はてなキーワード: 請負とは
家族で受けられるカウンセリングみたいなものがあって、それに何回か行ってるうちに、家族の態度がびっくりするぐらい変わってきました。それまでは「働け、家に金を入れろ、でなければ出ていけ」と。常にではなく時々、何かの拍子に言い争いになった時だけなんだけど、そういうことは言われてて。
その間はこっちも「そんな風に言われて、そうですかと働いてなんてやるものか」という気持ちでいたんだけど。カウンセリングを受けてるうちに「お前なりに辛いことがあったのはわかった」みたいに家族の態度が軟化してきたので、じゃあいい加減働くかと思ったわけです。
そんなわけでバイトの面接を受けました。面接が終わって、採否はいずれの場合も来週メールでご連絡しますと言われて。そして連絡が来ました。
その◯◯については実は面接時点でも話題に出て、第一希望とは違うけどそれでも対応いたしますというのは既に伝えてあったことでもあり、「問題ありません、是非やらせて下さい」とメールの返信をしたのです。
それきり、会社からの返信はありませんでした。お盆をはさむので担当者が休みなのかもと最初は待ちました。問い合わせのメールもしました。反応はありませんでした。家族には「そういう会社もある、もう忘れなさい」と言われました。
忘れようにも忘れられません。履歴書で落とされたり、面接で落とされたりするのはわかる。辛いけどわかります。でもなぜ一旦採用しますとまで言っておいてこんなひどい仕打ちを受けなきゃならないんだろう。
ニートになる前は一応フルタイムで働いていたのですが、その頃友人と思っていた人からひどい目にあわされて、精神的に痛手を追って、その影響から職場でもささいなことで攻撃されたと感じるようになってストレスを溜め、かといってそういう話を当時の家族には聞いてもらえるでもなく、心療内科に行っても睡眠薬と軽い抗不安薬以上の処方は特になく、カウンセリングに行ってもその場ではすっきりできても後にはつながらず。
フルタイムで働いていた頃はシステムエンジニアをしていました。かといって技術力があるわけではない、いわゆる客先常駐・請負派遣の身の上でした。開発ですらなくシステムの保守を数年やっていました。しかし前述の友人とのトラブルがあり、ちょうどそれに前後して保守業務が終了するので別の新規開発をやってほしいと打診され、話を受けました。
しかし私は正直なところコーディングが異常に苦手でした。保守だけやっていた頃は温厚で頼りになったリーダーが「なぜあの詳細設計書でこのコードになるんだ」とレビュー中に怒り出すくらいでした。そして当の私には何が間違っているのか、何がわからなくて間違うのかすらわからなくて。
学生の頃は勉強は大してやらずともできた方だったのに、新入社員の頃に研修でフローチャートを書かされていても新人で一番のスピードで正答を提出していたのに、いつどこでつまづいて、できなくなったのかすらわからない。コードと設計書を持ち出して(当時はまだぎりぎりそういうことが出来そうでしたが今は無理でしょうね)相談できる相手でもいたら違ったかもしれませんが、そんな相手もおらず。そして客先だったわけなのでろくにコードの書けない私は常駐を切られ、前述の通りプライベートの人間関係でもトラブルがあって人と会うのも嫌になり、そのまま仕事自体を辞めて、10年です。
そんな状態でようやく受けた面接で、どうして採用しますと一度期待させられてから地面に叩きつけられなきゃいけないんだろうか。叩きつけられても何度も何度も起き上がらなくては労働すらできないなんて。
労働は義務だと言われますが、なぜ権利ではないのでしょう。何かの精神障害に当てはまりもせず、どうして面接に行って、無理矢理言いたくもない建前を並べて我慢して面接担当者と騙し合って、採用ですと言われてもなおそれ自体が嘘だなんて。いいから仕事をさせろ。
・この後この会社からは連絡が来てバイトを始めましたが、自分だけ◯◯の条件だったけどほぼ同時期入社同ポジションの他の人達はその条件では働いていないことがもやもやしていたので、その後他の理由が出てきた時にじゃあもういいかと思って半年ほどで退職しました。辞める時は今まで喋ったことなかった偉い人が自席に挨拶に来て惜しまれた(建前かもしれないけど)。そこまで持ち上げるなら他のバイトと異なる待遇をなんとかしてほしかった……。まあトラバにもあったようにもともと合わない会社だったんだろう。
・その後ほどなくして良い会社に恵まれ3年働きましたが、契約上の理由から合意の上で退職しました。持ってるスキルを最大限活かせて居心地も良かったので居られるものならもっと居たかった。
・今は在宅で働いている。ユニバーサルマスク推奨派なのでずっとこの状態で居たいのだが、この仕事も契約期間決まってるんだよな。
年単位という長期のプロジェクトで、一品モノの製品を作る仕事をしている。
ただし確度95%くらいで、つまりほぼ毎回のようにプロジェクトは炎上する。
炎上の理由はハッキリしていて、プロジェクトをある程度まで進めないと、客も作る方も「結局、何が欲しいのか」が見えてこないのに、契約の都合上、予算も納期も絶対に動かせないから。
まあでもこれは大した問題じゃない。てか、そういうもんだと割り切るしかないので。
「期日までにできるのはこれとこれとこれだけ。1日24時間しかないんだから、こんなん全部できるわけねーじゃん。てか間際になってこんなタスク押し込みやがってふざけんな」
という趣旨でキレるなり泣きつくなりするか、逆に「なんとかしてくれ」と客が怒ったり泣きついてくるタイミングを見計らったりでしのげてるし。
俺が一番頭を悩ませているのは、作業請負で入ってもらっている作業者の勤務態度だったりする。
年配のベテラン格になればなるほど、
「自分ごときが頑張っても頑張らなくてもプロジェクトの成否なんて変わらない。だったらそんなこと関知せず、とにかくここにできるだけ居座ることだけ考えたほうがカネになる」
という態度の奴、つまりは最初から最後まで無気力試合を決め込む奴が増える。
ハナからそんなふうに仕事されちゃ、リーダーとしてはたまったもんじゃない。
そしてそういう奴でもなんとか動かそうとすると、結局オメーテメーの、暴力的なマネージメントをするしか手がなくなる。
今日どこまでやると決めたタスクは基本終わらせるまで絶対帰さないとか、成果物の不備を指摘するときは敢えて強い口調でダメ出しして詰めまくるとか、叱責はわざと周囲の全員の手が止まるくらいの剣幕で怒り上げるとか。
まるでふてくされた不良中学生を怒鳴りつける体育教師みたいというか、それこそ鬼のリーダーどころか鬼より怖いリーダーを演じないと、スキあらば遊び始めるから、あいつらは。
なんでこんな憎まれ役をやらなきゃいけないんだよ、マジでしんどいわ。
そこに来て、昨今はパワハラにうるさい情勢になってきたわけで、とうとうこの前、上司から
「お前『そこ』以外は本当に頑張ってるんだけどな、面倒見いいし」
と、遠まわしに苦言を呈されてしまった。
そうなるともう、俺としては怠け者を動かすために打つ手がなくなる。
てか、なんで俺ばっかり悪者みたいな流れになってるんだよ?
