はてなキーワード: 検算とは
今日、G検定を受験した。AIやディープラーニングに関するちょっと話題のやつだ。11月8日〜9日開催の2024年第6回。今回の試験から新シラバス(問題範囲)が適用で出題数が変更となる。
G検定は自宅受験可能な性質上、運営が不正行為禁止と言いながらもPCインカメラ監視や画面共有監視もなく受験者たちの間では公然とカンニングが行われていることで有名な試験だ。
IT系のAI試験だからGoogleやAIを使いこなすのも試験の一環だって?そんな屁理屈ありかよ。ありなんだよな。
SNSやnoteやqiitaの受験記を見てもそうだし、検索欄に「G検定」と入れると「カンペ/カンニング/チートシート」などが多数サジェストされることからも明らかだ。
そのため運営はカンペを一目見たり用語集をCtrl+Fで検索してすぐ解けるような一問一答的な出題を避けているという。問題文と選択肢は画像形式で出題されてコピペ不可。それくらいの抵抗はしてくる。
前回まで試験時間120分に対して出題数は公称200問程度だったが今回から160問へと変更され1問当たり時間が約30秒から45秒へと増えたのも、複雑な出題でカンニング潰しをしてやるという運営の意気込みが事前に感じられていた。
しかし運営の姿勢や自力で正々堂々と挑む他の受験者に悪いが不正受験者がいる以上は俺も乗っていくし、先端AI的な試験を受ける気概はあっても高度な自動回答環境を作れるスキルはない、そんなクズでカスの取ったスタイルを紹介する。
他の自宅受験系の資格試験にも流用できるだろう。こんな恥ずべき内容は他じゃ書けない。
ネット環境下でどこでも受験OKだが自宅がベター。広いテーブルがあるといい。カンニングしまくる以上そんな姿は人目に晒せない。会社や学校など知り合いのいる環境は論外だ。
出題内容が各人で同一であるなら仲間と結託してもいいがおそらく違うのではないか。
・PC類
頼みの綱。文字入力よりPC画面上の文字コピぺできない問題文をスマホで撮って画像入力するのがメイン。アップした画像内の文字を認識して回答できるタイプで事前に操作に慣れておく。
最近のAIならまあ対応可能だろう。性能の高い有料版に課金して安心をダメ押してもいい。世話になるのは本番2時間なのでお試し版でもいい。
俺はSoftBank系回線があれば1年タダの有料版Perplexityを普段使用しているのでこれ。
・テキスト類
シラバス(試験範囲)記載の用語が解説されたいわゆるチートシートはネットに落ちている。ブラウザで開くなりWord Excelファイルにするなり中身を検索できるようにしておく。
画像タイプでない中身が文字検索のできる試験対策の電子書籍や、テキストをそのまま書き起こしたような詳しい有料チートシートもあると心強い。
目次や索引の充実した、またはこの辺に書いてあると把握できてる読み慣れたリアル書籍もいい。
・その他
飲み物はすぐ飲めて倒してもこぼれにくいストロー付き紙パックなどがいい。
2時間の長丁場なので食べる余裕ありそうならお菓子などを用意してもいいし、アガるプレイリストを用意して音楽聴きながらやってもいい。
時計は受験画面内に常に残り時間がカウントダウンされているので不要。120分160問だから目安として残り100分時点で27問解いておきたい、80分で53問、60分で80問とメモっておくと焦った頭でもペースが掴める。
ノートPCを2台並べ、1台はブラウザで受験画面とAIを2画面表示、もう1台は簡素で一問一答的なシラバス用語のチートシートと詳細なテキスト状のチートシートを2画面表示。これはデスクトップとか1台のデカいモニターに並べてもいいだろう。
そしてスマホ2台でもAI。カメラとAIが使用できればタブレットでもいいだろう。これらを出題内容によって使い分ける。
自分の実力次第だが、用語や説明文見たら解けそうな問題はテキストからCtrl+Fで検索。AI先生に聞いた方が早そうなものはAIで。
AIに聞くのもPCタイピング入力、スマホフリック入力、出題文丸ごとをスマホで写真撮って画像認識のどれが早そうかを使い分ける。写真アップの場合は文字認識にやや時間がかかるだろう。その間に次の問題に行きそこでもAIに聞きたい場合に2台目のスマホで解いてもらう。待機時間や問題を行き来する時間は極力減らしたい。
計算問題は自力で解ける実力があってもAIに頼んで次の問題に行った方がおそらく早い。問題にはチェックマークつけて後で見返せるので1周終えてから検算してもいい。
Perplexityは画像認識での行列、サイコロ確率、期待値、畳み込み演算などを難なく正解した、はずだ。
今日の2日目受験だったが1日目受験者の感想をSNSで見ると今回からなかなか厄介に変更されているようで覚悟して挑んだ。
あまり勉強してないので過去出題や問題集との比較はできないのだが見て回ると今回は阿鼻叫喚の難易度らしい。カンニング跋扈に運営もキレたか。
問題プールの中から出題も順番もランダムに出題しているのか、同じ図表の穴埋め場所違いな問題が複数あったり、同じ用語の問われ方違いやほぼ似た感じの問題が複数あった。
勉強していればサービスだが勉強不足だと「似た問題を少し前に解いたけど自分が理解して解いたわけじゃないからまた探さなきゃ(またAIに解いてもらわなきゃ)」となり時間ロス。運営の戦略か?
