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はてなキーワード: 自治会とは

2024-02-18

自治会の集まりを土曜にしてくれ

横浜の中でも年寄りが多い地域はまだ自治会機能してるんだが、金曜日の18時30分に集会開かないでくれ。俺まだ電車に乗ってるんだ。定時は18時な上に通勤時間時間以上かかるんだ。妻は18時30分定時で同じくらい通勤時間がかかる上繁忙期は残業が当たり前だ。

土曜日にしてくれよ。何回もそう言ってるのに変える気がなさそうだし俺ら夫婦はもう役割放棄していいすか。

2024-02-09

俺の実家は細い

私の実家は細い。

  

私は平成最初の年に、とある田舎で生まれた。

  

父は戦争で父(私の爺さん)を亡くし、中卒で新聞配達をしながら育ったらしい。

母も戦争で父(私の爺さん)がPTSDになり早世。同じく高卒で働いて育った。

  

親もそんな家庭環境で育ったため、叔父叔母も貧乏であり、学も無ければ、家に本も無く、父は飲みにケーションの営業マン、母はスーパーパート職員をしていた。

職業からお察しの通り当然収入も少ない。にも関わらず子供を6人も産んだ。そうなると支出も増える。

  

収入も少なければ支出も多いのだ。当然貧乏だった。

小学校クラスで下から5番目くらいの貧乏だった。

  

そんな環境だったか子供の頃は大変だった。

クラスでみんながポケモンの話をしていてもゲームを買ってもらえない、ドラクエの話も分からない、スマブラ練習できないので弱い。そして小遣いも一切ない。

私の世代子供の頃にゲームの話ができないというのは、友達との交流でかなり困難を極めた。

  

習い事も2つだけ。

地域の爺さんが趣味で教えている「そろばん」と、地域の爺さんが趣味で見守っていた「サッカー」だけだった。

サッカー習い事ではないか。ちなみにどちらもタダだったようだ。

  

幸い、勉強はできる方だった。

塾や家で勉強せずとも、学校の授業だけでクラスで5位くらいには入っていた。

どうやら母方の爺さんは名家医者だったらしく遺伝的には良いものを貰っていたようだ。

まぁ爺さんはPTSDになって一族の恥さらし扱いとなり、その名家との関係は切れてしまっていたが。

  

そんな私は、高校生頃まで、学校は正しい、政府は正しい、テレビは正しい、新聞は正しい、創価学会最高、共産党は悪だと、周りの大人に言われるがままに信じて育った。

外界から隔絶された田舎で、外界から情報を得る本を読む習慣も無かった私は、ずいぶんと思想面が偏ってしまっていた。

---

  

転機が来たのは「パソコン」と「インターネット」だった。

私の地域はいち早く情報教育が始まっていた。

学校では、放課後休み時間パソコンを貸してもらえるようになった。

  

最初パソコンゲームができるということに感動した。ソリティアの達人であった。

そして、パソコンにのめりこみ、出会ったのが「2ちゃんねるである

  

純粋だった私はスレを立てた。

  

創価学会バカにしないでください。池田先生はとても良いことを言っています

叩かれた。

  

高校卒業したら働こうと思っています。何の仕事が良いですか?」

バカにされた。MARCH以下はゴミと言われた。

---

  

2ちゃんねるの影響で、別の面で思想が偏った私は、奨学金ギリギリまで借り、地方国立大学工学部に進学した。

大学卒業したとき高校大学合わせて奨学金借金額は600万円まで膨らんでいた。

しかし、その程度は軽いものだった。

  

国立大学工学部卒だったので、とある大企業にも就職でき、奨学金は5年ほどで全額返済できたのだ。

  

今では年収も900万円ほどあり、妻と子宝にも恵まれている。

子供に小遣いも与えられるようになった。

子供習い事に行かせてやれるようになった。

子供と一緒にゲームもできるようになった。

私はこの現状をとても幸せに感じている。

  

