NEWSポストセブン(2011.12.25.16:00)より抜粋
しかし採用の現場では「大学名より高校名に注目しろ」なのだという。
作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が、「最強の東大生」について語る。
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面接官の間で、昔から使われているテクニックがあります。それは「高校名に注目しろ」というものです。
大学は一流でなくても、名門高校に通っていた学生は地頭がいいのではないかというわけです。
名門高校は自由な校風のところも多くて遊び呆けてしまう人もいるわけです。
逆に受験勉強がガチガチに厳しく、ドロップアウトしてしまう人も。
だから、有名大学ではなくても、高校が名門校なら優秀じゃないかと考えるわけです。
上場IT企業の採用責任者は「いまや、一番信頼できるのは高校名では?」と語ります。
~中略~
「ウチは東大生を毎年採用しているが、麻布→東大、開成→東大は採用できても、灘→東大は一人も採用できたことがない。企業風土の影響なのだろうか?」
さらに、こんな証言も。外資系戦略コンサルティング会社に勤める社員はこう語ります。
「やはり最強なのは灘→東大。コンサル会社は頭がいいのは大前提。その上で、競争に強くなくてはならない。その両方を兼ね備えたのは、やはり灘→東大」