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はてなキーワード: 金権政治とは

2024-02-08

左翼の皆さんっていつから田中角栄あん評価するようになったんだろう

金権政治と腐敗の象徴のものなのに

都合のいい時には「いやあの人は田舎のために頑張ってたんだ」みたいなことを急に言い出す

なんなんだあれ

この分じゃ数十年後にはアベも同じルート辿ったっておかしくないだろ

まあどうせ娘が今自民ケンカ売ってるからってただそれだけの理由だろうけど、あまりに都合よすぎやしないか

2023-11-02

税金の使い方で「オトモダチがー、中抜きがー」ってブコメに星が集まって

最終的に、「中世ジャップランド肉屋支持する豚共によって滅亡する!」って結論になることが多いと思うけど、日本腐敗認識指数は180カ国中15位〜20位ぐらいを推移しててそこそこ上位(清浄国)なんですが。

2010年頃の政権交代前後でもランキングに変化無かったし、田中角栄まで遡るとアレだけど、少なくとも近年の「自民党金権政治」ってのは嘘だよね?

2023-04-05

anond:20230405000802

政党交付金運用ガバガバなのは批判されてもしゃーないが、金権政治の教訓という歴史的文脈無視してイキられてもなあという感じ

清貧主義押し付けた結果が金権政治の復活じゃ笑えんでしょ

2023-01-02

公金を政治還流するスキーム与野党ともにある程度デフォルトになってしまった日本の今後

公金を政治還流するスキーム日本における政治資金調達方法としては主流と言っても過言ではない。

なぜかというと日本選挙資金を正面から用意するのがめちゃくちゃ大変だから

政治資金が使われているとわかると国民脊髄反射発狂してしま文化が根づいてしまたから。

この歪みを本来はなくすべきだったんだよ。

金権政治とか言うけど、政治にカネがかかるのは当たり前で、ボランティアでやれとか無茶にもほどがある。

選挙ときスポットでビラ配りやる程度ならともかく、楽しくもない事務処理やら組織運営組織外のネットワークの維持なんて雑務を常にやるんだぜ?

そりゃ金かかるわ。

こう言うと各方面バカが集まってきて、特定政党だけの問題かのように言うけど、あらゆる政党で同じだからね。

それなのに嫌いな奴らが政治にカネ使ってるともう発狂ちゃう

から、何らかの公的大義名分をもった中立っぽい半官半民の組織を作っといて公金を引っ張り、うまく人と金中抜きして政治に回すみたいな

騒がれにくいけど、政治資金を使うよりよっぽど法的に危ないスキームをどこもやる羽目になる。

もう一回言うけど本当にどこもやってるからね。

でも今まで見逃されてたのは、追求するシステムがないからじゃない。

・追求するコスト個人じゃ賄いきれないようにする

政治組織マスコミはどこもやってるのを知ってるので致命的にならないように握り合う

単にこの2つが防波堤として機能してたから。

そして、今回の暇空騒動でわかるように、個人的な強い動機を持った優秀なインフルエンサーがいれば、割と簡単にこのバランス破壊される。

うそれがわかっちゃった以上、2人目3人目が出てくる可能性は高い。

この流れを止めることはできない。

政治には金が必要からグレーなことやっちゃいましたすいません」で許されるほどには日本の法システム崩壊してないからだ。

からからず、政治組織の側も、むしろ均衡を破って自分死ぬ前に敵対組織をぶっ潰しに行くことを選ぶ可能性は高い。

その闘争政治勢力が書き換わり、手柄を上げた奴らが次の政治資金ルールを制定できる側に回るだろう。

暇空騒動は単なるオタクフェミ矮小な争いとは全く違うと気づくべき。

公金還流スキーム破壊し合う政治ゲームファーストケースとして歴史に刻まれるだろう。

2021-09-06

anond:20210906180337

であればやはり小選挙区比例代表並立制を捨てて、中選挙区制に戻すべきよ。

派閥金権政治化しやす問題はあったが、党中央公認を通じた選挙区での一本化がないだけに自民党の同一選挙区議員派閥間でも政策論議が行われていたのだから

2021-08-29

anond:20210829115422

党を選ぶ小選挙区制より、中選挙区制のような人を選ぶ選挙制度のほうが正しいのだと思う

多様性大事と言われる今の時代こちらのほうが良いのだろうなと漠然とは思う。それこそ試してみたいよね。

ただそれを決められるのは、それこそ小選挙区制で勝ち抜いた人たちだから構造的に無理そうなのつらいな…

中選挙区制廃止された理由も(Wikipedia見てると)「党内で同じ選挙区で争うから金権政治が横行する」って感じで、自民党がやりやすいように変更されたようなものみたいに思えるし…

2020-06-29

anond:20200628072917

小選挙区より中選挙区制のほうがマシ」みたいなブコメありましたけど、当時の野党からすると基本的に党勢を拡大するのが難しい制度なんですよね。

言及先の地方議員さんが書いた通り、中選挙区ではひとつ選挙区から同じ政党候補者複数人出馬するんですけど、有権者候補者の一人にしか投票できないので

同じ政党候補者共倒れするリスクは常にあります。今もそうですけど当時の野党自民党に比べて相対的リソースが少ないため、候補者複数人出馬させると自民党より

共倒れリスクが高くなります。したがって野党選挙区出馬する候補者数を絞る方向にインセンティブが働きます候補者数を絞れば当然当選する人も少ないので票も掘り起こせず

党勢も余り拡大していきません。政権交代なんて夢のまた夢というわけです。

リクルート事件が起きたとき汚職の原因は同じ政党がずっと与党の座にいて権力と結びついているからなのでは?という意見がありました。そこで与野党から政権交代可能選挙制度

