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2021-01-22

大学時代好きだった女の子がプペランカー化していた

増田君久しぶり、元気してる?」

大学生とき同じサークルだったランカちゃん(仮名)から急に連絡が来た

日々KKO道に精進している私なので、「こういうケースは宗教マルチ借金申込のどれかだな」と思いながらとりあえず返信した

適当に近況報告をする中で彼女がようやく本題を切り出してきた

増田自粛してばっかじゃつまらないよ 今度一緒に映画見にいかない?」

「いいよ 何か見たいのある?」

キンコン西野さんのプペル見に行こうよ 増田君見たことないでしょ」

ああ、そういうことか ここでようやく私は彼女真意を悟った

学生時代明るくてかわいくて聡明でみんなの中心的存在だった彼女がプペランカーとなってしまっていたのだ

結局私はその誘いを受けることにした 3000円かそこらのはした金で彼女デート気分が味わえるのであれば安い買い物だ

レンタル彼女を利用すれば桁が1つ違うわけだし、好意を持っていた子との映画ならまったくもって問題ない

当日、駅で待ち合わせをして二人ですぐに映画館へ向かった

今日がこれで4プペ目だと自慢げに話す彼女

コロナ対策のため席は1つおきとなってしまうので、隣り合わせで見られなかったのは残念だが私は(私の中だけで)映画デートを堪能した

見終わったあとで感想を聞かれたら困るので、とりあえず上映中は真面目に映画を見たのだが内容はよく覚えていない

映画が終わり、ファミレスへ移動し二人で映画感想を話し合ったあとで二人で駅まで歩いていると

増田君、よかったら来週もいかない?この映画見るたびに新しい発見があるんだよ」と彼女が誘ってきた

駅を通り過ぎれば東口にはラブホ街がある 彼女を救い出すためには自分悪者になるしかない 私はそう決意して彼女に答えた

「じゃあプペルについて朝まで語り合おうぜ」

そういって私は彼女の手を引っ張ろうとしたが彼女が手を振りほどいてきた

「何それ 私そういうつもりじゃなかったんだけど」

「でもさ、ランカちゃんこちからの信用をうまくつかって映画に誘い出したわけでしょう

 こっちは映画を見ることを応諾してランカちゃんからの信用を得たんだから、それを使ってホテルへ行こうっていってるだけだよ?

 西野がいう信用経済ってそういうことでしょう」

「ちがうよ 西野さんが言ってる信用経済はそんな汚いものじゃないよ

 私が何かにチャレンジしている人を助けたから、私が何かにチャレンジするときに誰かが助けてくれるんだよ」

「僕はランカちゃんからえんとつ町のプペルチケットを捌かす手伝いをしたよ

 じゃあランカちゃんも僕の股間煙突に対して何か手伝いをするべきなんじゃないの?」

「何それ・・・本気でそれいってるの?」

サロン世界では1プペ=3000円なんでしょう だったら5プペで1回やらせて・・・いや1円突させてよ」

お金女性を買うとか最低じゃない」

「買ってるわけじゃないよ 僕は夢を支援してるだけだよ 円突って言い方が嫌なら援突にしようか 7プペ=1援突でど・・・」

私がその言葉を言い終わる前に彼女は手に持っていた台本を思いっきこちらへ投げつけてきた

怒りに肩を震わせながら駅へ足早に立ち去っていく彼女

そんな彼女の後姿を見ながら「早く気付くんだ 今ならまだ戻れる 目に見える全てが優しさなんだよ」と心の中で叫びながら

「プペプップ~ プペルゥ~」と口ずさみつつ腰を振り続けた

2021-01-21

電凸町のピープル

電凸町の住民ときたら、いつも電凸してばかり。

出された料理がマズかったと言っては電凸し、

料理がうますぎて太ったと言っては電凸し、

うまくもマズくもなくて電凸する内容がないと言っては電凸した。

そんな調子なので、飲食店小売店電話は、いつも鳴りっぱなし。

どの店も、電凸への応対(電凹)のため、余計に1人店員を用意してる有様だった。

こんな電凸町で、まともな経済生活が実現するはずもなく、町の財政破綻寸前、過疎化も進む一方……。


そこに現れたのが、ピンポンのキシノ。

貧困のイイノは、ちょっとした有名人だったが、チューバ奏者になって頭角を現した。

sing a songCTOは、言った。

君たちには2つ選択肢がある、と。

このまま電凸で一生を終えるのか、シンプソンズティツィアーノを万雷の拍手で迎え入れるか。

アンジャコングのPPAPの言ってることはよく分からなかったが、一部の町民は彼に心酔した。

オインゴボインゴトツギーノサロンは、拡大の一途を辿る。

そんな中、キングヌーポプテピピックのことを悪く言う者もいた。

やれ捕まってないだけの詐欺師だの、ゴミ人間だの。

反感を持つ者達は、電凸に励んだ。

電凸電凸電凸……。

さすがのリングディンのディントンも、あまり電凸ストレスで、ついには亡くなってしまう。


彼の葬式で、町民達はふと思った。

そういえば、最近、こいつ以外に対して電凸してなかったな……。

人が1日に電凸できる量は限られている。

町民達がカンカンガクガクへの電凸に夢中になっている間、他の店舗会社電凸を免れていたのだ。

結果としてこの時期、電凸町の経済活動はきわめて円滑に回っていた……。


町民達は、つぶやいた。

リングらせんの貞子、お前だったのか。電凸のおとりになってくれたのは……」

火葬場では、青い煙が、まだ煙突から細く出ていました。

えんとつ町のプペル』を観て

 以下の内容には、この映画ネタバレを多分に含みます。これから観られる方は、ご注意ください。


 私は、『えんとつ町のプペル』を観ました。

理由は、Twitterで「宗教」だの「マルチ」だの散々言われていた事と、有名な女性声優さんがプペルを絶賛していた事にファン絶望していたので、これはおもしろそうだ!と思ったからです。

えんとつ町のプペル』は、煙突掃除少年ビッチと町に突然現れた「ゴミ人間」のプペル(これは作中でルビッチがつけた名前です)が、煙で覆われた空しか知らない町の人々に、星を見せる物語です。ルビッチのお父さんブルーノは、紙芝居で星空や外の世界の話を町の人たちに伝えていましたが、「外の世界などない」と信じ込まされている人々はブルーノの事を異端として嘲笑い、やがてブルーノは海に落ちて死んでしまます。そんな父の話を信じ続けているルビッチは、友達のプペルや探鉱泥棒スコップの力を借りて、外の世界を目指すのです。

