はてなキーワード: 公共施設とは
昨今の表現規制問題で、「表自はあいちトリエンナーレにはダンマリだった」というコメントを見かけた。
確かにどちらも政治による圧力によるものではなく、「民間の声」によるものである。(津田氏は政治家の圧力が中止の原因ではないと言っていた。)
個人的には萌え絵だろうがあいちトリエンナーレであろうが、法に触れるものでなければ自由に表現されるべきであると思っているが、
萌え絵に賛成⇒あいちトリエンナーレにも賛成しなければならない、という主張には首をかしげざるをえない。
これまでの色んな人の意見を見る限り、この2者に対する態度としては自分が思いつく範囲では以下の3パターンが考えられると思う。
私と同じ考え方。
法に触れるものでないなら自由であるべきだし、仮に法に触れるというならその指摘をしたうえで、表現者が従わないなら法的措置で対応するべきだろう。
個人的には同意できないけど、「見たくないものを見ない権利」とやらを大前提にするならこういう考え方もあるだろう。
そう考える人がいるということは理解できる。個人的には同意できないけど。
基本的に表現の自由は重視されるべきだけど、実在人物の肖像権をはじめとした人権も重視しようという考え方だと思う。
たとえばもし萌え絵ポスターが、本人の許可を得ることなく、「なぜか極端な巨乳になった上野千鶴子」が使われていたら、彼女にシンパシーを抱いている人は怒りを覚えるだろう。
このように特定個人を侮辱していると取られかねない表現はNGだと考える人もいるだろう。
あいちトリエンナーレは言うまでも本人の許可は得ずに写真を燃やしたうえで踏みつけるという表現だ。
しかし自分の知っている範囲で炎上した萌え絵はすべてオリジナル作品だ。だから彼らはこのルールに従って萌え絵は擁護する。
さてこのように2者に対する態度3パターンを見てきたけど、では萌え絵はNGであいちトリエンナーレはOKであるという理路はあるだろうか。
宇崎ちゃんの頃には公金が投入されているかどうかという観点もあったが、あいちトリエンナーレにも公金が投入されていた。
次に公共空間という観点があるが、あいちトリエンナーレの会場は公共施設だ。
あいちトリエンナーレは入場料があるからゾーニングされた空間で問題がないという人がいるかもしれないが、中学生以下は無料だったし、
たわわでは、日経の広告には表現上全く問題がなかったため、わざわざ原作を見に行ってうえで作品を叩く人が現れた。
(無料公開部分以外に言及していた人もいたから、わざわざお金を払ってみたことになる。さもなくば海賊版でも見たというのだろうか。)
巨乳女性を描くのは差別だけど、実在する他人の写真を燃やして踏みつけるのはOK?ちょっとそれは理解できない
とまぁこのように自分には(法律に反していない)萌え絵はNGであいちトリエンナーレはOKというロジックは思いつかない。
もうあとは全力で主観で判断します!しかないだろう。萌え絵はアウト【要出典】であいちトリエンナーレはセーフ【要出典】。
ただそれが認められるというなら主観で萌え絵を擁護してあいちトリエンナーレを批判することも許されるべきであろう。
というわけで、萌え絵に賛成⇒あいちトリエンナーレにも賛成しなければならないという主張は理解ができなくて、
どちらかといえばあいちトリエンナーレに賛成⇒萌え絵にも賛成しなければならないのほうが妥当な主張に見える。
では萌え絵に反対している人はあいちトリエンナーレも全力で否定しているのだろうか?
「いや私は見たくない人に配慮してあいちトリエンナーレも批判していますよ!」というひとや、
「私ならあいちトリエンナーレはOKで萌え絵はNGであると主観抜きで主張できますよ!」という人がいるなら、ぜひ教えてほしい。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220702/amp/k10013698901000.html
上の記事にある通り、今回の参院選では前回と比べて1000箇所以上、投票所が減ったという。
そもそも、不在者投票に行くのが当たり前になりつつあるので、投票日に投票所へ行く人は減りつつある。
そう考えると、投票所の混雑を回避するために、投票所を地域毎に開設する意味は薄くなる。
それなら、地域の公民館よりも、記事にある通り、公共施設やショッピングセンターに数ヶ所開設する方が、あわせて買い物もできるし、むしろ都合が良かったりする。
平成17年までは駒込に住んでいてスーパー行って缶コーヒー買いまくって数学やっていたので幸せで仕方がなかったが
平成18年からうっすらと気が狂ったが、その原因は低学歴が増えたからのせいで、それでも我慢しながらなんとかしてたので特に致命傷みたいなものはない
平成19年6月の増田だけは許さん。その後は特になし。 法学部を卒業し、ずーっと遊んで暮らしていた。 平成20年10月頃に、ツイッターがもう全員
発狂状態、 それまではそうでもなかった。20年6月にテレビをつけると、秋葉原につっこんだとの一報。自分は自宅でエミュをやっていたのでなんとも思わなかった。
また当時からアパートを借りるに際してごちゃごちゃした書類を作った記憶もない。
自分は公共の場(公共施設・街路・交通機関・大規模商業施設など)に萌え絵を掲出することには絶対反対だ。
不快になる人への配慮と、萌え絵がゲートウェイになりオタク文化への没入を引き起こす点である。
オタク文化も脱社会化された状態で没入していると誤認することで、かえって文化圏の提示するイデオロギー(ラディカル右派と親和性が高い)を学習することが考えられる。
加えて萌え絵は尖った表現であり、人の感情に大きな影響を与える。それは塗炭の苦しみである人もいれば、とてつもない快感である人もいる。
自分の知り合い(男性)に「ゆるキャン△」で精神的苦痛を味わったと主張している人がいる。
だから萌え絵は公共の場に掲出するべきものではないし、萌え起こしも絶対にやめるべきである。
ただ「月曜日のたわわ」の日経広告への批判については引っ掛かりが残る。そもそも日経新聞(紙)は「公共の場」といえるのかということがある。
現在は紙の新聞を読む層自体限られているが、その中でも日経新聞は限定された属性の人しか読まない。
そういう特定属性しか読まない媒体が「公共の場」というのはさすがに拡大解釈し過ぎである。
表現の持つ問題点については確かにその通りなのだが、そういう作品は残念ながら山のように流通・消費されており、「月曜日のたわわ」は運悪くやり玉に挙げられたという印象に過ぎない。
というわけで萌え絵には反対だけど、今回の日経新聞の騒動には違和感しか覚えなかった人間の独り言。
萌え絵のようなオタク文化は問題ある思想を接触者にインストールしようとする点において問題があるけど、じゃあどうすればいいかと言われれば論説を読んで知識を蓄えるしかないよなと。
萌え絵好きな皆さんはラノベだけではなく、岩波・中公のような新書を読むなどして知識を蓄えるよう努めてほしい。高校生向け「現代社会」の資料集も使える(倫理・政経と比べ網羅性が高い)。
自分は例のこども本の森を批判する立場でも肯定する立場でもない
図書館と普通の本屋に違いはあっても、なら建築として子供の手に届かない部分に無意味なダミーを置くことが果たしてどこまで良くてどこまで悪いのか、正直わからない
というより、子供達のコメントの一部分だけを切り取ってさも子供に不評なようにみせていると、自分は勘ぐっている
わかりやすい批判できる部分があれだけだったという可能性は無いのかな?
