はてなキーワード: 仮名とは
(とにかく) とふり仮名を付けざるを得なかった時点で、お前の負けだ。
Facebookで俺が住んでる区の地域コミュニティが出来たというので参加してみた。
当初は区内のどこぞで事故があったとか、どこそこの店が美味いとか、あそこの廃墟が解体されたとか、まさに地域コミュニティならではの内容だったのだが、参加人数が増えるに連れてだんだん情報量が膨れ上がり、それに連れて変な奴が増えてきた。
加藤はあちこちのテレビ局に出入りしてるのか知らんが、タレントの誰それに会ったとか、六本木ヒルズが見える会議室で仕事してるとか、神田の蕎麦屋が美味いとか、地域コミュニティとは全く無関係な情報を垂れ流し始めた。そのうち何を勘違いしたか、
「◯◯区コミュの皆さん、私は今夜徹夜仕事なので返事が出来なくてごめんなさい」
当然揉めるよね、地域コミュニティなのに、全く関係ない六本木やら神田やら個人の話題ばかり流すわけだから。そのうち表で裏で加藤への批判が吹き出して、コミュニティが荒れ気味に。
そんなある日、管理者権限を持ってる一人が動き出した。こいつが区議会議員。やったことはというと、
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◯◯区のコミュニティで、区と無関係な内容を投稿することにどう思いますか?
・良い
・悪い
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小学校の学級会じゃないんだからと思っていたら、加藤とその取り巻きがアンケート内容をアレコレいじり始めた。
・良い。区内に住んでるんだから。
・良い。誹謗中傷厳禁。
という選択肢をどんどん追加していった。
当然、「良い」系の選択肢にはどんどん賛成票が付く。
一方で、「悪い」のコメント欄が荒れ始めて、
「地域コミュニティなのだから、地域の話題にすべき。当初のようなお店やイベントの情報共有を」
というコメントに対して、
「クレクレ厨乙!」
とか、
「よその地域の話には興味がありませんし、このコミュニティはそういう目的でないと思います」
というコメントには、
「嫌なら見るな!」
吐き捨てる加藤。
批判というか罵倒された回答者は続々とコミュニティを抜けていった。
こうして荒れまくったアンケート、発起人の区議会議員はというと、仕切るでもなくディレクションを示すでもなく放置。顔写真はガッツポーズの威勢のよい格好してるのにね。
ネットのコミュニティすら仕切れない奴が、どうやって区制を仕切っていくの?
甚だ疑問に思った出来事だった。
その女は独身アラフォーで、豚田と呼ぶにふさわしいほど肥え太っている。見たまま豚である。昔、伊集院が豚面トラックという呼称を自分に用いていたが、まさしくそんな顔をしている。階段から突き落とせばころころと階下まで転がっていくだろう。しかし、やつは絶対に階段を使わない。防衛本能だろうか。
しかし、まあ、豚であることは悪くはない。見た目は悪いが害はない。それに関して何も責めるつもりはない。しかし、豚田は非常に臭いのだ。ワキガなのである。
朝などは化粧や香水のようなもので誤魔化しているため、そこまでひどい匂いはしない。しかし、ちょっと歩くだけで豚田は汗ばむのか、午後には濃厚なワキガ臭が漂ってくる。
半径3メートルには近寄れない。豚田のワキガ臭と化粧の臭いがミックスして鼻がやられてしまうのだ。
残念ながら、私は豚田の3メートル付近の席にいる。臭い。夏は辛い。なんで人体からあんな臭いがするのか。非常に理解に苦しむ。
私は豚田が事故で消えてくれないかと願っているが、その願いが叶ったことはない。
数年前に畑中(仮名)さんというとても判断力の優れた人がいた。
「とりあえず後で考えよっか」と先延ばしにするのに、
本当に必要になる前に「そろそろアレを考えないとね」って持ち出してくる。
いつしか、尊敬と、「彼ほどうまくはできないけど」という自虐の意味も含めて、
先延ばしすることを 畑中メソッド と呼ぶようになったが、やがてそれも忘れられていた。
ある日の打ち合わせで、あるメンバー(数日前に偶然畑中さんに会ったらしい)が「じゃあ、畑中メソッドでいきましょう」と口にした。
古株たちは、すぐに理解して「ははは。いいね、畑中メソッド」「久しぶりに使うね」「若い子は分からないじゃない」と返した。
一方でキョトンとする新人たち。リーダーが説明しようとすると、新人の一人が
「たしかに畑中メソッドが使えますね、でもボクは実践したことがないので、誰か先輩に付いて担当したいです」
と、なんか知ったかぶりっぽいことをかましてきた。
(でもこのセリフから分かるように、先輩の意見を立てるし、向上心あるし、いい子なんだよ)
リーダー「えっと・・・畑中メソッドって説明したことあったっけ?」
古株一同(本?)