私がこの映画を観て思ったことは、泣けるけど別に面白くない映画だな、という事です。

例えば、私は船と火薬を切り離すために鎖を登っていくルビッチを、プペルが応援するシーンで泣きそうになりました。あれはルビッチブルーノの再会、親子愛のシーンです。

 ですが、今回の作品の1番の見せ場、軸になっているところは「親子愛」ではなく「挑戦」のはずです。「挑戦」に泣くのであれば、「ルビッチ応援するプペルの姿」ではなく、「鎖を登っていくルビッチの姿」に涙すると思います。にもかかわらず、なぜ私はこのシーンが1番泣けたのでしょうか。

 それは映画史ないし視聴者たる私の中で脈々と積み上げられてきた「泣ける親子の再会のシーン」があるからだと思います。「死んだと思っていた大好きなお父さんとの再会」、「息子をずっと応援し続けていた父」、この2つの要素はどんなストーリーでも差し込むだけで泣けるシーンになる最強のカードみたいな物だと思います。つまり私は、『えんとつ町のプペル』のストーリーとは全然関係ないところで泣いていたのです。

「いい話だった」「泣ける映画だった」という感想あながち間違いではないのだと思います。私もこの映画感想を聞かれたら「いい話だった」と答えると思います。なので、この映画に関する肯定的感想を一概に信者だと否定することはできません。ただ、「面白かった?」と聞かれたら、私は素直に首を縦に振ることはできないのです。

 『えんとつ町のプペル』は、キャラクター美術に救われた映画だと思います

 まず、絵がとても綺麗です。えんとつ町の配管やゴミでごちゃごちゃした風景、えんとつのから見下ろす点々とした街の明かり、様々なギミックが仕込まれているであろう事がわかる船、絶対に描くの大変だっただろうなと思います

 そして、えんとつ町の住人たちは本当に魅力的です。声優タレントさんとは思えないくら違和感がありませんでした。だからこそ、もっと上手く動かせる脚本があったのではと思ってしまます

 子供向けの映画としては難しい話(話というか言葉かもしれません)が多く、かと言って大人向け絵本としては遠回しすぎてメッセージわかりづらい(大人向けにだとしたら冒頭のアクションシーンはあんなに長くする必要ないのではないでしょうか)という印象です。

「誰向けの何」なのかが、終始わからない映画でした。

2020-12-26

映画えんとつ町のプペル」は駄作ではないけど名作でもない

タイトルママ

ネタバレ要素がありますのでご注意ください。

悲しいことに、クリスマス特に予定がなかったため一人で映画を観ることにしました。

すると、色々な意味で公開前から話題になっている作品であるえんとつ町のプペル」が公開初日とのことでした。

幸い、原作(といってよいのでしょうか?)の絵本も発売して少し経った頃に購入して読んだことがあり、ざっくりと内容も知っていたのでこれを選ぶことに。

そこまで映画をたくさん観るほうではない一般人感想ですので、生暖かい目で読んでいただけましたら幸いです。


まず最初に、映像音楽の美しさと、声優をしていらっしゃる方の演技の違和感のなさは素晴らしいです。

ハロウィンという非日常的なキラキラとした雰囲気から一転、煙突から上がる煙とそれによって画面全体が暗くなり退廃的な日常がやってくる(戻ってくる)。そして最後にまたキラキラとした画面で幕を閉じるのですが、どちらもとても丁寧に描写されており、これだけでも観る価値は十分すぎるくらいです。

音楽絵本が元になっているからこその分かりやすく可愛らしい曲が多く、聴いていて明るい気分になりました。エンディング曲も作者の方がほとんど手がけていらっしゃったんですかね? 作品専用曲というのはやはりワクワしますね。

声優をしていらっしゃる方は、今回はほとんど本職の方ではないと記憶しているのですが、近頃は本当に皆さんお上手で何の違和感もなかったです。

多少棒読みなところはあった気もしますが、全体的に頭身が低めで可愛らしい絵柄なのでその拙さも可愛らしさになっていたのかもしれません 笑


※ここからマイナス評価です。また、ストーリーに関するもののため、ネタバレが多くなります

逆に、ストーリー演出(特に序盤)が冗長で退屈で全体的に説明しすぎだと思います

特にストーリーに関しては、絵本は良くも悪くもまとまっていた物語だったにも関わらず、色々と設定や描写を盛った結果とっ散らかってしまい、良かった部分すらなくなった印象を受けました。

「夢を語ることを笑われる世界に終止符を」といったようなことを総監督であり作者の方が仰っていたらしいのですが、「星を見たい」という夢をバラされたことでルビッチがプペルを突き放し、そのあとにプペルが父であることが判明してしまうため、ルビッチが自ら行動したというよりは「プペル(父)の信念に動かされた」印象になってしまます

ビッチから自我」を感じないのです。

父の思いを叶えるだけの機構として存在しているだけで、彼自身が自ら動いて成長したというには少々疑問が残ります

絵本では最後にプペルは父だと明確に出されてはおらず、そうかもしれないという匂わせで終わっていたはずです。ルビッチが気付いたのかわからない、でも少なくとも彼は父のブレスレットではなく、プペルという友達と一緒にいることを選ぶんですよね。

そこが好きだったので、母が喘息だったり父が殺されたりとベタな「悲劇的な主人公」に改変されたルビッチというキャラクター可哀想でした。

恐らく親子の絆のようなものを作りたかったのでしょうが、同時に公開された「ポケットモンスター ココ」が親子の絆と成長の物語として素晴らしかたことは不運だったかもしれません。

家族映画を観る方はポケモンお勧めします。

閑話休題

成長という意味では、昔星を見たことがあるのに周りに流されて「そんなものはない」と自分に言い聞かせていた少年アントニオのほうにドラマが詰まっていましたね。

こちらを主人公に据えたほうが「信じ抜くこと、そして諦めてしまってもまた上を向くことの難しさ」をうまく表現できたのではないかと思うほどです。

絵本では描写が限られるためここまで気になりはしなかった(それでも絵本としては情報量が多すぎ、想像余地ほとんどない作品ではあった)のですが、映画という更に情報量を詰められる媒体になった結果、全体的に「くどい」作品になってしまったな……というのが正直なところです。

