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2022-03-03

迷惑客は不退去罪鬼無双できるから覚えて帰って

化粧品コーナーから始まって接客業での迷惑客が話題なので、まじで無双できるから不退去罪について覚えて帰って。(過去増田の再編です)

接客業20年以上。これを知ってから迷惑相手に無敗です。

地味に体力と生命力を削ってくる迷惑客をあっさりと追い出すためのポイントを挙げておきます

迷惑客を追い出すために覚えておきたい言葉は2つ。

施設管理権不退去罪

施設管理権とは、店舗営業所など、その施設運営する側にある権利のこと。

不退去罪は、退去を申し入れているにも関わらず居座ろうとする人間適用される刑事罰です。

簡単にいうと、お客側が店を自由に選べるのと同様、店側もお客を自由に選ぶ権利が守られています

なぜなら、店舗営業所公共施設ではなくて、個人、もしくは法人の所有する私有地からです。

迷惑と思われる客がいた場合施設管理権に基づき退去を申し入れれば、それだけで退去に値する根拠を示したことになります

要するに、「あなたは客として認められないから出ていって下さい」は、法的根拠を持って有効だということです。

このときの注意点として、すでに売買契約が成立していた場合は、相手に損害を与えないようにする必要があることです。

例えば前払い制で食券を買って食べ始めている場合だと、相手は支払った分の食事をする権利があるので、食事途中で追い出すことはできません。

返金などを行うことで損害をなくすこともできますが、相手側には受け取りを拒否する権利があります

ただし、支払った金額以上の権利を主張してくるようであれば、常軌を逸した行為=店側の損害になりますので、再び施設管理権行使することが出来ます

そういった場合でもすぐに追い出そうとするのではなく、「それ以上続けられます迷惑行為になりかねません」といった形で店側の認識を正しく相手に伝えておくと後々トラブルになりにくくなります

ここでいう「後々トラブルになりにくい」というのは、民事裁判的な話ではなく、お店の評判、いわゆる炎上対策を指しています

施設管理権は、極端な話、その人が気に入らないという理由で客を追い出すことが出来てしまます

ただし、その理由一般客にとって納得のできるものでなければ、当然店側は信用を失うこととなり、その客を追い出す以上の損失につながってしまます

そうした無用トラブル回避するために、店舗ルールを定めておくことが大切です。

店舗ルール役割は、予めお客側に周知をしておくことでトラブル回避することにあります

事前にルールが明示されていれば、お客側も安心して店を選べるし、入店後に「知らなかった」とトラブルになることもありません。

そのため店舗ルールは、入店前に、誰にでも目に留まる位置で、読みやすく誰にでもわかりやすい内容で記載しておく必要があります

もしくは、売買契約が成立する前の段階で確認を行うなどの方法もあります

いずれにしても、正義というものは量的な側面を強く持ちますので、例え炎上しそうになった場合でも、ルールに対する理解者が多ければ大惨事回避することができる可能性も高くなるというわけです。

さて、施設管理権行使できることはわかったので、あとはそれに基づいた退去の申し入れをどのように行えばよいでしょうか。

実はこれ、何にも難しいことがありません。

施設管理権に基づき退去を申し入れます」でOKです。

もし退去しないようであれば、相手の返答を待ってからとき相手の言い分を一通り聞いてから、)再び同じセリフを言います

それでも退去しないようであれば、同じセリフ最後に「聞き入れて頂けなければ、警察通報します。」と付け加えます

それでも尚退去しないようであれば、110番して「施設管理権に基づく退去を申し入れているが聞き入れてもらえない客がいる」と通報します。

慣例的なものかもしれませんが、十分な退去の申し入れを行ったとみなされるために、これくらいの問答は必要であるということのようです。

以前までは根拠を伝えたほうが有効とされていましたが、最近ではその根拠揚げ足取りに使われて何かと炎上の燃料にされることもありますので、むしろ根拠を言わないほうがよいのではないかというのが個人的な見解です。

例え炎上しまったとしても、自ら首を突っ込むことなく、必要であれば対応時の不備は認めつつ、「施設管理権に基づき退去を申し入れた」と粛々と対応していくのがよいと思われます

