はてなキーワード: イコールとは
これは自分自身の問題であると頭では理解しています。そして友人への気持ちをあえて総括するなら「好き」です。
はじまりは、自分があるジャンルにはまったことだろう。そのジャンルで初めてカップリングおよび二次創作を知って、とある小説書きの作品たちに心を打たれた。始発でイベント会場に行き、新刊を買って、感想をしたためた手紙を渡した。そしてこう思った。この人と同じ土俵に立ちたい。
このとき、自分にはすでにいわゆる地雷があった。自分の好きなCPをABとするならば、それはBXとしよう。ようは相手違いCPだ。相手違いCP全般好きではなかったが、特にBXについては、CP名を見ただけでショックを受けるようになっていた。何もない2人というような題でBXの体の関係がある漫画を見たときはとても驚いたが、恋愛感情がなければ「何もない」判定になる文化圏の人もいるんだな…と学び、ブロックやミュートを駆使して、平和なTwitterライフを過ごしていた。
それから、たぶん1年は経っていない頃だと思う。タイトルの友人から、二次創作していることを打ち明けられた。友人は自分よりも前からそのジャンル者だし、本好きなので驚きはなかった。ただし、前からそのジャンル者と言っても、二次創作を始めたのはごく最近のことだった。そして友人が書いていたCPは、BX、BY、AYだった。評価は二桁中盤くらいだったような。
とはいえこの時点では、まだ以前とそう変わらなかった。
おそらく、BXの割合がかなり低かったことと、自分も小説をアップすればすぐ追い付けると思っていたからだ。
自分は作品を完成させることができないでいた。あの時から数ヶ月経つのに。書き始めてはいた。気が向いた時に取り組み、永遠に修正を繰り返し、飽き、放置し、取り組み……その繰り返しで完成するはずがなかった。
いつかわからないうちに、BXだけでなく、BYも、AYも、地雷と化していた。元々相手違いCPが嫌いな上に、TLによく流れてくるそれらを嫌いになったのかもしれない(BXもそんな経緯だった)。
今まで友達が自分の嫌いなものを好きでも、大した問題ではなかったように思う。しかし、これほど嫌悪感を抱くもので、自分がやりたくてもできなかったことを実現させていると思うと、それはとても重大な問題のように感じられた。嫉妬だ。
やめとけばいいのに、作品サイトに掲載されていたリンクから友人のTwitterを見に行った。
待て、待て、待て。Yは“原作“で片思いの相手がいる(今までに出てきたどれでもないキャラだ)。それは無視して「至上」とは?
いや。
幸せを願うことがカップリングとイコールとはひとことも言っていない。別にやっている創作がYの幸せだと言ったわけでもない。Yの片思いは報われないことが確定している。作品の解釈は人それぞれで、言葉の定義も人それぞれだから、それを考慮に入れれば至上と言えるのかもしれない。
気に触るツイートはたくさんあった。
「AYも好きだけど素敵な作品が多いから自分はBY書きます」とか。
「このジャンルはサブ」とか。
一番あり得ないと思ったのは、原作でBが取り上げられる回があった後のツイートだった。
「初めてBのこと素敵だと思った!」
へえ。じゃあ今まではなんだったの?
どんな種類の感情もYに抱いたことのないBと、別の人が好きなYをくっつけて楽しんでいたのは、両方のキャラを好きだからだと思っていた。それも本当はどうかと思うけど。理解の外にいると実感した。
数ヶ月おきに無性に気になって、友人を裁くためにTwitterを覗き、そんなこと決してできないんだと裁いた気になった自分に言い聞かせた。愚かしい。
そしてもっと嫌なことを知ってしまった。友人はオフ活動が決まったと。
自分もオンで活動で10冊くらい配れそうになってからオフ活動したいなと思っていた。あわよくばもっと……ところが友人ときたら、周りに本作りなよ!と散々言われ、10冊どころではない数を頒布したらしい。嫉妬。自分が周りに認められ、求められたかったのに(もちろん友人が相応の努力をしたであろうことはわかっている)。
CPを嫌いな気持ちと、二次創作への態度の気に食わなさと、嫉妬が入り混じって、友人のことを思い出すとウッと思う。
同時にこの友人のことはすごく大事に思っている。
Twitterはもう見ていない。たまにふっと見たくなるけど、我慢している。
あと、心打たれた書き手の方は活動しなくなって久しい。だから自分の中に嫉妬が残っているのかもよくわからない。友人とCPに関する嫌悪感がセットで思い浮かぶようになっていることだけが事実。
会う機会があるからこの気持ちを想起してしまうんだと思っていたけど、コロナで会わなくてもこれを書くぐらいには思い出してウッとなる。
こうなる前の、好きな気持ちだけで友人といられたらいいのに。
7/21追記:
タイトルにもかかわらず友人がいつ二次創作を始めたのか書き忘れるという失態を犯していたので追加しました。あと作品を完成させられるのは一種の才能なのでどうか誇ってください。
日本はお金に対する考え方がおかしいとか金持ちに対する偏見ガーとか言うけれど、『お金は汚い』と言う考え方は割と普遍的な考え方で
(サイコパスほど金持ちになりやすいと言う事実と、財産の引き継ぎにより強力な金持ちになり独占していくと言う現実があるのだから仕方がない)