観る側に寄り添っておらずただ主張を続けられ、見終わった後には感動より疲れを先に感じてしまいました。

絶賛されるほどではありませんが、ストーリー以外に引っかかるところはなく良作、というのが私の中の評価になります


長々と失礼いたしました。

お読みいただきありがとうございます

2020-12-17

タイトルしかしらねーやつが100%勘違いしてそうなこと

煙突街のプペルのプペルは男の子名前じゃなくロボット名前

ファインディング・ニモ主人公ニモじゃなくて父親

AKIRA主人公アキラじゃない

キンコンにしのの煙突街のプペルが「現代星の王子さま!!!!」って言われててびっくりしました

2020-12-14

anond:20201214114339

サンタクロース煙突から入ってくるのは

暖炉を通ることで「既に炎上しました」ということを示して

それ以降の炎上を防ぐ呪術的な意味合いがあるんやで

2020-12-05

……すまんなご近所さんうちのボットトイレは壊れていて煙突状のガス抜きスイッチオフだと余計広がっちまう仕組みのようで……仕業と言うのが適切か……とにかくオンにしガス上げてもらって臭い臭い臭いを中空の風任せにする……

……今度便槽に入れるのは猫砂か石灰か迷うところだが……

2020-11-12

チューリップバブルという言葉があります。球根の花は投機対象になりやすく、煙突清掃人すら手を出し始めた頃、しばしばバブルは弾ける、くらいの教訓が得られるものです。

興味深いのは、球根に伝染するモザイクウィルスが「稀に」花を珍しい模様にするため、ギャンブルじみた投機対象になったという点です。

翻って昨今の地球規模で流行っているあれやこれやを見てみるとどうでしょう。今度の球根はやたら大きいと見えます。そろそろ煙突清掃人が足を滑らせる頃かもしれません。

2020-10-27

ホロコースト否定で有名なN医師について。

かつてマルコポーロ事件というものがあった。

マルコポーロ事件 - Wikipedia

この記事を読めばN医師とは誰のことかたちどころにわかるのだが、それはさておき、色々調べてみると、この事件文藝春秋社が一方的に悪いことがわかる。結局、スポンサーへのSWCから圧力という事実存在せず、勝手に慌てふためいただけの文藝春秋者が雑誌廃刊し、社長が辞任し、そして勝手花田編集長(当時)が辞めたのだけだったのであるしかしこれは最悪だった。ホロコースト否定的なことを言うのはタブーだ、という誤った認識世間に与えてしまたかであるSWCは単にホロコースト否定論を監視する団体であり、それまで世界中でずっと抗議してきたのである。なぜなら、欧米では日本など比べ物にならないくらホロコースト否定論は昔から大きな問題だったかである

 

事件の中心人物だった、N医師のその当該記事噴飯物記事だった。何せこのN医師普通ならあの有名なAuschwitz強制収容所は「アウシュビッツ」或いは「アウシュヴィッツ」と日本語表記される筈なのに、「アウシュウィッツ」と呼んでいたくらいのレベルだったのである。今でもAmazon古本で『アウシュウィッツ真実』という初版本は売っているので、その表紙をWeb上で見てみるといい。これが別の出版社からのちにペーパーバック版として出された時に、こっそり「アウシュヴィッツ」に直しているのが笑える。ちなみに、この指摘をしたのは、N医師ネットで散々苔にするほどに論駁していた山崎カヲル氏である

 

N医師は、デイブスペクターによれば、それまでは英字新聞への投稿マニアに過ぎなかったらしい。おそらくは、そうした趣味1995年当時、そこそこ盛り上がりを見せていた欧米ホロコースト否定論に接する機会を与えたのであろう。N医師にしてみれば単に当時の流行り物に飛びついただけだったに違いない。ともかく、N医師別にホロコーストに詳しいわけでもなんでもなく、その程度のレベルであったから、文芸春秋社はきっちり反論記事でも載せるべきだったし、或いはN医師記事など最初から突っぱねるべきだったのである。どれだけ噴飯物の内容だったかは、これでも読んでみるといい。

『アウシュウィッツ「ガス室」の真理』の虚偽

 

だが、たった一度のその記事は、N医師人生を大きく変えてしまった。未だにN医師日本ホロコースト否定論者の第一人者としてたくさんの信者存在する人物になってしまったのである知名度を生かして講演料まで稼いでいるらしい。前置きが長くなったが。

 

アウシュヴィッツのクレマトリウムⅠの捏造疑惑に関する経緯

この問題は、結構事情が複雑である簡単説明英語だがこちらで読むことはできる。一体この煙突問題を誰が言い出したのかはよくわからないが、クレマトリウムⅠの捏造疑惑自体は、1980年代ごろにフランスの有名なホロコースト否定論者だったロベルトフォーリソンが言い出したのである。大概の細かいホロコースト否認論はこのフォーリソンが発祥であるフォーリソンはホロコースト否定を公に行ったことで当局逮捕され、裁判になり、実はこの裁判でクレマトリウムⅠの捏造疑惑は形上は一旦決着しているのだ。だが、フォーリソンはそんなことで諦めるような人ではない。

続いてホロコースト否認問題では欠かせない話題であるツンデル裁判というのがカナダで起きる。欧米では当時かなり大騒ぎになった事件である。そして、このカナダ事件フォーリソンは深く関与した。有名なロイターレポートの発案者も実はフォーリソンなのである。それはともかく、クレマⅠの捏造疑惑ネタがまたこ裁判内で取り沙汰される。この時はフェルデラーという超悪質なホロコースト否認論者が証人となって裁判で取り上げたようである。間違いなく暗躍したのはフォーリソンであろう。この裁判の決着はさておき、最も目立ってこのクレマⅠの捏造疑惑を取り上げたのは1990年代に入ってデヴィッド・コールというユダヤ系アメリカ人だった。ユダヤ人だってホロコースト否認はする人はするのであるが、彼はアウシュヴィッツ博物館に出向いて、アウシュビッツ 担当者まで登場させるビデオを撮ったのである。このビデオは今でもネットで視聴可能であるコール自身はこのビデオ販売に抗議したらしいが、出回ってしまったものしょうがない。しかし、このデビッドコールネタ元は間違いなくフォーリソンであるコールの裏で暗躍していたかどうかまでは知らないが、フォーリソンが1980年ごろに指摘しなければ誰も気づかなかったのは間違いない。2000年代以降はオーストラリア否定論者フレデリックトーベンという人物がこのクレマ1捏造疑惑喧伝していたようであるが、この人物も何度か逮捕されてるということくらいしか私は知らない(正直どーでもいい)。

 

ガス室捏造疑惑って簡単にいうとどういうこと?

