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はてなキーワード: プライバシーとは

2012-07-04

地元左翼偏見を持つようになったきっかけ(転載禁止)

十数年前にデート中に見た光景

アーケード外で○○問題とかいって、拉致家族アーケード街で運動している横でわざわざ大声出して活動して

どうみても邪魔していた日本を批判する人権活動家達の人権問題が、北と関わりがあるとその後知った時

その当時は人権活動家の人たちが正しいと思っていたけど

http://anond.hatelabo.jp/20110628211738で書いた目にあってからは信じなくなった

引っ越してまでしてきて左翼活動してる人達には悪いがそれ以来あのアーケード街で「平和」「人権」を掲げて活動してる団体見ると色眼鏡で見るようになった

なぜいまこの話をわざわざぶり返したのかと言うと

宅配販売の人からこの間サンプルもらって、とある宅配サービス加入しようとしたけど、宅配手数料出資金ちらしに書いてなかったので宅配販売のホームページで調べようとしたら「平和うんぬん」というコンテンツがあってマウスクリックしたら

この半島人権問題応援してたorz

それまではサービスみてもう入る気満々だっただけにどう断ろうか思案中

アーケード街で拉致家族嫌がらせしていた団体と同一かどうかまではしらないけど

同じ人権問題を扱ってると言うだけでもう嫌だ 自分の出した金があの人権問題活動家達に使われるなんて嫌だよ

ネットサヨク活動家達のこれまでの悪行っぷりを長い間見て知っているので露骨に理由を言うとプライバシー情報

漏れた時に露骨嫌がらせされそうで怖い

どう円満に宅配販売加入を断ろうか悩んでいる

2012-07-03

緊張してる人をネットで良くみかける。

からネットで煽られると顔真っ赤にして怒るってのは良くあったのだけど、

SNS等で必要以上に自分プライバシーを明かしていると余計に気が休まらないと思う。

怪しげな所に裸で飛び込んで遊ばれちゃう若い人を見てると気の毒だなと思います

そういうのは、どうしようもないのかな~?

記録するサービスがあるなら、記録を消すサービスがあっても良いよね。

改ざんするのは、ちょっと違うと思うけど。

2012-07-01

今は炎上を起こした人が本名住所あらゆるものを特定されてプライバシー侵害されるという、「有志による社会的制裁」がまかり通っているけども 

こういう情報リンチもどうにかならないもの

2012-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20120627112416

studygiftの批判の時も個人的にはアレいちゃもんだったと思ってるし、

それはお前の認識不足。あれが問題だとおもってないお前がノータリンなだけ。

切込隊長ブログ読んで懺悔しろ。

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/post-3261.html

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/studygift-1b63.html

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/studygiftfa-c23.html

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/06/studygift-587b.html

ちょっとコピペしとくと

就学希望学生の選別や、方針について、不公正とならぬよう、それでいて助成がきちんと実を結ぶよう、関係者一同かなり丁寧に議論を積み重ねて、就学希望者に資するような事業を行っていただいております。金を出す私たちが、もちろん一人ひとり面談をして助成するのが望ましいと思うんですけれども、学業を続けたいが事情によってお金が払えない、というのは人それぞれの人生に向き合うことになります。それが15年なのか、18年なのかの人生で起き得たことを、ひとつひとつ判断して「君にはこれだけ出す」あるいは「君には出せない」とする、この判断の重さというのは常に付きまといます。だからこそ、なるだけ公平に、かつその子助成を受けて良かったと思えるような方法になるように、丁寧に事業に携わるべきであって、そういう重みを分かち合うためにもNPO財団法人などきちんと意を受けて是非を判断してくれる事業者寄付をして、社会貢献のための費用助成するだけでなく「代行」してもらう

サービスとしての着眼点はともかく、助成対象者は商品じゃないんですよ。もちろん、そういうつもりはないのでしょうが、例えばですよ、今回の件が炎上しなくて、次々と希望者が出てきたとして、その子たちは、綺麗にパッケージをされて、どういう助成を受けたくて、っていう言葉ネット上でプレゼンするわけでしょう。

でも、その子たちが、顔を出して、実名晒して、学校に行きたいけどいけないというプライバシー晒すことが、どれだけの苦痛を将来において背負うことになるのか、知って欲しいと思うのです。

ある意味でとてもIT業界のノリでもある「駄目だったら改めりゃいいや」的なβを出す発想で就学希望児童への奨学金寄付のようなサービスを考えられても困る

個人的には件の女子大生id:pha と同じくストレートお金ちょうだいっていったらそこそこ金もあつまって炎上もしなかったはず。件の女子大生にはそれぐらいの商品力があったはずなんだから

それなのになんで奨学金っていって社会正義の皮をかぶせたのかねえ……

2012-05-29

ありがとう2ちゃんねる人殺しども。今後、餓死者は増え続けるだ

ブラマヨ吉田不用意な発言で叩かれているわけだが、深い怒りしか感じない。

このさいハッキリと言ってやるが、河本氏に関しては、不正受給云々に関して、少なくとも突っ込まれる余地を残したという点では、ちょっとばかり否はあったかなと思う。

確かにプライバシーの問題とか、あるいは親を供養する義務が存在するとか、その辺りはいろいろと問題があるかもしれない。

しかし、それに対して無理矢理「在日」であったり、不正受給者を厳しく取り締まれとかやりやがった。お前らは本当に生活保護を申請する時の苦労を全く知らない。

生活保護をもらうための二つの

生活保護をもらうための壁は二つ存在する。

まず一つが水際作戦だ。水際作戦とは、受給者が生活保護を申請するための、申請用紙を渡さなかったり、今日相談だけにするといって追い返すことだ。

もう一つ。これは明確な言葉を忘れたが、生活保護を受け付けたあとに、なにかしらの生活のめどが立つや否や、受給を取り下げるというものだ。

「それって悪いことなの?」と思うだろうが、当たり前じゃ。最初仕事について「本当に安定するかどうか」まで見て、保護を取り消すというのならわかる。超絶ブラック企業にぶち当たって、2ヶ月で体調を崩して辞めたあとに、生活保護がなくなってみろ。悲惨なことになるのは目に見えてるだろ。

なぜ不正受給があるのか

なぜ不正受給があるのか?なぜ必要な人が受けられないのか?簡単だ。現在生活保護を貰うためにはコツが必要からだ。コツとは何か?まず水際作戦を受けないことだ。多くの人が追い返されているとはいわないが、それなりの人数は追い返される。「貴方には必要が無いですよね?働けますよね?」と言われて追い返されるのだ。顔を見せて「あのー、生活保護受けたいんですよ」と言ったらにこやかに受けられるんじゃないんだよ。戦場だよ。そしてケースワーカーものわかりがよければいいけど、ものわかりが悪いときもあるからな。そのときに消耗することもある。

あとな、公務員を無闇に減らせっていってんじゃねえよ。ケースワーカー労働基準監督署の職員は足りてねえんだよ。で、公務員を減らされたとき、真っ先に何処が削られる?福祉関係だよ。福祉関係なんてクズしかいない。クズを雇うなんていうことに、何が気持ちいいことがあるか?ないだろ。だったらそこから人員が削減される。削減されないにしろ、嫌な顔されるだろうね。そんなにブラック不正受給を憎んでいるんだったら、もっと公務員増やせって言えよ。さらにいうなら、その増やした公務員は福祉やそういうところに廻せって言え。

公務員が足りなくなりゃ、そりゃ管理はどんどんザルになるだろうよ。必要じゃない人は追い返すだろうね。

政治家はお前らの都合の通りには動かない

片山が動いたことに関しては知らないが、この件に関しては生活保護削減の動きも出ている。河本の一件が無けりゃ、物価水準に合わせることも考えるわな、とか思うことはあるよ。でもな、河本のおかげで「不正受給をやめさせろ」という世論が形勢されたらどうなると思う?そりゃ生活保護の厳密運営化を目指すだろう。はっきりいって、上記の意味で厳密に運営させたら、ますます餓死者が出続ける。そりゃそうだろうよ。現在生活保護制度ですら運用できなかったら、ますますボロが出るに決まってるだろうよ。

制度には二つしかないんだよ。緩く運用するか、厳しく運用するか。厳しく運用した場合は、必要人間は見殺しにするけど、その代わり不正受給は減る。緩く運用した場合は、必要人間は見殺しにならないけど、その代わり不正受給も増える。この2択しかない。そして、現在はそれなりに厳しく運用されている。これ以上厳しくしたら、ますます餓死者が出て、受給のコネを持っている人(ああ、あいつらの大嫌いな左翼NPOとか、暴力団の施設とか、弁護士だろうね)しか、その門を潜れなくなるだろうね。

人を殺したいならば、殺したいとハッキリ言え

いいよ、お前らが国を憂いているのはわかる。だがな、生活保護の50%が在日であるとか、そういう雑な認識で接しないでくれ。頼むから現在運用状態とか、そういうのをちゃんと調べてから物事を言え。それと、制度をどっちにカジを取るかハッキリしろ。あのな、「本当に必要な人に入るようにするべき」っつー理想論なら誰でも言えるんだよ。そうじゃなくて、現実に如何にそういう制度を実現するかだろ。そして、現状はそういうのから、そこそこ遠いことはわかってるんだろ。

餓死者を引用して吉田に迫ったクズ。はっきりいって、お前がやったことは本当に最低だ。そして、これを喜びながらまとめているアフィリエイトクズども。お前らも同罪だ。

おめでとう。お前らは、これから貧しい日本人を殺しつづけるだろう。無意識のうちにな。そうやって延々と血を貪りついて生きればいいさ。本当に醜悪だ。

そして、こんな文章をここにしか書けない俺が一番情けないよ。

「適切な運用」って何よ?