地頭が良かっただけだろうと言う人もいると思う。確かにその面はある。

しかし、私と同じような成績だった兄弟姉妹は、それほど裕福な暮らしはできていない。

昔の私たちほど貧乏ではないが。

  

実家の太さが大事だと人は言う。地頭の良さが大事だと人は言う。

かにそれらも大事だ。しかし、私は自分経験から思うのだ。

一番大事なことは、適切な進路に向かえるよう手助けする「情報」ではないかと。

  

あの頃、インターネット出会わなかったらどうなっていただろうか。

2ちゃんねる学歴厨にバカにされなかったらどうなっていただろうか。

  

情報が少ない地方であっても、貧富に関係なく、平等であり、忌憚のない意見が貰える、

インターネットは偉大だ。

追記

1990年頃生まれでじーさんが戦争戦死何となく年齢設定がおかしい気がするなあ。1975年±5年くらいじゃねーの?

母方の爺さんは病んではいたそうですが、戦後も生きていたので母は戦後世代です。

母の何歳頃に亡くなったのかは知らないのですが、思春期だったと聞いているので中学高校頃までは生きていたのだと思います

父は戦時中に生まれたそうです。

両親が学会員だったってこと?

そろばん先生学会員でした。反共産は母。

ちなみに、自治会リーダー格は別の宗教で、子供会と称してタダで旅行に連れて行ってくれました。天理教総本山まで。

タダより高い物はない。

2024-01-08

anond:20240108185845

その手の理論

まずは自助

次に共助

最後公助

という理論が前提としてあるんで

自分で助けれないなら周りか行政が」

ということで「まずは逃げて」って言ってるけど、PTA消防自治会すら嫌われる現代日本で「共助」なんて成立しないし、金も人もないけど守らなくちゃいけないジジババ子供はたくさんいる田舎自治体で完全な救助なんか無理なんで、実際に災害とか問題が起きると

「まずは自助。無理なら死ね国家の足を引っ張るな売国奴

になりがち問題がある

2023-12-20

政治資金パーティなんか実際現地でやることねーんだろ?

進んでお金を出してるか出してないか知らんけど金を巻き上げるための口実でしかないししか世論がうるさかったので泣く泣くルールを作った程度のものしかねえんだろ

パーティを開催するという名目で集金が行われるという実態日本代表する仕組みだと思うわ

参加する意思なんてないけどお金を出さな選択肢が無いというルールは、会社においても飲み会とか、昔は社員旅行とか、会議での意見の出し方とかに通じる話だし、地域自治会でも同じ仕組みが色々ある

こういう事実上強制を作りたがるDNAは根絶やしにしないとヤバいよほんと

2023-12-16

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の四>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231214132432

5. 発達障害のD君

の子社会教育課にいた。子といっても、当時すでに40歳を過ぎていた。明らかにそういう症状があった。それで周りとの軋轢が生じていた。

の子場合は、それなりの割合で悪意があった。発達障害であるだけで問題になることはない。彼もまた、T区の人事部局が認めるところの問題職員一角だった。

話は逸れるが、前段として必要であるため述べる。私が学校教育現場で教壇に立っていたのは十余年である。そこまで長くはない(教育現場から教委に異動する者としては標準的な年数)。その十余年の中でも、今でいう発達障害とされる児童と接した経験がたくさんある。

当時はまだ発達障害という言葉はなく、ただ「ボヤっとした子」「癇癪持ちの子」「よく動き過ぎる子」「細かいこだわりがありすぎる子」などの漠然とした分類があるだけだった。確かに、彼ら彼女らは扱いづらい。話が通じないこともある。

そんな児童と関わる中で感じたのは、人間多様性というものだ。動物植物も、これまで多くの種が生まれ現在に至っている。ハイデガー風に、存在し続けていることが正しさだと言うのなら、発達障害の人も其処に生きる意味がある。