こうした通報警察に行う場合、近くの交番や所轄警察署に直接連絡したほうが早いと思われるかもしれませんが、基本的には110番通報することをおすすめします。

その理由は、110番通報を受けた場合はその記録が残りますので、対応した警察官に報告の義務が生じるからです。

まり、何もせずに帰るわけにはいかなくなりますので、しっかりと対応してもらえる可能性が高くなるということです。

警察が介入できるので女性のみの職場でも使いやすいのですが、逆恨みストーキング対策も挙げておきます

大切なのは個人判断で行ったわけではないという表現をすること。

自分迷惑だと思ったのではなく、会社や他のお客様迷惑になってしまうからと伝えることです。

例えば、「心苦しいのですが他のお客様へのサービスに支障がありますのでお断りをせざるを得ません。」といった感じです。

こうした対応の難しいところでもありますが、自分けが我慢すればよい問題にしてはいけません。

迷惑客の対応をしている間に、他の大切なお客様蔑ろにされている=大きなチャンスロスになってしまっているからです。

迷惑客の対応は、売上を生まないどころか、大きな売上を逃すことにもつながっているわけです。

そのために、自分けが我慢すればよいと考えるのではなく、これもお店の売上を守るため、つまり自分給料を守るための大切な行動と言えます

もし不安なようでしたら、所轄の生活安全課に軽く相談してみるのも手だと思います

許せばつけあがるのがこういった迷惑客なので、一定ラインを超えた時点ですぐ対応ルール化しておくことが大事です。

追記

ちょっとまずは誤解の部分から

施設管理権は、施設責任者しか行使できない。責任者から権利を与えられてないか権利がない。

→できます。あります

その時間帯の責任者であればできる。例え責任者から権利を与えられていないワンオペを任されてるバイトでも、その瞬間はその店舗を任されている責任が生じているので施設管理権を持っていると考えられます