でさー、ドヤ顔で「適切な運用」とか言っている馬鹿はなんですかね?俺だって「本当に必要な人に与えてほしい」と思いますよ。

でも、福祉には必ず例外がくる。じゃあ例外に対しては「お前は例外だからダメ」って言うのかどうなのかってのもまず一つあるよね。それ神様みたいにきめられないよね。で、生活保護を申請する場合、多くが緊急性が高い事例が多いんだよ。とすると、チェックしているから待っていてくださいねー、で死ぬ可能性もあるわけ。だから生活保護には、申請を出した時点で保護責任が生じる。だから申請をすると嫌がるの。

あとそれと、チェック体制をそれなりにしたけりゃ公務員を増やし、「福祉に人員をまわせ」って言うしかないの?すくなくとも、現状で廻ってないのに、さらに「チェック体制を厳しく」とかいったら、リソースもっと割かれるし、そうするとさらにザルになるか、むしろ「お前はくんな」っていう圧迫、あるいはまだ安定していないのにも関わらず「お前生活できてるんだから切るわ」ってなるよね。

「適切な運用」にしたところで、どっちに触れるのかはあるし、「もっと厳しくやれ」っていうんだったら、少なくとも現状の運用状態だったら見殺しにするという認識を持って言ってほしいよね、って思うわけ。それだったら一貫性があるからまだいいよ。

2012-05-28

studygift自分用まとめ2

http://anond.hatelabo.jp/20120526091039 続き

佐々木俊尚の反応(途中切込隊長含む)

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/206228386853560324

なんか「Studygiftは<公>だと思ってたのに<私>だったのか、騙された!」とか言ってる人が何人かいるが、公の意味をこれからもう一度再定義した方がいいと思う。そうやって怒ってる人は公がどこかから神のように降ってくる存在だと思っていないだろうか。

https://twitter.com/kirik/status/206229674295181312

いや、公を誤認させてはいかんでしょ RT @sasakitoshinao なんか「Studygiftは<公>だと思ってたのに<私>だったのか、騙された!」とか言ってる人が何人かいるが、公の意味をこれからもう一度再定義した方がいいと思う。そうやって怒ってる人は公がどこかから

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/206228646128656384

公は天から降ってくるものでなければ中間共同体が勝手に担ってくれるものでもなく、今後は<私>の無数の集合体、<私>がつくるさまざまな仕組みの集合体によって<公>が成り立つという方に考えを切り替えないと。

https://twitter.com/kirik/status/206230378468487169

先生、public というのはきちんとした定義のある言葉です。ご主張は理解しますが、今回の事例でそのような理屈は通らないと思いますよ。 RT @sasakitoshinao 公は天から降ってくるものでなければ中間共同体が勝手に担ってくれるものでもなく、今後は<私>の無数の集合体、

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/203695743184273409

おっしゃる通りです。情報は開示されてる。家入さんという個人の信頼でも担保されてる。詐欺じゃないでしょ。 RT @fox_m @sasakitoshinao 単位とらなかろうが旅行に行こうがそれをひっくるめお金出す人の選択の自由はあるという話を佐々木氏は言ってる気がするんだけど。

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/206751155445956608

私は家入一真という人は、おおくの人が批判するように欠点もたくさんあるのかもしれないけれど、彼が追い求めている価値共鳴している点で全幅の信頼を置いています

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/206752926461476865

そんな担保などあるわけないでしょう。すべては個人の意見客観など幻想にすぎない。 RT @maitreya_K 公私とか自助公助とか、そういう切り口自体が佐々木俊尚さん、あなたセルフサービスの問題意識と見受けられます。その見方はいったい何によって担保されているのでしょうか?


批判コメントにはレスしていない

先ほどTwitterに連投したStudygift問題についての論考です。以下、少し整理して転載します。

 一連の議論を見ていて思うのは、個別包摂社会包摂がごっちゃになってしまっていませんか?ということ。社会包摂とは生活保護などの公的扶助をはじめ、誰もが平等に享受できるセーフティネット。個別包摂は、個人的なつながりの中でのセーフティネット

 たとえば隊長の「就学希望児童助成を軽いノリでやるな」という記事もそのひとつで、社会包摂としてはこの視点はそうだろうと思う。しかし個別包摂にまでそれを求めるのか?ということ。

家入一真さんの例の件で願うことなど: やまもといちろう http://bit.ly/KArAfU

 個別包摂なんて、親戚のおいちゃんおばちゃんに金出してもらうのと同じレベルで、単にそれをネットオープン場所でやってるだけ。だから「出したい人が出せばいい」と私は書いたわけです。そういう家族単位、知人単位ソーシャルグラフ単位の個別包摂の集合体が、公的扶助などの社会包摂を補完していく可能性があるから

 だから個別包摂で、後から「なんだお前退学してたのか!」「男女関係からんでんじゃないの?」とかそういう話が出たとしても、おっちゃん(支援者)と姪(被支援者)の間で話せばいい話。「ほんまに復学する気があるのか?」「おまえ結婚しても学業続けられるんか」みたいな、そういうレベルの話。

 そしてこの社会的包摂と個別の包摂の混同は、実のところ河本準一氏の生活保護騒動にもつながっている。「息子が支援(個別包摂)できるのに生活保護受ける(社会包摂)のはけしからん!」と。河本氏にあなたは個別包摂を利用せよと求めている。だったらなぜStudygift坂口さんには個別包摂によって支援を受けることを許さないのか? 二つの問題の根っこは、ここで実はつながっている。

 Studygiftは皆が見える場所でやってるからけしからん、目に入らないところでやってくれという意見もあるだろう。まるで全員に門戸が開かれてるように誤解させるのはけしからん、と。だがこうした個別包摂でさえも可視化されてしまうのがネット時代の恐ろしいところなのだ。そしてこの可視化時代に、妬みや誹りや恨みの対象となるありようはそこらじゅうに可視化されている。今までは知らないで済んでいたことが、全部見えてしまう。これはある意味たいへん苛烈時代だ。

 しかしこのような個別包摂の試みは今後も次々出てくるだろう。個人間送金が簡単になればさらに加速する。私はその多様化社会包摂を補完するありかたとして否定すべきでは無いと思う。今回のStudygift拙速なのは事実だが、そういう試みの最初の小さな一歩にすぎない。

 ネットを活用した個別包摂セーフティネットに対して「うまくやりやがって」「詐欺だ」と怒る人たちは今後も増え続けるだろう。それは避けられない。たとえばこの記事などが典型だ。

■仮に僕膣と学籍詐称が無くてもstudygiftは駄目だよな http://bit.ly/KAuGAA

 無償リスペクトが応酬されているだけの評価経済社会に留まっていれば、問題は起きなかっただろう。だが評価経済貨幣経済が結びつくことで、評価=カネということが実現してきている。これは大きな波紋を投げ掛ける。

 すべての人々が平等包摂されるような時代は最早やってこない。そういう包摂戦後社会でも平等幻想しかなかったが、その幻想さえも剥ぎ取られる時代になってきている。だからこの問題への怨嗟は今後もなくならないだろう。しか社会包摂とは何かということをもう一度考えなければならない時期に来ている。

 自らを助ける者が助かるだろう。しかもその「助かる」有り様は見えてしまっている。だったら自らを助けられる者だけが助かればいいのか? そして、自らを助けられない者をいったい誰が助けるのか? これはコミュタリアリズムリバタリアニズムの対立にも繋がってる。だからここから本当に真っ当な政治哲学的な議論が始まるのかもしれない。

 そう期待したいけど。

いのうえ とーる 私もこれを全く社会包摂で語って批判する人が多いことに最初から不思議でなりません。説明不足である問題点を除けば、売りのある人、自分がいいなと思った人を援助することは不自然でもなんでもないわけですし、そこに不公平だと文句をいうのはおかしいと感じます。だから、わたしは批判のほとんどは単なるそういう行動ができない人の嫉妬にすぎないと思えるのです。

上田 康之 ぼくも佐々木さんの言わはることに賛成なんです。同棲してたとか、退学してたとか、どーでもええ話やと思います

勝手にやりゃええ話やと思います

ただ、隊長の話と少し似てるんですけど、なにぶん対象が「子ども」なんで「顔を出して、実名も晒して、学校に行きたいけどいけないというプライバシー晒すことが、どれだけの苦痛を将来において背負うことになるのか」ってのが少しだけ気にはなりました。

の子20歳超えた子ですし、その点は理解してるかもしれないですけど。

上田 康之 そんな心配さえ、おせっかいなんですかねぇ・・・

最上 雄太 Twitterにも幾つかレスしましたが、別に悪意も変な扇動をしようという気もないのは伝わりました。

寄金 佳一 星野智幸さんが小説家らしいさすがの感性で語っています。「私たちバッシングし、叩こうとし、殺そうとしているのは、「俺」なのだ自分なのだ。」と。

http://hoshinot.asablo.jp/blog/2012/05/26/6457416

最上 雄太 失礼。途中で送信してしまいました。

で、悪意がないのにこういった事を本気で書かれているのにヤバいな、と思いました。

不特定多数と知人の区分けが無意味と言いつつ、個別包摂社会包摂に分けて考えろっていう起点自体が無茶苦茶ですよね。

先の「無視すればいい」という発言もそうですが、本質が全く見えてらっしゃらない。

今回こういう騒ぎになっているのは、一言で言えば「当事者に納得感が無い」からですよね?

この納得感というのは言うまでもなく必須要件であり、また今回の「当事者」は支援をする側される側だけじゃないですよね。

皆まで言いませんが、仲良しごっこも同好会ノリで楽しくやるのも全然いいんですが、迷惑かけないでって事です。

おおつね まさふみ これは「おっちゃん(支援者)と姪(被支援者)の間で話すようなトークを、単にネットという開けた場所でやってるだけ」って言われるだけのような……

おおつね まさふみ 「社会的包摂と個別包摂ネット差別される。前者について発言するのは自由だが、後者については言論の自由は制限される。理由は◯◯だ」の、理由の部分がなんだかわかりにくいので、そこを聞きたい所。

川岸 義明 今回の件で、就学希望児童助成自体が世間的に眉唾に思われたのであれば....個別包摂,社会包摂に関わらず、痛い話だなぁと...支援者がそれを正しく区別できるのでしょうか....よくわかりませんが...

