はてなキーワード: 風土とは
日本人はよく無宗教と呼ばれるが、私はそれは当たり前だと思う。日本にキリスト教のような確固たる宗教が生まれるほどの素地もないし、その資格もないからだ。
宗教が生まれる素地とは、その宗教が生まれる土地の風土のことだ。風土とはその土地に住む人間の気質や文化の形成に関わる地理的、気候的環境のことである。
キリスト教のような一神教は自然の恵みの薄い中東の砂漠の風土から生まれた。そこでは神は人間の味方で、厳しい自然をも超越する。神の言葉である教典もその土地での生存戦略において合理的である。その信者は生活のありとあらゆる場面で神を拠り所にする。
一方で日本は伝統的にアニミズムという多神教の宗教観に依拠している。それは四季の変化や災害の多さ、生物種の多様さに起因していると言われる。そこで(沢山いる)神とはその様な自然環境の理由であり、アニミズムとはその中で人が生きる生存戦略である。故に日本において神とは必ずしも人間の味方ではなく、そこにあるだけの存在なのだ。神社が行う祭祀も神のご機嫌をとり、神と人間が共存共栄を図るための儀式である。
このような日本と中東の風土の差から、日本では信仰するに足る神様は生まれでてこないのだ。むしろそんな神が日本にいたらとんでもない憎き業を抱えた存在になるであろう(まあ、それを神と呼称することも無いであろうが)。日本には真の唯一絶対神は存在しえないのだ。それは仏教やキリスト教が伝来したときも変わらなかった。
無宗教というのは日本に外来の宗教が入ってきたときに、日本古来の習わしと共存共栄するための文化的産物であると思う。したがって無宗教は反宗教ではなく、むしろ宗教を維持する工夫であったといえる。そうでなければ仏教やキリスト教は今ごろ日本から排撃されていたかもしれない。
誤解なく言うと、私は日本において一神教の神を信仰することを否定したりとか、あるいは神道やアニミズム以外の信仰を認めなかったりするのではない。むしろ日本に住むどの人も何かしらの信仰を持つことを望んでいる。その時に同じ神を見ることは無いのだ。同じ所で安全に平穏に暮らしているその事実がより重要なのだからだ。
日本映画の土台を余すところなく使い切った作品。お約束を守って、その中で暴れてる。日本とは、美しい自然、田舎ののどかさ、四季の移ろい、子供は純粋にたくましく、大人は屈折しつつも前を向いていく。季節が巡るように、人間もまた変わってゆく。安心安全な、あたたかい故郷にいだかれて。
これ北海道で撮ったら北の国からになるし、沖縄で撮ればハイサイになる。要するに日本の歳時記と共に織り成す成長の一記録。
ひとりだけ、とんでもなく身体のキレが良い人がいる。我修院達也さんだ。たしかにあの人をここに出そうと思ったらお爺さん役しかない、でないと主役になってしまうカッコよさ。あとこの映画射手座の男が多い。武田信治浅野忠信そして我修院さん。射手座=日本映画のはみ出し者だから、日本の風土に対する違和感としてとても機能していた。
タイトルで強烈な文言を述べたが、私個人は神様を信仰していない。私は神様ではなく自分に幸福をもたらしてくれる縁や尊敬できる偉人を信仰している。
私の家系は日蓮宗であるが、それを意識することはほとんどない。葬式や父の実家の仏壇を拝むときだけだ。クリスマスも初詣もするし、お守りを持つこともある。
このような態度は無宗教と呼ばれ、日本人の多くはこれに分類される。中にはこれを宗教的態度の欠如であると批判する人もいる。私が小学四年生の時の担任教師はこれをおかしいと非難した。
しかし、私はこのような「無宗教」が日本で起こったことや、無宗教の人が宗教の恩恵にあずかれるのはおかしいことではないと思っている。
日本人の宗教観は、この世には沢山の神様がいるという宗教観である。この世のあらゆる事物にはそれぞれの神様が宿り、神様達の動きによりこの世界の因果関係が決定されると考えた。それぞれの神様は人間と同じく感情を持つものとして考えられ、祭祀や信仰はその神様のご機嫌をとることに近かった。この宗教的態度は外国から仏教や儒家思想、キリスト教などが入ってきても変わらなかった。