その時間帯、そこにいる一番えらい人に権利があります

ついでに言えば、その瞬間にオーナー判断不要

ただし、判断には相応の責任もついてくるので、要するにあるからって濫用できるものでもないです。

デパートの売り場は施設管理権がない

あります。もちろんデパートのもの施設管理権はないけど、売り場に対しての施設管理権はあります

共有部分をどうやって考えるかはあんまり深く考えたことはないけど、購入の意志なく通路に居座るならそれこそデパート側が施設管理権行使すべき案件

不法侵入罪も使えるよ

半分正解。

不法侵入適用できる場合は主に2つ。

1.出入り禁止通達がなされているにも関わらず、施設侵入しようとするとき

2.本来の利用目的とは異なる目的施設に居座ろうとするとき

1の場合、まずは施設管理権をもとに出入り禁止通達する手順が必要なのですぐに追い出したいとき不退去罪のほうが有効

2については、明らかに居座る場合適用できるけど、迷惑レベル判断が難しい相手となると店舗ルール禁止行為をしっかりと明示しておくことができれば適用できる場合がある。

十分に準備できてれば不法侵入。その場のアドリブ対応できるのが不退去罪。そんなイメージ

ガソリン包丁ストーカーうんぬん

まさに肝心なのは迷惑客かどうかの判定の部分で、それでも執拗対応を求めてくる人間はもう迷惑客ではないんです。

対応を次のステップに切り替えるための目安にもなるよという話。そしてそれはもちろん不退去罪なんかでは対応できません。

逆を返せば、そういった人間対応の甘さに漬け込んでくるので、早い段階ですっぱりとラインを引くことが大切ですよというお話

雇用契約が弱い

そんな職場やめたらよいよ。

というわけにも行かないので、まずは迷惑客の実態を持って対策協議

それでも取り合ってもらえないなら、本部に掛け合うか、辞職する。

自分の命を天秤にかけても働きたいと思うなら別。

この方法は、あくま会社に守ってもらえないときでも、あなたには自分を守る権利がありますよという話。

逆に捉えてる人はわたしを叩きたいだけで被害者を守ろうだなんて微塵も思ってないのが見え見えです。

言い回しについて

そこは賛否あると思った。

伝えたかたことは、一切の誤解なくストレートに伝わる表現をすることが大切ということ。

とにかく足元をみて揚げ足を取ってくるようなやつが多いので、多少言葉がきつくても絶対に誤解されない、それ以外の意味に捉えられない表現がめちゃくちゃ大事

それなら自分たちの職場ならどんな言い方がいいんだろうって考えてもらえたら嬉しいです。

判断が難しい

そう。これが一番の問題

誤解してほしくないのは、退去通告=出入り禁止ではないということ。

その瞬間、どうしても困ったときは一旦お帰りいただくことができますよというものです。

一応、後日話し合いの余地が残されています

そんな帰され方をしたら事実上の出入り禁止と思われてしまうのは仕方ないけど。

でも、少なくとも身の恐怖を感じたりしたなら迷う必要なく使える権利だということを知っておいてほしい。

これがエアプだといっている人に考えてほしいのは、最も大切なこと迷惑客をエスカレートさせないことだという事実について。

表向きのサービス社交辞令を真に受けて勘違いしてしま人間いるから、「お店のイメージが」とか「逆恨みが怖いから」とか言いながらだらだら対応を先送りにするのではなく、特定ラインを超えたら即アウトという運用が本当に大切になってくる。

イメージうんぬんはまた別の話で、そうならないために店舗ルールというものをしっかりと作り上げおくことが大切。

先にも書いたけど、正義とは量的側面が大切なので、誰もが納得できるルール無視した人間が明らかに悪いと伝わることが大事です。

そうすれば、例え一旦炎上したとしても、理解あるファンが必ず火消しをしてくれます。もしくはにわかだけ焼けて本当に大切にすべきファンけが残ります

その上で、自分ルールを守る義務があるとして、淡々事務的対応をするだけ。

そこに少しでも自分意思が反映されてしまうと、それこそ逆恨み対象個人に向けられてしまうからルールから従わざるを得ないという運用を徹底する。

今後職場を選ぶなら、そうしたルール運用がされてるかどうかも判断材料にすべき時代ってことだよね。

自分がこの会社アルバイト入社したときは確かに立場を軽視されてる感じはあったけど、それじゃよくないだろって自分からルール提案して最前線人間をどうやって守るかを作り上げてきた。

20年もすれば割と偉い立場にもなったけど、今でもそれを徹底してるから女性だけの売り場でも安心して働ける環境ができてると思ってるよ。

結局の所、会社もそれを聞き入れてくれたという生存バイアスなので、これは余談だけど。

あと、極論逆恨み理論を持ち出している人はお外は危ないから一歩も家からでないほうがいいよ。

そんな話をしてるんではなくて、日常的に出くわして地味に体力を削ってこようとする自覚なき迷惑客は、わざわざ自分犠牲にして付き合う必要いか鬼無双してやろうぜって話なので。

