はてなキーワード: オープンとは
「それは恥ずかしいことじゃないよ!隠すようなことじゃないよ!
みんなに知ってもらおう!理解してもらおう!
え?嫌な目に遭うかもしれない?そんなの相手が間違ってるんだから気にしちゃダメ!
みたいな動き、最近多くない??
https://travel.spot-app.jp/karumaru_yoppy/
これね。
この記事が公開されたのは12月3日。かるまるがオープンしたのも12月3日。当たり前ですがオープン前に取材に行った記事ですね。
俺はこの記事を本増田のタイトルにあるような「ステマ」「PR」記事だとは思ってないです。悪くない取材記事だと思う。その意味では別に目くじら立てることじゃないと思ったんだけど、気になったのはよっぴーのこのブクマコメントなんですよ。
これの「お金もらってへんわ」って言葉に、少しだけ引っかかった。ここで言う「お金をもらってない」とは「広告記事として広告料をもらっていない」の意味なのは理解してます。ただ、別に入場料払ったわけでもないよね、多分。払ってたらごめん。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050387.html
かるまる自体はPR TIMESに無料招待の告知出してたりしてるので、こっちを無料で招待してよっぴーを無料で入れないってのはまあ考えられないでしょう。
https://togetter.com/li/1438632
あくまでこのtogetter記事まとめを読む範囲だと、多分この漫画って「試写会への招待」を対価に「漫画を描く」って感じなんじゃないかと想像してるんですね。これでお金ももらってたら全部話が破綻するのでこの増田は全部忘れてくれ。でも、多分試写会への招待ってレベルだと広告とすら言えないんじゃないかなぁ、などとふと思ったんですよ。
よっぴーの記事はステマではなくてアナ雪2がステマなのは当たり前ですね。
でも広告って意味だと、このレベルならよっぴーのもアナ雪2のも同じに見えるんですよね。
正直アナ雪2くらいのことに目くじら立てるのよくないんじゃないのという気持ちと、お前らアナ雪2を問題にするのによっぴーのに目くじら立てないのはよっぴー無罪にしすぎなんじゃないのとか、そもそもアナ雪2を問題にしたら広告業界への締め付け厳しくなりすぎないかとか、そういう色々な疑問がぶぁーっってわいてきた。
その辺詳しくないのでもやもやしてるんだけど、誰か解説してくれません? 結局ステマNGで、ステマじゃなかったら何やっても広告ならOKってこと?というか広告ってなに?
人には「外面」というものがあるし、本質は70回以上も滅多刺しにするような奴だったのかもしれねぇし。
精神的に病んでるやつは、普通の対応しただけでも被害妄想で勝手に追い詰められていくぞ。
ショッキングなのは、勤め先の店長に家庭事情を打ち明けるほどオープンで前向きだった男を、70回以上も滅多刺しにするような憎悪を向けるほどに、被害者が追い詰めていて、かつ、加害者が追い詰められてしまったということだ。そこまでしたのに、自分の居場所を見つけることもできなかったし、そこまでしたのに、被害者は彼を認めようとはしなかった。
被害者は自分が間男そのもののヒール役を演じた(それが父権者として当然のことであると確信していた可能性もある)ことによる当然の報いとはいえ)、もし加害者が抱えている闇にそれを打ち払うほどの光が差し込んでいれば、誰もそれ以上傷つくことはなかっただろうに。愚か者が愚か者を蔑み追い詰め、社会が両者を放任した結果、最も愚かな事態に至ってしまった。それほど積極的に社会に向けて自分の立場を主張していたのに、まったく何らの進歩にもつながらなかったわけだから。
自業自得と言うんだったら、事件だって自業自得だろう。人を煽り傷つけても(完全に想像だけど)本当に何の報いも受けずに済むと思う方がどうかしている。そうすることで社会に生じるのは利益であって損失ではないと考える方がどうかしている。
それを否定するのは、法治主義そして人は対等であるという考え方でしかないわけで、それを無視して行動するんだったら、その究極の結果を受け入れるのは当然のことではないか。むしろそのような奴にみすみす殺されるほどつまらない男だった自分を悔いるのが自己責任というものではないのか。まあ本当の悪人なら、みすみす殺されたりはしないだろうから、その点は不幸な出来事かもしれないけれども。
要するに極端な思想は極端な結果しか生まないということだ。極端な利益で捕らぬ狸の皮算用をしがちだけれども、そうせずに偽りの希望を捨てて本物の絶望に安堵する、無感動でも不感症でもない心の強さ、建設的に生きる前向きな精神を持ちたいものだ。
犬と猫がいて、彼女の両親とお兄さんと妹とがいる。
結婚したお姉さんと旦那さんもたまにいてみんなでご飯食べに行ったりする。
みんなでワイワイテレビ見たりご飯食べてると昔親戚の家に預けられてた時を思い出す。
自分の家族とも仲が悪いわけじゃないんだが、実家よりワイワイできてお兄さんとお姉さんの旦那さんが話してて面白いしつい入り浸ってしまう。
https://anond.hatelabo.jp/20191202234557
ブコメでも相方肯定派がいるけどだいたいそういう人たちは「相方」って使ってる人ね(偏見)
相方を使ってしまう人に聞いたことがあるけど「彼氏っていうのは気恥ずかしいから」って感じのお答えだった。
でも、「相方」って聞いてもこっちは気恥ずかしいしどちらかというと彼氏をそこまでしてぼかさなきゃいけないのかってとこで「なんだそりゃ?」って思うわけですよ。
で、「相方はパートナーの和訳だから」みたいな意見もあるけど「パートナー」ってそれはほぼほぼ日本語じゃん。
もともと英語かもしれないけど、パートナーって聞いて「は?どういうこと?」ってなるほど意味の分からない人っていないじゃん。ああ、親密な関係なんだね。大切なんだね。って思うじゃん。
だから相方は相方でしかなくてパートナーの和訳として使ってるというのは無理がある。
だったら「パートナー」使えばいいじゃん。
「いや、パートナーっていうほど親密でもない」っていうならもう相方の和訳じゃないじゃん。
だいたい「相方」って使ってる人は普段はイロコイなんて興味ないんです、みたいな素振りをみせておいて「男友達とこの前2人でのみに行ったんだけどさー。えー!全然そういうのじゃないよー」とかいってそれって彼氏になれると思われてるんじゃないの??みたいなのを数人抱えての相方持ちですからね。
とにかく、男に興味がないと思わせたい。だが実際興味はある。恋人も欲しい。でもガツガツしてると思われたくない。フラットな関係だと思われたい。
そんなこんなでの「相方」。
イラっとする!!