そんなことばかり考えている。
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期間は1年と2-3ヶ月。
──なぜこの仕事を選んだの?
単にコネ。履歴書に書けてすぐ使える資格は普通免許くらいしか無かったし、このトシで未経験でも就ける仕事ってことで、社長さんを紹介してもらったんだよね。
──辞めた理由は?
1.その場その場での判断が求められる、いわば瞬発力が必要な仕事ではあるが、自分にはそれが無かった。
特に路面工事でよくおこなう片側交互通行では、トランシーバーで他の隊員と連携しながら、タイミングを見計らって自動車列を止めたり流したりするが、この業務が自分は一番苦手だった。おまけに、ドライバーらからは罵声を浴びる事もしばしば。
これとか車線規制や駐車場での誘導では、夏場は日焼けで肌が火膨れや熱中症になる危険が・夜間のそれでは(特に道を急ぐタクシーなどに)うっかり轢かれかける事が、何度もあった。
また建築・解体現場でのダンプの出入りでの門扉開閉では、タイヤについた泥が歩道や路面に乾いてこびりつかないよう水を撒くのだが、水撒きの際に通行人や自転車に水が掛かりそうになって謝るのも常で、そういう時の対処が自分はヘタだった。
2.どこに行ってもタバコ臭が漂っている。
隊員の多くは、年金の不足分を稼ぐ目的な年配の人が多いのだが、ざっと見たところで半数以上は喫煙者である。これは事務所でも同様で、紫煙が漂うほどでは無いものの応接コーナー兼用の休憩スペースの灰皿には、常に吸い殻が溜まっていた。
さらに、警備対象現場へ向かう隊員チームを詰め込んだハイエースの車内は、さながらアヘン窟なみの煙たさで、これは非煙者の自分にはまさに地獄だった。帰りの電車の車内に入ると、案の定というか衣服にタバコの臭いが染み付いているのがよくわかったほどだ。
もっとも、管制担当者(隊員らの配備現場を決める人)もその辺りは察していたのか、タバコの影響が少なく通勤できる直行直帰の現場を、自分にはよく割り振ってもらってはいた。
社長の再婚相手の息子(対外役職としては常務)が、現場を仕切る『隊長』となる場面が多く、仕事はそこそこ出来るヤツなのだが『かなりの気分屋で、受け応えの悪い隊員には年上だろうが鉄拳制裁』で、そういった彼の振る舞いに嫌気が差して辞める隊員が少なからず居た事を知ったのは、働きだしてしばらくしてからだった。
ちなみに彼の前職は鳶職で、外見や体格・音楽の趣味などはモロに『ヤンキー』のそれである。
なお、寒さや暑さ・時期によっては大雨などの、気候への対策は衣服で調節するわけだが、自分がそれら気候の変化によって体調を大きく崩した経験がなかったのは、ある意味幸運だったのかもしれない。
──勤務条件はどんな感じ?
大まかに分けると、建築現場や行政施設や病院などでの『立哨(りっしょう・立ち姿での見張り)』だと、日曜日が休み。それ以外の商業施設や競技場での駐車場誘導や出入口だと、平日(曜日は不定休だが、ほぼ1週間に1回)が休みというパターン。
ただし、年末年始の初詣やGWほか『人出が多い』時期(お寺であれば節分や春・秋の彼岸、神社なら『十日戎』や例祭など)には、大半の隊員は行事での警戒警備へ優先的に配備される。
そういった業務集中の時期を除けば、事前申請しておけば休みは比較的取得しやすい。
勤務は連続8時間が原則で、昼休憩の場所や決まった時刻があるかどうかは、請負先の規模にもよる。
(コメントで指摘されてたように、トイレの時間はタイミングが合わずに苦労する現場の時もありました)
ときどき突発的に、葬儀場の通夜の立哨や小規模路面舗装などの警戒の夜勤が続けて入る例もあるが、そういったスポット勤務はおもに、稼ぎを優先したい人に回されていたようだ。
ちなみに自分は最後までヒラだったので、時給1000円×8時間=8000円が額面としての基本日給(※夜間・深夜手当が付かない勤務の場合)だった。
普通運転免許は、単独・2名・数名の隊員やカラーコーン・コーンバーや予告看板(『この先50m・工事中』などのあれ)などをクルマに積んで現場へ運ぶのに必要なので、できれば持っていたほうがよい。
これとは別に、国家資格である『交通誘導警備業務検定』や『雑踏警備業務検定』などがあるが、これらは警備会社で働きながらおいおい取得するという意味合いが強い。
種別としては2級と1級があり、1級ともなると『警備計画書を請負い先に提出』ができるだけのスキルが必要になる。
複数の隊員が配置される警備現場では、隊員のうち誰かが業務目的に沿った資格の保持者でなければならない(1・2級は問わず)し、そのことで給与面にプラスになる…とされる。よく、車道に出てトラックなど車両の誘導をしている警備員がいるのを見るが、資格持ちの隊員でなければあれは出来ない。
ただ、業務経験を通じて言えるのは、どちらかといえば対人対応スキルのほうが重要であろう、ということ。
例をあげると、日課としての業務報告の電話連絡で、特に請負先とのトラブルがあった際に事務所へ伝えるのが遅れたりすれば、不信感を持たれて以後の業務にも差し障りがある。この点は、世間のほかの仕事と変わりない。
請負先以外への対処としては、通行人が多い環境の現場ならば近辺の道案内も必須(特にに商業施設の周辺や駐車場内の誘導・駅に通じる通路での現場の場合)。
またその際、道や場所を訊いてくるのも最近では、日本人だけではない例も当たり前で、ある程度の英会話力があれば望ましいとは言える。
──もう一度、戻る事は考えている?
