悪く意思疎通ができていない

それならちゃん連携できる稲村さんの方が県政がスムーズに進むんちゃうかと思って彼女投票した

でも県民の大多数は既得権益の方にキレれたワケや

一体みんなが何を望み、何を基準にキレるのかすらわからん

ちなみに相生市長が稲村さん支持を表明した時、机をバンバン叩いていたのがパワハラと言われているのも何でかわからんかった

相生市長の机バンバン噺家が噺途中で机バンバンするのと何が違うんや?

調べたけどわからんかった、理解できんかった

やっぱりワイみたいなバキバキハッショは政治に参加せん方が世の中のためなんかな

自分で考えろって怒られるんやろうが、どうやったらみんなが考える正しい選択ができるようになるんかほんまにわからん

どうか説教ではなくアドバイスがほしい

ふざけた文体で書き散らしたものの本当に悩んでるんや

もちろんお前みたいなガイジは政治に参加するなという意見が多いならワイはそれを素直に受け入れる

それが世の中のためになる正しい選択なら、ワイは喜んで政治に参加しないという選択をする

きっとそれはそれで怒る人らはおるんやろうけどな

anond:20241118092831

https://anond.hatelabo.jp/20241118062051兵庫県知事選挙・稲村和美候補の敗因一覧)

これが一つも入っていない時点でかなり党派性にまみれた意見だよね

それなのにはてブでは正しいかのようにブコメが付きまくってる

はてブ自分の信じたいストリーを信じる陰謀論者の集まりじゃね?

兵庫県知事選挙東京都知事選挙もそうだけどさ

そもそもマスコミ既存政治家に関する報道ってなんか定性的批判賛同ばっかじゃね?

パワハラ報道あったけどさ

何ならこんなん出してたら普通に財政レベルはい政治家なんじゃないかって思っちゃうんだけど

https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-17456.html

普通に考えて財政健全化を成し遂げてるってだけならい政治家よな? 本人だけの問題かどうかは置いといても

こうして見ると選挙前って財政レベルで「この分野に使ってる(増やしてる)からいい政治家」とか「こういう将来計画でこういう財政を行っているのは論理的矛盾がないからいい政治家」みたいな評価あんま聞かなくない?

なんかなんでもかんでも政権交代みたいな感じがしちゃうっつうかただのパパラッチ化してね?みたいな

兵庫県知事選挙投票日の X が気持ち悪かった。

斎藤氏のパワハラ問題だったはずなのに、いつのまにかそれはなかったことになっていたし、

局長自殺告発が原因ではないことになっていた。

そして、論点ネットオールドメディアの戦いにすり替わっていた。

「真実」だの「ここから兵庫県が、いや日本が変わっていく」だの陰謀論者が好みそうなワードで溢れていた。

どこかしら高揚感とか熱狂があった。

投票権はプレミアムチケットと呼ばれ、投票できることを兵庫県民以外から羨ましがられていた。

私は生まれつき兵庫県民だが、何があの興奮を呼んでいたのかいまだに理解できずにいて、とても不快だ。

そして、この流れが今回の選挙だけでなく、日本全体に広がっていくことを憂慮している。

どうか杞憂であってくれ。

はてなー発狂音が心地良い

トランプ再選は2回目で新鮮味が薄れたためかそれほど発狂していなかったけれど、兵庫県知事選挙はいものはてサ仕草愚民論で喚き散らしているね。立花が参戦して大きな役割を果たしたのもはてなー発狂一助になった笑

はてなって一応ネット界だけど感性が完全にオールドメディアなのが面白いテキストサイト系譜でジジババの巣窟からなぁ。テレビはてなも将来的には今のラジオみたいな見向きもされない立場になりそう。トランプ再選の力になったポッドキャストは、日本ではYoutubeのリハックスが担当しているし。

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