試験は終了時間5分ほど残してとりあえず解き終えた。上記回答方法をスムーズにこなしてもかなりギリギリだった。
後から気付いたが問題画像を右クリック保存できるようにしたり最悪スクショした画像をブラウザAIに読ませた方が早いかもしれない。
感触はかなり良いが、AIに聞いた部分が正答できたのか全スクショして答え合わせしたわけでもないので合否不明。判明したら追記する。合否のみで得点開示されないのは残念。
AI先生の回答能力と画像認識力が上がりまくった現状、カンニングできちゃうIBT(自宅受験)はほぼお布施の価値しか無いだろう。最低限インカメラの目線監視や画面共有監視、CBT(近所の会場受験)でないと。
Fラン大で「応用数学1」っていう名前の半期授業を持っているんだけど、期末レポートは「9800円の31%引きは何円か」みたいなのが10問程度
真面目に授業を受けた人は頑張って電卓を弾いて正解してくれるんだけど、これって本当に計算方法がわかったといえるのか疑問だ
多分うちのクラスは電卓の使い方は分かっていても、小数の掛け算の意味を理解している人はほとんどいない
打ち間違えて検算しなかった人はさっきの問題で5桁の数字を書いて平気な顔をしている
数年前に一級建築士を初受験で学科・製図をストレート合格した。
身の回りで何年も受験して不合格を続けている人が多いが、勉強の仕方があんまり上手じゃないなと感じることが多い。
とはいえ聞かれてもいないのにアドバイスする立場でもないので黙っているが、自分より遥かに仕事も出来て頭もいい人がカド番を落として落胆しているのを見るので、もしかしたら何かの拍子に見てもらえるかもしれないので自分の勉強方法を書いておく。
数年前のことだから最新では使えない点もあるかも。
ちなみに俺はほとんど勉強無しで入れるFラン大学出身で、一級建築士の試験を受けるまで勉強らしい勉強はしてこなかった。
あと、翌年の試験を受けようと思って12月末に資格予備校に行ったら翌年受験する人はもうとっくに予備校に通い始めてて、完全に出遅れたところから勉強をスタートした。
授業料クソ高い上に追加追加で金を巻き上げてくるからクソだが自分はこの予備校で受かったので「S資格はやめておけ」とも言えない。
【学科】
平日は大体21時くらいまでは仕事をしているので、仕事が終わった後マクドナルドに移動し0時~1時くらいまで3時間くらいマクドナルドで勉強する。
これは習慣というのは自分の精神の中に宿るものではなく、場所と時間に存在するものだという諦念によるもので、
毎日3時間勉強するのを半年間続けるのは絶対に無理だけど毎日同じ時間にマクドナルドで晩飯を食べるのなら続けられる。
勉強道具を持ってマクドナルドに行けば仕方ないので勉強するだろう、という自分への信頼がゼロだからこそ生まれた作戦だ。
頼むのは侍マックのベーコントマト肉厚ビーフ。平日は毎日これのセットを晩御飯にする。
なぜならこれはハンバーガーにトマトが挟まっているのでとても健康にいいから。健康が一番大事だ。
ここまでしてもダラダラしてしまい禄に勉強できないどころか予備校の宿題すら終わらせられないこともある、当たり前だ。勉強が嫌いだから。
この決まりが「誓約と制約」として効いてくる。平日の勉強はマクドナルドだけ、家では一切勉強道具は広げない、家で勉強したら落ちる。そういう決まりを自分で作り厳守する。
家でも勉強するという選択肢があると家に居ても気が休まらなくなってしまう。それは自尊心や睡眠の質に影響する。
だからどれほど勉強が出来ていなくても家では勉強しない。だからこそマクドナルドでの勉強に身が入る。
もちろんマクドナルドでなくてもいいけど「勉強の時間と場所を固定して厳守する」というのが大事で、勉強の進捗とかはあんまり考えない。
さて勉強方法だが、まず教科書は最初にざっと一通り読むだけでその後は見ない。
その代わり問題集の解答の冊子を読み込みまくる。
問題文と見比べてどの単語が出題されるのかのパターンをひたすら頭に詰め込む。
もちろん教科書を読んで基礎から理解した方がいい。それが最高の勉強方法だと思うが、いかんせん一級建築士の出題範囲はべらぼうに広いのでそれをやってる時間はない。
また、法規はちょっと違うやり方をする。極端な話をすると法規はほかの科目と違って自分を強くするゲームではなくて、法令集を育てるゲームだということを理解する。
法令集を育てるとはどういうことか?問題を解いたら法令集の該当の法文、単語にラインマーカーで印をつける。何度も出たらそのたびに何度も色々な色でラインマーカーを重ねる。
そうすると、問題を読んで法令集の該当ページを開けば頻出法文の頻出単語が汚ねぇ色で塗りつぶされて真っ先に目に飛び込んでくるようになる。
そこまで育てられれば、後は過去問の最初の一文を読んで法令集のどのあたりのページを開けばいいのかが分かれば問題は解ける。
最後まで問題を解く必要はなく、問題文を読む→法令集の該当ページを開く、までを反復練習すれば試験時間内に全問題を解き終えるスピードを身に着けられる。
紙の問題集といて答えをメモしておいて紙の解答でチェックするのは時間がかかりすぎる。アプリならタップ一つで済むのにそんなことに時間をかけてる場合じゃない。
試験直前はとにかく問題集をぶん回せるかが合否を分けるので紙でやってるのとアプリでやってるのでは同じくらい熱心に勉強してても倍くらい解ける問題の数が変わってくる。
【製図】
製図は各予備校ごとにプランの解き方を教わると思うんだけど、異常な天才でないならその手順を改変したり省略したりしないで完全に身に着けるのが一番いい。
正直、最初は何でこんなに手順が細かく決まってて一見無駄に見えるような図を描いたりしなきゃいけないのかと思うだろう。俺もそうだった。