自分はさすがに懲り々々だけど、中には以前に所属した警備会社に『出戻り』する人もけっこういるらしい。60代・70代になると、雇ってくれる会社がなかなか無いこともあるが、勤務形態もフル勤務以外に週3日などで勤める人が多いのもこの業種の特徴。
※ ブックマークコメントを多くいただき、ありがとうございます。レス返しエントリーを、新たに立てました。
https://anond.hatelabo.jp/20190711003448
離職票などの諸手続きが完了しましたので、正式に表明しておきます。 このエントリーの元増田は、 id:guldeen です。
芸人闇営業問題が今話題のようですが、これって二つの側面がある。
すごい細かいことを言っていくと色々あるんだけど、上の二つだけに着目して考えて見たい。
反社会的勢力への仕事はまあ確かにテレビなどにでる芸人としては良くないのはわかる。
ただ、会社を通さない仕事ってのはそこまで悪い気がしないんだよな。
会社に所属している人で、何らかの請負業務や派遣で派遣されている人はわかると思うが、
自分たちの給料に対して、会社がお客さんに出している金額との差がすごい。
いわゆる中抜きがすごいというやつだ。
この中抜きの金額は会社によって違うのでまあ一概には言えないが、
仲介に入っているのに、実際は何もしていない、責任すら持ってくれない。
など、「何でいるの?」ってのが良くある。
これは本当に会社にただ抜かれているだけで、労働者は損でしかない。
そうしたら、直営業になれば全員が得をするので悪いことではないのではないかと思う。
だがおそらく、もともと責任を会社が持ってくれていなかったのだから、本人負担はほとんど変わらない。
となると、最後の問題って義理・人情・手続きのレベルなのではないか。
闇営業闇営業っていうけど、問題が複数ありすぎて、テレビにはまとめきれていない気がしたので
全部をまとめないで適切に分けて報道してほしい。
最初は所謂退職エントリみたいなものをあげようと思っていたけれど、「システム請負開発の人月商売はまじでつまらない」という一文にまとまるので止めた。(その結果ただのポエムになった。)
営業や経理などを浅く広く経験した後、成り行きでフリーで仕事をしていて、当時中小企業3, 4社から仕事をもらっていた。
地方都市に本社を構えていて、社長以外はプログラマしかおらず、月に数度営業のため東京に出てきている、という話を聞いてすぐに、顧客になり得ると思ってアピールした。
相手も私に興味を持ってくれていた。
店を変え、高い酒をご馳走になり、かなり酔いがまわっていたし夜も更けていた。
仕事相手として以上に女として興味を持たれているのには気付いていた。
フリーになって3年くらいでそういうのにも慣れるくらいには経験値があった。
好きな人としかセックスできないというほど固い貞操観念は持っていないし、特に交際相手がいないときはだらしない方だと思う。
でも仕事の相手と男女関係を持たないというのはずっと守っていた。
都内の営業所として借りていて、来京中はそこで寝泊まりしているというタワーマンションの下まで一緒に行ったけれど、入るのは拒んだ。
タクシーを呼んでもらった。
「本当に帰る?」と聞かれて「生理なので」とこたえた。生理ではなかったけれど。
可能性があるなら仕事が欲しかったし、仕事関係の男性とは寝ないというポリシーもある。
その後コンタクトを取り、その会社から仕事をもらうようになり、そのボリュームが増えていき、時期を見て誘われて正社員になった。
入社してからはわりとすぐに ”一社員” として、社長との関係もそんなに不審がられずに溶け込めたと思っている。(バーで出会ったというのは公言していた。)
初めて辞めたいと思ったときから実際に退職するまでには1年以上かかった。
その人の経営者としての考え方も好きでなかった。
中小企業に限るけれど年齢のわりには多く会社と経営者を間近で見てきている方だと思うが、魅力を感じられる経営者ではなかった。
ソフトウェアエンジニアの知人はたくさんいるけれど、リファラル採用で勧めたいとはとても思えない会社だった。
(私自身の力不足故につまらないものがつまらないままだったことは認める。)
退職の意思を伝えたとき、「私が社長を見下している」と言われた。
その通りだった。
それ以上に、私を女として誘って私が断った男性だし、断られた女に仕事を与えて正社員にまでした人だ。
囚人 「いや…」
ゲイン 「シベリア鉄道に、警察権はないんだぜ。冬至の祭りも始まり、ミイヤの踊りだって始まる頃なんだろ?」
ゲイナー 「?!」
ゲイン 「不平不満はあっても、自分からは何もしない。それがドームポリスのピープルの習性だもんな。ん?いいのかい?」
ピープル 「ミイヤの踊りが始まるわぁ」
「出ていくが、来るかい?」と「エクソダス、するかい?」が対応してるわけだな。
アナ 「初めてのコクピットで、キングゲイナーを操ったのですから。お前には感心しました。エクソダス、出来ますよね?」
ゲイナー 「えぇ?!」
ゲイン 「さすが姫様。少々お待ちください。俺のガチコの運転をしてくれるか?」
ガウリ 「ゲイン・ビジョウは今回のエクソダスのデザインをやってくれたんだ」
ゲイン 「あぁ?」
ゲイナー 「無実の罪で捕まってたんじゃないんですか?!」
33歳の正社員の介護士ですが、Web業界に転職したくて、約1年、専門学校に通って、有休(14日)も使って6ヶ月(36日間)、時給1000円でWebの中小企業(以下T社)でインターンシップしたら酷かった話し。
インターン開始から4ヶ月半が経った日の夕方に社長に呼ばれて会議室に入ると、1対1の面談で、雇用の延長はできないと言われました。
社長は「Web課は赤字なんだ、他の課の黒字で赤字を補填しているんだ」と言って、僕に簡単な損益計算書を見せてくれました。
「有休が発生するから、社労士と話をして、君は最長で半年までしか雇えない」と言われました。