Kanehira Takashi 学費援助の件では、否定派と肯定派の対立軸がすぐに出来て、両者を包摂するとしたら、弱者を助けたい人(肯定派)の役回りになりそうです。生活保護の件でも、否定派と肯定派の対立では、やっぱり弱者を助けたい肯定派が、否定派に地道な説得をすることでしか包摂が来ない気がします。否定派は日本ティーパーティーに見えます。閉塞感があるとさらに狭い方にいくのだなと。歴史を振り返ると、女性参政権を勝ち取った人はなんて偉いんだろうと想起したりもします。

くらまりょういち 個別包摂の試みというのは、ずいぶん前からありますね。いわゆる「○○ちゃんを救う会」。海外で手術受けるのに○千万必要です、みたいな。

しかし、その「○○ちゃん」の情報が、もし事実と異なるものであったとしたら。それがお金を集めた後に明らかになったとしたら。

はたしてそれは「おっちゃん(支援者)と姪(被支援者)の間で話せばいい話」で済むんですかね。

上田 康之 くらますさんの【「おっちゃん(支援者)と姪(被支援者)の間で話せばいい話」で済むんですかね】は、それで済ませたらええんちゃうかなぁ。

もし、その子が将来、極道になったとしても、文句言わんと、それ込みで支援したろうって思ってやったらええんちゃうかなと思います

はやし りょう 社会的包摂と個別包摂を区別してるんじゃなくて、資金の集まり如何に依らず目的を達成出来ない可能性を明らかにしないまま支援名目投資を募ったのが叩かれてる原因じゃないですか?社会的包摂と個別包摂で区別して云々って論調が通るならば極論すれば「ばれなきゃオレオレ詐欺ってOKなの?」って話になりますし。

今回の件は何がよくて何がだめだったのかを議論してブラッシュアップを図るのが第一で、論じる人の社会的な関係性に論点ずらすのは単にこのネタつかってプロレス見せてるに過ぎないと思います

おおつね まさふみ それだと「支援もしないし、興味もないけど、紛らわしい弱者風の錯誤でカネ集めているのは見過ごせないから個別包括をネットオープンなところで主張する」という人だって居てもいいよね。

はやし りょう おおつねさんの発言がStudygiftウェブで展開する事の意義だと思います意見を述べている人の立場を以て「あなたには発言する権利がない」というのはもう本当にナンセンスですよ。そんな主張は第一次世界大戦でもう過去遺物になってるんだから知的ブラッシュアップに社会的立場とかホント混ぜないでほしい。

G.k. Woody 「援交(個別包摂赤線社会包摂)」

芝尾 幸一郎 個別包摂の取り組みだったら、金くれ http://kanekure.ssig33.com/ と言うサイトで良い気がします。そして、現にこのサイト別に炎上していない。個別包摂の例なら上のサイトの方が適切な気がします。

金くれ

kanekure.ssig33.com

松本 孝行 社会が面倒を見るのか個人が面倒をみるのか、それを河本さんの話だけで語るならいいですが、studygiftを混ぜてしまうと、とたんに焦点がぼやけてしまます。その問いかけはたしか社会起業家サッチャーレーガン社会福祉削除の話とも関連して、非常に重要だとは思いますしかstudygiftの話はまた別問題です。それに私的な援助ができるのはジャストギビングなどもあるわけですし、なにもstudygiftダメに成ったから全てダメになるということはありません。むしろ、今回の件は私的な寄付という行為へのハードルを上げたと思っています

とにかく論点はそこじゃないと思いますよ。

荒巻 里江 個別包摂社会包摂の区別以前の問題では…? 被支援者が嘘(あるいは誤解を招く言葉)を堂々とサイト上に掲げ、お金を集めようとしたことは、仮に悪意が無かったにしろ問題のある行為ですよね。そして「お金を出したい」と思わせる為の嘘に気付けば、いくら身内のおっちゃんと言えど腹が立つのではないでしょうか。そしてそんな嘘に騙されたおっちゃんの存在を知った周囲が、姪を批難するのは至極当然の流れだと思います。私には佐々木さんが「騙したのが身内のおっちゃんなら何ら問題ない」と仰られているようにしか見えないのです…。そんな馬鹿な話がまかり通るのであれば、世の中の詐欺は無くならないでしょうね。

稲畠 康 概ね同意ですが、個別包摂はいえ間にサービス提供事業者(本件ではLiverty)が入っている訳で、「おっちゃん」と「姪」の間で話せばいい話と言う下りに疑問があります

小林 啓一  私も次長課長河本さんの件とstudygiftの問題はほとんど同じく(Twitter風に言うなら公式RTする様に)感じていました。

これって例えば子供が自立した夫婦の片方が亡くなった時、残された方が再婚する事に親族が反発してしまう話と同じと考えています

まり日本社会では成人でさえ個人としての自立が得られず、私で解決すべき問題と公で解決すべき問題の線が引けない、判断できない。

しかもそれに対して、それこそ非当事者当事者の問題にずけずけと土足で入り込んで、さもしたり顔で持論を押し付ける。

こういう嫌らしい社会にしない様、個々人の当事者性を高めるにはどうしたらいいでしょうかね・・・

佐々木 俊尚 小林さん、まったくその通りで全面同意です。

佐々木 俊尚 叩きやすものを叩く。叩かれてるものを擁護すると、「今さら何擁護してるんだ佐々木は、バカじゃないの?」という反応が湧き出てくる。ドヤ顔勝ち馬に乗る連中が大量に湧き出てる。

おおつね まさふみ 「誰にでも叩く理由があれば叩く自由は有るよね?」って話なんですが、批判者ウザいっていう話だったのかな?

河村当事者でないものもの言うな、という考え方は当事者性を高めるのと、逆のところにあるような気が...違和感を感じました。

荒巻 里江 少し気になったのですが、佐々木さんは『問題点を指摘して批判すること』と『ただやみくもに叩くこと』を一緒くたにされてませんよね??? studygiftに対して批判的な意見は『すべて悪だ』と思われてませんよね??? 汚い言葉を吐き捨てるだけの人間も勿論いますしかstudygiftを批判している人間全てが、ただ勝ち誇りたくて、ドヤ顔をしたくて、運営側に行動を起こしている訳ではないのです。佐々木さんに言わせれば『これは当事者だけの問題だから周りが口を出すな!!』ってことなのかもしれませんが、(揚げ足をとるようで非常に申し訳ないのですが、)もしそうであるなら『非当事者である佐々木さんがstudygiftに関して擁護的な意見を述べられたこと』にも違和感を感じざるをえません。個人的には、改善すべき点を完全に無視して、盲目的に運営側を擁護されるのは少し危険なのでは、と思います

Shuichi Asai 恥ずかしながら、個別包摂という言葉は初めて聞いたのですが、「個別」と「社会」という分け方が、そこまでデジタルにできなくなってきてるのではないでしょうか。人の姪のことでも、親しい家族以外の人でも、アドバイスする可能性があるでしょ?インターネットでおおっぴらにやられると、なんでも身近に感じてしまうんですよ。コンプガチャ問題も、同じようなもんでしょ。みんな、コンプガチャなんてやっていないのに、嫌悪感を持つ。インターネット人間がいる以上、このような現象が避けられないので、これを考慮してリスクヘッジするか、覚悟して強行突破するしかないのではないでしょうか?

Shuichi Asai あと「ドヤ顔勝ち馬に乗って、したり顔している連中」は佐々木さん側にも沢山いますよね。

木下 孝二 生活保護の件、社会包摂不正利用という1事例にすぎない。学費の件は、個別包摂を依頼する側の本人、仕掛人当事者性が不足してましたね。「投資」ではない借金や資金支援というのは財布の中身やネガティブ情報も十分に相手に晒す必要がありますからパブリックな場で募集しようとすれば当然それらを全公開する覚悟が要る。中途半端情報量を抑えようとしたから、支援要件としての情報量を満たせなかった。

木下 孝二 やまもと氏は「学業支援という未成年中心の支援に機微情報全公開の手法はふさわしくない」と述べていてそれに同意するわけですが、佐々木さんも述べている既存クローズド(親類)から一歩だけ進んだ、クローズドソーシャルグラフ上での支援というのが、「一歩先のネット時代の支援」の形ではなかったかと思いますstudygiftはいきなり全公開ですからちょっと勇み足が過ぎたかなという印象です。

最上 雄太 確かに叩く事自体が目的の人も散見されるので、イライラされるのも、ニュートラルを保つのが大変なのも分かりますが、勝ち馬とかドヤ顔かい言葉が出てくる事自体に驚きです。叩かれてるとか周りがどうとかではなく、それこそ極めてニュートラル視点から感じた事を僕は言っただけですし、ほとんどの方も同様なのでは。論点ずれるのでこの辺にしておきます

尾田 将史 突然のコメント、失礼します。

佐々木さんの論考には賛同しかます。なぜなら、佐々木さんが個別包摂という概念を持ち出すのであれば、Studygiftでは支援者と被支援者との関係が、おじさんと姪のような信頼性が担保される関係には無いからです。ネット時代の個別包摂からといって支援者に寛容を求めるのは、支援者にはあまりに酷な話でしょう。

そもそも包摂とかコミュタリアリズムとか、そんな複雑な概念で論考するような深刻な事案でしょうかね?私には小難しい言葉意図的に多用して御自身の主張「出したい人が出せばいい」の正当性を守ろうとしているようにしか読めないのですが。

やまだ まさゆき 個人的には「親戚のおじさんが、懇意にしてるキャバクラの女店を持たせたいけど、身銭で賄うんじゃなくて、「この子の夢を叶えてあげたいので、ちょっと金をくれないかな」って言ってきたって印象。

てめーの女なんだからてめーで金出せよって思うし、どうみても「かわいそう」だからじゃなくて、下半身問題にしかみえないのを「かわいそう」という綺麗事を全面に押し出そうとしているから問題視されているのだと思う。

「ばれなきゃオレオレ詐欺ってOKなの?」という書き込みがあるのだけれども、studygiftで今回提示されている案件血液型占いを本気で信じている人だって「あー・・・これは」って気づくくらいの作りになっていると思うのね。オレオレ詐欺なんか比較にならないくらいにユルいというか最初からぐぐたすで有名になったおねーちゃんがiPhone持ってインドなうお金出してね☆(・ω<)だっていうのは誰の目にも明らかなのに綺麗事で押し通そうとするから、切り込み Permalink | 記事への反応(1) | 11:15

2012-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20120527011818

どう見てもサイバーストーカー領域に入ってる

それに他人にプライバシーを公開させたいのに、質問者匿名自分プライバシーは明かさない

とか女性なら警戒してそんな人シカトするだろうね。そんな書き込み見つけたら気持ち悪いし、怖いもの

2012-05-23

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/post-3261.html

なので、家入さんにお願いしたいことは、個人の就学希望助成するのではなく、就学希望の資金を提供しようとしているNPO財団に対して、寄付行為を募る活動にして欲しいということです。

言いたいことはわかるんだが、誰を支援するか直接見えない『団体』が自分と同じ価値観であると信じて募金せにゃならんのだ。という価値観も理解してほしい。

団体や既存価値観に照らし合わせて公平ってのも、所詮は不公平でしか無い。

だったら、個人の恣意で好き嫌いで選ばれたとしても、それは同じだけの公平さなんだけどね。合理的に選ぶの合理的の基準を人が作っている以上それすら恣意的なんだから

救済っていうのは、助けられる所から助けていくでないと、助けるのが遅れるんだよ。順番付けをなるべく公平にって・・・わかるけどな。目の前のAちゃんじゃなく、遠くのBちゃんって、意味が分かんないひともたくさんいるだろ。