結局先週は銭湯週4で行くというこの温まりっぷりがなんともやめられなくなっちゃったのよね。
いいわ~銭湯。
すっかりしっかりハマってしまったわ。
なにせ家に帰ったらそのままパジャマに着替えてごろん出来るのが楽チンなのよ。
銭湯の話が尽きないわ。
違うところのお湯とか実際使ってみると温度が微妙に違う感じがするのよね。
こっちの方が熱い湯船はより熱い!とか
よりこっちの水風呂の方が冷たい!だとか。
違いの分かる感じになっちゃったわ。
でね
意外と銭湯人気ってあるのかしら?
こういうリラックスタイムの一番風呂開店時間直後に飛び込み前転で暖簾飛び込む感じがまたいいじゃない。
なんかやっぱりベテラン勢多くて、
新参者は~!なんて言われるとかマナーのこと何かしら誰かに怒られるかと思ったけど、
ショーケース冷蔵庫の中のどうしても気になる缶ビールが気になって
ホクホクと湯気を立ち上らせながら、
ちょっと寒い夕方の空の下をくたくたになった感じで歩いてかるのは
なんだかちびまる子ちゃんやサザエさんなんかの世界観を彷彿とさせる感じがして、
18時のアニメ枠のあとの鉄腕ダッシュ見てイッテキュー見る流れが
よりノスタルジックさを覚えたわ。
で、もう隙あらば銭湯ということで、
車に銭湯グッズを搭載するべく、
洗面器入れがどこか似ないかなとスペアタイヤのスペースを探ってみたんだけど、
私の車には今頃気付いたのかよって言われそうだけど、
これってパンクしたと起動したら良いのよ!?と暗中模索な不安にもかられるという
結果良かったのか良くないのか分からないけど、
番頭さんもさ、
良くお客さんのことを見てて、
この人初めてだなって言うのが分かるのかしら?
一瞬桶ってのが何のことが分からなくて、
素で洗面器は無いんですか?って聞いちゃって
あオッケーですって言いたくもないダジャレを喰らった番頭さんの顔が苦笑いだったことが
ここだけの内緒の話しにしておくわ。
スペアタイアがなかったら洗面器を使えば良いじゃないって言いそうなほどの
まったくね。
うふふ。
銭湯代捻出と言うことで、
おにぎり1つにしておきました。
寒くて朝起きられないので
温かく温めた白湯ホッツウォーラーを人肌より温かいぐらいまで冷めてから飲むのが、
ちょっと冷めすぎていたので、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
周りには隠してませんが積極的には言いません。
他の趣味と同じように共有できそうな人には言う。
というか同じ趣味の人だけで集まって楽しんでたんで差別の声も届きません。
困ってないし弱者だとも思わない。
そしてそれ以外の場所で自分のLGBTキャラを人に押し付けたりしなかった。
LGBTの中にはノーマルの人相手に自分の性癖を共有したい人もいるけれども、
俺の周りにはそういう人はいなかった。
ちなみに俺はノーマルの人に理解を求めるのが図々しいとすら思ってる。
どっちもいるけど両者は理解しあえないと思ってる。
だけどそれは悲しむことではないと思う。
お互い差があるまま尊重しあえれば、それでいい。
それよりも俺がストレスを感じるのは、
当事者でもなんでもない人が首を突っ込んでくること。
せっかく築いたノーマルな人とのちょうどいい距離感を一気に縮めようとしてくる。
「みなさん!世の中にはこんな趣味もあるんです!理解するべきです!」
昔、ゲイイベントで男の子連れて歩いてたらそういう活動してる女性が近づいてきて、
「私たちマイノリティの方たちの支援をしているんですが取材させてもらえませんか?」
まずなんで俺ら支援必要やねんと思い断りましたが取材を受けた友達の記事を読んだら、
「LGBTは弱者」「純愛を貫くゲイカップル」という決め込みで記事が作られてました。
俺なんて普通に彼氏いるのに他の男と浮気するようなクズでしたが。
「こんな逆風の世の中でも頑張ってるLGBTの人がいる!みんなで社会を変えましょう!」
という記事をどうしても作りたかったみたいでそこに当てはめられてました。
この「LGBT=弱者」って決め込みも相当差別的だと思いますが、
なんでこういうことしてくる人がいるのかというと、
IKKOさんみたいにオープンなLGBTは公式で笑い飛ばしていい人、という扱い。
飲み屋で酔っ払ってバイだと言ったらゲテモノ扱いされて笑われたこともあります。
俺は弱者扱いされるよりかは笑い飛ばされてるほうがずっと心地いい。
俺もホモネタで笑うし。
LGBTの方が絶対的にマイノリティなんだから物珍しさから生まれる笑いがあって当然だし、
むしろLGBTを盾にしてそういう笑いを根絶させようとするノーマル活動家に反発を覚える。
性癖とか趣味嗜好とか、LGBTの中でだってひとりひとり違うんだから、
違いは違いのままその差を受け入れていくほうが絶対に楽しく生きられると思う。
その中にはノーマル活動家の人が期待するように他文化との融合を求めている人もいれば、
俺みたいに線引きして心地よい関係を築いていく人もいる。
どうか「私たちは理解者です」みたいな顔でLGBT擁護とかするんだったら、
今の転職状況って、昔とかなり変わってきている。