個人意見だと、説得力がないかもしれない。以下にひとつ引用したい。

「もしも誰かがわれわれの手紙を読んだら、あまりの多様な内容にびっくりするのではないかと思う。なにしろ、われわれ二人ときたら、大変な重要人物ででもあるかのように、荘重な口ぶりで国際政治を論じあうかと思えば、一枚紙をめくるや、話題は一転し、軽い普通の人々に日々起るものに変るからだ。

 このやり方は、品位を損ずると思う人もいるだろうが、わたしは悪くないやり方と思う。なぜなら、われわれ人間自然模倣するものだが、その自然たるや多種多様が当り前で、だから多様は非難さるべきことではないのだ」 わが友マキアヴェッリ1 (2010) 塩野 七生 (著) P.361



さて、厳しい現実ではあるが、上のような発達障害の子公務員試験を受けるとどうなるか。ほぼすべての子面接試験悲惨な結果を遂げる。私はこれまで何百人もの正規職員非正規職員面接試験官を行ってきた。発達障害と思われる人には次のような傾向がある。

本音と建前の区別がつかない

 例)理想を述べるか、言いたいことをストレートに言うのどちらか

そもそも喋ることができない

 例)会話が極端に遅い、内容も伝わり辛い

・考え方が極端

 例)児童虐待は絶対に許せない、地球温暖化はどんな犠牲を払っても止めるべきなど

稀にではあるが、面接に適性のある子がいる。D君はその一人だ。彼の外見や、話している最中の態度はまともとしか言いようがない。無能の鷹ではないけれど、外資系企業営業マンのようだ。発達障害には見えない。

実際、公務員試験評価される観点は、本質的民間企業と同じである。「弊社で使える人材か?」ということだ。使える人材であれば、多少のことには目を瞑る。

日本国の法に反する思想があってもいいし、公にしないのであれば共産党員でもいい。有給休暇を取って組合活動をするのは公に認められているし、選挙期間外であれば多少の政治活動には目を瞑ろう。

勤務時間中に煙草休憩をしたり、ほんの小さな横領行為をしたり、取引会社飲食を共にしたり、小売業者個人購入品を値引きしてもらうとか、そういった行為でも咎めない。

そんな些末なことより大事なのは、その人がこれから公務員として採用されて、「使える人材」でいられるかどうかだ。国の機関だろうと地方自治体だろうと関係ない。何十年もこの世界にいた私が断言する。

話を戻そう。D君はどういうところが悪かったのか。私が三年間で見てきた彼のよろしくない行動は、概ねこんなところだ。

≪勤務態度≫

 気分にムラがある。仕事に意欲的なこともあれば、反面ボーっとしていることもある。皆が必死に働いている時でさえも。

 イベント・式典の時なども、サボっているのでは……? と思えるほど何もしない。C係長などに怒られても平然としている。

反社会性≫

 D君の隣の席にいる職員コーヒーか何かを机上にひっくり返した時、ほかの職員は一緒に机を拭くなど手伝っていたが、彼は何もせず書籍を読んでいた。

 私がつい激高して、彼を叱責したところ、「お前には関係ないだろ!!」と逆ギレのような形で食いかかってきた。

無責任

 区民や取引業者迷惑をかけた時も、上司に言われるまで報告せず、報告の際にも悪びれた様子がない。

 ある時などは、自治会長と思われる人との約束をすっぽかした後、現場から堂々と事務所に帰って来た。その際、C係長からどやしつけられていた。それでも、淡々とした態度で心の篭っていない「すいません」を繰り返したところ、C係長がまた怒鳴り声をあげた。

 最悪だったのは、都庁から視察に来ていた都職員らにその現場を見られたことだ。パソコン入替業者や、シルバー人材センターの清掃員も聞いていた。

 その後、C係長と、そのさら上司である社会教育課長厳重注意を受けた。教育局長の部屋で二時間に渡る説教を受けたのだ。D君は反省文をひとつ書いただけでお咎めなしだった。