このような宗教的態度が生まれた背景を和辻哲郎のエセー「風土」は日本(および東アジア)の雑多な生態系と災害の多さに求めた。日本人は古来より抗いがたい災害に見舞われ、それに耐える忍耐力を養った。そしてその気象条件は同時に命の恵みも与え、我が国に植物や動物の息吹があまねく見受けられるのである。
こうした環境が日本人の精神を作り、その精神から人格を持つ沢山の神様を生み出したのである。これは自然環境が変わらぬ現在でも同じであり、欧米や中東のような一神教的な絶対神が日本を征服できないのはこのような理由がある。一神教の神は、多神教の神の国の一部として取り込まれるのだから。
遠藤周作の小説「沈黙」では、日本に伝来したキリスト教の教えが日本に根付かず改変されていることを元宣教師のフェレイラが嘆くシーンがあるが、それは上の風土を考えれば当たり前のことなのである。
一方でキリスト教やイスラム教などの一神教が誕生したのは、砂漠の国の中東からである。そこは日本とは全く異なる生命の息吹が皆無の殺意の大地である。そのような状況から砂漠の民のヒューマニズムへの関心はとりわけ高く、それが人間の味方である絶対唯一神への信仰を生み出した。
それがヨーロッパに入り浸透したのは、ヨーロッパの民族は合理的で従順だったからである。ヨーロッパは生態系が単調で、人間からすれば自然は全部「役に立つ」ものだった。そこから古代ギリシャ・ローマに代表される科学的合理的思考がこの地で起こり、それはヒューマニズムに満ちた一神教を受け入れたのだ。
ここで、あらゆる神や宗教を吸収する多神教の国日本と一神教が人々を統べる欧米や中東の差異が分かる。そして、これが日本の無宗教を受容する態度と非難する態度の違いを生み出すのだ。
一神教的宗教観は日本の無宗教を非難するが、それは無宗教が神様を信仰しないからだ。一神教の神は世界の創造者で裁定者で救済者なのである。それを信仰することが彼らの人間として生きることの証なのだ。故に無宗教は非人間的な態度であり、シリアルキラーと同類の存在なのだ。先の私の小学校の先生も無宗教を人間として無節操な態度と考え、非道徳の理由を無宗教に求めたのだ。
その上で私は一神教的宗教家の方々の私の宗教観への批判に反論したい。私が信仰しているのは神を持たない宗教であると。
先ほど私は日本の宗教観ではこの世の事物にはそれぞれ神様がいると述べたが、それはあくまでいるだけであり信仰する神ではない。物事の因果を神の所業と考えているが、それを起こす神が気まぐれでそれが沢山いる以上もうどうしようもないのだ。もしこれが人だったら早々と見限るような神々は沢山いるのだ。神は人を選ぶのだろうが、人間も神を選ぶのである。
私も以前は神は正しいメッセージを授けてくださると思っていたが、いつまでたっても授けてくださらない。それは当たり前のことであり、雑多な風土に宿る神が雑多なメッセージ以上の何かを発信することは出来ないのだ。日本の土地では裁定者たる神はいないのである。「沈黙」でも、主人公の前に裁定者は最後まで表れなかった。裁定者は日本という沼地で溺死したのだ。故に主人公は生きるという決意で生き延びたのだ。
「沈黙」では神を心のなかで生きる存在と最終的に結論付けたが、私はその神の存在意義は最初から否定した方が楽なように思えるし、そちらが神様にとってもありがたいであろうと思う。そうでないと私は神様に対する「たかり」になってしまい申し訳なさで死んでしまいそうだ。
何か危機に陥ったときにかつては祭祀や加持祈祷に頼っていたであろうが、科学の時代においては科学の方が日常生活では「烏合の衆」よりかは帰依出来る。
今のコロナ禍でも、精神的基盤を補強する役割以外では、神頼みよりも衛生的処置や医療措置の方が遥かに大事なことはすぐに分かる。
では私は何を宗教に求めているかというと、私の心と世界とのコミュニケーションである。世の中には理不尽なことは沢山ある。そんなときに世界が沈黙し私を嘲笑しているように錯覚することがある。
だが、それは私が世界とのコンタクトを放棄しているからである。世界は私を嘲笑していない、語りかける励ましの言葉はある。私がそれに気付くとき、私は心を開き癒されるのだ。その回路を開くことが私の宗教的態度である。私が信仰しているのはそうしたものである。