僕は社長の話しを聞きながら、同じ部屋で、先ほどまで行われていた3人(全員20代)のリクルートスーツを着た若者の面接を思い出しました。3人同時に面接をしたのではなく、1人ずつ別々に3回、面接をしました。皆、顔見知りではないです。3人とも、あと2人が同じ日に面接をしていたことは知らないでしょう。僕は、今日は特に多いなと思いました。社長は毎週のように面接していましたが、これまでは1日に2人までしか面接したところを見たことがなかったからです。
僕は2018年12月上旬からハローワーク経由でインターンシップとしてT社で働き始めましたが、それから6ヶ月で、僕を除いて、計7人の新入社員がいました。T社は社員13名(社長、僕含む、外部委託5名は含まない)なのに大量採用、大量解雇なのです。8人の新入社員のうち、僕で3人目の離職者です。離職率は37.5%(中途入社で8人採用、6ヶ月の間に3人が離職)です。
1人目のYさん(20代)は約3週間で辞めました。社長と仕事の経過についての面談をした後、皆がいる中で「おい、何度も言わせるなよ、ったく」と軽く罵倒されました。社長がYさんに頼んだFileMaker(ソフトウェア)を使った仕事ができなかったからだそうです。それはそうでしょう。触り始めて1ヶ月も経っていないんだから、難しいに決まっています。契約期間は残っていたのに、僕はその後Yさんを1度も見かけませんでした。
Sさん(20代)は、請負になり、自宅でプログラミングの仕事をすることになりました。
2人目の(Kさん,20代)は1日で辞めました。社長の知り合いの紹介で可愛らしい新卒の女性でした。僕の、次の出勤日に、別の社員が席に座っていたので「あそこはKさんの席じゃないんですか」と聞くと「Kさんは1日で辞めた」と言われました。それで終わりでした。他の社員は皆慣れているようでした。僕は仕事を1日で辞めた人を初めて知ったのでとても驚きました。
そして、僕が辞めることになりました。
それに、当たり前ですが、誰も新規には雇われないというわけでもありません。僕に業務を教えてくれるSさん(パートの女性,30代)はすでに10ヶ月間働いています。「ここに来る前は失業者だった」と昼食時に話してくれました。ハローワークや求人サイト経由で働き続けられる人もいます。
僕は「68件も月次レポート等を作成したんですよ(うち2件は単価6万円)」と社長に話しました。それに対して、社長は「例えば、封書に入れて、郵便局に持っていくような仕事だ」と答えました。つまり、誰にでもできるレポート作成ということです。何十通作成しても、社長にとっては仕事のうちには入らないのでしょう。
これは社内失業者のための仕事という意味です。「郵便物や宅急便を出す[1]」以外にも「ネットサーフィンをして面白そうな記事があったら週一回、上司にメールで報告する[2]」「データをDVDに焼く[3]」「自社と競合他社の商品を勉強するために、他の家具メーカーのホームページを見る[4]」などがあります。
問題は、こういった仕事は、下積みとは違って将来の大きな仕事にはつながらないのです。
"下積みは、長期間にわたり計画的に行われる社員教育の一部である。確かに入社当初に任されるのは、経理処理や採用のサポートであり、地味な作業が中心かもしれない。しかし、その作業は最終的には大きな仕事を遂行するために必要な知識・経験を得るためのものなのだ。(中略)一方、社内失業者は、就業時間のほとんどを仕事を与えられずに放置される。与えられることがあっても極めて少量の雑用に過ぎない[5]。"
そして、2つ目の問題は上の世代から見ると、こういった仕事は、自分の若い頃の下積みに見えるということです。
"課長に相談したことがあります。40代後半ぐらい。仕事がない状態を伝えて、なんとかしてもらおうと、わりと顔を見るたびに相談してたんですよ。
そうすると、課長の"お説教スイッチ"が入っちゃうんですよね。別室に連れて行かれて2時間も3時間も
「これは君の為に言ってるんだけど、僕はね、社会人最初の会社でこうやって教えてもらって、鍛えてもらって、よかったからね。仕事は自分で探すものだから。僕はそうしてきた。仕事がないと思ってるかもしれないけど、探せばある[6]」"
そして、自分の仕事が将来の大きな仕事にはつながらず、社内失業状態だと気づいた社員からやる気が低下[7]して、転職活動を始める。でもそれもうまくいかないことが多い。
以前の前向きだった自分はどこに行っちゃったんだろうって思いますね。仕事にたいしてやる気が出ない。ちょっとした用事も、めんどくさくてしょうがない。封筒に書類を入れて宛て名を書くだけなのに、30分ぐらいかかることもあります。命令された雑用を「ハイハイ」ってやるだけ。小学生でも教えればできますよ。こんな状態で転職して、はたしてちゃんと働けるのか、それは自分でも心配です」
実は多くの社内失業者が転職を視野に入れている。にもかかわらず、なかなか転職できない現状がある。
なぜなら、雑用ばかりを担当させられ、まともな業務経験が積めないために、履歴書に書くことがない、面接で話すことがない、自分をPRできない状態だからだ。郵便局に毎日行って郵便物を出していましたなんてことを、あなたは履歴書に書けるだろうか?[8]
僕は「Googleアナリティクスもスプレッドシートもデータポータルも使えるようになったじゃないですか」と社長に言うと「Googleアナリティクスだけじゃダメだよ」と言われました。
「じゃあ、僕はどうすればよかったんですか。FileMakerも使えるようになればよかったんですか」と聞くと、
「FileMakerを使えるようになっても、雇えるかどうかは分からない」と言われました。
そして、最後にこう言われました。「雇用は延長できないけれど、FileMakerの仕事の請け負いなら頼んでもいいよ。でも、その仕事に責任を持てるか」「Webの仕事は相当頑張らないとダメだよ。今の仕事は辞めたらどうだ。俺たちは、今でも帰宅してから深夜1,2時まで頑張って勉強しているんだ」