わかるか?お前みたいなやつのために文章を書いたつもりなんて微塵もないんだよ。自分迷惑客と全く同じムーブしてることに気づけよ。

2021-03-08

anond:20210308215430

一応チャンスロスという言葉があるにはあるんだけど

機会損失とごっちゃになってる(意味合い的には8割ぐらい同じ)なので

結局のところまとめて「機会損失」でいいんじゃねえかなって思う自分が居ないでもない

しか簿記機会損失を知っていると、日常機会損失はどうしても違和感を感じてしまうのだ…

2019-08-13

anond:20190813204724

横だけど、満杯は追いついてるって言わないんだよ

チャンスロスと似た考え方でさ

2019-06-13

追記アリ】弱者女性の要素について

弱者男性がどうのこうのって話題については特に思うところ無いので

あえてネットではあんま語らないようにタブー視されてる弱者女性についてつらつらと書いてみようと思う。

★1:未婚

まぁ大前提

既婚でも弱者弱者って意見もあるかもしれないけど無視

既婚ってだけで強いよ十分。

★2:デブ

ガリよりデブの方がマシ(by男性諸君)って意見もあるけど

実際にはデブは中々恋人としては選ばれないと思う・・・

友達としては全然オッケー。ただ、なんか、弱者やめたいって思うなら痩せた方が絶対にいいと思う。

★3:笑顔が無い

自分の友人の中には1人もいないけど、笑顔が表情パターンの中に無いって人。

そういう人はマジで弱者of弱者だと思う。他人笑顔を見せてなるものかって思ってるのか

「私、感情無いんだ」ってキャラなのかはわからんけど、笑顔を出せない人とは友達になれないよねって思う。

★4:低収入

収入については、職業がそういう職業であるとか、あんま長く働けないとかあるかもだけど。

収入だとあんまり遊べないし貯金も無いし。下手したらクリーニング代すら出せなくてってなるとそりゃ友達も減るわと思う。

学歴とかそういうのは置いといて今の時代は男も女も同一賃金から働きさえすればお金は手に入るので

収入になる原因は働くだけの体力が無いか、とにかく頑張れないメンタルかのどっちかだと思う。

長々と書いてアレだけど解決策思いつかないし、解決策があったとしても

「コレが正解です!アナタはコレをすべきです!」って言われてやるかやらないかだと

みんなやらないよなって思うのでマジで収入についてはそういう星に産まれたとしか言いようが無い。

★5:無趣味

もしくは、趣味があっても周囲に言わない。

仲間を作ろうとしない。

なにかに所属しようとしない。

趣味さえあれば、今日趣味の輪に入るのは簡単から孤独とは無縁に楽しく生きていけると思う。

趣味大事

★6:排他的

男性嫌いも含むか。

小中学生の頃さー「男子が配膳した給食絶対に食べない」とか「男子と一緒にご飯食べるの絶対無理」とかそんな子いたけど

まさか大人になってもそのメンタル引きずってる人がいるとは思わなかったわ・・・。みたいな子、ちょいちょいいる。

自分ちょっとでも違う意見、違う属性持ってる人との縁を全力ジャンピングチョップでぶった切ってる人。

★7:老けてる

多分弱者男性も一緒で。老けてる人はなんて言うか、カテゴリが違うって感覚になるよねって。

人間、心根は高校生の頃から変わったりしないんだけど。やっぱり老ける前に決断すべき時ってあって。

ダラダラと決断すべき決断先延ばしにして現状を維持を続けたオバサンってのはそりゃ魅力無いよなって。

色々挙げて考え整理できたけど。

弱者ってのは「他者に訴求できる魅力が無い」って意味なんだなと思った。

それも自分自身の主観から観た場合の魅力の無さ。

自分自身もいつか弱者になるかもしれないから、仲間を大事にしようと思ったし

自分自身の魅力も大切な、いつか壊れるかもしれない宝物だと思う事にした。

2019/06/14 13時追記

なるほど

弱者女性」「弱者男性」同じなんだな

かなり目から鱗なので書いてよかった。

あと、ブサイク含まなかったのはどうとでもなるからですね。

同じ趣味思想であれば顔がアレでもどうとでもなりますよ。ブサイク弱者条件になり得ないです。

ブサイクを条件に加えてるのはそこらへん知らん野郎だと思う。

個人的結論としては

強者には男女の区分けがある」

弱者は男女似たようなもの

って気付きを得る事ができました。

あと、20代なら全然相手されたのに20代の頃に仲間なら恋人さなかった弱者

完全にチャンスロスですね…。これはもうどうしようもない。かける言葉も見つからない…。

20代の内に動けば需要があった人達については本当に、もし自分がそうだったらと思うとなんかいっそ泣けてくる…。

2019-06-12

ソシャゲーで割と見落としがちなチャンスロス

最近ではスマホゲーといったほうがいいのかな?

割と昔から見落とされがちなチャンスロスがあるのだけど、そろそろどの会社も最低限の対策は入れておいてほしいなってことが一点。

結論からいえば色弱対策

いわゆる緑赤色弱と言われるやつなんだけど、よくある青・緑・赤の三つ巴がほとんど色で識別できません。

キャラクターの色とか全体的に変えてくれてるのはいいんだけど、申し訳程度に体力バーの横に小さい玉が塗り分けられてるやつなんかは絶対識別ができない。

青は唯一見分けられる色だけど、疑心暗鬼になると青さえ見分けがつかなくなる。

この色が見分けられないとどういう弊害があるかって、言うまでもなく攻撃・防御の有利不利が真逆になってしまうというもの

まりそれはゲーム根本的な部分であって、それが利用できないってだけで単純にリジェクト対象しかならないってことなんですよね。

ちなみに自分と同程度の色弱は、日本人男性にして20人に1人。

カラーユニバーサルデザインちょっとおろそかにするだけで勝手に5%のユーザーが脱落します。

これが割と大手の新作でもあたりまえにそんな状況なのでそろそろみんな対応フォーマット化を真面目にしておいたほうがいいですよ。

最近で言えば絶賛ランキングトップを突っ走る七つの大罪

せっかくキャラも生き生きしてて長く楽しめそうだなって思ってたのに、敵の属性を事前チェックできないPVPで心が折れました。

無条件で5%のチャンスロスはいくらなんでも大きすぎる。

2017-10-15

売り切れが一番腹立つ

あともひとつ重要なのは、人の記憶にはネガティブものほど残りやすいってこと。大量廃棄出てもうだめだーっていう記憶は強く残るけど、その一方で、早々に品切れ起こしてチャンスロス大会やらかし記憶ってのは、そのことで客が怒鳴りでもしない限り、あんまり記憶に残らない。「廃棄やばい」の背後には、それ以上の回数の「品切れやばい」が本来存在してるはずです。