はてぶや棘ははっきりいってこういうわかりやすい行政の駄目な部分に過剰に反応するが強いので、はてぶが批判しているということは間違っている可能性があるなって経験則でなんとなく判断している
はてぶは禄に資料も見ないで勝手解釈の精神論を披露しやすいからね
例えばコレ
「中身のない虚飾」と「中身を重視した図書館」が相容れない
これは一見まともに見えるが、図書館が中身を重視している施設なら、どちらかというと図書を閲覧する環境や資料の保管・貸し出しシステム、あるいは公共施設としての回遊性やアクセスなどが中身や実用性の部分だろうな。
例えばまともなレファレンスができないとか。この図書館がそういう図書館としての本来の機能をしっかり保てていれば、それ以外の部分で個性を出しても良い気はする。
もしレファレンスが機能していなかったり郷土資料を燃やしているならそっちを重点的に批判すればいい。
単なるわかりやすいデザインの部分だけを批判したって何の意味も無いでしょ。なにせ日本中の大部分の人はこの図書館の利用者じゃ無いんだから。
もちろんその個性が利用者に負担をかけているなら論外だが、実際の利用者はあのハリボテを「図書館にふさわしくなく、不自由を強いるもの」と声を上げているのだろうか
実際に見てきた人ってどれくらいるんだろうか
子供の声を盾にして行政を批判したいだけってことはないんだろうか?
俺もリフォーム番組によって建築家が住む人のことを考えずに意味不明な家にしてるのはどうなの?って思うから
ただ、それをいったらあらゆるデザインが全てノーを突きつけられるからなー
もう数年前になる。
毎日たくさんの人が利用してて、敷地内は緑地も多かったから休憩にくる人、ピクニックする人、ランニングする人とか、犬の散歩に来る人とかいっぱいいた。
たくさん人が使えばそれなりにトラブルがある。
犬関係はとにかく飼い主がめんどくせー。
元々動物好きだし最初のころは犬は悪くないって思うがいつの間にか犬も飼い主も嫌いになった。
やむを得ず飼いましたって、ほぼないじゃん。自分が望んでそうなってんでしょ?それなのにマナー悪い人多い。
まず排泄物持ち帰らない人多い。放置は論外。トイレのゴミ箱に捨ててくならまだマシか。
おしっこシートみたいなのさ、便器に流す人いんの。あとうんち入ったビニール袋も。これかなりの頻度で起こる。あいつら注意看板とか何も見ない。
で、トイレの配管って見えないけど上下にすごくグネグネしてる。だからどっかで絶対詰まるしさ、水吸って動かなくなる。基本は俺らで頑張るけど、何しても通水しないと業者呼ぶハメになる。何度もさ、チリも積もればってやつ。金の無駄。
花壇におしっこさせるやつも馬鹿かと。花枯れるわ。土掘られるわ。ボランティアさん泣いてるわ。ボランティアさんの機嫌取りも大変なんだわ。
外灯とかの金属のポールにおしっこさせるやつもふざけんなよ。溶けるんだよ。じわじわ溶けてくからさ、定期点検でこっちが気づいた時にはまじでヤバイってことが多い。耐久年数が大幅に短くなる。
クソ長リードも馬鹿。そのリードにランニングしてる人引っかかって転倒、犬は小型犬だったから突然引きづられて骨折とかさ。可哀想にね?