僕は「じゃあ、僕にもそうしろって言うんですか。残業はさせられないけれど、1日3,4時間は勉強しろと」
社長は「今はそう言うことは大っぴらには言えない。働き方改革だからね。だけど君は自宅でほとんど勉強していないだろう」
そんなことはない。自宅でだって勉強しているけれど、それは正社員の介護職をした後で、ここでインターンをした後の話しだ。ダブルワークで有休を使ってまで働いているのに、そういう側面は見ない。そして社長はそれを分かって言っているのだ。
「君は未経験だからね」「最初の段階で来るべきじゃなかった」「会社に貢献していない」「基本レベルに達していない」
残業をして、Webの勉強をしようとしたこともありました。でも、マネージャーからは
「規定時間以内に求められる成果・結果を出すことを重視する。」為です。
長い時間仕事をする事に価値を求めたり、評価する事はしません。"
結局、答えは始めから決まっていたのだと思います。僕は平均的な求職者だと思います。でも本当に残したい優秀な人材ではありません。でも、だからと言って法的に解雇していいほど無能な人材でもない[9]。だから、有期雇用で使い捨てる。問題は、会社がそれを元から織り込んでいることです。元々Web業界にいる人材ならこの中小企業は選びません。だから、未経験からWeb業界に転職したい求職者をハローワークや転職サイト経由で最低賃金で採用します。でも、実際には、彼らは平均的な人材だから長くて半年までしか雇われません。それ以上雇うと、企業に雇用責任が生じるからです。社長からしてみれば、彼らが1日で辞めても構いません。もちろんSさんのように雇われ続ける社員もいますが、それは例外です。
自社の新規事業や簡単なレポート業務などを、常時3,4名のアルバイト(パート)を雇って大量生産させる。上司がチェックして、顧客に提供しますが、顧客が作り手のアルバイト(パート)の顔を見ることはありません。
社長は「新規事業の調子はどうだ、依頼はあるか」と社員に聞きます。そのレポートを作成しているのは、僕とアルバイト(パート)の女性2人なのです。2,3ヶ月経って、引きが少なければ事業から撤退して、...ということなのでしょう。
TVゲーム風に言えば、"ノーマル(正社員)モード"だと思っていたら、2ヶ月働いて、"ハード(非正規社員)モード"だと分かった。それでも構わないと思いながら働き続けたら4ヶ月半経った頃に"無理ゲー(はじめから雇うつもりはない)"だと分かった、という感じです。
最初の面接の時に、社長は「できるだけ長く勤めてほしい」「はじめは「半年間で」と言ったが、2,3年はかかる」「介護の仕事は辞めないで、働いてほしい」というものでした。僕は、ここで頑張ろうと思いました。でも、それは幻想でした。
本当なら、その時に、Web課の損益計算書を見せてもらうべきでした。そうすれば、僕は当たり前の疑問「どうして赤字なのに求人票を出しているんですか」と聞いて、入社しなかったと思います。
最初から無理ゲーだと分かっていたら、僕でなくても、誰もゲームを始めないと思います。
でも、そう言ったら、最低賃金で働いてくれるアルバイト(パート)が集まりません。だから、はじめは馬(僕のような未経験の求職者)の鼻先に人参(Web業界の正社員雇用)をぶら下げるのです。それが実際には存在しない雇用だったとしても。
ハローワークに求人票を掲載している一般的な中小企業は、書類審査や面接で応募者をフィルタリングしてから短期雇用やインターンシップ契約を結びます。目的は正規雇用するためです。
でも、T社は違います。考え方が逆なのです。「Web課が赤字だ」とすれば、本来ならば、少しずつ仕事量や社員を減らす必要があるのに、そうしない。将来につながる赤字なら問題はありません。先行投資だからです。でも、この赤字はただのしがらみなのです。
だから、赤字部署の仕事を、できる限り人件費をかけずに維持する必要があります。そのためにハローワーク等から最低賃金の労働力を調達するのです。
本来ならハローワークは「国民に安定した雇用機会を確保することを目的として国(厚生労働省)が設置する行政機関[10]」なのに、T社は、経営を維持するために短期雇用者を供給する行政機関と割り切っているのです。これは雇用の調整弁ですらない。解雇することを前提として雇うのですから。一番重要なのは、長期雇用(正社員)に雇用転換しないことです。人件費の負担が増えたら、部署の赤字幅がより大きくなるからです。
つまり、T社の採用戦略は、長期的な顧客との関係を維持するために、短期的な求職者との関係を犠牲にするというものなのです。そのためにハローワークは利用されているのです。はじめはこんな風ではなかったのだろうと思います。でも人件費抑制には中毒性があるし、毎週のように求職者が面接に来る。だから少しずつハマっていったんだと思います。
ロスト・ジェネレーション世代(僕は違いますが)は、自分たちより上の世代を簡単には信じません。雇用契約で苦い思いをした経験があるからです。雇用者側の言うこととやることが違って、しわ寄せは、全て若い世代(自分)が被る。
僕の場合で言えば、美しい建て前は団塊世代より少し下の社長やマネージャーと厚生労働省(雇用形態:正社員)のもの、醜い現実は若い世代(ロストジェネレーション以降)と社内失業者(非正規社員)のもの、というところです。そして、僕から見ると、ロストジェネレーション世代は、子どもをつくらないという消極的な形で復讐をしているように見えることです。どのような形の復讐かはご想像にお任せします。