遠くのBちゃんは、Bちゃんの近くのやつが助ければいいだろもまた、ひとつ価値観

異論はあるだろうけど・・・。14歳の子供だったらどうするんだ?今回はたまたまって・・・

今回はたまたま、そういう子で、大人として扱えるからこうしているわけで。今回とは違うケースを持ちだしてきて非難するのはさすがに違うだろ。

 

 

プライバシーどうこう言うなら、なんでBlogなのって、ツッコミをあとから気がついた。個人的にメールしてやればいいじゃん。

言ってることはわかるけどさ・・・疲れる。他人ごとだけどさ。

2012-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20120517123355

一つだけツッコミ

タレントは公人ではない。

プライバシー個人情報コントロールする権利)権という権利観点からすれば、一般の人にとっては自分日常勝手に公開されない権利だが、政治家芸能人といった”有名人”の場合はこれに『私生活の平穏を害しない範囲で』という但し書きがつく。ジャニーズ追っかけマップ訴訟では、本人の自宅住所・電話番号を載せることは差し止められたがそれ以外の情報を載せた上で出版することは認められた。公人の定義はいまだ存在しないが、有名政治家芸能人は間違いなく公人。

むしろ虚構新聞有名人、とりわけ芸能人名前使ってアフィリエイト収入得ているのがパブリシティ権侵害になる『可能性がある』。ただ、これに関する判例は無いに等しいので、どこか芸能事務所虚構新聞アンサイクロペディアに対して訴訟を起こしてみてはいかがでしょうか。きっと判例集に載るくらい画期的裁判になります

2012-05-14

武雄市図書館問題 個人の特定は誰にでも起こりうると言う話

偏差値3でもわかる!武雄市図書館問題

http://anond.hatelabo.jp/20120511124327

論点1,論点2について。

レアケースとして、難病、特殊な性癖等、それ単体で自分で珍しい属性と思えるよって個人の特定が発生するという話になっています。人に寄っては「自分はそんな特殊な属性なんか持ってないその他大勢だから問題ない」と考えている人がいるかもしれませんね。また、武雄市市長

僕が言っているのは、「5月6日20時40分、42歳の市内在住の男性が、「深夜特急」「下町ロケット」「善の研究」」を借りた。」ということそのものについては、個人が特定できない

と述べています。(http://hiwa1118.exblog.jp/15827483/)これを見て「この程度の属性ならば個人情報は特定できない。安心だ」と思っている人も多いかも知れません。

が、実際にはそんなこと無く、普通属性の人でも、いくつかの条件を組み合わせていくと簡単に個人が特定できるよと言う話をします。図書館からCCCに対して、上記武雄市市長が挙げている情報が渡ると仮定した場合、ある程度の行動に法則性がある人であれば、かなりの確率で個人の特定ができます

例えば、

これらはみな高確率で本人の特定が可能です。

簡単に言うと

  1. 深夜特急を借りた
  2. 下町ロケットを借りた
  3. 善の研究を借りた
  4. 42歳
  5. 市内在住
  6. 男性

これらはそれぞればらばらには該当する人間は多数いますしかし、これが組み合わさると(さら5月6日20時40分に図書館を利用、タイムスタンプ情報が組み合わさると)どんどん対象は絞り込まれていきます非常に尖ったそれ単体で個人を特定できる様な属性がなくとも、複数の属性が一致する人というのは少ないため、さらにそれを通常のTカード利用履歴データと照合すると、本人の特定ができてしまと言う事です。

一番分かり易い例から、以下に順次説明しましょう。

なお、私も武雄市の市政の問題と言うより、プライバシーセキュリティの問題にのみ関心があるので、以下は架空の市「武雌市」を舞台としておきます

学校帰りで本を借り、通学路経由のファミマで大抵買い食いをする人の場合

武雌市立中学校に通う武雌太郎君(14)は、学校帰りに図書館に寄ることがあります。両親共に仕事が夕方シフト仕事帰宅も遅く食事も遅いので帰宅途中にあるファミリーマート軽食を買って帰るのが日課です。

ある日、太郎君は図書館で本を借りました。この場合図書館から出て行く情報は、仮に以下の様になるとします。

△月○日16時32分、14歳の市内在住の男性が、『暗黒神話体系シリーズ クトゥルー 第1巻』『這い寄れ!ニャル子さん(1)』を借りた。

次に彼はいものようにファミマで買い物をします。するとこちらは以下の様な情報が記録されると思われます

△月○日16:48分

会員IDxxxxxxxxx

購入品目

当然ながら後者ファミマの利用履歴にある会員IDを照合すると、登録時に申告した個人情報、氏名や年齢、住所、電話番号などと結びつきます

この時、時間16時台で、年齢14歳男性武雄市内または周辺で使われたTカード履歴』と言う、図書館から得られる範囲の条件でTカードの利用履歴からデータを引き出してみます。利用状況にも寄りますが、この時点で確率的にそんなにたくさんが引っかからないと思われます。まず武雌市の14歳男性国勢調査によると約300人でした。さらにこの中から、16時台に武雄市周辺でTカードを利用した人というのはどれだけのいるのでしょうか。

さらに「クトゥルーニャル子さんを借りている事から、彼はオタクが好むアイテムを購入している可能性がある」としたとき、ヴァイシュスバルツ(アニメゲームなどのキャラクターを題材にしたカードゲーム)を購入しているので引っかかります。こうなると、ほぼ間違いなく誰が借りたか特定ができてしまうでしょう。このオタク属性等と言うのはレア属性でもなんでもありません。またこの他、例えばここで車好きでもいいし、スポーツ好きでもかまいません。そう言うありふれた属性で良いのですが、年齢と性別、時間地理という条件が重なると、絞り込みの条件になって、特定がより簡単になっていくのです。

次に彼がまた同じ行動をとったとします。

図書館で本を借りて、ファミマで買い食いして以下の履歴が残りました。

△月×日16時28分、14歳の市内在住の男性が、『暗黒神話体系シリーズ クトゥルー 第2巻』『這い寄れ!ニャル子さん(2)』を借りた。

△月○日16:48分、会員IDxxxxxxxxx

購入品目

この時、前回と同じ条件『時間16時台で、年齢14歳男性武雄市内または周辺で使われたTカード履歴』でTカードの利用履歴情報を引き出します。さらに、これを以前の記録の中から、ほぼ同一の行動パターンをとっている人物を引き出してきます。すると、ほぼ一人が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

この時点で逆のアプローチが可能になります。つまり『会員IDxxxxxxxxがファミマを利用するとき、同一の属性の人物が同じ時間帯で図書館を利用している場合、高確率で同一人物である』と言う事が言えるようになります。これでファミマで利用が合った時、図書館から出された情報検索すれば彼の利用履歴が作れる事になります

さらに何回も似たような行動を繰り返します。するとどんどん彼の行動パターンができあがっていきます。行動パターンの積み上げにより太郎君を特定するための情報がどんどん積み上がっていきますこうして積み上がった情報から、例えば彼がファミマを利用しなかったとしても特定が可能になっていくでしょう。「16時台に、同一シリーズニャル子さん4巻を借りている。履歴から照合すると高い確率で会員IDxxxxxxxxの情報である」と判断することができる様になっていくのです。

次に、もう一つのケースを例にしてみます

毎週火曜日は定時退社日。この日は会社帰りで買い物をしたり所用を済ませている。たまに図書館も利用する。

武雌市内にある和平電機につとめている女性小町花子さん(29)。在所は隣接する小町町で、勤務先の和平電機は毎週火曜日がノー残業デー、定時で退社する日と決まっています。協定でいつも1時間程度は必ず残業があるお仕事ですが、この日は17時に退社できるので、いつもこの日に用事を済ましています

彼女節約上手なのでポイントカードの提示を忘れません。Tポイントカードも例外ではなく、たくさんポイントを貯めるためにあちこちでポイントカードを使っていました。勤務先のある武雌市の図書館も利用しています

この条件の場合、上記太郎君の場合パターンでも特定が可能ですが、実はさらそれより一発で特定ができてしまう可能性があります。それは、普段が彼女がTカードを使って作り上げた、行動パターンがあるから

花子さんの利用履歴では、最近カメラのキタムラで高価なカメラを購入している情報地元TSUTAYAカメラ関連の本を購入していたりする履歴があると、花子さん最近カメラはまっているようだ、と言う事が見えてきます。またガストではドリンクバーは2つのことが多いだとか行った情報から2人暮らしである事、一度名義を変更していることから結婚している事、ウエルシアでは愛犬用の用品をよく買っている事、などから犬を飼っている事、等々、どんどん情報が見えてきます

これらの情報図書館の貸し出し情報と照らし合わせます

△月×日17時20分、29歳の小町町在住の女性が、『デジタルカメラ入門 -2- 愛猫、愛犬を撮る』『なぜか夫婦がうまくいく3つの習慣―二人の危機を救う本』を借りた。

この時Tカードデータベースからデジカメ好きの30前後女性ペットを飼っている。既婚者』という検索条件で検索した場合花子さんのTカード利用情報から情報と、図書館の利用履歴の両方が抽出される事になります

ここから小町町の住人の29歳女性、と言うカテゴリで見ると、ほぼ間違いなく同一人物の情報だという事が分かる事になります。ちなみに小町町に在住する29歳女性国勢調査によると約40人でした。

ここで彼女のTカード情報には「図書館利用者である」という属性が蓄積される事になります。この後は豊富に蓄積された情報を元に、彼女図書館利用履歴のトラッキング比較的簡単に、高精度にできることになります

興味があることがあったので、Yahoo!を使って調べていたが詳しい事が分からない。そこで図書館で調べ物をして本を借りた。その後Yahoo!でその本の内容を元にさら検索した

武雌市に在住の、武雌和也さん(41)は、最近母親難病にかかってしまいました。何しろ情報が無いのであらゆる手段を使って調べていますYahoo!検索して見たりしているのですが、欲しい情報が見つからりません。普段は全然利用していませんが、思い立って図書館に行ってみることにした。図書館では興味深い話を見つけましたが、情報が若干古いのでさらYahoo!検索をして新しい情報も仕入れたりもしています。ちなみに和也さんは、普段は奥さん任せでほとんど買い物などはしない人です。

和也さんの場合ほとんどTカードを提示する機会は無い人ですので情報が少なくて照合などできないように見えます。が、ここで出てくるのがYahoo!IDです。和也さんは以前、Yahoo!趣味釣りの道具を購入したことがありました。その時、市が図書館カードとしてアピールしていた時に惰性で作ったTカードと結びつけを行っていました。

それによって、Yahoo! IDにTカード情報が結びついている状態になっていたのです。

実はこのように、Tカードというのは非常に広範囲に利用域が広がっています。一度しか使ったことが無くても、使用した時に別のIDと結びつくような形になっているのであれば、TカードIDのものを利用しなくても、芋づる式に情報がつながってしまうと言う事が起きます

これらを踏まえ、個人の特定を避けるには?