クソ長リードが何かに引っ張られて犬が怪我すんの何回も見た。そのクレームこっちに来んの。知らねーよ。人がうじゃうじゃいる場所でクソ長リードは犬をコントロールできねーしノーリードと変わんねーだろ。お前の想像力の欠如だよ。
サッカーボールが当たって犬が骨折したサッカーを禁止しろとかさ、おかしいだろ犬禁止の運動スペースに犬連れてくんな。
お前の犬なんだからお前が守ってやれよ。
誰でも見境なく犬を近づけさせて蹴っ飛ばされる犬の話も何度かあるが哀れだった。
しつけが出来てなくて子供に襲いかかる犬とかさ。犬はじゃれてるだけとか飼い主は言うけど、子供怖がってギャン泣きじゃん。
お前の犬可愛いと思ってんのお前だけ。
小〜中型犬は対人関係のトラブルまじ多い。だいたい、うちのわんちゃんがケガしたんですけどって被害者ヅラ。ほんとに被害者だったこと片手で足りるわ。
大型犬はしつけできてるやつが多い。ただしフンの放置は多い。デカさでわかんだよな。
通報あって確認行ってさ、注意した時に犬を犬って言うと怒る飼い主。
犬じゃありません家族なんですって。
わんちゃんって言えば満足か?家族なんだったらしっかり面倒見ろ。外で排泄させんな。
100歩譲って外でさせんなら絶対に持って帰れ。
飼い主同士が群れてんの面倒だった。
大勢で集まってベンチに犬乗せてる汚いって犬嫌いの人からクレームがアホほどくる。
長時間も道塞ぐのやめろ。ここお前ん家じゃねえの。散れ。
人気犬種の珍しい色味の犬連れた飼い主とかさ、こだわり強いのか厄介クレーマーになる確率高い。
すっげー悪質なやつがいてさ、そいつが連れてる色のその犬種は見るだけで嫌だった。
なんかさ、三連休最後の日に朝から玄関先で知らねー犬のフンを踏んでから昔のことを思い出した。
出しに行くと決まって一つのゴミ袋だけ中身の種類がめちゃくちゃなのだ。一目ですぐわかるめちゃくちゃさで、嫌でも目に入ってしまうくらいに。
近くに違うコーポのゴミ捨て場もあるので近所の人が間違えて出しているとかでなければ、うちの方の誰かだろう。長や大家の立場ではないので、それに対して責め立てたい気持ちも義理もないが、ごみ収集の人は気の毒だなと思う。
分別の紙を見ていないか、大体の感覚で分けているのかもしれない。あるいは他の市区町村・都道府県の分け方でやってしまっているのだろう。こっちではプラと可燃は分けるのか、あっちでは違うのか、旅行先で軽く戸惑ったことは多々ある。同じ圏内でも家庭や公共施設で違うこともよく見かける。
とはいえそのご家庭に話を戻すが、とある日は1000円自販機で出てくるような箱だけを箱のまま捨てていたこともあって、何か考えあってのことでもなさそうに見えるなと思った。
化粧品コーナーから始まって接客業での迷惑客が話題なので、まじで無双できるから不退去罪について覚えて帰って。(過去増田の再編です)
地味に体力と生命力を削ってくる迷惑客をあっさりと追い出すためのポイントを挙げておきます。
施設管理権とは、店舗や営業所など、その施設を運営する側にある権利のこと。
不退去罪は、退去を申し入れているにも関わらず居座ろうとする人間に適用される刑事罰です。
簡単にいうと、お客側が店を自由に選べるのと同様、店側もお客を自由に選ぶ権利が守られています。
なぜなら、店舗や営業所は公共施設ではなくて、個人、もしくは法人の所有する私有地だからです。
迷惑と思われる客がいた場合、施設管理権に基づき退去を申し入れれば、それだけで退去に値する根拠を示したことになります。
要するに、「あなたは客として認められないから出ていって下さい」は、法的根拠を持って有効だということです。
このときの注意点として、すでに売買契約が成立していた場合は、相手に損害を与えないようにする必要があることです。
例えば前払い制で食券を買って食べ始めている場合だと、相手は支払った分の食事をする権利があるので、食事途中で追い出すことはできません。
返金などを行うことで損害をなくすこともできますが、相手側には受け取りを拒否する権利があります。
ただし、支払った金額以上の権利を主張してくるようであれば、常軌を逸した行為=店側の損害になりますので、再び施設管理権を行使することが出来ます。
そういった場合でもすぐに追い出そうとするのではなく、「それ以上続けられますと迷惑行為になりかねません」といった形で店側の認識を正しく相手に伝えておくと後々トラブルになりにくくなります。
ここでいう「後々トラブルになりにくい」というのは、民事裁判的な話ではなく、お店の評判、いわゆる炎上対策を指しています。
施設管理権は、極端な話、その人が気に入らないという理由で客を追い出すことが出来てしまいます。
ただし、その理由が一般客にとって納得のできるものでなければ、当然店側は信用を失うこととなり、その客を追い出す以上の損失につながってしまいます。
そうした無用なトラブルを回避するために、店舗ルールを定めておくことが大切です。
店舗ルールの役割は、予めお客側に周知をしておくことでトラブルを回避することにあります。
事前にルールが明示されていれば、お客側も安心して店を選べるし、入店後に「知らなかった」とトラブルになることもありません。
そのため店舗ルールは、入店前に、誰にでも目に留まる位置で、読みやすく誰にでもわかりやすい内容で記載しておく必要があります。
もしくは、売買契約が成立する前の段階で確認を行うなどの方法もあります。
いずれにしても、正義というものは量的な側面を強く持ちますので、例え炎上しそうになった場合でも、ルールに対する理解者が多ければ大惨事を回避することができる可能性も高くなるというわけです。
さて、施設管理権が行使できることはわかったので、あとはそれに基づいた退去の申し入れをどのように行えばよいでしょうか。
実はこれ、何にも難しいことがありません。
もし退去しないようであれば、相手の返答を待ってから(ときに相手の言い分を一通り聞いてから、)再び同じセリフを言います。
それでも退去しないようであれば、同じセリフの最後に「聞き入れて頂けなければ、警察に通報します。」と付け加えます。
それでも尚退去しないようであれば、110番して「施設管理権に基づく退去を申し入れているが聞き入れてもらえない客がいる」と通報します。
慣例的なものかもしれませんが、十分な退去の申し入れを行ったとみなされるために、これくらいの問答は必要であるということのようです。
以前までは根拠を伝えたほうが有効とされていましたが、最近ではその根拠が揚げ足取りに使われて何かと炎上の燃料にされることもありますので、むしろ根拠を言わないほうがよいのではないかというのが個人的な見解です。
例え炎上しまったとしても、自ら首を突っ込むことなく、必要であれば対応時の不備は認めつつ、「施設管理権に基づき退去を申し入れた」と粛々と対応していくのがよいと思われます。
こうした通報を警察に行う場合、近くの交番や所轄警察署に直接連絡したほうが早いと思われるかもしれませんが、基本的には110番通報することをおすすめします。