に変更しようという動きが出てきます言及先では金権政治の打破が政治改革目的に挙げられていて、もちろんそれも目的の一つではあるんですが政権交代可能にするため

というのもまた大きな目的だったんですよ。

2020-06-28

自民系の地方議員です。カネ配りについて書きます

自民系の三世議員市町村議員)です。

河井夫妻の事件について、元国会議員豊田真由子さんや、金子恵美さんが地元でのカネ配り(先輩議員地方議員にカネ配れとアドバイスされた)について発言しているので、地方議員からの話をします。

もともと、業界には与野党わず「目配り、気配り、カネ配り」という言葉があって、この3つができる政治家が優秀な政治家だとされていました。

でもそんな話は中選挙区時代(~1993年)であって、今はこの言葉すら死後になっています

中選挙区時代のはなし

今の話をする前に、すこし中選挙区時代の話をします。カネ配りはこの時代に盛んに行われたので。

中選挙区制は選挙区人口によって定数が決まっていて、選挙の上位2人~6人くらいが当選します。なので、ひとつ選挙区から同じ政党候補者が何人も出馬します。たとえば群馬3区では当選議席数が4で、自民からは3人(福田中曽根、小渕)が出馬します。

有権者や、地方議員からすると、同じ自民党の候補者なので、3人に基本的政策に違いがありません。3人の候補者政策的な差別化が図れないので、「あの道路は俺が作った」みたいな、どれだけ予算地元に持ってきたか利益誘導政治)がアピールポイントになりますさらにその先が、直接的なカネ配りだったり、選挙事務所での食事だったりするわけです。とにかく政策では差がないので、政策以外の差が得票になるのです。

群馬3区では選挙メシも有名でした。福田料亭中曽根レストランwikipediaの「上州戦争」でも書いてありますね。私の選挙区でもオヤジの話を聞くと、昔は選挙事務所鰻重が出た、なんて聞きますうなぎ食べたい。

参議院選挙都道府県によっていまでも中選挙区制なので、制度的にはこうなりやすいです。現に河井さんの広島も改選2議席で、自民から2人でたからね。しかアンリさんは新人で実績(利益誘導)をPRできないから。

政治改革

戦後、そんな選挙がずーっと続いていたのですが、1988年リクルート事件が発覚して、カネと政治をめぐる事件が立て続けにおこりました。それで、なんでこんな金権政治になるんだろうと考えたところ、中選挙区制が原因じゃろう、となったのです。

派閥親分が無理してカネを集める→系列国会議員に配る→地元でカネが飛び交う のが中選挙区制の行きつく先だったのです。

それでついに1993年選挙自民党は大敗し、細川護熙内閣誕生します。細川内閣は、政策理念も異なる8会派が集まってできた内閣で「8頭立ての馬車」、7政党大臣ポストを振り分けたので「レインボー内閣」なんて言われました。この内閣の唯一の政策共通点は「政治改革」で、結果としてこの内閣のもとで中選挙区制をやめて、小選挙区制します。

このときに行われた政治改革のポイントは2つです。1つは小選挙区制(1つの選挙区に各政党は1人しか公認しない)にすることで、カネではなく、政策勝負する選挙構造にすること。もう一つは政治献金に大きな規制を設けることで金権政治元凶であるカネ集めをできなくする、その代わりに税金から政党交付金(約300億円)をつくってこれを各政党に分配するということでした。

いまの状況

この政治改革から約30年、選挙は確実に変わりました。カネ配りも、選挙事務所での豪華メシもなくなりました。石破茂さんも雑誌とかメディアインタビューで「小選挙区になって、お金は確実にかからなくなった。誰でも議員に挑戦できるようになった」、「中選挙区制だったら私は議員を続けていられなかっただろう」って何度も言っています。そりゃそうだよね、自民から1人しかでないなら、カネ配んなくても地方議員はその人応援しないといけないもん。

から、我々自民党の地方議員も、河井夫妻の事件をみてビックリしています。なんて昭和なんだろうって。うちのじいさんのときの話みたい。

んで、本題に入りますが、もちろん、地元代議士からお金をもらうことはあります。年間10万円くらい。

正確には、党勢拡大のための組織活動費として、自民選挙区支部代議士支部長)→自民地方支部代議士か県会議員が支部長)→自民市町村第XX支部増田支部長)という形でお金がきます。このお金政治資金規正法に則り、年にいくらもらって、年にいくらつかったかを報告義務があり、その収支報告書ウェブでも公開されています。もちろんお金を受け取ったら領収書を発行します。

地方議員国会議員と違って、給料以外の集金の手段政治資金パーティー政党交付金)を持たないので、基本的活動はすべて自腹です((野々村竜太郎県議城崎温泉に行って有名になった、政務活動費という税金が原資の経費があるが、一連のスキャンダルで使途についてチェックがえらく厳しく、文房具交通費広報紙くらいにしか使えない。せめて議員として招かれる団体会合の参加費には使わせてほしい。))。一方で国会議員給料以外に、文書通信費で1200万、立法事務費で800万、派閥から数百万、党本部から2000万(政党交付金)、パーティーで2000万と、だいたい年間6000万くらい集金できるので、それを原資に活動しています。どこの選挙区でも、与野党わず国会議員支部から地方支部(=地方議員)に組織活動費を出します。代議士国会が開かれる1~7月1012月永田町に行っていて、週末しか地元にいませんので、その間、地元で党を守り、地域の声を直接聞くのは地方議員ですから会社組織でいうなれば、本社から支店に補助をだしてるみたいなイメージ