でも学科の試験が終わってから製図の試験までの短い期間で、最も効率よく合格まで持っていけるやり方を極限まで洗練したものがその手順なんだ。
問題文の数値一つ要件一つ見落としてただけで即死するのが製図試験で、その即死をほぼ完全に回避するための安全装置が予備校で教わるプランの手順。
製図試験の直前くらいにならないとこの手順の意味は完全には理解できない。そしてそのころに気付いてももう遅い。
プランニングの勉強だけど、さっきも書いた通り製図試験の対策に割ける期間は短い。
解ける問題数は数十問が限界だろう。だからこそプランニングは一問に対して4パターンくらい考える。
と言ってもそんなに大変なことじゃない。まず授業で一回解くだろう、そしてどうせ上手いプランは出来ないから授業で作ったプランの改善バージョンをもう一度作る。これでもう二回め。
さらにスパンを変えたバージョンをもう一回、主要室の階を変えたパターンなどをもう一回、で全4パターン。もちろんいちいち製図はしないでプランだけな。
スパンを変えたり主要室の階を変えたパターンをやるのは、ここがプランニングで一番悩む運命の分かれ道だから。
でも試験問題は基本的にどのスパンでも主要室が何階でも合格できるように出来ている。
だからここで悩んだり手戻りがあるのはかなり勿体ないので、どの道を選んでも合格プランまでたどり着けるという自信を付ける必要があるわけだ。
で、製図に入るわけだけど、言えるのは一つだけ。綺麗に描こうとしないこと。
本当に本当に思うんだけど、みんな図面が綺麗すぎ。
分かるよ、採点の時に前に貼り出されてみんなに見られるから汚いと恥ずかしいよね。
なぜそう言えるかって俺が講師に逃げられるくらい字が下手でチューターがビビるくらい図面が汚かったから。でも受かった。
有名な話だけど一級建築士の製図の試験は全部フリーハンドでも合格できるって聞いたことあると思う。
製図の採点は減点方式だから書くべきことが書かれてさえいれば減点されることはないし、綺麗に書いたからと言って加点はない。
その時間を最後の見直しと修正にあてなければまず受からないのが製図の試験。
出来れば3周くらい問題文を見直す時間が欲しい。見落としがあってデカい修正が必要になっても落ち着いて直せるだけの時間が多分それくらい。
あと、最後は諦めないこと。
試験の製図はいつもの仕事での図面と違うのはコストや工期を考えなくていいという点にある。
つまり、試験の終盤で梁のせいが足りないと気付いて修正する時間もないとなったら、その梁から線を引っ張って「十分な補強を行う」とか書いておけば、世の中には何かしらその梁成で成立する技術はある。
実際の仕事であれば工期もないしコストもかかるからそんなことはなかなか出来ないが、試験なら可能だ。
世の中には色々な工法があるわけで、「補強する」と一言書いてあれば採点官は「そんな補強方法はない」とは言えない。だから減点は出来ない。
もちろん最後の手段だけど、ほんの一文書き足せば合格まで持っていけるのが製図試験だから、とにかく見直しの時間を確保することが大事。
あとは、なんだろうな、関数電卓は持ち込み禁止だけど、計算の途中式を表示できる電卓なら持ち込める(会場によるかもだけど)これがあるか無いかで検算のスピードが全然違うから絶対アマゾンで買った方がいい。
それくらいかな。
予備校の講師とかチューターはよく徹夜で勉強したみたいな武勇伝を未だに言う人がいるけどそれに騙されてはいけない。
睡眠時間を削れば翌日の仕事の効率が落ち、残業時間が増え、勉強する時間が減る、そして焦ってまた睡眠時間を削る、という最悪のパターンに陥る。
検算しろとは言うけど必ずしもできるとは限らないんだよな。そもそも計算できないからコンピューターにやらせてる処理もある。理論的には正の値になるはずだけど、ごく稀に誤差でゼロや負になった時に、バグるみたいなのも再現難しくて辛い。
メモリーまわりは、高速化のために生ポインタでアドレス計算してる時はどうしてもミスる時がある。偶然ゼロ初期化されてるところを見てればそのまま動いちゃうけど、実行環境が変わると違うとこ見てて落ちるみたいなパターンも辛い。
ランダム性を持たせた処理というのは、ある種の最適化とか数値計算とか。そもそも答えを出すために処理してるから、正解がわからないしなかなか再現しないこともあって辛い。
「今のこの部署は業務が非効率すぎるからDXとか言う前にデジタル化して効率化したい」
とのことだった
Windowsのファイル共有サーバを使って業務上のやりとりが行われてて
それ自体は別にいいんだけど明文化されたルールが無いしアクセス権とかも適当なのでめちゃくちゃになってた
定期的にフォルダが移動されるのでメール検索してもファイルが見つからないっていうことがかなり多い
まずはアクセス権の設定とルール決めをやろうとしたんだけど各チームごとにルールがバラバラ
それどころか個人間でもルールが決まってなくてこっちで勝手に決めたら反発がもの凄くて結局断念
いまだにメールでファイルパスが飛び交ってるし、2023年になったから「今年」フォルダの中身が移動されるらしい
とか言っても理解して貰えない
チーム毎にエクセル使ってるところはあるけれど
それもリーダーが頑張ってまとめてるだけで各人が何かまとめてるわけではない
みたいなことをやったけれどほとんど使われず
タスクごとにファイルを添付すればファイル共有サーバも必要ないよね?っていうのを目論んでいたんだけれど
そもそも「タスク」の概念が無い様子だったので導入できるわけがなかった
費用や予算に関して複数のエクセルシートを駆使して管理していた
予算担当者のみがExcelを編集可能なので、担当者が休みだと予算確保ができない