今の転職の傾向は、
・適性検査を課し、個人の性格を暴くことを主としていて、企業の課題とはかけ離れた採用条件
(個々の性格を暴くが、企業の課題は別で、バランスが取れていない採用)
大手、中小ともに、最近は、採用事態がオープンになってきていて、個人情報なんてあってないもの。
・ベンチャー系企業→社員にネットの露出をほぼ強要し、企業価値を上げてよい人材、企業アピールが必死
資格を取りました、やりがいある仕事です。大手のパートナーです!などなど
中途入社に多大な期待をかけている→現在の自社の経営課題を外部人材で解決したい
高スペックの求人条件をかけ、入社しても、既存社員と話が合わず、退職する。
(それを防ぐためという名目で、適性検査をしているんだろうなぁ。)
どちらの企業も個人に責任を押し付け、経営者が経営課題に真剣に取り組んでいる、改善している会社ってかなりすくなくなっている。というは殆どない状況で、
スキルを発揮できていない。
・ボーナスをへらす →月給を減らすには、労基法とかとか説明が大変だからなぁ。
ジャンルRPGだけど、中身はRPGのお使いパートとボス戦のカードバトルのみ。
俺はカルドセプトが好きだから、RPGパートはいらないと思いながらやってた。
カードバトルで、敵のカードはすべてオープン。使用するカードも公開されていて、
3匹目のボスまでは割と死んだけど、その後主人公の強さが上がってきてゲームにも慣れると、
死んでも少しだけ強くなる。
あと音楽はとてもいい。
なんでオープンになってる年間休日と条件が異なってる訳でもないのにブラックになるんですかね…ベジータだったら「まるでブラック企業のバーゲンセールやぁ!」って叫んじゃうぞ。
数年前、高卒でトリミングサロンに勤めたんだがそこそこなブラック企業だったので誰にも聞かれてないけど書いてみる。
たった半年しか働かなかったが半年で頭がおかしくなったので、その経過も覚えてる限りで書いておく。
ヤバそうな会社につかまっている人は読んで早めに辞める決意を固めてほしい。
先に言っておくが、自分の会社はこれより酷い自慢はいらないぞ。そんなことするほどヤバい会社に勤めてる自覚あるならさっさと辞めろ。
・社会保険等一切なし
新卒は毎日30分前に出勤しなければならない暗黙のルールがあった。オーナーが来る10分前くらいには開店の準備が終わってないと怒られる。定時後の片付けももちろん新卒がやる。早出残業のお金は出ない。
・休日は月6日と言われていたが嘘。毎週確定で休みのはずな定休日もペットホテルサービスの犬がいれば出勤してお世話。
・原則8時間勤務なので休憩は1時間。のはずだが15分前には業務に戻らなければならない暗黙のルールがあり、遅れると怒られる。土日など忙しい日は予約の状況により30分しか休憩がもらえないが実質15分。
・オーナー、チーフを含めた社員5名(内2人新卒)、主婦パート3名の8人しかいない中、唐突に2号店をオープン。その1か月後に2号店が赤字の中3号店をオープン。2号店は社員から1名抜粋した店長と家が本店より近い主婦パートさんが固定メンツで入ってくれたが、3号店は店長ができる人が存在しないため店長なし。
もちろんそんな状態で2号店、3号店はまわらないため本店の徒歩圏内に引越をした新卒の私ともう1人(以下Aさん)も2号店、3号店に引っ張られる。土日は本店も2、3号店もどこも人員不足で地獄絵図のよう。しかし赤字なのでこれ以上人は雇えない。大変だ。
・2号店はド田舎に出店したためお客さんがつかず、オーナー提案でポスティングが始まる。
2号店出勤の日は3時間前に出勤して2時間みっちり歩いてポスティング。この分のお金はもちろん出ない。
・月に1回勉強会を行う。というのは表向き。
実際は私とAさんの新卒二人に対する公開説教会。泣いても喚いても1、2時間くらいエンドレスでお前たちはできない奴らだ!と怒鳴られる。
覚えてる中でヤバかったのはこのくらいじゃなかろうか。
4月…新生活が始まりやる気に満ち溢れていた。2号店オープン。
5月…オーナー、チーフを除いた従業員全員のグループが設立。愚痴などで盛り上がる。
勉強会(公開説教会)のだいたい次の日、新卒励まし会がオーナー、チーフ抜きで開かれるようになる。
6月…ストレスで痩せ始める。部屋を片付ける時間があるなら自分の好きなことに使いたいと強く思うようになり、部屋が片付けられなくなる。夜眠れなくなり始めたので病院に通い始める。
7月…家事や掃除、お風呂までも時間の無駄に感じてできなくなり始める。(お風呂は2日に1回ペースだった)食事は夜お酒を入れるために晩ごはんは食べていた。酒とたばこがないと悲しくてたまらなかった。
仕事の日は行きたくないのでぎりぎりまで寝て、休みの日は精一杯自分の時間を使うために早起きする。出勤前に腹痛を起こすようになる。
勉強会だけでなく普段の仕事でも怒鳴られるようになり、自信がなくなってしまい、オーナーの前で手が震える時があった。
友人と週1ペースで食事に行っていたが、「そこはブラック企業だからやめなよ」と言われても毎度頑なに「うちはブラックではないよ」と言っていたらしい(友人談)