冒頭の豊田真由子さん、金子恵美さんの発言(先輩議員から地方議員にカネ配れとアドバイスされた)はこの収支に報告義務のある組織活動費の話と、領収書なしの裏金であるアンリさんのお金混同していて、センスのなさを感じます。きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金を自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。

とまあ、河井夫妻の事件自民党の地方議員もびっくりしているので、当たり前とは思わないでほしいです。

はいもの

でも、仮にうちの代議士が、去年の統一選挙直後に「当選祝いです。領収書はいりません」といって、30万持ってきてたら受け取っちゃうよなーとはちょっと思う。

選挙ってそれほどつらくて厳しいもの(ほんとに毎回憂鬱になる。新人候補が思ってたよりつらくて途中でやめるのはよくあること)で、カネもかかるから金銭感覚もマヒしているし(普段なら絶対30万なんて怪しいとおもうけど、選挙で多額の金を突っ込んでるから感覚マジでマヒしている)、当選の直後なんて超絶な解放感で有頂天だし(4年に1回の選挙オリンピックメダルをとった感覚イメージしてほしい)、単純に「あっ、どうも、気遣いありがとうございます」って感じでご祝儀として受け取っちゃう。受け取ったときに「奥さんの集票のため」なんて思わない。広島地方議員首長が軒並み「集票のためとは思わなかった」って見苦しい言い訳してるけど(私ですらそう思うから一般の人からするとマジで見苦しい言い訳しか見えないだろう)、当事者だったらマジでそう思ってると思う。

まあうちの代議士ケチ絶対カネ配りなんかしない。安心して職務に専念できる。しっかり地域のため働きます

2020-06-24

ハッシュタグをめちゃくちゃに入れる奴

「#安倍政権 の#金権政治 がまたも#週刊文春報道で発覚」

みたいな奴。

なんか政治的ヤバイレベルまで凝り固まった人がやたら使ってるイメージなんだけどどこかで研修でも受けてるの?

2019-11-17

anond:20191114214210

1.駅間距離が短くてカーブの多い上越新幹線こそ、起動加速度通勤電車並みのN700が一番向いている気がする。会社は違うけど。

2.そうだよ、上越新幹線関越自動車道とセットで田中角栄金権政治の構図になっている。

3.越後湯沢乗り換え客が北陸新幹線シフトしたことによって、これからスキーシーズン上越新幹線に乗りやすくなるけどね。

4.E2を残しておけばよかったけど、まさか千曲川決壊するとは想定外だったよね。まあ北信北陸民には大きな貸しが出来たと思うことにする。

2019-11-14

上越新幹線冷遇問題

1.東北新幹線との格差が激しい

東北新幹線が最高時速320キロ運転の新型車両が大部分を占めているのに対して、上越新幹線は最高時速240キロのまま放置されている。

しか上越新幹線に投入されるのは、東北新幹線から転出したお古車両ばかり。

東北新幹線北海道新幹線と一体化して運行している最重要路線なので、まあ東北よりも軽く扱われるのは受け入れられる。

だが、ようやく上越新幹線にも新型車両が投入されたかと思ったら、後述するように水没した北陸新幹線のために横取りされた。

2.金権政治象徴のように扱われる。

上越新幹線沿線には田中角栄という大物政治家いたことは事実であり、確かに上越新幹線建設経緯にそのような話があったことは事実であろう。

しかしよく考えてみれば、これはおかしな話である

東北新幹線北陸新幹線沿線にも首相経験者(森喜朗鈴木善幸)がいるのに、上越新幹線けが悪者扱いされる。

上越新幹線が、東北北陸と比べて国土軸を考える上で重要度は変わらないはずなのにおかしい。

3.北陸新幹線開業時にダイヤを削減された

2015年3月、北陸新幹線長野金沢間が開業した。それまで北陸新幹線長野新幹線)は上越新幹線の支線のような扱いだったものが、立場が逆転して上越新幹線が支線扱いとなってしまった。

北陸新幹線金沢開業に合わせて、上越新幹線ダイヤをばっさりと削り取られた。

昼間の時間帯の越後湯沢行きのたにがわは大幅に削減されたりした(新潟行きのとき特に変わらなかったけど)。

詳しく見てみると、2015年3月のダイヤ改正で上越新幹線東京新潟間の速達タイプときが27往復から26往復に、東京越後湯沢間のたにがわは16往復が9往復に減便された。

4.台風19号の北陸新幹線水没問題

そして今年10月に日本を襲った台風19号によって、千曲川決壊して北陸新幹線長野車両センターが水没した問題である

批判を恐れずに言わせてもらえば、長岡市民や新潟市民にとっては長野盆地が洪水になろうが何の関係も無い話である千曲川中流域で決壊したことによって、下流信濃川長岡・燕・新潟が助かったという問題は置いておく)。