その理由は、110番通報を受けた場合はその記録が残りますので、対応した警察官に報告の義務が生じるからです。
つまり、何もせずに帰るわけにはいかなくなりますので、しっかりと対応してもらえる可能性が高くなるということです。
警察が介入できるので女性のみの職場でも使いやすいのですが、逆恨みやストーキング対策も挙げておきます。
大切なのは、個人の判断で行ったわけではないという表現をすること。
自分が迷惑だと思ったのではなく、会社や他のお客様に迷惑になってしまうからと伝えることです。
例えば、「心苦しいのですが他のお客様へのサービスに支障がありますのでお断りをせざるを得ません。」といった感じです。
こうした対応の難しいところでもありますが、自分だけが我慢すればよい問題にしてはいけません。
迷惑客の対応をしている間に、他の大切なお客様が蔑ろにされている=大きなチャンスロスになってしまっているからです。
迷惑客の対応は、売上を生まないどころか、大きな売上を逃すことにもつながっているわけです。
そのために、自分だけが我慢すればよいと考えるのではなく、これもお店の売上を守るため、つまりは自分の給料を守るための大切な行動と言えます。
もし不安なようでしたら、所轄の生活安全課に軽く相談してみるのも手だと思います。
許せばつけあがるのがこういった迷惑客なので、一定のラインを超えた時点ですぐ対応をルール化しておくことが大事です。
※追記
・施設管理権は、施設責任者しか行使できない。責任者から権利を与えられてないから権利がない。
その時間帯の責任者であればできる。例え責任者から権利を与えられていないワンオペを任されてるバイトでも、その瞬間はその店舗を任されている責任が生じているので施設管理権を持っていると考えられます。
ただし、判断には相応の責任もついてくるので、要するにあるからって濫用できるものでもないです。
あります。もちろんデパートそのものの施設管理権はないけど、売り場に対しての施設管理権はあります。
共有部分をどうやって考えるかはあんまり深く考えたことはないけど、購入の意志なく通路に居座るならそれこそデパート側が施設管理権を行使すべき案件。
・不法侵入罪も使えるよ
半分正解。
1.出入り禁止の通達がなされているにも関わらず、施設に侵入しようとするとき。
2.本来の利用目的とは異なる目的で施設に居座ろうとするとき。
1の場合、まずは施設管理権をもとに出入り禁止を通達する手順が必要なのですぐに追い出したいときは不退去罪のほうが有効。
2については、明らかに居座る場合は適用できるけど、迷惑客レベルの判断が難しい相手となると店舗ルールに禁止行為をしっかりと明示しておくことができれば適用できる場合がある。
十分に準備できてれば不法侵入。その場のアドリブで対応できるのが不退去罪。そんなイメージ。
まさに肝心なのは迷惑客かどうかの判定の部分で、それでも執拗に対応を求めてくる人間はもう迷惑客ではないんです。
対応を次のステップに切り替えるための目安にもなるよという話。そしてそれはもちろん不退去罪なんかでは対応できません。
逆を返せば、そういった人間は対応の甘さに漬け込んでくるので、早い段階ですっぱりとラインを引くことが大切ですよというお話。
・雇用契約が弱い
そんな職場やめたらよいよ。
というわけにも行かないので、まずは迷惑客の実態を持って対策を協議。
それでも取り合ってもらえないなら、本部に掛け合うか、辞職する。
自分の命を天秤にかけても働きたいと思うなら別。
この方法は、あくまで会社に守ってもらえないときでも、あなたには自分を守る権利がありますよという話。
逆に捉えてる人はわたしを叩きたいだけで被害者を守ろうだなんて微塵も思ってないのが見え見えです。
・言い回しについて
そこは賛否あると思った。
伝えたかったことは、一切の誤解なくストレートに伝わる表現をすることが大切ということ。
とにかく足元をみて揚げ足を取ってくるようなやつが多いので、多少言葉がきつくても絶対に誤解されない、それ以外の意味に捉えられない表現がめちゃくちゃ大事。
それなら自分たちの職場ならどんな言い方がいいんだろうって考えてもらえたら嬉しいです。
・判断が難しい
そう。これが一番の問題。
誤解してほしくないのは、退去通告=出入り禁止ではないということ。
その瞬間、どうしても困ったときは一旦お帰りいただくことができますよというものです。
そんな帰され方をしたら事実上の出入り禁止と思われてしまうのは仕方ないけど。
でも、少なくとも身の恐怖を感じたりしたなら迷う必要なく使える権利だということを知っておいてほしい。
これがエアプだといっている人に考えてほしいのは、最も大切なことは迷惑客をエスカレートさせないことだという事実について。
表向きのサービスや社交辞令を真に受けて勘違いしてしまう人間がいるから、「お店のイメージが」とか「逆恨みが怖いから」とか言いながらだらだら対応を先送りにするのではなく、特定のラインを超えたら即アウトという運用が本当に大切になってくる。
イメージうんぬんはまた別の話で、そうならないために店舗ルールというものをしっかりと作り上げおくことが大切。
先にも書いたけど、正義とは量的側面が大切なので、誰もが納得できるルールを無視した人間が明らかに悪いと伝わることが大事です。
そうすれば、例え一旦炎上したとしても、理解あるファンが必ず火消しをしてくれます。もしくはにわかだけ焼けて本当に大切にすべきファンだけが残ります。
その上で、自分はルールを守る義務があるとして、淡々と事務的に対応をするだけ。
そこに少しでも自分の意思が反映されてしまうと、それこそ逆恨みの対象が個人に向けられてしまうからルールだから従わざるを得ないという運用を徹底する。
今後職場を選ぶなら、そうしたルール運用がされてるかどうかも判断材料にすべき時代ってことだよね。
自分がこの会社にアルバイトで入社したときは確かに立場を軽視されてる感じはあったけど、それじゃよくないだろって自分からルールを提案して最前線の人間をどうやって守るかを作り上げてきた。
20年もすれば割と偉い立場にもなったけど、今でもそれを徹底してるから、女性だけの売り場でも安心して働ける環境ができてると思ってるよ。
結局の所、会社もそれを聞き入れてくれたという生存バイアスなので、これは余談だけど。
あと、極論逆恨み理論を持ち出している人はお外は危ないから一歩も家からでないほうがいいよ。
そんな話をしてるんではなくて、日常的に出くわして地味に体力を削ってこようとする自覚なき迷惑客は、わざわざ自分を犠牲にして付き合う必要ないから鬼無双してやろうぜって話なので。
わかるか?お前みたいなやつのために文章を書いたつもりなんて微塵もないんだよ。自分が迷惑客と全く同じムーブしてることに気づけよ。
600円が1200円になろうが2400円になろうがそんなに増田の趣旨的に変わらんはずだが。で、いくらくらいなの?