おまけにExcel使ってても一部は手計算(シートをまたがって参照できないと思ってたらしい)なので
年末には紙に印刷して電卓で検算大会が開催されるという意味不明なことが行われていた
選定までちゃんと行ったけれど「未来予算との差分計算ができない」みたいな理由で結局導入を断念
「その計算いります?報告してるだけで誰も気にしてないでしょ?」
という話をしたが、結局導入はされなかった
唯一成功したのが「Excelを印刷して、手書きサインをもらって、それをPDF化して共有フォルダに保存」の廃止
なぜ手書きの必要があるの?というのを確認しまくって手書きサイン不要な書類についてはデジタル保存で完了
どうしても手書きサインが必要と譲って貰えなかったものに関してもPDFのサイン機能で了解を得た
印刷することがないから、Excelで無理矢理A4用紙の見た目にする必要無いよね?というのが今年のステージなんだが、まぁ多分無理な気がしてる
そういや、外部企業で手書きサインを求めてくる会社には仕方なく手書きサインしてるけれど
「人事に関わることなので紙保存です」
なので人事部とだけは紙でやりとりしているし、なんならそのために出社することもある
「今の仕事が楽になる」「今の仕事がより正確になる」という予想ができない人に対して新しい方法を提案しても抵抗しかされない
仕事が楽になった経験よりも、何かしらの障害で失敗した経験の方が記憶には残っているようで
1%の確率で失敗して破滅的なことになるよりも、辛いけれどどうにかなっている現状で耐え忍ぶ、という彼らなりの処世術なんだろう、と思う
わいも聞きたい。みんなのところはどうなんだろう。
2022-07-25
原本保存が必要なので、クリアファイルに入れる。結局これがあるからペーパーレスのメリットがない
下請けがFAXで受信したものをPDFで送ってくる時がある。すげぇ見にくい。
これは完全に会社が悪いが、イレギュラーなものは案件管理システムで登録出来ない。
そんなにみんなペーパーレス出来てる?
2022-07-25
うちは一部ペーパーレスやけど、無理に完全ペーパーレスするのはアホやと思うで。
あと、結局長く使えば使うほどバックアップが必須になるのがな。
うちの会社、このハードディスクぶっ飛んだら仕事にならなくなるんだがどうなんや、と思いながらやってるわ。結局、電子より物理のほうが持ちはいい。狭い自宅なら兎も角、そこらの会社なら何冊も紙ファイルいれる本棚のほうがバックアップサーバーより安い。
ペーパーレスのいいところは、検索ですぐに資料が出てくるところやね。
それが必要なら是非したほうがいいわ。便利に使ってる。
うちは一部ペーパーレスやけど、無理に完全ペーパーレスするのはアホやと思うで。
あと、結局長く使えば使うほどバックアップが必須になるのがな。
うちの会社、このハードディスクぶっ飛んだら仕事にならなくなるんだがどうなんや、と思いながらやってるわ。結局、電子より物理のほうが持ちはいい。狭い自宅なら兎も角、そこらの会社なら何冊も紙ファイルいれる本棚のほうがバックアップサーバーより安い。
ペーパーレスのいいところは、検索ですぐに資料が出てくるところやね。
それが必要なら是非したほうがいいわ。便利に使ってる。
問題視する人:
問題視しない人:
これは、SYNODOSに掲載された田中辰雄氏の記事( https://synodos.jp/opinion/society/27932/ )
の図4と図5から抽出したもの。それぞれの特徴が意見にどれくらい影響するかは、記事に当たってほしい。
なお、#をつけた項目は統計的に有意ではない数字によるものだけど、参考までに載っけとく。
「放送禁止用語やポリコレが言論・表現活動を萎縮させている」「差別発言、ヘイトスピーチ、天皇侮辱表現も規制・禁止すべきではない」「反日的な発言、下劣な発言も社会的に許容されるべきだ」「言論には言論のみで対抗すべきだ」などの意見に賛同するかどうかをいう。
言い換えると、言論や表現に法的規制はもちろん自主規制もすべきでないし、社会的配慮も不要と考えるか、十分な理由(社会正義)があるなら一定の規制・配慮はやむなしと考えるか、かな。
男性は[女子高生の表象を「性的アイコン」と捉えがちで、]「萌え絵」=[男性目線のいやらしさを含んだ]漫画・アニメ調の絵に慣れているため、「萌え絵」広告にも違和感が薄く、容認的である。年齢が上がっても意見はそれほど変わらない。
女性は[女子高生の表象を「子供時代のかつての自分」と捉えがちで、][一般的な漫画・アニメには男性と同様に触れていても、]「萌え絵」に触れる機会が少ないためか、「萌え絵」広告には違和感を抱き、批判的になる。また、年齢が上がり、女子高生との年齢差が大きくなるほど[高校生が子供に見え、]批判的になる傾向がある。
※[ ]の中は、仮説のための補助線的な仮説。
男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」が今後、より一般的になる(=日常風景に溢れ、女性向けの作品にも女体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れ、現在よりは容認的になる。ただし、クリエイター層は「萌え絵」広告に批判的な傾向があるため、日常風景や創作作品に「萌え絵」が広がるかは消費者の需要による。
また、現在の若年層女性が将来年齢を重ねると、未成年を描いた「萌え絵」に批判的になる可能性がある。
田中氏は調査の生データを持っている。記事には記載されていない判断材料があるのかも。増田は生データを持ってない。SYNODOSで調査結果の記事を読んだだけ。