しかJR東日本上越新幹線用に新造中のE7系5編成と予備車両1編成を北陸新幹線転用させる考えを示したのだ。

ようやく上越新幹線でも最高時速260キロ運転が始まるかと沿線自治体は期待していた矢先に、北陸新幹線に「横取り」されたのだ。

これは長岡市民や三条市民、新潟市民は怒っていい問題なのではないか

新潟長岡よりも、富山石川の方が重要だと、面と向かって言われたことに等しいではないか

上越新幹線が、東北北陸と比べて冷遇され続けてきた歴史があるわけであるが、もう我慢限界を迎えそうである

北陸新幹線車両が足りなければ、上越新幹線から転出して余剰となる2階建て新幹線E4を使えばいいじゃん。

2017-10-23

アベ政治というが

安倍首相権力が強くなっているのは、内閣人事局官僚人事権が強くなったこと・小選挙区制導入に伴って公認権の重要性が増したことだったと思うが、これらが提案されたのはいわゆる90年代から続く、金権政治批判官僚政治批判の結果であって、急に降って沸いた話でもない気がする。内閣人事局については民主党政権では提案されていなかった?と思うが、民主党政権も『政治主導』を掲げていたはずである。まあ透明性に問題があるのには間違いないだろうが、アベを倒したところで、アベ政治が全く終わるようには思えないし、制度を巻き戻しても昔の問題が復活するだけに思える。

しかし今回の選挙においても、少子高齢化という日本において最も重大な問題真摯に向き合う政党ひとつもなかったように思えるしこれからどうするんだろうね。まあいさら何をやっても無駄なので、9条やら自虐史観(笑)問題に取り組んで、国家としての尊厳(笑)を取り戻しつつ、経済において玉砕というのが日本的アプローチなのかね。散ればこそといったところか。

2017-10-16

ネット登場以前は新聞世論を動かしてたとかいウソ

俺が子供のころ、うちでは朝日新聞とってたの。

いまじゃ信じられないほど、そのころは朝日新聞って権威があったの。

まっとうな家庭では朝日新聞をとってるもんだって思われてた。

で、朝日新聞よむと、そりゃもう自民党政府ってのは国民いじめるひどいもんだみたいなことがしょっちゅう書いてあるの。

俺が新聞を多少なりとも理解して読み始めたころは、中曽根って人が総理大臣してたけど、中曽根って人は意見がころころ変わる風見鶏で、実は大事大事な、日本平和を守っている日本国憲法改憲従ってる人で、あのにっくき金権政治権化田中角栄派閥に頭を下げて総理大臣になった人で、初期のころは「田中曽根内閣」なんていわれてた。

そういえば、中曽根は、アメリカを助けるために日本太平洋の「不沈空母」にするとか言って、たいそう新聞にたたかれてたこともあったな。

うそう、最近若い人の中には「田中角栄ロッキード事件で失脚した」とか思っている人がいるけど、それはちょっと違うみたいだよ。

田中角栄は、確かに「金権問題」で総理大臣やめたけど、それはロッキードとは別の話。

しかも、もともと、オイルショック後の経済政策がうまくいかなくて、支持率がどんどん下がってて、自民党の中にも田中を引きずり下ろしたい人がたくさんいた。

そこを、「金権疑惑」をネタに「文春砲」で狙われて引きずり起こされただけ、というのが真相らしい。

そのあとでロッキード事件が明るみにでて、田中角栄逮捕されるんだけど、それでも国会議員を続けて、中曽根総理の時も自民党で最大の派閥親分だった。

田中逮捕とか、起訴とか、初公判とかのたびに、新聞テレビも大騒ぎして、「田中角栄象徴される自民党金権政治を止めなければ日本未来はない!」とか「田中派による支配を止めなければならない」って言ってたけど、それでも自民党政権は続いてたし、田中角栄選挙に落ちることなんてなかったし、田中派ってのは自民党ですごい力を持っていた。

結局、派閥の部下に裏切られて、ウイスキーの飲み過ぎて脳梗塞で倒れるんだけど、それでも角栄選挙に負けなかった。

全然国会には出てこなかったけど。

中曽根の後に総理になったのがDAIGOのじーちゃん、竹下登

田中角栄親分を裏切った部下の一人だよね。

この人は「言語明瞭・意味不明瞭」とかいわれてて、結局なにがいいたいのかよくわからんおっさんだたけど、なんだかんだで日本で初めて消費税導入に成功しちゃった。

朝日新聞なんて、そりゃもう消費税に大反対だったし、「何を買っても税金とられる」なんて、なんてひどいんだとみんないってたけど。

そういえば、当時100円だった自動販売機の缶ジュースが、110円になったのは本当に理不尽と思ったもんだ。

当時の消費税は3%だったから、ジュースは103円でいいはずなのに、機械一円玉が使えないって理由で、110円に値上げされたの。

「便乗値上げ」って言葉を覚えた。

さすがに消費税はその後の選挙に影響して、参議院選挙で当時の社会党(今の社民党)が圧勝して、当時委員長だった土井たか子っておばちゃんがフィーチャーされた。

この人は「憲法を守りましょう!」が錦の御旗みたいな人で、「山が動いた」なんていってたいそう朝日新聞に持ち上げられてたけど、結局、その後社会党がそれ以上力を持つこともなく、社民党名前はかわり、そのころの勢いなんて見る影もない。

俺は、そこそこ素直な子供だったから、不思議だったんだよね。

新聞はこんなに「自民党はひどいひどい」って言ってるのに、選挙すると結局、自民党政府しかできない。

なんでだろ?

大人先生も、新聞をちゃんと読むのはいいことだっていうけれど、言ってる自分たち新聞読んでないのかな?