8月…自殺を検討しだす。職場から帰るときは毎日泣きながら帰っていた。泣きながらどうやって死んだらオーナーが困るか考えていた。毎晩固定のフレンドとするゲームだけが心の支え。
励まし会は参加してはいたが自分の悩みを打ち明けたところでみんな私が無能と思っているから鼻で笑われると思い込み、相談できず抱え込む。
犬にカッとなることがあった。
仕事中、オーナーの姿が見えていると手の震えが止まらなくなり、鋏が握れなくなった。
首吊り用のロープを買ったが、無断欠勤すると不機嫌になったオーナーがAさんに当たってしまうことが頭をよぎってできなかった。
医者に診断書出すから休めと言われたが頑なに拒否した。だって人が足りないもの。
友人から早くやめろと強く言われたがやめられないという思い込みからやめず、継続して働く。
9月…目の下のクマがとれない。食事も戻してしまうためできず、体重が4月に比べて5キロ減った。元々がりがりなので医者がとても心配した。私としてはそれどころではない。
部屋はごみ屋敷でゲームするスペースと寝るスペースは確保してあった。
10月から内容とノルマが決まっている自主練習会を開催すると宣言され、自殺を決意。
最後にお世話になった病院の先生にお礼に伺うとお返しに診断書を持たされたのでどうしていいかわからなくなり親に相談した。
その日に親が迎えに来て、実家に連れていかれ、退職するための電話をかけさせられた。
電話口から聞こえるオーナーの怒った声に耐えられず震えていたらそのまま痙攣みたいになって泡を吹いてぶっ倒れた。
電話は親が済ませてくれたそうで、翌日鍵の返却と診断書を提出するように言われた。
翌日は親の運転で行った。オーナーの目の前で自分の腹を刺して「お前のせいでこうなった」というために包丁をとりに自宅に寄ったが、親に止められた。
そのまま本店に行き、鍵を返却して帰った。
もう2度とあのお店に行かなくていいことを自覚すると泣けてきた。
10月~11月…起き上がれなかった。ずっと寝ていた。
9月の中旬まで仕事はしていたのでその分の給料の請求に親が向かったが、頑なに断られ、私が使っていた鋏も返却されないどころかそんなものないの1点張りだったらしい。最終的には弁護士に委託したそうだ。
なかなかオーナーが給料を払わないというのを食事を運んでくれていた祖母が教えてくれた。オーナーは同じ人間に見えないなと思った。
こうなる前に、少しでもやばいと思ったらすぐに会社をやめてほしい。
最初にも書いたが、自分の会社はこれより酷い自慢はいらないぞ。そんなことするほどヤバい会社に勤めてる自覚あるならさっさと辞めるべきだ。やめられない会社なんて存在しない。
追記:
思ったより色んな人に見て貰えてびっくりです。
店の名前、出していいなら出したいけどさすがにまずくない…?
「批判を覚悟していた」 それでも大丸梅田店が店員の生理をオープンにした理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191125-00030892-forbes-soci
ブコメでも賛否あったし (前者の方が優勢だったかな?)「男性も体調不良のときに使えるように」という意見もあったね。自分もそう思う。生理バッジのその先は
・性別関係なく体調悪い人が気楽に「つらい助けて」と言える社会
の構築。
後者は有休ではなく、今ある「生理休暇」の対象を広げるイメージ。生理休暇は有給/無給様々あるし、「体調不良」となるとさらに運用方法が難しくなるだろうけど、いわゆる(paid) sick leave を導入している国は多々ある。生理バッジは「生理をオープンに」という取り組みだけど、どうしても隠したい人にも考慮すべきで、「生理休暇」なんていかにも原因がバレる休暇より一般的な「体調不良」で休める休暇の方が取得しやすいのではないかしら(周期的に取得してたらなんとなく分かってしまうけれども)。現に自分は生理休暇なんて一度も取得したことがない。あぁ、貴重な有休よ…
(参考) https://en.wikipedia.org/wiki/Sick_leave
(参考) https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000115/0908R3.pdf
で、前者。もちろん最終的には性別関係なく誰でもが体調不良を訴えられる社会を目指すのだけど、最初からぼやっと「体調不良」とするとこぼれ落ちるものがある。その一つが月経。まず女性限定。さらに女性の中でも10代〜40代、50代くらいまでと年齢が限られているし、妊娠中は止まるので対象者が少ない。その上その症状は人によって千差万別で、「PMS なんて病気じゃない(から我慢すべきだ)」と同じ女性から言われることもある。生理バッチは、まずこのこぼれ落ちそうな「体調不良」から先にすく上げておくことでその後の「すべての体調不良に慣用な社会」への速やかな導入を期待できる。「病気じゃない PMS だって我慢しなくていいんだから偏頭痛や腹痛だって配慮してもらっていいよね?」というわけだ。実際には重すぎる月経・PMS は病院にかかるほどの体調不良だし、実は原因はまさに「病気」だったということもあるのだけれど。