iinalabkojochoiinalabkojocho 昔は駅のトイレにトイペなかった。学校や公共施設にナプキンが常備されてる安心感。駅のトイレに駆け込んで紙がないことを想像してみな。貧困問題だけじゃなくて。有って然るべきものなんだよ。人類の半数に 貧困 生活 社会 society
「貧困問題」がほんとにあるの?って話に「貧困問題だけじゃなくて」って言い出すの意味不明 その前に貧困問題を話せよ
Domino-RDomino-R これトイペは良い例えで、学校や職場、カフェのトイペがタダで据え付けられてる意味は知っていい。というかそれと生理用品が違うとする理由こそ何なのか考えていい。/生理をめぐる環境・理解の貧困の意味だよ。
jralove 生理の「貧困」という命名が良くないなと思う。貧困という言葉を使わなくて生理への支援が当たり前になるといいな。
ワイトもそう思います
https://anond.hatelabo.jp/20220127115426
を書いた増田だけど、案の定の言い訳がずらずらと並んで吐き気が倍増した。
作品や作者に迷惑を掛けたくないから伏せたけど、そのせいで物事を具体的に考えられない人の反応を抑制出来なかったなと反省した。
だからもう少し具体的に考えてみよう。(勿論作品名は出さないけど)
問題は、その表現の問題点が「TPOによる」もので、広告やコラボの時にだけ問題になる、と”本当に言えるのか?”という事だ。
と、TPOの話に入る前にまずその作品は全年齢向けでインターネットで公開されていて、不特定多数が見るツイッター上にも(時には全年齢向けの範囲内でセンシティブな)イラストが公式で上げられ、その状況も許容されている。
つまりAV等の18禁コンテンツを例に出した反論は余り意味が無い作品である事は言っておく。
では本題に入る。
広告やコラボの時にだけ問題が発生するなら、確かに矛盾は発生しない様に思える。
では本当に指摘される問題点は「広告やコラボの時にだけ」発生するものなのか?
それは問題とする中身によって変わるだろう。一つ一つ少しだけ具体的に考えてみよう。
そのコンテンツを見た人が性犯罪や性加害を行うきっかけになるから問題だ、と批判する場合だね。
この場合は当然、「見る事」が条件な訳だから広告やコラボ等というTPOには依存しない。またその漫画で煽情的な描写は肯定的に扱われているので、漫画の時だけ文脈上誘発が抑制されているという事実も無い。
これも表現そのものの問題点であるので、広告やコラボ等というTPOには依存しないし、漫画上の文脈はむしろ(もし作者の意識を反映していると主張するなら)漫画が問題を抱えていることを積極的に肯定する材料にしかならない。
これも、程度問題として公的な団体の方が問題であるとは言えても、「私企業なら問題無い」とは言えない以上、漫画だけ免責する言い訳にはならない
これも雑誌やインターネットで見ても同じく性差別を助長する事に成るので、漫画だけ免責する言い訳にはならない
そもそもその漫画には余り当て嵌まらない気もするけど、これも表現の中身によるものなので、広告やコラボ等というTPOには依存しない
当然「見る事」が条件なので広告やコラボ等というTPOには依存しない
これもその漫画に当て嵌まるか微妙だけど、そう思う親も居るかも知れない。
ただその場合も漫画でその要素は変わらないし、インターネット上で子供でも普通に見られる(子供にとって馴染みの薄い公共施設等よりもずっと接点も多い)上に既に人気なので、既に子供が見ている可能性も十分にある。広告やコラボ等というTPOには依存しない。
一先ず思いつく範囲で並べてみたけど足りないと思うから他に「こういうのが有るよ」というのが有れば教えて欲しい。
こんな感じで、「TPOや文脈の問題」で回避できない問題点は結構有るから、「TPOや文脈の問題だから自分は矛盾しない」で思考停止せずに、
具体的にその表現が問題であるとする根拠として自分が何を選択するのか明確化してから、「その理由は本当にTPOや文脈の問題なのか?そうとは言えない可能性は?」と考える必要が有るよね、というお話。
そして冷静に考えて「広告とかコラボになると作品を撤去しないといけない程問題だけど、漫画の時は奇跡的に回避しており無害」なんて都合のいいケースは常識的に考えて非常に稀だろうから、大抵の理由ではその関門を超えられないんじゃないの?というお話。
以下追加分
有料コンテンツと、無料だが検索しないとたどり着けないコンテンツと、CMや屋外広告等「嫌なら見るな」が通じないものの取り扱いが異なるのは当然だと私は思う。そこに“不快だから”以上の理由が必要だとは思わない
そう、恐らくこれが一番正解に近いんですよね。
全年齢向けで公開されている以上、その表現が不快に感じるかは広告やコラボ等というTPOにはほぼ依存しないだろうけど、不快に感じる人にも届き得る。
だから性犯罪を誘発とか嘘を吐かずに、「ただ自分が不快だから」と本当の事を言えばいいのに、と思っていました。
ただ、「そこに“不快だから”以上の理由が必要だとは思わない」を正とした場合の影響範囲を考えなかったのは少し考えが足りないと言わざるを得ませんね。
その場合、漫画の広告やコラボだけでなく、あらゆる人から「不快だ」と思われ得るすべての広告やコラボが許容されなくなる。
極端な例で言えば、幸せな家族というものを言えられなかった人の中には「家族の団欒」の描写も不快に感じる人が居るだろうし、「カップルの描写」を不快に感じる人も居るかも知れない。
・・・・というように、「どういう理由で問題にするか?」という事を具体的に検討していくと、自然と色んな問題が見えて来て「そうとは言えないかもしれない」となってくるものなんです。
そうなって無いという事は、考えることをサボっているだけ、もしくは考えても思いつく能力が無いだけ、なんですよ。
公共掲出やコラボなどで受動的に見せられてしまうのと、自分から探しに行って能動的に見に行くのとでは結構な差があると思うんだけど…いくら後者のハードルが低いからって同一視するのは乱暴すぎでは
何の?