アメリカには、Financial Psychology と書くが、投資心理ではなく、
自身の不合理なお金の信念に気付き/手放し、お金との付き合い方を健全化しましょうという主旨のセラピストもいたりなんかする。
それらの創設に携わったブラッド・クロンツ博士の日本語でのざっくりとした紹介はこちら
「金ですべて解決できる」なら億万長者に悩みはないはず?|大富豪ばかり相手にする心理学者の洞察|クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/87220/?ate_cookie=1569731540
・お金の回避
(教育レベルが高い人/福祉系に人にありがち。十分な報酬を受け取らない。むしろ無意識的に拒否する)
・お金の崇拝
(そのまま。稼げば稼ぐほど幸せになると信じており、それと同時に自分は充分な額を稼げないと信じている。高額商品を購入したり買い物依存症だったりする傾向が強い)
・マネーステータス
(自己資本や年収と自己価値をイコールで結び付ける)
・ドケチまたは病的な貯蓄屋
(お金に対し異常な警戒心を持っている。いくら貯蓄しても永久に安心出来ない)
などがあるそうな
不正利用されたら支払え無い枠があるクレカ持ってまさかのドヤ顔したりしている。
(まぁ不景気だからクレヒスが良好ならグーレドも枠も年収関わらず上がるのが実際のところなんだけども、年収の証明として自己満足してる)
で、なんで100万ちょっと余剰金も無いの?って話なんだけど、お金をサクサク使っちゃうからなんだよね。
勤め先の給与とは別に、臨時収入で30万入っても次の月には無いし、100万入っても、投資無し/ギャンブル無し/風俗無し/旅行無し/高額商品購入無し で、2-3か月で無くなった。
どうしてそんなにサクサクお金が使えるのかと言うと使った分、稼げる確信があるし、実際入ってくるから。
じゃあ、老後に充分な貯蓄や、働かないでも今の生活を維持できる収入はあるの?と言われたら、
全力でNO、だって100万ちょっとの余剰金も無いのだから、あるわけが無い。
これも当然、病的な状態であり、お金に対する不合理な信念を自覚し修正していく必要があるそう。
『お金で不幸にならない11のカルテ: 「いくら稼いでもなぜか貯まらない」と思ったら読む本』という本に詳しいが、
兄弟でご飯のおかずの争奪戦をするのと同じで、お金を残しておくと、誰かに使われてしまう/消えてしまう という学習結果から来るそうな
ただ、稼いでもお金が貯まらない原因を探すよりも、お金を稼ぐ方法に興味がある人の方が多かったようで、日本語版は廃版になっている。
お金と健全な付き合い方が出来てないなぁって人はブラッド・クロンツ博士のサイトを直接見るといいかも知れない。
https://www.yourmentalwealthadvisors.com/dr-brad-klontz-psyd-cfp
YouTubeチャンネルも持っていて多くの人が興味があるだろう稼ぐ方法(投資術じゃないよ)も載せてるよ。稼ぐマインドってなると多くの自己啓発本と変わらず目新しさはないけどね
Money Can Make You Happy - 4 Ways Money Can Buy Happiness https://youtu.be/pJcPPTtx-tg
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どうでもいいけど、どいつもこいつも節約せぇよっていうけど、病的なドケチや貯蓄屋を除いて、金持ちは言うほど節約しちゃいねぇぞってホンマ思うやで
富裕層の年収は中所得層の年収の18倍なのに、富裕層が生活費に使う額の平均は中所得者層の2倍でしかない!とか、動画でもさも倹約であるかのように言ってるけども、
中所得者層の2倍とか贅沢以外の何物でも無いし倹約家なら削る費用やろ
そもそもとして、ブラッド・クロンツ博士も、幸福にかける費用や時間の節約につながる費用は削るべきでは無い、むしろ投資すべきって言ってるがそれと節約は馴染まないように思う
ある程度まで稼げるようになるまでは節約よりも稼ぐでしょ
最近のTwitterの過激なフェミニズムを見る度に、罪悪感で胸が押し潰される。
それは私が女性を性的消費する女性アイドルオタクだからなのだけど、結局のところ何故私は女の子を性的な目線で見てるのかが自分でもよく分からない。
バイセクシャルなのか、それとも男の価値観を内包することにより男の真似事をしているだけなのかがどんどん分からなくなる。自分ではバイセクシャルだと思うんだけど、でも段々と訳が分からなくなってきた。
私は小さい頃からずっとずっと可愛いものが好きで、それの延長線上にアイドル趣味があることは間違いない。でも、女の子の巨乳を見るのも生足を見るのも大好き。女性の身体が好きな理由は単純で、女性の身体の方が男性の身体よりも絶対に可愛いから。
女を性的消費する奴は女の敵だという趣旨の主張を見るたびに、私は敵なのか、と本当に悲しくなる。
小学生の時に、ピンクが大好きだと言ったら、「(ぶりっ子で)キモい」と言われた時と同じような気分になる。女性性が最大限発揮されている状態って何事にも変えがたいほど可愛いのに、それを愛すると同性に敵扱いされてしまうんだな。女らしさを男性への媚びとイコールだと思ってる奴らが私のことをキモいと言い続ける。