新聞をちゃんと読んでない、悪い大人がたくさんいるから、いっつも自民党がかつのかな?


選挙の結果を世論というなら、少なくとも昭和時代日本では新聞の言う通りに世論なんか動いていなかったよ、絶対

2017-10-12

田中角栄がなぜ総理の座を追われたのかを思い出した件

田中角栄ロッキード事件総理大臣をやめた、と思っている若い人が案外多いけれど、それは間違い。

ロッキード事件が明るみに出たのは、1976年2月

田中角栄総理を辞任したのは1974年11月の終わりごろだ。

時系列おかしい。田中が辞任した時点では、ロッキード事件など、世の中の人は何も知らなかった。

文芸春秋』が、立花隆の「田中角栄研究ーその金脈と人脈」と児玉隆也の「淋しき越山会女王」というレポート掲載し、金脈問題批判が沸き上がって退陣に追い込まれた、というのは、間違ってはいないのが、かならずしもすべてを説明したものではないと思う。

元祖文春砲」は、確かに田中辞任のきっかけではあるけれども、もともとグラグラしていたからこそ、倒れたのである

この時点での田中金脈問題というのは、あくまで「疑惑」や「倫理的問題」の集積であって、刑事事件に発展したわけでもない。

田中角栄が「金権政治家」であることくらい、当時の人々はみんな知っていた。

自民党総裁選のたびに膨大な札束が飛び交った時代である

田中角栄も当然札束をばらまいていたにもかかわらず、自身もものすごい財産をつくっていた。

学歴のない「庶民宰相」で、とくに事業成功していたわけにもかかわらず。

目白御殿のことは、当時の人ならだれでも知っていた。

その跡地の一部は、今、公園になっているけれど、サッカーグラウンドを緑がとりかこむ、たいそうな敷地面積である

就任当時、田中内閣支持率60パーセントを超え、当時としては最高記録だったという。

で、日中国交回復を成し遂げて、「決断と実行」を掲げた田中内閣はそれなりに支持されていた。

転落しはじめたのは、オイルショックが起こったからだ。

物価が急上昇するなかで、大蔵大臣が現職のまま急逝、後任の蔵相にライバル福田赳夫(「あなたとは違うんです」の福田康夫の父)を起用するも、経済政策はうまくいかず、参院選ではタレント候補としてNHKアナウンサー宮田輝候補にしたり、金をばらまいたり、あの手この手をつくすも、選挙後の追加公認しなければ過半数を保てないほどの(55年体制の当時としては)大敗

田中を見限った複数政治家内閣をさり、ガタガタになったところで、田中角栄を襲ったのが「文春砲」だったのである

こうして考えてみるとオイルショックのものは、田中角栄が起こしたわけではないのだけれど、その対応を適切に取れなかったことが、田中角栄総理を追われた真の原因なのだろう。

なぜこんなことをつらつら思い出してみたかといえば、結局のところ、この国で選挙の結果を左右する要因というのは、さほど変わっていないのだよなあ、と思ったからだ。

しかに、モリだのカケだので安部がお友達に便宜をはかったり、自らもなにか利益をえてるんじゃないのか?といわれれば、多分そうなんだろうけれど、そんなことより、日々の生活を左右する景気が大事だよ。

民主党政権時代はひどかったじゃん。

ま、リーマンショックとその後の不景気民主党が直接つくったわけじゃないかもしれないが、ちゃんと対応できてなかったよ、あの人たち。

え? 安保法制憲法違反だ? 改憲がどうかしたって?

田中角栄時代インテリさんや社会党の人は「自衛隊憲法違反だ!」って叫んでたけど、普通に自衛隊はあったし。

北朝鮮はいまみたいな危険な国とは思われてなかったけど、「自衛隊がしっかりしてないと、いずれ北海道ソ連が攻めてくる」っていってる大人はいっぱいいたし。

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20170725223821

ん?

共産党中選挙区制公約にしたことあるの?金権政治が横行する選挙区制度共産党公約にするとは思えないけど。

結局、安倍ダメしか言ってない気がする。

元増田で言ってるように、何が正しい政策でどの政党が正しい政策を持ってるのかは言えないということ?

https://anond.hatelabo.jp/20170725192005

政治家と金問題がこれだけ政策議論を妨げてる中で、金権政治が横行してた選挙制度にもどすの?

ちなみに中選挙区制提唱してるのはどこの政党

2017-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20170503131738

そうだね過去自民党地域ぐるみ会社ぐるみで、自分が貰った投票権利の重大さなんか何も気にも掛けない人間たちに圧力かけて投票させてきたよね。

自分で勝ち取った権利じゃないもんね。お上から貰った権利だもんね。そりゃありがたみないよね。金権政治にもなるよね。

高速道路とか橋とかダムとか、真面目に国策考えないでさ。

2017-04-17

続 だから野党は嫌われる

http://anond.hatelabo.jp/20170417150728

先日あんたの記事に同じような題名反論記事を書いた者だ。

残念ながらお返事もらえなかったので、もう一度日記を書く。今回俺が言いたいのは一つ。あんたら野党の支持者は20代、30代の野党支持率特に低い理由とか分かってんのかって事?