「結構な差がある」って何の差?性犯罪の誘発度が受動的かどうかで変わるの?それとも受動的に見せられたら女性蔑視な表現が能動的に見に行ったら女性蔑視じゃなくなるのか?どういう仕組み?
それともメッセージの度合い?性差別の助長度合い?傷付く量?子供への影響の量?不快さ?
何の結構な差が有るの?
そこはっきりしないと文が意味を為さないよね?なんでそこをちゃんと考えないの?
どういう理由で問題だとし、その問題の度合いがTPOで変わるのかを考えよう、というのがこの増田の主旨なんだけど、ちゃんと読めてる?
そういう風に考えた気になって思考を停止してしまい、自分が何を問題視の根拠として選択し、それが適切であるかを検討するとこまでいかない、サボる、
そういうのが良くないよ、っていうことが書かれてるんだけど、分かる?
何で「何の」結構な差があるのかを書かないの?
私がK市を退職する時点で係争中だった。判決はどうなったのだろう。もはやどうでもいい。考える価値もない。
彼は、当時40代後半の職員だった。建築系の部署で働いていた。働きぶりは有能で、能力評価ではどの項目も標準以上だった。
そんな彼が、なぜ問題職員だったかというと――性格だ。後に性格ではなく、脳機能の障害の一種であることが判明するのだが、とにかく苛烈な性格だった。
キレたい時にキレ散らかし、毒を吐きたい時に吐き、暴力を振るいたい時に振るい、不謹慎なことを言いたい時に言い、不埒なことをしたい時に埒をあけていた。かと思えば、機嫌がいい時、常識的な発言をする時、的確な助言や指示を行うこともあり、そのおかげか、これまでトラブルを起こしても小さい処分で済んでいたようだ。
ある年の春だった。
建築系の部署には珍しく、大学を出たばかりの女の子(Sさんとする)がC郎さんの部署に配属された。ただ一人の女性職員だ。そのほかは男性である。
その子の働きぶりは良好だった。10コ上の先輩(Aとする。男性。既婚)に付いて回り、仕事をひたすらに覚えていった。パワポの腕に覚えがあり、デザインセンスが抜群だと査定資料に書いてあった気がする。
精一杯頑張る子だった。愛想もいい。新人にふさわしい活発さで、気立てがよく、イベントや研修会の仕事もそつなくこなした。仲間受けも上司受けもいい。花見などの親睦行事にもよく出ていた。
……年末になる頃だった。そんな彼女の指導役だった10コ上の先輩であるAが、あろうことかSさんに手を出していたことが判明した。きっかけは人事課への匿名の投書と証拠写真(※こういう文書は大抵、職員からの密告である)で、隣の市にあるホテル街で手を繋いでうろつく2人の姿が写真に映っていた。
こうとなっては対応せざるを得ない。人事課の女性職員の付き添いとともに、Sさんを面談室に呼んで話をしたところ――Sさんとの行為に及んだのは、Aと、Aの隣の席のBと、島の奥側に座っているD係長と、Bの向かいに机が位置するC郎さんの4人に及ぶことが判明した。特に、C郎さんは(状況は省略)無理やりにSさんとの事に興じ、埒を明けていた。
さて、どうしたものか。ここまでの不倫案件は前例のない事態であるため、賞罰を扱ったことのある職員5、6人の間でも意見が割れた(賞罰の扱いが難しい案件については、人事課以外でいい意見を出せそうな職員も話に入れる)。
結論を述べると、4人ともに厳重処分(全員、3ヶ月間の減給10%。D係長はそのうえ1ヶ月の停職。Aは僻地に出向。Sさんは事務系の部署に異動。本当は免職処分にもできたが、替えの効かない専門職の部署だったので考える必要があった)となったのだが、C郎の態度があまりに酷すぎた。
何を言ったかは伏せるが、反省の色が全くなく、Sさんを無理やり行為に誘ったにもかかわらず、「Sが悪い」「なぜ俺がこんな目に」「合意の上だろう」と宣っていた。
Sさんの代わりに来た年配の女性職員がいたのだが――ミスの多さに頭にきたC郎は、彼女の頭を分厚いファイルで殴打したのだ(いわゆるキングファイル)。
周りの職員がすぐにC郎を取り押さえようとした。さらにキレて怒鳴り散らすC郎を、その階にいた市民や業者が冷たい目で見ていた……と報告書に書いてあった。
ほかにも、C郎は過去にもこうした問題行動(突然キレたり、非常識な性的発言をしたり、ふてくされたり)を起こしてきたという。
この暴力事件の指導面談の時のC郎は、上に述べた報告とはうってかわって物静かだった。やはり、その時々によって気分が変わるようだ。
「今回、C郎さんは傷害という罪を犯しました。過去に、何度も職員や企業や市民を傷つける発言をしていますね」
「必要だからやった。非常識でもなんでも、やるときはやらねばならない。嘗められたら負けである。本人を傷つけてでも、罪になることでも、組織のために必要なこともある」※私のメモには方言があったので、標準的な言葉に直している。
「嘗められようと負けようと、人として不適切な言動をしてはいけません。カチンときても我慢しないと。みんな見てるんですから。特に私達は公務員です。公務員は24時間法律を守って生きていく必要があります。水清ければ魚棲まず、といったことは組織にも当然あろうとは思いますが、今回のC郎さんはあまりにもひどい」
「わかってはいるが、現実はそういうわけにいかない。杓子定規に捉えるべきではない。後輩への指導として、やるべきことはやらないといけない」
「昔はそれでよかったかもしれないが、今は」