リーダー「あ、そうなんだ。さすが勉強家だね。でも、ボクたちが言う畑中メソッドとは違うと思うんだ」
新人「実践に合わせてアレンジが必要ですからね。具体的にはどう運用されているんですか?」
で、俺の知っているそのまま(先延ばしすることを我々が勝手にそれっぽい名称を付けただけ)話しちゃったんだけど、
あの場合はどうすれば正解だったのだろうか。
昨今、Pixivの全年齢ランキングはほぼすべてと言っていいほど「ブラック本丸」や「ヘイト創作」作品が埋め尽くしています。この現状について一石を投じられればと思いしたためたのがこの文章です。
私の目的は主に「ヘイト創作」であることの多い「ブラック本丸」作品がランキングを席巻することで刀剣乱舞というゲームが誤解されることのないようにすることです。ブラック本丸、ヘイト創作などを好む方を攻撃したり、貶めたりする意図はありません。
ただ、現状ランキングを埋め尽くしている「ブラック本丸」作品があることで、ヘイトがヘイトを呼ぶような現状になっています。
ゲームをプレイしていない状況で、こうした作品を書けば人気が出るという考えのもとに、原作にはない設定や原作を大幅にマイナス方向に歪めた設定を元にした創作物が増えているのです。
もちろん、そうした創作物を書くこと自体は自由です。どんな意図で創作しているのだとしても、それは責めるべきことではありません。
ただ現状ではそのせいで原作が誤解され、何の罪もない原作キャラクターが貶められ、風評被害を受けているのです。
とあるブラック本丸作品のキャプションには「刀剣乱舞という作品の性質上」というような枕詞の元にブラック本丸によくあるような審神者への暴力表現等が含まれることが記載されていました。
実際にプレイされたことがあれば、原作はそのようなゲームではないということは一目瞭然ですが、Pixivで流行しているのだからそういう原作なのだろう――と誤解されてしまっているのです。
もちろん創作は自由です。ただ、現状のブラック本丸ものはコメント欄やタグ欄を含め原作キャラクターへの怨嗟で満ちていることが多く、そういったマイナスの感情を元にした創作物は通常「特殊嗜好」として同好の士の間でだけ閲覧されるべきものです。
それならなぜ「腐向け」作品はよくて、「ブラック本丸」作品は駄目なのか? なぜ「ヘイト創作」に対して苦言が呈されるのか? 過去の別ジャンルの事例等も踏まえて書かせていただければと思います。
これは私が説明するより、よくまとまっているPixiv辞典(http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%9C%AC%E4%B8%B8)のタグ説明を引用させていただいた方が早いかと思うので、リンクさせていただきます。
簡単に説明いたしますと、もともとブラック本丸とはブラック企業をもじった言葉です。
身を粉にして働くブラック企業社員のように、資源やレア刀剣のために疲労状態になっても繰り返し出陣させられる刀剣男士たちの物語をコメディ調に描いたものでした。
それが途中から刀剣男士への虐待描写が混じるようになり、刀剣男士が審神者への反撃として性的虐待や暴行を行うものが増えていき、過去に他のジャンルで流行した「嫌われ」作品のように最終的には刀剣男士へ制裁が加えられるようなものへと変化しました。
今でも当初の意味合いでブラック本丸を使っているもの、変わってきた意味合いのものであってもヘイト創作ではないものも少しは混じっていますが、ほとんどがヘイト創作になってしまっています。
ブラック本丸ものでは近頃はよく「NTR」という表記がされているものがあります。
これは乗っ取りの略でいわゆる見習いと呼ばれるキャラクター(原作にはそのような制度は存在しません)が刀剣男士たちをたぶらかして…というような傾向の作品につけられています。
が、このNTRという言葉、実は男性向の用語として既に別の意味があります。
「寝取られ」という特殊嗜好で、男性向のセックスを含む描写をしていると受け取られかねない用語です。
本来NTRとは、主人公の男性が好きな女性を他の男に寝取られて悔しさを噛みしめるような作品(主に濃厚な男性向けのセックス描写を含むもの)を指しているのです。
既にある用語を別の意味で、しかも全年齢の作品で使う場合、読んでいない方から「刀剣乱舞の二次創作というのは全年齢作品でもそういった男性向セックスを描く作品が人気なのか」と誤解をされかねないため、タイトルなどへの使用は避けられる方がよいかと思います。
二次創作というものは基本的にはファンアート、つまりは「それが好きだから、好意を表現するために創作する」ものです。
作者や読者が好きなのは主人公になっている女審神者・男審神者・政府職員などで、刀剣男士には憎しみが向いていることが多くありませんか?
これは原作や原作キャラクターのファンによる創作物と言えるでしょうか?
もし、貴方が原作キャラクターが好きで貶めたいと思っている、いじめたいと思っているのだとしたら、それは「特殊嗜好」だと認識してください。
リョナと呼ばれる、キャラクターに暴力を振るったり傷つけたりすることを好む性癖も存在しますが、そういった性癖はやはり一般には受け入れがたいものです。
暴力や損壊などの描写は映画などでも年齢制限がかかるような、何の準備もなく見せていいものではないと思われているのだということをご理解ください。
たとえば道端で、誰かを一方的に踏みつけたり、罵声を浴びせている人を見つけたらどう思いますか? 顔をそむけたくなりませんか?
同様に創作物においても、一方的に誰かが暴力を受けている場合、顔をそむけたくなる人が多いのです。
あなたのお父さんやお母さんに見せた場合に怒られそうなものの場合、基本的には棲み分けが必要なものだと思ってもいいかもしれません。
だって、Pixivには色々な年齢層の方がいますから、中にはあなたのお父さんやお母さん、場合によってはおばあちゃんやおじいちゃんくらいの方もいるのですから……。
さて、それでは棲み分けが必要なものとそうでないものについての話の前に、ヘイト創作の基準について書かせてください。
ヘイト創作であるかどうかは、作者の創作意図と描写方法にかかってきます。
おおまかにいって、以下のような特徴を持つ場合、悪気があるなしに関わらずヘイト創作に分類しておいたほうがトラブルにはなりません。その理由は後述します。
●メインとなるキャラクターが女審神者、男審神者、政府職員など原作で明確に容姿や設定が登場していないキャラクターであり、刀剣男士はその添えものである
●刀剣男士が主人公や他の刀に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●主人公が刀剣男士に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●刀剣男士を一般的に見て魅力的に描くことを目的としていない創作物である
1~3が揃っていても、例えばそれが「苦境に立たされた刀剣男士たち(のうちのひとり)が何とか本丸を立て直そうと努力する話」であればヘイト創作という分類はされないことが多いのです。
(もちろん、その場合でも暴力描写などについての注意書きが必要であることは言うまでもありませんが……)
※審神者受小説などの強引に性行為に持ち込む描写などに関しては、広い意味では暴力描写ではありますがヘイトとは違う場合が多いかと思います。審神者が刀剣を無理やり…の場合には少し気を遣われた方がいいかもしれません。その理由も5ページ目に追記させていただきましたのでご参照ください。
ブラック本丸ものはちゃんねる形式と言われる、匿名の人間が大勢書き込んだログをまとめることで記事を作るような形式の創作物であることが多いです。
これは実際に存在する匿名掲示板を元にしたネタで、そのものを見たことはなくとも、まとめブログなどの形で目にしたことがある方が多いかと思います。
そうしたまとめブログでもよくあるのですが、書き込みする人間が何か酷い目に遭わされ、その報復を行う……、という勧善懲悪形式のテンプレートをブラック本丸ものでも踏まえていることが多いです。
勧善懲悪形式の内容というのはおおむねすっきりするでしょうし、人気があるのも確かなのですが、まとめブログなどでは登場人物がすべて仮名であるのに対してとうらぶちゃんねるでは登場人物は明らかに誰なのか分かる形での描写になっています。
そうするとどうなるかというと、敵役に配置されたキャラクターへの憎しみが募っていく形になってしまうのです。
憎しみが募ったところでそのキャラクターが酷い目に遭わされてすっきりする、という繰り返しが昨今流行のブラック本丸ものの多くで見られる傾向です。
ただ考えていただきたいのですが、たとえば制裁を受ける側として描写されているのがあなたの友人知人であったらどんな気持ちになるでしょう? もしくはあなた自身であったら? 腹が立つと思いませんか?