簡単には説明がなかなか難しい。全体を把握しようとすると、ホロコーストの全体的な細かな問題まで把握しないといけなくなる。ただ、こう説明することはできる、ホロコースト否定派はどんなことがあっても絶対断じてガス室」だけは認めることはない、のである。他の虐殺方法程度なら認めるホロコースト否定論者はいるけれど、ガス室だきゃあ絶対に認めてはならぬものなのである。そのガス室現在アウシュヴィッツという最も有名なホロコーストにおける強制収容所内にあったものとして公開されているのだから否定論者にとってはまず最初に疑いの目を向けるものになってしまったのだのだろう、それ故に、否定論者にとってはクレマトリウムⅠと呼ばれるその場所は「戦後捏造された」ものでなければならない。

ところがこのクレマトリウムⅠ、実に否定論者にとって都合がいいことに、実際に戦後に「再現工事がなされているのだ。前述したリンク先を読めば書いてあるように、戦時中にいったん防空壕になっていたものを、ガス室として公開するために、もっかい戻したのが、昔は共産圏だったポーランドだったのだ。そして、この再現工事に実際に携わった当時の職人が、前述したフォーリソン裁判に出廷し、「再現工事をこんな感じでやりました」ときっちり証言していたのである。当然、捏造だなんて話にはなっていない。しかし、フォーリソンら否定派は「そんなに都合よく裁判証人が出てくること自体怪しい」と引き下がらない。何せ、1980年代当時は、相手東側であり、西側にとっては怪しすぎる共産圏国だ。背後にはソ連がいて、疑うにはもってこいの状況だった。

 

だが、ほんとはどうでもいい煙突問題に未だにこだわるN医師

前述した海外サイトへのリンク記事にもあるが、煙突問題とは、戦時中にクレマトリウムⅠにあった煙突が、そこが防空壕に改築されるとき解体されたのである。そして、その煙突アウシュヴィッツ博物館1948年オープンするのに合わせて、当時の再現という意味でもう一度作り直されたのだ(煙突だけではなく他も色々工事しているが、結構杜撰再現工事であることは頭に入れておく必要がある。図面をよく見ればわかる)。だから、一時期煙突はなかったのであるが、戦後にそのなかったときのクレマトリウムⅠの写真が残っていて、それを現在写真比較して「戦後すぐにはなかったじゃないか!どうして今あるんだ? 捏造しだろ?」と仰るのである。……アホかと。

実際、煙突ガス室にはほとんど全く関係がない。火葬場があれば、煙突必要だった筈で、クレマトリウムⅠのガス室否定しても、そこが「死体置き場」だったことを否定する否定論者はゼロだって死体置き場」自体バッチリ図面にそう書いてあるのだからである。むしろ煙突がもし戦後に再建されていなかったら、図面を見た人間は気づく筈である、どうして煙突がないのだ? と。結局、防空壕だった時もその前の時も、図面が残っているので、問題根本があるとするならば、ガス室としてほんとに「死体置き場」を使用したのかどうかだけが問題の筈なのである。これが、N医師にはどうしても理解できないらしい。そもそも悪いのはフォーリソンなのであるが(図面をきっちり1980年ごろに既に取得しているのであるが、フォーリソンには図面を正しくみる能力はなかったようである)、そもそも論としてそこがガス室とされるのは、図面にも文書にも残ってないのだからアウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘスやその他の証言者の証言しかないのである。こんなの否定論者が一番よく知っている事実の筈である。つまり、最も怪しむべきはその「証言証言者」であるわけだ。だから、私はそのことを直接本人に言ってやったのだが……。

 

実際話してみると、実にくだらない低レベル陰謀論であるに過ぎなかった。

N医師最初アウシュヴィッツ司令官のルドルフヘスの話がガス室根本である」のようなことを言ったので、私はそれはおかしいと指摘した。何故ならば、ルドルフ・ヘス逮捕されたのは1946年3月であり、実はその約1年も前に、問題にしているクレマトリウムⅠのガス室に関する証言をした人物いるかであるポーランドは、ドイツ撤退すると、さっさと戦後処理に取り掛かり、ドイツ終戦を待たずに戦犯裁判に動き出していたのだ。だから1945年4月16日アウシュビッツ囚人だった人物がクレマトリウム1のガス室についてポーランドクラコウというアウシュヴィッツ収容所のある地元法廷で宣誓証言をしているのである。これは時系列として全くN医師の言っていることに矛盾する。

すると、N医師はこう言ってのけたのである

「肝心だったのは、連合国としてはアウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘスに中心人物として証言させることだったのであり、誰が証言をし始めようと構わなかったのである」と。

まぁ、そんなことだろうなとは予想はしていたが、N医師自身脳内ストーリーさえ辻褄あわせができればそれでいい低レベル陰謀論者に過ぎなかったのである。彼はこうも言っている(昔からである)、「ヘスはイギリス人拷問を受けて嘘を言わされている」と。拷問を受けたというのは拷問した人物が手記にそう書いているので、事実であるだろうが、拷問受けてなくても当然信用してなかったわけだし、それよりももっと矛盾しているのは、これ拷問したのは「イギリスである。N医師は別のところでは、「ポーランド」が怪しいと言ったり、「ソ連」が怪しいと言ったり、単にめちゃくちゃな脳内理論披露しているだけなのである陰謀論者の一般的な主張通り、陰謀それ自体証明は一切ない。陰謀は巧妙にできているかである

だったら何故、「煙突問題」のように疑われるような事実を残すんだよ? と突っ込んでやりたいところだが、奴らは脳内論理の辻褄さえ合えばそれでいいので、どんなにツッコミを入れても無駄である

 

そんな下らない低レベル陰謀論者を指示する信者たち。

当然私など、N医師に比べりゃ微塵子のような存在しかいから、支持はN医師に集まる。N医師自体ネットに腐るほどいる低レベル陰謀論者に過ぎないことは実際どうでもいい話なのだけど、N医師を支持する人が実際に結構いるという事態を目にしてしまうと、こっちが頭が変になりそうだった。SNSはそうした言わば人気者をあたかも「教祖」のようにしてクラスター形成する仕組みだから、それ自体現象としてしょうがないのだけど、頭では分かっていても実際に見てしまうとねぇ……。

 

というわけでさ、ホロコースト否定論なんざ、そんな下らない低レベル世界なんだ。あなたは、「ガス室」はそれでも疑わしいと思いますか? つーか、なんでそんな低レベル陰謀論が支持者を集めるのか、私にはちっとも理解できません。 

 