そもそも若年層でフルタイムで働いてる人はすごく忙しい。政治ニュースなんて朝と夜にちょろっとテレビで見るか、通勤時間や昼休みヤフーニュースでちょろっとみるくらいなんだよ。あんたみたいに、国会中継をフルで見たりなんかしないんだよ。だからニュースのまとめだけ見る若年層は、そもそも野党って審議拒否とか、疑惑の追及とか後ろ向きな事ばかりするイメージができてるんだよ。そんで今の若年層ってコミュニケーション至上主義の中で育ってきてんだよ。その立場から見れば野党の連中はコミュ障しか見えないんだよ。話の内容以前にキモいんだわ。

答弁の受け答えが不明瞭じゃないんだよ。審議拒否戦術とかぬかしてんじゃねーんだよ。会社会議で議題が気にくわないから欠席しますか?しないでしょ。文句あるなら採決出席してちゃんと反対しろよ。堂々と反対した記録として残せよ。日程闘争で審議妨害って馬鹿かよ。あー、あんたら見てたら少し前のニュース思い出したよ。京大左翼バリケード作ったら現役の学生が授業の邪魔だって撤去した話。まさにそれだよ。文句があるなら反対票を入れて、法案に不備があるなら自分たちの対案を出せよ。そしてニュースで内容比較してもらえるように努力しろよ。何、与党は数の力で押し切ってくる?馬鹿言うんじゃねえ。例え数の力で法案を押し切られ続けたとしても、田中角栄金権政治が叩かれた時に次の総理として少数派閥三木武夫が出てきたように、筋を通して入れば世論の風が変わった時にチャンスが巡ってくんだよ。国民馬鹿にしてんのはあんたたちだよ。いい加減分かれよ。

2016-05-06

石原慎太郎歴史捏造体質

かつては田中角栄を「金権政治」と批判していた石原慎太郎が、田中角栄の本を書いて、「角栄がいかに素晴らしい政治家だったか」を吹聴して歩いている。

そのこと自体にそれほど関心はなかったのだが、先日たまたま慎太郎

角栄は素晴らしい政治家だったのに、アメリカに逆らったから、ロッキード事件人格まで否定された」といった趣旨のことを新聞紙上でのたまっていた。

アメリカに逆らったからかどうかは置くとしても、田中角栄ロッキード事件政治生命を絶たれた、というような、雑な理解をしている人は多い。

酷いのになると、ロッキード事件のせいで首相を辞めたのだと思っている奴までいる始末だ。

ちょっと当時のことを調べれば、事はそんな単純な話ではないこと位、すぐわかるのに。

まず、「ロッキード事件のせいで首相を辞めた」は完全な間違い。

事件が発覚したのは、角栄辞任後である

太閤と呼ばれたの田中角栄総理就任したのが1972年7月。その時の支持率70はパーセントを超えたという。

その後、日中国交回復を成し遂げたあたりまでは良かったが、その後支持率は降下しはじめる。

なぜなら、自らの主導した「列島改造計画」による地価高騰やオイルショックによって引き起こったインフレ(当時「狂乱物価」といわれたらしい)に

有効対策を打てなかったからだ。

気が付けば、支持率20パーセント前後まで低迷。

そこに追い打ちをかけたのが、文芸春秋掲載された立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「悲しき越山会女王」という論文だ。