まとめブログが問題にならないのは、全員が仮名で、仮に実在の人物がいたとしてもいち個人であるためです。
刀剣男士はそうではありません。誰のことを書いているのかはっきりわかる状態でキャラクターを貶めるような描写をしているのですから、当然、配慮が必要なのです。その配慮のわかりやすい形が「ヘイト創作」タグです。
刀剣男士を貶めることが目的である・ないに関わらず、原作ファンへの配慮としてヘイト創作タグをつけて棲み分けすることを推奨します。
また、可能であればランキングに掲載されて悪目立ちしないような配慮も必要かと思います。
ブラック本丸が好きな読者はタグで検索してきますから、ランキングに掲載されなくても読みに来てもらえますし、口コミで読者は増えます。その方がこういう口うるさいファンからの横やりも入らなくなりますし、お互いにストレスフリーの環境が実現できるのではないかと考えます。
審神者や政府職員を主人公に据えた作品の場合、必ずしもヘイト創作であるとは限りません。
ですが、いくつか注意しなければならない場合があります。それは「審神者」や「政府職員」が刀剣男士を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合や、逆に刀剣男士が審神者・政府職員を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合についてです。
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛感情を抱いている場合
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛関係に至るまでの過程でその行為に至る場合
上記のような場合であれば、一般的にヘイト創作であるとはみなされないので安心してください。
ただ描写の程度によっては強姦描写がある旨などは記載しておいた方がいいかもしれませんし、無理やりというのが殴り倒して気絶させたうえで…、というような通常の性行為では行われないレベルのものである場合には注意書きが添えてあるほうが親切ではあります。
《気にした方がいいパターン》
●審神者・政府職員が権力をかさにきて刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●審神者・政府職員が仲間の命などを盾に刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●刀剣男士が腕力等を用いて抵抗できない審神者・政府職員に一方的に性行為を強要する場合
こちらは主に現実世界ではパワハラと呼ばれるものです。昨今では犯罪行為であるとみなされることも増えて来ています。そうした描写は好きな方は好きですが、苦手な方は苦手な特殊嗜好です。
特にブラック本丸における上記に置いては、そのつもりがなくてもヘイト創作のタグをつけるか注意書きを設けたほうがよいです。
ただしモブ×刀剣のようなジャンルもありますので、あくまで刀剣男士を貶めたいのではなく「刀剣男士がモブに性行為を強要されているのに萌える」という性癖である場合には、その旨を記載し、刀×主や主×刀タグをつけ、モブレなどのタグをつけておけば問題ありません。
※モブレ=モブレイプ、特に個性などを設定されていないモブキャラに原作キャラクターを犯させるのが好き、という性癖を持つ作品のためのタグです
Pixivのランキングは、投稿した日とその翌日のブックマーク数・評価回数によって順位づけされます。
そのため、たとえば最初の数日間はマイピク限定公開とし、数日後に全体公開にすることでランキング入りを防ぐことができます。
最速で読みたいファンにはマイピク申請をしてもらい、そうでもない読者には全体公開後に読んでもらう形式にすることでファンとの交流も深まりますし、悪い意味で目立つことがなくなるのでお互いにうまく棲み分けができるようになるかと思います。
たとえば刀剣乱舞でいえば、刀剣乱腐や刀剣乱夢のように棲み分けタグが使用されています。
現状、刀剣男士たちのほのぼの作品を検索しようとしても、ブラック本丸ものなどが多いため、見つけ出すことができなくなってしまっています。
腐向け作品や夢作品はジャンルタグの代わりに代替タグを使用することによって検索の邪魔になることを防いでいるため、そこまで問題にはなっていません。
そのため、ブラック本丸作品やヘイト創作も代替タグを使用してはいかがでしょうか?
過去に他ジャンルでは●●嫌われ、●●ヘイトなどのように代替タグ使用をしていました。刀剣乱舞もたとえば「刀剣嫌われ」「刀剣乗っ取り」「刀剣ヘイト」などのようにマイナス検索用のワードを残しつつパッと見で内容のわかるタグ付をしてはどうでしょうか?
私はこちらのアカウント以外でPixivプレミアムに入っているのでタグ検索の解析が見られるのですが、ジャンルタグで検索してくる方はほとんどいませんでした。全体の10%にも満たないごく少数です。
代替タグを使用するようにしたとしても閲覧数にはおそらくそう変化はありません。ジャンルタグの始祖を目指してみていただければ……と思います。
現状、ブラック本丸ものもほとんどが「刀剣乱舞小説○○users入り」タグなどで分類されているかと思います。
ですがこれは前項でも記述した通り、刀剣男士同士のほのぼのものを探している方にとっては邪魔になってしまっています。
他ジャンルでは「●●ちゃんねる小説○○users入り」「●●嫌われ小説○○users入り」などのようにusersタグも独自のものを使うことで棲み分けをしています。
専用タグがあるほうがブラック本丸ものを探しているユーザーもより目的のものを探しやすくなりますし、現状のusersタグ使用よりもメリットがあるのではないかとも思います。
初めて増田に投稿してみる。いまホットなLGBTの話題だけど、内容はとても個人的なものだ。
先日、アメリカの連邦最高裁で全州において同性婚が認められた。それを期にSNSでアイコンをレインボーにすることでLGBTの人々を支援を表明しようという流れが見られる。彼らは海の向こうの決定に歓喜している。私も歓喜ほどではないが、よいニュースだと思っている。
一方で私にはLGBTの人々そしてその支援を表明している人に対しては応援したいという気持ちと同時に「恐怖」に近いようなモヤモヤした感情がある。これは数年前、LGBTの人に「恋人になってほしい」と思いを告げられたことに端を発する一連の出来事と感情に起因している。
数年前、大学生の時のこと。LGBTの知人(仮名:X)に夜の公園に呼び出され、思いを告げられた。Xのことは同性の知人としか見ていなかった。ゆえに非常に戸惑った。また私には付き合っている恋人(仮名:Y)がいた(恋人は異性)。パートナーとして順調に仲を深めており、大切に思っていたYと別れるなんて選択肢はありえなかった。
そもそも、Xは住んでいるところが近かったからよく遊んでいたり、話をしていただけなのに、そこまで大切に思われる理由もわからなかった。また、考え方に相容れないところがあると思っており、性別関係なく恋人になれそうだとは思えなかった。
そこでXにはすっぱりと「お付き合いはできない」と答えた。このとき、Xは気持ちを諦めて知人としての関係に戻って落ち着くだろうと思っていた。しかしそうはいかなかった、このあとXはやたらと私と遊びたがったり、Yに相談するなどしていた。
そのときの言動はまるで自分は同性だから愛されないのだ、自分を異性としてせめて気持ちだけでも認めてくれと言わんばかりだった。この態度や発言に私もYも困惑し、「自分は同性愛は認めているのに、Xの気持ちに応えてあげないことはいけないことではないのか」と日々モヤモヤすることとなった。
