数年前に畑中(仮名)さんというとても判断力の優れた人がいた。
「とりあえず後で考えよっか」と先延ばしにするのに、
本当に必要になる前に「そろそろアレを考えないとね」って持ち出してくる。
いつしか、尊敬と、「彼ほどうまくはできないけど」という自虐の意味も含めて、
先延ばしすることを 畑中メソッド と呼ぶようになったが、やがてそれも忘れられていた。
ある日の打ち合わせで、あるメンバー(数日前に偶然畑中さんに会ったらしい)が「じゃあ、畑中メソッドでいきましょう」と口にした。
古株たちは、すぐに理解して「ははは。いいね、畑中メソッド」「久しぶりに使うね」「若い子は分からないじゃない」と返した。
一方でキョトンとする新人たち。リーダーが説明しようとすると、新人の一人が
「たしかに畑中メソッドが使えますね、でもボクは実践したことがないので、誰か先輩に付いて担当したいです」
と、なんか知ったかぶりっぽいことをかましてきた。
(でもこのセリフから分かるように、先輩の意見を立てるし、向上心あるし、いい子なんだよ)
リーダー「えっと・・・畑中メソッドって説明したことあったっけ?」
古株一同(本?)
リーダー「あ、そうなんだ。さすが勉強家だね。でも、ボクたちが言う畑中メソッドとは違うと思うんだ」
新人「実践に合わせてアレンジが必要ですからね。具体的にはどう運用されているんですか?」
で、俺の知っているそのまま(先延ばしすることを我々が勝手にそれっぽい名称を付けただけ)話しちゃったんだけど、
あの場合はどうすれば正解だったのだろうか。
できるだけ早い段階でスルーしてやるしかなかった
現在Twitterのハッシュタグ #すけろく において、多人数による個人への執拗な誹謗中傷が行われています。 https://twitter.com/search?q=%23%E3%81%99%E3%81%91%E3%82%8D%E3%81%8F&src=typd 実態はこのリンク...