いわば「文春砲」のルーツである。まあ、こちらは「週刊文春」じゃなくて、月刊の「文芸春秋」だけれど。

ちなみに、そのひと月前には、石原慎太郎田中角栄批判論文ものっていたらしい。

もともと金政治家との評判が高かったところへ、事前の期待ほどの成果を上げず、国民失望を買いつつあった田中角栄は、

外国人記者クラブ」の会見で袋叩きにあい、その後、辞任を表明する。

アメリカ上院ロッキード事件が発覚したのは、そのあとの話である

田中角栄という人は、多分、焼け野原になった日本復興を推し進め、同時にその利益

雪に閉ざされた故郷新潟に力づくで誘導することで、首相上り詰めた人なのだろう。

そんな「コンピューター付きブルドーザー」には、

自由主義経済第2位の経済大国を率いていくためのプログラムは、組み込まれはいなかったんじゃなかろうか。

ロッキード事件があってもなくても、早番行き詰っていたのだろう。

慎太郎は、ロッキード事件角栄人格まで否定されたというが、

別にロッキード事件政界から石もて追われたとか、そんなことがあったわけではない。

まあ、朝日新聞あたりは、人格まで否定していただろうが。

ロッキード事件後も、「闇将軍」として自民党で一番結束の固さを誇る派閥を率いていたし、

中曽根康弘なんかは、その内閣があまりにも田中角栄の影響力が強すぎて、「田中曽根内閣」などと揶揄されていた。



以下、個人的な思い出になるが、田中角栄ロッキード事件の第一審で有罪判決を受けたころのことは

幼心になんとなく覚えている。

元総理の現職国会議員有罪判決を受ける」という、日本憲政史上初めてのニューステレビは沸き立っていた。

一方で、田中角栄という人は、選挙で絶大な強さを誇り、新潟三区トップ当選し、選挙民が万歳する様子も

必ずニュースで放映されていた。

自分父親は、朝日新聞を信奉して世の中をみる昭和インテリ気取りだったから、

こうしたニュースを苦々しくながめ、

「ああいうのが日本を悪くする」「新潟田舎からあんな奴がいつまでもトップ当選するのだ」などと言っていた。


田中角栄にとどめを刺したのは、ロッキード事件でもアメリカでも文春でもなく、

DAIGOのじいさん(竹下登である

将軍の下についていては、何時までたっても総理大臣になれないことに不満を持った竹下は、

田中派から独立して自分派閥(創政会)を立ち上げる。

配下裏切りに心乱れ、毎晩オールドパーを浴びるほど飲んでいた田中角栄は、創政会立ち上げの20日後、

脳梗塞に倒れる。

田中角栄の魅力の一つに、その類まれなる演説があったのだが、

脳梗塞言語障害が残った彼に、その力を再び発揮するのは不可能だった。


石原慎太郎という人は、まさに同時代政治家として生きていたのだから、こうした経緯を知らないはずはないのだが、

意図的なのか、都合のいい忘却体質なのか、こういうことを全て無視して適当なことを言う。

本人が言うだけならいいのだが、それをありがたがって拝聴するバカいるからタチが悪い。 

歴史ねつ造、というのは、主に第二次大戦以前のことについてよく言われるワードだが、

石原慎太郎角栄に関する発言を見ていると、「ああ、こうして日々新たな歴史ねつ造されていくのだな」というのが良くわかる。

自分の都合のいいことだけをとりあげて、自分理想の世界をどうしてもつくりたいのならば、

本当に「小説の中」だけにしてほしいもんだ。

せっかく政治家引退して、専業の小説家に戻ったのだから

2014-07-01

嫌悪」の政治家 石原慎太郎橋下徹

まず、冒頭に述べると、私は石原慎太郎橋下徹という政治家は嫌いではない。

特に橋下氏には大阪府民ではないが彼らの行動力や構想力、討論力そして徹底的に民主主義者たる有り様に好感をもつ。

少なくとも「ハシズム批判をしている自称・識者よりははるか社会にいい影響を与えていると思っている。

その橋下氏が先日の「たかじんのそこまで言って委員会」に出演されて熱い議論をされているのを見てある小説の一節を思い出した。

その小説とは、石原慎太郎氏の「嫌悪の狙撃者」である

なぜ、いまさら袂を分かった石原氏の小説を持ち出すのか、と訝しむ声もあるだろうがまずはその一節を引用したい。

===

嫌悪」こそが今日人間が生きるための情念である。「嫌悪」だけが、自らを正しく見出し、己の生を生きるための情熱を与え得る唯一の術だ。「嫌悪」の遂行こそが現代における真の行為なのだ。それが遂行される時にのみ、真実破壊があり、革命があり、創造があり得る。「嫌悪」に発する、精神的に凶悪な思考だけが真に知的ものであり得る、等々、私は私なりにその主題を発展させていったのだが。(石原慎太郎・「嫌悪の狙撃者」より)

===

嫌悪の狙撃者のあらすじ等は他におまかせするとして、嫌悪の狙撃者において石原慎太郎氏が述べようとしたのは「嫌悪」という感情純粋性と創造性であった。

そして嫌悪けが真の感情だという。

その石原慎太郎氏が嫌悪を向けた対象は①左翼リベラル主義者中華人民共和国アメリカ日本支配④硬直した日本官僚制、の大きく分けて4点であった。(その昔は田中角栄による金権政治にたいする嫌悪も強かったといえるだろう)

石原慎太郎氏を「右翼」とみる向きがあるがそれは違う。

右翼」とは日本の古くから伝統重要視し、「保守」し、必要に応じてそれを改革していく思想である

そして、日本の古くから伝統というのは皇室であり、戦前に「國體」とよばれたもののことである

まり右翼」ならば皇室に対する強い尊崇と、それを維持しつつ日本改革を進めていく姿勢必要なのである

しかし、石原慎太郎氏は日の丸については並々ならぬ思い入れを語る一方で、ご皇室に対しては「皇室日本の役に立たない」「皇居お辞儀するのはバカ」(http://biz-journal.jp/2014/03/post_4279.html)と語る。また、君が代についても斉唱する際は冒頭の部分を「わが日の本は」と替え歌して歌う旨をのべている。

この姿は日本右翼の姿とはかけ離れている。石原氏自身も自分のことを「真ん中よりちょっと左」とかんがえているようだ。

それでは、なぜ石原慎太郎氏は「右翼」と勘違いされるのだろうか。それは、上記①②への並々ならぬ「嫌悪からである国民の印象の中には石原氏が①②へ強いレトリックを用いて批判するのを見て石原氏は「左翼」の逆、つまり右翼」と勘違いしているのである

石原氏を知るには右左の切り口ではなく、「嫌悪」という切り口で考えなければその本質は見えてこないのである

そして、同じ構図は橋下徹氏にも当てはまる。

橋下氏は「たかじん…」において、自分保守だとかリベラルだとかの「思想がない」と批判されることを歓迎している。

そのおかげで「必要とき必要政策うつことができる」からだという。

しかし、その「必要」か否かを判断することに「思想」が必要なのであって、無思想というのはありえない。

橋下氏の「思想」は石原氏と同じ「嫌悪」なのである

橋下徹嫌悪するものは①左翼リベラル主義者②硬直した中央官僚制メディア王手から週刊誌まで)の3点あった。

橋下氏はこれらの人々にたいして徹底した論戦を挑む。論戦において彼らを叩きのめすことで嫌悪のはけ口とする。

彼を右左という切り口でみることもまた、本質を見失うことになる。

石原慎太郎橋下徹には上記のような共通性がある。橋下徹石原慎太郎の二人をつなぐものは「嫌悪」という感情以外の何物でもないのである

まり、この二人は「嫌悪政治家」といえる。

最後に忘れずに申し上げたいのは、「嫌悪政治家」というとなにかとても悪いものに聞こえるが、私はそうは思わないということである

フランス革命を成し遂げたのはプロレタリアートによるブルジョアに対する「嫌悪」以外の何物でもない。嫌悪があったからこそマリー・アントワネットを断頭台に導いたのである