元々転職活動を始めたのは、介護士の低い年収だと、結婚もできないし、子どもも育てられないと思ったからでした。転職をするとしたら、35歳が一つの壁になります。だからそうなる前にWebの専門スクールに1年間通いました。Webデザインの基礎とJavaScript,PHP,WordPressを学んでホームページを作成しました。それからハローワークにも通いました。介護士と同程度の給料でも構わない。パートでもいいからWeb業界で働きたいというのが希望でした。
面談4(東京しごとセンター(ハローワーク)の担当アドバイザーとの話し)
僕がインターンシップの経験を話すと、アドバイザーは「T社は助成金目当てのロクでもない企業だね。確信犯だね」と話してくれました。
それに対して、僕は「令和になってから、現状が変わらなくても大丈夫でしょうか。女性や高齢者が非正規労働市場に参入してきた[11][12]から低賃金労働が可能でしたけれど、令和には限界がくるんじゃないでしょうか」と聞きました。
アドバイザーは「だから外国から(労働者を)入れているんだろうね」と話しました。僕は「なるほど」と相槌を打ちました。そう言われればそうだ。僕の職場(介護)でも外国人労働者が3人います。フィリピン人女性2名、韓国人男性1名(日本人15名)です。
だから人手不足なのに、賃金上昇は起こらないのでしょう。(1997~2017年の民間部門時給の変動率は主要国で日本だけマイナス[13])
当然ですが、僕にだって個人的な問題があります。「新卒で入社しなかった」「介護経験が7年目だから、Web業界に転職できない」「人間性や人柄に問題がある」のかもしれません。
今、僕が案じているのはT社で働いている5人の新入社員です。例えば、Fさん(3~40代)は「下の子の体調不良のために、来たばかりですが早退します」と言って、子どもを迎えに行くようなパートの女性です。Fさんが早退した10分後に会議室で社長とマネージャーの笑い声がしました。
Kさん(60代)は病気で通院するために休みを取るようなパートの高齢男性です。
この文章からは、僕が社長を悪者扱いしているように見えるかもしれませんが、それは違います。初めての面接の時から、僕は社長を尊敬していたし、責任感が強いと思っていました。それは今も変わりません。中小企業を経営していくことがどれほど大変か。経営の本質が問われるのは、赤字が続いている時期であって、黒字の時ではありません。部署全体が赤字ならば、決断をするのは大変でしょう。社長の口癖は「うちは技術屋でね」ですし、「20年経営していて、この規模じゃいけないと思うんだよね」と話したこともあります。
社長がサイコパスっぽくなるのも、よく分かります。ハローワーク、転職サイト経由のあの社員は1日で辞めました。2日で辞めました。1日も来ませんでした。そして今度はインターンがはてな匿名ダイアリーに書いていますとなれば、それは誰だってムカつきますよね。でも社長だって、雇用契約書どころか、労働条件通知書を4ヶ月分しか渡してくれませんでしたよね。僕のことを完全に忘れていましたよね。
5月下旬の面接の際には、欲しい人材は「コンテンツができて、一人でやりきれて、一回(仕事内容を)話せば通じて、CVを上げられる人」と言っていました。僕も100%
やっす。底辺ってこんなことしとるんやな。
依頼主も文章書けない馬鹿で、請負人もこんな低賃金に飛びつく馬鹿なんやなあ。
工場勤務、夜勤、警備員、底辺派遣…彼女なし昇進なし、見えない敵と戦わなきゃ押し潰されちゃうよなあ。
こいつらがもう少し教育に恵まれてたらもうちょいマシな人生やったろうに。頭が悪くても、勉強する機会さえあれば視界が広くなっただろうに。夜学とか大学のオープンの講演会とか社会人の短期留学とか、そういう機会もないんやろうか。社会人教育って誰も支援してくれないもんな。自発的にならな学べないもんな。こんなのアメリカの貧困白人みたいだ。可哀想だ。
一生ネットでファミと戦うだけなんやなあ。アカデミックな経歴ないと、議論にすら参加できねえもん。酔ってるから泣けてきた。こういう人に何か支援できないんやろか。
常駐開発でそろそろ1年。プロジェクトと自分の利益向上を考える。
お客さんは安く短期で、うちは少しでも単価上げてなるべく長期で。
この状況で、自分の単価を上げるとしたら技術では弱い。取り立てて新しいことをするわけではないから。
だがしかし大型案件もそろそろ収束に向かいメンバー数の減る中で、リーダー役というのは需要がない。
運用フェーズに向けて顧客や海外の開発チームとの連携を想定し、英語力をアピールするのは悪くないかもしれない。他社のマネジメントメンバーがやってる英語コミュニケーション部分を引き取る。
問題は自分の英語力はさほどないということだ。全く読めないわけではないし、システム周りのことだから言わんとしてることもぼんやり分かる。が、確実に理解できるかというとそうではない。
というレベルなので難しいところは請負元や顧客に頼むという形を取らざるを得ない。となると単価を上げろというには厳しい。
というか既に英文でのドキュメント作成を仕事に求められている状況。テスト仕様書や簡単なマニュアル等。なので英語スキル必要な連絡周りをやるから増額して、は通らない。
そもそも顧客とのコミュニケーション部分は元請けが握っている部分であり、顔としての役割もあり、そういったスキルをこなす人材が欲しい ということになれば、うちのような下請けに出す前にまず自社の新人を使う方向に行くだろう。うちよりはるかに学歴高く優秀な新入社員が揃っている。下請けにそういった仕事をさせる時は自社内で調達できなかった場合に限られる。そう考えるとうちの会社の社員の英語力を上げて雇用を増やそうというのはかなり遠回りだ。
もちろん、英語が必要な現場というのは多く、増える傾向にもあるだろうので、勉強しておくのは個人としては良いことだ。が、この現場のこのチームの採算改善となると、なんとも言えない。
では他の手は。
一番良いのは、元請けが顧客から新しい仕事をもらえた時に、うちの会社で大人数で受ける ということだ。