Tカードは絶対に図書館以外で使わない、と言うのが一番シンプルです。図書館専用のTカードと、図書館以外のTカードを別けてもあまり意味がありません。Tカードによって記録されるデータベースに、図書館以外の部分で乗るような事をしてはいけません。従って、今、Tカードを利用している人が、図書館でTカードを利用し、尚且つTカード図書館データを結びつけたくない人は、どちらかあきらめる事が必要です。図書館をあきらめるか、Tカードの利用を停止するか、どちらかになります。すでにTカードを利用しながら、結びつけたくない人は、図書館にて利用を開始する前に、一度CCC個人情報保護法に基づく情報削除を依頼しておくことも忘れてはいけません。

想定される論点

おそらくこれらの指摘に対しては

と言う異論がでるものと思います

情報分析については、コンピュータの大容量化高速化によって不可能ではなくなりつつあります。近頃「ビッグデータ」処理システムなどを用いることによって実際に行われています

これが「容易に」と言えるかどうかと言う事になるのですが、個人的な見解としては容易だと言って良いと思います。完全にデータベース上だけで照合が完結できてしまうと言う時点で、後はリソースの問題であるからですコンピュータリソースなどは数年もたてば倍にと言った世界です。そして毎回膨大なデータを処理しておかなくても、あらかじめデータをあらかじめ整理してあれば、許可を受けた店舗マーケティング担当者レベルでも情報を引き出せるようになるでしょう。さらに言えば、観覧したい個人がすでに決まっていて、本人を知っている場合(標的を絞っている場合)はもっと簡単に情報を引き出せます。そこにダイレクトに個人を特定するID名前も含む)が含まれているかどうかは関係ありません。

また情報を際限なく結びつける事を許さないので問題ない、と言う話についてはまず、Tカード利用規約がすでにそれを許す形になっていることがあります。もちろん企業の内規等でそれができないようにしている可能性はありますしかし、そこは行政が直接的に知る事も、コントロールする事もできません。何しろTカードの加盟店は膨大ですのでそれら全てに行政が行うべき情報保護に対する規律を求める事ができるのか、と言うと不可能でしょう。

であれば、共通的にTカード規約を変更する等が必要になるでしょう。また技術的な原則論を超えて、特別な条例を作ってそれによってCCCを縛る事をするだとか、そういった政治的解決法はありますしか裾野が広いだけあって、規約だけでは駄目で、実際には不可能な形にしておかないと不十分である、と私は思います

これはプライバシー問題の特殊さ、難しさが絡んでいますプライバシー問題の難しさは、観覧された時点ですでに侵害が発生しており、さら原状回復が不可能である(予防しかない)事、さらに発覚しにくいためです。

ちなみにこれは、公共サービスをそのような民間ベースID認証に付け加えると、毎回このような情報の取り扱いについて問題が発生していくことになりますし、それらが適正に処理されているかの確認は行政側が行わなければなりません。住基ネット住民票コードが民間利用禁止されているのもこう言った難しい問題があるからです。

次に「これらの事は民間ではすでに当たり前である」という話もあります。何を今更、と言う事ですね。これは全く持ってその通りで「俺はそうであっても気にしない」と同じような立場になりますしかし、事問題が行政サービスに関わる事であると言う事を忘れてはなりません。また、気にする気にしないと言う話は本質的には個人情報かどうかには直接関係はしないと思います

まとめ

もはや落としどころとしては、Tポイントカードを単なるユニークIDが振られたカードとしてのみ図書館で利用する形にするしかないと思います情報の流れを一方通行にする。図書館からは一切CCC情報を渡さない事ですね。

ではポイントの付加はどうするのか、と言う事になりますが、これはあきらめるか、さもなくば独立したシステムポイントを加えるしかないでしょう。これでも「このID図書館を利用した」という情報は発生することになります。これも解釈によっては個人情報ですが、独立したシステムにすることによって、情報を渡したくないかポイントをつけない、と言う選択肢も可能にするべきです。当然Tカード以外のカードでも利用可能になっていないといけません。

こうなると「図書カードとTカードを別々に持つ必要がない」程度しかメリットが残りませんが仕方が無いでしょう。

最後に。セキュリティ論じゃないところに踏み込むと…正直CCC戦略を誤ったとしか思えませんね。Tカードの話なんか出さなけりゃ良かったんですよ。あとポイントも。分かり易いメリットのつもりで市長に売り込んで、市長がそれを大々的に宣伝してこうなったのです。本を買わずレンタルで済ます層の情報に商売としてのうまみがそれほどあるとは思えませんし。CCCグループTSUTAYAを始めとした幅広い販売チャンネルから得られるPOS情報に、自前の取次MPD、流用出来るノウハウなども多数持っているんだからそっちで責めれば良かった。その上で競争入札に入れば良かったんですよ。

確かに「Tカードを全面に出さなければならなかったと言う事は、その他のメリットがなかったためでは?」と言う話はありますけど、それならば他の既存の業者を選んだ方が市のためになるわけですから今より悪い事にはならないはずです。

追伸

きちんとセキュリティの事を勉強した人間ではありませんので、専門の人、お時間があればツッコミをお願いします。

2012-05-11

偏差値3でもわかる!武雄市図書館問題

目次

  1. 今回の問題
  2. 1分でわかる論争の要約だよ!
  3. 論点1 現行の「個人情報」の解釈が遅れているか否か問題
  4. 論点2 CCCTSUTAYA )の管理する「IDに紐付いた貸出履歴が個人情報に該当するか」問題
  5. 論点3 図書館の自由を守るべきか否か問題
  6. まとめ 

今回の問題

図書館の貸出履歴をカルチュア・コンビニエンス・クラブ提供し、TカードIDヒモ付て管理することは、プライバシー上問題がないか

とうことですねよ。これに関して、セキュリティ専門家高木浩光さんと、武雄市長が論争を繰り広げています

ただ、法律専門用語が多かったりして難しいので、偏差値3でもわかるように、要約・解説してみました。

1分でわかる論争の要約だよ!

 お二人の議論を整理すると、

武雄市長「図書館の貸出履歴は、現行法の「個人情報」に該当しない。したがって、問題がない」

高木浩光氏「現行の「個人情報」の定義が遅れている。不備がある。現行の解釈では個人情報が守れない」

という議論をしています。もう少し詳細に見ていきましょう。

武雄市市長の主張は、以下のようなものです。(元リンク http://hiwa1118.exblog.jp/15848122/

・現行の個人情報定義は「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。」

・したがって、貸出履歴は個人情報に該当しない。なぜなら、容易に個人を特定できないから。

・よって、高木はファック。俺は国Ⅰ。

という論理です。文章は自意識がひりでて読みにくいのですが、役人論理としては、しっかり筋を通しているあたりは流石ですね。要するに、法律論でのかっこつきの「個人情報」に害というしなので問題ねぇぜ!というお話です。

一方、高木さんの主張は以下のようになります。(元リンク http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20120508.html

・現行の個人情報定義に不備がある。たとえば、スマホアプリの端末IDに紐付いた行動履歴等は現行法では個人情報ではないが、個人のプライバシーに関わる重要情報である

アメリカでも、スマホ端末IDに紐付いた行動履歴をプライバシーとして定義するようになっている。

IDに紐付いた貸出履歴は、上の定義でいえば、個人情報に該当する。

・加えて、営利企業であるCCCに貸出履歴を提供することは、図書館の自由に関する宣言に反する。


という論争であって、要するに、論点は以下の3つになります

・現行の「個人情報」の解釈が遅れているか否か問題

CCC管理する「IDに紐付いた貸出履歴が個人情報に該当するか」問題

図書館の自由を守るべきか否か問題

の3つになります。では、具体的に諸論点をみていきましょう。

論点1 現行の「個人情報」の解釈が遅れているか否か問題


武雄市長の主張は確かに筋が通っています。つまり、現状ではTカードに紐付いた貸出履歴・行動履歴は「個人情報」に該当しないと述べることができます

この解釈の上では、みなさんが使っているスマホの端末IDに基づいた利用情報も「個人情報」ではありません。

でも、IDと複数の情報が結びつくことで、個人を特定できる場合がありますよね。だから米国消費者権利章典では、IDに紐付く利用履歴・行動履歴は、パーソナルデータとして定義されています

また、日本でも提言レベルでは、同種の配慮をするべきだとの主張がされています

流出したら嫌な個人情報というのは、生年月日・氏名だけではないですよね。

たとえば、僕が「淫乱Aチーム」というのをTSUTAYAで借りている。さらに、僕がある珍しい難病にかかっていて、その関連書を図書館であさり読んでいるとします。

これが流出したら、IDという形で匿名化されていても、僕を知っている人は、僕個人を容易に特定できますさらに、下手に氏名が流出するより、社会的ダメージが大きいですよね。

IDに紐付いて様々な行動情報が収集されるようになりました。詳細な点と点を結びつければ、該当の個人へと繋がる線をつくるのは難しいことではない。

から、「IDに紐付く行動履歴」も個人情報として考えようよ、というのが最近の潮流になっています

ただ、武雄市長が述べているように、「現行法では問題ない」のも、また事実です。

このグレーな部分をどう解釈するか、という問題になるでしょう。


論点2 CCCTSUTAYA )の管理する「IDに紐付いた貸出履歴が個人情報に該当するか」問題


現行では問題がないと解釈することが出来るのは、先に触れたとおりです。

ただ、経済産業省の「総務省行動ターゲティング広告経済効果と利用者保護に関する調査研究 報告書」を見ると、

我が国では ID 化する等して個人識別情報(氏名等)を匿名化した場合であっても、その他の情報で個人が推知される場合個人情報となりうる場合があると解釈されている



ということで、提言レベルでは「ID化しても他の情報との関連で個人がバレるのはマズイよ」という風に問題を認識しているわけですね。

今回の件は、「IDに紐付いて貸出履歴を管理します。では、「IDに紐付いた貸出履歴」というので、個人を特定できるのか。

結論をいえば、特定できます

たとえば、マイナー病気にかかっていて、図書館自分の関連書を借りているような人の貸出履歴が流出したら、その人が誰かを特定される恐れがありますよね。

上記の報告書でも「特に書籍の購買履歴や疾病に関する検索履歴などを通じ、思想・信条や身体に関する機微情報が明らかになる懸念)」が指摘されています

さらに、TSUTAYAの貸出情報とあわさるなんてことがあれば「お前、団地妻三銃士〜隠された王女の首飾り〜借りとるやん!」なんてのがわかってしまう。


貸出履歴でも、個人を特定することは不可能ではありません。

ということで、「」つきではない、個人情報に貸出履歴が該当する可能性が高いと考えるのが妥当です。


論点3 図書館の自由を守るべきか否か問題



セキュリティの議論から離れて、図書館が利用者の貸出履歴を行政差し出すのは、図書館の自由に関する宣言に反するという問題もあります

図書館というのは、戦前思想善導機関として機能していた歴史があります思想善導機関として、「あるべき思想」を押し込むために、国民の知る自由を妨げてきてしまった。

その反省の上に、「図書館の自由」が宣言されました。図書館は、思想統制歴史を繰り返さないために、

第3 図書館は利用者の秘密を守る

1. 読者が何を読むかはその人のプライバシーに属することであり、図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさない。ただし、憲法第35条にもとづく令状を確認した場合は例外とする。


のように宣言。他にも検閲への反対は有名ですね。

要するに「図書館というのは、民主主義根本である『知る』を支える機関から、それを守るために利用者の貸出履歴も守る。」ということですね。

共産主義の本をかりている奴らがいました。奴らはアカです」なんて報告されたら、思想の統制なんて簡単ですから

もちろん、宣言ですから法的な拘束力はないです。図書館法には貸出履歴の提出を禁じるという部分があるわけでもない。

でもな、違うんだよ!!!