ネット右翼と元来の右翼の性質が異なるように、ツイフェミと元来のフェミニズムは違う主張をしていると思うけど、結局私はツイフェミには馴染めないなあ。
25歳になって初めて彼氏ができた。
中高一貫と女子校で出会いがなく、大学も周りのノリについていけず特定の女子とだけつるんでいたため男子と触れ合う機会がなかった。バイト先は地方の塾講師なので他の先生は皆パートのおばさまたち。場はそれなりに整っていたはずなのに自分の面倒くさい性格も相なって25歳まで処女を貫き通した。
24歳の夏、会社で説明会に出席してた時に突然それはおこった。今までも体調不良や微熱はあったけど、その日は特別だった。目の前がぐるぐると回転し続けてて座っていられない。自分が今どこにいるのか、上を向いているのか横になっているのかもわからないくらいの強烈な目眩に襲われた。説明者の目の前で。
幸い慌てて会場を出てしゃがみ込んでいたら落ち着いたのでその場は凌ぐことができたが、その後も目眩はひどく暫く続いた。真っ直ぐ歩くことができない。ふらふらして駅でホームに落下しそうになる。電車のつり革を握っているはずなのに目の前が歪んで立っていられない。座っていても世界が回り出して気持ち悪くて顔を上げられない。勿論病院には行ったがどこにもたらい回され、よくわからない薬を処方されるだけ。一度処方された薬を飲んだ夜に過呼吸を起こして熱が出たのでそれ以降薬を飲むのをやめた。
最終的に頼ったのは精神科だった。ブラック企業にいたわけでもなく親から虐げられていたわけでもない普通のオタクが行くにはあまりにも敷居が高すぎたけど、そう言っていられないほど状況は逼迫していた。毎日休むたびに減っていく有給、上司からの心配の声、悪化していく自分の体調、原因不明の謎の目眩。もう誰でもいいからこの症状に名前をつけて私を安心させて欲しかった。
普通に鬱と診断された。
それからは早いもので、といってもここのあたりの記憶は朧げなのであまり覚えていないんだけど、会社を休職し、給付金をもらい毎日家で暮らしていた。24の貴重な半年を家で過ごした。目眩がひどい期間は寝たきりだったけど、徐々にスマホでYouTubeを見るくらいならできるようになって、後半はYouTubeばかり見ていた。
初めは外に出るのも怖かったのが近くを散歩できるようになり、怖くて乗れなかった電車に乗れるようになり、友達と会って話をすることができるようになった。色んなことができるようになってくると目眩も治まってきて、その話を先生にしたら「目眩が心の危険信号だったんですね」と言われてなるほどなぁと思った。私は不必要以上に色々なものを抱え込みすぎていたらしい。毎日嫌味を言ってくる父親とか、一週間に二度ヒステリーを起こす母親とか、期待してるねと必要以上に仕事を回してくる上司とか、普通だったらなんとも思わないそれらを私は重く受け止めすぎて、結果抱えきれなくなって心が壊れてしまったらしい。それに気づいたのは休職して一年経った夏のことだった。
この辺りになってくるとTLも普通に見られるようになってきて、フォロワーとリプもすることができた。(前はなんだか億劫で見てなかった。ツイッターと10年近く寄り添って生きていた私がツイッターを見るのを面倒だと思うのがそもそも異常だったのだ)
そんな中で同世代のフォロワーが今流行りらしいマッチングアプリを始めたと言っていた。そういえば私も彼氏いない歴イコール年齢の喪女だからそろそろ考えないとなぁとぼんやり友達の結婚報告を聞きながら思っていた時だった。職場に出会いのない、そもそも今鬱で休職中だから職場にすらいない私に出会いなどあるはずなく、フォロワーが始めたならやってみようかな〜の軽いノリで登録した。ちょうどその頃恋愛神社とも言われている有名ツイッタラーさんをフォローしていて、もしかしたら私も恋人できちゃうかも〜!?なんて浮かれていたからこそそんな行動が取れたのかもしれない。いつ撮ったか不明な、人生で一度した飲んだことのないタピオカを持った写真をアイコンにして、オタクです!という内容のプロフィールで登録した。当時ヤリモクだなんだと騒がれておりマッチングアプリ自体にいい印象がなかったから登録ボタンを押した時はめっちゃドキドキしてた。
年齢が若かったからか大量にハートが来て必死に返事をする毎日が始まった。きっちり返事をしないといけない!という謎の義務感と長年ツイッターで培われてきたリプライ力を生かして声をかけてくれた方とは積極的にやりとりをした。中には会おうと誘ってくれる人がちらほらといて、どうしようかな、とりあえず会ってみるかということで一人目と天下の池袋で会うことになった。
そしてそのあとなんやかんやあったあとにその一人目の人と付き合うことになって、会社にも復帰できて、コロナの影響で口うるさい親がいる埼玉の実家に帰ることができなくなり、半強制的に彼氏の居候と化している。
実家で両親の嫌味を聞かなくてよくなったことで精神的に回復し、会社への通勤時間は短縮どころかテレワーク化でゆっくり自分のペースで仕事ができる。そして一番は一番大好きな人がずっとそばにいてくれて、尚且つ私がそばにいることを許してくれている。
私、引き運強すぎない?