追記すると、N医師にはクレマトリウムⅠは一回防空壕に改築させていることだけはなんとか認めさせた。それすら認めていなかったのだから、呆れるけど。

2020-09-28

幼稚園で覚えてること

  1. 幼稚園に行きたくなくて玄関母親駄々をこねている。私は玄関座り込み道路にいる母に向かって「0まで数えたらいく」と大声で叫んでいる。当時私は数を数え上げていくと最後は0になると思っていた
  2. グループで登園する時、女の子と手を繋ぐのが嫌だった。特によく犬のウンチを踏んでいた桐島さんと手を繋ぐと私もからかわれるので嫌だった。
  3. 給食で残したレバービニール袋に入れて持って帰った。玄関で母にみせると母は私がウンチを持って帰ってきたと思って驚いた。私はそれが面白かった。
  4. 母親に腕を引っ張られ文字通り引きずられながら登園している。私は鞄を投げ、上着タンボに捨て抵抗している。
  5. 幼稚園で同じロッカー使用している女の子ロッカーにかけた服がお互いにくっつかないようにとキツイ口調で注意される。私はなぜそれが悪いことなのかわからず、ただその女の子のことが怖く感じる。
  6. 幼稚園担任マミ先生自己紹介をしている。自分の特徴として「お尻が大きいので皆さんにぶつかるかもしれません」と言っている。私は人間の尻に大きい小さいがあるなんて知らなかったのと、お尻がぶつかるというのがどういうことなのかと気になる
  7. 幼稚園にいる夢をみた。私はそれが夢だと気がついて暴れてみた。すごい力が一瞬ででて給食室がぐちゃぐちゃになってしまった
  8. 同じクラスの子工作をしている。いろいろな材料や金づちなどを使っている。私は説明をきちんと聞いてなかったのか皆がどこでそれを手に入れたかからない。1人に聞いてみるがそれでもわからなかった
  9. 手のひらの皮がぼろぼろになる病気になる。毎日先生にみせなくてはいけないのだけど、とても恥ずかしい。
  10. 私は祖父の車の後ろの席に座っている。田んぼの中を走る祖父の家に向かう道だ。そこで祖父から妹が生まれたと聞かされる
  11. 幼稚園帰りの会で妹が生まれたことを突発的に大きな声で先生にいっていまう。周りの子先生も私がわざわざ帰りの会に割り込んでまでそんなことを言い出したことに驚いていたが、優しくよかったねといってくれる。
  12. 夏の運動会大人たちが長ズボンを履いていることを不思議に思う。大人になると暑さをあまり感じなくなるのだろうと勝手に納得する。
  13. 同じクラスの子テレビでやっているドラゴボールの先の話を教えてくれる。次の敵はピッコロというらしい。ジャジジャマルピッコロピッコロしか知らない私は驚くとともに、ジャンプ存在を知る
  14. 劇の発表会の練習をしている。私はペアでリスの役をやる。ペアの子がリスっぽいコミカルな動きをして先生に褒められていたので私も同じ動きをしてみたが褒めてもらえなかった。
  15. 冬の保健室にいる。ストーブの近くにいたらズボンが焦げて穴が開いてしまった。母親にはなぜ穴が空いたかからないとウソをついた
  16. 卒業文集に将来の夢はおもちゃ屋さんと書いた。おもちゃ屋さんなら毎日おもちゃで遊べるからだ。
  17. 夢の下には自分名前を書くところがあった。私は自分で書くよりも先生に書いてもらった方がキレイなので先生に頼んだ。印刷されたものをみた母は恥ずかしいと言ってとても怒った。私はなぜそんなに母が怒るのかわからずショックをうけた
  18. クリスマスの朝、窓枠に小さなロボットが置いてあった。サンタクロース煙突がなくても窓から入れるという両親の話は本当なんだと思った
  19. クラス女の子だが髪の毛が短い子が1人いた。女の子なのに変だなと思っていた。
  20. 近所の友達戦隊ものヘルメットを買ってもらっていたが主役じゃないキャラクター青色だった。私はなぜわざわざ主役以外のものを選ぶのか理解できなかった。私は主役の赤を買ってもらっていた。

2020-09-16

anond:20200916235511

1は煙突、2はあひる、3は耳で、4はヨットの帆に見えるとか

2020-08-20

田舎にはまともな家が無い

田舎にはまともな家が無い。特に自治体が「空き家バンク」に登録するような家は。

テレビに出てくるような風格ある古民家は家主が手放さないか、すでに誰かが手を付けており、残っているのは単なる安普請の「中古民家」だけだ。

戦後から昭和40年代にかけて作られたそのような家は、貧弱な設計と建材によって断熱性も気密性も低く、夏は暑く冬は寒い

外壁は一様に茶色トタン板で、屋根は青いトタン板。大家族での生活がまだあった時代のため、間取りは二間続きの十畳間など、不必要に広いものが多い。

またトイレ問題だ。下水道の無い集落では汲み取り式が標準で、ほんのちょっと改修してあっても簡易水洗式。どちらも外に突き出し臭い抜き煙突(臭突)でそれと分かる。

きちんと合併浄化槽にリフォームしたような家もあるが、そのような家は家主かその縁者が住んでおり、そもそも空き家にはならない。

さらに都会では引っ越しの際、家財道具はすべて運び出し、空っぽ状態で明け渡すのが常識だが、田舎はそうではない。空き家場合、なぜそこが空き家になったのかといえば、

息子や娘が次々に就職結婚で家を出て行き、最後に残った高齢者介護施設に入所したからだ。こうした場合高齢者は「いつか戻る家」をわざわざ片付けようとはしない。

息子や娘もそう考える。そうこうしているうちに高齢者施設死ぬ空き家となった家には高齢者家財道具がすべて残ったままだ。年に一回来るか来ないかの息子や娘も、

手間と金のかかる家財の処理を先送りにし続ける。家そのもの解体するにはもっと金がかかるし、更地にすれば固定資産税が上がる。

ただ放置することが合理的選択となり、中古民家は補修もされず、しだいにおんぼろ中古民家となる。

そんな無価値住宅を、都会から来るアホな移住希望者に当てがって賃料をとり、あわよくば売却しようというのが「空き家バンク」。

待っているのは貧弱な住環境の苦しみと、草刈り神事消防団、噂話への強制参加というストレスフルな日常だけだ。

2020-08-17

anond:20200817105145

外野がワイワイ沸いてきて炎上を焚きつけてるんだからある意味公衆浴場のものでは。はてブという煙突でも煙がモクモク上がってるよ。

2020-08-03

anond:20200803171122

むかしはむかしで工場煙突から有毒ガスをまき散らしながら、無毒化する装置コストがかかるとか言ってたし

新幹線は糞尿を沿線にまき散らす黄害があったし

炭鉱火災があると延焼を防ぐため放水していた

理科実験では石綿アスベスト)がガンガン活躍していたし

ヘリコプターで散布する農薬の量はハンパなかった

健康被害かいうヤツは変人扱い

命より経済が優先というのは昔も今も変わらない

2020-06-16

○○に住んでみた感想

https://sgymtic.hatenablog.com/entry/2020/06/13/162824

取手に対抗してみる。他の町も見てみたい。

神奈川県逗子市に住んでみた感想

進学・就職実家を離れるまでは似たようなエリア暮らしていたので特に心配していなかったが、違う路線での長距離電車通勤はこれまで経験がないので実際やってみるとどうなのだろうという不安はあった。 結論から言うと通勤含めて概ね予想通りではあったのだが、いくつかの観点での感想を書いていく。