「どれだけ時代が変わっても同じだ。それに、私は実際に結果を出している。私が基本設計を手掛けた公共施設は5つ以上ある。十分K市に貢献している。建築の弟子だって何人も育ててきた」
「今は関係ありません」
「なぜなのか? わからない人だ」
平行線だった。埒があかない。他の職員にも聞き取ったところ、やはり若手の頃から感情的に不安定なところがあるようだ。
慎重に議論を重ねたところ、C郎に下された処分はA夫と同様の諭旨免職だった。依願退職しなければ懲戒免職処分を行う。だが、依願退職を受け入れれば年度末での退職を認め、退職金も満額出すというものだ。
C郎には、建築技師としてのキャリアがあった。民間でも使える資格を多数保持している。事務吏員の場合は、この年で辞めることになれば当然露頭に迷うが、彼の場合は再就職が可能であると元転職エージェントの視点から判断した。
C郎さんを切るべきか切らないべきか、幹部の間で幾度も話し合いの場が持たれた。が、これまでの不良行為があまりにも多すぎた。
C郎は労働組合に加入していなかったので、組合からの反発はほぼなかった。ただ形式的に、「職員に対する威圧行為であり、許容されるものではない」との文書での通知があった。
度々になるが、労働組合がここまで形骸化した組織であると知って失望することがよくあった。彼らはいつもそうだ。「当局は〇〇弾圧の意図をもって」「〇〇攻撃には屈しない」「労働者がよりよく働いていけるための権利を」などと、いつも組合の広報や定期総会で息巻いているが、実際に行動に出ることはない。
昔は知らないが、私が居た〇年間では、職員側への不利益変更(職員定数や給与の削減)を行っても強硬手段でブロックされたことはないし、彼らが出した申入書の要求事項をすべて拒否したとして、特段何も言ってくることはなかった。
繰り返しになるが、彼らはあくまで政治団体なのだ。〇〇党などの上位団体に献金を納め、メーデーといった形で政治活動への労働力を提供し、そのほか票の取りまとめを行うことで自らの政治的意図を実現するための政治的アクターである。
その機能の補完的な一部として、職員同士による互助的、連帯的な機能を有している。そのことをわかっている職員は、労働組合に加入しない意思を貫いていた。全体の2割ほどだったろうか。
さて、C郎は自分で弁護士を探してきて、法廷で決着をつける道を選んだ。私が退職する時点で未決着だった。とっくに決着は付いているだろうが興味はない。
最後に、C郎がどうしてあんなに異常な行動を取っていたのか説明する。一言で表すと、『障害』だった。彼の異常行動は『性格』に起因するものではなく、(詳細説明は避けるが)脳の一部に異常があって、脊髄反射的にその人が思ったことを即、言葉や行動に移してしまう。そんな障害があった。だから、ミスが多い女性職員の頭をキングファイルで殴るといった行動を取ってしまった。
もっと早く言ってくれればよかったのに。
法廷ではなく、せめて面談の時にそれを告白していたら、こちらとしても配慮することができたのだ。私は、能力が低いという理由だけで職員の免職処分を決めたことはない。能力があろうとなかろうと、仕事への意欲が皆無だったり、他者を傷つける言動を行ったり、組織にとって不名誉となる行為(主に犯罪)をしたり――そういった、能力よりも、もっと深いところに問題がある者に限って組織から駆逐する。それが私のポリシーだった。
(蛇足1)
どれだけいい成果を挙げたとしても、違法行為やハラスメントをしていいわけではない。当人に起因する、組織に対するプラス効果によってマイナス効果を相殺することはできないのだ。プラス3とマイナス2が併存することはあれど、相殺して1にはできない。プラスはプラス、マイナスはマイナスとして在り続ける。
われわれはすべて、誰かが眼を開けてくれなければ、目を閉じて世の中を歩き廻っている傾きがある。
さて、私が新卒で勤めていた会社は若々しい社風で知られており、よくも悪くも調子に乗った社員がそれなりにいた。すでに時効と思われるので、当時の記憶をそのまま辿ってみる。
具体的な仕事としては、飲食店や小売店に飛び込み営業をかけて自社求人誌に情報を載せてもらうのだが(追記:もうわかった人もいるだろうが、旧リクルートジョブズだ。問題のある行動が多い分社のひとつであり、近年同じく問題を起こしたリクルートキャリアとともに本社に合併された)、契約条件の交渉の時に調子のいいことを言って相手を騙したり(上司と話をさせろと言われてもブロックする)、人事関係だと、面接を受けに来た転職希望者を鼻で笑って次の質問に移る(時間がないから早く切り上げたい)。そんな連中が同期に何人も居た。
十数年後、私が営業所長に昇進した時には、そういった連中は駆逐されていた。悪行は長続きしないことを30半ばにして知った。今でも肝に銘じている。だが、彼らは別の意味で会社の役に立っていた。若手の営業所員が調子に乗った言動を取った際、その駆逐された連中の末期を語って聞かせることで、組織の癌の発生を抑止する役割を暗に果たしていた。
(蛇足2)
C郎さんの裁判の結果は見ていないが、障害を抜きにしてもK市敗訴の線が濃厚だ。明らかに能力不足や人格に異常がある職員でも免職処分にすることは原則できない。民間における解雇規制、従業員をクビにするのが「相当難しい」とすると、公務員の場合は「不可能に近い」となる。