横で寝てる彼氏の顔を見て、あまりのかわいさに嬉しくて文章書いてたら長くなりすぎちゃった。最近悲観的な増田が多かったからこんな幸せな奴もいるんだよっていうのが半分、もう半分は私これからも幸せでいられるために頑張るよ!ていう惚気。愚痴もだけど惚気も周りに言いづらいよね。そもそも友達少ないから言う人もあんまりいないんだけどね…
みんなも生きて行こう おわり
初めてはてな匿名ダイアリーを使うので、いらんこと言っててもスルーしてください。
匿名の理由は単に恥ずかしいからなんだけど、でも誰かの役に立てばと思い書いておくことにする。書いてから気がついたけど、結構長い。
結論を先に言っておくと、最近初めてショーツ型ナプキン使ったんだけど、これがめちゃくちゃ良かったので、悩んでる人いたら使って欲しい。という内容。
わたしが使おうと思ってから、実際使うまでの流れが下記の通り。思ったより恥ずかしさはなかったので、その理由とか書いておく。
昔から、生理初日と2日目のつたい漏れに悩まされてきた。それこそ10年以上だ。
めちゃ長めの夜用ナプキン使っても、毎度ギリギリのところまで赤く染まってるし、どんなに気をつけて寝ても、寝相までは管理し切れないから、朝起きたら結局ずれてて大惨事になるのを、2〜3回に一度はやらかす。普通に絶望してるし、こんなこと、いい年した大人の歳になってしまってからは、本当に誰にも相談できないし、でもめちゃくちゃに、困っていた。
っていうか、夜、寝てる間じゃなくても、風呂出てからのちょっと寝転がったりとか、雑に座ったりしてるだけでも漏れてる場合がある。どんだけつたえば満足するんだ。これ、根本的な解決方法あるのか…とずっと悩んでいる。
初見の感想を申し上げると「ついにおむつか……」と思った。わたしだけじゃないと思う。たしかに楽なのかもしれないが、いやでもあれはおむつだろ……。我が家の女子勢は、わたしのつたい漏れ事情はもちろん知っているので「次からこれ使いなよ」と(この時はたぶん冗談で)言われた。
登場からしばらくは、重たくない生理が続いていたので、前述の一番長い夜用ナプキンで耐え凌いでいたのだが、ついに先日、どちゃ重いのがやってきた。
もう、ほんとお腹も痛けりゃ下半身はダルいし腰も痛いし動きたくないし、みたいな。ちょっと周期が遅れてきただけでこれかよ勘弁しろよ、こちとらもう若くないんだぞ、腹掻っ捌いて臓器取り出してやろうかいやでも私動けないから無理だみたいにもう、支離滅裂になるくらい辛かった。で、その時に思った。「たぶん今日の夜は普通に大惨事だ」と。流石に今回は、恥ずかしさよりも楽さを優先させたい。たぶんショーツ型ナプキンを使うなら今だと。
重い腰を引きずって、薬局に行き、「意を決してショーツ型ナプキン買いに来たけど、これ、売ってるのか?」と思ったけど、普通に置いてあった。それはそれは、普通に置いてあったのだ。
なんなら、目立つように置いてある商品もあったので、わたしは「あっ、こういうものなのか」と思った。5個入りと2個入りがあったが、とりあえず今回は2個入りにしておいた。
併せて、普通のナプキン型昼特に多い日用を持って、レジに並んだ。店員がお姉さんでよかったと思う。特に何もなく買えた。ここまでで、思ったより恥ずかしさはなかった。
で、家。
風呂に入って、もう、普通に動きたくなさがカンストしていたので、いそいそと早く寝ることにした。ここで初めてショーツ型ナプキン(長いのでおむつと呼ばせてくれ)を開封する。
取り出して、小包装を開けた感想「やっぱりおむつじゃん…」ここでやっぱりおむつは恥ずかしいだろ……と再度思う。
本当にこれを履くのかよ…と思いながら、しげしげと見てみるが、何度見てもおむつである。
……なんか想像と違う。
もっと、こう、ガサガサしてて、おむつ履いてる感がすごいと思っていたのだが、めちゃくちゃ肌触りが良かった。そのままズボンを履いたのだけど、後ろもスッキリしていて、たぶんこれ、言われなければおむつ履いてるってわからないと思う。ちょっと感動しちゃったのと、具合悪いののダブルコンボで、恥ずかしさはなかった。
とにかく、ダルさがすごかったので、そのまま寝た。気絶するように寝た。
翌朝。
起きた。若干寝坊気味の時間だったので、生理だということを普通に忘れて、ガバッと起きた。あの、朝特有のドバッと出るやつがきて、ひやっとしたが、ここで「そういやおむつ履いてるんだった」ことを思い出す。いやでも流石に大丈夫なのか…と思いながらトイレ入る。
大丈夫だった。相変わらず尻までつたってはいて、ギリギリのラインまではきているものの、問題なくセンターラインを守っていた。
普通に感動した。こんな何年も悩んでたのがこれで解決するのか。
2日目はもっとだるかった。ただ、夜は1日目より楽だった。しかし、迷わず残りのおむつを使った。一回使うと気持ちが全然違う。朝起きたことのことを心配しないで寝れるのだ。朝起きて、確認すると、やはりこちらもセンターラインが守られていた。
恥ずかしさより、問題解決した感動の方が勝った。あと、上からズボン履くと、言われなきゃわからないので、たぶんうちの家族気がつかなかったぞ。
一番の理由は、寝る前と起きた時の気持ちが楽だから。寝る時も心配して、朝起きて身体起こす時も心配するのは、疲れるんだよ。
二番目が、汚れ物を出さなくて済むから。タオル敷いたり色々してるけど、結局シーツが汚れてなくても汚れ物はでる。けど、漏れてないイコール汚れ物が出ないということなのである。
三番目が、おむつ履いてる感が見た目にわからなかったこと。これ、大事。結局おむつ履いてるところを見るのは自分だけなんだけど、ズボン(パジャマのね)履いた時に違和感ないのはめちゃくちゃ安心した。もちろん、昼間はいたら目立つとは思うけど、部屋着レベルなら気がつかないと思う。
デメリットとしてあげらる点は
一番に、割高であるということ。2枚で200円ほどだったので、1枚あたり100円だ。これは少なくとも安いとは言えないし、やっぱり高いと思う。最初の二日間だけとは言え、値段の時点で抵抗ある人は居ると思う。
二番目に、でかい。ストックするには場所を取りすぎる。そんなに大量ストックする必要はないのかもしれないが、2枚置いておくだけでかなり場所を取った印象を持った。
デメリットを差し置いても、享受できる恩恵の方が大きいと思うので、わたしは使う。
半信半疑なら一回使って見てほしい。たぶん思っているよりは悪くない。
使ってみたいけど…と思ってる人の役に立てばこれ幸い。
あくまでわたしの主観だから、責任は取れないけど、使っても気に入らなかったらやめればいいだけだからね。でも、悩んでることがこれで解決しそうなら試しても損はないと思うよ。というお話でした。
これまで女性との接点がまったくない年齢イコール彼女いない歴だし、見てくれもコミュニケーションの不得意で彼女どころか友達さえいない。
ここ最近性欲が爆発しそうになっていて、いつか自分は我慢ができずに知らない人を襲ってしまうのではないかという恐怖を感じている。
例えば、仕事帰りに家まで帰っている途中、道行く女性やカップルなどを見かけると、これまでの適齢期に周りの人が当たり前にできていたこと、
例えば友人関係や恋人関係の一つも成立させることや、誰かと遊びに行ったりということがまるで無く、無駄にKKOになっている自分がどうにも嫌になってきてしまう。
まるで人生の惨めさが浮き彫りになっているように思えてくる。そこに欲求不満が重なって取り返せない時間や人生にどうしようもない攻撃性を感じてしまっているのだ。
今はそんな感情を「そんなことをしても俺の欲望は満たされない」ということがわかっているので理性で抑えているのだが、
最近女性の胸を触るためタックルをしたり、見ず知らずの弱く見える人に説教をする年長者を見ると、気がつくといつか俺もそちら側に立っていそうで
人間から見た優秀な遺伝子ばかりを選別「しない」ことも、人間が繁栄しつづけられることとイコールとは限らないわけで、だったら、選別「しない」ことを選ぶべきという主張は成り立たない。
ムカつくのは、人間が優秀だと”見做した”遺伝子を残そうとしてるってとこ。
例えば、ある人間から見た”優秀”な遺伝子ばっかりを選別して残すことが
人間の種として繁栄し続けられる事とイコールだとは限らないだろ。
人間の遺伝子と能力の因果関係が完全に解明された状態で選別するなら良いけど、
https://i-d.vice.com/jp/article/8xeg4b/does-it-matter-who-writes-queer-stories
欧米におけるヤングアダルト小説(こちらでいうライトノベルのような枠組みだろうか?)で、LGBTQを取り扱った作品が隆盛していることについての話だ。
そういうポップカルチャーで多様性が描かれるのって、良いことじゃない?