≪嘘≫

 平然と嘘をつく。このタイプ発達障害者はそうなのだが、涼しい顔で嘘を吐ける。まるで、自分自身が嘘をついている認識がないかのような。D君もその例に漏れず、上司にも同僚にも他部署職員にも、区民にも(自らの利になる)嘘をついていた。傍から聞いている私でもわかるレベルの。

 嘘がバレても平気な顔をしていた。周りの職員がどれだけ、何を言っても、例えば「Cさんは信頼できない!」と言われたとしても、彼は「心の底からどうでもいい」という表情だった。

あれは、言うなれば悪魔』とか『魔族』とか言われるものだ。神話時代創作者は、ああいった者をモデルとして悪魔を作り上げたのかもしれない。

ここは官公庁である診断書を要するレベル障がい者が働くべき世界ではない。公務員というのは、陰ながら社会を支える存在であり、その地域住民全員が相手である学校教育で教わった考え方や価値観を元に、毎日コツコツと気を緩むことなく働き続ける人に適性がある。

いざ災害などの非常事態になれば、自分のことは一番後回しにして人助けを行う必要がある。私個人も、災害級の風雨の中で児童生徒の避難誘導をした経験が何度もある。命が危なかった。

公務員というのは、地域住民毎日幸せに、無事に暮らせる社会を支えるのが仕事である教員だろうと自治体職員だろうと変わりはない。

そのような仕事を、人柄や人格精神性、肉体に異常のある人間にこなすことはできない。自分という人間が安定・成熟しているからこそ、人を助けることができる。身分保障もそのひとつだ。

D君はその域に達していなかった。その意味では、先ほど取り上げたB君にしてもそうだ。誰かが、どうにかして辞めさせるのが組織にとっての正しい在り方だった(残念ながら、D君はC係長でも匙を投げるほどだった)。

官公庁においては、仕事にならないレベル人間採用すべきではない。公共性の高い仕事をこなすことができないからだ。そういった類の雇用は、民間企業NPO主体として行われるべきである

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182604

2023-12-14

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

2023-11-22

anond:20231112000907 元小学校教諭として思うところがあったので

俺は元球児で元小学校教諭だ。

大谷選手にはリスペクトしかないし俺だって大谷モデルを見たいし触りたい。

だが、現場の慌ただしさは理解できるしその嘆きは共感を覚えので俺も書いてみた。


課題は4点あると感じた。

(1)どこでグローブ保管するのか

(2)どうやって児童に触れさせるのか

(3)保護者からの問い合わせに誰が対応するのか

(4)地域住民からの問い合わせに誰が対応するのか

一番大変なのは管理職特に副校長教頭だろう。


(1)どこでグローブ保管するのか?

できればトロフィーなどと同じように飾りたい。

だが「あの大谷選手モデルである

当たり前だが物は盗難可能性が非常に高い。

都市部は教委単位で警備会社契約していると聞くが全ての自治体がそうとは限らない。

学校はいろんな人が来る。

深夜に侵入してくる可能性も否定できない。

最適解は「日中職員室、夜は校長室の金庫」だろう。


(2)どうやって児童に触れさせるのか

できれば自由に触らせたい。

学級崩壊しているクラスを除けば子供大人よりもよほどブレーキが利く。

子供は賢いのだ。

ここで問題となるのは児童数だ。

小規模校なら100人未満でも大規模校となれば1000人近くの児童が在籍している。

群れたときや慣れたときブレーキが働かない。

もし破損させてしまえば?