今回のプロジェクトでは競合他社との合同作業だったが、今後の運用についてうちをメインとして任せる との言葉をもらっているとのことだ。たしかに競合他社は傍目にトラブルが多かったように見えており、比較しての好評価なのだろう。
が、しかし、あるかも分からない次の案件を想定してもなんともならない。できることは今の好評価に甘えず、変わらない確かな作業品質を維持することくらいだ。
そもそも雇用期間や単価についてはこちらで最初に提示した額から上げるのは難しい。となると高い案件の現場に人を移動させる、安い現場は早々に切り上げる ことで採算を上げるという方法も。が、単価面でいうとこの現場は社内プロジェクトとしては中間程度であり、引き上げるほどに低いわけではない。迂闊に人を抜いて反感買うわけにもいかない。
とはいえ同じ元請けの別の現場は単価が1人当たり10万違う。向こうが旨いのは間違いなく、また、同じ元請けということでそこまで不義理にもならないのではとは思う。使う場合は選ぶが、無い手ではないと思う。
長期雇用、単価アップ というのは相手あってのことなので、こちらに予算を達成したい・採算を上げたいとの思いがあっても それをダイレクトに変更させる手段はないと思っている。
昔、誰かが言っていた、損をするかもしれないけど逆らえない流れがある時、むしろ進んでその流れに乗ってしまうのが良い。そのことが結局 自分を助ける、と。DVD等のメディアの販売業の人だったか。その後、その経営者がどうなったかは分からないが。この考えには当時 強い印象を受けたし、本質だと思っている。
話が逸れたが、要は顧客が単価にそれ以上出せない という状況があるところに、単価交渉しても無駄だし、この期間・この役割でと意図してアサインしてる状況で、期間を延ばす・役割を変えるという交渉を試みても波に逆らうようなもので、利益は少ないと思うのだ。
次の案件も新しい役割も期間の延長も、今の日常の努力の延長上にしかない。単価アップも雇用期間延長も増員も結果なのだ、目標ではない。(営業職ならまた少し違うだろうが。)
だったらどうするか。
逆説的かもしれないが、地道なスキルアップしかないのだと思う。個人とチーム、会社組織全体としての。
現状は少なくともプロジェクト期間内の要員参画は継続されるし、計画から要員の不足があった場合にもうちに話は来ている。実際、過去に契約終了となったメンバーが追加作業のために再参画している。もちろん他社にも話は行っているだろうし、そのメンバーの空き状況・タイミングもあったのだろうが、増員の機会は十分に得られている。
単価についてはよほどのことがないと上げづらい。
となると改善として現行のプロジェクトでできるのは、取りこぼしの部分を拾うくらいだ。しかし、わずかながらにこぼしている部分もなくはないはずだ。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012161890.shtml
新聞社のシステムもそんな技術力の高いところがやってるわけじゃない。
昔地元のSIerに常駐請負で行ってたら、記事を入力して送信するクライアントアプリの仕事を回されたことがある。
「え?新聞のシステムってこんな田舎のしょぼいSIerがやってるの?」と内心驚いた。
俺の前に、その仕事を担当してたプログラマは、自分でコードを掛けないコピペプログラマで、その人にとっては超難易度の高い仕事。
俺が何日かで仕事を終わらせたら周囲が「もう済んだの?」と驚いてたけど、俺が早いんじゃなくてあんたらが遅いだけだから。
コピペプログラマが「俺がやったら何倍も工数かかるw」とか言ってたけど、あんたの場合は時間かけたら終わるってレベルじゃないだろ。
そんな感じで、全角を半角に変換する機能とか要望してもすごい工数(金)を提示されて、やらなくていいかってことになってるだと思う。
起業なんかしたら弱くてさらに辛いことから逃げれないのが当たり前だぞ。足元見られてな。
職探しよりはるかに辛い客探しが必要だ。そして、職であれば様々な法律的な保護がまだあるが、客探しは本当に何も守ってくれない。
コンビニや内職や請負みたいに奴隷労働でもそれを防ぐ法律なんて非常によわい。けど、奴隷労働ならして欲しいやつなんかいくらでもいるだろうよ。
参考にする、ありがとう
残業代、200時間超えたらが多そうなので、逆に言えば200まで出ないのかよって思ってた。40時間はでかい。140時間だったらいいね
前の現場にいた人は他に有識者がいなくて何もかも引っ被ってかわいそうだったな……自由が利く分(?)休日もない感じ
契約によるとは思うんだけど請負の場合瑕疵責任とかあるんだろうか?だいたい知らない会社がごちゃっとしたチームなわけだけど
自分の観測範囲でのイメージが基本あれ(労働条件細かく聞いたわけではないから不明点も多いけど)なので、場所によって結構違うんだなと思った
ブコメにも書いたけど、多分SIerのフリーランスの考え方がぜんぜん違うんじゃないかな
記事にあったレバテックやギークスっていうのは、常駐型の案件を扱っている
参考:レバテック https://freelance.levtech.jp/?sip=o075000_030
1案件は、3ヶ月〜数年と非常に長く、一見すると正社員として普通に働いているのと変わらない
経費もほとんどかからないため、正社員との収入上の差は記事にあったとおり↓
「フリーは正社員に比べ、国民健康保険料や税金などの負担額が「3割ほど増えることが多い」(ギークス)」
だけど、保険料や税金がざっくり売上の1/3以下だから、この3割が増えるっていうことは売上比約1割だ(額面比1割と読み替えてもいい)
つまり、月報酬65万円は、正社員の月59万円(年俸708万円)くらいということになる
もちろん単月契約とかが多く切らえることもあるから正社員より安定度は落ちるし、厚生年金も退職金もないから、それは加味しなければならない