多くの腐女子はそう思うのではないだろうか。
売れたLGBTQ小説は、ストレートの女性によって書かれたものが多いそうだ。
そのことについて「また女性作家がゲイの少年モノという流行に乗っかって利益を得ようとしている。本物のゲイ作家もいるのに、その人たちは取り沙汰されない」という批判が起こっているという。
いつも描かれるのは「シスジェンダーの性的マジョリティが同じマジョリティの読者に向けて描いたセクシャルマイノリティ」。
これが問題だという。
ようは同性愛描写が単なるコンテンツとしてマジョリティに消費されているということを言いたたいのだろう。
これを読んで思ったのは、これって日本でも議論できることだなぁということ。
日本の腐女子って自分のことを「マイノリティ」かのように認識してる人が多い気がする。
自分がBL好きという"特殊性癖"を持っていると自己認識して、たまにBLを嫌う人をミソジニストと呼んで戦ってたりする。
腐女子の描くBLは「性的マジョリティがマジョリティに向けて描いたセクシャルマイノリティ」というものが大半だと思う。
私は二次創作BL作品は極力隠れたほうがいいと思っていて、その理由は上記の一点に尽きる。
「BL作品好きを腐女子と呼ぶのはゲイの人に対する差別だからshipperを自称する」という運動が一時期起こっていたが、私にはそれもできない。
私自身はたぶんストレートだし、専門的にその方面の勉強もしてないし、マイノリティの人たちに関する活動をなにかしてるわけでもない。
おそらくヘテロであろう作者がヘテロとして描いたのであろうキャラクターを、その解釈の範疇から大きく逸脱しない範囲内でセクシャルマイノリティに改変して創作してる(例えば普段はヘテロだけど相手にだけはゲイということにしたり)。
この創作がゲイの人への理解を促進するとか心を救うとも思わない。
ゲイに向けたものではない作品群を肯定することが、ゲイを肯定することとはイコールで結ばれない。
話はそれるが、でもBLが好きという自分の趣味を肯定したい、だから腐女子という貶めた呼び方ではなくshipperと呼びたいという気持ちなのであればそれは共感できる…
自分たちのために自分たちを肯定するのはとても良い事だし、そこにゲイの人達への配慮みたいなものを挟むのは筋が違うと思う。
匿名ならでは、無知を晒すような自分の愚痴を聞いて欲しい。Twitterでは言えない愚痴を。
差別を撤廃する動きが何年も各所で起こってる。それ自体はいいことだと思う。
性別、人種、性的嗜好、国籍等でその人の生活を妨げることは許されない。現代では当たり前の話だ。それが平等だと私は思う。
だから、特定の性別の人が、特定の肌の色の人が、特定の国の人が、特定の宗教の人が、特定の性別を好む人が不当な扱いを受けた時、それに待ったをかけられる今は昔に比べたらいい世の中だと思う。
だけども、所謂「ツイフェミ」と呼ばれる過激なフェミニストをはじめ、ポリコレポリコレと声高々に叫ぶ人たちに少し疑問を覚えている。
例えば、黒人の役を白人がやってはいけない。それが声優であっても。
なんて馬鹿げた話だろうと思う。黒人差別反対というのは、例えば黒人という理由で不当な扱いをすることを反対するという話で、黒人サマになろうとする白人なんて、という話では決してない筈だ。それは、白人がやるべき役を黒人がやるなんて白人に失礼なので黒人の役者はその役を降りろと言うことと本質的には何も違わないのではないか。そういう行為は果たして平等と言うのか。
LGBT差別はよくない。当たり前だ。愛に貴賤はない。だからLGBTの人はカミングアウトしましょうと所謂ストレートの人が促すのは違うだろう。フィクションの作品中に必ずLGBTのキャラを入れろというのも違うだろう。別にストレートの人もわざわざ「私は異性が好きです」なんて言わないだろう。作中でわざわざ「私は男が好き/女が好き」などと言うキャラばかりではないだろう。目の前にいるその人がどの性を好いていても、もしくは恋愛をしない人であっても「そうなんだ」とただ受け入れるだけでいい。同性愛や無性愛者という理由で不当な扱いをするなという"だけ"の話だと思うのだ。
目の前の相手が差別される側の人間だと分かったとき、求められてもいないのに必要以上にその人に気を使って、頼まれてもいないおせっかいをするのは、それは思いやりなどではない。ただの自己満足で、ポーズだ。偽善ですらない。
必要なサポートをすることと、勝手に思い遣るフリをするのは全く別だ。駅で出会った車椅子の人にエレベーターを譲るまではするだろうが、その人の家まで送るのは送られる側は恐怖だろう。ストーカーから守る為に女の子の後ろをついて歩くコピペネタのような行為は実際にやれば通報ものだ。
被差別者の待遇を上げることと、現状強者(と便宜上は表記する。白人や男性、ストレートなど)の待遇を下げることはイコールではない。それは強者と弱者が入れ替わるだけで何も解決しない。