私は長々とここまで語ったが、私は他人の宗教的態度を否定するつもりは毛頭ない。私には私の納得する宗教的態度があり、それを大切にしている。故に他人にはここで語ったことに対抗しうるだけの宗教的態度があると考えられる。私はそれを侵すつもりはないし、相互不干渉を守りたいと思う。自分の守りたいものと同じように他人の守りたいものは守りたいのだ。
私の記事は以上だ。
コロナ振り撒く首都圏民避けるついでに、この手の観光客様だから神様ですみたいな恩着せがましい意識の厄介客も未来永劫避けられるんだから御殿場からすれば願ったり叶ったりでしょこれ。
[B! COVID-19] 1都3県の客「お断り」 市が飲食店用の張り紙作成 静岡・御殿場 - 毎日新聞
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/040/021000c
sippo_des 行かねえよ、、むしろ覚えとくから、食べログに写メしといてください
snowboard_fan 御殿場は毎回こんな事やってるイメージ。コロナ終わっても二度と行かねーわ
paku7651 差別ふりまわす自治体がまたひとつ。行ってはいけない。
travel_jarna 御殿場って前からこんな感じ。結果、飲食店で関係者同士のクラスター起こしてるんだから世話ない。この辺りはこういう風土だから、自分は前から行かない。
kaitoster 御殿場市なんて首都圏からの観光客で経済成り立っているような街なのに正気なのか?御殿場市民だけで経済成立するなら良いけど・・・。 地方差別
munetak 1都3県の客が金落としていってるわけで、コレ悪手なんじゃない? COVID-19地方
komayuri いつか御殿場市で何らかの病気が流行ったとき、神奈川県庁や東京都庁が「御殿場市民お断り」という貼り紙を作って飲食店がそれを貼るのもアリということですか?
Delete_All 神奈川県民だけどここまで露骨に避けられると清々しくてよい。倍返しされてもしらんけど。 やられたらやり返す
byod やっぱ田舎って差別社会なんだな、気持ち悪い。普通に県境に検問を設置すればいいと思いますが。
hibiki0358 内輪もめしてる場合ちゃうのがなんでわからんの???やったことは、やり返されるで。この先、富士山噴火とか東海地震とかあっても、1都3県は御殿場市民を手助けせんかもよ???
annoy ヽ(`Д´)ノもう行かねえよ!ウワァァン
当初聞いたときからかなり被害規模も拡大している睡眠薬事件。内服された方が一刻も早く回復されますように。
他の製品も全て差し止めだからこの年末の忙しいときに色々な薬局や病院の採用担当部署は代替薬の手配で残業へと叩き込まれているはず。
それはさておき正直患者さんにこういう副作用が有りますって言われて、混入か?って疑えるかという話。
自分だったら、まず副作用と内服開始歴の聞き取りをして、副作用(添文、IF)、PMDAの報告確認、RMPとか探して、構造式から起こりうるか…?症例報告の論文、海外の添付文章、論文、それでも無理なら…どういうことだ?ってなる。開始時期が一致してたら即変更だけど、今回の件だと違う薬局で他社製品をもらったら副作用が出ないという謎の状況が生まれてしまう。
難しいのが痛み止めとかの頓服薬なら一回飲むの止めてみましょう?って言えるけど、抗生物質関係は薬剤にもよるが基本的に血中濃度を維持することが大事、中途半端な低濃度だと効果もないし耐性菌を生むから中止しにくいところ。外来はおそらく爪白癬の難治例とか?外来患者ってことはそこそこ元気な患者さんだから社会活動に影響するし、入院は逆に状態が良くなくて患者さん自身からの訴えが少なそうだから見つけるのが難しそう。
しかも新規薬剤ならともかく前々から使われてる古いイトリゾール単剤でいきなり副作用が増えたって言われたら???ってなる。大阪の処方量が多いのは会社の位置関係で採用企業が多いのか、それとも風土として処方量が多いのかはよくわからない。