快適さ

都内で高級マンションに住む事に比べてどうなのかは知らない(まあ負けるだろう)が、少なくとも都内に安い家賃で無理して暮らしていた頃に比べると快適である

[Good] 家が少し広い

そもそもこのあたりは建築規制があってマンションが少ないのだが、賃貸でも庭付きの家に住める。眺めていると煙突のある家がちらほらある。夢のマイホーム薪ストーブ暖炉を備えた家たちだ。

[Good] 騒音に気を使わない

騒音だけじゃないが、マンションは左右上下の住人を選べないので、地雷に当たってノイローゼになりそうになったことがある。

[Bad] 虫が多い

蚊、クモ、蛾のような不快害虫はもちろん、立地によってはゲジゲジムカデハチなども現れる。しか野鳥も多いし、カニも取れるし、魚も釣れるし、自然の多い環境を求めてきたので望むところであるビデオ会議中にウグイスリアル鳴き声を何かのアラーム音と勘違いされたことがある。

[Good] 多少夏涼しく冬暖かい

海と山が近いせいか、夏は都心に比べれば全然涼しく、就寝時にエアコンを使うことはまれ。冬はそれほど違うとは思わないが、それでもやはり多少温暖で、東京で雪が積もっても、こちらでは積もらないことが多い。

娯楽
[Great] 海がある

ウインドサーフィンスタンドアップパドルカヤックなどが盛ん。サーフィン普段は波がないので向いてないが、台風や大きな低気圧が過ぎた後は、会社をさぼって波とたわむれる人たちが現れる。マリンスポーツしなくても、砂浜を散歩するだけでも楽しい夕焼け富士山江ノ島がきれい

三浦半島自転車半島宣言というものをしているせいか、週末はロードがたくさん来る(道は狭いところが多いけど)

[Bad?] 近場の商業施設が少ない

個人的にも家族としても商業施設を娯楽として求めたい気持ちがないのでそんなに困らないが、ショッピングを娯楽と考えると、横須賀横浜あたりに出る必要がある。自分イオンなどないほうが嬉しい。ハリウッド日本の娯楽映画は見れないが、ミニシアターがあって通好みの作品を上映しているのは、近隣の自治体にはない楽しみ。

[Good] 水族館動物園などがそれなりに近い

水族館八景島シーパラダイス遊園地併設)、新江ノ島水族館油壺マリンパーク

動物園金沢動物園、(少し離れるが)野毛山動物園、市内の披露山公園にはニホンザルやその他小動物が飼われている

利便性

当然ながら利便性では都内には敵わないが、意外とそこまで不便ではない。

[Good] 始発で座れる

逗子駅湘南新宿ラインの始発で確実に座れる。通常の横須賀線も車両の増結があるし、そもそも東海道線ほど混んでないので座れる確率が高い。京急線逗子葉山駅も始発。座れてしまえば今はスマホという便利なものがあるので、長距離通勤もそこまで苦痛ではない。新型コロナのせいで通勤がなくなったら、通勤時に読んでいた本やマンガなどが溜まってしまった。JR京急、二路線使えるので、事故でどちらかが動かない場合でも振替輸送で帰ってこれる。

さらにいうと、羽田空港成田空港も乗り換えなしで直結している。(成田行くなら、乗り換えてNEX乗るけど)

[Good] 終電が遅くまである

東京から終電は意外と早くない。むしろ山手線内に住んでいたときは、インバウンド地下鉄は遅くまでやっていないので、油断して終電を逃しタクシーを使わざるを得ないことがしばしあった。距離理由二次会三次会と付きあわなくていいのも、人によってはメリットだろう。

JR横須賀線の逗子行き最終列車品川駅23:59発で、山手線恵比寿駅でも23:49発の電車に乗れば間に合う。使ったことはないが、いざというときには新橋0:40、品川0:55発の深夜バスというのもある。

[Great] 付近レストランが充実している

チェーン店が少ない一方、美味しくて個性的な店がたくさんあるので、食は充実している。スーパーはEveryday Low Priceのオーケーストア、創業118周年のスズキヤなどがあり、日常生活食料品ちょっとこだわりの調味料消耗品の買い物には困らない。当初ホームセンターがないのが不便と思ったが、地元金物屋と後はMonotaROなどのネット通販で間に合ってる。

どうしても実店舗で買いたい場合通勤の帰りに買えばいい。

[Bad] 一部地域限定サービスが使えない

Uber Eats や Prime Now はないけど、新型コロナ下の状況に対応すべくズーバーイーツなんていう地元サービスが出てくるのが、都心にはない楽しみ。

新型コロナによる生活の変化

山も海もある環境なので運動不足になってないし、ストレスもたまっていない。最近同僚からも安い Airbnb 物件などないか問い合わせがある。

元々、東京に住んでいたときは、部屋の中にずっといるのもつまらないので、週末ごとに電車や車でどこかに出かけることを考えていたが、引越しから地元ぶらぶらしてるだけで、景色もいいし、美味しいごはんも食べれるので、電車や車で出かけることが減った。

神奈川湘南沿岸距離に比べると割高な感じは否めなく(海が見えるだけで土地代が違う)、480万で家を買うことは不可能だが、それを補って余りあるものがあると感じている。横須賀以南だと通勤圏にも関わらず限界集落も生まれており、掘り出し物件もあるかもしれない。先日もゼロ物件話題になっていた。

https://zero.estate/zero/kanto/yokosuka_01/

2020-02-17

キムキムニーキムキムニーキムキムーチェリーw

わたし煙突掃除屋さん♪

2020-02-13

火葬・骨ってどうでもよくね?