の子記憶にずっと残る傷となるだろう。

それは教育現場として絶対に避けなければならない。

最適解は「回覧板形式」だろう。

全学年回ったら校長室に保管だ。もう一度見たい子は校長室へ行けばよい。

体育の授業で使う?そんな恐ろしいこと俺ならできない。


(3)保護者からの問い合わせに誰が対応するのか

保護者といっても色々な人がいる。

ものすごく腰の低い人もいれば連絡帳数ページにわたり連絡してくる人もいる。

コロナ全盛期には貸与した情報端末機器を売り払ったケースがあったとも聞く。

とりあえず職員室前にショーケースを置いて飾りフリーで見てもらうようにすればよいのではないか

さすがにショーケースが壊されたら日中は気が付くだろう。

夜は校長室の金庫に収納だ。


(4)地域住民からの問い合わせに誰が対応するのか

これは管理職案件だろう。

自治会長や民生委員小学校はさまざまな立場の方々に支えられている。

その方々が「見たい」と言えば断ることはできないだろうよ。

こちらもショーケースで見てもらい、軽く管理職世間話をしてもらうきっかけにすればよいのでは?


おわりに

元増田が書いたようにグローブへの対応は教委が一括して決めることもある。

しかし基本ラインだけ決めて「詳細は各校で決めてください」となる場合もある。

おそらく今頃「どうする?」と悩ませている管理職は多いだろう。

学校はいろいろな子が来るし様々な立場保護者がいる。

クラスから飛び出す子、クラスに入れない子、学校しか場所がない子。

DV等で避難している保護者、服役している保護者。そして保護者がいない子もいる。

様々な事情臨機応変対応する必要がある。

そんな対応をしながらグローブへの対応もせざるを得ない。

対応できなければ「学校は何していたんだ」と言われることは間違いない。


学校人手不足なのは間違いない。

なんせ俺にも「知り合い紹介してください」と電話がかかってきたからだ。


大谷選手気持ちは嬉しい。だからこその

大谷選手グローブのついでに、管理運用してくれる人間もセットで派遣してくれませんかね?」

この一文なのだと感じた。

大谷選手は本当に尊敬している。だからこそ人をつけてほしい。

きちんと考えている現場ほど今回の件は大変なのだと思う。

2023-11-13

anond:20231113115454

なるほどマンション管理かあ

マンションのご近所トラブルとか自治会トラブルとかを解決したり、水道が壊れて困ってるマダムとの危険情事とかがあるんだな

がんばれ!マンマン!みたいな

なんか80年代ぐらいのおっさん漫画にありそう

2023-11-12

anond:20231112150522

それがインフラとして機能するのでな……

単純な例で言えば水路掃除を集まって年に一度するとか、ゴミ捨て場管理当番が回ってくるとか、現代ではその程度のものだけど。

行政が面倒みきれんところを自治会というシステムで補っているので自治会に入らないという選択肢は取れないし、自治会に入れば必然的に人付き合いは発生する。

どうしても自治会に入りたくないならこれらの排水ゴミ捨てを自治会に頼れないので直接に市と交渉してもらうしかない。

市に言っても大抵の場合は単に処理業者を紹介されるだけだと思う。

要するに人付き合いを避けるならその分の金はかかる。

それも避けたいならあらた自治会を立ち上げるという方法もあるし、新興住宅地ではそうすることが多い。

まあそれはそれで人付き合いはあるけど古い住民との軋轢は避けられる。

2023-11-05

街路樹(植え込み含む)は全廃しろ

街路樹あるじゃん。あれほんとなくなればいいと思ってる。木だけじゃなく植え込みもなくなってほしいと思ってる。以下理由

1.歩道が狭くなり、歩行者の円滑な通行を妨げる。

2.根が歩道路面を隆起させることにより転倒による怪我事故リスクが上がる。

3.(運転手目線で)視界が遮られ事故リスクが上がる。

...