anond:20171014201301

これ本当にそうだ

個人的には売り切れが何よりもダメージおおきいし腹立つんだよね

ちょっと店員接客がぶっきらぼうとか、何なら釣銭間違ってたとか、おれはそんなことで腹立たない

でも売り切れは本当にダメージかいんだよ

それが欲しいのに手に入らない、それを買いに出てきたのに空振り、これが一番つらい

なのに店員は売り切れについては大したことないと思ってる

釣銭間違いで青くなる店員が売り切れでは平然とする

そこが前から釈然としなかったんだが、やっぱり売り切れのインパクトのでかさってのは実体として存在してて、店も把握してるんだね

やっぱりかー と凄く溜飲が下がった

「ない店」って思われた店では、さら弁当が売れなくなっていく。発注を減らす。さらに売れなくなる。極端な話、最後には「弁当を買いたい人は行かない店」となる。昔と比較して弁当類売れなくなったっつったって、やっぱコンビニの売上では柱に近いところにあるわけですよ弁当ども。

まあサンドイッチとかがピーク過ぎの時間で売り切れてるのは俺も理解するけど

そんなきりきりのナマモノでもないものが売り切れてるような店は不快感が募って信頼感が下がっていかなくなるね

いや、間違いなくあるよそれは

ていうか俺だけじゃなくてみんなもそういう行動は無意識にしてるんだねやっぱり

とても納得できた

2017-10-14

コンビニの廃棄なんで多いのとかそういう話

特に呼ばれてないけど出てきた。

https://anond.hatelabo.jp/20171014062408

なぜって話なら簡単で、そのほうがわりと得する人多いから。

とりあえず食い物捨てるのもったいねーとかロスチャージがーとかいう話は置いとく。ロスチャージの話はあとでするかもしれない。

えーとまず前提として、廃棄ってのは店舗側にとって「かならずしも」不利益ものではない。というのは、廃棄が出るっていうのはどういう状況かというと「商品が充分にある」ということだからだ。弁当とかは、1日に2回とか3回とか店に来る。朝飯晩飯なんかにあわせて納品があるわけだけど、納品と納品にはとうぜん谷間ってものがある。コンビニっていっても朝昼晩がいちばん混雑するわけだけど、同時に「コンビニでメシ済ます」の状況について考えてほしい。たとえば昼メシ食いそこなったときだとか、残業すっげー遅くて牛丼しか営業してないけど、でも寝る前にせめてストロングゼロくらいは飲みたいよねってなったときに2箇所の店に寄るのすごいだるい、みたいな状況がけっこうあると思う。つまり弁当はいっても、ピーク時「だけ」売れるものではないということで、24時間はいわんけど、ある程度すべての時間帯でそれなりの商品ボリューム感は欲しい。幕の内とからあげ弁当が2個だけ陳列されてるような状況だと買う気になるかって話ですよ。

なんで、弁当とかって基本的に「次の納品にかぶるように」商品を置いておくのが正解になる。つまり売れるギリギリの量を見切ってその上限で発注しつづける。

けどそんな読みどおりに行けば苦労はない。天気予報が外れたー、電車が遅れたーだの予測を外す要因なんか腐るほどある。なので「これなら絶対欠品しねーだろ」っていう上限限界在庫を持つのである。そりゃ廃棄も出る。

もちろん廃棄がまったく出ないように発注することもできるだろう。売れる数に対して少なくとりゃいいんだから。でもそういう店って、結局客からは「弁当の少ない店」って見られるんですよ。ちょっと想像してほしいんですけど、これ読んでる人のなかでもなんとなく「弁当がいつもある店」と「いつもなんか残りものみたいなものしかない店」っていうイメージあると思うんですよ。