ちなみに「つらいなら休ませろ」という意見もあってもちろんそうなのだけ (だから先にpaid sick leaveを挙げている)、一般的な体調不良でも休むほどでもないんだよなぁ〜というときってあるでしょ?PMS〜月経終了まで長い人で約2週間体調不良が続くわけだが、もちろんめっちゃつらければ休むけど、休むほどでもないんだよなぁ、痛いけど〜という日もあるのよ。
上記は性別関係なく将来的にみんなが助かりますよ〜という話をしてきたが、一番の理由は別にあると自分は考えている。それは「PMS や月経中のつらさを相対化できるようにする」こと。さっき「重すぎる月経・PMS は病院にかかるほどの体調不良」と書いたが、実は女性同士でも(家族内でも)自分の月経について詳細を話すことはほとんどない。「今回なんかいつもよりつらいわ〜」「まじか〜お大事にね〜」くらい。ぶっちゃけ自分の月経しか知らないと言っても過言ではない。これでは自分の月経が重すぎるのかどうかなんて分からない。最近婦人科の先生たちが一応の目安を発信してくれるようになったけど、自分の月経しか知らないので「えーでもみんなこうでしょ〜?」と軽く考えてしまう。かくいう自分もここ数年で月経痛がだんだん酷くなり、でもネットなどにある目安ほどでもないから我慢し続け、あるとき母にポロッと相談したら「それはおかしくない?」と言われ婦人科いったら大きな卵巣嚢腫ができていて即手術!ってことがあった。
もちろん痛み・つらさのハードルは人それぞれなのでつらかったら他人がどうあれ病院行っていい。でも「我慢しろ」と言われ続けてきた生理でそれをするのは難易度が高い。だから生理をオープンにして他人の月経も知ることで、「あれ、もしかしてこれは我慢しちゃダメなやつじゃないか?」と気付く人が増えてほしい。これが生理をオープンにすることの一番の狙いなのではないかな。「一番の狙い」だと一部の人にしか恩恵がなくなってしまうから、前半部の「体調不良に寛容な社会の実現」を長期目標とするならこちらは短期目標、というべきかも。
「今日めっちゃ喉痛い…」くらいの気楽さで「今生理前だからめっちゃ立ってるのつらいわ…」「今回生理痛がやばいんだけど…」と話せるくらいPMSや月経が社会生活の一部になれば、月経に関するおかしな誤解や、被災地に生理用品がない、特別警戒のたびにトイレからゴミ箱が消えるといった無知(ある程度仕方がない)ゆえの無配慮もなくなっていくと思う。なんて、生理バッジにここまで期待するのはお花畑かしら?
やっぱり迫り来る水圧というか!
だから私今一番考えてるのかは
どうやって銭湯やそしてその上を行くスーパー銭湯に行く時間を捻出するかって計算で一生懸命になってる気持なのよね。
結構やっぱり平日は辛いので、
それならスタートダッシュでオープン直後に行けるからたっぷりなのよね。
帰り道なんかこういい感じの大将やってる?系とはちょっと違う「ゆ」ののれんが掛かった、
銭湯が何カ所かあるのよね。
そこに仕事帰りにタオルだけ持って行ってみるのもと思ってるけど、
まだ帰り道途中ですっぴん戦士になるのは、ちょっとねーとも思っちゃうわ。
洗顔するにしても色々また小物が増えるのも難点ね。
四の五の言ってないで、
何がどう憧れてるかはよく分からないけど、
そういった気持よ。
また行くのが楽しみだわ。
プチ千と千尋の玉隠しみたいな。
夢を馳せ参じるわ。
うふふ。
体重は減ってるのか増えてるのか分かりませんが、
気持減ってるような気がします気がしてるだけです。
最近時期になってきたのかしら?
皮ごと使えるレモンが売り出されてるので、
海外産のレモンでも皮ごと使えるよ!って謳ってるのあるけどさ。
そんなカットレモンをストレートホッツウォーラーに入れるホッツレモンウォーラーが
ほんのりレモン風味。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「女性の生理をオープンに」 大丸百貨店、生理中スタッフに「生理中バッジ」付けさせる→炎上
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1995924.html
「百貨店はオワコンと言われて久しい。今大きなトレンドや流行がなくなってきている中、価値観が定まったマーケットでの競争を繰り返している。それが今百貨店が面白くなくなってしまった原因だ。」
「日本では女性の性と生理は”触れてはいけないこと”という風潮があり、全てのお客さまが肯定的に受け入れられるものではないが…」
への繋がりが理解出来ない。
理解できない客は来るな、そういったヤツは商売の相手じゃない、と言う店長の方針ならソレはそれで良いけど、自分の生理状況を晒すことになる女性店員さんがかわいそう…
最近、イン◯ィードのCMでバーテンしている弟が偶々デートでバーに来た姉に向かって「焼酎は?」って言って、彼氏が「焼酎飲むの?」みたいなコントしているけど、
あれ上手くいくと思う?