リスミー自体はプロドラッグで、活性代謝物及び非活性代謝物への代謝はCYPだけど、結局CYPが障害されても加水分解されるからイトリゾール自体との相互作用はそこまで気にしなくても良さそう。非活性代謝物の排泄は腎から。正直BZ系以外の薬が充実してきているので、新規開始するなら疑義して非BZ系を勧める。
定常状態までは3日間。これがトリアゾラムなら代謝酵素の関係で用量以上の被害が出ていたはず。イトリゾール自体が相互作用多い薬剤だから副作用っていうより、飲み合わせ関係をめちゃくちゃ気にしてたら実は中に睡眠薬入ってましたという…。
詳細はわからないけど少なくとも何人かは薬剤師に相談したと思うし、そこから副作用報告をあげることはあっても、まさか混入とは。私なら疑えない。ふらつきや眠気なら他に何か疾患があることを疑うこともあるし不定愁訴の場合もある。明らかに開始時期と副作用症状出現時期が合致してたら言えるけどな。
後発品は玉石混淆とはいえ後発品のイメージを凄く悪くしてくれた。医療経済の負担だよ。全ての人の全ての薬を先発品にすることは全額自費ならまだしもコストがかかりすぎる。これからまた先発品にできないのかって聞かれる回数が増えると思うと鬱。ジェネリックの肩を持つわけではないけど、剤形で凄く使いやすい(液剤あります、粉砕できます、一包化できます)のはたくさんあるというのに。このような事例があったからには法令規制がより厳しくなるかもしれないし、しないといけないとも思う。
本当に真面目な人は何か変だなって思っても、我慢して飲み続けるから、こちらも具体的にこういう副作用でる方もいるんですけど症状ありませんか?って聞くようにしてる。そういえば…とか実は…って言われることも多いしね。
患者さんの発言には勘違いもあるからたくさん言ってることや雑談の中から状況を判断する要素を拾い集めるように気をつけてるけど、まだまだだなと思うこと多数。
これからも気をつけていきたい。
これは大変だなあ・・・
まったく同じ環境は経験したことないけど、間に入って調整したことがあるのですごくわかる。
私の仕事は、お客さんの仕様書を読んで仕様書や図面を作ったり金額を見積もったりするよくある仕事です。いろんな機器をあつめて一つの製品にするので、ある程度システムは決まっているけど毎回1から設計します。
思うに、ビジネススキーム自体がこの要素をもっているから、不可避だとは思う(結論)
カスタマイズしないで売るっていうサブスクみたいなビジネスなら主の苦労はないだろうけど。
たくさんパターンを持って行くと客の手前、都合がいいからってだけ。
設計なんてエクセルでちょっと計算して、ちょっと図書書きかえれば終わると思っているのかもしれないけど、一々検討が必要なので複数件数と変わりないことのほうが多いです。
これをちゃんと部署の問題として説明したほうがいいよ。相手は理解してないか、理解しててわざとやってるかだから。
まあこれはイーブンかな。標準価格をはやめに出すのがフツーだけど、これは会社による。
契約条件で難しそうなところについて気づいたから尋ねたら「契約段階にならないと…でも大丈夫なのでとりあえず見積してください!」って言ってましたよね。それで技術的な項目については何度もお客さんと打ち合わせして、何度も見積改訂して、ほとんどウチに決まりそうだったのに、最後に契約条件を再確認したらダメでポシャった。
これはキレていいところだと思う。
③ 高圧的な人多すぎ問題
自分の言っていることは正しいですよという態度で語りかければ通ると思ってる人が多すぎる。所謂ハッタリというやつかもしれないけど、内部の人間相手にハッタリをかましてどうするんですか。あとハッタリでお客さんに適当すぎる説明をして技術に対応させるのやめてください。
40代以上はまだハッタリ営業が残っていると思う。つい先日おどろくべきハッタリ人間が入ってきて驚いたが2か月もたずやめた。
おそらくハッタリ業界での営業職だったのを、専門職の経験がある、といつわって入ってきた臭い。
昭和が対面営業の時代だったから、その残りの加齢臭は40歳が最後だと思う。30代以下は優秀なのおおいよー。