これを認めちまったら、図書館自殺と同じだよ。「何を読むか」が弾圧につながった時代経験してきたからこそ生まれた「利用者の秘密を守る」とか検閲への反対がある。それこそが「知恵の保護者」たる今の図書館アイデンティティなんだよ。

それだけは知恵の機関たる図書館が絶対に、絶対にゆずちゃいけないところだ。

で、もちろん、今回の件は、図書館の自由に反します。TSUTAYA武雄市も外部ですから

この点武雄市長は「単なる部族社会の宣言」と述べて、退けています

おい、どれだけの歴史があって、苦心があって、図書館の自由に関する宣言が生み出されていると思ってんだ。てめぇの薄っぺらい頭髪の何兆倍の厚みがあると理解してんだ?Ah?

いから黙ってマザーファックしとけ、このアスホール野郎。

議論のまとめ


はい、ということで議論をまとめると、

・現行の解釈下での「個人情報」には、TSUTAYA提供する貸出履歴は該当しないということができる。

しかし、アメリカ経産省提言レベルでは「IDに紐付いた行動履歴」はプライバシー個人情報と考えられるようになってきた

・なぜなら、難病患者などは、貸出履歴でも個人を特定できてしまうから

・今回の貸出履歴の問題は、「IDに紐付いた行動履歴」なので、法律上問題ないにしても、流出すればプライバシーを大きく侵害するおそれがある

さらに、利用履歴を提供するのは、図書館の自由に関する宣言に反する(これ、大事

となります

以上を踏まえた上で、みなさんはどう考えますか?

参考URL

http://hiwa1118.exblog.jp/15848122/

http://d.hatena.ne.jp/next49/20120510/p1

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20120508.html

2012-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20120509015857

以前もGoogle Mapプライバシーの件で騒いだ時に、MIAUが企画を立てて呼んだにも関わらず、彼は「自分専門家じゃないから」と言って逃げたんだよね。

かと思うと、「セキュリティエバンジェリスト 高木浩光ができるまで(前編) | 日立ソリューションズの情報セキュリティブログ http://securityblog.jp/interview/755.html」とか「高木浩光が語る!プライバシーを守るのは真心である|【Tech総研http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002073」とかいう記事には平気でプライバシー専門家面して出てくる。

ここまでしておいて、「門外漢」は無いでしょう。どっちかにしようよ。

武雄市長とかいう人のツイッターだけ見ると逃げてるように見えるが、高木氏のツイッターから見ると以下の通り。

高木氏が門外漢と言っているのは図書館の在り方では?

それにしても、この市長の持ち出した論点は面白い

貸出履歴の公開が個人情報ね。別コメする。

Hiromitsu Takagi‏@HiromitsuTakagi

繰り返しますが、私は、基本的に、職務でそのような場に呼ばれたり、コメントを求められた場合は、専門外のことを話すことは許されていません。「地方自治地方政治図書館の在り方」については門外漢です。 RT @hiwa1118

武雄市日本ツイッター学会長 樋渡啓祐武雄市日本ツイッター学会長 樋渡啓祐‏@hiwa1118

逃げたらダメですよ。あれだけ言っておいて。卑怯だ。 RT @HiromitsuTakagi http://t.co/9ik80AQq とのことですが、私は、基本的に、職務でそのような場に呼ばれたり、コメントを求められた場合は、専門外のことを話すことは許されていません。「地方自治地方政治図書館の在り方」について話を振られても、門外漢なので、と答えるしかありません。

Hiromitsu TakagiHiromitsu Takagi‏@HiromitsuTakagi

岡崎図書館事件のときも、図書館のあり方についてはほぼ、何も語っていないはず。

Hiromitsu TakagiHiromitsu Takagi‏@HiromitsuTakagi

http://hiwa1118.exblog.jp/15838328/ とのことですが、私は、基本的に、職務でそのような場に呼ばれたり、コメントを求められた場合は、専門外のことを話すことは許されていません。「地方自治地方政治図書館の在り方」について話を振られても、門外漢なので、と答えるしかありません。

高木浩光はまた逃げる

http://togetter.com/li/300327

http://www.twitlonger.com/show/hb4ne1

まあ、この件ですよ。

以前もGoogle Mapプライバシーの件で騒いだ時に、MIAUが企画を立てて呼んだにも関わらず、彼は「自分専門家じゃないから」と言って逃げたんだよね。

かと思うと、「セキュリティエバンジェリスト 高木浩光ができるまで(前編) | 日立ソリューションズの情報セキュリティブログ http://securityblog.jp/interview/755.html」とか「高木浩光が語る!プライバシーを守るのは真心である|【Tech総研http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002073」とかいう記事には平気でプライバシー専門家面して出てくる。

ここまでしておいて、「門外漢」は無いでしょう。どっちかにしようよ。

2012-04-22

アクセル・ワールドSF的な疑問点と解決策

アクセル・ワールドは素晴らしいライトノベル作品ですが、SF的な設定にも作者さんのこだわりが感じられます。おそらく、相当量の背景設定があるのではないでしょうか。

しかし、同じ作者さんのソードアート・オンライン比較すると、アクセル・ワールドSF設定には「大丈夫なんだろうか?」と思わせる部分がいろいろとあります。この文章では、その疑問点を取り上げ、最後に解決策を提案したいと思います。これ以降はアクセル・ワールドの本編11巻までのネタバレを含みますので、アニメのみ視聴している方は読まないでください。

疑問点1:ニューロリンカーの処理能力

まず一つ目の疑問点は、ブレインバーストプログラムが動作するニューロリンカーの処理能力についてです。

ブレインバーストプログラムがどのように動作しているのか、作中では明確な説明はないのですが、仮にバーストリンカーが装着しているニューロリンカー上で動作しているとするならば、1000倍加速時にはニューロリンカーは通常フルダイブ時の1000倍の処理を行わなければいけないということになります

アクセル・ワールド舞台2046年となっており、もちろん、現代と比較してコンピュータの処理能力は格段に向上しているはずです。2046年と言えば今から30年後なので、逆に今から30年前のコンピュータがどのようなものだったかというと、民生用PCでは、インテルの80286が動作していました。当時のCPU今日CPU比較すると、その差は1000倍どころではありません。そう考えると、ニューロリンカーに1000倍の加速を可能にする処理性能があってもよさそうです。

ただここで注意しなければいけないのは、ニューロリンカーが民生品であるということです。作中の描写を見るに、ニューロリンカーには様々なスペックのものがあるようですが、ブレインバーストプログラムが特定のスペック以上でなければ動かない、ということはなさそうです。つまり、市販されているニューロリンカーはほぼ全て1000倍の加速に耐えうるスペックを持っていなければならない、ということになるのですが、これは民生品としてはオーバースペックでしょう。

民生品のスペックというのは、使用用途を満たしていればそれでよいので、それ以上のスペック不要コストになります冷蔵庫制御するCPUPC並みのスペックにしても、製品の値段を高くするだけでしょう。つまりニューロリンカーを1000倍の加速に耐えうるスペックにするのは経済合理性がない、ということになります

この問題を説明する方法としては、ブレインバーストプログラムの実際の処理を行なっているのは中央サーバであり、ニューロリンカーは中央サーバが処理したデータを送受信しているだけであるという考え方があります

実際、ブレインバースト中央サーバは、システム内部ではメイン・ビジュアライザーという別の名前で呼ばれています。この名前は、ブレインバーストプログラムのビジュアライズ(つまり、描画を含むゲーム処理)が中央サーバで行われていることを示しているのかもしれません。

ただ、もしそうであるとしても、次の疑問があります

疑問点2:通信レイテンシ

ネットワークゲームをやったことがある方であれば、ゲームプレイをする上で通信にかかる時間が問題になることは知っていると思います

例えば、コマンドプロンプトを実行して(Macであればターミナルを起動して)以下のようなプログラムを実行してみてください。

ping hatena.ne.jp

一行ずつ表示が行われると思うのですが、行の最後に表示されているのが、はてなサーバ自分PCとの通信に、往復でかかった時間です。私の環境では約17ミリ秒でした。

この時間は、どんなに送受信するデータサイズが小さくても、最低限かかってしま時間で、一般に通信レイテンシと呼ばれています。一般に格闘ゲームは、60fps(1秒間に60回ゲームの状態を更新する)で作られていますが、1/60秒というのは約16.666ミリ秒なので、仮にはてなサーバと私のPCネットワーク格闘ゲームをやろうとしても、私の入力が相手に届くまでにが1/60秒過ぎてしまい、相手側の描画に間に合いません。つまり遅延が発生します。

これがリアルタイム処理を行う上での通信レイテンシの問題です。一般的に格闘ゲームネットワーク対応が難しいと言われているのは、タイミング的に非常にシビアで、遅延が許されないからです。作中の描写では、そのような遅延が発生している様子は見られません。

それでは、通信レイテンシの問題も、30年の技術進歩によって解決するのでしょうか?残念ながら、通常のSFの範囲内では不可能です。それは、光速度の問題があるからです。

よく知られているとおり、情報を光の速度を超えて伝播させることはできません。光の速度は1秒間に約30万kmです。これは途方も無い速度に思えますが、1000倍に加速した状態では、そうでもありません。

仮にブレインバーストプログラムが、現代の格闘ゲームと同様に60fpsで動作しているならば、1000倍の加速状態で1回の状態更新に費やすことのできる時間は1/60000秒しかありません。光が1/60000秒で進むことのできる距離は、たった5kmです。これでは、ハルユキ達が住んでいる杉並区からは、新宿までしか行くことができません。同じ区内の通常フィールド対戦ならなんとかなるとしても、無制限中立フィールドでの住んでいる地域が違うプレイヤー同士の対戦は、遅延が発生してしまってゲームにならないでしょう。ましてや、ダスク・テイカーとの決戦では、黒雪姫は沖縄から接続していたのです。

もちろん、超光速の通信を仮定すれば、これは全く問題ではありません。しかし、一般にSFでは、何か特別な理由がない限りは超光速の通信は行うことができない設定にするのが普通です。なぜかというと、それを許してしまうと、私達が現在暮らしている世界とあまりにもかけ離れてしまい、世界設定の構築が非常に難しくなるからです。SF的に考えるならば、安易にそれを取り入れるべきではありません。

それでは、この二つの問題をどのように解決するべきでしょうか?