異性愛者の私は、同性に恋愛感情を持つ人の気持ちを「分かる」とは言えない。
黒人ではない私は、黒人であるという理由で差別を受けた人の気持ちを完全に理解は出来ない。
外国でアジア人差別に出会ったことのない私は、実際にアジア人差別に遭った人の気持ちを理解することはできない。
そもそも、私は家族であっても他者の気持ちに対して軽々しく「分かる」などと言えない。
人の気持ちは分からない。されて嫌だったことが概ね共通していても、どの程度嫌だったかまでは同じじゃない。
自分と異なるもの全ては「分からない」ものなのだ、という前提のもと「でもそういう人もいるよね」とただ受け入れる、ということはそんなに難しいことなのだろうか。
別に嫌いでもいいのだ。無理に好きになる必要はない。同じ人種であっても同じ性別であっても嫌いな人はいるのだから、嫌いであること自体は悪いことじゃない。
ただ、だからといって権利を侵害してはならない。それだけの話だ。
それだけの話だと、私は思うのだ。
先日散々振り回されたので同じ立場の人達が参考して貴重な時間を無駄にしないようにと思い実体験と聞き取り調査でそのサインをしたためた。
“その気がないなら普通すぐ断るだろ”とお思いの人も居るかも知れないが、「関係を発展させる気は全く無いが、相手から嫌われたくない。キープだけはしておきたい」という暇潰しモテゲーム感覚の輩はそれなりに実在するのだ。
●LINEやメールや電話は常に自分からで、相手から送られない
●デート中の言葉やLINEが一般的な雑談ばかりで、その人のなにかを好意的に褒める文言が皆無
(ありがとう等の感謝は平気で連発してくるので混同しないように)
●これは脈なし男性のサイン。紳士的な振る舞い・婚活ブログに模範解答として書いてある文面でメールなどで好感度を稼ごうとするが、お相手個人への好印象を伝える言葉は絶対に何が何でも必死で避ける。
(その女性に明確な好意を伝える事イコール責任が生じる、致命的な弱みを晒す=ゲームの負けと認識しているため。逆に言うと「あなたの◯◯が好き」と個人的好意を伝える言葉以外の好感度稼ぎは多少のコストを払っても大概やる)
●不自然なまでに相手の名前を呼ばない。中には「友人には何て呼ばれてるんですか?」と聞いておきながらそれを呼ばない輩もいる。
(土日両日が連続で潰れる仕事は一般企業レベルではそうそうない。二週連続ならほぼ黒。仮に超激務が常態化しているなら初対面の段階で断りを入れるもの。そもそも週七勤務だとしても気になる人と会いたければなんとか時間を作るのが人情)
●遅刻・ドタキャンが複数回。謝罪がない、埋め合わせ日をその場で提示しないも合わさるとアウト300%。
●相手の私生活に関わる同じ質問を二度以上する。以前会った時の会話内容を覚えてない。
●「次にいつ会えるか」を向こうから聞かれない
●「次にいつ会えるか」を聞いてもその場で調べて答えを出さない、そもそも答えない
●他の異性を何度も肯定的に話題に出す。アイドルや二次元であっても同様。引かれるリスクの大きい性癖を晒す流れだともうアウト。関係を進める段階では隠すもの。
(通りすがりの人に親切にする場合、「人」か「子供」枠に入れるならセーフ。「女の子/男の子」といった異性性を強調すると怪しい)
●情報量の多いLINEを送っても、最低限の連絡事項しか拾わない
(例)「お疲れ様。残業でこんな夜遅くになったけどやっと帰宅できたよ。明日も朝早いけど、録画してたMー1をこれから見るところ。ところで今週末は空いてる?」、「お疲れ様。今週末OKです」 → 残業や眠気を押さえてMー1視聴といった労りや心配に繋がる要素を拾わない。テンプレ社交辞令のお疲れ様すら無いなら100%アウト。
●聞き役アピール、相手に合わせる役アピールをして、「今度はあなたの企画も聞かせて欲しい」と水を向けても逃げる
●デートを重ねても将来の結婚の話をしない。結婚の考えを求められた時、「今度会う時までに答えを出す」とタイムリミットを明言せずにはぐらかす。
●完全に脈がないのにすぐ断らず相手を弄びダラダラキープしようとする男女に共通するのは、イケメン美女やチャラ外見の遊び人系ではなく『自分の顔か身体の外見のどこかがわかりやすく他人より劣っており異性に対する自信が脆いが、話上手でプロフィール書上の条件面は悪くない地味タイプ』。
https://note.com/shimoshiho/n/n37e94405e0e6
突き詰めていくと
・レベルの高いプレイだけを見たければ欧州のサッカーたけ見ればよい
みたいなことへの反論
そもそもまず日本サッカーはレベル高い。女子はワールドカップ優勝してるし男子のリーグも世界中のサカオタに注目されとるわ。
マジョルカで活躍中の久保もこないだまでJ3でプレイしてたんやぞ?