私について言えば、日頃会うXの発言や行動を上手く躱しながら、だんだんと「Xの気持ちに応えない私はレイシストかなにかで後ろ指をさされる存在なのではないか」と日々悩むようになり、大学に行くことも怖くなっていった。ついに大学でパニック症状を起こしたこともあった。
一方で、Xは日々、自分の思いが伝わらないことを遠回しに Twitter に書き込み、LGBT の人々の「憤り」をリツイートしていた。それを見て私は益々自分の政治的立場と自分のとった行動の間で悩むこととなった。
Xの告げた思いに対して応えなかった理由をはっきり言わなかった私も悪いが、私は「多くの人々から後ろ指をさされそうな恐怖」に怯えて言えなかった。Xの気持ちを汲んであげない我々が悪い存在なのではないか、と。それはYも同じだったようだ。Yは私の恋人でありながら思いが伝わらなくて苦しむXを何故か慰めるという立場におかれ、とても苦しかったそうだ。
いつからか私もYもXを避けるようになり、その後Xも私のことを諦め、「元の知人関係」に戻っていった。
結果的には無難なところに着地したとは言えど、この「多くの人々から後ろ指をさされそうな恐怖」は私に大きなトラウマを植え付けた。特にLGBT関係のことになると頭の中がモヤモヤし、話題を避けるようになっていた。友人に話してみても「お前の潜在意識の中にある差別意識がそうさせるのだ」と言われて凹んだこともあった。こうしてずっとXを巡る一連の出来事や感情が消化できずにモヤモヤしていた。
最近、LGBTに関する話題が急速にクローズアップされてきた。そして、レインボーアイコンの人・LGBTとして活動する人を見ると、私は彼らに糾弾されるのではないかという恐怖に怯えるようになり、モヤモヤとした感情が渦巻くようになった。
そこで、恐怖やモヤモヤとした感情を打ち消すためにもあえて問いたいことがあって増田に駄文を投稿してみた次第だ。
問いたいことは2つ。
こんな駄文増田だが、ブコメ・トラバの反応があれば嬉しく思う。
はてブでポツダム宣言の現代語訳が話題になっていた。だが、外務省による文語訳が、現代語訳者により「この文章を理解できる日本人が何人いるか?」と揶揄されていたり、ブコメでも「いい加減なカタカナ混じりの変な訳」などとDISられていたりして気になった。そこで、文語訳の仮名遣い、送り仮名、句読法、一部の漢字を現代風に改めてみた。文法はそのままだが、普通に読んで理解できる文章になったと思う。
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j06.html
米、英、支、三国宣言
1、我ら合衆国大統領、中華民国政府主席および「グレート・ブリテン」国総理大臣は、我らの数億の国民を代表し、協議の上、日本国に対し、今次の戦争を終結するの機会を与うることに意見一致せり。
2、合衆国、英帝国および中華民国の、巨大なる陸海空軍は、西方より自国の陸軍および空軍による数倍の増強を受け、日本国に対し、最後的打撃を加うるの態勢を整えたり。右軍事力は、日本国が抵抗を終止するに至るまで、同国に対し、戦争を遂行するの一切の連合国の決意により支持せられ、かつ鼓舞せられ居るものなり。
3、決起せる世界の自由なる人民の力に対する、「ドイツ」国の無益かつ無意義なる抵抗の結果は、日本国国民に対する先例を、極めて明白に示すものなり。現在、日本国に対し集結しつつある力は、抵抗する「ナチス」に対し適用せられたる場合において、全「ドイツ」国人民の土地、産業および生活様式を、必然的に荒廃に帰せしめたる力に比し、計り知れざるほど、さらに強大なるものなり。我らの決意に支持せらるる、我らの軍事力の最高度の使用は、日本国軍隊の不可避かつ完全なる壊滅を意味すべく、また同様、必然的に、日本国本土の完全なる破壊を意味すべし。
4、無分別なる打算により、日本帝国を滅亡の淵に陥れたる、わがままなる軍国主義的助言者により、日本国が引き続き統御せらるべきか、または理性の経路を日本国が踏むべきかを、日本国が決意すべき時期は到来せり。
5、我らの条件は左のごとし
我らは、右条件より離脱することなかるべし。右に代わる条件存在せず。我らは遅延を認むるを得ず。
6、我らは、無責任なる軍国主義が世界より駆逐せらるるに至るまでは、平和、安全および正義の新秩序が、生じ得ざることを主張するものなるをもって、日本国国民を欺瞞し、これをして世界征服の挙に出ずるの過誤を犯さしめたる者の権力および勢力は、永久に除去せられざるべからず。
7、右のごとき新秩序が建設せられ、かつ日本国の戦争遂行力が破砕せられたることの確証あるに至るまでは、連合国の指定すべき日本国領域内の諸地点は、我らの、ここに指示する、基本的目的の達成を確保するため、占領せらるべし。
8、「カイロ」宣言の条項は、履行せらるべく、また日本国の主権は、本州、北海道、九州および四国、ならびに我らの決定する諸小島に局限せらるべし。
9、日本国軍隊は完全に武装を解除せられたる後、各自の家庭に復帰し、平和的かつ生産的の生活を営むの機会を得しめらるべし。
10、我らは日本人を民族として奴隷とせんとし、または国民として滅亡せしめんとするの意図を有するものにあらざるも、我らの捕虜を虐待せる者を含む、一切の戦争犯罪人に対しては、厳重なる処罰、加えらるべし。日本国政府は、日本国国民の間における、民主主義的傾向の復活強化に対する、一切の障害を除去すべし。言論、宗教および思想の自由、ならびに基本的人権の尊重は、確立せらるべし。
11、日本国は、その経済を支持し、かつ公正なる実物賠償の取り立てを可能ならしむるがごとき産業を、維持することを許さるべし。ただし、日本国をして戦争のため、再軍備をなすことを、得しむるがごとき産業は、この限りにあらず。右目的のため、原料の入手(その支配とは、これを区別す)を許可さるべし。日本国は、将来、世界貿易関係への参加を許さるべし。
12、前記、諸目的が達成せられ、かつ日本国国民の自由に表明せる意志に従い、平和的傾向を有し、かつ責任ある政府が樹立せらるるにおいては、連合国の占領軍は、直ちに日本国より撤収せらるべし。
13、我らは、日本国政府が直ちに全日本国軍隊の無条件降伏を宣言し、かつ右行動における同政府の誠意に付き、適当かつ十分なる保証を提供せんことを、同政府に対し要求す。右以外の日本国の選択は、迅速かつ完全なる壊滅あるのみとす。
私の職場には増田増美(仮名)さんというとてもいい匂いのする女性がいる。
増美さんの声は声優の内田彩さんに、顔はカレーパンマンに似ていてとてもかわいい。
着ている服はパステルカラーを基調としたもので、増美さんのやわらかく明るい性格に合っていてとてもすばらしく、雨の日でも私たちのテンションを上げてくれる。
「またそんなところ突っ立ってるんですか!」(おお、なんと卑猥なことば……)
出ていないわけではないのだ。
申し訳程度の丘がそこにはあった。
だがなんだろう。
とても不安になる。
あ……申し訳程度だ……と私は思った。
それはちょうどパラボラアンテナあるいは鍋のふたのような曲面を描いている。
ふむ。
たしかにないわけではない。
緩やかな曲線がそこにある。
あることにはある、隠そうにも隠せないほどにはあるのだが、隠したくなるサイズ感なのだ。
増美さんは申し訳程度の胸を恥ずかしがっているかもしれないが、やんわりと主張してくる申し訳程度の胸なので、むしろ巨乳よりも目がいってしまう。
「私に気づいて」と申し訳程度の胸はささやいているわけである。
ぺったんこの無乳にたいしては私たちは紳士然と完全スルーを決め込むだろうし、巨乳に対してはむしろまじまじと見るのは不躾なため私たち童貞は目を逸らしがちである。
だが申し訳程度の胸に対して、その胸の「気づいて」というささやきに私たちはあらがうことができない。
つぎの瞬間には消えて無くなっているのではないかと不安になるからなんども確認してしまう。
あ、まだあったと私は安心する。
もしかして次の瞬間には消滅しているのではないか?