しかし、その結果として「創造」されたのはフランス人権宣言という人類の宝であった。この例からも「嫌悪」によって創造されるものが悪とは決して言えない。

また、仮に「平和政治家」や「思いやりの政治家」と呼べる人がいたからといって、彼らの生み出すもの日本世界にとって素晴らしい物になるとも限らないのは日本過去政治家を見ればわかる。

しかし、我々有権者が、彼らが「嫌悪政治家であるということを理解し、その観点から政治活動を見守るのは意味があると思う。

以上

2014-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20140205111623

こう言っちゃなんだが、そもそも若い子向けの政治って言った場合に、献金必要なのか?

若い子の場合、逆に夢や希望投票してくれるんだから、金をばらまく必要性がないんだぞ?

 

老人:金をくれるが、金をばらまかないと投票しない

若者:金をくれないが、金をばらまかなくても投票する可能性がある。

 

若者向け政治政治献金要らねーだろ。

 

なんとか団体に金をばらまかないと投票してくれないとか、思い込み過ぎ。逆に老人は金権政治に毒されてるか保守的かどっちかだろ。浮動票割合なんか殆ど無いんだから

2011-09-27

21世紀以降「カネカネうるさい」と感じるあなたへ(by 堀江

戦後50年の平穏時代に設立が禁止されていた純粋持株会社

これが再び解禁されてしまったのが1997年

 

 

純粋持株会社ってなに?

会社株式を保有することによりその会社を独占的に支配する会社持株会社と呼ぶ。支配するほうを親会社,されるほうを子会社という。自ら事業を行う方を事業持ち株会社、自ら事業を行わず,他社を支配することを目的とする会社純粋持株会社という。資本主義の発展に伴って登場する独占体の一種で,証券代位とピラミッド型支配によって支配資本節約が可能である戦前三井三菱等の財閥本社はその典型。戦後財閥解体独占禁止法によってその設立は禁止され,これに反する純粋持ち株会社設立は無効とされた。

 

  

しかし、戦後50年を経た1997年独占禁止法改正により条件付きながら解禁。他会社の株を買占めることで他会社の支配を主たる事業とするこの純粋持ち株会社を活用することで、欧米では事業の組み替え、大型合併・吸収を企業集団という枠組みで積極的に推進してきた。これに対して日本では、純粋持ち株会社という司令塔を持たない企業集団であったため、戦略的な単位として行動することはできず、日本企業集団の戦略性の欠如、国際競争力の衰退は明らかであった。こうしたことを背景に、純粋持ち株会社の解禁が図られた。しか金融ビッグバンの影響もあり、日本では、銀行証券会社によって再編のために設立された金融持ち株会社が先行している。

 

 

現在懲役刑執行中の堀江氏がテレビ局の株を買占め支配を試みた事件は、戦後50年ではありえなかったわけです。以前の反省から純粋持株会社設立を廃止していたかですね。それが1997年に解禁されてしまい、丁度よくITバブルで現れた成金達が喜びの声を上げました。それ以後、なりふり構わず世界中カネカ大戦争を繰り広げているのが21世紀というわけです。簡単にまとめればこのようになります20世紀比較的そうでもなかったが、21世紀になってからどうも「カネカネ」五月蠅いなあと感じる人が多いようなので、その種明かしをしてみました。あなた会社は「純粋持株会社ですか?そうでない場合はこれから恐ろしい事に出くわすかもしれませんよ。一般に言われる「子会社に入ると苦労する」という話はこういう内事情があるわけです。あの人が何であんなことを言ったのか、じわじわ分かってきますね。

 

 

 

財閥

本社を中核に,持株,融資,重役派遣などによって多数の子会社群を支配する独占企業集団で,コンツェルンの一形態世界的には米国モルガン財閥中国四大家族インドのターター財閥その他多くの財閥がある。日本戦前財閥は同族支配,番頭経営政府との密接な関係を著しい特徴とした。明治以降,産業の発達とともに,三井三菱住友安田の四大財閥古河浅野川崎などの財閥が形成され,昭和になると日産,日窒,日曹などの新興コンツェルンが登場した。第2次大戦までの日本経済は,財閥によって動かされていたといえる。戦後財閥解体が行われたが,1950年代から財閥企業の再結集が進められ新たな企業集団が形成されている。しかし,戦前財閥とは性格を異にし,同族支配がなく,持株支配が弱く,金融機関融資を中心とした金融コンツェルン性格が強い。

 

政商

明治前半期に政府の手厚い保護・育成を受け,政府との相互依存関係の中で伸張した特権的商人三井岩崎住友安田大倉浅野渋沢等がそれで,政府事業を独占的に受注し,特に官業払下げを受けて産業資本家に転じ,同系列資本を集中し,その多くが財閥に発展した。

 

金権政治

富者がその財力を駆使して権力をほしいままにする政治日本では明治以降,政商の活動が時の政府に大きく影響したことがあり,多くの疑獄事件を生んだ。現代的には,第2次大戦後,一党による長期政権のもとで〈政界官僚財界〉の権力利権癒着構造が形成されて,構造汚職を生みだす金権腐敗政治を指すことが多い。

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