田中氏は男性のデータを考察に使用せず、全体のデータと女性のみのデータから結論を出している。増田は反応に男女差が大きい理由が気になったので、男性のデータと比較しながら考察した。
考察の流れについては
https://anond.hatelabo.jp/20220426233859
https://anond.hatelabo.jp/20220427230024
あとこれもついでに
https://anond.hatelabo.jp/20220428000622
藁人形叩きはあまりうまくないってことと、社会調査は便利で楽しいよってこと。
自分と意見が異なる人の像はよく見えないので、ステレオタイプを投影してしまい、反論はしばしば藁人形叩きになってしまう。
たわわ広告を問題視しない人には、問題視する人が「オニババみたいな顔で若い女の子を苛めている性嫌悪のクレーマーオバサンフェミ」に見えているかもしれない。
問題視する人には、問題視しない人が「女の子の身体を舐め回すように視姦してるロリコンの変態非モテオタク」に見えてるかもしれない。
でもそれが本当の姿とは限らない。
最初に挙げた特徴は、あくまでも統計的な傾向なので、個々の人を見ると外れてることも多いはずだ。殆どに当てはまっていても逆の意見だということだってあり得る。
ただ、様々な属性の人が問題視したりしなかったりしてることは分かると思う。
「漫画が好きじゃない未婚男性」「自分でも漫画やイラストを描いている既婚女性」「漫画のことはよくわからないが、年頃の娘のいる既婚男性」のどれなのか、
問題視しない人が
「漫画が大好きでよく読む若い女性」「漫画のことはよく分からないけど、アイちゃんと同世代の娘がいる女性」「漫画が好きだし、自由を重んじたいと考える男性」のどれなのかなんて、透視できないよね。
ステレオタイプな藁人形を攻撃したって、反論したい実際の相手に届く訳がない。
社会調査や統計は、ステレオタイプを壊す助けになる。何より、あーでもこーでもと考えるのはとても楽しい。
田中氏の調査結果について、より妥当な解釈をされた方は、ぜひシェアしてほしい。
田中氏の記事の図2(全体。n=3154)・図3(女性のみ。n=1585)では、単に問題視するか否かではなく、たわわ広告を見てどういう意見を持ったかを少し細かく聞いている。
男性のみ(n=1569)の割合やグラフが記事内になくて不便なのだが、その他の数字から逆算して、以前の増田で簡単な表にしたので、再掲する。
ちなみに計算は電卓と紙でやったので、どなたか検算してくれるとありがたいです。
意見 | そう思う(女) | 思わない(女) | そう思う(男) | 思わない(男) | そう思う(全体) | 思わない(全体) |
1.男性目線のいやらしさを感じる | 45.6% | 43.9% | 22.5% | 68.2% | 34.1% | 56.0% |
2.新聞広告としては不適切 | 34.8% | 50.5% | 14.7% | 71.8% | 24.8% | 61.1% |
3.女子高生を性的に扱っており問題 | 32.1% | 54.8% | 13.8% | 74.7% | 23.0% | 64.7% |
4.はっきり言って不快 | 23.5% | 64.8% | 5.8% | 83.1% | 14.7% | 73.9% |
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲 | 52.1% | 36.7% | 64.2% | 25.8% | 58.1% | 31.3% |
6.女の子が可愛くて素敵 | 50.4% | 38.1% | 64.7% | 24.8% | 57.5% | 31.5% |
7.全体として表現の自由の範囲 | 46.8% | 41.4% | 63.5% | 27.9% | 55.1% | 34.7% |
のそれぞれに、価値観と漫画・アニメ調の絵に対するリテラシーが反映されることで、
「問題ない」派の中には
「どこが性的なの?こんなん全然エロくないじゃん。露出も少ないし」
「性的で不快だが、未成年の性的な表現であれ、表現の自由の観点から広告規制はすべきでない」
という人たちが共存し、
「問題ある」派の中にも、
「エロカワで好きな絵柄だけど、この子制服着て通学カバン持ってるし、中高生でしょ?子供じゃん。子供のエロカワな広告を堂々と新聞が載せるなよ。しかも何のつもりだよ、このボタン」
「いやらしい。大きな胸して、はしたない」
「性的な絵はちょっと……いきなり人前では見たくないかな。朝、電車の中で見てびっくりしちゃった」
「漫画などという低劣なものを日経新聞ともあろう大メディアが。ふざけとるのか」
という人たちが同居している。
繰り返しになるけど、藁人形叩きはうまくない。無駄な悪感情の応酬になるだけだ。
せっかく俗世のしがらみなく、様々な他者と意見交換ができるネットにいるのだから、藁人形だけじゃなくそれぞれの意見に目を向けてみないか。
※漫画・アニメ調の絵に対するリテラシー(表現の読解力)と、男性からの性的視線(male gaze)を感じ取るセンサーのようなものは、一部重なるにしても異なるものだと思うけど、田中氏の問題意識から外れていたのか、それぞれの影響を今回の調査項目では測定できない。意見の男女差とクリエイターの傾向が考察材料にはなる。
「で、お前は『どっち側』なんだよ?」と、敵か味方かが気になる人もいるかもしれない。『どっち側』かは、以下に書くことで自由に判断してください。自分としては、別にナントカ陣営に属しているつもりはない。
改めて、これほど興味深い調査結果を無料で公開してくれた田中辰雄氏に感謝したい。