(ちなみに退職金は年収換算で50万円以下の差だ。月にすると大体4万円以下。退職金35年2000万換算)
ちなみにこういった常駐型のフリーランスは、フリーランス全体から見れば異端だ
普通は例えばITデザイナーのように、請負で受けて自宅作業ということが多いと思う
そういう場合はよく言われる「正社員の倍くらい稼がないとやばいよ」は概ね正しいと言える
でもやはり主語がでかいし、今のIT人材エージェントのフリーランス案件を見ると常駐型がほとんどだ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42213300Y9A300C1EA5000/
「65万円は安い。100万円が下限、120万円くらいが妥当」みたいなブコメの指摘は間違っている
こういう誤解ってはてな界隈でずーーーっと前から見続けてるんだけど
・月65万円は安いんだ
どれを信じてもおかしな話になる
まあ、杞憂かもしれないけどさ
それを強く感じたのはこれ
https://qiita.com/KazukiTanaka/items/130a2c477847b24e35ce
この方は非常に優秀らしいので別にいいんだけど
「2倍を稼がなきゃならない」を愚直に計算した結果、日額8.5万円〜10万円という結果をはじき出してしまっている(正社員時代900万円の2倍以上という計算)
(例:フリーランスエンジニアがコード書いて稼げる年収の上限は、だいたい3000万円ぐらい https://note.mu/shu223/n/n5b1ef92c2edf)
彼らは未踏ユースだったり、著書を何本も持っているような特殊人材なわけで、ぶっちゃけ参考にしちゃいけないタイプの人達なんだ
そこまで出してくれる会社は、人脈がないと探すのが難しい
でも悲しいことに記事は非常にバズっている
これを見て「僕は正社員の時に600万だったからフリーランスでは1200万が適正だな」と思っても、常駐型フリーランスでそんな案件はほぼ無い(能力に対して高すぎ)から詰む
実際には正社員600万相当の報酬はざっくり常駐フリー750万でも貰えばトントンで、実際に正社員600万くらいの人は常駐フリーで950万くらいはいけるから
日経新聞に書いている「高報酬」というのは感覚値としては合っている
以上が大体私の認識
誰か気が向いたら「2倍3倍稼がないと〜」の方の実態書いて欲しい、ちょっと気になる
何でそんなに経費発生してんだろう?
https://nyumon-info.com/tanka/souba.html
120万って相当高くね??
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昨今の常駐型フリーランスは、常に人が足りていないような人材供給不足なので、切れ目は無いし1案件も長い
例えばリーマンショック級が20年に1回来たとすると、20年に2年くらいは仕事がほとんどない状態が発生するリスクは有る
10年中1年と考えれば、所得換算で1割はリスク代として考慮に入れても良いと思う
(3年以上の超不景気は正社員も危ないので、リスク度合いとしては大差無さそう)
◯傷病リスク
実際に発生するのは、大体1000人中3〜6件/年だそう
その50%がだいたい〜120日らしいので、ざっくり平均120日とすると
給与の8割×0.1%×4ヶ月分/年=給与×0.8×0.1%×1/3=給与×0.027
というわけで、2,3%をリスクとして考えておくといい
◯営業費
それは差っ引いた金額が取引額になるため、営業費はほぼゼロ(誤差程度)と思っていい
もちろん自分で営業する人は別だけど、今どきのITフリーランスの営業ってそんなお金かからないと思う
というわけでリスク込み込みで約13%の差
2倍リスクと言ってる方は毎年所得の半分くらいを貯金してるんだろうか?
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前提をつけなきゃ意味はないと思う
日経新聞は「昨今のITフリーランスでの単価」っていう一個の前提を出している
ブコメの方がその前提を無視した計算をしているのではないかと思う
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見つけた勘違いまとめ
「全国平均だから安い」と言ってる人が居るがそれは間違い
フリーランスの報酬+エージェントの報酬が、発注会社が払ってる金額だから
65万だと、75万円〜80万円あたりと考えなければならない
ちなみに派遣会社の(外注費ー社員の給料)は35%くらいが相場だから、80万円から差っ引かれて受け取るのは52万円くらい
会社が請け負う時の単価と混ぜてる人も居るがそれも違う
準委任80万円のところ、同じ内容で請負なら100万円以上はほしい
勤めているソフト開発会社の雲行きが怪しくなり、消極的ながらに転職やフリーや派遣で食ってくことも考えなくてはならなくなった。
最近はやたらIT技術者のフリーランス化を煽るネット記事が多いが、それは別にしてもフリーランスやるような人は出たがりなのか、「他人の参考のため自分の経験を語ります」みたいなやつもよく見かける。
ただ気になるのが「フリーになって1年過ぎました」とか「新卒の会社を1年でやめて3年」とか、長くても「28で独立して5年」とか、せいぜい数年、年齢で言うと30中盤ぐらいまでの話ばかりな気がする。
こちとら既にアラサー。知りたいのは何とでもなる20代や30代前半よりはその先だ。
まあこのご時世で他人の例を見て意味があるかどうかはともかく。
40代でも請負仕事を継続できているのか。結局はどこかの会社に腰を落ち着けてるのか。会社組織化して経営方向なのか。もしくは若い人に押されスキル転換に苦労し消耗する日々を送っているのか。
どんなもんなんだろう。
誰かいる?