ちなみに今主流の戦術の多くはメキシコとか南米から生まれていたりするし、リーグのレベルと新しい何かが生まれることにはたぶんあんま関係が無い。
んでもって、仮にレベル低いとしてもそれが、イコールつまらないわけではない。
高校サッカーや女子サッカーでもいい試合は面白いし22人が有機的に連動する。チームとひて何かしらの狙いを達成しようとする。技術、戦術、気力、応援すべてがぶつかり合う。何を見たっていい。フィールドには面白いことしかない。
2015年に一期が始まり、2017年に分割で放送された二期が完結した、まあ色々と賛否両論な作品で放送終了から3年経った今でも話題になる事が多いタイトルである
正直に言うと僕はこの作品の一期が好きではなかった。主人公の三日月・オーガスを始めとした主役組織鉄華団の面々が好きではなく、逆に悪役である治安維持組織ギャラルホルンの側に肩入れしていたのが原因だと思う。
三日月はそれまでのガンダムにも中々居ない割り切ったドライな性格で、敵兵士を無表情で射殺する、初対面の相手を絞殺しかける、戦う事への迷いや敵への容赦が殆ど無いガンダムには比較的珍しいタイプの主人公だった。
鉄血のオルフェンズの一期はその三日月くんの所属する民間軍事組織「鉄華団」が、地球の植民地である火星の貧困問題解決を求めるクーデリアお嬢様を貿易交渉のために地球に送り届けるための護衛を務める話だったのだが、
鉄華団は保有するMS三機と、彼らの後ろ盾である木星圏のマフィア「テイワズ」から派遣してもらったMS二機を合わせた計MS五機の戦力で、ギャラルホルンを統べる七大氏族の一人「イズナリオ・ファリド公」が動かせる私兵と、地球軌道上に接近した勢力から地球を防衛する艦隊「地球外縁軌道統制統合艦隊」から差し向けられたMSを撃退し、ついにクーデリアを火星を分割統治する地球の経済圏の一つ「アーブラウ」へ無事送り届ける事に成功する。
それは良い。00のように一度主役達が敗れてからまた再結成、という展開にでもならないと主役組織が物語半ばで体制に敗れて壊滅する展開なんて中々描けない。負けてたまるか、と鉄華団の少年達は大人達に勝利した。
気になるのは、鉄華団のような極小規模な武装組織が、あの世界における唯一の軍隊であるギャラルホルンに正面から戦いを仕掛け、勝利するにしてもそのために払った犠牲が戦いの規模に割にあまりにも少ない気がする事だった。
地球外縁軌道統制統合艦隊との戦いで鉄華団は組織の古株であり参謀を務めていたビスケット・グリフォンを失った。名もない多くの団員達も戦いの中で散った。だが、作中で鉄華団が勝利と引き換えに失った物はそれだけ。
最後まで戦い抜いた五機のMSのパイロットも、鉄華団に所属する名前のある団員も、ビスケット一人を除いて誰一人として失われなかった。最終回もグッドエンドのような流れだったし、一期は完全勝利だったと考えても良いと思う。
ギャラルホルンは鉄華団との戦いに投入された多くの兵士の命と、七大氏族の党首が一人、七大氏族の後継ぎが一人、そして300年間揺らぐ事が無かった治安維持組織としての面子を失った。
アイン・ダルトンという一人の兵士が居た。彼は恩人と慕っていた上司を三日月に殺害され、その怨恨から鉄華団との戦いに志願し、戦いの中で半身を失った。その後非人道的な処置を受け、MSと完全に融合した異形の姿で蘇る。
そして最後の敵として三日月の前に立ち塞がるのだが…彼の活躍は思ったよりしょっぱい。瞬く間に鉄華団のMSを三機倒し衝撃的な登場を果たした…かと思いきや、その撃墜したMSのパイロットは怪我を負っただけで無事だった。
アインは主人公三日月を上回る圧倒的な反応速度で主役機ガンダム・バルバトスを苦戦させるのだが、彼がバルバトスに与えた損傷は片方のアンテナを折った事くらいだった。バルバトスが追加装甲を付けていたとはいえ、辛い。
逆に彼は機体の性能でもパイロットの反応速度でも勝っていた筈の三日月が親友オルガ・イツカの激励により本領を発揮した途端に圧倒され、辞世の言葉を言い切る間もなくコクピットを潰されて今度こそ本当に死んでしまった。
鉄華団は主役だから勝つにしても、これではあまりに双方の戦果と被害に差がありすぎじゃないか?と僕は思った。勿論これを言うと、鉄華団の勝利を喜んでいたファンからは作品のアンチ扱いされた。水を差してるから仕方ないけど。
こういう事があって僕は正直鉄血のオルフェンズに良い印象を持っていなかったし、嫌いになってもいたけど、そういう気持ちを吐き出せる場所もなかった。僕のこの作品の評価が変わったのは半年後の二期が始まってからだった。
鉄血のオルフェンズ二期の舞台は一期から2年後。鉄華団という小規模な武装勢力がMSという戦力を有効に扱い、ギャラルホルンという巨大な組織に土をつけた事で社会情勢に様々な変化が訪れた世界だった
鉄華団の活躍により少年兵とMSの有用性が広まり人身売買は益々横行し、MSを所有する犯罪組織も増えた。一応秩序の番人であった治安維持組織の権威が地に落ちた結果、各地で犯罪行為や暴動も増える事になった。
火星は経済的に一期より少し豊かになり、鉄華団はテイワズに正式な直系組織として認められ急速に組織の規模を拡大。アーブラウの代表と強い繋がりを持つ事で地球に支部も設立し、順風満帆に会社経営は進んでいた。
組織が大きくなった弊害として同じ組織の先輩に睨まれたり、政争を繰り広げる偉い人達に目を付けられて敵視されたり利用されたり、組織が請け負える以上の規模の仕事を受けてしまって会社の経営が傾いてしまうんだけど