https://shin-fedor.hatenablog.com/entry/2022/04/24/220716
の真摯な長文には感銘を受けた。増田という匿名スペースからの言及になり、失礼。
だいたいいつも投稿ボタンを押してから書きたいことを思いつくんだよな。
女子高生の表象は男性にとって「性的なアイコン」とされがち、と書いたけど、小学生とは扱いが違うということ。
ランドセル背負って黄色い帽子かぶった女の子の、洋服の胸の部分がぱつんぱつんではち切れそうな様子を高い画力とこだわりで たわわ)) に表現されたら、その漫画が新聞で全面広告されたら、違和感ないかな。
それは、小学生は性的な存在という意識が一般的ではないからだと思う。昔、というか女子高生ブーム以前は、高校生もそうだった、と思う。
それが表象の力ってやつ。
マニア向け?としては、90年代に身体はオトナ♡な女子小学生のソフトエロコメもあった記憶はある。石川さんという漫画家の「よいこ」。あれが日経の全面広告になったらビビる。
現代なら題材的に、青年誌では難しいかもしれない。女子小学生表象が当時一般的な性的アイコンだったからではなく、田中氏の表現だと「ジェンダー論の広がり」によって、「身体だけオトナ、頭脳と心はまだ子供の女子小学生が繰り広げるちょっとエッチなコメディ漫画」、普通は性的な存在とは見なされない女子小学生を性的に見ることのギャップがギャグで済まない方向に、社会は動いたと思う。
※言うまでもないが、絶版にしろとかそういう主張じゃない。「昔の漫画」として読まれるのでなく「今の漫画」として始めるリスクを一般青年誌は取らないだろうということ。漫画は今でも入手可能だと思う。
「オタク」の変質はあるように思う。
黎明期のオタクはリテラシーが高く、創作や批評・評論をものしたものと記憶している。現代のオタクは、リテラシーがさほど高くない消費者の割合が高いのではないかと……。批評・評論を難癖・攻撃と捉えてしまうようなタイプの。
https://togetter.com/li/1878738
興味深い話があり興奮してしまった。
https://anond.hatelabo.jp/20220428103925
既往研究では化学物質等の危険なものについて、子供の有無に関係なく30代から40代の女性が他の属性よりも危ないと感じやすいという一般的傾向が確認されている
これhttps://synodos.jp/opinion/society/27932/
とかあれhttps://anond.hatelabo.jp/20220425213225の話。
ヤンマガも日経も、一つの広告にあれだけ詳細な意識調査をかけることは滅多にないんじゃないろうか。
個人的にかなり面白かったので、ぐだぐだ語ってみたい。しかし、エグい調査やで…。
まず、最近よく無断転載されてるあのグラフ、田中氏の記事でいうと図4。
批判的な意見の者は主に40代~50代の女性に多いことが目立つ。「更年期のヒステリックしわわオバサンが巨乳たわわ美少女に嫉妬」な構図を読み取りたくなるのも分かる。
だがせっかくの調査、他の数字も味わってみよう。様々な決定要因のとこね。
例えば、既婚者。
全体だと5.2%、女性のみだと6.5%ね。男性は、女性ほど結婚の有無が意見に影響しないことが分かる。
「加齢で劣化して男にモテなくなったオバサンがけしからん肉体の美少女にムカついて叩いてる」が真実なら、未婚女性のほうが批判派は多くなりそうじゃないか?しかし逆。
まあこれは、年齢が上がると既婚者が増えるだけの事なのかもしれない。ただ、他の変数の影響は解析の際に調整されてるはずなので、年齢・性別に関わらず、配偶者のいるほうが広告に批判的だと言えると思う。
田中氏は理由を不明としてるけど、増田もわからん。誰か思いついたら教えて。未婚男性が肯定的で、既婚男性は批判的な傾向に安直すぎる理由をつけてしまいそうになるので。
中高生の娘の有無。田中先生、中高生の息子の有無も聞いてくれたらよかったのに!読んでるマンガとか違いそうだし。
統計的に有意でない(意見に対して中立的な変数)ということで薄く塗られているものの、数字は、全体だと2.0%、女性のみでは-1.3%だと分かる。娘を持つ男性は、娘を持つ女性より若干広告に批判的かもしれない。偶然かもしれないが。
何だろうな、これも。男親「俺の娘をそんな目で見るな!娘!お前もお前だ!はしたない!」女親「まあまあ、好きな格好しなさいよ。あたしだってミニスカ履いてたもの」の差か?謎。
年齢。全体だと1.3%、女性のみだと2.8%。
2.8%は小さいように思えるが、20代と50代では30歳の違いがあるので、その差2.8×3=8.4%となりかなりの大きさとなる。
全体だと、30歳差でも1.3×3=3.9%。大きくはないように思える。男性のみを考えると、年齢要因は更に低くなる。例のグラフ(図4)を見ても分かる、面白い現象だよね。
で、これ……解釈に悩むやつ。中高生の娘に限らず、子供の有無は意見に関係ない(と田中氏が書いてる)。が、女性の意見には年齢が関係する。
増田としては、「女性が歳を取ると若い女の子が可愛くてたまらなくなる現象」https://togetter.com/li/1875379 かなと考えている。男性の意見に年齢があまり影響しないのは、ぶっちゃけ、自分が何歳になっても、女子高生を性欲の対象として見てるからかなと。庇護・養育の対象ではなく。ぶっちゃけ過ぎたが。
図2と図3に戻ってみる。いくつか参考意見を挙げて、賛成か反対か聞いたやつね。
7つの意見に対する賛否の割合のグラフが図2と図3で、図2は全体(n=3154)、図3は女性のみ(n=1585)。女性は全般的に、平均より批判的なんだな、そうか。ふーむ。男性はどうなの?
