はてなキーワード: 空き家バンクとは
田舎にはまともな家が無い。特に、自治体が「空き家バンク」に登録するような家は。
テレビに出てくるような風格ある古民家は家主が手放さないか、すでに誰かが手を付けており、残っているのは単なる安普請の「中古民家」だけだ。
戦後から昭和40年代にかけて作られたそのような家は、貧弱な設計と建材によって断熱性も気密性も低く、夏は暑く冬は寒い。
外壁は一様に茶色いトタン板で、屋根は青いトタン板。大家族での生活がまだあった時代のため、間取りは二間続きの十畳間など、不必要に広いものが多い。
またトイレも問題だ。下水道の無い集落では汲み取り式が標準で、ほんのちょっと改修してあっても簡易水洗式。どちらも外に突き出した臭い抜き煙突(臭突)でそれと分かる。
きちんと合併浄化槽にリフォームしたような家もあるが、そのような家は家主かその縁者が住んでおり、そもそも空き家にはならない。
さらに都会では引っ越しの際、家財道具はすべて運び出し、空っぽの状態で明け渡すのが常識だが、田舎はそうではない。空き家の場合、なぜそこが空き家になったのかといえば、
息子や娘が次々に就職や結婚で家を出て行き、最後に残った高齢者が介護施設に入所したからだ。こうした場合、高齢者は「いつか戻る家」をわざわざ片付けようとはしない。
息子や娘もそう考える。そうこうしているうちに高齢者は施設で死ぬ。空き家となった家には高齢者の家財道具がすべて残ったままだ。年に一回来るか来ないかの息子や娘も、
手間と金のかかる家財の処理を先送りにし続ける。家そのものを解体するにはもっと金がかかるし、更地にすれば固定資産税が上がる。
ただ放置することが合理的な選択となり、中古民家は補修もされず、しだいにおんぼろ中古民家となる。
そんな無価値な住宅を、都会から来るアホな移住希望者に当てがって賃料をとり、あわよくば売却しようというのが「空き家バンク」。
車あるなら上田、佐久、諏訪、岡谷、伊那、飯田あたりも良さげ。
お金に余裕があれば空き家バンクで空き家を買ってリノベーションするのも楽しそうだぞ。
2018年の最低賃金は821円。都市圏に比べれば安いけど全国的に見れば中の上くらい。
日中は暑いかもしれないけど夜は窓開けてればかなり涼しい、むしろ寒い。
最近話題になってる東京で年収200万の生活よりよっぽど良い生活ができると思う。
7/14追記
雪のこと書かなかったのはズルかったな、すいません
確かに北信の方は結構雪降るから厳しいだろうな(増田は北信住みではない)
冷房代がかからないってのは昼間は働いてて家にいないサラリーマン、共働きを想定してた。昼間は暑いけど夜は涼しいよ。
あと当たり前すぎて書くの忘れてたけど景色は本当に良い。どこ見ても山がある。自然に囲まれてのんびり暮らしたいなら良いとこだと思う。