経験談で恐縮だが以前歩道を徒歩で通行中に後方から接近してきたクソチャリに死ぬほどベルを鳴らされた挙げ句に舌打ちされたことがある。その歩道一定間隔に植込みがあるのだがクソチャリが接近してきたときはちょうど植込みがあり歩道の幅が1メートル程度に狭くなるところだった。追い越したいクソチャリと避ける道理はない歩行者自分)による状況においてクソチャリが前述のベル攻撃をしてきた。

まあ、クソチャリが道交法(正確にはわからんが察してくれ)違反してベル鳴らすマナー違反が悪いのだろうが、それよりなにより歩道の幅を減らすほどの植込みがなければいいんじゃね?とも思うわけよ。

頭の足りねえクソチャリは掃いて捨てるほどいるわけだし、脳みそツルツルなクソチャリにイチから教育していくなんて時間予算いくらあっても足りないなかで、とりあえず歩行者安全を脅かす遠因でもある植込みを無くせば(同様に街路樹も)少しは安全になるんじゃないかと思うわけで。

あとさー車の運転でも街路樹邪魔でクソほど危ない目にあうことあるじゃん。よく見ろとか言われてもそもそも物理的に見えないものをどうしろ

街路樹があることでのメリットってなんなの?思いつく限りだと

1.景観、美観

2.植木屋が儲かる

3.地方自治体植木管理する連中に仕事ができる

ぐらいしかなくね?これ市民メリットある?安全犠牲にするほどのメリットなの?

まあ、100歩譲って都心都内ではない)のような木々のない所にはあってもいいよ。よくないが、まあいい。

だが、少し視線を上げれば雄大な、木々が生い茂る山々が見えるような地方歩道街路樹や植え込みは必要なのかと問いたい。いらねーよ。

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追記

なるほど日陰ねー。たしか信号待ちのときに日陰があると便利だ。でもそれは交通安全犠牲にするほど重要もの???ちなみに俺は今年の夏から日傘を導入したがあれほどいいもんはないと実感した。永久に日陰がついてきてくれる。マジおすすめ

緑化はCO2の吸収源として有効と言っているけど、それって歩道に植えなきゃだめなん?まあ排ガス発生源(車)の真横に植えるのが効果的に思えるけど地球規模で考えるとどっかの土地にまとめてドカッと植えたほうが効果ありそうじゃない?それとももはや道路脇にしか植えられないほど土地が無いの?むしろ工場の緑化をもっと厳しくブチかましてやれ。マイカー通勤とか舐めんな。

書いていて思ったけど道路脇ってことは人やモノの活動圏内ど真ん中であって手入れも管理もやりやすいってのもあるのか。は~よく出来てる。植えてハイ終わり!じゃそれはそれでなにやってんの?になるしな。

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まり邪魔なので市に文句言おうと色々調べたら国道に生えてる街路樹は国が管理で、市道町道自治体管理で、自治体の中でももっと小さい区分(◯丁目自治会とかそういうやつ)で管理している場合もあって何がなんだかわからん

2023-10-27

anond:20231027084746

自治会役員は毎年くじ引き年末公民館でやったことと使ったお金と入ったお金の報告会があるんだけど

ダメなやつはわりとガッツリ詰められて居心地の悪い報告会になってる時あるな

三役班長全員が揃ってダメってことはないか大惨事になることはないけど

PTA役員決めでもめるとか、自治会の持ち回りの役員とかあるけど、

そもそもそういう仕事って"誰にでも出来るような仕事"なのかという疑問がある。

会社仕事をしていても人によって能力の差があるし、向き不向きもある。

ましてや、保護者や近所の住人なんて、レベルピンキリなはずで、

役員になったものの、能力不足で仕事が出来ず大変なことになる…というケースはないのだろうか。

2023-10-23

日本は人の善意に頼ったシステムが多すぎる。

なんでそれを俺がタダでやることを当然だと思ってんの?って仕組み。

PTAとか自治会とか。

2023-10-19

anond:20231019075352

払ってないと思ってる人もたいてい自治会予算から引かれてるよ。

自治会の決議とらないといけないんだけど、そんなもんやってない自治会が大半。

赤い羽根に金とられてないの自治会入ってない人くらいじゃないのかな。

anond:20231019074546

あれや赤十字自治会組織動員した上での実質強制的寄付なわけだし

統一騒動の時にもうちょっと一緒にどうにかしてほしかったんだけどなあ

左翼とかそういうの関係なく

2023-10-17

立命館大学学友会」という特異的組織

立命館大学学友会は日本最大の学生自治組織である。というよりも、勝手日本最大になった。

早稲田大学自治放棄し、日本大学にはそもそも自治組織存在しなかった。

私は学友会が進んでいるとさえ思っていた。他の大学が諦めたことを立命館不断努力によって続けてきたのだ。最近になって自己批判に晒されている。それがまやかしなのかという疑問が沸々と湧いてきて、組織として上手に隠して運営されていると結論に至る。