大丸の生理バッチの件で、フェミニストの方々が色々言われている。
私は生理休暇も普及して欲しいしもっとこういった問題がオープンになって欲しいとも思う。けど、自分が今生理だと知られたくない感覚は、はっきりある。
なんで自分が今生理だと知られたくないのか、自分の気持ちを探ってみたら、それはすごく単純なことだった。
生理の一端を敢えて汚い言葉で表現すると「オマンコからドロドロの血が垂れている」になる。
周りに生理だと知られるということは「あ、増田さんは今オマンコからドロドロの血が出てるんだ」と思われる可能性があるということで、つまり、ほんの一瞬でも自分の性器に意識が向けられてしまうことになる。
私は年に2回ほど、動けないくらい生理痛が重くなる。当然、会社も行けない。そうなったときも生理痛で休みますとは、言えなかった。
生理痛というと聞こえはいいが、実際はオマンコからゼリー状に固まった血や、ドロドロの血が出ておりパンツを脱ぐと悪臭が漂う状態になっていて、そこに立っていられないほどの痛みや、どうしようもない苛立ちがある。
そういった汚い部分を知られるのが嫌で、生理だと知られたくないのかなと思っている。
ブコメに任意なんだから強制じゃないでしょ、問題ないでしょって言う人もいるけど
ずっとつけてない人がいたとして、でもその人がつけたくなくてそうしてるのかどうか誰にもわからないし
もう閉経してるのかなとか生理ないのかなみたいな視点が「つけてないこと」で生まれてしまって
必ずしも「私はつけたくないからつけていないのです」とならないところに結構問題があると思う
周りの空気とかみんながやってるから、みたいな部分をめちゃくちゃ大事にするというか
周囲と同じことをやってないことに恐怖を覚える人の多い今の日本の現状ではすごくつらい思いをする人がまあいると思うんだよね…
生理のある人で本当はつけたくないけどガマンしてつけてる人とかも出てくるだろうし
そういう人にとってみればあの人はいっつもつけてない、みたいに思う人もいるかもしれない
私はつけるよ!恥ずかしくない!って人にとってみたところで、もしこの試みが長期化したとしてだけれど(でも数週間もあればかなり長い)
ずっとつけない人に対しては何かしらの理由があるだろう、ということそれ自体が「わかって」しまうのが結構乱暴に思えるんだよね…
若い女性にみんな順調に生理が来るわけじゃないし、その理由もホルモンの状態とか病気でとか摂食障害があるとか原因全くわからないとか様々だし
閉経してしまった人は人でその事実をいつも「つけてないこと」で提示してるわけで、これは結構神経にきそう
「場」の中で閉経したことを知られないために生理がきてるんだよ~って示すために嘘をついてつけることもつらそう
妄想しすぎwって言われるかもだけど十分に考えられることだと思う
もしもその人が普段は女性を降りられてラクだわ~、というように思っているとしても、それは他人に対して明示してない状態だったからで
その事実が周囲の女性や閉経のことをよく知らない男性に改めて可視化されることって結構キツいのじゃないかと思う
どう思われてるのかとか考えてしまったり、改めて自分の身体や社会での立場みたいなものを考えてぐらぐらしてしまいそう
それを改めていつも認識し続けることってすごくつらそうに思う すごく若くて閉経する人もいるし 病気で月経に関わる器官を失ってしまった人も黙っているけどいるかもしれない
更年期障害の人も(これも若くてもなる)自分のプライバシーたる生殖能力の状況を外側に向かって公開したりしなかったりすることには
(あとそれを意識している空間の中に自分がいる、と思う事なども)
どちらにしても外側からの意味や感情や評価のようなものがどうしても付加されると思う
まず生理がある/ないだけじゃなくて「ある人」の中でも一人一人あまりにも月経って千差万別で、
重かったり軽かったり痛かったり痛くなかったり出血量ひどすぎて救急車で運ばれたりするレベルの人とかまでいたりして、誰もが同じ「生理」を持ってるわけじゃない
そういう当たり前のことが男性はもちろん女性自身にも広く知られていないのにも関わらず、決まった生理の形がある、と思われていて
こうあるべきとかこうでなきゃならない、もっとオープンにすべきとかそんなこと言うなんてけしからん、みたいなものは方向が真逆だとしてもそれぞれに根深く
一元化して扱うことのできないものだからこそ今はまだ時期尚早なんじゃないかな…という気がしている
「生理ちゃん」のあの回、私も読んですごくいいな!こうなりたい!って思ったけど、私は今よりもうちょっと先の未来の話として読んだ
あそこにいくまでにもっと社会でやらなきゃいけないことがあって、それを侃々諤々しながらやってようやくそこへたどり着いた先の社会の姿だと思ったから、
反応がその物語を受け取ったときと今この現実の出来事を受け取ったときとで違うことはべつにふしぎではないと思う
ああいう理想にたどり着くために「生理ちゃん」のあの回は必要だし、あの社会と今の社会とどこが違ってどうすればあそこに近づけるか、
って考えたときに浮かぶ問題を議論して考えて解決していくのがすっごい大事だと思ってるから、あれを今いきなりやってもきっとうまくいかないと思った
女性の側が生理を穢れとして隠してるのだ!みたいなこともよく聞くけれど
初潮以前の本当に幼い頃から「女の子は性にまつわることはなるべく表に出さないようにするのが嗜み」という風に
やんわりとでも厳しくでも常日頃親や教師なんかに言われたり小言のもとにされて育ってきた中での刷り込みはなかなかうまく打破できなくて、
もちろんそこを変えていくことが女性自身にとってこれからすごく大事なことだと私も思うしそうなっていけばいいと思うから
まず月経そのもののことやそのパターンなんかのことをきちんと教育で両性に周知することからスタートするのがいいんじゃないかなあ…と思ってしまった
生理そのものをわかられていない状態でバーン!といきなりやっても今は社会の側が成熟してないことから発するリスクの方が高いという気がする
こういう下地があって女性同士でも自分の内面にある生理を他人同士で押し付け合う感じに現在でもなってるので
(この表面が可視化されると「女の敵は女」っていう人がいるけど、前述の下地があっての問題なのでそうじゃないですよ、と言いたい)
生理は多様であるってことを女性自身もどんどんシェアし合って学び合っていけたらそれこそが「オープン」ってことなのかなあ…って思った
誰かが言わないといけないことだけれど、だれも言わないから言う。