解決策:ブレインバーストリアルタイム処理は全て中央サーバで行われている

解決策は次の通りです。加速時のバーストリンカーの脳は、能動的な活動を行なっておらず、中央サーバ計算された結果を受け取っているだけである。その代わりに、中央サーバ内に存在する、バーストリンカーと同等の思考モデルを持ったAI能動的な行動を行なっている

これはもちろん、アクセル・ワールド世界全体が仮想空間であるというわけではありません。それだと超光速通信以上のなんでもあり設定になってしまます

この解決策を取り入れることにより、前述の2つの疑問点を解決できます。疑問点1については、ニューロリンカーは中央サーバからフィードバックプレイヤーに伝えるだけになりますので、負荷は格段に低くなります。疑問点2についても、リアルタイム処理は全て中央サーバ内で閉じることになりますから、通信レイテンシは無きに等しいということになります

この解決策を取り入れるためには、幾つか解決しなければいけない点があります

中央サーバからフィードバックはどのように行われるのか?

中央サーバからフィードバックは、おそらく夢を見ているようなメカニズムで行わるのでしょう。ポイント全損するとブレインバーストに関する記憶を消去されるという設定があるのですが、この設定が示す通り、ニューロリンカーは装着者の心理の奥底までをコントロールすることができます。「自分ブレインバーストプレイしている」という夢を見せることは可能ではないでしょうか。

コネクタの引き抜きによる強制切断にも対応しているところを見ると、このフィードバックにもある程度のリアルタイム性はありそうです。ただ、中央サーバプレイヤー間でリアルタイムのやり取りを行うのと比較すれば、技術的な難易度は格段に低くなります

プレイヤーは1.8秒という短い時間に30分ぶんの夢を見ることになりますが、短い時間で長い(と体感する)夢を見る事は現実にもあることです。

中国の古い小説邯鄲の枕という話があります。これは、若者仙人から夢が叶うという枕をもらい、使ってみたところ、嫁をもらい出世することもできたが、全ては短い眠りの夢の中の出来事だった…という話なのですが、そのような小説が書かれるくらい、夢のスケール現実スケールは異なっているものです。

中央サーバ内のAIはどのように作られるのか?

SFでのAIの描かれかたは、時代によって異なるのですが、近年では、「例えば通常のプログラムのように、1から人間の思考モデル記述するという方法は困難すぎるのではないか」ということになっています。これは、現実世界AI研究でそのような方法が一向に進展しないことを反映したものです。

代わりに出てきたのが、思考モデルの元となるプログラム作成し、それに人間と同じような身体感覚を与え、人間と同じようにコミュニケーションすることでAIを育てるという方法です。山本弘さんの「アイの物語」に出てくるAIがその典型です。

中央サーバ内のAIも、おそらくそのような方法で作られるのでしょう。ブレインバーストインストール可能な条件は2つあるのですが、その中の1つに以下のようなものがあります

 1.出生直後(最長でも一ヶ月以内)からニューロリンカーを常時装着していること

:BrainBurst2039Wiki - インストール(作者自身が作成している設定まとめサイト)から抜粋

なぜこのような条件が必要なのか、最新の11巻時点でも、明確な説明はありません。しかし、この条件が、ニューロリンカー装着者の身体感覚を常時記録し、中央サーバ内のAIに与えるためであると考えれば筋が通りますニューロリンカーはその機能として装着者の身体感覚をフルスキャンできますし、データはためておいて接続されたときに送信すればよいので、常時中央サーバ接続している必要もありません。

出生直後からの装着が必要なのは、直後からデータがないと本人とAI乖離が激しくなってしまうからでしょう。ニューロリンカーを常時装着していることが条件なのではなく、中央サーバに本人のAI存在するかが条件である、ということです。

解決策のまとめ-胡蝶の夢

また中国の説話の話になりますが、装着者と中央サーバ内のAIの関係は、胡蝶の夢荘子が語っている思想によく似ているのだと思います

これは、自分が蝶になった夢を見たとして、果たして自分が蝶になった夢を見ているのか、人間になった夢を蝶が見ているのかの区別に意味があるだろうかという話なのですが、中央サーバ内のAIが十分な精度を持っているのであれば、同じことが言えるでしょう。つまり現実世界のハルユキがこの場合荘子であり、蝶がシルバー・クロウであるということです。

この解決策を採用するメリット

この解決策を採用するのは、上記の2つの疑問点を解決できるだけではなく、その他にもメリットがあります

脳を1000倍加速しなくてもよい

脳のクロックをいじって思考を1000倍に加速するというのがアクセル・ワールドの前提となる設定なのですが、この解決策を採用するならば、脳がそのようなポテンシャルを持っている必要がなくなります

もちろん、「短い間にリアルな夢を見る」ための脳の活性化必要しょうが1000倍の加速と比較すれば困難度は低いです。中央サーバマシンスペックを向上させれば、加速を2000倍にすることも可能でしょう。もちろん、加速を向上させればフィードバックも難しくなりますので、1000倍くらいがちょうどよいということなのかもしれません。

ブレインバーストが開発された理由を説明できる

これは作中でハルユキ自身も言っているのですが、誰が、何のためにこんなとんでもない格闘ゲームを作ったのかというのがアクセル・ワールドの大きな謎の一つです。

もしこの解決策を採用するのであれば、その理由とはすなわち、AI研究するためであると考えられます

作中の描写では、この世界AIが普及しているということはなさそうですので、もしAIの開発に成功すれば、その企業(もしくは研究所)は莫大な利益、もしくは名声を得られるでしょう。ブレインバーストを開発する十分な理由になります

このシステムを運営することによって、

という研究ができます。加速というメカニズムも、研究にかかる時間を短縮するためであると考えれば説明が付きますAI研究のためには理想的な環境と言えるでしょう。

もちろん、この研究はとんでもないプライバシー侵害です。もしAIの開発ができたとして、このような手段で研究を行ったと公表すれば破滅を免れないでしょう。しかし、そのようなことを公表する必要はありません。運営者はブレインバーストを強制的にアンインストールし、それに関する記憶を消すことができるわけですから研究が完了した段階で全プレイヤーに対してアンインストールを行えば、どこからもバレません。

この解決策を採用するデメリット

ここまで長々と説明してきましたが、アクセル・ワールドの裏設定が実際にこうなっているという可能性は限りなくゼロに近いと思います。理由は幾つかあります

フィジカルバーストを説明しない

最近まり出てきていないので忘れられがちなのですが、アクセル・ワールドには「フィジカルバースト」という設定があります。これは、意識を肉体にとどめたまま10倍に加速することができるというもので、ここまで説明してきた解決策と対極にある設定です。

これならまだ説明が付きますが、意識だけでなく、肉体全てを100倍に加速する「フィジカル・フル・バースト」に至っては、実際に脳が加速されているとしか受け取れません。また、AI研究者がこのような機能試験者に与えるメリットはないでしょう。

ハードすぎて作中の扱いに困る

自分と同じ思考を持っているAI中央サーバにいて、加速中はそのAIが思考している、とプレイヤーが知ったらどのような反応をするでしょうか?多分発狂するのではないかと思います。無制限中立フィールドで長い時間を過ごしてきたプレイヤーほどショックは大きいでしょう。

例えば、マンガ銃夢」のキャラクターであるイドは、自分の脳がチップに置き換えられていると知って発狂してしまうのですが、そのような反応があってもおかしくないです。

正直そんな展開は読みたくないですし、ライトノベルに適した設定とは思えません。

一部のSFしか得をしない

こんな設定があったとして、喜ぶのは一部のSF厨だけでしょう。今まで説明してきた「SF的にはこうなるべき」というのは、フィクションという広いジャンルの中の、SFという狭い部分での正当性であり、SF以外はこだわっても仕方のない部分です。

例えば推理小説の分野にはノックスの十戒と呼ばれるルールがあるのですが、推理小説を読まない人にとっては、このようなルールはむしろ不自然に感じるのではないかと思います

ライトノベルはむしろそういう縛りから自由であり、ひたすら「面白さ」を追求するべきだと思いますSFからいろいろな要素を取り入れるのは良いですが、縛られる必要はないでしょう。

まとめ

というわけで、アクセル・ワールドSF方面から考えてみました。突っ込みどころがいろいろあると思いますが、勝手想像ですのでご容赦ください。

2012-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20120325000053

やずや」のときもそうだったけど、デフォルトの公開範囲は「公開」になってるのでは?