学友会と関わりが深かった先輩の言葉を思い出した。「学友会とは時代遅れ組織である」と。


なぜ多くの大学学生自治放棄たか自明の理である。それが生徒会堕落してしまたからだ。

http://www.asaho.com/jpn/bkno/2014/0331.html雑談(105)今時の学生たち(2)――大学生徒会?,2014年3月31日

この文献が端的でわかりやすい。大学学位取得を目指す人間学生なのである。決して生徒ではない。自らの力で、学生地位向上のために動く組織自治組織たりえるのだ。生徒会とは、学校小間使いしかない。近年、多くの大学生徒会になった。私は単にナショナリズムの欠如だと思っている。大学に不満を抱いても、インターネットでそれを補完できてしまう。大学側も少子化によって学生選抜するのではなく、お客さんとしてきてもらうためにサービスを拡充させて学生数の維持及び向上を目指している。今の学生学生全員が一致団結して争議できる議題は何もない。かくいう立命館大学学友会も前年度、これまで一致団結のスローガンとしてきた学費争議からリタイアした。値上げ反対の姿勢を崩し、学費増額を致し方ないとした上で「未来に向けた議論をしたい」と言い切った。最後まで学費増額に反対する立場を取り続けたのは教職員組合だった。

いまの立命館大学学友会を学生組織として機能させているのは、会費の代理徴収制度である大学学費と同時に自治会費を徴収し、学生のみで扱える金銭自治会に差分するものだ。他の大学権限放棄させられた。学生責任を握らせることはできないと。立命館大学学友会は、代理徴収権限をひたすらに守った。代理徴収がなくなれば学生学生自治する、学生自治で無くなるために、必死制度を守った。その頃はまだ学費増額への提議、反対勢力の一翼を担う力があった。だが、大学の融和政策に堕ちた。学費増額への反対は、もはやハリボテだったか理念を変えた。その先は学園共創という大学に都合の良い存在しかなりえない未来である

いまの立命館大学学友会は、大学の犬なのだ

学園祭新歓行事スポーツなども含む課外活動学生間の互助活動大学との学園共創活動財政の公開、それら役員選挙

その全てを、

無給で、

学生自治組織であると本気で信じて、

取り組んでいる。

ここまで読めばなぜ解散しないんだという思考がよぎるだろう。

から先輩は、この結論に辿り着いた。

「学友会は時代遅れ組織である」と。

学生自治なんてものは、もはや存在しないのだ。

2023-10-06

なんでも自民党のせいにするブクマカ

コメントを考える手間がなくていいね

郵便ポストが赤いのも

性風俗業除外再び「合憲」 コロナ給付金巡り東京高裁 - 日本経済新聞

NGリストジャニーズ事務所見解 報道向けとHPで一部異なる | NHK

維新町議横領容疑で逮捕 奈良県斑鳩町自治会費 も

井ノ原快彦の"論点ずらし"に拍手が起きる異様な会見…首尾よく終えたつもりの彼が残した"致命的な失言" 「一社一問ルール」「子ども」「被害者」を盾に場を仕切る狡猾さ も