BL好き腐女子、エヴァ大好き左翼、エロゲアイコンだった学者。
おじさんおばさんのオタクの一部が、差別で自意識を拗らせた結果おかしなことになっているという話だと思って聞いてほしい。
彼らは、エヴァ放送時に、衝撃を受けてこんなアニメがあるのかと驚いた世代だ。もうちょいわかりやすく言うと林原めぐみ直撃世代か、そのもうちょい前。
深夜にアニラジを聞きながら、エヴァを延々と語り、オタクの仲間内で、「この作品なら一般人に見せてもばかにされないんじゃないか」とかひそかに期待していた世代だ。
同時にあの時代のオタクは、自分を肯定して生きていくことが厳しい時代だった。
オタクと呼ばれると、どんなに社交的で、どんなに良い人格で、どんなに収入があっても、社会的信用が失われる時代だ。このあたりの空気を知りたいというひとは、
https://togetter.com/li/1220676 このあたりのまとめがマイルドに教えてくれる。
もっと空気感だけ味わいたいなら、飛んで埼玉! の空気感。バレた瞬間最下層民になるって時代。
だから、アニメ好きは必死になって趣味を隠し、隠れキリシタンならぬ、隠れオタクという言葉が普通に流通していた時代だ。
声優ソングの歌詞を見たら、みごとに「生きにくいオタクの共感を呼ぶ曲ばっかり」だ。
自分らしく生きていくということを大変だけど頑張ろう、っていう曲だ。
そんな時代に作られた林原めぐみの「don't be discouraged」は、差別の垣根を越えて、「ゲイやオカマの心をガッチリとらえた」という現象まで起きた。新宿二丁目では涙を流して歌う人物もいるそうだ。「生きにくい世の中だけど、勇気をもって好きなことに邁進しよう。理解されなくてもきっといいことがあるよ」というのは、まさに被差別属性を持つ人々の心をとらえるだろう。そんな時代だった。
僕らが生きたのは「好きなものを好きというだけで多大なリスクを覚悟せねばならなかった」という時代だ。
余談になるが、当時の深夜アニラジというのは、精神を病んだオタクの駆け込み寺にもなっていた。声優さんにガチの人生相談が舞い込んだ時代だ。
学校でオタクだと馬鹿にされてつらいとか、いじめられているとか、そういうはがきが普通に舞い込み、それを声優さんがガチに回答するような、かなり狂った時代。あの時代のオタクの空気はまさにどんよりとした息苦しさをまとい、まさに被差別階層の様相を呈していた。それにしたって、なんで声優さんラジオに人生相談をするんだ、と言われるかもしれないが他に相談できる場所がどこにもなかったのだ。親も、教師も、友人も、兄弟も、警察も、政治家も、すべてがオタクにとっては敵だった。もう顔の見える敵ではない存在が、漫画家や声優しかいないというのは、あの時代を体験したものでないとわからないだろう。当然ネット環境もない。
そんななか、差別に直面し苦闘したオタクたちはオタクと呼ばれるのを極端に恐れていた。
「俺はオタクじゃない。マニアだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「俺はオタクじゃない。ゲーマーだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「俺はオタクじゃない。アニメ好きだ(そんな違い、差別する側は気にしない)」
「オタクってキモいよね」と言われたら、正体を隠して「そうだねえキモいよね」と内心冷や汗流しながら相槌を打ってた時代だ。
当時、いじめられ、差別され、迫害され、バカにされていたオタクたちの一部が、「なぜ自分たちが差別されるのか」を必死になって考えるというのは、もうこれは宿痾の妄想のようなものである。
そんな中、一つの逃げ道に走ったオタクがいる。それが現在の左翼系でオタクバッシングをやっているオタクである。
「オタクはダメな奴らだ」とサブカル内部からオタクを批判することで、一般に認められようとする道を選んだ人間だ。
彼らの言い訳は「左翼思想からサブカル的にオタクを分析するためにオタク文化にかかわっている」というものだ。
「自分たちがアニメ・ゲーム・マンガ・ラノベを見るのはサブカルチャーの研究をやっているからだ。だから恥ずかしくない」と理論武装しなければ、好きなものにかかわることができなかった。
大学のサークル棟や居酒屋で、現実に起きた現象とアニメ作品をひたすらに絡めて、融合させて、一つの社会的事象としてとらえようと躍起になった時代だ。
具体例を挙げると、地下鉄サリン事件とオカルト系SF作品の影響を無理やりくっつけてトンチンカンな批評を、朝生みたいにオタク同志で語り合ったものだ。
それを見ていたクリエイターが「いまのオタクは作品も作らず、ただ批評ばっかりしてる」と嘆いていた時代。ただ楽しむではなく、「学問的批評という行動によって、ただのキモオタのブヒブヒ言う声ではなく、この作品が社会に与える影響や、社会的意義がどんなものか、左翼思想に合致するかチェックしている」という言い訳を自分に用意した。
彼らは、何の理屈もつけずにオタク文化を楽しむオタクを「ダメな奴らだ。キモイ。あんな奴らと一緒にしないでくれ」と、さげすむ自意識を持っていた。しかし、オタク文化は好きで好きでたまらなかった。
その鬱屈した倒錯は、傍から見ればただの変態の所業でありながら、それでも本人たちは大まじめだった。
左翼思想やフェミニズム思想を身にまとい、あのコンテンツはここがダメ、あそこが左翼思想から見るとダメ、右翼だ、女性差別だ、と言いながらアニメゲームマンガを消費したのだ。
ほかにも別の一派がいて、無理やり学問にこじつけて、オタク文化を鑑賞し、「CLANNADは人生」とか「fateは文学」とか馬鹿じゃないのかという発言が飛び出すこともあった。ネットで議論する際に「銀英伝」や「マブラヴ」で、政治を語り分析する人間がゴロゴロいた時代。
あれは、「馬鹿」だったのではなく「そうすることが差別を避けつつコンテンツを楽しむ作法」だったのだ。
しかし、時代は加速した。オタクは文化的にかなりの大成功を収めた。
オタク系候補が30万票や50万票取って、自民党の議員バッヂをつけてしまう時代だ。民主系や、社民系ではなく、よりにもよって自民党である。確実に時代は変わった。それも劇的に変わってしまった。(オタクが政治にいかに冷遇され続けてきたかは、それだけで10万文字を超えるエントリーを書かねばならないが、今回は割愛する)
要するにオタクコンテンツが一般趣味として認められつつある時代になったということだ。
そうなると何が起こるか?