「ない店」って思われた店では、さら弁当が売れなくなっていく。発注を減らす。さらに売れなくなる。極端な話、最後には「弁当を買いたい人は行かない店」となる。昔と比較して弁当類売れなくなったっつったって、やっぱコンビニの売上では柱に近いところにあるわけですよ弁当ども。

から要はですね、たとえ廃棄が出ようとも、その金額が「モノがなかったことによって発生しただろう損失」より小さくなれば問題はないわけ。コンビニにとって(あくま経営観点だけですよ)廃棄って絶対悪じゃない。あくまで程度の問題

あともひとつ重要なのは、人の記憶にはネガティブものほど残りやすいってこと。大量廃棄出てもうだめだーっていう記憶は強く残るけど、その一方で、早々に品切れ起こしてチャンスロス大会やらかし記憶ってのは、そのことで客が怒鳴りでもしない限り、あんまり記憶に残らない。「廃棄やばい」の背後には、それ以上の回数の「品切れやばい」が本来存在してるはずです。

本部が「廃棄出せ」というのは、実際には「発注強くしろ」の意味であることが多いと思う。本部としてはチャンスロス絶対に防ぎたい。チェーン全体で、たとえば「おにぎりの弱いチェーン」と思われたらチェーンごとひっくり返るからしかオーナーは廃棄を減らしたい。あたりまえですわ。

もちろん発注を強くしろっていっても、無根拠に強くしろって言ってるわけではないはず。それなりのデータを示したうえで仮説を立てて「だから」これだけ強くしろっていう言いかたをしてくるはず。問題はそのデータ現実離れしたものに思えることなんだけど、これコンビニに限らず、数字って「人の実感」をブチ越えた仮説を出してくることが多い。

さらに、いまコンビニ機械の助けを借りずに発注数を決めるってちょっとないと思うんだけど、こいつがなかなか曲者で、本部としては欠品をとにかく防ぎたいもんだから、とにかく欠品を過大視した数を提示してくることが多い。欠品の回数が多く、時間が長いほど、アホみたいな数字出してくる。

あともひとつコンビニって実は売上があんまり安定してない。全体の売上としてはそこまで上下しないにしても、たとえば弁当っていう単体のジャンルだと、トータルの数が昔より減ってることもあって、昨日10個売れました、今日23個売れましたーみたいなことはよくある。ここまで極端な事例はどうしようもないにしても、ある程度の上下動は廃棄出してでも防がないと、1年後2年後の売上には確実に影響が出てくるってのもある。

えーと、あとはあれだ。あれ。あのー、工場本部工場に対してもある程度の売上を保証しなきゃいけない。ただでさえ無茶な要求してること多いんだから、それくらい保証しないとどうしようもないでしょみたいな。この点から発注数は多いに越したことはない。

じゃあ本部の過剰な発注数の要求問題ないのか、なにも悪くないのかっていうと、そうは思わない。ここがロスチャージ問題なんだけど、本部は廃棄出しても腹痛まない。腹痛くないところで「本気で」廃棄を削減しようと思うかって話だ。逆にいえば、廃棄があまりに過剰でない限りは、本部工場店舗も廃棄は「出たほうがいい」わけで。あとは立場によって程度の違いがあるだけである。あ、でも工場でも見込み生産で廃棄出るから、そこはないほうがありがたいよな工場としては。

個人的には本部が「廃棄を出すことを目的に」発注指導をしてるとは思わない。いや結果的にそうなっててもだよ。ふつうに考えたら会社全体で「へっへっへ廃棄出させて俺たちだけ丸儲けだぜ」なんてやってたらバカすぎるじゃん。正確には「自分たちの腹は痛まないので、できるだけ商品を多く陳列させて欠品を防いで、チェーンの競争力を上げる」だと思う。あたりまえだけど、廃棄出すより売れたほうが本部いいわけ。売れるってことは店舗競争力が上がるってことじゃん。チェーン全体にもいい影響あるじゃん問題は「廃棄が出ても本部別に困らない」のほう。そのしわ寄せが店舗に来る現実のほう。このことって、現象としては一緒かもしれないけど、考えかたとしてはぜんぜん違う。もちろん「売れるはずない」と思われるような量を発注させるのは別の悪。ただこれもなー、3個並んでると2個しか売れないものが、12個積んでありゃ「ふだん弁当買わない人が、なんか話題商品かと思ってまちがって買う」というかたちでの副産物があって、弁当での総数は伸びたりするんで、難しいところなんよ。