蕨と川口クルド人問題に関して その2 も

みーんな自民党のせい

2023-09-24

偏差値40台の大学自治会

なんでそんな頭で社会を論じようと思ったんだろうな。

注意喚起してる連中の方がよっぽど自治会らしくて笑えねえんだよなあ

自治会ダミーサークル問題案の定沈静化してて笑う

アベの一件でもうちょっと盛り上がってくれるかなーと思ったけど、やっぱりダメだったな

まあそりゃそうだよね

共産党新左翼も同じことやってんだから、つつかれたくないもんね

個人的には昔からあの原理研とか死ぬほど嫌いだったんだよ

なぜならダミーサークルが「CARP」とか名乗っていやがったか

カープファンとしてはその時点で論外でしょこんなん

逆に言えば革マル革マル名乗って堂々と活動するなら、昔みたいにゲバ棒振り回して暴れでもしない限り、そんな文句ないのよ

でもそうじゃないでしょ

自治会(今じゃだいたい非公認自称、ひどいのになると学籍すらなし)とか「社会ナンタラ研究会」とか平和団体みたいな名乗りで、常にその辺ごまかしてくる

新歓シーズンになると「この団体ヤバいです」みたいな注意喚起が出てたけど、わかってんならはよ追い出せやとしか思えなかった

そういうところがセコいなーって思うワケ


それともカルトオルグ洗脳で、左派オルグは本人の自主性によるからセーフってこと?

共産主義っつーかご都合主義ですなあ


anond:20230923180246

anond:20230924082511

鹿大自治会三羽烏の話しました?(8年ごとに入り直してたと言う噂

今もいるのかなあ

anond:20230924150142

新入生騙して自治会費と称して金奪っていたとかじゃないか

何も知らん新入生に対する注意喚起はあるし毎年騙されとるんやろ

大学なんてマルチにハマるやつや宗教にハマるやつもいるくらいなんだしこの手の活動家にとっては美味しいエサ場みたいなもんやろ

2023-09-23

愛知大学学生自治会の件

これに関して「反戦デモくらいで退学なんて行きすぎじゃないのか」的な声がチラホラあるので卒業生として背景情報を少し言及してみる。

はいっても、もう10年くらい前のことだし自治会との関わり自体は皆無だったので、もっと詳しい人とか最新事情を知ってる人いたら補足してくれると助かります

あと勘違い事実誤認の指摘あればお願いします。

本題

反戦デモに参加し退学処分、元愛知大生3人が再審査請求 不当な処分と主張

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.chunichi.co.jp/article/774499

ホッテントリに入ってた中日新聞記事なんだけどタイトル見た瞬間「あーね」と納得してしまった。

というのも在校生卒業生なら知ってる人も多いだろうけど愛大学生自治会って学生運動の闘士だった人たちの巣窟なんだよね。

当時サークルの先輩に「オルグされるかも知れないから気をつけて」って注意されたの覚えてる。

私は私で反共というかウヨ拗らせてた時期だったので、それ聞かされて「絶対に与してなるものか!」と憤ってたわけだけど。

その先輩が言うには学内に籍を置き続ける為に留年(最大8年まで在籍可能)し続けて活動してると言われてハックじゃん!って思った。

その後に中退すんのかな?で、また入りなおすとかじゃなかったかなー、ここらへん記憶曖昧で覚えてない。

確か必修講義レクリエーション期間に講師先生時間貰ってクラスを順々に自治会の人が行脚してきて運営説明とかされた記憶

役員選出の選挙委任?みたいなのを促されたんだが全部×にした思い出。

学内にあるロッカー抽選とかも自治会管轄からフルシカトしたなぁ、懐かしい。

そういう背景があるので自治会排除大学側が動いてもおかしくないというか、これを口実に締め出したんだろうなーと容易に想像できちゃったわけです。

該当記事ブコメにも卒業生の人いらして「そうそう、こういうアレなんよね」と思わず共感してしまった。

少なくとも普通愛大生が反戦デモに参加したら退学処分されちゃった!みたいなトーンの話ではなさそうだなって所を抑えて頂ければ、と思う次第です。

余談

ちなみに「愛知大学都道府県名を冠しているにも関わらず国公立でなしに私立校であるというのは愛大生の鉄板ネタ

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