いちいち思想とアニメを絡めて面倒くさい批評を書くよりも、萌えキャラがなんか頬を赤らめて「ばか」とつぶやくSS漫画をtwitterにあげるほうがRTといいねが数万単位で跳ね返ってくるようになった。
このアニメはリベラル思想に対して間違っていないか、とか考える面倒くさい学術オタよりも、SNSで萌え絵をアップして焼肉画像を上げてる大学生絵師のほうがよっぽど尊敬を集められる時代になった。
いまの時代、萌え漫画を読んだり、コミケに行ったりする程度で、「あいつはキモイオタクだから石を投げよう」みたいなやつはかなり減って、大勢がオタクであると公言できる時代になった。これは若い人達ほど顕著である。他人にどうみられるかを一番気にして、自意識をこじらせる男子高校生や女子高生たちが、人前で、FGOだのアイマスだのバンドリだののアプリのイベントを周回している時代だ。
オタク差別から逃れるためにくだらないうそをつかなくてよい時代が来た。
しかし、この時代はある一部のオタクたちには実に生きにくい時代になった。オタク趣味を低俗だ、腐敗してる、萌えなど女性差別だと繰り返しバッシングしながら、それでも萌えアニメや恋愛ゲームを消費せずにはいられなかったオタクたちだ。これには女子も含まれる。女子でも乙女ゲーとかそっち系のほうは「恥ずかしいもの」としてバッシングされた過去が間違いなくある。腐女子を恥ずかしいものとしてとらえてバッシングしたのは、「そういう意識が高い系のオタク、女子オタク」だったし、「腐女子の中でも様々な争いがあった」ことは間違いない。
彼らは、同胞のオタクを常にバッシングしてきたせいで、オタクにもたらされた「自由にオタク文化を楽しむ」という時代に参入できない。今更「実は俺も萌えキャラ大好きなんだよ~! バンドリ周回してる! アイマス最高!」とか職場の人間に言えない人生を送ってきてしまった。
ネット空間においてさえ「こんなものは女性差別だ。左翼思想の面から許容できない人権侵害だ。オタクがオタクをダメにした。オタク社会を俺が浄化してやる」ぐらいの発言をしてきた人間だ。
彼らもこっそりオタク文化を楽しんではきた。しかしオープンに楽しむなんてことはできなかった。それが許される時代が来てもできない。
だからこそ、全力でオタク文化が一般になるのを阻止しなくてはならない。
そうでなければ自分のゆがんだ自意識が、ただの卑屈さの産物であると認めなければならないからだ。
林原めぐみの作詞した歌詞のように、ドタバタ前向きに差別を恐れずに自分を肯定しながら生きていくということができればどんなに良かったろう。
しかしそれがいまだにできない。あの時代のえげつない苛烈さ、報道も政治も、だれもオタクを守ってくれない。その時代ゆえの後遺症だ。
だいたいは左翼的なシンパシーを持ち、左翼思想で自分を固めてきた。
左翼思想やフェミニズムが、彼らをオタク差別から守り、他のオタクと異なり特別たらしめている自意識だ。
それを用いて、オタクだとカミングアウトするのが明らかに不利益にしかならない時代を、何とか生き抜いてきた世代だ。
必死に左翼理論と自己演出で、オタク差別されないように自分を防御してきた世代だ。
世の中のオタク表現を常に探し、「これは左派思想に合致しないから規制すべき」とオタクをバッシングするのは、「自分はキモオタとは違う良いオタクだ」と差別を逃れるために左翼思想を選んだから。
若い人たちは彼らを見たら、「こんなことをしなければ生きられなかった悲しい時代があったのか」と思ってほしい。
「好きなものを好きというだけで多大なリスクを払わなければならなかった時代」があったことを少しだけ思い出してほしい。
追記 確かに主語が広すぎたと反省している。ただ、はてなとかで率先してオタクを叩いてるひととかはに、かなり当てはまるのあるケースだと思っている。