からって本部が正しいとも思わない。俺を含めてコンビニ関係者って、廃棄のことは投資とか経費くらいにしか思ってないけど、モノは食い物だよ?捨てるの?投資とかじゃないでしょ?っていうあたりまえの人の実感に立ち返ってみれば、なにもかもがおかしい。この「欠品ダメゼッタイ」とかも競争力落ちると死ぬっていう状況も、要は過当競争のなせるわざであって、その状況を招いたのはだれだよって話でもある。

なお、この手の話題ときにかならず出る「冷凍とかでどうにかならんのか」の話なんですが、その昔、午前午後という名前コンビニがあってな、そこではとれたて弁当という名の冷凍食品解凍して売っておって、あれけっこうおいしくて俺好きだったんだけど、そのチェーンがどうなったかは……ええ……。とれ弁好きだったんだけどなあ……。

最後に。

俺はあくまで現状がいいとは思ってない。そもそも現行のコンビニビジネスって、たぶん平均の売上がもっと高かった時代にその骨格ができてる。ロスチャージおかしい、廃棄が出まくるのもおかしい、そりゃそのとおりですよ。それでも早い話、儲かってりゃだれも文句言わない。そして過去にはそれが可能だった時代があった。余裕ないすよどこも。その余裕のなさが最悪のかたちで破裂する前に手を打つべきは、個々のオーナーじゃないと思います

……オチがねえな。

2011-05-03

今回のユッケの件で改めて思ったけど

飲食店経営って究極に難しいビジネスだよね。特に小規模飲食店

調理能力
・客がリピートする程度には、メニューの味が想定顧客の味覚にマッチしてないといけない。→怠ればリピート客がつかず、特殊立地以外は継続営業が難しい
衛生管理
・クレンリネスに関する知識を習得し、免許を取り、実践しなければならない。→怠れば、食中毒による営業停止リスクが高まる
食材管理
・足の早い生鮮食材の動的在庫管理ができなければならない。→怠れば、破棄率上昇または品切れのチャンスロスにより利益率が低下する
接客能力
・接客サービス業の側面があるので、店舗スタッフがある程度コミュニケーション能力が高くないといけない。→怠れば、メニュー自体は高品質でもリピート率が低下する
プレゼン能力
イメージ産業の側面があるので、店舗設計やメニュー構成プレゼンテーションで「おいしい時間」を演出できないといけない。→怠れば、メニュー自体は高品質でもリピート率が低下する

これだけ努力して素晴らしい店になったとしても、飲食店場合は小売と違い、座席数(=回転時間)や調理時間律速条件になるので、「飛ぶように売れる」「ばんばん儲かる」というのが難しい休日も週1日か無休が原則。

飲食店業態って、他業種で成功した人が参入してきてもうまくいかないケースが多いと聞くけど、そりゃそうだろうなーと思う。これ全部に注意を払わないといけない業種って他になかなかないよ。焼肉えびす社長みたいなギラギラ起業家も、きっと別の業態を選べばそこそこ成功していただろうね。

2010-02-22

露出狂という病気ってこういうこと?

露出欲求があるんです。

自分の性器を若い女性に見せたい欲求。

でも最近はそれで性的欲求が満たされるわけでもないし、性的興奮もあんまりなかったりする。

ただ、散歩してると、どこかに性器を見せたくなるような女性歩いてないかなー、って思いながらウロウロしてしまうし、

乗客の少ないバスとか、露出に適したシチュエーションに出くわすと、出しとかないともったいない、って気分になる。

で、最近気付いた。いつの間にか“もったいない”って思っていたことに。

見せつけたいとか、興奮するとかよりも、

この状況で露出しておかないともったいない、という気分になっちゃう。

露出しないことがロスで、機会損失。興奮とか相手の反応とかあんまり関係ない。

そりゃあ理想的な反応があった方が興奮はするんだろうけど、でも

「興奮・欲望 < チャンスロス

ってなってる。

自分が満足出来るわけでもないのに、露出できるシチュエーションを求めてさまようなんて、もうこれ、病気ですよね。

どっかのマンガ精神病だなんて書いてあった気がしますけど、精神科に行って本当に相手にしてもらえるんでしょうか・・・。

人に言える話ではないので、ひとりで困ってます。

・・・いや、見せちゃったら困らせちゃうんだよね。。。どうしたら治まるんだろう。

 
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