④ 急ぎで作成させるくせにお客さんに提出しない人
3番までは全体にむけてですが、ここからは数名の個人に対する愚痴です。本当に急いでるからすぐに出してほしいとか言うから深夜残業してやったのに、お客さんにはずっと後になってから提出したやつ本当になんだったんですか。何回かやられましたが、こちらでは本当に急ぎなのか嘘を言っているのかわからないので、いい加減にしてください。
ここまでくるともう組織として末期だよ。経営の問題。つきあわされる社員はたまったもんじゃない。
⑤ 電話でてすぐため息つく人
【追記】
予告はしたけどいつやるとは言ってない()から気長に待っててくれ。
①田舎(≠地方都市)に勤務する確率がかなり高いならやめておけ
④いやでも仕事が人生の大半を占める。好きになれ。できないなら辞めたほうがいい
理系の大学生/大学院生で増田を見に来ているような奴なら学校推薦で好きなところにいけるはずだ。
「AとBとCで悩んでるけどどうしよう」ってやつが読んでくれ。
①田舎(≠地方都市)に勤務する確率がかなり高いならやめておけ
メーカー勤務になると大半が工場勤務になる。工場は僻地にあることが多い。
寮もそのすぐ近くにあってそこで暮らすことになる。
何がまずいかというと、職場と家と生活範囲が重なってしまって常に会社の事を考えてしまうことだ。
それが良いって人もいるだろうけど、都会で暮らした人間には結構きつい。
初任給ってのはそこまで変わらない。修士卒なら今なら額面で23~25万くらいだろう。
そこで比較して「こっちのほうが1万高い!」って選んでもいいけど、大事なのは昇給幅。
初任給25万で昇給が年5000円のAと、初任給23万で昇給が年1万のB、何年かしたら逆転する。
30歳でいくつもらえるのかは社員に聞くしかない。ざっくばらんな場()で聞いておこう。
悲しいかなメーカー勤務はそれなりに残業する。就職四季報に平均20時間って書いてあっても40時間、60時間、80時間することがある。
仕事の量が多いとか、効率が悪いとか色々理由はあるが、そこはいったん置いておく。
怖いのは、40時間の残業に対し20時間分しか残業代が払われないことがある、ということだ。
これは裁量労働制とかみなし残業とか自己啓発()とかちゃんとした制度によるものと無茶苦茶な社内風土によるものと色々あるが、働いた分はちゃんともらわないといけない。
これもざっくばらんな場()で聞いておこう。
④いやでも仕事が人生の大半を占める。好きになれ。できないなら辞めたほうがいい
学生のころは研究室、サークル、バイト、とか色々な所属先があったと思う。社会人になってもそれは変わらないが
職場にいる時間、仕事している時間は日常の圧倒的な分量を占める。
平日5日間8時間働くと週40時間だ。7日×24時間=168時間あって、1日7時間睡眠だと週に49時間。
1週間で活動できる時間はだいたい120時間なので活動時間の三分の一が仕事になる。さらにここに残業時間が加わるから比率はどんどんあがっていく。
それなのに「いやだいやだ辞めてしまいたい」と思いながら仕事するとどうなるか。人はバグる。
仕事を好きになるしかない。一生懸命になるしかない。向き合うしかない。三分の一を占めていても気にならない、という状態にしなければ人はおかしくなる。
「こんな仕事好きになれるか!」だって?なら辞めたほうがいい。精神安定上そのほうがいい。
突き放しているわけではない、そうしないと人はおかしくなって死ぬのだ。人は簡単に壊れて簡単に死ぬぞ。
学生で付き合っていて結婚の可能性が少しでもあるなら大事にしておけ。そして早めに結婚しろ。
人生は多様化して価値観も様々になったが、悲しいかな「進学」「就職」そして「結婚」はついて回る。
増田は学生時代の相手と結婚した既婚者だが、結婚のメリット・デメリットをここで語るつもりはない。
あえて一つ言うなら、「結婚している」というのは社会的な信用のひとつになる。
「大卒」「修士卒」「資格持ち」と同じくらい「既婚者」というのはステータスだと知っておいてほしい。