だが安心してほしい。
もう一度見てみるとやはり申し訳程度の胸はそこにあるのだ。
なかなかしぶとい。
しかし私がなんども見ていることによって、その視線の矢で申し訳程度の胸がへこんでしまうのではないかという危惧に襲われることもある。
私の次の視線が増美さんの胸の最後の瞬間になってしまうかもしれない。
そう考えると私は増美さんを見ることが恐ろしくなってくるのだが、「私に気づいて」というささやき声が聞こえるためどうしても私は増美さんの申し訳程度の胸を見ないわけにはいかないのである。
私たち童貞が見ないで誰が彼女の申し訳程度の胸に気づいてあげられるのだろう。
繊細な童貞だからこそそのささやきに耳を貸すことができるのである。
ただ、童貞はなにかができるわけではない。
来週もまた私は申し訳程度の胸を見守るだろう。
そこにまだあると確認するために。
ナマモノの扱いは基本的に超デリケートなので、迂闊に手を出さないのが鉄則。
看過できないブコメがスターを集めているので、変に感化されて庶民が手を出さないように釘を差しておこう。
(id略) この種の揉め事を嬉々としてまとめ、コメントしてきた古参や有名どころが徹底無視のうえ沈黙しているのを見て癒着ぶりを思い知ったし、これまでとは違う意味で心底失望した。後ろ盾のない人を選んで叩いてるんだね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/mememememiti.hatenablog.com/entry/2015/03/05/204424 略は引用者による
(id略) 岡(略)さんだけじゃなくこの件村(略)もh(略)氏もt(略)さんもし(略)氏もき(略)氏もいつもの炎上時のブクマメンバーがだーれも言及しないのがとても怖い。たまたまみんな北朝鮮にでも行ってるのかな?斗(略)の時とは大違い
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20150306/1425602466 略は引用者による
例えば、Wikipedia。存命中の人物に関しては慎重に取り扱われています。
なぜなら、現行の日本の法律は、例え事実であったとしても名誉毀損が成り立つし、有名な人ほど弁護士に相談するからです。
対して、フェイクも含むいわゆる「ウォッチされる揉め事」は、どこまでいっても匿名で架空の物語です。
つまり、それは「嘘かもしれないけどほっこりする」という物語であって、Facebookの感動系記事となんら変わりがないわけです。
というわけで、現在進行中の揉め事には当事者が居て、言及すれば当事者になってしまう状況下では、触らないのがお作法です。
踊り子さんには手を触れない、というよりも、踊り終わった後に「あの踊りはナカナカだった」と言及するのが基本です。
その意味で、とめとめしい人は、キチンとその旨を(迂遠な形ではあれ)ブログで記事にしておられましたね。
例えば、夏目漱石のこゝろに倣い、ここでは仮名として、MさんとOさんという2人の人物が居るとします。
と、言う仮定の話をしたとしても、「これは明らかに私を指してMと言っている」と裁判で証言された時に、これに反論するのは非常に困難です。
伏せ字であっても誰もがそれを想像する場合、裁判所は字句通りには解釈せず、基本的には理念に則って裁きます。(地裁は適当だけど)
((被害者の氏名こそ明示してないが、第一審判決挙示の証拠を綜合するとそれがAに関して為されたものであることが容易にわかる場合であることが認められる。だから該記事は被害者の特定に欠くるところはないというべきである。昭和27(あ)3760 昭和28年12月15日 最高裁判所第三小法廷 刑集 第7巻12号2436頁 理由より))
また、例えば「Xさんは私と同じく批判をしておられたので、是非賛同者として裁判に向けて一緒に戦ってくれないか」と依頼が来た時点で、ウォッチャーとしては死を迎えます。
それは、当事者になってくれという依頼であって、受けようが断ろうが、既にウォッチャーの立ち位置とは異なるからです。
ここでは、最近人格的にも体格的にも丸くなられた、やまもとい<検閲されました>さんを引き合いに出しますが、
彼の関わり方が非常に参考になります。
推測ですが、センシティブな話題に関しては、弁護士に軽く相談してからブログに上げておられるでしょう。
また、名誉毀損で訴えられてもたかだか50~100万円程度なら大したことないわ、と裁判慣れしておられる様子すら見えます。
基本的にウォッチャーやコメンターというのは、外野席に座ったオッサンのヤジと一緒です。
モノをグラウンドに投げ込めば警備員につまみ出されるし、レーザーポインターで目を狙えば逮捕されるでしょう。
ただ、いくら下世話な趣味だと後ろ指をさされようが、「あの起用は無いわ」と仲間内で話す分には問題ないわけです。
と、すると、相手の発言を拾ってきて論評するか、事実だと仮定すればどうなるか、と言う話しか当然出来ないわけです。
発言があれば、矛盾や、事実誤認や、考え方の残念さ、の指摘は出来ます。
また、借金があったとし、その認識に双方問題ないのであれば、その金は返せ、という一般論しか話せないわけです。
「仮に事実だとすれば」と明言したとしても、法律的には何ら関係がありません。
事実の有無、真偽を問わず相手の名誉を毀損すれば、刑法上の名誉毀損罪(ただし親告罪)にあたります。
(公共の利害に関し、公益目的でかつ真実であると証明できた場合を除く)
また、民法上の不法行為にもあたり、民事上の損害の回復手段は、金銭による賠償が大原則です。
つまり、ざっくり50~100万円程度の賠償額を負う可能性があるわけです。
(なお、相手の感情を害しただけでは名誉棄損にあたらないとされることが多い)
明らかに訴えられない自信がある場合だから(例えばプロ野球選手がファンを相手取って裁判沙汰にするとは通常考えられないので)外野からヤジを飛ばせるのであって、火中の栗を拾うのは愚かな人間だけです。
顧問弁護士に気軽に相談できないような庶民は、基本的に君子危うきに近寄らずの精神で。