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/452874/(東スポ)
橋本徹氏が大阪市長の頃に、勤務査定が著しく低い職員数名をクビにしたという記事だが、クビにされた職員が抗わなかったからできたことだ。職員側が何らかの事情で弱っていた、あるいは生きる力に欠けていたからできた。裁判に持ち込めば職員側が勝訴していただろう。それくらい公務員を免職させることは難しい。
ではなぜ、こちらが負ける公算が高くてもC郎に対する裁判の道を選んだのか? それは、他の問題職員をけん制するためだ。「C郎は度重なる指導にも従わず、挙句の果てには傷害事件を起こして免職処分になった。あなたも同じことをすればこうなる」というメッセージを全職員に対して発したのだ。
これにより、問題職員の側にいる連中に対して――まともな態度で勤務する姿勢がない人間の末路はこうなる、馬鹿なことをすれば相応の顛末が待っていることを伝えた。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/060600020/(日経ビジネス)
次は民間企業の例だ。数年前に㈱カネカという企業で労使の育休トラブルがあった。増田の諸兄なら覚えておられることだろう。
㈱カネカで実例のなかった男性社員による育休取得を行うことで、マイホーム購入やわが子の保育園入園など、子どもを育てる準備を整えたばかりの人がいた。その彼に対し、育休復帰直後に地方出向(※彼は断った後に退職している)を命じたカネカがネット上で袋叩きにあった事件だ。
上にあるのは、カネカが事件後に発したIRである。これを読んだハイレベル増田民の方々は、おそらくこう思われたことだろう。「これは現役社員へのメッセージでもある」と。
現役社員に対して、カネカは裏のメッセージを伝えている。「育休を取りたいなら取っていい。彼と同じ運命をたどる可能性はあるが」という、表にできない本音だ。
なお、IRの中味自体も信ぴょう性がないことに注意すべきだ。ここに書かれていることは、カネカの外部から確認できるものではない。カネカ内部の細かい部分の意思決定(男性社員への処遇の理由など)は調査を受けてもバレようがないため、IRに嘘を書いている可能性もある。いや、外部から確認できない時点で嘘ではない。『カネカにとっての真実』である。
https://president.jp/articles/-/25254(プレジデント)新卒1年目で解雇された地方公務員の主張
地方公務員の例になる。今は有料記事になっていて途中までしか読めないが、要約すると、「四国にある本山町が、社会人適性の低い職員を試用期間で解雇した」というものだ。公務員のクビを切ることは普通は不可能であり、この本山町も、「今しかない」と決死の思いで断行したのだろう。
裁判に訴えれば、この男性は免職を回避できたのではないかと感じる。試用期間においても解雇権濫用法理が適用されるからだ。困った時に誰にも相談しなかったり、相談相手を間違えたり、相手の言うことを鵜呑みにすると彼のようになる。身につまされる記事だった。
2021/1/4 これ以下(約500字)を修正
参考先としたブログを書かれた方が、当項の内容が正しくないものと認識されていることがわかったため修正します。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
この項の要約(抜粋)は次のとおり。
・〇〇商事とか、〇△重工とか、△△電工とか、誰もが知っている一流企業にあっても、上で述べた本山町のような社会的間引きを行っている。適性のない人間を採用してしまった場合、組織としての非を認め、当人に退職を促す。
・K市の採用試験では、一流企業を辞めて試験を受けに来る人を疑ってかかる慣習があった。それも当然であり、採用後のハズレ率が7割を超えているからだ。たとえ一流企業の出身であっても、社会的間引きに遭う人間が活躍できるほど公務員業界は甘くない。
アメリカで1日に報告される新型コロナウイルスの感染者の数が、1週間の平均で10万人を超え、感染の拡大傾向が明らかになっています。ニューヨーク州は屋内の店舗や公共施設に対し、利用者のワクチン接種証明の提示か、マスク着用を義務づけて対策を強化しています。
アメリカでは1日に報告される感染者の数が1週間の平均で11万8000人余り、新たに入院する人は7400人余りに上り、感染の拡大傾向が明らかになっています。
ニューヨーク州のホークル知事は、10日、屋内で営業する店舗や公共の施設に対し、すべての利用者や従業員にワクチンの接種証明の提示かマスク着用のいずれかを義務づけると発表しました。
この措置は今月13日から始まり、少なくとも来月15日まで継続されるということです。
ホークル知事は「この措置はホリデーシーズンを乗り切る助けとなるだろう」と述べ、クリスマスや年末年始に感染対策を徹底するよう協力を求めました。
CDC=疾病対策センターは、25の州で確認されている新たな変異ウイルス、オミクロン株について、これまでに症状が確認できた43人のうち、入院したのは1人だけで、死亡した人はいないと明らかにしました。
CDCのワレンスキー所長は「初期的なデータはワクチンの追加接種が防御を高めることを示している」として、改めて接種を呼びかけました。
やば。