よし、みんなわかったな。次回は「結婚したけど家に帰りたくない。残業して時間つぶしているけど残業代も出ないし昇給も毎年スズメの涙。
NEWSポストセブン(2011.12.25.16:00)より抜粋
しかし採用の現場では「大学名より高校名に注目しろ」なのだという。
作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が、「最強の東大生」について語る。
* * *
面接官の間で、昔から使われているテクニックがあります。それは「高校名に注目しろ」というものです。
大学は一流でなくても、名門高校に通っていた学生は地頭がいいのではないかというわけです。
名門高校は自由な校風のところも多くて遊び呆けてしまう人もいるわけです。
逆に受験勉強がガチガチに厳しく、ドロップアウトしてしまう人も。
だから、有名大学ではなくても、高校が名門校なら優秀じゃないかと考えるわけです。
上場IT企業の採用責任者は「いまや、一番信頼できるのは高校名では?」と語ります。
~中略~
「ウチは東大生を毎年採用しているが、麻布→東大、開成→東大は採用できても、灘→東大は一人も採用できたことがない。企業風土の影響なのだろうか?」
さらに、こんな証言も。外資系戦略コンサルティング会社に勤める社員はこう語ります。
「やはり最強なのは灘→東大。コンサル会社は頭がいいのは大前提。その上で、競争に強くなくてはならない。その両方を兼ね備えたのは、やはり灘→東大」
再投稿
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
「◯工大学発ベンチャーです!自由に開発できる風土です!」みたいな宣伝文句に騙されて入ってしまった過去の自分をぶん殴りたい。
何がヤバかったかって?
そいつはクソみたいなアルゴリズムSを 何でもできるAI と宣伝していた。
いまどき「何でもできます!」なんて宣伝する馬鹿いるわけない、って思うじゃん?
マジなんだこれが。
「脳と同じ働きをします」
「ディープラーニングよりも軽くて高性能です」
でもって騙されるやつがいるんだこれが。
信じられないだろうけど本当にいたんだ。
騙されるやつはだいたい会社の役員とか高齢でコード書けない人間。
そういう人を意図的に狙っているようだった。
うまいこと口車に乗せられたら、お客さんが抱えている課題を聞き出して、「うちのAIならできます!」と言う。
「じゃあやってみて」と言われるので、「チューニングの必要があるのでお金をください!」といってPoCの費用をもらう。
「すごい意義のある仕事だから頑張って!でもこのアルゴリズムは絶対使ってね!」
そのアルゴリズムってのは卍が昔作ったと言い張っているもので、人工知能なんてとても呼べない低性能なものだった。
(卍はコードが書けないので多分学生か同僚に作らせたんだろう)
卍はそのアルゴリズムが大好きで、かなり執着していた。
割り当てられたエンジニアはそのアルゴリズムSの最強性を示す仕事をすることになった。
で、だいたいできない。
クソアルゴリズムがクソすぎて、どう使ってもクソみたいな結果しかでない。
クソ以外のプログラムで必死に工夫して結果を出すのが常態化していた。
「自分で使い方を書いてくれ。そしたら俺たちも使えるようになるから」
と、卍の言う「何でもできるAI」を教えてもらおうとするエンジニアは多かったが、「忙しい」とか「使い方を考えるのはエンジニアの仕事」とか言って卍は逃げ回った。
一度だけ卍がコードを書いたことがあるのだが、for文すら書けないド素人であることが判明した。
「できると言ったじゃないか!」と怒った客に対して卍は「もう少しやればできる」と時間を稼ぐか逆ギレした。
アルゴリズムSをうまく使えなかったり、アルゴリズムSの性能に文句を言ったりする人間は何らかの形で粛清された。
会社の全体メールで罵倒したり、会議で吊るし上げたり、技術指導と称して詰問しまくって精神的に追い詰めたり、自尊心を破壊するような言動がいつもの手段だった。
嫌になった社員はどんどん辞めていった。
一度、とあるプロジェクトでディープラーニングを使って成果が出たことがあった。