虎穴に入らずんば虎児を得ずとは言うが、その虎児(大抵PV)は割に合うの?という計算はしましょう。
だから、ウォッチャーなればこそ嗅覚・距離感覚は鋭いですし、ある程度誰にでも一線はあるでしょう。
解決した揉め事を外野からワイワイ言うのと、現在進行中の顔の見える事案に触れるのは、だいぶ違いますよ、というお話でした。
意外に絶対に泣き寝入りしないとりあえず裁判からの人も居るので、気軽に一線踏み越えると大事になりますよ。
(そもそも真偽の定かでない情報を公に品評する事そのものがリスクです)
60万円以下の金銭の問題は、本人による少額訴訟で解決するのが一番早いです。
また、警察は基本的に相談事は受け付けてくれますし、法テラスは無料で相談できます。
(個人的にはプロには相応の対価を払ってアドバイスいただくのが良いとは思いますが)
なおフィクションでも、「石に泳ぐ魚」で最高裁の判例が出ているので、慣れた弁護士なら示談まで持っていけるでしょう。
そして、そこで無理めだと言われたら、基本的にはそういう事例だ、という事です。
強烈な便意に襲われたおれは、行きつけのセブン・イレブンで用を足すことにした。本来ならこういう場合店員にひと言断りを入れてからトイレを使わせて貰うのがマナーなのだけれど、その時のおれはなりふり構っていられなかった。肛門がひくついて今にも塞いでいるものが飛び出しそうだったのだ。
結果から言えばおれは用を足すことに成功した。つまり、大人として生まれて来たことを後悔するような大惨事には至らなかったわけだ。ホッと一息つき、そのままカタルシスに浸っていたがやがて外に出ることにした。
外に出て店内に戻ったはいいものの、無言でトイレを使ってしまったことはやはり罪悪感を抱かざるを得ない。さてこれからどうしようかと思った。ポケットの中には五百円しか入っていない。
特に小腹が空いているわけではないし、ビールも医師から禁じられている。ジュースも糖分過多なために控えなければならない。虎の子の五百円である。家に帰ればタダで飲める水に銭を使いたくはない。
雑誌を買おうかとも思ったのだけれど、今月の五日までこの五百円で凌がなければならないのだ。余計なものを買うわけにはいかない。そう思ってよく観てみると、新しく入って来たのか全然知らない女の子がレジに心細そうに立っていた。
彼女の顔は菊地凛子に似ていた。菊地凛子……おれは彼女にこの上ない思い入れを抱いている。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『BABEL』で聾唖の女子高生役を演じた時にパンツを脱いで陰毛がふさふさ生えた陰部を晒すシーンがあるのだけれど、あれで度肝を抜かれてしまったのが始まりだった。
あるいはトラン・アン・ユン『ノルウェイの森』で直子役を演じるあたりも素晴らしいと思った。少々鳥居みゆき入ったキャラ、昔の友人とセックスしようとして濡れなかったことや開かなかったことを告白するシーンに魅了されたのだ。
そんな憧れの菊地凛子似の店員が立っている……そんな幸福感に浸っているとそれを邪魔する人間が玄関から入って来た。私服姿のこの店の店長だった。
まずいことになったと思った。このままではおれは初対面の菊地凛子(仮名)に対して「店に入り込んで来て店員に何の断りもなくうんこして帰って行った」というキャラという印象を与えかねない。ここは是非とも何かを買うべきなのだ。だが一体何を買えばいいのか。
ましてや、店長は元ヤンキーと来ている。そんなに親しくない。だからこのままだと「何の断りもなくうんこして帰って行った」キャラであることが店長の耳に入ることも想像に難くない。そうなってしまってはどうしようもない。最悪、店からつまみ出されることも覚悟しないといけないだろう。そうなると菊地凛子(仮名)の姿を拝めなくなる。
おれはオロナミンCを買おうと棚に手をやった。だが、手を滑らせてしまい瓶を割ってしまった。菊地凛子(仮名)が慌てておれのところにやって来る。
「お客様、お怪我はありませんか?」
何と暖かい言葉なのだろう。昨今の殺伐としたコンビニの中でこんな言葉が聞けるなんて夢のようだ。しかも菊地凛子(仮名)から……しかし次の瞬間、おれはハッと自分の犯してしまったミスに気がつき謝った。
「ごめんなさい。弁償します」
「いえ、大丈夫ですよ。店内で発生した事故は当店にも責任がありますのでお構いなく」
おれはますます自分がヤバいところに達してしまったことに気がついた。このままではおれは「無断でうんこ」プラス「オロナミンCを割った男」という二重のスティグマを負うことになる。
おれは実写版『ピンポン』のように心の中で三度呟いた。ヒーローを呼ぶ呪文だ。ヒーロー見参、ヒーロー見参、ヒーロー見参。
「あの、具合でも悪いんですか?」
すぐそばに菊地凛子(仮名)が立っていて話し掛けて来た。「顔色悪いですよ」
「ああ、特に体調が悪いわけではないので気にしないで下さい」
これはますます何かを買って帰らなければバチが当たろうというものだ。どうするか。おれは視界の片隅にとある物体を捉えた。これしかない。もうこの際なりふり構っては居られない。おれはそれを掴んで言った。
「こ、これ下さい」
おれはそうして、『快楽天』の最新号を買って帰った。
従姉の元に産まれた娘ももう10歳になる。近所なのでたまに顔を見に行っている。
わかりにくいので仮名をリオとしよう。
リオちゃんは妖怪ウォッチとロボットのpepperに夢中である。その入れ込みようは半端なく、妖怪とロボットは彼女の心の支えなのだなと思う。
「うちにジバニャンとウイスパーがいたらいいなってすっごい思う」
なんで?と聞けば、味方をしてくれそうだから、という話であった。
昔からわりと厳しく育てている印象があったが私には子供がいないので、子供ってこんな感じに育てるのか~ウチはヌルかったんだな~程度に思っていた。
しかし最近はテレビで毒親の特集を見たり、精神不安定な元恋人の両親が更にヤバかった件もあったりして、従姉親子の変な点が目につくようになった。