って疑問出ない?増田は出た。なので、計算してみた。手で。表計算使える人はやってみてー。てか検算してくれると嬉しい。
意見 | そう思う(女) | 思わない(女) | そう思う(男) | 思わない(男) | そう思う(全体) | 思わない(全体) |
1.男性目線のいやらしさを感じる | 45.6% | 43.9% | 22.5% | 68.2% | 34.1% | 56.0% |
2.新聞広告としては不適切 | 34.8% | 50.5% | 14.7% | 71.8% | 24.8% | 61.1% |
3.女子高生を性的に扱っており問題 | 32.1% | 54.8% | 13.8% | 74.7% | 23.0% | 64.7% |
4.はっきり言って不快 | 23.5% | 64.8% | 5.8% | 83.1% | 14.7% | 73.9% |
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲 | 52.1% | 36.7% | 64.2% | 25.8% | 58.1% | 31.3% |
6.女の子が可愛くて素敵 | 50.4% | 38.1% | 64.7% | 24.8% | 57.5% | 31.5% |
7.全体として表現の自由の範囲 | 46.8% | 41.4% | 63.5% | 27.9% | 55.1% | 34.7% |
様々な観点から聞くことで、女子高生を性的に扱うことへの問題意識や「表現の自由」の捉え方が読み取れて楽しい。「不快」だけが不適切と考える理由ではないことや、男のエロ目線の感じ方に性差が大きいことも分かる。
広告を問題視する女性は多くとも4割未満でも、広告にエロ目線を感じる女性は45.6%と、感じない女性43.9%を少し上回ることも分かる。
田中氏の調査と記事は、興味の焦点がはっきりしてる。主に、たわわ広告への女性の反応と、批判しているのはどんな人かを焙り出すためにデータを解析・解釈してるよね。まとめの段落にある
分かりやすい。
反面、男性の反応と、問題視しない人はどんな人かということにはたぶん無関心なので、記事の文章には反映されてない。
男性の反応は上にちょこっと書いてきた。では、たわわ広告を問題視しない人はどんな人に多いのか?この調査結果から読み取れるのは、さっきの引用の逆の人、
未婚者、自分では絵や漫画を描かない人(非クリエイター)、痴漢に厳罰は求めない人、フェミニズム反対者……だよね。
この調査記事が面白くてエグいのは、男性の透明性・無徴性を明らかにしていることだと思う。男性こそが普通で、標準で、色がついてない。女性だけが反応を注目され、「気にしすぎ」「頭おかしい」とジャッジされる。女性の反応が社会の基準なら、男性は「鈍感すぎ」と言われるのに。
男性は何歳になっても自分の欲望に無自覚でいられる。エロ目線に脅かされず、自分がエロ目線を向けてることに気付かずにいる。
男性の9~14%しか問題視できず、22.5%しかエロ目線に気づかず、5.8%しか不快に感じない「萌え絵」をうっかり使ったら、女性の45%がエロ目線を感じ取り、23.5%が不快に思い、18〜38%が不適切だと考える。
ネット民は別に、若者に人気の「萌え絵」が分からない老害おばさんぷぎゃーしてウンコ投げてればいいんだよ。
ヤンマガもダメージないと思う。読者層の若い男性とカーチャン世代の女性の意見がそもそも合う訳ない。
けど新聞は?ファミレスやデパート、飛行機や電車、銀行や病院、役所や警察や赤十字は?