自分は骨に人格を全く感じないから、火葬して骨を故人として大事に埋葬することに違和感がある。

火葬場で骨になった祖父を取り囲んていた時、いや祖父は今灰になって煙突から放出されてったよと思っていた。

骨は自分の一部というより、体の中にある便利な棒として道具的に認識している気がする。

それに比べて皮膚はすごい自分て感じだ。

例えばニキビだらけになったら自分が変わってしまった気がするが、骨に対しては密度を気にすることはないし、ヒビが入ったって痛いのめんどくさいなと思うだけだ。

から将来埋葬して供養してもらえることがあっても、骨に向かってされてもなと思う。

将来、火葬されたら祖父と同じく自分も灰になって煙突から排出され、自然と一体になるんだろうと思ったが、現在火葬場では無煙化が進み煙突がないらしい。

じゃあ火葬されてしまったら俺は行先不明じゃないか恐ろしい。

2020-01-17

札幌市はなぜストーブの買い替え費用を払わなかったのか

昨日、今日あたりで話題になっていた生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢 (HBCニュース) - Yahoo!ニュースですが、記事についたブコメを見ていると、生活保護の仕組みや基準に対する誤解が見られたので、制度について簡単解説してみようと思います

札幌市側の主張もおそらく以下のような内容かと思われるため、今回の例を用いて説明する箇所がありますが、詳細な状況やお互いの主張がわかっているわけではないので、今回のケースに限らず、生活保護に対する一般論としてお読みください。

生活保護の中身

生活保護生活扶助住宅扶助医療扶助といった8種類の項目にわかれていますが、メインになるのが生活扶助です。

生活扶助はその名の通り日常生活必要な最低生活費を扶助するお金となり、モデル世帯を設定したうえで最低生活費を算出して金額を決定しています

まり知られていませんが、この生活扶助は第1類費と第2類費にわかれています

生活扶助 第1類費

食費や衣服など個人に紐づく費用扶助します。

携帯電話、散髪代なども個人に紐づくため第1類ですね。

生活扶助 第2類費

水道光熱費家具什器費など、世帯全体で使用する費用扶助します。

新聞固定電話については第2類に含まれます

さて、「家具什器費」というものが出てきました。これについて詳しく見ていきましょう。

生活扶助額の決定

生活扶助費に関しては全国消費実態調査を元にモデル世帯の最低生活費を算出し、金額妥当性が検証されていますが、検証時に用いられた第1類、第2類の区分については現行の検証手法の課題について(参考資料)の10ページ記載があります。 ※

さて、10ページの中央右側「家具家事用品」を見ると第2類に含まれ費用として、電子レンジ冷蔵庫などの家具什器類が含まれており、その中に今回問題になっている「ストーブ・温風ヒーター」が含まれています

前述のとおり、生活扶助費はモデル世帯の最低生活費を元に決定されていますが、ストーブを含む家具についても耐用年数考慮した形で支給がふくまれており、少なくも仕組み上は故障したストーブの買い替え費用生活扶助第2類として既に支給されています。そのため、札幌市としては新たな支給はできない、としたものかと思われます

記事では「ストーブの買い替え費用生活保護費で認められないのは、憲法違反だ」との主張がありますが、上記の通り「ストーブの買い替え費用生活保護費に含まれておりすでに支給済み」のため、正直この記事通りの主張であれば敗訴は免れないと思います。この間違った主張を通すわけにはいかないため、札幌市としても争う姿勢なのではないでしょうか。

平成26年の全国消費実態調査を用いて平成29年に行われた検証ですが、全国消費実態調査は5年ごとなのでこれが最新かと思われます

一時扶助で出せないのか

予想外のことによって急に多額の出費が発生した場合に補助する仕組みとして一時扶助による家具什器費というものがあります

しかし、これは生活保護を開始した時点で家具が無かったり、災害によって家具什器が焼失した場合など、通常の買い替えとは異なるケースにおいて例外的支出されるものであり、ストーブ永遠に壊れないと思っている人はいないでしょう。(実際壊れるまで真剣に考えないというのはありがちではありますが)

暖房器具に関しては北海道など寒冷地向けにFF式や煙突式の場合の一時扶助の増額も認められており、いろいろと考慮はされているのですが、前述のとおり、ストーブを含む家具の買い替え費用については既に支給されており、以前から生活保護受給している人は生活扶助で賄うべきものとなっています

(ただし、モデルケースは全国消費実態調査を元にしているため、FF式・煙突式が買い換えられる分の生活扶助支給されているのか、は議論余地があるかと思います

実際、実施要領においても以下のように「生活扶助計画的に賄うこと」が求められており、(あくまで外から見える範囲でですが)今回のケースを一時扶助で補うのは難しいように思います

生活保護 実施要領】

被服や家具什器更新その他通常予測される生活需要については、経常的最低生活費(基準生活費、加算等)の範囲内で賄われることが原則である

なお、被服費等の日常の諸経費は、本来経常的最低生活費の範囲内で、被保護者が、計画的順次更新していくべきものであるから、一時扶助認定にあたっては、十分留意すること。

役所で融通を利かせられないのか

お役所仕事」というと聞こえが悪いですが、行政においては杓子定規法令通達に従って仕事をすることが求められます

個人に対して法令通達を逸脱した対応を行うことは最初は完全な善意から行われたものであっても、友達への利益供与など、癒着汚職の元となりうるため、避けるべきかと思われます

この辺りに関しては生活保護を題材にした漫画健康で文化的な最低限度の生活」4巻の183ページあたりを読むと、どの制度を使えば法令通達から逸脱せずにサポートができるか、といった現場の動きが見えるかと思います

漫画なので割と読みやすく、いろいろなケースを見ることができるので、興味のある方は読んでみると良いかと思います

そうはいってもストーブが無いのは死活問題では

はい、そう思います

実は生活必需品等購入のための貸付金の取扱いについてという通達が出ており、まさに今回のケースはこれに相当するように思います

ただ、この通達をよく読むとわかるのですがこれは「貸付金制度を用意したよ」ではなく「他に準備された貸付金制度を利用しても収入とみなさないよ」になります

そのため、札幌市において生活保護者が使用できる貸付金制度が準備されていたのか、案内されていたのか、国として貸付金制度を整備するべきでは、あたりが本来議論すべきところかと思われます

また、家具什器費を生活扶助から分離する(月額支給額は減るが、家具故障時の扶助を新設する)など、制度自体改定する議論も考えられますが「生活保護の使い道を本人の意思で決定できる」というのは「健康で文化的な最低限度の生活」において大きな比重を占めており、個人的には現状の生活扶助に含まれる形の方が良いと考えています

どちらにしても現行の仕組みを理解したうえでなければ意味のある議論にならないため、これを機会に仕組みを調べてみると良いのではないでしょうか。

2020-01-15

anond:20200114220825

もしも増田アパートストーブ可だった場合

換気の変え方を変える。

カンを乗せたストーブの置いてあるところに一番近い窓一枚と一番遠い部屋の窓一枚を家にいる間軽く開けてる。

できればストーブ側は低い位置

一番離れたところは高い位置が開くようにする。

うちの場合階段上の窓に相当するけれど、アパート場合そういうわけにも行かないので断熱材でうまく工夫して高低差を作るように。

ストーブでできた温かい空気は軽いので上へと向かう。

なのでそれを利用して家中に温かい空気を届ける。

煙突を作るイメージと言ったらわかりやすいかな。

間のドアは開放。

もちろん必要な窓を開けたらそれ以外の場所は完全に防備だ!