たとえば、最近缶コーヒーBOSSのCMにpepperが出ている。「ロボットなのにこんなになめらかに腰が動くんですよ~」と言って踊る部分でリオちゃんは大歓喜なのだが
それを通りがかりの母親がみて「うっわー喜びすぎ。バカみたいだよ」と言い、一瞬でリオちゃんの顔は固くなって黙り込んでしまったこと。
あとはある日遊びに行ったら従姉がリオちゃんを大声で罵倒していて(お前みたいなバカは将来どうのこうの系)泣きながら勉強をさせていたこと。
いつもおとなしいのに時々やたら怒りっぽく興奮するようになったこと。
組み立て式のRobiが欲しい、お爺ちゃんかお姉ちゃん(私)と作るとねだったところ、「女の子なのにそんなことしたいの?リオちゃんは男の子だったのかなー?^^」から始まり、ネチネチとからかったこと。
それがセクハラじみていてとても可哀そうになった。小さい時に性絡みの事でからかわれるのは辛い。
私も髪が短くスカートも履かなかったので同級生の女の子達から随分からかわれたことがあり、その後の何年も自分を卑下して生きていたと思う。それが親からなら余計辛いんじゃないだろうか。
私はロボット好きなことは変じゃないし、きっとリオちゃんの人生の役に立つと思うよとやんわり言うのが限界だった。
もし仕事や勉強に繋がらなくても好きなものは人生の支えになってくれる。
従姉は間違っているのだろうなと思うのだけど、幼いリオちゃんにとっては唯一の母親で愛しい存在だろう、それを我々が否定するのはとても難しいことだ。
フォローすることも難しい。あなたは悪くないよ、悪いのはお母さんだよと言うのも傷つけてしまいそうな気がする。リオちゃんはまだ自分の母親を否定することは言ったことがない。
「いつかママが死んじゃったらどうしようと思って怖くて寝たくなかった」なんて言ってた子なのだ。
従姉は見栄っ張りでとても悪口が多い、母子家庭にも高齢出産にもヤンママにも偏見がある。それは両親がそう育ててしまったからで、本当に可哀そうなことだ。
彼女は夫と別居し実家で暮らしているが(従姉が離婚に応じない)周囲には単身赴任中ということにしている。見栄が邪魔して潔い生き方ができないのも彼女の不幸と苛立ちの元のような気がする。
私はアラサーの独身子無しであり、しかも会社員でないので従姉からしたら完全に被差別民である。
わりと頻繁にdisられていている。「結婚しないよりマシ」「あんなんじゃ結婚できない」という言葉は直接言われるのではなく、他の人間の悪口の為に言われるのだが
間接的にダメージを受けている。たぶんバカにされているなという部分で余計臆病になってしまう。
何か言ったほうがいいと思うかもしれないが誰も何も言えるわけがない。
夫は彼女に耐えきれず出て行き、両親は完全に支配下に下っている。妹は海外だ。
彼女の叔父である私の父に言ってみたがあまり状況をわかってはいない上に兄貴に悪いと言って注意できない。他人である私の母もやんわり言うくらいしかできない。
親しいママ友もおらず、一番友達っぽい存在が随分年下の私である。そして気弱で怯えている。
近所且つ親戚なので、関係の悪化は恐ろしい。そしてリオちゃんに会えなくなったらというのも怖い。
それにまだ問題はない状態ともいえる。
でも問題がおきたとしたらそれはもう子供にとっては遅いことなのだろう。
仄暗い想像をしながらも自然に状況が変わることだけを願っている。
句点をすごく嫌う人が改行いっぱいの増田を書いていたのをちょっと前に読んだけれども果たして句点の代わりに改行を使うというのは如何なものかとも思ったしもしかするとかくかくした漢字仮名交じりの文章に丸という有機的な図形が挿入されるのが嫌なのかもしれないと思いながら、ラーメンを食べたりうどんを食べたりパスタを食べたり麺類ばかり食べて居住地の関係から麺類がとても生活に入り込んでいるなとかオナニーしたところで何も得るところはないけれど得るところがない分その虚無を欲しているのだなどといわゆる賢者モードで考えたり益のない生活を送ってきたのだけれど、この文章「けれど」多すぎじゃね?と思ってじゃあ一文でまとめようとせずにうまいこと書くか「が」を使って表現の重複を避けるかするのがまあ一番いいと思って、そういえば芥川龍之介は読点の前に「て」が来るのが嫌いだと評論で言っていたなと思い出したり、思うことはまとまらず思いは思うままに外側に流れ出していきそれを係留する術もないままにいわゆる由無し事をそこはかとなく書き綴ってみるのだけれど、ああ、また「けれど」だ、そもそも増田が初めてでありここにこういうことを書くのはいいことなのだろうかと逡巡しながら投稿することにする。バイバイ。
「どうしよ 痴漢された」
Yからのメールは唐突で、明らかに説明不足で、でも私にダッシュさせるには十分な威力があった。
丁度大学帰りだった私は路線を変え、電車の中で無駄にも足踏みを繰り返し、「すぐ行く」とだけメールを送り、駅からは本気でダッシュしてYの家に向かった。
一分でも一秒でも速く、安心させたかった。むしろ私が安心したかった。
私は痴漢に遭ったことがない。
ちょっと大人しめの子の方がターゲットにされやすいようで、そういう子たちが青褪めた顔で登校してきたと思ったら、沸々と怒りのこもった呪詛をこぼすことがあった(「キモい」「マジキモい」「ひたすらにキモい」などなど)。
見ず知らずの男に、セクシュアルな手付きでカラダを撫で回される。一方的に。
声も出ない恐怖なのだと、友達は言っていた。そして圧倒的な不快感は、電車の揺れのせいではない強烈な吐き気を催すのだと。
Yは、割と中性的な顔立ちをしてるけど、立派に男だ。
男が男に痴漢されるのって、どんな気分なんだろう。すごく屈辱的なんじゃないだろうか。
人は「わけがわからないもの」が怖い。普通に電車に乗ってて、不意に見ず知らずの男から性的に接触されるのって、恐怖以外の何物でもないんじゃないだろうか。
いや待て、相手は男とは限らない。若い美青年を好む女かもしれない。うわーキモい! それはそれでキモい! 「若い男を好む女」ってもう得体が知れなさすぎて一種の妖怪じみてる、とにかくヤバい!