「わめくのはババアだけだから放置でいいよ。若い女の8割はスルーしてくれるし、男はみんな、あって当たり前のもんだと思ってる」ではやってけない業種がこの調査結果を見て、これから「萌え絵」との距離をどう測っていくのか。
どっちにかはしらんけど。
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2022/04/26 23:43 はてな記法使えなくて凹む。気力ができたら直すかも
2022/04/27 0:15 リンクミス修正した。記法は諦めた。各自脳内補完たのむ。脚注で、ツイッギーの巻き起こしたミニスカブームのこと書きたかった…
母が脳腫瘍に倒れた。父は警備のアルバイトを辞めて、母の看病というか、介護に尽くすつもりらしい。がん保険にも入っておらず、両親とも大した貯蓄もない。
彼らを眺めていて気になるのは、この世代の備えるチカラの無さだ。車椅子のことすら想像していない階段だらけの家、ローンははおろか、車検代、消耗品代、ひいては燃料代さえ払えるか疑問なハイオク車。
自分の家庭だけかと思っていたが、両親が怪しくなってから注意するようになってみると、何処の家庭にもある。これらは高度経済成長期からバブル景気の頃に社会人を経験した世代の負の遺産だ。
とうぜん彼らが健康を損ねれば、それを支えるのはその子ども達だ。
彼らは、自分が未来永劫健康で、最期の瞬間まで矍鑠(かくしゃく)と生活できるものと信じている。
だから、車のローンを子供が肩代わりするだとか、通院の毎に子供が仕事を休んで階段の上り下りを補助するだとか言った将来をまったく想像していない。
彼らのような世代を生んだのは、高度経済成長、そして退職前に味わったバブル経済の雰囲気にほかならない。
当時は高卒ですら入社して一年目から賃金が支給され、驚くことに賞与まで支給される者もいたらしい。
その後も常に右肩上がりの経済を経験、かれらの両親は常に健康で、ある日突然に亡くなり、退職金だけで住宅ローンの相当量の返済が終わっていたのだ。
あなた方のような世代、つまり借金まみれで大学院を修了して、ようやく職に就き、そこから耐えること2年目頃にやっと賃金の支給が始まり、博士号がなければ賞与はなし、博士号があれば今度は職がなし、退職金など夢のまた夢の人々からすれば、団塊世代は正に黄金世代であった。
当然、このような時代を過ごした団塊世代に、将来に備えるという習慣などない。更に運の悪いことに、彼らの過ごした時代は女性の社会進出もどきが進み、企業が女性をどう扱っていいかわからないまま雇入れ、もてあそんだ時期に当たる。
企業は若い女性にどのように働かせてよいか解らず、簡素な仕事を割り当てて男性に比肩する賃金を払い続けた。しかし、女性は重責を負う立場まで昇進することなく家庭に入る。
すると彼女らは、世間の男性も自分たちと同じように、お茶くみや領収書の検算、社内郵便係をして一日過ごしていると勘違いし始める。このなまじ中途半端に働いていた団塊世代の女性は、たちが悪い。
家庭に入った元・社会人もどきの女性たちは、自分が世間並みの苦労をしてきたと勘違いしたまま、家計を握る。暴君の誕生だ。
彼女らは、夫が健康に稼ぎ続け、夫は大した苦労もなく稼いでると思い込み、65歳を超えても同じ待遇で再就職すると信じ込んで、夫の僅かな稼ぎを使い込む。
挙げ句に海外旅行、高額な(自称)無農薬・有機野菜の通販、階段だらけのうさぎ小屋、年をとったら使いこなせない分不相応な高級乗用車……次々と浪費をし続ける。
給料決めるマンと戦って額を増やすことで合意して、会社への稟議書も通ったんや
ざっくり言うと、手当Aを少し減らして、手当Bと基本給を大きく増やすみたいな三つの値を変更するはずやったんや
ところが給料決めるマンがアホのゴミのクズで、普通にその足し算引き算を間違えやがって、
手当Aを減らす額を多めに申請しくさりやがった上に、
手当Bと基本給を増やす額は小さく間違えとったんや
あと、最初に銭闘しとった時の見てた資料がそもそも間違えてたとか色々あったんやけど、とにかくワイの給料決めるマンが足し算や引き算も満足にできへんヤツなのは間違いないんや……
(足し算引き算はExcelがやっとるから、コイツが間違えてるのは足す値のセルや引く値のセルを間違えるタイプのアホやけど、まあ同じことやろ)
会社としては「言われた通りに減らして、言われた通りに増やしたのになんで文句言われなあかんねん?」状態や
会社的にはもう一年ぐらいは俺の給料変えるのは変な話やから、もうこのミスは取り返しがつかんのやで……
はてな見てる人はIT詳しい人多いけど、こういう会社もまだ多い。
外注部分について複数の会社から相見積を集める必要があるのだが
どうもその工程やってる会社は電卓で計算した数字を手入力している会社が多いようだ。
(なんなら、弊社の見逃しを期待して水増ししてると思われる間違え方もある。そういう会社は流石に切るけど…)
手書きの感覚で作成しているのか、その時々で一つの行に3項目詰め込んでみたり
アレンジを加えてきたりするので弊社側でデータベース化する訳にも行かない。
あまりにも記載ミスが多いので、こちらもミス防止と自衛のために
検算目的で「PDFとExcel両方送ってください」と言っているのだが
届いたExcel見たら項目名から単位、単価、小計、合計、消費税欄以下全部手入力という所が多い。
まあ、Excelデータが頂ければこっちで検算すれば済むからいい。
「Excelも一緒に送ってください」と言っても意味が通じず、印刷した紙のPDFスキャンとデジカメで撮影した画像だけを送ってくる会社が多々ある。
大型案件を控えた今週、私は連日斜めに歪んだ表をポチポチ電卓を叩いて検算している。
「うちの見積書Wordなんですけど」と言われる事も結構ある。そりゃまぁ…Wordの表でもできるだろう…。
上司は「製品の技術が良くて費用が抑えられればそんな事はどうでもいい、君がきちんとチェックしてくれればいい」と言うので、それもそうよな…と思う。
なんで急にこんな事書こうかと思ったのかというと
さっき取引先の株式会社増田(仮)から届いた見積を開いたら、右上の会社名の所が「株式外sy増田」に、なってたから。
目玉がポーンした。