プライバシー設定もパソコンがないと面倒だしね。スマホからはやりにくい。

日本にはなじまないと言われながら、ユーザ数は増えてるけどね。

2012-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20120321115258

一軒家借りてた連中は全員アルバイト年収200万いかないレベルだったと思うけど

(みんな高卒直後~20前後だったし)

生活はすごく余裕あって、野菜を庭で作ってるわ

共同出費でゲーセンゲーム基盤と対戦用の業務用筐体や全自動麻雀卓買うわ

何故か自家用軽トラがあってキャンプ発電機積んでくるわ

ゲームは使いまわしだから主要タイトル殆ど遊んでるわ

猫は飼ってるわ

フリーダムだった

よくお邪魔してたけど、マンガのねたにでもできそうな生活でしたね

男ばかりというと汚そうだけど清潔だったし部屋沢山あるからプライバシーもそれなりにあるし

グループイベントやるときはたまり場にできて女性も来ていました

ルームシェア日本だと忌避感があるようだけど、もっと気軽にできてもいいですね

2012-03-06

Googleが迷走している」ことにしたい人たち

Gmailデザイン変更や、Google+の評判、プライバシーポリシーの騒動などを見るに、

Googleは巨大になりすぎて迷走し悪の帝国となった」

というストーリーに乗っかりたい人が多すぎると思う。

Googleプライバシーを軽視しているのは昔からだし、

Googleグランドデザインが欠如しているのも昨日今日に始まったことじゃない。

それでも俺は今も昔もGoogleサービスを便利に使っている。

Googleは何も変わってない。

変わったのは周りの認識だけだ。

2012-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20120301195114

うん。さっきも言ったけど、告知がない点が問題であることに異論はまったくないよ。高木先生はいつも「正しい」。

けれども、その「正しさ」が推し進められていった先に何があるのか、ということだよ。俺は、そこに不安を感じている。

セキュリティプライバシーとは、思想だ。多くの人間に受け入れられやすい種類の概念だが、やはり思想であることに変わりはない。

特定の思想に基づく「正しさ」を、それが「正しい」という理由で首狩り鎌を手に断罪を繰り返すと、何が引き起こされるのか。

NHKニュースによると、高木先生の活動は今回も成果を出したらしい。おつかれさまでした。

2012-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20120223120545

どうしてネットって、人のプライバシーさらして喜ぶような輩が多いの?気持ち悪い。

2012-02-16

おっさんIT用語

選択と集中
利益が出なかったので撤退、でも俺の間違いだったとは認めない」
「新規事業育てる体力がなくなった、でも俺は間違ってない」
のいずれかの意味
PDCAサイクル
反省しました」
「これからはがんばります具体案はないけど」
のいずれかの意味
「再発防止策」
「次に二度と同じ失敗をしないための仕組みづくり」
「俺のせいじゃないけど謝っておきます
「具体案を作りようがないけど次からは凄く気をつけます」
のいずれかの意味
ソリューション
受託開発」
「前の受託開発で作ったものちょっと改造して他の所に売ります
お客様と同業種の会社から開発を請け負った経験があります
のいずれかの意味
パッケージ
「前の受託開発で作ったものちょっと改造して他の所に売りますお安くしますよ」
意味
クラウド
アマゾングーグル
「レン鯖」
「クラサバ」
ホストダム端」
ブラウザ操作する社内グループウエア
外注をいっぱい使う」
のいずれかの意味
ICT
「イットと読み間違いが起こらないようにしたIT
「共有フォルダにおいたワードとエクセルをみんなで触って事務仕事する」
「今までと寸分たがわぬ帳票を前より簡単にいっぱい作って印刷できます
のいずれかの意味
ビッグデータ
2012年2月上旬までは「俺googleじゃないか研究に充分なデータ集められないという泣き言」
2012年2月下旬からは「違法だろうがなんだろうがプライバシー情報をまるごとぶっこぬいて分析して飯の種にします」
意味

2012-01-30

googleプライバシー ポリシー改悪が俺の中で話題に

http://www.google.co.jp/intl/ja/policies/privacy/preview/

Google が収集する情報

Google は、すべてのユーザーによりよいサービス提供するために情報を収集しています。その内容は、お客様の使用言語などの基本的情報からお客様にとって最も役に立つ広告オンラインで最も重要視している人物などの複雑な情報まで、多岐にわたります

情報の収集は以下の 2 種類の方法で行います:

お客様から提供いただく情報 たとえば、多くの Google サービスでは、Google アカウントのご登録が必要です。ご登録に際して、氏名、メール アドレス電話番号、クレジットカードなどの個人情報提供をお願いしていますGoogle提供する共有機能をすべてご活用いただく場合は、公開される Google プロフィール作成していただくようお願いすることもあります。これには、名前写真などを掲載することができます

サービスのご利用時に Google が収集する情報 Google は、ご利用のサービスやそのご利用方法に関する情報を収集することがあります。たとえば、Google広告サービスを使用しているウェブサイトアクセスされた場合や、Google広告コンテンツを表示または操作された場合です。これには以下の情報が含まれます:

端末情報

Google は、端末固有の情報(たとえば、ハードウェア モデルオペレーティング システムバージョン、端末固有の ID電話番号などのモバイル ネットワーク情報)を収集することがありますGoogle では、お客様の端末の ID電話番号をお客様Google アカウントと関連付けることがあります

ログ情報

お客様Google サービスをご利用になる際または Google提供するコンテンツを表示される際に、サーバー ログ内の特定の情報自動的に収集および保存されます。これには以下の情報が含まれることがあります:

お客様による Google サービスの使用状況の詳細(検索キーワードなど)

電話ログ情報お客様電話番号、通話の相手方の電話番号、転送先の電話番号、通話の日時、通話時間SMS ルーティング情報、通話の種類など)

インターネット プロトコル アドレス

端末のイベント情報クラッシュシステム アクティビティ、ハードウェアの設定、ブラウザの種類、ブラウザ言語お客様によるリクエストの日時、参照 URL など)

お客様ブラウザまたはお客様Google アカウントを特定できる Cookie

現在地情報

現在地情報を有効にした Google サービスお客様がご利用になる場合Google は、お客様現在地に関する情報携帯端末から送信される GPS 信号など)を収集して処理することがありますGoogle は、たとえば、お客様の端末のセンサー データから提供される近くの Wi-Fi アクセス ポイント基地局に関する情報など、他にもさまざまな技術を使用して現在地を判定することがあります

固有のアプリケーション番号

サービスによっては、固有のアプリケーション番号が割り当てられています。この番号とお客様インストール情報オペレーティング システムの種類、アプリケーションバージョン番号など)は、お客様が当該サービスインストールまたはアンインストールする際に Google に送信されることがあります。また、当該サービスGoogleサーバーに定期的にアクセスする際(自動更新の際など)にも送信されることがあります

ローカル ストレージ

Google は、ブラウザ ウェブ ストレージHTML 5 など)やアプリケーション データキャッシュのようなメカニズムを使用して、収集した情報個人情報を含む)をお客様の端末にローカルに保存することがあります

Cookie匿名 ID

お客様Google サービスアクセスされると、Google はさまざまな技術を使用して、情報を収集して保存します。その際、Google からお客様の端末に一つまたは複数の Cookie匿名 ID を送信することもあります広告サービスや他のサイトに表示される Google 機能のように、Googleパートナー提供しているサービスの利用の際に、GoogleCookie匿名 ID を使用することもあります

引用終わり

2012 年 3 月 1 日に発効

凄い!!!!!!さすが!!!小学生並みの感想

2012-01-11

年賀状からわかった郵便局のこと

田舎に住んでるネット友達が、毎年、地番をかかずに年賀状を出してくる(らしい)。

そして、10日ごろに「もどってきちゃった。地番かかなかったからかな」とネットで報告してくる。

(あたりまえだ。しらべたらうちと同じ郵便番号、同じ地名内に7000人が住んでいた。おまえが変だ)

まあそれはいい。 

その友達郵便番号と「字」(地番直前の漢字部分)までかけばかならず投函したものは遅れても届くと信じ込んでいるらしい

だってことしで3回目だ。毎年うちはテレビ局などの特定郵便番号を付された有名人ってわけじゃないって説明してるんだが)

こちらから出すときはちゃんと地番も書いてるし、「どんな薄っぺらいものにも黒猫メール便使うな。放置されてぬれから」という意味不明のお達しにも普段従っている。

それもいい。

それはいいんだ。

問題は、やっぱり怖いから、私が名前を少し変えて教えていること。通称レベルだけれどね。

そして普段(年末年始ほど郵便局が忙しくない時期)ならば、地番とその名前だけで意識せずにけっこうものが届いていること。

その家は家族全員地番をかかないまま郵便をつかっているし、それでなんとかなってるらしいんだ(少なくともその人はそういっている)。

それ当たり前のことなの?

これ、下までフルネーム本名だったらさ、時間のかかり具合からみて、ちゃんとしらべてとどけようとしてるんじゃないの?>民営化されたゆうびんというところは

今回は時間がなかったから届かなかったけど。ねえなんでこの組み合わせで今まで届いてたの?

それって、住民票データベース流用して名字だけ検索とかしてるんじゃないの?

それってプライバシー上まずいことが起こってるんじゃないの?

まあ届いたほうがうれしいけどさ、とか少々怖い考えになったか

変名の件もふくめて内緒にしたいからここに投げにきましたとさ。

さあねよう

あっちなみに黒猫は独自でひっこしデータベースまでくんでるらしいってしってる

黒猫経由でくるダイレクトメールに対する移転届もうけつけてくれてるのを知ってる)

2012-01-01

http://anond.hatelabo.jp/20111231232428

嫁に行くのも大変だが、婿に行くのはもっと大変だと思う。

紀宮さま結婚した黒田さん(黒田さんは婿入りじゃないけど)はすごい。

もう立ち食いそば食べたり、コンビニ肉まん頬張ったりできないと思う。

ドラッグストアコンドーム買ったりも難しそう。

職場での扱いはどうなんだろうと心配になる。

上司からも部下からも腫れ物扱いされるんじゃなかろうか。

少なくとも窓口業務はさせたくないでしょ。

それから現場の指揮も、渉外も。

残業とか休日出勤もさせたくないし。

あんまり偉くさせるわけにもいかないし、かといって下っ端にいられても困るし。

出来ることなら言葉を発してもらいたくもないな。

ふとした拍子に東電鳩山菅をdisったりされたらどうしようって思うもん。

適当な名ばかりのポストを与えられて、どうでもいい仕事をたった一人で淡々とこなして、定時まで時間を潰したりって感じじゃないだろうか。

イメージとしては、一人で資料室にこもって資料整理を任されてる人みたいな、ほぼ辞めさせたい人に対する仕打ちのようなのを想像してるんだけど。

私生活で発散させりゃいいんだろうけど、俗な遊びは難しいだろうし、かといって目立った贅沢もできないだろ?

お金の使い道と言ったらセキュリティプライバシー対策ばかりで、ちっともエンジョイできない人生

食べ物も洋服も趣味の物も、セキュリティプライバシー対策がしっかりした店でしか買えないんじゃないの?

本人はユニクロだとか紳士服の青山でいいと思っていても、いろいろ考えると結局は皇室御用達の仕立屋でしか買い物できないとかさ。

まあ、とにかくとして、愛子様婚活絶望的な難度だと思う。

2011-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20111227022022

サーバで保管してる情報の側に「専門機関がその個人を特定することが出来る」手掛かりがあるなら、プライバシー上の懸念は似たようなもんじゃないの?

あと、生体認証キーは、有限回数の変更は可能だよ(たとえば右手静脈→左手静脈→右目虹彩→左目虹彩みたいに)

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