男でも女でも、どっちにしろ嫌だ。相手を許せない。許したくない。
一人暮らしを始めたYのアパートに着き、固い呼び鈴を何度もプッシュする。こんなに勢い良く他人の家の呼び鈴を押すのは、小学生の頃のピンポンダッシュ以来だからそりゃ白熱する。もうめっちゃ押す。
外にいるのが私だってことはわかってたんだろう、「どなたですか?」と言われることもなく扉が開く。
「大丈夫!?」は、100%大丈夫じゃない相手に向かって言う台詞としては、酷すぎるんだろうか。
でもきっと、もしかしたら当人以上に動揺してしまった私は、「大丈夫!?」なんて馬鹿な台詞を言ってしまっただろう。
ハタチ過ぎてるくせに学ランを着ているYを見なければ。
そりゃあ盛大な「ハァ?」でした。
「トシキ君(仮名)のことなんか全然好きじゃないよぉ」って可愛い顔して言ってたヨシコちゃん(仮名)が、数週間後に〈付き合って半年記念〉とか言うペアリングをトシキ君と付けてた時だって、こんな「ハァ?」は飛び出ませんでしたよ。
あんた、ハタチやろ。
ハタチ言うたら成人でっしゃろ。
ってかそれウチの制服じゃないですよね。何その学ラン見たことない。
脳内で燦然と輝く〈コスプレ〉の文字。歌舞伎町のネオン並みに、キラッキラ輝いてる。
Y「あー、とりあえず中入って」
私「何、それ。何、その学ラン、何しとんの」
Y「わかった、説明する、全部説明するから」
私「だって学ラン」
Y「借りたんだよ」
私「かりた」
Y「大学の友達にね。高校の時の制服、サイズぴったりだったから」
私「ともだち」
Y「いやー学ラン着てみるの、夢だったんだよねー。叶っちゃうもんだねー」
私「ゆめ」
お察しの通り、もう頭が混乱状態で山びこみたいになってる、私。
だってちょっと何を言ってるかわかんないし、この学ラン姿が直感によって痴漢騒動と結び付いてしまってるから、いやいやちょっと待てよと。まさかそんなハズないだろと。
まさか、その友達から借りたって言う学ランを着用して電車に乗ったら痴漢されたとか、そんなバカみたいな話なワケないだろと。
いやーまさかね。
まさかとは思いましたよ。
まさかでしたよね。
纏めると、学ラン借りた→大学で着たら「似合うじゃん」と大盛り上がり→身内の贔屓目じゃなくても通用するかどうか確かめたい→学ランのまま電車に乗ってみる→痴漢に遭う、って流れだった。
えっ、じゃあ何? 私がもらった「どうしよ 痴漢された」は、
「どうしよう……男なのに、痴漢とかされちゃった……マジ絶望……死のう……」
的な意味ではなく、
「どうしよー学ラン着たら痴漢されちった! 俺ってば食べ頃でイケてる男ーFOO!」
ってことだったの? ク ソ が ! ! !
でも。何だかんだでYとの付き合いも長くなってきた私は、もう怒るのがアホらしくなってしまってる。
そういや痴漢されたくらいで絶望感味わうようなヤワな男じゃなかったわ、こいつ……。
私が「すぐ行く」とメールを送ってから、わざわざ買ってきてくれたというイチゴアイスを二人で食べながら、どうせだからいろいろ質問してみた。
(何せ私は痴漢に遭ったことがない。その意味ではYは立派な経験者なのだ。経験者の意見は聞いておかねば……ぐぬぬ)
Q.1 痴漢してきたのは男・女?
☑男
□女
□性別不明
Q.2 推定何才くらい?
□うら若き未成年
□20-30才
☑30-40才
□40-50才
□50-60才
□いい年して何やってんだアンタ
Q.3 年齢がわかるってことは顔を見たんですか?
□去り際にチラっと
□何度か振り返って見てみたので
□鏡状になった窓ガラスで
Q.4 ……ご冗談でしょう、Yさん?
□アメリカンジョークさ、HAHAHA!
☑日本人は本気と書いてマジと読む
Q.5 ちょ、見せて、その写真見せて
□はい
□いいえ
☑いいよ
Q.6 ギャーッ割と鮮明に写っとるやないかーッ!
☑自画撮りモードで、なんか上手いこと撮れたよ
Q.7 えーと、その……どこを、触られたんですかね
☑臀部
☑腰部
☑陰部
Q.8 どのように?
□優しく
□激しく
☑いやらしく
□気持ち悪い
□死ね
□吐きそう
私「お前さぁ……」
Y「冗談だよ。まぁ思ったほど不快ではないし、俺は男だからそんなに怖いとは思わなかったけど、やっぱりいい気分じゃないね」
私「そうだよね」
Y「お前も気を付けなよ。痴漢」
つらそうな素振りはちっとも見せないけど、やっぱり嫌だったんだよな。私に気遣って茶化してくれたのかもしれない。
痴漢されたのは自分なのに「気を付けなよ」なんて、優しい台詞がレアすぎて、うるっときそうだ。
Y「夕飯、まだでしょ。外で食べようか」
私「うん、ピザ食べたい!」
Y「わかった」
財布だけ取って外に出ようとするYの腕を、私はそっと絡め取る。
待って。今、この場で君に言いたいことがあるの。
不思議そうに私を見つめてくるYに、私は震える声で告げた。
私「いいから、学ランは、脱げ」
Y「えぇ……ダメ?」
懲りてない。全然ちっとも、懲りてない。
まず先に書いておくと、当事者同士では解決済みなのでこれ以上どうこうするという話ではない。またギシアン描写も無い。
身バレも可哀相なのでフェイク入り。原文ママの部分もあるので、当事者はわかってしまうかもしれない。
こんな姫もいるから、お前らも気をつけろという話。
あるところにオタサーの姫がおった。何のオタサーかはここでは伏せておく。
20人くらい中、女は2~3人。若くてよく喋る女は姫くらいだったそうな。
で、オタサーの姫というだけあって、オタサーの8割くらいの男が姫にデレデレしていたらしい。
姫の容姿は知らない。皆が思うオタサーの姫を想像すればいいと思う。
被害者のたかし(仮名・彼女持ち・イケメン)君は、姫の後輩であり、数少ないアンチ姫派であった。らしい。
たかし君は、シャイアン(仮名・彼女持ち)というデブと気があったので、一緒に行動することが多くなった。
何が切欠か、この2人の行動に、姫もついてくるようになった。
ちょっとアレな女だけどこの時点では頑なに断る理由もなかったため、男二人は受け入れたそうな。
そうしてしばらくたったある日、姫は仰せになった。
「二人とも彼女いないんでしょ?(原文ママ)」
二人はムッっとしながらも否定した。
「じゃあ二人の彼女って私よりもブスなんだwだから私を囲ってるんでしょ(原文ママ)」
二人の心に殺意が芽生えた。って言ってた。
そんな不参加なシャイアンの携帯電話に深夜、たかし君から電話がかかってきた。たかし君は、泣いていた。
「なんなん、あの女、なんなん。ふざけんな(記憶にある限りでは原文ママ)」
要約すると、今しがた夜這いをかけられかけたとのこと。
なんで姫は男3人が雑魚寝している部屋に夜這いをかけようと思ったのか、たかし君が姫からどうやって逃げ出したのかは不明。
その頃シャイアンと共に飲んでたこちらは心配のあまりお祭…お通夜状態。
この数日後、たかし君は姫に対し自ら、「あなたのこと大っ嫌いですから!」と宣告。姫どころかサークルとも完全に縁を切った。
なんとなく流れで姫の恋話を聞くと、
「東京の彼氏には他に彼女がいる。でも私のほうが好きだって言ってたから大丈夫。今度ハッキリさせに行く!(要約)」
とのたまっていたそうだ。
いや、こっちで他の男に夜這いかけてた(しかも被害者は泣いて嫌がっていた)お前が言うのかと。
オタサーの姫って、怖いね。