僕は二期のこういう展開が「ああ、本当にありそう…」と思えて大好きである。一期が若者達の夢のある栄光の物語だとすると、二期は現実は辛い所を見せられる転落の物語なんだろうか?栄光と転落は大体セットだけど。
結局鉄華団はギャラルホルン内の権力闘争に巻き込まれて地球支部の経営に失敗し、テイワズのNo.2に睨まれた結果組織を追い出され後ろ盾を失い、失脚したイズナリオ公に変わりファリド家を継いだ「マクギリス・ファリド准将」に肩入れし、ギャラルホルンでも最大最強の戦力を誇る大規模艦隊「月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド」と矛を交えた結果大敗し、組織のNo.1とNo.2であったオルガと三日月が死亡した事で壊滅してしまった。
この二期を通してじわじわ、じわじわと一期で鉄華団が積み重ねた成功が崩れていく様は本当に凄いと思う。成功物語ならよくあるけど、その成功からの破滅を描いたアニメはあんまり見ない…無い事も無いんだろうけど、多分少ない。
主人公が敗北し、死亡する所まで描いた長編ガンダムも閃光のハサウェイ以来じゃないだろうか。パラレルが有りならファーストとゼータも小説版では…だけど、映像作品のTVシリーズでは間違いなくこれが初めてだと思う。
僕はこの二期の顛末にとても興奮した。完全勝利すぎて好きじゃないな…と思っていた一期の結末が、二期のこの完全敗北な結末に至るまでの逆算から描かれた物だったのだ、と勝手に思った。成功した人間はいつか破滅する。
ところが、一期の結末を大絶賛していた人達はこの結末を「雑すぎる」などと批判する。二期の結末が好きな僕が一期の結末が気に入らなかったように、一期の結末が好きだった人達は二期の結末が気に入らないようだった。
「鉄血は一期は良かったが、二期は…」という人もよく見かけるけど、じゃあ何故貴方達は一期でシノやラフタやアジーさんが不自然に生き残った事には文句を言わなかったんですか?と言いたくなる。言ったら喧嘩になるけど。
僕は鉄血のオルフェンズの一期に色々と不満があり嫌いだったけど二期で好きになった。逆に二期に色々と不満があって嫌いになったけど今でも一期は好きな人もきっと居る。どちらもこの作品が好きだった事に変わりはないと思う。
完結してから3年経って好きな気持ちも嫌いな気持ちももう大分薄れていた気がしたけど、結構作品について書いてしまった。悪く言われている所を嫌な気持ちになるし、きっと僕は今でもこの作品の事を好きなんだろうな。
鉄血のオルフェンズの次回作であるビルドダイバーズとその続編リライズは今のところ特に内容で荒れる事は無く、平和に語られている。逆にこの作品は今でも最新作であるかのように叩かれているし、話題に挙がるとよく荒れる。
この作品の話題が荒れる事で人が集まって新作の話題で荒れる事が少なくなるのなら、それはそれで良い事なのかもしれないな、と思った。今でも叩かれてるのを見るとつらいけど、きっといつかは落ち着いて語れる日が来ると良いな。
【追記】
僕は鉄華団の面々が好きでなくギャラルホルンに肩入れしていたので一期は好きではなかった、と言ったけれど鉄華団に好きなキャラクターが居なかった訳では無い。パイロットなら天才肌のミカより努力家の明弘の方が好きだったかな?
テイワズから鉄華団に監査役として派遣された「メリビット・ステープルトン」という医術の心得のあるキャラクターが僕は好きだった。少しオルガと良い雰囲気になっていた?ような気もするけど、二期を見る分にはどうも勘繰りだったみたい。
彼女は団員が負傷した際に応急医療が出来る医療要員が鉄華団に居ない事について団長であるオルガを諫める事が出来たし、ビスケットが戦死した際血気に逸りギャラルホルンを皆殺しにしてやると猛る団員達を前に「こんな事は間違っている、ビスケット君はこんな事を望んでいない」と涙ながらに訴えた事もあった。大人の目線から危なっかしい子供達を見守る、ビスケット亡き後の鉄華団のブレーキ役を務める存在だったような気がしている。
結局一期はメリビットさんが諫めるまでもなく鉄華団は勝利したので彼女の心配は杞憂に終わったのだけど、二期の末路を見ると…戦いから抜け出せない鉄華団は戦いの果てに滅びる事が決まっていたのかもしれないな、と思った。
※これは、30歳の年齢イコール彼女いない歴童貞のフリーターが書いた気持ちの悪いポエムです
30になる今の今まで、異性にも同性にも振り向いてもらえぬままここまできてしまった。
今の職場は学校なのもあり、自分よりも10年以上も若い男女が仲良く話をして、楽しそうにしているのをよく見かける。
コロナ渦であるといえども、街に出れば楽しそうに買い物や散歩をする幸せそうなカップルや楽しそうにしゃべる友人っぽい人たちをよく見かける。
一方それを見る俺は、自分の歴史を振り返っていってもどこまでも孤独だ。
容姿も悪く口下手でしゃべる話題を少しも思いつかない私は、誰一人として深い人間関係を作ることができないままだった。
だから、できれば彼女が、というよりも私と友人でも関係を持ってくれる人がほしいのだ。
私は男だから、おそらくこの手の欲望は「セックスがしたい」ということにされがちだろう。実際そうかもしれない。
確かにセックスはしたい。合意のもとで。おそらく楽しいのだろう。フリーターで余裕のない負け組の俺には風俗にいくお金も資格もない。
けれど、それは単純なことでもっと深いところに原因はあって、一人の人間とどう出会って友だちになって彼女になるのかという人間的なことがまるでわからない。
30になり、社会的な失敗はもう間違えられないという恐怖もある。間違えていいのは20代までと社会は規定していて、