経験者はご存知なように、ディープラーニングは優秀だけど使い所によっては成果が出ないなんてザラにある。
けどそのプロジェクトではうまくディープラーニングが機能した。
エンジニアは正直にそれを卍に報告した。
卍は面白くなさそうに聞いていたが、一応成功したわけだし、渋々成果を客に報告した。
驚いたことに、卍はその成功事例を、自分のアルゴリズムの成果のように宣伝し始めた。
3年以上在籍した社員は1人もいなかった。つまり3年以内離職率は100%だ。
卍は辞めていった社員の悪口を言いまくっていた。あいつはガキだ、社会人として未熟だ、小物だ。。。
あまりに多くの社員が辞めていくので、採用計画は頓挫し、全然人が増えなかった。
不信感をもったエンジニアがガンガン辞めていって、いつの間にか新人が入ってきて、その新人が不信感をもって辞めたくなる頃にはまた次の新人が補充された。
卍の穏やかな第一印象に騙されて入ってくる新人が後を絶たなかった。
あまりに多くの社員が辞めるので、投資家も心配して卍に意見したが、逆に投資家が攻撃対象になってしまった。
投資で得た資金を食いつぶしながら、そのAIベンチャーはしぶとく生き残っている。
実態がヤバすぎるので、会社として成長することはあり得ないだろう。
ベンチャーと協業を考えている人や、入社を考えている人に言いたいのは、そのベンチャーが本当に技術力を持っているのか慎重に確認してほしいということだ。
口先の説明や画像や動画だけで、さも自分たちは技術を持っているかのように見せてくる。
そんなときは、「目の前でデモンストレーションしてくれ」「アルゴリズムを説明してくれ」と詳細を問い詰めてほしい。
実際には存在しないモノや技術が存在すると錯覚させ、お金を払ってもそれを提供しないことは一般的に「詐欺」と呼ばれる。
構成要件である「騙そうとする意思」が立証できない場合は刑法的に追及することはできないが、AIに関する宣伝の多くは詐欺に近い。
(略)
では、そうした現地点に立つ我々は、”未来のリクルート創り”をどう行っていくべきか。成長の原動力である”ボトムアップ文化”を残しつつ、社会的責任を果たせる”ガバナンス力”も同時に身につける。いわば、DNA・風土そのもののアップデートのタイミングが今なのだ、と思っています。
(中略)
とはいえ、”ボトムアップ文化”と”ガバナンス力”の両立は、相反することも多いと僕自身感じていますし、今後の皆さんの日常の仕事の進め方や考え方にも影響する事です。ややもすると、どちらかに振れて、対立的な状況を生むこともあるかもしれません。でも、それらを乗り越えて、DNA・風土をアップデートしていくこと。これが、今僕らがやるべき”未来のリクルート創り”なのだと思っています。
(略)
どうやらリクルートは自分達のガバナンス不足に関してボトムアップ文化であることが原因であると思いたいようである。これは数々の不祥事は下が勝手にやったことであると上層部が思っていることの裏返しであると考えられる。ボトムアップ文化だろうがトップダウン文化であろうがガバナンス・コンプライアンスはまた別の話であるにも関わらず、ボトムアップ文化とガバナンスはトレードオフであるとトップが考えているのは異常だ。彼らはリクルート事件から何も学ばず、今日も詐欺まがいの行為や倫理の欠けたビジネスを続けている。パワハラ・セクハラは日常のように起きているが人事や上層部に握りつぶされるという報告も多々ある。
確かに観光地になっているある種の完成され情報が揃っている場所に行くと、想像以上に想像通りだったり思った以上の新鮮さを感じることは少ない。それは私も実感として思う。
違う文化に触れて知識欲っていうか知見が広がるのは面白い。風土を知ったりその土地の歴史を知ったり、結局旅なんてそのきっかけの一つにすぎないのかもしれない。日常の刺激が足りないから刺激を求めるという話もあるだろうね。
人間そもそも、安定した衣食住を求める生き物だから、今の生活に不満がなく刺激も不要なら旅しないのはそれはそれで一つの正解だと思う。でも、わからないからって自分の価値観と違うのを否定するのはやめてあげてねって気持ちではある。