断熱材活用しまくれ。

それとヤカンを置くのも大事

空気に湿気を与えると暖かさが段違いだ。

なおこのやり方は24時間換気と相性が悪い。

24時間換気の場合暖かい部屋の空気も冷たい部屋の空気もすべてあらゆる方向から集めて外気と交換する。

から冬場は部屋が冷たくなりやすい。

そこで思い出してほしい。

私は煙突と言った。

ストーブから出る排ガス一定の方向に常に動かすことで換気している。

外気→低いところに開けた窓→ストーブ→部屋→高いところに開けた窓→外

うまく設定しないと汚くて危ない空気が滞留する場所ができてしまうからそれは気をつけてほしい。

もちろんコンロを使うとき換気扇を回すのは必須だ。

それとストーブを窓に近づけ過ぎたりして火事にならないようにも注意してほしい。

このやり方はローテクなのでエアコンなどとも相性が悪い。

ごくごくニッチなやり方であること、換気や火事を防ぐことなどが自己責任になるのでもうそろそろ消えそうな考え方であることにも留意してほしい。

もしも自己管理に自信がないならば絶対にやらないこと。

幸いなことにもっといい方法がたくさん上がっている。

幸運を祈る。

2019-10-27

メリー・ポピンズに出てくる煙突掃除屋さんたちは全員童貞ってマ?

チムチムチェリーってそういうこと?

2019-09-26

グレタさんはCO2が見えない

結論比喩やで。

色々言いたいことがあるとは思うけれど、まずは前後文脈も含めて読まなきゃダメよね。

から前後込みで訳してみたわ(原語およびドイツ語版より)。機械翻訳に頼っているので変なところがあったら指摘してちょうだい。

日:なぜならば、彼女は[私たちに見えない/私たちが見て欲しくない]ものを見ることができたからです。

ス:För hon såg det som vi andra inte wille se.

独:Weil sie das sieht, was wir anderen nicht sehen wollen.

グレタは私たち二酸化炭素裸眼で見ることができる、数少ない一人でした。

Greta tillhöde det lilla fåtal som kunde sera koldioxider med blotta ögat.

Greta gehört zu den wenigen, die unsere Kohlendioxide mit bloßem Auge erkennen können.

彼女私たち煙突から流れ出る温室効果ガスが空に立ち上り、風に乗り、大気を巨大な不可視ゴミ溜めへと作り替えていくのを見ることができました。

Hon såg hur väthusgaserna strömmade ut från våra skorstenar, svävade uppåt med vindarna och förvandlade atmosfären till en gigantisk osynlig soptipp.

Sie sieht, wie die Treibhausgase aus unseren Schornsteinen strömen, mit dem Wind in den Himmel steigen und die Atmosphäre in eine gigantische unsichtbare Müllhalde verwandeln.

彼女子供でした。私たち皇帝でした。

Hon var barnet, vi var kejsaren.

Sie ist das Kind, wir sind der Kaiser.

そして私たちはみんな裸でした。

Och vi var alla nakna.

Und wir sind alle nackt.


この文章元ネタはScener ur hjärtat (英題Scenes from the Heart,でも英訳版はまだない)という本よ。

ドイツにてFrankfurter Allgemeineという新聞社ドイツ語版の一部を抜粋して公開し、その中の一文だけを抜き出してグレタ氏の画像と共にツイートしたのが今回の件の発端。

これは主にドイツ語圏のツイッターなどで盛り上がっていたのだけれど、それがスイスNauベルギーHet Laatste NieuwsVRTNWSといったニュースサイトに飛び火。それがWUWTのような温暖化否定論者のブログに取り上げられたことで、英語圏にも拡散していったのね。

そして先日、ShareNewsJapanのグレタさんの母「娘は空気中の二酸化炭素を裸眼で見ることができる」という記事日本に到着。Frankfurter Allgemeineのツイート4月29日なので、5か月ほどかかったみたいね

ちなみに、この日本記事の元は文中にもあるようにAfrinik.comの“My daughter can see CO2 with the naked eye”という記事よ。

Het Laatste NieuwsやVRTNWSなんかは「文脈無視した切り取りじゃないか」といった批判を受け、マレーナ氏と出版社に問い合わせたところ双方から比喩やで」という返答をもらっており、翌日に記事を訂正しているわ。

これは日本記事元ネタたるAfrinik.comの記事にも反映されており、ShareNewsJapanがこれを無視しているのはちょっといただけないわね。

まあ機械翻訳って書いてあるし、実際に読んだわけじゃないのでしょうけれど。

ちなみにドイツベルギー(2019.09.27修正)のfactcheck.vlaanderenでも独自に問合せをしており、グレタの両親スヴァンテとマレーナ両氏から比喩やで」と回答されているわ。

結局、フェイクニュース(って言っていいのかしら?)が言語ロンダリングされながら5か月かけて日本にたどり着いたってのが今回のお話

残念ながら、一部の人たちは引っ掛かってしまったみたいだけれどね。

マレーナトゥーンベリ氏が「娘はCO2目視できる」と本気で信じているとは、文章から断定することはできないでしょうし(私としては比喩と思う)、実際に本人が否定している以上、この話はそこで終わりよね。

どうしてもグレタ氏の母(ひいてはグレタ氏本人)を「バカな考えを持っているヤベー奴」認定したいというのなら止めはしないけれど、それならもっとアプローチでやった方がまだしも分があると思うわよ。

それじゃあね!

追記

factcheck.vlaanderenオランダやで

あらヤダ!なんで私ドイツって書いちゃったのかしら。教えてくれてありがとうね。修正しとくわ。

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